人狼物語 ─幻夢─


45 Baroque stone

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


作家 ヘルムート

[二つの音に、上がる獣の悲鳴は一つ]
[後ずさり、低く低く喉を鳴らした]

[銀の短剣は左の前脚に]
[銃弾は左の後脚に]

[ぐらりと、獣の身体が左へと傾ぐ]
[顔ばかりが、唯、前を向いて]

(76) 2009/08/29(Sat) 23:20:28

細工職人 ヴィリー

[銀の刃が、白金の毛並みを紅く濡らし。

剣を引き抜くと、ぐらり、揺れる獣の姿を真っ直ぐに見据えたまま、クロエ達を庇うように対峙して。]

(77) 2009/08/29(Sat) 23:28:34

作家 ヘルムート

[最後まで真直ぐに此方を見る、男を見返した]

 最悪……。
 そういう事は、教えてくれなくて良いのにぃ。

[狼からこぼれる声は]
[おんなのやわらかさも、獣のちからづよさも両方をひめて]

 最後に聞かせてくれる?
 此れがほんとうに現実だというのなら。
 私の書いたものがたりは、誰かが読んでくれる限り。
 永遠になるかしら?

[紅が、砂浜へ止め処なく零れ落ち]
[焦げ茶の瞳に濁りが生まれる]

(78) 2009/08/29(Sat) 23:29:23

測量士 アーベル

[背後で響く幾つもの音。そして悲鳴。
僅かに力を抜き、クロエを背に庇いつつ向き直る]

物語は。
いつまでも語り継がれてゆくものだと思う。

[紅流す姿を見つめながら、自らの思いを口にした]

(79) 2009/08/29(Sat) 23:31:51

細工職人 ヴィリー

……あぁ。

お前の記した物語は、永遠だ。


誰かの記憶に残り、思いが継がれ。
永遠に、語られる。

[白金の獣は、血に濡れて、誰の目にももう長くは無いと分かる姿になっても、尚美しく。

その傍らに片膝をついて、その瞳を真っ直ぐに見つめ、頷いた。]

(80) 2009/08/29(Sat) 23:34:12

雑貨屋 クロエ

[聞こえるのは、ただ、交差する音。
やがて、それらは静まり。

聞こえてきた問い。

庇ってくれる肩越しに、白金の姿を、見て]

……続いていくもの、だと、思うよ。

ウチのとうさんが、言ってた。
伝えるものが、受け継ぐものが、いれば。
失われたり、しない、って。

[小さく紡いだ答えは、白金まで届くか]

(81) 2009/08/29(Sat) 23:37:01

神父見習い ウェンデル

[傾ぐ獣の身体。
煙を吐く銃口は、獣の頭に定められた。
引き金に指を掛け、けれど未だ引かれることはなく]

 ……なんだ。
 もう終わりかい。

[自分に向けられていない問い掛けに、男が答えを返す筈も無い。
代わりのような呟きは、何処まで届くか、その耳にどう聞こえたか。
いずれにせよ、口許には歪な笑みが浮かんだまま]

(82) 2009/08/29(Sat) 23:37:17

宿屋主人 フーゴー

[振るった短剣は容易に獣に躱される。けれど隙を作るには十分で、直後に獣の悲鳴が耳に響いた]

[フーゴーはまた黙ってヘルムートを見やる。今手にしている短剣では止めは刺せないな。そう考えながら、ヘルムートがヴィリーに訊ねる言葉を耳にした]

……物語、か。

[ただそれだけを紡ぎ押し黙った。今回のことも結社の系譜として残されて行く。後世結社に属する者達も読むことになるだろう。それが彼の望む物語の在り方かどうかは分からないが。他の者が口々に言う中、それに同意するように頷くだけだった]

(83) 2009/08/29(Sat) 23:38:59

作家 ヘルムート

[答えの声が返るのを、微かに揺れる耳が捉えて]
[一人一人に言葉を向けた]

 ベルちゃんも、クーちゃんも。
 二人とも、優しいのよね。
 其処が、好きで、嫌いだった。ううん、今も。

[焦点の合わぬ眼差しは、其れでも二人の近さを捉え]
[慈愛にも似た笑みが、浮かぶ]

 ――……頑張って。

[いつかと同じ、激励の言葉を祈るように呟く]

(84) 2009/08/29(Sat) 23:46:22

作家 ヘルムート

[次いで吐き出されるのは、溜息]

 本っ当、神父様はこういう時に迄、乙女心を理解しないし。
 優しくないし。

 でも、そういう所含めて、好ましいとは思ってたわ。
 其れ以上でも其れ以下でも無いけれど。

[獣の耳には、紡がれた声も良く聞こえる]

 あたくしは、今までの一連を物語にして遺してある。
 もしも出版されたなら、また逢えるかもしれないわ?

[其れは終わることの無い永遠に未完の物語]
[終わりの無いことの象徴]

(85) 2009/08/29(Sat) 23:50:06

作家 ヘルムート

 おじさま。

[銀の毒が回り、響く声が震える]

 宿に戻ったら、リアちゃんを弔ってあげてくれる?
 私は、別に良いけれど。
 彼は人間だから。

[遺言の一つ、叶えてもらえるだろうと]
[結社の人間を相手にするのではなく]
[宿屋の主人としての彼に願いを告げた]

(86) 2009/08/29(Sat) 23:56:00

宿屋主人 フーゴー

……ああ、ちゃんと弔うさ。

[ヘルムートの最期の頼み。結社の人間としてでは無く、その望みを承諾する]

…おめぇも、弔う場所に望みがあるなら言え。
死する者に人間も人狼も、関係無ぇ。

[自分は良いからと言う言葉に眉根を寄せながら、今際の時にある相手へと訊ねる。その問いに答えるまで灯火が持つかは分からねど]

(87) 2009/08/30(Sun) 00:01:12

神父見習い ウェンデル

 ハ。
 俺にそんなモン求める時点で間違ってんだよ。
 ヘルムート。

[彼女が求めていたのと違う名前で呼ぶ。
けれど男がきちんと名を呼ぶのは、多分これが最初で  ]

 ほぉ。
 ……そいつぁ、楽しみだねぇ。

[そう告げた刹那、浮かべる笑みの種は僅かに変化した]

(88) 2009/08/30(Sun) 00:02:28

雑貨屋 クロエ

[優しい、という言葉。
好きだけど嫌い、という言葉に、ほんの少しだけ、表情がへにゃ、となる]

……ウチは。
ルーミィさん、嫌いじゃ、ない、よ。

[ぽつり、紡いだ言葉には嘘はない。
続けられた、激励。
最初にそれを向けられた時は、揺らいでいたから、素直に頷けなかった、けれど]

……うん。

[今は。
小さいけれど、はっきりと。
頷く事ができた]

(89) 2009/08/30(Sun) 00:06:09

作家 ヘルムート

 ――……本当に、そうなら良いのに。

[覗き込まれても、焦げ茶の瞳は焦点が合わず]
[永遠という言葉の甘美さに、ゆっくりと瞼が閉じられた]

 貴方の言う事は、信じてしまいそう。
 酷い、ひと。
 でも……信じる侭に。終われるのなら……。


 ――……悪くは…無い、わ。

[其れが、作家である男から零れた最後の言葉]

(90) 2009/08/30(Sun) 00:07:19

細工職人 ヴィリー

……俺は。

お前にとって、煩わしい男だっただろうが。



最期に側にいるのが、俺で、すまないな。

[銀の短剣を手にしたまま、横たわる獣の瞳が閉じていく様を見据えたままそう言って。]

…ライの側に、いてくれたこと。

感謝、している。


あいつは、きっと…ずっと、独りだったんだ。

(91) 2009/08/30(Sun) 00:09:27

雑貨屋 クロエ、メモを貼った。

2009/08/30(Sun) 00:09:55

測量士 アーベル

[クロエのように、言葉にすることは出来なかった。
ただ、首を振って、それから頷いて]

ありがとう。

[それだけを口にして、閉じられてゆく瞼を見つめた]

(92) 2009/08/30(Sun) 00:10:03

細工職人 ヴィリー

[ゲルダを殺したことは、許せないが。

幼馴染の孤独は、きっと彼が、彼女が、少なからず癒してくれたのだろうと。
そう思いながら、物言わぬ骸となった白金の毛を緩く撫でて。

ゆるりと立ち上がると、フーゴーに銀剣を差し出した。]


…これは、返す。

もう、俺には、必要ないものだ。

(93) 2009/08/30(Sun) 00:21:45

雑貨屋 クロエ

[囁く『声』がきこえたなら一度、目を閉じて。

静かに開き、そこに揺らめくいろを見届ける。
それが、自分のやるべき事だから]

……おやすみなさい、かな。

[零れ落ちるのは、小さな呟き。
ぶち猫が、にぃあ、と鳴く。
銀の鈴が、ちりん、と小さく音を立てた]

(94) 2009/08/30(Sun) 00:24:02

宿屋主人 フーゴー

[問いの答えは無いまま、ヘルムートの瞳は閉じられる。小さく、短く息を吐いた。後にヘルムートの別荘に居る者に伝え、どうするかを決めようと考える。
そんな中でヴィリーが傍に来て、短剣を差し出してきた]

…おぅ。
……おめぇに押しつける形になって悪かったな。

……ヴィリー、そいつを運べるか。
皆を、弔わにゃならん。

[短剣を受け取りながら訊ねる。皆の中にはヘルムートも含めていて。一度宿屋へ戻ろうと提案した]

(95) 2009/08/30(Sun) 00:24:22

【赤】 作家 ヘルムート

[声は紡げなくても、未だコエは]

 ヴァイオラ。
 ヒースクリフ。

 謝りは、しないわ。

[強く、柔らかく告げられていく言の葉]

(*4) 2009/08/30(Sun) 00:25:34

【赤】 作家 ヘルムート

 ――……でも、そうね。
 やっぱり、貴方たちの事は、好きよ。

 だから、貴方たちの心を揺らしたかった。

[其れこそが、この作家の願い事で]
[道化の様に笑わせるだけでなく]
[この世にあまねく存在する、全ての感情を与えて]
[心を、揺らしたかった]

(*5) 2009/08/30(Sun) 00:25:56

【赤】 作家 ヘルムート

[果たして、本当に心を揺らされていたのはどちらだったのか]


 謝らない。……でも。

 ――……つきあってくれて、有難う。

[届くかも解らない其れが、狼の紡ぐ最後のコエ*]

(*6) 2009/08/30(Sun) 00:26:11

作家 ヘルムート

[返される声は聞こえていて]
[力無く、白金の耳が揺れていた]

[けれど其の頃には既に、声を出せるだけの力は無く]




[何時しか、微かな動きも消えていた*]

(96) 2009/08/30(Sun) 00:26:29

細工職人 ヴィリー

……あぁ。

[フーゴーの言葉に頷くと、ルーミィを抱き上げて。

そのまま宿屋へと、歩き始めて。]

(97) 2009/08/30(Sun) 00:27:52

測量士 アーベル

…おやすみなさい。

[クロエの呟きを聞き、別れを告げる。
フーゴーの提案に頷くとクロエの手を再び握って促した]

(98) 2009/08/30(Sun) 00:28:33

神父見習い ウェンデル

[獣の目が閉じられるのを見、言葉が途切れて暫く後。
頭に向けられていた銃口は、再度の火を噴くことなく下ろされた]

 ……ったく。

[零れる悪態は何に対してだったか。
銃を懐にしまう代わり、いつものように煙草を出す。
昔仲間を弔っていた時と同じように、火を点け、紫煙を天へと上らせた]

(99) 2009/08/30(Sun) 00:28:54

神父見習い ウェンデル

[一つ息を吐いて]

 まぁ。
 結構面白ぇ奴だったからさ。

[紡ぐ言葉は小さく、相変わらず尊大で]

 また逢えるってんなら。
 ――そん時は、ダチぐらいになら、なってやってもいいぜ?

[その言葉は獣の耳でも、捉えるには遅すぎただろう]

(100) 2009/08/30(Sun) 00:29:14

神父見習い ウェンデル、それから他の後について、宿屋へ歩き出した。

2009/08/30(Sun) 00:30:01

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □ フィルタ

生存者 (5)

クロエ
216回 残6511pt
フーゴー
303回 残4331pt
ウェンデル
83回 残10858pt
ヴィリー
65回 残11302pt
アーベル
228回 残4571pt

犠牲者 (4)

ギュンター(2d)
0回 残13500pt
リディ(3d)
46回 残11782pt
ゲルダ(4d)
45回 残12277pt
ユリアン(5d)
18回 残12914pt

処刑者 (4)

ダーヴィッド(3d)
63回 残11518pt
ライヒアルト(4d)
77回 残10538pt
カヤ(5d)
1回 残13472pt
ヘルムート(6d)
172回 残7713pt

突然死者 (0)

発言種別

通常発言
独り言
囁き/共鳴/念話
死者のうめき

一括操作




SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
人狼物語 幻夢(和名&ver.Schwarzes) by azuma
幻夢学園 by seileitoh/日向星花
人狼審問画像 by kiku2rou
黒い森 by 坂無炳吾
トロイカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 by きりのれいん
人狼物語 星影 by kayu
バナー画像 by Silverry moon light