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研究生 エーリッヒ に 1人が投票した。
少女 ベアトリーチェ に 3人が投票した。
少女 ベアトリーチェ は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
現在の生存者は、青年 アーベル、研究生 エーリッヒ、職人見習い ユリアン の 3 名。
……戻るか。
[ぽつり、呟く。
ここにいても、何かが変わる訳でもないのだから、と。
鍵盤に蓋をして、ぼんやりと歩いてゆく。
考え事をしていたせいか、いつか、辿る道はそれ]
……ん?
[いつの間にか、今までは踏み込まなかった場所に出ていた……事は、どうでもよく。
むしろ、問題は]
……ここでも、やり合った、か。
[激突の痕と、そこに倒れる見知った姿。倒れた者は既に回収されたのか、その姿はなく]
……やれやれ、めんどーな……。
[文句を言いつつ、それでも転がるユリアンを担ぎ上げ、建物まで戻り。
自分の回復のついでに、メディカルルームに放り込んでおく。
何があったか気にならなくはなかったが、問う相手の意識はなく。已む無く広間に立ち寄り、端末の情報を確かめた。
敗者として並ぶ名前は、七つ。
新たに増えた内、一つは自らの手によるもの。
そしてもう一つは、なくした妹分と良く似た少女のそれ]
……残ってるのは……俺と、あいつと……なるほどね。
[最後の障壁となり得る者。
その名を確かめると、二階の個室へと向かった]
─建物二階・個室(F)─
[部屋に戻り、一つ、息を吐く。
だいぶ減った、人の気配。
しかし、まだ終わっていない、という感覚だけは残っていた]
……さて、どうなるかな。
[窓辺に寄り、小さく呟いて。
そのまま、風の音を聞くかのように、しばし*目を閉じた*]
/*
>>+21
気付いてるというか。
まんまでしたねグレルさん?
いやぁ好きだった。とても好きだった。腹抱えて笑った…!
ということでオハヨウゴザイマス。
母上のメールで起きましたなもし。
……寝足りない…orz
*/
―メディカルルーム―
[ぼんやり目が覚める。
世界が眩しくて消し炭の瞳をすがめて瞬いた]
………。
[誰かによって運ばれたのだと気付く。
持ち上げた腕に違和感はなく。
溢れるのはため息ばかり]
─建物二階・個室(F)─
…………。
[しゃら。
そんな感じで、細い銀鎖が音を立てた。
源は、胸元のロザリオ。何気なく手に取り、しばし、裏面に刻まれた文字を眺めて。また、離す]
ん、こもってても仕方ねぇ。外、出るか。
[その方が動きやすいし、と呟きつつ、個室を出て、階下へと]
……。
[微かに肩が揺れ]
…アンタか。
……さぁ、何してんだか、なぁ。
[くしゃりと。
歪む表情、少しだけ目が赤い]
…取り敢えず気分は最悪だってのは、わかってんだけどさ。
……言っていいなら。
俺にゃ、いじけてるように見えるがな。
[メディカルルームの中には入らず、扉に寄りかかる姿勢で、さらりと告げる]
……大体の事情は読めてるが、一応聞いとく。
何が、あった?
…。
[図星。
だから、口を噤んだ。
聞かれた。
だから、答える]
…俺、さぁ。
日碧のこと、さ、友達だって思ってたんだけどさ。
……あいつは、そうじゃなかったみてえなの。
[はは、と小さく笑って]
…そんだけ。そんだけなんだ。
[沈黙に、一瞬だけ掠める笑み。
こんな所は年相応かと、そんな事を刹那、考えて]
信じてた、けど、裏切られた。
[言葉と共に、手はロザリオを軽く、握り]
それが、悔しい、哀しい?
[問いはどこか、独り言めく]
……だからって、そうやっていじけてて、それで何が変わる?
[問いは淡々と。どこか、冷たい響きも帯びて]
[消炭の瞳は、まっすぐに壁を見る。
口調は、割とはっきりしていた]
…悔しい。悲しい。
そんなの、当たり前だろうが。
でも、さぁ。
[膝を抱え込む腕の先、握った手に僅かに力がこもる]
───それ以上に、頭にきてんの。
一発殴ってやんなきゃ、気がすまねぇ。
[ぎゅう、と手のひらの皮革が軋む。
消炭の瞳に、強い強い、光。
ひょいと治療台から降りるそれは、猫が尻尾揺らして地に降り立つにも似て]
/*
……おうふ。殴られるれ?
とぼんやり思いながらコンバンハ。
ナタリーは大丈夫か! 3割ってけっこう風邪残ってんじゃねーか!
と思わず裏手突っ込みしながら、無理はすんなよー?
*/
やりたい事がわかってんなら、動けよ。
[さらりと言って。
立ち上がる様子に、くく、と低く笑む]
少なくとも、俺の知ってる黒猫は、後ろ向きにへこむのが似合うヤツじゃねぇ。
[そう言って、す、と扉の側を離れる。
右手の糸、その下の朱の紋様。
蒼は一瞬、それを見て、そして、前に向けられ。
ゆっくりと、歩き出す]
…うっさい、おっさん。
[べー、と舌を出して、それからにやりと笑う]
銀翼の孤狼は相変わらず面倒見がよろしいようで。
[リノリウムの上で足が動けばぺたりと足音が響く。
そろえられていた自分のブーツを引っつかんで、その姿は狼を追い抜いて、階段を上へと上がってゆく]
……だぁれがおっさんだ、このガキ。
[俺はまだ二十三だ、と。
駆けて行く背に、どこか子供っぽい主張をして。
ふ、と掠める笑みはどこか楽しげ]
……さて、行くか。
[笑みは一瞬で消え、孤狼は外へ。
踏み出した大気はひやり、と冷たく包み込んでくる]
―北部―
[一際高い岩の上へ腰掛けて、空を仰ぎ見る。
服にも、掌へ巻かれた白に滲んだ紅は
とうの昔に赤黒く色を変えて。
――どれぐらい経ったか。
ゆるりと上る、僅かに欠けた月が岩場へ短い陰を落とす。
チリ、と。
端末に括られた小さな鈴が、存在を証明するかの様に
風に揺れて微かに響いた。]
[空に向けて、銀が舞う。
その姿は一度、廃墟の上へ。
……静寂。
獣の感覚が何かを捉えたか。
翼が大気を打ち、舞う。
何かに引かれるよに、北へと]
[ぺたぺたと裸足のままリノリウムの上を走っていく。
扉に手を掛けたところで向かいの部屋に視線をやる。
ドアノブに掛けていた手を解く。
ブーツを持たない手が、こつり、と小さく向かいの扉を叩く]
─北部・荒野─
[そちらに行こうと思った理由を説明しろ、と言われたなら、多分、困る。
強いて言うなら、そこにいるような気がした、と。そんな所か。
区画の境界線を越えた所ではばたきを止め、滑空する。
いつかのように、空を滑る、銀翼]
……おっと。大当たり、か?
[舞い下りた先、感じた気配に。
ごくごく小さな呟きが零れて、風に乗った]
――…嗚呼、
[上から落ちる陰に、伏せていた翠を上げる。
月を遮るようにして現れた銀翼に、一度瞬くと
薄く、笑みを浮かべて――ゆるりと首を傾いだ。]
…此処に居たら。
何となく、来ると思ってました。
[着地した相手に、視線を向けて。
よ、っと小さな掛け声と共に立ち上がる。
左腕に纏った組紐が、しゃらりと音を立てて]
何となく、ねぇ。
そいつは奇遇、俺もここに来た理由は何となく、だからな。
[くく、と笑う。
浮かぶのは、孤狼の笑み]
……で、その様子だと。
お互い、ここにいる理由も同じようなもん……かね?
[静かな問い。
向けられる翠を見返す蒼は、ごく静かに]
[こつりと、叩いた扉をもう一度見てから、背を向け、間借りの自室の扉を閉める。
しばらくすれば水がタイルを叩く音に混じって、治りきらない傷にしみるのか短い悲鳴やらなにやら、呻くような声も混じっていたけれど]
[さらにしばらくすれば、すっかり血のあとを洗い流した姿の青少年が、以前からそこにあったらしい新品の人民服に袖を通している姿があった。
白いバンダナに残った赤いあとは薄く残ったけれど、そんなことかまわないとブーツの紐を締めれば一つ決意したような芯のある瞳を一つ瞬かせ、猫のような身軽さで窓からひらりと飛び降りて着地。
空の月を一度仰いで、当てもなく歩き出す]
――あれ、それは奇遇ですね。
気が合うのかもしれませんよ、もしかしたら。
[…こういう場でいう事じゃないかも知れませんけど。
くつりと喉を鳴らして、蒼へと対峙する。
向けられる問いに、金を揺らして]
でしょうね。……此処まで来たら、他に理由が無い。
――嗚呼、けどそうだ。
一つだけ。
[ふと、何かを思い出したように。ゆるりと瞬く。]
貴方に、伝言が。
――『銀翼の孤狼』。
気が合う……ねぇ。
こんな状況でなきゃ、笑い話ですむんだがな、それ。
[軽く、肩を竦めて言って。
理由がない、との言葉に一つ、頷くものの]
……伝言……俺に?
[唐突な言葉に、訝るような声が上がった]
――嗚呼、本当に。
[薄く、笑う。
リィン、と。白金が一つ鳴り響いた。]
ええ、他でもない貴方に。
――「大丈夫だ」と。
たくさん、心配しただろうから。だそうですよ。
[誰から、とは敢えて告げない。
ゆると、蒼を見据えて。翠を細める。]
尤も、心配しなくても。
――直ぐにそちらに送って差し上げる心算ですが。
[誰からと言われずとも、その伝言の主はすぐに知れる。
他に、自分宛のこんな言葉を託す者はいないだろう]
……ったく……。
[刹那、笑みが零れて。
伝言の後の言葉に、それは消え失せる]
……悪いが、送られて行く気は、ねぇ。
行くなら、それは、俺自身の意思で、だ。
[案内はしてもらうようだろうが、と、言いつつ。
こちらも蒼を細め、翠を見やる]
――…そう言うだろうと、思いました。
[答えは求めていなかったのか
浮かべる表情は、薄い笑みのまま。
パチン、とホルダーの外れる音と共に――
手の中へと、4本の白銀を滑り落とす。
岩の上へ佇んだまま、ゆるりと首を傾ぐ。
チリ、と。 小さく。白金が鳴った。]
伝える事は、伝えました。
…始めましょうか。
……当たり前だろ。
俺の行く先は、俺が決める。
行き方も、俺が選ぶ。
俺は、ずっと、そうやって生きてきた。
……勿論、これからも。
[静かな宣言、蒼に宿るもの。
それは不退転の意思。
ただ、先に進むのみ、と、それが物語り]
……ああ、そうだな。
理屈はいらねぇ……始めるか!
[言葉と共に、勢い良く地面を蹴る。
銀の翼が羽ばたき、その身は空へ。
繰り出されるのは、文字通りの飛翔蹴り]
自分で未来を掴めるのは。
――羨ましい限りだな。
[静かな宣言に、僅かに翠を細めて。
空へと舞い踊る蒼に、ざり、と地を鳴らして一歩引き下がる。
銀の飛翔を目の端に捉えて。
両の手に握った刃を、眼下に広がる岩陰へと放つと
そのまま右脚のホルダーから三節を引き抜いて。
小さな音を立てて節を組む。出来上がった棍をぎりと握って。
頭上から繰り出される蹴りを、受け止める。
そのまま滑らせて軌道を逸らすと、勢いのまま身体を反転させ。
空へ位置する相手の右脇腹目掛け、一閃を繰り出して。]
羨ましい……? なに、寝言……。
[ついてやがる、という言葉は、棍の一閃に遮られ]
ちっ!
[舌打ち一つ、高度を取って辛うじてその一撃を避けてから]
自分で掴まなくてどうすんだよ!
自分の生き方なんざ、自分で見つけて、掴むしかねぇだろうがっ!
[ここに来てから、幾度目だろうか、この手の事を口にするのは。
そんな事を考えつつ、再度仕掛けてゆく。
先ほどと同じ角度の降下──と見せかけ、直前で頭の上を飛び越えて。
強引に身体の向きを変える、その勢いを乗せた蹴りを、首筋辺りを狙って繰り出す]
――…っ、!
[フェイントを交えた一閃に、僅かに反応が遅れて。
咄嗟に身体を反転させ、首筋ギリギリで受け止める。
蹴りの重さで僅かに手が痺れるも、気に留めずに]
…必至に足掻いて。見つけて。
――求めた物を掴んだ先に、この道しか残されてないのなら、
[相手のバランスを崩すために、
蹴りを受け止めていた棍の節を敢えて、解除する。
再び三節へと、解いて。]
他に、どの道を選べって言うんだ!
[神楽の韻を、振り鳴らす。
呼応するのは、眼下の岩陰に潜んだ銀刃の一閃。
自らの背後の隙間を縫って、切っ先が狙うのは、蒼を宿す――左の眼]
[重心を傾けていた物の消滅に、大きく態勢が崩れる。
立て直しを、と思う所に飛来する──銀。
それが狙う先に、躊躇いなく左の腕をかざしてそれを受け止めた]
……んなもん……人に、聞くんじゃねぇやっ!
[零れる紅と、痛みを物ともせずに──否、痛みを誤魔化すためか。怒鳴りつつ、地面に降りる。
解ける翼、舞う、銀の羽。
自らとは異質な銀を、腕から引き抜いて]
俺には、お前の道なんざ見えねぇ、お前が何を掴んだのかも、なんでそれを掴んだのかも、しらねぇ!
そんなんで、どうしろのなんのと聞かれて、どー答えろってんだ!
人に物を聞くときゃ、筋道立てて、ちゃんと説明しやがれ!
[怒鳴りながら、手にした銀を投げ返し、そして]
Reine Luft……Anfang.
Ein Faden geworden die Klinge!
[糸を目覚めさせて刃を与えつつ。先に投げた銀を追うよに走り出し]
…説明したら、君は答えられるとでも?
[ぽつりと、言葉を零しながら。組紐を引き鳴らす。
自らに向かう銀が、響きと共に急旋回して。
後を奔る刃へその身を当てる。
僅かに軌道の逸れた刃が左肩を削いだ。
朱が、空へと散って。]
答えなんて、求めてない。
……僕は、間違っちゃいない…!
[一振り。 紐が、弧を描く。
白金の響きに溶けて消えた言葉は、
何処か、自分に言い聞かせるような。
――相手の足元へ走るのは、二本目の銀。]
/*
……うむ?
何か直に褒められると超照れる…!
アーベルも、この羞恥プレイを見ればいい!(無理です)
アベ中はちょい不安だけど…
俺は体調は問題ないかな。明らかに体力不足を痛感してるけどorz(おまえ)
昼間?からそれなりに寝たから、この一戦分は体力問題無し。
明日も18時まではフリーだから、沢山寝れるんだぜ!
むしろ、寝るぜ!
*/
答えが、いらねぇならっ!
[弾かれた糸を引き戻しつつ]
なんで、人に、聞く必要があるっ!
間違ってない、なんて言葉で飾る!
[耳に届く言葉に、感じるのは苛立ち。
足元に走る銀の気配に、地を蹴って跳躍する。
獣の力を使わずとも、基礎の身体能力は十分な高さを維持し。
相手の立つ、岩を蹴って、その目の前へと飛び出す]
自分の選択が正しいと思うなら、なんで、迷う!
……Tanzen Sie einen Faden!
[苛立ちは、それをかき立てる者へと疑問を叩きつけ。
刃と化した糸が舞いつつ、それを追った]
…っ、五月蝿い!
迷ったら、 ――疑ったら!
[ぎり、と噛締める。
この道を、歩けなくなる。とは。口には出せずに。
眼前へと迫る相手に、僅か翠を見開いて。
月灯りを受けて閃く刃を避けるも、頬へと一筋紅を描く。
小さな舌打ちと共に、咄嗟に紐を描いて]
[――リィン、と。 白金の弾ける音。
くん、と地から跳ね上がるように銀を閃かせて、
相手の背後へと迫る。]
/*
いや、累積は無しだから+2だけだと思うんだぜ?<補正値
…まぁ、普通に考えて。
アベ中のダイス運と、俺のダイス運を比較したら
――結果は、必然的に見えてきますよね…!(…)
*/
……疑ったら、なんなんだよ?
っとに……さっきから聞いてりゃ、お前……。
一体、どうしたいんだよ。
何がしたい、何がほしい?
……どうしていいのかわかんなくて暴れてる、ただのガキにしか見えねぇんだよ、ったく!
[声にこもるのは、苛立ち。
どこか、似ているような、違うような。
幼い頃の自分に。
人なのか獣なのか、それがわからずに震えていた、飛べない銀色の仔狼に]
……っと!
[ほんの一瞬、過去に取られた意識は、背後から迫る気配に気づくのを遅らせ。
とっさに身体を捻るも、かわしきれずに右の肩を銀が掠めた。
バランスが崩れ、再び、地面に降り立つ。
紅が零れ、地面を染めた]
/*
期待されて申し訳ないが、歪みはしないかなぁ…。
一応、狼勝利エンド後はある程度想定している。
ただ、既に針の筵なので、潰されるか「不要品」になるまで、
ずっと座り続ける事になる…かな?
詳しいことはエピにぽいするけど。
何か、毎回こういう狼してる気がするんだぜ。大好物。
*/
餓鬼、ね。――そうかもしれない。
…ずっと欲しくて、欲しがって。立ち止ってるだけの。
[は、と。 荒いだ息を一つ零して。頬へ走る朱を右の拳で擦る。
既に所々赤黒く染まった白が、再び紅で滲んだ。
今居る場所が、たとえ仮初めでも。…それでも。]
――…漸く、手に入れた。
[放して、たまるか。
地へと降り立った蒼を見下ろしながら。ぎり、と握り締める。
紐が食い込むのも、気に留めずに。]
[リィ、 ン、 ]
[一つ。
緩やかに、白金の煌きを零しながら、鮮やかな朱の紐が弧を描いた。
静寂を切り裂いて、――鳴り響く。]
―中央〜北部境界区域―
[脳裏に響く鈴の音は北へ向かうほど強く強く]
…日碧?
[ぽつり、名前がこぼれる。
荒野の戴きに銀のきらめきを見た気がして、衝動的に走り出した]
……わかってて……それでも?
[は、と息を一つ、吐いて。
刹那、蒼は胸元のクロームシルバーへと、落ちる]
俺は、お前の事は知らん。
……けれど、これだけは、言わせろ。
[静かな言葉。蒼は再び、翠を見据える]
多分、お前……お前が思ってる以上に。
周りの奴らに、心配されたり大事にされたりしてんぜ?
[だから、と。一度言葉を切り。身体を軽く、屈め]
……もっと周り、良く見やがれってんだよ!
[足に力を込め、跳躍する。高く、高く]
Schneiden Sie es, und werden Sie die scharfe Klinge!
[向けられる言葉に、一度ゆるりと翠を瞬いて。
小さく、口許に弧を浮かべる。
――薄らと描いた其れは、何処か自嘲めいた]
…その周りすら切り捨てて来た僕に、
――今更。
[ぽつりと零れた言葉は、余韻を残して響く、神楽の鈴に消えて。
ひらりと、四つの白銀が舞うように浮遊した。
冷えるような翠と同様、その切っ先は真直ぐに蒼へと向けられて。
――薄く開いた口唇から零れる韻は、何処までも静かに。]
...esemisowarakitonos.
――貫け、『風花』!
[高く、紡ぐ。 何かを振り払うかのように]
/*
だから、俺のダイス目の低さは異常だって
毎回、言ってるじゃない――。
だから、確立で計算できないほど、期待を裏切らない中ですよ?
*/
[鋭い声に応じるように飛来する銀に、乱舞の一部分が削がれる]
……ちっ!
[微かな意識のブレ。
それが呼び起こした隙を突くように、銀の一本が左肩を貫き、鮮やかな紅を散らすが]
……っか野郎……。
そんなあっさり、「切り捨てられる」、もんじゃねぇだろ、絆ってのはっ!
[自嘲の笑みと言葉は、その痛みすら忘れさせるか。
糸は使い手の紅を纏い。舞う花弁さながらの様相で、金の髪の青年へと向かい行く]
Schneiden Sie es!
……泣き言言って甘えんのも、大概にしやがれっ!
―――、
[相手の言葉に、僅か、翠を見開く。
薄く。口唇を開いて――紡いだ言葉は音にならずに。]
[何処か、力を失ったかのように。神楽の韻が、止む。
…ぎり、と。紐を纏った左掌を握り締めた。
一つ、鳴らせば。
――紅の乱舞を、切り裂く事も出来たのだろうけれど]
[息が僅かに切れる。
空へ駆ける足も、飛ぶ翼も、何もなくて]
―――――日碧!
[ただ叫んだ。
銀のきらめきの流れを追って。
二人のいる荒れた頂まで、あとすこし]
[夜空飾るは、二色の乱舞。
紅引く、銀。
交差し、絡み、時に月光を尾として引きつつ。
艶やかに、綾を織り成す想いの糸は。
立ち尽くす姿を、鋭く裂いて──]
……Halten Sie einen Faden an.
[やがて、静かな言葉に、その力を失い。
ゆらり、と揺らいで、地に落ちる]
[頬へ、腕へ。
銀を更に赤へと染めながら、身体の至る所へと紅が奔る。
痛覚が熱へと変わって、視界が、傾いだ。]
……っ、
[痛みに、立ち続ける事も叶わずに
崩れ折るように、膝を着いて――
ふと、耳へと届く、――声。
ゆるりと意識を向けた先、紅に染まる視界の端に、
青年の姿を捕らえて]
!
[二人にあとすこし、というところで日碧の姿がかしぐのが見えて]
…この、ばか……!
[小さく苦く呟いて、ようやくたどり着く]
[ひゅ、と音を立てて、糸を手首へと戻す]
……って……。
[慣れた動作も、傷を受けた状態では、痛みを伴うもの]
勝負、あり……俺の勝ちだな。
[確かめるように言いつつ、駆け寄る姿に軽く、蒼を細め。
それから、何か思いついたように、ロザリオを外し]
……絆。
俺もよくはわからんが、簡単に切れるもんじゃないはずだ。
……捨てる子供に、こんな言葉持たせる親がいるんだから、な。
[裏に刻まれた文字が見えるように、翠の前にかざす。
『Mein Kind,Abel. Sie sind froh.』
綴られているのは、子の幸を望む、想い]
……だから、ちったあ信じてみろよ。
…バカって、随分な、言葉だね。――フェイ。
[地へと伏せたまま、ゆるりと見上げる。
向けられる言葉に小さく苦笑するも、力無く。]
……、
[翳されたロザリオに、そうと、触れる。
紅に染まる視界に見えるのは、刻まれた、願いの言葉。]
――…、…何、で。
[何を思ったか、ぽつりと呟く。
ゆると瞬いた翠は、何処か虚ろに。
――続く言葉は、音としては紡がれず。]
[白の巻かれた掌をゆるりと持ち上げて、
紅に染まった視界を覆う。
少し動かすだけでも、身体のあちこちに痛みが走ったけれど
――そんな事は、どうでもよくて。]
……っ、
[これ以上、言葉を紡ぐなんて出来るはずもなく。
ただ、溢れそうになる感情の波だけは抑えようと
強く、掌を*握り締めた*]
……うるせぇ、バカをバカっつって何が悪い。
[しゃがみこむその頭をぺしんと殴る。
視線の高さが一緒なら、青年のロザリオを見ていたかもしれないし、日碧がこちらを向けばその翡翠の瞳をまっすぐに*見返して呆れた顔をしているだろう*]
……ま。
これがどんな考えで持たされた物なのかは、俺にゃわからん。
確かめる方法もないし、確かめようとも思わねぇ。
俺の『帰る』場所は、これを持たせた相手のとこじゃねぇからな。
[苦笑しつつ、クロームシルバーを、首に戻す。
呟きに、軽く、瞬くものの、その意は問わずに]
……さて。
カタ、ついた所で……。
[後、やる事は、と。
呟く蒼は、*真摯な色を宿して、前を見据え*]
/*
おつかれさまでした。
拙い狼で、ゴメンネ。
みんな、おやすみなさいなんだゼ。
裏設定の完全公開ネタ晴らしは、エピですると思うんだゼ。
(村中に公開する気が更々無かったなコイツ…!)
最後のアーベルのロザリオが一番致命傷だったなんてそんな。
*(ぺこり)*
*/
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