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リーチェちゃん、こんにちはー。
[元気に出迎えてくれたベアトリーチェをとりあえず軽くだきゅって頭をひと撫で。
可愛い子を見て触って愛でれば、多少の疲れは吹っ飛びます。
広間へ案内を受ければ、その場の面々に挨拶してから、置き薬の確認を]
えーっと、減ってる薬はー……
[薬の数と、容器に書き込んである日付をチェックして、減った薬を補充し、古くなってきている薬も新しいものに交換。
子供の居るご家庭には、ちゃんと子供用の糖衣錠も用意しています]
さて、お仕事終わったところで…っと。
[ニコニコしているベアトリーチェを撫で撫でむぎゅう]
あ、ロズちゃんも来てたんだ。
リーチェちゃんも可愛いけどロズちゃんもやっぱり可愛いよねー。
[ローザ>>162がカップを置くのを待ってから、こちらもむぎゅう。
可愛いは正義です。可愛い女の子は愛でるものです]
―鍛冶場―
「ギュンター殿の所に行ったんじゃなかったか。
えらく早いじゃねぇか」
[背を向けたままの父からの声に男は苦笑を浮かべる]
――忘れ物をしてね。
屋敷の刃物の手入れも頼まれてたんだけどさ。
納品ばかりに気を取られてそっちの道具持ちそびれた。
[軽く肩を竦めて忘れていた道具一式を革製の鞄に詰め込む]
戻りは少し遅くなる、かな。
[言えば一拍置いて父の唸るような吐息が聞こえた]
「ちぃと荒れるかもしれんな。
気ぃつけて行ってこい」
[窓の外、空を見遣る父の気配とその声に
息子であるアーベルもそちらを見遣る。
空に掛かる暗い雲が厚みを帯びているように感じた]
ああ、いってくる。
[軽く手を掲げて背を向けようとすれば
振り向く父と視線が交わる。
ふっと柔い笑みを父に向けて男は仕事場を後にした]
12人目、シスター ナターリエ がやってきました。
―屋敷前―
[本当は、ライヒアルトと一緒に行く予定だった…、だったのだが……、
寝坊したり、あわてて身支度と冷水頭からかぶってしまったり、着替えそれで駄目にしたり、ライヒアルトに泣きついて…ちょっと呆れられたかも?
いつもより増し増しのドジっぷりを発揮して、もろもろのことがあった為、遅れてやってきていた。
今日はベールは無く、その後の身支度もあわててた為か後ろ髪が3本跳ねていたりする]
すみません、遅れました。
ナ、ナターリエです。
[寒空の下、寒さにいまひとつ勝ててない震える声を張り上げる。
先に来ていたライヒアルトと同じくぴんと背筋伸ばそうとして、黒い修道服の下に隠れた足はかくかくと震えていた]
―屋敷/広間―
おや、クロエ君もだったか。
[広間に新たに顔を見せたのは3人]
アメリア君は今日は一人か。父上の具合は如何かね。
[薬屋の娘にとってはとうに聞き飽きたであろう問いを投げる。
彼女が周囲に抱きつくのも、女性相手ならば特に何か言うことはなかった]
[住民票の1ページは5年前と2年前の更新以降はほとんど変わっていない]
―――――――――――
■名前:ナターリエ・ベレント Natalie=Berend
■年齢:22歳
■職業:シスター
■経歴:村の生まれで、一度教会の教え等を受ける為に5年前に村を離れ、2年前に晴れて正式な教会のシスターとなった。
―――――――――――
―屋敷/広間―
そうだな、もう少しの間は。
分かった、では後で向かうとしよう。
[広間を離れる狩人の青年>>171には了解の旨を告げていた]
……む。
[そんな中、玄関の方から聞こえた声>>169。
広間の入口付近にいた為か、いまいち張れていない声も聞き取る事が出来た]
私が出よう。
[そう言って、一人でか家人と共にか、ともかく玄関へと向かった]
[旅人が村の役場に提出した滞在票には、こんな風に記されている]
■名前:ハンス・ホッター Hans Hotter
■年齢:29才
■職業:無職
■経歴:村に来たのは初めて。都市で仕事をしていたが、退職して帰省する途中。村には古い友人を尋ねて来たが、引っ越した後だった。
村の設定が変更されました。
う?
今度はナタお姉ちゃんの、声?
[ミリィからのなでなでぎゅぅ>>166に、笑みの輝きは増して。
顔が埋まった胸の柔らかさは、役得と言える物で。]
……おかあさんって、こんなかんじなのかなぁ。
[暫く柔らかさに埋もれた後、ミリィとローザが、
ぎゅぅぎゅぅしてるのを見ながらポツリと呟いた。
玄関からの声>>169は、あまり聞き取れなかったが。
ライヒアルト>>175が動くのを首を傾げながら見送った。]
ひらり、はらり。
いつからか、舞い落ち始めた雪はその勢いを増し。
村はずれの屋敷に人が集う頃には、荒れた風が木々を揺らし始めるか。
雪嵐の兆候。
この土地では、珍しいことでもない、天気の崩れ。
それが齎さんとしているものに。
気づいていたものは、果たしていたか──。
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