人狼物語 ─幻夢─


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航宙士 エリカ

─ 第二階層・通路 ─

[走り出す直前に投げられた一言>>12は、出足を鈍らせて。
結局、駆け出せた>>11のは、二人に大分遅れてのこと]

……人の気ぃもしらんと、勝手いうてくれるよねぇ、あのひとは。

[は、と息を吐いて、呟く。
何をして、何を信じていると言うのか。
問いかける気は、ないけれど]

……気まぐれにゃんこ信じると、痛い目見るかも知れんのになぁ。

[そんな呟きで、諸々を一先ず誤魔化して。
僅かに遅れて追いついた先の様子に、表情を険しくした]

(15) 2011/04/11(Mon) 22:35:26

【赤】 通信士 ノブ

こんな感じかな。

[「ノブ」の言いそうな事を、「ノブ」のように。
長らく意識の中に潜んできたからこそ、それは難しいと思わなかった。それなりに自信もあった。「ノブ」と親しかった航宙士であっても、少しは惑わせられるだろうと。
その隙をつけば、次の宿主にも出来うるだろうと]

言いくるめやすいのは子供の方か。
αもそれを望んでいたしね。

[しかしこちらはどうすればいいか。
子供と接した記憶は少ない故に悩みながら話しかけていた]

(*4) 2011/04/11(Mon) 22:37:12

航宙士 エリカ

[怯えたように後ずさる少年の言葉>>14
多分それは、嘘じゃないんだろうな、と思えた]

……ホントにねぇ。
何がなんだか、わかんないことだらけだわ、この状況は。

何が正しくて、何が間違ってて。
どこからどう、どんな風におかしくなってたのか。

……その、肝心なとこが全然わかんないんだから、タチ悪すぎるわぁ……。

[ため息と共に零れ落ちるのは、少しだけ考えてから後は放棄していた疑問と愚痴]

(16) 2011/04/11(Mon) 22:42:01

通信士 ノブ

─ 第二階層・通路 ─

分からないか。

[胸を押えていた右手は緋色に染まっている。
左手には銃を握ったまま、けれど銃口はまだ向けていない]

オーフェン。
銃はむやみに使うなって言われていたよね?
使う時には迷うなって。

[それは少年の父親が、銃を持たせる時に言っていたはずの言葉]

怖いのなら、撃った振りだけしていればいいんだ。
それでシステムは誤魔化せる。

[内緒話のように小声で。
冷たい目の下で口元は笑って言った]

後は私が、なんとかするよ。

(17) 2011/04/11(Mon) 22:52:02

通信士 ノブ

─ 第二階層・通路 ─

まったくだね。
誰を信じればいいのか。何を信じればいいのか。

[追いついてきた航宙士に視線を投げる]

殲滅プログラムなんてものまで用意されたから、ゆっくりと検討する時間もなくなった。
PMC排除のための必要性を認めないとは言わないけれど。

用意周到すぎたと思わない?

まるで、こうなることを分かっていたようにさ。

(18) 2011/04/11(Mon) 22:59:45

少年 オーフェン

─ 第二階層・通路 ─

[一番信じていて、大好きだった人が嘘だった。
いつから嘘だったのか、どこまで嘘だったのか、もう解らない。

優しいノブが好きで。
尻尾のあるエリカも嫌いじゃない。

怖いと思うのは、

偽者だったと、失望するのが怖いから――。

何を信じていいのかわからない。縋りたい人はもういない。]

………

[「とーちゃん」と、いない人の事は呼べなかった。
ずる、ずると、ゆっくりさがって、起き上がろうと身体を捩る。]

(19) 2011/04/11(Mon) 23:02:44

航宙士 エリカ

─ 第二階層・通路 ─

……そぉね。
まぁ、その点は同意するわぁ。

[用意周到すぎる、という言葉>>18は否定せず。
右手に黒銀を握ったまま、胸の下で軽く、腕を組む。
銃口が向くのは、あらぬ方]

……最初からわかってたみたい、ねぇ。
なに、にーさんは学者の皆様が最初からこうなるって、わかっててやった、とでもおっしゃいますの?

[距離を取り、起き上がろうとするオーフェンの動き>>19は、視界の隅で捉えつつ、問いを紡ぐ]

(20) 2011/04/11(Mon) 23:07:12

少年 オーフェン

[血の色が見えると>>17、びくりと身を竦ませた。自分が撃って怪我をさせたのかと思い込む。]

ごめん、な、さ

[責められているように感じて、途切れに謝罪が零れる。
だが小声で囁かれた言葉は――
撃った振りをしてればいい、なんて誰にも言われなかったから、瞬いた。ほんの少しだけ脅えが引く。
ノブの優しさは変わらないように思えた。
だがどうするの、と尋ねる事は出来なかった。

脅えはまだ消えず、大人二人の様子を伺うように、ゆっくり下がって立ち上がる。
身を隠すものはなかったから、とても頼りないように思えた。]

(21) 2011/04/11(Mon) 23:07:46

通信士 ノブ

[本当にそれ>>17でシステムが誤魔化せるのか。
確証など何処にもなかった。
けれど確信を持って言えばそれは真実に近くなる

少年が起き上がる>>19のを邪魔はしない。
ただ口元に笑みを浮かべて待っていた]

(22) 2011/04/11(Mon) 23:08:09

通信士 ノブ

[少年>>21の謝罪にはゆっくりと頷いた。
許すかのように。あるいは大丈夫だと言うように]

宇宙船という閉鎖空間で、わざとPMCを逃がす。
それこそ小説のような話だけれど。
実験としてはありなんじゃないか、なんて思ってさ。

[銃を握る左手はまだ下げられたまま。銃口は床に。
右手は胸に当てたまま、航宙士>>20に答える。
「ノブ」らしい口調を保ったまま]

だとしたら、最後は殲滅プログラムで終わる、とは思えない。
実験に使ったPMCのことも、回収できるような何かがある。
そんな可能性を考えていたんだ。

[ありえない話をもっともらしく。
それは「ノブ」もよく使っていた話術]

(23) 2011/04/11(Mon) 23:18:23

通信士 ノブ、メモを貼った。

2011/04/11(Mon) 23:19:40

航宙士 エリカ

……まぁ、確かにねぇ。
ここまで非現実が続くと、そんな可能性もありかなあ、なぁんて。
そんな考えも浮かぶけど、ね。

[淡々とした口調を崩さず言って、目を細める。
向ける視線は、真意を探るようなもの。
黒の猫尻尾が、思案するようにゆらり、揺れる]

……けど。
ウチ、そういうご都合主義は信用しないタチなんよねぇ。

それに……。

[ふと、思い返すのは、先に通路で交わしたスティーヴとのやり取り]

そんな都合のいい裏があるんだとしたら。
……あのセンセがあそこまで必死になる必要って、ない気もするし。

それこそ、てきとーに死んだ振りでもして、やり過ごせばいいんじゃないの?

(24) 2011/04/11(Mon) 23:31:51

少年 オーフェン

[頷かれても>>23、ほっとしたような顔は出来なかった。
父親という精神を安定させてくれた人が居なくなった今は、不安定なまま。

二人の話を、今までで一番意識を向けて聞くが、難しい話相変わらず理解が追いつかない。
安定しない心がそれに拍車をかけて。
視線は忙しなく、二人の間を動いていた。]

(25) 2011/04/11(Mon) 23:42:49

通信士 ノブ

エリカちゃんらしいお言葉で。

[ご都合主義と切り捨てられ、模倣ではなく苦笑が浮かぶ]

必死でなかったら、もっと早くから疑ってたよ。
死んだふり?
……それは思いつかなかったな。
念のためとかでトドメ刺されたら怖いじゃないか。

[軽く首を傾げて。感情の浮かばない眸は真意を読ませ難い]

オーフェンはどう思う?
そんなにご都合主義な考え方かな、これ。
まあ、スティーヴ先生がPMCじゃなかった時点で、色々間違ってる部分はあるみたいだけど。

[できるだけ軽い口調で少年にも声をかける。
ちゃんと気にしているのだと見せるために。答えを強く希求してのものではなかった]

(26) 2011/04/11(Mon) 23:45:01

【赤】 通信士 ノブ

親を失ったばかりの子供。
頼るべき依り代になればいいか?

[航宙士には迷いを持たせようと話しながら、少年を気遣うのは親代わりになろうかという意図]

αに聞ければもっと確実な方法を取れるというのに。

[αがいればそもする必要のないことだが。
小さく溜息を吐くような気分を抱えていた]

(*5) 2011/04/11(Mon) 23:50:01

少年 オーフェン

[顔も胸もいたい、まだいたい。
とても悲しいのに、悲しむ事が出来ない。
泣いて崩れないのは、死と裏切りの恐怖に捕らわれているから。
父親の名も呼べない。口にすると、さっきの光景を思い出してしまう。]

(どうしよう)

[子供は途方にくれていた。
どっちかが偽者。
ひょっとしたらどっちとも偽者かもしれないが、そこまで考えきれてはいなかった。

ふいに話を振られて>>26びくりと体が固まる。
暫くノブを見て何か言おうと考えたが、結局解らない事は解らないままだったので、ぶんぶんと首を横に振った。]

(27) 2011/04/11(Mon) 23:54:16

航宙士 エリカ

夢だけでできる仕事しとらんもん。
ウチら航宙士が『現実』見んかったら、どないするん?
あるかないかの可能性に賭けて、乗員を犠牲にする道を選ぶ事はできんのよ、ウチらは。

[勿論、例外的に賭けに出る事はあるが。
それを行うにしても、最低限の確実性は求めるように。
それが、自分の教官の持論だった]

そりゃ、ふつーは思いつかんわねぇ。
システムの目ぇ誤魔化す必要があるんだし、どんだけ面倒なんだか。

……ま、死んだ振り云々の話は、どーでもいいわねぇ。

[真意の読めぬ瞳。
は、と息を吐いて、一瞬だけ目を伏せる]

(28) 2011/04/12(Tue) 00:01:55

航宙士 エリカ

……にーさん、ウチな。
生物学者とか、研究者とかって肩書きつく相手は、まとめて嫌ってた。
絶対信用なんかしてやるもんか、ってずーっと思っとった。

[その辺りは、常の態度からも読み取れる事だったろうが]

……だから、あの学者センセも、最初は疑っとったよ。
けど。
さっき集まる前に、サシで話して。

……学者は嫌いだけど、この旦那は信じてもいいな、ってそう思えたんよね。

…………けど。

[目を伏せたまま、綴る言葉は、そこで一度、途切れた]

(29) 2011/04/12(Tue) 00:02:12

少年 オーフェン、メモを貼った。

2011/04/12(Tue) 00:07:05

天のお告げ(村建て人)

『まもなく皆様に一斉射撃を……』

[臨時プログラムの放送は途中で途切れ]

『まもなく、当選は目的地の宇宙港******に到着いたします。
各員所定の配置についてください。』

[目的地への到着が近いことを告げる放送が流れた]

(#1) 2011/04/12(Tue) 00:07:28

通信士 ノブ

[首を振るオーフェンにも苦笑を向けて]

芯が強いなあ。
エリカちゃんの美点だけど。

[どうでもいいと言われたので死んだ振りの話は続かず]

そういえば嫌ってたね。
スティーヴ先生とかも出来る限り避けてた。

……けど?

[促すように繰り返す。
聞こえてきた放送>>#1に眸を細めた]

生きてるか、死んでるか。

[殲滅プログラムは解除されたと取るかどうか]

(30) 2011/04/12(Tue) 00:14:34

通信士 ノブ

[ご都合主義。そう、そんなものはない。
何故ならこの状況の原因は自分だから。
同種が船内に運ばれた時から、特にそれが逃げ出してからは。
どうにかして「同胞」にできないかと刺激をしてきたのだから。

殲滅プログラムから逃げるにはどうしたらいいか。
「ノブ」の知識の及ぶ範囲で艦橋のメインフレームに仕掛けてきたカウンタートラップが働けば一番良い。
それがダメならば。仮死状態の肉体に潜り込む。
一種の賭けになるが群を崩せば、最低限の継承だけで諦めれば可能性はあると思っていた。でなければ此処にも居られなかったはずだから。

殲滅プログラムが解除されたとは限らない。
狙うのは航宙士の身体]

(31) 2011/04/12(Tue) 00:15:21

少年 オーフェン

[ノブに言われた通り、撃ったふりをすればいい。
そんな楽な方向に心は揺れる。

金目のふたり。
嫌いじゃない、好き。
ぐらぐらと思考が揺らされる。

一斉射撃>>#1の放送に、またびくりを身を竦ませたから、到着の声が遠く感じた。

銃はまだ、ぽけっとの中にある。]

(32) 2011/04/12(Tue) 00:16:06

通信士 ノブ、メモを貼った。

2011/04/12(Tue) 00:16:44

航宙士 エリカ

……さすがに、十の歳で嫁にいけん身体にされちゃ、好きにはなれんわ。

[さらり、と問題発言含めて言って。
響く放送に、伏したままの目を一度、閉じた]

……けど、なぁ。
今のにーさんは、考えの底が見えん。

曖昧な物言いされる事多いなぁ、て、前から思うてはいたけど……ま、それはそれ。

少なくとも……今のアンタの提案に乗っかって、危ない橋を渡るのも、オーフェンくんに渡らせるのも、ウチには選べん、ってこと。

[言いながら、組んでいた腕を解く。
右手の黒銀は、迷う事無く、同僚へと向けられた]

ウチの考えと選択肢。
……御理解、いただけますかしらぁ?

(33) 2011/04/12(Tue) 00:22:36

航宙士 エリカ、メモを貼った。

2011/04/12(Tue) 00:23:04

少年 オーフェン

[何を信じるのか、誰を信じるのか、何をすべきなのか。

「考えろ」

胸に刺さった棘は抜けない。
逃げることを許さないように、じぐじぐ痛い。

だから考えた。
ありったけ考えた。

今までの事を、全部思い出すように。]

(34) 2011/04/12(Tue) 00:28:09

通信士 ノブ

は?
……そりゃあ、また。なんていう。

[さらりとした問題発言を聞いて。
「ノブ」の思考をトレースしていたが為に、呆とした声を上げた]

……そりゃ、見せてないもの。
危険だと思ってる対象にはさ。

よーく分かりましたよ。

[クッと笑っい。
航宙士の腕が解かれるのと同時、こちらも左腕を動かす]

(35) 2011/04/12(Tue) 00:28:39

少年 オーフェン

[エリカとノブの会話をきいて。
エリカとノブが、互いに銃口を向け合うのを見て。

ポケットから、玩具のようなレーザー銃を取り出した。
子供の服は柔らかく、音を立てずに人を傷つける機械はそこから取り出される。

目は閉じない。
表情には脅えは沢山残し、手は震えたまま。


だが明確に、

意思を持って。



銃口を向けた先は――――]

(36) 2011/04/12(Tue) 00:29:04

通信士 ノブ

[横目にオーフェンの様子を見た後、エリカへと銃口を向け。
その途中で通路の壁に打ち込まれているエンブレム、星のマークに「希望」と文字の入ったロゴが眸に映った]

――adeus.

[さようならと笑い]

……信じてる。

[自分の唇が紡いだ言葉に驚きの表情を浮かべた]

(37) 2011/04/12(Tue) 00:29:32

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