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─ 料理屋・白花亭 ─
おとうさん〜。
今手が空いてるからちょっと奥入ってるわね〜。
お客さん来たら出てくるけど〜。
気付かなかったら呼んでちょーだいね〜。
[善は急げとばかり厨房にいる父親に声をかけると、いつものように生活スペースでレシピの清書に取り掛かる。
客の声が聞こえれば、すぐ接客に戻ってくるのもいつものこと**]
─ 狩人の家 ─
お邪魔さまー。
いつもの、溜まってるー?
[馴染みの狩人の下へと向かい、扉をノックした後に声をかける。
いつもの、で通じるくらいに何度も引き取っているトカゲの骨は、ここが一番集めやすい場所だった]
……あー、そうか。
今は調整の時期なんだね。
うん、少なくても良いよ、ある分で間に合わせるから。
[トカゲを狩り過ぎて絶滅させてしまわないように、繁殖期は狩りを控えめにしているらしく。
丁度その直である今は狩る数も少なく調達出来る骨も少なかった。
かと言って大量に欲しいと我侭は言えず、ある分だけ受け取ることとなる]
うん?
あぁ、鏃新しくするんだね。
分かった、今回の骨で作って来るよ。
じゃあそれが対価ってことで、毎度ー。
[対価後払いと言う形で骨を譲ってもらい、布袋に入ったそれを持って来た籠の中へと収めて。
狩人に礼を言った後、その場を離れ帰路についた]
─ 都市の通り ─
えーと、あと調達する物は無いな。
………寄ってきますか。
[籠の中身を確認した後、やや遠い目になって通りを歩く。
お小言は免れないかなぁと考えつつ、たまにはしっかり食べないとと言う意識は一応あったため、足は白花亭の方へと向いていた**]
― 都市の通り → 白花亭 ―
[時間はユーリと別れて少しの後。
料理屋にひょっこりとひらひらが顔を出す]
おじゃまさーん。
席空いてるかーい?
[丁度口頭に上っていたなど露も知らぬ男。
きょろりと店内を見回して]
んー、と。新作のサラダは決まりとして、
あと何にするかなー。
[席のひとつを占領しつつ、食欲旺盛はうーんと*一悩み*]
おや、道具屋 エト が来たようです。
[語り部の娘の傍らに寄り添うようにあるのは道具屋の店主。
それまで奏でられていたとは違うトーンの違う彼女の声に
釣られるように顔を上げて映さぬ双眸を覗く。
視線に気づいた彼女が此方を向くと道具屋は優しく微笑んだ。]
キミの耳には何が聞こえた?
僕にはキミの声しか聴こえなかった。
[風の声だよ、と低い囁きを彼女の耳朶に落とせば
彼女は擽ったそうに身を捩り鈴の音でわらう。]
それよりもさっきの続きは?
[ねだるように言えば続きを諳んじる口伝の君の声。
澄んだ声音にエトは目を閉じ耳を傾ける。]
[物語が終わりテレーズの声が止む。
余韻に浸るように目を閉じたままある道具屋が感嘆の吐息零した。]
テレーズの語りは特別だね。
[彼女のはにかむ仕草に道具屋の目が線のように細くなる。
大事に思うのが伝わるような眼差しが彼女に注がれた。
名残惜しむような間の後、エトの頭が左右に振られる。]
そろそろ行かなきゃ。
一人で大丈夫かな。
[大丈夫と返すテレーズに見送られ店へと向かった。
いとこの彼女を妹のように接する道具屋の朝は
いつもこのようにしてはじまる。]
─ →白花亭 ─
[足取りは重くもなく軽くもなく。
やや複雑な心中を抱えて白花亭の扉を開けた]
サーリーィ、来たよー。
新作のサラダあるって?
評判良いって聞いたよー。
それ頂戴、それからトカゲステーキとトカゲサンドとトカゲースープとナッツ入りパン3つね。
[何か言われる前に矢継ぎ早に注文を口にする。
食べれる時に食べる、を実践するようなラインナップだった]
そーいや器の状態どぉ?
今また新作作ってるんだけど。
[割れたりで数が減ってないかを訊ね、適当な席へと腰掛ける。
その辺りでようやくノクロに気付いて挨拶代わりに手を振っておいた**]
─ 都市中央 ─
[道具屋へと向かう道すがら、ふと立ち寄ったのは都市の中央の泉。
冷たい水を一口含んで、それから、奥地へと続く道を見やる]
……後で、あいつらの顔も見に行くか。
[過ぎるのは洞窟の奥、小さな苔の広場のこれまた小さな住人たちのこと。
別に、何かあるわけでもないのだけれど。
そこで物思う時間は、青年にとっては大事なもので]
ま、今は、仕事が先、と。
[それでも今は、請け負った修繕と写本を仕上げるのが先だから、と意識を切り替え道具屋へと向かう]
─ →道具屋 ─
よーっす、エト、いるかー?
[通い慣れた道具屋に入り、いつものように軽く呼びかける]
紙とインク補充したいんだけと、在庫あるか?
あと、綴じ紐も。
修繕と写し一件ずつ請け負ってて、追加が出る可能性もあるからさ、ちょっと多めにほしいんだ。
[依頼として頭の中にあるのは、来る途中で預かった修繕と、姉からの頼まれ事。
帰ったら、ユーリに見せる本も出しておかないとな、と考えながら、必要なものを伝えて行く。**]
― 自宅 ―
[配達分の香草を用意する前に、忘れない内にとレシピのメモを取る。
出来上がりを受け取ったばかりの写本と比べて、うーんと唸った]
本職と比べるものではないのでしょうが……どうしても見劣りしますねぇ。
[雪花の一生は目まぐるしく過ぎていく。
読み書きを学ぶ機会はあれど、それを研鑚するのに十分な時間は与えられない。
父の手書き文書が多くないのも、原因はその辺りにあるかもしれなかった]
気にしても仕方のないこと、ですかね。
[メモは所定の位置に収め、写本は本棚へと。
よし、と独り頷いて、椅子から立ち上がる]
そろそろ配達の用意をしなくては。
[白花亭へ納入する分に、ノクロ用の鎮痛作用のある香草。
それからクセのない香草茶を、幾つか小分けして紙袋に詰めた。
湯に浸すだけで簡単に抽出できるよう作られていて、サービスとして配ったりするのに適したものだ。
準備万端整った所で、自宅を後にした]
― →都市の通りへ ―
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