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生贄…勘弁願いたいぜ。
[あまり良い印象の言葉ではない。仮にそうだとして、それを求めるものは一体何なのか。分からないことはまだ多すぎる]
ともかく何かしらの要因でここに皆集められた、と考えるのが自然かもなぁ。
自分から来た連中も居るわけだし、それでいて属性が被らずこの世界に引っ張り込まれた連中が多数居るんだし。
思惑なく引き摺り込まれただけなら、界が閉ざされるなんて異常事態も多分起きない。
何かに巻き込まれた、ってのははっきりしたかも。
[今まで手に入れた情報を整理する。得られた情報、理解出来たものを口に出し、可能性を纏めた]
[伝わる力の感触に、僅か、目は細められ]
……ありがとう、かな?
[ご満悦な様子に、くすりと笑いつつ、歩みを進めて。
屋敷の前にたどり着けば、麒麟とそこに身を寄せる従魔。
そして、その傍らの白梟。
白猫を頭に乗せた状態に、梟はやや、呆れたような視線を投げてくるだろうか]
うん、大丈夫ならいいの。
でも無理はしないでね、…イレーネ?
[コクリと頷いて。「彼女」の名前は知らなかったから、とりあえずそう呼んで。間違ってはいないらしいし]
あ、オトフリートも猫さんもおやすみなさい。
[オトフリートの頭に白猫が乗った状態には小さく笑い。
白猫のは鳴き声としか聞き取れなかったけれど、そう手を振って]
きっとここのどこかに。
うん、私も探さないとね。
< 猫はにゃあ、と なきました。ちょっと満足そうに聞こえたかもしれません。
でもかわりに、ちょっとつかれちゃう。おおきくあくびをしました。
それから、たどりついた場所、ナターリエの姿も見て、ふくろうも見て、猫はちょっとかんがえてから、ぱたぱたと頭の上からとびたちました。 >
……だいじょうぶ?
< 首をかしげて。とりあえず、当面の心配は、*どこで寝ようってことかしら* >
…あ、えと、ありがとうございます。
ノイが、ご心配お掛けしました。
[ブリジットの言葉に、ぺこ、と頭を下げて。
鴉から事情を聞き終えて、僅かに眉を寄せる。]
機竜の居場所を知れれば事が早いというのに。
――探査の力が弾かれるのは、…困りましたね。
[機竜の『声』を辿れば――居場所までは兎も角。
私は不得手だけれども、あの人なら可能かも知れない。そう考え込むものの
…けれど現状を見る限り、傍観から腰を上げるとも思えずに。小さく溜息。]
だからー……どこだか分かんないって。
……え?
ずっと呼んでたって?
……ていうか、よく聞こえなかったし。それで?
えー、どこでもイイんだったらはやくそう……い?
[各エリアと外周区画を結ぶ通路の床に、リディの大きさの分だけの穴が開いた。リディが落下したあと、直ぐに通路はもとのようになった]
[猫が飛び立った所で、麒麟にもたれる従魔を抱え上げる]
……相当、ショック受けちまったかな……。
[小さく呟きつつ、そ、と金色の髪を撫でてやり]
ありがとう……助かった。
[麒麟に向ける言葉は短いけれど、表情を見ればその安堵は伝わるだろうか]
さて、俺はセレスを寝かせるとしますか……。
それじゃ、お休み。そちらも、ちゃんと休んで。
[白猫と麒麟と、双方に告げると自分は従魔を抱え、白梟と共に*二階の部屋へと*]
[こちらを振り向いたアーベルに驚きを隠しきれず]
……どういう、こと?
[それは、アーベルに向けられたものか。それとも目の前に横たわる機鋼竜に向けたものか。]
痛いー、落とすこと無いじゃん……
[もそもそと起き上がった]
なにこれ、此処がファクトリーエリア?
っていうか……何してんの。
[視線の先にアーベルと眼鏡の少女(ミリィ)、その向こうに黒い、拘束された竜体]
巻き込まれた、か…。
…まぁ、なんとかなるんじゃないか?
[あっけら、と笑いながら言う。
どかりと椅子に座ったまま冷たくなったコーヒーをまた一口。]
[心配を、という言葉にはフルリと頭を横に振って]
本当にね。
オトフリートさんの力まで弾かれちゃうなんて。
[漏れた溜息の理由は分からず。軽く首を傾げて]
私も明日は探しにいってみようと思うの。
どこかに手掛かりあるかもしれないし。
[本当はこのまま探しに行きたい気がしているのだけれど。
打った膝がまた痛くなってきていたので]
でも、今日はお休みするの。
イレーネも本当に無理はしちゃだめだよ?
また、明日ね。
[そういって小さく笑うと屋敷の方へ*戻ってゆく*]
何とかなる、か。
なると良いんだがなぁ。
ま、現状何を出来るでも無いしな。
状況の変化が見えるまで、待つしか無いかも。
機鋼界の連中だって、ただぼーっとしてるわけじゃ無いだろうし。
[話をしている間に冷め切った珈琲は底をついただろうか]
そんじゃそろそろ寝るかね。
精霊界に来ても睡眠サイクルは変わらんらしい。
[けら、と笑ってから立ち上がって。部屋に残る者に「お休みー」と声をかけると二階にある借り受けた*一室へと*]
そう、ですね。探しに行ってみた方が良いかも。
…でも、あたしも一先ず休む事にします。
[ノイの回復まで、時間が欲しいし。少女の言葉に、一つ頷いて。
おやすみなさい。と屋敷へ向かう少女にひらりと手を振る。
無理をするなという言葉には、苦笑を返して]
――さて、困りました、ね。
[あの人が、動いてくれれば良いのですが。
少女の背中を見送りながら、一人溜息を*零した*]
「……揃ったみたいだね」
[突如各人の頭に響く声。その聞こえ方はおそらく各人によって異なるのだろう]
……どういうこと。私以外にも2人も呼び込んで
…………アイツのこと、教えてくれるんじゃなかったの?
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