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呼び寄せたのは果たして何か。
その意を誰一人知る由もないまま、人々は集い始める。
1人目、占星術師 クローディア がやってきました。
占星術師 クローディアは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
はるか未来のこと
社会はより複雑多様化していき、そこに暮らす者の在りかたもまた様々であった。
その中で『サイ(psi)』、いわゆる超能力に目覚めるものが生まれた。
その多くはほとんど解明されておらず、また彼らを見分けることは困難であった。
しかし過去にその多くは犯罪に使われることとなり、現行の警察組織だけでは対応することはできなかった。
政府はこの事態に対応するべく『PSI緊急事態措置法』を制定・施行。
センサーにより『サイ』反応のある区画は封鎖される。
『サイ』反応がなくなる時か市民では対処しきれないと判断されるまで開放はされない。
区画内にいるすべての市民は武器を配給され、市役所の役員のもと協力して『サイキッカー』を排除する。
プロローグ
平和な日常、未来での生活をお楽しみください。
区画内外の出入りは自由です。
※入村後、以下のテンプレにてプロフィールを公開してください。
タイミングなどは任意。
市民情報(■部分)は端末などから閲覧できます。
■名前:
■種族:(人間、アンドロイド、亜人、人工生命、○○星...etc.)
■年齢:(もしくは製造年数等)
■職業:
□その他情報:(PCの詳細設定。PL視点の情報等)
□希望縁故:
1日目
センサーによる抜き打ちチェックが行われ区画の隔離が行われる。
区画内外の出入りは以降不可能になり、外部との連絡を取ることも不可能になる。
集会場の端末にて市民認証カードの照合を行い、各自武器とその取り扱い説明書、非常時のマニュアルが渡される。
※支給される武器は銃器であればなんでもOKです(光線、ビーム、実弾...etc)、エネルギーや追加の弾の補充は集会場で好きなだけ支給されます。
※他人の武器の使用等は死者やNPCのものであれば問題ありません。弾の補充等も可能。
2日目
「前半」
市民の暴動が起き、それに巻き込まれ市役所の役員(ダミー)の死亡。
それに紛れ、サイキッカ−(NPC)が市民を虐殺し始めます。
NPCとの殺し合い等はご自由に。PSI能力者(NPC)を殺しても構いません。
「後半」
市民の暴動とサイキッカーの虐殺の結果、PC以外のNPCは全員死亡します。(死体は基本放置されます。埋葬等は自由に)
非常時のマニュアルに従い、特定の時間毎に集会所に集まり、全員が誰かに向けて支給された武器を使用しなければならなくなる。
※更新前には集会場にいることになります。
3日目以降
ここから24時間進行。アンカーは、サマリー順にリレー。
皆に撃ち殺された死体は誰のものか、そして姿の見えないサイキッカーによる殺害。
生き残るために、貴方達は殺しあわなければならない。
エピローグ
生存者による簡単な〆RPのあとエンドロールをもって区画の解放。
解放のされ方は、どちらの勝利かで変わります。
【吊り・襲撃共にPC視点で、委任は禁止しませんが、積極的な使用は推奨しません】
・吊り
投票者による支給された武器による一斉射撃。
決められた時間に定められた場所に全員集合して行う。
【なお、吊られない場合でも投票先には向けて撃ったことになります。】
その場合は不発、外れた、サイ能力、電磁シールド、負傷させただけ等により殺害は失敗。
・襲撃
襲撃描写は、赤ログ優先にて。
お手数ですが、赤組さんはwikiの方に襲撃状況の書き込みをお願いいたします。
※ダミーは襲撃死亡ではありません。
・墓下
死者となった者はその肉体を捨てることによって、区画の外にでることもできるようになった。
けれどももうそれは死んでしまった貴方には関係のないこと。
ただ区画の行く末を見届けることしかできない。
2人目、警察官 パトラッシュ がやってきました。
警察官 パトラッシュは、守護者 を希望しました(他の人には見えません)。
[交番の前に四足で座りながら、その前を通りすぎる学校帰りの子供達を見送る。
子供達はこちらに笑いながら手を振り]
「わんちゃん今日もありがとう」
[内心思うことは心の内に留めたままに、四足で座っている今の自分は人から見れば犬と変わらないのだろうから。
今は自分一人なのでからかう者がいないことも気が楽な理由でもある。
自分用の特注の制服に身を包み、今日も平和な日常の様子を眺めている]
なによりも平和が一番だな。
[呟いてから交番の中に戻ると自分の机に座り、器用に前足で端末を操作しはじめた]
[端末に写るのは自分の市民情報]
----------------------市民情報---------------------------
■名前:パトラッシュ・ワイアット
■種族:ライカ星人
■年齢:29歳
■職業:警察官
-----------------------------------------------------------
□その他情報:ライカ星人は見た目は普通の犬のようだが二足歩行も可能。前足は五指に別れていて、人と同じように使うことが可能。知能は人と同等程度。
人と混じり生活することは珍しく、知らない者には服をきた犬と思われしゃべることに驚かれることがほとんどである。
幼い時に両親はPSI犯罪により死亡しており、この区画の隣の区画に住む家族に引き取られ、人と一緒に育てられた。
この区画の交番には3年程前から配属になった。
□希望縁故:家族、同僚等、無茶振りでもOKです。
家族の場合は血のつながりない義理の家族になります。
------------------------------------------------------------
/*
というわけで赤猫こと秋ちゃんです。
よろしくお願いします。
初村立て、少し緊張しています。
至らぬ点も多いとは思いますが生暖かい目で見守ってやってください。
これが見えるころにはエピだけど。
3人目、執事 ジョエル がやってきました。
執事 ジョエルは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
─商店街─
[様々な店が建ち並ぶ商店街。
今日は休みを貰い、必要なものを買い揃えるためにここへ来た]
………。
[無表情な翠の瞳が捉える、店頭の商品。
住み込みで働いているために大概のものは揃っているが、嗜好品等となると話は別だった。
必要なもの、気に入ったものを見つける度に購入し、徐々に荷物が増えていく]
……少し買い過ぎたかな。
[商店街の中心にある搬送サービスを利用するべきだったか、と考えるも、既に位置はだいぶそこから離れてしまっていて。
戻るのも面倒だとそのまま帰路へとつく。
しかしあまりの重さに、途中にある公園で一息入れることを心中で決めたのだった]
[そんな彼の市民情報は以下のように記されている]
────市民情報────
■名前:ジョエル=ハルドニッツ Joel=Hardnitze
■種族:人間
■年齢:27歳
■職業:執事
────────────
□その他情報:とある家で執事を勤める青年。
下積みを含め、執事として働き始めたのは12年ほど前から。
仕事中は口調や物腰は丁寧で勤務に忠実だが、無表情で何を考えているか分からない節がある。気心の知れた相手では口調が砕ける。たまにしれっと毒づくことも。
天涯孤独、と言うことになっているが、真相は定かではない。
□希望縁故:主となって下さる方がいらっしゃるなら是非。
その他無茶振りも度が過ぎない程度でしたら対応可能かと。
────────────
/*
凶行にも走れそうとなるとこの辺かな、とSれそうなキャラ(←?)を選択。
どうも、龍猫です。
中バレ?そんなもの知るか。
また執事でサーセン
役職を変えないジャスティスを久々に発動してみる。
百花ヴィリー的なスレキャラになると良いな。
[端末をいじりながら受信しているメールを開く、広告メールがほとんどで、なんとなしに名前に目のとまったひとつを開く。
中身はリゾート地に新規オープンしたアトラクション施設の宣伝メール、道理で名前が目にとまったわけだと、流し読みをしていく。
最後にペットの連れ込み禁止という書き込み。何かの嫌がらせのような気分も沸いてきてメールを閉じる。
自分はそうは思わずとも周りの見る目は変わることはない。]
嫌な気分を味わいに遊びに行くのも馬鹿らしいな。
[独り言を呟く回数が多く感じるのも暇なせいだろうか]
忙しいよりはましだな。
[自分が暇なのはいいことなのだろうし、そう思いながら他のメールをチェックしたり]
/*
参加CO 私以外顔文字な件についてwww
私のも変えてくるべきだったかな……
主立候補さすがにこの設定でいくとwww
4人目、奏者 マイルズ がやってきました。
奏者 マイルズは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
─住宅街─
[閑静な住宅街、その静寂を打ち破るのは古典的な楽器の音色。
弾むようなそれを紡ぐのは、未だ年若い青年。
譜面台の上の楽譜は閉じられたまま、それでも旋律は淀みなく。
一頻り、大気を震わせた後、ゆっくりと溶けた]
……ん……。
ふぁ……眠い。
[音色の余韻が消えた直後に響いたのは、それまでとは全く異質な──呑気な欠伸]
……コーヒーでも、淹れるか。
[鍵盤の蓋を閉めながら、もらすのはやはり呑気な呟き。
今口にした行動が惨事を招く事は、今は意識にはないらしい**]
────市民情報────
■名前:マイルズ=アコルデ Miles=Acorde
■種族:人間(亜人との混血)
■年齢:24歳
■職業:奏者
────────────
□その他情報:古典的な楽器の演奏技術に長けつつ、同時に、最新鋭の音楽機器にも通じた音楽奏者。
滅多に面に出ないため、一般には『神秘の奏者』などと言われているものの、その実態はマイペースなただの音楽好き。
楽器の演奏や手入れには天才的なセンスを発揮するものの、それ以外の事に関しては凶悪に不器用。
亡き母は亜人種だったようだが、記録らしきものは残っておらず、本人もよく覚えてはいない。
□希望縁故:正体を知っている知人・身内(母親以外)がいてくれれば幸い。
受ける分には、大抵の無茶振りは受けられるかと。
────────────
/*
と、いうわけで。
CO表にはキャラ降って来てから……なんて考えていたら、村建て日が過ぎていました、たすく@幻夢のくろねこです。
実質飛び入り状態ですが、どうぞよろしくですよ。
歌姫なアヤメとぎりぎり悩みましたが、素ボケキャラやりたい気持ちが僅かに上回ったのでこちらに……は、いいんですが。
やはり、くろねこがマイルズを使おうとすると、敬語キャラにしかならないようです。
あれー?
/*
いつもこういう時、あまりログを伸ばすべきじゃないか、一人芝居で在席を強調するべきか悩む(´・ω・`)
マイルズの身内になると亜人と人間の両親に、ハーフの子供、宇宙人というか犬の義理の兄というカオスが形成されるw
5人目、メイド エリカ がやってきました。
メイド エリカは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
―どこかの玄関口―
はぁ…良い天気ですねー。湿度も気温も最適といった所でしょうか。
[やや暖かめの陽気の中、長袖の服を着込んでいるにも関わらず涼しい顔の女が一人、玄関前を掃除していた。
今や珍しくなってしまった箒を使ってのんびりと、右へ左へと移動する。
時々、長い裾の奥軋むような音と、ちかりと規則正しく光る関節や、一部むき出しになった鉄の皮膚は、彼女が完全な人でない事を物語っている。
だが本人は気にした素振りもなく、気が済むまで掃除を続けていた。]
こんにちは、良いお天気ですね。
[時折通りがかる人には笑顔で挨拶を交わす。
中には奇妙な顔で見るものもあったが、こちらは気にする事はない。
常に笑顔で、ほがらかであるようインストールされているからだ。
だがそうあるようにされていても、感情面で追いつかない部分があった。
時折あるはずのない痛みを感じる事がある。最近になって特に。
何度かメンテナンスをしたが、それが解消される事は無かった]
本当は…こういう気持ち、よくない事なんでしょうけど。
でも、ちょっと人間っぽいですよね。
…ちょっと違うかな。ふつうのひとに戻ったっぽい、ですよね?
[笑みを浮かべたまま唇から零れた独り言を、拾う者は居なかった。]
────市民情報────
■名前:エリカ=ズューネAfK0586 Erica=SuhneAfK0586
■種族:サイボーグ
■年齢:サイボーグ歴10年。実年齢不明。外見年齢は20代半ば。
■職業:メイド
────────────
□その他情報:元重犯罪者。刑罰として身体の70%をサイボーグ化され、過去の記憶もデリートされた。
「ズューネ」は、元重犯罪者であるサイボーグの共通した名。AfK0586は型番および囚人番号。喉元にはズューネの証であるバーコードがあるが、普段は長い襟の服で隠されている。
ズューネはその後、元居た場所からはかなり離れた市場に流通し、様々な場所で他者に従事する事で罪を償っている。
様々な禁則事項があり、基本的に自由は無く、人に逆らう行動も出来ない。処遇は雇い主や環境次第だが、最終的には処分される。
現在はとある主に買い取られ、メイドとして働いている。
なお過去の犯罪含む経歴はデータベース上からも完全に抹消されている為、「犯罪者」である事は知られていても、どんな犯罪を起こしたか、などを知る事は出来ない。
□希望縁故:犯罪者時代の知り合い、血縁はご遠慮下さい。
サイボーグ化されてからのお知り合いは何でもどうぞ。
中
ふと思い立って用意してた2キャラをぶっつぶしてこいつになりました。こんばんはt_nukeです。お任せ選んでますが、うっかり赤いのが来たら笑いましょう。
とりあえず今回の目標:
「ネタらない」
…われながら、高すぎる目標なんだZE(ぁ
―交番→区画内のどこか―
[メールのチェックを終えると、いくつかのメールには返信を送ってから、端末にロックをかけてスリープモードに、
ちょうど後輩が戻ってくると留守を任せて]
見回りにいってくる。
[そう言って自分は外にでかけた。
二足歩行で歩くこともできるのだが、そうすると奇異の目で見られることが多いので普段は四足歩行で歩く。
住宅街のあたりにつくと、時折聞こえる音色が今は聞こえてこない。
時折すれ違う住民には首を立てに振り挨拶、自分より年若い者にかわいいとか呟かれるのが聞こえてくると微妙な気分になる。
住宅街を抜けて商店街につくとそこそこに活気づいており、人通りも多かった。
顔見知りの人とすれ違えば挨拶を交わし、見知らぬものが見れば警官の制服をきた変わった犬と*認識するだろう*]
─公園─
[休憩のために座ったベンチで、買って来たものの中から本を一冊取り出す。この時勢、電子書籍が一般的であるにも関わらず、ジョエルは紙で綴られた本を読むことを好んだ。骨董品のような存在になったそれを脚を組んだ膝に乗せ、一枚一枚丁寧にページを捲って行く]
…………。
[電子化されている古い書籍もあるが、昔の書籍は昔のままの状態で読みたい。そうジョエルは考えていた]
[ページを捲って行くと、ついついそのまま読み耽ってしまう。少しの休憩のつもりだったのに、切りの良いところまで読み続けてしまう*ことだろう*]
6人目、研究生 ノブ がやってきました。
研究生 ノブは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
―住宅街・自宅―
もー……
ないなぁ。
[がたん、がたんと音を立てて部屋中の家具がひっくり返される。
その割に部屋が散らかっていないのは、合間を縫うように忙しなく動き回る掃除用ロボの功労によるものだ]
このへんにおいたはずだけど……なぁ。
まさか、まちがってすてちゃったりしてないよね。
[部屋の主はずれた眼鏡を直しながら、そんな功労者を振り返る。
向けられる疑いの目を否定するように、センサーがちかちかと光った]
うん、だよねぇ。
自己分別機能にも異常ないし。
[丸みのあるロボットの背中を撫で、光る文字が浮かび上がるのを確認した]
……てか、あれ。なにさがしてたんだっけ。
[背後の机の上には探し物――市民認証カードが堂々と置かれていたけれど、首を傾げている当人が気付く様子は今のところ、*ない*]
――――市民情報――――
■名前:ノブ=メドウズ Nob=Meadows
■種族:人間
■年齢:22歳
■職業:研究生
――――――――――――
□その他情報:区画内の一般市民であり学生。
父母は別区画で生活しており、双方純粋な人間である。
専攻している電子工学には詳しい。反面それ以外の知識や一般常識には妙なところで疎い。
また実年齢の割に言動が幼い。
□希望縁故:無茶振り歓迎。
世話係がいてくれたら嬉しいかも。
――――――――――――
/*
だが中身は電子工学とか雰囲気で書いただけで、まったく分からないのであった。
故に適当になること請け合い。一応軽くは調べるけれど。
キャラ設定はごちゃごちゃ書いてるけれど、要は機械に頼り過ぎてひとりで生活できないんじゃないかなと思った。
パソコンに慣れ過ぎて、いざアナログになったら文字書けなかったりとか今でもあるし。
そんなこんなでよろしくお願いします。
男女比気にしなくてごめんなさい。
/*
ちなみに現在、執事さんメイドさんの主に名乗りを上げるか迷い中。
2人も雇うほどの経済力が果たして一般市民のノブにあるのか。
7人目、小説家 アヤメ がやってきました。
小説家 アヤメは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
―― 住宅街・自宅 ――
えぇ、と。
[宙に投影された文字を指でなぞる。
軽快な音を立てて幾つかに枝分かれした項目が表示された。
その内の一つを指で二、三度触れながら]
あぁ。
どっち、だったかなぁ。
[小首を傾ぐ。]
[項目の横に表示されているバーを掌で掴む。
勿論、投影された物であるから掴める筈も無いが、
触れる事も掴む事も、全てはセンサーが感知する。]
……。
[バーを下方に引き下げれば
新たにテンキーが表示された。
指先が幾つかの数字に触れ、伝うナンバー。
数回のコール音が響き、相手の声音が続く。]
あ。
もしもし?
[微笑と共に左手は忙しなく項目の上を行き来する。]
大至急。
A850343の資料を送ってくれる?
……ええ。自宅宛で構わないから。
ん?
[遣り取りの最中、眉を顰めたのは]
……莫迦。
取材に行く時間があればとっくに行ってるの。
そんな時間作れないから貴方に頼んでるんじゃない。
[相手の言い分は尤もであったが、
決して頷く事は出来ない現状があったから。]
無理よ。
[通話の最中でも、カメラだけはあえて切ってある。
女は相手の顔が見えないのが楽であったし、
すっぴんの今を見せられはしなかったから。]
取材は前回、思い切り拒否されたの。
敷地内にも入れてもらえなかったんだから。
……まぁ、ほら、いいから。
四の五の謂わずに、資料寄越す。
期限は次の太陽が昇るまで。
[創作世界の創造主だなんて謂った所で、
現実は創作のようには行かず、
無茶を謂い、謂われ、の毎日。]
はぁ?
出来ない、じゃないの。
遣るの。 解った?
[項目の更に深い層へと指先が潜っていく。
既に女の視界は幾つもの情報窓で塞がっている。]
……そう。
どうしても貴方の名前だけじゃ持ち出せないなら、
私の名前を使っていいから。
セキュリティに認証データ突っ込んでも好い。
[通話先の相手へと
自身の認証情報を暗号データとして送付した。]
――――――――市民情報――――――――
■名前:アヤメ=ジョウノウチ
Ayame=Jyounouchi(城之内 菖蒲)
■種族:人間
■年齢:26歳
■職業:小説家
――――――――――――――――――――
□その他情報:
区画内の一般市民かつ、小説家。
細部までリアリティを追求したがるが故に、
担当を初め、周囲の人間に色々と無茶を謂う。
物事に対しても基準が壊れている為、
苦い顔をされると解った上で酷い事を謂う。
□希望縁故:無茶振り歓迎。
――――――――――――――――――――
貴方なら出来るって、信じてる。
だぁいじょうぶよ。
もしも貴方の立場が危うくなるようなら
私の全てをかけてでも庇ってあげるから。
[満足気に笑って]
頑張って。
アロー。
[通話を終了すると同時に、
新たに投影された文字の羅列を食い入るように*見つめている*]
─住宅街・自宅─
[半ば、寝ぼけた頭でキッチンへ。
大抵は立ち入ろうとすると誰かに止められるのだが、今日に限っては目撃者はいなかったらしい]
……ええと、確かこの辺りに、と。
[場所を確かめながら、カップの収められた棚に手を伸ばす。
勿論、自動で行うシステムも備えられてはいるのだが、そちらを使う、という思考には目覚めていても中々至らないのが常で。
危なっかしい手つきで取り出したカップが、手から滑り落ちて惨状を作り上げるまで、かかった時間は*短かった*]
/*
即挙手しなかった理由?
……いや、やっぱりですねぇ。
このキャラで、というのにびみょーな抵抗感があったんですよ、うん。
さて、wikiを見た限りではあとお一人はいらっしゃるのかな。
最低人数に到達していませんし、広告上げてゆきますかね。
……ちょっと、あちらこちらと被っているようなのが厳しいですが。
―玄関口―
あらパトラッシュさん、こんにちは。
今日ももふもふさんですねー。
[掃除の合間に、パトロールだろうか道を歩いていた制服犬を見かけると、ぺこりと丁寧にお辞儀した。元犯罪者の面影はそこにはない。
―ふわふわに触れたい、という意識がもたげたが、笑顔の裏にそれは隠した。不用に誰かに触れる事は基本的に許可されていない。
―ああまただ。こんなこと前は考えもしなかったのに。
そんな言葉を抱えたまま、再び歩き出すパトラッシュを見送った。]
[塵一つなく―とは箒掃除と彼女の性格からは言い難いが。掃除を終え、道具をしまおうと所定位置までほたほた歩きながら、まだ帰ってこない同僚の事を思い出した。]
そういえばジョルジュさん、まだ帰ってこないけど…また道草くってるのかしら。
もう…今は手が空いてるからいいけ、ど
[といいかけて、不穏なものを察知し、くいんと顔が家の中、台所方面へと向けられる。と、ほぼ同時に耳に届くのは、聞きなれた破壊音。]
あああぼっちゃま―!
何やってるんですかー!?
[見なくても名前が出るあたり慣れたもの。
それでも怪我などしてないかと、心配そうに台所方面へと*駆け出した*]
中
初っぱなからあほですいません(涙)
ネタらないどころか存在がネタになってどーするよ!
恥ずかしいから暫く隅っこで丸まってきます(ごろごろごろ
8人目、学生 レッグ がやってきました。
学生 レッグは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
―図書館―
うーし、完了っと。
[両手を広げてのびをする。
端末の蓋を閉じながら首を回せばゴキゴキといい音が鳴った。
袖が引っ張られ、肌とは異質な色が僅かに覗く]
おぅ、お先なー。
今日は俺がしっかりいただいとくから。
[横でまだレポートと格闘してる友人から声を掛けられ、ニヤリと笑って返す。
呪うような声を背に立ち上がり、ウキウキと商店街へ向かった]
―商店街―
えぇっ、もうないのか!?
いつもより早く来たってのに、そりゃねーよー。
[ショーケースの前でがっくりと項垂れる。
一番目当てのチョコレートケーキは既に売り切れた後だった]
俺のサンフォニー…。
[暫くその姿勢で沈んでいたが、少しすれば浮上する。
よくあることなので店員も慣れた態度で注文を促した]
んじゃ、シャルロット・オ・フレーズで。
帰りにいつものフロマージュもよろしく。
[土産も頼み、窓際の席が空いてるのを見つけて腰掛ける。
珈琲とケーキが届いてくれば、最前の落ち込みも忘れてにこやかに、銀のフォークを手に*取った*]
────市民情報────
■名前:グレッグ=フォスター Greg=Foster
■種族:半竜人
■年齢:19歳
■職業:留学生
────────────
□その他情報:竜人とは竜になれる人、ではなく、鱗の皮膚を持つ亜人の通称。
レッグは人間との混血で、腕と背中の一部にだけ鱗がある。
最先端の技術を学ぶために父親の出身校へと留学しにきた。
□希望縁故:一人暮らしよりはどこかに居候したい気分。
他の無茶振りも歓迎。
────────────
―区画内・住宅街―
[住宅街を歩く途中、よく見知った姿を見かける。
かけられる声には耳をぴくりと動かして立ち止まり]
こんにちは、エリカさんも元気そうで。
[丁寧にお辞儀をし笑顔を向ける様子にこちらもぺこりと頭を下げてから]
後、俺もう29歳なんでその言われ方はちょっと…
[声の調子は微妙な感じに、すぐにもとの調子に戻り]
今日はマイルズさんの演奏は休みのようだね、ちょっと残念だな。まぁ、よろしく伝えといてください。
[エリカの内面の様子には気づくこともなく、再び歩き出してしばらくして後ろのほうで食器が割れるような音をかすかに拾い耳がぴくりと]
またか……、
大変だな、エリカさんもジョエルさんも。
[呟いて商店街の方へと*向かう*]
/*
CO者7名は全員入った感じかな?
後一名くればとりあえず最低人数は達成。
皆さん集まっていただきありがとうございました。
─公園─
[切りの良いところまで読んで顔を上げる。時計を確認すると、そこそこの時間が経っていた]
……流石に戻らないといけないか。
[このまま読み耽るわけにも行かず、本に栞を挟むと荷物を手に帰路につく。荷物のうちに一つ、紙箱に入ったものは潰さないように丁寧に抱えた]
─ →住宅街・アコルデ家─
[丁度すれ違ったパトラッシュには会釈で挨拶し。真っ直ぐ勤務先兼住み込み先であるアコルデ家へと向かう]
…ただ今戻りました。
[荷物いっぱいの状態で家の中へと入り、丁寧に抱えていた紙箱を置くべく台所へと向かった。近付くにつれ感じる違和感。同僚や主の声が聞こえて来るだろうか]
……………。
[台所の入口で立ち止まり、中の様子を窺う。事の次第を理解すると、主に対して無言の圧力をかける*ことだろう*]
─自宅・キッチン─
……あー。
やってしまいましたねぇ。
[カップの惨状に、零れるのはどこか呑気な呟き。
表舞台の演奏会などで見せる伶人としての振る舞いからは想像もつかない惚けぶりだが、こちらが素]
あ、いや、何を、と言われましても。
眠気覚ましにコーヒーを淹れようとしただけ……なんですが。
[駆けてきたエリカに向けるのも、どこか気の抜けたような笑み。これもまたいつもの事、なのだが。
やや間を置いて戻ってきた人物──執事の姿に気づくと、僅かにその笑みは引きつった]
あ、ええと、ほら。
皆さんお忙しいようだったので、たまには自分で、と思ったのですが。
[向けられる無言の圧力に対し、試みるのは明らかに無駄な努力と言える弁明。
とはいえ長く世話になっており、己が不器用さについて熟知している相手には無力極まりなく]
……いやその……すみません、大人しくしています。
[いずれにしても惨状を拡大するのは不本意な事。
最終的には、主の威厳という言葉の味を問いたくなるような様子で、キッチンから追い出される事となるのだが]
―区画内・住宅街→商店街―
[エリカと別れてすぐ、商店街に向かう途中の道でジョエルとすれ違う。
会釈にこちらも首を縦に振ってから]
いろいろと大変だね、ジョエルも。
[意味有りな言葉を残して、向こうには聞こえていたかどうか]
―区画内・商店街―
さーて。
後はどうすっかね。
[白い紙箱を片手に店を出た。
満足そうな顔だから、頼んだケーキも十分美味かったのだろう。
ぶらぶらとのんびりした歩調で歩いている]
中
<メモ
どじっこ!もっとねーさんなりかーさんぽい人になりたかったけどモウムリデスナ。まぁ中身が無理っぽいのが(駄
それより書きかけだった文章消えたのが痛いー(´・ω・`)
mixiにメモっときゃよかった…
─アコルデ家・キッチン─
………そうですか。
忙しい私達の仕事を更に増やそうとして下さったと。
[主の弁明は毒をもって返す。
パトラッシュが言っていたのはこのことか、と無表情のまま小さく息を吐いた]
珈琲でしたらお運びしますので、マイルズ様はお部屋へ。
[大量の荷物を持ったまま、翠が主を射抜いた。
有無を言わさぬ雰囲気でキッチンの中へと入り、主をキッチンの外へと促す。
手にしていた紙箱はキッチンの作業台の上へ]
エリカ、珈琲と一緒にこれを。
私は部屋で着替えてきます。
[同僚に示した紙箱の中には、お土産として買って来たケーキが人数分入っている。
珈琲の用意を同僚に任せると、ジョエルは一旦キッチンを出て自室へと向かった]
―区画内・商店街―
[商店街の様子もいつもと変わらない平和な様子だった。
喫茶店の近くにつくと、見知った顔が白い紙箱をもって歩いてる姿が見え]
よぉ、レッグ。
[声をかけてから、鼻をすんすんと鳴らして匂いを嗅ぎ]
おいしそうなものもってるじゃないか。
─ →アコルデ家・自室─
[無駄な努力は、やっぱり無駄な努力だった。わかりきった事ではあったが]
……はい、はい。
[部屋へ、という言葉に素直に頷き部屋へと戻る]
仕方ないといえば、仕方ないものの。
……本当に、我ながら……。
[何故にここまで不器用なのか。
いや、父もあまり器用な方ではなかったが、ここまで酷くはなかったのだが]
―区画内・商店街―
んあ、ラッシュか。
[声をかけられ覗いていた店から道へと顔を戻す]
これは俺のオヤツだからダメ…なんてな。
ちゃんと数買ってあるから安心してくれよ。
[時々は自分の分しか買わなかったりもするのだが]
その格好、まだ仕事中なんじゃねーの?
お預けお預け。
[けらけらと笑った]
/*
ぶっちゃけてしまいますと。
混血設定はおまかせで赤が飛び込んできてしまった場合の保険なので。
どうとでも、捻りが効くのですよね。
ところで今更ながら。
相変わらずの、幻夢くおりてぃですね!
この女子率の低さは……(^ ^;
―区画内・商店街―
[はじめの冗談には顔色を変えることもなく、続いた言葉に]
まぁ、自分の金で買ってる分にはどうしようがかまわないが。
[自分の分だけであってもそれをとやかく言うこともないだろうと。
もっともそのときは自分が買って帰るわけだが]
ああ、パトロール中だ。
レッグの方はこんなところで遊んでいて課題とか大丈夫なのか?
[からかう様子にはそう返したり]
あら、29歳でも可愛らしいのは素晴らしいと思いますけど。
ぼっちゃまの演奏なら、さっきまで聞こえてたんですけど―――お休みになられたのかしら。
[というパトラッシュへの前ふり>>29のおかげで感づくのは早かった、のかもしれない。]
─→アコルデ家・台所─
[駆けつけた先、まだ戻っていないジョエルより先んじて台所に入るやいなや、主と床の様子には若干諦めたような顔をし。主のどこか所在なさげな残骸製造機、もとい指をひっ捕まえた。]
もう、これで何個目のコップを床と仲良くさせたんですか!お飲み物がお入用でしたら、私かジョエルさんを読んでくださいってあれほど言ってますのに!
ああそれより、怪我なんかしてませんよね?大事な指なんですから…
[言いながら指先に赤いものが見えないと分ると、ほっとしたようにするりと離した。丁度ジョエルの圧力を感じたのはその辺りか。]
ああジョエルさん、もう、遅かったじゃないですか!
[やや責めるような口調なのは、彼のスケジュールを失念しているからである。]
―区画内・商店街―
ちゃんと小遣いの範囲内だぜ。
でもってたまには美味い飯の礼も示さないとな。
[こんなところは妙に義理堅い]
お努めご苦労様、っと。
今回の課題は速攻終わらせたんだ!
…それでも負けたけどなー。
[食べられなかったケーキを思い出して少し遠い目になる]
ま、そんなで時間が微妙に余ったんで。
こないだまでゆっくり買い物する暇もなかったから、たまには店を覗いて歩くのも悪くねーかと思ってね。
―区画内・住宅街―
んー。
……まぁいいか。はらへったし。
[小一時間ほど床で考え込んでいたかと思えば呟いて、さっきまで懸命に探していた筈のカードを当たり前のように引っ掴む。
円盤状のロボットを呼び寄せ、その上で指を閃かせる]
よし。
んじゃ、るすばんよろしくー。
[赤色に変わったセンサーを見て頷いてから、自宅から外へと出た]
―区画内・商店街―
そうだな。
[後ろ足で立ち、左前足を腰にあてながら]
我が家にきているということはレッグもうちの家族同然、つまりレッグは俺の弟のようなものだ。
しっかりしていてもらわないと困るな。
[課題とケーキの話を聞けば]
動機はともかくとして、学業の方は順調なようでなによりだ。
買い物もいいがあまり遅くならないようにしろよ?
[マイルズを追い出すのは同僚に任せながら、こちらは床に屈み込むと、大きな破片を拾い手のひらに乗せた。
硬い部分に触れると、かつんと小さな音が鳴る。おかげでこちらの指先の大半が切れる事はないようだった。
最中のジョエルの弁には、はいとひとつ返事を返し少しの間見送った後、その前に簡単に片づけをこなす。細かな欠片は、室内用の小さな円盤型掃除ロボットに任せる事にした。]
ところでジョエルさん、何買ってきたのかしら。
[手を一度綺麗にしてから、同僚の置いた紙箱を開くと中から茶色が顔を覗かせた。]
わ、サンフォニー!すぐ売り切れるんですよねーこれ。
それじゃ珈琲は何時も通りにと…。
[少し多めにお湯を沸かし、細口のポットやサーバー、豆を用意しながら、まずは一人分だけ先に用意して珈琲もケーキも用意してから主の部屋へと向かった。]
―台所→マイルズの部屋―
ぼっちゃま、こちらですか?
珈琲と、ジョエルさんが買ってきたケーキを用意しました。
[片手の甲で器用に扉を叩きながら、主の反応を待っていた。]
―住宅街―
[住宅街を歩く足取りは何処か危なっかしいが、乗り物を運動して行くよりは幾らかマシだった。
本人にその自覚があるかは定かではないが。
途中にある一件の家の前で不意に立ち止まり、首を傾け]
……音、きこえないな。
そうじの人もいないし。
[やや残念そうに眉を下げてから、今一度足を商店街のほうへと向けた]
―区画内・商店街―
へーへー。
威張らんでも気をつけてますって。
[腰に手を当てた姿勢を見て、片手を口に当てた。
威厳よりも可愛らしさを感じてしまうのは仕方がないだろう。
けれどここは公道。一応「兄」を立てなければ]
こっちで知りたいことはまだまだあるからな。
成績悪くて呼び戻されるのなんか俺だって勘弁なんだ。
甘物は俺の起爆剤だもんよ。
なのに誰かが先に買い占めやがって…。
[人はそれを逆恨みという。
しかも買い占められたというのは事実でない]
ラジャ。
土産が悪くなっても困るし、もう少し見たら帰る。
ラッシュも今夜は遅くならないんだろ?
─アコルデ家・マイルズの部屋─
[扉の前で待つ間、同僚の指摘>>46をふと思い出し、ちょっと目が泳いだりした。
あの時の顔は見られてなくて本当に良かったと思う。その辺り、全部お見通しな気もするが。
いつもの調子の主の返事に我に返ると、気を取り直すように盆を少し強く握り、落とさないようにと注意しながら中へと入った。]
失礼します。
あら、お仕事中でしたか?
[今は珍しい紙の譜面を見る主にの様子に目を瞬かせた。]
お仕事といえば、さっき玄関の掃除中にパトラッシュさんとお会いして。ぼっちゃまに宜しく言っておいて下さいって仰ってましたよ。
今日は丁度演奏が聴けずに残念だとも。
[微かに軋み音を立てながら、テーブルの上に珈琲とケーキ皿を置きフォークを添えた。]
─アコルデ家・自室─
……仕事と言うか、仕事の準備、ですね。
[エリカの言葉に、譜面から上げた顔をそちらに向ける。
その短い間に、伶人からふにゃりとした青年に転じるのはある種の技能か]
おや、パトラッシュさんが。
いつもの見回りの時間は、ちょうど一区切りしてましたからね。
[眠さに敗北した、というのが実情だが、それはさておき。
テーブルに並べられたコーヒーとケーキに、ありがとう、と笑って目を細めた]
―区画内・商店街―
[向こうが感じてることなどは知らずに]
まぁ、やりたいことをやっているうちは大丈夫だと思うが。
[買占めという言葉にはそれは逆恨みだろうと内心にとどめた。
帰りの話にはうなづいて]
そうだな、このままにもなければ今夜は早めに帰れるはずだ。
じゃあ、また後でな。
[あまり長話をするのは、仕事中の自分にとっても得ではないので、
適当に切り上げレッグに前足を振り商店街の人ごみの中へと]
/*
余談。
「伶人」というのは本来、雅楽奏者のことなので。
用い方としては、正しくないのですが。
……語感と字面がよいので使っております。
気になってる人、いらっしゃいましたら申し訳なく。
[ここで言っても、エピまで見れませんがっ]
―区画内・商店街―
なんだかなー。
兄貴ってのはそう心配性になるもんなのか?
[肩を竦めてみせる]
なら夜は皆でお茶の時間だな。
おう、また後で。
[ひらひらと手を振り返し、パトラッシュとは*別方向へ*]
―商店街―
[相変わらず傍目ふらふらと歩く。
時折店を覗き込んだりなどし]
んお、犬だ。
[人混みに紛れる小柄な影に視線が釘付けになる。
区画内の住人であるから彼のことは何度か見ている筈なのだが、なんせ記憶力が悪い]
─アコルデ家・マイルズの部屋─
次の演奏会は、もう少し先でしたっけ?
[そう尋ねるのは、スケジュールの管理はいまちい苦手で、その辺りは全部同僚に任せっきりだからだったりする。
向けられた馴染みのある笑みには、こちらもほんわりと笑んで返した。
少し離れた場所に盆を持ったまま立ち、一区切り、にはまぁと呟いて。]
もう少し区切らずにおいてくださったら、カップが一つ駄目にならずに済みましたのに。
台所には鍵が必要、なんてジョエルさんに言われないように気をつけて下さいね?
[少し心配するようにごく軽く睨みながら、何度目かになる注意を促した。
今度こそ、聞き入れられるかは―不明。]
中
ところで中身が今回も微妙な感じなんですが。
ジョエルとレッグってどっちかがあきかさんで、どっちかがろこあさんだよね多分。めいさんは時間的にアヤメかなー。
黒猫さんと秋ちゃんはさっぱり分らないね!(
―区画内・商店街―
[別れ際のレッグの言葉には]
ああ、最近はレッグも忙しかった様だしな、久しぶりの一家団欒になるな。
[そう答えて、レッグと別れてしばらく歩いてから]
まぁ、父さんと母さんには種族超えて世話になってるしな。
[レッグに何かと世話焼きしようとするのはそんなこともあってのこと、口には出して本人に言わないが。
しばらくして、視線を感じて振り返る、犬だとか聞こえた気がして耳がぴくぴくと動いたり]
―商店街―
わ、こっち見た。
[残念ながら、こちらを向いた相手が耳を動かしている意味を察する程聡くはなかった。
なんだか嬉しそうに言って、小さく手を振ってみた]
─アコルデ家・自室─
一週間後、ですよ。
[いつでしたっけ、という問いかけに、のんびりと返す。
スケジュール関係を仕切っているのが誰かはわかっているから、特に咎めることも突っ込みを入れることもなく]
……いや……気をつけてはいるんですけど、ね?
なんというか、こう……うん。
上手く行かないんですよねぇ……?
[注意を促す言葉には、困ったように笑って首を傾ぐ。
これが楽器の手入れや調整となると、文字通り神がかるのだから不思議極まりない]
―区画内・商店街―
[うれしそうに手を振る様子にはため息をひとつ、その仕草は人間のそれと変わらず。]
そもそもあれはレッグの先輩の……、俺のこと知ってるはずなんだがな…。
[会ったのは数回程、それでも会うたびに犬と言われているような気がする。
きちんと言っておくべきか、無駄とあきらめるべきかとそちらのほうをみたまま少し考えたり]
─アコルデ家・自室─
[買って来た荷物は一旦机の上に置き。
クローゼットを開くと、仕事着である執事服に着替える]
…全く、少し目を離すとあれだ。
動けば惨事が起きると言うのをいい加減覚えて欲しい。
[酷い言いようであるが、15の時に仕える相手だと紹介されてからこの方、何度主の不器用さ加減に辟易させられたことか。
思い出すと大きな溜息が零れる]
[執事服に着替え終えると買って来た物はそのままに、スケジュール端末へと手を伸ばした。
今日一日休みの予定だったが、変更して勤務に入る旨を入力。
付随して開かれる主の今月のスケジュールや、届いているメールをチェックし、伝えるべきものと不必要なものとに分類する。
それを済ませたなら、自室を出て通常業務へと入る*ことだろう*]
─アコルデ家・マイルズの部屋─
[スケジュールにはそうですかと納得したように頷いた、が、多分当日には忘れて主を暫く探すだろう。
傾く首と、不思議そうな様子には、こちらの方が困ったように。]
ぼっちゃまに分らないなら、私どもにはもっと分りませんよ…。演奏はあんなにお上手なのに。
…だからといって、上手くいくよう試すなり慣らすなりは、割れない食器でなさってくださいませ。
[まるで豆腐に釘を挿すような説教だが、言わずにはいられない。
とはいえ話し込んで主の手を止めてしまっている事に気づくと、盆を片手に持ち直し。]
それでは、私は一旦下がりますね。
後で食器は下げに参りますから…
くれぐれも、
台所に持っていこうとしたり、
ましてや洗っておこうなんて、
思ったりしないで下さいね?
[一言一言はっきりと、それこそ釘打つように言いながら、頭を下げマイルズの部屋を後にした。]
―商店街―
[溜息もお構いなしに近付いて、目の前に屈み込んだ]
おつかれさまです。
[敬礼のポーズ。
だが覚えているわけではなく、勿論相手の諦観に気付いてもいない。
その服装から何となく言ってみただけだ]
─アコルデ家・自室─
割れない食器……ですか。
[なんだか、以前にも言われたような気がする、と思ったが、きっと『気がする』ではないのだろう]
ああ、はい、わかっていますよ。
そんなに繰り返さなくとも、私だってそこまで鶏頭ではありませんから。
……一部は鳥ですけど。
[釘打つような言葉に、また苦笑を浮かべながらこう言って。
エリカが部屋を辞すと、譜面と、カップとを手に取る。
五線譜に向き合ったなら、程なくその表情は伶人のそれへと*引き締まった*]
―区画内・商店街―
[こちらに近づいてくる様子にはじっと見つめたままに、目の前に屈まれると後ろ足で立ち右前足で返礼し]
まずは犬と呼ぶのをやめてもらおうか。
子供相手ならまだしもだけどな。
[目の前に来たこともあってとりあえずはそう忠告し]
たしかノブといったか、レッグと同じ学校に通ってる生徒だったな。
―区画内・住宅街―
……あれ。
違うの?
[そこは覚えているのか、そもそもその辺りの常識がずれていたのか、確率としては後者が高い。
犬だと思っていた彼が立って喋ることに対しての驚きはなかった。
ただ首を傾げてみせ]
あ、そうですはい。先輩です。
[とても先輩とは見えない仕種で何度も頷く。
急に敬語になったのも雰囲気からだ]
中
…ところでアコルデ家で暮らしてるのって3人でいいのかな?
他居る気配がないような気が。
ジョエルさんが買ってきたケーキは3人分でいいよね、ね?
…ぼかすか(
―区画内・商店街―
俺はライカ星人であって、犬ではない。
見た目には確かに似ているかもしれないがな。
[似てるどころか普通の人から見れば、ぱっと見は犬そのものなわけだが。
右前足で頭をかきながら]
まぁ、学校ではレッグのことよろしく頼むぞ。
あいつは俺の弟みたいなものだからな。
[その言葉の意味を曲解されそうな気も言ってから感じたりとか]
―区画内・商店街―
そういや誰かさん、またあの時間には来てなかったなー。
大丈夫なんか。
[道中、店頭に置かれた眼鏡を見たら先輩の顔が連想された。
その当人が先ほど分かれたばかりのラッシュと出会っているだなんてことは、知る由も無い]
うん?
[完全に足が止まったのは楽器屋の前。
見ているのはウィンドウ内に飾られた楽器ではなく、壁に映し出された演奏会のCMだった]
これ、もう来週か。
次の課題も早めにやっつけねーと。
[睫を伏せて暫し伶人の過去の演奏を聴く。
音質は多少落ちていても耳に心地好い音*だった*]
―住宅街―
へー。
[感心したように頷きながら、仕種を見る。
恐らく以前にも似たやり取りがあったのだろうが]
弟……なんだ。
[そして何か曲解している風なのは相手の予想通りか]
はい、おまかせくださいお兄さま。
[大真面目に言って、再び敬礼のポーズをとる]
―区画内・商店街―
[向こうが曲解してるような素振りだったので、その呟きにうなづきながら]
血の繋がりも法的な繋がりもあるわけじゃないがな。
[これで伝わるだろうと、レッグのことは自分にとって弟のように思ってることは事実なわけだが]
ああ、なんか不安は多いが頼んだぞ…。
[再び敬礼を取る様子には再度の返礼はせず、その言葉はやや不安の色が混じっていた]
ああ、それからあまりアヤメに迷惑をかけるなよ?
いや、どちらかというとあの人も迷惑かける側か……
[この二人が隣同士なのも何かの因果なのだろうかと思ったり]
―区画内・公園―
……あー。
[何故、女は公園のベンチに腰掛けているのか。
風情はまるで突如行き場を無くした大黒柱の様だった。
両手で缶珈琲をちんまり持ちながら]
……はぁ。
[此れで何度目になるだろう、というぐらいの溜息。]
……本当、白けるなぁ。
[缶の中を覗き込みながら呟いた。]
/*
落ちる前に中発言。
毎度出遅れ兎猫ですよ。
悩んだけれど、まあ2つ華がいらさるからいいかとこっちで特攻。
ボケ役の人も多いみたいだから、どっちにもなれる弟系で行こうかと思います。ツッコミは兎猫のボケ性質がね…w
ま、そんなこんなで暫くの間どうぞよろしゅうに。
―住宅街―
……え、ないんだ。
[一応意味は通じたらしい。
微妙に残念そうなのは何故か]
はーい。
[その当人に逆に心配されていたことなど知らず、目の前の犬改めライカ星人の懸念すら分かっていない様子で、もう一度返事した]
アヤねーさん?
ねーさんはいい人ですよ。
[後に続いた忠告には頷きながらも、更に後の言葉には首を傾ける。
特に迷惑を掛けられた意識はないらしい]
[つま先で人工的に敷き詰められた砂利を蹴る。
かつ、かつ、と無言で幾度か蹴ると]
あああああ
[唐突に声を上げて顔を空へと向けた]
駄目だわ……
ぜんっぜん、やる気出ない。
[ベンチの横に置かれたのは女の携帯電話。
不機嫌の元となったメールが開かれたままだった。
内容はと云えば
『原稿は来月まで。
急遽組む事になった特集に因り。』との事。]
[普通であれば喜ぶ人も居るだろう。
締め切りが延びたのだから。
しかし、女は違った。]
あの状況下だから、
生きてる、
仕事してる、
私は今、創ってる!!
……って気になるんじゃない。
ほんっっっっとボンクラ共は何も解ってない。
[首を絞められ、崖っぷちまで追い詰められてこそ
快感と共に本領を発揮するタイプ、だった。]
─アコルデ家・台所─
[一部は鳥との言葉には、困ったような笑みを浮かべる事しかせずに。
静かに部屋を出ると、盆を置く為に再び台所へと戻る。珈琲もケーキもまだその場に残っていた。
お湯をもう一度温めていると、機械音をならしながら再び台所へと回ってきた掃除ロボットのアラートが点滅しているのに気づき、かがんで溜まっていたごみを取り出した。]
あ、そうだ。お休みなんだし、ジョエルさんにもケーキ持って…。
……でも着替えるって言ってたような。またお休み切り上げるつもりかしら。
真面目だよなー。今じゃうちの裏主だよねー。
[一方的に語りかける相手は無言。もとより返事は期待していないが。
すっきりした話し相手を、つんとつつくと元気よく廊下へ滑り出した。]
でも最初っからあんな感じだったよなぁ…大きくはなったけど。
[一応先輩ではあるものの、出合った当初向こうは17歳。まだ残っていた可愛げは、今じゃすっかり影を潜めた。
主は逆に昔の面影がずいぶん残っているように思うが、それは自分の性質がそう思わせているのかもしれない。]
[それでも、10年。二人の傍で、二人の成長を見てきた。
――――変わらないのは自分だけ。
そんな言葉は、ふると首をふって消して。]
形状記憶する食器なんてあったかしら…。
[全く別な言葉で*かき消した。*]
―区画内・商店街―
[残念そうな様子には再度のため息。
アヤメの話に対する反応には]
ああ、悪い人じゃないとは思ってるぞ。
少々周りが見えなくなることがよくあるようだが。
[前後の言葉が矛盾していたり、ノブの様子からは混じりけのない純粋な言葉のように見えて]
その性格が時折羨ましく思うよ、なりたいとは思わないがな…。
じゃあ、俺はそろそろ行くからな。
[そういい残してノブと分かれて、しばらく歩き商店街を抜けた]
……御腹空いた。
[そして呟く、突然の台詞。
ぐっ、と珈琲を一気に飲み干して]
御腹空いた!!
[誰も聞いてなんて居ないのに
大きな声で吐き捨てると勢い良く立ち上がり
ヒールの音を鳴らしながら商店街へと向かう]
―― 公園→商店街 ――
―商店街→公園―
[近くの公園に向かう途中、不機嫌そうな様子のアヤメとすれ違い]
ああ、アヤメ、仕事はいいのか?
確か締め切り近くと聞いていたが。
[不機嫌そうな様子には気づいたが、その理由にまでは思い至らず、ずばりその原因を刺激することになることを聞いたり]
―住宅街―
うん、だよねぇ。
[頷いての同意は「悪い人じゃない」点にか、「周りが見えなくなる」点にかは定かではない]
あ、そうですか?
[決して褒められてはいないのに、照れたように頭を掻いた。
それから話し相手が場を立ち去るのを、手を振って見送った]
―― 公園→商店街 ――
[商店街へと向かう途中、
見知った姿を見たかと思えば
相手から今正に、抉るような一言を浴びせられ]
……。
[無言で停止]
え?
……ラッシィ、今、何て?
[後に、冷笑を浮かべ首を傾いだ]
―商店街→公園―
[アヤメの反応に、まずいこと言った事に気づき]
ああ、さっきノブにあったぞ商店街の方。
随分と暇そうにしてたな。
あとアヤメのこといい人だってほめてたぞ。
[話をそらそうとそんな話を]
―商店街―
……さて、かいものかいものっと。
[くるりと踵を返して、店の物色を再開する。
その頭の中に先程の会話の内容は如何程*残っているのやら*]
へぇ。
[笑みが深くなる。
『いい人だと褒めていた』
そんな訳ある筈が無い、と結論付けたからだ。]
ラッシィ。
私ね。 今、ね。
すっっっっごく、機嫌悪いんだぁ。
[パトラッシュにゆっくりと。
かつん、かつん、と音を立て歩み寄る]
いい人、でもさぁ。
機嫌悪い日って、あるよねぇ?
[そして彼へ触れようとする指先がそっと伸びる]
いやいや、なんか信じてないようだが本当の話だぞ。
俺を疑うというのか?
[話をそらそうとするが話題は変わってくれそうにない。
機嫌が悪いとゆっくりとこちらに近づいてくるアヤメに、一歩二歩ととこちらもゆっくり後ずさり]
ああ、そうだな、今まさに頭の上に蝋燭乗せられて火薬庫に放り込まれた気分だ。
[続く言葉と、じわじわと迫る恐怖に、じっとアヤメを見つめたまま目をそらすこともできず。
指先がそっと伸びるのに抵抗する気力はなかった]
[後ずさる彼を逃す心算などこれっぽっちも無い笑み。
今、彼の例えの通り蝋燭を頭に乗せようという所なのだ。
伸びた指先が彼の喉元へと触れ]
ラッシィ。
貴方は優秀な犬のおまわりさん、だけれど。
貴方の事をノブが褒めていたって、私が言ったら
貴方信じられるの?
[こしょこしょ。
犬を撫で、可愛がるように指先を細かく動かす。]
……どう?
火薬庫に放り込まれた気分は?
[もう一方の手が彼の頭を撫ぜくり回そうと伸びるか。]
[喉元に触れる感触に観念したように心を決めて]
ノブが俺をか……
[そういわれれば言葉がつまり、犬のおまわりさんと言われたことを今は突っ込むこともできず。
かわいがるようにくすぐられる指先に]
いや、その、なんてか、うん…
[言葉はしどろもどろに、自分では否定してもどこか犬に近いところの多い自分、撫ぜられると心地よさに自然と尻尾を振ってしまったり。
頭に伸ばされる手には気づけない]
よーし、よしよし。もう。 ……可愛い。
[先程までの不機嫌が何処へいったかという程に。
彼の頭をわしゃわしゃと撫ぜる妖艶な指先の主は
嬉しそうな笑みを浮かべている。]
本当に、マスコットよね。
此れで私より年上だって謂うんだから
[すーっと彼の鼻先へ頬を寄せ]
現実はやっぱり、面白いわよね。
[振られる尻尾に、くすくすと小さな笑いを漏らした。]
でしょ? ノブよ? ノブ。
[割りに酷い事を言えてしまうのは、
ノブに対して心を許している事の表れでもあるのだが。]
[可愛いと言われれば心中は微妙なままに、
けれともアヤメの不機嫌そうな様子は治まってるようなので、よしとすることにした。
決して自分が気持ちがいいからとかそういうわけではないと、心の中で言い訳したり]
マスコットは少し言いすぎじゃないか…
[わしゃわしゃと頭をなでられながら、鼻先に頬を寄せられると少し照れくさかったり。
飾りもなにもない物の言い方はノブとアヤメの仲のよさを表しており]
まぁ、俺とアヤメではノブとの新密度も違うとは思うが。
[そう答えながら、とりあえずはアヤメの気の済むまでは*されるがままに*]
ああ、御免なさい。
……つい、ね。
[見た目は正に、犬そのものであるから。
割と動物好きな心が疼いてしまうのは言い訳になるかどうか。
申し訳無さそうに声を少し小さくして]
警察官としての貴方が居て呉れるからこそ
みんな安心出来るの。
其れは私も、感じている事。
[本心を呟けば
スキンシップに名残惜しさを感じつつ、身体を離す。]
……ただ。
私にとっては其れだけじゃ無いけどね。
可愛いもん。
[あっけらかんと言い放ち、笑う]
ふぅん。
……そんなもんかしら。
親密度、なんて考えた事も無かった。
[何か考え込むように幾度か頷けば]
ノブ、商店街だっけ?
ちょっと探してみようかな。
……丁度御腹空いてたし。
御飯付き合って貰お。
[じっ、とパトラッシュを見て]
じゃ、またね。 ラッシィ。
[にっこり笑うと手を振り*商店街へ*]
―商店街→公園―
アヤメには勝てないな…
[一転変わって申し訳なさそうにされれば、怒ることも咎める事もできず]
俺のやっていることは助力のひとつ、ほかの警察官の皆もそれは同じこと。
一番大事なのは市民一人一人の心構えと行動だ。
[アヤメの感謝の言葉には照れくさそうにそう答えて視線をそらしたり。
けれどもすぐに出た可愛いとの言葉に]
結局それに尽きるわけか……
[もはや言っても無駄なのだろうが、まだそれを笑えるほどに若くもなく可愛いといわれて喜べるほどに幼くもなかった]
―商店街→公園―
[考え込むように頷く様子に、視線をじっと向けたままにノブの居場所については頷いて肯定の意を示し]
ふらふらと店を見て回っていったからそう遠くにはいってないはずだぞ。
[そう付け足してから、ご飯の件にはそうするといいと答え、内心では開放されたことにほっとしたり。
撫でられたりすることは心地がいいことはいいのだが、それに流されることに自分の倫理がよしとしなかった]
ああ、そうしてくるといい。
なんにせよ気が晴れたのならなによりだ。
[こっちに笑う様子のアヤメにそう言って、前足を振り返した。
最後に商店街に向かうその背に]
あまり他人に無理ばっかり言うんじゃないぞ。
[そう声をかけて自分は公園の*方へと*]
─アコルデ家─
[主の手に触れるものは全て割れない物・壊れにくい物にしなければならないだろうか。
それは惨事が起きるといつも考えること。
しかし考えを極力表に出さないために、口にしたことはほとんど無い]
………。
[何度も考えるもそう簡単に全て揃うはずも無く、最後は自分が諦める形となっていた]
……この家の雰囲気は好ましいのに、な。
[廊下を歩きながら小さく呟いた。
電子化が一般的となった現在、古きを好むジョエルにとってそれに染まり切らぬ主には少なからず共感を持つ。
これだけ苦労をしてもこの家から離れない理由の一端だった]
…………。
[それでも尊敬の念にまで至らないのは、主の実態を知る故か]
好ましいが疎ましい。
だが俺がここを出て何が出来るだろうか。
以前のような生活に戻るのは真っ平だ。
[僅かな葛藤]
[拾われる以前は辛く貧しい生活を強いられて来た]
[生きるためには何でもした]
[誰にも心は許さない]
[それは今も昔も、同じ]
[ふぅ、と短い息が零れる。
足を台所へと向けると、中に居たエリカに声をかけた]
エリカ、仕事が一段落ついたなら、休憩を入れて構いません。
食べたければ私の分もどうぞ。
[買って来たケーキを食べても良いと告げる。
人数分買って来はしたが、元より自分は食べる気が無く。
いつも食べたい者に食べさせて居た]
何かあったら端末で連絡を。
[それだけを言い残し、台所を後にした]
─ →アコルデ家・マイルズの部屋─
マイルズ様、よろしいでしょうか。
[次に訪れたのは主の部屋。
ノックの後に声をかける。
許可が下りたなら扉を開け中へと入り]
失礼します。
マイルズ様宛にメールが届いておりましたのでお目通しを。
[言いながら、メールデータを入れた携帯端末を差し出した。
起動させると眼前にバーチャルディスプレイが展開され、メールの内容が表示されることだろう]
有志の方々からの激励のメールと、演奏会主催からの改めてのご挨拶です。
返答は私の方で済ませておきますので、読んだと言う事実は忘れぬようにしておいて下さい。
[やや含む物言いで言葉を紡ぐ。
読まぬまま、読んだのを忘れたなどするのは礼に欠く、と言う思いは相手に伝わっているのかどうか]
/*
ローデリヒ(口調分と毒分)とルートヴィッヒ(真面目分と無言の圧力)とロヴィーノ(スレ加減)を足した感じだろうか。
[意味不明]
─アコルデ家・自室─
[静寂に包まれた部屋の中、その主は無心に譜面を追う。
それでも、それなりに休憩も交えていた事は、空になったカップとケーキ皿が端的に物語っていた]
……ん。どうぞ。
[静寂を打ち破るノックの音。その後の呼びかけに短く返す。その間も目と指は譜面から離れる事はなかったが、扉が開くと瞬きを挟んで、動きが止まった]
メールですか……ああ、いつもの皆さんですね。
ありがとう。
[譜面を膝の上に置き、微笑しながら端末を受け取る。
奏者としての表立った交流はあまり持ってはいないのだが、こうして送られてくるメールを見るのは、楽しみとも言えた]
……わかっていますよ。
まったく……一部は鳥ですけれど、そこまで鶏頭ではありません、と言っているのに。
[含みある物言いに、冗談めかした口調で返しながら、端末を起動する。
惚けてはいるが、その辺りは弁えているつもりだった。
普段が普段なので、信憑性は低いが。
続けて向けられた、日常的な話題には僅かに首を傾いで思案の素振り]
夕食ですか……。
んー……気分的には、魚系、ですかねぇ。
[間を置いて返したのは、思案の時間に比して大雑把なものだったが]
―区画内・公園―
[高層ビル以外の町並みの様子は緑に遮られ、
防音の工夫もほどこされているためか、外の喧騒はここにくると和らぐ]
憩いの場か。
[こんなところで事件などはおきてほしくないものだな、そう思いながら歩を進める。
途中犬の散歩をしている人とすれ違い、犬は終始こちらを気にしていた。
当の飼い主の方はこちらの正体を知っているためか会釈をされて、こちらも会釈を返す]
犬は俺のことどう見えてるんだろうな……
[不意に漏れた自分の呟きに首を横に数度振り]
一番気にしているのはやはり自分ってことか…
─アコルデ家・自室─
[大雑把な物言いもまた常の事。
故に、返される反応が如何なるものであれ、表情は呑気なものから変わる事はなく。
端末から呼び出されるメールの内容を一つひとつ辿っていく]
……今回も、気を引き締めてかかりませんと、ねぇ。
[挨拶状は定型句も含むものの、演奏会への期待感は感じられ、思わずこんな呟きが口をつく]
……さて。
夕飯前に、ちょっと羽を伸ばしてきましょうか。
[一通り、メールを読み終わった所で窓の方を見やり、それから楽譜をテーブルの上に置いて立ち上がる。
羽を伸ばす、というのは彼にとっては散歩を意味する。
無意識に用いるその言い回しが、亡き母譲りであるのは父から聞かされていた]
暗くなる前には戻りますから。
[どこまで本気かわからない口調で軽く言って、自宅を出る。
近所とは、わりと砕けた付き合いをしている方なので、すれ違う人とは軽く挨拶を交わしたりしつつ。
のんびりとした歩みで、いつもの散歩コースを辿って公園へ]
─ →区画内・公園─
……あー。
やっぱり、ここは、静かですねぇ。
[自宅も(自分が何かやらかさない限りは)静かな空間なのだが。
ここにはまた違う静けさがあり、それが好ましかった]
─アコルデ家・台所─
あ、はいジョエルさん。
[諸々に笑み了解し、出て行く彼を見送った。
人数分揃ったケーキは、本来ならサイボーグである自分には不必要な物だった。消化器官はすっかり取り払われている。
だが味をみたりするために少量物を口にする事は出来るし、ケーキは嗜好品としては好きだと思える代物だった。
それ以上に、自分もちゃんと数に入れてくれている事は嬉しくあったりする。]
じゃあジョエルさんの分も貰おうかしら。サンフォニー、なかなか食べられないし。
[誰かに食べられてしまわないよう、こっそりひとつだけ隠しておいた。
休憩時に珈琲とおやつがありますよと、同僚と主以外の者に伝達し。
それから暫く家の雑用をこなした後で自分も一つ食べながら、ふと時計を見ると時間はだいぶ過ぎていた。]
まぁ、もうこんな時間。
夕飯の買い物に行ってきますね。
[同じく休んでいたメイドにそう告げて。端末―自分のそれは、頭の中に備え付けられているが―でジョエルとマイルズに、出かけてくる旨を伝えておいた。]
―区画内・公園―
[適当なところで交番に戻るかなと、少しばかりそののどかさに浸ったりもしながら、
公園の中心近く噴水の周りには走りまわる子供たちや、カップルでベンチに座ってる姿なども見える。
昔の資料にも似たような光景があったなと思ったり。
公園の中にいる平和そうな人々、その中に一人に目が止まり]
こんにちは、マイルズさん。散歩かい?
[目の前の人物のファンはこの人の演奏に臨む、伶人の姿しか知らないのだろうなとそんな感想をもったり]
─区画内・公園─
おや、パトラッシュさん、こんにちは。
[のんびりとした空気を楽しんでいる所にかけられる、声。
振り返って向けるのは、へにゃりとした笑顔]
ええ、ちょっと羽を伸ばそうかと思いまして。
そちらは、休憩か何かですか?
[僅かに首を傾げて問う。
相手の内心の感想などは当然、知る由もなく]
―商店街―
新作かー……
[一件の店の前で腕を組む。
ショーウィンドウの中には形も用途も様々な機械がいくつか並んでいた]
デザインは良いんだけどなぁ。
これくらいの機能なら、今あるのカスタムすれば足りそうだし……
[並んだ商品を眺めながら唸る。
眼鏡の奥の双眸はいつになく真剣だった]
─区画内・公園─
[へにゃりとした笑顔に]
今日も元気そうだなマイルズさん。
羽伸ばしか、時には休憩も必要だな。
皿でも割って、ジョエルに家から追い出されたのかとも思ったが。
[先ほど耳にした音と、ジョエルとすれ違ったことから思ったことを口にしたり]
俺の方は今はパトロール中だ。
ちょっとのんびりしていたことは事実だけどな。
―→商店街―
[道すがら、端末にジョエルから夕食のリクエストが届く。主から聞いていた内容そのままが伝えられた。]
…魚系。焼くのと煮るのと生とどれがいいのかしら。
最近流行だって聞く『タイヤキ』は夕飯にはならないしなー。
[そんな事を呟きながら、歩みはのんびりしたものだった。
別にサボっているわけはなく、人にぶつからないための処置だ。
そんなこんなでようやっと、商店街にたどり着くと魚を売る店を目指した。]
―商店街―
………あれ、ええと…。
あの人、家の前でよく見かける人、かしら。
なんだか様子が変だけど、何見てるのかなー。
[真剣な様子を変と括るのはあれだが。
普段の感じとは違う様子に、少々興味深げに近づいてみた。
近づけば、なにやらぶつぶつ呟いているようで。]
何なさってるんですか?
[ひょっこり後ろから、覗き込みながら声をかけた。]
中
あー!ケーキのお礼言うの忘れてるし。
後で言おう…。
そしてパトラッシュごめん、確定縁故に名前入れ忘れて(ターン
こっそり修正。
─区画内・公園─
まあ、私は元気が取り柄、ですから。
[笑って言い切った]
……あはは……ちょっと惜しいですね、それは。
皿じゃなくてカップでした。
[それから、笑いながらいう事じゃない、と言われそうな事もさらりと言って]
のんびりできる余裕がある、というのはいい事でしょう。
あなたがせかせかとしている、という事は、大なり小なり大変な事といえますし、ね。
―商店街―
……ま、いっか。
メンテ用品だけかってこ。
[散々悩んだ後にそう結論付けて、前傾姿勢を正した直後]
ひゃっ!
[近付く気配にはまったく気がついていなかったようで、大袈裟に肩を震わす。
先に買った品の入った袋が、ぽとんと地面に落ちた。
幸い割れ物は入っていなかったようだが]
……びっくりしたー。
えーと……
[大きく息をついて、正体を確かめようと、眼鏡を正しながら振り返った]
―区画内・公園―
無病息災なのはなによりだ。
[人なら笑いかけていただろう声の調子でそう返した後]
追い出されたことには変わりはないのだな……
[続いた言葉には呆れたようなそんな声を漏らし]
まぁ、そうだな。
大した仕事もないのが一番だ。
俺が忙しいってことはこの区画が犯罪だらけってことになる。
―商店街―
わぁ!ご、ごめんなさい!
[頓狂な声に逆にこっちか驚いたが、何かが落ちるのが見えると慌てて頭を下げた。拾おうと膝を軋ませながら屈み袋を手にし、振り返るのに合わせて、立ち上がった。
袋についたゴミを指先で気をつけて払いながら目を合わせ、申し訳なさそうに頭をもう一度下げた。]
驚かすつもりは無かったんですけど…。何見てたのかなーって気になって。
ええと、よく家の前を通りかかる方ですよね。
名前はお聞きした事ありませんでしたけど。
あ、私はズューネのエリカです。
[そうさらりと自分の名前と同時に、元罪人である事も告げる。
それは義務の一つでもあった。]
―区画内・公園―
追い出されたのは、台所から、ですけどね。
[元より不用意に入るな、と言われているのは置いておいた]
真面目な話、本番前だから、とこもっていると音が濁るので。
こうやって、違う音を拾うのも、大事なんですよ。
[そう、告げる時の表情は少しだけ真面目なもの]
……ですよねぇ。
そんな状況には、なってほしくないものです。
中
・自分から人にむやみに触れることは出来ない。
・ズューネである事は名乗りと同時に明かさなければならない。
・エネルギーの供給は一般電源から可能。
・飲食は少量なら可。食べたものは一定箇所に固めて保管され、メンテナンス時に取り払われる。
・人に逆らう事は出来ない。
・人を傷つける事も出来ない。
・ただし、緊急時には特例が発動し、様々な制限が取り払われる。
…脳内設定が増えてきて色々と怪しい(おま
─区画内・公園─
食器事態は買いなおせばいいが、マイルズさんが怪我してはよくないしな。
[ジョエルの判断に同意するような言葉を返し、
真面目な表情と言葉には]
そういうものなのか、俺は楽器を演奏とかはからっきしだからな。
でも、マイルズさんの演奏は好きだな。
[続いて同意する様子には頷いて返しながら]
俺はこの町並みが好きだ、だから壊れてほしくないなこの風景も、人々の姿も。
―商店街―
いいいやこっちこそなんかごめん……
[謝罪には慌てた様子で両手を振った。
拾われる袋に目をやり、次に顔を見て、ぽんと手を打った]
あ、そうそう。
よくそうじしてる人だよね。
ズューネ……エリカさん、かぁ。
[機械が関係している為か、覚えの悪い彼でもその言葉の意味は理解している。
その言葉を証明するかのように垣間見える金属に目を走らせたのは一瞬。
緊張感の欠片もない笑顔を浮かべ、視線は相手の顔に戻った]
えっと、おれはノブっていうの。
ちょっととおりかかったら、新作がでてたから、きになって。
[ショーウィンドウの奥を指差す]
─区画内・公園─
私がそれで怪我をするのは自業自得ですが、その後周りに迷惑をかけてしまいますしね。
[どこかずれたような事を言いつつ頷いて]
音には、気持ちが映るんですよ。
だからまあ、こうやってのーんびりとするのが大事なんです、私の場合。
[のんびりしすぎ、というのもあるが、それはそれとして。
演奏が、との言葉には、嬉しげな表情で、ありがとうございます、と言って笑った]
まあ、何事もない、と思っていますけどね。
悪い事を考えすぎると、現実になってしまったりしますから。
─区画内・公園─
従者として主人が怪我するのは好ましくはないだろうしな。
[たとえそれがマイルズのミスであろうと、きっと気にするだろうと思った]
気持ちね…、奏者の身が入ってないといい演奏ができないという感じだろうか?
[普段からのんびりしているような気もするがその言葉は心の内に]
次の演奏会は一週間後くらいだったか?
私はあいにくと仕事で聞きにいくことはできないが。
[悪いことがと言われれば確かにと同意の頷き、過去に聞いたことのある言葉を思い出す]
"ことだま"と言ったか…
非科学的といわれればそれまでだがな
―商店街―
[逸れた視線が何処を見ているのか、気づくと自然と指先に少し力が入り、袋がかさと音を鳴らした。
告げると途端に拒絶反応を示す人もいて、それは仕方が無い事だと諦めてはいる。
だからノブの反応が概ね普通だった事に、内心ほっとしていた。]
掃除は毎日してますからねー。
新作…?ああ、ほんとだ。かっこいいですね。でも数値とかはあんまり変わってないのかな。
[並んでいるもののが何かは理解できたので、そんな感想を述べ、奥の方まで暫くじっと見ていたが。]
あ、ごめんなさい。これ、はい。
中身、壊れてたら弁償しますから言って下さいね。
[そういいながら、持っていた袋を青年に渡した。]
─回想/アコルデ家・マイルズの部屋─
………………。
[鶏頭では無いと言われ、しばしの無言。
普段は考えていることをあまり表に出さないが、この時ばかりは(…どうだか)と言う雰囲気を含んでいた]
魚系、ですか。
ではそのように。
[リクエストを聞いて軽く腰を折る。
大雑把な返答であったが、いつものことであるためにそれ以上は何も言わなかった。
メールのチェックが終わるまでの間に、夕食のリクエストをエリカへと伝え。
それが終わった頃に主がメールのチェックを終えた]
くれぐれも遅くなりませんよう。
行ってらっしゃいませ。
[端末を受け取って、散歩に出る主を玄関まで見送る。
姿が見えなくなるまで頭を垂れ、ゆっくりと持ち上げた]
……ふむ、今のうちに部屋の掃除、だな。
[散歩に出たならしばらくは帰って来ないと判じ、家の中へと踵を返す。
主は基本的に部屋で仕事をするため、居ない時を見計って作業するのが常だった。
家に残るメイドを呼び、主が戻る前に終わるよう、手早く掃除を*進めて行く*]
─区画内・公園─
……そう、なんでしょう、ねぇ。
当事者以外への見え方とか、面倒事もありますし。
[なんだかんだと言っても、名士と言える血筋。
対外的な問題も多いもので。
それを思うと、ほんの一瞬、笑みは苦くなる]
ううん、なんといいますか。
苛立っている時の音は、ぴりぴりしているとか。
楽しんでいる時の音は、楽しげだとか。
そんな感じ……でしょうか。上手く、言い表せないんですが。
[音と気持ちについては、曖昧な説明を。
感覚的なそれは、言語で説明するのは難しい]
……非科学的でもいいじゃないですか。
私は、そういうものって好きだし、結構信じてますよ?
[言霊の話には、こんな事を言って。
こてん、と首を傾げて*笑って見せた*]
―商店街―
あそこの音、すきなんだ。
[相手の機微に気付くことはない。
笑顔のまま示すのは奏者の奏でる音楽]
うん、そう。
これくらいならカスタムでまにあうかなーって。
あ、ありがとう。
[話しながら再び店を振り返り、暫くはそのまま無言。
差し出される袋に漸く我を取り戻して、両手で受け取って、中を覗き込んだ]
……あ、プリン潰れてる。
─区画内・公園─
まぁ、あまり皆に迷惑かけるようなことのないようにな。
[笑みを苦くする様子には、彼なりの苦労などもあるのだろうと]
ああ、わからなくはないな。
心情というものは抑えようとしても表にでるもの、繊細なことになるほど特にでるのだろうな。
特に演奏などは自己から発する表現なわけだし。
[なんとなく言いたいことはわかったようなわからないような、そんな返答]
─区画内・公園─
好きか、マイルズさんらしいと思うな。
それに先ほどの話じゃないが思いや考えは行動に影響を与える。
言葉にすればそれは強く心に残り、知らず知らずとそういう方向に運ばれることもあるかもしれないしな。
[こんなことを言いながらマイルズが首をかしげて笑いかける様子に]
まぁ、細かい理屈は抜きにしてもそういう神秘性、わからなくはないな。
[特にマイルズの雰囲気に一番あっているようにも思えた]
おっと、長話が過ぎてしまったようだな。
[公園内の時計を見てから]
俺はそろそろいくよ、マイルズさんもあまりのんびりしすぎて遅くならないようにな。
[マイルズと分かれると公園を出て、交番へと戻る道を行く]
―商店街―
あは。皆さんそう言ってくださるから、お仕えしてる方としても鼻が高いです。
[とはとても嬉しそうに笑み語る。]
外側だけ売ってればいいんですけど…新作だし暫くはないでしょうねー。
個人のパーツ屋さんで自作した、似たようなものがあればいいんですけど。
いえいえ、私のせいですし。
[まだ店の中に未練のある様子に言葉付け加えながら。
袋を渡して中身を確認後、届いた言葉にうっとなった。]
うぅ、すみません…新しいのを買ってきますね…。どこのプリンです?
―商店街―
うんうん。
一回あってみたいなぁ。
[嬉しそうな笑みにまた笑って告げた]
だよねー……
おっちゃんのとこにあるかな。
[店の中に未練があるのはこちらも同じ様子。
自分が知っている店のことを口にしつつ]
んー、べつにいいよ?
これはこれで、たべるときおもしろいし。
[買い直すという申し出には手を振った。
遠慮の理由は妙だが]
―商店街―
今度公演もありますし、同じ地区ならいつかお会いできると思いますよ。
[二人で笑むと、ほんわりとした空気が流れた。]
おも…ぐっちゃぐちゃですけど。
[断り文句には、微妙な顔をする。恐縮や過度の遠慮というわけではなさそうだが。
少し、間があいてから。]
ええと、そうだ。代わりに、ってわけではないんですけど。
私の知ってるパーツ屋さん、ご紹介しましょうか?
個人でやってるところだから、凡庸品以外はそんなに安くないですけど…。
ちょっと変わった物も置いてあったりしますし、買わなくても見て回るだけでも楽しめると思いますよ。
[そんな申し出を口にした。]
―商店街―
ふーん。
そういうの、あんまりみたことないからさ。
こんどいってみようかな。
[しかしそれまで記憶力が持つかが問題だった]
うん、だから味もかわるのかなぁって。
[そして勿論遠慮などしているわけもない。
その証拠のように]
……えっ、いいの?
[続く言葉にはあっさりと飛び付いた]
―商店街―
[是非にと笑む側も、記憶力に難有りだからどこか似たもの同士なのかもしれない。当人知る由もないが。
食いついてきた様子には、ほっとしたやら嬉しいやらで。]
ええ、ここからならそんなに遠くはありませんし。
ちょっと変な所にあるから見つけにくいですけど。こっちですよー。
[そう行き先を指差しながら、商店街でも特に商売に向いていない、治安の宜しくない一角へと*向かっていった。*]
中
何故ノブと絡みたかったのか分った。
どっか似たもの同士だからだwwww
ところで女の子が二人しかいませんよ!><もっと花を!
でももふ成分は花の5倍は効果があると思います(
―商店街―
たすかるなぁ。
ちょうど頭部の中央パーツが錆びてきてたんだよねー。
あれだけってなかなかないからさ。
[そこならあるかな、などと言いながら、先導されるまま]
へー。
こんなところとおるんだ。
[今まで来る機会のなかった場所へ、何の疑念もなく足を*踏み入れた*]
/*
基本あほの子ということで、
通常会話→ほぼひらがな
機械関連→漢字混じり
という無駄な区別をつけてみるテスト。
でも既に若干失敗していたり。
―― 商店街 ――
あ。
[こつこつと響いていた靴音が止まる。
視線は緩やかに窓の向こう側へ。
其処には衣服が詳細に投影表示されている。]
可愛い。
[微笑と共に指先がひたりと窓に触れた。
動きに合わせて衣服がひらひらと動きを見せる。]
んー。
このリボンがもう少し小さければなぁ。
[触れたまま独りごち。]
[其処へ子供の泣き声が聴こえて来る。
二、三度瞬いて視線を其方へ向ければ]
迷子、かな。
[それらしき子供が手の甲で目元を拭っていた。
かつこつと靴音を鳴らし近づいて]
……どうしたの?
[そっと屈んで
目線を合わせ、柔和な笑みで問い掛けた]
[言葉はたどたどしく、
状況を聞きだすまでに時間がかかりはしたが]
そう。
……じゃあ、お姉ちゃんが一緒に探してあげるね。
[矢張り迷子だった為に、
手を差し伸べて、『おいで』と声を掛けた。
おずおずと繋がれる手には]
大丈夫だよ。
絶対見つかるからね。
[きゅ、と確り握って声を繋ぐ。]
[手を繋ぐ二人は靴音を響かせて道を往く。
母親の特徴を聞きながら
ゆらゆらと視線を辺りに投げる。]
そう。私と同じ位の。
[同じ程度高さ、髪の長さ。
特徴を確認しながら頷いて]
何処かなぁ。
……あ。クレープ、食べる?
[偶々、見えたお店を指して問い掛けては
子供の頷きを見て、其方へ歩んでいく。]
何が好い? ……これ?
ん。 どっち?
[店先のメニューに迷う子供が可愛さに
柔和な笑みで見下ろして]
チョコクレープ、ね。
お姉ちゃんは……どうしようかな。
[子供が決まれば、今度は自分の分も、と
メニューを見て少し考え]
よし、決めた。
ブルーベリーのクレープにする。
[子供と共に笑いあう。]
[そうして二人の手に其々のクレープ。
手を繋ぎながら頬張って]
……美味しい?
[夢中な様が嬉しくて首を傾ぎ]
こっちも一寸、食べてみる?
[自分の分を差し出してみたりもして。]
[そんな遣り取りの最中、子供が唐突に声をあげた。
『お母さん!』
指差した先には此方へ走り寄ってくる母親の姿。]
お母さん?
[女は少しだけ驚いてしまった。
何故ならその姿は一見、人間とほとんど変わりはしないが。
独特の所作が、人間では無かった、から。]
[手を離し、母親へと走り寄る子供。
母親が緩やかに辞儀を取り、礼を告げた。]
いえ。……大丈夫です。
良かったね、お母さん見つかって?
[母親へは辞儀と礼を返し、
子供には笑みで、告げる。]
それじゃあ、またね。
[女は二人へ手を振って背を向けると
かつ、こつ、とゆっくり歩き出した。]
[とても精巧なロボット、だった――。
一見すれば人間とほとんど変わらない。
けれど違和感を覚えてしまう些細な動き。]
お母さん、か
[どれほど文明が発達しようとも
矢張り人間の動きを完璧に真似る機械の創造は
難しい事なのだろうか。]
……
[かつこつ道を往く、独り。
子は、永遠に歳を取らない母に何を思うのだろう。
ひょっとすると本当の母が何かしらの理由を以って
代理としての母を立てる必要があったのかもしれないが。
全ての妄想を飲み込んで、現実を背に
今は只、隣人を探し商店街を彷徨い続ける*]
―区画内・楽器屋前―
[ピン、という音で演奏に聴き入っていた意識が引き戻される。
店の脇に寄るとイヤホンを引き出し耳に掛けた]
もしも…お前か。
ああ、そのデータなら持ってる。帰ってからでいいか?
…何でそんなに急いで……そっちもまだ出してなかったのかよ。
しゃーねーな。端末の利用料も含めて特急料金寄越せ。
[交渉の末、溜息混じりに通話を切った。
空いている街頭端末を探して歩き始める]
―区画内・商店街―
おんや、あれは。
[その途中、クレープを片手にゆっくりと歩く女性を見かけた]
先輩と一緒、でもないんだなー。
何か考え事中っぽい?
[一瞬、デートで来なかったのかと思い。
それも彼の先輩には何か似合わないかと失礼なことを思った。
独特の雰囲気は声を掛けやすいものともいえず、何となく目だけで追いかけていた]
─アコルデ家・マイルズの部屋─
[メイドと手分けして主が戻る前に掃除を終わらせた。
主の部屋に置いたままであったカップと皿も回収し、片付けはメイドに任せる]
それではエリカが戻って来たら、夕食の準備をお願いします。
[仕事の指示を出すと、自身は自室へと一度戻った]
─ →アコルデ家・自室─
[自室に戻り、足はベッド脇の机へと向かう。
そこには帰って来た時のままに置かれた買い物袋。
時間が空いたから、と片付け始めた]
……………。
[公園で少し読んだ本。
自室でしか吸わない煙草。
取り出されるものはどことなくレトロなものが多く。
本棚や机の上、棚に買って来た物を並べ収納して行く]
[全てを片付け終えると、封を切っている煙草から一本取り出し口に銜え。
古めかしいジッポライターで火を付けた]
(……電子煙草もあるが、やはりこれじゃないと吸った気にならないな)
[息を吐くと煙も共に吐き出される。
苦手なものならば眉を顰めるそれも、自身には心地良い。
休息ついでに、と主が戻るまではしばらく自室で寛いだ]
―区画内・商店街―
[余所見をしながらも空いている街頭端末を捜したのだが。
運悪くどれも使用中で、下手をすれば並んですらいたり]
裏回ってみっか。
[明らかに治安の落ちる一角へと足を向ける。
パトラッシュにバレたら小言くらいは貰うかもしれない]
―区画内・裏通り―
ちっと我慢してこっちの端末もグレードアップしないとかね。
でもなー。甘いのなかったら気合続かねーし。
[ぶつくさとぼやきながら進む。案外慣れたような足取りだ。
迷わずに進んだ先の街頭端末は誰も使用していない]
やっぱこっちの方が空いてるよな。
[薄く笑うとカードを通し、片手で端末を操作し始めた]
─区画内・公園─
[同意を返すパトラッシュの言葉に、妙に嬉しげににこにこと。
演奏会での姿しか知らない者が見たなら、年よりも幼く見える様子に何を思うやら。
などという事は、当人、まず考えはしないのだが]
……ああ、そうですね。
お引き止めしてしまって、すみません。
[時計を見やるパトラッシュにつられるように自分も時計を見て。
それから、公園を出て交番へと向かう姿を見送った]
……さて。
どうしましょうかね。
真っ直ぐ帰ってもいいんですが。
[もう少しのんびりしたいような、そんな気分もあり。
足を向けるのは、公園の噴水。
その縁に寄りかかるように腰を下ろして、しばしぼんやりと空を見上げる。
空に惹かれるのは、これもまた生来の気質。
鳥の特性を備えていた、という母譲りものらしいが、当の母の記憶は酷く曖昧なものしか残ってはいなかった。
そうやって、ぼんやりしながら、片手は噴水の水を巧みに弾く。
噴き上がる水の流水音に重ねるように、水音が旋律を織り成した]
9人目、司書 ナターシャ がやってきました。
司書 ナターシャは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
─図書館・受付─
こちらのデータで宜しかったですか?
…─了解致しました、では閲覧が終わりましたら返却をお願いしますね。
こちらのセキュリティランクは持ち出しを許可されていませんので。
えぇ、申し訳ありません。
[机を挟んで向かい合う相手に微笑みながらも、手元では端末を操作し今のデータを入力する。
その操作は手馴れたもので、ほんの数秒で終わらせると次の利用者に笑顔を向けて。]
…お待たせ致しました、次の方どうぞ。
何をご利用ですか?
[待たせていた学生から資料名を告げられれば、膨大なデータの中からそれを探し出す。]
はい、こちらですね?
…─あら?
変ね、セキュリティランクはクリアしてるのに閲覧不可…?
[首をかしげ、端末を操作して出てきた情報に瞬き。
柔らかな苦笑とともに学生へと向き直り]
教授がロックをかけてらっしゃるので、こちらは閲覧不可になっています。
…いくら課題が面倒だからって、答えをそのまま書き写そうとするのはダメよ?
[慌てて取り繕おうとする学生に、くすくすと笑みを零しながらもデータをいくつか取り出して]
はい、このデータだったらきっと参考になると思うわ。
面倒かもしれないけど、自分で調べるのも大事なことよ、頑張ってね。
[学生がそれを受け取るのをみると、優しい微笑みとともにうなづいて。]
―裏通り―
うし、完了。
街頭端末は頭固いのが難点だーね。
[吐き出されてきたカードを懐に仕舞う]
時間は…あー、間に合わなね。
ならあっち通るよか公園の方抜けてくか。
[シャトルの時間と現在地を考えて小さく舌打ち。
少し遠回りになるそのルートは。
…交番の近くを通らずにすむルートであったりもする]
―商店街―
[ごみが端に残ったままの汚れた道を苦もなく歩く。出会う人すべからくに挨拶すると、睨む人、返事を返してくれる人、様々だった。]
普通はあまり通らないですよねー。
私、物を買えるところが限られてるから色々探して歩いたんです。
[ノブを連れて、たどり着いたのは崩れかけたビルの二階。看板はないが、あけっぱなしの扉から見える店内は、ごちゃごちゃしていたり、ケースに飾られたものがあったりと、よくわからない様相を醸し出していた。]
ここですよ。
あ、こんにちは、お久しぶりです。ご主人様はいらっしゃいますか?
[入り口で荷ほどきをしていたロボットに声をかけると、返事のかわりに目にあたるだろう部分が点滅し、奥の方を指差した。]
よかった、今日はお店、開いてるみたいです。
[そうノブに伝えた。]
────市民情報────
■名前:ナターシャ=ロング Natasha=Long
■種族:人間
■年齢:24歳
■職業:図書館司書
────────────
□その他情報:純粋な人間で、区画内に住む一般市民。
家族構成は両親と自分の三人だが、両親は現在別区画に住んでいるため一人暮らし。
□希望縁故:繋いでいただけるなら何でも。無茶振り大歓迎。
────────────
[アラームが鳴り、時間をみれば休憩時間だと気付き、先に休憩を終えた同僚と手早く交代し]
もうちょっと早く休憩取るつもりだったんだけどなぁ。
サンフォニーはもう無いわよね、っていうか…
こんな時間じゃ何も残ってないかしら。
…公園でクレープにしましょ。
[休憩には甘いものをゆっくり摂る、と決めているため、食べないという選択肢はない。
まずはクレープを買う為に商店街へと向かって]
―公園―
結局いつもの時間にすら遅れそ…おや。
[通り抜けようとした公園で、先ほど画面に見た姿を見かける]
あにやってんだ、あの人も。
[ぼけーっと空を見ている姿は、伶人その人でありながら同じ人物には見えなかった]
…それにしても。
そろそろお母さんのご飯が恋しい…
今度の休みは実家に帰ろうかなぁ。
[自炊はするが、やはり一人で食べるのは味気ない。
クレープもまた然りで。
なんとなく侘しい気がするのは一番食べたかったケーキを諦めたせいだと思い込む。]
─区画内・公園─
[弾かれる水の音と、流水音が絡んで奏でるのは子守唄。
旋律は指が覚えこんでいるのか、視線が水面に向く事はない]
……んん?
おや、あれは。
[不意に、水音の歌が途切れる。
瞬きの後、空から動いた視線は、見知った学生の姿を捉え]
やー。
今、お帰りですかー?
[呑気に言いつつ、手を振った]
─ 商店街 ─
[目当てのクレープ屋で、チョコチップとカスタードがたっぷり入ったクレープを選び。]
うん、たーっぷりと入れてね。
クリームもよ。
え?別に…って、良いでしょ、私が何食べたって。
甘いものは幸せの味なんだから。
[店主から程々にしないと、と言われるとむすっとしながらクレープを受け取って]
もう、おばさん一言多いんだから。
…そんなことより、早く公園にいかなくっちゃ。
休憩時間終わっちゃう。
[のんびり食べる為に、足早に公園へと向かう。]
─アコルデ家・自室─
[時間が経つにつれて煙草はその身を縮め。
短くなったそれを灰皿に押し付けた。
続いて机の上にある特別調合のカプセルを口に放り入れる。
経口するだけで息と周囲の煙草の匂いを消す成分が含まれていた。
身嗜みとして当たり前の行動なのであるが、そこまでして煙草を吸いたいかと問われれば、真顔で是と答えるだろう]
………しまった、オイル、切れてたな。
[ジッポライターの火が弱くなっていたため補充しようとしたのだが、補充用のオイルを切らしていたことを思い出した。
出かけた時に買い忘れたらしい]
(…今から出るわけにも行かない、か…?)
[主も同僚も出ているし、急ぎ買わなければいけないものでも無いためにしばし思案。
ここで買い物に出ている同僚に頼む、と考えないのは、私用を頼むべきではないと考えたがため]
[どうするかと考えていると、プライベート用の端末に一通のメールが届いた。
差出人は馴染みの本屋。
頼まれていた物が届いたため、取りに来いと言うものだった。
しかも、今日中に、と言う文字が連ねられている]
………今から出ろと。
全く、融通の利かない奴だ。
[呟いて、小さな端末を握り潰しそうになった。
頼んでいたのはこの辺りではなかなか手に入らない書籍。
本屋の主人は商品を直接渡すことをモットーとしているため、こちらから出向かなければならない。
そう言うところを信頼して利用しているのだが、こう言う時はとても面倒に思えた]
仕方が無い、行って来るか。
[一つ深い息を吐くと自室を出て、屋敷に残るメイドに出る旨を伝え。
ついでに他の買い物も済ませようと考えながら、着替えもそこそこに屋敷を出た]
―区画内・公園―
[耳はいい方だ。水音の歌もそれとなく聞き取っている。
ゆるんだ歩みは演奏が途切れると同時に方向を違えた]
よっ。
アンタも大概ギャップがあるよなー。
[呑気な物言いに呆れ笑いながら手を上げて返す]
そ。ちと予定外もあったけどこれで帰る。
/*
んー。負縁故作り忘れたw
アヤメとジョエル辺りは苦手っぽい描写挟めたら挟んでみよか。
強縁故はラッシュだけのつもりだし、甘甘ちゃんにはならない予定だから大丈夫とは思うけど。
─区画内・公園─
はて?
ギャップって、なんの事でしょう。
[こてん、と首を傾げて問いかける。
冗談めかしている……のではなく、素、だ]
予定外……レポート関係で、足止めでもくらったんですか?
─商店街→公園─
[近くの公園のお気に入りのベンチに座ってクレープを食べようと、走る一歩手前くらい足早に歩いて。
公園に着くと、良く図書館を利用する学生さんを見かけた。]
…あら?
レッグくん、こんな所で会うなんて珍しいわね。
今日は図書館に用事はなかったのかしら?
[笑顔とともに首を傾げ。
普段は割とギリギリの時間まで図書館を利用することも珍しくないためにそう問いかけて。]
―商店街―
[ノブに案内がてら、少しだけ品物を見ようかと思ったものの。]
あ…そろそろ行かないと、夕飯に間に合わなく……。
ノブさん、それじゃ私はここで失礼しますね。
良いものが見つかるといいですねー。
[そう簡単に別れを告げて、自分は店を後にした。
少し急ぎ目に、今度こそ自身の目的の店へと早足で向かっていった。]
─ →商店街─
[つかつかとやや早歩きで道を進む。
仕事着のせいか、休みの時と比べて動きがかなり機敏だ]
[移動の途中、公園の傍を通る時。
ちらりと視線をそちらに走らせる。
噴水の傍に主と、話をする人影を見つけた。
絡まれている訳でもないようなのでその時は声をかけず、目的の本屋へと急いだ]
─区画内・公園─
演奏してる時とは別人だって話。
普段がそんなだって知ったらファンの人ら…
……逆に喜ぶのもいるかもな。
[肩を竦め]
俺自身のじゃないけどね。
どうしても資料が足りないって騒いできた奴がいて。
ん?
[名前を呼ばれて振り返る]
お、司書のねーさん。
もうそっちの休憩時間にもなってたか。
いや、行ってたよ。ただ資料検索頼まなかっただけ。
今日のはこないだ纏めて頼んだ分で済んだし。
……なのに、間に合わなかったんだけどなー。
[最後は僅かに俯いて呟く。
立ち直っていても、あれはかなり悔しかったらしい]
─区画内・公園─
別人って。
……そんなに、変わりますかねぇ?
[その辺り、特別意識してやっているわけではないので、これまた素で呟いた]
んー、まあ、いつの間にか一人歩きしている通称とは、かけ離れているかも知れませんけれど。
[それから、ぽつり、とこんな呟きをもらして苦笑する。
喜ぶ、という言葉の意味はピン、とこなくて首を傾げたり]
―区画内・交番―
[交番に戻ると後輩があわててこちらに敬礼をして、返礼を返す。
さきほどまでいじってたと端末の方を、じっと見るとやや顔を引きつらせていて。じーっと後輩の方を見やると目線をそらされた]
留守ご苦労だったな。
[声をかけながら後輩の端末の方に近寄ると、あっと声を一瞬漏らし。
耳がぴくりと、わずかな声だったがそれは聞き逃さない。
端末のディスプレイに映っているのは、今週のこの区画内の犯罪件数や落し物などのデータをまとめたもの。
前足をかちかちとキーに触れて、裏からゲームの画面がでてくる。
ため息をつくこちらとは裏腹に向こうはあわてて言い訳をはじめ]
そろそろ部長が来る時間だぞ。
[そう注意だけして自分用の机(特注のもの)に向かい、椅子に座り今日の報告日誌を端末に打ち込みはじめる。
しばらくしてやってきた部長に敬礼をし、返礼をされてから]
今日はこれ終わったら帰りますね。
[こちらの報告に向こうは頷いて、了承の意をもらった]
―商店街―
結局こんなのにしちゃったけど良かったかしら。
[馴染みの店の店主から、薦められたのは異様に赤い魚。
キンメダイ、という種類らしいが。
薄い袋から、赤い魚が少し透けて見えていた。]
煮付けると美味しい、って言ってたけど。
…あんまり元の魚見られない方がいいかな。
目なんて真っ白だし。病気とかじゃないのは分るけど…。
[若干グロテスクに見えなくもなく。さっさと持ってかえって捌いてしまおうと。
思った矢先に、見える範囲に同僚の姿を見かけた。]
あれ、ジョエルさん。屋敷に居た筈じゃ。
[どこか急いでいる様子に何かあったのかと、声をかけながら近づいた。]
ジョエルさーん、どうかしたんですか?
─ →商店街・馴染みの本屋─
[早足のまま、目的の本屋の自動ドアを抜けカウンターへと歩み寄る。
先程私服で一度訪れたため、仕事着で来たことに主人は訝しんだようだが、先んじて市民認証カードを差し出した]
……明日でも良いのに、何故今日中なんだ。
仕事中だったんだぞ。
[休みじゃなかったのか、と決済をしながら主人が問う。
それには、切り上げた、と短く伝え、返されたカードを懐に仕舞った]
まぁ、それでも早く手に入ったのは僥倖だ。
感謝する。
また必要な時はよろしく頼む。
[淡々と告げ、包装された商品を受け取った。
その言葉に主人は軽く肩を竦めるに留め、毎度あり、と返して来る。
それに対し一つも笑みを零さぬまま、本屋を後にした]
─区画内・公園─
えぇ、そうよ?
ちょっと遅れちゃったけどね。
[苦笑とともに、手に持ったクレープを見せて。
間に合わなかった、と落ち込むレッグの様子にあらあら、と苦笑を零して]
あそこは時間との戦いだものね…
私も休憩がもっと早ければ挑みにいくんだけど。
[と、溜息とともに目を伏せて思い浮かべるのは魅惑のチョコレートケーキ。]
村の設定が変更されました。
─商店街─
至急取りに来て欲しいと言われたもので。
個人的なものだったのですが、店側の都合もあるでしょうから。
[同僚に訊ねられたことには簡潔に答える]
そちらは、買い物は終わったのですか?
って…あら?
マイルズさんもいらしてたんですか。
こんにちは、今日はお散歩ですか?
[噴水の縁に座っている人物に気付くと笑顔で挨拶をして。
ここで良く会うこの人があの神秘の奏者ということは知らないし、結びつかない。]
─区画内・公園─
演奏中はその二つ名に相応しく見えんのにな。
伶人の新たな一面発見!とかって喜ばれるんじゃね?
[伶人には見えない青年に軽く笑って言う。
ギャップ萌え、などはこの御仁に説明しても無駄だろう]
あー、それ正解。
今日は俺が行った時点でシャルロットが残り3つだったもん。
もう殆ど残ってないんじゃねーかな。
[司書から見せられたクレープには頷いてそう返す]
時間的にキツイよね、そっちは。
休みの日にガンバってくれ。
[その手には土産のフロマージュの箱があったり。
本日の売り切れ原因の一人だったりもするわけである]
―商店街―
[声をかけたわりには、こちらに気づいて無かった様子に、少々首をかしげたが。
そのまま入った店を見て、何となく急ぐ内容は理解できた。]
ああ、本。
[とりあえず主の身に何かが、といった事でないのには安心した。
少し待っていたら、やっぱり気づいていたようで。出てきて答えてくれた内容に、やっぱりなぁと思いながら。
逆に尋ねられた事には、はいと良い返事を返した。]
いつものお店で、キンメダイっていうのを勧められたのでそれにしました。
切り身にしてから煮付けようかと。
すごい派手な色のお魚なんですよ。味はいいらしいんですけど。
[ついでに袋を少し上げ、赤い色を外から見せた。
いつもなら袋を開けて、中身を見せたりするのだが。今回はやめておいた。]
─区画内・公園─
[話の途中、振り返ったレッグの向こうに見えた姿。
誰、と認識して挨拶するより先に、向こうから声をかけられて]
ええ、ちょっと羽を伸ばしに。
ナターシャさんは、休憩時間ですか。
[のんびりとした調子で挨拶を返した]
[レッグとマイルズの会話には首を傾げるも、人の会話に割って入る真似はせず。
レッグから店にはほとんど残ってなかったと聞かされればやっぱりね、と肩を竦めて]
お休みの日はお休みの日で、一人暮らしのお姉さんはこれで中々忙しいのよね。
ほら、家にも顔出さないといけないし?
[そう言いながらも、手に持っているものに気付けばちょっと瞬いた後悪戯っぽく笑って]
あら、そっちはちゃっかりゲットしてるのね?
独り占めはダメよ?
[おうちの人と仲良くね、と笑って首を傾げ。]
─区画内・公園─
そりゃまあ、仕事している時はそれなりに見えなかったら、問題ですよ。
……それって、喜ぶような所なんでしょうか。
[当然の如く、ギャップ萌え、とか説明されても理解はできない。
箱入り、というわけではないのだが、とかく、浮世離れしている部分が多すぎる]
[なお、二人のケーキを巡る敗北の一端にある意味で関わっている事に関しては、当然の如く、自覚なし]
─商店街─
そうですか。
[返答に軽く肯き、示された袋の中に視線だけを落とす]
捌いてしまえば、見た目が派手でも問題ないでしょう。
準備はよろしくお願いします。
私はもう一つ寄らなければならないところがありますので、先に戻っていて下さい。
─区画内・公園─
えぇ、英気を養いに。
[マイルズから、休憩かと聞かれれば頷いて。
手にあるクレープと、レッグとマイルズをみてしまったなぁ、と。]
ううん、こんなに知ってる人に会うんだったら
お裾分けできるようなもの買ってくればよかったわね。
[女の子相手なら、一口食べる?とすることもあるだろうが、さすがに男性相手では気がひける。]
―区画内・公園―
そっか。やっぱ一人暮らしってのは大変なんだなー。
家も近いと大変だ。
[うんうんと頷いていたが、悪戯っぽく笑われてハタとなり]
あー、うん。
今日はラッシュも遅くならないって聞いてたからね。
親父さんもゆっくりできるらしいんで、ちょっと。
[点数稼ぎとか続きそうになったのは内緒である]
―商店街―
やっぱりこのままだと抵抗ありますよね…。
はい、それじゃお待ちしてますのでお気をつけて。
あんまり遅くならないうちに帰ってきてくださいねー。
[のんびりそう言って小さく手を振ると、そこでジョエルとは別れて屋敷へ戻ろうと足を向けた。]
─区画内・公園─
なるほど。
司書のお仕事も大変ですしね。
[英気を養いに、というナターシャに頷いて。
その後の言葉に、少し、笑った]
ああ、お気遣いなく、ですよ。
甘いものなら、お茶の時間にいただいて来た所ですので。
それに、夕飯前に食べ過ぎると、小言を言われてしまいますからね、私。
[冗談めかした物言いは、あんまり冗談になっていない。
かも知れない]
─商店街─
私は気にしませんが……あまり良い見目とは言えませんから。
はい、直ぐに戻ります。
…ああ、公園にマイルズ様がいらっしゃったので、可能ならば回収して下さい。
まだ誰かとお話になられているようでしたら、そのままでも構いません。
[主を物扱いするような言葉を同僚に向けて、彼女とは反対方向へと歩き始めた]
―区画内・公園―
それもそーか。
流石はプロってとこかな。
俺に聞かれても困るけどさ。
大の男を可愛いって喜ぶ趣味は無い。
[目の前の御仁が可愛いと思うことがないわけでもなかったが。
自分にとって何よりも重要なのはその「音」だ]
いいよ、俺はこのとーりだし。
これ以上何か貰ったら悪すぎるって。
[クレープを見つめる女性には笑いながら首を振り]
―区画内・交番―
ええ、ここ最近帰りも遅かったですしね。
[報告書を打ち込みながら、何気ない会話を部長や後輩として]
久しぶりに家族での一家団欒ですよ。
レッグも今日は帰りが早いみたいですしね。
[今日の報告書を書き終えれば、それを保存をし]
よし、今日の業務終了。
─区画内・公園─
えぇ、気楽なところも多いけどね。
[だから、大変ばかりじゃないのよ?と首を傾げ。
彼が留学してきているのは知っている為家が近いと、という言葉には微笑みだけを返して]
そう。
パトラッシュさんもいつもお忙しそうだから、たまにはのんびりさせてあげてね。
[この区画をよくパトロールしている姿をみるため、そんな言葉をレッグに向けて]
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