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[はたり、はたり、瞬いて。
届いた呟きの主に視線を返す]
うん…俺がバカなのは、知ってる。
…さっき、気付いたばかりだけどねぇ。
今更、かな。
もっと早く気付いてたら、何か…変わってたのかな。
[疲れきったような、笑みにならず、泣きそうに歪んだ表情]
[広がる黒い染みに舌打ちする。]
オーフェン、下がれ!
[もう判っただろうと、伸びる白い手に鏃羽根をひとつ放つ。
黒金の鏃が紫紺の軌跡を残し飛ぶ。]
……生憎と。
アンタの力を借りる気は、ない。
[ロザリー、否、問うのは『虚』か。
その言葉に低く返しつつ]
……アンタは、不用意に前に出るんじゃないのっ!
[金の翼に近づく銀月の少女を、押し止めようと、手を伸ばす]
う……
[鷹の目に睨まれて、一つ息を飲む]
……うん……ロザりんさん、視せて、もらうね……
[すう、と一つ息を吸い、決意に満ちた深紅の瞳が縦に細められていく。流れ込む気から、背筋を走り抜ける快感]
……間違い、ない……虚の虜、だ……
[ひらり地へ舞う黒い羽根を見ながら]
そもそも、真理なんてものは存在しない。
壊すために創ったなら。
どうして、また壊すために創る。
そんなものに価値なんてない。
全てのものに等しく―――――。
だったら、自分も同じ。
なんの価値もない。
誰よりも愛されたいくせに。
己のプライドがそれを求めることを許さない。
1人で勝手に絶望して、虚に飲まれていった。
……ホント、バカだよね。
アタシの周りは、そんなんばっかり。
[返された、視線と言葉。
それに、返す言葉は自嘲を帯びる]
もう少し早ければ、か。
そうかもね。でも。時間は戻らないから。
……気づけたんなら、気づけたなりに、先につなげりゃいいだけだろ。
自分に価値がないことは知っている。
けれど、誰かに愛されたかった。
いや、愛されていることは知っている。
だったら、何故、虚などに使役されたのでしょうね。
それすらも、考える必要はないでしょうか。
[ 手に虚が宿る。]
……面倒くさい。
考えるのも、もう面倒くさい。
やっぱり、全部壊してから。
それから、また、考えます。
[ 矛盾していることに、もはや気付かない。]
ロザりん、さん……だめ……
……力で、壊しても……何も、変わらない、から……
[下がれという声に構わず、ロザリーの瞳を見つめながら、その前へと飛ぶ]
[ オーフェンが視ることができる者か、と。
ケイジとの言葉が一致する。]
貴方が…ケイジ様の仰ってた…。
嗚呼……あの時、消しておけば良かったですね。
後に取っておくべきではありませんでした。
[ 左目は闇に染まり。
首を傾けながら、目の前の人々と対峙する。]
俺が聞きたいのは――…、
[エリカの問いに、刹那顔を伏せる]
そうだね…、もう、いないひと。
それと…もう、いなくなってしまったかも、しれない人。
[呟く声には、複雑な色が混じる]
[ 翳した手は闇を大きくする。
手の先で踊る闇を見て、また嗤う。
オーフェンの言葉にふっ、と反応した。]
―――――…。
何も変わりませんね。
だって、全部なくなるのですから。
クスクス……クスクス……。
[ もう考える必要だってない。]
[空を切る紫紺、舞い落ちる黒。
それらを視界の隅に止めつつ。
伸ばした手が届いたなら、ぽふり、と少女の頭を撫でる]
ふらふらしてるし……ご飯、ちゃんと食べてきたのかい?
[用意しといたはずだよ、と。
軽口を叩くのは、立ち込める『虚』を抑えるためか。
オーフェンがロザリーの前へと立てば、舌打ち一つして]
ラウル!
[呼びかけるのは、自身の力を分けた相棒。
真白はぴぃ、とそれに答え、少年へと沿う]
チッ!
[前に出る姿に音高く舌打ち、ロザリンドの動きを睨む。
傾いてゆく首、その左目の闇に狙い定めて]
―――ッ!
[黒金の代わりに幻獣の銀骨の鏃を付けた、オーフェンの白い羽根を放った。]
立候補はないようなので。
じゃあ、誰にしましょうか。
[ じっと、舐めるように見渡していく。]
じゃあ、鷹の目殿で。
別に誰だって構いませんが。
[ 男が動くのを右目が捉える。]
嗚呼、成程。
鷹の目殿が立候補ですか。
陽光の力をなめないで頂きたいですね。
[ 態勢を低くして、両手に力を込める。
虚が渦巻くようし、自身から立ち上る。]
これでも腕には自信があります。
鷹の目殿に引けは取りません。
[ 足元から、攻撃を入れようと―――――。]
…あーやは、強いな。
先に、なんて。…俺には先なんてものがあるか分からないけど、そうだねぇ。
[ロザリーを、否、堕天尸の姿を見上げ]
……もしもこれで先ができたなら、少しは考えてみようかねぇ。
[静観する構え]
……ケイジ様……狐、さん……
そう、なんだ……
[狐の姿を思い返した]
……ロザりんさん、なくしたい、の……どうして?
あっ……
[すぐ横を掠める姿。撒かれる虚の気配に酔い、ふらり]
[手は掴まれて、
頭を撫でられる感覚は、ひどく優しい。
きゅぅと眉を寄せながら、小さく首を振った。
淡いひかりは、肩の傍に]
[ロザリンドの手に踊る闇、立ち上る虚をただ睨む。]
……使えはしないが耐性だけなら在る。
[陽光の力に対して、紫星の力を告げる。
虚に敵うかは別だろうと片隅で考えながらも、退く気はない。
狙いはわからぬものの、動く姿に姿勢を下げ翼に力を入れる。]
……とにかく、アタシから離れるんじゃあないよ?
責任もって面倒見る、って言ったんだから。
[首を振る様子に、きぱりと言って。
カルロスの言葉に、くすり、と笑む]
強いと言ってもらえてありがとうねぇ?
アンタのお陰で、甘えられない女になったのが良かったらしいよ?
[冗談めいた言葉を向けて]
[『虚』の動きを抑えようと、集めた力をそちらへ向ける。
縛と成し、動きを止めようと]
失くす、
なくしてしまう……
考えるのは、もう、止めてしまった?
考えても、意味がないから、
見つからないから、掴めないから――……
[問いかけのようで、
独り言のような、ことば。
小さくちいさく、零れて、消えた]
クスクス……耐える必要なんてないですよ?
まずは鷹の目殿に消えて頂きます。
巫女姫殿にお会いしたかったのでしょうし。
丁度、いいですよね?
[ 両手を男の胸元に突き上げる。
羽根の闇は暗く鈍く明滅する。]
――――――ぐっ!!!
[ 弾き返されそうになる力に、必死で力を込める。]
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