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[店舗ではユリアンの母親が店番をしていた。
左手の薬指にはまるのは今はなき父との絆。
お疲れさまの声が聞こえ、男は微笑を浮かべる]
これ、新作。
ショーケースに並べておいて。
俺、ちょっと仮眠とってくる。
[木箱を店番に預けて軽く手を掲げて
男はまた工房の奥へと引っ込んだ]
[更新されて間もない役場の記録には以下のように記される]
────────────────────────
■名前:ユリアン・エーレ Julian Ehle
■年齢:24歳
■職業:細工師
■経歴:島生まれ島育ち。
幼い頃から細工師である父の元で修行していた。
三年前、父が亡くなったのを機に跡を継ぐ。
────────────────────────
[エーリッヒの挨拶に笑顔を浮かべたまま]
エーリッヒさんお出かけですか、お食事ですか?
[首を傾げて問いかける。
いちおうお客には丁寧な言葉をつかえるはずである。
ヘルムートには途中で崩れていたがそれはきっと父親が覚えていたからに違いない。
そして父親はエーリッヒのこともおぼえているだろうけれど、ユーディットは当然おぼえていなかった]
─ 自宅 ─
さてと、それじゃぼく、ちょっと裏見てくるねぇ。
[話題が切り替わった所で、慌しく裏口から外へ出る。
家の裏手に干されているのは洗濯物と、森から取ってきた植物が数種類。独自の色を作るための材料となるもの]
んーと、大分乾いてきた……って、あれぇ?
雲行き怪しいのかなぁ……下げたといた方が、いっかぁ。
[ふと空を見上げてその色を見て、緩く首を傾ぐ。
乾き途中で濡らしてしまうと、材料としては使えない。
なら、大事を取って下げておこうか、と籠に集めて抱え上げる]
洗濯物も、こんどいて、と。
むぅ、やる事多いぞ。
─ →黒珊瑚亭 ─
[まさか森へ行っているとは思わなかったため、探す範囲はそちらまで伸びず。
民家にお邪魔していないか、店に立ち寄っていないかを訊ね歩き、黒珊瑚亭までやってくる]
あの、お邪魔します。
ロミちゃんとカヤ君、こちらに来ていませんか?
[不安げな表情で黒珊瑚亭の扉を潜り、店主や食堂を利用している者達に問うてみた]
― → 黒珊瑚亭 ―
[行き先に選んだは、食堂。
扉を開けば顔馴染の店主が愛想良く迎える]
……嗚呼。
暖かい物が少々恋しくなった故。
……今日のお勧めは?
[普段は自身で食を片付ける事が多い身。
簡易に問い、返される言葉に鸚鵡で返す]
其れで良い。宜しく願う。
― 黒珊瑚亭 ―
[食堂へと下りて来ればゲルダが食事をしているのが見える。
ナターリエが駆け込んできたことには驚き]
あれ、どーしたの?
ロミちゃんとカヤくんはみてないけど……
[父さんしってる?と視線を向ける。
同じようなタイミングでやってきた薬師のゼルは生まれたときから知っているので顔を見ていらっしゃい、と声をかけるだけ。
食事をゼルに提供している父親も知らないと首を振り]
村の中にいないなら。森とか?
[かなあ、と首をかしげて呟いた**]
空の変化は、慣れた漁師でも驚くほど早かった。
遠くの空が黒く翳ったかと思うと、どんどんと島に流れてきて。それを運んできた風の強さは、外出の活動を難しくするほど強くなってゆく。
ポツポツ落ち始めた水は、直ぐにザァザァと降る雨に変わってゆく。
島の人々は、その唐突さには驚きながらも家々へと避難し始めた。
自宅まで遠い場所にいれば近くの家を頼りにもして。
海と共に生きる人々はそれを拒んだりはしない。
う?
[もぐもぐと食べていると、シスターが駆け込んできて]
あたし知らなーい。
[当然と言えば、当然?なことを返しつつ、首を左右に振った。]
─ 黒珊瑚亭 ─
いくつか訊ねてはみたのですが、誰も見ていないそうで…。
…森、ですか?
[応じてくれたユーディット>>104の返答に不安げな色が増す。
食事をしていたゲルダ>>105も見ていないらしい。
首を傾げて紡がれたユーディットの言葉を繰り返すように言って、ナターリエもまた軽く首を傾いだ]
もし、そうだとしたら…。
大変、天候が崩れそうなのに。
[慌てて森へ向かおうと外へ]
― 黒珊瑚亭 ―
[ユーディットの一声には僅かな目礼を返すのみ。
運ばれてくる食事を受け取り、
ナターリエに応じる亭主に漸く紅玉は其方を向いた]
[森に向かおうとする背に向けて]
……雨が降れば森は滑る。
気を付ける様。
[声をひとつ、投げるが。
届くも届かぬも気にする様子は無く、食事に向き直る]
─ 自宅 ─
[籠を家の中へと置くのと同時、白猫がにゃあ、と鳴いた]
クラニア?
[いつになく落ち着きない声に、どしたの? と首を傾げる。
直後に、開けたままにしておいた裏口から、強い風が吹き込んだ]
あらやだ荒れそう……これじゃ、出られないじゃないのぉ。
[文句を言いながらも外に飛び出し、洗濯物を取り込んでいく]
もぉ……せっかく、ルゥお兄が帰ってきてるのにぃ。
[文句を言いながらも、洗濯物を取り込み終えて、家の中へ戻る]
荒れるのかなあ……やだなぁ。
─ →森 ─
[黒珊瑚亭を出る刹那、ゼルギウスからの忠告>>108に一度振り返り]
はい、ご忠告ありがとうございます。
[丁寧に礼をした後、暗くなり始めた空の下へと出た]
ロミちゃん、カヤ君。
居るなら返事をしてください。
[普段から大声を出すことが無いため、呼びかけの声はいつもの声量。
森へ近付きながらの声はどこまで届くだろう。
周囲を見回しながら、ナターリエは森の入口へと向かって行った]
― 細工師の工房 ―
[工房に戻り窓から外を眺めれば
遠くの空には暗雲が目視できた。
じ、と暫く観察すると雲は此方に迫ってくるようで]
一雨くるか。
[やや眉を寄せて]
漁に出てないといいが。
[馴染みの仕入れ先である漁師アーベルを思いつつ呟いた]
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