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[メイゼルを眺める。]
…わざわざこれを示す必要は無かったか。これ(コンバットナイフ)で十分だ。
…どうやら少し冷静ではないらしい。
2対1であったのに、頭に血を昇らされた。さすがは十二宮、か。
―自室―
[衣装を外し、浴室へと入る。
シャワーを捻り、水と石鹸とでザッと肌を流す]
このままじゃ巻き込んじまうからネェ。
[香気を香気で押さえ込む。
抑え切れないそれで周囲を巻き込むのは本意でなかった]
[猫は彼女に守られたかったのではなく、彼女にただ笑ってほしかっただけなのだが。
それは叶わず、洞へと閉じ込められてしまえばそれは嫌だとば仮にかりかりと洞の中から爪を立てたけれどそれは開くことはなく]
[ややして、廊下から部屋にバタバタと幾つかの足音が届き始めるだろう。
眉は鉄錆の匂いによって歪められ、やがて彼らは白羊卿の座所へと辿りつくだろう]
[二枚の紙が舞い、一枚が落ちる。ひらひらと舞い落ちる其れを手に取って]
…君が落ちたか。シャロン。
[頭上で未だ舞い続ける一枚の紙。そこに浮き上がる一点の黒い滲み。それが徐々に広がっていき]
─それは一点の違和感。
『戦わせない』と言ってたのは何故なのか。
裏切り者は複数居るとは言え、絶対数は圧倒的に少ない。
我々が活発?にランダムに戦った場合、彼らが撃破される可能性もまた上がる。しかし、我々を大人しく固定しておけば、彼らの望む形で各個撃破する事ができる…。
一方で「我々が最早ボスに信用されてない」と言い危機感を煽り、一方で「自分がボスを説得する」と言う…。
[黒い滲みが一気に広がり紙を黒く染め上げていく]
何時以来だろうね、ここまでするのが必要になるのは。
白羊のに知られたら笑われてしまうかネェ。
[湯を浴び直し、蛇口を捻って止める。
タオルで拭きながら浴室を出て、衣装を再び纏う。
微かに硬質な音が響いた]
やれ、もう一つの途絶えた気配を確認に行くか。
[ゆっくりと部屋を横切り、扉を開く]
[白い影を追い、かけた先。
見えて来たそれは、ある程度、予想していた場所で]
『やっぱり、裏目に出たかっ!』
[ふと過ぎるのは、そんな苛立ち。
無意識の内に、唇が噛み締められるか]
――此処は、白羊宮の…、
っ…!
[後を追うように踏み入れる部屋に気付き、僅かに目を細める。
そうして立ち込める徹錆の匂いに、口許を覆うように手を当て。
卓上へ投げ出された武器と、床へと伏せた身体に眉を寄せた。
椅子へ落ち着き払い座る、部屋の持ち主へと向ける視線は
レンズの向こう、鋭く。赤と銀に光って]
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