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やばっ!やばやばやばっ。
あの子、誰だっけ。
おじさーん、思い出してよー!!
[必死にゲルハルトの記憶を手繰っているのは、
身体を借りるギールであった。]
[逐一、騎士の顔を窺っている。
大きな身体は父とはまた違う逞しさが在った。
灯りを受けてきらきらと光る剣がとても良く似合う。]
そっか?
……そう、だよね?
[悪いものも居れば良いものも居る。
確かに、という態で頷いて笑みを見せた。]
うん。会えるなら会いたい、ね…
アナ、いい幽霊ならお友達になれそうな気がする。
[根拠無く、微かに機嫌は上向きに。]
[だがゲルハルトが遠く想いを馳せる様な目を見せた。
それを下方から窺い、見上げる。
直後、目頭を押さえる仕草が見えれば]
……おじ、さん?
[心配そうな、瞳。小さな声が、騎士へと向かう。
握った手に、きゅ、と小さく力が篭った。]
[横顔に少女の視線を感じながら、幽霊について語り合う。]
はは、誰かが見たならいるのかもしれないな。
[そう言うと、ランタンを自らの顎の下に運び、お化けの真似。]
どうだ、お化けだぞ。
[其処に握った手の先から"君の姫君"と聴こえて]
なっ?!
[照れと怒りが交じった眼がじろりと騎士を捉える。]
っ!
……!
[言葉ではない、小さな威嚇音みたいなものを出し、
握った手を上下に揺すった。]
[揺すった相手がお化けの真似事をする]
……
[しらー、とした目付きを見せた]
おじさん、子供だと思って馬鹿にしてる?
[割と可愛くない反応だった。
ただ、しきりに視線は騎士の背後の闇を窺うのだが。]
[灯りで暗闇に凹凸が強調され、さぞや恐ろしい顔だったろう。]
ああ、大切な人を、亡くしたんだ。
[小さな手が、繋ぐ手ごしにきゅうと胸を締め付けた。]
たいせつな、ひと
[凸凹をじっと見る。
騎士自体に恐怖を感じる事はなかった。]
……
[ただ、その瞬間悲しそうにみえた顔に
もぞもぞと手を動かした。
小さいながらも包もうと広げたりして。]
違う。…全然違う。
アナ、マリオンのじゃないし、姫でも無い。
[恥ずかしさを振り払うべく、思い切り突き放した]
おじさんの顔は全然怖くないよ
でこぼこ、してるけど
[わりと酷い事をさらっと言う]
おじさんが灯りを寄せるでしょ
……そうすると
[ちらともう一度周囲を見遣って]
暗いところが、広くなる
[小さな声で告げた]
君にも、きっといつか、大切な人ができる。
君を大切に想っている人も、きっと、いる。
[区切り区切り、低い声で語りかけた。
姫でもない、と拒絶する姿を見れば、語り続ける。]
君を大切に想う者には、君は姫君なんだよ。
マリオン…彼も君を大切に想っているように、私には見えるな。
[そこまで言うと、"でこぼこ"の顔がそっと笑った。]
それでは、広くしようかね?
[囁くと、灯りを少し前に出し、森を広く照らした。
心なしか、灯りが少し強くなった。
繋いだ手に僅かに力をこめた。]
[騎士が少女へ送る大切な言葉の欠片達。
今は未だ全てを理解するまでに時が必要だけれど、
そっと優しく笑う"でこぼこ"に]
……
[何か言いあぐねる様に唇をもにもにさせて]
そう、かな…
別に、マリオンが嫌いって訳じゃないんだけど
[矢張り恥ずかしさを隠すような態度
だけれど、優しい騎士へ身を少し寄せて歩き続ける。]
あは、喜んでくれた。
あは、あはは。
もっと、もっとサービスしたくなっちゃうじゃない。
[今バレてしまっては困るので、しないけれど。]
[想いを言葉にする術を知らないのであろう、
少女が唇を物言いたげに動かした。]
嫌いではないか。そうか。
[変わらず、少女に合わせ歩み続ける。
アナの笑みに頷き右に左に森を照らすと、
小さな白い花がゆれている。]
[騎士の相槌に、そう、と頷きを返す。
手は確りと繋がれたまま。
照らされた先に白い花を見た。]
ぁ
[手を一度離して、駆けて行く。
一つだけ、ごめんね、と声を掛けて摘んだ。
騎士の元へ駆け戻り、背伸びして胸元へ手を伸ばす。]
…お礼。
[拒否されなければ衣服の何処かへ茎の部分を差そうとする。
にこにこと*終始笑顔で*]
んー……そーなのかなぁ。
なぁんかこー、何かにつけて小ばかにするっていうか、そーゆー感じが強いんだよなー。
[背伸びしたがる少女の心理は、少年には未だ未知領域。
目に見えるものをそのまま受け入れるが故に、機微を察するには至らない。
直球の答えに、ミステルは楽しげにくすり、と笑った]
『よっし、じゃあ、一人目は彼できーまり』
……ホラントにーちゃん?
『そうさ、栄えある最初の招待客。
……ぼくらの『お仕事』の事は、ナイショだよ?』
へへ、わかってるってー♪
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