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呼び寄せたのは果たして何か。
その意を誰一人知る由もないまま、人々は集い始める。
1人目、自衛団長 ギュンター がやってきました。
自衛団長 ギュンターは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
召集をかけたものの、まだ集まってはおらぬか……。
とはいえ、どこまで真実かもわからぬ噂、焦る事もなかろうて。
全員集まるまで、ゆっくり待つとするかの。
小さな海辺の村の自衛団の許に、一通の封書が届けられた。
中央の教会より届けられた、というそれを目にした団長は、村に住まう者、訪れた者を指名して、村の集会場へと呼び集める。
それが、始まりを導く事となるとは。
その時には、一人を除いて知る由もないままに。
☆業務連絡
基本的な設定は、以下のwikiに記載されています。
なので、下記ページは必ずお読みください。
・『緋くさざめく月光海』wikiページ
http://werewolf.rash.jp/index.php?%C8%EC%A4%AF%A4%B5%A4%B6%A4%E1%A4%AF%B7%EE%B8%F7%B3%A4
・『緋くさざめく月光海』進行中ページ
http://werewolf.rash.jp/index.php?%C8%EC%A4%AF%A4%B5%A4%B6%A4%E1%A4%AF%B7%EE%B8%F7%B3%A4%2F%BF%CA%B9%D4%C3%E6%A5%DA%A1%BC%A5%B8
設定などに関する質問は、プロ〜1dの間は、メモでいただければ村建てがダミーメモでお返しします。
以降は、進行中ページの質問所へどうぞ。
村の設定が変更されました。
2人目、音楽家 ヘルムート がやってきました。
音楽家 ヘルムートは、霊能者 を希望しました(他の人には見えません)。
─ 村の通り ─
…………。
暑い、な。
[手にした荷物をどさりと置いて、熱い息と共に独りごちる。
日差しは容赦なく通りを照らし、歩く者をその煌きで焼いていた]
とはいえ、行かない訳にはいかない、よねぇ。
[見るからに暑そうな道にうんざりとした表情を覗かせつつ、青年は荷物を持ち直してゆっくりと歩き出す]
あー……まったく。
久しぶりの帰郷だというのに。
興ざめというか、なんというか。
[歩みと共に零れ落ちるのは、こんな愚痴]
[生まれ故郷であるこの村に戻ってきたのは、久しぶりの事。
10年前、14の時に音楽の師について村を出て。
両親が海難事故で死んだ5年前に一度戻った後は、活動拠点である街でずっと暮らしていて。
今回は、休暇と、両親の墓参りのために帰郷した。
……その矢先に、自衛団からの呼び出しを受けるという、いささか不可解な状況に陥りつつ、一先ず当初の目的である墓参りのために道を歩いているのだが]
一体、何があったというんだろうねぇ……。
[口をつくのはこんな疑問。
とはいえ、それに答える声はなく。
幾度目か、熱いため息を吐き出した後、青年は両親が眠る墓所へと歩みを向ける]
[住民票の更新は止まって久しい青年の資料は、滞在票という新たな形で受理されている。**]
──────────────────
■名前:ヘルムート・ヴィアベル Helmut Wirbel
■年齢:24
■職業:音楽家
■経歴:村生まれの音楽家。14歳の時に音楽の師と出会い、その道に進むべく村を出た。
5年前に両親を海難事故で亡くしており、その際に一時帰郷。以降中央で暮らしている。
今回は休暇も兼ねた両親の墓参のために帰郷した。
──────────────────
3人目、画商 エーリッヒ がやってきました。
画商 エーリッヒは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
─ 数日前 ─
[この日が来ることをどれだけ待ちわびたことか。
心を弾ませたエーリッヒが向かったのは村の海辺にある小島。
変わらない景色はエーリッヒの記憶を掻き立てて、故に先ずやるべきことをすっかりと忘れさせてしまっていた。
村長に先に話を通す、と言うことを]
失礼、フラウ。
僕はエーリッヒ・ルーデンドルフ。
この屋敷を買い取らせて頂きたいのだが───、
[小島にある屋敷を訪れ、管理人らしき老婦人に人当たりの良い笑みを向けながら屋敷を買い取る旨を伝える。
老婦人は降って沸いた話に最初呆然としていたが、内容が頭に入ると同時、いきなり言われても困る、とエーリッヒを玄関から押し出そうとした]
フラウッ、どうか話だけでも…───ッ!?
[何かの態度が気に障ったのか、それとも以前にも同じような話があったのを思い出したのか、老婦人は躍起になってエーリッヒを追い払おうと箒を手に取り振り回し始める。
それに驚き後退りをしたエーリッヒは、舗装された道と砂地の間に足を下ろしてしまい、結果]
ッ! ……っつぅ…!
[派手に転倒し、更に足を負傷してしまった。
直ぐに医者を呼んでもらうことが出来、骨折はしていないと診断されたが、しばらくの安静は必要とのこと。
原因がどうあれ怪我をさせたのは自分だから、と言う老婦人の言葉に甘え、エーリッヒは怪我が治るまでの間、集会場となった別荘で過ごすこととなった]
─ 現在・客室 ─
[この別荘──集会場に居ると昔を思い出す。
もう20年以上も前のことだ、エーリッヒを覚えている者も少ないかも知れない。
否、現在の姿と名前を聞いても気付かないだろう、と言った方が正しいか。
以前は姿も名前も、全く異なっていたのだから]
…名前言ったところで、覚えてる人居るのかな。
[もしかすると死んだものと思われているかもしれない。
それならいっそ、名を明かさずに居た方が、と思う反面、覚えていて欲しいと言う想いもあり、エーリッヒは複雑な心持ちでいた]
─ むかしばなし ─
[幼い頃、村の小島にある屋敷は既に集会場として扱われていた。
あの屋敷がマイヤーハイム家で代々別荘として使っていたのだと、父から聞かされていた。
エルナ・マイヤーハイムだったあの頃は、その集会場を村の子達と我が物顔で遊び場にしていた]
わたし、いつかこのおやしきにすみたい。
[いつだったか、遊びの合間にそんなことを零したことがある。
かつては自分の一族が別荘として使っていたということに対する憧れもあった。
この屋敷のような、ではなく、この場所に住みたいと、そう思っていた]
[19年前、父の仕事の関係で村を出ることになり、抵抗空しく幼いエルナも連れて行かれることになった。
数年もせずに戻って来れるから、と言う父の言葉に折れたのだが、それが実現することは無かった]
[村を出て直ぐ、エルナ達家族は大きな事故に見舞われた。
両親はその事故で死亡が確認され、エルナは行方不明となった。
それからずっと、エルナ・マイヤーハイムは行方知れずのまま]
─ 現在・客室 ─
……戻したくとも戻せないこのもどかしさ。
[少女は事故を経て、青年として生きることを定められてしまった。
引き取ってくれた義父母が生きている限りはこの名、この姿で。
幼いエルナ──エーリッヒは生きるために従わざるを得なかった。
当然最初は抵抗もあり、動きにぎこちなさもあったが、今や板につくまでになっている。
慣れとは恐ろしいものだ]
おばさんも気付かなかったみたいだしなぁ。
[この別荘を管理している老婦人にも、以前顔を合わせている。
けれど老婦人は未だにエーリッヒがエルナであることに気付いていないようだ。
幸いと言うか何と言うか、胸の膨らみは事故の怪我と栄養が縦に行き渡ったためかあまり育たず。
更には胸と背中の傷が服を透けないようにと包帯を巻いているため、青年として振舞うに好都合となっていた。
溜息も思わず出てしまうと言うもの]
[髪を伸ばせば面影でも出るかなぁ、なんて考えるが、家業を継いだ手前騒ぎになるような迂闊なことは出来ない。
ここに居る間も男として過ごさなければならないか、と腹を括り、怪我を理由に提出を遅らせていた滞在票に文字を連ねた]
──────────────────
■名前:エーリッヒ・ルーデンドルフ Erich Ludendorff
■年齢:27
■職業:画商
■経歴:中央近くの都市で家業の画廊を引継ぎ営む。村の集会場となっている富豪の別荘を買い取るためにやってきた。が、老婦人の反撃に遭い、足を負傷。治るまでは集会場で世話になることになった。
※以下PL情報
諸事情により性別を偽っている女性。集会場となった別荘の持ち主を系譜に持ち、19年前まで村で過ごしていたが、村を出た直後に遭った事故で家族を失い、自身も行方不明扱いとされている。本名はエルナ・マイヤーハイム。
──────────────────
フラウ、滞在票の提出をお願いしても良いかな?
[様子を見に来た老婦人に滞在票を示し頼む。
それを快く受け取ってくれた老婦人だったが、ふと何かを思い出した様子でエーリッヒへと言葉を向けた]
……この集会場に数名の呼び出し?
何だろうな。
…あぁ、僕も呼び出し対象なんだね、分かったよ。
どうせ動けない身だからね。
あっと、フラウを責めているわけじゃないよ?
[自虐的に言ってみせたが、逆に老婦人に翳を作らせてしまい、慌てて付け加える。
全く歩けないわけではないが、安静を言い渡されている身。
人が集まるまでは大人しく集会場の中で過ごすことになる**]
/*
またなんか妙なことを始めました(
どうも、龍猫です。
最初キャラ決まらなくてギリギリまで入村待つかなーと思ったんだけど、風呂で閃いてしまったのでやりたくなってポチの追加と共に参加することに。
実はついったでの投票には参加してません。
何せリアルがどうなるか不明な時だったもので…。
何とか落ち着く方向になってきたと思われる(あくまで思われる)ので、参加に踏み切りましたん。
人数揃うことを祈りつつ、今日は就寝。
─ 共同墓地 ─
……いやぁ、ありがたいなぁ。
[両親の墓前に参り、最初に口をついたのはそんな一言]
五年もほったらかしにしている私の代わりに、世話をしてくださる方がいるというのは。
いやいや、ありがたい限りだ。
[口調こそ軽く、冗談めかしているものの、濃紫の瞳に宿るいろは静かなもの。
墓前を浄め、持参した花を手向けてしばし祈りを捧げる。
吹き抜ける風が、長く伸ばした髪を揺らした]
……さて。
それでは行くとしようか。
しかし一体何故か、五年も戻らぬ放蕩者を諫めるためにしては、いささか大げさなような気もするが。
[自衛団長名義による呼び出し、となれば些末事ではないはずで。
さりとて、思いつくものもないため、結果として]
……行ってみればわかる、というものか。
[そこに辿りつき、歩き出す事となるのだが]
─ 村の通り ─
いやしかし、こんな形であそこに行く事になろうとは。
[歩きながらのんびりと思い返すのは幼少期。
幼い頃は、歳の近い子供たちと共に集会場を遊び場にしていたもの。
良い思い出も悪い思い出も多数あるその場所に、というのは色々と思う所もあるが]
まあ……いい機会だから、あそこにある楽器も少し手入れさせてもらおう。
良いものが残っているのに、顧みられていないままであるなら、だがねぇ。
[のんびりと呟きながら、道を行く。
ほどなく、集会場の建物が視界へ入ろうか。**]
4人目、神父 クレメンス がやってきました。
神父 クレメンスは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
― 教会 ―
……主よ、今日も一日、無事に過ごせますようにお見守り下さい
[今日も繰り返しの口上を述べ、窓を開けた教会で朝の勤めを終わらせる。]
――さて、と。
次の勤めは……ぁん?
[立ち上がり、次の作業――もとい勤めに入ろうとした所で、自衛団からの呼び出しが入る。]
……めんどくs……いや何も言ってない。
とりあえず、集会所だな?
[この神父、口が大層悪かった。]
……まったく。
この糞あちぃのに、めんどくせぇことが起きそうだな……。
[男の住民票には、こう書かれていた。]
──────────────────
■名前:クレメンス・ヴィンクラー Clemens Winkler
■年齢:30
■職業:神父
■経歴:生まれも育ちも村育ち
一時期、神学校へと進学の為に村を離れた事がある
──────────────────
─ 集会場 ─
……うむ、暑い。
[真白の砂を踏み、やって来た集会場の前で最初に口をついたのはその一言だった]
夏であるが故に已む無しであると認めるは吝かではないが、しかし、暑い。
[ぶつぶつと言いながら、玄関扉のノッカーを掴んで戸を叩く]
自衛団の呼び出しを受け、参上仕りました。
……お久しゅうございます、というべきですかねぇ。
[音に気付いて応対に出て来た老婦人に向ける表情は、苦笑い。
ともあれ、まずは一休みしては、という勧めに応じ、広間へと足を向けた。*]
/*
今、気付いたのだが。
24→27→30、と3つずつ年齢が上がっている件について(
などとどうでもいい所への突っ込みから入りつつ。
紆余曲折経て建ててしまいました、12番目の『場』のものがたり。
この時期に人集まるのかとか色々不安もありますが、全力を向けて参る所存。
どうぞ皆様、よしなに願います。
─ 二階・客間 ─
[窓から差し込む日差しはジリジリと部屋の温度を上げる]
…窓開けとくか。
あとお水…。
[負傷した左足を庇いながら床へと降り立ち、家具や壁を伝って窓際へ。
窓の片面を開け放つと、潮の香りが風に乗って入り込んできた。
これもまた懐かしい匂いだ]
帰って来たって感じがする。
[表立って言うことは出来ないけれど、思うだけならば。
肺いっぱいに吸い込んでから吐き出すと、エーリッヒは再び壁を伝って部屋の扉まで移動した]
5人目、牧場の主 カヤ がやってきました。
牧場の主 カヤは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 村の通り ―
やー、今日も暑いねぇ。
[帽子の鍔を手で押し上げて、眩しい日差しに目を細めた。
日差しが容赦なく照り付けてくる上、背後にはそこそこの重さの荷車を引いて、それでも口調はまだどこか余裕が感じられる。
職業柄体力はあるほうだった]
んー。
しっかしどーしたんかなぁ、団長さん。
急に集会場に行け、とかなぁ。またみょーに暗い顔してたし。
[ほんの数分前の事。
ミルクと卵を届けに行った自衛団の団長の家にて、彼女もまた呼び出しの旨を告げられていた。
その時の相手の様子を思い起こして、怪訝そうに眉を寄せる。
その場でも同じような顔をして、理由を尋ねてみたのだが]
理由すらちゃんと教えてくれないとか変だよねぇ。
まぁどーせ行くつもりだったからいいっちゃいいんだけど……
ふぅ、しょーがない。集会場は最後に回すとして、他のところをさっさと済ませよ、っと。
[小さく息を吐いて、腕に力を入れた。
言葉の通り、荷車と共に村を回り、集会場への道を辿るのはその後だ]
──────────────────
■名前:カヤ・ヴァイデンフェラー Kaja Weidenfeller
■年齢:23
■職業:牧場経営
■経歴:村外れで代々営まれている牧場の娘。
数年前に先代である父親が隠居し、代わりにその仕事を受け継いだ。
住まいは離れているものの、ミルクや卵の配達などで村へはしょっちゅう顔を見せる。
なお村の外へは出たことがない。
──────────────────
[彼女――カヤについて、住民票に記載されている情報は以上の通り**]
/*
泡沫系復活と聞いて、ひさっびさに参戦です。
果たしてちゃんと立ち回れるのか不安ですがよろしくお願いします(がたがたがた
─ 一階・広間 ─
[五年前に一度訪れて以来の来訪。
今はどうしているのか、何故帰ってこなかったのか、と向けられる質問に緩く肩を竦める]
……暮らしは、変わっておりません。
ほら、私、楽器以外は取り得なかったでしょう?
[集会場で遊ぶ時も、中に残された楽器を触りたがっていた姿は覚えられていたのか、返されたのは合点が行った、といわんばかりの声]
帰ってこなかったのはまあ……ありがたくも演奏や作曲の仕事が増えたから、ですねぇ。
[実際の所、それ以外の理由はないのだが]
……ところで、私以外にもどなたかいらっしゃっていますか?
[それ以上、その話題は続けたくなくて、こんな問いを投げかける。
対して返る滞在者の話に、ひとつ、瞬いた]
おやまあ。
益々持って、不可解な招集ですねぇ。
[一体何が基準なのやら、と。
浮かぶはただ、疑問ばかり。
お茶を淹れましょう、と広間を離れる老婦人にお構いなく、と声をかけつつ、青年は緩く腕を組み思案の素振り。*]
/*
ふむ。
村出身が多いのはまあ、已む無しだが。
人数が少なくなる場合を見越して、縁故スパイラル形成は避けたい所だがさてさて。
─ 一階 ─
[どうにか自力で階段を下り、水を得るために厨房へと向かおうとする。
その矢先、広間から老婦人が出て来て、エーリッヒへと声をかけて来た]
あぁいや、流石に毎回手を煩わせるわけには。
喉が渇いたので水を頂こうと思いまして。
…お茶を?
それなら相伴に与ろうかな。
[手を貸そうか、やら、何か入用で?やら。
聞かれたことに返していると、一緒にお茶はいかがと誘われた。
広間で待っていて、と告げると、老婦人は厨房へと向かって行く。
それを見送った後、エーリッヒは方向転換し、壁伝いに広間へと向かった]
これはご丁寧に。
僕はエーリッヒ・ルーデンドルフ。
都市で画廊を営んでいる。
足を痛めているのでこのままで失礼するよ、すまないね。
[同じ所作で挨拶が出来ない非礼に詫びを入れつつ、エーリッヒもまた名乗り返す。
ヘルムート・ヴィアベル、と心の中で繰り返し、以前耳にしたあることを思い出した]
貴方の名前はお得意様から聞いたことがあるな。
音楽家であるとか?
[客からその名を聞いた時は、同一人物であるとは露ほども思っていなかった。
あの小さかった子が、なんてことを考えながら、相手の様子を窺う]
おや、知られておりましたか。
未だ若輩の身ではありますが、演奏や曲作りにて、禄を食ませていただいております。
[ここまでは、芝居がかった口調で綴って]
まあ、特定の誰かに仕えている訳でなく、後ろ盾もない、気ままな楽器弾き、というのが正しいのですがねぇ。
[それから一転、崩れた口調でさらりと告げる。
そんな態度の切り替えは、どちらかというと大人しかった幼い頃とは容易に結び付かぬもの。**]
─ 広間 ─
[十四まで、との言葉>>30には、なるほどと頷いて]
ありがとう。
…そうだね、ようやく治りかけていると言うのに長引いてしまうのは、僕としても困る。
[怪我に対する忠告に苦笑いを浮かべながら礼を向けた。
問いに返る言葉>>31には軽く相槌を入れつつ、芝居がかった口調と崩された口調の切り替えに僅か瞬く。
かつてとは異なる印象、年月の流れを知らしめる変化のように思えた]
新進気鋭の若手だと聞いているよ。
一度拝聴したいものだね。
[リップサービスに近い言葉だが、実際聞いてみたいとは思う。
知っているはずの者が知らない者のように思える一因。
それはきっと新鮮な印象を与えるはずだ**]
ああ、ありがとうございます。
……ところで……。
[礼を述べた後、楽器類の移動をしたかどうかを確かめる。
その辺りが変わっていない、と聞いたなら、一服の後立ち上がり]
それでは、私は軽く挨拶周りに。
また、後程。
[優美な礼の後、荷物を片手に広間を出ていった。**]
― 集会場/玄関 ―
よいしょっとー。
着いた着いた。
[村での配達を済ませて集会場へ現れる頃には、呼び出しを受けてからどれほどの時間が経過していただろうか。
扉の脇、なるべく邪魔にならないように荷車を停めて、積んできた荷を下ろす]
こんにちはぁ。
ヴァイデンフェラーですー。
[その荷物を抱えて玄関前に立ち、いつもの通りに声を掛けた]
はいこれ、卵とミルクと、あとチーズ……量はこのくらいで良かったよねぇ。
いつもありがとーございますっ。
[程なく出てきた老婦人へと、持ってきた品について一つ一つ確認を取る。
相手から問題ないとの返答を得て、にっと笑い]
じゃ、いつも通り食糧庫に置いとくよ。
[集会場への配達物は老婦人に任せるには少し多い量で、食糧庫へ運ぶまでが彼女の仕事だった。
了承を得て、玄関から室内へ入り]
あっ、そうそう。
なんかよくわかんないけど、団長さんからここに呼び出されてんだよねー。
運び終わってからちょっと待たせてもらうよ。
[ふと思い出したように振り返り、そうも告げた*]
― 教会〜集会所 ―
さて、と。
あンのくそじじいが呼び出すっつーことは、相当めんどくせー事態ってことか……?
[仮にも神に仕える神父らしからぬ発言。
自分より遥かに年上のギュンターに対して、大分アレな発言を繰り返している。]
ん、リロイか。
……肩に登るな、暑い。
[集会所へ向かう途中、茶と白の長毛種の猫が、男の肩へと駆け登ってくる。
この時期は、辛い。]
― 集会所/玄関 ―
リロイ、重い。
[文句を言いながらも肩に登ったままの茶白の猫をそのままに、集会所へたどり着く。]
やれやれ、やっとついたか。
……失礼する。
[玄関の戸を叩き、屋敷内へと声を投げて人が訪れた事を伝えた。*]
─ 広間 ─
そうか、楽しみにしてるよ。
[機会もある>>33と聞いて、エーリッヒは笑みながら頷いた。
保管された楽器については興味の対象外だったために記憶に薄く、説明が無ければ直結しない。
説明の前に老婦人がお茶と共に広間に戻って来て、差し出されたカップをありがたく受け取った。
渇いた喉がじわりと潤む]
あぁ、また。
[一服の後に席を立つヘルムート>>34に座したままの礼を返し、その後姿を見送る]
この屋敷にはそんなに楽器があるのかい?
[問いかけるのはこの屋敷を管理している老婦人。
是が返るのを受けて、そうなのか、と返すと同時、心のうちで、知らなかった、と零した]
しばらくはここに居るよ。
無理に歩き回るわけにも行かないからね。
[席を外そうとする老婦人に訪ねられ、広間に残る旨を伝える。
それを受けた老婦人は、では、と残して広間を去った。
エーリッヒはしばらくの間、お茶と共にゆるりとした時間を過ごす]
─ 集会場・地下 ─
[楽しみに、という言葉と笑み>>40、それに返ったのは少しだけ柔らかな笑み。
そこにほんのわずか、幼い頃の面影が残る事には気づかれたか。
その後、挨拶回り、と称して足を向けたのは、地下。
ピアノは広間に置かれているが、それ以外の楽器は置き場もなく、地下に保管されていた]
……ふむ。
かわっとらん、ねぇ。
[使う者もなかったのか、ケースに収められたり丁寧に梱包されたりしている楽器の位置取りは、記憶の中の五年前のものと一致している]
と、なると、ものによっては本格的な手入れも必要か……。
それだけの余裕があるかどうかが問題だねぇ。
[独りごちつつ、手に取るのは手近なフルートのケース。
埃を払うと、それだけで咽そうなその様相に苦笑が浮かぶ]
……取りあえず、長期滞在になるような話もされていたし。
まずは、部屋を一つ、借り受けるか。
……暑いな。
[そんな事をひとりごちながら、茶白猫を床へ降ろす。]
あ。おばさん、こんにちは。
じz……団長に呼ばれたから来たんだけど……
[こちらを振り向いた老婦人に、要件を告げる。]
……他にも何人か来てるのか。
とりあえず俺、広間に行くけど、おばさんも無理せずにな。
[老婦人から、何人か来ている事を教えてもらいながら、男なりに気遣って。
そのまま広間へと、茶白ネコと共に移動する。]
─ 広間 ─
[夏の日差しは気温を上げる。
動いていない分、体感温度が急激に上がることは無かったが、エーリッヒの居る広間もそれなりに気温は高かった。
開かれた窓から風が入って来るだけマシではあるかもしれない]
……おや。
[数名集められている、と言う老婦人の言葉の通りに、玄関からは時折人の声が聞こえて来る。
その一つが広間に近付いている>>44ことは足音によって齎された]
(そういや僕が居ない間に来た人って居るのかな)
[今のところ、顔を合わせた者達は以前も知る者達だった。
19年もの歳月、面識の無い者が居てもおかしくはない。
が、広間に向かって来ている者も知る顔であることに気付くのは、彼が広間に入ってきてからのこと]
/*
[ねむさにはいぼくしました]
暑さのせいもあるんだろうけど、疲れが抜けんなぁ……。
今日は時間的なあれそれもあるし、大事を取ろう。
そしてプロ1日延長も、必要そうだねぇ、うん。
[彼、クレメンスはエーリッヒより3つ年上。
年上である分、共に遊ぶ期間も他より長い。
故に記憶にも良く残っているのだが、当時の様子では神父になるようには思えなかった。
その記憶と印象との相違に言葉を飲み込み、きょとんとした僅かな間。
それを取り繕うように表情を笑みに変える。
いつもの人当たりの良い笑みだ]
こんにちは、神父様。
僕の名はエーリッヒ・ルーデンドルフ。
都市にて画廊を営んでいるよ。
どうぞお見知りおきを。
[そう名乗り返し、ソファに座したまま一礼する]
すまない、足を怪我していてね。
このままで失礼するよ。
[立てぬ理由を最後に添えた]
(…昔、神父の「し」の字でも何か言ってたっけ?)
[あまりの驚きに記憶を手繰り寄せようとしていたため、クレメンスが自分に何かしら感じ取っていることには気付いていない**]
/*
とりあえずクレメンスの中身は割れたw
良かったらおいでー、と個別に声はかけてみてるのだが、皆忙しそうなのだよね。
村入りたい!とはなってるみたいなのだけど。
おのれリアルめ。
んん?
[じいっと見返して、間が空くこと数秒]
……あー!
ヘルちゃん?だよねぇ?
[そんな声を上げるのと、相手がこちらの正体に気づくのとでは、どちらが早かっただろうか。
5年前には肩くらいまであった赤髪が短く刈られているけれど、目に見える変化と言えばその程度だった**]
……ああ、いや、他意はないぞ。
見た目から思ったままを言ったまでだ。
[続けた言葉も、突っ込み所の多いもの。
悪気がないのは深紫に宿る穏やかないろからも見て取れようか]
ところで、きみは仕事でここに?
[それから、ふと思いだしたように問いを投げかけたのは、彼女も呼ばれたのだろうか、という疑問が浮かんだが故。**]
/*
……こら、変換機能。
最近はその変換が多かったのは認めるが、なちゅらるに『きみ』と平仮名で出すな……w
うっかりそのまま確定してしまったので、これで行くが!
今、この部屋の高いところに登った猫はリロイ、といいます。
[リロイと呼ばれた茶白は、「なんかよう?」と言うように片目を開けたあと、気持ちのよい風に喉をならしながら目を閉じた。
幼い頃に拾った猫と同じ名を茶白につけているのは、この村の住人にはよく知られた話。]
[神父の「し」、については、それを聞いた母親から拳骨を食らい。
神父である伯父からは笑顔で勤労奉仕を頼まれたという。
……まぁ、悪がきによくある結果ではあった。]
……ところで、エーリッヒ殿は以前、こちらにいらしたことは?
[何故だか目の前にいる青年に、
19年前、行方不明になった幼馴染みの面影が重なった気がして、疑問を口にした。]
……あ、これ?
[少し考えて、短くなった髪を摘まんで見せた]
そーそー、こっちがいろいろ楽だし、思い切って短くしちゃったんだー。
親父も隠居しちゃったし、あんまり身なりに時間かけてらんないしねぇ。
[からりと笑って]
そーいうヘルちゃんは…… 相変わらず細っそいねぇ。
ちゃんと食べてる?
[続けた言葉にもやっぱり他意はなかった]
[神父関連で記憶を辿った結果、クレメンスの伯父が神父であったことを思い出す。
一緒に遊び回ったガキ大将ではあったが、家系として連なるならば、とようやく納得した]
……へ?
[そうして一人頭の中でスッキリしていた時、クレメンスから問われて呆けた声が出る。
まさか気付かれたか、と思ったが、エーリッヒで通すと決めた矢先でもあるため、明かせない、と言う思いが先に出て]
──あぁ、いえ。
今回が初めてですよ。
[訪れたことが無い、と言う体で返した。
迂闊にあると言えば、逆にボロが出るような気がしたため]
ああ、中々良いものが揃っているのだが、使う者がいないせいか、放置されているのだよ。
前に来た時にも一通り見ていったのだが、もう一度、と思ってな。
[向けられた視線を追うように、フルートケースを見やり]
……おっと。
いつまでも、こんなところで立ち話、というのもなんだな。
きみもまだ、仕事の途中なのだろう?
まずは、やるべきを片づけてしまおうか、お互い。
[ふと、思いだしたように提案するのはそんな事。*]
6人目、神学生 ウェンデル がやってきました。
神学生 ウェンデルは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
Lux aeterna luceat eis Domine,
cum sanctis tuis in aeternum;
quia pius es.
Requiem aeternam dona eis, Domine;
et lux perpetua luceat eis.
[少年期特有の澄んだ高い歌声が、虚空へと消えていく]
.........さよなら。叔父さま。
[神学校の制服に身を包んだ少年が立つのは、真新しい墓碑の前。
そこに眠るのは、一週間程前に亡くなった少年の叔父だった。
少年にとっては、後見人でもあった人だが、6年前両親を病で喪った後、ずっと遠い街の神学校の寄宿舎に預けられていた少年には、あまり馴染み深い相手とは言えない]
あ、はい、荷物はこれだけです。
[少し離れて少年が祈りを捧げる間を待っていた自衛団の若者に促され、墓碑にもう一度黙祷を捧げてから、踵を返す]
あの...集会所に泊めて頂けるのは有り難いですけど、どうして村から出てはいけないんでしょう?
[当初は叔父の墓参をしたら、すぐに学校に帰る予定だった。しかし、しばらく集会所に滞在するようにと自衛団長に半ば強制的に申し渡されてしまったのだ。
困惑を隠せない少年に、問われた団員は、理由は判らないが、従って欲しいと繰り返すばかりだ。]
[敢えて自衛団に逆らう程の理由も持たない少年は、仕方なく小さな鞄を一つ提げて、集会所へと向かうことになった。
自衛団員の後ろから、不安気な表情でとぼとぼと歩きながら、時折、小さな頃に暮らしていた村の様子をちらちらと窺い見る。
見覚えがあるような場所も通ったけれど、ここが故郷であるという実感は、やはり薄かった**]
ああ、演奏は他の滞在者殿にも機会があれば、と言ってもらえているからな。
[言い方はこれまでと余り変わらないが、声音には一抹、楽し気な響きが宿る]
ああ、また後に、な。
[提案に返る同意に頷いて。
仕事へと戻るカヤを見送った後、自分も地下を出る]
さて……ご婦人に部屋を使わせてもらう旨、伝えんとな。
[ぽつりと独りごちた後、増えた荷物を持ち直した。**]
─ 広間 ─
[珍しい、と言われれば>>74、その通りだ、とも思う。
それだけ老婦人もこの屋敷を必要としてくれているのだろう。
それでも、エーリッヒの想いに変化は無い]
…ここを買い取りたいと、お願いしたからだろうね。
[推測と共に零れるのは苦笑。
願いを口にした時の老婦人の様子が直ぐに脳裏に蘇る]
行方不明……そうだったのか。
お力になれずすまないね。
[苦笑するクレメンスに対し、エーリッヒもまた申し訳なさそうに返した。
なるべくならば触れぬよう、掘り下げないよう、当たり障りの無い言葉を選んでいく。
ボロが出ないようにすることに気を取られたためか、直前>>62で緊張のあまり敬語が出てしまっていたことには終ぞ気付かないまま**]
こんにちは、ウェンデル・モルガンです。
お世話になります。
[集会所に到着すると、玄関口で管理人の老婦人に一礼する。
老婦人は、少年の名から両親と叔父を思い出したようだった]
はい、僕はウィリアム・モルガンの息子です。......すみません、昔の事は、あまり覚えてなくて。
[老婦人は、懐かしげに両親の事を口にしたが、少年は困ったように眉を下げるだけだ。実際、村の事だけではなく、8歳の時に世を去った両親の記憶も、朧げだ]
[それでも、少年の記録は村に残っている]
──────────────────
■名前:ウェンデル・モルガン Wendel・Morgan
■年齢:14歳
■職業:神学生
■経歴:6年前に両親を亡くし、以来遠くの街の神学校の寄宿舎で暮らしている。両親を失ったショックからか、子供の頃の記憶はあまり残っていない。
歌が好きで、神学校では聖歌隊に所属している。
──────────────────
こんにちは。
ウェンデル・モルガンです。
よろしくお願いします。
[やがて、人の姿を見れば、礼儀正しく挨拶する。
しかし、ここに呼ばれた理由を尋ねようにも、どうやら詳しい事情を知る人はいないように思われた。**]
/*
もろもろ遅れ気味ですみません、ふかふかしたなまものです。
100村おめでとうございます。
せっかくの100村記念だから、過去村になんかひっかかるネタをと思ったら、エーファをやった時にウェンデルで入ろうかと思ったとか自分で言ってたので、入ってみました。
しかし、このバージョンのウェンデルは可愛すぎるという罠w(旧バージョンはちょっと生意気そうに見える)
アンケから見るに高確率で狼か狂が回ってくると思ってるんですが、はてさて。
─ 広間 ─
そのようだね。
[長らく集会場として機能してきた愛着もあるのだろう。
駆け引きの初手を損じた形になったエーリッヒにとっては苦いもののはずなのだが、愛されているこの別荘が誇らしくもあった。
話がクレメンスの幼馴染について>>76に移ると、向けられた頼まれごととくしゃくしゃな笑顔に、エーリッヒは複雑さを秘めた笑みを浮かべる]
──えぇ、もし会うことがあれば。
[諾を返すエーリッヒは胸に心苦しさを抱いた。
ここにいると言いたい、言えない。
喉元まで出て来そうになるのを押し込める。
そして、騙しているクレメンスへの申し訳無さが心を占めた]
[葛藤や謝罪が渦巻く中、クレメンスの言葉に喜んでいる自分もいることに気付く。
もう覚えていないかもと言う不安を消し去り、戻る場所を与えてくれた言葉]
(ありがとね、クレメンス)
[今はまだ心の中で礼を言う]
(時が来たら、必ず───)
[そして、新たな決意を]
[緩く、長く、密やかに息を吐く。
それから、ふ、と何かに気付き、クレメンスを見た]
そうだ、お茶飲むかい?
フラウが用意してくれたものがあるんだ。
[問いかけながら一人掛けソファから腰を浮かせ、ティーセットの傍のソファへと腰を下ろし直す。
ついでに自分の分を淹れ直し始めた*]
― →厨房 ―
えーっとぉ……
[厨房の戸を開けて、きょろきょろと辺りを見渡す。
何度も訪れた場所故に、何処に何があるかは大体把握していた。
持ってきた食糧をぽんぽんと詰め込んで、程なく作業は終わる]
ふぅ。お仕事終わり、っと。
おばさんドコだろ。広間の方かなぁ。
[ひとまず一通りの仕事が終わったことを報告すべく、管理人の姿を探して厨房を出た]
― 広間 ―
失礼しまーす。
[すぐに広間へと向かったのは、先ほど通りかかった際に話し声が聞こえていた為。
扉を潜ってすぐの場所で立ち止まり、その場にいる人間への挨拶もそこそこに、部屋を見渡した]
おばさん、は……いない、かな?
[管理人の老婦人はどこにいるかと探す歩みがふと止まる]
……外に出られていたか。
[手に籠を持ち、向かう先はハーブ園か。
しばしの思案の後、こちらも庭へと足を向けた]
─ 庭園・ハーブ園 ─
……少々、よろしいか?
[呼びかけに振り返った老婦人に、部屋を一つ借りたい旨を伝える。
滞在が長期になる可能性は自衛団長からも伝えられていたそうで、好きな部屋を使って構わない、との返答が寄越された]
ありがとうございます。
……ところで、今回の呼び出しについては……ああ、やはり、何も。
[自衛団長から何か聞いていないか、という問いは最後まで口にはできず、その前にやんわりと遮られた]
……いや、なんとしても先に知りたい、というわけではありませんので。
ゆるりと時を待ちますよ。
それまでは、久しぶりに顔を合わせた面々と語らうとでもしますか。
[それは村の人々であり、手にした楽器の事でもある]
……ええ、時間が許す限りは、手入れをして行こうかと。
次は、いつ来れるかわかりませんからねぇ。
[軽く言って肩を竦めれば、いつでも戻ってきなさいな、と穏やかに笑みかけられて。
ほんの少し、眉を下げて一つ頷いた。*]
― 広間 ―
なるほど、じゃーココでちょっと待ってようかな。
[ふむふむと頷いて]
そっかぁ、大変だったねぇ。
その様子じゃ、何で滞在しろって言われたかは分かってないみたいだね。ウチもなんだけどさ。
あっ、ウチはカヤ・ヴァイデンフェラー。カヤでいいよ。
[少年の話に相槌を打ちながら、自分の名前を名乗り。
相手の名を聞いて、少し考える素振りの後]
ウェンデル・モルガン……あっ。
あのちっちゃかったウェン君かー。随分おっきくなったねぇ。
[ぽむと手を打ち、懐かしそうに目を細めた]
─ →二階・客室 ─
[それから、二言三言言葉を交わした後、ハーブを集めるという老婦人と別れて再び屋敷の中へと戻る。
広間に人の気配が増えたような気もしたが、後でいいか、と階段を上がり、二階にある客室の一つに落ち着いた]
……さて。
いつまで、ここに留め置かれる事になるのやら。
[は、とため息一つ落として。
まずは、と持ちだして来たフルートケースを開いて手入れに取りかかった。*]
はい、何も...
[やはり、この人も事情は判らないようだと短い溜め息が漏れた]
カヤさん、ですね。
あ、僕の事も...
[ウェンと呼んでもらって構わない、と言おうとしたら、相手からその呼び名が飛び出した>>90]
う......ちっちゃかった、て......
[どうやら子供の頃の知り合いのようだと判って、少年は改めてカヤの顔を見つめる。
なんとなく見覚えがある気もするが、その頃の記憶は霧の向こう......カヤだけが小さかった頃を覚えているという状況が、なんだか気恥ずかしくて、僅かに頬を染める]
もう、14歳ですから。
[子供じゃないです...と、いう主張は、とても小声だった]
……ところでさぁウェン君。
立ってるのきつくない?
団長さんまだ来ないみたいだしさ、とりあえず座って待っとこーよ。
[そう言って、少年に手近な場所の椅子を示して見せた**]
/*
うむ、まだプロロ段階だからかもだが、コアが合わないなー。
そしてSNSの初回吊り募集にうっかり手を挙げたくなった私です(
楽しいよね初回でつられるの(そういう募集じゃない
─ 広間 ─
[お茶が好きだと言うクレメンス>>95に、そうなのか、と相槌を打って、二人分のお茶を淹れているところに訪問者達がやってくる]
やぁ、こんにちは。
君達もお茶どうだい?
[淹れているついで、とばかりに声をかけ、願われるのならばその分のお茶も淹れた。
最初は少年が二人やってきたのかと思ったが、流れ聞こえて来る会話から片方はこの村に居た時に少女だった、4つ下の女性であることを知る]
(そうか、牧場の仕事で)
[動きやすい格好をしているのだろうと思考は働く。
もう一人の少年については不在の時に生まれた子らしく、名前を聞いてもピンと来ない辺り、都市に居た時にも関わったことはないようだ]
[お茶を配り終えても席は戻らず、ティーセットの傍に陣取る]
(やっぱり19年は長い、か)
[先程聞こえたウェンデルの年齢と比較して、改めてそう思った**]
― 広間 ―
……にしても。
[集まってくる人の姿に、男は半眼になる。]
集まってくる人、多種多様すぎないですかねぇ。
[画商に神父、牧場経営者に(恐らくは)神学生。
今、此処にいる人物があと一人いる事は、男はまだ知らない。*]
/*
ちなみにリロイたんのイメージはこれ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%88#/media/File:Too_Much_du_Pre_du_Walhalla_chat_norvegien.jpg
― 広間 ―
僕、本当に村を出る前の事、あまり覚えてなくて。
両親を亡くしたショックのせいだろうって、お医者様には言われたんですけど。
[懐かしい、と言う>>101カヤに、忘れていたことの言い訳のようにそう打ち明ける。]
栄養たっぷりですか?
[続いたミルクのオススメには、くすくすと笑った。]
はい、是非頂いていきます。もっと背が伸びると嬉しいですから。そうでなくても......牧場のミルクはとても美味しかったって、それは覚えてますよ。
[人の顔や名前より、味覚の記憶の方が深く残るものなのか、街で飲む牛乳の味が物足りなくて、村での新鮮な味を懐かしんだのは、本当だった]
─ 広間 ─
[お茶を配った後に向けられた自己紹介>>102に、人当たりの良い笑みを向けて]
あぁ、申し遅れたね。
僕はエーリッヒ・ルーデンドルフ。
街で画廊を営んでいるよ。
足を痛めてしまってね、しばらくの間ここで世話になっているんだ。
[色々端折ったりもしたが、ここに居る理由としては十分だろうと名乗った]
何のために集められているのかがさっぱりだね。
ま、説明があるのだろうから、それまでのんびりしてるのが良いさ。
分からないものは考えたって仕方ない。
[クレメンスの疑問>>100には気楽な言葉を向ける。
実際その通りなのだから、と思っているためだ。
ヘルムートについてはカヤが口にしたため、エーリッヒは口出しせずお茶に口を付ける]
― 広間 ―
……あっ、
[伸ばした手をすり抜けるように、茶白猫は飼い主の元へと降りていく。
少し残念そうな顔をして手をひっこめて、先ほど座っていた席へと戻る]
[猫を構いながらのカヤと神父の会話には、口を挟めずに、けれど、何より猫の存在は気になって、ちらちらと視線を向ける。]
.........リロイ。
[小さく小さく、聞いた猫の名を呟くのは、ふかふかした生き物に触りたくて仕方ない願望がこぼれ落ちたせいだろう]
……そっかぁ。
色々、大変だったみたいだもんねぇ。
[少年の記憶についての話には眉を下げるも、曖昧な事を言うに留まった。
実際彼の両親が亡くなったときについては、あまり詳しくは知らないのだ]
ふふふ、そーでしょ。
都会のとは新鮮さも違うし、何より愛情込めて育ててますからねぇ。
[代わりにミルクの味を褒められれば、ちょっと自慢気に胸を張ってみせた**]
/*
ほぼ確実に役職が来ると思ってるから両親死亡は意図的にわけありっぽくしてるあるね。
来た役によって事情は変動予定。
とりあえず最重要目標は死ぬ前にボーイソプラノで幻燈歌を歌うことだ!
てことで、おやすみなさい**
村の設定が変更されました。
7人目、小説家 ブリジット がやってきました。
小説家 ブリジットは、妖狐 を希望しました(他の人には見えません)。
― 集会所・広間 ―
[覗き込んだ部屋には既に幾人かの人が集まっていた。
見慣れない顔もあって眉間に皴が寄ってしまう]
…お邪魔します。
[この半年、村人とも最低限しか話さずに過ごしてきた。
緊張しきった顔で頭を下げて部屋の中に入った]
[滞在票は以下のように記されている**]
──────────────────
■名前:ブリジット・フックス Brigitte Fuchs
■年齢:22
■職業:小説家
■経歴:半年前に知人を頼って村にやってきた女性。
だが既に結婚して村を出ており、運良く帰郷していた当人に話をつけてもらって空家に滞在させてもらっている。
人と話すのは苦手らしく、村にもまだ馴染んでいない。
──────────────────
─ 二階・客室 ─
……む。
[フルートを丹念に手入れしていた手が止まる]
荒れる……か?
[深紫を向けた先、窓の向こうには陰り始めた空のいろ]
あまり雨風が強いと、まずい事になったような気がするのだが。
[幼い頃に遊んでいる内に天気が荒れ、戻りそこなった記憶がふと過る]
とはいえ、勝手には動けない立場でもあるしねぇ……。
[呟きながらも手は止まる事なく。
手の中の管楽器は美しい銀色の輝きを取り戻して、ケースへと戻された]
さて、次はどうするか。
……広間のピアノの調子でも見るとするか。
[などと呑気に呟きながら階下へと下りて行けば、玄関先に人の気配]
あれは……団長殿、か?
[自衛団と思しき男たちに指示を出す姿は覚えがある。
一先ず声をかける事はなく、団員とのやり取りを見守って。
出された指示に敬礼を返した団員たちがその場を離れた所で]
……ギュンター団長殿。
で、間違いありませんよな?
お久しゅうございます、ヴィアベルの放蕩息子です。
[優美な一礼と共に、向けるのはそんな挨拶。
向けられるどこか苦々しい表情に返すのは、臆した様子もない、笑み]
まあ、挨拶はさておいて。
呼び出しの理由、未だにご説明はいただけぬのは何故でしょうか。
[その表情のまま、向けるのはこんな疑問。
それに、団長はもうしばし待つように、と応じて、入れ替わるように上へと上がって行った]
……やれやれ。
融通が利かぬのは、相変わらず……か。
─ 広間 ─
[しばし、玄関から外の様子を見やった所で踵を返し、広間へと向かう]
おや、知らぬ間に賑やかに。
[先に離れた時よりも増えた人数に、上がるのは呑気な声だった]
お久しゅうな方もおられるようですが、初対面の方もいらっしゃいますか。
ヘルムート・ヴィアベルと申します、どうぞお見知りおきを。
[フルートケースを片手に礼をする仕種は流麗なもの。*]
― 広間 ―
そっかぁ。
それは良かった……って言っていいかわかんないけど。
[モルガン夫妻の亡くなった日の事については、周りから病気だと教えられたから、素直にそうなのだと納得していた。
何日か前に配達に言ったときは元気そうだったのになぁ、と思いはしたけれども、特に不審を抱いたりはしなかった]
でしょ?
本当、早く話が終わればいいんだけどねぇ。
[少年の言葉>>113にはまた嬉しそうに笑って、けれど小さくため息も漏れた]
えぇ、おばさんが?
珍しいねぇ、そんなコトするの見たことないや……あっ。
[足を痛めた彼の自業自得という言葉>>115に瞬きはするけれども、それ以上を問う前に言葉は途切れた。
先ほどすれ違った猫>>124が隣にやってきた為だ。
少しじっと見つめた後で、手を伸ばして、頭をもふもふと撫でた]
/*
【近】ヘル>ウェン≧クレ>|壁|>(エルナ)>ブリジ>エリ【遠】
距離感スケールこんな感じかなー。
万が一エーリッヒ=エルナと知ったとしても、あんまり記憶にないからあまり位置は変わらなそうである。
こんにちは。
[カヤやエーリッヒと話しているうちにも、広間には人が増えた]
ウェンデル・モルガンです。
[あまり人慣れしているように見えない女性と、それとは逆に、流暢に自己紹介する青年...二人にそれぞれ頭を下げ、改めて名乗ってから、ヘルムートをじいっと見つめた]
8人目、酒場の主 ヘルガ がやってきました。
酒場の主 ヘルガは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
あらぁ、いらっしゃい。
お仕事中にどうなさったの?遅い昼食?
[丁度出迎える様な形で対面したのは、常連の一人でもある自衛団員。
条件反射で微笑みながら、中へ招き入れようと扉を大きく開けたが、彼は立ち止まったままで]
…うん?
[どうしたかと首を傾げれば、集会場に来てもらう、との言葉。
それを聞いた女は、笑みを収めて軽く眉を動かした]
…ふぅん。
その言い方だと、有無は言わさずって事よねぇ。
良いわ、どうせ今日はもう閉めようと思っていた所だし。
つまんない話じゃなきゃぁ良いけど。
[この場で理由を言わず呼ばれる時点でキナ臭いとは思うが、断れば痛くもない腹を探られかねない。
店を閉め、集会場に向かう女の記録は、十年前から変わっていない]
/*
選択肢は
1 慌てて目を逸らす
2 くちごもって喋れない
3 真正面からあたっく
な感じでしたが、少人数だし、ぐずぐずしてたら絡めなくなるのが目に見えてるので、ここは3一択w
/*
あーと。
村人枠実質圧殺になってしまうんだが、この人数だと霊まで出して、狼2にできるんだよ、なぁ……!
08:智智信占霊蒼妖(=村)共(=村)
08:智智信占蒼村妖(=村)共(=村)
どっちがバランスいいか、か……!
──────────────────
■名前:ヘルガ・ハーマン Helga Harman
■年齢:不詳
■職業:酒場の主
■経歴:十年前から海辺の村に住み着いている。
夜は酒場日中は食堂を営んでおり、食堂の方はそこそこの繁盛。
海辺の村に住む前のことはあまり話さないが、時折酒場から聴こえる歌声はかつて街で人気のあった歌手のそれに似ている、らしい。
──────────────────
/*
あー、でもなあ。
智2にするなら、霊いれんと逆のバランスがとれんのよな……。
むう……やりようでどうにか、と思いつつ、霊入りで組み直すか……!
村の設定が変更されました。
9人目、情報通 カルル がやってきました。
情報通 カルルは、共有者 を希望しました(他の人には見えません)。
─ 集会場・外 ─
[波と風が荒れ始めた、ちょうどその頃]
……なんで、ぼくがこんなところまで。
[ぶつぶつと、文句を言いながら砂浜を歩く人影一つ]
とはいえ、今回の招集には何かがある……それを突き留めないわけには……!
[自身も招集された身ではあるのだが。
その辺りは完全に頭から飛んでいるらしい。**]
村の設定が変更されました。
/*
本当遅くなって申し訳ない。
久々の幻夢だし100村だしずっとSNS見てて入村したいなぁとは思ってたんだけどここ数日くしゃみと微熱が止まらなくて悩んでたんだ。
今日まるっと一日休んでたら調子良くなったから飛び込ませてもらいました。
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