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・・・・・お、覚えてろ。
[今日のタバスコの決意はどうやらミハエルに向けられたようだ。尤も、明日には忘れているかもしれない。]
いや、それで食べられたら苦労はしな、
・・・・・
[クレメンスの言葉を聞いた瞬間、スプーンを取り落としそうになる。
その後は聞きたくないとでも言いたげに、急にカレーにぱくつき始めた。無言で。]
おいしー!
カレーはこのくらいの辛さがあたしは一番好きだわ。
お手柄、ブリジットー!
[ぱくりぱくりとすばらしい速さでスプーンを上げ、下ろし、
あっという間に綺麗に平らげる]
ごちそうさまー!
そっ…食べ物…じゃ、な…っ!
[クレメンスに掠れ声で訴える。
分かりにくく言ったのに、何故か通じてしまったようで。足の無いのとか、多いのとか…。
流れた筋はミハエルを更に慌てさせてしまうだろうか。
勿論食事ができるような状況ではなくなっている]
[空を見上げれば、月は煌々と闇夜を照らし。][伏せていた銀も、立ち上がる。]
[外へと出るつもりはないが。][じっとしている事は、難しくなってきたようで。]
[月を見上げ。][そして集会場の煙突から昇る灰赤の煙を見る。]
[時は満ちる。][宴の時が。][もうすぐそこまで迫ってきている。]
嗚呼…。
[血の匂いを思い。][恍惚と。][呟いた。]
いやぁ、本当に好き嫌いはよくないですよ。
ええ。
さすがに食べさせられた時は俺もねえ。
…見目もよくありませんし。
[遠い目をした]
[とめていた手を動かして]
まあでも、死ぬほどまずいわけではなかったですけど
[呟いてやがてカレー完食]
…満ちちまったな…。
[月の輝きが、雪道を照らす。
心配する修道女を先に帰らせて、右手は手帳に何かを描く。
かじかんでいるはずの指が描き出したとは思えないほどの、精緻な肖像。
黒い頭巾を身につけた修道女の姿。]
…っくしゅ。
[くしゃみと共に、ようやく冷え切った身体に気がつく。
背中を丸め、肩を竦めて集会所へ。]
[男はぼんやりと賑やかな広間の様子を眺めながら、自分でコーヒーをいれてきて飲んでいる。広間から出ていった人数を頭の片隅で数えながら]
/中/
兎猫は虫そのものは見ても平気ですが、食べろと言われたらやっぱり涙目になると思います。
あ、コ…は天敵ですよ?
当たり前だけど好きじゃないっ!
それにしても。
大なり小なり神父様にいぢめられるのは運命ですか?w
イレーネ君?
[さすがに動じていなかったのに、涙には驚いた]
大丈夫かい?
ああ、ええと。困ったな。
[といいながらごそごそと袋を探して、取り出した]
大丈夫だよ、それらは決してこの村の食卓では見かけていないから。
[差し出したのはやはり同じ銀細工の天使]
cockroachのほかに、earthwormなんかもあるわよー。
[イレーネににやりと笑いつつ、続けられた味の感想には]
……食べたの?
[さすがに苦笑い]
[さすがに神父の話で、先のものが何か気付いた]
……神父様、さすがに食事中で、しかもカレーの時にいう話じゃないような……。
[食べ終わっているものの、少し青くなってお腹付近を抑えている。おかげでイレーネの様子には気付かなかった]
それで繊細さを図るんですか…。お姫様って、そういう人なんだ…。
豆一粒で眠れないんなら、布団の皺でも眠れなくなりそうで…大変そう。
…好物だったら、きっと食べちゃってたかもしれませんね。
[拾い食いするお姫様なぞ、居たら嫌かもしれませんが。]
[シスターの話には感心したように頷いて。][不思議なの、には同意して、笑みをうかべ。]
[その話を聞いていたお陰で、クレメンスの虫談義は見事に聞き逃した。]
んにゃ?
[だから、その音色は、よく聴こえた。
立ち上がり(一瞬、痛めた右腕を突きかけた)、身を隠していた場所から移動して、音の方へと向かう。
知っている歌だった。]
たべた…ん、です、か…?
[クレメンスを見る目は恐怖に染まっている。
皿の中身は1/3ほど残ったまま。
誰かに食べてもらえるようなものではなくなっているし。
涙は途切れない]
ああ、元神父ですよ。
神父服なんて紛らわしいものを着てるんですけどねえ
[ミハエルに困ったように笑って]
ええ、まあ。
つまり、好き嫌いはよくないっていうことですよ。
グリーンピースは美味しいじゃないですか。ね?
形も、香りも。
職人見習い ユリアンは、室内の話を聞いていなくて、心底、幸いだった。
[思わず、外へ出ようと足が向き。]
…あの男。
[男の視線に、探るようなものを覚え。][再び伏せた。][じっと、耐えるように。]
ヴィント。
数を数えられている。気をつけるんだな。
[一応の警告を。][外へ出た青い風に向かって放つ。]
さてと。
[満足そうに席を立ち上がり、キッチンに皿を下げると(但し洗わない)
そのまま外に出る。外気に身がさらされて、肩から縮みそうだ]
……あら?
[出れば囲みこまれるだろうと思っていたのだけれど。
どうして外には、自衛団の姿がないのだろうか。首をかしげる。
ポケットにつめてきた手帖を、服の上からつかんだ]
研究生 エーリッヒは、シスター ナターリエ を能力(占う)の対象に選びました。
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