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影輝学科3年 ヴィリー に 5人が投票した。
機鋼学科2年 カルメン に 1人が投票した。
影輝学科3年 ヴィリー は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、大地学科2年 ゲルダ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、宮廷占星術師長 ライヒアルト、機鋼学科2年 カルメン、月闇学科2年 ミリィ、火炎学科1年 ハインリヒ の 4 名。
☆業務連絡:隔離結界の地勢・特殊遭遇物
1.ふわだまり多発地帯>>1:*11
2.小クリーチャー発生地帯>>1:*12
3.避難所>>1:*13
4.風の間>>1:*17
5.ふわふわウェイブ発生地帯>>2:*13 >>2:*14 >>2:*15 >>2:*16
1d20が15以上なら、事前感知するなりなんなりしてよけられる。
14以下から飲み込まれ、ふわだまり多発地帯へ運ばれる。
6.特殊クリーチャー『もふらいおん』
ふわふわを取り込んだ、特殊クリーチャー。外見は、パステルカラーのぬいぐるみのライオンのようなスタイル。
ふわふわに紛れてしまいやすいため、遭遇しても見失わずに済むかどうかは、判定が必要。
1d6が奇数なら捕捉してバトル可能。偶数なら見失う。
もふらいおんを倒した場合、1d6体のふわふわを一緒に回収できる。
もふらいおんへの挑戦は、一人一日一回。もふらいおんを見失った場合は、通常のクリーチャー相手の回収戦が可能。
/*
出てくる所は不確定なので、現れるのは上記の好きな所へどうぞ。
……そーか。
んじゃ、説明周りとか色々一段落したら、こっち出てきてくれな。
最後の仕事があるから。
[>>4:*55 聞こえた声にさらりと返す。
突っ込み役の復活の声はちらりと聞こえたので、自分は突っ込みはいれずにおいたとかなんとか]
/*
>>+1
それでおk。
もふらいおんと遭遇・捕捉に成功した場合は、それが欠片回収バトル(ふわふわおまけつき)になるよ、という事で。
その場合は、通常のクリーチャー戦はナシ、という事に。
─平原エリア─
『ミリィ、そろそろ時間のはずだ。』
あ、そ、っか…
それじゃゲルさん、私そろそろ湖畔戻るね。
また後でねー!
[平原に残るらしいゲルダ>>4:107に手を振ると踵を返し。
駆け足で湖畔へと向かった。]
─ →湖畔エリア─
─林エリア─
へえ、きんとんこっちにもあるのか。
[まさか反応が返ってくるとは思わず。もしかしてヴィリーの故郷はハインリヒがいた世界と食事情が似てる可能性が高いのか。
そんなことを思うと、もう少し彼と話をしてみたいとも思った。]
子どもん時に高熱だすのは危険だからなあ、脳やられっちまうだろうし。
親御さんも心配だったんだろうよ。あんたが無事に育ったから笑い話にもできるんだ。
感謝するんだな。
[彼には過去何かあったようだが、なんだか微笑ましい。同時に自身の故郷の両親を思い出す。
妬みでなく、素直にヴィリーがうらやましいと思った。
やがて時が来ればヴィリーは姿を消すだろうか。シチが寂しげなのはゲルダがいなくなることを悟ってのことだろう。**]
─林エリアの漆黒の龍─
[紫の光が散り、転移が発動する。
直前、向けられたティティエンの言葉に、漆黒はゆら、と小さく尾を揺らしていた]
『……さて、それでは、ハインリヒ殿、シチ殿。
最終試験の準備をせねばなりませぬ故、湖畔までお戻りいただきたい。
私は、一足先にアルの元へ戻ります故、これにて』
[ハインリヒに向け丁寧に一礼すると、漆黒の龍は、黒の光を散らしてその場から姿を消した]
任せて頂戴な〜♪
[軽い返答を>>*1に返しつつ]
いよいよ最後ってことねぇ〜、ちょっと緊張しちゃうわ〜♪
[言いながらやっぱりそこには軽さとか愉しそうなものしか見えなかったかもしれない]
─湖畔エリア─
……ん。
お帰り、フウガ。
[傍らに散る、黒の光。
馴染み深い闇の力に、すい、と右腕を差し伸べる。
現れた漆黒の龍は、するりとそこに巻きついた。
今も昔も変わらぬその様は、さながら鎖の如く]
……まあ、なんだ。
何気に、これ、お前自身の実技点にも関わるから。
そこんとこは、注意しとけよ?
単位取れても、実技点が足りないと、色々とうるさいからな。
[>>*3 軽い返答に返しつつ、実は一瞬とおいめしていたとか。
その辺り、実体験としてあるらしいですよ]
あら、そうだったのねん?
じゃあさっきのは+15点になるのかしらん?
[ふとした疑問の言葉、それから]
それにこれでも、欠片とふわもちゃんと回収してるわよ♪
―湖畔エリア―
ありゃ、居るのライせんせだけだ。
『ハインリヒ殿とヴィリー殿、どちらが勝たれたのだろうな。』
どっちだろねー。
ま、戻ってくりゃわかるよー。
ライせんせー、ただいま戻りましたー。
いらっしゃい〜♪
[まずはやってきたヴィリーに笑顔で]
最初に大事なこと言っておくわねぇ〜♪
回収したふわふわはそこにあるふわ回収袋に入れるのよ〜♪
それからほとんど一部だけど地図がそこにあるわ〜♪
[指差す先には壁に貼り付けられた地図の紙>>*0]
ん、ああ、戻ってきたか。
……ハインリヒも、そろそろ来るだろ。
[>>4 やって来たミリィにさらりと返す。
その内に、漆黒に促されたハインリヒもこの場に現れるか。
二人が揃うと、一つ、息を吐き]
さぁて、と。一先ず、実技の方は最終段階だな。
と、いうわけで、最後まで残ったハインリヒ=アリナガとミリィ=オットーの両名には、これから最終実技試験に挑んでもらう。
内容は、簡単。
俺と、補佐役の忍崎カルメンの二人に実戦形式で挑み、勝ってみせろ。
二人で組んでもいい。その場合は、こちらも二人組で応ずる。
勿論、それぞれが個別に挑んでも構わん。
やり方は、お前たちに任せる。
[淡々と、『最終試験』の内容を告げる。
天鵞絨の瞳には、口調とは真逆の楽しげないろが浮かんでいたが**]
ん、まあ。
あれも、ちゃんと加算されるから心配するな。
[>>*5 疑問に返すのは、肯定。
その後の言葉には、小さく息を吐いて]
……ちゃんと、やってくれんと困るぜ、そっちは。
正直、一人で回収しきれるもんじゃないんだから。
[返す声は、少しだけ苦笑が滲んでいたとかいないとか**]
ハーさん?
ってことは、ヴィリさんに押し付け成功したんだ。
『だな。』
[ライヒアルトの口から出た名を聞いて目をぱちくり。
後輩と一緒に残れて誇らしいのと、ヴィリーの技がもう一度見たかったのとで複雑な気分になりつつハインリヒが戻るのを待ち。
彼と共に最終試験の説明を聞いた後、ハインリヒの顔を見上げ。]
どーしよっか、ハーさん。
[首を傾げてそう問いかけた。**]
―林エリア―
[ヴィリーが隔離結界内へと送られる様子をぼんやり眺めた。
講師代理に話しかけられ、そちらを向く。]
……最終試験、か……。
[がくりと肩に重いものを感じる。
龍が消えた場には黒い光が明滅し、やがて消える。]
『……どうするの……?』
いや……受けねえといけねえだろ。
『おもしろい話……』
……わかってるよ。
[腕を組み、さてどうするかと頭を捻るが何にもいい案が思い浮かばない。
とりあえず湖畔に戻ることにした。]
最初に言ったでしょ♪
仕事はちゃんとやるわよ〜♪
[ライヒアルトの言葉>>*7に、カード片手にやっぱりかるーい感じで返して]
必要なら試験終了後もいくらでも付き合うわよ〜♪
二人のデートとかぁ〜、あはっ♪
[最後にそんな冗談の言葉を交えながら、手伝うというのは割かし本気だった]
―湖畔エリア―
遅れてすまなかった。
ミリィ先輩。ゲルダに勝ったんだってな。
[ミリィとライヒアルトに手を振りながら、湖畔へとやってきた。
シチはハインリヒの腕にまきついて静かにしているようだ。試験は試験と分かっているから、ミリィに怒っていることもないだろう。]
内容は、簡単、ねえ……。
[疲れたように半目で笑ったハインリヒは、楽しげな様子の講師の説明を聞き終える。
ミリィにみあげられ、首をかしげて問われると]
……とりあえず少し寝かしてくれ。
[まだ痛む背に手を当てながら、休憩所へ向かうことを提案した**]
ヴィリーさんは回復早いのね〜♪
[すでに回収に行こうとする姿に笑顔で、それからふわ回収袋をひとつ手にして]
ゲルダが着てないから探してくるわ〜♪
途中まで一緒に行こうかしらん?
[ヴィリーにそう尋ねてみたり]
―隔離空間・避難所→―
あらん、そうなのね〜♪
[戦闘を直接は見ていなかったので、その言葉をそのままに受け取り]
わかったわ〜、それじゃあちょっといってくるわねん?
[ひらひらっとその場にいる人たちに手を振り、ゲルダを探しに向かった。
においをすんすんと嗅ぎつつ…]
『犬かよっ!』
[当然そんなの見つかるわけがないんだけども、しばらくいけばゲルダを見つけることができるだろうか。
ふわ回収袋を渡しながらヴィリーにしたのと同じ説明>>*6をして]
じゃあ、私もお仕事あるから名残おしいけども〜♪
[ぎゅっとやっぱりゲルダに一回抱きつく。
それから離れた後ちゅっと投げキスとウィンクを残して、隔離空間からカード片手に去っていった]
―→湖畔エリア―
とうちゃ〜く♪
[<<宮廷占星術師長 ライヒアルト>>のそばにふわりと降り立って、そのままの勢いで抱きつこうとする]
とりあえずは二人におめでとうと、それからよろしくねと挨拶しておくわね〜♪
[ウィンクをして軽い調子は相変わらずだった。
飛翔はというと肩の上で今は元気にしております**]
……いや、それは、いいから。
[>>*8 カード越しに向けられた言葉、最後の部分に低く突っ込んだ。
そこだけは、突っ込まずにおれなかったらしい]
―湖畔エリア―
[一瞬、ほんの一瞬だけ遠い目をしたのはナニユエか。
別に、直後の状況を予測していた訳でもないのだが]
……やめいっ!
[>>9 勢いに乗って抱きついてくるカルメンからは、思いっきり跳んで逃げやがりました]
抱きつくのは、他のにしろ、他のに。
[自分でなければ、とりあえずはいいようです]
[一つ息を吐いて、気を取り直す。
ミリィの問いと、それに答えるハインリヒ、それぞれを見やり]
ああ、勿論休息してからで構わんぜ。
俺はちょっと平原に行ってるから、決まったら来てくれ。
[寝たい、と言うハインリヒに頷いて。
自分は平原へと足を向ける]
―平原エリア―
……って、と。
[平原までやって来ると一つ息を吐き、草の上に寝転がる。
その弾みで、ポケットから何か転がり出た]
……ああ、あれか。
[試験開始前に、ハインリヒからもらった蛍石。
その機能などは知る由もなく、拾い上げて透かし見るように掲げた]
『……アル?』
[微か、陰る、天鵞絨に漆黒が案ずるような声を上げた。白もふも、みゅう、と鳴いて、尻尾を振る]
あー……心配すんな、ちゃんとわかってるさ。
自分で、消滅させたんだから……な。
[何を、とは、漆黒と白もふには言うまでもないから、口にはしない。
自らの力の暴走で、半壊した故郷。
永き永き時をかけ、復興に至っているのは知っているが、未だ一度も訪れた事のないその場所に、刹那、思い馳せつつ。
今はしばしの休息を、と目を閉じた**]
―湖畔エリア―
[やってきたカルメンがライヒアルトに抱きつこうとして、思い切り逃げられた様子に苦笑する。]
なんだ大将、可愛い生徒のじゃれつきにくらい付き合ってやれよ。
『……。』
[シチはその様子をじっと見ていた。
そして、飛翔がカルメンの肩の上にとまっていることを確認すると、そっと鷹から見えぬ位置に隠れた。
平原へと向かうライヒアルトに応と答えて見送る。そしてミリィを見ると]
ミリィも火炎系の術が多いだろ?似たような属性同士が手を組んでもあんま意味ねえと思うんだよ。一網打尽にやられっちまう可能性があるからなあ。
お互い、やり易いようにやらねえか?
[シチはゲルダとミリィが戦っていた様子を見ていた。だからそれとなく一人ずつ相手をとらないか、と提案する。]
それと……出来れば、大将の相手を俺に譲ってくれないか?
[ライヒアルトが消えた方向を目で追いながら。]
俺は休憩所でちと寝てくる。
あんたは?
[ん?とミリィを見ながら。
どちらにしろハインリヒは休憩所へと向かい、まずはソファで睡眠をとろうとするだろうか。**]
―湖畔エリア→休憩所―
─湖畔エリア─
あーうんー、勝ったっていうより勝てちゃったっていう方が正しい気がするけどねー。
あ、カルさんおかえりー、ありがとー☆
[戻ってきたハインリヒの言葉>>8に微妙な笑顔を返しつつ。
戻ってきたカルメンにこちらも軽い調子で手をぱたぱた。
ライヒアルトがカルメンを全力回避する様子にはもったいないことするなぁ、と心で思わず口に出しました。
ともあれ、平原へ行くというライヒアルトにはいってらっしゃーいと手を振ってお見送りし。
ハインリヒからの提案>>14は、きょと、と見上げた後に頷きました。]
うん、いーよー。
私サポートとか出来ないから、ハーさんの邪魔しちゃいそーで怖いしー。
―湖畔エリア―
ちょっとした冗談よ〜♪
[ライヒアルトが怒る姿にはくすくすと楽しそうに笑ってから、
ライヒアルトが草原に行くのと、休憩所に向かうらしいハインリヒを見送り]
さてと、それじゃあ♪
私のダンスのお相手はミリィちゃんになりそうかしらん?
[ハイリンヒの提案などのことも含めてそう言葉をかけた]
場所とかもろもろ、ミリィちゃんの都合にあわせるわよぉ〜♪
─湖畔エリア─
あ、私はそんなに疲れてないから休憩はいいやー。
『ゲルダ殿とは一発勝負だったからな。』
うん、だからハーさんは休憩いってらっさーい。
ライせんせと対戦がんばー☆
『お前もカルメン殿と戦うってわかってるか…?』
あ、そっか!
ライせんせ譲るってことはカルさんと戦うってことか!
『気付いてなかったのか!』
─湖畔エリア─
[>>17カルメンから声をかけられると、ん〜…と悩み。]
あのねー、カルさん。
私さー、ロザさんとゲルさんと手合わせして、二人ともにケガさせちゃったの。
カルさんにもケガさせちゃったらやだなーって思うんだけど、手加減して負けちゃうのもやだなーって思うの。
だからねー、ケガとかしないよーに全力で力比べ、っていうのしたいんだけどーダメー?
―湖畔エリア―
[ミリィの提案に笑顔で頷いて]
かまわないわよ〜♪
怪我させたくないとか、ミリィちゃんはやさしいのね〜♪
[軽く答えてから]
で、具体的にはどんな風にするのがミリィちゃんはお好みなのかしら〜♪
『いちいち言い方があれなんだよっ!』
あらぁん?何かおかしなこといったかしらん?
[思わず突っ込んだ飛翔は黙りこくった]
んっとねー、真正面からぶつかりあう?みたいな。
『……何が言いたいのかわからんが。』
[カルメンからの質問>>20に首を傾げて答えたものの、鴉ともども意味が伝わる人はいなかったろうなぁとか。]
だからー、二人して向かい合ってー、どーんってやって、ばーんってなった方が勝ち!みたいな。
『あぁ…そういうことか。
すまない、カルメン殿。
お互いに大技を出し合って、相手の術に打ち勝った方が勝ち、というのはいかがだろうか。
それならば双方怪我も出ないだろう。』
うんうん、私治癒使えないからー。
ケガさせちゃってもアレだし、自分がケガしても治せないのー。
[はじめの説明でなんとなく言いたいことはわかったけども、クロウが詳細聞いてくれるっぽいのでとりあえず笑顔で黙っておいた]
お互い本気の一発勝負ってことね〜♪
じゃあ、それでいこうかしら〜♪
[治癒の話には自分も頷いて、治癒魔法を習得しているがこと回復にはからっきし、魔法を用いない、もしくは補助的に使う治療ならできなくはないのだが]
私もミリィちゃんのこと怪我させないように気をつけないといけないわね♪
『いや…こいつが怪我する分には因果応報だと思うんだが、こうも怪我人増やしているとなぁ。』
……ごめんなさい。
『…仕方のない部分もあったろう。
わざと怪我させようとしたわけではないんだからあまり気に病むな。』
うん〜…
[カルメンに答えるクロウの声に、さすがにしょんぼりな様子で謝った少女にまずったと思った鴉はフォロー入れましたが、やっぱりまだしょんぼり。
気を取り直そうと、鴉がぱたり、と羽を羽ばたかせて双方見遣り。]
で、どこでやるつもりだ?
出来れば広く見晴らしの良い場所が良いだろうが。
こういう試験だもの、少しくらいの危険はつきものじゃないかしら〜♪
[一応のフォローも自分もいれつつ]
ここも見晴らしは悪くないんじゃないかしらん?
[とあたりを見回しながら]
ここじゃなかったら草原とかかしらん?
んー…
まぁ、ここでいんじゃないかなー?
ちょっと湖から離れたいけどー。
『これくらいの距離なら平気だろう。』
[ちょっぴり湖見て眉を寄せるも鴉からGOサイン出て黙りました。
水の側だとどーしても火力が、というのもありますが。
本気出して湖の水沸騰しちゃったら困るな、とかもあったり。
だが見晴らし自体は確かにいいのでここで異論はない模様。]
じゃあ、ちょっと本気でいこうかしら〜♪
『いつもは本気じゃないのかよっ!』
気分の問題よ〜♪気分の〜♪
[服に手をかけるとそれを脱ぎ捨てる。
残った姿は残念ながら裸でも下着姿でもなく、その身に纏うのは黒を基調とした忍び装束、背中には刀を背負い]
『どこに着込んでたのっ!』
[きっとその答えはどこからも返らない]
さぁ、いつでもどうぞ。
[声は普段の軽い調子が抜けた様子で、ミリィの動きを待っている。
飛翔は巻き込まれる前に飛び立って逃げ出した]
わぁ、カルさんかっこいー☆
すごいねすごいね!
『いや、あの服はともかく刀は服の下に仕込むの無理だろう!?』
[カルメンの早変わり?を見て少女が目を輝かせてぱちぱち拍手。
鴉のツッコミには答えてくれる人はいなかったでしょうね。
飛翔が飛び立ち離れるのを見ると、ようやく拍手をやめて髪を解き。
一方のリボンをクロウに結んでから、残ったリボンで髪を一つにまとめてポニーテールにして。]
よし、準備かんりょー☆
『…あぁ、お前自分でコントロールする気ゼロか。』
とーぜん☆
『……まったく…』
そいじゃ、いこっかクロウ。
『あぁ。』
[カルメンと対面になるように移動して。
結構な距離をあけたのを確認してから立ち止まった。
そして鴉を、ある意味いつもの定位置でもある肩に乗せ眼鏡に手を触れて。]
そいじゃ、いっくよー?
『やり直し無しの一発勝負だからな。
詠唱さぼらずに真面目に全力込めろよ。』
わかってるってー☆
[鴉に軽い調子で答えつつも両手を上に掲げるようにし、詠唱しようと目を閉じる。]
マナよ集え 吾の望みに従いて
炎よ集え 吾が眷属の写し身と成せ!
[上空に産まれ出でたは、巨大な火の玉。
それは徐々に翼を広げた鳥のような形を成し。
目を開くと同時に、きっとカルメンを見据え。]
翔けよ眷属 その戒めを解き放て!
[ミリィの言葉に小さく頷き、いつでも大丈夫なことを伝える。
[相手の出方がどうであれ、自分が扱う大技はほとんどが戦いの中で仕込んでいき行使するものが多く、
それなしに扱うものといえば選択肢はほぼ限られていた。
文字通りの真正面から突っ込む気ははなからなく]
約束は何一つ違えてないしね。
[小さなつぶやく言葉はきっと向こうに届かなかっただろうけど。
怪我をさせることなく、かつ大技を出し合って、相手を打ち負かせば勝ち。
条件は3点と頭の中に]
[小さく口元を動かさない精霊へのお願いの言葉。
影と光と、それから水の精霊へのお願いがあるので若干時間はかかる。
向こうが詠唱を唱えている間にもそれはすみ、向こうが術を解き放つ寸前]
忍崎流奥義・陽炎分身っ!
[大気中の水分、それから光と影の働きを利用しその姿はいくつもの実体のない分身を作り出す]
[放たれた巨大な火の鳥は分身のいくつかを焼き払い、その姿を散らされ、本体はというと辛うじて一撃をすり抜けてかわしていた。
髪先や頬、服の一部などかすったところが若干焦げ臭く焼ける]
……
[無事だった分身数体をつれ、ミリィの懐に飛び込む。のは分身で。
背後を取った本体は抜いた刀を首筋にあてて]
これ、下手しなくてもあたったら大怪我じゃないかしら…
[ぽつりと非常に珍しく突っ込みをいれていた]
ふぇえ!?カルさんが分裂した!?
『バカ、あれは分身だ!!!
本体はどこかに紛れて…っミリィ!』
クロウ?…─ふゃ!?
『ま、まて、動くなよ!』
[カルメンが何人にも分かれたのを見て驚いた少女にツッコミ入れていた鴉が先に背後の気配に気付いたものの少女に声をかけるのは少し遅く。
ひたりとした感触を首筋に感じてびくっとした少女に鴉が慌てて制止の言葉をぶつけ。
通り過ぎていった火の鳥は、鴉が羽を一振りすると霧散し掻き消えた。]
[つくり出されていた分身が消えて]
私の勝ちってことでいいかしらん?
[声はいつもの軽い調子のもの、首筋に当てた刀をゆっくりと傷をつけないように離して背中に収める]
『残ってたら火の鳥に焼き鳥にされるところだった…』
[飛翔が肩の上に戻るとぽつりと恐ろしそうにつぶやいていた]
うんー、私の全力避けられちゃったしー。
でもカルさんすごいね!
今の初めてみた!すごいすごい!
『そうだな、俺も話には聞いていたが目にしたのは初めてだ。』
[カルメンの問いにはこちらも軽い口調で頷きつつ、やっぱりちょっと残念そう。
でもすぐにぱっと目を輝かせてカルメンを憧れの眼差しでじー。
飛翔の呟きは少女には残念ながら聞こえませんでしたが、鴉の耳には届いて申し訳ないと声をかけたり。]
―休憩所―
[ソファで一人ハインリヒはぐうぐう眠っていたが、シチはそっと起きていて、布袋の中をごそごそと漁っていた。
ハインリヒの疲労はシチの疲労でもある。シチとしてはライヒアルトとの真っ向勝負を早く終わらせて、ゲルダと遊びたいようだ。]
『ハインリヒ、起きて……』
……ん?
[つんつんとシチにつつかれ、ハインリヒがしょぼしょぼと目を開ける。]
―休憩所―
[ハインリヒの眼に映ったのは、琥珀を加えたシチであった。
シチはそれをハインリヒの手にぽとりと落とす。]
『これ、使いましょう……』
でもこれ、俺も被害をこうむるしなあ。下手したらお前も。
『それでも……まともに向かうより……』
ふむ。触れちゃいけねえとこに触れそうな気もするが。
まあ……あちらさんはごまかすかな。
……考えとく。
[そう言って、寝転がりながら琥珀を見ていた**]
[刀をしまうと衣服をつかみ、ばっとそれを脱ぎ捨てると元のミニ浴衣姿に。
脱ぎ捨てた服とか刀どこいったのか聞かれてもきっと笑顔で内緒とだけ言うだろうか]
そう、ほめてもらえるとうれしいわぁ〜♪
[賞賛の声には笑顔でミリィにぎゅっと抱きついて]
ミリィちゃんもすごかったわぁ〜♪
火の鳥とか、今度こっちでも取り入れようかしら?
『あんな大火力だすのにどんだけの火の準備が必要だと思ってるんだよっ!』
[思わず入る飛翔からの突っ込みに肩をすくめて]
ロマンがないわねぇ〜♪
『そういう問題じゃないだろっ!』
[さらなる突っ込みは無視して]
さ、それじゃあライヒアルトさん達の戦いまだなら一緒に見学にどうかしらん?
[カルメンにぎゅっとされるときゃ〜♪とか嬉しそうな声あげつつ、続いた言葉を聞くと更に嬉しそうににこにこして。]
えへへー、褒められちゃったー。
うん、火の鳥使って使ってー☆
分身全員で火の鳥出したりしたらちょー迫力だよー☆
『どれだけ火焚く必要あると思ってるんだ!』
あ、うんー。見学行く行くー☆
『だから話を聞けえええええええええええ!!!』
[飛翔と同じようなツッコミ入れる鴉はスルーし、カルメンの誘いに二つ返事で乗りました。
鴉の叫びが空しく響く中、カルメンと一緒にライヒアルト達の対戦を見に移動を始めたとか。**]
―湖畔エリア→―
あらぁ〜♪それ素敵ね〜♪
[分身しながらのいくつもの火の鳥]
名前とかどうしようかしらん?
[そんなゆるい話をミリィとしながら]
『名前以前にまずできてからにしろよっ!』
[クロウに同じく突っ込む飛翔、そしてクロウと顔を見合わせるとお互いでため息をついていたかもしれない。
そんなこんなでライヒアルトを探してその場を後にした**]
[カードを片手に、ライヒアルトへ言葉を送る]
こっちはおわったわよ〜♪
私の勝ちだったわ〜♪
[口元を動かさずしゃべる言葉、近くにいるミリィにも気づかれることはないだろう]
二人で見学にいくことにしたから、期待しているわね〜♪
[伝える言葉はやっぱり軽い調子のものだった**]
─平原エリア─
[ミリィにもったいないと思われてたとか、知る由もなく。
いえ、聞こえなくて良かったんですが。
ハインリヒの苦笑には、一瞬だけ、じとん、とした天鵞絨が向いたかも知れない。
とか、その辺りは置いといて。
平原に寝転んだ後、やっぱり疲れは完全に回復してはいなかったようで。
いつの間にか、そのまま転寝モードに入っていた……のだが]
……ん……あー……そっか。
お疲れさん。
[>>*12 カードから聞こえてきた声に、半ば寝ぼけた声で返す]
んじゃ、ハインリヒが、俺の方に来るって事だな。
……そろそろ、起きるか……。
―休憩所―
[しばらく琥珀を手で握って考えていたが、水筒を取り出して白湯を口にすると、立ちあがる]
『決めたの……?』
いや。
とりあえずセンセのとこ言くわ。
[そう言うと、休憩所を出て平原へ向かおうと]
……ふぁ……。
[不意に上がるのは、緊張感緩めの欠伸。
ゆっくりと身体を起こし、動物めいた仕種で目を擦る]
ってぇ、とぉ。
ちゃんと、気合、入れんとな。
[数度瞬きをした後、軽く、自分の頬を叩いて低く呟いた]
―平原エリア―
大将、おまたせっ。
[へらりと笑いながらライヒアルトの元へ歩み寄る。ポケットの中に手を突っ込み、そこには琥珀を握りしめていた。]
さて最終試験……の前にさ。ちょっと話さないか?
今、隔離結界内ってどんなかんじなんだ?
[その場に座り込みながら聞いてみた]
/*
>>+33
欠片回収(もふらいおんor通常クリーチャー)と、ふわふわ回収は、各一回ずつですよ、と。
そして、2回実行の辺りは、見落としてるかも知れない。
ちょっと、確認してみる。
/*
発言抽出で確認してきた。
確かに、>>4:+40と>>4:+47で、2回判定しちゃってるね。
2回目の判定は、ノーカウント、という事で一つ、よしなに。
─平原エリア─
[さてどうするか、と思っていた矢先、声がかけられ]
いや、俺も休憩できたから、構わんよ。
……隔離結界の、様子?
[唐突な問いかけに、天鵞絨はきょとり、と瞬き。
それから、思いっきり、とおくを見た]
学院生なら、ふわふわの事は知ってるだろうが……あれと、魔獣の欠片が融合してな。
新種のクリーチャーが歩き回ってるってのが現状。
こまごま駆逐はしてるが、二、三匹、でかいのがいそうだからな……後で、最終駆除を仕掛けにゃならんだろうなぁ。
―平原エリア―
ふわふわ……。
[思わず渋い顔をしてしまった。とらえどころがなくてあまり好きではなかったから。]
そうか……なんちゅーか、頑張ってクダサイ
[完全に他人事扱いした]
(さーて、どうやって切りだしたものか……)
[不意に、じっとライヒアルトを見つめてみる。]
─平原エリア─
ま、結界内でカタつければ、問題ない。
非常手段は確保してるしな。
[胃に痛いけど、とは言わないが。
やっぱりどこか遠い天鵞絨から、苦労の程は読み取れるかもしれない]
……ん。
どーか、したか?
[ふと、視線が強くなったような気がして。
こて、と首を傾げつつ、問いかけてみた]
―→平原エリア―
[とりあえずライヒアルトが行くと言っていたそっちに向かおうということになるだろうか。
ミリィとの新忍術談義はいまだ続いていた]
あらぁ、あれライヒアルトさんとハインリヒさんかしら?
[普通の人よりは目がいいので見つけるのは割かし早めに、一番最初に見つけたかもしれない]
何かお話中のようだわ〜♪
[邪魔するといけないからと遠巻きに少しその様子を眺めているだろうか。
ミリィは魔法とかクロウ使ったりでなんとかしてたかもしれない、してないかもしれない]
―平原エリア―
『お、おれはあんたのことがしりたい……とか言っちゃってみればいいのに』
いやそれなんか違うだろ
[シチの小さな言葉に小さくツッコミを返す。ライヒアルトからは顔をそむけながら。
ある意味そのまんまの言葉だが、そのまんま過ぎてイヤな方向に勘違いされそうで嫌だった。
ケホンと咳払い、ポケットから手を出した。]
……お前は何をとじこめた、琥珀……
……栄光の時か、堕落の日々か……
[小さく詠唱すると、それをライヒアルトと自分の間に転がした。
熱を持った琥珀は枯葉色の煙をゆっくり立ち昇らせていく。]
─平原エリア─
…………?
[小声のやり取りは聞き取れず、首を傾げる。
ちなみに、そう言われたら言われたできっと、特大の『何か』が墜落した事でしょう。
それも、条件反射『だけ』で。
とかいうもしも、はさておいて]
……んで、何しとるわけ、一体?
[転がされた琥珀と、立ち昇る煙。
天鵞絨がす、と細められる]
―平原エリア―
[周囲をゆったりと煙と甘ったるい香りが支配していく。
カルメンらが覗き見していることには気づいてなかったが、そちらにまで煙が及ぶかもしれないしそこまで拡散しないかも分からない。]
端的に説明すると……この煙の中に一定時間いると夢を見るんだ。
んで、その夢から早く起きた方が勝ち。
経験でどうこう、って差はねえよ。自分の意思の問題だからな。
[ポケットの中にある琥珀は、燃やせば煙を出して周囲一帯に拡散する……自らの記憶を刺激して過去の映像を脳内に再生させるという幻覚作用をもった煙だ。
良い夢を見られるか悪い夢を見られるかは、人それぞれで異なるし、深く入れ込みすぎると現実とは異なる妄想に襲われるだろう。バッドトリップというやつか。
良い夢を見られたとしても、心地よすぎて離れがたく思ってしまう。
一時期ヤケになってたハインリヒがこの術を使いすぎて廃人になりかけたところを保護人にぶんなぐられたとかそうでもないとか。
中毒性はない上に魔法として制御出来るあたり、ある意味オクスリよりタチが悪いのかもしれない。
シチは良い夢しか見たことが無かった。]
使い魔に頼って起こしてもらうのは、ナシ。
あんま眠りすぎないようには設定してあるから。
[ふわ、とあくび一つ。
このままでいけば{5}分後には二人とも眠りに落ちることだろう。]
─平原エリア─
……はぁ?
[なされた説明に、天鵞絨はきょとり、と瞬き。
数分沈黙]
別に、それはそれで構いやせんが。
担当導師に、単位として承認されなくても、俺、責任とらんぜ?
『……そういう問題か、アル』
いや、実際そうだろ。
それで留年した、って言われても、困る。
[漆黒の突っ込みには、真顔で返した。
実際どうなるかなんて、多分、学長のみぞ知る所だろうけれど]
―平原エリア―
そーお?実戦にも使えると思うんだけど。
闇討ちにはけっこう便利だぜ、これ?
[とは言ってもハインリヒ自身も実戦には使ったことが無いのだが]
それに、始めちまったもんは仕方ない。
[そもそも目的は別の処にあるのだから]
精神力も肝心だろ?
あとでどんな夢みたか教えてくれよ。
ほいじゃあ、おやすみ……。
[まぶたをゆっくり落とし、ハインリヒは眠りに落ちた。]
─平原エリア─
んー……煙幕設置型のトラップ系スペルには、色々と、欠点も多いと思うぞ。
[なんか真顔で突っ込みつつ]
夢、ねぇ……。
ここン十年、まともなの、見た覚えないんだがなぁ……。
[正確には、拒絶している部分もあるのだが、それはそれとして。
白もふがうとうとし始めるのと前後するよに、ふわり、眠気に包まれた]
[遠くでハインリヒが何かをしている、あがる煙、やがてそれはこちらに近づいてくる。
遠すぎてさすがに口の動きをつかむこともできず]
まぁ、死ぬことはないと思うわ〜♪
[とりあえず口元を布で覆いつつ、飛翔はいち早く夢の世界に旅立っていた。
ミリィやクロウはどうしていたか、自分も意識が落ち始めてよく覚えてない]
[そも、夢見を拒絶している、という事の可否はさておいて。
不自然に呼び込まれた眠りは、逆に意思を無視してそこへと至らせる。
見えるものは、様々で。
例えば、身に宿した魔獣と最初に出会った時の事とか。
その力の暴走で、故郷である『魔獣使いの郷』を半壊させ、両親と幼馴染たちを文字通り『喰らい尽くした』事とか。
……そんな自分を、これまた文字通りの命がけで止め、引き取ってくれた養父との事とか。
そうかと思うと、学院に来てからの事。
ケンカ屋として暴れまわった日々の事とか。
(この辺りは、ひっそり記録に残っているかも知れない)
ナターリエと出会う切欠となった、迷宮試練での事とか、卒業前にやらかした、魔獣との存在をかけた盟約戦とか。
宮廷占星術師となってからも、騒動がなかった試しはなく。
長となってからは、多分、より一層顕著なわけで。
……どうにも平穏ではない人生の記録の早送りは、無意味に長かった]
[それでも、総じて。
今は、全て、受け入れようとしている事で。
完全に、割り切れている訳ではないけれど。
目を逸らさないと決めた──右の腕に刻まれている、とある印にかけて、誓ったから。
寝顔は特に苦しそうとか、そういう事もなく。
むしろ、普通に寝てる様子は、外見年齢と比しても幼いというかなんというか。
それだけで十分ネタになるくらい、かわいいものだったとかなんとか]
―夢の中―
『あきらめちゃえば……』
そうは言っても愛しい故郷だ。そう簡単にはなあ……。
『でも、帰れた人……いるの』
……。
[シチとの会話か。学院に入った当初はまだ元の世界に帰る方法があるはずと望みがあった。
調べれば調べるほど絶望することになった。]
―夢の中―
「こんなところで寝転がって……。」
こ、ここはどこだ……。
「どこの言葉を使っていらっしゃるのかしら?
……まあいいわ。今日は機嫌が悪いの。拾って差し上げます。」
[ガブリエラと出会った記憶か。よく分からない理由で拾われ、保護されることになった。
あの時拾われて生き延びることがなければ、ここまで苦しまずに済んでいたかもしれないとは思う、正直。]
「私に拾われたのだから、そんな顔をせずに笑いなさい。
私は笑い話が好きですの。何かお話になって?」
―平原エリア―
[ぱちり、と目を覚ます。
隣を見ればまだライヒアルトは眠っていた。
その寝顔は幼く見える。]
……。
『……やっちゃう?』
ああ。
[同じく起きたシチ―あとから聞いた話によると、どうやら人間になってゲルダとかくれんぼして遊んだ夢を見たらしい―と、目を合わせて頷き一つ。]
―平原エリア―
[ハインリヒはゆっくりとライヒアルトの顔の真横に左手をつき、彼の顔を真上から見下ろして、ゆっくりと――
――右手の赤いカラーペンで頬にぐるぐるを描いた]
─平原エリア─
[ちなみに、白もふと漆黒も、一緒に同じ状態になっていたわけですが。
しばらく前から体内に戻っていたため、忘れられていた黒もふだけは、きっちり起きており]
『何を、している、か』
[不意に響く、高めの声。
するり、と身体の中から抜け出すように黒もふが現れる。
現状を見て取った黒もふ、ゆらり、と不機嫌そうに尻尾を揺らし]
『ついでに、瞼にも、目、描いちゃうの……』
そうだな。
[今度は黒のカラーペンできゅっきゅっと、彼を起こさないようにらくがきをする。
両頬に赤いぐるぐる、そして瞼に第二の瞳。まつげもばしばし。]
これでいいだろ。
[布袋から小さめの琥珀を取り出すと、ライヒアルトの顔の真上にかざして]
……覚えろ琥珀、これがお前がとどめるべきもの、伝えるべきもの……
[ハインリヒ本人は真剣そのものだ。でも傍目から見るとまぬけ。シチは笑いをこらえている。
熱写よる映像の記録化は難しい。何度も挑戦してもピンボケになる。ハインリヒのレベルではコントロールが効かなかった。]
『だめ。ボケてる。やり直し……』
あーくそ、起きちまう……。
[ハインリヒがあれこれやるのを待っていたのは、己が主の体たらくに嘆いていたから、とかなんとか。
ともあれ、一段落した、と覚ると、黒もふ、ぶわ、と尻尾を逆立てて]
『……ホタルビーーーーーーーーっ!!!!!
さっさと、起きぬかあああああああっ!!!!!!!!』
[思いっきり、叫びました。
ぶっちゃけ、至近距離で聞いたらかなりきつい高周波が、平原全域に広がってゆく]
―平原エリア―
うわやっべ出てきた!
『……逃げよ!』
[ライヒアルトの身体から出てきた黒い存在がしっぽを揺らしていることに気付くと、慌てて立ち上がってその場を去ろうとする。はずみでいくらか石がおちるか]
─平原エリア─
[黒もふ、二次災害は気にしてません。
いや、気にしていたら魔獣なんてできません、とかなんとか。
普段は音にしない所まで発声している辺り、わりと本気でキレているようです]
……るせぇぞ、 。
[ホタルビ──真名によって縛されているが故に、主の名を呼べぬ魔獣が用いる仮名に返すのは、魔獣の真名。
とはいえ、寝ぼけていてもこちらは音にはせず。
のんびり起きて、獣っぽい仕種で顔こしこし、とかしていたり]
─平原エリア─
[本人の目覚めに続くよに、白もふと漆黒も目を覚ます。
白もふは、同じ仕種で顔をこしこし。
漆黒はふるり、と首を振り──しばし、沈黙]
『……アル?』
……んぁ? なんだよ?
[状況把握は出来ていないので、首、こてし。
傍目、かなり間抜けなのはまあ、この状況では仕方ない]
―平原エリア―
[魔獣の高周波なんてくらったことない。耐性なんかもちろん無いし、つけようもないだろう。
意識はあるものの、ぱたりと倒れた。]
し、しびれる……
『し、しびれる……』
[しびしびしていた]
─平原エリア─
……っていうか、ホムラも大声出して、なんなんだよ。
なんか、あったのか?
『……何かと言うか……取りあえず、眠り勝負は、お前の負けだな』
あー……そっか。まあ、仕方ねぇ。
[漆黒の説明に、さらりと言いつつ周囲を見回す。
目に入ったのは、しびしびしているハインリヒの姿。
状況がわからず、首を傾げていると]
『……アル。
悪い事は言わんから、『再生』のカードをまず使って、状態を戻せ』
[漆黒が真顔で突っ込んできた]
……なんで?
『その方が、平和だ』
[どんな物言いですか。
いや、今の状態を認識したらどうなるかわからないから、という漆黒なりの気遣いらしい]
─平原エリア─
……均衡の象徴の制しの元。全ての再起を。
[ともあれ、自分も理由はわからないが、妙な感じがするのも事実なわけで。
『天秤』と『再生』のカードを組み合わせた治癒の符術を、自分とハインリヒを範囲に入れて発動する。
落書きも状態異常の一環と言えたのか、一応は消えたらしく、漆黒は一先ず、安堵]
……おーい。
生きてるかー?
[そんな盟約龍の苦労も知らず、当人は呑気に声をかけていた]
―平原エリア―
『……。』
い、生きてる……。あんがとよ……。
[ハハハ、と渇いた笑みを浮かべ、横になったまま手を挙げて振った。]
『もう二度とやりたくない』
全くだ。
[シチのかたい声に同意の言葉を返す。
ゆっくりと上半身を起こして講師の顔を見ると、さきほどの落書きはすっかり消えていた。]
あー、疲れた……。
―夢の中―
[一方その頃こちらはというと、立ったまま器用に寝ていた。
見ている夢は里を飛び出してくる前の夢]
いやです、自分の結婚相手くらい自分で見つけますから。
私はお父様の道具でもなんでもありませんっ!
[父親と喧嘩したときのこと、場面は移り幼少時からの世話役の者と会話をするところに]
確かに、自分の立場くらいはわかってますけど…
私ラスファ魔法学院行くことに決めました。そこでのんびり羽伸ばして、お婿さん候補も見つけるんです。もう決めましたから
[あきらめた様子の世話役の人はため息ひとつ、ちゃんと戻ってくることだけは約束してくださいねと私はそれに頷く。
さらに場面は移り、入学式の頃、見かけた緑髪のその人、女の人のようなその人]
ねぇ、いい人見つけたかもしれない。
[時折様子を見に来る世話役の人にそう楽しそうに告げる。
それから、私は奇行学科に入って……]
―平原エリア―
んーー、なんだか懐かしいものみさせられたわ〜♪
[現実に戻り軽く伸びをするとハインリヒがライヒアルトに落書きをしていたりする姿が見えた]
決着かしら。
[それからあったどたばたも自分は遠巻きに見てるだけに]
─平原エリア─
[ハインリヒの苦労の程は知る由もないから、こてり、と首を傾げる。
……後日、何があったかを知る機会があったら、どうなるかはまあ、今は置いといて]
まあ、ずっと動いてたもんな。
……あー、そうそう、夢の話だが。
予想していた通り、人が聞いても面白くないモンだったんだが、それでも聞きたいのかー?
[疲れた、という言葉に苦笑を滲ませた後、眠る前に言われた事を思い出して問いかけてみた]
─平原エリア─
あ、せんせ達いたー?どこどこー?
[火の鳥忍法のネーミングだの活用法だの話しながらカルメンと一緒に移動して。
先に二人を見つけたのはカルメンで、次いでクロウ。
最後にミリィもその姿を見止めて立ち止まった。
遠巻きに二人の様子を見守っていたら、何やら煙が湧き上がるのが見え。]
あれ?あの煙なんだろ、クロウ。
『熱量は然程無いな…あ、待て、あの煙を吸うんじゃない!』
ふぇ?…もー、おそぃょぅ…
[煙を見て?マークを浮かべる少女に、なんらかの作用のあるものだと気付いた鴉が忠告したのだが既に煙を吸ってしまった後で。
感覚共有を切るのも間に合わず、使い魔もろとも仲良く夢の世界に旅立った。]
―平原エリア―
あー、夢の話な……。
いーよいーよ、俺もあんまり良くない夢見ちまったし、面白くないもの聞いてもなあ。
[手をぱたぱたとふって遠慮した。
それに、面白くない話ということはあまり話したくないことでもあるのだろうと思う。
そこまでずかずか踏み入る気にはとてもなれなかった。]
『……。』
[シチは小さな琥珀のいくつかの映像を確かめて、小さなため息をついていた。]
[夢の内容は、懐かしいものだった。
初めて使い魔と出会った時。
何をするにも失敗ばかりで、それでもいつも笑っていて。
そして誰も見ていないところで泣いていた頃のこと。
いつも泣きに来ていた、大きな大きな木の根元にいた、小さな黒い塊。
誰の目にも留まらぬような、小さな鳴き声をあげていた、雛。
それが、クロウとの出会い。
皆からもっと丈夫そうな使い魔を選べと言われて、それでも他の何かを選びたくなくて。
そして今まで共にきた。きっと、これから先も共に在る、大切な─]
なにはともあれ、お疲れ様、ライヒアルトさん♪
[少し落ち着いたころあいを見て、カードを手にそうねぎらいの言葉をかけておいた]
―→休憩所―
[隣のミリィは眠ったまま、つんつんと頬をつついてもおきる気配はなく]
起こしちゃうのも悪いかしらん?
[クロウはおきてたかどうか、とりあえずミリィの体を抱き起こすと休憩所に連れて行くことにした。
そこに横にさせると自分はカードを手に隔離空間に行くことに。
無性にゲルダに会いたくなったから]
─平原エリア─
[手を振る様子に、きょとり、と瞬く。
同じ夢を見ていた白もふと漆黒は、それぞれ物言いたげに尾を揺らして]
……まあ、そうかもな。
正直、俺の前半生って、面白い部分が少ないし。
そも、無駄に長いから、聞いてる内に眠くなるしな。
[冗談めかした口調で言いはするものの、問われぬ事には安堵していた。
過去話を他人にした事など、外見相応年齢の頃まで遡る。
無闇に踏み込まれたくない部分なのは、確かな事で]
って、と。
……そろそろ、あっちも一段落、か。
学院の、聖夜祭にゃ、間に合うかねぇ?
―隔離空間・どこかの通路―
[転移した先はちょうどゲルダのいたところで]
ゲルダ〜♪
[ぎゅっといつもより懐っこく抱きついた]
調子はどうかしらん?
[それから少し時間を置いてヴィリーに気付き]
あらぁ、ヴィリーさんもいたのね〜♪
[肩の上の飛翔は器用に肩に捕まったまま寝ている]
─平原エリア→休憩所─
[カルメンに抱き起こされても一向に起きる気配はなく。
休憩所で横にされてもぐっすり寝こけていた。
既に夢の内容はとりとめのないものになっている。]
ん〜…ふわふわいっぱぁい…
[とかなんとか寝言を言ってたり。]
─隔離空間・どこかの通路─
驚かせちゃってごめんなさい〜♪
[ヴィリーに対するそれはちっとも悪びれた様子はなかった]
―平原エリア―
眠くなる話ならなおさらいいや。
もう、睡眠はとったとった。
[ようやく立ち上がるとぽんぽんと服をはたいてほこりを落とした。]
ん?そろそろ戻れるのか?
『聖夜祭?』
[二人して首をかしげた。
何せずっと土いじりに夢中になっていたもので、すっかりいろいろ忘れているようだ]
ふぁ…ん〜〜〜〜〜…良く寝たぁ…
………あれ?
『…休憩所、か?』
みたいだねー。
『誰かが運んでくれたのか。礼を言わないとだな。』
……
『どうした?』
なんで寝ちゃったんだっけ。
『………恐らくハインリヒ殿の術だと思うが。』
あぁ、そーいやハーさんVSライせんせ観戦しにいったんだっけ。
『忘れるなよ。』
─平原エリア─
戻る前に、まだやる事はある。
単位取得者と、免除者のカルメン以外の全員には、ちょっと手伝ってもらわんとな。
[なんかさらりと言いつつ。
聖夜祭について問われると]
ああ、毎年この時期にやる祭りだよ。
中庭の『世界樹の仔』に飾りつけしたり、屋台出したりして、二日くらい騒ぎ倒すんだ。
……異界から来たヤツは、「クリスマスみたいな感じ」って言ってたっけな。
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