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/中/
イレーネの目の変化が魔である故なのかがいまひとつわからないな。
役職なのだろうけども。
村人でそういう紛らわしい事はして欲しくないしの。
[そして、今。オトフリートさんが真相を告げる
それを聞いた招待客の反応は様々
耳を疑う者、やはりという顔をする者、冷静に事態を受け止める者
……そして、そんな招待客たちのそれぞれの様子を彼女は冷めきった冷ややかな目で部屋の隅から見遣っていた]
[主が喪われる事態は、避けなければならない。
しかしそれが哀しみと繋がるか、己には判断し難い。
主人に対する親愛の情はあれど、それは“契約”故か]
……アーティファクトは、例え自らの意思を有していても。
自ら動いて、事を為す事はできない。
……そういう観点からも、そう、考えるのが……妥当でしょうね。
[ザムエルの疑問に、静かにこう答えて]
……全く……何を考えているのか……。
[付け加えられた呟きは、吐き捨てるように聞こえたろうか]
…
[呆然とオトフリートとエーリッヒの言葉を聞いていた。
魂が、奪われた…?
つまり、あのオルゴールの音色が響いたという…]
…
[ギュンターさんが、時間が過ぎれば、取り返しのつかない事態に…
この中に盗んだ人が居る…?]
…
[…ただただ呆然と話を聞いていた]
[オルゴールの性質はそんなものなのか。と。エーリッヒの端的な口調は嘘をついているようにも見えず、すんなりと受け入れる。
そして思い返すオトフリートの、犯人は滞在者の中にいるかもしれないということ。
厄介ごとかもしれないとは思ったが、悪い予想はしっかりと当たるらしい。
そりゃ帰れないよな。なんて自嘲気味に思う。
そして、犯人はこの中に。と特に意識もせずぼんやりと辺りを見回すと、聞こえたのはやっぱり。という小さな呟き。
見たのは偶然だろう。イレーネの瞳が一瞬だけ紅に変わったように見えた。]
なっ。おいっ
[と、一瞬イレーネに声をかけようとしたが、次の瞬間にはその色は元に戻っていて。]
……いや……なんでもない
[といい、疲れかね。と思った]
[執事が告げる主の容態にほんの少し安堵はするものの、状況は良いとは言い難く]
今は、と言うことか。
……なんということよ。
[それだけを、漸く絞るように吐き出して]
元に…魂を戻す術は……?
[最後のそれは小さな呟きにしかならず、執事と、何かを知っているかも知れぬ青年に目を向けて]
−ホール−
[扉を開けた女は、変わらぬ艶やかな笑みを浮かべて皆を見やる。
皆の視線を受けるように立つ執事と、ざわめき収まらぬ皆の様子に物憂げな瞼を瞬かせるのは、耐え切れぬ笑いの衝動を堪える為]
………マァン、私…遅れてしまったかしらァ?
ごめんあそばせェ。
[耳飾りを揺らして小首を傾げ、形ばかりの謝罪の言葉を薔薇の唇が紡ぐ。
そして、ぽつんと空いている席へ、ひらひらと泳ぐようにホールを通り過ぎていくだろうか]
シスター ナターリエは、ここまで読んだ。
[ユーディットは遅れて部屋に入ってきたヘルガをチラリと見遣ると]
……ヘルガ様。申し訳ございません
お待ちすることなく、今回の事態の方の説明に入らせていただいております
なにか判らないことがございましたら、後ほどお尋ねくださいませ
[そう言って、深々と一礼]
[遅れて入って来た客人への説明は他の召使いに任せ、
執事は再び、他の客人へと向き直る]
……お疑いになる方がいらっしゃるようであれば、
実際に、主の様子を拝見して頂こうかと考えております。
[そこまで言い終えたところで、先程出て行った侍女が戻って来、
一冊の書籍を執事へと手渡した。
その本を、客人達に見せるようにしながら、言葉を続ける]
そして、こちらがオルゴールの伝承が記載された書物です。
また、主の私室には自身の記された日記も御座います――
本来ならばお見せする訳には参りませんが、緊急事態ですが故に。
処罰は、私が受けましょう。
[話しながらも、緑の瞳は油断なく周囲を窺う]
[エーリッヒの言葉に溜息と共に頷くも、最後の言葉の変化に気付いて]
エーリッヒさんは…何か心当たりでもおありなのですかな?
[それはただの疑問で、答が返るとは期待などせずに]
え、
[隣の青年の上げた声にはっとしたような顔になる。紅が蒼に戻ったのはそのせいなのかは分からないが。]
・・・?
[そちらを見るも、何でもないと言われ、首を傾ける。自身では気付いていなかったようだ。]
魂を……戻す、術。
[ザムエルの呟きに。
わずか、逡巡らしき素振りが過ぎるだろうか]
…………なくは……ない、けれど。
そのためには、オルゴールを取り戻さなければ、ならない。
……御大の魂の力……魂力が、尽きてしまう前に……。
[そうすれば、と。
後の言葉は小さくかすれて途切れ]
……心当たりがあれば、とっくに当たっていますよ。
それを用いる事の意味を理解してるのか、理解しているなら何故、と。
持ち出したヤツの考えが、全くわからない。
……苛立つな、というのは無理な相談でしょう?
[それから、途切れた言葉に代わるように、新たな問いへの答えを返す]
……何も事情を知らないのでしたら、昨日今日の慌しさや強引に引き止めたことが気にかかって一刻も早く事情を知りたいと考えるはず
なのに、気にすることなく遅れて来る
それは、事情を理解しているから?
でも、それでも確認はしておきたいはず
つまりは、……まさか……犯人はヘルガ様?
『……術は、なくはない、か。確かにな』
[意識の内に、哂うような声が響く]
……黙っていろ。
大体、『お前』。
自分で創り出したものの場所もわからんのか?
『……力の失われた魔に、何を求める?
そも、我の力を遮りしは、そなた自身』
[嘲りを帯びた声、感じるのは苛立ち]
……ったく……勝手に巣食って、挙句、全部人のせいかよ。
[執事の言葉に緩く頭を振って]
お二人の話と、昨日からの騒ぎを見れば、疑う余地などないでしょうな。
あの伝承が真であったと言うこと、それを行う者がいたこと…俄かに信じがたくとも信じるしかありますまいて。
[示された書物とそれに続く言葉には暫しの沈黙を]
それは…必要となったときに見せてもらうかも知れぬの。
[今はしかしその気にはなれずに]
[オトフリート、ザムエル、エーリッヒの話には耳を傾けつつ、口を挟む気はない。
オルゴールの伝承などそもそも...は知らないのだから、任せておいたほうが良いと判断したからだし、今は。現状を受け入れていくだけ。
そして、自分の声に気づいたイレーネがはっとした表情でこちらを見る
そこにあるのはやはりいつもの蒼色の瞳で、無言で首をかしげている
そのいつも通りのイレーネにどこか安心感を抱きながら]
あー……すまんな。きっと見間違いだ
[と、安堵感からか珍しく静かに微笑んだ]
―回想:庭園―
仕方ないじゃない。
薔薇が表情を変えてゆくのが、とても綺麗だったのだもの。
[エーリッヒの言葉に笑ってそういう。
無理なんていわれたから、少しすねたように。]
あなたには言われたくないわね?
大丈夫ですよ、体にはちゃんと気をつけてますから。
[しかし歩く時の様子を見て、やっぱり大丈夫かしらと思う。]
―→ホール―
今晩和、今日は皆いらっしゃるのね
[微笑んで食事が運ばれ、やがてオトフリートの話が始まった。]
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