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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
1人目、占星術師 クローディア がやってきました。
占星術師 クローディアは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
村の設定が変更されました。
『「ほしまつり」の由来をご存知か?
日の暮れぬ、この夜に、星が見えぬは、異界に住まう天狗が星を隠してしまうから。
それゆえ、人は星の帰りを願い、天狗のための祭りを開く。
星の光は人の世の道しるべ。
消えてしまえば、人は道を見失う。
迷った者は、天狗に攫われ、隠れ里へと誘われる。
やがて人の世に戻る者もあれば、遂に戻らぬ者もある。
戻らぬ者は天狗に選ばれ、己もまた天狗のひとりとなるという。
そう…それを、神隠し、と、人は呼ぶのだ』
ひふみよいむなやここのたり
ひとりはさみし
ふたりはこいし
みえぬこころに
よるもおわらず
いえぬかなしみ
むりにはすてじ
なくこえとおき
やみねのつきの
ここであはずは
とわによばわる
『一面に白い花の咲く天狗の隠れ里。
彷徨い訪れた者は皆、自分の名以外の事を忘れてしまっている。
思い出せるのは「ほしまつり」にいた、ということだけ。
ほら、またひとり、迷い人がやってくる……』
2人目、自警団員 ガウェイン がやってきました。
自警団員 ガウェインは、人狼 を希望しました(他の人には見えません)。
[村を囲う小川の辺―そこに一人の男が佇んでいた。年の頃は20も半ばを過ぎているだろうか、長身を藍色の着物に包み緩く一つに纏めた髪を風に流している]
ここは―?
[ゆるりと辺りを見回せば目に付くのは一面の白い花―その景色に見覚えは無かった]
なんでこんな所に―俺は確かほしまつりに―
[記憶を辿ろうとして愕然とする。ほしまつりにいた―それ以外何も憶えていない―]
俺は―誰だ?
[否、己が『誰』かは憶えている―
雅詠(がえい)―それが己の名と言う事だけはこの全てが不確かな中で唯一の確かな事だった―]
/*
…………orz
[こっぱずかしさに撃沈している中の人]
雅「おーい、しっかりしろー」
[へんじはない、ただの(ry]
雅「ったく、こんなんでやってけるのかね…(溜息)
ってな訳で暫く俺が背後に代わって裏話とかつっこみとか担当するんでこれから宜しくな(読者に向かって手を振る)」
/*
雅「まずは何から…っと、あれがあったか」
[懐から一枚の紙を取り出し]
雅「俺の外見に関する設定なんだが…ま、見てみろや」
[ペラリと突きつける。以下内容
名前:雅詠(がえい)
年齢:27〜29(外見)
外見:旧日本国軍風?の軍服。鳶色の瞳、鴉の濡れ羽色と呼ぶに相応しい漆黒の髪を緩くひとつに纏めている。]
雅「(再び懐に仕舞いながら)実際の俺と格好が違うだろ?これには理由があってな…『文化レベル的に洋装が受け入れられるか不安だから』だと。まあ神聖なまつりに軍服で参加するのも(警備ってのもあるがやっぱ遊びてぇだろ?)どうかと思うしな。
それとこいつは本気で裏話になるんだが…最初は着流し+羽織+帽子の3点セットに変えようか悩んでたんだと。どこまで元ネタ引き摺るつもりなんだか…」
[リーン……と、鈴の音が、どこからか聞こえてくる。誘うように、呼ぶように。耳を澄ませばその音が、水車小屋の脇の館から聞こえる事が判るだろう]
[そして館に足を踏み入れれば、大きな座敷に通され、顔かたちの似通った数人の童子達が、酒や肴を運んでくるだろう]
3人目、烏賊 ラス がやってきました。
烏賊 ラスは、人狼 を希望しました(他の人には見えません)。
[白い花の咲き乱れる中を、ふらりふらりと歩み入る。]
はてさて、これはこれは…
夢か現か幻か…いやいや、とにかく面白い。
[背には、道具箱らしき箱を背負い、奇妙に色彩の鮮やかな着物に身を包んだ若い男が、きょろりと辺りを見回した。]
[声をかけると、館の中から駆け出てきた童子に手を引かれ、引かれるままに足を踏み入れる。]
いや、これはまた、楽しげな。
こちらの主殿は、いかなる御方で?
お招き頂いたなら、ご挨拶せねば。
おや?御酒も頂けるとは有り難い。
[童子達に酒と肴を差し出されると、主への挨拶も忘れ、いそいそと座り込んで呑み始めた。]
[―と、鈴の音が聞こえた―]
この音は―あの館の方か―?
[このままここに突っ立っていても何も事態は進まない―意を決して雅詠は館へと向かった]
[館の前について直ぐ童子に手を引かれ座敷へとあげられる]
ここの主人に少しばかりお尋ねしたい事があるのだが―
[何時戻られるのか、そこで酒を飲んでいる男―烏の事である―は客なのか―幾ら尋ねてみても童子達はただ笑みながら酒を振舞うばかり]
話にならない、か―
[小さく息を吐くと注がれた酒をぐいっと*飲み乾した*]
4人目、孤児 オーフェン がやってきました。
孤児 オーフェンは、霊能者 を希望しました(他の人には見えません)。
[走る、走る、とたとたと。
何か、だいじな事のため。
走って、はしって。
ふと、気がつけば]
……あーれぇ?
[そこは、白い花の中。
白い着物の少年は足を止めて、不思議そうに周囲を見回した]
……ここ……どこだろ?
[呟いて。
でも、答えは出ず]
……音がする……。
[ふと、とらえたその音の方へ、少年は歩き出す。
誰か、いるかもしれないと。
風漣(フウレン)という名、それ以外のものを忘れた事に、*未だ気づいた様子もなく*]
/*
雅「俺以外深刻に考えてるのいないのかよ…まあ俺も受け入れモード入ったけどな(苦笑)」
[懐から今度は一冊の冊子を取り出し]
雅「今の内に俺の元ネタについて軽く紹介しとくな。まあ今じゃ大分元から離れてるけどな…(苦笑)
俺の元ネタは『カミヨミ』って漫画の“天狗の神隠し編”に出てくる【三浦 楼(みうら ろう)】って軍人だ。俺に似てるイイ男だぜ?(ウインク)
コイツを元ネタに選んだ理由は背後がファンだからってのと後もう一つあるんだが…まあ言わぬが華、だな。気になるんなら是非買ってくれや(営業スマイル。出版社の回し者ではありません)」
5人目、学生 エリカ がやってきました。
学生 エリカは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
[一面の白い花に埋もれるように、白い直垂・水干の若人は眠る。
手には飴色の横笛。その傍らには、舞扇。
腰には白鞘巻の刀をさして、他には何も荷物はなく。]
………う…
[音もなく瞼が震え、琥珀色の瞳が現れた。]
[まず目に入ったのは咲き乱れる白い花。
ぼんやりと手を伸ばせば、さあ、と風が吹き白は逃れさざめく。
鼻をくすぐる香りは甘く、そのまま再び瞼を閉じかけて…]
[リーン…鈴の音が耳に届く。]
今のは…鈴じゃな。
誰か居るや否や…?
[花の褥から身を起こし、誘われるままに歩いていく。]
中/
幻夢で青年キャラやったことないので今度こそ!
と思ってたら一足遅く男しか入ってなかった罠にゃ。
立烏帽子にゃいけど白拍子にゃの。きっと落としたのにゃ。
「主として女性・子供が舞う事が多かったが男女問わず」にゃので、女の子増えたら男とするべくまだ名前出さずにおくにゃ〜ん。
中/
それにしても闇夜いいですにゃ、闇夜。
雰囲気ぴったりにゃ〜んv
あ、発言欄のIDリンクのカラーはちょっと見えにくいかもにゃ。
あ、そだそだ。ここでこっそり懺悔タイムにゃ。
今回これを使わせていただくつもりでちょこっとご意見しちゃったんだけど、ストレス与えちゃったならごめんなさいにゃのですにゃ。orz~
しおりはどこから読んだかの目安としてよく使わせていただくので、目立たないと困るのですにゃん…。
学生 エリカは、鈴の音に合わせ、横笛をそうと*口に当てた*
6人目、くの一 アヤメ がやってきました。
くの一 アヤメは、人狼 を希望しました(他の人には見えません)。
〔花、花、花。
真白の花の乱れ咲く。
空に輝く陽は落ちず、
天に煌く星は在らず。
辺りを覆うやうに漂う香は、
酸いか甘いか定まらず。
耳に届くは玲瓏たる鈴の音、
招く手の如く呼ぶ声の如く。
さても何方にても同じかや。
忘れし者らは何をおもふ。〕
〔いずこからか現れし女は夢幻の最中を進むかの如く、
白へと踏み入り雲を掻きて如く海を泳ぎて歩みゆく。
短く揃えられた深紫の髪には紅緋の花かんざし。
纏いし衣は藍墨茶に細かな白花の描かれし小紋、
麹塵の袋帯によりきちりと留められ狂いはなく。
柳眉の下の紫黒の眼は猫のそれを思わせて、
眦と唇とを縁取る朱は女の艶を増し魅せる。〕
さてなはてな、
ここはいかなる場所なりや。
[立ち止まりゆるりと疑問を発す]
問いは持てども答えは持たず、
なれば思考は愚にも等しき行為かな。
[見渡せど目の眩む程の白ばかり]
前に進む道も己に歩む足もあり、
こうして聞こえる音(ね)もあるならば、
それに従うが取り敢えずの道理と言う事か。
[リーン、リーンと鈴の音、迷いし人の道しるべか。やがてその音が眠りを誘い、夜明けの鳥の鳴く時まで、時はゆるりと歩みを止める]
7人目、少年 ネロ がやってきました。
少年 ネロは、占い師 を希望しました(他の人には見えません)。
[陽が沈まない、明るい夜]
[白い花びらが、光を弾く]
[きらきら、きらきら]
[草葉の影に、人の姿]
[今はただ、深く眠る]
[すずやかな風が、葉を揺らす。]
[眠りへ誘う音が、あたりを包む。]
[*……りぃん、りぃん……*]
[ピィー…ヒョロロ……ピィー…ヒャララ……]
[朝靄の中、笛の音が微かに響く。
昨夜のもてなしの礼のつもりか、単なる気紛れか。
はたまた、記憶になくとも身体は覚えているや否や、試みたか。]
[祭囃子に似た調べは、長くは続かず。
撫子色の唇を横笛から離し、吐息を零す。]
ふう…なんと拙い。
これでは、宴の余興にもならぬな。
ああ、朝餉はいらぬ。
少し…忘れ物を思い出したでな。
[袖を童子達が引きゆこうとするを抑えて、短く告げて館を出る。
深酒していた者達は未だ寝ているだろうかとぼんやり思うも、その歩みは止まることなく。白の花咲くのをそぞろ歩む。]
[さあ、とひときわ強い風の音。
どこか笑い声にも似て聞こえ、眉を顰める。]
童は…苦手じゃ。
[白が風にさざめく野で、零れる呟き。
しばし佇むも、また白き野をゆく。*舞扇は有るや無しや*]
[目覚めた者には朝餉が供され、幼い者には酒と肴の代わりに菓子や甘露も供される。
童子の気配は、いつでも有るが、邪魔だと言えば姿も隠そう]
[てん、てん、と軽い音。
続けて空に、鞠が舞う。
白地に散るは、彩り鮮やか。
朱と金にて描かれし華の紋。
その華を、庭に、ついて、空に、投げて]
……あそばない?
[物陰からこちらを見やる童子たちに声をかけるも。
返るはさざめく笑い声]
……ちぇー。
[つまらなそうな声を上げ。
また、てん、てん、ひょう、と。
庭に、ついて、ついて、空へ、投げて。
くるり、くるり、舞う華の紋]
[くわあ、と大きく欠伸を吐いて、男は畳の上に起き上がる。知らぬうちに掛けられた薄布に笑みを零して、こきりと首を回した]
まったく至れり尽くせりとは、このことだねえ。
ああ、朝餉はそうだな、みそ汁だけ頂きますか。
さすがに夕べは呑み過ぎた。
しかし良い酒だ、二日酔いの気配もないとは有り難い。
[白い花が香る]
[鼻を擽るにおいに、長い睫毛が小さく震える]
……?
[一面の白い花畑]
[さらさら、流れる川の音]
[遠く、響いた鈴の音]
……ここ、どこじゃ?
[細い手を使い、身を起こす]
[見えるは一面の花畑]
/中/
うーん、文章編みの難易度がしれっと高いよww
と、言うわけでお邪魔しております、猫化けたすくでございます。
昨夜は隣のエピ中ってコトもあり、出てきただけでフェードアウトしておりました。
さて、久しぶりの少年キャラですよーヽ(´∇`)ノ
まあ、多分無性になりますが(まてお前。
一応、霊能者希望ですが、まあ、弾かれても…………何とか、なるよね?
繚乱と連続だから、大人しく村人希望しとくべきだったかもですが(全くだよ。
ところで、風漣くん、一人称が決まってないんだよね。
いっそ、一人称ナシに挑戦してみようか(やめとけ。
ともあれ、皆様どうぞ良しなに(礼)。
おらは……
ずうっと、眠っとったんじゃろうか?
[答えなどは、どこにもない]
[白、白、白]
[一面の、白]
……誰も、おらんの?
[心細い、小さな声]
[耳が捉える、鈴の音]
[りぃん]
[みそ汁を飲み干して、ふらり縁側へと足を向ける。庭で鞠つく子供は、他の童子達とは違って見えた]
さて、ここの子かねえ?
[声をかけるか、様子を見るか、思案顔]
[てん、てん。
ついて、ついて、ひょう、と投げ。
そうと伸ばした手で、華の紋を受け止める]
……つまんないのー。
[一人、鞠と戯れるのに飽きたか、こう呟いて。
館に戻ろうか、と振り返り]
……だーれ?
[こちらを見やる思案顔に気づいて、一つ、瞬く]
/中/
なお、中のねこは初めて使用された烏賊に「わー、烏賊だ烏賊だ」と一人で盛り上がっておりました。
しかし、烏、て……上手いなw
/中/
そんなわけで村建ての、ふかですw
子供可愛いよ子供v今回はなんでもありのキャラなので、いろいろ構い倒そうww
道具箱の中身は、人形、薬、水飴、の三択です、薬と水飴は玩具つきだw
現在水飴が一歩リードww
[鞠を両手で持ったまま、烏、と名乗った男を不思議そうに見つめ]
ここの子?
風漣は、違うよ。
[何故そんなことを問うのかと。
大きな瞳は、そう、問いたげで]
[白い花のそばを、だんだんと急ぎ足]
[一人きりの白い場所は、とてもこわい]
どこから、聞こえとるんじゃ……?
[大きくなる鈴の音、からんと下駄が鳴る]
[一人歩く、人の姿]
[声をかける前に、その姿はなくなって]
[りぃぃん]
[鈴の音に、再び足を動かした]
/中/
一人称が決まらない挙句、結局名前呼びになった件について(笑)。
しかし、ここまで素で幼いのは、全体見ても初めてかな?
うーん、ちみ雛になりそうな予感が今からひしひしとw
ひとりは、嫌じゃぁ……
[鈴の音の先には、水車小屋]
[くるくる、くるくる]
[あがっては落ちる、水の音]
[その隣には、館が一つ]
[りぃん]
[導くように、もう一度]
誰か、おるん……?
そうかい、ゆんべから、ここの家の人を見かけないんで、坊が、そうなんじゃないかと思ったんだがねえ。
その鞠は、坊のかい?綺麗な鞠だねえ。
[すとん、と縁側に腰を降ろし、にこにこと話し続ける]
風漣も、あの子たちしか見てないよ。
[すい、と遠巻きにする童子たちを見て]
鞠?
鞠は……。
[問いに、手にした華の紋を見て。
ゆる、と首を傾げつつ、まばたきを一つ]
……持っていたの、ずっと。
だから、風漣のだと思う。
/中/
登場時に描写ないじゃん、と突っ込まないでくれw
本当は鞠を追いかけて走りこんできた、としようと思ってたんだけど、隣のエピテンションの中でつい忘れてたんだ!(まて
[館は広い]
[広くて、大きい]
びっくり、じゃぁ……
[声を聞きつけたか、気配に気付いたか]
[二人の童子が、やってくる]
[同じ顔の童子]
[ほっとして]
おって、良かった……
おら、――
[自分の名前を口に出して、そのまま続けようとした言葉は……]
……何も、わからんのじゃ
[音彩、と]
[名前だけを繰り返した]
[子供の言葉に、軽く首を傾げる]
それじゃあ、坊も、ここに呼ばれたお仲間なんだねえ。
さてさて、呼んだ御仁はどこにお隠れあそばしたやら。
[ふと振り返ったのは、鈴の音が、誰かを招く音に聞こえたからか]
おや、またお仲間が増えたようだ。
[童子たちは先へ進む]
[置いていかれてなるものか]
[古い布の着物で歩く]
なぁ、ここはどこなんじゃ?
おら
そうじゃ、たしか。
ほしまつり。
[呟くけれど、声はない]
[返事はない]
[招くような二人の仕草を、追おうとして]
[追おうとして……]
……?
あ……人、おった。
[同じ顔の童子たちは、こわいとも思っていたからか]
[歩を進めた先の人影に、ようやく小さく笑うことができた]
[童子に導かれるように──否、その後を追うように、か。
やって来た者の姿に、またまばたき。
てん、と。
庭にひとつ、鞠をつく]
……だーれ?
[投げる問いは、先ほどと同じく。
しかし、そこには僅かに好奇の響きもあろうか]
鈴……
鈴がおらをよんどったん?
[青年の言葉に、目をすこし大きくして]
鈴は、自分で鳴るんじゃろうか……?
[こわかぁ…と小さく呟いた]
[鞠をつく子の問掛けに、答えはただの一つだけ]
おらぁ……ねいろ、じゃぁ
〔静かなる音色に誘はれ辿り着きし建物は、
川の傍ら廻り回る羽根車の小屋に接す館。
戸を叩く間もなく出でた童子に導かれ
中に入りしまでは記憶にあり。
けれど眠りに就きしはいつの事か、
奇しくもとんとおぼえはなかりけり。
此はいかなる場所なりや。
今はいかなる時間なりや。
我はいかなる人物なりや。
答へを知らぬか知れど答えぬか、
問えども童子はかへりことせず、
笑ひ咲ひて哂ふばかり。〕
ここ、どこなんじゃぁ?
おら、……なぁんもわからんのじゃ
…………にいさまたち、知っとる?
[答えない童子たちと違い、答えが返るかと]
[そう問うて、きょろきょろと見回す]
[白い花がちらついて]
……きれいな花じゃぁ……
〔とん、とん、とん、と。
階段を下る音は軽く、耳澄まさねば聞えぬほど。
庭を臨む縁側まで辿り着けばそこにあるは人の気配。
紅付け指、赤い爪の指を朱唇に当てて顔を斜めにし、
猫の眼は興味深げに見慣れぬ男と子らを見遣る。
鈴の音、りぃんと、空気までも冷やして響き渡る。
同じ顔した童子らは、笑ひつ女の傍を駆け抜けた。〕
[てん、とまたひとつ、鞠をつく]
ねいろ、ていうの。
[告げられた名を、繰り返し。
鞠から片手を離して、自分を指で示す]
風漣、だよ。
白い花、きれいだよね。
[また、鞠を両手で持ちつつ、ふわり、笑う]
おんやまあ。
客人は他にもいなさったか。
初めて見る顔か二度三度見る顔か、
生憎覚えはないけれど、
ともかく今の出会いに感謝して、
今日和とでも言えば好いのかな。
[どこか芝居がかった言い回しをして頬笑む]
ねいろ坊かい、俺は烏さ。
ここがどこかは、俺も知らないねえ。
けどまあ、綺麗なところじゃないか。それに酒…いや食べ物もたんとある。
呼ばれた訳が判るまで、のんびり遊んで過ごすがいいよ。
[呑気に言って、また部屋に増えた気配に視線を巡らせる]
これはまた、綺麗どころのお出ましだ。
[呟いた声は嬉し気に響いたろうか]
[女の声に、そちらを振り返る。
ひょう、と、空へ一度鞠を投げ]
……こんにちは?
[鞠を受け止め、ゆるく首を傾げつつ、挨拶を返す]
[女の口調に、やはりお仲間かと見定めて、笑みを浮かべて一礼する]
さて、覚えの無いのはお互いさまのようですよ。
招かれたのは、他にもおいでのようだが、招いた方は姿も見えない。
せいぜい、互いに仲良くするしかなさそうです。
俺は烏と申します。どうぞ御見知りおきの程を。
そこな旦那、褒めても何にも出やせぬよ。
何しろ己が誰かもわからぬのだから、
他者にやるものなどあろうはずもなし。
はてさて、ゆいつ持っているとすれば、
“あやめ”と呼ばれる名だけかな。
けれどもそれすら困った事に、
如何様な字を書くかも忘れちまった。
はてさて、ここでは大切な事でもなかろうか。
[かかった声にちいさな驚き]
[それでも頭をふかく下げて]
こんにちは、おねいさま
[顔をあげて]
[大にいさまの言葉に頷く]
からすおにいさま。
おにいさまも知らんの……
遊んで。
何をすれば、遊べるんじゃぁ……?
風漣、だよ。
[もう一度、繰り返すのは肯定のためか。
きれい、という言葉に同意を得れば、またふわり、嬉しげな笑みを浮かべて]
風漣は、白いの、好き。
[ねいろは? と。どこか、楽しげに、問うて]
/中/
今のうちに謝っときます。
『漣』なんてレアな漢字使ってすいません(特に鳩マスターな皆様)orz
や、どうしても使いたかったんだ!
蓮、よりも漣の方がイメージあったんだよ!
(霞漣とおんなじ理屈だよな。
て、あ、この当て字でカレンも使えたなw/まんますぎだ)
〔飄々、空へと舞うは朱と金の鞠、
けれど天には届かず坊の手に還る。
操る主は濃色の子、
対するは臙脂の子、
見守るは紫苑の男。
女の紫黒に映るはただそれだけ。
交わされし名の一つ一つより、
心に残るは色ばかり。〕
仲良う……
じゃったらうれしいんじゃ
[大兄の言葉が耳に届いて、顔はゃうやく満面に笑み]
[小兄の言葉に、こくり]
おら、好きじゃぁ
白いん、きれいじゃけ
ああ、宜しく頼むよ。
[二人の童を見ながら縁側に腰下ろす]
招いておきながら姿を見せぬとは。
童子らも世話はすれども笑ってばかり、
何を問うても答えは返らず困ったものだね。
されどこうして会ったのも縁の一つ、
仲の好く出来るものならしたいものだね。
白いの好き、おんなじだぁ。
[返された言葉と、その表情につられてか、彩る笑みは深くなる。
てん、てん、と。
また、つかれる、鞠。
朱と金の華はくるり、くるりと色彩を巡らせ。
白花色の小袖をまとった童の手に、還り]
ねいろも、遊ぶ?
[そして、それは問いと共に差し出され]
[嬉し気な子供に目を細め、腰かけたあやめの言葉には、にこにこと頷いて]
まったくもって、判らぬことばかり。
されど、仲良きことは麗しきと、古い諺にもありましょう。
まして、美しい方との縁とあれば、幸運と呼んで良い。
白いのは、好き……。
[言葉が途切れる。
ほんの少し、思案するよな色彩が掠めるが、すぐに消えて]
うん、好き。
[もう一度、繰り返す]
じゃあ、遊ぼ!
[はい、といいつつ、鞠をその手に渡して]
おやおや、
口の上手い旦那だね。
これを幸運と言うなれば、
世は幸に溢れ返ってしまうよ。
[口許に手を添えて可笑しそうに目を細む]
さてはて、
花には鳥、音には風。
これもまた似合いと言えようか。
[首を傾げられて、きょとり、とまばたいて]
つくの、こうやって。
[言いつ、手首を返して、庭に向けてつく仕種]
唄にあわせて、てん、てん、て。
いやいや、これは正直な気持ち。
嘘をつこうにも、ほら、裏も表も今は見えませんのでね。
[口がうまいと言われれば、けらりと笑って、そんな答え。]
そう、そう、それです。
[得たりとばかりに手を打って]
まさに世に幸を撒くのが、貴女の仕事やもしれません。
風と音とも似合いだが、これも似合いと、思いませぬか?
[確かに嘘ではないのだが、遊ぶような言の葉で]
おうたにあわせるん?
[すこし考えて]
てんてんてん。
[鞠を一つ、二つ、三つ]
[ついて、うたがわからない]
[口からついたのは]
……おうた、教えてくれん……?
おら、ようわからん
/中/
中隠す気ないですよね……(笑)
まあ、此方もないと言えばないけれど。
とりあえずこの喋り方は面倒ですね。
楽しいけれども。
/中/
ナニ、この中割れメモ会話は(笑)。
ところで、手鞠唄を探していたら、面白い記述を見つけたさー。
希望通ったら、この鞠つき設定は美味しいかもしんない。
まあ、通らなくてもそれなりに美味しいけどねw
[朝餉を終えて一思案の末、まずは館の中を見て回ろうかとぶらり足を向けてみれば]
ん―?
[縁側に見た事ある顔がひとつと見た事のない顔がみっつ並んでいて―自然、足はそこに向かう]
なんだ―随分と賑やかじゃあないか。
うん、そう。
[こくり、頷いて。
教えて、と言われ、あ、と声を上げる]
ひいや ふうや
みいや ようや
いつやの むさし
ななやの やくし
ここのや とおや
[澄んだ声が、ゆる、と唄を響かせる]
[また一人増えた顔に、如才なく笑みを向ける]
おや、こんにちは。
ええ、可愛い坊達と、綺麗なお嬢のおかげで、賑やかですよ。
俺は烏と申します。どうぞお見知りおきください。
旦那はこちらの家の方…ではなさそうですねえ。
[どうやら、見分けがつくようになってきた]
ひいや ふうや
[小兄の優しい歌声]
[くりかえすように声をあわせて]
[とん、とん、とん]
みいや ようや
[鞠が軽く音をたてて]
いつやの むさし
ななやの やくし
ここのや とおや
……あ!
[最後の一つ]
[鞠が手を離れて、ころげてゆく]
童らは手鞠か、懐かしきかな。
さても今は記憶の欠片もあらねども。
心の隅には何かが残っているらしい。
[てん、てん、跳ねる朱と金のいろ]
ひふみよいむなやここのたり、
……はてさて、これは違うたかな。
〔童二人が庭にて遊び、稚い歌声響く。
思い起こさせるは望郷の念か、
さてもはてもやはりわからず、
白い霧の中に沈み込むように。
ただただ、貌に浮かぶは笑みばかり。〕
なれば紫苑の旦那の仕事は、
そうして他を煽るものかも知れぬね。
似合いと思えば似合いとなり、
不揃いと思えば不揃いとなるよ。
少なくとも悪くはないと思うけれど。
[縁側に腰掛けながら頷いて]
ああ―って事はお前さんもか。
しかし烏とはまた変わった名前だな―。まあ俺もあまり人の事は言えぬが―。
[思わず苦笑が洩れるか]
[唄に合わせて回る華の紋。
それを、楽しげに見つめ]
……あ。
[鞠がそれ、転げていくのを見ればそちらに駆ける]
残念、ざんねん。
[もう少しだったぁ、と言いつ、鞠をそう、と拾い上げ]
そちらの旦那も今日和。
[ころ、ころ、転がる鞠を眺めつつ]
名が必要ならば“あやめ”と呼べば好い、
名が不要ならば其方の好きに呼ぶと好いさ。
ふう坊は、良い声をしているねえ。
[感心したように呟いて、真似て鞠つくねいろを見やり]
おっと…
[転げた鞠に肩をすくめる]
残念残念、けど上手なものだよ。
[あやめの言葉には、笑みを深めて]
仕事は思い出せませんが、こうして話すのには慣れているような気がします。
悪くはないと思って頂けるなら重畳。
[男に変わった名だと言われると、ふむ、と首を捻る]
言われてみれば、変わった名でしょうかねえ?
ですが、覚えているのは、この名ばかり。
思うに、旦那も同じでは?
鞠……
すごくはねるんじゃなぁ
[拾うのを見て。]
ふうれんにいさま、すごいんじゃのぅ……
鞠、いっぱいできるんじゃろ?
[小兄に尋ねて]
[まわりの言葉に、*てれわらい*]
[烏の言葉に少しばかり目を見張り]
―そこまで同じとはな。もしやあやめの姐さんやそこの2人も―
[―と、童2人に目をやって]
ああ、ああ。
宜しく頼むよ、象牙の旦那。
[ひらひらり、伸ばした手は空を切る]
奇遇だね、此方も己の仕事が思い出せぬ。
そもそもどこからどうしてここへ来たのやら。
誰も彼も、そのような状態なのだろうかな。
もしかすると、これは夢なのかも知れぬね。
[いっぱい、という問いに、やや首を傾げ]
鞠、好きだよ?
[答えになっているような、いないような、そんな言葉を返し]
ひいや ふうや
みいや ようや……
[唄いつ、てん、てん、と鞠をつく。
唄の終わりに手に戻った鞠を一度、ひょう、と空へ投げ。
伸ばした手に受け止めたなら、ふわりと笑って。
縁側で語らう大人たちを*不思議そうに見やろうか*]
夢か―確かにそうやもしれんな。
[ふむりと一つ頷いて―ふと顔を上げ]
なあ、ひとつばかり聞きてぇんだが―
あやめの姐さんと烏の兄さんはほしまつり―ってのにいた覚えはねぇかい?
ほしまつり。
ほしの、まつり。
はてなさてな、
言の葉の響きに覚えはあるよ。
明るき夜の星なき夜、
白の夜と言うたろうか。
……はてなさてな、
星がないのにほしまつりとはこれいかに。
なにゆえだったろうか、思い出せぬな。
夢、か、成る程、そう言えば。
[あやめの言葉に何かを思い出したように、くすくすと笑う。次いで雅詠の問いには、ああ、と頷く]
ほしまつりには、覚えがある。
確かにそこにいたような気がしますよ。
皆が皆、ほしまつりに覚えがあって、皆が皆、物忘れとはこれはまた…
やはり夢か幻でしょうかねえ?
[くすくすくすと笑う声音はやはり楽し気]
おんやまあ、
紫苑の旦那には何かしら心当たりがおありかな。
[問えども答えを聞く前にすっくと立ち上がる]
童らが遊ぶのを見ていたら、
此方も少し遊びたくなっちまったよ。
夢か、幻か、はたまたもはや、
この世ならざる身になりけるか――
[諧謔めいた言の葉を紡ぐ面には笑み浮かぶ]
何にしてもわからぬのだから、今は楽しむとしよう。
いやいや、あの白い花畑を見た時に、夢か現か幻か、と俺も思ったものでして。
[笑いながら、あやめに答え、遊ぶという言葉にその姿を目で追いつつ]
まことその通り、楽しむに越したことはなし。
なるほど。
誰しも思う事は皆同じかな。
[烏に紫黒の視線を遣りて頷き一度]
少し遊歩して来るとするよ、
後程には酒でも酌み交わすとしよう。
すごかぁ……!
[鞠がぽぉんと、高く上がる]
ふうれんにいさまは、お上手じゃぁ。
おらも、そんなふうに、いっぱい出来るようになるかのぅ
[兄や姉やのお話は、きちんとは耳に届かず]
[ひいや、ふうやと繰り返す]
忘れんように、歌っとこ。
/中/
リアル夏祭りにお出かけ。
と言ってもすぐそばの公園だけれども。
……目の前でやきとり売り切れた(ノ□`)
仕方ないのでとうもろこしで我慢。
小さな公園だから、かき氷も綿飴もないや。
はいな、楽しみにしておりますよ。
[立ち去る艶姿を惜しむように見送ると、飽かずに遊ぶ子供達と、思索に耽る男に視線を向ける。背後の座敷では、ぱたぱたと童子達が夕餉の膳を用意する気配]
遊びも、物思いもほどほどに。
[くす、と笑って、夕餉の膳に向かおうか。*いや、その前に、と、酒を所望したやもしれず*]
[上手、といわれ、ほんのわずか、嬉しげに笑む]
ねいろも上手になるよ、きっと。
鞠と仲良しになるといいんだ。
[唄う様子にこんな事を言いつ。
烏の言葉に、はあい、と返して]
……もう、夕餉の時間なのだね。
[用意をする童子たちの様子に、今気がついた、と言わんばかりに呟く]
[暮れる日もない、薄日の夜に、ややぼんやりと目を向けて、童子の供する冷酒を嘗める]
夜と朝との境も無し、はてさて、時も止まって見えるやなあ。
鞠と仲良し。
仲良う、なるんじゃぁ……
[うたを止めて、何度も頷く]
[夕餉の言葉に、はたと気付いておなかをみて]
ごはんの時間け?
みんな、いっぱいじゃぁ。
おてつだい、しなけりゃあかんじゃろ……?
[けれど同じ顔の童子に、尻込み]
[二人の子供の様子には、やはり柔らかい視線を向けて]
坊達、お腹が空いたろう?
ここに来て、夕餉を貰うといい。
こんなに明るい白夜だ、鞠つきは夕餉の後でも出来ようよ。
そうだよ、鞠と仲良しに。
[にこり、と笑って、手にした鞠を撫で。
おてつだい、という言葉には、ゆる、とまばたきを一つ]
……そうなのかな?
[良くわからないけれど、そうすることは、あまり馴染みがないような気がして。
首を傾げて童子を見れば、笑いながら手招かれる]
支度は、あの子らのおつとめのようだよ。
[だから、きっと大丈夫だよ、と音彩に笑って]
うん、風漣もお腹が空いた。
[烏の呼びかけに、屈託ない笑顔で頷く]
/中/
ところで。
さっきから、資料用のサイトとして開いているのが平安時代関係のほむぺってのはちとずれてるのかしら、かしらー。
いやその……雰囲気的にそんな感じがして……うん。
それだけなんだが。
どうやら、育ちが違うようだねえ…
[対照的な二人の子供の様子に、小さく呟いて目を細める]
集められたのは、同じ、ほしまつりでも、どうやら互いに縁があるわけでは無いと見える。
さて、どんな理の働いたものやら。
[呟いてはみたけれど深く考え込むという風もない。ゆっくりと酒杯を重ねて酔いを楽しむ風情]
からすにいさま……おら、手伝わんと良か?
[呼ぶ大兄の言葉に、少し戸惑った声が出る]
[次いだ小兄が告げた言葉に、再び童子たちを見て]
あの子ら、ご用意大変じゃぁ……
でも、いっぱい、おるんじゃぁ
おら、邪魔になっちまう?
[ちらちら、見やった童子と目が合う]
[童子はにこにこと笑っている]
[今度はまた、大兄を見る]
……白夜は、明るいけん。
ふうれんにいさまも、おなかすいたけん。
おらも、ごはん、食べる。
[小兄が行くならそれにつき、夕餉の席に付いていこう]
[近づくにつれ香る酒精に、*不思議そうに大兄を見るだろうか*]
[にいさま、と呼ぶ声には、少しばかりくすぐったそうな表情を浮かべたか、気弱に聞こえる音彩の声に、ああ、と頷き]
遠慮せずにもてなしを受けるといいさ。
どうやら我らは、この家の客と扱われているようだからねえ。
じゃあ、一緒にゆこう?
[音彩の言葉ににこり、と笑って部屋へと上がる。
童子たちの用意した手水で手を濯ぎ、導かれるまま夕餉の席へ。
朱と金の鞠は、大切そうに膝の上に]
でも、誰が招いてくれたのだろね?
[それからふと。
烏が音彩に向けた言葉に、不思議そうに呟いて]
[風漣の呟きを耳に止め、手にした酒杯を膳に降ろす]
はてさて、それが判らない。あの鈴の音の主ではないかと俺は思っているのだけれどね。
ふう坊は、どう思う?
[子供に向ける視線は、変わらず柔らかいものであったけれど、その声音は大人に向けると同じもの]
/中/
何かこう、予定と違うキャラになりそうな気配がひしひしと。
子供達が可愛いのがいかん、可愛いのがww
まあアドリブを楽しむのが目的なので、これも良し。
[投げられた問いに、粥の椀を一度膳に戻し。
数瞬、思案するよに目を伏せて]
鈴の音……風漣も、そう、おもう。
走って、はしって、花畑にいて。
その時、鈴の音がしたの。
それをたどったら、ここに来たのだもの。
[でも、どうしてでてこないのだろ、と。
首を傾げつ、呟いて]
さて、どうしてだろうねえ?
余程奥ゆかしい御仁なのか、それとも、人嫌い…いや、人をこんなに集めておいて、それは無いだろうかね。
[けらりと笑って、再び酒杯を手に取った]
不思議だね。
出てきて、お話しすればよいのに。
……あの子らに聞いても、教えてはくれぬだろうね。
[童子たちの方を軽く見やり、僅かに首を傾げ]
おらも、客け?
[小兄に続いて席へ行けば、きょとんとして]
[鈴の音の話には、首を傾げようか]
きれいな音じゃった
じゃけ、きっときれいなひとじゃぁ
[細く届いた笛の音]
……きれいじゃぁ
/中/
人が集まらないのはまあいいとして、参加済みの人が来ないとくろちゃんを出せないわけですが…まあ、11時過ぎがぽいんとなのか?
〔水車はくるくるり、水を汲み上げ廻りゆく。
小川はさらさらり、周りを囲んで流れゆく。
彼岸には何もなく、白き霧が漂ひて。
此岸には唯一色、白の海が広がりて。
白、白、白、白、真白の中、
今にも呑み込まれてしまふやうな、
他の色すら忘るかと思はる白の中。
佇む黒の姿は異質とも映るやも知れず。
揺れる紫髪は花にも見ゆるやも知れず。
さても其は気に留めるべき事にも非ず、
鈴に重なる笛の音にこそ意識は向くれ。〕
綺麗な音なら、綺麗な人かい?
それはいい。
[音彩の言葉に、くっくと笑う]
それじゃあ、この笛の主も、きっと綺麗な人なんだろうねえ。
[日の暮れることのない野では、時の移ろいなど知る由もなく。
くう、と訴える腹の音に、ようやく笛を仕舞いて立ち上がる。]
[笛が止んでも鈴の音は、リーン…リーン…絶えることなく。]
往くか、戻るか。
どちらであろうと、辿り着くは…同じじゃな。
[白に埋もれた白い袖が翻る。
見失うことなく追うは、難しかろうか。]
きっとそうじゃぁ
じゃって、きれいな人は、きれいにうたうのじゃ
[大兄の笑いにも、何度もうなずいて]
……からすにいさまは、なにを飲んどるんじゃぁ?
[首を傾けて、そんなこと]
中/
在席証明に笛を吹いておいたら反応いただいてて照れるにゃ。
(*ノノ)
それにしても皆様素敵過ぎてきゅんきゅんするにゃ。
で、男にするか女にするか…明日にしようかにゃ。
誰が吹いているのかねえ。
[風漣の疑問に、相槌を打って]
出掛けているのは、あやめ嬢だが、どうもあのお嬢の笛の音とは聞こえないね。いや、なんとなく思うだけだけれども。
[素直に頷く音彩には、くす、と笑いを零し、酒杯に興味を抱いた様子に首を傾ける]
これは御酒さ、ねいろ坊は、知らないかい?
[烏の言葉にまた一つ、まばたき]
先に出られたねえさま……とは、違うかもしれぬね。
あのねえさまであれば、もう少し……。
[上手い言葉が見つからず、続きは途切れる。
知が追いつくのであれば、『艶めいて』という言葉が零れるのだろうが]
だとしたら、誰だろか。
他にも、呼ばれたひとがいるのだろか。
[白のただ中に佇む黒に、惹かれるように歩みゆく。
ゆうるりと振り向きし紫黒にも、琥珀は物怖じすることない。]
時の移ろいはわからぬが…今日和でよいじゃろうか。
[挨拶なのか問いなのか。曖昧なままの言葉を零す。]
〔紫黒の眼差しは琥珀の眸と交はらむ。
白の中に見ゆるも白く、
まるで今に生まれ出でたやう。
髪の鶸茶が目に留まらねば、
そのまま見過ごしてしまふ程。
風がそよぎて白のかけらが辺り舞ふ。〕
はてなさてな、
白拍子殿とお見受けするけれども、
先程聞えし音は其方のもので好いのかな。
[双瞳を細めればますます猫のよう]
陽の沈むところを見ず、
星の出るところも見ず、
なれば今日和と言うが好いかも知れぬね。
[わかっている、と言われて、何がだろうか、などとふと思うものの]
あの子らが、楽を奏でるようには思えぬものね。
[ちら、と童子たちを見やり。
それから、烏と音彩のやり取りに、やや、眉を寄せて]
烏のにいさま……?
それは……。
[御酒であれば、童は飲めぬのでは、と。
ふと、そんな事を考えて]
[きらきらと見上げる瞳に、少々胸が騒いだか。それでも悪戯心は止まず、ほんの少しの冷酒の雫を、杯の底に零して、音彩の膳に、そっと置く]
ほら、少しだけだよ、一息に呑んではいけないからねえ。
[さあ、と風が吹き、白の欠片が舞い過ぎる。
藍墨茶の小紋に咲く白花が散ったかに見えて、琥珀が揺れる。
やがて留まるは赤の咲く手。その手に握られた舞扇。]
ああ、幾ら探しても見つからぬと思えば…。
そなたが手に休んでおったのじゃな。
すまぬの、その扇は我のもの。…恐らくはじゃが。
不躾で済まぬが、返してはいただけぬじゃろうか。
[はっきりとした確信は持てぬのか、乞うように見つめ。]
はぁい!
少しだけじゃぁ。
[それでも顔は嬉しそう]
[視線を大兄に向ける小兄に、きょとんとして]
どないしと?
ふうれんにいさまも、おのみになりとう?
[膳に置かれた杯を、そっと両手で持つ]
[きらきら、きらきら]
[底で酒水がきらめいて]
[肩を竦める烏と、嬉しげな音彩とを、困ったように見比べて]
ええと、風漣は、それは、よいよ。
[止めた方がよいのだろうか、ああ、でも、今止めても別の時に、と。
そんな思いが巡り、それきり言葉は止まってしまう]
/中/
PC的には止めたいけれど、PL的には美味しいから放置したい(笑/まて)。
しかし、役職定まらないのもあるけど、独り言が例によって中しかないねー(^ ^;
ああ、ああ。
主を失くして白の海を漂っていたものだから、
ついつい、拾い上げてしまったのだけれども、
其方のものだと言うのならそれは好かった。
[朱唇に弧を描きつつ歩み寄り舞扇を手渡す]
恐らくはと言うことは、
はてさて、もしかすると、
其方も記憶が霧の彼方なのだろうかな。
此方は名以外の事がぼやけていて仕方ない。
[猫のような眼差しを避けるよに、自らの衣に目を落とす。
白の水干、白の袴。
否、どちらも白であるならば、直垂と言うべきであろうか。
否と応ともわからぬゆえに、次なる問いにのみ答えを返す。]
笛の音であれば、我であろうか。
他に誰そ吹いていたならばわからぬが。
…やはり陽も星も移ろわぬのじゃな。
ならば今日和でよいのじゃろうて。まこと不思議じゃの。
なん、。
なん、じゃぁ??
[口につけて、感じたあつさに]
[ぽとり、杯は落っこちて]
ふぇ……
[ひり、ひり]
[初めて飲むには、強すぎたようだ]
[少量だったというのに、口元をごしごしと拭う]
[ああ、やっぱり。
音彩の様子に過ぎったのはそんな言葉か]
大丈夫?
[心配げに問いつつ。
さざめく童子たちに、水を、と声をかけ]
あっはっは、やっぱり坊には、早かったようだねえ。
悪かった悪かった。
[楽しげに笑いながら、音彩の落とした酒杯を拾いあげ、ぽふぽふと頭を撫でる]
ふぇぇ……っ
[心配そうな小兄に、泣き出しそうな目を向ける]
[頭を撫でる大兄を、それから見上げて]
[小兄に頼まれた水を、童子たちが持ってくる。]
[受け取って、ごくごくごくごく、一気に飲み干した。]
笛の音色であったから、其方であろうね。
重なり聞えるは鈴ばかりであったから、
他の者ではないと思うのだけれども。
二度聴かせてくれるのならわかるかな。
時は移ろうているのかも知れぬけれど、
己が感じず周りも変わらぬのならば、
それは移ろわぬのと同じだろうかね。
単なる遊歩のつもりであったけれど、
思わぬ収穫はうれしき限り。
此方は館へ往くけれど、
其方はいずこへ往くのかな。
ありがたや。感謝いたしまする。
…よきお方に助けてもろうたの。
[短く礼を述べ、寄る辺なき身に馴染む舞扇を愛しげに撫でる。
次いで問い返されるよに告げられし言の葉に、琥珀はゆるり瞬く。]
目覚めた時に傍にあったのじゃ。
ゆえに我のものと。
…そなたもわからぬのかえ?
[おなごの弧を描く朱唇を見つめれば、迷い子のように瞳が揺れる。
さあと風が吹き、鶸茶とも青鈍ともわからぬ髪がその面を隠して。]
我は…ゑゐか。えいかじゃ。
それ以外はわからぬ。
戯れが過ぎるよ、烏のにいさま。
[音彩の頭を撫でる様子に、呆れたように言い]
ねえ、甘いもの、あったらわけておくれ?
[やや首を傾げつつ、また、童子らに声をかける]
ねいろ、ねいろと風漣は、甘いものにしよう?
からいものは、風漣もきらい。
[水を飲んで少し落ち着いたか]
[小兄の言葉に、こくこくと頷く]
おらも、からいの、もういいんじゃぁ……
おさけも、いらん……
おら、ふうれんにいさまと、いっしょの、食べとうよ
/なか/
あいだな
クローディア
3回 残2951pt
ガウェイン
8回 残2802pt
ラス
37回 残1949pt
オーフェン
30回 残2106pt
エリカ
10回 残2668pt
アヤメ
24回 残2228pt
ネロ
31回 残2106pt
おや、叱られてしまったねえ。
[風蓮の言葉に、首を縮めておどけてみせる]
ああ、甘いものかそれはいい…はて、いや、待てよ?
[ふと思いついた様子で、傍らに置いていた背負い箱の底の引き手を開ける]
[投げかけられた問いに、こくり頷き面を上げる。
主の心根に似たか、素直でない髪を手でよけて、]
そなたが望むなら、拙いながらも奏でようぞ。
他に礼をする当てもないゆえに。
時の移ろいはわからぬが、そなたと逢えたは嬉しく思うぞ。
館というが鈴の音が誘いし所であるなら、我も共に往こうかの。
[リーン…リーン…遠く近く、澄んだ音が響く。]
[音彩の言葉に、こくり、と頷いて。
烏の差し出す水飴を、不思議そうに見る]
……烏のにいさま、どして、そんなの持ってるの?
[身形と飴とが結びつかずか、こんな問いを投げて]
[差し出された棒を受け取って、その言葉を聞くと、嬉しそうに笑う]
わぁ。
からすにいさま、ありがとう!
おら、みずあめ、好きじゃぁ
[しかし、ちょっとまじめな顔で]
……お酒、違かろ?
[警戒しているようだ]
うーむ、どうして持っているのかねえ?
なんとなしに、甘いものと聞いて、ここにあるような気がしたのさね。
[額を掻いて、風蓮に答え、音彩の眼差しには、けらりと笑う]
違うともさ、御酒はこんなに甘くはないよ。
此方だけではなく、
館に居る者は誰も彼ものよう。
[踵を返すと来た道の方角へと視線を遣る]
ただ胸の底に残るは己が名と
「ほしまつり」という言の葉のみ、
なんとも摩訶不思議な事であるかな。
[白を見詰める紫黒は霧の向うを探るよう]
此方は“あやめ”と言うよ、
花の名かそれとも別の名か、
定かではないけれども何方でも今は好い。
往こうとする処はその場所に相違ない、
目指す方角が同じなれば共に歩まぬ手はないね。
ひとりはさみしと言うのだから。
さて、往くとしよう。
〔白を誘うやうに、黒は先へと歩を進む。
二人が並べば色彩はまるで対照で、
辺りを包む白の海の中に在るのなら
風に揺れる髪と天の青とがなければ
水墨画の世界に落ちたやうにも見ゆるか。
りぃん、りぃん。
鈴は誘いを止めずに響き続け、
川のせせらぎも花のささやきも、
歩む音すらもその中に消えてゆく。〕
本当け?
……いただきまぁす
[嬉しそうに笑い、水飴を食べようと。]
[しかし、酒が回ったか]
[こてんと、首を傾げる]
……なんじゃぁ……?
[どこかふわつく世界]
[白に白が眩しい]
[そばにいた着物の端を掴んで、ふらり]
[*意識を手放した*]
…誰も彼も。
ならば御酒を嗜んでいた彼等も、ということじゃろうか。
[昨夜、酒精の匂いを避けるよに休んだことを思い出す。
何ゆえか童達がとは考えることなく。]
「ほしまつり」
ああ、我も。我もその言の葉に覚えがあるやも知れぬ。
不思議や、不思議や。
[おなごが告げる花の名に、琥珀は白を見つめる紫黒を見やる。]
…そうか、似合いじゃの。
[ただそれだけを返し、歩み往くに付いていく。]
……ねいろ?
[急に傾いだその様子に、そちらを振り返り]
あ……。
[一瞬、何が起きたのか、わからなかったものの]
……御酒のせい……?
[思いつくのはそれしかなく、ぽつり、呟いて]
其方が見し者が同じかは知らねども、
そうなのかも知れぬね。
夢か現か幻か、
そのような事も思いはしたけれど、
もしかするとこれは「ほしまつり」の最中かな。
はてもさても、答えは持たぬわけだけれど。
[短く返された言葉にきょとり瞬きくすりと笑う]
それはうれしい言の葉かな。
其方の名の響きはえもいわれぬ。
思いついた字面に己で笑ってしまったよ。
[白はゆるりと黒を追う。
白のただ中に咲く紫の花は、嫌が応にも目を惹いて。
見失うことなく付いていく。]
[リーン…リーン……鈴の音が先触れのよに導いて。]
[館の門をくぐる前。
霧の深い小川の向こうを見つめるも、ただただ白く白く白く。
吐息を一つ零して、目を逸らした。]
あれあれ…おーい?
[くたりとなった音彩の顔をはたはたと手のひらで煽いでみるものの、目覚める様子もなく、物言いたげな風蓮の視線に、きまり悪げにぽりと鼻の頭を掻いた]
ごめんなさい…
〔白の主の様子に紫の女が気づく事はなく、
門を抜けた後には多彩な色が視界を包む。
館に戻りてみれば、はてさて、愉快かな。
臙脂の子は倒れ伏し、傍らには濃色の子、
ばつの悪そうな紫苑の男の貌が目に入る。〕
そうじゃな、名以外持たぬ我等が答えなどわかるはずもない。
館に誰そ知ってるものはおらぬかの。
[続いて門をくぐり、くすりと返された笑みに瞼を伏せる。]
…何かおかしな事を言ったろうか。
そなたが姿は、花の名によう似合うてると思ったのじゃがの。
[拗ねたように呟くも、嬉しいと言われれば視線だけを上げて]
そうか、ならばよい。
どのような字面を思われたかは知らぬが…笑わずとも。
[艶やかなおなごに、戸惑うように琥珀を向けて。
その細い姿の向こうに、昨夜ちらりと見たおのこ達と見知らぬ童たちを見つけ瞬いた。]
ごめんなさい、は、ねいろが起きたら、だよ?
[決まり悪げな烏に、首を傾げつこう言って。
着物の裾をぎゅう、と握る手にどうしようかと眉を寄せる。
それから、視線を感じて。
童子に連れられ、やって来たあやめと、見知らぬ者の姿にきょと、とまばたく]
ああ、白の主、
気を悪くしたのならすまなんだね。
此方は己の姿すらも記憶に曖昧がゆえに、
似合いと言われてもわからぬのさ。
[顔を向ければ眉尻下げつつ尚も笑む]
名の字は、歌を詠む、というように思ったよ。
余程、此方は其方の音色をまた聴きたいのだなと、
そのような事を考えたから笑うてしまった。
[派手な衣のおのこと童たちの様子を、白の袖に隠れて眺めつつ、あやめの言葉に小さく返す。]
…気を悪くなど。
ただ我は…否、なんでもない。
[姿がわからぬと言われれば、曖昧に頷いて。
「白の主」との呼びかけに、直ちに反応出来なかった己を思い口を噤んだ。]
ああ、判ったよ。ちゃんと謝りましょうとも。
[苦笑しながら、水飴を、そっと音彩の手に握らせる。戻って来たあやめの言葉には、肩を竦めて]
ああ、少しばかり悪戯がすぎたようで。
[烏の言葉にうん、と言いつ、頷いて]
水飴、ねいろが起きたら一緒に食べるね。
[こう言ったところで、眠気を感じてふわ、と小さな欠伸をもらす]
……風漣も、眠くなってきた……。
[こし、と目元をこすりつつ、小さく呟く。
鞠を抱えて眠り込むまで、*さほど時間はかからぬか*]
我は…我は。わからぬ…そなたが言う通りや否や。
ただ…望まれるはうれしや。
[眉尻下げつつ尚も笑むあやめを直視できぬのか、琥珀は逃げるように揺れて。
きょとんとこちらを見やる童と目が合ったろうか。]
…今日和でよいかの。
[笑むは苦手か袖は下ろさぬまま、問うような呟き。]
何もないのならば好いのだけれども、
此方には其方の心の機微はわからぬから、
礼を失する言を発したのならば言うておくれ。
[傾ぐ首に釣られてゆらり揺れる深紫]
悪戯は童のする事ではなかろうか、
其方がするのは聊か感心せぬね。
[されど烏へと返す声には笑みを含む]
さても子らはお休みの時間か、好き夢を見ると好い。
とは言え今この時すら夢かも知れぬけれど。
/中/
役職どうなるか見たかったけど、限界ですorz
というか、設定ちゃんと仕込んでないですにゃ。
まあ、それは夜明け後にー。
〔……りぃん……りぃん。
涼やかな音色は夢路へと導くか、
時の流れすらも止めるかのやうに。
白花を掴みて倒るる臙脂の子、
朱と金を抱きて眠る濃色の子、
二人を交互に見遣りて咲笑ふ。
好く似た面差しの童子らが寄り来たり、
如何様にしようか問ふ眼差し向ける。〕
[ふと視線を感じて琥珀を向ければ、首を傾げるおのこの姿。]
…麗しきかはわからぬが、恐らくは。
他に奏でていたものの姿はみかけなんだ。
[消極的な肯定を返し、やや不躾かも知れぬ眼差しで様子を見やる。]
そなたは…此処のものかえ?
それとも客人じゃろうか。
[御酒の嗜みようから館に馴染んだものかと、期待するよに問う。]
さて、どうも、俺の中には、この子等と同じ童が棲むようで。
[笑みを含んだあやめの言葉に、口の端を上げ、そう言うと、眠りに落ちた風蓮と、夢の中の音彩を抱き上げ、童子達が傍らに敷いた布団の上に、寄り添うように寝かしつける]
嗚呼、やはり、似合いの音色と思った通り。
随分と、心楽しく聴かせて頂きましたとも。
[えいかの言葉に、頷いて、続く問いには、ああ、と応じる]
俺も客人ということのようで、名は烏。それ以外のことは、恐らく貴方とご同様。
8人目、雑貨屋 フラン がやってきました。
雑貨屋 フランは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
[さらりさらりと風が。
木々を。花を。空を。雲を。
揺らし、鳴かし、泣かせていた。
ただ森の中にひとり立っていた。
風がくすんだ空色の髪を揺らしていった]
…我は誰そ。
[ぽつりと呟く。
顔かたちは少女のものであるのに、その言葉は少年のものに思えた。
ややして、もう一つ呟く]
…ゆら…。
我は…「揺藍(ゆら)」であったのか。
[花紺青の袖を揺らし、その足は微か木々の向こうに見ゆるほのかな灯りを求め行き]
〔正座から足を崩して楽な姿勢になり、
庭を臨むもやはり陽はあり星はなく。
あれからどれほど時を経たのやら、
知る術はなく知ろうとも思はずに、
唯ただ酒精を己が内へと流し込む。
冷えた身体に注がれる熱は心地好く、
幾度目かに朱唇歪めて微笑を作る。〕
[森より出ずれば静かに空を揺らす鈴の音に気がつく。
音に呼ばれるようにその足はふらりふらりと道を行く。
足は音に導かれ、そして灯りにたどり着く。
微かな逡巡を含んだ声で戸の外より声をかける]
たれかおいでか。
[花紺青の袖がふわぁと揺れた。
戸をあけた童子に招かれ、腰に太刀と蝙蝠扇を佩いた白拍子は童子ではない者の居る場に通されようか]
[二人がきちんと寝かしつけられたを見れば、それきり視線を外し。
さざめき去る姿を見やることもない。]
似合い…であったかの。
よくわからぬ。が、煩うのうたであればよい。
[過分なおのこの言葉に、ふいと琥珀を逸らす。]
烏殿か。我は…ゑゐか。えいかじゃ。
…ご同様たれば、我も客人であるのかの。
[判らぬことだらけじゃ、と眉を顰める。
そは再び濃くなった酒精ゆえかも知れず。]
/中/
ほほう、白拍子お二人目。これはわざと被せたのかな?
まあ、面白ければ何でもありです。とにかく入ってくれてありがとうございます(拝
どうやら、また新しい客人のようだ。
[表の気配に、目を細める]
煩うどころか…
[次いでえいかの言葉に応じ、言い募ろうとしたものの、眉を顰める様子に気付く]
さて、御気分でも悪いかな?
[酒杯を勧める童に首を振ったところで、澄んだ声が耳に届く。]
…誰そ?
[やがて姿を見せるは、目にも鮮やかな花紺青。
色は違えど良く似た衣に、袖を下ろして琥珀色の瞳を見張る。]
中/
よし。
せっかくの対比にゃし、あちらがおのこならこちらはおなご。
あちらがおなごならこちらはおのこにするにゃ。
あちらも同じこと考えてたら笑うにゃ♪
/中/
呼び方安定していません。気紛れです。
えいかだけ髪の色でないのは、白の印象が強いからと思われる。
ガヴェイン 雅詠 象牙の旦那
ラス 烏 紫苑の旦那
オーフェン 風漣 濃色の童
エリカ えいか 白の君、鶸茶の君
ネロ 音彩 臙脂の童
フラン 揺藍 空の君
[じぃ、と同じような姿の琥珀の瞳を見る。
問う言葉、問う音、一拍おき一つ瞬いて答ゆる]
……揺藍。
我(おれ)は……揺藍。
[自らに言い含めるように、二度名前を告げる。
下がりゆく童子たちの様子、ここに居ねばならぬ様子に戸口の傍に衣擦れの音と共に腰を下ろすか。
海藍の長い袴がゆうわりと揺れて、まるで海の波のようでもあった]
[言い募りかけた烏の勢いに僅か退くも、続く言の葉は気遣うもの。]
…否、気分は悪うない…はずじゃ。
腹は減っておるがの。
[顔色でも悪いのかと、ややずれた答えを返すも。
酒杯を置くあやめの言の葉に、幾度も瞬いて琥珀を揺らす。]
酒気が不得手…かの。
…そうじゃろうか。
ああ、じゃが例いそうであろうとそなたが止めることはない。
[はっきりと自覚してなかったか、戸惑う答え。
されど我への遠慮はいらぬと、烏とあやめの顔を交互に見やり。]
おやおや、これは、お知り合い…かどうかは、わからぬでしょうねえ。
[えいかと揺藍を、見比べて、やはり変わらぬ笑みを浮かべる]
俺は烏と、ここに招かれたは、皆お仲間のようですよ。
また新しき御仁かな。今日和、空の君。
此方に呼び名が必要なれば“あやめ”と、
気に入らなければ好きなように呼べば好い。
この場の説明は紫苑の旦那に任せよう、
此方はそう言ったものは得手ではないから。
……と言うてる間に済んだかな。
[ぱたぱたと童子達が奥の間に続く襖の前に寄り集まり、並んで正座する]
[リーーーン…]
[一際、長く、高い鈴の音が、はっきりと襖の向こうから響いた]
遠慮はしておらぬよ、
それこそ気にする事はない。
一杯で充分に気分が好うなったから。
[言の葉が指す通りか頬には仄かに桜色]
それに子らが居る場で呑むは宜しくない。
全くもって今更ではあるだろうけれどもね。
村の設定が変更されました。
[よく似た色の瞳を見つめ返し、その言の葉に静かに聴きいる。]
ゆら…揺藍か。
我(われ)はゑゐか…えいかじゃ。
[海の波のように揺れる衣に、琥珀を伏せる。
よく似た姿。されど異なる色。
近く遠く響いた鈴の音のように、懐かしくも遠く。]
…わからぬよ。我には何もわからぬ。
じゃが、そなたは何か…知っているや否や?
[烏の言葉に苦笑を零して。よく似た色の瞳を*見やった*]
…からす、に………あやめ。
[まるで童子が言葉を覚ゆるときに似て、名を口にして、噛み含めるように音にして、それから一たび、うんと頷く]
鳥と、あやめ。
[うむ、と一つ頷く。
やがて蜜色の瞳は自らと同じような出で立ちの相手へと向けられよう]
…そちはたそ…?
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