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[扉を隔てれば、][血のにおいはだいぶ、薄く]
[窓の向こうには、綺麗な月が]
[目が熱い]
[変わっていることに気付くはずもなく]
―→自室―
[机に向かう]
[小さな明かりをつけて][ペンを取る][日記を開く]
[文字を重ねる]
[書いているのは]
[今日のこと][料理][人]
[オトフリートが出て行くのを見送って]
[窓からは月明り][カーテンを閉める事も無く]
[目を閉じて、そっとランプを撫ぜる]
Lizzie Borden... took an axe,
Hit... her father forty whacks.
When she saw... what she had done,
She hit... her mother... forty-one.
[途切れ途切れのマザーグース]
[何を想ってそれを紡ぐのかは、*彼女のみが知る*]
[帷]
[あたたかなエルザの腕に包まれて]
[眠っていた]
[けれども緩は真夜中に起き出す]
[何故なら緩は夜の子だから]
[エルザの顔は優しい]
[緩は大切なものをとりに行く為にエルザをじっと見つめて立ち上がった]
[部屋を出る前に何回も振り返りながら]
[陽のひかりが見たいと緩は思っていた]
[眠っていると思ってた]
[エルザのお蔭で寒いのはなくなっていた]
[こころのさむさ]
[ベアトリーチェの姿を月光の下で見つける]
[ベアトリーチェの背後から差し込む光で長々と緩にまで届く紺色の影]
…ベアトリーチェ……陽のひかり…
[眠ってはいなかったけれど]
[ふらふらとベアトリーチェの近づく緩]
[ベアトリーチェが持っているのはブリジットに貸そうとしようとした服]
[ベアトリーチェは肩を押さえたままで]
[緩はベアトリーチェに触れようと]
『真っ赤な花びら』
[そんな呟きが聞こえて]
[少女にしては妖艶な笑み]
[夢見る目つきは陽の下の少女ではなく別のものを思わせた]
陽のひかり…翳った……
[緩はわらう]
[うっとりとした様子のベアトリーチェ…][…を]
[緩は子守唄を口ずさもうとした]
ね〜むれ…ね〜むれ…
[首を歌に合わせて左右に振りながら近づく]
[緩はベアトリーチェの近くまで来ると]
[首の骨を]
[折った]
[壊すつもりはなかった]
[眠っていて欲しかった]
[そうすれば綺麗な陽のひかりなのだから]
[緩の陽のひかりなのだから]
[緩のものになるのだから]
[ベアトリーチェの体が力を失う]
[見た目にはそう]
[眠っている]
[綺麗な髪を何度も撫でて]
[手に入った事を嬉しく思う]
[陽のひかり] [ベアトリーチェ]
[けれども]
[手に入った陽のひかり]
[誰にも渡したくないという独占欲]
エルザに見られたらとられるかなぁ…
[小首を傾げるようにして]
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