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[今度のスープは良い出来なのかなと思っていたが
どうやら苦いらしい。
宿の主人にちらと視線を向けて微苦笑を漏らした]
苦いの苦手。
[薬も苦いとなかなか飲み込めなかったりする。
味覚に関してはまだまだ子どもかもしれなかった。
夢だと、同意を示したフォルカーへと視線戻せば
なんでもないという風に微かに首を振るう]
─ 宿屋 一階 ─
[更に口直しでサラダをパリパリ食べてから]
狂い、人。
人狼に組する者……がその人でしたっけ?
そうですか。
特に、確信があったわけではないんですね。
では、それを確かめる術があるから、アーベルを殺したんですか?
[ライヒアルトの返答>>146に一度は納得の様子を見せて。
次いで更なる問いを彼へと向ける]
―宿・一階―
ふぅん… エリザさんが亡くなった日にその夢を見て…。
昨日は、アーベルさん…。
気にしすぎなんじゃないのかな。
[御伽噺に詳しいわけでもないし、力ある者というのは今いち信じる気になれていないのが現状だ。
ゲルダさんにせよ、結局、人狼が誰だかわからなかったのだから。]
まあ、それで終わりが早まるのならいいんだけど・・・。
─ 宿・一階 ─
[昨日と同様、手際よく紅茶を淹れつつ、場にいる人々を見回す。
『まだいる』という事実だけがそこにあり、指針のない状態で、どうすべきか]
(……あれが見間違いでなかったなら、何かしら反応あるかと思ったわけだが。
さて、どー読むべきなのかねぇ……)
[フォルカーの様子をちら、と見て。
それから、手元に集中し、生み出すのは鮮やかな茜色]
─ 宿一階 ─
[あると応えたら逆に怪しいだろうとはけだるい胸中で思いながら。
続いての問いは>>150先の続きのようで、答えられずに黙った。
フォルカーにうかつに口にするなと言った手前、自身がここで口にするには難色もあったし、また別な理由もあったために。]
だって。
[少女>>149が首を振っても首は傾いだまま。
先を続けようと思ったら、修道士と目が合った気がした]
……。
[コクンと息を飲んだ]
[パストゥレルの位置が近ければ、慰めに撫でてやっただろうが少し距離が遠かった。]
まぁ運が悪かったと思って。
とりあえず口直しに別のもの食べるんだな…。
[それが普通の食事になるのか、次の餌になるのかは分らなかったが。]
実感がないなら。
惑わすようなことは言わないで欲しい。
[洗濯女>>156をじっと見る]
それはエリザさんに失礼だと思う。
[少女>>155の動きには気がついていなかった]
―宿・一階―
どうしたの、そんなにムキになって。
何もわからないよりは何か判断材料があるに越したことはないと思うんだけど。
信じる信じないはまた別にして。
[オトフリートは本職なのだし、興味をもつのは理解できたがクロエと仲が良さそうだったフォルカーがつっかかる理由が良く理解できなかった。]
─ 宿・一階 ─
……お?
[カップが茜色に満ちた頃に聞こえた声>>157に、緩く瞬く。
けれど、諌める声>>158は飛んでいたから、自分は口を出しはせず。
深緑に静かな色を浮かべて、場の様子を見守った]
─ 宿屋 一階 ─
……あるんですよね?
死者を見定める者が居ると予測出来るが故に行ったのかも知れませんが、名乗り上げていない以上、それを頼りに殺して確かめる手段を選ぶのは聊か心許ないはずです。
貴方が死者を見定める者であるならば、その行動を取ったことも理解は出来ますが…。
どうやらそうではない可能性の方が高いようですし。
[ライヒアルト>>153に返しながら、横目で視線を向けるのはクロエだったりするのだけれど]
まぁ、良いです。
言えないと言うのでしたら、これ以上は聞きません。
貴方が言わない分、僕達に情報が入らないと言うだけですから。
それがどんな結果を齎すかは、知りませんけれどね。
[笑みこそ作らなかったけれど、虚ろな瞳はじっとライヒアルトを見詰める。
しばし見詰めた後、すい、と視線を外すと意識を食事へと向けた]
─ 宿一階 ─
[オトフリートが淹れた紅茶を差し出されはしたが。
飲む事は出来ずに香りだけを嗅いだ。
微かに和らいだ意識は、フォルカーの様子でまた一気に様相を変える事になる。]
フおル…?
[ヘルムートへ意識が向いていたのと、いつもより集中力が欠けていた為に、オトフリートとクロエの会話は見えていなかった。
クロエが何をしたのか伝えられてもいない。
何だ、と二人の様子を見ていた。]
だって。
それじゃまるでエリザさんが狼だって言うみたいじゃない。
狼かどうか分からないなら、そういうの嫌だよ。
[薬師>>158に言われて、修道士の視線を感じながら、言葉を選んで答えた]
それは、するけど…。
[洗濯女>>159が不思議そうにするのはいつもと変わらなく感じられたから、反論の勢いも弱まってしまった]
―宿屋・一階―
クロエさんが何て感じたかは自由じゃないかなあ。
ライヒアルトさんをさほど責めなかった貴方がそこまでムキになるのは不思議に思えるんだけど。
何か知ってることでもあるの?
[アーベルを目の前で殺害したはずの当人は受け入れられているのに何故だろうと思わざるを得ない。]
――…エリザさんは人狼じゃないと思う。
だって、人狼なら、ゲルダさんも……
あんな事にならなかったんじゃないかな。
[人狼の数は知れない。
内訳を知らぬのだから人狼がひとりでないと
すぐには思い至らなかったのもあるが
フォルカーが違うと言っていたからというのが
少女の根拠としては強いものだった]
デショ?
フォル坊だってする事をあたしもしてるダケ。
ただの偶然、ただの夢かも知れナイ。
だけど、言う事で何かの突破口になるかも知れナイ。
だから、あたしは言う。
判断する頭数は…減ってはいるケド、あるからサ。
[ネ?と首を傾げた]
─ 宿一階 ─
[沈黙は肯定と受け取られたか>>161。
まぁそうなるよなとは胸中で。
思う所は多々あれど、熱のせいで降り気味の視界で見やりながら、結局その言葉には沈黙を守り通した。
どんな結果、という言葉にだけは、より目を細めたが。
言えない。口にして、どこからか人狼に知られれば、おそらくはフォルカーが殺される可能性が上がるだろう。フォルカーを庇う様子を見せた片方の人狼は良い。が、この状況をゲームと称するもう片方の人狼がそれを知れば次の標的にあがりかねない。そうなればその人狼を慕うもう一人もきっと同意する。止める事は出来ない。
最終的にはその可能性も視野に入れながらも、自らの手でその道を作り出す事は避けようとしていた。
無駄な足掻き。
そんな言葉が脳裏を過ぎった。]
ライさんのは、そうかもと思ったから。
ゲルダさんを信じられなかったらそうするしかなかったかもって。
でも!
[薬師>>164の言うようにムキになっていた。
罪悪感と、自分のことを隠しているのが苦しかった]
………。
[下を向いた]
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