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そんな拗ねなくても。
私も何か作れば良い話じゃない?
他の人も居るんだし、ね。
[ラッセルに対しくす、と小さく笑いながらキッチンの奥へと]
ああ、ダンプリング。
手軽で良いわよね。
作るなら手伝うわよ?
[必要な材料や器具を引っ張り出し、味付け等をどうするのかナサニエルに聞きながら、自分もいくつか勝手に料理を作ったりと。もちろん、合間に目的の物を探すのも*忘れない*]
[赤い色の一部が、何かに遮られました。
そうと手を伸ばして、触れてみます。
硬い紙の感触――恐らく、表紙なのでしょう。]
描かれるんですね、絵。
[中を開いても、きっとそれはぼやけてしか映らないでしょうけれど。
興味を抱いて、じっと見つめました。]
望む――か。
[ふと考え込むように言葉を切る。]
俺は。
そういうことを考えない。
数え切れないくらい繰り返してきたのだ、倦むことすら厭きるほどに。
[そう伝える聲は、皮肉ではない事実を述べたいろだけが付いている。]
[少年が立ち止まるのを感じ、ホッとしたように小さく溜息をつく。]
[小さく微笑み、]
シャーロットさんもああ言っているのですから。
少しだけ、もう少しだけ居て下さい。ね?
[少年の頬に軽く掌を添える。]
だが、人の血は甘いし、肉は美味い……
[目の前の男は優しげに微笑んでいたけれど、伝わる聲は陶然と、過去に獲物を屠った時の歓喜を反芻しているようで。]
[深青の瞳の底に、煌めく光。]
……拗ねたつもりはないけれど。
[手馴れた様子で台所を歩む少女を眺め首を傾ぐ。
頬に添えられて、ゆるりとまばたいた]
いるのは構わないけれど。
オレ、料理は出来ないよ?
刃物を持った事も、ないもの。
[滑り出る肉声とは別に走る思考]
[初めてにも関わらず当たり前に行われる]
[二つの空間に同じであり異なる己が在るが如き感覚]
それなら、何の為に――…
[聲から伝わる、いろなきいろ]
[ラッセルを引きとめるナサニエルの横を抜けて。
教わる作業はそつなくこなすが、自分から何かを作ることはできないようで。シャーロットに確認をしながら準備を*手伝っている*]
[伸ばされた手を遮る事はなく]
[スケッチブックを見つめる瞳にくれないを開く]
気になるのならば、ラッセル殿と会われた時に伺うのがよろしいかと。
白と黒による世界がございました。
――人だけがございませんでしたが。
[碧眼は、少女のつく杖に向き]
私はキッチンに戻ろうかと思いますが…。
先に手伝いをした方がよろしいでしょうか?
ああ、――そうだね。
[光を捉えたのは一瞬]
[同胞の聲に潜む感情めいたものが心を揺らす]
[深く沈んだ記憶を呼び起こす]
構いませんよ。
折角だから、出来上がるのを待って食べていったら、と思ったのです。
退屈でしたら、他所へ行かれるのも自由ですけれど…。
[瞬く寸時瞳を見つめてから、頬から手を離す。]
[さっと振り向き、]
さて。シャーロットさんと、ええと…?
[ネリーの名を確認し]
まずは皮剥きを手伝っていただけませんか?
[にっこり笑いかける。]
[その後は二人と談笑しつつ、調理を進める。]
白と黒…だったら、見えませんね。
…人、が?
[色がついていたところで、きっとはっきりとは見えなかったでしょうけど。
少し肩を落とした後で、その言葉を思わず尋ね返しましたが。]
手伝い…ええと。
わたしなら、大丈夫です。
灯がありますし、独りでも。
[先程と同じ言葉を、目の前のひとにも繰り返しました。]
誰かがいるのなら、退屈にはならないよ。
[眼を伏せて首を振り男から離れると、
先程と同様、壁際に寄せた椅子に腰を下ろす。
勤しく動く者に手伝いを申し出る余地はなく、
立てた膝の上に腕を、その上に顎を乗せて、
三者の様子をじっと眺める。
けれど次第に目蓋は落ちていき
何時しか夢と現の合間を彷徨い*始めた*]
[反復された言の葉に、くれないを横に引く]
好きなものを描かない理由は何なのでしょうね。
[答えを求める風でもない独り言に似た問い掛け]
[平気だと説かれれば、それ以上は触れず]
…では、私もこれで失礼いたします。
[片手でのみドレスの裾を摘み一礼を]
[緋色の靴が進む先はキッチン]
貴方がそれを求めるなら、
僕も求めよう。
今までと何ら、変わりなく。
[想起される過去]
[誓う様な言葉を紡ぐ]
……貴方は、貴方の手で、彼を、狩りたい?
[伏せた眼は何より同胞たる彼を捉えていた]
好きなのに?
[益々わたしには分かりませんでした。
故に首を傾げるだけで。]
はい。また。
[立ち去る金と赤に頭を下げました。
それから、進む筈だった方向を今一度向いて、こつと杖を*鳴らします。*]
[キッチンの中、働く人々とは別に]
[夢と現をさ迷う少年の姿がそこには在った]
夜も深いですものね。
食べ終わったのなら、部屋で休むのが良いかもしれません。
[スケッチブックを腕に抱いたまま、少年の傍らで女は*呟いた*]
そうだな……。
古い付き合いだ。挨拶はしておきたい。
[皮肉なちいさい笑い]
おまえも来れたら一緒においで。
紹介してやろう。
すぐお別れになるがな。
[まるでそれが面白い冗談であるかのように]
何よりこの身体で味わう最初の正餐だ……
おまえと悦びを共にしたい。
[甘い蜜の滴る囁きで、年若の同族を包んだ。*]
付き合い……
アーヴを、知っているの?
[答えが返ったかを聞く前に目蓋は下り]
嗚呼、
僕もそうしたい。
貴方と共に、 よろこびを。
[滴を受けた聲は震えを抱き]
[毒とも成り得る程の甘さに浸りながら]
[あたらしき仔はひとときの眠りに落ちる]
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