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―食堂―
[エルザは違うとはっきり告げた大地の老竜の声に扉に向いていた視線がちらりとそちらへと流れた。
けれど直に機鋼の仔竜に戻して頬についたクリームに指を伸ばす]
いいえ、それはとても自然な心の動きですよ。
それこそが魂というべきもの。
子供だとか思わずに、大切になさい。
[少しだけ年長者としての言葉を発し、そして指先に付いたクリームを舐めた。悪戯っぽい笑みを口元に残し移動する]
ナギ。
――ナギは、…えっと、おじちゃん?から聞いたって。
[影竜の驚きの声にか、影竜の耳元で僅か嬉しげに仔は笑みを零す。
彼女が知りえぬ事を自らが教える立場になる事は、幼心に僅か心躍る事であるらしい。
幼子の「おじちゃん」と言うのは、命竜殿の事であろうが――名を知らぬばかりに外見的特徴を述べるなど…さてそれで通じるか否か。]
ほんとうに、見つけたらね。
オトにもおえてあげるって、やくそくしたから。
黒いわっかが、ノーラみたいだったから。…きっとそれ。
―食堂―
[さてザムエルと醜い争いを繰り広げた後(ちなみに伸びたり赤くなった所は3秒で(ry)、ザムエルの悪態をつきながらさり気無く食堂を出て、外へと。
廊下に出ても幸いというか、鉢会う者はなく。
そして一人部屋に戻り、そこから西殿へと――転移する。
生命竜の癖に転移が使えるのは、氷竜にのみ見せたあの琥珀色の生命の粒子のおかげで。
粒子同士の繋がりを利用し、自己形成情報を遠く離れた所まで伝達、再構築を行っていたためだったりする。
だがこんな無茶に近い転移方法など数日に一度が限界で。
おまけに精度も悪く、目測地から遥か遠く離れた場所に出る事ばかりだった。
本来であれば。]
なら、エルザ殿が揺らされていたなら、ギュンター殿を悲しませないよう自分だとばれる前に閉じ込めたとか?
若しくは、ギュンター殿はエルザ殿を良くご存知だから、感づかれて閉じ込めた、とか?
[手の中で、カップをゆっくりと回しながら中の茶を見つめる。
眼鏡の奥の瞳に、感情は浮かばない。]
―― 食堂 ――
あ、ありがとうございます。
[拭う前に、クリームの粗方は精神竜に掬い取られ、残った痕を拭いてお茶を取りながら、嬉しそうに笑う]
そう言ってもらえると、少し勇気が出ますよ。
…例えば、ですよ。
この中の誰かを疑おうと思えば誰でも疑えてしまう。
そして私には誰が犯人なのかが判らない。
白か黒か…――判らない。
[少しだけ間をあけて、呟く声は、低い。]
でも…
[お茶を口にしてから、目を伏せる]
『誰も疑わないわけにもいかない。それは判ってる…』
[だからこそ、自分は力のことを誰にも知らせてはいけないと思うのだから…]
[ 幼児がそう呼ぶ対象は誰であろうか。
そんな思考が巡る間もなく、ベアトリーチェは嬉しげに言葉を紡ぐ。]
そう、
[ 次いで零れた名に対しての驚きは表には表れず、ただ、思案な間が下りた。]
ほかには、なにか、聞いた?
[ 訊ねつつも視線が移ろう先は、言うまでもない。]
[思い出す言葉があった。
言葉といっても、名を聞いただけだったが。]
[何ゆえ、ティルとダーヴィッドだったのだろう。]
[考えるように、目を伏せた。
雨が体に、わずか、あたる。]
[無いなら良いと言うティルの言葉には一つ頷くに留め。続く説明を聞きながら]
一つ聞くが、彼らが結界内へと取り込まれた時に何か感じたりはしたか?
もし感じて居ったのであれば、それぞれが取り込まれた際に何か違いがあったりはせんかったかね。
[ティルに疑問を投げかけてからミリィの言葉を聞くと]
ふむ……その「例」に関しては無いとは断言は出来ん。
じゃがばれる前に、と閉じ込めても、閉じ込める際か後に分かることではないかね。
[「例」の部分に力を込める。それはエルザを信じているためと取れるか、はたまた違うと知る故と捉えられるか]
―食堂―
…ティル殿が。
[記録から零れていたのか、大地の竜の声に小さく呟きを返す。
そして眼鏡越しの紺碧は疾風竜へと視線を向けた。視線は合わさず、小猿も避けて反対の肩口辺りへと]
他には何か手掛かりになりそうな事はないのでしょうか?
ん、なんていうか。
空間が、揺れるみたいな感覚はあったけど。
……陽光のちまっこの時と、ギュンターの爺様の時は、少し違った……かな。
[ふと、手を止めて。
何か思うように遠くを見て]
どっちにしろ、気持ちわるいから、ちゃんと覚えてないんだよねぇ。
[気持ち悪い、と。
その部分は、きっちり本気]
―結界内―
[内側に入って先ず探すのは陽光の幼竜。
やはり気になったので、念のため様子を伺いに。
カケラに注意し歩くが、陽光竜も、ギュンターの姿もない。
何処かの部屋にでも入り込んだのかと思ったが。]
…何か変な音が。
[した気がした。さて嫌な予感。]
うん、そう。
オトは、おうさまをはやく出してあげたいって、いってたし。
ととさまも、いっしょにだしてあげようって。
ほか?
[影の問いに、一度幼子は目を瞬く。
先程聞いた話を順に反芻しているのか――暫くの沈黙の後。
僅かに首を傾いで、はたと思い当たったか影竜へと再び視線を向けた。]
えっとね。
おじちゃんが、オトは信用できるよっていってたって。
ブリジットもきいてたって、ナギが。
[でも全部内緒ね、と。幼子が影へと告げたのは信頼しているに他ならないからだろう。無邪気にそう耳元で囁き。]
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