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冒険家 ナサニエルは、流れ者 ギルバート を投票先に選びました。
甘えるな
[男の声はただただ告げる]
終焉を望むのは勝手だが、自分の選ぶものを他のせいにするな
世界が悪い、他人が悪い
お前はその中で何をした?
……うるせえ。
黙れ、クソボケが。
[崩れ落ちた場所から、よろよろという動きで、ナサニエルの真下の位置を避けようと移動する。]
何が「終焉」だ。
てめぇは、カッコつけて御託並べて、現実から逃げてるだけじゃねぇか……!
そんなにあいつが大事なら、鍵付き冷蔵庫にでも放り込んでりゃ良かったんだよ。外に出すからロクなことにならねぇんだよ……
寝言垂れるのも大概にしろ……ヘタレ種族が。
[たとえギルバートを目の前にしていても]
[階段を駆け上がる娘の気配に気付かぬ筈もなく]
ッ――ちょろちょろするな!
[上げた足をそのまま娘へと蹴り下ろした。]
ふ。
[そんなことかと、口角を釣り上げます。]
そう簡単に世界は変わらないわ。
失くしたものも戻って来ない。
――だったら、初めからやり直すほうが早いでしょう?
[反撃が来るのは覚悟の上。今の自分の避けるほどの俊敏さは無い。だから]
他人に任せて結果を待つほど、私は大人しくないのよ!
[蹴り下ろされる足に対し左腕を掲げる。体勢が低いのはそのまま膝をつき、蹴りを受け切るため]
……っ!
[重力をも伴った蹴りは重く、かなりの衝撃を伴う。けれどその威力を受けながらも、右手に握った牙で相手の脹脛付近を思い切り切り払った]
望むものを引き寄せるために、手を伸ばす。
ああ。
そんなことさえ忘れていた。
[詳細な記憶はいまだ取り戻せず。
それでも抱いていた思いの欠片は胸に戻り]
私はいきたかった。
少しでも月に近い場所へ。
僅かでも光の注ぐ場所で。
そう。
彼らも望むものの為に。
最期まで手を伸ばすのですね。
[死者の手はもう届かない。
だから硬玉は僅かに悲しみの光を宿して]
最初から決め付けて何が出来る
喪ったものがかえらないことくらい――誰だってわかっている
誰だって、経験する
それが生きているということだろう
最初からやり直しても、お前がそのままなら何一つ変わらないぞ
[よろりと立ち上がり、再びナイフを力強く握り締める。]
お嬢さん……危ないよ。
なんて、聞く耳は持って無さそうだけれどね。
[シャーロットに気を取られている隙を狙い、ナサニエルに向かってナイフを振るった。]
手を伸ばさなきゃ、何も、得られない。
……望むだけじゃ、なんにも変わらない。
[紡ぐ言葉は、独り言のよに]
俺は、言葉でだけ平穏を望み、結局それを壊した。
動かなければ、何も。
変わらない。
……だから、動くんだろ、奴らも。
[小さな呟き。蒼氷は静かに。
紅蛇は何かに気づいたか。
鎌首をもたげ、闇色の眼で何処かを見る]
[身を起こす。
此処を訪れた時と同じ。
周囲には揺れる無数の花。
薄らと開いた眼を向けた先には黒い門が在る]
……同じ?
[違う、
目を押さえる。
異なるのは。
寒さもあたたかさも感じず、
目に映る世界は色鮮やかであったこと。]
[それでも男が抗うのは、]
[齎される終焉を忌避するが故に]
[心の痛みを紛らわせる為に]
[贖罪にもならぬと]
[自己欺瞞と知りつつも、]
[己を罰する為に]
[手応えはあった。鮮血が飛び散り、少女を紅く染める]
[けれど少女も無傷では無く、左腕への衝撃は骨を伝い肩や足にも影響を及ぼしていた。掲げていた左腕が力無く垂れ落ちる]
…悔しいけど、私が動けるのはここまで、かしらね。
[呟き、ギルバートが再びナサニエルに向かう様子に邪魔にならぬよう隅へと転がるように移動する]
[蘇る、 裂かれた痛み。
掴んだ服は深く皺を刻んだ]
死んだら、終わりだって謂ったのに。
終わってなんて、いないじゃないか。
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