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[ ローズマリーの方へ向き直る男の様子を見れば、行動には出しはしないものの内心肩を竦めるか。服を欲しがっているのだと察せば手許に視線を下ろすが、自分と此の男とでは体格が異なるが為に用を成さないかと思う。]
ネリーさんに訊けば解るかと思いますが、忙しいでしょうからね……。
[ 然し斯うして暢気に会話を交わしていると、昨日の話が嘘の如くに思える。]
ええと、着替えでしたら。ううん。
[必死で思い出している。が、効果は芳しくない]
……すみません忘れました。
それよりお腹空いたでしょ。
苺がまだありますけど、食べますか?
[にこりと笑って、*花籠を突き出し。*]
/中/
んー?ローズが占い師か?
俺を視た、のか?
人の証が得られるのはありがたいけど…
いや、俺はローズを信じる。
しかし、やっぱり悲劇一直線だなぁ…
RP村とは言え、真が生き残るとは限らんし。
−客室−
[とろとろと。甘い、眠りの中。 夢を見た気がする。
――やがて、腹の虫が生きる為に激しく鳴いて。彼は目を覚ます。]
……んー。ごは…ん……。
[寝ぼけたまま、ぼんやりと辺りを見回す。
サイドテーブルに散るパンの欠片に、手を伸ばして。緩慢な動作で口に運び、]
……っ、けほっ…!
[咽て、涙目に。]
ギルバート。
[ 舌の上で転がすのとは叉違う、聲の囁きは些か甘い。]
……ね。
[ 其の名の前に紡がれたものにも気付きはしたが敢えて問う事は無い。]
ネリー……
[迷いの表情][誰であるか分からない、と言った]
[黒尽くめの男が][花籠を差し出す其の動作に]
[びくっ][思わず後退り][懼れ]
ギルバートさんと仰るのね。
わたしのことはローズと呼んで?
[それから神父さまの言葉、ハーヴェイの言葉に]
ん、そうね。
ネリーさんに聞けば分かるでしょうけど……
浴室まわりにはありそうね
探してみる
[さしだされたその果実には]
ん、わたしはいいわ。あなたが食べて
―*→一階*―
……ハーヴェイ=ローウェル。
[ 声ではなく聲で己の名を紡いだのは何故だろうか。説明も無く――抑不要だろう――端的に告げる。]
[ハーヴェイの言葉は耳に入ったものの]
[近くに居る黒尽くめの男への]
[激しい嫌悪感][恐怖][の為に]
[返事をする余裕も無く]
お下げ髪の女性の方です。
色々と任せ切りで申し訳無いのですが。
[ 首を僅かに傾けた儘に男――ギルバートと名乗った彼に掛ける言葉は人当たりの好いもので、一階へと向かうローズマリーには服を抱え直し片手を振って見送る。]
……また脅えられていますね?
[ ルーサーに苦笑を零して、突き出された花籠には矢張り首を振る。]
俺も遠慮しておきます。
[堰が治まった時には、彼の目もしっかりと覚めて。]
……ぁれ? ボク、どうして……?
[温かな布団に包まれている自分に気が付き、小首を傾げて。
見渡せど室内にない、その姿を、呼ぶ。]
…お兄さん……?
[返事はなく、その視線は扉へと流れ、沈黙。]
――客室――
[少女が目を覚ますと、既にルーサーの姿は無く。
一瞬だけ不安に煽られ部屋を見渡せば、机には一枚の紙が動いた空気によってその存在をアピールする]
…神父…さま?
[かさり――]
[乾いた音を立てる紙を手に持ち――]
[少女はその紙と小さな契約を結ぶ]
やれやれ。すっかり嫌われたものですね。
おいしいのに、苺。
[花籠を引っ込め、肩を竦めて笑う。]
ま、私も考えたい事が色々御座いますので、失礼しますよ。
[会釈した後、ふらふらと一階へ。
花籠を持っていない方の手には、*やはり聖書が。*]
―廊下→一階―
[ ルーサーが立ち去るのも見送りはしたものの、視線は一瞬片手の聖書へと向けられたか。ギルバートが青年の名を紡ぐのに、緩やかに瞬いて頬笑む。]
……ええ。
[ 其の肯定が何を意味するのかは曖昧ではあれど、微かに返しながら然う声を零す。然し汗が引けば訪れるのは寒気で、つい立ち話をしてしまったがそろそろ着替えねば拙いかと思う。]
俺も、失礼しますね? 此処で待っていれば、大丈夫かと。
[そろり、そろり。
音を立てぬよう、扉へと近づいて。耳を当てる。]
『……だれ…?』
[青年が出て行った=内鍵は開けられたと気付かぬまま、夢で見た言葉を思い出して。その声を拾おうと。]
「おおかみは、白い粉を塗っておかあさんヤギのふりをしました」
「子供たち、ここを開けておくれ」
「おかあさんはそんないがいが声じゃないやい」
「おおかみは白墨を食べて、きれいな声になりました」
「お母さんの声だ!」
「おおかみは子ヤギたちをぺろりとたいらげて――」
[身支度を整えながら、少女は昨夜広間からの帰り道の事を思い出す。]
[握られた大きな手。そして部屋での子守唄。
初老の、僅かに掠れたテノールに乗せられた歌声に、少女は在りし日の父親の面影を重ね――眠りに落ちていた]
モーツァルトの子守歌なんて…もう久しく聴いてなかったな…。
昔はよく父が…母が…歌ってくれてたけど…。
[くすり――]
[笑い声は日差しが差し込む室内へ――]
[ふわりと――]
[優しく宙を舞う――]
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