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ヘンリエッタ――あの女の子、ですか?
確かにサーカスまでは一緒に来たんですけど、・・・その後はぐれてしまって。
忘れられ――ッて。
それじゃ、アーヴァインさんと一緒・・・?
[見開かれる碧。驚くような表情の中にあって、それは埋め込まれた硝子玉――人形の眼のようにも見えたかも知れない。]
ええ、静かですね。
[にこりとレベッカに微笑みかける]
あの光の傍に行きましょう。ニーナからも良く見えるように。
[舞台の上を指し示し、招き上げようとする]
エレノアさん…まだ、そこで迷っているのですか?
早くシャーロットさんと一つになってあげなさい。
そうすれば、彼女も安心するでしょう。
ああ。
アーヴァインさんや、ニーナと同じように、ね。
そして、俺にはここにいるあの子が『視えた』。
これも変わらない。
[静かに話す彼の足に、黒猫はすり、と擦り寄った後。
ふい、と人ごみの中へと駆けて行くだろうか]
なんか……あんまり、驚いてるように、見えんな。
[硝子玉のような、碧。
どこか淡々としたそれに、気づいて。
違和感の元はそれだろうかと思いつつ、こう、呟く]
[駆け出した黒猫は一度足を止め、鳴き声を上げる。
大きな目に映るものが何か、それは他者には知る由もない、けれど。
魂を視る力を持つ青年と長く共にあった黒猫にも、その力は伝わっているかも知れない。
黒猫は、青年の方を振り返り、高く鳴いて、また駆け出す]
ニーナも?
嗚呼、そう言えばヴィンセント先生が・・・・
『視えた』って、如何いうことですか?
[碧はただ青年を映すのみ。]
そうですか?
十分、驚いていますけど――
少し、慣れたのかも知れませんね。
ああ、すみません、何か余計なものが見えてしまって……昨夜も寝ていないもので、幻覚だったようです。
[振り返るレベッカの手を強く引く]
あの光は、この世で最も美しいものの放つ光。
さあ、傍に近付いて、良く見ましょう。
あなたも、きっと魅了されるはずですよ。
……すみませーん。
ええとね。
銀髪の魔術師さん、どこにいるかしってる?
え? さっきはいないって言われたけど
そっかぁ。
じゃあここのどこかにいるのかな。
――ッ
分からない。
僕は、何も知りません・・・
気がついたら、僕じゃない誰かが――
[泣き出しそうな声が響く。人形はくすくすと笑うのみ。]
[コーネリアスに強く手を引かれ、バランスを崩して階段でつまずき、舞台に手をついた。
黒猫の声が聞こえた気がして、振り返る]
ウィッシュ…?
説明すると長くなるんだが……。
俺は、生まれつきなのかなんなのか、魂の姿が『視える』体質でね。
ここの敷地内に、姿を消したり昏睡状態になったりした人たちがいるのが『視えた』って事さ。
……ま、約一名、違和感が付きまとうんだが、もしかすると、ここの空気と近いかも知れんね、その違和感。
[詳細を省いて説明する。
黒猫の声と、走り出した事には気づいていた]
慣れた……ねぇ。
それだけにしちゃ、だいぶ目が虚ろに見えるんだが……。
体調は、良くなったんだろ、確か?
そう、聞いたけれど。
……まぁさ。
見世物の一番すごいのって言うくらいだし?
厳重に注意しておかないとねー?
そういうもの、先に見たら悔しがるだろうし。
……ヘンリエッタを返してもらうように、いえるしね。
[黒猫の名を呼ぶレベッカの肩に手をかけ、耳元に唇を寄せる]
気のせいですよ…ここには動物は多い。
さあ、レベッカ……行きましょう。
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