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うん、……言われたく…ない、ね。
[エーリッヒに向け、にっこり。イイ笑顔だ。]
………傍にいて、欲しい……なら…?
[アーベルの言葉には、微かに笑みを浮かべ。冗談めかすも]
…話し相手が、いた方が……いいなら、そうする……けど、ね。
………風邪を……うつすと、……厄介………
[重なった音は聞こえなかったけれど]
居る、のでしょうね
[掘りながら、土を見ながら、つぶやいて]
雪が、降り出す前に、いれてあげないと
[小さな声で]
[予想通りのイレーネの反応に、また苦笑して]
いいから、休んでくれ……風邪、こじらすと厄介だろ?
どっかの心配性に怒られるのは、俺一人で十分だ。
[それもそれで問題だと思うが]
[恐らく建物の中からであろう歌声を聞きながら。
拍子を取るにはずれ過ぎた土の音を重ねていく]
うん、急がないとな。
多分また、降り始めるだろうし。
[一度、空を仰いで。
黒い雲に覆われている天に向けて、白い息を吐いた]
[静かに、こつこつと音が響く。][深く][もっと深く]
雪の冷たさも感じないようにしてあげないと、いけませんね
[スコップを握る手に、息を吐いて]
[手は痛いけれど][もうすこし、と…]
……うつしたら、早く…治る、かも……しれない、し?
[微かに笑む。本気では無いのは、丸解りだが]
…まあ、盾には………させて、もらう……
[確かめたい事、という言葉には、じ、と。]
[アーベルの問いに、一つ、息を吐く。
瞳には、いつになく険しい光が宿り]
人が……死んだんだよ、な?
俺の、見間違いじゃなくて……実際に。
[問う声は淡々として、やや、冷たく響いたかれ知れない]
[耳朶が感覚を無くした気がして、指で摘む。
耳朶にも、摘んだ指にも、感覚はなかった]
…ん。もう少し、かな…
[感覚が無くてもスコップは握れる。動かすことも。
覆う雲はそろそろ白い華を落とし始めそうで]
ー二階・エーリッヒの部屋ー
[彼は、険しい光りをたたえた瞳から、視線を逸らし、頷く]
うん、狼の群れに自衛団の人達が襲われた。
外に居た人はみんな…死んでたと思う。
[幾度となく同じメロディーをくり返して。
コトリ、小さな咳]
…いやね、空気が乾いてるせいかしら…
[喉を痛めるわけにもいかない、と厨房に向かい]
[目的のもの…蜂蜜を見つけてカップに入れ、レモンを絞って湯を注ぐ]
気休めでもないよりはマシよね…私の歌も…
[そういうとカップを手に再び居間へ。
ゆっくりと飲み干し、飲み終えれば再び歌の続きを口ずさんで]
……俺は盾か。もろいぞ、多分。
[イレーネの言葉にため息混じりに返し]
そう、か……狼……に。
[アーベルの答えに、低く、呟く。僅かな刹那、その顔から表情らしきものが消え失せたろうか]
[白が覆いかくす前にと][穴を掘る手を早めて]
そろそろ……良いですかね
[呟いて、深い穴を見る]
[ハインリヒは落ち着いただろうか]
[無理だろうと思っても]
[一度途切れた歌は暫くして再び流れ出す。
聞いたこともないけれど、鎮魂歌というものはこんな歌なのだろうかと勝手に考えた]
ああ…
…迎えに行こうか。
[スコップを掘り起こした土に突き立てる。
集会場の玄関側へ歩き、雪に横たわる彼らの元へ]
[エーリッヒとアーベルの会話が、耳の奥に響く]
[ふら、とその場から立ち去って。部屋へと。
中に入り、扉を閉め、窓辺へと向かう。
オトフリートとユリアンが、埋葬しようとしている姿が見えた]
うん、狼に。
[彼はエーリッヒの言葉に鸚鵡返しに頷くと、ベッドまで引っ張るように連れていく]
休んで。歩けない程弱っていたんじゃ、何も出来ないよ?
[逃げることも、と言いかけてやめた]
―→集会場前―
[ハインリヒが嘆いている]
[そこへ声をかける]
寒いところでは、可哀想です
[埋めてあげましょう、と声をかけて]
[きこえる歌に、祈る]
[冥福を]
[引っ張られるように連れて行かれたベッドに腰を下ろして、また、右の肩を掴む。今は、そこに疼きはなくて]
ああ……まあ、大人しくしとく。うるさいのがいるからな。
……何もできない、か。
[ため息混じりに呟いて]
……俺は、大丈夫。だから、ペルレ、頼む。
[足元に近づいてきた仔猫を抱き上げ、そっと撫でてやる。先ほど消えた表情が、今は戻っているようだった]
揺らめく 焔 消えゆく 命
[呟き。暫くそれを眺めていたが、その場から離れて。
寝台に腰掛けて、そのまま、後ろ向きに倒れ。仰向けに寝そべる]
………雪は、全てを・……消して、くれる……と……
[熱に浮かされた身体に、冷たい雪は快いだろうなと思ったけれど、流石に触れに行く事は出来ずに。
毛布を掻き寄せ、そのまま目を閉じる]
―集会場外・玄関側―
[オトフリートがハインリヒに声をかけている。
自分には上手い言葉が思いつかなくて]
[そっと、一人の自衛団員の横に膝をつく]
…遅くなったな。
ちょっと痛いかもだけど…我慢してくれよ…?
[見開かれていた目蓋を閉じさせ、抱き上げる。
魂のない体は酷く重かったけれど、一人で何とか運べそうだった]
[ハインリヒの様子を見て、]
[他の隊員に手をあわせる]
[その体をかかえる]
[つめたくて][かたくて][おもい]
[運べる]
[固まった、飛んだ血を、指で拭って]
[*運んでゆくだろう*]
全然大丈夫には見えない!
[そこだけ、びしりと言い放って、彼は白い仔猫を抱き上げる]
さ、ペルレ、ご飯に行こう。この自覚の無い誰かさんみたいに、動けなくなるまで無理したりしちゃダメだからねー?
[部屋を出ると階下の厨房に向かい、少し暖めたミルクにパンを浸して、仔猫に与える。ぼんやりと仔猫を見つめるその耳にも、エルザの鎮魂歌が*届いている*]
……言ってくれるぜ。
『自分』を引き止めてられるんだから、かなり、『大丈夫』なんだぜ?
[行ってしまったアーベルには届かないのは承知の上で、ため息混じりに呟く。直後に、右肩の蒼の花が疼いた]
くっ……。
[低く呻いて、倒れるようにベッドに横になる]
……俺は、同じ事を繰り返さなきゃならないのか?
それが、あの時、俺だけが生き残った意味なのか?
……教えてくれ……ルーツィア……。
[かすれた声で呟いて、*目を閉じ*]
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