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呼び寄せたのは果たして何か。
その意を誰一人知る由もないまま、人々は集い始める。
1人目、自衛団長 ギュンター がやってきました。
自衛団長 ギュンターは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
召集をかけたものの、まだ集まってはおらぬか……。
とはいえ、どこまで真実かもわからぬ噂、焦る事もなかろうて。
全員集まるまで、ゆっくり待つとするかの。
古い時代のステンドグラスを有する教会以外には、目立ったもののない村。
そんな村に届いた一通の書簡は、平穏なはずの冬の日に張りつめた空気を齎した。
唐突に伝えられる、自衛団からの招集。
冬は集会場を兼ねる川向こうの教会へと集められる者たち。
──そうして、指名されたものが全て集まった後。
唐突に吹き荒れた雪嵐により閉ざされた教会は。
紅き月のいとし子と、神のいとし子の交差する『場』へと変容する──。
☆業務連絡
基本的な設定は、以下のwikiに記載されています。
なので、下記ページは必ずお読みください。
・『月光夜曲』wikiページ
http://werewolf.rash.jp/index.php?%B7%EE%B8%F7%CC%EB%B6%CA
・『月光夜曲』進行中ページ
http://werewolf.rash.jp/index.php?%B7%EE%B8%F7%CC%EB%B6%CA%2F%BF%CA%B9%D4%C3%E6%A5%DA%A1%BC%A5%B8
設定などに関する質問は、プロ〜1dの間は、メモでいただければ村建てがダミーメモでお返しします。
以降は、進行中ページの質問所へどうぞ。
村の設定が変更されました。
2人目、風来坊 アーベル がやってきました。
風来坊 アーベルは、狂信者 を希望しました(他の人には見えません)。
─ 教会近く ─
あー……よく、降ったなぁ。
[真白に染まった森の中に呟きが零れ落ちる。
声の主は、防寒具をがっちりと着込んだ青年]
ま、一先ず雪かきは終わって、道は確保できたし。
おっちゃんに報告して一休み……っと。
[軽い口調で言いながら道具を片付けようとした手が止まる。
きょとん、とした面持ちで振り返った先には、今、雪かきを終えた道を歩いてくる見知った姿]
あれ、自衛団の……どしたの?
ああ、おっちゃんは部屋にいるけど……って。
おーい。
[管理人はどこにいるか、との問いに答えると、やって来た自衛団員は足早に教会に併設された宿泊施設へと向かう。
一人、取り残さた態の青年は所在ない様子で頭を掻き]
……とりあえず。
片付けしちまお。
[今、やるべき事へと意識を向けた]
にしても、なんだったんだかねぇ。
[ぼやくように言いながら納屋へと向かう青年は、村の出身ではない。
そも、どこから来たのかもわからない風来坊。
そんな彼については、役場ではこう記録されている。**]
──────
■名前:アーベル・クレープス Abel Krebs
■年齢:25歳
■職業:教会管理手伝い
■経歴:3年ほど前に教会付近に傷だらけで倒れていた所を管理人に保護された青年。
元は気ままに各地を流離う風来坊だったが、命の恩義を返すために、と管理人の手伝いをしながら教会に居ついている。
あちこちを旅してきたらしく、知識はそれなりに豊富で色々と器用にこなす。
怪我の理由は、本人曰く「覚えてない」との事。
──────
3人目、シスター ナターリエ がやってきました。
シスター ナターリエは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
─ 教会 ─
[朝一番の祈りの時間。
聖句が紡がれる度に白く煌く息は、気温の低さの表れ。
キリリと冷えた空気は清浄さを示しているようにも思えた]
────……… 、 。
[祈りの言葉を紡ぎ終え、ナターリエは伏せていた瞳を眼前の十字架へ。
その奥では陽の光を受けてステンドグラスがこの世を祝福するように輝いていた]
…さ、今日も頑張りましょう。
[その声に応じるように、傍らで控えていた白猫が一声鳴く。
視線を下ろし、白猫と見詰め合うようにした後、ナターリエは小さく笑った。
先ずは聖堂の掃除、それから図書室の掃除と整理、最後に私室の掃除をしてから朝食の準備へ]
雪かきを引き受けてくださるのはとてもありがたいですね。
[雪深いこの地域、雪かきはかなりの重労働だ。
引き受けてくれたアーベル>>1に感謝しつつ、ナターリエは自分の作業へと取り掛かった]
[聖歌を鼻歌で奏でながら掃除をするナターリエについては、以下のように記録されている**]
────────────
■名前:ナターリエ・シュノール Natalie Schnoor
■年齢:29歳
■職業:シスター
■経歴:2年前に教会に派遣されたシスター。
田舎町を中心に点々と派遣されており、自給自足などを含めある程度の作業に慣れてはいる。
一つ前の派遣先で雌の白猫を保護しており、ライフと名付け連れ歩いている。
────────────
/*
裏設定:実は男
どうも龍猫です!
この設定にしておくと狼来た時に真黒狼も出来るのでは、という目論見の下、またアホなことをしています(
実は男、はその内出さないとなー、と思っているところ。
狼来なかったら女性でも良いんだけどさ。
狼と聖痕来たら男にするよ(確定
─ 宿泊施設 ─
[道具の片付けの後は庭園や畑の見回り。
それと、家畜小屋に住む山羊と鶏の世話まで一通り終えてから現在の住居である宿泊施設へ戻ると、先に訪ねて来た団員が忙しなく出て行くところだった。
落ち着かない様子に首を傾げつつ、訊ねるのは管理人の個室]
おっちゃん、外回り終わったよー。
……自衛団の、何の用事だったの?
なーんか、慌ただしかったけど。
[軽い口調の問いに、管理人は一つ、息を吐く]
へ?
団長さんが、ここ、使いたいって?
珍しいね、自衛団が……って、え?
[何気ない相槌は、続けられた言葉に一度、止まった]
……は?
集会じゃなくて、団長さんからの招集で、俺もその中に入ってるって、何事?
[告げられた内容は、思いもよらないもの。
理由は後から団長が来て、説明してくれるらしい、との事で、管理人も細かい事は聞いていないらしい]
まあ……いーけど。
[何やら腑に落ちないものを感じつつ、ともあれ、人が来るというなら色々やる事はある。
今の話をシスターにも伝えて来る、という管理人を見送った後、一先ず向かうのは広間の方]
─ 宿泊施設・広間 ─
[広間に入り、最初に確認するのは暖炉の様子。
外回りに出る前に熾して行った火の様子を見て、薪をつぎ足し]
人が来るなら、使ってねぇ部屋の掃除とかいるのかな。
っつか、何の招集何だか、一体……。
[呟いてみるも予想はつかず。
結局、後でいいかと丸投げた。*]
/*
くっ、後程ってしたのに起きられなかった。[潰れてた]
日中のが結構きてたかなぁ、これは。
明日こそ…。[寝直す]
─ 教会 ─
[作業を粗方終え、朝食の準備をしているところに、ナターリエを呼ぶ声が聞こえた。
見れば隣接する宿泊施設の管理人が顔を覗かせている]
どうかしましたか?
[問えば、自衛団長から召集があり、宿泊施設の広間に集まって欲しいとのこと。
詳細は知らないようで、団長が来てから説明があるとのことだった]
私もですか?
なんでしょう……さっぱり心当たりがないのだけど。
[首を傾ぐも、答えは出て来ない。
とにかく伝えたよ、と管理人は告げて、教会から宿泊施設へと戻って行った]
仕方ありません。
お勤めを済ませてから向かうとしましょう。
[ふぅ、と短く息を吐き、教会内にある私室へと戻る。
祈りと朝食を済ませ、白猫にも食事を与えて。
教会の収入源の一つであるレース編みを少し進めてから、レース編み一式を手に宿泊施設へと向かった]
─ 宿泊施設・広間 ─
[教会と宿泊施設を繋ぐ渡り廊下を通り、歩き慣れた廊下を進む。
足を向けるのは、集まって欲しいと言われた広間。
扉をそっと開け覗き込めば、温かい空気がナターリエを出迎えた]
失礼します。
[広間へ一言声を向ける。
反応する者は居たかどうか。
開けた扉から広間の中へ身を滑らせ、扉を閉め。
人がいれば会釈をして、部屋の隅に配置された椅子へと腰掛けた*]
[ナターリエの後を追い、白猫もするりと広間の中へと入って来る。
白猫が向かうのは温かそうな暖炉の前。
適度な距離を取り、温まった床の上にくるりと丸くなった*]
─ 宿泊施設・広間 ─
[暖炉の火の調整を終えた辺りで、声がかかる。
教会の方へ行っていた管理人が戻って来ていた]
あ、お帰りー。
んで、これからどーすんの?
部屋の準備とかいるならやってくるけど。
[問いかけに返るのは、その位はやってくるからここで茶の準備をしておいてくれ、というお達し]
はいはい、んじゃ、そっちは任せた。
……腰に来る前に、交代にきてよー。
[冗談めかした口調で言いつつ、管理人を見送って。
お茶の準備を終えた頃に、広間を訪れる気配があった]
─ 宿泊施設・広間 ─
[驚くような問いかけ>>15に、困ったような笑みを浮かべた]
はい、何故かは分からないのですが…。
話があるから、広間に集まってくれ、と。
[レース編み一式を入れてきた籠を椅子の横へと置き、中から取り出した道具を膝の上に広げる。
暖炉の前に陣取った白猫は、くわ、と大きな欠伸。
そのまま眠る心算のようだ]
ありがとうございます。
お手伝いしましょうか?
[お茶を、と問われて微笑み諾を返して。
次いで、手が必要であれば手伝おうと言葉を向けた*]
─ 宿泊施設・広間 ─
団長さんが説明してくださるそうなので、それまで待つことにします。
[考えても分からないから、と。
切り替えるのはアーベル>>17も同じよう]
そうですか、ではお言葉に甘えて。
お茶菓子で責めたりなんてしませんよ。
[冗談めかした言葉に笑いながら返して、用意が出来るまではレース編みのために手を動かす。
カップが差し出されるとその手を止めて]
ありがとうございます。
良い匂いですね。
[カップを受け取り顔の傍まで持ち上げる。
香りを楽しんでから、カップに口をつけた**]
─ 宿泊施設・広間 ─
まー、それまで待つしかないですしねぇ。
[結局は、説明を受けねばわからないのだから、と。
そう割り切りながら紅茶を淹れて。
笑いながら返された言葉によかったー、なんて軽口を返しながら、カップを手渡す]
茶葉の目利きは、おっちゃんですけどね。
あれにゃどーにも勝てません。
[軽い口調で言った所で、広間の戸が開く。
扉の先には、今話題にしていた管理人の姿]
どしたの、おっちゃん?
……風呂場の薪?
はいはい、そーゆーのは若いのに任せて、お茶飲んでて。
[浴室の薪が足りない、という話にやれやれ、と肩を竦めて]
他の部屋のも見て回って来るから。
来客対応よろしくー。
[軽い口調で言った後、シスターにも一礼して広間を出た。**]
─ 宿泊施設・外 ─
[防寒具を着込んで、外の薪小屋へ。
数回往復して薪を補充した所でふう、とひとつ息を吐いた]
っかし、さむ……。
慣れたようで、慣れてねぇなー。
[白い息と共に零れるのはぼやくような言葉。
3年前に保護された当初よりはここの気候にも慣れたつもりだが、やはり、長くいる住人には敵わないな、と思う事は多々ある]
とはいえ、他所行こうって気にもなんないんだけどねぇ。
[ふ、と滲むのは苦笑。
それが何故かと問われると、何となく、としか答えられないのだが。*]
─ 宿泊施設・広間 ─
長年の経験から得られる知識、なのでしょうね。
[茶葉の目利きについての話題>>19には、そんな風に言って柔らかく微笑んだ。
そんな風に話をしていると、噂の人物が広間にやってくる]
いってらっしゃい、アーベルさん。
こちらは私もお手伝いしますね。
[力仕事へと向かうアーベル>>20を見送り、入れ代わるようにして広間のソファに腰掛けた管理人へと視線を向けた]
アーベルさんが居てくれて大助かりですね。
[ナターリエ自身、2年前にこの地へやってきた時から力仕事は世話になってきた。
その礼に焼き菓子を差し入れたこともある]
こちらにいらした時は怪我をなさっていたのでしたっけ。
何があったのでしょうね。
[本人からは「覚えていない」としか返って来ない話題。
疑問は湧けど、それ以上は知る術が無いために、今回も疑問のまま温かい空気に言葉は溶けて行った*]
─ 宿泊施設・外 ─
[物思いの時間は短く、青年はすぐさま次へと動き出す]
にしても、呼び出しねー。
なんの呼び出しかは知らないけど、なんで詰め所じゃないんだか。
……いや、移動しなくていいのは楽だけど。
[ふ、と、零れるのは疑問。
とはいえ、素性の知れない風来坊、という立場は、色々と肩身が狭い所もある。
村の方にも用事で顔は出すし、それなりに馴染んでいる、とは思うのだが。
やって来た経緯が経緯なためか、あまりいい顔をしない者もいるのも事実で]
っても、説明のしようもないしね。
[怪我の理由は、そこだけぽっかりと記憶から抜け落ちている。
故に、本人にも説明のしようがない、というのが本当の所。
そして、無理に思い出す必要はない……ような気がしているから。
問われても、笑って「覚えてないんだー」と返す事が続いていた]
[動き出した青年の歩みは庭園へ。
出てきたついでに、風除けの確認をしておこう、とそんな思考からのもの]
吹雪いたりしない限りは、大丈夫だと思うんだけどねー。
[言いながら、ちら、と見上げた空は、じんわりと雲が増えて来ているように見えて。
あらー、と思いながら立ち回る姿は、広間からも見えるやも。*]
─ 宿泊施設・広間 ─
[管理人にも紅茶を淹れ、ふと窓の外を見遣る。
窓の外に広がる庭園は今は雪化粧。
その中に、色のついた影>>25があちらこちらへと行き来していた]
本当に働き者ですよね。
[笑いながら言えば、管理人からも同意の声が返る。
空を見上げているのも見えたが、空の変化には未だ気付かず。
暢気な白猫が暖炉の前で、ぱたりと尻尾を揺らしていた**]
4人目、未亡人 ノーラ がやってきました。
未亡人 ノーラは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
[今は世界一不幸なんじゃないかって思ってしまう。
あの人がこの世を去って1年。
私はその事実を私は受け止めきれないでいた。
だって、突然すぎた。
――隣り村に出掛けた帰りに事故に遭うなんて。
朝に、急いで帰ってくるよって言って出て行ったきり、貴方は帰らぬ人になってしまった。
知っていたならきっと止めていた。
――だけど、そんな事、想像出来る筈がない。
沢山泣いた。
生活が儘ならなくなって、沢山迷惑をかけた。
そろそろ気持ちの整理を付けないといけないのに
今も私は皆の厚意に甘えている。*]
―民家―
[椅子に座る女が一人。
窓際で針仕事をしていた。
端の方に春の花を刺繍したハンカチだ。
正面にある机の上には布地や糸が入ったバスケットが置かれている。
向かいには椅子がもう一つ。
座っていた人はもういない。
黙々と作業をしている間、雪の降った所為もあって家の中で立つ音はごく少ない。
誰かの近付いてくる足音がして。
その次に訪いを知らせる扉を叩く音が数回鳴り]
…はい。
[女はハンカチと針を机の上に置いてから扉を開けにゆく。]
私が…?
[女は怪訝そうに眉を顰める。
それは自衛団による呼び出しだった。
団長からの指名で、川向こうの教会へ来るように、と。
何の用で呼び出されたのか、女には全く心当たりはなかったが]
…分かった。
片付けを済ませたらすぐに向かうわ。
[女はそう言って自衛団を見送った。*]
―宿泊施設・広間―
[寒空の下。
女は臙脂色の防寒具を羽織り、宿泊施設へと向かう。
教会には足を運ぶが、集合する場所として教えられた場所に泊る事はない。]
あの、こんにちは。
[宿泊施設へと顔を出すと、其処にいたのはシスターだったろうか。
何かの集会かと思いきや、そうでもなさそうで。
入室した後も、部屋の中を見回して所在なさげに立っている。**]
[そんな女については、役場の住民票にこう記されている。**]
────────────
■名前:ノーラ・クライネルト Nora Kleinert
■年齢:21歳
■職業:未亡人
■経歴:村で生まれ育った。
1年前に農夫だった夫を亡くし、今は畑の仕事を近所の人々に手伝って貰いながら何とか生計を立てている。
死んだ夫は2歳年上の幼馴染。4年前に結婚。
────────────
5人目、職人見習い ユリアン がやってきました。
職人見習い ユリアンは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
―― 工房 ――
[コツ コツと木材を削る音だけが響く。
息を吹きかけ木屑を払い、軽く布で拭いて
そうして傍らに置いてあった椅子に出来たばかりの脚を据える。]
こんなもん、かなぁ。
がたつきはないし、後はじーさんがいいと言うかどうか、ってか。
[コト、と静かに椅子を置いて工具を片付ける。
本格的に雪が積もる前に、と持ち込まれる家具や家屋の修繕。
これで今任されている仕事は終わりで、じーさん、もとい師匠は外出中。
となれば、工房を離れ母屋で休んでもいいはずだ。
暖炉が一応あるとはいえ、工房は寒い。
木を扱う為にあまり大きな火を熾せないから。]
[村で唯一の大工兼家具職人である師匠に弟子入りして6年。
いまだに半人前扱いだが、任される仕事も少しずつ増えてきた。
修繕だけではなく、新品の家具を任される事も。
父親は猟師だったらしいが幼い頃に死んで顔も覚えていない。
母親は他所の村から嫁いで来て、父親が亡くなって二年後に子供を置いて村を出て行った。
その子供を引き取って育てたのが今の師匠夫婦で
弟子入りはその恩返しと言う気持ちもあった。
他に行き場所もなかった、と言うのが本音だけれど。]
うわ、さっむいなぁ。
[暖炉の火の始末をして外に出て思わず呟く。
また雪が降るのかもしれないと空を見て思う。
そうして戸締りをしていると、こちらに向かってくる人の姿が見えた。]
あれ? 自衛団の?
仕事なら、今師匠いないんで後でまた来てもらえます?
[弟子が勝手に仕事を請けるわけにもいかないとそう告げると
自衛団の男は青年に用があるのだと答えた。]
え、俺にって?
ギュンじーさん……じゃねえ、団長さんの呼び出し?
何でまた?
[聞いてはみるものの、男は詳しい事は聞いておらず
人が集まればそのときに団長が話すだろうと言った。]
ふーん、まあいいけどさ。
今すぐじゃないとダメかい? わかった。
仕度してなるべく早く行くようにする。
[そう伝えると自衛団の男は去って行った。]
[母屋に戻り、居間へと顔を出す。]
あ、婆ちゃん。
なんかギュンターさんが俺に用があるとかで、川向こうの教会に呼び出されてさ。
だからちょっと留守にするって、師匠に言っといてくれる?
[師匠の奥さん、婆ちゃんと慕う人にそう声をかける。
何故かと聞かれたがわからないと答え自室に向かった。
作業で汚れている服を着替え、いつも出歩くときに持ち歩く肩掛け鞄を持つ。
外套を羽織って玄関に向かうと、婆ちゃんが焼き菓子の入った籠を青年に渡した。]
シスターに? ん、わかった渡しとく。
それじゃ、行ってくる。 話が終わり次第戻ってくるよ。
[そう言って外に出て、なるべく急いで教会へと向かった。]
―― 宿泊施設・広間 ――
[指定されたのは教会の隣の宿泊施設。
集会場としても使われているからなんら不思議に思うこともなく。]
こんにちはー。
団長さんに呼ばれて来たんだけど……
[中にいるのはシスターと管理人>>26、3年前から村にいついている青年>>34と
そうして、所在無げに佇む見知った女性が一人。>>31]
どういう集まりなの、これ。
[思わずぽつりと零したが、自分が言われたように皆も言われているならきっと理由はわからないのだろう。]
あ、そうだシスター、これ、うちの婆ちゃんから。
[そう言って焼き菓子の入った籠を渡す。
そうして、お茶を一杯頼んで近くの椅子に腰を下ろした。
この青年について、村役場ではこう記録されている。**]
────────────
■名前:ユリアン・バーゼルト Julian Baselt
■年齢:22歳
■職業:木工職人見習い
■経歴:村の出身。
両親はなく、幼い頃に村の大工兼家具職人の師匠に引き取られて育った。
その恩を返すべく職人見習いとして修行中。
────────────
/*
どうしようかなと悩んだのだけど、あと一人で開始確定ならとズサってみました。
中身?隠してないよ?
希望はお任せです。短期決戦なら占い来ても何とかなるだろう(
では寝る。
/*
起きていられない日々……今日以降は頑張らねば。
真黒狼以外にやりたいのが出来たので、今回はそっちでいきます(狼が来たら
─ 宿泊施設・広間 ─
[管理人と言葉を交わしながら紅茶を楽しみ、クッキーを口にして。
一通り楽しんだ後は持って来ていたレース編みを続けていた。
その手が止まったのは、新たな来訪者>>31と働き者>>34が戻って来た時]
こんにちは、ノーラさん。
寒かったでしょう、暖炉の前にどうぞ。
[椅子から立ち上がり、暖炉の前を陣取っていた白猫を拾い上げる。
白猫は不満げに、にゃあ、と鳴いたが、大人しくナターリエの腕の中に収まっていた]
アーベルさんもお帰りなさい。
[管理人へ呼びかけるアーベルにも声をかける]
[次いで現れたのは大工作業や家具製作を行う職人の見習い>>40。
紡がれた疑問は誰しも思うものらしい。
白猫を床へと下ろしていると、ユリアンから籠を差し出された>>41]
いつもありがとうございます。
[彼の育ての親からの差し入れと聞き、微笑んで籠を受け取る。
籠からふわりと焼き菓子の香りが零れた]
良い香り。
折角ですし、皆さんで頂きましょうか。
[一人で食べるのも勿体無い、と。
籠を広間のテーブルに置き、皿を持って来て取り分け始めた*]
村の設定が変更されました。
―― 宿泊施設・広間 ――
[指定された広間にいたのは4人。
管理人とシスターとアーベルは元々ここに住んでいるからいても不思議ではないけれど]
やっぱり、呼ばれた口って事だよ、ね?
[などと一応確認してしまう。
でなければ、シスターがここでレース編みをしていないだろうから。
そのシスターが先客の一人に声を掛けたのは、青年が顔を出すほんの少し前。>>42
先客…ノーラは席についていたか、それともまだそこに佇んでいたか。
彼女が呼ばれていた事は少し意外だったけれど、ギュンターが来ればわかるだろうと今は聞かない事にして
焼き菓子の籠をシスターに渡して、皆でと言う言葉に笑って同意する。>>43]
婆ちゃん、いつも多めに寄越すからさ
遠慮しないで食べても大丈夫だと思うよ。
[なんて言いながら自分でも皿を受け取って、ひょいと摘んで口に運ぶ。
先に手をつければ後の人も手を出しやすいかな、なんて考えて。
ちろりと指先を舐めながらノーラの方を見る。
一つ下のノーラと一つ上の彼女の旦那
自分も含めて年が近かったから、彼女たちの馴れ初めもよく知っていた。
結婚するというのもとても自然に思えて、誰からも祝福される二人だった。
「ユリアンも早くいい人を見つけろよ」なんて、笑っていたあの人はもういない。
早く元気になって欲しいけれど、こればかりは
「時間だけが解決してくれる物ですよ」と婆ちゃんが言うから
こうしてお菓子を勧めるくらいしか出来る事がない。]
にしてもさ
人のこと呼んでおいて団長さんはまだ来てないの?
早くしないと、ほら、また雪が降ってきそうじゃん。
[窓の外はさっきまでよりも雲が厚く重く見えて
雪が降る中帰るのは嫌だな、なんて思いながら
残っていたお茶を飲み干した。*]
/*
調整難し。
あまりに悲嘆が過ぎても動きにくい。
昔は快活だったけど、今は大人しくなってしまった。
このくらいのレベルの方が動きやすいかな。
/*
(遅ればせながらのwiki役職希望ぽちり)
赤になった場合の事も考えています。一応。
この感じだと、シンプルな編成になるのかな、と思ってます。
聖痕者も面白そう…と思ってましたが、希望役職変えられないのですね(今気付いた顔)
確定初回吊り参加の方はもういらっしゃるんでしょうか。
ユリアンさんだったらどうしよう。
─ 宿泊施設・広間 ─
はい、集まるように、と。
[ユリアンの問いかけ>>44に是を返し、盛り付けを終えた焼き菓子を皆の下へと運ぶ。
ノーラからの申し出>>50が聞こえれば、皿は手分けして運ばれることに。
受け取ったユリアンは早速焼き菓子を口にしていた>>45。
彼の言葉から、気遣ってのことだというのは窺える。
ナターリエもまた自分の分を手に、レース編み一式を置いた椅子へと戻った。
自分にも寄越せ、と擦り寄ってきた白猫には、サツマイモで出来た間食用の餌を与えておく]
[団長の不在や天気のことが耳に入ると、自然と視線は窓へと向かう]
折角アーベルさんが雪を片付けてくださいましたのに。
[広がる曇天に気付いて零すのはそんな話]
自分が仰ったことを反故にする方ではありませんから。
間も無くいらっしゃるのだと思いますよ。
[団長が何を思って召集をかけたかは知らないが、真面目な方だから、と。
窓の外を窺いながら取り分けた焼き菓子を口にする。
口に広がる仄かな甘さに口元を緩めた*]
[ノーラ>>48に声を向けられた白猫は、返事をするように、にゃあ、と鳴く。
仕方ないなぁ、と言うように尾を揺らし、ナターリエに運ばれ暖炉から離れて行ったのだった]
[おやつを貰った白猫は、それを平らげると大きく伸びをして、その場にいる者達を観察するように見上げていた*]
6人目、宿屋手伝い ゲルダ がやってきました。
宿屋手伝い ゲルダは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
― 教会前 ―
[綺麗に雪かきのされた道を歩く影が一つ。
教会の前で一度足を止め、ステンドグラスを見上げた。
薄く開く唇から白い息が漏れる。
それから視線を下ろし、宿泊施設の方へ再び歩き出す]
7人目、学生 リディ がやってきました。
学生 リディは、共有者 を希望しました(他の人には見えません)。
― 民家 ―
えぇ。ちょっと待ってよ。
お婆ちゃんとも久しぶりに会えたんだけど、あたし。
まだまだ話したいことがいっぱい…。
[突然の来訪者から告げられた内容に、彼女は唇を尖らせた]
…そうだけど…うん…。
[それでも、同じく困惑顔の祖母に抱き締められ。余程の事なのだろうと諭されれば、諦めて大きく溜息を吐いて]
ここの冬は長いしね。
分かったよ。いってきます。
[そうして寒空の下を渋々と歩いた彼女は、教会の宿泊施設の扉を叩いた]
/*
この時代、生肉の保存は難しいよね、となり、猫の餌をどうするか、になっているところ。
大麦小麦トウモロコシ等の穀物はあんまり良くないらしい。
そして猫は肉食動物。蛋白質必須。
しかし肉は肉でも死肉じゃない方が良いらしい…(無理
干し肉煮て柔らかくするのが妥当か。
― 宿泊施設・広間 ―
[何やら深刻そうな顔の自衛団長に、理由も告げずに呼び出されたのは数刻前の事。
深く問うこともせずに従ったのは、どのみちこの場所に来れば分かるだろうと考えての事だったか。
しかしていざ来てみれば、その空間には年の若い男女数名と、猫が1匹]
なに、お茶会?
[眉根を寄せ不可解そうに呟いた、娘は名をゲルダと言う。]
────────────
■名前:ゲルダ・フーベルトゥス Gerda Hubertus
■年齢:19
■職業:宿屋店員
■経歴:赤子の頃に村の前に置き去りにされていたのを拾われて以降、16を過ぎるまでは教会の世話になっていた。
現在は宿屋を手伝っており、主に部屋の掃除等の裏方作業をしている。
不愛想。
────────────
[役場に収められた彼女の記録は以下の通り]
────────────
■名前:リディ・ウェーバー Liddi Weber
■年齢:17歳
■職業:学生
■経歴:村生まれ村育ち。
父は幼い頃に他界。4年程前に母親の都合で引っ越した。
村には祖母が残っている。
────────────
― 宿泊施設・広間 ―
えぇっと…
[知ってる顔も知らない顔もある。
だが知ってる顔でも3年ぶりだ。どんな反応をしたものか迷って、入口で暫しフリーズ状態]
ごきげんよう?
[そのうち普段使うこともない挨拶が何故か飛び出して、自分でも変な顔になった]
─ 宿泊施設・広間 ─
[お茶会会場と化した広間に増える気配。
不可解そうな表情で呟く様子>>60に、視線をそちらへと向けた]
こんにちは、ゲルダさん。
ゲルダさんもいかがですか?
[お茶会は否定せず、相伴しないかと誘う。
教会の前任者が世話をしていたという女性。
前任者からは気にかけてあげてほしいと言われており、赴任の1年目は時折宿屋へ様子を見に行ったものだ]
[程なくしてもう一人、広間へと現れる>>62]
こんにちは。
寒かったでしょう、お二人ともこちらへどうぞ。
[誘導するのは暖炉の前。
先ずは温まるよう勧めた*]
─ 宿泊施設・広間 ─
[シスターが動き始めたのに気付いてかノーラも手伝い始めるのをみて
ほんの少しほっとしながら焼き菓子を齧る。
昔馴染みの顔を見たせいか、少しだけ緊張が解けた気がして>>49
理由はわからないけれど、この顔ぶれならあまり難しい話じゃないのかもしれないと勝手に考えた。]
急な呼び出しだったんだし仕方ないよ。
これ、多分呼び出されなくても持ってくることになっただろうし。
[自分が持ってきたのはタイミングがよかったせいとノーラに話す。
元々、そういう事に気のつかない人じゃないのも知っている。]
[この場に呼び出された理由は誰も聞かされていないらしい。
シスターを手伝って皿を配り終えると、女は紅茶のカップを手に空いた椅子に腰かけた。
茜色で満たされたカップは冷えた手元も温めてくれる。]
…また、積もるかな。
[言いながら、ぎゅう、ともう片方の手指でスカートを握り締める。
雪には物心付く頃から親しんできたが、大嫌いになってしまった。]
集まるように、か。
肝心な事は後回しなんだよな、ギュンじー…団長さん。
[シスターもやはり何も聞いていないようで>>53
アーベルからもさっぱりと言う返事が返れば>>55
仕方ないなと溜め息をついた。]
雪は、仕方ないよな確かに。
あまり酷くならない事を祈るしかないか。
あ、帰りにも降ってるようならノーラのこと送っていこうか?
[夜道を一人で歩くよりはいいだろうなんて、軽く。]
[そうしているうちに、また新たな顔が広間に見えて>>62
その向こうにもう一人いるのに気付いて>>63]
え……ほんっとうに、どういう理由で集めてんだ団長さん。
[なんていまさらな事を口にした。*]
[雪かきをするのは骨が折れるが、せめて降るのは皆の寝静まった頃であって欲しいと思う。
そうして出来れば夢だったように消えて欲しい。
誰も災いに巻き込まれないように。
けれど天候は人の望みを解してはくれない。
その事も女には分かっていた。
この村は昔から大雪が降れば周囲から隔絶されてしまう。
道とそうでない場所の区別が付かなくしてしまい、夫は無理に帰ろうとした結果、足を滑らせて崖から落ちた。
冬よりも春に近い時期の、ほんの気紛れのような雪の日の事だった。]
村の設定が変更されました。
/*
1年前としたら、事故の原因は雪かなってぶっこみました。
1年前だとしたら計算合わない?
約、にしておいた方が良いかな(´・ω・`)
/*
お、結構能力者いますね…!
素村は1人ですか。
素村は希望2人だった筈。どうなるかな。
村人: 2人 占い師: 1人 共有者: 1人 聖痕者: 1人 狂信者: 1人 智狼: 1人
─ 宿泊施設・玄関 ─
ん、まあ、見に行くだけだから大丈夫ー。
[気を付けて、というノーラに軽く返して、向かうのは玄関]
……ぉぅ、これは本格的かも……っと。
[扉を開けた先に見えた光景──勢いを増して行く雪空に眉を顰めるのと、その向こうに、こちらへと歩む人影を認めるのとは果たしてどたらが先だったか]
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