情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
……まだ。
少し痛むかしらねぃ。
[ゆっくりと。
ナターリエが寝床から起き上がった]
でも、いつまでも寝ているわけにはいかないかな。
昨日のこと、布に水が染み込むが如く、少しずつ、思い出してきたからぁ。
[鋭い目で。
ナターリエが扉を開ける]
けど。『力ある剣』を所持しているもの。
私一人では、到底対処できない。
ならば、もう一つの『力ある剣』を所持している、大地の元へ。
[回廊に出て左右を見渡し、そして、ザムエルの姿を求めて歩き出した]
─東殿・回廊─
[本来の持ち主─仮契約ではあるが─であるエルザの下から離れた剣の共鳴は以前より弱く感じられ。それを漏らすことなく辿れるよう、右手で左手首の腕輪を握り、強く念ず。気配を辿る様相は彷徨っているようにも見えたか]
……問題は、誰が持って居るか、じゃな。
[片割れの剣を持ちし者。現状、その者が干渉されし者の可能性が高い。こちらの残る面々の誰が持ち得るのか。己の剣について探っていたものであれば一人心当たりがある。しかし奴が持っているとも限らない。剣の気配を辿りながら、誰が持ち得るのか考えながら、その足は回廊を進む]
……。
[いつものナターリエらしくもない、真剣な表情で回廊を歩く。
探知と言うほど正確な探知を出来るわけではないが、先日暴走した末に、通路いっぱいに水を撒き散らしたことが功を奏して、大地の居場所はなんとなく掴むことが出来た。
やがて―――]
―――大地の。
[ナターリエの目はザムエルの姿を捉えることになった]
[声をかけられ、ハッとした表情となる。声のする方を見れば己と同じように真剣な表情をしたナターリエの姿]
……如何した。
先日の暴走からは解き放たれたようじゃな。
[瞳を細めナターリエを見つめる。流水の気配はするが、天聖の気配はしない。剣の持ち主ではないことだけは理解した]
─西殿・会議場前─
[月闇竜の言葉(>>*60)に、何も返す事はしなかった。
否──言葉を返す意義が見つからなかったのかも知れない。
ただ]
……頭のいいヤツに限って、わかってねぇ事多いって言うよな。
[立ち去る様子に、零れたのはどこまでも呆れた呟きのみ。
直情考えなしに言われたくはないだろうが]
[ザムエルの言葉には、深々と頭を下げ]
はい。
お恥ずかしいところをお見せいたしました。
[そして、話の核心へと触れる]
……まずは単刀直入に切り出させていただきましょうか。
もう一つの『力ある剣』の所有者を、貴方は知っていますね?
それが、誰だったのかを、お聞かせいただきたい。
何故なら、私は、今『力ある剣』を持っているものに違和感を感じていますから。
[知っているかどうかは、半分賭けに近いものがあった。
それでも、ナターリエは、ザムエルは知っているという確信に近いものを感じている]
[ともあれ、合流したミリィと情報を交換する。
説明の端々に苛立ちが籠もるのは、自覚はあっても止める気はなく。
ミリィが、そして、やって来たエルザが投げた言葉に、ギュンターがどう返すかを見守る。
返るのは否定か、肯定か。
そのどちらにせよ]
……なー、爺様。
オレも、やっぱり気になってるんだけどさぁ。
『真・聖魔剣』、だっけ?
それってそんな……どんな願いも叶うような、便利なモンなんだっけ?
人間界で伝説とかで聞いた話じゃ、そんな便利なモノじゃなかった気がすんだけど?
[頭を下げるナターリエには、いや、と短く返し。核心をついた言葉を聞くと僅か息を飲む。こやつも気付いているのか、と警戒の色を最初は浮かべたが、先日の剣についての知識、更には腕輪が持つ属が増大せし時を思い出す。目の前の人物ならば気付いてもおかしくはないやもしれぬ、そう思い短く息を吐いた。仔なれば言い包めも出来ようが、下手な嘘は逆に怪しまれることだろう。今剣を持つ者に対し違和感を感じると聞き、口を開くことを決意す]
……ああ、知って居る。
彼の剣、聖魔剣を所持していたのは……エルザじゃ。
エルザが無限の鎖に囚われし時、共にここから結界内へと移動しておるはずなのじゃが…。
[紡がれし言葉はナターリエに届くだけの小さなもの。それは他には隠すつもりで言ったのか、心労による疲れから小さくなっただけのことだったのか]
[自身が聞いたのは、『全てを断つ剣』としてのあり方。
そして、持ち主に多大な負荷をかけると言う事。
勿論、聞きかじりのそれがどこまで正しいかなどは、判断のしようがない訳で。
ギュンターから返るのは、これまでも語られて来た話とほぼ同じ。
ただ]
「……仮に、彼の者たちが二振りともに剣を得ても。
真なる剣への昇華は、できぬ」
[最後に付け加えられたのは、こんな一言]
は?
ナニソレ?
[疑問の声に答えはなく、天竜の視線は刹那、封じられた会議場へと向くのみ]
/*
多分、ここには誰も触れてない気がするので、ちょろりと出す。
少なくとも、ぎゅん爺視点で、承認が出るという認識はないはずだしな!
[長い沈黙の後、最初に返ったのは溜息だった]
「重ねの刻印が何の為にあるのか分かっていてそれを言うか」
はい。
[即答で返せば、また小さな溜息]
「…今は待て」
[反駁しかけ、止めた。
否定は返されなかった。それは肯定につながる言葉。
それから投げられた問いにティルの方を静かに見つめた]
[昇華は出来ぬ。意味は分かる。
だがその言い方はまるで]
それは。
我らでは扱い切れないというのとはまた別の意味が…?
[思わず疑問が口に上った]
/*
むしろ。
赤がそこをどうクリアするつもりでいるのかが凄く気になる。
基本時に、あの二人しんめとりかるどっきんぐ嫌がるしなぁ……。
[何の話だ]
[ザムエルからの言葉を聴くと、ナターリエは小さく頷いた]
やはり……。
しかし、これで、線は繋がった。
『力ある剣』はオトフリートが所持しています。
陽光、天聖。……焔。
対の属性。『力ある剣』……焔が消えたことと、流水の悲しみ。
今までの異変は……オトフリートから紡がれているのは、ほぼ間違いなくなりました。
即ち。
『揺らされていたもの』は―――オトフリート。
[きっぱりとナターリエは断言した]
[相性があっても、仮初の契約しか結べなかった自分。
二振りの状態でもそうであるならば、真なる姿となるそれを扱うことなど、並大抵の者では到底出来ないだろう。
そう考えての問いだった。
されど年経た天竜は黙して語らず]
[エルザの疑問の声にも、天竜は何もいわず。
その様子に、かりり、と頭を掻く]
よくわかんねーけど、まだ、なんか隠し玉があるってこと?
……っつか、それがあるから、余裕かましてる訳、竜王たち?
[疑問自体への答えはなく、返るのは物言いを諌める言葉のみ]
はあ……ま、いっけど。
んでもさあ、非常事態なんだし。
秘匿もほどほどにしてくんない?
何じゃと…!?
[紡がれし名は己も交友のある者。何度となくその知を語り合いし者の名。驚きに瞳を丸くする]
オトフリートが揺らされし者…。
今、聖魔剣を持つはあやつか……。
[考え込むようにし、右手で顎髭を撫でる]
……あやつが揺らされて居ると言うのならば、抑えねばなるまい。
剣を渡したままには出来ぬ。
「揺らすもの」からの干渉、それを食い止めるが今の儂のなすべきこと。
…お主が暴走せしは、それらが重なりてのことじゃったか。
[断言するナターリエに迷い、偽りが見えず。その言葉は信ずるに値するものであった]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新