22 桜の宴 ─表示確認村─
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青年 聡
[天にかかる、月。
いつもの枝に登り、それをぼんやりと見上げて、ため息一つ]
……っとに。
老木が無理ばっかしてんじゃねーよ。
[零れる悪態に、答えはなく。
ただ、頭上の枝が揺れるのみ]
……てめえが無茶すれば、それだけ俺も寿命が縮むんだぞ……わかってんのかよ、ほんとに。
青年 聡
[さわわ。
零れる愚痴に対するのは、ざわめきの音]
ほんっとに、もう……。
[呟きつつ、視線を下ろして、目の前に飛来した花弁を手に受ける]
まだまだ、枯れるなよ、ボケ桜。
……俺はまだ、お前のお節介の借りを、返してないんだから、な……。
[花弁を握り締めつつの小さな呟きに。
桜は答えず、ただ、*枝がざわめいた*]
細工物屋 玲
/*
>>ひろ
おつかれにゃ〜。
領収書攻防の金額が恐いにゃ。
>>はる
ん。その時は幸せ。
花の命は儚くて、だからこそ美しい。
にゃので逢えなくなったら寂しく思えども、心の奥底にそっと想い出として残すのです。にゃ。
少年 翔
「ここと繋がってるあっちの方」だっけ？
[雪柳の少女の言葉を思い出す。
思い出したところで、何の役にも立たなかったが。
大袈裟に、溜息を吐き出した]
……別に。
どーでもいんだけどさ。
たまには気分転換も、必要だし。
[誰も聞いていないのに、言い訳を呟いて。
少年はその日、初めて、塾をサボることになる。
風に揺れる、とりどりの花のささめきが、*耳の奥に残った*]
小説家 榛名
[気付いたときは、自分のヤドリギの側に居た。
私は人に見えない姿で、小さな木にもたれかかる。
まだしっかりと姿は保てない。でも]
ゆうちゃん
[ちゃんと、さとしてくれたひと]
れいちゃん
[あったかかったひと]
・・・あきちゃんと、さくらのひと
[結局、たよってしまったひと。
名前を呟いて、私は目を閉じた。
なんにも言わないで、いなくなってしまった。
ごめんなさいって、言わなきゃと思うけれど、ここから離れられそうになくて・・・。]
小説家 榛名
[それに、さびしいのはきっと]
・・・かける
[見つけて、くれるかなと。
そう思った。・・・あんまり期待はしないけど。
だって私は雪柳だし、人も来ないし、場所も知らないし。
声ももう、届かない。遠いから、きっと気付かない。
口も悪いし、いじわるだし、・・・でも、はなせる人だし、最後にはしんじてくれたし]
青年 聡
/*
そして、このぎりぎりで900までくるのはやはり幻夢くおりてぃかっ！
さて、それではぼちぼちとご挨拶を。
今回は、表示テストへのご協力、本当にありがとうございました。
色々とお忙しい時期の参加に、心より感謝です。
赤組には丸投げで負担かけて申し訳なくー。
そして、企画へのネタだしに感謝！
色々踏まえて、以降の企画をまとめて参ります。
それでは、本当にお疲れ様でしたっ！（深礼）
小説家 榛名
ばーか
[なんだか言いたくなって、そんなことを言った。
私はそのまままた寝てしまった。
やがて届く足音に、*その眠りは覚まされて――*]
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