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…知っても知らなくても、変わらないのかもしれません。
ただ、起こるのならば覚悟は、決めなくてはいけないから。
[努めて、気を和らげようと笑みを作り、話を続ける。
ウェンデルの知る事は少ない。
御伽噺に色をつけた程度の人狼の話と、『神に与えられた力』を持つ者の、曖昧な話。
問われるままに音を紡ぎ、やがて、途切れた後には、一礼してその場を辞す]
[話の中、『人狼を滅す方法』が語られなかったことには、気付かれたろうか。
『神』は、その為の特別な力を、与えてはいないのだと**]
[老婆は長い間広間にいた。
だが、ずっと変わらぬ姿でいるさまは、いたかどうか非常に曖昧で。
一体、いつからいたのか。そして、いつからいなかったのか。
まるで、道端に落ちている石が増えたのか減ったのか。その程度の認識力で、老婆は広間に長い間いたのだ。
ただ、にこにこと笑顔を浮かべながら。
ずっと、変わらない姿のままで]
……。
[はたして、そこにいたのもいつからだったのか。
それも曖昧なままだ。もしかしたら誰か気づいていたのかもしれないが、それでも、老婆はそこに一人佇んでいた。
―――ギュンターが死亡している場所に]
……ギュンター坊や。
貴方は、優しい人だったねえ。
全ての人の憎しみを受け止めて、これをやりとげたのだから。
けれど……だからこそ、貴方は死んだ。
物語の始まりを告げる鐘の音として。
[大きく息を吐き、ギュンターの死体を見回す]
人でも出来そうな死体、か。
「あの子達」の身元がばれるようなものもなさそうね。
なら、そっとしておきましょう。
まだ、私が小細工しなければいけないわけじゃあないわ。
愛しい「我が子供達」の為に、何事かする場面は、まだ先。
[老婆は、そのまま音もなく消え去った。
寒風吹きすさぶ中の*死体を残して*]
どうやって連携取ろうかなぁ…。
簡単なのは、襲撃に出くわしてもらって、後始末を手伝ってもらうことだけど。
んん…
[わたしは寝起きに昨夜の余韻の気怠さを感じる。]
…やっちゃったなぁ…。
次はイヴァンさん、だっけ。どうする?あなたがしたいなら、わたしはいいよ。
―二階自室→玄関付近―
[眠りは今日も浅かった。
横にはならず、一晩中膝の上に木箱を乗せたまま。
『印』は付けたが、木箱は何の反応も示さない。
その事に安堵と、不安と両方を覚えながらも、明方近くにはうつらうつらしていた為、外で何か音がした事には気づかなかった。
はっと、気づいた時には外が騒がしく。
何事かと思い外へ出ようとして、見張りに立っていた自衛団員に強く引きとめられた。]
何かあったのか?
[尋ねると帰ってくる視線は、いつもの親しいものとはまるで違うものだった。
それでも、外で起きた事の経緯は話してくれて。
ギュンターが死んだ―おそらく殺されただろう事を知る。]
…ギュン、爺様が。
[名を呼ぶ声は掠れた。]
―玄関―
[その後何事かをその団員に告げられたものの、話は右から左へと流れた。
ただ声に怒りや憎しみが、多分に込められていたのは感じとれた。
八つ当たり出来るのは、ここにいる者しか居ないから仕方はないが。
…手が出ないだけマシかと、はぁと小さく息をついて。]
…ともかく、今後の沙汰があるまでまだここに居ればいいんだな。
安心しろ。
逃げるつもりは毛頭ない。
…逃げられるものか。
[搾り出すようにぽつりと呟き、そのまま踵を返し足早に自室へと戻っていった。]
―自室―
…ギュン爺様、だったのか。
殺された、人狼に。
[部屋に戻ると、呟き、ずると倒れこむようにベットに落ちた。]
…爺様。
ごめん。
私は爺様を選べなかった。
[木箱を抱え、微かに震えた。]
[選びたくはなかった。
だが選ばなければならなかった。]
『忘れるな。
守れるのは、自分以外のたった一人だけ―――』
[忘れるなと何度も、祖父の声が脳裏に*木霊する。*]
/中/
でも出来れば、マテウスまでPL視点バレはしたくないよね。
白ログ描写はこっちが代行しようか。
赤ログでそっちが書いたのを、白にこっちがコピペって。
[わたしはベッドの中、目を覚ましている。]
…
は…ぁ…
ん…
[寝転がったまま、思わず声が洩れた。頬が熱い。わたしは自分の肩を力一杯抱きしめ、身体を丸めて耐える。]
─回想・二階自室─
[運んでもらった料理を受け取り]
[机の上に運んでから問いの答えを待った]
[返ってきたのは肯定の頷き]
ここに来てから…。
その、ウェン君の左手にあったあれが、聖痕。
[紡ぐと同時にウェンデルの右手が左の手袋を外す]
[視線をやると先日包帯を巻くときには無かった場所に、新たに増えたとしか思えない痣があった]
[驚きに真紅を丸くする]
こんなことが──……。
[このように増える痣など見たことが無かった]
[理解の範疇を超えた現象]
[それを見せつけられてしまっては、信じぬと言う訳にも行かなくなる]
……知っているからこその苦悩、か。
いや、話してくれてありがとう。
認識を改めなければ行けないことは、良く解った…。
[謝罪するウェンデルにゆるりと首を横に振る]
[包帯についても、謝ることはないと]
[怪我は大丈夫だったか、と確認を取った]
…人狼に関してはまだ半信半疑だが。
何かが起ころうとしているのは、解った。
そうでなくば、ウェン君のそれも説明がつかない。
[視線を再びウェンデルの左手へと]
教えてくれ、君が知っていることを。
俺が今を理解するために。
[頼み、承諾を得て]
[ウェンデルが知る人狼についてを耳にした]
[『神に与えられた力を持つ者』]
[その話を聞いて浮かんだのはイヴァンの言葉]
[彼がそうだと言うのだろうか、そう考えるもやはり半信半疑で]
[ウェンデルの話を粗方聞き終わると、彼から辞す旨を伝えられ]
長々と引き止めてしまって済まない。
教えてくれて、ありがとう。
[引き止めた謝罪と、話をしてくれたことに対する礼]
[それをウェンデルへと向けて、部屋を辞すのを見送った]
教会で伝わる人狼についての話は御伽噺と然程変わらない、か…。
[椅子に座り、少し冷め始めた料理を突きながら手に入れた情報を整理する]
『神より賜りし力』。
それを持つ者が居ると言う話。
ウェン君もその一人、と言うことなのかな。
聖なる痣は神の刻印とも言われる。
人狼を探し出す力を持つ者が居ると言うのも解った。
その力を使って探し出せと言うことか。
…けど、探し出せたとして、その後どうするんだ?
ただの人が人狼と渡り合えるものなんだろうか。
説得なんてもので解決するんだろうか…。
[ウェンデルとの会話を思い出しながら、その対処法を探す]
[けれど、会話の中に対処法が見つからない]
…どう言うことだ?
滅すべき相手を探す方法はあっても、滅す方法が無いだなんて。
『神』は一体何を考えている…?
[見つからぬ答えに食事の手が止まる]
[『神より賜りし力』も『人狼』も]
[『人』の手によるものだったと言うことは]
[彼はまだ知らない]
……とにかく、御伽噺が事実だとして、ここに人狼が居ると言う証拠はまだない。
杞憂の可能性だって、ある。
[ふるり、首を横に振って一旦思考するのを止めた]
[あまり考えてしまうとまた頭がパンクしそうで]
[折角落ち着いたのにまたそうなるのは嫌だった]
[ゆっくりと食事を終え、直ぐには横にならず窓の外を眺める]
―回想・二階個室―
[差し出された手も振り切って、ただ部屋へと逃げた。
そう、逃げた。
逃げたら後悔するだけだと、分かっているはずなのに]
…俺は、殺せる。
一度選んでしまったから。
[床に座り込み、投げ出された右手を見る]
どうせ俺は。
必要の無くなった存在――。
[ゆるくまとわりつく狂気。
悲しみがいつしか変化してしまったもの]
―朝―
[全てを封じ込めるようにして、左手を動かす。
右手は添えるだけ。それ以上の力はこれには必要ない]
『 Zum Himmel der Hoffnung, flattern. 』
[蓋の裏に刻まれた言葉。
遠い日、自分に贈られたのと同じ――]
…俺のようにならないで。
[呟き、袋に仕舞うと、窓を開けた。
右手で小箱の中身を出そうとして、止める。
殺気立った自衛団員達が慌しく動いていた]
…どうしたんだ。
[ポケットに箱を仕舞い、窓を閉めた。
何が起きたのかを知るために、階下へと降りてゆく]
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