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/中/
>>*126
一文抜けてた…orz
//
うんっ。そうしたら、みんなでいっしょに、あそべるといいね。
きっとたのしいよ。
//
頭にこれが入る予定でしt
ああ、補完できないかな何とか…
[ふぃと戻ってきた意識が一つ。]
[丁度幼子が「ロットとみんなと、遊べるといいね」と、ヴィントに話しかけていたところを聞いて。][ふぅと、諦めたような溜息を。]
ロットは死んだ兄さんの名前サ。帰ってくる事はないよ。
…ベネディクト、って言ゃ、ヴィントの兄さんにも分かるかね。
[それはブリジットの兄の名前。][アベルは覚えているだろうか。][10年も前に死んだ森の子を。]
ライン嬢ちゃんには『死ぬ事』が分かっちゃいないのサ。楽しい事しか知ろうとしない。
だから可愛いんだけどサ。
[幼子はもう一人の自分の声に瞬くだけだろう。]
[それらを青い風に告げ、一度ヴィントが注視しているものに気を止めたが。]
[どちらかといえば『人』に近い意識を持つ明るい声はすぐに興味を失い。]
[少し離れた所で、赤い世界に留まったままの銀へと近づいて。]
旦那、やる事ぁやってきましたヨ。
後は結果を御観賞下さいな、っと。
[必要な事だけ言って、明るい声は沈黙し、消えた。]
―少し前・広間―
ジットのお薬には、私も昨日お世話になったし。
知識だけじゃない何かがジットにはあると思う。
[それは体の様子を的確に見抜く目であるとか、相手の事を考えながら何かを用意する手際であるとかを指しているのだが。
本人の葛藤にはやはり気付かぬままにそう言って]
…二人とも可愛いし、魅力的、だと思うな。
[僅か二年の差。
それでも年上の少女達は彼女の目に憧れとして映る。
姉に向けるような僅かな思慕を伴って]
…何かすること、ないのかな。
[出てゆく人々を見送り、皆の食事が済むと大皿も一緒に洗った。やはり人数がいると食事は綺麗に消えてゆく。
ノーラが掃除をしているのに気が付けば、手伝いを*申し出てみた*]
しかし、こんなにたくさん持っていて良かった良かった。
下手に少ないと、助けてくれた皆さんにあげられませんでしたもんねぇ。
[手当てをしてくれた少女と、繕いをしてくれた女性と]
[二つ分のそれを手にしてもまだ余りは多く]
いっそ女性に配ってしまいましょうかねぇ。
いや、持っていても、問題はないですか。
[残りはすべて元の袋に戻した]
さぁて。
――どこまで観賞していましょう?
ま、手出しは禁物、ですかねぇ。口出しもまた
あは、びっくりした?
[頬擦りして離す。勿論そんな意図はないけれど、暖かい場所にいたブリジットには少し嫌がらせの様だったかも知れない。]
ありがと。
うん、ちょっと遊んできたんだ。
冷たくて楽しかったよ。
[位置を譲られて礼を言う。マフラーを解きコートを脱ぎながら、言葉には答えた。]
うん。わ、リディ。
[頬を擦り寄られ。][そんな他人との触れ合いなど、ずいぶん昔にして久しく。]
[冷たい頬の、その奥にある人の温もりに、戸惑い、そして、どこか嬉しく感じながら。]
そっか、よかったね。
[自衛団長から言われた言葉にショックを受けていたり。][昨日も何か、青い痣の事で表情が暗かったことを思い出し。]
[気晴らしが出来た事をそう素直に思いながら。]
アベルと一緒に?そういえば、雪好きみたいだし。
[似たもの同士?という単語が頭をよぎったり。]
[温かいものをと探せば、ふと鼻腔を擽るワインとシナモンと蜂蜜、そして少しのレモンの香り。]
[少し前にハインリヒが用意したそれに、今更気づいて。][立っていた彼にも軽く会釈をしながら。]
リディ、ホットワインって飲める?
普通のワインよりは薄まってるから、そんなに酔う事はないと思うけど。
[体は温まるよといいながら。]
そうか。
[明るい声にはそれだけ答え。][銀の意識はじっとしたまま。]
[結果を。][餌を。][仇なすものを。][見定めようと。][表を見据えたまま。]
…あったかい。うれしいな。
[一人で居る事に慣れていて。][これからもそうだと思っていて。]
[だけど人の温もりは。][人の本能が求めるのか。]
[ほんの少し、泣いてしまいそうになるくらいに嬉しかった。]
―二階・個室―
[陽が暮れる。ひかりが遠くなってゆく。
蒼から朱へと空は変わり、次第に、闇に包まれてゆく]
て!
[ぼやけた視界のせいで、鑢が指先を霞めた。大した痛みでもないのに、茫としていたものだから、小さく声があがった]
……今日は終わりにしとこ。
[手のひらの飾りは、すっかり原形を留めていない――かのように映る。
実際には、六つの花弁を持った、雪の華を模しているのだが]
[失くさないよう、小さな箱へしっかりとしまって、袋に入れておく。大きく、伸びをした]
一緒に、っていうか上から降ってきたんだよ。ベルにぃ。
怪我はしてないみたいだけど。
[何処か不満そうに言う言葉は、普通に聞けば意味を捉えかねたかも知れない。
良かったね、という言葉には素直に頷いた。]
ん、ワイン?飲んだことないや。
おいしいのかなぁ。
[首を傾げ、ハインリヒに気付けば手を振る。]
じゃ、もらってみよっかな。
[ブリジットの言葉にも後押しされたか、*頷いた。*]
上から…って、飛び降りたんだ。
[言ってちらりとアベルを睨む。][視線は危ないよと、無言で訴えて。]
[怪我が無いという言葉を聞いたので、すぐに眼差しは元に戻ったが。]
[溜息をつけば、肩を竦めごめんと無言で謝られた。][もう一度釘刺すように睨み。]
うーん…どうだろう。
私は気付けに使うけど、ワインだけだとちょっと、苦いかも。
ああ、でもホットワインは甘くしてあるから。
[飲んだ事が無い、には一抹の不安を覚えたが。]
[飲むといわれたので、ハインリヒがつくったそのままを注ぎ分け、彼女に渡した。]
/中/
前村ログはぽつぽつ確認中。
ああ、前村ブリジットは人は殺したけど人食べてはないのか。
こっちのブリジットは人食っちゃってるから、戻って来れないよなぁ…。
とはいえ、人殺しと人喰いと、悪い事は悪い事だよね…。前村ブリジットだから許されたんだろうか。もちょっと読んでこよう(こそそ
やほー。
[ひらひら、室内の面々へと手を振って、挨拶]
[甘みを含んだ香りが薄く漂う。
皆は手にカップを抱いているようだった]
何飲んでるの?
あったかそー。
[人の少ない少女の近くからは、大した声は聞こえず。]
[低い雑音は代わりに、ゆっくりと時間をかけて燃え盛る小袋と、そこから立ち上るほんの僅か赤みを帯びた煙を見つめていた。]
[犬のように鼻がよければ。][おそらくそれが血に似た甘い匂いを発している事に気づくだろう。]
[時間をかけて、ゆっくりと。][煙と共に霧散するそれは、やがて森を越え山まで届き。][そしてゆっくりと脳を高揚させてゆくだろう。]
…燃えろ。そしてその匂いにつられて集え。
奴らは内を警戒しているだけで、外への警戒は薄い。
人の肉はさぞ美味かろう。
集え、集え…。
[低く低く、雑音は歌のように囁いた。]
こんにちは…そろそろこんばんはかな。
[外を見ればすっかり日は落ちて。][降りてきたユリアンに軽く会釈する。]
[手を振ろうとしたが、自分もホットワインを一つ両手でもっていたのでそれは出来ずに。]
ホットワインだよ。ユリアンも飲む?
[まだ残っている暖かな赤いそれを指差し、いるのなら注ぎ分けようかと問いかける。]
もうそんな時間だね。
もっと冷え込みそ。
[両腕を自分の身体に回して、寒い寒い、という仕草を作ってみせた]
へえ。
[歩み寄り、上から覗き込むようにして見る。
白の器は、赤、と表現するには濃厚な、黒にも近い色彩で満たされていた]
珍しい。
まだあるなら、貰おっかな。
あまり飲みすぎると、酔っちゃいそうだけれど。
[椅子の背凭れに停まっていたザフィーアが、興味があるのか、真似るように覗き込んでいる。さすがに、鴉に飲ませるわけにはいかないだろうが]
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