情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
それはまだ、始まりの前でした。
始まる前の、ささやかな日常。
おや、自衛団長 ギュンター が来たようです。
自衛団長 ギュンターは、村人 を希望しましたよ(他の人には見えません)。
召集をかけたものの、まだ集まってはおらぬか……。
とはいえ、どこまで真実かもわからぬ噂、焦る事もなかろうて。 全員集まるまで、ゆっくり待つとするかの。
『雪花』は産まれて半年で成人し、一年で寿命を迎えて眠りにつく。
外界との接触をほとんど持たないため外敵などの脅威にさらされる事は滅多にないが、一年に一度、寿命を問わず死がもたらされる周期が廻る。
それが、『『死神』の降る刻』。
住人の誰かが『死神憑き』と呼ばれるヨリシロとなり、他の者の命を刈る。
刈られた命は、花を咲かす糧となるという。
また、『死神憑き』が手を下さずとも、その波動に飲まれ、命を刈られる者もいる。
『死神憑き』が、力に耐えかねて命を落とす事もある。
年に一度の死の周期。
この期を越えた者は、雪山の山頂に、色鮮やかな花を見ることが叶う、と。
伝えられるのは、そんな伝説。
☆舞台設定
舞台となるのは、山の中の洞窟都市。
縦横無尽に掘られた空間で、ヒカリコケやキノコが自生し、温泉なども湧き出している。
ほぼ中央に当たる開けた空間に冷たい清水の湧き出る泉があり、飲料水として活用されている。
洞窟の一画には、キノコを栽培するキノコ畑、洞窟内でも生育する香草や木苺の自生地などもあり、それらが食料供給源となっている。
いわゆるお茶やコーヒーはなく、嗜好品として飲まれているのは香草茶やキノコ茶。香草を使った煙草もある。
動物性たんぱく質は、主にトカゲの類から摂取。キノコは穀類の代用品として、小麦粉に近い粉を作る原料にもなる。
☆『雪花』(せつか)について
山の中の洞窟都市に住まう妖精族。産まれて半年で成人し、一年で寿命を迎える。
妖精、と言っても外見は人間と変わらず、翅や触覚など、所謂妖精的な特徴は見られない。
※注意事項:肩書きについて
基本的に、現代的でなければ問題はありません。
が、次の肩書きは概念として存在しないので、これらのキャラを使う場合は適当に変更してください。
傭兵、探偵、旅人、神学生、流れ者、修道士、宿屋主人、煙突掃除人
☆役職設定
・智狼
『死神憑き』。『『死神』の降る刻』に降りてきた『死神』の力のヨリシロとなったもの。
花を咲かせるために他者の命を刈るが、その力の制御はできず、ただ、自分に憑いた『死神』が、誰かを刈るのを見ているのみ。
自分の意思は失ってはいない。
・占い師・霊能者
『死神』の力を感知する事ができるもの。
前者はそこにある『力』を直接見つける事ができ。
後者は命を喪ったものの中にその残滓があれば感知する事ができる。
・聖痕者
身体の何処かに、蓮華草、勿忘草、蒲公英、雪割草、釣鐘草の内の何れかの形のしるしを持つもの。
しるしが何故現れるのかはわからないが、そのしるしは『『死神』の降る刻』に鮮烈に現れ、刈り手の力を引き寄せる。
・妖魔
『死神憑き』。彼(彼女)もまた、『死神』のヨリシロである。しかし、刈り手たる力はその身には宿らない。
『死神』にして、それとは異なる存在に憑かれしもの。宿した力は刈り手のそれよりも強大であり、命を刈ろうとする手を跳ね除ける。
しかし、秘される事を望むその存在は、自らが見出される際に消滅という道を選び、憑かれしもの諸共に消えうせる。
『死神』にしてそれとは異なるが故に、『死神』としての残滓を残すことはない。
☆吊り・襲撃・墓下関係
【吊り・襲撃・占いは全てランダムにセットしてください】
【初回占は呪殺回避のため、ギュンターにセットしてください】
【バファリン申請可能。カップル補完のための吊り・襲撃要請は不可】
【吊り・襲撃・呪殺、何れの場合も亡骸は残りません。全て、とけるように消えうせてしまいます】
・吊り
『死神』の放つ波動の影響か、それとも寿命によるものか。
唐突に、誰かが命を落とす。
それが『死神』に憑かれたものであれば、何らかの残滓を感じるものがいるかもしれない。
・襲撃
『死神』による刈り取り。刈られた命は、花を咲かすための糧となる。
・墓下
彷徨える霊魂が一時漂う空間。
『『死神』の降る刻』が終わるまで、命を喪ったものはここを彷徨い、生けるものたちを見守るのみ。
閉ざされた都市の中。
『雪花』はいつもと変わらぬ刻を過ごす。
花やキノコを育て、糸を紡ぎ、おしゃべりに興じて。
一年という時間を、思いおもいの生き方で、過ごしてゆく。
開く事のできない扉の先で、季節が移ろっていることも。
その季節の移ろいが、『周期』を呼び込むことも。
今は、誰一人知ることなく……。
村の設定が変更されました。
おや、糸紡ぎ ユーディット が来たようです。
糸紡ぎ ユーディットは、おまかせ を希望しましたよ(他の人には見えません)。
─中央の広場─
[とてとて、とてとて。
そんな音の聞こえそうな足取りで、一人の少女が駆けていく]
……寝すぎちゃったんだ、タイヘンなんだ。
[声に滲むのは焦り]
はやく、全部、紡がないとなのに。
[焦りに急かされ、疎かになるのは足回り。
かつん、と。
不意に、無機質な音が響く]
……ふにぇっ!?
あいたぁ……。
[ひっくり返った音は、広場に大きく響く。
手に提げていた籠が転がり、入っていた透き通る水晶細工のビーズが辺りに散らばった。
場にいたものが振り返ったなら、そそっかしさで知られる糸紡ぎの娘は、ふにぃ、と小さく声をあげ、それから]
……ふにっ!
いっけない!
[ひっくり返った籠とビーズに、慌てた声を上げながら、それを集め始めた]
/*
と、いうわけで。
幻夢ではかなり稀有な恋愛推奨ランダム村、村建てと相成りました。
wikiで興味示してくださいました皆様に感謝を。
さてて。
以前ちょこまかと言っていた通り、くろねこは精神力消費1.5倍でがんばるんだよ!
どうなるかなんて、考えてないけどね!
おや、薬師 ゼルギウス が来たようです。
薬師 ゼルギウスは、おまかせ を希望しましたよ(他の人には見えません)。
―中央広場―
[畑の主から頂いた乾燥キノコ、己で採取した香草の包みが幾つかと、明かり用とは別に取り分けておいたヒカリコケの瓶。
それらを纏めた丈夫な袋を右肩に、帰路に就くその途中]
またか。あのバカ。
[眉間に皺を寄せた白髪の青年は、慌てふためく少女を眺める。
足元に転がっていた一粒のビーズを、細い指で*摘んだ*]
/*
ねーむいー[寝れ]
前回PSIから村入りしてないから、実に一月半ぶりですね。
恋愛村でちゃんと恋愛できたことが殆どない僕が通ります。
むしろ最近は友情に飢えてる(何それ ので、そっち狙いで行くかもしれません。まる。
おや、パン屋 ゲルダ が来たようです。
パン屋 ゲルダは、智狼 を希望しましたよ(他の人には見えません)。
―どこかの小屋―
[たんっ、たんっ。]
[リズミカルに台に生地を打ち、形を整えてゆき。スケッパーで均等に切り分けてから、鉄板の上に置いて濡れた布を被せた。
暫く置いたら、後は焼くだけ。
ぐいと頬に落ちた汗を拭うと、白い粉がそこに残った。
さぁ次の準備をと、思ってはたと動きを止めた。]
……粉切れてたんだ。
[頬に白い粉をつけたまま、黒い上着を羽織って*外へ出た*。]
村の設定が変更されました。
/*
コピペ元(銀月夜)の文章が残っていた件。
早目に気づいてよかったんだよ。
そして、独り言が666ptだった。
崩すけど。
おや、きのこ畑の主 ユリアン が来たようです。
きのこ畑の主 ユリアンは、智狼 を希望しましたよ(他の人には見えません)。
―きのこ畑の小屋―
[父親から受け継いだきのこ畑の中、選定してきのこを収穫していく]
こんなものかな。
[種類を分けて四つのかごに詰めたきのこは、いくつかはそのまま各家庭に、残りは乾燥させて保存食や薬の材料に。
父親がいなくなってから、一人でこなすこの仕事もだいぶ慣れてきていた。
きのこ畑にある小屋、ここにある乾燥棚に種類わけしながら]
ああ、ゼルに渡したきのこ間違えてたな。
後でいいか、あいつもすぐ気付くだろうし。
[信用してよく確認しなかったあいつも悪いとか、よくわからない理論で自分を納得させて、きのこ整理を*再開した*]
/*
はじめまして?ひさしぶり?
赤猫こと秋ちゃんです、こんにちは。
のんびりいく予定。希望役職相変わらずだけど。w
いきなり無茶振りしちゃったけど、きのこ畑設定がちょうどぴったりだったんでつい、こうシンパシーみたいなの感じたんだ。
不快だったらごめんなさい。
そして年齢見た目じゃなくて、人間に置き換えるとだったことに気付き設定変更。
中
おはようございます。
何だかんだで結局女の子になtt
次よその村では男使うのほぼ確定なんでその前に使っときたかつたんだゲルダ。
そしてまだ性格は決まってないとk
どうしようかなぁ。
あ、t_nukeです(
おや、語り部見習い ミハエル が来たようです。
語り部見習い ミハエルは、ランダム を希望しましたよ(他の人には見えません)。
─屋根の上─
[穴を掘り土を固めた煉瓦で洞窟上層に作られた家の屋根。]
うーん……
[その屋根に腰掛け、上を見上げぷらぷらと足を揺らす。
見上げる先は黒。てんてんと自生した苔や茸のひかりが見える。]
ん、ん、ん。
[見通せない頭上を見たまま、斜めに身体を傾け、
ぐぐぅっ、と、思い切り上へ手を伸ばす。]
語り部見習い ミハエルが村を出て行きました。
おや、語り部見習い ミハエル が来たようです。
語り部見習い ミハエルは、おまかせ を希望しましたよ(他の人には見えません)。
[洞窟の中を照らす淡い光。暗闇をぼんやりと照らす。
真っ直ぐに伸ばした白い指先の向こう、
おおきな翠の瞳で凝らすように見て]
此処からでは、届かないのだね。
[淡いひかりに手を伸ばした姿勢のまま、わかっていることを
改めて確かめて噛み締めるように口にした。
翠の両目を細めて、口をへの字に曲げる。]
暗闇に光るあれに手が届くことを、
ボクは知っているが、
─── "星"。というのは。あのようなものだろうか?
[問うは、届かぬ細い指の先へ。]
おや、絵描き エーリッヒ が来たようです。
絵描き エーリッヒは、智狼 を希望しましたよ(他の人には見えません)。
─自宅・香草畑─
[自宅の小屋の傍にある小さな香草畑。と言っても食用ではなく染料を作るためのもの]
これとこれと……あ、しまった。
あの色はキノコも入れないと作れないんだったなぁ。
ご飯調達がてら、貰って来るか。
[籠に摘んだ香草を自宅へと一旦置き。ふらりと小屋を*出て行った*]
/*
毎度メモバレあざーっす。
どうも、俺です。龍猫です。
お兄さんとか言ったら即バレだろJK
そうです、フランシスです。
でも変態度はゼロだよ!!(当たり前
/*
ミハエル見て「やべぇwwww男女比wwwwwww」ってなったけど、メモ見たら女って書かれてたから遠慮なく突撃。
まぁ偏ってもお兄さんだから多分出来るよ!多分!
/*
こどもに関してなにかボクは少々深く考えすぎかもしれない。という気は多少してきたぞ。
親兄弟縁故がありなのだからすなわちつまりはそういうことなのだろうという気もしてきた。と、エーリッヒに兄縁故を申し込みたいなと考えてから手を止めるボクである。
─屋根の上─
かように淡いひかり、焦がれて見あげようと、
届かないのは同じであれど、
──うん?
[詠うような口調は染み付いた語りの癖なれど──その途中で視界の端に気をとられ下を向いた。上半身をかるく乗り出して下をのぞきこみ、]
よいしょっ
[思い立つが早いか平らな屋根の上についた手を軸に掛け声一つ、ぷらぷらとさせていた足に勢いをつけて振り上げ屋根の上に、とんっと乗った。]
[屋根の逆側まで歩き、そこから上ってきた樽にたんっと飛び降りてさらに飛び跳ねるように地面を蹴った。]
── エーリ兄! 買い物かね!
[明るい声で名を呼ぶ。
下の道までの階段、風切る勢いで駆け下りて、見つけた人影に走りよりながら、ぶんぶんと大きく手を振った。]
ん?
ああ、ミハエル。
[名を呼ばれ、振り返る。大きく手を振りながら駆け寄って来る姿を見て、こちらも笑みながらゆるりと手を振り返した]
そ、買い物。
ゲルダのところからパンを、ユリアンのところからキノコを貰って来ようと思ってね。
[跳ねてエーリッヒの二歩ほど手前で踏みとどまり、]
やはりそうか! ボクの見立ては間違っていなかったわけだ。
ではボクはエーリ兄のお供についていってもいいだろうか?
[首を傾げ尋ね、そのままエーリッヒに歩調をあわせて歩き出す]
ほう。
ゲルダのパンは無論食べるためとわかるが、
キノコ?
何に使うのだね? 灯り?
それとも粉にするのかね?
暇なのかい?
ついて来るのは構わないよ。
[歩調を合わせる様子に、いつもよりゆっくりめに歩く]
キノコは粉にして染料に混ぜるんだ。
香草の染料だけじゃ色見が足りない時があってね。
[問いに答えながら、ポケットから布を一枚取り出す]
見てごらん。
こっちが香草の染料だけ、こっちがキノコも混ぜたもの。
淡い色合いになるのが特徴なんだ。
[布には染色が施されていて、濃いめの色と淡い色で染められていた]
たまに淡い色になるんじゃなく、別の色に変わったりするものもあってね。
なかなか面白いんだよ。
おや。
ふ、ふ、ふ。ボクに暇などとそのような時間は存在しない。
ボクはいつでも忙しく、その忙しい限られた時間の中で、
エーリ兄との会話という選択肢を選択したのさ。
[隣に並び歩きながら、後ろ手に手を組んでくつくつと笑い、
差し出された布を言われるまま見てきょとんと翠の目を瞬いた。]
ほう?
ほう。
ほう、ほうほう。
[説明を聞き、いちいち感心したように頭を上下させて頷く。]
この布はたいそう綺麗な色でそれだけでも素敵だが
それ以上に不思議なものだな!
エーリ兄のやっていることはジッケンのようで面白い!
[ぱあっと笑って、ぱちん!と手を打ち合わせる。]
なぜ? どうしてそうなるのだろう?
まったく違う色になるというのも不思議だ!
まるでゲルダの新作のパンの味のようだぞ。
組み合わせと言うのは、不思議で、
兄のいうとおりに実に面白い!
[たとえば、他のきのこと混ぜてみたらどうなるのだろう?と、勝手な想像を膨らませて考え込み、ふむ?と首を傾けた。]
ははは、ミハエルの貴重な時間を俺は使わせて貰ってるのか。
それは光栄だね。
[ミハエルの返答に楽しげな笑いが零れた。布を見せるとミハエルは興味深げにそれを見詰めていて。その様子を微笑ましげに眺める]
あはは、お褒めの言葉ありがとう。
不思議だろう?
キノコと染料の組み合わせでまた結果が変わるんだ。
うん、実験と言えるかも知れないね。
これ、ヒカリゴケの粉末を混ぜるとまた結果が違うんだよ。
[明るい笑みにこちらも笑みが零れる。が、ゲルダのパンの味のようだ、と言われると、笑顔がちょっと引きつった]
あー……うん、まぁ……否定はしない、かな…。
[目を逸らしていた。確かに成功も失敗もあるしな、とは心の声]
/*
髪色瞳色そのほかが似すぎていてついこうときめいてだな。
ついこう…あまりあずまさんのセットを使わないもので、
折角ならと思って結局自重をしなかった。
恋愛もしたい気だが兄に懐くのも楽しそうでな……!
ちなみに血縁縁故は大好物だが、
申し込むのは、実に死ぬほどどきどきする。
/*
お兄さんじゃなく普通の人になってきた。
そして隙を見てミハエルを撫でようと思ったのだが、タイミングを逃している。
フェミニスト止まりにしとくかー。[それどこのイゾルデ]
ふふん。
ボクはエーリ兄も、兄の話も大好きだ。
よって、たっぷりと時間を使うのもやぶさかではない。
[えへん。と胸を張って、とんっと薄い胸を叩いた。]
うん、褒めた。勿論、褒める。
素晴らしいと感じたものの為に言葉を尽くすことこそ、
語り部の仕事であり大事なことだ。
エーリ兄の仕事は面白い。
絵も染物も。
色の再現は、世界の再現の様に思う。
色の創造は、世界の創造の様に思う。
とても興味深──うん?
[つと歯切れの悪くなる言葉と視線に途中できょとんと首を傾げた。]
[うん? と眉間に皺を寄せて三秒ほど考え]
む。
エーリ兄……、ゲルダのパンをばかにしてはいけないぞ?
あれも一種のあたらしさの追求であり創造だ。
[腕を組んでむん、と高説を述べるように言葉に力を込めた。]
ははは、愛されてるなぁ俺。
ありがとう、ミハエル。
[胸を張るミハエルを見て、その頭を軽く撫でてやった]
語り部の仕事、ちゃんと学んでるみたいだな。
良い子に育ってお兄さん嬉しいよ。
色の再現・想像は世界の再現・想像、か。
そんなに大層なものじゃないと思うけどなぁ。
[大袈裟に言われているように思え、照れるように言う。言葉が途切れたのに気付くと、ミハエルと同じように「うん?」と声を漏らし]
あー、いや、そのな。
馬鹿にしている訳じゃないんだが。
[どう表現しようか言葉に迷う。しばし目を泳がせてから]
アイツ、たまに独創的なものを作るよなー、と。
[失敗した時が酷い、と言ったらおそらくゲルダの耳にも入るだろうから、と。言葉を布で包むように表現を変えた]
[大きな手に撫でられて首をちぢこめ擽ったそうにくすくすと肩を揺らす。つり気味の大きな翠の猫目を瞑り表情は猫が喉を鳴らし、安らいで家族に甘える様。]
勿論だ。あいしている。
ボクはエーリ兄も、語り部の師匠も
ゲルダも、ユーディも、ユリアンも──、…
…ここも。大好きだ。
[住人の名を上げて、薄く目を開き
兄を見上げ目を細めて]
愛している。
エーリ兄は、もっと胸を張るといいぞ?
[目を開き照れる兄を見上げ、照れもてらいもなく言い切り、
撫でられた兄に似た色の金色の髪に自分の指で触れて笑い]
…うむ。
[ゲルダについての話に迷う様子に、重々しく頷く。]
確かに、まれに子一時間は忘れられぬ
生の苦味を思わせるかのよう如く苦すぎたり
塩味のスパイスが少なすぎて綿を噛んでいるようだったり
表面が硬すぎ中がぐっちょりしていたりするが──
ボクはゲルダのパンは斬新であり革新であり
素晴らしい試みだと思うのだよ。兄。
あれこそ、味覚の新発見と言うのだと。
実に独創的だ。
[ごくごく真面目な顔で、素晴らしい。と、本人としては本当に褒めているつもりに見えるが率直過ぎるほど率直な意見を述べて頷いた。]
ふ、ふ、ふ。
それに──。ゲルダのパンを食べているときの、
エーリ兄の表情も、ボクは、好きだぞ?
[見上げるようにして悪戯っぽく笑い、
つん。とエーリッヒの服の袖を引く。]
エーリ兄。
そパンの話をしていたら──お腹が空いた。
ゲルダにも会いたいし、もしかしたらゲルダも
パンを焼いて待っていてくれるかもしれない。
[──行かないかね? と。パン屋まで、待ちきれず先に立って走って駆けて行きそうにうずうずとしながら、エーリッヒを*見上げた*。]
/*
あっー。つうこんの削除ミスだ。
[顔を手で覆った。]
うむ。だが兄との語らいは実に幸せな時間だった。
本当にお付き合いをありがとう。
かなりの勢いで妙な妹であって、なかなかに自分から
縁を申し込んだ分申し訳ないのだが!
そうだな…俺も、皆のことも、ここのことも、大好きだ。
勿論、お前も。
[甘えるような様にミハエルより少し濃い翠の瞳を細め、もう一度撫でてから手を離した。もっと胸を張れと言うミハエルに、優しい笑みを向ける]
それじゃあ、お前が認めてくれてるんだし、お兄さん自信持っちゃおうかな?
ただし、世界の再現を目指すんじゃ無く、皆に喜んでもらうために、だけどね。
[言って、軽く片目を瞑った]
(嗚呼、素直に育ってくれたことは喜ばしいけども──)
うん、お前の言う通りだから、それはゲルダの前では言わないようにな。
[ごくごく真面目な顔でゲルダのパンについて語る様子を見て、ちょっと心の中でほろりとした。あまにりも正直すぎる]
……あれー、俺どんな表情してたかなー。
[指摘されて、すすす、と目を泳がせた。言葉も棒読みである。袖を引かれると泳がせた視線をミハエルに戻して]
ああ、そうだな。
それじゃあ先にゲルダのところに寄るか。
[今にも駆け出しそうな様子にクスリと笑い。共にパン屋へと歩いて*行った*]
おや、狩人 レナーテ が来たようです。
狩人 レナーテは、おまかせ を希望しましたよ(他の人には見えません)。
―洞窟内―
[シュンという風切り音]
[放たれた矢は黒い影を洞窟に縫い付ける]
[手足をばたつかせること数秒]
[その蜥蜴は弛緩し動かなくなった]
随分と梃子摺らせてくれた。
お前の命に感謝する。
[壁に近づき傷の残る手を伸ばす]
[矢を引き抜きながら短く祈りを口にした]
[簡単に処理をしてから今日の獲物を片腕に抱える]
[ズシリと重さを感じるほどに大きかった]
十分だな。戻るか。
[ホッと息を吐く]
[光苔も疎らな薄暗い道をゆっくりと*歩き始めた*]
―きのこ畑付近の小屋―
[パンキノコと、そう自分は呼んでいる。
乾燥したこれをひくと白い粉になり、ゲルダが作るパンの材料になる らしい]
少しお腹すいたな。
[ゲルダから普段のお礼にと、前にもらっていた新作パンを手にした。
一口、二口、租借し、そして全て食べ終え]
うん、これは――――
[苦いでもない、辛いでもない、甘いでもなく―――]
まずい。
[普段から実験台になっているエーリッヒに少しだけ同情の念を*送った*]
―中央の広場―
[ころ、ころ。きら、きら。
散らばる水晶のビーズが光を弾くのはすごくきれい、だけど]
無くしたら、大変なんだよっ!
[どれも大事な珠だから、慌てて拾い集める。
転んだ時に擦りむいた手と膝が痛いけど、それどころじゃなかった]
ふにぇ?
ばらいろのー?
[集めている内に、お気に入りの一つが見つからないのに気づいてぐるり、周りを見回して]
……ふにぇぇ……ギィにい。
[怪我をする度に叱られる薬師の姿に、ひきつった声が出た**]
―中央広場―
[少女の明らかに引きつった声が届いた為に、青年の表情もますます険しくなった。
無言で睨んだままずかずかと歩み寄り、拾った一粒を籠内に投げておく。
それから有無を言わさずに腕を掴んだ]
……まぁた仕事増やしやがって。
[掌の傷を見て不機嫌そうに舌打ちし、常備している小瓶を取り出す。
中身は応急処置用の薬で、効き目は速いがとても染みる種類のもの。
あまり染みない子供用もある中、これを選んだのは勿論故意だ]
ほら、貸せ。
どうせ膝もだろ、ったく。
[擦りむいた膝は直接見ずとも状況から容易に想像できる。
ぶつぶつと文句を言いながらも、その場で手当てをするべく瓶の蓋を*開けた*]
─中央の広場─
……にぃぃ……。
[声に気づいてこちらを見た表情の険しさに、か細い声が上がる。
不機嫌そうな舌打ちにひゃう、と首をすくめて]
……好きで増やしてるんじゃないんだよぉ。
[ぽそぽそと申し立てた不平は届いたか。
届いても、聞き流されそうだけど]
て、やー!
その薬、染みるヤツー!
[小瓶を見るなり、ちたちた、という感じで抵抗するものの、きっと通じない。
膝も、という言葉は否定すべくもないが、頷くに頷けなかった。
傷の痛さよりも、来る治療の痛さにすくんでいたりするのだが。
自業自得である以上、逆らう術は、ない]
/*
恋愛性能物凄く低いね、この小動物!
まあ、中身くろねこだから!
……何となく、最年少ポジになりそうだなぁ……。
―パン焼き小屋→外―
[キノコ畑にパンキノコを取り行く道中、配達もしてしまおうと、焼きあがっている分を荷車にこんもり積んだ。
大量に積んだパンだが、品が品だけに見た目より随分軽い。娘一人が余裕で引ける程度。
からからと音を立てながら、木の根で作った簡素な荷車を引いてゆっくり歩いてゆく。
荷車の一角には、なにやら袋が一つ。
エーリッヒの家へ配達ついでに、試食してもらうつもりで入れてある―――新作である。
勿論希望があれば、エーリッヒ以外にも快く配るつもりではあるが。
どのみち一度はエーリッヒに食べさせて、彼が難色を示すようであれば村内に配達するつもりはなかった。
なおエーリッヒが気を使ってはっきりマズイと言わない限りは、それが村中に広まり――過去ゲゲボな品々が人々を苦しめるという恐ろしい事態も何度かあったりするのだが。
困った事に、ゲルダ自身は自作のパンをどれも平気な顔して食べるので始末が悪かった。]
―自宅→外―
[革は後でなめすために裏へと吊るした]
[肝は傷まないよう壷の油の中に浸ける]
半分もあればいいな。
[切り分けた肉を幾つか乾燥させた羊歯の葉に包んだ]
[籠の中に入れると包丁を片付け家を出る]
配達の時間か?
[からからという音が聞こえる]
[音の方を向いて荷車を引くゲルダに軽く手をあげた]
―外―
こんにちは、レナーテ。
あ、パン持って行く?それとも後で届けようか?
[頬に粉を付けたままにこりと笑み、足を止め小さく手を振って。
手に荷物を持っているのに気づくと、そう言い直した。]
配達には少し早いんだけど、粉を切らしたからユリアンの所に行くついでに先に済ませちゃおうかと思って。
レナーテも配達?
[そう手にしたものを見ながら尋ねた。]
/*
別件ひとまず終了。
後は、明日の朝にがんばる。
[いろいろあきらめてきたらしい]
に、しても。
エリ・ミハで兄妹、か……。
[くろねこ、どっかみながらしっぽをぱたん、とした]
[絵描きっていうのがまた、なぁw]
―自宅―
[パンキノコを挽き終えれば、ゲルダに渡す用にと袋に詰めた。
抱えて持つのには少し重いくらいの袋が二つ]
よいしょっ、と。
[小屋の入り口付近に袋を置いて、
乾燥をさせていない食用キノコはかごに入れて、同じく小屋の入り口に]
うん、疲れた。
今日の仕事は終わり。
[大きく伸びを一つすると、かごの一つ、緑のキノコが小盛りに入ったものを手にしてもう一つの小屋、居住スペースの方へ。
とっておきの新種キノコ、今日が初収穫のそれを、焼いて一つ試食してみた]
んーー、まぁ悪くないな。
[胡瓜の味を知ってるなら、きっとそれと同じ味だと気付くだろう]
─道─
[ついと引いた兄の袖。引くと同じ軽さで離し、た、た、た、と踊るようなステップを踏み、背の高い兄を振り返り笑む。]
ふ、ふ、ふ。エーリ兄は、優しい。
ボクの自慢の素敵な兄だ。
新しい絵が描けたら、また、とっくりと見たいな。
一番に、なによりボクが喜ぶ自信がある。
[そう言って、くすくすと肩を揺らす。兄の声が棒になり、色の濃い翠が逸れるに、こてりと首を傾げて目を細め]
ふむ。ゲルダのパンの評価について、
エーリ兄がそういうのならば。
[ゲルダの前では大人しくしよう。と、にいっと目を糸のようにして笑った。]
→中央広場─
今度の新作のパンが、美味しいとい──、…ん?
[とととんと足取り軽くパン屋へ向かう途中にて、
視界の端に反射するひかりが飛び込む。
片足軸にくるりと回って猫目の翠が周りを見回し]
あれは、ユーディと……、あーっ!
[しゃがみこむ少女とその側の影に声を上げて、
たたたっと其方に駆けていった。]
[開けた広場にへたるように座ったユーディットのところまでたたたと走ってやってきて]
こーらぁっ、ゼルギウス!
まぁたユーディにいじわるをしているのかね!?
[語り部見習いの翠の目には、口の悪い薬師の治療はそう見えるらしく。屈みこんで治療をしようとしている薬師に向けて、偉そうに叱るように腰に手を当てた。]
―外―
ああ、今は肉を持っているから後で届けて欲しい。
…粉が残ってるよ。
[歩み寄りゲルダの頬へ手を伸ばす]
[独特の固い指で優しくそっと仕事の名残を払った]
そうか。
私は大物が仕留められたから肉も余りそうでね。
頼まれていた他に使う人がいないか捜そうと思ったんだ。
[顔の動きで広場の方を示す]
ゲルダも少しどうだ?
挽肉の方が使いよければ加工してからまた持っていく。
─中央広場─
[ちたちたしていたところに聞こえてきた、声>>39。
きょとりと瞬き、そちらを見る。
駆けて来たのは、歳の近い語り部見習い]
ふに……あ、ミィ。
あ、えとね、そうじゃないんだ、よ……。
…………多分。
[最後にぽそり、と付け加えたのは、本音が零れたから、という事にしておくところか]
―外―
うわ、鏡見ないで出てきたからなぁ…。
えと、ありがとう。
[弓を扱うせいで一部が固い指に頬を払われると、流石に恥ずかしかったので、誤魔化すように頬に手を当て照れ笑った。
大物がとれたと言う彼に、よかったねと言いながら。
広場を示されると、視線は一度流されるようにそちらをむくも、申し出にすぐに目が輝いた。]
あ、それじゃ少し貰おうかな。
ひき肉…ひき肉もいいなぁ。
それじゃ、ひき肉でお願いしてもいい?
[そう嬉しそうに頼んだ。]
そうか? ほんとうに?
しかし、ユーディの悲鳴が聞こえたぞ?
[むぅっ、と頬を膨らませる。じいっと翠の目が確かめるように瞬く目を見つめた。──実際には、悲鳴というほどのことはなく、沁みる。と、軽い抵抗をした声なのだけれど]
たぶん。なら信用ができないぞ。
[腰に手を当てて、ぬん。と言い張り──]
けれど──治療はきちんと受けるといい。
ユーディは、また転んだのだろう? 膿むとよくない。
[そう勧めて険を抜き、きょろりと足元を見回した。]
/*
呼び方、メモしといた方がいいかな。
ゼル:ギィにい
ゲルダ:ルゥねえ
ユリ:リアにい
ミハ:ミィ
エーリ:リィにい
レナ:レナにい
か、な。
ユリ・エリが似たよーなのは仕方ない、という事で(なんで
……アベくんとかライヒきたら、困るな、これwww
―中央広場―
喧しい。
[抗議に一喝したきり、治療に取り掛かる。
手つきは丁寧だが、ただでさえ染みる薬を強めに傷口に塗り込んだ。
それでいて声を上げようものなら言葉なく睨みを効かせ]
まぁた煩ぇのが来た。
[途中で聞こえた別の声と足音にあからさまに舌打ち]
苛めるかバカ。こっちは仕事してんだ。
ほら次。
[目は外さずに言葉だけをミハエルに。
その間にもユーディットには膝を出すよう促して、予想通りの傷に眉を顰めながらも同じように処置を施す]
─中央広場─
だって、ギィにい、しみる薬使うから。
[悲鳴、と言われて、またぽそぽそ。
自業自得、と突っ込まれそうではあるが]
……う……確かに、転んだけど。
急いでたら、足元に石があったんだもん……。
[好きで転んだわけじゃない、と精一杯の主張の後。
しばし、手当ての痛みに耐えるべく、沈黙した。
涙目になっているのは、多分、気のせいじゃない]
―家の外―
どういたしまして。
それだけパンに心が篭っている証拠だ。
[照れ笑うゲルダに微笑む]
[よかったねと言われ小さく感謝し頷いた]
勿論。戻って来たら挽いて持っていくよ。
ああパンはその時に受け取るのでもいいな。
他に届けるのを優先して。
そうだ。
ついでにユリアンにも必要か聞いておいてくれるとありがたいな。
むっ。日々これでも知識を頭に詰め込んでいる
語り部の見習いに失礼な言い草だ
[素っ気無いバカあつかいにむすりとして]
ゼルギウスはいじわるだから
ボクはユーディを泣かされないか心配なのだ。
[むっつりとしたまま勝手に足元に転がっている、水晶のビーズを拾い集める。ユーディットのぽそぽそとした声。]
……ゼルギウス。沁みない薬もあるだろう?
[どうして使わないのか。と、言うように、じろーり、と視線だけを流した。]
その分少しオマケしておくから。
[小さく笑って付け足し]
[もう一度ゲルダの頬に軽く触れると一歩下がった]
じゃあまた後で。
気をつけてね。
[軽く手を振り見送って]
[広場の方へ*足を向けた*]
ふむ。
では足元に石があっても、きちんと見えていたら
転ばずにすむかもしれないな?
…転びたくて転ぶものはそうはいない。
[とん。と指で治療をうけているユーディットの頭の横を軽くつっつき]
なぜそれほどによく転ぶのかもボクには不思議だが、
それを論じ、研究するより
ユーディが痛いのはいただけない。
[注意するといい。と、治療の横で拾い集めたビーズをてのひらに乗せて、ユーディットに差し出した。]
/*
なん…だと…。
メモを見て、レナーテさんの性別にふいてしまった。
美麗で格好いい女性だと 思っていたら…!
にぃぃ……。
[手と、膝の手当てがすむと、上がるのは気のぬけた声。
手の怪我も足の怪我も仕事をするのに差し支えるから、ちゃんと手当てしてもらえるのは、嬉しいのだけれど]
……いじわるだよね。
[ミハエルの評に、本人を前にしながら同意の頷きをして]
見えてたら、多分、避けられる……よ。
[何故か疑問系で主張しつつ、頭の横を突かれると、ふに、と言って目を細めた]
……うん、気をつける。
怪我して、糸紡げなくなるの、イヤだから、ね。
ありがと、ミィ。
[差し出されたビーズを受け取りながら、浮かべるのは、笑み]
―外―
[褒められると嬉しい。これが仕事だし好きな事だから。
レテーナにありがとうと――賞賛の言葉と挽肉の事に――微笑むと、頼まれごとにはこくりと頷いた。]
わかった、じゃ後でパンを持っていく時に知らせるね。
でもユリアンなら何でも受け取るって言いそうだけど…。
[とか、いつもの様子を思い出しながら、こっそり笑った。]
わ、オマケ?ありがとうレナーテ。
[おまけとかそういうのには弱いというか、嬉しくて。
もう一度頬に触れられると少し顔を赤らめ、まだ粉付いてたかなと何度か擦った。]
うん、またね。
[さよならには、出会ったときより少し大きく、手を振って見送った。]
―中央広場―
甘やかしたらまたコケんだろ。
師とは違うんだよ俺は。
[ミハエルに返す声は素っ気無い。
治療終わりにユーディットの頭を軽くはたいて、立ち上がった]
あっちはチビ用だ。
[視線に腕組みをしながら見下げる。
いじわるという評には一瞥を向けた]
─回想/道─
[自慢の兄だと言って笑むミハエルに、自然と表情が綻ぶ]
それじゃあ次の作品が出来たら一番に見せてあげよう。
一番に喜んでもらえるのを俺も見たいしな?
[ゲルダのパンについて了承を得れば、僅か安堵の息を漏らし。次の新作が美味しいと良い、との言葉には心底同意した]
(腕が悪い訳じゃないのに、ああ言う味や食感になるのは何故なんだろうなぁ…。
向上心の現れだとは思うけども)
[考えながら歩いているうちに、ミハエルは離れ中央広場へと駆けて行く]
─回想・了─
─ →中央広場─
[気付けばミハエルはゼルギウスと言い合うような形に。慌てて近くへと駆け寄る]
あーあーあー。
ユーディットがまた転んだのかい?
ミハエル、そんな喧嘩腰で言わなくても…。
[いつもの光景とも言える状況に、困惑気味に後頭部を掻いた]
─中央広場─
[いじわる。との、ユーディの同意にうむ。と頷きを返し>>51]
では、足元に注意して、走らないようにするといい。
ユーディの手が糸を紡げなくなっては一大事だ。
[柔らかい響きの声に表情を和め]
──どういたしまして?
[浮かぶ笑みに、に。と口元、弧を描く笑みを返す。]
立てるかね?
[ユーディットに手を差し出し]
…痛い思いをしたのに、何もさらに
痛い思いを重ねなくてもいいだろう?
おとなでも痛いのがイヤなら、沁みないくすりの使用が禁じられているわけでもあるまいに。
[師とは違うと言うゼルギウスに、むっつりと腕組みして見下ろしてくる視線を睨み返し──ぐ。と爪先立ち]
……。エーリ兄に見下ろされても全く腹は立たないのに、
ゼルギウスに見下ろされると妙に腹立たしいな。
[ほとんど背丈が変わらない事を確認してからぺたんと靴裏を地面につけなおして、じいっと見上げた。]
[はたかれ>>53、ひゃう、と声を上げて首をすくめる。
上目遣いに見上げるものの、当然というか迫力などはない]
……だから、好きで転んでるんじゃないもん。
……でも、ありがと、ギィにい。
[それから、ぽつり、と短くこう言った。
同じ礼でもミハエルに対するものと態度が大分違うのは、いつものことと言えばいつものこと]
あ、うん。
でも、さっきはちょっと、急いでたから。
[一休みのまどろみが、予想以上に長くなってしまって、慌てて作業場に戻ろうとしてのことだったのだが。
言ったら言ったで周囲に呆れられそうで、何となく言えなかった]
ん、大丈夫だよ。
ほんと、ありがとね、ミィ。
[差し伸べられる手>>57を借りて、嬉しそうに言いながら立ち上がる。
痛みは引いていたから、すんなりと立ち上がる事ができた]
―外→広場―
[広場を荷車で横切るのは難しい。出来なくはないけれど。
突っ切っていこうか、迂回しようか悩んでいたら、何やら声が聞こえてきたので、やっぱり気になってそちらへ向かった。
からから、音を立てて荷車を引いてゆくと、金色が二つと銀色と茶色が一つづつ見えた。
エーリッヒ・ミハエル兄妹の姿が見えれば、心なしか目が輝いた。
多分それは「みーつけた」というような、にこ、にこ、とした輝き。
丁度たどり着いたのは、ユーディットが立ち上がった頃か。
なので、彼女が転んだ事には気づかなかった。
から、からと音を立てて、荷車を引きながら小さく手を振って。]
こんにちは。みんなでお喋り?
[をするには、ゼルギウスの姿は少し不釣合いな気がしたが、そう尋ねた。]
中
悩んだけど先こっちかなぁと…訪問順番的に。
あと向こうもこっちを探してるから、先に会うべきなのかなぁと…。
うーん、こういう時って気にせず別に行った方がいいのか?
教えて先生!(
[ミハエルがユーディットを立ち上がらせるのを見、ゼルギウスとのやり取りを見。ふと、荷台の音に気付いて振り返る]
やぁゲルダ。
お喋りと言うか…。
[一度ユーディットに視線を向けてから戻し]
またユーディットが転んだらしくて。
[おそらくそれだけで伝わることだろう]
うん。
沁みるのに、きちんと我慢してユーディは偉い。
痛みが引いたようでなによりだ。
……。
腕はいいのにな。
ゼルギウスも。
[立ち上がるに手を貸して危なげない様子に頷き、後半は残念がるような声音で付け加えて、二度目の礼には笑みで返す。]
あ、ルゥねえだ。
[荷車の音>>60に、そちらに向けて手をぱたぱたと振る。
ゲルダからの問いかけには、どう答えればいいのか、思案したりしていたのだが]
……リィにい、別に、言わなくてもいいのにー。
[エーリッヒにあっさりと言われ>>61、ちょっとむくれた]
あっちは痛くねぇ分、効きが遅いんだよ。
一つの怪我に時間掛ける程、こっちも暇じゃねぇ。
それともあれか、そんなに俺の小言が好きか?
[少女2人を見下ろしたまま、ふんと鼻を鳴らす]
ったく。
こいつの教育はどうなってるんだ。
[自分の口の悪さは棚に上げて、矛先をミハエルの兄に向ける。
向かってくるゲルダには一瞥をくれるのみ]
[泣いた所で手心はもらえないというか、我慢するしかない、というかな状況だったのだが。
偉い、と言ってもらえると>>62、やはり嬉しいもので表情は明るい]
……うん。
そうだよね。
[後半の、残念がる響きには、似たような調子で同意の頷きを、ひとつ]
エーリ兄。
ゼルギウスにはこのくらいで丁度いい。
どうも言葉の使い方が違いすぎて、そりが──
[後ろから来た兄に窘められて振り返り、
反論するも、むぅ。と唸って顎を引き>>55
──ごつりごつりと車輪が地面にぶつかる音を聞きつけて、
ぴこん!と、顔をそちらに向けた。]
ゲルダ!
[翠の瞳が荷車を引く笑顔の女性の姿を見つけ、ぱっと表情が明るい笑顔に変化する。こっちだというように大きく手を振った>>60。]
―中央広場―
え、大丈夫?
[エーリッヒに告げられ>>61少し心配そうにユーディットを見たものの。ゼルギウスが居たし、ユーディットはもう立ち上がってるしで、治療は済んだか大事無いんだろうなとは思ったり。>>63むくれた声には、ごく小さく笑った。
ミハエルの声の、腕”は”の所に含まれた物を微妙に感じ取り、少し困ったような顔をした。]
えと…あ、パン。
今配達してるんだけど、先にもって行く人いる?
あとエーリ、新しいパン作ったんだ。食べて?
[と最後はエーリッヒに向かってお願いした。
お願いしているのだが、断られるとはあんまり思っていないような、満面の笑みで。]
みんなも食べる?
[とそのままの笑みで他の面々にも尋ねてみた。]
ああ、ごめんごめん。
[むくれるユーディットに苦笑]
でも気をつけないとダメだぞ?
ユーディットの綺麗な手が傷ついちゃうのはお兄さん感心しないな。
皆だって心配するしね。
ゼルギウスだって口は悪いけど、何だかんだで治療してくれるだろ?
毎回転ぶとか、放っておけない可愛さはあるけど、怪我しちゃうようなのは注意しなきゃね。
[ね?と言ってユーディットに微笑んだ]
/*
おっとしまった。
ユリアンの所に向かうのだと思い込み…配達だからそちらは後だったんですね。上手くかわしてくれてありがとうゲルダ。
中身発言のついでに。
いつもの遅参気味兎猫です。最後までどうぞよろしく。
こうなったら広場の人らに絡むのは今度にして今日は他用事を片付けさせてもらうことにします。
絡めなくなる不安もあるけど、縁故希望で悩んでるのもあり。まだフルじゃないと思うとやっぱり。
ちなみに予定が狂ったら妙にキャラが見事にひん曲がりましたが。
百合はパスて人多いから男増やした方がいいのかなぁと。
困惑増やしてたらごめんなさい。
―中央広場―
[ミハエルに手を振られれば、こちらもぱたぱたと振って返した。
エーリッヒと同じ色をした、可愛らしい子。
エーリッヒがマズイと称した、
草を乾かさずに生でたっぷり入れた真緑の苦いパンも、
塩分を減らしたらどんな味になるだろうかと作った綿のようなパン(口触りは良かったので改良型が暫く続いた)も、
とある所から入手した、水を固める粉を使い、水を固めてジャムのようにしたらどんなパンが出来るだろうと作った結果、外はガチガチ、中はぐっしょりの何とも形容し難いパンも、完食した彼女の事は一目置いていた。]
ミハも食べる?新作。
とりあえず二種類作ってきたんだけど。
[と、荷車に置いていた袋から取り出した、一見普通に見えるパンと、淡く光るパンを取り出して見せた。]
……。
ゼルギウスは、言葉による説明。というものが
絶望的に足りない。とボクは思うのだ。
[ゼルギウスの方へ振り返り眉間に皺を寄せ、翠の目が浮かべる表情はころころと変わり忙しい。]
そうならそう、と最初から言ってくれれば
ボクとて嫌疑をかけずにすむだろう。
[>>64 兄に逸れる矛先に、むぅっ、とゼルギウスを下から睨んだ。]
うん、大丈夫、大丈夫。
もう、平気。
[ゲルダの疑問>>67に、ぱたぱたと手を振って。
小さな笑みには、また、少しむくれた]
ふにぃ……。
気は、ちゃんと、つけてるんだよぉ。
[それから、エーリッヒ>>68に返すのは、細々とした反論。
どこがだ、と突っ込まれそうではあるが]
……うん。心配かけるのはよくないから、もっと気をつける。
手、傷めると、糸、紡げないし。
飾りも、作れないもんね。
―ギュンターの家―
はい、頼まれていた分です。
革も広く使えそうですがどうしましょう。
[広場に行く前に立ち寄ったのは村長の家]
[まずは村の維持で革や骨が必要とされていないかを確認する]
[相談もしながらの話は長引いてゆく]
[村長宅を出るのは予定よりも随分遅く*なりそうだった*]
[パンに関しては、取り敢えず静観することにした。
要は他のものを毒見係扱いである]
そいつは悪かったな。
[ちっともそうは思っていない態度でミハエルに]
甘ぇなぁ。
[エーリッヒがユーディットに向ける言葉や、目を逸らす様子に溜息]
うんうん。
ユーディットの作る飾り見るの、楽しみにしてるんだから。
俺だけじゃなく、皆そう思ってると思うよ。
[だから、ね?と笑みかけて。嫌がられなければ、ぽんぽんと軽くユーディットの頭を撫でることだろう]
…… ゼルギウスを見ていると、
言われない言葉が勿体無く思うのだ。エーリ兄。
[エーリッヒに撫でられ乗せられた手に添うように首を傾け、ぽつり小さく不満げに返し、少し悩むようにそう言ってからゲルダに向き直る>>70。]
うむ。勿論食べる。
実はとてもボクはお腹が空いていて、
ゲルダを恋しく思っていた。
[取り出される二種のパンをしっか。と視界に捉えて手を差し出した。]
新作だな! おお。食べていいのかね?
[発光しているパンを見て、好奇心に目をきらきらとさせ、ごく素直に、ひとつほしい。と、手を差し出した。]
君が鞭を揮うなら、飴を配る人が居ても良いだろ?
[ゼルギウス>>77にはそんなことを言って。口に運んだ新作パンを咀嚼する]
ああ、その気持ちは良く解るな。
俺も新しい色を模索するのは好きだ…し……………。
[ゲルダ>>76に返した途中で言葉が途切れた。食べたのは一見普通に見えるパン。パンに視線を落としたところ、小トカゲと目が合ってしまったようだ]
……んー……。
味自体は悪くないと思うけど、食べやすいように細かくした方が良いかなぁ。
これはこれでインパクトあって面白いけど。
泣いちゃう子出そう。
[もっきゅもっきゅと食べ進めながら、感想を紡ぐ]
[年長の二人に続けて撫でられ、嬉しそうに目を細める]
うん、わかった。
……あ、リィにい、後で糸染めお願いしたいって、お師様が言って……。
[言いかけた言葉が止まる。
頼むための糸というのは、紡ぎ途中の自分の仕事で]
……た、から、その糸、急いで仕上げないとなんだ。
ディ、作業場に戻らないと……みんな、また、後で!
[早口にこういうと、とたとたと走り出す。
先ほどまでの注意がちゃんと行き届いているかどうかは、いささか怪しい足取りで**]
[ゲルダからのパンを受け取り、ユーディットの明るい表情に、
うん。とひとつ確かめるように頷いて、]
だ。勿体無い。
[腕はいいと言った部分への同意にも
やはりこくこく頷き>>65]
……。まるっきりっ悪いと思ってないのが伝わるぞ?
反省のいろが見えない。
[力を込めてそう言って、いーっとゼルギウスに歯を向いた>>77。]
/*
パンの中にトカゲ2匹。
トカゲ=動物性たんぱく質摂取源、ってことは、
感覚的にはこっちでいうハンバーガーみたいなもんなのかしら。
ビジュアルはだいぶぐろいけど!
[ゼルギウスが静観しているのには、「いつものパンもあるよ?」と一応言ったが聞こえたかどうか。]
あはは、それじゃこっち通ってよかったかな。
[パンが恋しいと言わんばかりの食べ盛りっぷりを見せるミハエルに、光る方のパンを差し出して。
その様子をわくわくといった様子で見つめていた。]
/*
当初、ボクっ子にしようかと思っていたけどミハと被るので方向性転換。
……幼さが増した気がするけど、キニシナイ。
…………村建て自ら恋愛ハードル高いキャラにしていいのかと小一時間。
まあ、必須でないから!
ちなみに、この時点での独り言が555ptだったんだよ、とそれだけ残しておこうw
その飴が甘すぎるんだっての。
[エーリッヒの返しには不機嫌そうに呟いた]
一々煩ぇなぁ。
[ミハエルにはうっとおしいというようにひらひら手を振る。
その間もユーディットの立ち去る姿は目の端に捉えている。
危なっかしさにやはり眉を寄せつつ]
なら、いつものやつ。
それとそいつが食ってるやつを一つ。
[ゲルダの声は届いていたようで、エーリッヒの食べているトカゲ入りパンを示した]
ああ。時間は常に限られる。
ユーディは気をつけて急ぐといい。
[用事があった、と言うユーディットによく転ぶ彼女には難しいかもしれない声をかけ]
…、──大丈夫だろうか。
[ゲルダから貰った光るパンを手に、少々危うくみえる後姿に呟いた。ぱくり。と発光する食物をひとくちを齧る。
白い膚の頬が内から照らされヒカリゴケのランプのように灯った。]
うん。
[味は悪くない、の感想は、わぁぃと嬉しそうに受け止めた。]
そっか、よかった。ありがとうエーリ。
刻んだ方がいいのか…うん、じゃ次は刻んで入れたものを作ってみる。
[すでに次はこうしよう的な構想は頭の中にあるようで。
と考えていたら、ふいに走り去るユーディットが視界に入る。]
あ、ユーディ!気をつけてね!
[何だかまた急いでいるような彼女に声をかけたが聞こえたかどうか。
大丈夫かなぁと思っていたら、ゼルギウスに声をかけられたのでそちらに向いて。]
うん、ちょっと待って。
[と、何時ものパン――何も入ってないものから、木の実や果実の入った普通のものを纏めて一纏めにしてある紙袋一つ――を取り出し、小トカゲ入りの新作をその中に一つ加えてから、ゼルギウスに手渡した。]
[エーリッヒとミハエルと、ゼルギウスの会話には少ーしはらはらしたり。
そこまで険悪になる事はない、はず。
純粋に相性の問題なんだろうか…とは思いながら、もう暫くは広間でパンの感想を聞いたりと、その場に*留まっていた。*]
[光るパンの一口目を齧り、しかし二口目には中々手をつけず、もごもごと暫く無表情に租借を続ける。兄の言葉に答えるのに、飲み込むまでゆっくり指折り数えて片手分はあった>>84。]
推察をし、観察をし、見えぬを想像し、
聞こえぬを聞き、写し取り、
噛み砕き、理解し伝えるは、
ボクの役目ゆえ吝かでない──が
[光るパンを見つめ、遠ざけてみたり近づけてみたりと、真面目な顔で二口目を悩むような動作をし──頭上を見上げ、パンを掲げた。ひかる灯りを天に重ねるように。]
……掬い取り、ボクが想像したそれが、
ほんとうに正しいか、
わからないのだよ、エーリ兄。
[目を眇めてパンを手元に下ろし]
エーリ兄。
パンの感想は、
どの程度なら述べていいものだろう。
[真剣な顔で釘を刺した兄に尋ねた。
近づけて、遠ざけてから、ようやく二口目に挑む。]
…………。
…
……、母なる大地のような味がする。のは確かだ。
[土の味。と言うのはどうやら控えた。]
想像出来たなら、相手にそれが正しいのかを訊ねれば良い。
それを重ねて行けば、次第に訊ねずとも分かるようになって行くよ。
[にこり、と諭すように言って微笑む]
うん?
………ああ。
[そんな味がしたのか、とミハエルの表現で悟る]
そうだね、そう言う表現なら良いかな…。
[はっきり言ってしまうのと遠回しに言うのとどっちが良いかな、と少し考えてしまった。自分は出来るだけ遠回しに言うようにしていたけれど]
[食べるのを躊躇するようなミハエルに、俺が食べようか?と視線で問う。如何なる味でも作った者に敬意を払うため、残さず食べるのは自分のモットー*だった*]
ふん。囀るのがボクの仕事なのだ。
煩いのは多少なり仕方ない。
[パンに向き合うが忙しく、難解な問題を解くときのような顔をしながらゼルギウスには律儀なほどにそう返す>86。]
其方は、あれだな。
オドリグイ。という奴だな?
ゲルダの発想力には、毎回ながら実に感服する。
[手にとられるもう一種のパンを見ながら、兄がゲルダに告ぐ感想も、興味深々と聞いて頷き]
ああ、お腹の調子あまりよくないな。
[食べたパンが古かったせいか、ゼルからもらった薬を探している。
自分で見つけるのが先か、きのこに気付いたゼルがこちらに来るのが先か**]
―中央広場―
どーも。
ちゃんと作れば美味ぇのにな。
[ゲルダからパンを袋を受け取る。
褒めてるのかけなしてるのか不明な言葉を添えて。
ミハエルの頬が光るのを目端に捉えて]
……あっちじゃなくてよかった。
[目を逆方向に逸らしつつ、小声]
……まぁいい。
パン買う暇が省けたのはいいにせよ、時間食っちまったな。
[エーリッヒの笑顔に、色々と面倒になったらしい。
律義に返された答えは聞こえぬふりか、パンを食べる兄妹に背を向ける]
元凶もいなくなったし、帰るか。
[先程のパンを手持ちの袋に加えて持ち直し、再び家路につくことにした。
親友のミスに気付くのは、自宅に着いた*後のこと*]
聞く。か。
[>>93 兄の言葉と笑みに、ちらりとゼルギウスを見て]
……そうだな。うん。
ゼルギウスなら幸いそこにいるのだし、
わかった。リーエ兄。
なるべくなるべく、留意するようにする。
[こくり、ひとつ頷いて許可を貰って方向を確認するようにこくこくと二度頷く。続く視線の問いにはふるりと首を横に振った。]
大丈夫だ、リーエ兄。それによく味わわねばいけない。
これは、中々、味わう機会のないものだ。
[重々しく頷き、多少慣れたのか四口目を飲み込む速度は多少早くなっているようだった。礼儀とは別に、どれだけ己の味覚にそぐわなかろうと、新しい「味」として記憶しておこうとしている様だった。]
[ユーディットを見送る様子もちらと盗み見、ゼルギウスの小声の感想にべ。と舌を出したけれどそれだけ。]
今日、ボクは、大地というのは、
じっくり噛み締めていると、
意外と甘かったり酸味があったりする。
……という、歴史的な発見をした。
[頬の中の蛍火を飲み込み、食いきる頃に、ゲルダには真顔で味の感想を伝える。]
ゲルダ。しかし、食感が、
少々、砂塵のようなハーモニーを奏でている。
──ボクにも、一つ、普通のパンをもらえるだろうか?
[不味い。とは言わずに迂遠な表現で、しかし、やはり素直に味の感想を伝えた**]
/*
プロロ恒例、深夜の独り言タイム。
気付けば肩書きデフォなの俺だけだったという話。
ところで子供の設定についてよく考えてみたら、薔薇百合かっぷるでも生まれうるってことかしらん。
だとしたらまさに性別なんて飾りですね。
あとエリミハ兄弟(妹)に思わず反応したのは私です(何
あの村も基本設定は似てたしついデジャヴが。
[帰路につくゼルギウスを見送って。ミハエル>>99が頷くのに柔らかい笑みを浮かべた。一度、その頭を優しく撫でてから光るパンに齧りつく]
……うん、これはちょっと受け付けない人の方が多いかもしれないね。
光るパンって言うのは幻想的なんだけど。
これ、かなり生地に練り込んでるよね、ヒカリコケ。
使うんだったらもっと減らすか、表面にまぶすくらいにした方が良いかも。
でも味と食感に癖があるから、少し使うだけでも厳しいかな…。
食感は、練り込むならわざと固めに焼いてしまうのも手かも?
[一口食べるごとに感想を紡ぎ。それを繰り返して試食用として貰ったパンを全て食べ切った]
見た目は面白いから上手く改良出来れば良いんだけどなぁ。
ゲルダ、期待してるよ?
[そう言ってにこりと微笑む。口の中がざらざらしている気持ち悪さはぐっと*堪えた*]
おや、店員 ベッティ が来たようです。
店員 ベッティは、智狼 を希望しましたよ(他の人には見えません)。
─食堂「白雪亭」─
〜〜〜♪ 〜〜〜〜♪ (ぐらぐらぐーるぐーる)
[ご機嫌に鼻唄を奏でつつ、火にかけた壷の中身をかき回すのは、茶色の髪を髪留めで留めた年の頃17歳(外界換算)の少女。
その壷の中では、ぐつぐつときのこのスープが煮立ち、良い香りを辺りへと漂わせている。]
ふっふーん♪ 仕上げに香り付けの香草を振り掛けて〜っと♪
(ぐーるぐーる)んー、どれどれ……
(ちゃぽっ)(とろーっ)(くいっ)
……うん! 今日のスープもとっても美味!! さすがわたし!
[味見の結果も良好。今日も食堂「白雪亭」は千客万来間違いなし。]
おや、道具屋 イレーネ が来たようです。
道具屋 イレーネは、おまかせ を希望しましたよ(他の人には見えません)。
─道具屋 カウンター内─
[香草を使った煙草や茶などの嗜好品や、日常で使われる食器や家庭用品。
他にも手当たり次第に先代の店主が置いていった品物が雑多に並んだ店内に客はなく。
静寂を破ったのは、壁にかかっている的に当たった小さな矢。]
……………暇。
[矢を放った女はカウンターに肘をついたまま、一言ぽつりと呟いた。]
[そうして、一旦壷を火から下ろすと、他の準備へと手を付ける。]
さーて、あとは…………
って、アッーーーー!?
し、しまったぁ。パンの在庫厳しいんだった。
うーん…………(ちらっ)
……うん。まだ時間はある。
ってことで、ゲルダおねえちゃーん。パンをよこせー。
[そう言うと、簡単に戸締りをしてゲルダのパン屋へと足を向けるのであった。]
―自宅―
[自宅に着いた青年は、一息吐く間もなく作業場へ向かった。
パンの中の仔トカゲ2匹はそのまま取り出され、薬の材料用として空いた小瓶の中へ。
作成者には怒られるかもしれないが、注文に加えたのはそれが目的だったらしい。
残ったパン部分は口に入れつつ、他の材料もそれぞれ整理されていく。
最後に乾燥キノコに手を伸ばしたところで、流れるようだった作業はぴたりと止まった]
……んの野郎。
[低い声を洩らす。
数個のキノコを包み直して、それを片手に自宅を出た]
[つかつか、と的まで歩いて刺さった矢を抜き、不機嫌な表情のまま溜息をついて。]
…あーーーーーーもう!
今日はもう閉めよ!
今まで誰も来てないんだからこの後も来ないに決まってる!
[おなかも空いてイライラしている為に乱暴な所作で外に出ると入り口の扉に『また明日』と書かれた看板をかけた]
─糸紡ぎの工房─
[からから、からから。
音を立てて回る、まわる、糸車。
その動きにあわせ、草の繊維は一本の糸へと姿を変える]
……うー、お師様も、同じ事いうー。
[糸車の弾む音にあわせて上がるのは、拗ねたような声。
それに、糸紡ぎの師はたのしげに笑うだけ]
……ディだってちゃんと気をつけてるし、転ぶのもや、なんだよぉ、ほんとにぃ。
……さて。
閉めたはいいけど今日これからどうしよっかな。
[看板をじっと見たまま、頭を掻いて空を見上げ。
時間を考えると食事には早く、かといってどこか遊びに行くのも気が引ける。
眉を寄せたまま暫く考えてから出たものは。]
…煙草用の茸でももらってくるか。
あー、でもなぁ。
まだ煙草もお茶もたくさんあるんだよなぁ…。
どーしよっかなー、ご飯前にさっぱりしてくるってのもありかなー。
[店の前で腕組みしたまま考え込んで。]
[からから、からから、と紡がれていく糸。
やがて、積まれた繊維の半分は、うっすらと緑を帯びた白の糸となる]
うん、もう少し、かな。
[糸の出来具合を確かめて、呟く。
傍らにやって来た師に出来上がった糸を見せると、穏やかな笑みと共に、続きはまた後で、と言われた]
ふに?
いっぱい休んだから、まだがんばれる、よ?
[首を傾げて問うと、頭をなでられて。
手に無理をさせるから、とたしなめられた]
んー……でも、急ぎってー。
[反論は、また痛い薬を使われたいの? というからかいの言葉に遮られ。
結局、道具を片付け、工房を出る事になった]
―道具屋付近―
[友の家までは距離があり、その分だけ機嫌の悪さも蓄積して行く。
苛々を隠そうともせずに歩く途中、差し掛かった店の前に人影1つ。
掛けられている看板をちらりと見て]
サボリか?
[挨拶もなしに、人聞きの悪いことを言う]
ん?
うん、今日はお客来なさそうだし。
そっちこそどうしたのさ、この時間に出歩いてるなんて珍しいじゃん。
[考え込んでいるところに声をかけられ、そちらに視線を向けて。
挨拶もなく不躾なことを言われてもいるが、特に気にすることもなく頷いて言葉を返した。]
……ふにぃ。
[工房を出たはいいが、なんとも所在無く]
んん……どうしよう、かなぁ。
ルゥねえは、もう、お店戻ったかな?
[とりあえず、パンを買わないとならないんだった、と思い出し。
とてとてとてとて、そちらへ向けて歩き出した]
―自宅―
[無事に薬は見つかったらしく落ち着いて寝転んでいた]
さすがゼルの薬だ。
[賞賛の言葉を送る相手が、今はお怒りなことなど知らずのんびりとしている]
/*
そして、ここで生じる新たな問題……!
この人数の場合は、妖魔と占い、どっちを削るっ……!
妖魔、かなぁ。
そこらは、集まらないようならアンケとろか……。
―中央広場―
[ミハエルの母の大地の味>>91=お母さんの味、と受け止めて。
そんな風な味になったのならよかった、と真逆の感想を受け取った。
エーリッヒの感想には>>92素直にこくりと頷いて。]
それじゃ、少し赤い粉か、黒い粉をを入れてみようかな。
…あ、ごめんごめん。
[と再び思考の海に沈む前に声をかけられ、紙袋を二つ分渡しておいた。一つはミハエルの分だ。
そうしてどのくらいの量を入れようかとか考えていたので、兄妹の微妙な会話には、不幸な事に気づく事が無かった。
ふいに聞こえた「オドリグイ」の単語は、逆に知らない言葉だったので内心首を傾げたが、ミハエルに尋ねるタイミングを逃してしまい。
後で誰かに聞こうかな、とかそんな事を考えていた。]
ま、ただでさえ少ないかんなぁ。
[実際のところはどうだか知らないが、道具屋をちらりと見て言う。
己もたまに利用してはいるのだが]
出歩かざるを得ない状況になったんだよ。
ユリの野郎の所為で。
[問われれば再び不機嫌な表情になりながら、キノコ畑の主の名を出した]
─中央広場─
[ゲルダの家に向かう道すがらに中央広場を駆けて通る。]
…………って、あれれー?
[と、ゲルダを見つけて急ブレーキ。]
行こうと思ったら、既に目的がそこにいたでござる。
おーい、ゲルダおねえちゃーん。
[ブンブンと手を振って、そちらへと駆けていった。]
―中央広場―
[なんだかミハエルから素敵な感想を貰った気がして>>100、そっかとちょっと微笑んで頷いて。
ただ続いた言葉と、続いてエーリッヒの至極真っ当な感想>>101に、これまたそっかと、今度は神妙に頷いた。]
そっか、触感…。混ぜすぎたかなぁ。
うん、光るパンっていいなって思って。これなら食べ忘れないでしょ?
[何か食べるという目的とは違ってきているのだが。
とはいえマズイ、食べれない、そんな感想がなかったので、これまた次に繋げる事にした。]
あ、エーリに渡しておいたよ。二人でどこかに行くのかと思って。
[ミハエルにパンを求められればそう告げ――た所で、別な方面から声をかけられ振り返った。]
あれ、ベッティ。こんにちは。
今日はお店休みだっけ?
[そろそろ開店の時間だよなーとか思いながら、彼女にそう尋ねた。]
ん、そういうこと。
それに、別に店がしまってたって欲しいもんがあるときゃ皆勝手に入ってくるしねー。
それなら開いてようが閉めてようが別に関係ないじゃん?
[それこそ真夜中でも欲しいものがあれば客は来るし、それにちゃんと応対もしているので、気楽に笑うものの。
ゼルの話を聞けば彼の不機嫌な表情とは対照的に、面白そうな笑顔に変わった。]
相変わらずだね、あんた達も。
ちょうどいいや、あたしも一緒に行くわ。
煙草用のもらってこようかと思ってたんだ。
―自宅―
そろそろ来る頃かな。
[本来、親友に渡すはずだった乾燥したきのこを入れた包みを用意して、
ついでにお茶キノコを乾燥させたものと、湯を沸かしてキノコ茶の準備。
試作品の緑のキノコは茶請け代わりに、輪切りにして小皿に盛った]
名ばかり店主というやつだな。
[さらりとそんなことを言い]
ついチェックを怠ったのが甘かった。
たく、あいつも1人になって随分経つと言うのに……
[ユリアンの話になれば、当の本人から褒められたとは知らずに文句を垂れる。
一緒に行く、という言葉にはちらと目を向けたが、拒否することもなかった]
─パン屋前─
[とてとて、とやって来たパン屋に人の気配はなく]
……にー、まだ配達中、かなぁ。
[どうしよう、と首を傾げてしばし悩みこむ。
ここで待つか、探しに行くか。
どちらが行き違いを避けられるか。
……悩む間に動く、という考えは、ないらしい]
[てってってーと駆け寄ると、そこには先客。]
あ、ミハエルねーちゃん。最近調子はどう?
[そう言ってにこりと挨拶をする。]
お店は今日もやるよー。ただちょっとパンが不安でね。
おねえちゃんのところに分けてもらいに行くところだったんだ。
/*
どこに行こうか悩み中。
ここで広場に戻ると、不在組が回想に溺れそうだからなぁ。
……あえて単独で動いて、マップ開拓しよーかなぁ。
そりゃねー、引継ぎする間もなくだったから名ばかりにもなるっての。
…ほんと相変わらずだねー。
ユリアンのことだもん、ゼルが取りに来るの見越して準備して待ってるよ。
[あっけらかんと笑って言ってのけ、ゼルが文句を言うのにくすくすと笑いを零し。
同行を拒否されなかったのを確認すると、早速きのこ畑の方に向かって歩き始めた。]
―中央広場―
あ、そうだったんだ。
切り分ける用の長パンはまだ焼いてないから、後で届けるよ。
丸パンならいくつかあるんだけど…。
[と言いながら、ごそごそ配達用に分けていた分何袋かをベッティに差し出した。]
とりあえずはこれで足りそう?
それから、これはおまけ。
[そう言って、袋の上に新作の、見た目が普通に見えるパンを置いた。
中身は小トカゲ2匹入りのアレである。]
[しばらくの間、少なくとも見た目は真剣に悩んでいたものの]
……ん、先に、向こうを見て来るんだ。
[帰ってきた頃に尋ねた方が、多分、確実に会える、と。
そう、思ってまたとてとて、と歩き出す。
向かうのは、家のある方……ではなく。
人の住む辺りからはやや離れた、洞窟の奥の方]
ま、いいんじゃねぇの。
今んとこは支障もないようだしな。
[あいつと違って、と付け足して]
それがまた腹立つんだよ。
分かってんなら向こうから来るのが普通だろうに。
[尚も文句を重ねつつ、だがなければ困るのはこちらなので結局お決まりどおりに足を向ける。
拒否はしなかったものの、あまり女性に優しいとは言えない速度の早歩きだった]
― →ユリアン宅―
っくしゅん。
[今日はやたらくしゃみが出るとか思いながら、自分のことが噂になってるとは思ってもいなかった。
ユーディットの紡いだ糸で織られたネットに、乾燥したお茶キノコを入れ、沸かしたお湯に沈めた。
お茶が出来上がる頃、来客に家のドアを開けて]
親友よ、すまなかった。
けれどこれはゼルがちゃんと、きのこの間違いに気付けるかという親友からの試練の為だった、ということにしといてくれ。
[そこまで言ってから、イレーネもいることに気付き]
っと、イレーネも一緒だったか。
お茶用意してあるんだ、あがってく?
新種のきのこも、今日収穫できたんだ。
[包みをゼルギウスに渡しながら、そう二人を誘った]
まぁねー。
[付け足された言葉にはやっぱりクスクスと笑いながら頷いて。]
その辺はさー、ゼルの性格知ってるからじゃないのー?
[文句を言いながらもちゃんと取りに来るのを読んでいるだろうと言外に言って。
ゼルの早歩きに合わせるわけのではなく、会話が出来る程度の距離を保ちながら自分のペースで歩いてユリアン宅へと向かった。]
─中央広場─
うん。本来ならもっと早い目に対応しとくべきだったんだけど。
うっかりうっかり。
わ、ありがとう。
[受け取った袋の中身を確かめると、取り敢えずの分は足りる量。]
(ごそごそ)うん、これならとりあえず。
[だが同時に差し出されたものに、ひくりと僅かに頬が引き攣る。
おまけという言葉に、どうにも嫌な予感が……
見た目が一見普通なのも逆に怖いところ。]
う、うん。ありがとう。
[お礼を言うものの、声に動揺が僅かに混じっていたり。]
と、ところで。こ、これの中身って、聞いても、い、いい、のかな?
─ユリアン宅─
[ゼルに少し遅れてユリアン宅に着くと、丁度ユリアンがゼルに話しているところで思わず噴出してしまい。
笑いをかみ殺しながらユリアンに手を緩く振って挨拶をした。]
うん、ちょうどうちの前でゼルと会ったからついでにね。
煙草用のきのこがあったら欲しいんだけどなー。
って、新種?
何に使えるの、どんなのかみせてくれる?
[お茶をすすめられると、んじゃお邪魔しまーす、と頷いて中に入った。]
─洞窟の奥・小広場─
[とてとて、とてとて、と歩いてたどり着いたのは、洞窟のやや奥まった場所にある小さな広場。
ふわふわとした苔に覆われたそこは、お気に入りの場所]
……おーい。
元気、かい?
[ふわり、とスカートの裾を翻しながら、奥の岩場へ向けて呼びかける。
それに応えるように、のそ、と岩の上に現れたのは、鮮やかな色のカラを背負ったかたつむり]
ふに。今日も、元気そうなんだよ。
[現れたそれに向けるのは、嬉しそうな笑い顔**]
─中央広場─
蜥蜴入り。
ああ、エーリが悪くないって言ってくれたから、味の方は大丈夫だよ。
[不安にさせては申し訳ないので、味については保証済みと告げる。
丸ままとか2匹とか、そういう所まで言ってないのはうっかりだ。蜥蜴嫌いにはそれ所ではないが。]
―ユリアン宅―
何が試練だ。
[来訪早々の出迎えの言葉に不機嫌さMAXで言い放った]
気付いた時点でそっちから来いと言ってるじゃねぇかいつも。
そもそもあんな初歩的な間違いをだな……っておい、聞け。
[小言はイレーネを迎える言葉に遮られた。
遮られたまま包みを受け取って、不満げながらも持っていた包みを返却]
……折角だから貰う。
[言い足りない文句により釈然としないまま、誘いには乗った。
イレーネの言う通り、性格は熟知されているらしい]
―自宅―
[ゼルギウスの怒りの言葉、そして続く小言にどう言葉を返そうかと思っったり。
そこで笑いを堪えるような様子のイレーネに気付き手を振り声をかけた。
二人から誘いを受ける言葉をもらい、家に招きいれながら]
新作のきのこは食用だけど、他にも使い道があるかもしれない。
エーリの染料の材料とか。
[イレーネの疑問の声にはそう答えて、まだ不機嫌そうなゼルギウスには]
ゼルのことは信用してるからさ、色々と。
[フォローの言葉をかけておいた。
二人が家に上がったら、巨大キノコの椅子を二人に薦め、
椅子よりもさらに一回り大きいキノコの机の上、二人の前にお茶を置いた。
焼いて輪切りにした新作の緑色のきのこはお皿に盛られた状態でその机の上においてあり]
これなんだけど。
─ユリアン宅 室内─
[釈然としない顔のままユリアンの誘いを受けるゼルを見て、また笑いをかみ殺し。]
怒らない怒らない、いつものことじゃん。
[そうゼルに言いながら中に入り、ユリアンから勧められた椅子に座って、新作の茸を見。]
…緑だね。
[見たままを口に出した。]
この色なら確かにエーリが使っても遜色なさそうだけど…
これって食用って言ったよね、もう味はみたの?
[ユリアンに向かい首を傾げて、食べていい?とも問いかけた。]
─中央広場─
(ぴきっ)
[ゲルダの言葉に、凍りつく。
いや、蜥蜴入り自体は別にいいのだ。貴重な動物性蛋白質源だし。料理には良く使うし。
だが……]
(なんだろうこの背中を伝う汗は。わたしの勘が警鐘でカンカンいってるよぉ。)
そ、ソウナンダー。じゃあ、いただいておくよー……
[言葉は硬く棒読みになってしまっていただろう。]
─中央広場─
[良かった。と伝えた感想にゲルダが言うにうむ。と頷く>>115。]
ゲルダの目指す味になっているのなら何よりだ。
ボクは、ゲルダにいつも、
たくさんの発見をさせてもらっている。
[>>119ゲルダが浮かべる笑みに、ぱちくりと翠の目は一度瞬き、それから、にい。と笑う。]
なるほど。忘れて黴ていると悲しい。
師匠は、たまに買い置きしたのを忘れて嘆いているからな。
[重要な発想だ。と、二つ目の通常のパンは、ぱく、ぱくりとあっと言う間に食べ終えて、ぺろりと指を舐めた。]
[兄に撫でられこてりと細い首が傾ぐ>>101。
兄が感想を伝える間、その表情をじいと見上げて]
……エーリ兄は、凄い。
[考えられ、きちんとしたアドバイスまで渡す様子に、
うん。と、ごく感心したように頷き、
>>124 やってきた挨拶の声にくるり、と振り返った。]
ああ。ベッティ。
うむ。相変わらず、ボクは忙しいぞ?
洞窟の中のことを覚えて、それから語りにしないとならない。
今日も、歴史的発見に立ち会ったところだからな。
大地の味を深く味わったんだ。
[ゲルダのパンの味との出会いについてを、ごく真面目な顔でそう伝えて頷いた。]
/*
眠いと エーリ兄の名前を 間違えがちで困る。
脳内変換を お願いしたい。
すまん、エーリ兄。
[顔を手で覆った。自分に溜息をついた。]
―ユリアン宅―
[噴きだしたイレーネは軽く睨んでおいた。
フォローに返事するのは諦めたらしく、無言のまま同じ目をユリアンにも向けた。
中に入って暫くは見慣れたキノコの机に片肘をつくなどしていたが、置かれたお茶を一口頂く頃には少しは落ち着いて]
変な色だな。
[感想はそんなものだったが、新作キノコの一切れを摘んで、裏返して眺めたりしている。
パンの時程警戒していないのは、一応は信頼している証か。]
―自室―
[イレーネには先ほどのフォローを感謝しつつ]
うん、緑だ。
[二人の色の感想には頷いて]
この焼いた状態で食べてみたけど、なんだか独特の味がした。
説明は…難しい、草とかそういうのに近いような、でも違う感じだった。
[胡瓜を知っていれば胡瓜のような味と、簡単に伝えることはできたのだろうが、生憎とそんなものを知るはずもなかった]
とりあえず、うん、食べればわかる。
[そう言って裏返したりしているゼルギウスの方を見ながら、自分が先に一つ摘んで食べた]
─中央広場─
うん、期待してていいよ。
[棒読みも気にせず、こちらは凄くにこにこと、ベッティに悪意のない笑みを向ける。
そういえばエーリッヒが「子供が泣くかも」とか言っていた件についてはするっと抜けていた。]
あ…いけない。
私残りの配達と、ユリアンのところにパン用の粉取りに行ってくる。
それじゃベッティ、また後でね。
エーリとミハは味見してくれてありがとう、またお願い!
[そう3人に告げると、ちょっと危なっかしい操作で中央広場を荷車を引きながら横切り、別の家へと向かって行った。]
中
…読み方が混ざってきてる気がする。
エーリ、ミハ、ゼル、ベッティ、イレーネ、レナーテ、ユリアン
こんな感じかな…。
長い名前の人は略。
そしてミハエルをうっかり略していた件について。
…まぁどう呼んでも問題ないかぁ。
ふふふ。
うん。
エーリ兄が、染色用のきのこを買いにゆく。
というので同行中なのだ。
きれいな色に布を染めるための。きのこだ。
[何処かに行くように見えた。と言ったゲルダにとは、嬉しそうにそう答えて、渡された袋の行方には頷きで理解を示し、エーリッヒの袖を引いて首を傾ぎ貰って良いかを尋ねるように見上げた。]
いや、こちらこそありがとう。
お腹がくちくなるのは幸福だ。
[>>144 荷車を引いていくゲルダに、笑み手を振って見送る。]
[ゼルに睨まれてもどこ吹く風というように平然として。
ユリアンからきのこの説明を聞くと、自分も一切れ手にとって口に運び、味を確かめるように目を閉じて。]
……んー…
これ、生で食べてみたい。
あと、乾燥させたのとかもあればそれも。
食用でも染料用でも、乾燥させた方が日持ち良いし。
[ユリアンを見ながら、そんなことを言ったのは職業柄だろうか。]
[ミハエルの言葉にふぅんと頷く。]
そっかぁ、新しいお話出来たら教えてね。
…………大地の、味?
[至極真面目なミハエルに首をこてりと傾げる。
まさか今手にあるパンのことだとは思い至らず。]
[ゼルギウスからの視線には次からは気をつけるからと、これで親友とこんなやり取りをするのは何回目だっただろうか]
今日取れたばかりだから、乾燥したのはまだない。
できたら、またその時に取りに…あ、持ってくよ。
[言い直したのは、先ほどのゼルギウスとのやり取りのこともあったからだったりする]
生は、
まだ試してないけど、食べてみる?
[かごに入った緑色のキノコを持ってきて、イレーネに見せた]
うん。ゲルダの新作だ。
ランプのように光るパンで、
より正しく言うなら大地の味に、
さらに甘みと酸味の深みを足したものだった。
[やはり真顔で、ベッティに自分が食べた方のパンの説明をする。]
蜥蜴のオドリグイの方は──口にしていないが、
そちらの味はエーリ兄の保障付だ……が、
[途中で、何か引っかかったように、翠の目が横に流された。]
……、ベッティは蜥蜴は好きだっただろうか。
[三秒ほど止まってから、視線を戻して尋ね]
─中央広場─
ウン、期待シテオクヨー。
[張り付いた笑みを浮かべて反応を返す。
何故だろう、涙が出てきそう。
だが、もう行くというゲルダの言葉に、]
んあ? ……ああ、うん。わかった。いってらっしゃい。
あ、パンありがとー。角パンも待ってるねー。
今日のスープも上出来だからー。
[危なっかしい操作で荷車を引いていくゲルダを手を振って見送った。]
草?
[例えに眉を寄せてそちらを見たが、ユリアン本人と次いでイレーネが食すのを見て、摘んだそれを同じく口にいれた。
暫し無言で味わう]
……草というからもっと泥臭いかと思った。
メインに置くにはちょっと味が薄いが。
[咄々と感想を述べる。
運ばれてくる生キノコを横目に、焼いたほうをもう一切れ摘む]
うん、嫌いじゃない。
そっか、まだ乾燥したのはないんだね。
じゃ、出来てそうな時にでもまた取りに来るよ。
あたしは暇だからね。
あ、食べる食べる。
ちょーだい。
[わざわざ言い直したのにはくすりと笑って。
生のままのを持ってきたのを見れば頷いて手をのばした。
躊躇がないのは信頼しているからか、探究心からか。]
確かにメインには少し。
[ゼルギウスの感想に頷いて]
ベッティやゲルダにも後で試食させてみるか。
ゼル、いくつか持ってく?
[嫌いじゃないともう一切れ摘むゼルギウスに聞きながら、すでにキノコを入れるための別の包みを用意していた。
互いによく知った仲のこと、気に入ったのなら遠慮をする理由もないだろうと]
─中央広場─
[ゲルダを手を振って見送っていたが、]
…………はい? ランプのように?
えーと……ヒカリ、ゴケ、なのかな?
………おねえちゃん、なぁんでまたそんな微妙なものを。
[思わず、ミハエルに問い掛けてみたり。]
……で、踊り食いね。うん、大体把握した。
その保障は……ねぇ。
[目をそらすミハエルに、こちらもうーん、と考え込んでいたが、ミハエルから声を掛けられると、]
…………いや、まあ。嫌いじゃないよ?
貴重な蛋白源だし。
……でも、パンにまるごとは……ねぇ。
[包みに入れた緑のキノコをゼルギウスに渡し、
イレーネが取りに来ると言うのには頷いて]
ゲルダのパンよりは多分、大丈夫だと思う。
[引き合いに出したのは先ほどのパンを食べたせいでもあったり。
広場であったことを知るゼルギウスの反応はどうだったか。
躊躇なく伸ばされるイレーネの手を一度見てから]
どう?味とか。
[イレーネがそれを口にするなら、そう感想を聞いてみた]
ゲルダのパン…
あれはあれで、独創的だと思うよ?
[広場での一件は知らないが、けして誉めているわけではないが否定しているわけでもない言葉でそう表現して。
手に取った緑の茸をそのまま口にして、先ほどと同じように味わいながら食べ終えると小さく頷いた。]
ん、あたしは生の方が好きかな。
味付け次第だけど、細切りにして蜥蜴の肉と一緒に和えたりしたら美味しいと思う。
─→ギュンターの小屋→キノコ畑─
ギュン爺、パン届けに来たよ。
[配達も終わりに差し掛かった頃、村長の家へとパンを届けに顔を出す。
パンの入った袋を渡すと、ギュンターは中を確認し始めた。]
今日も普通のしか入れて無いよ?
[警戒されているのは、いつぞや新作をうっかり入れ込んでしまった為だ。
信用無いのは自業自得だが、ちょっとしょんぼりしながらギュンターを見ると、向こう側にレナーテの姿を見かけた。]
あれ、レナーテ。届け先ってギュン爺の所だったんだ。
あ、ユリアンの所にはこれから行くんだ。帰りにそっちに寄るね。
[遅くなってごめんねと小さく謝罪してから。
軽くなった台車を引いて、ユリアンの畑へとたどり着いた。]
─中央広場─
光っていれば忘れていてもみつけられるから。と、
ゲルダは言っていたぞ。
新しい着目点として素晴らしいと思う。
[ベッティに尋ねられ、やはりごく真顔で答える。
ミハエルの後ろで、エーリッヒが最初の心配どおりにベッティが驚愕に陥ることなく済んだことに、ほっとして、苦笑いのひとつもしていただろうか。]
女性があまり、生きている蜥蜴を好まないのは、
話として聞く。
……。そうだな。
生を噛み切る、となると、
想像した際にはボクでも悩むかもしれない。
新しい体験では、あるのだけれど。
独創的、か。
[言葉を切るように、呟く風だったのは先ほど食べたパンのことを思い出したから。
きっと味は、古かったからだけじゃないはず]
あたりはずれがでかいのが難点というか、本人は一応味見してるんだよなと疑うときはある。
[そう、苦笑を浮かべて、生で食べた感想を聞けば何度か頷きながら、自分もそれを口にしてみた。
ゼルギウスも一緒に食べていたかもしれない]
蜥蜴の肉、
[レナーテの姿を一度思い浮かべてから]
料理のことはベッティとかにも聞いてみるとよさそうだ。
―キノコ畑の小屋―
[荷車を畑の隅に置いてから、最後の袋を手に小屋のほうへと顔を出す。]
ユリアンいる?
粉をもらいに着たんだけど……あ、イレーネと…ゼル?何してるの?
[ゼルギウスは帰ったんじゃなかったんだと思ったが、ユリアンと仲がいい彼がここに居る事自体は別に変ではなく。
二人にひらと手を振ってから、手にしていた包みをユリアンに渡した。]
とりあえずこれ、はい。
あ、それからレナーテが、ユリアンに蜥蜴の肉はいる?って言ってたよ。
あたしはゲルダのパン嫌いじゃないよ。
たまに食べ切れなくて困ることもあるけど。
[食べきれないのは量の問題でなく、味や食感のせいで、だが。
それでも新しいことに挑戦し続ける彼女は嫌いじゃないから。]
うん、肉の方は湯がくか炒めるか、火を通した方がいいと思うけど。
その辺はあたしよりベッティたちが考えた方が美味しくしてくれるだろね。
[そう言いながら、もう一度焼いてある方を口にして。]
あ、ゲルダ。
ちょうどゲルダの話してたんだよ。
[ゲルダがきたのをみれば笑顔で手を振って。]
あたしは煙草用のきのこもらいにきたんだけどね。
今はこの新種の茸の味見させてもらってるとこ。
[そういうと、目線で緑の茸を指した。]
そういえばエーリ兄。
きのこを貰いに行くのは直接に、
ユリアンのところかね?
それとも、イレーネのところかね?
[はたりと気づいたように振り返り兄に問い、答えが返れば、では行こうかと、こくり頷いた。]
ベッティの方は── まだ、用事の途中かね?
[この後どうするのかと尋ねるように首を傾ぐ。]
と……。
ああ。それと、
そうだ。
もし、レナーテを見かけたら、
ミハエルが探していた。
と、その様に伝えてもらえるだろうか。
[急ぎではないのだけれど、と付け加えながらベッティに頼む。食堂であれば人の多くが顔を出すだろうから。と]
蜥蜴狩りの場に、ついていきたいんだ。
[頼みたい用件を簡素に添えて、できれば。と伝えた。]
─中央広場─
…………いやー、その発想はなかったわー。
[ないわー、という風な溜め息混じりにそう呟く。
真顔で言うミハエルに対しても、言っても無駄と悟ったらしい。]
……いや、まあわたしはいわゆる料理人だし。
その生きてるのを調理するのも少なくないしねぇ。
あー、でもまあ蜥蜴は生で食うものじゃないと思うんだ、うん。
嫌いではないな。うん。
好きでもないけど。
[食べきれないとの話には、その原因はすぐに思いついた。
自分は出された食べ物を残すことはせず、きちんと食べている。
それでもゲルダが自分に新作の試食をお願いしないのは、返る感想が参考にならない簡単なものだからだろうか。
自分は料理は得意な方ではないので、きのこの調理法の話には素直に頷き]
今度自分でも試してみるよ。
[ゲルダの声がかかり、中に招き入れた。
渡される包みを受け取りながら、中を確認せずに一度受け取り、
ゼルギウスの視線を感じた気がして、中を確認した]
ありがとう。
粉は向こうの乾燥小屋の方、後で荷台に積んでおく。
[二人のことを聞かれれば]
ゼルとイレーネには新作キノコの試食してもらってる。
[ゼルギウスがキノコを間違えていた事についても、語ればゲルダも納得がいくだろうか。
イレーネが来た理由については考えたりもしていなくて、そういえばとイレーネのほうを見たり。
煙草用のと聞けば、ああ、と頷いたり]
レナーテが?丁度、蜥蜴の話出てたんだ、少しもらいたい。
―キノコ畑の小屋―
私の話?
[何の話だろうと少し首を傾げた。
煙草用の茸をとイレーネが言うと、あの煙の良し悪しが良く分からない自分は、そっかと、小さく頷くだけで。]
あ…煙の吸いすぎって身体によくないんじゃなかったっけ?
程ほどにね。
[新種の茸、にはえらく興味を引かれたのか、少し目を輝かせて緑色の茸を見た。]
新種…私も食べていい?
[とはユリアンに向かって尋ねて。
承諾が出れば一つ摘んで口に運んだ。]
[緑色のそれを口に一つ含んだ後、噛みもせずに少し固まって。]
…………。
[次第に涙目になった後。]
……………………………。
これ、美味しくない。
[珍しく――本当に珍しく、ともすれば初めて。
彼女がマズイと*口にした。*]
中
秋たんだろう!ばーかばーか!
きゅうりなんか作ってんじゃないよ!。・゚・(ノД`)・゚・。ビエエエエン←きゅうりきらい。
─中央広場─
うん? わたし?
[ミハエルの言葉に首を傾げ、うーんと考え、]
…………あー、そろそろ開店準備しないと。
あ、レナーテさん? うんわかった。お店に来たら伝えておくよ。
じゃあ、わたし帰りまーす。良かったらあとで来てねー。
[そう言ってパタパタと手を振ってその場をあとにした。]
[ゲルダのパンに対するユリアンの言葉には同意するだけに苦笑を返して。
そういえば自分の用件はちゃんと伝えていなかったと思い出し、少しばつが悪そうに頬をかきながらユリアンをみた]
ごめん、そういえばまだ頼んでなかったけど。
煙草用のきのこ、もらえるかな。
いそぎじゃないから今ないならまた今度で良いんだけど。
─中央広場─
[素直に溜息をつくベッティにぱちくりと翠の目を瞬き]
そうだな。ゲルダは素晴らしい。
欲を言うのなら、ベッティの料理の様に美味しいと、
幸福な気持ちになれてより良いな。
[緩やかに二人をそれぞれ褒めて笑い、頷く。]
うん。
口の中で、命を断つのか。と、その様に考えると、
とても。噛むのに覚悟がいると思った。
─食堂「白雪亭」─
…………本当に丸ごと2匹ッスかー。
[帰ったあと、おまけで渡されたパンをばらして嘆息。]
[蜥蜴はそのあとスタッフが美味しく(別の料理に使って)いただきました*とさ*。]
んー…、あたしも何が良いのかわかんないから何とも言えないんだけどねー。
どんなもんでも在庫は切らすなってのがおっちゃんの教えだからね。
[煙草に対して好印象は抱いていないだろうゲルダの反応には、ん、と小さく頷きは返したものの、困ったように苦笑して。
ともすれば唯一と言って良いかもしれない先代の教えに背くわけにはいかなかった。
ゲルダが緑の茸に手を伸ばすのは普通にみていたが、続いた反応には目を丸くして、ユリアンとゼルを見た。]
[>>170 開店の準備と聞いて、もうひとつ頷く。]
暖かな湯気と賑わいのある白雪亭が、ボクは好きだ。
[誘いに頷く。]
では、あとで。
[宜しく、と、伝言についても頷いて、
ベッティと別れ、エーリッヒと歩いていく。]
[ゲルダの手前大騒ぎはできないものの。
驚きに目を見開いた顔は二人に何が言いたいのか伝わっただろう。
とりあえず落ち着こうとすっかり冷めた茶を一口啜ってから、ぽつり。]
ゲルダの口にあわないもの、初めてみた。
[何の話か聞かれて]
ああ、パンのことだよ。新作キノコをゲルダが使えないかとか、そういう話。
[嘘は言ってなかった。
煙草の話には二人の話を聞くだけに、目を輝かせて、緑色のキノコを見る様子に頷いて、ゲルダが摘んで食べる様子を見ていたり。
その反応は意外なもので、自分も珍しく驚いたような様子を見せていた]
ゲルダに…嫌いなものが…
[何度かゲルダと緑色のキノコを見比べてから]
うん、誰にでも嫌いなものってあるんだな。
[イレーネの視線を受けてそんな言葉を呟き、そこで煙草用のキノコの事を思い出すと]
乾燥小屋にまだあるから、パンキノコの粉、積み込むついでにとってくる。荷車は、いつもの場所?
[3人にはそういい残し、ゲルダに確認をしてから乾燥小屋の方へと向かった]
[荷車に粉の入った袋を二つ積み込むと、煙草用のキノコを包みに入れて戻ってくきた]
イレーネ、ちゃんと確認したから。
[やっぱりゼルギウスの視線とか受けた気がして、そう言いながら渡して]
ゲルダ、荷車運ぶのは手伝うよ。
一人じゃさすがに大変だろうし。
後、新作キノコ、イレーネもいるなら持ってく?
っとこれ名前つけた方がいいかな?
[ゲルダに聞かないのは先ほどの反応のこともあってのこと。
3人に新作キノコの名前のことを聞きながら、その答えはなんだったか]
─道─
[エーリッヒと歩く時間は、ゆるやかに流れる。師匠の話、洞窟の話。暗い中に棲むトカゲの話。"時間"の話。──"星"の話。]
師匠が言うには、洞窟の天井に、淡いひかりが、
たくさんたくさんたくさん灯ったようなのだと言う。
[歩きながら、上に手を伸ばし]
そして、それは、どれほど高くのぼっても、
まださらに上にあるのだと。
エーリ兄が描く絵なら。
そのようなものを──ボクでも手にできるだろうか。
[洞窟の中では見えぬものを語る間は歩が緩み、ユリアンの家に辿りつくに掛かる時間は長い──それに気づいて、時間の短縮の為に、ミハエルが駆け出すまでにも、相当の時間を食った。]
→きのこ畑のユリアンの家─
[たたたと駆け足が畑を抜け、
ととん!と、続くノックの音もどこか急く様。]
──ユリアン! きのこはあるだろうか!
[入り口の戸をあけて、は。と、
軽く息を切らせて先行し飛び込むのは妹の方が先。]
エーリ兄が、染色用にと──
うん? ああ。なんだ。
イレーネもこちらにいたのか。
…? なにかあったのだろうか。
[道具屋を営む店主の姿をみつければ、ユリアンの所にきて正解だったようだとそう頷くも、ゲルダの感想に対しての空気を察してか首を傾げ周りを見回し]
……
[その場に、本日二度目に遭遇するゼルギウスの姿をみつけてしまい、う"っ、と*少々言葉に詰まったような顔をした*。]
―自宅―
[3人の意見を聞く前だったか、後だったか、
忙しないノックの音、続く声に]
ミハエルか。
[戸を開ければミハエルが飛び込むように、続けてエーリッヒがきて]
エーリの染料用か?
[すぐに答えはミハエルから返り、
息を切らせる様子のミハエルには、お茶を入れて差し出した。
疑問を浮かべるミハエルには]
ああ、新作キノコを試食してもらっていた。二人もどうだ?
[エーリも上がるならそちらにもお茶を差出し、二人に緑色のキノコの入った皿を示したり。
ミハエルの様子とゼルギウスの姿に気付けば二人の様子を*見比べたり*]
[肩が動く位に、大きく息を吸って吐いて]
ユリアンは気が効く。素敵だ。
[>>喉が渇いていたのか、わかりやすくユリアンに差し出されるお茶に飛びつき、ぱっと目を輝かせた。立ったまま、両手でカップを持ちこくりと喉に水分を通す。]
ふー…、新作? きのこ?
ユリアンが作ったのだろうか。
うむ、頂けるのならボクは覚悟を持ちなんでも食べる、が…
[真面目な顔でそう言って、ユリアンに彼の親友と改めて見比べられると、む。と、カップの影に、*顔を隠した*。]
/*
国にお邪魔しての初参加なのにも関わらずあまりにしゃべりすぎだろうという脳内突っ込みが聞こえる。
ボクは、しんもんで本当に足りるのかとか考えた方がいい。
出、入りー。は、あまりしないほうが、
いい、様な、気がしてもいる。
作法が わからない…、のは、わりと悩むところだな。
あとできるのは、3、4発言か。
うん。出ないで頑張る方がまあよさそう。
明日の夜には開始なのだと思うから、
なん… …とかは、なるだろう。たぶん。
─回想/中央広場─
俺の好みだと赤い粉かな。
[>>115ゲルダからミハエルの分も含めてパンを受け取りつつ、ちゃっかり自分の好みを告げたりして。ベッティ>>118>>124の姿を見たなら、「やぁ」と短い挨拶を一つ。その後は少し口の中に残る食感と格闘していたのだが、ベッティにまで小トカゲ入りパンが渡るのを見て、少しぎょっとした]
(俺が言ったこと忘れてるな、ゲルダ…)
[直ぐに言葉が出なかったのは、口の中の感覚のためか、それともパンの中の小トカゲと目があったのを思い出してしまったためか。どちらにせよ、何かを言う前にゲルダは慌ただしい様子>>144で広場を離れて行った。それには手を振って見送る。ミハエルから袖を引かれると>>145、了承してミハエルの分のパンを渡した]
まぁ、味は大丈夫だよ、味は、うん。
[ようやく言葉を紡げるようになった頃には、小トカゲ入りパンの説明はミハエルがしていて。それに対するベッティの反応に苦笑を零した]
─ユリアンの家─
[急くようなミハエルの行動には苦笑を漏らし。その後ろから顔を覗かせ、空いた扉に一応のノックをした]
や、お邪魔するよ。
おや、随分と盛況だね。
[イレーネ、ゼルギウス、ゲルダの姿を見つけると、ユリアンへの挨拶の後に視線を巡らせて]
いつもの染色用のキノコと、その成長途中のキノコって貰えないかな。
1・2個で良いんだけど。
ちょっと試したいことがあってさ。
[ユリアンにはここに来た目的を口にし訊ねた。新作キノコがあると聞かされると]
お、良い色。
これも何個か貰ってって良いか?
[その色に惹かれてそんなことを訊ね。試食をと勧められると、一つつまみ口に運んだ]
ん……んん?
んー……。
[何とも微妙な反応。咀嚼しながら考え込むようにしている]
うーん……これ、焼かない方が良んじゃない?
生で食べた方が良い気がする。
[生を口にしていなくてもそんな感想が出るのは、いつもの試食で鍛えられているせいだろうか。その試食のお陰で、今口の中が母なる大地から緑薫る草原へ変化したと言うのは口にしないで*おいた*]
―ユリアン宅―
[青年の言う「嫌いじゃない」は褒め言葉に含まれる。
勿論遠慮などする筈もなく、渡されたキノコの包みは当然のように受け取った]
アレと比べりゃ、大抵のもんは食えるだろ。
[ゲルダの独創的なパンへの評価にはそんな言葉を挟む。
食される生キノコとその評価を聞いて、己も一つを手に取り]
……確かに。
こっちは少し甘みがあるな。
[一口を味わってから、先のイレーネの感想に同調するように頷いた。
ゲルダが来たのは丁度その頃か]
クレームをつけに来た。
[問われたことには短く答える。
尤もその頃には不機嫌は大方解消されていたから、そうは見えないかも知れない。
キノコに手を伸ばすのを横目に、冷めかけた茶を一口飲んだ。
ところで、ぴたりと止まった]
美味しくない?
[ゲルダの感想に思ったことは、こちらを見たイレーネと概ね一緒だった]
……味覚あったんだな、お前。
[数秒の間を置いて出た言葉は、明らかにこちらのほうが失礼だったが]
[ユリアンが何か受け取ったり渡したりする際には、一応釘を刺すように視線を送ってみたりなどして]
まぁ、あったほうが便利だろうな。
名づけならほら、どっかの語り部とかが得意なんじゃねぇの。
[キノコの名前についてはそう答える。
自分で考えるつもりはないらしかった]
噂をすれば何とやらだ。
[飛び込んで来た少女をちらと見たが、すぐに視線は逸れる。
兄の挨拶にはおざなりに手を上げた]
覚悟なんかなくても食えるぞ、一応。
[ミハエルの表情の変化は意に介さず、声だけを向ける。
向けられる親友の視線も気にせずに、残った茶を*流し込んだ*]
─ユリアン宅 室内─
[ゲルダの言葉にいまだ動揺はしているものの、ゆっくりお茶を飲むことで徐々に落ち着いて。
ユリアンやゼルも自分と同じように感じているのを見て、自分だけじゃなかったと少なからずほっとした。
一旦部屋から出ていって戻ってきたユリアンから声をかけられて、一瞬きょとんとしたもののすぐに自分が頼んだものを思い出し、あぁ、と。]
うん、悪いね。
ありがと。
[包みを受け取ると、ゼルが睨みをきかせているのに気付いてくすくす笑いながら自分も中を確かめて頷き。]
うん、たしかに。
お代は今度持ってくるね。
これの乾燥したヤツもらいに来るときにで良いかな?
[ゲルダからまずいと言われた茸を一つ手にとって、首をかしげ、ユリアンの返答がなんであれ、解った、と返しただろう。]
あぁ、そうだね。
お茶か何かに使えそうだし…
[要るなら持って行くかと聞かれ、頷きかけたところで質問をされ、瞬き一つした。]
まだ決めてなかったんだ。
付けた方が売りもんにはしやすいけど、あたしはセンスないよ?
[形ある物を作ることは出来ても、形の無いモノを生み出すのは苦手だから。
そう言って苦笑したところに賑やかな音と声が響いて。]
あぁ、ちょうどそういうのが得意そうな子がきたね。
こんにちは、ミハエル、エーリ。
あいかわらず仲が良いね。
[この兄妹はいつみても微笑ましくて、知らず優しい笑みを浮かべて挨拶をした。]
[ミハエルがゼルを見て表情を変えるのを見れば、ユリアンと目を見合わせて微笑ましそうに笑ったり。
ユリアンが見せた新作のキノコに対する兄妹の反応にもくすくすと笑みを零した。]
ミハエル、そこまで覚悟がいる味じゃなかったよ。
それは保障する。
口に合う合わないはあると思うけどね。
[少なくともゲルダがまずいと言った手前、手放しで誉めるわけにはいかなかったが自分の味覚を信じれば美味しい部類に入ったと思うので。
焼いてある方を食べたエーリが微妙な表情を浮かべるのを見ると、軽く手招いた。]
こっちの籠に入ってるのは生だよ。
あたしは両方食べたけど、生の方が好きかな。
ゼルも生のが好みっぽいよ。
[そういってゼルの方を見、ね?と同意を求めた。]
あ、それと。
これ、今日採れたばかりだから乾燥させたのはまだないんだって。
あたしはそれも出来たらもらいに来るって予約したけど、エーリも頼んどいた方が良いんじゃない?
[さまざまな状態から数多の色が出ることは知っているが、染料の調合はエーリ自身がやらなければ納得の色は出ないだろうから、と。
そんなことを話していて、ふ、と外に視線を走らせてはっとした。]
………そういえばあたし、ヒカリコケ切らしかけてた。
ごめん、ユリアン、皆。
急だけど今日はこれで帰るね、ごちそうさまでした。
あと、キノコもありがとね、また来るわ。
[ゼル達にも急な退席を詫びてから、慌てて自宅へと戻った。]
─ →道具屋─
…うん、空き瓶もたくさんあるしヘラも綺麗。
時間があればついでに木苺も採って来ようかな。
[ユリアンからもらった煙草用の茸をとりあえずカウンター上に置いておくと、大きな肩紐付きバスケットを引っ張り出して蓋をあけ中を確認して。
人里から遠く離れるわけではないから危険は少ないものの、一応の護身用に投げナイフを数本腰のベルトに固定するとバスケットを背負ってヒカリコケの多く取れる洞窟へと*向かった。*]
[届け物もあるし料理の手間も省きたい]
[布を巻いただけの左手に視線を落とす]
[切れてしまった傷薬を貰いに行くのは先になるか後になるか]
だから急がなくていいよ。
[顔を上げて微笑みかける]
[キノコ畑へ向かうゲルダに右手を振って見送った]
[それからギュンターに挨拶して白雪亭へ向かう]
もう一匹仕留めるとなると…。
[狩場の事を考えながら歩く]
[かなり高い場所や足場の悪い場所を思い浮かべて]
[ふと次の語り部になる少女の顔も浮かんだ]
[好奇心に輝く瞳が印象に強い]
やはり連れてはいけないな。
[苦笑して呟く]
[中には特に攻撃的になるものや毒持ちだっているのだ]
[ちなみに余談となるが]
[先日余った小蜥蜴をパン屋に譲った犯人は]
[それがまた被害者(?)を出していることなど]
[何一つ知らない*ままである*]
─洞窟奥・苔の小広場─
[下には緑のふわふわした苔。
周囲の壁には、ヒカリコケ。
そんな苔の広場はお気に入りの場所で、そこに住む色とりどりの殻を持つかたつむりもやっぱりお気に入り。
やや、奥まった場所にあるから、一人でここに来るのにいい顔はされないのだけど]
……と、いうわけなんだよ。
ひどいと思わない?
[岩の上に現れたかたつむりに話すのは、先のこと。
勿論、かたつむりは我関せずな風に触覚を伸び縮みさせているだけ、だけど。
それこそ、話している方は気にした様子もなく、籠の中のビーズを糸に通して、外して、を繰り返す]
/*
ちなみに、かたつむりは元ネタへのオマージュのようなものなんだよ。
……うん、スネイルライダーズ。
きゅー、と鳴くかたつむりはラヴかった。
─食堂「白雪亭」─
(わいわいがやがや)
はいはーい、今日のスープと蜥蜴の丸焼きお待たせー。
そっちは今持ってくるからちょっと待ってねー。
[今日も「白雪亭」は大繁盛のようである。]
[通して、外して。
幾つかを通して、色の並びを見て、また外す。
そんなことを幾度か繰り返して]
ふにぃ。
これだと、綺麗かな?
[透明から、紫へと移り変わる珠の流れを編み上げて、小さく呟く]
後で、レェねえにみてもらおう。
……それじゃ、ディは戻るんだよ。
[細工を籠に戻して、かたつむりに声をかける。
かたつむりは、応えるようにゆっくりと触角を伸ばしたり縮めたり]
―ユリアン宅―
[イレーネに同意を求められた時には、言葉なく首肯で示した。
しばらくして彼女が慌ただしく帰って行くのを横目で見送り、カップを空にして]
長居したな。
[薬用と新作キノコの包みを抱えて立ち上がる。
念の為もう一度中身を確認し]
また来る。
[家主に告げて、残る数人にもちらと視線を向けてから、親友の家を後にした]
[苔の小広場のある場所は少し奥の方。
途中には、小さな流れを飛び石して渡る所もある。
とん、とん、とん、と。
テンポ良く飛び石を越え、流れを越える。
もっと小さい時にここで足を滑らせ流れに落ちたのは、当人は忘れたい話]
ふに、っと。
そうだ、ご飯、考えないとだ。
[流れを渡った所で小さく呟き、どうしようかな、と思案顔]
ふに……ルゥねえ、戻ってるかな。
それとも、ティのとこにいこうかな。
[言いながら、手当てをしてもらった手を見る。
ぐう、ぱあ。
握って、開く。
手はもう、普通に動かせそう]
にー……。
[まだ少し、思案しながら、取りあえずは広場の方へと歩き出す]
―「白雪亭」前―
[帰宅の途中、通り掛かったのは食堂の前。
盛況の様子は外からでも分かり、僅かに首を傾けて考える素振りをした]
寄るか。
[そう長くない間を経て、扉を潜る]
[広場までたどりついたところで、また手をぐう、ぱあ。
糸紡ぎの師に無理しないように、と諭された事を思うと、今日は大人しくした方がいいのかもしれない、などとふと思って]
……うん、ご飯はティのところに行こう。
[結局、落ち着いた結論はそこ。
とてとてとてとて、と道を進んで向かうのは、食堂方面]
─回想・ユリアン宅─
[ゼルに求めた同意が肯定されたのを見れば、ん、と微かに微笑んで。
エーリから、乾燥したのは要らないと聞けば、へぇ…と小さく声を洩らした]
思う通りの色出すにはそこまでしなきゃいけないんだね。
勉強になるよ。
じゃあ、ユリアンから多めにもらってくと良い。
[そう言って微笑んだ。
その後慌てて出ていくことになるのだが。]
─回想・了─
/*
それにしても。
おもしろいくらいに、ユリアンと遭遇しにくいことに気がついたんだよ。
……キノコ畑に行く必然性が現状で皆無なんだ……。
─食堂「白雪亭」─
(からんからんからーん)
はーい……あ、ゼルギウスさんいらっしゃーい。
開いてる所に適当にすわってもらっていーですかー?
あ、注文決まってるなら聞きますよ。
ちなみに今日のお勧めは、きのこの壷煮スープでーす。
[食器を下げながら、入ってきたゼルギウスに声を掛けた。]
―回想・自宅―
[親友同士のこと、さした遠慮もお互いにいらず。
ゼルギウスがキノコの包み当然のように受け取るのを、これまた当然のことのように。
ゲルダに伏せた内容は、ゼルギウスの付け足した一言で露呈したかもしれない。
イレーネからお代について言われれば]
ああ、そのときでいいや。新しいかごとかだと嬉しい。
[こちらの返した返答にはわかったと返された。
キノコの名前についてはミハエルのことが話題にあがり、彼女達が来たのはちょうどそんな時]
―自宅―
染色用のキノコ、ちょっと待ってて。
成長途中のは、畑の方になるかな。
自分で見てとったほうがいいだろうし、後でいいか?
[そう答えて、かごの一つ、いつもエーリッヒに染色用で渡している何色かのキノコをとってきた。]
ああ、一緒に持っていって構わない。
欲しい人が欲しいものをもらうのは当然。
[そう答えてかごの中に、新作のキノコを追加しておいた。
ミハエルやエーリッヒからもキノコの感想をもらえば]
生の方が人気か。
[イレーネが、ゼルギウスがそれぞれ帰るときには手を振って、軽い挨拶だけを返した]
んっ、また。
─ →洞窟─
[自分の店から半刻ほど歩いたところにある洞窟の中に足を踏み入れる。
数歩歩けばすぐにヒカリコケが辺りを照らしているのがわかり、周囲を品定めするようにぐるっと見渡した。]
…今日は、この辺りをもらっていこうかな。
[光の具合や苔の質などを見て慎重にヘラで剥がし、売り物にする分と私用で使う分とに分けて瓶に詰め。
ある程度つめ終わると、よし。と立ち上がった。]
これくらいで充分でしょ。
採りすぎてもダメにしちゃうしね。
[時間はどれほど経っただろうか、少し考えた後]
やっぱり、木苺取る時間はない、かな。
[残念そうに呟いた。]
―回想・キノコ畑の小屋―
[粉を運んでくれるというユリアンに>>167お願いと告げて。
蜥蜴の肉の事は、こくりと頷いた。
>>190クレームをつけにきたというゼルの様子とユリアンの反応から、ゼルがここに居る理由は納得いった。
また間違えたんだ、とは口にしなかったけれど目が語っていたり。
>>174イレーネの反応は、揃える側としては当然なので、うんと頷いて返して。
緑きのこの感想への反応に、周囲の奇異な視線と声を浴びながら。
なんとかもぐもぐ、ほとんど噛まずに飲み込んだ。流石に出すという選択肢はない。]
この青い感じ嫌い…。
草や苔の青さなら平気なのに…。
[おいしくないものはおいしくないと、むぅとそれぞれに視線を返した。
どうやら、みんなにはこれが美味しいものらしい。
先ほど別れた兄妹がやってきたのはその後あたりか。]
[そもそもここに来ると決めた時間も時間だったし、お腹の音もいい加減うるさくなっている。
それでも諦めきれぬようで、小さく溜息をついた。]
仕方ない、木苺はまた今度だ。
ジャムとワイン作りたかったんだけどな…。
[そんなことをぶつぶつ言いながら洞窟を出ると、後ろ髪を引かれる思いで自分の店へと戻っていった。]
─ 洞窟→道具屋 ─
─村の通り─
……ん、あ。
[食堂に行く途中、足を止める]
どうしよう。
先にじいちゃのとこに行った方がいいかな?
[じいちゃ、というのは、村の長のこと。
細工を作るのを頼まれていた事を、ふと思い出していたから]
―食堂「白雪亭」―
じゃあそれを貰う。
[ベッティのお勧めには悩みもせずにそう返し、空いた席を探す。
隅の一席を見つけてそちらに向かった。
机に片肘をつきながら店内の様子を見ている]
─道具屋─
[店の中に入るとバスケットを降ろし、手を洗ってから瓶の中に入っているヒカリコケが傷まぬように特製の棚にしまった。
カウンターにおきっぱなしだった茸も材料棚にそれぞれ収納して、それから使った道具などを所定の位置に片付けた。
根がものぐさなので、出しっぱなしを一度許してしまうともうしまえなくなってしまうのが解っていた。]
…こんなもんか。
さて、ご飯でも食べに行こうかな。
[ゲルダのパンで軽く済ませてもいいのだけど、と思いもしたが、木苺を諦めたせいか無性にお腹が空いていた。]
―キノコ畑の小屋―
[エーリッヒとミハエルには、小さく手を振って。二人が何やら茸を用意したり、緑きのこを食べたりするのを見ていたり。
きのこはエーリッヒにも好評らしい。生が、と言っていたので。]
…ユリアン、さっきの緑のきのこ、生で少し頂戴?
[やっぱりパンに使ってみたくて。
自分で地雷作る事になるのは分っていたが、それでもやっぱり頼まずにはいられないのは、意地というか、職人魂だった。
先に戻るというイレーネとゼルギウスを手を振って見送り。
ユリアンの>>178荷物を運んでくれるという申し出は、ありがたく受ける事にした。]
あ、運んでくれると嬉しいな。少し早く戻らないといけないし。
[レナーテへの配達用のパンをベッティに回してしまったので、一度取りに戻らないといけないし、長パンも焼き終えてなかったので。]
と、その前に…
さすがに着替えた方がいいな。
[出来る限り汚さないようには気をつけていたが、洞窟の中で採取作業していたため多少土っぽくなっており。
軽く着替えてから、改めて食堂へ向かおうと店を出た。]
─ 道具屋→食堂「白雪亭」 ─
濃い目か、難しい料理のことはベッティとか、得意なのに任せたほうがよさそうだ。
[とりあえずは、配るときは生で、乾燥したのはその味次第かと思いながら、
エーリッヒはいろいろと食べなれてるなぁと、一瞬視線はゲルダの方にいった。
お返しの話になれば]
ああ、窓の掛け布の染め直し、お願いしたい。
[そろそろ色落ちしてきているのが、ここからでも見えただろう。
ゲルダからキノコを頼まれれば]
えっ?あ、いいけど。
[ゲルダにもキノコを渡しながら、新作パンにせよ味見は大丈夫だろうかと思ったり。思ったけど口にはしなかった。
普段から他人に地雷作ってるし、たまには自分で踏むのもいいだろうと]
―村の通り―
[途中で呼び止められて寄り道]
[いい加減身体も空腹を主張し始めた]
おや。ユーディ?
[だが目当ての食堂に着く前に人影を発見する]
また転びでもしたのか。
[本人は立っているのにそんな感想を口にした]
─食堂「白雪亭」─
はーい、了解。じゃあちょっと待ってて下さいねー。
[そう言って一旦奥に引っ込むと、食器を水に浸けて、新しい食器にスープを盛る。
さらにゲルダから貰った丸パンを添えると、]
はーいおまたせ。パンはサービスしとくよー。
[そうして、ゼルギウスの席へ料理を持って行く。]
─村の通り─
……ふに?
[どうしようかなぁ、と考え込んでいた所に聞こえた、声]
むー、今は、転んでないんだよっ!
[ちたちたと手を振り回して主張するものの。
そこに手当ての後が見えては、説得力は低下しようというもの]
─ →食堂「白雪亭」途中 ─
[食堂にむかって歩いていると、二人の人影がみえ。]
レナ、ユーディ。
そんなとこで立ち止まってどうしたの?
[首を傾げて問いかけたのは、ユーディがまた転んだのかとも思ったため。]
─ユリアンの家─
[差し出されたお茶を半分ほど胃にいれたところで、ユリアンと薬師の間の空気にこきりと首を横に傾いだ。]
……うん? ユリアン、ボクに仕事だろうか。
名前?
[飛び込む直前にされた会話ははっきりとは聞き取れず、ユリアンへは不思議そうに首を傾げ、やはり此方を意に介さないように見えるゼルギウスには、何事か言わずともむすりと口をへの字に曲げてそちらを見るだけに留め]
食用になるのかね?
染色用にも? ……ふむ。それはとても働き者だ。
[ひとつ食べてみても良いかと持ち主のユリアンに目で尋ね]
うむ。エーリ兄とは昨日も一昨日もその前から、
ずっと今日のこの時刻も大の仲良しだ。
兄で大事な家族で、先ほど大事な約束をしたところだ。
──"星"の絵を貰うんだ。
[そう言って、にい。と、柔らかい笑みを浮かべてくれるイレーネに、嬉しそうに笑った>>193。]
ふむ?
[イレーネの言葉を疑う気配もなく、籠からひとつを摘み、ぽい。と、口にほおり込み、きゅむきゅむときのこ独特の食感を噛むのは慣れたもの。]
─村の通り─
今は、ね。
[手当ての後を見て微笑する]
[どこか揶揄うような口調]
怪我を増やしてないのならいいよ。
ああ、イレーネ。
[掛けられた声に振り向く]
ユーディが立ち止まっていたから声を掛けていたんだよ。
また怪我でもしたのかなってね。
私は白雪亭に向かっていたところだ。
[示した籠は届け物のしるし]
[ついでに鳴った腹の虫は二人に届いてしまうかどうかの小さな音]
─村の通り─
あ、レェねえ。
[聞こえた別の声に、そちらを振り返って]
ご飯食べにティのとこに行くか、先にじいちゃのとこに行くか、考えてたんだよ。
そしたら、レテにいが、転んだ、言うんだよ。
[酷いよね、と同意を求めるものの。
イレーネが同じ思考を持っているとは、気づいていない]
―食堂「白雪亭」―
おう。
[運んで来たベッティに礼代わりに片手を上げて]
……普通のやつか?
[パンに目をやる。
少しの間を空けて、確認した]
─村の通り─
……増やしてないよ、一日に何度もギィにいに怒られるのやぁ、だもん。
[からかうよな口調に、盛大にむくれて見せる。
怒られる、というよりは、沁みる薬が嫌なのだけれど、それはそれ]
……にいも、ティのとこに行くのかぁ。
[微かな音と示された籠に、こてり、という感じで首を傾げた]
─村の通り─
[レナの言葉には、あぁ、と頷いて。
ユーディの言葉には柔らかい笑みを浮かべながら頷いた。]
あたしもお腹が空いたからベッティのところに行くつもりだったんだよ。
レナも行くって言ってるし、ユーディも一緒に行かない?
ギュン爺のところに行くのはあたしも付き合ってあげるから。
おや、筆記者 ウェンデル が来たようです。
筆記者 ウェンデルは、おまかせ を希望しましたよ(他の人には見えません)。
―自宅―
よっし、終わった。
[出来上がった複製の本を、本物の本と一緒に袋へ入れる。
それを片手に、軽く伸びをしながら自宅を出る。
首を曲げればパキポキ音がして、
毎度のこととはいえ、苦笑が浮かんだ。]
運動不足だよねぇ。
職業病とはいえさぁ…
[ぶつぶつと呟きつつ、ふと手元の袋へ視線を落とす]
あれ。
誰の依頼だっけ。
……いや忘れたなんてあるわけないない。
村の設定が変更されました。
─食堂「白雪亭」─
[ゼルギウスの言葉に、あー、と呟くと、]
…………安心しろ。それは普通のパンだ。
[そうして、忙しさもひとつ山場を超え、テーブルの片付けなどしつつ]
あー、そういえば。
ゼルギウスさんってお師匠さんから一人前認定されたんだよねー。
新しい薬とか、これから創っていったりするの?
あ、何か薬効とかありそうな食材とか見つけたら教えてねー。
─村の通り─
んー……じいちゃは、時間のある時でいい、って言ってたけど。
[イレーネの提案に、長の家の方をちょっと見て、それから、反対側に首をこてり、と傾げる]
ふに……お腹空いてるし、ディも、一緒に行こう、かな……。
─村の通り─
そうだな。
ゼルギウスに怒られるのは私も遠慮したい。
[傷を作りやすい生業だから薬師の世話にもなりやすい]
[少し不在の時を狙っている節があったりもした]
[失敗して見つかる事の方が多いのだが]
ああ。長の所ならさっき行って来たけど。
どこか出かけたりする様子は無かったよ。
良ければ一緒に行こう。
[妹の言葉に続けて頷いた]
/*
正しくは眠いのである。なかのひとが。
どうもお久しぶりです。
現在は暇である。
ウェンデルのグラはだいすきです。
つーかあと五分とかどんだけだ。
ちょっとしゅうちゅうりょくがやばい
/*
縁故メモ
レナーテ/レナーテ:兄妹 エーリ兄/ミハエル:兄妹
ウェンデルには縁を結びにいきたいところ。
紙が存在するらしい、という理解。
やることメモ
・狩りについてレナーテに色々話す
・"星"の絵をエーリ兄から貰う
・できたらゼルギウスと冷戦以外の喧嘩も。
急ぎじゃないなら、後にしたら?
皆で一緒に食べた方が、ご飯はおいしいよ。
…そういえばレナ、今日はケガしてないよね?
[ねぇ?とレナの方を見て笑って。
兄の言葉には少し眉を寄せもしたが、はたと気付いて問いかけた。]
─村の通り─
[遠慮したい、というレナーテの言葉にこくこく頷いて]
そ、なの?
じゃあ、先にご飯食べに行くっ。
[長の様子を聞かされると、今の自分の状態を優先する事にした]
―食堂「白雪亭」―
心得た。
[頷いて、漸く手をつけ始める。
先に来ていた人がぱらぱらと帰り始める中、マイペースに食事を進める]
目下研究中だ。
[問いに目だけを上げて]
……そういえば、ユリの新作を貰っているが。
[一方の包みからキノコを一つ取り出し、机に置いた]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新