人狼物語 ─幻夢─


75 花を見上げて君はわらう

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ロラン

 …一寸。

[イライダの問いに、少しだけ眉を顰めて肩を竦める。
それから、イライダとレイスの話しは知らないから、
彼女たち2人の会話を、いつもの顔で見上げる。
マクシームが抑えて居た丸太の手を離してしまい、
ゴロゴロと転がるのを見て]


 …ぁ、

[声をあげた]

(89) 2012/05/10(Thu) 14:15:32

【赤】 ロラン

[転がる丸太を追いかけるマクシームの背が、
やけに、ふんわりしているように見えて、一度目を瞑る。
聞こえる囁きは、ひどく揺れて感じられたから、
逆に、冷静さを増す――烏色に光は無い]


 …そう。
 ――じゃあ、本当は、一緒に居たいんだ。

[失くすくらいなら、なら、失くしたくない。
そう聞こえたから、囁き落とす声は低くなる。
言葉はまるで、自身の内の本能が理性に語りかけるにも似て]

(*45) 2012/05/10(Thu) 14:19:40

ユーリー

―― 昨夜・広場 ――

[人も少なくなりお開きかと腰を上げた頃合に
イライダがやってくるのがみえた。
篝火をぼんやり眺めていれば
マクシームが妹を連れて帰ると言う。
火の始末を請け負って帰る者を見送った。

片付けが済んだ広場。
火の番をするかのように夜が更け空が白むまで其処にいた。
夜が明ける前に篝火の台はそのままに土を掛けて
一旦火の始末をすれば一人で住まうには少し広い家に帰ってゆく]

(90) 2012/05/10(Thu) 14:21:13

ユーリー

―― 朝・自宅 ――

[寝台に腰掛けた男が片手にすっぽり納まるほどの水晶を眺める。
長い指先が手遊ぶ其れに澄んだ光が注がれ煌いている]

――…ただの噂だ。

[マクシームに同意するように呟く。
もう一人の幼馴染は如何思っているだろう。
男の意識は、其方へと移ろいゆく]

(91) 2012/05/10(Thu) 14:21:30

キリル

 え……っ

[物凄く、分かっているというような目で見られた>>88
何が分かられているのかと、思わず頬に指先を当てる。
僅かに耳がまた、赤くなった]

 〜〜〜〜、可愛くはないけれどね!
 ぅう…、でも、うん。それなら良かった。

[穏やかな顔で花を見つめるイライダの姿に、
ボクはこくこくと頷いたのだが]

(92) 2012/05/10(Thu) 14:22:29

イライダ

二日酔いじゃないなら良いけど。
でも、そうしたら足元気をつけなくちゃね。
怪我をしたら、治るまで大変よ。

[キリルの答えには、苦笑がちにそう言って。
ロランの様子には心配そうな視線を向けなおした。]

レイスに二日酔いに効くお薬をもらいに行くところ?
あんまり飲みすぎちゃだめ……あ。

[ごろごろ丸太が転がるのにこちらも思わず声をあげた]

(93) 2012/05/10(Thu) 14:23:01

【赤】 ロラン


 …だいすき、な、イヴァンと。

[つきりと 頭痛が 目の奥]

(*46) 2012/05/10(Thu) 14:23:38

キリル

 あっ!

 あああ…もー。
 マクシーム兄さん、大丈夫?ボクも手伝うよ。
 え?力?だいじょーぶだって、ほら…!

[ごろごろと丸太が転がったのに、思わず駆け寄る。
端っこを押さえて声を掛けた。二人で直せば、早いだろう]

(94) 2012/05/10(Thu) 14:24:27

イライダ

[キリルの様子は初々しくてかわいらしいもの。
赤くなってゆくのは、小さく笑って]

キリルはすごく可愛らしいわ。
もっと自信、お持ちなさい。

[にこにこと笑い。
そして転げていった丸太に駆け寄る姿に、良い子ね、なんて思わず呟いた]

ね、キリルは可愛いわよね。

[自分は丸太には駆け寄らず。その場でロランに問いかけて]

(95) 2012/05/10(Thu) 14:31:08

キリル

 ボクは頑丈だから、大丈夫。
 ほら…、ね?

[次は、さっきよりもまともに言えた。
丸太組むのを手伝って、幾分得意げにイライダを見返す。
そうして、視線流すは車椅子の幼馴染へ]

(96) 2012/05/10(Thu) 14:31:43

ロラン


 ん 二日酔い位大丈夫。
 昼には無くなってる、筈。

[イライダの心配そうな視線には、思わず、目を逸らす。
いつもの事だから、不愉快な訳では無いと伝わるだろう。
ただ、心配げに見られる事に、居心地の悪さを感じるだけ。

キィ、と高い音を立てて車椅子を押そうと手に力を籠めたけれど、
いつものように自分より先にキリルが手伝いに駆け寄る。
その背を見て、車椅子の背凭れに体重をかけなおす]


 …え。

[投げられた問いに、思わず顔をイライダへと向け]

(97) 2012/05/10(Thu) 14:33:09

ロラン

 …可愛い、って言わないと、
 イヴァンが怒る…かな。

[少し考えた後、答えは少しばかり逃げた] 

(98) 2012/05/10(Thu) 14:33:27

【赤】 キリル

 …なに、

[烏色は深く、深く闇そのものように暗い。
光失った深淵のような双眸を、ボクは見返す。
喉がこくりと鳴った。あの赤い月のように思えた]


 一緒にいたいよ。ずっと。

(*47) 2012/05/10(Thu) 14:36:52

【赤】 キリル


 …ずっと。

[こえが、闇の中に落ちる]

(*48) 2012/05/10(Thu) 14:36:58

イライダ

[丸太組立を手伝いながらの言葉に、小さく笑って]

うん。でも、心配かけるからね。
怪我はしないように気をつけること。

[誰に、とは言わなかったけれど、はっきりとそう言う。
ロランが目をそらすのは小さく笑って。
答えを聞けば、苦笑めいた色が混じった]

素直じゃない答えね。
可愛いって言っちゃえば良いのに。
――…ロランくんも可愛らしいわよ

[笑顔を向けた。子供扱いなことは否めない]

(99) 2012/05/10(Thu) 14:41:17

キリル

 はあい…。

[幾分間延びした返事を大人しく返す。
反論出来ない。出来るはずがない。
完敗の様相で丸太を手にしていたら、マクシーム兄さんに笑われた。
もう!と睨んだら、更に笑われてしまった。
えいやと丸太を組み上げる]

 これでいいんじゃないかな。
 マクシーム兄さんもお疲れさま。少し休も?

[幸いにロランの声はここまで届いていない。
だからボクは、への字口を披露せずに済んだみたいだった]

(100) 2012/05/10(Thu) 14:48:42

【赤】 ロラン


 …じゃあ俺がイヴァンを襲いそうになったら、
 ……俺を食べればいい。

[どうせ死ぬなら自分が最初。
つい最近言った言葉が、頭を過った。
きっとそれは、突き放した音色だと知っている]

(*49) 2012/05/10(Thu) 14:56:32

ロラン


 …俺が可愛い、には賛同出来ない。

[少し憮然とした表情で、イライダを見上げる。
子供扱いに対してそう思う所は無かったが、
可愛い、愛でられる対象、というには反論したくて]


 イライダはいつでも綺麗だね。

[少し大人びた声を出してみた、心算。
からかうではなく、大人な女性の空気に向けて
本当に思っている事をつげただけだけれど]

(101) 2012/05/10(Thu) 14:58:49

【赤】 キリル

 ────…。


 ボクは…ロランとも一緒にいたいよ。

(*50) 2012/05/10(Thu) 15:04:09

【赤】 キリル

 ロランともカチューシャとも。
 兄貴とも一緒にいたいよ。だから…、けど、



 けど…、だから……、

[問い交わす、木霊が鎖のように連なっていく]

(*51) 2012/05/10(Thu) 15:04:15

【赤】 キリル

 ……ねえ、ロラン。


[再び囁き返したのは、少しあと。
口調を変えて、同胞を見た]

(*52) 2012/05/10(Thu) 15:05:49

イライダ

良い返事ね。

[キリルの反論はなく、くすくすと笑いながら頷いて。
それからロランの否定の言葉には、面白そうに笑った]

素直に可愛いも言えないようじゃ、まだ可愛がられる一方よ?

[続く褒め言葉は、なんでもないように受け取った。
がんばった感もしっかり伝わったよう。くすくすと笑いながら答える]

ありがとう、若い子に言われるの、とても嬉しいわ。

(102) 2012/05/10(Thu) 15:06:10

【赤】 キリル

 もしもボクが先に死んだら、もしそんなことがあったら、


 ボクを、食べてくれない…?

[ごく軽い口調に紛らわせて、願った]

(*53) 2012/05/10(Thu) 15:06:58

イライダ

[若い子、とか言ってる時点で、やっぱり愛でる対象なのにかわりはないようだ、ともいう]

好きな子に、格好良いって言ってもらえるような、良い男にならなきゃね。

[車椅子だから、手はとても簡単に届いてしまう。
避けられなければ、頭をそっと撫でようと]

(103) 2012/05/10(Thu) 15:13:24

【赤】 ロラン


[一緒に、いたい。
そんな言葉が、どこかとても遠くに感じる。
人成らず狼成らず、自分のその葛藤もまた別の所から見る自分も居る。
どこか、冷たい烏色で見下ろす、自分を、感じる]




 ――キリル、は、先に…死なない。

[聞こえた囁きに、返す言葉は短い。
彼女が望む答えじゃないだろう事も、知って居る。
だから、だからこそ、わざと低くゆっくりと囁いた]

(*54) 2012/05/10(Thu) 15:18:15

ユーリー、 キリルに話の続きを促した。

2012/05/10(Thu) 15:19:03

ロラン


 …イライダは、若いよ。

[夫と小さな子。記憶にはまだ有る。
それでも彼女が老いたとは思えず――くすくす笑う彼女を
そっと見上げ、長い前髪の隙間から伺った。
伸びてくる手を拒む事は無い。
撫でられれば、そっと目を伏せて暫く考える、間]


 良い男、にはなりたいけど。
 俺には無理だ。

[自嘲めいた口調が零れるのと裏腹に。
俯いた顔は、少しだけ、ほんの少しだけ困った風に眉を下げた]

(104) 2012/05/10(Thu) 15:21:38

ユーリー

[年の功か。
自身の適量を理解している男が酒を飲みすぎる事はない。
普段どおりに朝食を作りそれを口に運ぶ。
彩りの良いサラダと少しだけ不恰好なチーズオムレツ。
そえられたパンは昨夜の余りを拝借したもの。
葡萄酒の酒気の代わりに漂うは紅茶の芳香。
長閑な村だからか男の性格ゆえか
ゆったりとした時間が流れる]

獣の仕業なら村の周りに罠でも仕掛ける、か。
それなら……

[ミハイルに相談してみるのも良いかと思う。
獣ならば多少の効果は見込めそうだが
獣ではなく噂の人狼なら――。
過ぎる思考にゆる、と首を振り窓の外へと視線を向ける]

(105) 2012/05/10(Thu) 15:25:26

【赤】 キリル

 どうして?

[ロランの言葉が、どこか遠い。
生きることを諦めてしまったような虚無が気になるのは、
あの時と変わらないよう。
あの時は互いに人として、今は同胞として問いを重ねる]


 …どうして?

[ただ、今度の問いはただ静かにあった]

(*55) 2012/05/10(Thu) 15:33:09

イライダ

私にとってはまだまだ、ロランくんは子供だけど。
断言してあげる。絶対、無理なんかじゃないわ。

[うつむいた表情は、うまく読み取れはしないけれど。
慰めではなく、本心から強く言って]

色んな人を見てきたお姉さんを信じなさいな。
動くことだけが良い男の条件じゃないのよ。
メーフィエが良い例じゃない。

[正直情けない、と言われることが多い夫だったから。
そう思わない?なんて、ロランに笑みを含んで問いかけて]

それにキリルだって、マクシームだって、あなたが良い男になれないなんて言わないと思うわよ?
ねぇ

[その場の二人に同意を求めたり]

(106) 2012/05/10(Thu) 15:36:23

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