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[ふるふる、
何でもないというように首を振る。
先程までの具合の悪そうな様子と、
全く異なって見えるのは気のせいか。
ざわざわ、
周囲の喧騒が妙に遠くに聞こえて、
蒸気オルガンの音色がやけに耳につく。]
……うん、
サーカス、……行くの。
[だから、と小さく告げて、
くるり、踵を返して向かおうと。]
[時は進んで、深夜。
誰も入れないはずのサーカスの天幕に、男が滑り込む]
くくく…。
せっかく持ってきたのに、宿に置いていては楽しめませんからね。
[化粧箱の傍にそっと置いたのは、白と黒の扇子。
それはシャーロットの気配を薄く薄く纏い、静かにそこに在る]
青い妖精……さっきの話題の、か?
[言いつつ、人の輪の向こうへ目をむける。
長身が幸いしてか、人垣の向こうのそれも目には留めやすく]
…………。
[しばし、沈黙]
……なるほど。偶然にしちゃ、できすぎ……だな。
同じく新入りだって言うピエロといい、あの妖精といい……。
見覚えある上に……中に『いない』。
[最後の一言は、リックにのみ届くような、小さな声]
[髪の上を滑る手の上にそっと自分の手を重ね、目を閉じて何かを呟いたが、声は届かなかっただろう。
ビスケットおいしかった、の言葉には笑顔を浮かべたつもりだったが、眉尻が下がるのを止められはせず。]
…おやすみなさい、ヴィンセントさん。
また、明日。
えぇ、また明日、よ。
絶対にね。
[言うと、ラッセルを探しに*身を翻した*]
……アーヴァインさん、どういう色だったか、ちゃんと覚えて無いし。
あの悪趣味なピエロ。
ちゃんと見て無いけど。
でも、まさかね、って思うけど。
…………いない?
悪趣味、ってのはまあ、否定しないでおこう。
[さらりと言って。投げられた疑問の声には、一つ頷く]
……あの、身体の中に、魂が『いない』。
さっきも言ったが……アーヴァインさんやニーナの魂は、体から離れている。
……その身体が、ここにいて、動いている、という事は……。
[ぴたりと、足が止まって。
ゆるりと、振り向いて。
こくりと、頷いてしまって。
それでも、
青年のほうは見ないようにしながら、
*サーカスへと歩みを進めてゆく。*]
まだ、消えてないさ。
すくなくとも、俺にはそう感じられるし……恐らく、集中すれば見ることもできる。
[静かに言って。方法は、との言葉に、空を仰ぐ]
それがまだ、見えんのが難点だが……。
何かしらの鍵となるのは……。
[魔術師殿だろうな、と。真剣な面持ちで*呟いて*]
…………
そう、なのか。
でも、まだ、それじゃあ、わからないんだね
……近くにいるのは、監視の意味にもなるかな。
そしたら、おれがその役目になっても……いいかもしれないね。
ほら、大人だと警戒されるし。うん、子供でよかった。
*どう?*
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