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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
1人目、占星術師 クローディア がやってきました。
占星術師 クローディアは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
[どうかしたのか、という声が耳に届く]
……あ、ごめんなさい。
[鉱山の入口、作業小屋で彼女はハッと顔を上げた]
いえ、何かについて占ったというほどではないのです。
感触を確かめようと思ったら、少し気になる星が浮かんで……。
[後でゆっくり占ってみます、と小さく微笑む]
……この石を選ばせていただきますね。
いつもありがとうございます。
[構わんよ、と笑う鉱夫。
丁寧に頭を下げると、彼女は石を手に村の方へと戻った]
[やがて村の広場へと辿り着き、宿屋の扉を潜った]
こんばんは。
今回も暫く滞在させていただきます。
[もう馴染みとなっている主人と笑みを交わして。
差し出された宿帳へと記入してゆく]
■名前:クローディア・オルドローズ
■年齢:24歳
■自己紹介:占星術師をしております。
村の外の人間ですが、こちらには以前から何度もお邪魔していますので、顔見知りの方もおられるかもしれません。
[宿の主人が声を掛ける]
村についての占い、ですか?
ごめんなさい、少し後になってからでも良いでしょうか。
今ある石は完全に欠けてしまっていて。
新しい石はまだ選んだばかりですので、馴染ませなくてはいけないのです。
[構わんよと頷く主人に小さく微笑んで。
彼女は渡された鍵を手に階上へと上がって*いった*]
2人目、学生 エリカ がやってきました。
学生 エリカは、霊能者 を希望しました(他の人には見えません)。
[村外れの丘の上に、素っ頓狂な声が響く。
声の主は慌てたように飛び起きると、あたふたと身体についた草を払い落とし、傍らに置いた袋を掴んで丘を駆け下りた。
走るのに合わせて胸元で揺れる、淡い緑の蛍石のペンダントが、微かな光を放つ。
その後を、見事な毛並みの黒猫が追いかけていく。
走る少女とは対照的に、こちらはどこか悠然として。
……見ようによっては、少女に呆れているかのようにも見えるだろうか]
…………。
[ぱたぱたと道を駆け、広場まで来た所でふ、と足を止めて空を見上げる。
何かに思い悩むような表情をいぶかしんだのか、並ぶように足を止めた黒猫が怪訝そうな鳴き声を上げた]
……ん、なーに?
なんでもないよ、リエータ。
[ふわりと微笑みながら抱え上げ、艶やかな黒の毛並みを撫でてやれば、黒猫は低く喉を鳴らした]
さ、いこっか。
遅くなると、怒られちゃうからね〜。
[気を取り直して歩き出そうとした矢先に、人の話す声が耳に届いた。
いつもやって来る占星術師の女性がきている、という、他愛ない噂話。
だが、それは少女の興味を引くには十分すぎる内容と言えた]
……う〜〜。
[早く帰らないと、という思いと、時折り訪れる外からの来訪者への好奇心と。
その二つの間で悩んでいるらしい少女の様子に、抱えられた黒猫が呆れたように目を細めた]
うーん……ちょっとくらいなら、いいよね。
[逡巡数分、結局足は宿屋へと向く。
宿に入れば、主人からどうしたのか、と問われ]
あ、えーっと……。
[どう説明したものか、と口ごもる、その様子から主人は目的を察したらしい。
今は休んでいるから、話を聞きたければ少し待つといい、と言われ、泊まりになるかも知れないから書いておけ、と宿帳を差し出される]
えー、別にそこまでしなくても……。
[何となくむくれてしまうものの、しかし、おとなしく宿帳を受け取り。
カウンター席に座って、さらさらと書き込んでいく]
──────────────
■名前:エリカ=フローライト
■年齢:18歳
■自己紹介:村に住む、薬師見習い。
強い薬は作れないものの、薬草を使った治療や手当てはわりと得意。
いつも連れている黒猫の名前はリエータ。
(純粋な村の出身者ではなく、15年前に村の前に倒れていた所を保護され、育てられた。
エリカ、という自分の名前以外の記憶はなく、蛍石のペンダントと数点の所持品以外に身元の手がかりとなるものはない)
──────────────
これでいいかな?
ふう……ずっと走って来て疲れちゃったぁ……何か、冷たいものちょうだい?
[にこりと笑っての言葉に、黒猫がまた、呆れたような声で鳴いた]
3人目、手品師 ディーノ がやってきました。
手品師 ディーノは、占い師 を希望しました(他の人には見えません)。
[昼、村の入り口を抜けて少し開けたところに出る。ここは広場だろうか。小さな子供が遊んでいるのが見える。その子に近寄り、人懐っこい笑みを浮かべて声をかけた]
こんにちは、お嬢ちゃん。
ちょっと道を訊ねたいんだけど…。
[身を屈めて目線を合わせ、不安に陥らせないようにする。不思議そうにしながらも頷いてくれた子供に宿屋の場所を聞くと、それならとすんなり教えてくれた]
ありがと。
お礼にこれをあげるね。
[被っていた帽子を外し、中に何も無いことを確認させると白いハンカチをかぶせる]
1・2・3!
[カウントと共にハンカチを横に引き抜く。そこに現れたのは、白い小さな花が沢山咲いたブーケ]
はい。
これホワイトレースフラワーって言うんだ。
『感謝』って意味があるんだよ。
[子供に渡しながら花の説明をする。嬉しそうな子供の頭をぽんと軽く手を乗せ、帽子を被り直してから宿屋の場所を確認。その後広場でしばらく芸を披露して。暗くなり人も疎らになったところで宿屋へと向かった]
おっ邪魔っしまーす。
部屋一つお願いねー。
[入るなり宿屋の主人にそう声をかけて。提示された宿帳に記入する]
────────────
■名前:ディーノ。本名はナ・イ・ショ♪
■年齢:見た目は20代前半。
■自己紹介:手品を生業に転々と渡り歩いてるんだ。
手品だけじゃなくジャグリングもするよぉ。一つの芸じゃ食べていけなくてねぇ。
この村には初めて来たよ。
良いトパーズが取れるって聞いてね。それを見に来たんだ。
────────────
/中/
と、言う訳でお邪魔いたします、猫化けたすくでございます。
ええと、何やら誰も入らないようなので、思い切って一番手吶喊させていただきました。
外部ゲストが一番手って、ちょっとどうかなあ、と思ったんだけど、止まっちゃうのはなんなので(^ ^;
初めましての方が多いですが、これからの数日間、どうぞよしなに願います(深礼)。
しかし、女の子の霊能者って、難しいというか、一度色々とやらかした設定で来るって、我ながらマゾイですか?(^ ^;
ねぇねぇ、ここで取れる宝石ってどこ行けば見れる?
採掘場の傍にある休憩小屋?
そこで見せてくれるんだ。
え、そこは馴染みじゃなきゃ入れてくれない?
そこを何とか。
……えー、ここで採れるって言うトパーズ見に来たのにー。
[酒場にもなっている宿屋のカウンターで主人に話しかける。最後の言葉はカウンターに突っ伏した状態でぶーたれた。顔を横に向けていたことでその方向に誰かが居ることに気付き身体を起こす]
あ、この村の人?
初めまして、僕ディーノって言うんだ。
この村で採れたトパーズ見れる場所って知らない?
小さいので良いから一つ欲しいんだよね。
……ふぇ?
[宿に入ってきた見慣れない若者の勢いの良さにぽかん、としていた所に話しかけられ、きょとん、と瞬く]
あ……初めまして?
ボクは、エリカ。この子はリエータ。
トパーズかあ……休憩小屋が一番確実に見れるけど……。
[外の人は入れないんだよねぇ、と言いつつ首を傾げて]
後は……細工師さんの工房くらいかなあ?
[共に紹介された黒猫にも「初めまして」と微笑みかけて。新たな情報が耳に入るとぱあっと嬉しそうな笑みになる]
細工師の工房があるんだ?
そこなら僕でも見れるかな。
譲ってくれたりするなら万々歳なんだけどなー。
教えてくれてありがと!
[これお礼ね、と何も持っていない右手を何かを握るようにして。その上に左手を乗せる。少し後に左手を退けるとそこにはホワイトレースフラワーが一房現れる。それをエリカの前に差し出した]
[笑みを向けられた黒猫は悠然と尻尾を振って見せた。挨拶をしているらしい]
仕事が忙しくなければ、見せてもらえるんじゃないかなぁ?
[小首を傾げるようにしつつ、こう言って。
それから、何もない空間から現れた白い花に目を見開く]
わあ、キレイ……。
え、でもこれ、どこから出てきたの?
じゃなくて、もらっちゃっていいの?
[差し出された花と差し出す青年とを交互に見つつ、こう問いかけて]
そっか、じゃあタイミングを見計らって行ってみよう。
[あてが出来たことに安堵したような表情になる]
ああ、貰ってよ、僕の気持ちだからさ。
どこからと言われてもタネは明かせないよ〜。
これが僕の仕事だからね。
[唇に人差し指を当てて、ふふ、と笑みを浮かべた]
見せてもらえるといいねっ。
[安堵したような表情に、つられたようににこ、と笑う]
ありがと、じゃあ、もらうねっ。
[白い花を両手で受け取り。
それから、仕事、という言葉に]
えー、教えてくれないのぉ?
[やや大げさな口調でこんな事を。
半ば冗談なのは、表情や物言いから察する事はできるだろうが]
[相手の笑みには穏やかに頷いて]
教えちゃったら僕お仕事出来なくなっちゃうからね?
尤もこれだけって訳でもないけどさ、出来るのは。
[でもダメ、と舌をぺろっと出す]
手品は見破られたらお終い。
そうなると僕は食いっぱぐれてしまうのです。
[ああ…、と大袈裟な仕草で額に手を当ててカウンターに崩れ落ち。しかしすぐに笑みと共に起き上がる]
とまぁそう言うわけでタネ明かしは出来ないかな。
タネが分からないから皆見て楽しんでくれるんだしね?
お仕事できなくなったら、困っちゃうね。
[くすくすと、楽しげに笑いながらこう言って]
わからないから楽しい、かあ……。
そうだね、どうやってるのかな、って考えるの、楽しいし。
4人目、画家の弟子 リディア がやってきました。
画家の弟子 リディアは、人狼 を希望しました(他の人には見えません)。
[鈴の音の向かう先は僅か灯りの零れる民家]
……アゼル、いるかしら?
頼みたい仕事があるの……今少しいい?
[暫しの沈黙の後、ああ、と声がする。
中へ入り、其の汚さに一瞬顔を歪めながら椅子に掛ける]
相変わらずみたいね。貴方らしいけど。
[それには答えず用件は、とぶっぎらぼうな声]
ああ……そうそう、これをお願いしたいの。
とても大事な宝石だから、貴方以外には頼めなくてね。
[腰に下げた小袋から取り出したのは、深い愛情の象徴]
[頼めるかしら、と手渡しながら]
でしょ?
『不思議』は僕らを楽しませてくれる。
その楽しみを皆に与えるのが僕なのさ。
ま、どーーーーしても知りたいって場合は他の人に明かさないのを条件に教えてあげても良いけどね。
[笑みを浮かべたまま片目を瞑って見せ。さて、と声を漏らすとカウンターから立ち上がる]
僕は少し休ませてもらうよ。
ここに着いたばかりだし昼に広場で仕事もしたし。
しばらく滞在して仕事する予定だから、良かったら君も見に来てね。
[それじゃ、と片手を挙げると荷物を手に2階の*客室へ*]
[アゼルと呼ばれた男はルビーを手にして何か言いかけたが]
……下手な詮索はなし、よね?
工房に入らない変わり者の職人さん。
[一瞬蒼い瞳の光を強く。しかしすぐに笑って見せ]
[くすりと笑う声と鈴の音が混じり]
[男の預かる、の声に頷いて見せる]
……宜しく。
[ちりん]
[鈴の音は次の場所へと]
[庭園の手入れが行き届いた民家で足を止め]
[一つ溜息を漏らして中へと]
……ご無沙汰しています。
[玄関で出迎えてくれた両親に向けるにはあまりに不似合いな
言葉をぽつりと。僅かに温かみを含んだ声で告げる]
素敵な役目なんだねっ。
んー……どうしても知りたくなったら、お願いするかもしれないなぁ……。
[どこまで本気かわからない口調でこう返し。
2階へと上がる背に、お休みなさい、と声をかける]
さぁて、と……。
ボクは、どうしようかなぁ?
[首を傾げて呟くのに、黒猫は好きにすれば? と言わんばかりの気だるげな鳴き声を上げた]
荷物、先に部屋に置いて来ますから。
[いいから早く此方へ来なさい、と嬉しそうに声をかける両親に
促され、ソファーに腰掛ける。どうして連絡をくれなかったんだ、
寂しかったよと父親に頭を撫でられ]
……すみません、ばたばたしてしまっていて。
[それは何処か怯えた様子にも見え]
/*
もう一個書き忘れてたorz
スイマセン不備多くて。
情報ページには載せましたのでそっちを参照お願いしますorz(しかしここで言ってどうする)
*/
[ちりん]
[短く音をたて、立ち上がる]
ああ……すみません、忘れてました。
ここに来る前に、雑貨屋さんに寄るって約束してたんです。
あまり遅くなってはフランさんに悪いですし、出てきますね。
[スコーンを運んできた母親と入れ違いに部屋を出る。
こんな時間に? と問う声を振り切るように]
……兄さん。
[黒い視界に響いたそれは少し苦しそうでもあり]
[行く当てのない足取りは村の宿屋へと*向かった*]
/中/
わーい結局誰とも絡めなかったー。・゚・(*ノД`*)・゚・。
2人ともあんなに美味しそうなのにぃ!
リディ絡みづらそだな…あ、それは中の人のデフォでs
不安定な設定多いから心配ですがパッションで頑張るですb
ってぎゃああああw
孤児設定被ってるよエリカ嬢と!!!
うーむ、これは要修正?
まーちょと考えてみよう。まだ修正…利くかな?w
うーむ、きっつい。
だめだ、孤児設定継続でいい?w
これでエリカ嬢とW狼来たら運命じゃない?(コラ
つーわけでごめんなさいorz
被せちゃうー…うぅ、ごめんねエリカ嬢ー。
5人目、旅人 シャロン がやってきました。
旅人 シャロンは、C国狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
やれやれ・・・。
やっと、着いたよ。クローディアは一人先に進んだまま、私を置いていくし。
確かに、目的の品を見つけたときの彼女はそんな感じだけどね。
[旅人の名はシャロン。
彼女はクスリと微笑んで、ゆっくりと、その歩を進めた。
クローディアとは同じ村で生まれた幼馴染と言っていいだろう。
それからの二人は、同じときを過ごし、同じ空間を過ごし、同じ旅をしてきた。
単純にいって、親友を言ってもいいだろう]
6人目、情報屋 ノブ がやってきました。
情報屋 ノブは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
─キィキィキィ
木製の椅子の両端に取り付けられた車輪が軋む音。
其に腰掛けた男が「うんざり」とした顔をしながら両手を使い車輪を繰り出し椅子を進めている。
…便利なんだけどねー。疲れるわ遅いわ。
まだ改良の余地があるね、こりゃ。
[誰に聞かせるわけでも無く苦笑雑じりにそう呟いて。]
すっかり遅くなっちゃったなぁ。
ま、入り口が階段じゃなくて良かったよね。
─占星術師が居ると噂を聞いた。
恐らくは村の誰よりも早くそれを聞きつけたのは彼。
情報はナマモノ…てね♪
[再び車輪を軋ませながら椅子の男は宿の入り口へ]
─其の男は『情報屋ノブ』と呼ばれている。
[ややして、シャロンは宿屋を見つけた]
あれは・・・宿屋か。
クローディアは、先にチェックインしているんだろうね。
全く・・・なんで、勝手に先に進むのか、私には理解ができないけど・・・彼女らしいと言えば、彼女らしいか。
人付き合いが下手という点では私と合っているんだけど、知っている村。知っている人に関しては彼女のほうが、全然人付き合い。
簡単に言って、社交性があるしね。
…はいはい、遅くに来たのは謝るからさぁ。
暫く泊めてもらうから、宜しく頼むよ。ね?
[と、宿の主人にニンマリと笑ってみせて]
はいはい、宿帳に記入しろってのね。
あ、こんなんだからさー。
[車輪の付いた椅子をポンポンと撫でながら]
部屋は一階の使わせてくれると嬉しいなぁ。
…空いてる?
…そっか。ありがとね。
あ、これ?「車椅子」って呼んでるんだ。
え?そのまま?判りやすい方がいいでしょー。
[ニンマリとした笑顔のまま雑談の相手をしながら目はチラチラと既に書き込まれた宿帳の中身を追っている]
[シャロンは宿屋に入り、簡単な挨拶をすませると、宿帳へと書き込みへと、目を走らせた]
(ああ・・・やっぱり、先に来ていたのか)
マスター。
アタシは、クローディアと友達なんだけど、この部屋の隣の部屋は空いているかい?
[簡単な質問をして、その部屋が空いているのを確認すると、シャロンは宿帳へ記帳していった]
──────────────
■名前:シャロン・アップル
■年齢:24歳
■自己紹介:クローディアと共に、旅している女性。
体のほとんどを衣服で隠している。それこそ、手の先まで。
正直、この村の特産品に興味があって来たわけではない。
7人目、傭兵 カルロス がやってきました。
傭兵 カルロスは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
ふぅ…。
やーっとマトモな村に辿り着いたな。
ここなら少しは休めるかね…。
[安堵しながら、ようやく見つけた村に向かって歩き出す]
…適当でいいかな?
えー、ダメ?
情報はお金になるんだよぉ?自分の事バラすの抵抗あるn
…はいはいはいはい。ちゃーんと書くよぉ。
[ま、いいか。と肩を竦めた後で手渡された宿帳にペンを走らせる]
■本名:ノーヴェン・ガーフィールド
■年齢:27歳
■幼少の頃、とある事故が原因で膝から下が動かなくなる。以降自宅に篭った生活をしつつ、どこからか情報を仕入れ続け、いつしか「情報屋」と呼ばれるようになる。
普段から少し斜に構えた笑顔を浮かべ、ふざけた口調でしか喋らない。
最近、車輪を取り付けた椅子を手にいれたらしく、それを使って活動しているようだ。
[シャロンはノブの顔を見つめながら、ゆっくりと言葉を吐き出した]
・・・申し訳ない。
私は・・・なんというか・・男性に触れることが苦手なんだ。
出来れば・・・気にしないでもらえると助かる。
……ふわぁ。
[カウンターに伏していた顔を上げて、どこか惚けた欠伸をもらす。
その様子に、眠いならちゃんと休むように、と宿の主人が注意するのにうん、と頷いて]
……あれ……ひと、増えてる。
[さっきまでいなかったのに、と呟く様子に、黒猫が呆れたように尾を振った]
[相変わらずのニンマリを続けたまま、シャロンを見つめ]
あー、はいはい。
気にしてないから、気にしない気にしない♪ね?
誰だって苦手はあるもんだしね。
・・・お話するのは平気だよね?
この村の人じゃないようだけど、例の占星術師の人のお知りあいなのかなぁ?
[笑みを浮かべたまま目だけが情報屋のそれになり]
[シャロンがノブの言葉にほっと胸をなでおろすが、そのあとの言葉に少しだけ眉を曇らせ]
・・・気にしないでいただけるのはありがたいのだが、何故、クローディアと知り合いだと思ったのかな?
[それは、あまりにもクローディアが、純粋すぎるゆえに身についた。人を疑うということ]
[目にともった光をすっと消した後で]
…あは。単純な話だよぉ。
さっきマスターと話してるのが自然と耳に…ね?
そんだけそんだけー。
ほら、僕こんなんだからねー。
外の人には色々興味があるのさ♪
…もちろん、おねーさんにもね。
あ、美人限定だよぉ?
[とケラケラと笑い出す]
[やがて、宿屋を探し出し戸を開ける]
すまない、旅の者なんだが…部屋は開いてるか?
あぁ、とりあえず今夜一泊…。
大丈夫か。わかった、これに記入すればいいんだな。
────────────
■名前:カルロス
■年齢:25歳
■自己紹介:ふらふらと渡り歩いてる、フリーの傭兵だ。
前に雇われてたとこに居られなくなっちまってね。
あぁ、本名は気にしないでくれ。
職業柄、大して名前に意味が無いんでね。
────────────
・・・ああ。そうか。
確かに、私も声を閉ざすことは無かったな。
そこが耳に入ったというなら、貴方を疑う必要は無いね。
だけど、質問に答える前に一つだけいっておく必要がある。
「美人」という言葉が、誰にでも褒め言葉になると思ったら大間違いだということ。
・・・忘れないで覚えておいてほしい。
あははは。
大丈夫、大丈夫。
美人に美人ていうのは別に褒め言葉じゃないからさ♪
僕はいつも想った事を言うだけさ。
けど、気に障ったのなら謝るよ。
そんじゃ、良かったら名前教えてもらえるかな?
そしたら「美人のおねーさん」て呼ばずに済むしね?
あ、僕の事は「ノブ」でいーよぉ。
[と握手を求めて手を差し出した後で]
とと、握手はダメなんだっけ?
[と、手をひっこめて頭をポリっと掻いてニンマリ笑顔]
8人目、職人 ランディ がやってきました。
職人 ランディは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
…こんなもんか…。
〔そう呟いた男の口から紫煙が漏れた。が、既に部屋の空気か全て紫煙と同化していたため、男の口から漏れたモノは既に部屋のそれと区別がつかなくなっている〕
鉱夫どもときたら乱暴でいけねぇな。
何度同じ修理をさせたら気が済むんだか。
道具には命が宿ってるんだ。丁寧に扱えっていっちょガツンと言ってやるかな…。
〔…と、言いながら席を立つ。手には何本かのつるはしやシャベルが握られている。鉱山の鉱夫が作業に使う道具のようだ〕
(・・・私は、この体のほとんどを隠しているから、人に認められる人間。
私のほとんどは。
この人に見せられる姿以外は、焼け爛れて、人に見せることは出来ない。
何もかもが、焼け爛れて。
誰にも愛されることも無く。
ただ───一人で朽ちていくしかない。
それだけの存在でしかないのだ)
[言葉を交わす二人の間の空気にきょとん、としていたものの。
段々と目が覚めてくれば、見慣れぬ男性の姿が目に入り]
……えっとー……貴方も、旅の人?
[立ち上がってそちらに近づき、声をかける。
瞳には、好奇心の光が微かに伺えるだろうか]
/中/
わあい、なんか暗い過去多いよ暗い過去!
うーん、これは過去設定のダーク成分、匙加減注意しないとならないかな(' ';
というか、凄く立ち位置が面白いかもしれない、この設定でこの役職希望だと。
[声をかけられた方を向き]
あぁ、フリーの傭兵をやっててね。
この村にはついさっき辿り着いたばっかりなんだが…
君は村の人なのかな?
[でも───自分と同じように、自分の体のどこかがおかしい・・・この人だけはまだ、信じることが出来た。
どこまで・・・。
どこまで信じることが出来るのか、今はまだ分からないけど]
・・・シャロン。
敬称はいらない。ただ、それだけで呼んでくれればいい。
うん、そうだよ。
[村の人かと問われれば、にこりと笑って頷いて]
ボクは、薬師見習いのエリカ。この子はリエータ。
傭兵さん……かぁ。
この村に、そういうお仕事の人が来るって、ちょっと珍しいね?
[僅か、首を傾げて。本当に不思議そうにこんな呟きをもらす]
[シャロンの名乗りを聞いて満足そうに笑みを強くして]
そっか、よろしくねぃ。シャロン。
[実は宿帳に記入するのを盗み見て既に知ってはいたのだが]
そかそか、クローディアさんとは親友なのかぁ。
いいもんだね。そう呼べる存在が居るってのはさ。
また、時々でいいから話相手になってやってよ。
村に居る間だけでもいいからさ♪
[そういうとペコリとお辞儀をした]
(今はこれ以上聞きだすと警戒されちゃいそうだしね)
あぁ、ちょっと色々あって前の場所にいられなくなっちまってね。
ふらふらっと旅してたらここに辿り着いたんだ。
[そこで、自分が名乗っていないことに気付き]
っと、俺はカルロスって言うんだ。
その子はリエータっていうのか。可愛らしい猫だな。
[軽く猫の頭を撫でる]
[やはり余所者の傭兵も気になるようだが、エリカが話しかけているようなので、気にしないフリをしつつ会話に耳だけを傾ける]
(…男の情報は女の子の方が引き出しやすいしねぇ♪)
そろそろやつらも今日の仕事を追えて宿に戻ってくる頃だろう。直接届けて顔見ながら説教だな…。
〔口からは悪態しか出てこないが、単に酒を飲む口実を見つけたような表情を浮かべている〕
…そういや、今日クローディアが来るって話聞いたな…。
〔はっとして己の姿を見る。銅屑まみれで薄汚れた作業着に落胆。急いで小奇麗な服に着替え、いつものハンチング帽をかぶり、身支度を整える。彼女にはみっともない姿を見せたくないという下心の表れだろう〕
お、おかしいところは無いだろうか…。
…。
…考え過ぎてもしょうがねぇ。…ってか!俺はつるはし届けに来たんだつるはし!
〔でかい独り言である。それをはいた後宿の扉を開けた〕
〔とたんにノブに話しかけられしどろもどろ〕
お、おう?
相変わらず…あー…。
お、お前さんも、車椅子の状態はどうだ?
〔本人なりに誤魔化したつもりらしい〕
そう・・・そうだ。
親友と呼べる相手がいることはいいもんだ。
何もかも話せて・・そして───
[ここから先は小さく、そして、誰にも届かないように]
近いからこそ、話せることは少なくて・・・!
[一瞬だけ見せた顔は憎悪。
誰にも、神にも届かないように。
ただ、呪いの言葉だけを、小さく小さく心の中で呟いて]
(誰かが幸せで、私だけが不幸ならば、こんな世界壊れてしまえばいい・・・!!)
……色々あって……?
[大きな瞳をきょとん、と瞬かせつつ、言葉の一部を反芻する]
じゃあ、手品師さんみたいに、何か用があって来た訳じゃないんだぁ。
[色々なんだなぁ、と、小さく呟いて。
名を教えられればよろしくです、と言いつつぺこりと一礼する]
えへ、可愛いでしょ、リエータ。
ボクの大事な友だちなんです。
[それから、目を細めて撫でられる黒猫を見つつ、どこか嬉しげな声をあげ]
[ランディのあたふたした様子に目を細めながら]
にゃははは♪おかげさまでね。
コイツのお陰でこうやって出歩けるようになったよぉ。
…心配しなくても、君はその格好が一番「らしく」てキマってるさ。
[と、小さく呟いて、ちょっと色の違うニンマリを浮かべ、すっとシャロンに目を移す]
「にゃ〜お」
[そのまま、この場を離れようかというとき、誰の猫なのかは知らないが、黒猫が足元にまとわり着いてきた]
・・・。
[それは、頭をすりつけて、猫なで声を上げながら、必死にシャロンにまとわりつく]
・・・生憎、餌は持ってないんだけどね。
[それでも、今までの、会話では見たことも無い笑顔を見せながら、シャロンは優しくその猫の頭を撫で続けた]
あぁ、まぁ大したことじゃないんだけどな。
ちょっと面倒くさいことがあったってだけさ。
[気軽げに答えると]
あぁ、可愛いな。仲も良さそうだ。
まぁ俺はここに着いたばっかで何もわからないから、
短い間かも知れないけどよろしくな。
[すっと手を差し出す]
〔カウンターに目をやると、宿の主人が手招きしている〕
…なんだ?宿帳?
おい、俺も書くのかよ。
〔めんどくさそうに、ぱらり、と宿帳をめくると、そこにクローディアの字を発見〕
…しかたねぇな。
〔まんざらでもなさそうに記入し始めた〕
■名前:ランディ・カールトン(Randy・Carlton)
■年齢:37歳
■自己紹介:生活に密着した道具などの製作を生業としているが、最近ではすっかり鉱夫の道具修理業と化している。生まれたときからこの村に住んでおり、両親は既に他界。妻がいたが10年ほど前に事故で亡くしており、現在独身。
大変だった……のかな?
[何となく、疑問系の呟きをもらしつつ。
仲が良さそう、と言う言葉には、はい、と頷いた。
手を差し出されれば、にこ、と笑って自分も手を差し伸べて]
うん、こちらこそ!
村の外の話とか、聞かせてもらえると嬉しいですっ!
……て、リエータ?
[カルロスの側から離れた黒猫が自分の所へ戻らないのを訝り、その動きを目で追い。
シャロンの所に行ってじゃれ付く様子に、きょとん、と瞬く]
[宿屋につくと、真っ先にカウンターに駆け寄る]
おじ様ー、お久しぶりです。
あの……今夜だけ此処に泊めていただきたくて。
お願いできますー?
[少し困ったように首を傾げ]
[マスターの了解を得ると助かります、と笑顔で礼を言って
宿帳にペンを走らせる]
■名前:Lydia=Ackerson(リディア・アッカーソン)
■年齢:19
■元孤児。孤児院から現在の両親に引き取られ、
現在は親元を離れ画学を学んでいる。
絵は風景画を主に。人物画は殆ど描かない。
風来坊な兄(血縁関係に非ず)がいたが、一月前に旅に出たっきり。
[気づけば、せわしない顔で辺りを見渡している少女を見つけ、シャロンは小さく苦笑した]
・・・貴方の友達かしら?
ごめんなさい。返します。
親友は・・・傍にいてほしいものですからね。
[と、優しく黒猫を抱き上げて、エリカへと差し出す]
・・・一応、何かの縁ですね。
名前をお聞きしてもいいです?
[いってる傍から出歩いてる黒猫をあららという顔で見ながら]
ま、まぁよろしくな!
今度暇があったら何時でも話してあげるよ。
んじゃま、俺は荷物でも置いてこようかね。
また後で。
[荷物を担ぎなおしながら軽く手を上げた]
9人目、迷犬 パトラッシュ がやってきました。
迷犬 パトラッシュは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
[緩やかに人が出入りする宿の扉。
その僅かに開いた隙間から、ついと何かの鼻先が割り込まれた。
そのままするり、と忍び込んできたのは犬。大型犬。
もともとの毛色は白か灰色……といったところだろうが、今は土埃にまみれ茶色くなっており、その判別は難しい。更には毛の長さが災いしてか体中に草やら葉っぱやらが絡み付いていて、お世辞にも綺麗とは言い難い。一言で言い表すならば、迷い犬。
侵入者に気付いた何人かの人が、おや、と驚いたように視線を向けたが。
全く意に介さず。
迷い犬はさも当然そうに落ち着いた足取りで歩いてきて、宿の一角にとふりと腰を下ろした。
疲れたように伏せて、軽く目を閉じる。]
[シャロンの気配が一瞬変わった気がしたが、目をやると猫と戯れる姿と、先ほど感じた気配とは違う雰囲気しか伝わってこなかった]
・・・ふむ。
あ、ランディありがとねぇー。
こいつが壊れたときは修理頼むよ。
作ってくれた人に頼むのが一番だからさ♪
さてと、僕はそろそろ眠らせてもらおうかな。
[キィキィと音を立てながら車椅子が一階の割り当てられた部屋へと動いていく]
んじゃ、おやすみねぇー。
[プラプラと皆に手を振りながら*部屋へと消えていった*]
〔ノブの含み笑いにいたたまれなくなって、そそくさとカウンターに座り、宿の主人に話しかける〕
おい、あいつら来たらこれ渡しておいてくれ。
それと、道具にも命は宿っている。丁寧に扱え、と付け加えるのを忘れずにな。
…まぁな。あいつら言っても聞きやしねぇけど、道具を壊したくて壊してるんじゃねぇことはわかってるさ。
〔主人がランディの目の前に麦酒と灰皿を置いた〕
〔間髪いれずに胸元から煙草を出し、一服〕
…彼女は?…ああ、宝石の調整してんのか…。ふーん。
ん?いや、別に、何でもねぇ。
〔ぶっきらぼうに言い放ち麦酒をぐびりと飲んだ〕
うん、お願いしますね!
それじゃ、またっ。
[手を上げるカルロスに元気よく手を振って。
それから、黒猫を差し出すシャロンの言葉にふるふる、と首を横に振る]
あ、気にしなくていいですよっ。
むしろ、ご迷惑じゃなかったですか?
[ほんの少し心配そうに問い返しつつ、黒猫を受け取って]
ボクは、エリカ。薬師の見習いやってます。
この子は、リエータ。
[にこりと微笑みつつ、名を伝える]
/中/
パ…パトラッシュキター!!!!!
かなり高度な技が必要だと思ったので手控えてしまいましたが、実はかなり心惹かれておりました。
わんこー!わんこー!わふわふ!
/中/(見苦しくてごめんなさい…)
[部屋に向かうノブをお休みなさい、と見送って。
それから、声をかけられたのに気づき、あ、と声を上げる]
あれ……リディア?
わぁ、帰って来てたのっ!?
[久しぶりだねぇ、と。笑う様子は、本当に嬉しげなもの]
[犬の存在に気付いた宿の主人が慌てたように駆け寄ってきて、何とか追い返そうと箒を持ち出し威嚇するが、迷い犬はちらと片目を開けて見上げるばかり。動く気配は全くない。
やがて宿の主人も諦めたのだろうか、相手にするのを止めた。
結局、この犬は咆えもせず、大人しく隅に寝そべっているだけなのだから。小汚いのは問題だが……朝になればこの犬も出て行くだろうし、と納得することにしたようだ。]
[シャロンはエリカの言葉に、優しく目を細めた]
迷惑だなんて・・・そんな。
動物は、人間の太古からの友達ですからね。
何も、迷惑なことなんてありませんでしたよ。
[エリカからの自己紹介にシャロンはニッコリと笑って答えた]
私の名前はシャロン=アップル。シャロンでいいです。
私はいろんな所へ、町から町へ、人から人へとわたり行く旅人をしています。
・・・もっとも、今回は親友の旅のお守りなんですけどね。
[シャロンが小さく苦笑した]
[歩きつつ周りを見渡して]
ふ〜む…結構可愛い娘も多いみたいだな。
ま、話してみるのは後ででいいか。
まずは荷物荷物っと。
[部屋へと引っ込んでいった]
お邪魔虫ですかね、私。
いえ。いいんですよ。
仮初めの旅人よりも、原初からの友を大事にするのが、人間として必要なことですから。
つもる話・・・。
話し合ってくださいな。
おう。ノブおやすみ。
なんか不具合あったらいつでも言ってくれ。
〔ノブに向けてひらひらと手を振り返す…少し酔っ払っているらしい〕
…んあ?俺が酒に弱いのは爺ちゃんゆずりだよ。
俺だって何とかしたいのは山々なんだがよー…。
…今夜は、顔、見れそうにねぇな。出直すか。
〔最後の一文は聞き取れないほどの小声で放ち、席を立ち扉に身体を向けた。リディアの姿を確認〕
おう、リディアじゃねぇか。久しぶりだな。元気だったか?はは…ちょっと酒に酔ったらしい。また村の外の話は明日聞かせてくれよ。な!
じゃ、また明日だ。皆も早く寝ろよ!
〔足元をろくに確認していなかったため、そこに座り込んでいたパトラッシュに気づかず転びそうになったが、何とかバランスを取り戻し、宿を後にした〕
[変わらない友人の様子にくす、と笑い]
ええ、ちょっと用事と…お父様達に顔見せも兼ねて、ね。
リエータも元気そうね。
[エリカの抱く黒猫にただいま、といいつつ頭を撫で]
……と、なんだか犬やら猫やら随分賑やかなのね。
[伏せた白犬(だろうか?)に手を触れようかとして、やめておく]
迷惑じゃないなら、良かったです。
[シャロンの言葉にほっとした後、告げられたその名を小さく繰り返して]
シャロンさん、ですね。よろしくお願いしますっ。
[ぺこり、と頭を下げた後、続いた言葉に首を傾げる。
瞳には僅か、困惑の色彩が浮かんでいるだろうか]
そっか。
でも、元気そうで良かった。
[撫でられた黒猫、挨拶を返すようにごろごろと喉を鳴らす]
……そう言えば、いつの間にか犬がいるし……どこから来たんだろ。
[村では見た事ないなあ、と、小さく呟いた]
[エリカと話していたらしい相手に頭を下げる]
ああ……いえ、私疲れてますので今日はすぐに失礼いたしますし。
どうぞごゆっくり。
えっと……私リディアと申します。貴方は?
[見慣れない女性の姿に何度も視線を上下させながら]
[鈍い衝撃を体に感じ、どうやらそれの元凶であるおっさんの後姿を軽く睨みつける。
が、矢張り唸り声ひとつあげずに。
目の前に手を差し出しかけた女性へは、ちらと見遣って尻尾を緩く振っておいた。]
さて・・・
[小さく嘆息して、クローディアが望む宝石一式を手に弄びながら、一晩眠る前に、彼女に渡そうと歩いていく
───と。
普段なら、そのようなことあるはずもないのだが、階段の途中で、誤って手から零れだした。
それは、真夏に咲いた花火のように、色とりどりの花を宿屋中に咲かせて、二度と奏でることの無いシンフォニーの音を反射させた]
[ランディの後姿を、見たことある人?と首を傾げて見送る。
エリカの声が聞こえ]
あら、村の子ではないのね……どうしたのかしら。
[尻尾を僅かに動かした犬に視線を戻し、そっと身体を撫で]
賢い子ね……いい子。
[少し寂しそうだけれど、確かにそれは笑顔で]
よし、まぁひとまず風呂に入って落ち着こう。
ってか傭兵ってミスったか?
なんか狼と戦わなきゃ駄目?駄目??
うわあ大変そう・・・。
いっつみすていく!!!
[帰って行くランディには、お休みなさーい、と声をかけ]
うん、多分、迷い犬かな?
[リディアの言葉に頷きつつ、伏せたままの犬を見つめる。
寂しさを帯びたリディアの表情には気づいているのかいないのか、特に触れはせず]
……あ、お手伝いしますよっ!
[シャロンの声が聞こえれば、黒猫を下ろしてそちらへと向かい。
宝石を集まったなら、結局泊まりになったぁ、と呟きながらも、*借りた部屋で休むだろう*]
[何かが落ちる音に驚いて振り返る]
[床に散らばった宝石とその主を見やる]
あら……大丈夫ですか?っと……。
[足元にまで転がってきた宝石を拾ってその女性に手渡し]
どうぞ、お気をつけて。
[他にもあるかしら、と辺りを見渡して]
[身体を撫でられれば心地良さそうに尻尾を振る。
敵意はないという証、だけではなく、今度のそれは感謝の印でもある。
と、硬質な音を響かせて、きらきらと眩いものが辺りに散らばった。前足の近くにも青い宝石がひとつ転がってきたのを認める。]
[全身を衣服で覆い隠した女性が、困ったように(些かおっとりとではあったが)助けを求めるのを聞いて。
その宝石を口にくわえかけ、ちょっと迷い。
結局、前足で転がすようにしながら女性の足元近くまで持っていった。]
[自分でも周りに飛び散った宝石を集めながら、他人の協力を仰ぎながら、少しづつ、散らばった宝石を集めていく]
ああ。どうも、すいません。
ご迷惑をおかけいたします。
[少しずつ、少しずつ。
まるで、いつか散っていったような心を取り戻すかのように]
[そして、他の人間と同じように、宝石を自分の下へと持ってきてくれた犬に、目を丸くしながらも、そのまま、柔和な顔で、優しくその犬を撫でて、宝石を受け取った]
・・・賢い子。
だけど、貴方がもしも、人間の言葉を理解するなら駄目よ。
賢すぎる存在は・・・人間は駆逐するのだから。
[身体を撫でて尚大人しいその犬にふっと目を細めて]
名前……知ってる人はいないのかしらね……。
[残念そうに]
[またね、と手を振って階段をあがろうと]
[シャロンの言葉が聞こえたがそれには無言で]
[そういえば名前を聞き忘れていたその女性に頭を下げ、
*部屋へと向かう*]
[シャロンが自分の手に戻ってきた宝石を一つずつ数える]
・・・イーアルサンイーアルサンワンツースリーワンツースリーいちにぃさん。
・・・ひふみひふみひふみひひふう。
[宝石の数を数えると、シャロンが大きく頷く]
ああ。良かった。
これで全てですね。
すいません。こんな夜に。ご協力・・・感謝します。
[ペコリと頭を下げる]
・・・全く。
あの子が、あんな職業にさえならなければ、私がこんなに苦労する必要も無いのに。
今日は、絶対にそこを問い詰めてやるんだから。
[ブツブツと文句をもらしながら、与えられた部屋割りの隣の部屋へ、シャロンの姿が*消えていった*]
[三々五々、散っていく人々を眺めて。
自分も先ほど陣取った場所へと戻り、あらためて寝そべり直す。
目蓋を閉じて、耳をくるりと一度回して。
前足の顔を埋めて、うとうとと。
今日の疲れを癒そうと、*夢の中へ。*]
-昨夜・自室-
[石を手に、集中を続ける女性が一人。
石の波動を自分の中へ、自分の波動を石の中へ]
……ふぅ。
[やがて大きく溜息をついて首を振った。
思った以上にこの石は強いものだった]
急いで来て、良かったわ。
[隊商がこの村に向かうと聞いて慌てて飛び出してきた。
少しでも相性の良い石と出会いたかったから。
手にしていた石をそっと机に置いた所で]
……石の声?
[顔を上げて耳を澄ませる。
夜も更けた宿の中、微かな喧騒が聞こえた]
……シャロン?
[共に旅をしていた幼馴染の声も聞こえた気がした。
噂を聞いて、手紙一つ託しただけで置いてきてしまった彼女の]
待っててね、と言ったのに。
……迎えに来て、くれたのかしら。
[小さく微笑んで、石を丁寧に仕舞ってゆく。
紫絹の袋へとそれを収め、そっと懐へ。
そして扉の方へと*振り向いて*]
/中/
壁|')昼間は動かないのかなぁ……。
やっぱり、夜型さんが多いのかな?
ところで、後二人。
一人は、予約も出てたフラン確定だよね。
で、誰が来るかわかんないのは後一人。
一体誰が来るのやら。
それにしてもわんこ。
よもやわんこがこようとは。
置いた当人がネタ村用かなあ、なんて思ってたなんてそんな事は(笑)。
……でも、わんこで最後まで演り通したらすごいよねぇ……。
ところで、同じ窓で違うピクセル幅のCSSを読み込んだ後、大抵表示がおかしくなっている件について(^ ^;
クッキーの問題っぽいけど、うーん。
真面目にCSS勉強しないとダメ?(^ ^;
[どこからか漂ってくる良い匂いに、鼻がひくひくと動いて目が覚めた。瞬きを2、3回。
それから前足の間から顔をあげて、くぁ、と小さく欠伸をする。
今は何時だろう? 朝か。昼か。
昨日から丸一日、何も食べていない。腹時計は既に全く頼りにならず、ぐぐるると常に切ない悲鳴をあげている。
この良い匂いは厨房からだろうか。その方向を思わず凝視して。]
1.厨房に入って腹を満たす⇒追い出される⇒再び宿無し決定
2.我慢してどこかで飯を調達する⇒飯が見つからない⇒餓死
……よし1で!
[ふらふらと匂いに引き寄せられるように足を踏み出すと、上方からの視線が突き刺さった。
見上げないでも判る。カウンターの中で新聞を読んでいた宿の主人が、ぎろりとこちらを睨んでいた]
[一瞬の気の攻防]
特攻成功要素。
・こちらの方が小回りがきく。
・食欲は力を凌駕する!(かもしれない)
特攻失敗要素。
・向こうは得物(箒)を持っている。
・地理知識面に於いてはこちらが圧倒的不利。
・腹が減って力が出ない。
・っつーか無理な気しかしない。
[頭を駆け巡るリスク計算の果てに、諦めたのはこちらのほう。
しょんぼりと回れ右して扉の前まで歩いていくと、後ろ足で立ち上がって扉のノブに取り付き、回す。
ぎぃ、と開いた扉の隙間に体を滑り込ませ、来た時と同じように、迷い犬はふらりと外に出ていく。]
[日が変わり起き出して来たのはお昼頃。大きな欠伸と共に2階から降りてきてカウンターで宿屋の主人に昼食の注文。パンとスープ、サラダで腹を満たすと宿屋を出て広場へと向かった]
んー、今日も良い天気。
今日も皆に楽しい時間を過ごしてもらいましょか。
[一度伸びをすると広場の中央を陣取り、仕事道具を広げる。今日の道具は拳大のボール。3つ取り出すと肩慣らしと言わんばかりにジャグリングを始めた]
まずはシャワー…徐々に個数を増やして行ってっと。
[3つから4つ、4つから5つ。何も無いところからボールを出現させ、7つまで増やしていく。しばらくそれを繰り返していると、昨日道を訊ねた子供がいつの間にか目の前に座っていて、その様子を楽しそうに眺めている]
やぁお嬢ちゃん、また会ったね。
今日は昨日とまた違ったのを見せてあげようか。
[そう言って笑みを向ければ子供は嬉しそうに頷いて。トスジャグリングの技の一部を披露して行った]
―――昨晩・クローディアの部屋―――
[二度三度ノックすると、まるでシャロンが来たのを待っていたかのように、扉が開かれた]
こんばんわ。クローディア。
・・・何よ。驚かないんだ。それも、占星術師の力って訳?
[クローディアはその言葉に、困ったように眉根を寄せて]
冗談よ。
あれだけ騒ぎを起こしたんだもの。気づいて当然よね。
・・・それよりも、これ。出来上がっていたわよ。
[シャロンがその手に持っていた宝石の詰まった袋を、クローディアに差し出した]
そう。使い走りって訳。
おじさんが、「商売道具だし、早めに持っていってあげたほうがいいんじゃないか?」ですってよ。
私って、そんなにヒマに見えたのかな?
いいのよ。別に貴女を責めている訳じゃないわ。
旅をするのは嫌いじゃないしね。
―――そんなことよりも、ここが貴女の懇意にしている村?
[シャロンはクローディアの部屋を横切って、奥の窓から景色を眺める]
さあ・・・分からないわよ。ここがいい村かどうかなんて。
もう少し、この村で過ごしてみない限りはね。
しばらく、ここでゆっくりするんでしょう?
ん。それだけの時間があるなら、好きになれるんじゃないかしら。
貴女が好きなこの村。貴女と同じようにね。
始まりは同じ。
同じ村で生まれ、同じ時をすごし、同じように災厄にあった。
一つの家。焼かれた家。そこで、私とクローディアは、同じように炎に包まれた。
だけど。
彼女は、そのときに、占星術師の力を授かって。
私は、全身に大やけどを負って。
私達の人生は大きく変化した。
何故、彼女だけが、幸せに?
何故、私だけが、不幸に?
終わりは、同じになんかしない。
ずっと、一緒にすごし、その度に、私とクローディアは比べられる。
その度に誓おう。
世界に復讐を。
だから、ずっと一緒に過ごす。この想い亡くさないように。
誰かにだけ贔屓する世界に復讐を。
不公平な世界に復讐を。
何もかも、壊れてしまえ。
[夕方。辺りが暗くなってくると人も減り、最後まで見ていた子供も手を振り居なくなる]
んー、ここでは稼げそうにも無いかな…。
ま、稼ぐために来たわけでも無いし、いっか。
[集まって自分の芸を楽しそうに見てくれる村人や子供達。それが見れるだけで満足だった。荷物を片付けるとそれを手に宿屋へと向かう]
あ、いっけねー。
例の細工屋に行くのすっかり忘れてた。
[宿屋に入る手前、立ち止まり額に手を当てる。後で行こうと思っていたのに子供達の笑顔を見たいがためにすっかり忘れていたようだ]
仕方ない、明日にしよう。
[がっくりと項垂れ肩を落とし、宿屋へと入って行った]
10人目、雑貨屋 フラン がやってきました。
雑貨屋 フランは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
あーぁ、疲れた。
やっぱりあの人たちと一緒に戻るんだったかしら。
[荷物を載せた馬を引いて歩いてきた女性は]
[門番に片手を上げて挨拶しながら村の中へと入った]
[広場に面した雑貨屋]
[その裏へと回り馬を繋いで]
[荷物を中へと運んでいく]
ただいまっと。
さてさて、さっさと仕分けしなくちゃね。
[その姿に似合わず結構な重さの荷物をどんどんと運び]
[梱包を解いて中身を確認してゆく]
教会で頼まれた本に。
アゼルに頼まれてた砂金に。
エリカちゃん用の乳鉢に。
……あれ?
リディちゃんに渡すはずの箱がないっ!
[手が止まり、他の荷物を端からひっくり返す]
[けれど目当ての品は何処にも見当たらず]
やっばーい!
最後の休憩で崩れた荷物、まだあったのね!
[大慌てで外へと飛び出し]
[休んでいた馬の背に乗ると再び門へ]
ごめん、ちょっと落し物っ!
夜には戻ってくるから、門開けてねっ!
[呆れた様子の門番に叫んで]
[崖合いの道を疾走していった]
雑貨屋 フランが村を出て行きました。
[宿屋に入るとまず荷物を部屋に置きに行き。一息ついてから酒場である1階へと降りてくる]
マスター、ワインとチーズお願い。
サラダもあると良いなぁ。
[簡単に注文してカウンターへと座る。用意されるまでカウンターで肘を突き、手に顎を乗せて宿屋の主人が動く姿を眺めた]
10人目、雑貨屋 フラン がやってきました。
雑貨屋 フランは、人狼 を希望しました(他の人には見えません)。
[闇の向こうから小さな灯りが近付いてくる]
どうにか戻ってこれたわ。
後で差し入れするからここ開けてっ!
[門の前で声を張り上げる]
[堂々と賄賂の提案をする姿に門番は苦笑して]
[仕方が無いなと門を開けた]
無事に見つかってよかったわ。
どうなることかと思っちゃった。
[門番に改めて事情を説明し]
余計な労力使っちゃった。
腹ごしらえしたらお土産持って来るわよ。
…賄賂じゃなくて感謝料。OK?
[馬から降りればニヤリと笑い]
[広場へと歩いてゆく]
/中/
うーん。
この子の髪の色って、微妙なんだよねぇ……。
色々と調べて、一番近いと思えるのは鶸茶色…………か。
……通じるかしらorz
[結局、狙った獲物には悉く逃げられ。
小川のせせらぎで喉を潤し、道の真ん中にひとつだけ忘れられたように転がっていた林檎を見つけ齧るにとどまった。
何も食べられないよりはマシだったが、正直全然足りない。
日暮れの道をとぼとぼと歩き……再び、宿の扉の前に立つ。
そう、今一番食事にありつける可能性が高いのは、此処だ。]
[暫く待ってみたものの、人が出入りする気配はない。
それでも諦めるわけにはいかない。
くんくん、と鼻を鳴らしながら扉を擦った。]
……うう。
確かに、無断外泊になっちゃったけどさぁ……。
[はぁ、と。ため息を一つついて]
ボクがここから出られる訳ないし、泊まれるような宛なんて宿くらいしかないんだから、あんなに怒らなくてもいいじゃない……。
[ねぇ? と言いつつ抱えた黒猫を見るが、返って来るのは呆れたような鳴き声だけ]
……宿代だって、自分のお金で払ってるのにぃ。
[そういう問題ではない、とは気づいていないらしい]
[他の注文もあるせいか自分の注文は後回しで。待ちくたびれたところでようやく目の前にワインとチーズ、サラダが並ぶ]
ありがと、頂きまーす♪
[主人に礼を言うとワインを一口。味わうように口に含んでから喉へ流し込む。満足げな笑みを浮かべると次はチーズを手に口に運ぼうとした]
…んあ?
[口を開けたところで扉からの音に気付く。擦るような音。一体何だろうと主人に視線を向けるも、それが何であるか知っているのか見てみぬ振りをしている]
何か居るの? 扉。
すっごい気になるんだけど。
[訊ねても答えは返って来ず。首を傾げつつ、チーズを置いて扉へと近付いた]
[ぶつぶつと文句を言いつつ、広場へと抜ける。
怒られたから……というわけではないが、夕飯は宿屋で済まそう、と思っていた。
最大の理由は、外からの来訪者が多く来ている事であり、彼らから村の外の話を聞きたい……というのが主な目的なのだが]
……て、あれ?
[広場につき、宿の方へと向かった所で、最初に目に入ったものに、きょとん、と瞬き]
[近付くと音は更に激しくなる。何かが居るのは確実。しかし何が?
更には今まで聞こえなかった鳴き声まで聞こえてくる]
うーん、もしかして犬?
[予想をつけ、躊躇いも無く扉を開けた]
/中/
さて、改めまして。
今回、村立てにチャレンジ!のMeyに御座います。
演劇村面子の皆様、唐突なお誘いに応じてくださった皆様。
心より感謝いたしますよ。
慣れない企画人で、ぐてぐてしちゃう時もあるかもですが。
最後まで宜しくお願い致します!
…これ見れるのは最後だというツッコミは禁止w
……ふぇ?
[声をかけられ、はっとしたようにそちらを振り返り]
あ、フランさん。
[こんばんは、と言いつつ、ぺこりと一礼して]
え、えと……なんでもないですよ?
ちょっと、御師様に怒られちゃっただけで。
/中/
師匠の名前とかは、全員揃ってから決めよう。
被るとまずいしねー(' ' )
……ところで、普段は某雷獣憑きのあべくんみたいにちゃん付けをする方が多いせいか。
自分がちゃん付けされると妙な感覚がありますよ(笑)。
わわ!
[開けた瞬間に飛び込まれて少し仰け反る。その場で大人しく座ってでも居るかと思ったが、扉を擦っている以上それは甘い考えだったようだ]
びっくりしたー。
どうしたんだい、君。
ここに入らなきゃいけない理由でもあるの?
[扉を閉めてから入り込んだ犬の傍にしゃがみ込んで声をかける。首を傾げて犬の顔を覗き込んだ]
[問答無用。
汚らしい格好が1日経って更に酷くなったのか、その姿を見た宿の主人が顔を顰めるが、そんなもん気にするわけもない。
安心したように定位置に座り……こもうとして、カウンターから漂う美味しそうな匂いに気づく。
ぼーっと魅せられたようにそちらを見つめて。
傍らにしゃがみこんだ青年の声も聞こえていないようだ。]
何か……って言われても。
[ちょっと困ったように眉を寄せて]
宿で、旅の人とか、あと、リディアと話してたら遅くなっちゃったから、そのまま泊まっただけなんですよぉ?
[若い娘の無断外泊が問題、という認識はないらしい]
おーい、聞いてる?
…と言っても犬じゃ返事しないか。
…ん?
[覗き込んだ拍子に首元のぼろぼろになったプレートが目に入る]
『Pa…tra…sche』?
君パトラッシュって言うんだね。
僕はディーノって言うんだよ。
[相手は聞いていないかもしれないが、自己紹介は怠り無くし。その視線の先を追いそれが自分の食事だと気付くと、一度カウンターに戻りチーズの皿を持ってくる]
もしかしてお腹空いてる?
一緒に食べるかい?
[ぴらり、とチーズを一枚パトラッシュの前に垂らしてみた]
あー、なるほどね。
…あの人も相変わらず過保護というか何というか。
[クスクスと笑いながら]
リディちゃんの方が先に着いてたのね、やっぱり。
積もる話の一つや二つ、乙女にはあるものよね。
[エリカを促して再び歩き始める]
まあ、そんなにしょげてないで。
エリカちゃんへのお届けものもあるから後で持って行くわ。
宿でご飯食べるの?
[目の前にチーズを差し出されれば、夢中で食いついて。
はぐはぐあぐあぐとあっという間に胃の中に収めてしまった。
そして視線を初めて青年の顔に向け、期待に満ち満ちた瞳で見上げる。尻尾を千切れんばかりに振って。]
ほんと、過保護ですよねっ。
[妙に勢い込んだ言葉に黒猫が呆れたような声を上げるが、それは黙殺して]
うん、久しぶりだし、外の話も聞きたかったから。
[ふわ、と笑って、促されるまま歩き出す]
……ボクに、届け物?
[その言葉には、僅かに戸惑うものの。
続いた問いには、はい、と頷いて]
今日は、宿で御飯食べる事にしたんです。
旅の人がたくさん来てるから、色々と話も聞きたくて
[期待されているような眼差し]
えー、もっと?
でもチーズだけじゃお腹膨れないよねぇ…。
[うーん、と少し考えて。皿に少し残るチーズをカウンターに置き、主人に声をかけた]
ねぇマスター。
何か肉料理お願い。
[その注文に主人は顔を顰めたままパトラッシュを一瞥する。その表情は犬に食わす料理は無いと言いたいようだ]
ねーそこを何とか!
あのままじゃ可哀想だよ。
[お願いっ!と両手を合わせて頭を下げる。その様子に主人は大きく溜息を吐き。料金はお前持ち、何かあったらお前の責任な、と告げた]
え……。
…うん、分かった。
責任は持つよ。
[頷く様子を確認すると、主人は厨房へと姿を消す。しばらくすれば手羽先のローストが運ばれて来るだろうか]
ありがと!
[満面の笑みで主人に礼を言うとその皿を持ちパトラッシュの前へ置く]
さ、お食べ。
そう、石頭のお師匠様から頼まれてた品がね。
[クスリと笑う]
[それから軽く肩を竦めて]
旅人がそんなに来てるの?
珍しいこともあるのね。
[頷きには頷きを返しながら]
わかった、じゃあ宿の方に届けるわ。
でもまずは荷物片付けてきちゃう。
また後でね!
[宿の少し手前で手を振って]
[自分は雑貨屋の方へと戻っていった]
御師様が……?
[予想外の言葉に不思議そうな声を上げて、また瞬き一つ。
なんだろうな、と思いながら、また後で、という言葉にはい、と返して、雑貨屋へと戻るフランを見送る]
さてと……。
いこっか、リエータ。
[腕の中の黒猫に声をかけ、宿屋の中へと]
[ぱぁっと顔が輝いたろうか。
尻尾を嬉しそうに振りながら、差し出された御馳走に無我夢中でかぶりついた。
その食べるスピードたるや凄まじく、見る見るうちに皿の上の手羽先は無くなった。
残った皿すら食い尽くす勢いでぺろぺろとなめ、すっかりきれいに平らげて。
食べる様子を覗き込んでいた青年に、わぅん! と一声鳴いてその頬をなめる。尻尾はばたばたと振られて]
─宿屋・1階─
……わ。
[宿の中に入って最初に目に入ったのは、嬉しくて仕方ない、と言わんばかりの犬の姿で]
昨日の犬……ここで飼うの?
[僅かに首を傾げつつ問えば、主人からは渋い顔で否定の言葉を返された]
まあ、そうだよね。
飼うつもりだったら、食べさせるより先にキレイにしてあげてるだろうし。
[でも、ちゃんと洗ってあげたらキレイじゃないかな、などと呟きつつ。
黒猫を下ろして、カウンター席にちょこん、と腰掛ける]
[皿の料理が消費されていくスピードにただただ驚いて]
っはは、そんなに急がなくても誰も取らないよ。
[クスクスと可笑しそうに笑う。食べ終えたパトラッシュがそのまま自分の頬を舐めてきて擽ったそうな笑みを浮かべた]
わっ、くすぐったい。
満足した?
今日はこれでお終い。
また明日頼んであげるね。
[尻尾を振り嬉しそうなパトラッシュの頭を撫でて。その毛の汚れ具合にふと思案する]
うーん…随分汚れちゃってるなぁ。
折角綺麗そうな毛の色してるのに。
洗ったげようか?
[パトラッシュを覗き込んだまま首を傾げ訊ねてみた]
[パトラッシュの傍でしゃがみ込んでいると人が入ってくる気配がして。その体勢のまま首を巡らす]
あ、エリカこんばんは。
ここよく来るの?
[にこり、笑みを浮かべて挨拶と共に疑問を投げかける]
―雑貨屋―
あれとこれと…よしオッケイ。
[一通り片付け終えれば満足そうに頷いて]
リディちゃんも来るだろうから、こっちも持ってと。
後は明日でいいわよね。
[袋一つ分の荷物を手に酒場へと向かった]
こんばんはっ。
うん、御飯作りたくない時とか。
そういう時は、御師様の分だけ用意して、自分はこっちですませちゃうんだ。
[投げかけられた挨拶と問いに、にこ、と笑いながらこう返して]
何ていうか、その子、すごく懐いてるんですねー?
[嬉しくて仕方ない、という犬の様子に、こんな問いを投げかける]
[パトラッシュの力強い声に笑みを浮かべて]
よし、そうと決まれば。
マスター、外の水場貸してね!
ちゃんと後片付けもするから!
[出来れば石鹸もー、と強請ってみる。交渉の結果、ついでに洗い物をすることを条件に貸してもらえることに]
それじゃ洗いに行こうか、パトラッシュ。
[立ち上がり宿屋の扉を開ける。その状態でエリカに振り返り]
あはは、そうなんだ。
この子お腹空いてたみたいでさー。
ご飯あげたら懐かれちゃったみたい。
ちょっと洗ってくるね!
[また後で、と手を振るとパトラッシュを連れて外の水場へ]
[大人しくついて来たパトラッシュを水場の傍に座らせ]
終わるまでじっとしてるんだよ?
[一言注意。帽子と上着は外して少し離れた場所に置き、腕まくりをしてから組んだ水をパトラッシュにかける。毛が水によって湿るまで繰り返し、石鹸を泡立てて洗い始めた]
毛が長いから洗うのも大変そうだなぁ。
でもちゃんと綺麗にしてあげるからね。
[パトラッシュに声をかけながら泡まみれにしていく。汚れが泡に移行し、徐々に毛は綺麗になっていくだろうか]
御飯上げたら、かあ……リエータと同じだね。
[くすり、と笑いながら呟いて。
洗ってくる、と外へ向かう背に、いってらっしゃーい、と声をかける。
それから、まだどこか渋い面持ちの主人に、パンとスープ、サラダを頼む。
黒猫には、薄めたミルクを少し冷ましたものを]
/*
さて、犬を洗う状況で一つお約束があります。
それをやってくれるでしょうか(笑)。
相手がNPCなら問答無用で描写するんだけどねw
その状況での返答描写は既に考えている(ぁ
*/
[暴れることもなく、言いつけ通りにおとなしく。
ディーノの手品師らしい器用な手つきに、気持ち良さそうに目を閉じる。
やがて泡まみれになった姿は、ちょっとした異星人のよう。
泡を流せば、その毛は灰色がかった白へと本来の色を取り戻すだろう。]
[すっかり日が傾く頃には椅子に揺られて]
[小袋から陶器のピルケースを取り出し、中の桃色の飴を含む]
[舌で転がせば満足げに]
……あまり遅くなると厄介ね。
[ちりん]
[溜息の後、鈴の音に促されるように立ち上がり階段を下りていく]
おじ様ー、ごめんなさい。すっかりお世話になっちゃって。
すごく寝心地良くってこんな時間。また泊まりに来ちゃいますね。
あら、エリカはここで夕食なのね。こんばんは。
折角だからお邪魔しちゃおうかな。いいかしら?
[リエータにもこんばんは、と声をかけエリカの隣に腰掛ける]
[ちゃんと大人しくしているだろうか。途中で身震いされて水を飛ばされてしまうんじゃないか。そんな心配をしていたが、そんなことは全く無く。意外なほどにあっさりと洗えた]
………ぷっ、あはははは。
パトラッシュ違う生き物みたい。
[泡だらけになったパトラッシュを正面から見て思わず笑い出す。もこもことしたそれは本来の形を留めておらず、毛の部分を軽く引っ張って伸ばせば尖った形で形を留める。少しだけそれで遊んでから泡を水で流した]
わぁ…やっぱり綺麗な色。
お前こんな色してたんだね。
[全て洗い流して現れた姿を見て感嘆の声を漏らす。その色に目を細めながら用意しておいた大きめの布で毛の水分を取り始めた。布でわしわしとパトラッシュを擦る]
あ、リディア、こんばんはっ。
[声をかけられれば、いつものように笑顔で挨拶を返す。
黒猫もミルクの皿から顔を上げて、にぃ、と鳴きつつ尻尾をゆらりと振った]
うん、今日はここで御飯。
勿論、一緒でいいよー?
/中/
そろそろ、発言数から中身を推測されていそうな予感。
や、おなじみさんたちは、見てればとっくに気づいてるだろうけどねっ!(^ ^;
うん、オプション小動物とボクっ娘な時点で。
(おにゃのこはボクっ娘しかできないんだいorz)
それじゃあ、私もエリカと同じものを。
[マスターに笑顔で声をかけ、視線をエリカに戻す]
そういえば、あなたのお師匠様は元気?
[あの人のことだから…の後を飲み込んで]
……少しは上達したの?
[くす、と笑いながら]
[時刻はやがて夜に指しかかり、その時間になり、やっとシャロンが重い腰を上げて、部屋から出てきた。
―――太陽の光はただの害でしかない。
太陽が万物の恵みなんて言葉は嘘ということは、この身を持って知っている。
多少は、体中に衣服をまとわりつかせていることで、我慢できるが、それでも限度がある。
だから、シャロンが動き回る時間はもっぱら夜の時間にだけ限定されていた]
・・・さすがに、お腹すいたかも。
[トントンという階段を下りる音を響かせて、騒がしい宿屋の食堂の中へ入り込む]
[遊ばれている間は、きょとりとした瞳でディーノを見つめ。泡を流されタオルで包まれれば微かに、わふ、と声を上げた。
暫し大人しく拭かれていたが、一瞬手を離された隙にタオルを振り払い、ぶるると大きく身震いする。細かな水飛沫が辺りに飛んだ。
水を浴びた後はどうにもこうしないと落ち着かない。
そうしてそのままディーノに飛びついて、顔面をなめた。
もうすっかり懐いているようだ。]
[クローディアも一緒に食事しようと誘ってはみたが、なにやら、今は手が離せないということで、一人で食堂へと。
なるべく、端の方へと座って、マスターに簡単な食事を頼んだ]
野菜サラダ。
後、オレンジジュース。
・・・ん。いや。肉はいらない。
御師様?
元気だよー、元気も元気。
口うるさいのも、変わらないしね。
[くすり、と笑いながら頷く。
言い方は酷いが、それも育ての親であり、薬作りの師である人物を慕うが故のものであるのは周知の事か]
んー……軽い薬の処方なら、任せてもらえるくらいには。
でも、まだまだ、御師様には敵わないなあ。
[問いに答えつつ、浮かぶ笑みは苦笑めいていて]
リディアの方は? 絵の勉強、進んでるの?
―雑貨屋→宿屋―
こんばんは!
[扉を開けると中にいる人々に軽く挨拶をして]
マスター、頼まれてた奴、手に入れてきたわよ。
しかも青じゃなくて黒。褒めて?
[カウンターまで進むと袋から取り出した酒瓶を置き]
[ニヤリと笑みを交わす]
まずはエールを一杯といつものナッツを頂戴。
[聞き分けが良いなぁと上機嫌で拭いていたところで水飛沫が飛んでくる。まだ全部拭き終わっていないのに油断した結果だった]
つめたっ!
うわ〜、やっぱりやられ…たっ!?
[しょうがないなぁ、と苦笑したところで飛びつかれて尻餅をつく。周囲は洗い流した水により水浸し。ズボンが汚れるのは必須だった。尻にも冷たい感触を感じ、苦笑いが禁じえない]
あ〜あ、着替えて来なきゃ。
綺麗になって良かったな、パトラッシュ。
[それでも相手が嬉しそうな様子を見ると笑みが零れて。顔を舐めるパトラッシュの顔をわしわしと撫でる]
くすぐったいよパトラッシュ。
さ、先に中に戻っておいで。
僕はまだやることがあるから。
[石鹸を借りる約束の洗い物。それがまだ終わっていない。仕事を終わらせるべく立ち上がり、パトラッシュの頭を撫でながらそう告げた]
ん、まぁぼちぼちかな。
そうそう、村の外の話聞きたがってたでしょう?
今度いくつか見せてあげる。
[人に見せる程でもなんだけどね、とこちらも苦笑交じりに。
降りてきた女性に軽く頭を下げる。]
[挨拶の言葉で、横を向いてみると、そこには、昨日出会った少女エリカの姿。
ニコリと笑い、会釈を返す]
こんばんわ、エリカさん。
昨日はどうも有難う。一緒に集めてくれてとても助かったわ。
[そして、視線はそのまま、エリカと一緒にいる少女へと]
貴方も手伝ってくれて有難う。えーと・・・
[そこまで言って、まだこの少女の名前を聞いていないことに気づいた]
〔黙々と道具の手入れをしているうちに、物の輪郭が見難くなってきてふと顔を上げ…すっかり日が暮れたことに今更気づく。眉間をを揉み解しながら傍らの煙草に火をつける〕
〔紫煙を体中に行渡らせた後、ふぅ、とため息のようにそれをそっと外へ吐き出す。その仕草に昔の思い出が甦った〕
…煙草、止めろって散々言われてたっけな…。
〔懐かしそうに目を細めつつ、紫煙をくゆらす〕
[頭を撫でられ告げられて、その言葉を素直に聞き。
だがしかし、その場を立ち去ろうとしたディーノの後姿を構わず追いかけた。尻尾をゆらゆらと振りながら。
付き合うさ、とでもいうように。]
[やって来たフランにもこんばんはっ、と挨拶をして]
ほんとっ!?
わぁい、ありがとっ。
[外の話、という部分に特に反応したのか、普段から幼さを残した表情が、更に子供っぽい、無邪気ともいえるものに変わる。
楽しみにしてるね、と。告げる様子は先ほどの苦笑などけろりと忘れたように嬉しげなもの]
[頼んだ品を受け取れば]
[テーブル席の方を振り向いて]
リディちゃんもこんばんは。
やっぱりそっちが帰る方が先になったね。
そっちにお邪魔してもいい?
[二人が降りてきた人物に頭を下げるのを見れば]
こんばんは、旅人さん。
[こちらも小さく頭を下げた]
あ、いえ、お気になさらずにっ。
[シャロンの言葉に、ふるふる、と首を横に振って]
困った時はお互い様、できる事はお手伝いしないと。
ボク、御師様にいつもそう言われてますからっ。
あら、フランさんもお戻りになったんですね。
お帰りなさい、かな?
どうぞ、多い方が美味しいもの。
[元気よく入ってきたフランにくすくすと笑いつつ]
[昨日の女性に声をかけられ]
あ……えと、リディア、と申します。
そちらのお名前を伺っても?
[幼馴染の笑顔にこちらもつられて]
ふふ、今度良かったら私の所に遊びに来る?
大した持成しは出来ないけど、たまには村の外にでてみるのも
悪くないものよ。
[そこまで言って]
……ああ、でもお師匠様が許さないかしら?
[うーん、と腕を組んで]
リディア。リディアさんね。
私の名前は、シャロン=アップル。敬称はいらないわ。
改めて、よろしくね。リディアさん。
[目を細めて、笑顔で挨拶をすませると、次に来たもう一人の少女に、小さく頭を下げる]
こんばんわ。お嬢さん。
しばらく、この村に滞在すると思うから、お友達と一緒によろしくね。
[洗い物を取りに行こうとすると後ろから気配を感じる。振り向くとそこにはパトラッシュの姿]
あれ、戻ってろって言ったのに。
…それじゃ一緒に行こうか。
[付き合うと言われたような気がして。にこりと笑みを浮かべるとパトラッシュを連れて宿屋の裏口に出されている洗い物を取りに行く。結構な量に大きく息を吐くが、約束は約束。抱えあげてまた水場へと戻る。今度は大きな桶の中にそれを入れて、手洗いでごしごしと洗い始めた。石鹸で全て洗い終えると水で泡が無くなるまで洗い流して。乾いた布巾で水を拭き取るとまた裏口へと運んだ]
うあー、やっと終わったよ…。
待たせたねパトラッシュ。
中に戻ろうか。
[疲れた様子で肩を手で押さえ、首をこきこきと鳴らす。若干力の無い笑みでパトラッシュに声をかけると宿屋の中へと移動し始める]
〔伏せられている写真立て。それに触れることはせず、しかし見つめたまま煙草をふかす〕
…10年。お前はどう思う?
〔10年前に引き戻された感覚を覚える彼女、クローディアの風貌はあまりに出来過ぎ感があるだろうか。時が止まったままの彼の妻を否応も無く思い出させる〕
ま。忘れようったって、忘れられるもんじゃねえし、な。
〔そして風貌が似ている事がきっかけで彼女が心の中に住み始めてしまった自分の単純さというか、はっきりした好みに少々苦笑いを浮かべる〕
/*
と言うか僕は一体何をしてるんだろう、とふと思った(爆)。
手品師のはずなのに水仕事www
まぁパトラッシュのためだしな!
*/
シャロンさん…シャロンね。
私はフランシス=リーン。フランでいいわよ。
この店をでてすぐのところで雑貨屋やってるの。
今日までは仕入れで休んでたけどね。
[にっこりと笑いながら]
こちらこそよろしく。
[お邪魔しても、というフランの言葉には勿論、と頷いて]
うーん……出来れば行きたいけど……。
[リディアの誘いは魅力的なものではあるのだが、無断外泊しただけで一時間以上小言を言うような師がそれを許すとは到底思えず]
御師様が、いい顔しないよねぇ……。
はは…らしくねぇ。
腹が減ってちゃろくなこと考えねぇ。昨日の代金受け取りついでに宿で飯食ってくらぁな。
〔伏せられたままの写真立てにはついに触らず、戸口にかけてあったジャケットを羽織り、工房を閉めた〕
[一仕事終えたディーノに、お疲れさん、という意味を込めてか一声柔らかく吼え。
その後姿について宿へ戻る。
扉の中からは賑やかな声が聞こえてきた。]
あ、はい。シャロン……ですね。
[明らかに年上であろう女性を敬称なしで呼ぶのはどうかと思ったが。そちらがそう言うならばその方がいいのだろうと思い]
では私のこともリディアと。
そうでなければ私も呼び辛いですもの。
そういえば……この村へは宝石を買いに?
[昨日のことを思い出し、パンを千切りながら]
/中/
師匠の性格がどんどん楽しくなってきている気がします。
うん、NPCの性格づけをこうやって掛け合いで広げると、汎用性が出るなあw
それにしても、過保護すぎるよ師匠!
そりゃまあ、血塗れで村の外に倒れてた名前以外覚えてない子供に懐かれたりしたら、過保護にもなるかもだけど。
ん、ありがと、リディちゃん。
[許可をもらえばそちらにも笑みを返し]
[けれど動く前に傍にあった宿帳に目を落とす]
あら、なにこれ。
村の住人でも書くのが流行なわけ?
[何人かの見慣れた名前を見つけて笑い]
ま、便乗しますか。
[自分もサラサラとペンを走らせる]
[ふらりと自室からでる。
何も食べてないので、そろそろ空腹が限界にきていた。]
なんか美味いもんでもあればいいんだけどな。
まぁ食えればいいか、この際・・・。
[と、食事場に付いたところで談笑している女性陣に気が付き]
こんばんわ、エリカちゃん。
他の方々は・・・、始めましてだな。
俺はカルロスっていうんだ、よろしく。
[片方の女性はちらっと逢っていたが、とりあえずと挨拶した]
〔途中、雑貨屋の前を通る。昨日までの雰囲気と変わっていることに気づく〕
ん…?フラン、仕入れから帰ってきてたのか。頼んでおいた紙やすり、手に入ったんかな。
…明かりがついてねぇな。留守か。急ぐわけでもねぇし、明日また来りゃいいか。
〔新しい煙草に火をつけ、のんびりと宿屋までの道を進む〕
[宿屋の中に入る前に帽子と上着を忘れたことを思い出して。一旦とりに戻って装着してから中へと入る]
マスター、洗い物洗って裏に置いておいたから!
[入ってすぐに主人に終了を報告する。それから先程より賑やかになっていることに気付いて]
やぁ人が増えてるね。
エリカ以外は初めましてかな?
僕はディーノ、しばらくここに滞在することにしたんだ。
よろしくね。
[屈託の無い笑みで居並ぶ女性達に挨拶する]
あ、こんばんはっ。
[下りてきたカルロスに気づいて、挨拶を返す。
黒猫もにぃ、と鳴いて尻尾をゆらりと]
あ、お疲れ様、かな?
[戻ってきたディーノには、こんな言葉を投げかけて]
〔宿屋から漏れる明かりで足元が明るくなった頃、漏れ聞こえる声の多さに少々驚く〕
…聞きなれない声もするな。珍しい。こんなに来客が多いなんて。何かイベントでもあったっけか?
…食い物残ってんのかなー。
〔なぜか急に焦り出し、急いで宿の扉を開け、カウンター向こうで忙しく動いている主人に声をかける〕
おぅ、賑やかだな!俺の分の食いもん、残ってっか?
雑貨屋フランさんね。
今は入用のものはないけれど、何か欲しいものが出たらよらせてもらうことにするわ。
[次にもう一度、リディアへと顔を向けて]
ん。ごめんなさい。
私は敬称で呼ばれるのが苦手で、敬称で呼ばないことも苦手なの。
だから、できればそれで納得してもらえると助かるわ。
昔からの色々なもののせいでね。
後半の答えは「はい」でもあり、「いいえ」でもあるわ。
私の友達がね。占星術師なんてものをやっているから、エナジーの集まっている宝石を買っているのよ。
だから、私自身はあまり興味はないけど、友達の為に買うことになるのかもね。
■名前:フランシス=リーン
■年齢:23歳
■自己紹介:広場にある雑貨屋を営む娘。
数ヶ月に一度、自ら仕入れに出向いたりもしている。
そうね……あのお師匠様のことだものね。
[失礼な物言いと思いつつもつい本音が零れ]
っとと、でもそれはエリカを思ってのことだろうし。
私がお願いしてもだめだろうしなぁ……
[ここのマスターみたいに扱いやすい人なら、なんてことは顔には出さないように]
[現れた見かけない男性の声に視線をやり]
こんばんは、旅の方。ああ、いえカルロスさん、ね。
……本当に、今日は外の人が多いのね。
[挨拶の後は呟く様に]
[同時に声がかかってきたほうへ視線を向けると、バンダナをした男性の姿と、シルクハットを被った男性の姿を見つけた。
少しだけ、目を細くして、声を固くして、それに答えた]
・・・こんばんわ。
[エリカに会釈を返し、男の方に目を向ける]
あぁ、昨日に比べるとずいぶんと。
まぁ明るいのはいいことだよな。
俺はカルロスっていうんだが、そちらさんは?
[エリカからの言葉には、疲れたよー、と返して]
でもそのお陰でパトラッシュは、ほらこんなに綺麗に!
[両手を広げ、大仰な仕草でパトラッシュの新たな姿を紹介。じゃーん、と言う効果音がついていそうだ]
〔主人にいくつか食事を頼むと安心したようにカウンターに腰掛け、そっと周囲を見回す〕
…おう、フラン。さっき店の前通ったら不在だったから明日また出直すつもりなんだがよ、前に頼んだ紙やすり、仕入れできたか?
…っと、エリカ、リディア、こんばんわ。リディアも昨日戻ってきたばかりだったよな。どうだ?村の外の暮らしは。
〔そういいながらカウンターから彼女たちの座るテーブルに移動する〕
[入ってきたランディの勢いにきょとん、とするものの、主人に向けられたその言葉に思わずくすり、と笑みを零して]
御師様、ダメって言ったら絶対聞いてくれないからね〜。
そんなに心配しなくても、大丈夫だと思うんだけど。
[ねぇ? と、黒猫に同意を求めるものの、我関せず、と言わんばかりの態度で受け流された]
大変だったみたいだねー。
……その子、パトラッシュって言うんだ?
[綺麗に洗われた毛並みにわあ、と感嘆しつつ、ふと浮かんだ疑問をディーノに投げかける]
[入ってきた、或いは降りてきた人々を見渡し]
ランディ!
勿論ちゃんと手に入れてきたわよ。
明日にでも届けるわ。
あとのお二人は初めまして、かしら?
[視線は一声吼えた犬の方へ]
[犬の鳴き声に気づき、視線をソチラへやると、昨日とは打って変わってキレイな姿になった犬の姿]
・・・。
[小さく吐息を吐いて、複雑そうな顔でパトラッシュを見つめた]
(野良には野良の生き方がある。
甘やかせば、甘やかす分だけ、その動物は弱くなり、死にやすくなる。
最後まで世話も出来ずに、一時の感情だけで何かをしてやることは、人間のエゴでしかないのだけど・・・そんなこと言っても、詮無きことか)
/中/
うわーい、会話の散弾銃のジレンマ発生!
レス順番が処理し切れてないよー&各人の立ち位置把握に苦心中っ!
まあ、これが楽しいんだけどね(そして確定飴食いになる)。
[カルロスと名乗る青年。その言葉に、そうだね、と笑みを浮かべて]
僕はディーノ。
ここへは昨日着いたばかり。
君はここの村の人?
[カウンターの自分の席─最初に注文した料理がある場所─へ座り訊ね返した]
ディーノにカルロス。
それにパトラッシュ、ね?
[自己主張する犬にクスクスと笑いながら]
私はフラン。
その先で雑貨屋やってるのよ。
[二人には軽く頭を下げて]
[ランディには軽くジョッキを掲げて迎え入れた]
[入ってきた昨日の犬が見えて]
あら……随分綺麗になったのね。
まさか自分で洗ってきたとか……?
[言いながらまさか、という顔で笑い]
ふふ、賢いだけじゃなくてハンサムじゃない。
[先の男性とはまた違う男性の挨拶に]
そちらはディーノさん、ね。
私はリディアです。エリカとは幼馴染で。
[エリカの知り合いらしいディーノとカルロスに軽く微笑んで。カルロスの声に頷いて返す]
誰もかれも自分勝手。
優しさなんて、自分に酔いしれたいだけの行動でしかない。
厳しさというのが、誰にも気づかれることのない本当の優しさなのに。
うーん、人が多くて挨拶と自己紹介が追いつかない。
そんな時は一人一人声を挨拶し直そう。
[被っていた帽子を外し、赤いハンカチを被せる。指で縁を3回叩き、ハンカチを取り払うと帽子の中には赤い線の入るユリのような花が沢山現れた]
皆様へ『幸せ』が舞い込みますように…。
[その場に居る者に1輪ずつ渡しながら名前を聞いて回った。既に名前を聞いているエリカやカルロスにも花を渡す]
〔宿の主人からジョッキを受け取り、フランのジョッキに軽く当て、挨拶を交わす〕
あー、わざわざ届けなくていいって、フラン。
荷物の整理とかあるだろうし、俺は今一仕事終えて暇だし、明日店のほうに寄らせてもらうさ。ありがとよ!
いや、フリーの傭兵なもんでね。
この村には着いたばっかだな。
そちらも旅の人みたいだけど・・・、まぁよろしく頼む。
[ちらっと見たときは男かと思ったが、
よくよく近くで見ると判断しかねるなと考えながら返事を返した。
────本人的には女性であると嬉しかったりするのだが。]
へぇ……パトラッシュっていうの。
こんばんは、パトラッシュ。
[謎の効果音とパトラッシュの様子に笑いつつも]
[シャロンの返事にはふぅん、と頷いて]
分かりました。ではそのように。
星占術師……知人にも占い師がいたけれど……その方にも
一度お会いしてみたいですね。こちらにお泊りなのかしら。
[一瞬表情が翳ったように見えたが、気のせいだっただろうか]
[集まった幾つかの視線を、真っ直ぐに受け止め返し。
カウンターのディーノの席へ行くと、寝そべり丸くなった。
シャロンの複雑そうな目に気づくと、少し首を傾げ。
片目をぱちりと瞑った、ように見えたろうか。
大丈夫、とでも言ったふうに。]
[エリカからの疑問には頷いて]
首のプレートに名前が書いてあったよ。
多分この子の名前で良いと思う。
[視線を移せば複雑そうなシャロンの表情]
パトラッシュがどうかした?
まだ汚れてるところがあったかな。
[相手の考えていることは流石に分からない。見当違いのことを訊ねた]
フラン、だね。雑貨屋やってるんだ。
ここのトパーズは流石に扱ってないかな?
[まだ見に行っていないことを思い出して。ここであると確認が取れれば細工師の工房まで行かずに済む。それからリディアからの挨拶には]
へぇ、エリカと幼馴染なんだ。こちらこそよろしく。
[にこりと笑みを返す]
〔ふと、思い出したように周囲を改めて見回す〕
…今日も降りてこねぇんかな…。
〔ぽつり、呟く〕
〔と、同時にタイミングよく食事がテーブルに運ばれてきたため、意識は食べ物へと移行する〕
あらま、ありがとう。
[差し出された花を受け取りながら名前を教え]
[それから何か合点がいったように指を鳴らして]
magician of flower!
どっかで聞いたことはある名前だと思ったのよ。
へえ、まさか本人と会えるとはね。
[改めてディーノを見つめ]
手品師って、本当に不思議ね。
[なんだか定まらない印象の外見にクスクスと笑った]
[今度はランディに振り向いて返す]
ええ、おかげ様で好きにさせてもらってるわ。
でもたまに帰ってくると、ここも悪くないわね。
やっぱり一番落ち着くのはこの村の景色なのかもしれない。
……住んでると外に出たくなるんだけど。
ランディさんはお変わりないのかしら?
[ディーノから受け取ったユリを、腫れ物でも触るかのようにつまみ上げ、興味無さげにテーブルに置き、その後に続くカルロスの言葉に顔を向けた]
・・・生憎と、よろしくしたくはない。
死の匂いのする傭兵は嫌いだから。
[今度はハッキリと冷たい視線で]
[ディーノから渡された花にわぁ、と声を上げて]
昨日のとはまた、違うんだね。
[帰ったら部屋に飾ろう、と呟いて]
首にプレート……どこかで、飼われてたのかな?
[それなら、人に懐き易いのも何となくわかるけど、と。
そんな事を考えつつ、今は灰白色の毛並みを取り戻した犬を見つめる]
トパーズ?
ウチは村相手の商売が基本だからね。
細工師なら教会の向こうの道にいるよ?
[役に立たなくてごめんねと]
[苦笑しながらディーノにはそう告げて]
占星術師?
もしかしてクローディアさんが来てるの?
…ははーん、なるほど。
[ランディの呟きを聞き取れば]
[ニヤリと笑う]
[突然差し出された花を見つめながら]
(ふむ・・・。花ってことは女性・・・。
いや、持ち歩くってことは男か?ん〜む。)
[心の中で考え込んだ。]
[ディーノから受け取った花には笑顔に。
『幸せ』の言葉には苦笑したようにも見え]
と、ごめんなさい。
私そろそろ家に帰らなきゃ。
フランさん、頼んでたものは明日雑貨屋の方に取りににいけばいいのかしら?
[フランに向きかえって尋ねる]
[冷たい視線は、次のリディアに向けるときは無くなり、優しい笑顔に変わる]
いるわよ。2階に。
―――ただ、人の多いところは苦手なのよ、あの子。
だから、下手したら食事も自分の部屋で取るのかもね。
もっとも、私も人の多いところは苦手なのは一緒。
そろそろ私もお暇させていただくわ―――ごちそうさま。
[カタンと食器をテーブルに置くと、シャロンはゆっくりと立ち上がった]
[ランディからの拍手には嬉しそうに笑みを浮かべ。カルロスの言葉には]
あ、それじゃ僕と同じようなものだね。
傭兵なんだぁ。
僕は手品をしながら転々と旅をしてるんだ。
手品以外も出来るけどね。
[笑みを浮かべて片目を瞑って見せて。こちらこそよろしく、と言葉を返す。自分の傍にパトラッシュが来て丸くなるのを見ると、本当に懐かれちゃったなぁ、と笑みを零して。残してあったワインに口をつけたところでフランから自分の二つ名を呼ばれた]
おや、その名をご存知とは。
僕も有名になってきたねぇ。
[嬉しいことだ、とワインを飲み進め]
『不思議』を与えるのが仕事だもん。
それを生業としてるからね。
[クスクスと笑みを漏らしてチーズを口に放り込んだ]
11人目、学生 レッグ がやってきました。
学生 レッグは、狩人 を希望しました(他の人には見えません)。
〔リディアの言葉に頷いて〕
住んでると外に出たくなる。わかるぜその気持ち。俺も若い時はそうだったよ。女房がこの村以外では暮らせねぇって言わなかったら、今頃ここにはいねぇだろうな。
…若いうちは、外に出るのも悪くねぇ。
アッカーソンのドラ息子も、そんな気持ちだったんだろうな。
なぁに、外に飽きたら戻ってくるさ。
〔と、ウィンクひとつ〕
俺は相変わらず。すっかり鉱夫どもの道具修理業になっちまったくらいで、ぼちぼちと物作りに励んでるよ。
[後ろを振り向き、歩き去ろうとすると、パトラッシュの自信満々な顔を見つけ、思わず破顔した]
・・・そうだったわね。
貴方は賢いのだから、下手な心配をする必要は無かったわね。
[フワリと、優しくパトラッシュの頭を撫でた]
■名前:グレッグ・マクスウェル
■年齢:17歳
■自己紹介:村の学校に通うヤンチャ盛りの学生。
金融業を営む父親とは何かにつけ衝突しているらしい。
[シャロンからの冷たい視線受け、苦笑交じりの顔で]
・・・ま、仕方ねぇか。
こんな職業だしな・・・。
[大して気にした様子もなく肩をすくめた。]
/中/
……なんか、凄く元気のいい(?)若人がっ。
いきなり殴られた痕とか、治療に吶喊しろと言うんですかあなた!
(いや、違うでしょw まあ、多分この子の性格だと、吶喊するけどww)
っと、ごめん!
本来の用事忘れる所だったよ。
[リディアの言葉に慌ててジョッキを置き]
[袋の中から箱を取り出して]
ここに来る前にエリカちゃんと少し話してさ。
きっと今夜も来るだろうと思って持ってきたの。
[はい、と差し出した]
[渡したユリが摘まれる様子に小さく肩を竦める]
おやおや、お気に召さなかったかな。
[残念、と言葉を漏らし。エリカに視線を移すと]
この花はアルストロメリアって言うんだ。
そうだね…プレートに名前が彫られてたんならそうなのかもしれない。
逃げ出してきたのか、それとも…。
[最後は言葉を濁して視線をパトラッシュに。それからフランの言葉を聞いて]
んー、やっぱり細工師のところしか無いか。
教会の裏だね、ありがと。
他に必要なものがあったら店に寄らせてもらうね。
[工房の場所を教えてくれたことに礼を言って]
うん?
シャロン、おやすみなさい。
クローディアさんにもよろしく。
[軽く手を振って]
それから、はい。
こっちがエリカちゃんへの届け物ね。
そろそろ自分用が必要だろうってさ。
[もう一つ包みを袋から取り出して]
[エリカに差し出した]
[ランディの言葉には横に首を振って]
いや、この子とは今日初めて会ったんだ。
だから何が出来るかとかは知らないよ。
でも教えたら覚えそうだなぁ…。
[洗っていた時の聞き分けの良さ。更に洗い物をしようとした時の仕草。実際頭は良いのだろう]
[アッカーソンのドラ息子、の声に表情が消えていく]
ええ……あ……そうですね。
両親にはよくケヴィンとお前は違うんだからって言われちゃいますけど。
[悪意のないウィンクには苦笑を作るのがやっとで]
[何か言いかけたけれど]
[それはまだ言い憚られた様で]
お変わりないようなら、何よりです。
アルストロメリア、かあ……。
名前は知ってたけど、見るの初めてかな。
[薬草に関して学ぶ課程で、植物の知識だけは相当詰め込まれているらしい]
単に、迷子になっちゃっただけ……かも知れないね。
[濁された言葉の先は察したらしい。
首を傾げつつこんな事を言うが、村の立地的に迷子と考えるのは難しいような気もしていた]
え、あ、さっき言ってた届け物?
……ボク用……って?
[フランの言葉には、やや戸惑った声を上げつつ、包みを受け取る]
〔なんとか上手く誤魔化せたのではないかと思いつつ、食事を再開させる〕
〔去っていくシャロンをぼうっと眺める〕
…まだまだ若いな。
ま、あのくらいの頃は尖っててもいいけれど。
彼女と共にいるのなら、心配はいらないな。
〔ジョッキをちびり、と傾ける。昨日のような醜態を晒さないよう、少しづつ味わう〕
[ひとしきり、パトラッシュを撫でると、シャロンの足は扉へと。
マスターの「どこへ?」との短い問いに「散歩」とこれまた短い言葉を返す。
そして、扉の前に立つと、思い出したかのように振り返り、全員へ言葉を投げかけた]
・・・一応、言っておくけど、物見有山気分で、クローディアの部屋に行くのはやめて。
今日は、とても集中しているようだから、その集中を切らす真似だけはね。
―――手品の種を明かすのと同じことだから。
[手品師という言葉に興味を示しつつも、
空腹のせいで出てきたことを思いだしカウンターに向かう。]
マスター、なんか食事を頼む。
あぁ、別に何でもいい。できれば腹に溜まるものにしてくれ。
[暫くして、だされた肉料理をのんびり食べ始めた。]
〔リディアの様子に気づいたが、あからさまにそうとはわからないよう最大限の注意を払いつつ〕
ふるさとがあるってのはいい事だよ。
時間の許す限り、ゆっくりしてもらったほうが、村も賑やかになって俺は嬉しい。
おやすみ。また明日な。
[フランから荷物を受け取って助かります、と]
[入ってきた見知った顔に、こんばんはとだけ声をかけ]
[ちりん]
[鈴を揺らして扉に手をかける]
おやすみなさい。
[笑顔を作って、宿を出る。*このまま自宅へと向かうのだろう*]
[迷子になったか、それとも?
エリカとディーノの曇った眼差しをすいと受け流す。
そして昨日自分で転びかけたおっさんの発した「芸」という言葉に、振っていた尾をはたりと止める。
見上げればディーノも考え込むような表情を見せていて。
耳をぴんと立てて、ディーノを見つめた。]
…ん、まーなー。
親父うるさくてよぉ…。
[フランに向かって、軽く肩をすくめて見せると、
ハーブソーダのジョッキを呷る。
…流石に、酔って帰ったら半殺しにされかねないので、酒は自重。]
…そうね。
邪魔をするつもりは無いから安心して。
[シャロンの言葉には肩を竦め]
[外へ出てゆくのを見送って]
…だってさ。
残念だったね?
[ランディには意味ありげな笑みと共に言葉を投げた]
名前知ってたんだ?
花の知識は結構あるのかな、エリカ。
そう言えば薬草について勉強してるんだっけ。
[それなら納得かも、と一人頷いて]
迷子…うん、そうかもね。
[しかし犬には帰巣本能というものがある。この村から出て戻ってきたのでないのであれば……。考えうる可能性が頭を巡り、少し寂しげな表情を浮かべる。それからシャロンからの忠告が聞こえると]
手品のタネ、か。
そりゃ大変だ。
……クローディア……あれ、どっかで聞いた事があるような…。
確か腕の良い占星術師だっけ。
[ここに来てるんだぁ、と今更ながらに驚いていた]
[外に向かうシャロンの言葉にやや、首を傾げるものの]
作業には集中が必要……って事だよね。
[それなら、薬作りにも通じるものがあるので、理解はできた。
話はしたいけれど、それなら遠慮しないと、と心の中で呟いて]
……レッグ、また殴られた?
[それから、入ってきた少年の様子にため息を一つ]
手当てしないと、真っ赤だよ?
〔シャロンの言葉に、内心で(そんな突撃が出来る程の勇気は持ち合わせてねぇよ)と突っ込みつつ、苦笑いを浮かべるだけに留める〕
〔パトラッシュに視線を合わせ、近寄り頭を撫でる〕
何でも出来そうだがなぁ。
まず無駄吼えしないだけでもいいと思うぜ。
〔パトラッシュの首のプレートに触れる〕
いい細工してるなぁ。お前、実はいい暮らししてたんじゃないのか?
[酒場に入ってきた男性に気付けば、こんばんはー、とナチュラルに挨拶して。去り行くリディアには、お休みー、と手を振り見送る。耳を立て、こちらを見てくるパトラッシュに気付くと]
…パトラッシュ、何かやってみる?
どんなのが出来るかは分かんないけど。
開ければわかる……?
[きょとん、としつつ、手にした包みを見て。
それから、帰って行くリディアの背に、お休みなさい、と手を振る]
うん、名前はね。
薬作りに必要な知識だから、って、色々覚えさせられたから。
[納得するディーノに、こう言って頷き返し]
ほんとの事は、この子しか知らないけど。
色んな物が見たくて、歩き回ってるのかもね?
[寂しげな表情に、ほんの一瞬、翳りを過ぎらせるものの、すぐにそれは打消し。冗談めかした口調でこんな事を]
ぁー、うん。たいしたことねぇって。
[腫れてきた頬をさすりながら、まだ不貞腐れた様子でエリカへ答える。]
…ったくよぉ、ビンタならともかく、グーでパンチだぜ?
ふざけんなっての…。
〔ごほごほと軽く咳き込みながらフランから目を反らした〕
〔レッグが視界に入る〕
あー、またやられたのか。おい、生肉出してやれよ。
殴られた時はこれが一番効くんだぞ。
〔宿屋の主人からビニール袋に入れた生肉を受け取り、レッグの傷に当てる〕
[おっさん……いや、ランディの言葉には、やや目を逸らしただろうか。口元が微かに動いたのには、流石に誰も気付かなかっただろうけれど。
ディーノの問いかけには、やる気なさげに尻尾をぱたりと床に打ち付けて返した。勘弁してほしい、と顔に書いてある。]
薬草を見分けなきゃいけないもんね。
間違えて毒草使ったりしたらいけないし。
[エリカの冗談めかした口調に表情を笑みに戻し]
そうかも、この子頭良いから色々見て回ってるのかもね。
ねぇ、あの人もこの村の人なの?
皆と顔見知りみたいだけど。
[名を聞くタイミングを見計らっているのか、レッグに視線をやって訊ねる]
大した事なくないでしょ、腫れてるのにっ。
[不貞腐れた様子に、呆れたような声を上げ。
フランから受け取った包みは一先ずテーブルに置いて、いつも持ち歩いているポーチを開く。
中に入っているのは、応急処置に使う道具類]
殴る方も殴る方だけど、殴られる方も殴られる方だよ?
[ため息混じりの言葉は、生肉を押し当てるランディの姿に遮られ]
ちょっと、ランディさんっ!
ボク、手当てするから!
食べ物そういう風に使っちゃダメ!
[ぱたりと落ちたパトラッシュの尻尾。それを見て意図を察する]
分かった、強制はしないよ。
君の人生は君のものだ。
僕が縛れるものじゃない。
自由にしてると良いよ。
〔まだ含み笑いを続けているフランにどう返したものかと迷いつつ〕
〔なんだか嫌そうなパトラッシュの様子に気づく〕
ふん。ま、人生いろいろあらぁな。あ、犬生か?
今がよければ過去は何があっても悪くは無いのさ。
〔そういいながら、ジョッキを空けた。どうやらまた酔いが回って雄弁になりつつある〕
おばあちゃんの知恵袋。
ならぬおじちゃんの知恵袋?
[ぎゃあぎゃあと騒ぐレッグ達を見ながら]
[クスクスと笑ってエールを呷り]
ん?ああ。
あの子はグレッグ。村の子だよ。
[ディーノの問いが聞こえたので答えた]
うん……毒草には気をつけないとね。
[出てきた言葉に、ほんの一瞬引きつったのは、以前取り違えた事があったからか]
ん……レッグの事?
そうだよ、村の人。
[それがどうかした? とやや首を傾げつつ、投げかけられた問いに答え]
こら、レッグ、暴れんなって!
生肉は熱を吸い取ってくれるから具合がいいんだぞ!
エリカも生肉なめたらいかんぞ。
案外優れものだ。
ま、後でちゃんとした手当ては必要だがな。ってことで、頼むよ。
〔しぶしぶ生肉を外してやり、宿の主人に返す〕
マスターおかわり。蒸留酒。
さっきの開けろとは言わないから安心して。
[空になったジョッキを掲げて]
[忙しそうだなと自分からカウンターの方へ]
[自分の疑問がフランから返って来て]
グレッグって言うんだ?
[その後でエリカからも返答があって]
レッグ?
ああ、愛称か。
いや、皆には挨拶したのにあの人にはまだだったから。
ちょっとタイミングはずしちゃったしさ〜。
[顔に痣をつけての登場。すぐに皆が声をかけていたので声をかけるタイミングを逃したらしい]
まぁおっさん伊達に長い事生きてねぇからな。はっはっは!
〔完全に酔ってしまったらしい。足取りも少々おぼつかない〕
はー。酔っちまった。
ごちそーさん!
〔カウンターに食器を返し、そのついでに宿の主人から鉱夫らから預かった金は明日渡すよと言われ、苦笑い〕
確かに…今受け取ったら明日手元にある保障はねぇな。
すまんが預かっててくれよな!はっはっは!
〔今日は笑い上戸のようだ〕
緊急時に適してるのかも知れませんけどー。
[ランディにこう返しつつ、てきぱきと手当てをして。
薬の扱いと共に簡単な医術も学んでいる事もあってか、手際はそれなりによく]
……文句言うなら、怪我しないの!
[不機嫌そうな様子にぴしゃり、とこう言って、膏薬を塗ったガーゼをぺたり、と頬に貼り付ける]
[ディーノの真摯な返事には安心したように、わん、と応えた。感謝はしているけれど、縛られたくないのも本当だ。
そしてランディが酒を注ぎながら話しかけてきた言葉。
……過去に何があっても。
昨日までのことを思い返したのだろうか、ふとその眼差しは遠くなる。
しかしそれにしても、真剣に自分に話しかけてくる村人の多さに。
この村の人間の頭は大丈夫なんだろうか、と些か心配になった。]
ランディもおやすみ。
…大丈夫なんかな、あれ。
[結構出来上がっている様子に苦笑して]
ちょっと手貸してくるわ。
蒸留酒はまた後でね。
[ランディの傍へ近寄ると]
ほら、足元!
まったく弱いくせに好きなんだから。
[その手を取って支えようとした]
[芸を見れなかったことを少し残念に思いながらも食事を終え]
ま、やりたくねーもんは仕方ないか。
そういう道楽は好きなんだけどな。
じゃー飯も食べ終わったし、俺は失礼するよ。また今度。
[みんなに軽く挨拶すると、
マスターに美味かったぜと一言声をかけて*部屋に戻っていった*]
/中/
映画でありましたよ。
殴り合いの喧嘩をした後で、打撲傷を冷やすため生肉を当て、その後仲直りのバーべキューをやるシーンが(笑)
一応ビニール袋に入れてもらいましたから、衛生面でも問題ないかと…。
/中/
…ぅっ、つめてっ!
[ぺたりと膏薬貼られて、思わずビクッと。]
んな事いってもなぁ…親父の奴が…
[以下ぶつくさ愚痴愚痴いいっぱなし。]
[愛称か、というディーノの言葉にあ、と短く声を上げ]
あ、ボク、いつもそう呼んでるから、つい。
ちゃんとした名前、滅多に呼ばないからなぁ。
[それから、タイミングを外した、と言う言葉に、くすり、と笑って]
ちょっと意外?
てきぱきしてて、そういう事と無縁っぽいなって思ってたんだけど。
ふぅ。
本当に女の子が多いぜ。
まぁシャロンには嫌われてるみたいだが、しゃあないか。
今日のところは寝ることにしよう・・・。
〔フランの手助けをやんわりと断りつつ〕
だーいじょうぶだってぇ!
昨日もちゃんと帰ったしよぉ。はっはっは!
〔フランの両肩に手を置き向き合う〕
明日、店に行くから、な!
ありがとよ!おやすみ!
〔なんとなく右寄りに進みつつも、宿を後にした〕
パトラッシュがやらない代わりに僕がやろうか?
手品もジャグリングも出来るよ。
今度見せてあげるね。
[手品はさっき見せたか、と小さく笑い。2階へ向かうカルロスに、お休み、と声をかけて見送る]
ちゃんとした名前はフランから聞いたから大丈夫。
そうやって愛称で呼ぶってことはかなり親しいってことだよね。
[エリカの言葉ににこりと微笑んで]
そんなに意外?
だって僕完璧な人間って訳じゃないもん。
失敗なんてざらだよ〜。
ランディさんも、お休みなさ……。
[言いかけて、そのふらつきぶりに、ちょっと唖然と]
……無理しない方がいいですよー?
[二日酔いの薬を処方する位ならいつもの事だが、転んで怪我となると色々と大掛かりだから……とか考えたのは心の奥底]
冷たくて当然、熱を取るのが目的なんだから。
[レッグの声にはさらり、とこう返し。
続く愚痴には、やや呆れたように息を吐いた]
本当にー?
[右寄りに歩くランディを呆れたように見ながら]
ま、いっか。
平気だというんだから平気なんでしょ。
[肩を竦めて店内に戻り]
ああ、飲むよ。
[どうするんだとマスターに聞かれれば]
[慌ててグラスに手を伸ばした]
うん?
ああ、そうだね。
家に着く前に潰れてないかだけ後で見ておこうかな。
[本人が知れば怒るのだろうが]
[エリカの心配そうな言葉に笑って言った]
親しい……っていうか、うん。
年齢も近いし、幼馴染みたいなものだし?
[ディーノの言葉に、やや、首を傾げつつこう返し]
んと、見た目の印象、かな?
でも、失敗しない人なんて、いないもんね。
御師様とか、薬作りは完璧でも、それ以外は結構失敗多いし。
幼馴染かぁ、良いねそう言うの。
[少し羨ましそうにその返答を聞いて]
見た目?
そんなにしっかりしてるように見えるかな。
今日だってトパーズを見に行くのをすっかり忘れてたってのに。
[明日こそは、と漏らしつつ浮かぶのは苦笑い]
そう、完璧に見えてもどこか綻びがあるもの。
エリカのお師匠さんは一つに特化されちゃってるんだねぇ。
僕もそんなものかも。
[手先の技術、手品とジャグリングに関しては自信はある。それ以外となると…微妙なところだった]
/中/
親父の矜持、イイ!w
結構好き放題動かさせてもらってます。
中バレはもう気にしないしw
この子は予想以上に動きやすいし!ww
あ、ようやく声かけてくれた。
さっきから何度か声かけてたのに反応してくれないんだもん。
[にこりとレッグに笑みを浮かべて]
僕はディーノ。
しばらくここに滞在することにした手品師だよ。
これ、お近づきの印に。
[帽子にハンカチを被せて3つ数える。先程と同じアルストロメリアを取り出すとレッグへを渡した]
うん、お願いしますね、フランさん。
転んで、手とか怪我したら、お仕事にも差し障るだろうし……。
[フランの言葉に一つ、頷いて。
怪我をしていても、発見が早ければ……とかいう考えがあるのは表には出さないが]
年齢の近い子は、大抵幼馴染みたいな感じかなぁ。
[そんなに大きな村でもないし、と、ディーノに答えて]
何となくそう思っただけ……なんだけど。
あんなに楽しみにしてたのに、行くの忘れちゃうとか、確かにうっかりさんかも。
[くすり、と浮かべるのは悪戯っぽい笑み]
御師様、ずっと、薬作りだけ続けてたって言ってたから……特化してる、のかな?
[ほんと、それ以外には不器用だけど、と言った所で、ふと、思い出す]
……あ、いけない。さすがに二晩続けて無断外泊したら、タイヘンかも……。
…ふーん、手品師ねぇ。
[興味なさげに反応するも、目の前で手品を見せられて目を丸くする。]
…おぉぉ!!??
すげー!!!すげーっ!!!
今の何!?どうやったの!!??
[しばらく、当てもなく適当に歩き続けて、気がつけば、キレイに狩られた芝生のある丘の上。
その上で、腰を下ろし、そして、周りをキョロキョロと見渡して、誰もいないことを確認すると、帽子と手袋を脱いで、芝生の上に寝転んだ。
視線の先。
遠い遠い空には、まん丸に輝く月。
なんとはなしに、手を空へと高々と伸ばした。
今なら、月がこの手で掴めそうで。
―――当然の如く、掴んだのはそこにある空気だけ。
それでもシャロンは、顔をほころばせて笑った]
いい・・・夜。
[風がフワリとシャロンの体を包んだ]
じゃあ皆幼馴染みたいなもんなんだけ。
[頭に浮かぶのは仲の良さげなフランやリディアの姿。そう言う存在が居るのが羨ましいと思いつつも言葉には出さず]
でしょ?
たまにあるんだこれが。
薬作りだけ続けてた、かぁ。
特化してるんだと思うよ、それ。
あれ、昨日あの後無断外泊しちゃったの?
二連続でそれは拙そうだね…。
[帰った方が良いかも、と僅かに首を傾げて]
[手品を見て驚くレッグに笑みを向けて。人差し指を唇に当てる]
それはひ・み・つ♪
タネを明かしちゃったら僕はお仕事が出来なくなっちゃうよ。
[エリカの言葉に笑みを浮かべたまま頷いて]
了解、見ておくよ。
そうだね、あの人のことだからそうなると眠れないんだろうし。
また明日ね?
[無理はしない方がいいよと]
[半分ほどに減ったグラスを揺らして]
[さすがに鉱夫の村だけあって、村中の人間が早く寝静まるようで、喧騒一つシャロンの耳には飛び込んでこない。
周りに灯の燈っている家すらほとんどない。
さながらそれは、この世でただ一人生き残ったかのような錯覚をせしめた]
・・・どね。
[小さく呟いた言葉は、口の中でだけ反射して、外に飛び出ることなく消えた]
/*
うふふ、あはは。
いい加減トパーズ手に入れないと占い出来ないよ?(爆)
人狼を探す時はジャグリングのボールにカモフラージュした宝石を使うのだ。
カモフラージュする意味はあまりありません(死
カモフラージュって言うより、ボールの装飾か。
*/
うん、みんな大事なひとたち、かな。
[にこ、と笑って頷く。
言葉にされない思いには、当然の如く気づく様子はなく]
でも、うっかりはたまに、にしないと。
いつもじゃ大変すぎるもん。
[御師様のうっかりはいつもだから、と冗談めかして言って。
帰った方がいいかも、という言葉には、素直に頷く]
あんまり、心配かけたくないし……遅くなりすぎる前に、帰るね。
うふふ・・・。
[小さく笑う]
そんなこと考えてもしょうがないのだけれど。
私に何が出来るのか。
それすら見つけていないのだから。
いつか・・・見つかるといいのだけど。
[シャロンを送り出してから暫くして。
少しだけ休むつもりがうたたねてしまっていた]
……いけない。
[小さく溜息をついて窓の外へ視線を向ける。
綺麗に輝く月と小さな星々が見えた]
[手当てに使った道具を片付け、主人に食事の代金を払い。
テーブルの上に置いた包みも忘れずに持つ]
御師様も、ランディさんのお酒の弱さは心配してますから。
[だから、よろしくお願いします、とフランに言って]
それじゃ、ボク、帰りますね。
お休みなさいっ。
[まだ場にいる面々にぺこりと一礼し]
リエータ、いくよ!
[黒猫に声をかけ、駆け寄ってきたその身を肩に乗せると、慌しく*外の闇へと駆けて行った*]
…そっか。
[大事な人。そう言って笑うエリカにつられてこちらも笑みが浮かぶ]
何か欠点があるから、完璧じゃないから良いんだよね。
何でもかんでもしっかりしてたんじゃ息が詰まっちゃう。
ん、気をつけて帰ってね。
[酒場を出て行くエリカとリエータに手を振り見送った]
少しでも楽しんで貰えたかな?
『不思議』と思ってくれたなら重畳。
それを与えるのが僕の仕事だと思ってるから。
手品に興味があるならまた披露するよ。
ここにはしばらく居るからね。
[帽子を頭に戻して感心しているレッグにそう声をかける]
/*
手品のネタをそろそろ増やさないとな。
帽子から花はもう全員に見せたしw
花の入れ替えや色変え辺りかなぁ。
色々仕込んでおこう。
*/
暫くは楽しませてもらえそうだね。
[ディーノの言葉に小さく笑い]
[グラスの残りを一気に呷る]
さて、エリカちゃんとも約束したし。
少し散歩しながら帰りますか。
[そもそも家はすぐそこなのだが]
[一応様子は見ておこうと]
それじゃ、おやすみね。
グレッグもあまり遅くなりすぎないように?
[小さく笑ってそう言って]
[手を振りながら外へと*出ていった*]
……あの時見えた星……あれは……。
どうにか……もう一度……。
[机に戻り石を手にして]
ねえ……。
[ゆっくりと目を閉じ石に意識を集中した]
ぁー、フランもおやすみー。
[ひらっと手を振って見送って。]
…帰りたくねぇなー……。
[ポツリと呟き、気の抜けかけたソーダを飲み干す。]
眠いのかいパトラッシュ?
もうこんな時間だもんね…。
[残っていたワインとサラダを消費し尽くすと主人に視線を向け]
ねぇ、部屋に連れてっても良い?
この子賢いから大丈夫だよ。
身体も洗ってあげて綺麗になったし。
[主人は相変わらず渋い顔。それでも尚食い下がり、汚したり壊したりしたら弁償、と言うことで承諾してもらう]
ありがと、何だかんだ言って優しいねマスター。
[にこりと笑みを向ければ主人は、ふん、と鼻を鳴らしてそっぽを向く]
帰りたくないなら泊まっちゃえば?
幸いここは宿屋だし。
[ワイングラスや皿をカウンターの奥へ押しやりつつレッグに声をかけて]
村の設定が変更されました。
[主人に食事代を払い、カウンターから立ち上がる]
それじゃ、僕もそろそろ休ませてもらうよ。
グレッグまたね。
[にこりと笑みを浮かべると2階へと上がって行く。その後ろに一つの影がついて行っている*だろうか*]
[ディーノが椅子から立てば、伸びをして立ち上がり。
渋い顔のマスターを横目に、2階への階段を上っていく。
それは先程のディーノとマスターの会話を、きちんと理解していた証。
明日は、今日よりも良い目覚めが*期待できそうだ*]
・・・。
[いつの間にやら、眠っていたようで、気づけば空の彼方から、赤い光が見え始めていた]
また昇るのね。
私にとっての悪魔が。
[シャロンは帽子と手袋を手早く身につけると、早足で宿屋に戻っていった]
―――太陽なんて、一生昇らなければいいのに。
闇の中で生きれれば、苦労なんてしないのに。
[ほとんどの人が寝静まって、物音一つしない宿屋の階段を上がり、自分の部屋に戻る。
シャロンの一日は、*こうして終わる*]
[家が見えてきた頃には辺りはもうすっかり深闇の刻]
[玄関に入り、静かに自室へと急ぐ。
この時間ならば、起きては来ないだろうと]
[預かった箱をテーブルに載せ、昨日持ち帰った荷物を漁る]
[取り出した何冊かのクロッキーブックのうち、赤い表紙の其れを開く]
[表情も変えずに全てのページを捲り終えると、ベッドに倒れこむように]
……おやすみなさい。
[そのまま其れを*抱きかかえる様にして*]
[朝。借りた部屋で目を覚ますと、ベッドの下で丸まって眠るパトラッシュの姿が目に入り、クスリと笑みを零す]
よく寝てる。
…君みたいな子を見るとどうしても放っておけないんだよね。
一人になる寂しさは良く知ってるから…。
[眉根に皺を刻み、手はベッドのシーツを握り締める。少しの間俯いた後、ベッドから下りて外へ出る支度をする。仕事道具や大切なものを全て纏めて持ち、扉を少し開けて部屋を出た。パトラッシュが後で外に出られるように]
[1階に降りるとカウンターでご飯を食べて。主人に、静かだったでしょ?なんて話しかけたりして相手に溜息をつかせたりした]
ご馳走様。
あ、パトラッシュが起きてきたら何か食べさせて上げて頂戴。
これその代金。
[今の食事代とパトラッシュの分の食事代を主人に渡す。相手は渋々ながらも受け取り、頷いた。それを嬉しそうな表情で見やると宿屋を後にする]
[フランに教えてもらった細工師の工房。教会の横を抜けて奥へと進む。着いた先にはこじんまりとした感じの建物。ここが細工師の工房らしい]
こんにちはー、お邪魔します。
[ノックをしてから扉を開けにこやかに挨拶。部屋の奥、少し薄暗い机の向こうに気難しそうな男性の姿が見えた]
ここでトパーズの加工をしてるって聞いて。
この中に入ってる宝石と同じくらいの大きさのトパーズが欲しいんだけど……ありませんか?
[仕事道具の中からジャグリングに使うボールを取り出す。それはいつも披露する時に使っているものとは違い、透明な球の中にいくつか小さな宝石が埋め込まれていた。男性は眉間に皺を寄せたままそのボールを覗き込む。しばし眺めた後にゆるりと横に首を振った]
…そうですか。
うーん、トパーズが無いと困るんだけどなぁ…。
[その声に落胆の色を宿す。しかし男性は「今は無いだけだ」と言葉を繋げた]
え…。
時間と金さえくれれば用意する?
本当に!?
良かった、是非お願いします!
出来れば純度の高いものをお願いします。
そうじゃないと使いにくいので。
[その言葉に男性は不思議そうな表情をするも、一つ頷いて。前金を男性に支払うと工房を後にした]
良かった、一時はどうなることかと思ったけど、良いのが見つかりそうだ。
[満足げな表情で広場へと足を向ける]
[広場の隅で仕事道具を漁る。今日は何をしようか。ごそごそと探していると、カバンからケースが一つ零れ落ちた]
おっと。
……あ、これ……。
[ケースを開けると、中には少し古ぼけたタロットカード。随分と使い込まれたそれはカードの端が少しぼろぼろになっている]
懐かしいな…。
よく母さんに占ってもらってたっけ。
[懐かしそうに目を細める。座っている場所に小さな台を作ると、その上に布を広げ、簡易的なテーブルを作る。タロットを広げてくるくると混ぜ始めた]
―昨夜―
[念のために様子を見に行ったが]
[無事辿り着いたのか途中で倒れている姿も無く]
オッケイ。
…まあね、クローディアさんはね。
[ついからかってしまうのだけど]
[拘っている理由を知らぬわけでもなくて]
おやすみ、ランディ。
[既に暗い家に小さく手を振り]
[広場へと戻った]
あーあ。
でも実は苦手なんだよね、あの子。
だって、あの力は多分……
[軽く溜息をついて伸びをする]
ま、気に病んでても仕方が無い。
これまでは大丈夫だったんだし!
[静かになった広場を抜けて]
[店の中へと戻った]
―雑貨屋・昼―
[入荷を待っていた者達が次々とやってきた]
[それもようやく一段落して]
さて、と。
ちょっと息抜きしてこようかな。
[休憩中のプレートを手に]
[店の外へと出た]
―雑貨屋→広場―
[シャッフル中に声をかけられ顔を上げる]
やぁフラン。
仕事道具の中からタロットが出てきたんだ。
だから久しぶりに使ってみようかと。
[混ぜ終えたカードを一つにまとめ、カードの山を作る]
何か占ってあげようか?
簡単なものしか出来ないけど。
[今日の運勢とかね、と笑みを向ける]
へえ、随分と使い込まれてるね。
[カードをじっと見つめて]
占ってくれるの?
折角だからお願いしようか。
[今日の運勢という言葉に笑って頷いた]
…このカードは母さんが使ってたものだからね。
タロット占いが得意だったんだ。
[浮かぶのはやや寂しげな笑み。一度顔を伏せるとすぐにいつもの笑みを浮かべ]
それじゃ好きなの一枚選んで?
[カードを扇状に広げて選択を促す]
…そっか。
[一瞬浮かんだ寂しげな笑みに]
[しまったと思ったが]
[いつもの笑みが浮かべばこちらもそれに合わせて]
じゃ、これにするわ。
[広げられたカードに手を伸ばし]
[そのうちの1枚を軽く引いた]
/中/
単純にメモに気が付くのが遅れました。
ちなみにそのままの数字で来るなら18は月。
はっはっは、不吉なカードを選んでみましたよと。
さて、どう来ますか、多分ろこあさんなディーノ君?w
…しかし、今日の運勢でこんなの選んでどうするんだ、自分ww
[フランが選んだカードを束から引き抜き、横に捲る。現れたのは”The Hanged Man”の逆位置]
このカードだと…あまり良くないなぁ。
今までの努力や苦労が無駄になるかも、って出てる。
[示された結果にやや眉根を寄せて]
あらら。
また縁起の良くないが当たっちゃったわね。
[示されたカードとその意味に肩を竦めて]
苦労が無駄になるって。
今回の仕入れは失敗してるってことかしら?
[困ったように笑った]
/中/
そう来ますかw
予め結果用に仕込んであったのかな、これは。
ろこあさんそういうの好きそうだし。
でもしっかり「そういう」カードになっているのがまたww
>今までの努力や苦労が無駄になる
人狼希望がそのまま通れば。
今まで隠してきたのがバレることになるわけですもんね。
…はっ。
最初からこれが当たる運命だった!?www
でも占いは絶対じゃないから。
一つの目安に過ぎないよ。
それに僕の占いが当たる確率なんて高が知れてるし。
[ここで占ったのはこれが初めて。当たる確率なんて分からないも同然なのではあるが]
何に対しての結果かまでは分からないけど、思い当たることに気をつければ好転したりするかもね。
占いってそう言うものだと思うよ。
それもそうだね。
気に病んでても仕方が無い。
そもそも仕入れは終わっちゃってるんだから。
[クスクスと笑って]
そうだよね、これからの動き次第。
ちょっと気をつけるようにしてみるよ。
[小さくコインを弾いてディーノに投げ]
占いのお礼と忠告料ってとこ?
ありがとうね。
ん、良い方向に向かうと良いね。
[にこりと笑みを浮かべて。投げられたコインを右手でキャッチする]
え、料金なんて取るつもり無かったのに。
[目を瞬かせてフランとコインを交互に見た]
ま、気持ち気持ち。
教会で多めに喜捨するようなもんだよ。
[大した額じゃないしと手を振って]
じゃ、またね。
ちょっと御用聞きしてくるわ。
[広場から出て行った]
[気持ち、と言われては返すことも出来ず]
分かった、ありがたくもらうよ。
[ありがと、と笑みを向けて]
うん、またねフラン。
[広場から出て行く様子に手を振り見送る。コインを大事に仕舞うとまたカードをシャッフルして。声をかけて来る村人達に占いを披露して*行くだろう*]
今までの苦労が無駄に、ねえ。
[内心で苦笑しながら]
[思い浮かべたのは、ディーノに答えたのとは別のこと]
[聞いた瞬間は思わずギクリとしたが]
ったく。
どうもスッキリしないわね。
面倒なことが起きなきゃいいんだけど……
[思わずそのまま考えそうになったが]
[やめやめ、と軽く首を振って]
[その思考を振り払った]
〔朝、鉱山の作業小屋にて〕
〔ぷかりと紫煙をくゆらせながら、馴染みの鉱夫たちと談笑している〕
…へぇ。最近修理の依頼が多いよなぁとは思ってたが、新区画が硬いのが原因か。
あんまり先を尖らせんのも良くねぇな。ある程度の面も必要ってことかな。
相手が宝石だけに、火薬も迂闊に使えねぇし、厄介だなー。まぁなんとか善処してみよう。
〔悪いな、頼むわ、と、鉱夫たちの切実なる願いを背中で受け止めながら、村の中心部へと向かう〕
〔向かう先は、教会。着いた頃には既に日が高くなっていた。人気の無い大聖堂に一人、そっと祈る〕
…。
〔この行動は、10年前からほぼ続けられている。祈っている男自身も、もう、誰に、何を、祈っているのかわからないくらい、生活の一部と化していた〕
…ああ、そういや、フランのところに紙やすりもらいに行かねぇと…。それに、宿の主人につるはしの代金預けっぱなし…。
酒飲むと、しまらねぇなー。
〔ちょっと考えないとなぁ…などと、本心とは思えないような呟きを残しつつ、教会を後にする〕
[馴染みでも店に来なかった人物を何人か訪ねて]
わかった、探しておくよ。
[広場まで戻ってくる]
[教会の外にランディの姿を見つけて]
ああ丁度良かった。
紙やすりね、取りに来て。
[休憩中のプレートを外しながら]
[手招いた]
/中/
あ、しまった。
思わず反射で動いちゃったよ。
ランディさん、他に動く予定があったらごめんなさい(汗
その時は適当に流しますから。
ああ、細工師の奴ら、最近工具の手入れしてっかどうか聞いてねぇな。
〔工房の扉を無造作に開ける〕
おい、最近どうだ?
〔かなり不機嫌な抗議の声が返ってくる〕
…ノックしようがいきなり開けようが、お前の言う集中が途切れる行為にゃ違いねぇだろー。そう怒るなっての。
…ふぅん。新区画から掘り出されたものはやっぱ硬いのか。研磨用の刃も研いだほうが良さそうだな。
〔雑談が続く中、最近外から来た者についていくつか質問を受ける。細工師の言う人物に心当たりがあった。手品師のディーノだ〕
奴さんについては俺もあまり知らねぇな。賢そうな犬を連れてたぜ。まぁ、いろいろ隠し事のありそうな雰囲気はするが、悪いやつじゃ無さそうだがなぁ。
どうかしたのか?
〔細工師はかぶりをふった。が、長年の付き合いで、ディーノが依頼人なんだろうとうっすら思った〕
ま、いいさ。定期的に道具は手入れしてくれよな。
俺の仕事は少ないに越した事はないんだ。じゃ、またな。
〔工房を後にし、再び教会の敷地内を歩いていると、フランが声をかけてきた〕
お、ちょうど良かった。今から向かおうと思ってたところだ。
〔手招かれるままに店内に入る〕
[奥の棚から束ねられた紙やすりを取り出し]
[横の箱も手に取って]
これが頼まれてた物で、こっちは煙草ね。
でもちょっとは加減しなよ?
最近また増えてるでしょう。
[クスリと笑いながら台の上に乗せた]
[昨晩、少し寝てしまったのがいけなかったのか。眠りはとても浅くて、昼過ぎには完全に目が覚めてしまった。
どうやら気合を入れても、これ以上眠ることは出来ないようで、仕方は無しにシャロンが体を起こした]
・・・。
[光をさえぎっているカーテンを、恐々と少しだけ開けてみると、強烈な太陽の光がそこから差し込んだ。
シャロンは忌々しげにそれを見つめると、元通りにカーテンを閉めなおし、全身にいつもの通りの服を着込む。
まだ、初夏ではあるが、それでもこれだけ服を着込んでいると暑い。ジワリと流れる汗を適当にぬぐい、シャロンは食事をもらいに食堂に下りていった]
〔フランから注文の品を受け取り、代金を払う〕
いつもすまねぇな。助かるよ。
〔軽い口調だったが、二重の意味で礼をのべる。今手元にある品物についてと、昨日の醜態について…さりげなく〕
〔しかし煙草の話には少々眉根を寄せて〕
煙草が増えたのは、鉱夫どもが次から次へと修理の依頼を持ってくるからだよ。
何回言ったって丁寧に使やぁしねぇからなー。
ああ、そういや、鉱山の新区画が相当硬いらしいから、鉱夫どもがまた湿布だの包帯だの所望してくると思うぜ。
商売のあてが増えて良かったな。
〔と、煙草から話題をそらす〕
[どうやら、忙しいピークはすぎていたようで、マスターがタバコをふかしながら一休みしている姿が見えた。
休憩時間を破るのは少しだけ気が引けたが、それでもかまわずにテーブル席の端に座り、注文した]
サラダサンド。
後、ミルク。
[―――と。
そこまで言って、浅い眠りの中でも隣のクローディアが扉を開ける音をさせなかったのに気づいた]
(・・・あの子は、集中しすぎると食事をとることも忘れるからね)
―――を2セット。
[少しだけ間をおいて、そんなことを言った]
ふふ、荒っぽいのも多いからね。
あれ、そうなんだ。
特に追加では仕入れてこなかったんだけどな。
[脇の棚を見て軽く肩を竦めて]
とりあえずの量はあるけどね。
後でエリカちゃんにも言っておこう。
[薬草も少し増やしておいた方がいいかと]
[そんなことを考えて]
誰かさんが余計な傷を作ったりしなければ足りるはずだよ。
[昨夜の歩調を仄めかし]
[軽口を叩きながらニヤリと*笑った*]
[そして、注文の品を受け取ると、また階段を上り、クローディアの部屋の前へ]
(集中をとぎらせることはあまりしたくないんだけど、これで体でも壊されたら、こっちだって困るし)
[―――コンコン、と。2度ノック
ややして、「・・・どちら様でしょうか?」の誰何の声に]
私、シャロン。
とりあえず、手が空いていないから扉を開けて頂戴。
さてと、フランも忙しいんだろ?
俺も宿屋から金もらって来ないといけねぇしよ。
また夜、酒場で会おうぜ。
〔いろいろと触れられて困る話題がわいてきたため、そそくさと退散する。背中にフランからの痛い視線と含み笑いを感じつつ〕
[おっとりとした足音が近づき、シャロンの目の前の扉が開かれる]
食事。
こんな時間に目が覚めちゃったから、一緒にとろうと思って。
それとも・・・迷惑だったかしら?
[そんな言葉を投げかけると、戸惑う彼女の姿が見えて、シャロンはくすりと笑みをもらした]
冗談よ。
けど、食事だけはちゃんと取りなさいな。
貴女が体を壊したら、色んな人が心配するんですから。
[クローディアに案内されるまでもなく、部屋の中へと足を踏み入れる。
声が届かない位置まで来ると、適当に食事を置き、そして、心の中でつぶやいた]
(私と違ってね)
さ。食事しましょう。
貴女が、作業中なのは知っているけど、今の一時は休憩。
しばらくぶりに、話でもしながら、ゆっくりとした休憩をね。
[シャロンはそう言って、ミルクに口をつけて*笑った*]
〔雑貨屋から宿まで向かう間に、広場で技を披露しているディーノを見かける〕
…。
俺にゃ、警戒が必要な奴とは思えねぇがね。
細工師の野郎も警戒心が強過ぎるんだよ。猫みたいだぜ。
〔と、形容したものの、猫とは似ても似つかないその風貌を思い出し、小さく吹き出す〕
猫っつうよりは、狸みたいだな。アレは。
〔無造作に宿の扉を開ける。いつものように〕
主人、いるか?
昨日の金を受け取りに来たぜ。
〔奥から出てきた主人から金を受け取り、ついでに、と、かなり遅い昼飯を頼む。不規則な生活していい年じゃないぜとからかわれ、肩をすくめる〕
はいはい。俺はもういい年したおっさんですよ。…なんか今日はお小言くらってばかりだぜ。
〔さっきサンドイッチ作ったばかりだから、それでいいだろと言われ、ああ、と答えた〕
ん?さっき?
こんな遅い時間に誰か飯食いに来たのか?
…ああ、全身フードのねぇちゃんか。
クローディアの連れ、なんだったっけ。
〔昨日見た風貌を思い出し〕
彼女こそ、全身毛を逆立てた猫みたいだよな。
〔と、ひとりごち、そっと笑う〕
〔宿屋の主人が、ランディの口からクローディアの名前が出たことで振り返り、彼女は一度も部屋から出てきていないことをニヤニヤしながら教えてきた〕
…ばっ!か…。
いやその、そうなのか。
いいんだよ!別に期待してるわけじゃねぇよ!
占い結果聞くんだろ?また教えてくれりゃぁいいよ。別に…。
〔頼まれてもいないのにべらべらと喋ってしまった事には当然気づいていないまま、食事を受け取り食べ始める〕
…なぁ、そういや、ディーノって奴、どんな奴だ?
細工師の野郎がちょっと気にしてたんでな。
〔ディーノの名前が出たとたん、パトラッシュのことから始まり、湯水のように愚痴ともなんともつかぬものが、主人の口からあふれ出した〕
…ははは。悪い奴じゃねぇじゃん。
しっかりしてるよ。
動物を可愛がるやつに悪い奴はいねぇさ。
ごちそうさん。うまかった。
たまには野菜生活もいいもんだな。
〔主人の思いを笑い飛ばすと、代金と食器を渡し立ち上がり、宿を後にした〕
/*
あは、話題になってる(*ノωノ)
トパーズの受け取りは2日目の予定。
…じゃダメじゃん。
1日目から占い始まるっつーの(笑)。
1日目の後半かな、受け取るのは。
*/
-昼・自室-
そう……ありがとう。
……迷惑でなんかないわ。
[驚きから醒めればゆっくりと微笑む。
集中すれば寝食も忘れるのは彼女の癖で]
……美味しそう。
[準備を整えるシャロンを見ながら。
一度目を瞑って石を握り締めた]
心配掛けて……ごめんなさい。
[石を紫絹に包んで仕舞い、誘われるままに食卓に着く]
どうしても……急がなくてはいけなくて。
……星が……呼んでいたの……。
[同じようにミルクのカップに口をつけて。
ゆっくりと、だかしっかりと食事を口に運び始めた]
[穏やかな食事の時間が流れる。
久しぶりの幼馴染とのゆっくりした時間。
シャロンの持ってきてくれた宝石のことや、この村のこと。
食事を終えても暫くは会話を続けて]
……ええ、今夜には終わると思うわ。
宿のご主人と……お約束してるの。
この村の占いをするって。
[石の波動は殆ど掴めて来ていて。
あと少しで大きな占いにも使えるものとなりそうだった]
だから、夜は下に行くわ。
他の皆さんにも……ご挨拶しないと。
[小さく微笑んでそう言って。
また石を取り出すと、静かに*集中し始めた*]
―――昼・クローディアの自室―――
そう。
でも、あまりムリはしないようにね。
―――ああ、もうこんな時間。
私もそろそろ部屋に戻るわ。
急いでいるなら、あまり引き止めても悪いしね。
食器は一緒に片付けておくわ。
それじゃ。
[2人分の食器をマスターに渡して、自室に戻る]
[自室に戻ると、少しだけクローディアの言葉が気になった]
・・・急がなければいけない?
[―――何故?]
・・・宿のご主人との約束。
[―――何かに気づいたから?]
・・・この村の占い
[―――あまりにも大掛かりな占い]
―――つまり、何かが起こりそうってことかしら。
それも、考えうる限りの最悪な事態が。例えば・・・最近話題の人狼とか。
[そこまで考えると、自然と笑みがこぼれた]
うふふ・・・なんでもいいわ。
混乱、混沌、錯綜。
何が起きるとしても、私の楽しみ・・・。
きっと・・・面白いことが起きるのね。
うふふ・・・。
[そこで見せた笑みは少女のように純真で。
まるで、明日の遠足を楽しみにする子供のようにシャロンの目がキラキラと光った。
フワリとした風が部屋の中に入り込む。
先ほど食事を済ませたことも相成って、シャロンはゆっくりと*眠りに落ちていった*]
[昼から夕方にかけて。広間の隅で占いを続けた。この手のものはやはり女性や子供に人気らしく、終始盛況だった]
あーっと、今日はこのくらいで。
また今度占ってあげるから。
[どれだけタロットをシャッフルしただろう。タロット占いはあまり慣れているわけではなく、神経をかなり使う。その顔には疲労の色が見えていただろうか。また今度ね、そう皆に言って店じまいをする]
はぁ…疲れた。
当たる確率はそんなに高くないと思うのになぁ。
やっぱり占いはそれだけで人気があるってことか。
[手品より稼げそう、なんて考えつつ立ち上がり。軽く伸びをすると宿屋へと向かった]
[力無く宿屋の扉を開いて、そのままカウンター席へ]
マスター、何かこう、疲れに効くものなぁい?
[ぺしょ、とテーブルに潰れながら主人に注文する。んなとこで寝るな、なんて言われて身体を起こし、テーブルに肘をついて両手に顎を乗せる]
あー、お酒はいらなぁい。
今飲んだらここでぐっすり寝ちゃいそう。
…レモン絞っても良いけど、100%は止めてね。
[具体的な注文をしなかったくせに細かい注文はする。主人が呆れつつ水で薄めて作ったレモンジュースと豚肉の香草焼きを出してくれた]
いっただっきまーす。
[食べる前の挨拶をしてからもぐもぐ食べ始めた]
さて、と。
今日もエリカちゃん来るかしらね?
[片付けの終わった店から出て]
[酒場へと向かう]
来てくれれば話は早いんだけど。
ま、足伸ばしてもいいんだけどさ。
[小さく笑って扉を開く]
/*
気付いたら独り言が444とか。
不吉な。
あなたは占い師を希望しています。ただし、希望した通りの能力者になれるとは限りません。
希望おっけー。
入り直ししなけりゃ大丈夫(笑)。
書いておいた設定は日が変わってからにしようかな、一応。
占い師設定で作ってあるし。
あ、纏めページにちゃんと希望出してますから、占い師で。
*/
─マクスウェル家─
うっせーよ!クソ親父!!
何処行こうが俺の勝手だろ!?
[相変わらず、日常茶飯事の親子喧嘩。
三年前に母親を流行り病で亡くしてからは、ずっとこんな日々が続いていて。
使用人のおばさんが止めるのも聞かず、玄関を蹴り開けて夜道へ飛び出す。]
こんばんは!
あれ、占い師さんはお疲れモード?
[疲れた様子のディーノに笑って手を振り返した]
マスター、エールとナッツね。
[普段と変わらぬものを頼み]
[ディーノの隣のテーブルへ]
─自宅/昨夜─
[夜遅くなっての帰宅を出迎えたのは、予想通り師の険しい表情。
素直に謝り、それから、フランから渡された包みの事を問うと、師は僅かに微笑んだようにも見えた]
……御師様?
[笑みをいぶかしんで呼びかければ、開けてみなさい、という返事。困惑しつつ包みを開けて、目に入ったのは]
……わぁ。
[真新しい白の乳鉢に、思わず上がる感嘆の声。
その様子に、師は僅かに目を細めつつ、そろそろ自分用の物を持っても良い頃だろうからな、とさらりと告げた]
……御師様……。
[白から視線を逸らし、ゆっくりと師へと向き直る]
……ありがと、大好きっ!
[直後に幼い子供のようにはしゃいだ声を上げて師に抱きつく様子に、黒猫が呆れたように尻尾を振った]
─自室/朝─
[その後は、いつまでも子供のようにしていては、という小言をもらって眠りにつき。
翌朝]
…………ん。
[呼び込まれた目覚めは、何故か、どこか不安定で。
昨夜見た夢のせい……と思いながらも、その内容は思い出せず]
…………。
[ただ、何故か、つきりと。
左の肩が痛むような気がして、思わず手で押さえる。
それに伴うように頭の奥に走る痛みに、ふるり、と首を左右に振って]
……大丈夫だよ、リエータ。
さ、今日も一日がんばろーっ!
[心配そうにこちらを見る黒猫に微笑みかけてベッドから起き出し、薬師としての修行へと]
─自宅─
それじゃ。行って来まーす。
[その日は一日、医術の講義と薬作りの修行に費やされ。
日が落ちると、師のための食事を用意し、自分は宿屋へと。
遅くならないように、と釘を刺す師にはあい、とお気楽な返事をすると、黒猫を肩に乗せて走り出す]
[暗い部屋の中、僅かな明かりがぼんやりと辺りを照らす。
その中にパサリと羊皮紙をめくる音が響く]
…へぇ。なかなか面白い事になってるねぇ。
まあ、これがホントなら、ちょっとやっばいかもだけどさ
[そう言いながら表情は微塵も困った感じはせず、ただいつもの笑みが僅かにだけ形を変える。
─遊び慣れた玩具を壊す時の子供のようなそれに]
[占い師と呼ばれ苦笑いを浮かべ]
僕は手品師だよぉ。
占いも出来るってだけでさ。
慣れないことしたからちょっと疲れちゃった。
タロット占いなんて母さんの見てたくらいだったし。
[聞きかじり、とからから笑ってレモンジュースに口をつける。存外酸っぱかったらしく、顔を少し顰めた]
[ジョッキに口をつけながら]
[クスクスと笑って]
でも大人気だったみたいじゃない。
随分と人が集まってた。
へえ、お母さんが占いできる人だったのか。
[ナッツを一つ頬張り]
手品も占いも。
普段は見られるものじゃないからね。
楽しませてもらってるよ。
[酸っぱそうな顔にまた笑った]
[あまりの酸っぱさに水を別で用意してもらってそれを飲み]
うん、やっぱり占いはそれだけで人気があるみたいだね。
占う側の能力は別として。
あまりにも多くて途中でお開きにしちゃった。
僕の家族は手品やジャグリング、占いがそれぞれ得意でね。
一箇所に定住することなく芸をして旅を続けてた。
手品もジャグリングも、父さんから教わったものなんだ。
父さんの技は僕のなんて比べ物にならないくらいに凄かった。
未だに父さんを超えれてないんだよね、技術が。
[まだまだだ、と苦笑いが浮かぶ]
楽しんでくれてるなら僕も嬉しいよ。
そのために披露してるからね。
旅から旅への生活か。
[少しだけ感慨深そうに]
お父さんも一流の手品師だったんだね。
ディーノが超えられないレベルだなんて、ちょっと想像つかない。
[小さく頷いて]
娯楽の多い村でもないからね。
子供たちなんかおおはしゃぎだったじゃない。
店まで声が響いてたもの。
[大きく息を吐いて目を開く。
手の中の石は窓から差し込む月の光に輝いている]
……よろしくね。
[小さく微笑みながら呟いて石を紫絹に包み。
それから身支度を整え直し、ゆっくりと階下へおりていった]
僕なんてまだまだ。
花に拘ってやるもんだから、その他の手品がまだ身についてないんだ。
まぁそのお陰であの二つ名がついたりもしたんだけど。
[magician of flower─花の魔術師─。花の手品ばかりしてきた結果ついた二つ名。自分でも案外気に入っている]
……もっと、教えを乞いたかったんだけどなぁ。
[その呟きは視線を落として紡がれ。昼と同じような寂しげな笑みが浮かぶ。しかしそれは刹那的なもので、すぐに普段の笑みに変わる]
うわ、そんなに聞こえてた?
今度からは広場の中央でやらなきゃ近所迷惑になっちゃうかな。
[気をつけなきゃ、と苦笑いが浮かんだ]
〔カン、カン、と無機質な音が鳴り響く。もちろん、紫煙に満たされた部屋の中からだ。試行錯誤の末なのか、いくつか角度や先端の尖り具合などの違う工具が並べられている〕
〔眉間を揉み解しながら、今かけている椅子の背もたれに体をあずけた〕
ーっ!根詰め過ぎたな。
だが、こんだけ作りゃ一つぐらいは相性のいい奴があるだろうよ。
〔作業台に置いてあった煙草に手を伸ばし、半ば惰性で火をつける。じっくりと、体中に紫煙をいきわたらせるように、吸った〕
〔手元のランタンを消し、窓の外を眺める…冷たい月光が工房を照らす〕
ジュリアが死んだ日も、月の光は冷たかったな…。
夜は…。
〔苦手だ、と、唇だけで言葉にならなかった〕
[1階には何人かが集っていた。
小さく頭を下げて挨拶し、主人のいるカウンターへと歩み寄る]
準備が出来ました。
宜しければ……これから。
[主人は頷いて必要な物があるかを問う。
それには首を振って端の小さなテーブルを借りた]
[扉の音で目覚めると、それはいつもの時間を少しすぎた頃。
音は、隣の部屋が開いた音のようで]
クローディア・・・。
始めるのね。
[手早く衣服をまとって、部屋を抜けて階下の食堂へ]
…ん、まーな。
[ごまかすように視線をそらす。]
なんっつーか、家に居たくなくてさ。
[殴り倒されて何発か蹴られた脇腹を、こっそりさすりながら宿へと歩く。]
[それは、丁度今から始まるようだった。
どこか邪魔にならない場所に背を預けると、クローディアへと意識を向ける]
(さあ・・・見せて頂戴。
クローディア。貴女の力。
そして、これから始まるプロローグを)
[2階から降りてくる見慣れない姿。誰なんだろうと首を傾げるうちに女性は主人へと話しかけて]
準備…?
何かやるのかな。
[視線は女性に釘付けになる]
[読み終えた羊皮紙の束を物憂げな表情で蝋燭の火へと近づける。パチパチと音をたて燃える其をぼんやりとした目で見つめ。手に熱が伝わる頃に真鍮製の屑篭に投げ捨てた]
さて、そろそろ舞台にあがるとするかな…。
僕がどんな役を演じる事になるかは…まだわからないけどねぇ…あははははは。
[キィキィと音をたて動きだす車椅子。錆色の煙をまだ上げる屑篭の中には燃え残った羊皮紙の欠片。
そこに見える文字──人狼─処刑─]
……家に?
[その言葉と、視線を逸らす様子から、何があったのかは察したらしく、僅かに眉を寄せて]
痛いとこあるなら、無理しちゃだめだからね?
[釘を刺すように言いつつ、宿へと歩みを進めて]
いいじゃない、花は可愛いもの。
magician of flower。
その道の専門家って感じでカッコイイと思うよ。
[呟きには聞こえない振りをして]
ああ、気にしなくていいよ。
賑やかな方が楽しいからね。
誰も怒りゃしないって。
[ひらひらと手を振った]
[降りてきた女性を見れば微笑を浮かべて]
こんばんは、クローディアさん。
やぁ…丁度いい頃に出てこれたみたいだねぇ?
皆集まって、これから何が始まるんだい?
[そう言いながら、ゆっくりと車椅子を進めていく]
―――夕方・村外れの丘―――
[木陰に座り、暮れる夕陽を背に眼下の村を眺める。]
[――朝、目覚めるとディーノは既に居なかった。
さては下に居るのかと半開きになったドアから外に出て、1階に降りる。
しかしそこにもディーノの姿は見当たらず。
きょろきょろとしていると、宿の主人が乱暴に目の前にハムエッグの皿を置いた。
これは一体何の嵐の前触れだと訝しんで視線を皿から上にやると、主人は不機嫌そうに
「朝飯だ。あの手品師の奢りだそうだ」
と言った。
その後にぶちぶちと、野良犬に餌をやるなんて…とか、俺は動物宿を開いたつもりは…とか小言が続いたが。
そんなものは耳を素通りさせて、ぺろりと有難くハムエッグを平らげる。
そして昨日と同じように、器用に扉を開けて外に出て行った]
[くん、と空気中の匂いを嗅ぐ。
昨夜覚えたディーノの匂いは、宿の扉から広場を抜け、教会のその先に続いているらしかった。
それだけ確認すると、パトラッシュはぶらぶらと村の中をうろつき始めた。
昨日は空腹でそれどころではなかったのだが。
自分が逃げてきたここがどういう場所なのか・暫く滞在しても安全そうか。
それを確かめるため、きちんと情報を得る必要があった。
そうやって1日歩き回って、今は丘の上。
村を眺めおろして得たのは、「まぁ、悪くないところだ」という結論。
ここは実に平和な鉱村だった。
と、広場で客を集めていたディーノが、宿に向かい始めたのに気づく。
もうそろそろ帰ろうか。
一度大きく伸びをして、ぱっと丘の上から駆け出した。]
〔今晩こそ、会えるだろうか…との下心に、亡き妻の追及を感じる〕
〔私を、探しているの?〕
〔それとも、あの子だから好きなの?…と〕
さぁな。俺にもわからねぇよ。
…別に、お前の事を引きずってるつもりは、ねえんだが…な。
〔胸のうちに溜まった何かとともに紫煙を吐く。ふいに、唇は微笑みの形になる〕
なにやってんだか…。あいつは、もう、いねぇんだよ。
今夜もいっぱい引っ掛けて、ぐっすり眠るとするか!
〔己で己を鼓舞するかのように言い放ち、戸口のジャケットを羽織り宿へ向かった〕
[フランの言葉に、ありがと、と笑みを向けて]
クローディア?
あの人がそうなのかぁ…。
[名前は知れども姿は見たことが無く。興味津々と言った様子で視線はクローディアに]
こんばんは。
ご主人に頼まれまして……この村の占いを。
[声をかけてきた村人には小さく挨拶を返して。
紫絹をテーブルの上に広げ、その石を中心に据える。
視界の隅にいるシャロンへと小さく微笑んでから石に目を戻して。
ゆっくりと集中し始めた]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
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