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[薄青の布からは水の気配が強く漂う。
それを腕にかけてイヴァンの隣に並び]
お待たせしてしまいましたね。
ええ、大祭の時はいつも賑やかですよ。
儀式のあとの宴なんか、さらに賑やかになってなにがなんだかわからなくなりますしねえ。
[くすっと笑いながら周囲を見る。
屋台でがんばる人も儀式を見に行く人もそれぞれ入り乱れていて。
イヴァンと共に月の玉座へと歩く]
私はこれで3回目でしたかね……
まあ、前の祭のときもこんな感じでしたよ。
[そうやって話しているうちに、月の玉座へと近づいていく。
賑やかだったエーリッヒたちはまだ屋台の前で騒いでいたのか、それとももう玉座まで来ていたのか。
どちらにせよその姿を見かけたときに軽く瞬くのだった]
─大祭会場・屋台付近─
……相変わらず、元気というかなんと言うか。
[リディとベッティ、黒江の様子に思わずぽつり、と呟いて]
まあ、大丈夫そうだし、ぼくらは行こうか。
[半ば強引に話をまとめ、玉座へ向かう人の流れに沿って歩き出そうとした矢先]
『あー、いたいた、極光の地のひとっ!』
[唐突に、上から降ってきたのは甲高い声。
なんとなくいやーな予感を覚えて見上げたなら、目に入ったのは伝令の印である若葉色のスカーフを巻いたスプライト]
……なぁに、かな?
『なぁに、じゃないよー!
儀式の舞手! 今回は、極光の地のひとの番だよー!』
……そうだっけ?
『前回サボったから、今回はやらせる、って、王が言ってた』
…………聞いてねぇよ。あと、前回は別にサボったわけじゃない。
[一瞬、素が出た。が、とりあえずそれは押し込めて]
あー……もう、しっかたないなぁ……。
[はあ、とため息をついた後、同行者たちの方を振り返り]
あー、なんか、知らない内に儀式出るようになってたみたい。
準備とかあるから、先、行くね。
……ああ、向こうで会えるから、大丈夫。
[ビーチェが不安がるようなら、こう言ってにこりと笑い。
場にいる者たちに後を頼むと、はやくはやく、と急かすスプライトに向けてため息をつき]
はいはい、わかったわかった!
……じゃー、非常手段、っと。
[文句を言いつつ、ひらりと手を振る。
白金の光が広がり、それは通りを行き交う人よりほんの少し高い位置で道のように広がって]
よ、っと!
[掛け声と共に地を蹴ったなら、その身はふわり、光の道へ。
そのまま、周囲の注目などどこ吹く風、と玉座へ向けて駆けて行った**]
知り合いか?
危なく蹴る所だった。
[ふう、と脚を下ろして 息を吐いたと同時広がる光
そして真っ直ぐに伸びる 光の道は
頭ひとつ分大きな男からは 良く見えて]
――女が、走っていく。
あれも余興のひとつかな?
[共に歩く流水の友人だと気づく筈も無く
眩しそうに目を細め 光零れる道を駆けるひとを見た]
祭を楽しみにしている人は、多いですね、やっぱり。
[もちろん自分だって楽しみにしているけれど。
秘宝を手にすることを楽しみにするのと、祭を楽しむのはやはり違っていて。
秘宝を奪ったあとの騒ぎがどうなるのかは、まだ読めては居ないけれど。
それほど大きな騒ぎにならずに逃げれたらいいなあ、とのんびり考えている]
会場で出会った小人さんですよ。
小さいから見つけにくいですしねえ……
[イヴァン>>92に大変ですね、と頷きを返し。
光の道を掛けてゆく人影にゆるりと瞬く。
――友人を女という言葉に、訂正するべきか否か、考えるような間がひとつ。
結局訂正するなど無粋なことはしなかった]
私の友人ですよ。
余興ではないと思いますが……もしかして儀式に関することで呼ばれでもしたんですかねえ?
[普段光の道を使うことなどしない友人がこうしてつかかっているのを見て。
そして道の続く先が月の玉座の方向であるのを推測を口にした]
まあ、行ってみれば解ることですし……ああ、あとで友人に紹介しますね。
[勘違いは訂正無ければ 思い込みへと様変わり。
あっという間に小さくなる背と
先ほど駆け抜けて行った小人の小さな背が
少し重なり また 笑む]
ゼルギウスは顔が広いな。
まぁ3回目…300年以上ならそりゃそうか。
[この光の道を使う事は出来ないのかな、
なんて思ったけれど なんとなく口にするのは止めておき。
続く紹介、という言葉に 嬉しそうに頷いた]
おお、ありがとう。
そうだな、早く行って前の方陣取らないと!
[ぐ、と拳を握り 大きく脚を真逆の方へと踏み出したのだった*]
[礼を言われれば、先と同じように、騎士の務め故、礼には及ばないと答えたろう。そして再び月の玉座を目指そうかとした頭上に、すっ飛んでくるスプライト]
ほう、本当にナタル殿の舞が見られそうだな。これは楽しみが増えた。
[光を渡る舞手の美しい姿を見送って、笑みを深めた]
其方の力も借りられれば、逃げる間くらいは稼げような。
[空間を開く力はあっても、その力をどのタイミングで、どこへ繋ぐか、周囲に邪魔があればどうするか。一人ではそれらを全て調整することは難しい。実際「仲間」の存在は思った以上にありがたかった]
確かに儀式の後の方が、事は成しやすかろう。
儀式そのものを邪魔するのは、俺の本意でもないしな。
―――それに、せっかくの舞を見逃すのも惜しい。
俺も、祭りは楽しみにしている。
[百年に一度の祭り、以前に彼が訪れてからは、幾度目か?ここへ再び戻る決意をする程に力を蓄えるには、それなりの時間が必要だった。今度はしくじることは出来ないと、決意を固めているのは、ある意味、ゼルギウスの気楽さとは対象的だ]
[ぐわんぐわん揺すっていたら、果たしてベッティは意識を取り戻しただろうか
まあ、仮に気を失ったままなら、そのまま引き摺って会場に向かうだけなのだが
それについて他から大丈夫か聞かれても、「大丈夫大丈夫」とひらひら手を振っていたことだろう]
[そうしていると、なにやら空からスプライト襲来
そうしてスプライトとナタルの会話を聞いていたが]
お? 今回は儀式の場でナタルの舞見れるのかー
それは楽しみだ♪
[にこにことそう呟く
そうして白銀の道を駆けて行くナタルを手を振って見送ると]
さぁて、じゃあ私たちも行こうか
ビーチェちゃんも、ほら。一緒にナタルさんの舞、見よう
ちなみに、今なら涼しい冷房完備だよ
[にこっとビーチェに微笑むと、手を差し伸べた
なお、冷房ってのは、もちろんベッティのことですがなにか**]
[撫でつけられた髪を手櫛で梳いて、常のように纏める傍ら、ナタルとスプライトの方に横目を向ける。
彼が一瞬素に戻った時にはそっと目を逸らしたが]
ほォ、これは見事な。
[玉座まで伸びる光の道には感嘆を捧げ、駆けて往く姿を見送る。
ちなみにベアトリーチェにナタルの性別を言わなかったのは、単に失念していたのだとか]
嗚呼、楽しみだ。
[舞が見れると、それぞれが呟くのには頷いて。
やがて集団が動くのに合わせて、足を*進め始めた*]
─大祭会場・出店前─
[ベッティ達の様子に首を傾げてはいたが、ナターリエの提案>>56やベアトリーチェに訊ねられると>>62]
もっちろーん。
乗って乗ってー。
[にっこにこで一旦地に伏せ、ベアトリーチェを背に乗せた。
それからマテウス>>68に気付いて挨拶するように渦巻き尻尾を一度ぱたり。
可能ならきちんと挨拶も済ませる。
いつも通り間延びした自己紹介だったけれど]
あれぇ、ベッティ大丈夫ー?
ベッティも背中乗るー?
[気絶してしまったベッティを起こそうとするリディ>>75>>98に訊ねかけて。
問いに答えが返ったなら、「分かったー」と言って言われた通りにするだろう]
[ちょっと前後するが]
[黒江を治療するマテウスの様子に、へぇと感心の声を漏らす]
おっちゃん、見た目によらず治癒持ちなのか
顔すっごい厳ついのに
[なんてこと言ってみたり
そして、体を起こした黒江には少し申し訳なさげに近づくと]
あ、うん。クロエさん、ごめんね
まさか、あそこまでダメージ食らうとは
うん、やりすぎた。ごめんね
[そう言って、ぺこりと頭を下げた**]
大祭会場の中央、『月の玉座』。
銀と月長石によって築かれた祭壇は、いつもの静寂とは打って変わったざわめきの内。
そのざわめきを制するよに、リン、リリン、と鈴の音が響く。
『我らが女王と王のお出まし。
皆、静粛に、静粛に』
先にも報せを伝えた声が響き、鈴と喇叭の音が響く。
声と音が静寂を呼び込んだ、直後に『月の玉座』の前に光の珠が舞い降りた。
金と銀、二色の光は弾け飛び。
金色の蝶の翅を持つ黒髪の王と、銀色に透き通る翅を持つ金髪の女王へそれぞれ形を変える。
女王の手には薔薇色の宝珠。
それは月の光受け。
きらり、きらりと煌めいた。
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