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[占い師と呼ばれ苦笑いを浮かべ]
僕は手品師だよぉ。
占いも出来るってだけでさ。
慣れないことしたからちょっと疲れちゃった。
タロット占いなんて母さんの見てたくらいだったし。
[聞きかじり、とからから笑ってレモンジュースに口をつける。存外酸っぱかったらしく、顔を少し顰めた]
[ジョッキに口をつけながら]
[クスクスと笑って]
でも大人気だったみたいじゃない。
随分と人が集まってた。
へえ、お母さんが占いできる人だったのか。
[ナッツを一つ頬張り]
手品も占いも。
普段は見られるものじゃないからね。
楽しませてもらってるよ。
[酸っぱそうな顔にまた笑った]
[あまりの酸っぱさに水を別で用意してもらってそれを飲み]
うん、やっぱり占いはそれだけで人気があるみたいだね。
占う側の能力は別として。
あまりにも多くて途中でお開きにしちゃった。
僕の家族は手品やジャグリング、占いがそれぞれ得意でね。
一箇所に定住することなく芸をして旅を続けてた。
手品もジャグリングも、父さんから教わったものなんだ。
父さんの技は僕のなんて比べ物にならないくらいに凄かった。
未だに父さんを超えれてないんだよね、技術が。
[まだまだだ、と苦笑いが浮かぶ]
楽しんでくれてるなら僕も嬉しいよ。
そのために披露してるからね。
旅から旅への生活か。
[少しだけ感慨深そうに]
お父さんも一流の手品師だったんだね。
ディーノが超えられないレベルだなんて、ちょっと想像つかない。
[小さく頷いて]
娯楽の多い村でもないからね。
子供たちなんかおおはしゃぎだったじゃない。
店まで声が響いてたもの。
[大きく息を吐いて目を開く。
手の中の石は窓から差し込む月の光に輝いている]
……よろしくね。
[小さく微笑みながら呟いて石を紫絹に包み。
それから身支度を整え直し、ゆっくりと階下へおりていった]
僕なんてまだまだ。
花に拘ってやるもんだから、その他の手品がまだ身についてないんだ。
まぁそのお陰であの二つ名がついたりもしたんだけど。
[magician of flower─花の魔術師─。花の手品ばかりしてきた結果ついた二つ名。自分でも案外気に入っている]
……もっと、教えを乞いたかったんだけどなぁ。
[その呟きは視線を落として紡がれ。昼と同じような寂しげな笑みが浮かぶ。しかしそれは刹那的なもので、すぐに普段の笑みに変わる]
うわ、そんなに聞こえてた?
今度からは広場の中央でやらなきゃ近所迷惑になっちゃうかな。
[気をつけなきゃ、と苦笑いが浮かんだ]
〔カン、カン、と無機質な音が鳴り響く。もちろん、紫煙に満たされた部屋の中からだ。試行錯誤の末なのか、いくつか角度や先端の尖り具合などの違う工具が並べられている〕
〔眉間を揉み解しながら、今かけている椅子の背もたれに体をあずけた〕
ーっ!根詰め過ぎたな。
だが、こんだけ作りゃ一つぐらいは相性のいい奴があるだろうよ。
〔作業台に置いてあった煙草に手を伸ばし、半ば惰性で火をつける。じっくりと、体中に紫煙をいきわたらせるように、吸った〕
〔手元のランタンを消し、窓の外を眺める…冷たい月光が工房を照らす〕
ジュリアが死んだ日も、月の光は冷たかったな…。
夜は…。
〔苦手だ、と、唇だけで言葉にならなかった〕
[1階には何人かが集っていた。
小さく頭を下げて挨拶し、主人のいるカウンターへと歩み寄る]
準備が出来ました。
宜しければ……これから。
[主人は頷いて必要な物があるかを問う。
それには首を振って端の小さなテーブルを借りた]
[扉の音で目覚めると、それはいつもの時間を少しすぎた頃。
音は、隣の部屋が開いた音のようで]
クローディア・・・。
始めるのね。
[手早く衣服をまとって、部屋を抜けて階下の食堂へ]
…ん、まーな。
[ごまかすように視線をそらす。]
なんっつーか、家に居たくなくてさ。
[殴り倒されて何発か蹴られた脇腹を、こっそりさすりながら宿へと歩く。]
[それは、丁度今から始まるようだった。
どこか邪魔にならない場所に背を預けると、クローディアへと意識を向ける]
(さあ・・・見せて頂戴。
クローディア。貴女の力。
そして、これから始まるプロローグを)
[2階から降りてくる見慣れない姿。誰なんだろうと首を傾げるうちに女性は主人へと話しかけて]
準備…?
何かやるのかな。
[視線は女性に釘付けになる]
[読み終えた羊皮紙の束を物憂げな表情で蝋燭の火へと近づける。パチパチと音をたて燃える其をぼんやりとした目で見つめ。手に熱が伝わる頃に真鍮製の屑篭に投げ捨てた]
さて、そろそろ舞台にあがるとするかな…。
僕がどんな役を演じる事になるかは…まだわからないけどねぇ…あははははは。
[キィキィと音をたて動きだす車椅子。錆色の煙をまだ上げる屑篭の中には燃え残った羊皮紙の欠片。
そこに見える文字──人狼─処刑─]
……家に?
[その言葉と、視線を逸らす様子から、何があったのかは察したらしく、僅かに眉を寄せて]
痛いとこあるなら、無理しちゃだめだからね?
[釘を刺すように言いつつ、宿へと歩みを進めて]
いいじゃない、花は可愛いもの。
magician of flower。
その道の専門家って感じでカッコイイと思うよ。
[呟きには聞こえない振りをして]
ああ、気にしなくていいよ。
賑やかな方が楽しいからね。
誰も怒りゃしないって。
[ひらひらと手を振った]
[降りてきた女性を見れば微笑を浮かべて]
こんばんは、クローディアさん。
やぁ…丁度いい頃に出てこれたみたいだねぇ?
皆集まって、これから何が始まるんだい?
[そう言いながら、ゆっくりと車椅子を進めていく]
―――夕方・村外れの丘―――
[木陰に座り、暮れる夕陽を背に眼下の村を眺める。]
[――朝、目覚めるとディーノは既に居なかった。
さては下に居るのかと半開きになったドアから外に出て、1階に降りる。
しかしそこにもディーノの姿は見当たらず。
きょろきょろとしていると、宿の主人が乱暴に目の前にハムエッグの皿を置いた。
これは一体何の嵐の前触れだと訝しんで視線を皿から上にやると、主人は不機嫌そうに
「朝飯だ。あの手品師の奢りだそうだ」
と言った。
その後にぶちぶちと、野良犬に餌をやるなんて…とか、俺は動物宿を開いたつもりは…とか小言が続いたが。
そんなものは耳を素通りさせて、ぺろりと有難くハムエッグを平らげる。
そして昨日と同じように、器用に扉を開けて外に出て行った]
[くん、と空気中の匂いを嗅ぐ。
昨夜覚えたディーノの匂いは、宿の扉から広場を抜け、教会のその先に続いているらしかった。
それだけ確認すると、パトラッシュはぶらぶらと村の中をうろつき始めた。
昨日は空腹でそれどころではなかったのだが。
自分が逃げてきたここがどういう場所なのか・暫く滞在しても安全そうか。
それを確かめるため、きちんと情報を得る必要があった。
そうやって1日歩き回って、今は丘の上。
村を眺めおろして得たのは、「まぁ、悪くないところだ」という結論。
ここは実に平和な鉱村だった。
と、広場で客を集めていたディーノが、宿に向かい始めたのに気づく。
もうそろそろ帰ろうか。
一度大きく伸びをして、ぱっと丘の上から駆け出した。]
〔今晩こそ、会えるだろうか…との下心に、亡き妻の追及を感じる〕
〔私を、探しているの?〕
〔それとも、あの子だから好きなの?…と〕
さぁな。俺にもわからねぇよ。
…別に、お前の事を引きずってるつもりは、ねえんだが…な。
〔胸のうちに溜まった何かとともに紫煙を吐く。ふいに、唇は微笑みの形になる〕
なにやってんだか…。あいつは、もう、いねぇんだよ。
今夜もいっぱい引っ掛けて、ぐっすり眠るとするか!
〔己で己を鼓舞するかのように言い放ち、戸口のジャケットを羽織り宿へ向かった〕
[フランの言葉に、ありがと、と笑みを向けて]
クローディア?
あの人がそうなのかぁ…。
[名前は知れども姿は見たことが無く。興味津々と言った様子で視線はクローディアに]
こんばんは。
ご主人に頼まれまして……この村の占いを。
[声をかけてきた村人には小さく挨拶を返して。
紫絹をテーブルの上に広げ、その石を中心に据える。
視界の隅にいるシャロンへと小さく微笑んでから石に目を戻して。
ゆっくりと集中し始めた]
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