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それはまだ、始まりの前でした。
始まる前の、ささやかな日常。
おや、自衛団長 ギュンター が来たようです。
自衛団長 ギュンターは、村人 を希望しましたよ(他の人には見えません)。
召集をかけたものの、まだ集まってはおらぬか……。
とはいえ、どこまで真実かもわからぬ噂、焦る事もなかろうて。 全員集まるまで、ゆっくり待つとするかの。
数多の世界、その全てに接し。
しかし、その何れにも属する事のない場所。
『妖精界』──或いは、『妖精の森』と呼ばれる、その場所は。
幾多繰り返される陽と月と星の巡りを経て、『大祭』の時期を迎えようとしていた。
『節目の大祭』。
百年に一度開かれる、妖精界の、そして数多の世界の平穏を祈る儀式の日。
妖精の森の秘宝『妖精珠』に銀の月の光を集め、それを祈りとなすその儀式は、妖精界にとっても、それ以外の世界にとっても大切なものであり。
数多の力あるものが、界の内外から、その儀式を見守っていた。
儀式の際には、多くの客人が森を訪れる。
妖精に留まらず、妖怪、魔族と呼ばれる類のものもそこには含まれて。
森は、常とは違う賑わいに包まれる。
そんな、客人たちを受け入れつつ、森では儀式と祭りの準備が進められる。
……その先に待ち受ける一幕の事など、今は知らぬままに。
村の設定が変更されました。
おや、影輝 エーリッヒ が来たようです。
影輝 エーリッヒは、狩人 を希望しましたよ(他の人には見えません)。
[すーーーーー。がらごろごろ。
暗緑色した大きな犬が、足音は立てずに台車を率いてやって来る]
お待たせぇ〜。
ミルクとチーズとヨーグルト持って来たよぉ。
[金色で皿のようにギラギラした瞳を周囲に向けながら、にこぱと笑いながら言葉を紡いだ。
他の妖精達と取りに行った牛の乳、それで作った乳製品を運んで来たようだ]
あ、ボクも手伝うよー。
重い物は任せてぇ。
[くるりと身体を回転させると、雄牛程もあった身体は人型へと変化し。
金の髪に暗緑色の瞳を持つ青年へと変わる]
えへへー、お祭り楽しみだねぇ。
[人懐っこく笑いながら荷物を運び。
しばらくの間は準備の手伝いをしている]
[入場時に書かされた記名帳には、以下のような文面が連なって*いた*]
────────────────
■名前:エーリッヒ=シュティーア=ヴァハフント
Erich=Stier=Wachhunt
■種族:クー・シー
■属性:影輝
■職業:番犬
■年齢:5歳くらい?(犬年齢で)
妖精の番犬、乗り物にもなる妖精犬。2歳の雄牛ほどもあり、もじゃもじゃとした暗緑色の毛を生やし、長い尻尾は邪魔にならないように背中に渦巻き状に巻いてある。
人型を取ることも出来、その時は20代前半の姿。普段は牛ほどもあるのに、人型の時は人と同等のサイズである不思議。
性格は犬らしく人懐っこい。時折悪戯好きな一面も見せる。
犬型では暗緑色の毛に金色の瞳、人型では金色の髪に暗緑色の瞳、と言うように逆の色外見になる。
────────────────
おや、流水 ゼルギウス が来たようです。
流水 ゼルギウスは、智狼 を希望しましたよ(他の人には見えません)。
―妖精界:外界との接点のひとつ―
[外界とつながる場所のひとつ。
魔法などの存在が認められている世界から戻ってきたのは淡く青みがかった銀の髪の青年。
背の中ほどまでの髪をゆるくひとつに結び、朱色の眸を懐かしそうに細めて、常に緑濫れる森を眺める]
うん、この空気。
戻ってきた、という感じがしますねえ。
[外の世界にいることが多いゼルギウスは、慣れ親しんだ空気に、あふれる緑と水の気配に眸を細めたままのんびりと呟き。
片手に荷物を詰めた鞄を手にゆるやかに歩き出す。
向かう先は、『節目の大祭』のための会場]
おや、陽光 ナターリエ が来たようです。
陽光 ナターリエは、狂信者 を希望しましたよ(他の人には見えません)。
[す、と天へと向けられる手。
淡い白金の光の粒子を纏うそれはふわり、優雅に動き。
その動きを追うように、漆黒の飾り帯が優雅に流れた。
……シャン、と、澄んだ鈴の音がひとつ、響く。
金色の髪がゆらりとうねり、更に光を散らす。
その光に浮かぶ、深い紫の瞳はどこか物憂げで。
何も知らぬ者が遠目に見たならば──麗しの舞姫、とでも賞賛を贈った事だろう、が]
……んー?
あれ、なにさ?
[優雅なステップとターンを決めた舞手は、ふと、背後に感じた気配を振り返りながら問いを投げかけた。
確かに高い──しかし、間違いなくそれとわかる、男の声。
くるくる、と長めに伸ばした髪を指に絡める仕種などは、非常に女性らしいのだが。
大抵のものが柔らかな膨らみの存在を期待するであろうそこは──平たい。
細身の体躯とも相まって、それはある種の。詐欺だ]
ああ……そういやあ、そんな季節だったねぇ。
『節目の大祭』。
……前回は、行きそびれたんだよなあ。
[そんな外野の突っ込みなどは捨て置いて、舞手はこて、と首を傾げる。
声をかけてきた者──舞手と良く似た出で立ちの青年は、じゃあ今回は、と問いかけてくる]
そーだなぁ。
……森の方々とも、大分ご無沙汰してるし……久しぶりに、観に行こうか、な。
[言いながら、ぴょん、と前へ向けて跳ねる。
光の粒子が舞い、鈴の音が響いた]
─妖精の森・入り口─
やあやあ、騎士団長殿、お久しゅう。
[やって来た妖精の森。
入り口の所で出くわした覚えのある顔に、舞手はひらり、と手を振って笑う]
……んー、最近はすることもなくて暇でねぇ。
久しぶりに、『祭り』を見るのもいいかと思ってさ。
ああ、へーきへーき、館の場所とかは変わってないんだろ?
始まるまでの間、のんびりと休ませてもらうさ。
[どこまでも軽い口調でこういうと、舞手は客人のために用意された館へと向かい。
祭り会場前でさらさらと、慣れた様子で記名帳へと己の事を書き込んだ**]
/*
さっさと入ったんだよ。
キャラ予約とキャラ設定提示と入村全部一番最初取ってやった!満足!!
そんなボクの中身は龍猫、よろしくなんだよ!
何かイタちゃんみたくなった気がするけど、気のせいだよね!
おや、氷破 ベッティ が来たようです。
氷破 ベッティは、妖魔 を希望しましたよ(他の人には見えません)。
[妖精ってやつは人間の目に見えないわけで。
だからあたいは好き勝手やっているのでした。]
ふふ〜〜ん♪
お、美味そうだな。
[店先に山みたいに置いてある真っ赤なリンゴ。
きょろっと周囲を見回して、店主にふふりと手を振って。
反応なしな。よし。]
もらうよっ。
[ひとつひょいっと手にとって齧ると、甘い蜜で喉が潤う。
そんな姿を誰かに見咎められたら?
いるわけないっしょ、こんなところに他の妖精なんてさっ。]
中
やば、場所表記加えなきゃと思って間違ってエンター押したwwwwwwww
どーもt_nukeです。今度はベッティです。一人称あたい。
今回はゆるくいきますサー。
希望弾かれて狼取ったら笑っとこう。
[記された記名帳、その内容は、以下の通り**]
────
■名前:ナタル・モルゲンローテ Natarle Morgenrote
■種族:フィル・ヒリーシュ
■属性:陽光
■職業:舞手
■年齢:外見年齢は20代半ば。実年齢は500歳ほど
オーロラの具象化、とも言われる妖精の踊り手。
『敏捷なる者達』、『陽気な踊り手』、『器用な人』とも呼ばれている。
種族が全て男性だとか、実は堕天使である、とか色々といわれているが、真相は定かではない。
傷つき、流れた血は血石(ブラッドストーン)として結晶する。
一見すると女性のような容姿をしているが、れっきとした男性。
人間界では女性のふりをして相手をからかうこともしばしばある。
女性のふりをしている時はナターリエ、と名乗るので、そちらの名で知られている事もあるかもしれない。
────
おや、月闇 榛名 が来たようです。
月闇 榛名は、妖魔 を希望しましたよ(他の人には見えません)。
ん〜〜…後五日間…せめて5時間だけでも……
[ごろごろとベッドの中でまだ夢見心地気分、
家主にたたき起こされれば、半分ねたままおきだすことだろう]
[記名帳にそれが記されるのは家主に引きずられてきてからになるだろうか**]
────
■名前:榛名・ダイムラー haruna・Daimler
■種族:ダークエルフ(ハーフ)
■属性:月闇
■職業:家事手伝い
■年齢:外見18歳程度
浅黒い肌にとがった耳のダークエルフに近い容姿をしている。
本気を出したらすごいらしいが、一日の大半を寝ているか、寝ぼけており、覚醒している姿を見たものはほとんどいない。
元いた里は追い出されていて、今は誰かの家に転がりこんでいる。
特技は寝ながら動いたりすること。
────
[『月の玉座』を中心とした会場にやってくれば、またそれまでとは違う、祭の準備の賑やかな空気に触れて、ゆるく口元に笑みを浮かべる。
さまざまな妖精たちが、賑やかに、時に騒ぎながら準備しているのを見やり、ふむ、とひとつ呟く]
――もうちょっと早く戻ってくるべきでしたかね?
[自らの作品以外のことでは余り几帳面ではないゼルギウスはそんなことを呟きつつ。
人懐っこそうな暗緑色の髪をした青年姿が楽しげに準備をしているのを見た]
ま、とりあえず私は館に向かうとしますか……
[ちゃんと家はあるのだけれど、掃除をしていない家に帰るより客人を迎える館に行くほうがいいとばかりに足は其方に向かう。
と、そのときに入場するなら此れを書いて、と記入用紙を差し出されてにこやかに笑みを向けた]
ああ、失念していました。
少々待ってくださいね。
[そうして記入用紙に書き込み提出した後、館へと向かった**]
/*
ふ……入村分を用意していなかったら、ちょっと出遅れたよ。
さて、そんな話はさておき。
妖精演戯、紆余曲折を経て開演と相成りました。
企画の成立を支えてくれた皆様に、心よりの感謝を。
自分にとっての始まりである『演戯』の名を冠する企画ですが、そこに囚われず、最後まで皆と楽しめる舞台となるならば幸いです。
勿論、そのためにも全力を尽くす所存にております。
これからの数日の間、皆様、どうぞよしなに。
……しかし。
ナターリエで男とか、我ながらひどい。
[記帳台に丁寧な文字で書き込まれた*内容*]
―――――――
■名前:ユベール・ゼルギウス(Hubert Sergius)
■種族:ウンディーネ
■属性:流水
■職業:エンチャンター
■年齢:外見は27.8
基本的に名乗りはゼルギウスで、名前のユベールはめったに人に名乗らない。
背の中ほどまでの淡い青銀の髪と朱色の瞳。エンチャント(魔法付与)した品をつくったり売ったりして生活している。
のんびりとしていてめったなことでは怒らないが、怒ると恐いらしい。
普段は人間界で人に混じって人間を眺めながら作品を作ったりしている。
水辺を好んでその付近に住居を構えている。
本性は人間のときとほぼ外見は変わらず、ただ髪の色は青が強くなり腰下を越えた髪の先はまるで水のように雫がこぼれる。
―――――――
[記名帳にあたいが文字をかけるかだって?
文字が書けなきゃ、書いてもらえばいいじゃん。
あたいってばあたまいい!
そんなわけで、そのうち誰かに書いてもらっただろう内容は*こちら。*]
────────────
■名前:ベッテイ・オヌリット Betti・Onurit
■種族:氷片の妖精(オリジナル)
■属性:氷破
■職業:無職
■年齢:外見15歳程度
気の向くままの放浪者。
背中には薄い氷のような羽根が生えていて空も飛べる。
常に体から冷気が出ており、彼女の周りだけいつも少し寒い。
歩いた後には霜柱、飛ぶと氷の粒が舞う。
あたまがわるいらしい。
────────────
─野外宴会場─
[準備をする間にも続々と妖精達が集まって来ていて]
わぁ、賑やかになりそうだねぇ。
食べ物もっとあった方が良いかなぁ?
[荷を運び、楽しげな表情で言いながら首を傾げる]
じゃあ果物とー。
うん、お水も汲んで来るねぇ。
[共に準備をしている妖精に頷くと、台車に汲み桶と籠をいくつか載せて。
くるりと犬型に変わると森の南へと足音無く向かって行った]
─南の森─
[果物がたわわに実る森。
『月の玉座』から南に位置するその場所の一角で台車を止めた]
どのくらい持ってこうかなぁ。
籠に入るだけ入れれば十分間に合うかなー。
[犬型のまま果物の実る樹の根元へと近付き]
せぇーの……。
《どーーーん!》
[助走を付けて樹に体当たり。
雄牛並の身体を持つクー・シーの体当たりに、樹は勢い良く揺れ。
実っていた果実がぼとぼとと頭上から落ちて来た]
きゃーーーーーーーーーー。
[雨粒のように降って来る果物。
それに対し楽しげに悲鳴を上げながら果物に当たらないように樹の下から逃げた]
いっぱいー。
後はこれを籠に入れてー。
[人型へ転じると、せっせと果物を持って来た籠へと収め。
何度かそれを繰り返すとそれらを台車に乗せ、果樹林からもう少し行ったところにある川を目指した]
─南の森・川辺─
[川に辿り着くと果物を籠ごと川に浸し、軽く流し洗う。
それを終えると次は汲み桶に水を汲んで台車へと積んだ]
ふあぁ…。
良い天気だよねぇ。
[穏やかな日差しに小さく欠伸が漏れる。
川辺の草の上に座ると、そのまま仰向けになって寝転んだ。
余程日差しが気持ち良いのか、わふわふと言う寝息を漏らしながら人型のまま居眠りしてしまうの*だった*]
/*
宴ゆっちゃった。祭りだよ自分ー。
適度にゆるゆるー。
人数増えるかなー。
まだ入って無い人も居るしなー。
中身当てはしないー。
ゆるゆるするー。
でもナターリエはくろねこさんな気がするー。
おや、翠樹 ゲルダ が来たようです。
翠樹 ゲルダは、おまかせ を希望しましたよ(他の人には見えません)。
―妖精界・南の森―
きゅうぅぅ。
[ふらふらと果樹木の陰から出てくるちまっこ一匹]
だーれーよー。
人の休憩時間邪魔したのはーっ!
[その頭には大きなたんこぶ一つ。
枝に腰掛け寝ていたら地震のよに揺れて落ちて。上から何か降ってきて。草叢の中で伸びて気絶してたらしい]
折角いい気持ちだったのにぃ。
後でぜーったいに責任とらせてやるんだからぁっ。
[まだ見ぬ敵(?)に向けて握りこぶし、ぎゅ。
お仕事用の槍は出してないので見つけても平和に終わるはず。
多分。きっと。…そうだといいな]
[先に提出されている記名帳には以下のように記されて*いた*]
―――――――
■名前:ゲルダ=ノンノ=ルー Gerda=Nonno=Lu
■種族:森小人(オリジナル)
■属性:翠樹
■職業:レンジャー
■年齢:外見20歳程度
森のお手伝い小人。身長50cm程度。人間サイズにもなれる。
普段は相棒の白狼、レラの背に乗って人間界の棲家の森を巡検している。
―――――――
おや、火炎 イヴァン が来たようです。
火炎 イヴァンは、占い師 を希望しましたよ(他の人には見えません)。
―妖精の森の中―
っ!!!
[人間に姿を変えている時でも 十分に巨体と言える男。
突然、動きを止めて息を呑み 目線と顔の向く先は
肩を竦めてくぐろうとした枝葉の内]
…悪戯好きめ。
[ひょこりと顔をだしケタケタ笑う 小さな妖精の子。
半眼でじっとり 男が睨むと 更に声を出して笑い、
嬉しそうに枝葉の内へと潜り 次の悪戯の準備にかかる]
――ぁー…
[大きな手で 自身の髪をばりばりと掻き毟る。
薄暗い森は 翠とも青とも桃ともつかぬ幻想的な色。
頬撫でる風に心地よさげに目を一度閉じゆっくりと開く。
何度も深呼吸。整える。
それから男は大股で もう草を枯らしたりせず歩いていく。
――方向が 会場とはかなり逸れて居る事に気づけぬ今は
このようにかかれた記入帳が 受付に手渡される事も無い**]
/*
はぁい。昨夜はエントリー思いつかずにほけらーと眺めてた兎猫です。エーリ君のに乗っからせてもらったけど、すれ違っちゃったら他の誰かの悪戯ってことにもできるようにしておいてみました。
中身隠し?オイシイデスカ??
今回は最初からはっちゃけさせてもらってます。えへ☆
わんこさんの飼い主になるのはちょっと難しそうだったので(レラの設定つけなきゃよかったね…)、ちまっこ家主に立候補してみたり。
例によって脳内イメージはあるけれど、設定はやっぱり後付万歳の方向だったりするから、みんなのあれこれに合わせてくつもりなのでした。
/*
きゃうん。
二次災害起こしてたーw
そいえばゲルダってグラスランナーのイメージなのかな。
名前の付け方が似てるの。
兎猫かなぁ。[そんな理由かよ]
――――――――――――――――――――――――――
■名前:イヴァン=フラーケ(Iwan=Flarke)
■種族:ディノサウロイド(恐竜人、トカゲ人間)(半オリジナル)
■属性:火炎
■職業:大工
■年齢:外見年齢は30前後
尾の先に小さな炎を灯した地底に住む種族だが、人間が好きで人里に紛れて暮らしている。
本当の姿は鱗に覆われ、顔は完全に爬虫類となるけれど、人間の顔になり尾を隠すことも出来る。
人間時は身長190cmのガチマッチョ。
本性では2.5m程に。
向日葵色の髪に松の葉色の瞳。
赤茶けた分厚い革のブーツに焦茶のズボン、生成りの綿のシャツ。
――――――――――――――――――――――――――
――数日前――
[茹だる様な暑さの中 揺れる陽炎。
歪む大気の向こう 打ち下ろされる黒い鉄鎚。]
[メトロノームのように均等な間隔の音を止めたのは
不意に扉の開く 必要以上に大きな音。]
姉ちゃんっ!!!
[音を止められた鍛冶師の女は 振り上げた手を止めたまま
顔だけで振り返り にこりともせず。
肩で息をする大きな男の登場に 溜め息をひとつ落とし
再び 鉄槌を 紅く燃える金属へと打ちつけ始めた。]
姉ちゃんって!
[大きな手が 彼女の肩へと触れる。
色黒の ほっそりとした女は気に留めることなく
すい と 力置かぬように引かれた手で
巨体が工房を 舞った**]
中
ふむん、だいぶ固まっちゃったなー。
今回縁故3つまでとかだったはずだから、ちと保留しとこうかしら。リディも黒江もそういやまだだしなー。新規さんもきてほしいなー(ごろごろ
むしろダーヴィッドん時みたく縁なしでも…!(
/*
ホントはボルゾイにしたかったんだけどー。
性格とか毛の色考えるとどうしてもゴールデンレトリーバーなんだよねぇー。
原産イギリスだしいっかぁ。
[←スコットランドの妖犬]
[ちなみにボルゾイはロシア原産]
おや、時空 リディ が来たようです。
時空 リディは、狂信者 を希望しましたよ(他の人には見えません)。
─人間界─
[とある街道。道を行く旅人がひとり
辺りは既に薄暗く。夕と夜が交わる時間。──逢魔ヶ刻]
──こんにちわ、お兄さん
[先を急ぐ旅人の耳に届くは凛と通る声
振り返ると、少し離れた所に13,4程の少女が微笑みを浮かべ立っていた
どうしたの、もうすぐ暗くなるから早くお帰り、と言う旅人に少女の笑みはますます深くなり]
ねぇ、お兄さん……
[──その言葉と同時
旅人の眼前から少女の姿は前触れもなく消え失せ]
……私とちょっと遊ぼ?
[──次の瞬間。『背後から』少女の手が旅人の首元に巻き付き、ふぅぅと耳へ生暖かい吐息が吹きかけられる]
―館―
[客人を迎えるための館はいつも広々としている気がする。
玄関を入ってすぐのロビーに、すぐ目に入る広間への扉。
地下には厨房や浴場があるようで。
ロビーから2階へつづく階段を上がって、客室の扉が並ぶ廊下を見る]
さて、どの部屋にしますかね。
[適当に、階段から{4}目の扉を開けて]
あはははは。成功成功大成功
[そう言って少女は旅人の置いていった荷物に腰掛け、ケタケタと笑う
後ろから前触れもなく抱きつかれた旅人は、取るものも取らず走り去っていった
その慌てっぷりは、彼女を満足させるに十分なものであって]
ああ、面白かった
これで、三日三晩くらいは思い出すだけでご飯三杯はいけちゃうな
[そう言うと、よっと荷物から跳び下りる]
さて、向こうのお祭りでも面白いことあるといいな♪
[そうして、んー、とひとつ伸びをすると、彼女はどこかへと消えていくのであった]
―館2F階段から4つ目の部屋―
[扉に手をかけて開いてみたら、部屋の中は涼しげな色合いでまとまっている。
各人が住みやすい部屋に勝手に整えてくれる館の部屋に、小さく笑い]
ほんとに便利な館ですねえ……
[ぽつりと呟きつつ、ベッドやらチェストやらがない壁は一部が滝のように水がながれていたりするが、そんな不思議も当たり前の様子。
荷物を置いて、しばらく一休みしてから、館の外へと出て行くつもり]
[そうしてやってきた──というか戻ってきたのは妖精界
そして、節目の大祭の会場へやって来て書いた記名帳は以下の通り]
■名前:リディア・キルポイント Lydia=Killpoint
■種族:デッド・アングラー(オリジナル)
■属性:時空
■職業:驚かせ屋(自称)
■年齢:外見14、5くらい
自称驚かせ屋の少女
正面にいたかと思うと、何時の間にやら背後に回っており、その事で人妖問わず驚かせることを生きがいにしている
だが割と制約もあるらしく、初見殺しオンリーに近いとか
人としての姿は、茶色の髪と瞳にカチューシャ、赤いブレザーに白のカッターに黄色のネクタイ、チェックのスカートに黒スト、パンプスといわゆる学生風
妖精時は、外見上人のままだが、瞳と髪は碧色になる
─南の森・川辺─
わふりゅるる……わふるるる……。
……くぅん?
[奇妙な寝息を立てていたけれど、何かに気付いて薄ら目を覚ます。
くんくん、と人型でありながらピクピク鼻を動かした]
あれぇ、この匂いー……。
わふん!
[ぱちりと瞳を開き、勢い良く身体を起こす。
嗅ぎ慣れた匂いが森の奥から感じられたために。
ぽんっ、と犬型に変わると台車を引いて急いで駆け出す。
足音は相変わらず立てず、台車の音ががらごろと森の中に響いた]
─館─
[記名帳への記入が済むと、ん、と言いながら身体を伸ばす。
仕種に伴うのは白金の光の粒子と、しゃらん、という鈴の音]
さぁて……ところで、見たところ準備にはまだ時間がかかるようだね。
ぼくも、何か手伝おうか?
……もっとも、力仕事はからきしけどね。
[受け付けの妖精に、軽い口調で話しかけつつ]
部屋を見るのは、後からでもいいや。
ちょっと、その辺りを見てくるよ。
[それから、呑気な口調でこう言って。
ふわり、黒の飾り帯を翻しつつ、外へと向かう]
─妖精界/南の森─
[がらごろがらごろ。
イイ勢いで台車が目の前を通り抜けていった]
あっぶなーい!暴走禁止ー!!
[叫んだ声も音に掻き消されてしまいそう]
さてはさっきのもあの子ね。
お馬鹿犬ーっ!
[それでも文句は言っておいた]
―帰って来た妖精界/中央広場―
ふふ〜ん♪
[人間界で遊ぶだけ遊んだから、ひっさしぶりに妖精界に帰って来た。どれくらいぶりかは忘れた。
別に何するつもりもなかたんだけど……はて何か騒がしいような。]
……何かあんのかな?
[あたいはふらっと広場の方にやってきた。楽しそうな雰囲気は大好きさっ!
がやがやしてるのをきょろっと見たり、楽しそう、楽しそうってのは伝わってくんだけど。]
……んー。なんだろ、何かこの感じ
あたい的に嫌な予感が………
[なんだっけ、と思いながらあたいは首を傾げたのさ。]
―館→
[さて、とようやく重い腰を上げて動き出す。
館から出てどこに向かおうかと、周囲をきょろりと見渡し]
さすがに、大祭ともなれば活気にあふれてますねえ。
[のんびりと呟き。
緑がかった青のローブ姿で緩やかに『月の玉座』の東に位置する泉のほうへと向かう。
忙しそうな妖精たちの間を通るときに、見知った姿を見かけることはあるだろうか]
おや、疾風 黒江 が来たようです。
疾風 黒江は、村人 を希望しましたよ(他の人には見えません)。
[月の玉座から西の方角にある一本の大樹。
その枝の一つに片膝を立てて腰掛ける細身の男。
薄墨の衣と黒袴の和装に身を包み、長い黒髪は背で一つに纏め。
刀鞘を腰に下げ、その手には篠笛]
……
[遠くを見つめる黒の瞳がふと伏せられ。
葉擦れの音と共に流れ出す*笛の音*]
[記名帳の中には、未だ乾き切らぬ墨で彼の情報が刻まれる]
――――――
■名前:黒江 葉ノ介 くろえ はのすけ
■種族:烏天狗
■属性:疾風
■職業:剣術道場の師範代
■年齢:20代後半の外見(人化時)、実年齢は100を超える
烏の嘴と翼を持った天狗。全身を黒い羽毛に覆われ、足には鉤爪を生やす。サイズは人間とあまり変わらない。
人間界には度々出入りし、その際には黒の長髪と同色の瞳を持つ若い人の姿を取る。線は細いが雄で、剣術道場で師範代の肩書きを持つ。
言葉遣いが時代がかっており、外来の文化や流行物には疎い。
─南の森─
わふん?
[台車の音に紛れて何か聞こえたような気がして駆けながらきょろり。
通り過ぎた後では姿を見つけることは難しく、こてりと首を傾げた。
けれど意識は直ぐに匂いの下へと向かい、そのまま森の奥へと駆けて行く]
中
は。100年以上生きてて頭悪い、文字書けねーってどんだけ!
でも本人は自覚ないんだぜ。
ってか歳も覚えてないという。
まぁそういうナマモノなんだきっと。
─妖精界/南の森─
あとで見てなさいよー!
[駆け去ってゆく影に向けて指を突きつけた。
小さくて見えなかったのもあるかもしれない]
……ふぅ。
そろそろ榛ちゃんも呼びにいかないと。
どうせまた寝ちゃってるはずだわ。
[スカートの汚れを叩くと南西にある花畑へ向かう。
妖精の森から出ると指笛一つで白狼を呼んで我が家まで走った]
/*
☆今回の目標
思いっきり、「お前、属性領域間違ってない?」と突っ込まれそうな事をやる。
……うんまあ、自分なりの陽光観と『理性』観を出せるとよいな、と。
ちなみに、天聖もぎりぎりまで候補だったんだが。
『悠久』は、時空竜の『無限』との差異が出せそうになかったんでやめたらしいよ。
─南の森・奥─
[がらごろごろ。
森の奥へ進むにつれて、鬱蒼と茂る木々に日差しは遮られ始める。
果樹の姿は減り、緑樹の姿が目立って来た]
匂い〜、こっち〜。
……わふっ!
[薄暗い中にありながらもやがて見えて来る見覚えのある後ろ姿。
背中にある渦巻いた尻尾を振りながら、喜び勇んでその後ろ姿に飛び付いた。
がらごろと台車の音が響いていたため、気配には容易に気付けたことだろう]
ごっしゅじぃ〜ん!!!
[雄牛サイズのまま前足を上げて飼い主であるイヴァンに飛び付く。
人型でありながら体格の良い飼い主は受け止められたか否か。
どちらにせよ、イヴァンにすりすりと頭を擦りつけることは変わりなかった]
[わふわふわふ、としばらく尻尾を振りながらイヴァンにじゃれていたが、ふとその動きを止めて]
わふ?
そう言えばご主人何でここにー?
[訊ねながら、くり、と首を傾げた。
自分の後から祭り会場に向かうと言う話だったはずなのに、と金の瞳がぱちぱちと瞬く]
―人間界/ゲルダ宅―
[頬をぺちぺちとたたかれて、[02]%ほど起きた状態でむくりと状態を起こす]
おはよ、おはよ〜、ゲル〜…
[見てるんだか見てないんだか眠そうな目を家主の方に向けた]
/*
……2%![ふいた]
と、いうかだね。
何このこたち、可愛すぎる。
そして、事前組はあとひとり、か……。
提出、なかったのだけど、どうなるのかしら。
/*
今回狩人希望だけどー。
他来たらどうしようー?
狂信者と聖痕者と妖魔は何とかなるかなぁ。
占い師と霊能者も匂いで嗅ぎ分けることにすれば何とか?
問題は智狼だねぇ。
←が謀反企んだり『力』欲したりはしなそうだもーん。
うん、ご飯は目玉焼きにしようか〜…
[はじめ返答になってない返答を返し、それからおでこをたたかれる衝撃]
ああ、おまつりー、おまつりー、いこっかゲル〜…
[大き目のYシャツ一枚の姿でゆらゆらとベッドから起き出して、
いろいろ際どいところが見えそうになっているが本人に気にした様子はなく]
ゲルとおまつり〜……
[ゆらゆらとしながら、それでもなぜかまっすぐに、
そのままの姿で出口の方へ向かおうと歩き出した]
……ああ、キミにとっては、それが大問題か。
[水が汚れる、という物言い>>49に、一瞬きょとり、として。
それから、合点が行った、とばかりに手を打ち鳴らす]
極光は常に揺らめいて見えるかも知れないねぇ。
けど、あそこはとても時間がゆっくりとしているから、さ。
[だからこそ、変化を求めて人間界を飛び回り、『変り種』扱いされているのがこの舞手なわけだが]
大丈夫、ぼくも似たようなものだ。
ん、泉、か……。
ぼくは、もう少しここを歩いているさ。
久しぶりだし、何か変わったことがあったか、聞きまわりたいしね。
[くすり、と。最後の言葉と共に覗くのは、悪戯っぽい笑み]
─南の森・奥─
[問いに対するイヴァンの答えは何だっただろうか。
どんな答えが返ろうとも、「そっかぁ」とにこにこな雰囲気で返したことだろう]
あ、そうだ。
ボク皆に果物と水頼まれてたんだぁ。
早く持って行かなきゃー。
ご主人も一緒に行こ〜。
[足音無く踵を返すと、イヴァンに移動をせがんで。
「背中に乗るー?」と聞きながら、がらごろと台車を率いて祭り会場へと移動を始めた]
―人間界/自宅―
そうだよ、お祭り。いこっ。
…いや待った、そのままじゃダメー!
[ぴょこりとベッドから飛び降りて、歩き出そうとする榛名のシャツの後ろをぐいっと引っ張った。家の中を覗いてる人がいたらチョット見えてしまったかもしれない]
パンツ!履いて!!
その格好で女王様とかと会っちゃったら大変っ!
[他の人でも大変問題あるはずだけど]
ええ、大問題ですとも。
[大袈裟に頷きを返し、納得したようなナタル>>51に小さく笑う]
ゆったりした時間は私は好きですけどねえ……のんびりしてられますし……
まあ、ナタルがそういう性格でなかったら知り合えなかったでしょうし。
またなにか、面白いことを見つけたらお知らせしますよ。
[人間界を飛び回るナタルと偶然であったのももう昔の話。
いつのまにか親しくなって、名を教え。
今では人間会で珍しい出来事や面白そうなことが起こるときには知らせるような間柄]
そうですか、では私は行ってきますね。
何か楽しそうなことがあれば、私にも教えてください。
[悪戯っぽい笑みににこりと笑みを返しながら告げる。
のんびりとした性格でも、楽しいことや面白いことが好きだからこそ友人になれたのだろう。
ひらひらと手を振って、東の泉へと向かって歩き出した]
─中央広場─
うまうま
いやー、流石に節目の大祭となると、出店もレベル高い
[そう言いながら、両手に抱えた食べ物をもっしゃもっしゃと食べ歩く]
……ん? んー、あれって
[そうしていると、少し離れた所に知り合いの顔を発見]
あー、ベッティちゃんだ
おーい、ベッティーちゃーん。やっほー
[そう言って、ブンブン手を振った]
[ボタンを閉めていなかったのでYシャツをひっぱられると、
さらに前の方があらわになったかもしれない]
ああ、ぱんつ…ぱんつ…
[こくこくというよりはかくかくと頭を前後に、
パンツ以外にもきちんと着替えるのは習慣のためか、理解をした上でのことか。
ハーフトップに短めのジャケットを羽織り、下は大き目のベルトを巻いたミニのスカートというへそだしルック]
それじゃあ、いこっか〜…
[今度こそとやっぱりゆらゆらっとした足取りで出口の方へ]
/*
牛の体長調べてたんだけどー。
ホルスタイン種で体長150cm、体高135cmとかそんなものらしいー。
肉牛だともうちょっとあるかなぁ。
人型の身長は犬型の時の体長で良いかも?
170cmちょいくらいかなー。
―中央広場―
おおっ?
[おっとあたいが"しこうのうみ"ってやつに沈んでいる間に、あたいは声をかけられていたようだ。]
その声はリッキー!久しぶりだなっ。
ってすげぇ!何そんな持ってんだ美味そーっ!
[あたいの友達リディア・キルポイント、略してリッキーと会ったの何時ぶりだっけ。忘れた。
とにかくリッキーに会えた喜びよか、あたいはその手に持ってる食い物に釘付けになって手を振り返すのも忘れていたのさ。
あんまり釘付いてたから、背中の6枚羽根がぱったぱった羽ばたいて、周囲にきらきら氷の粒が飛んでってった。]
─大祭会場─
さて、と。
[友と別れ、改めて周囲を見回す。
同じ属を持つ同胞だけが住まう地と違い、ここには、様々な属を帯びたものたちが集まっている。
故に、外に出なければ、接する機会もほとんどない『対なる属』の気配も多く感じられた]
本当に、賑やかになっているなぁ。
[妙にしみじみと呟きながら、ふわり。
白金の光の粒子を散らしながら、会場内を宛もなく歩き出した]
―人間界/自宅―
それならよし。
[着替える間は一応窓の外を眺めていた。
とりあえず起き抜けの格好から変っていればいいらしい]
榛ちゃんと一緒だから今はいいよ。
ありがとね、レラ。
[ゆらゆらペースなら小さいままでもついてけるはず。
扉の脇で待っていた白狼の背中を撫でて妖精界へと*向かった*]
─中央広場─
[ベッティがこちらを認識したので跳ぶことも出来たが、敢えてそうせず、駆け寄る
手の食べ物に気をつけつつ、ぎゅむっと抱きつくと]
ベッティー久しぶりー
ひゃー相変わらず冷やっこいなー
というか、食べ物なのか。お前、久しぶりの友達よりも食べ物なのか
そんな羽までパタパタさせて。このいやしんぼが。この、この
[ぷくーと頬を膨らませ、ぐりぐりとこめかみに攻撃]
―人間界/自宅→大祭会場―
[ゲルダからのよしの言葉は聞こえているのかいないのか]
おまつり〜…やたい〜…たべもの〜…かき氷〜…真っ白〜…シーツ〜…べっど〜
[妖精界に向かいながら、呟く言葉はだんだん祭りとは関係のない方向へ。
向かう途中も到着してからもゲルダに手を引かれて……
なのになぜか今は現地ではぐれていたりする]
ゲルが迷子〜……
[ゲルダからすれば迷子はむしろこちらなのだろうが、
ふらふら〜っと足取りはうまい具合に人ごみを避けるように]
─ →大祭会場─
[イヴァンと共に辿り着いた大祭会場。
飼い主は受付を済ませていないからと、一旦別れることに]
ご主人、また後でねぇ〜。
[渦巻き尻尾をぶんぶんと振って、受付に向かうイヴァンを見送る。
自分は台車を率いて待たせている妖精の下へと向かった]
お待たせぇ〜。
ごめんねぇ、遅くなっちゃったぁ。
[ぺしょ、と耳を垂れさせて待たせていた妖精に謝る。
少し咎められはしたが、ちゃんと戻って来たからと許され。
嬉しげに耳を立て尻尾を振った]
えへへ〜、ありがと〜。
それじゃあこれも運ぶねぇ。
[くるりと人型へ転じると、台車の荷物をそれぞれの保管場所へと運んだ]
―西の大樹―
ム。
[笛の音が途切れる。
きろりと開いた片目のすぐ前を、小妖精が通り過ぎて行った]
増えてきたな。
[篠笛を懐へ仕舞い、髪を纏めていた紐を解く。
現れた黒翼を羽ばたかせ、本性を現した烏天狗は空へ舞い上がった]
―大祭会場―
[人ごみの中、自分に向けられた声だとは認識できているらしくそちらの方をみる]
私〜?
[間延びしたようなしゃべりかた、なれないものが見れば寝ぼけているように見えるだろうか。
事実ほとんど眠っているような状態ではあるのだが]
大丈夫だよ〜……
[こちらは属性的なものを感じているのかどうか、様子は変わらず]
でもゲルが〜迷子なの〜……
─中央広場─
[ぎゅっとされたならば、ぎゅっと仕返すのがあたいの礼儀!
ひっさしぶりのリッキーとの再会にあたいは遠慮なく"ほうよう"を仕返してやった。やわっこーい。
一部残念な所があったとしても、それはきっとお互い様かもしれない。
ひやりとした冷気が、リッキーを包み込む。なつはあつくても、あたいの周囲は冷ややかで重宝されるのだえっへん。]
おう!伊達に氷片の妖精やってないからなっ。
ってあだだだだだぎゃ―――!
なぜばれたー!
[どうもリッキーはあたいが食い物に夢中なのに気づいたらしい。相変わらず聡い!さすがリッキー!
こめかみに多大なダメージを受けたあたいは思わず悲鳴をあげ、ギブギブとばたばた暴れたのだった。]
だって美味そうだったから!
そんな美味そうな食い物いっぱいなんて、滅多にこっちじゃみないからさっ!
[いちお"へいわてきかいけつ"を狙って、言い訳も言っておいたんだぜ。]
中
前にこんな感じの一人称のト書き書いてた人を見て、
おおこれは面白い!っ手思ったのもありましたとさ。
ノリはシャドウゲイト(ちょっと違うかも
―大祭会場―
大丈夫らよ〜…
いつも〜いっぱい〜寝てるから〜…
[心配する声にこくこくと頷いて、睡眠は普段から十分以上にとっているわけなので嘘はついていなかった。
その特徴的名耳と褐色の肌、その容姿から向こうには属性だけでなく種族も判別されるだろうか?]
保護者〜……?
ゲルは〜…、家主だよ〜
一緒にきたの〜…
― →東の泉―
[高い位置から眺めまわした挙句、行先として定めたのは玉座を挟んだ反対側。
木々の間を縫うように目的地へ飛翔する。
羽音を立てて降り立った泉の傍に、他者の影は未だあるか]
/*
やあ。
うっかり和風に設定してみたら縁故が結びづらくて困っている中の人だよ。
祭り過去にも参加してることにすればよかったけど、それだと美味しい絡み(ナタルに騙されるとか)ができなくなる恐れがあったから初にしてみたらますます結びづらくなったよ。
つまり残り枠に期待ということですね分かります。
─中央広場─
[ぎゅむーっとベッティと抱擁し合いながら、涼しさを堪能。
やわっこさの中にも相変わらず一部は育ってないなー、なんてことも考えていたが、どうやらお互い様だったなんてことは気付くわけもなく
ばたばた暴れるベッティを逃げられないように拘束しつつ]
おーおー、気付かないでかー。
しかも、何さその言い訳。フォローになってないよー
やっぱ私食べ物以下なの? ばかなの? しぬの?
[どうも、こっちも泣きたいらしく、容赦ない攻撃は続く
──そうしてベッティが解放されたのは、それから暫く後]
はぁ、まったく。あらゆる意味で変わってなくて、嬉しいやら悲しいやら微妙な気分だよ
[持っていた食べ物をベッティと分けつつ、そう言って溜め息]
―大祭会場―
ゲルも〜子供じゃないし〜、大丈夫だと思うの〜…
[そのうちとの言葉こくこくと頷きながらそんな返答。
向こうはこちらを心配してるのかどうか、その心中は知らず]
館〜……、後で〜行ってみる〜……
[それからペコリとお辞儀、そして反動でゆらりとなったりしながら]
やさしくしてくれて〜、ありがとなの〜…
そうなのか〜……
気をつける〜…
[わかってるのか、わかってないのかこくりと頷いて]
私は〜……、もう少し回ってみる〜…
[館にとの言葉にはそう返していて、レディとの言葉にぽっと頬を赤らめて]
男の人に〜、そんな〜、恥ずかしいの〜…
[直接見るでなく、感じるに近いためか性別を誤認することなく。
そして活性化していない脳内ではナンパされてるような気分になっているらしい]
/*
どうも、多分WIKI編集タイミングで中身ばれしてる気がしてるsinotakaです。
そっこうでエーリッヒの髪の色間違えてるとか、眠いときはやはり寝てから入村するべきでしたと今頃いいわけしておきます。
なぜ今かというとPTが2424で、これは友人と榛名を眺めろということかと思ったからです。
でもきっとたぶん気のせい。
おや、天聖 マテウス が来たようです。
天聖 マテウスは、おまかせ を希望しましたよ(他の人には見えません)。
[妖精界の結界を抜け、闇色の馬が音も無く地を駆ける。
馬の背には騎士の甲冑を身につけた男。
人馬は、大祭会場に近づき、警備の妖精騎士団の姿が見えたあたりで、歩を止めた]
―東の泉―
ウ……
……ゼル、ギウス、殿、で良かったか。
嗚呼、某は黒江葉ノ介と申す。
[発音が難しいらしく、首を傾げながらも名前だけは言い切った。
少し間を置いて、肯定と名乗りを返し]
そうだな。
郷の水も澄んではいるが、此れほどではない。
[もう一つにも肯定を]
─中央広場─
それ主にあたいが死ぬのぁあぁぁあ!!
[実はフルネームを覚えてるだけでも、奇跡的で大変な友情の証なんだ。
という事にそもそもあたいが気づいていないので、神がかり的なフォローは出来ねぇんだぜ!
容赦のないリッキーの攻撃にあたいのこめかみはまるでねじをうめこめられるかのごとくぎちぎちとおとをたててもんぜつぶぎゅ……なかなか"ぶんがくてきひょうげん"というやつは難しい。
まぁとにかく痛かったんだ。]
ぜーぜー……
リッキーこそ相変わらず容赦がないんだぜ……。
うんむ、元気で何より!
[リッキーの心の微妙な具合とか、あたいが気づくと思うの?
そういうわけであたいは相変わらずの調子で開放されたらころりと現金に、リッキーから食べ物を半分こしてもらったのでしたとさ。]
ほいやさ、なんかふぁんの?
………んぐっ。何かやったら賑やかなんだけどさぁ。
[丁度おなかも空いていたんで(え、林檎?もう消化したよ!)食べながらリッキーに聞いてみた。
行儀は聞きたいの二の次なんだ。]
[黒馬の背から降りると、兜を脱ぎ、騎士団長に礼をとる]
地の底より、わが主の名代として、大祭の祝いに参じた。偉大なる妖精王と女王陛下にお取り次ぎ願えようか?
[その願いは、速やかに聞き届けられ、やがて異郷の騎士は、大祭の客の一人として館へと案内された]
[古風な装飾文字で記帳された素性は以下の通り]
==========
■名前:マテウス・シー Matthäus Sidhe(シーは名字ではなく種族を示す)
■種族:ディナ・シー
■属性:天聖
■職業:騎士
■年齢:30代〜40代(外見上)実年齢不詳
他の妖精達とは別の王を戴いて地底に国を築く一族の妖精騎士。
見た目は人間の騎士とほぼ変わらない。顔には傷跡がある。
大祭を祝う地底の王の名代として、妖精界を訪れた。
マテウス自身、妖精界には、遠い過去にも一度だけ訪れたことがある。
========
/*
……うむ、エントリからして多分その系統だろうとは思ったが。
やはり、ディナ・シーか。
……ふ、渋いところを出してきてくださる。
─中央広場─
[馬鹿だ馬鹿だとは思っているが、その底がどこまでのものか未だ以て計りかねているわけで
だからこれがそんな奇跡的なことだなどと気付くわけもなく
そうして、開放後一緒にもぐもぐやっていたわけだが]
…………へ?
[と、ベッティの思いがけない一言で一瞬ピシッと固まる
だが、すぐにあいたたと頭を押さえると]
あー、そうでした。このICEべきおバカが100年周期のイベントなんていちいち覚えてるわけないですよねー
[ちなみに、行儀のことなんてリディも気にしちゃいない]
[里を追われて出て行くときも、自分の生い立ちのためいい顔はされてこなかった。
そして容姿のこともあり人間界にも自分の居場所はなく、森で生き倒れ、もとい眠っていたところをゲルダに拾われて今にいたる。
そのため、見知らぬ人から受けるやさしさはどうも特別なものとして認識されるらしい]
なにも〜、お兄さんは〜、優しい人です〜…
[にこにこと嬉しそうな笑顔を浮かべ、それでもまだ半分以上寝ているような状態だったが。
向こうが首を傾げてることには気づいていなかったが、
疑問の色を微かにだけ感じ取ったらしく、一瞬こちらも首は傾げたかもしれない]
[案内の妖精に祭りの準備が終わるまで、妖精王と女王への謁見は待つように、その間は自由に見物をと伝えられ、男は頷く]
では、暫し、休ませて頂こう。
[案内された部屋で甲冑を脱ぎ、とりあえずは休息する気配**]
―東の泉―
ウム、どうも異国の発音は慣れなくてな……
ならば言葉に甘えるとしよう。
[嘴に手を当て難しい顔――と言っても、烏の顔では無表情に近いが。
呼び方についての申し出には素直に頷いた]
黒江が姓、葉ノ介が名だ。
何れで呼んでくれても構わない。
[言葉を加える]
確かに此処ならば安らげそうだ。
大気も澄んで居るしな。
─大祭会場─
[優しい、という言葉>>91にくすり、と笑う。
確かに普段から外面良く振る舞っているので、初見ではそう言われる事も多いのだが]
ふふ、特別に何かしているわけじゃあないんだけど。
……さて、大丈夫そうなら、ぼくはそろそろ行くよ。
まだ、館の部屋を取っていないんでね。
キミと、キミの……家主殿、も館に来るのだろう?
また、あえるといいね。
[特に意図せず、こんな言葉を紡いで。
それから、ふと、思い出したように]
……ああ、ぼくはナタルという。良ければお見知りおきを。
キミの名前は?
[自身の名を告げ、相手の名を問う。
答えを得たなら、またね、と言いつつひらりと手を振り。
白金の光の粒子と鈴の音を残して、館の方へと歩き出す**]
/*
とりあえず、月闇とは接触できたので。
明日は、わんこをもふるのを目的としよう。
しかし、ディナ・シーかー!
……フィル・ヒリーシュと存在的に似てるとこあるよねぇ……主に、堕天使絡みのところとか。
―大祭会場―
うぅっ、おばかいぬぅ。
[楽だからといつものサイズでいたのも悪いのですが。
二度重なったダメージは大きかったようで。
記憶を混乱させながら、どこかの店の脇で気絶したままでした**]
―東の泉―
住んでる地域が違うとそういうことも多いですからねえ……
ええ、そうしてください。
[>>93嘴に手を当てたりする仕草がなんとなく微笑ましい。
見事な黒羽の動きを見ながら、朱色の眸を細めて]
ああ、そうなんですね……では黒江さんと呼ばせていただきましょう。
たしかに、空気も澄んでいますね――気持ちの良い風も吹きますし。
[穏やかに頷き、吹き抜けていく風が青銀の髪を揺らしていくのを感じて。
そのまましばらく、泉の傍らでのんびりと黒江と会話をしている。
黒江が立ち去るまでは幾つか言葉を交わし――立ち去った後もまだ、のんびりする*予定*]
─中央広場─
なんか知らんが褒められた!
[あたいはいい笑顔で固まったリッキーに親指を立てた
のだけど、100年ってところがちょっと引っかかってその格好のまま首を傾げた。]
何だ100年周期、って。
………あああ何か思い出してきたような………
随分前にも、何かこんなお祭り騒ぎしてたようなー………
[ぱたぱたっと薄い羽根6枚は、何だかどんどん早くなっていく。
周囲にきらきらっと氷が舞い散ったところで。]
ああ――――!!
そうだ、前あたいがこき使われた祭りっ!!
[思いおこせばそうあれは100年前、残暑で暑かった日々の中行われた大祭。
暑いの苦手な奴もいるからって、涼しい場所を確保する為にあたいはあちこちに氷柱を立てる役やらされて大変真面目に頑張った結果、準備が終わったら倒れて寝込んだのでしたとさ。]
うえぇ、またアレやんのは勘弁っ!!
[そう言ってまだ食い物口に咥えたまま、あたいは"だっと"の如く空飛んで逃げ出したのだけど、うっかりリッキーに足をつかまれ、地面にベたーんと張り付いたの*でした。*]
うん、きっと〜会えるの〜…
またなの〜…
[自然とこくりと一度の頷きを返して]
私は〜、榛名〜、ナタ、よろしくなの〜……
[ゆらゆらっと手を振り替えして、
残された鈴の音は耳に、光の粒子は見えてるのか危うい目に、それぞれ印象強く感じたのはその反する属性の相手だったためか]
ゲル〜、探すの〜…
[その姿を見送った後はふらりふらりと、再度ゲルダの姿を探し歩きだした]
[程なくして店の脇で気絶する姿を見つけて]
ゲル〜…?おやすみなの〜……?
「あ、あんたそいつの知り合いか?」
一緒におやすみなの〜……
[出店のおじさんが声をかけてきたような気がしたが、そんなこと意にも介せず。
ぎゅっとゲルダを抱きしめて、自分もそこに横になってすぐに心地よさそうな寝息を立て始めた]
「いや、ちょっとあんた、待ってくれよ。
何で寝るんだよーーーーっ!!!」
[出店のおじさんの叫び声は夢見の中にも響いていはいた**]
―東の泉―
嗚呼。
[呼び方に承諾の意を込めて一つ頷く。
細められた朱色の意図は読めずに、黒を瞬かせて]
ウム。
矢張り人の居らぬ処は違うな。
[水精の揺れる髪を見、葉擦れの音を立てる木々を振り返り。
幾らか言葉交わした後には別れを告げて、また何処にか飛び去って*行く*]
─中央広場─
……いやいや、褒めてないから
[頭抱えつつ、言うべきか考えていたが、どうやら首を傾げ思い出そうとしている様子
そうして、パタパタ羽を動かして考え込んでいるベッティを横目にもぐもぐやっていたが]
おお!? 思い出したか
[流石に酷い思い出だろうから、忘却の隅に追いやってるかなと思っていたが、どうやら逆に酷すぎて忘れきれなかった様子
そうしてある種の感動を覚えていたが、脱兎の如く逃げようとするベッティの足をガシッと掴む
びたーんと倒れるベッティに対して、立ち上がりパッパッと自分の服についた砂を払うと]
だが、そうは問屋が卸さない
今年も暑いからねー。ほんといいタイミングで帰ってきてくれたよー
[そう言って、ベッティの襟をむんずと掴むと、ずるずると引き摺って広場を後にする
……ちなみに、ちゃんと適度な休憩を挟みつつ食べ物も与え、100年前のようにはならないように気は使っていた*とか*]
/*
おはようございます。
昨日独り言での挨拶してなかったので、今済ませる。
てことで、Wikiで匿名AでCOしていた萩月でございます。
うん、前村で「参加するかも」とほざいてましたが、とっくに席は確保してあったのでした。
/*
とりあえず、第一目標であったチルノty……もとい、ベッティとの強縁故ゲット。
あー、ほんとICEべきHかわいいですわ。
あれぇ〜、こんなところで寝ちゃったんだぁ。
じゃあ僕が館まで運んであげるよー。
[にこにこな雰囲気で言って、あむっと榛名の服を銜えて。
渦巻き状にしていた尻尾を解いて器用に背中へと榛名を乗せた。
ついでに抱きしめられていたゲルダも運ぶ形に]
おじさん後でご褒美ちょうだいねぇ。
[ちゃっかり見返りを要求しつつ、尻尾で二人を抑えながら館方面へと向かって*行った*]
――森の奥――
[一歩一歩 踏みしめるように大股で歩く。
色々な匂いや気配をうすらと感じる方向はあれど、
いまいち鋭いとは言い難い彼を導くには至れないらしく。
男の歩みを止めたのは ざくざくと走る遠慮の無い音と
それに重なる台車の転がる音。
どんどん大きくなるそれは スピードも速く、
振り向く前に 背中にもふもふの衝撃がぶつかった。]
っと、おおおお?
[見知った声に 見知った匂い、見知った温もり。
雄牛程もあるそれの力に 男の巨躯は吹っ飛びこそしなかったが
振り返ると押し倒されるように地面に倒れる。]
[まるで 襲われているかのように見えるかもしれないけれど
それは 彼らがじゃれているだけのかたち。
目尻を下げて暗緑のもふもふに顔を埋め一通りじゃれた後]
うん?
何でってお前、姉ちゃんの代わりに儀式の祭りに行くって言ったじゃないか。
[随分と会場から離れてしまっているのは気づくことなく。
にこにこと笑う気のいい飼い犬(?)の言葉に頷いて
だが背に跨る事はせずに ぽんぽんと毛並みを叩き
共に並んで会場へと脚を運んだ。]
─大祭会場・館─
[ふわり、ふわりと光の粒子を散らしつつ、戻ってきたのは館前]
……ふむ、大分賑やかになっているねぇ。
[準備の方もだいぶ整って来ている様子。
あと、どれくらいの来訪者が訪れるのやら、と。
そんな事を呟きながら、記名帳を勝手にぺらりと捲っていたりする]
……へー、あちらの国の方も来てるんだ。
これは珍しい。
[比較的新しい書き込みに、感心した声を上げていたり]
―東の泉―
[烏天狗の眸が瞬くのを見て、じっと見ていたことに気づいたように、ああ、と呟く]
私が住んでいる地域ではあまり黒い羽や髪を持つ人はいませんから、つい珍しくて。
[すみません、と軽く謝り。
木々を振り返りながら黒江が告げる言葉に小さく頷く]
ええ、ほんとうに――
とはいえ、ずっとここでのんびりしてると、今度は人間界を見に行きたくなったりもするものですから。
結局はどちらも好きなんでしょうねえ。
[くすっと小さく笑い。
烏天狗が飛び立とうとする様子に朱色の眸を細めて笑んだ]
ええ、それではまた、大祭の会場でお会いしましょう。
[見事な黒羽を広げて飛び立つ姿を見送り。
それからしばしの時が過ぎる。]
[黒江が泉の傍からいなくなってしばらくがたった。
のんびりぼんやりしていたけれども、ようやく重い腰をあげて]
さて……会場を見に行きますかねえ。
[小さく呟きながら、のんびりと会場に向かって歩き出した。
ほんとうは水から水へ移動することもできるけれど、なんとなくのんびりと歩く]
―東の泉→―
いや、気になさるな。
某にもおぬしの姿形は珍しく映る。
[ゼルギウスからの謝罪に返す声には笑みの気配が混じった]
そういうものか。
……だが、気持ちは分からぬでもない。
綺麗過ぎるのも少し物足りぬかも知れん。
[一処に止まらぬ属性柄、合い通ずるものもあってか。
首を戻し、続きの言葉には頷いてみせた]
では失礼する。
また後ほど。
[小さく頭を下げたのはそれから少し後。
畳まれていた黒翼を広げ、数度の羽ばたきの後、空へ]
―大祭会場―
[自分にとってその毛並みはふかふかのベッドで、感じる揺れはさながら揺り篭のごとく。
ゲルダを抱きしめる手はそのままに]
違うよ〜、それはりんご飴だよ〜……
[ゲルダから届く疑問の声にこたえるようなタイミングで、そんなことを言っていた]
[手足をぱたぱたと、腕の中で動くゲルダをぎゅっと抱きしめて]
ゲルー…大好きー……
[すりすりっとほお擦りをしていた。
抑えていた尻尾が離れると]
だめだよー…お布団けっちゃー…
[片手を伸ばして布団を探す様に、それを宙にさまよわせて、
他の人から見れば落ちそうなぎりぎりのところをゆらゆらしてるかもしれない]
─大祭会場・館前─
……さて、どうしようかな。
[とりあえず、二階に滞在中の部屋だけは確保して]
まあ、引きこもってても仕方ないんだけど……ふむ。
[館の中は大体わかっているから、中を歩き回って、という気にはなれず。
とりあえず、外に出て、何か面白いものないかと見回した]
――会場――
そういえば、泊る場所あるんだよね?
姉ちゃんに聞くの忘れたよ。
[手には大きな果実を棒にさし凍らせた菓子。
嬉しそうな笑顔は子供の様。
話しかけた先 屋台のおやじは笑顔で館を指差した]
お、ありがと。
[ひらり 手を振って館へと歩き出す。]
―大祭会場・館―
[疾風の名に相応しい速度で空を駆け。
再び烏が降りたのは、訪れた時よりも気配の増えた館の前]
やれ、多いな。
個室は足りるのだろうか。
[翼を畳み、人の身へ形を変える。
黒髪を再び一つに束ねながら、目だけで辺りを見渡した]
[ゲルダが逃れるようなしぐさを感じたのか手を緩めて]
いってらっしゃいなのー……
[布団を探す片手はいまだ宙を彷徨ったまま、
声をかける人には気づいているのかいないのか、ちょうどそちらの方に今は手が伸びていたはず。
近くによることがあればその服か手をつかむかもしれない]
―大祭会場―
[寝ぼけて落ちそうな様子>>117と、助けを求める声>>124に、クー・シーの近くによって榛名を支えるために手を伸ばす。
エーリッヒ>>125がこちらを向いて告げる言葉になるほど、と頷きつつ]
その人達が君の毛を引っ張っているようですよ。
ちょっと、寝ぼけている人を抱き上げたほうがいいですかねえ、此れは……
[抜け出そうとする小人を手助けするか、寝ぼける人を抱きかかえたほうが早いか、ちょっとばかり思案しつつクー・シーが固まる様子に苦笑を浮かべたところで、服をつかまれて>>126]
……うん、なにかもう、抱き上げたほうが早い気がしました。
ちょっと失礼しますよ。
[そう一声かけて、服を掴む榛名をクー・シーの背から抱き上げた]
─大祭会場・館─
[流れる白金に視線が向いて、その源を辿る。
相手もこちらを見ているらしいことに遅れて気付いて、黒は瞬いて]
……珍しいか。
[何故か少し視線は逸れて、再び漂う光を映す。
言葉はその主に向けられているらしいが]
[何かが手に触れて、つかんだそれは服で、
直後何か声がかかり、わかってるのかわかってないのか]
よろしくなのー…
[両手を広げてがしっと抱き上げるその姿に今度は抱きついた]
白馬の王子様がきたのー……
[うっすらと目を開けたようなあけてないようなそんな状態になってぽっと頬を赤く染めていた]
―大祭会場―
今から一人下ろすし増すから、だいぶましになると思いますよ。
[べそべそしてるわんこ>>131に優しく声をかけて、寝ぼけた人>>132を抱き上げたところで反対に抱きつかれて驚き]
っとと……おや、起きましたか?
[よいしょ、と横抱きに抱き上げた状態で腕の中の人に問う]
いえいえ、私はただのウンディーヌですよ。
[勘違いしたような言葉にまだ寝ぼけているのだと判断して小さく笑い。
クー・シーの背からおりた小人>>133が人間サイズになるのを見ながら、いえいえ、と言葉を返した]
困ってる声が聞こえましたからねえ……あのままだとなんだかひどいことになりそうでしたし。
さて、この子はどうしましょう?
館へ連れて行ったほうが良いですかね?
[腕の中の存在を軽く抱き上げたまま、一人と一匹に問うた]
/*
暴走してるのはこちらですね。ごめんなさい。
そしてキャラがブレてきてしまった。
このままじゃ他と被ってもしまいそうだし。修正できるかな。
―会場のどっか―
へるぷみー!おじひをー!あたいはまだ死にたくねー!
[そんな叫びでリッキーが止まってくれるはずもなく。
引っつかまれてずるずると、あたいは会場のあっちこっちに引きずりまわされ100年前とおんなじようにあっちこっち氷柱を建てる作業をさせられたのさ。
若干サボり気味でも許されたのは、日ごろのあたいの行いのおかげだと思う。
(実際はリッキーが気を使ってくれたわけだけど>>102、そんな事にあたいが気づくのは100年早い、とは後世のあたい談)
大体39本くらい建てまくった後。]
飽きた。
[飽きた。
休んで氷柱立てて食って休んで……ってずっと同じ作業は飽きるんだぜ。
あたいが建てた氷柱を、暇してるどっかの小人が削って、鳥の形にしたり、帽子被った雪だるまみたいなの作ったり、狼作ったり、形変えたりするのは、ちょっと見てて面白いんだけど、それも飽きた。
そんなわけであたいはリッキーの目を盗んで、こっそり人ごみの中へと隠れたのでしたとさ。]
[起きましたかと、問われる声、何か疑問の声を投げかけられたことだけは伝わったのかどうか]
ううん〜、私はやっぱり〜砂糖はないと思うの〜……
[返答になっていない言葉を返し、すりすりっと横抱きにされる感触が心地よかったのか擦り寄っていた]
ウンディーヌさん〜、よろしくなの〜……
[続いた自己紹介と思しき言葉にめずらしく会話らしい返答を返したがどこか勘違いが生じていた]
―大祭会場―
むぅ。本当にごめんなさい。
痛くしたりするつもりじゃなかったんだ。
[申し訳無さそうにもう一度謝ると、手を伸ばしてクー・シーの頭を撫でようとした]
森で樹を揺らしたでしょう。
私、そこの上で休んでたから落とされちゃって。
その後荷車に轢かれそうにもなったし。
[榛名相手より丁寧な喋り方でクー・シーに説明する。
見つけたら怒るつもりだったけれど、これじゃ怒れない]
ゲルが〜、ご迷惑かけてごめんなさいなの〜…
[かくんとこちらも頭を下げていた。
一番迷惑をかけている張本人だという自覚はあるのかないのか]
―大祭会場―
いえ、たいしたことはしてませんから。
[エーリッヒ>>137の礼にはゆるく首をふり。
ゲルダ>>140にも同じように返しながら、寝ぼけているのがいつも、と評された人>>141を見る]
たしかに寝ぼけているようですねえ……
……この状態も、いつものことですか?
[寝ぼけている、のかどうか微妙に続く会話に不思議そうにゲルダに問いかけ]
……まあ、館に連れて行ったほうが早いですね、立ち話もなんですし。
あなたたちはどうしますか?
[女性を抱き上げたままで二人と会話をしている様子に周囲の視線が集まり始めているのを感じて、ゆるりと首を傾げて提案した。
エーリッヒとゲルダの間での会話には口は挟まないままに聞いていたりする]
―大祭会場・館―
ならば良いが……
[直視していなかった為に、相手の口端が上がるのには気付かなかった]
舞手か。
成る程、それで左様な格好を。
[少し視線を戻して、衣装に施された刺繍を見る。
胸元には目は行かず]
……嗚呼、申し遅れた。
某姓は黒江、名を葉ノ介と申す。
[そうして誤解は解かれぬまま名乗った。
黒は漸く相手の顔を映すが、微妙に視線はかち合わない]
─大祭会場のどこか─
おっ、爺さんひっさしぶり!
[飛んで逃げずにさくさく歩いて逃げたから、足元には霜柱が立っては溶けて消えていく。
そんな足跡を残してこっそり逃げた先で、あたいはよくわからんが何か偉いらしい爺さんに出くわして手を振ったのだ。]
んー何?記名帳に名前?書いてねぇ。え、今書けって?
あたい字ぃ書けないから爺さん書いて。
[そんな事を言うと爺さんは呆れ顔で書いてくれた。>>14
おまえ100年も生きてて云々言われたけど、長い話なんで右から左に通り抜けてった。]
おう、わかった!
[あたいはいいこだから、聞いてないけど返事はしておくんだ。
爺さんはヘンな顔してたけど、あたいはそんなの気にしない。]
─大祭会場─
[ゲルダの話>>142を聞いて、しょげていた耳がピンッと立った]
わふっ、気付かなかったぁ!!
ごめんなさぁい…。
[説明されたなら心当たりは大いにあって。
謝りながらもう一度耳をしょげさせる。
伸びて来たゲルダの手は、大人しくされるがままに。
榛名の謝罪>>143が自分に向いたものなのか、ゼルギウスに向いたものなのかが分からなかったけど、渦巻き尻尾をぱたりと振って。
ゼルギウス>>144に訊ねられると]
じゃあボクも一緒に行くー。
あ、そうだ。
ボク、クー・シーのエーリッヒって言うんだぁ。
よろしくねぇ。
[ぱたぱたと尻尾を振りながら、今更の自己紹介]
あーもう、榛ちゃんの手を引くのに小さいままだったのが間違いだった。でもボクだけのせいじゃないよっ。
[榛名の言い様にむぅと頬を膨らませた]
榛ちゃんは、ちゃんと起きてる方が珍しいです。
その状態でも生活はしっかりできるんですけど。
そうですね、移動しようかな。
色々巻き込まれたりでちょっと疲れちゃった。
[ウンディーヌの問いかけにはこくりと頷いた]
中
皆館に行くのか…。
人数増えると大変そうだー。
今後の予定
・イヴァンに叩かれる。
・ゼルギウスの髪の毛を凍らせる。
・黒江を誰かと勘違いする。
[自分に関する会話がなされている間も、そんなことを知ってか知らずかすりすりと擦り寄ったままでいた]
ゲルは〜、もっとしっかりするべきなの〜……
[一番意識すらしっかりしていない人に言われたくないことを言いながら]
王子様のお城まで〜、行くの〜…
[提案にはそう答えてからぽっと頬を赤く染めていた]
うん。次は気をつけてね。
でもボクも失敗したから、おあいこだ。
[フフッと笑って、仲直りのしるしに優しく頭をなでた]
エーリッヒ。うん、覚えた。
エーリ君と呼んでもいいかな?
ボク、じゃなかった、私は森小人のゲルダと言うの。
そっちの榛名ちゃんと一緒に暮らしてる。
こちらこそよろしく。
[エーリッヒともう一人に向けて名乗った]
―大祭会場→館―
[榛名>>143の謝罪は誰に向いたものかわからないけれど、小さく笑って]
私は気にしてませんよ。
[のんびりと返しながらエーリッヒとゲルダのやり取りが終わるのを待ち。ついてくるというエーリッヒ>>147にゆるく頷いた]
はい、では一緒に行きましょうか。
エーリッヒさんですね。私はウンディーヌのゼルギウスといいます。
[と、エーリッヒの名乗りを受けて、ゲルダや榛名にも向けて改めて名乗り。ゲルダ>>148の言葉になるほど、と呟き]
この状態が普通なんですね……それで生活できるというのも凄いですが……
[榛名を抱き上げたまま、エーリッヒとゲルダと共に館へと向かいながら、ほんとうに生活できているのかとちょっと疑うような視線を腕の中の人>>150に向けてしまったのは仕方無いことだろう。
なにせ寝ぼけたまますりすりと頬擦りなどもしているのだから]
ええ、そうですね、お城ですねー。
[頬を染めている様子には気づかないまま、寝ぼけた子をあやすように頷いた]
─大祭会場・館─
それは興味深いな。
機会があれば、是非とも。
[やや口許を緩めた。
人の形をしている今は表情も判り易い]
フム。
しからば、ナタ…ル殿と呼ばせて貰おうか。
[ゼルギウスの時程ではないが、異国の名前を少し言い辛そうに口にする。
ただでさえ聞き慣れない言葉であるから、男性名と女性名の違いが分かる筈もなく]
……先程から、随分と機嫌が良さそうだな。
[原因がこちらにあるとは露知らず、相手の様子に首を傾いだ]
榛ちゃんには言われたくないよ…。
[はぁ、と溜息を吐く]
ボクも拾った時には良く生きてたなと思いました。
榛ちゃんの特技みたいなもんです。
[エーリッヒの横を歩きながらゼルギウスに肩を竦めた]
―大祭会場→館―
ゼルもよろしく〜……
[彼の名乗りにゆらゆらっと手は振ったままに、
視線を感じたのか薄っすらと開いた目がそちらと合わさり、
それから少し間をおいて笑いかけて]
私もそう思うの〜……
[何をそう思うのか、話の流れをおそらくは理解していない言葉をしゃべっていた。
お城にとあやされていると、また心地よさそうな寝息を立て始めたかもしれない]
─大祭会場─
うん、気をつけるー。
[お相子と言われて>>151、こくりと頷きを一つ。
撫でられると嬉しそうに金の瞳を閉じて、渦巻き尻尾をぱたぱた振った]
ボクのことは好きに呼んでいーよー。
えーっと、ゲルダとー、榛名とー、ゼルギウスー。
んーと、長いからゼルって呼ぶー。
[それぞれの自己紹介に確認するように言葉を繰り返して。
ふんふん、と少し顔を近付けながら鼻をピクピク動かした。
匂いを嗅ぐような仕草に見えたことだろう。
足音無く移動を始めつつ]
寝ながら生活するってすごいねぇ。
[榛名の生態を聞くと、ほわほわな雰囲気で首を傾げながら榛名を見た]
→館―
[ゲルダ>>156にだろうなあとしみじみと頷き]
まあ生きて行ける特技、ですね、たしかに……
自分で言いますか、そうですか……榛名さんは平和そうですねえ……
[褐色の瞼に覆われていた眸が開いて視線が合えば朱色の眸が小さく瞬き。
くすり、とおかしそうに笑みをこぼして、また寝息を立て始めるのにしみじみと呟いた]
ええ、ゼル、と呼んでもかまいませんよ。
エーリッヒさんは匂いで確認するんですか?
[エーリッヒ>>158の仕草にゆるく首をかしげて問い。
ゲルダとも言葉を交わしながら歩けば、館にたどり着き。
友人と、先ほど泉で別れた黒江の姿が見えるのなら、おや、とひとつ瞬いたことだろう]
―→館―
[家主であるゲルダの不安の視線もなにも知ってか知らずか、
今は心地よさそうな寝息を立てていて]
らめらよ〜……、目玉焼きは〜…納豆じゃないよ〜……
[寝言はもはや意味の通る言語になっていなかった。
平和そうとのゼルギウスの言葉、事実本人だけはいつも頭の中身が平和なのかもしれない。
何かに気づいたらしいゼルギウスの雰囲気を感じ取ったのか、館につくとぴくりと[14]%ほどの覚醒をしていた]
―会場のどっか―
[爺さんは何か頭痛がするとか言ってどこかに去っていった。
年取ると何処もかしこも痛くなるそうだから大変だな。
去り際に、祭りの間中泊れる場所があるってのを教えてもらったから後で行ってみるか。とはいえあたいは、なるべく早く帰る予定でいるから泊まるかどうかはわかんないけど。
前の祭りで酷ぇ目にあったんだから当然だよな。]
……そういや、祭りって、何の祭りなんだっけ?
[聞いた気がするけど覚えちゃいない。爺さんに聞こうにも、もう姿が見えなくなっちゃってるし。]
んー……まいっか。
[考えるのはあたい苦手だ。おなかが減ってくるし。]
─大祭会場・館─
では期待しよう。
[嬉しげな様に一つ頷いて]
嗚呼、それで構わない。
[呼び名には素直に承諾した。
ナタルの予想通り、姓を教えられたとしてもきちんと発音できたかは怪しい]
……ム。
そういうものだろうか。
[偽りの無かった先程と比べ、わざとらしさだけは伝わったか、何処となく腑に落ちない顔をした]
─大祭会場・館─
……おや。
[近づく賑やかな気配に、つ、と紫をそちらへと]
やあ、ユベールさっきぶり。
[友へ向けてひら、と手を振り。
それから、その腕に抱えられた榛名の姿にひとつ瞬いた]
……何故に、ここでキミが彼女を連れてくるのかと。
―会場のどっか―
[後で聞こっと思ってたら、後ろに気配を感じたので振り返ったらちまい妖精複数が地面を指差してた。]
ぬぉっ、何だおめーら。
[兄弟か?何見てんだ?と思ってあたいも見たら、そいつらは霜柱を珍しそうに見てたっぽい。
よく見てみるとあたいの嫌いな火炎っぽい気配がするから、あたいみたいな可憐な氷の妖精が作る結晶が珍しいんじゃないかと、あたまがいいあたいは3秒で予想した。]
何だ、そんなモンが珍しいのか?
だったらもっと珍しい物見せてやっよ!
[そう言うとあたいは、ぺたっと地面に手を当てて、その周辺を見事に凍らせてやったのさ。
ちまい火炎っぽい妖精は、あんまり見たことない氷に大喜びしてその上をつるつる滑って遊んでる。楽しそうな様子はいいな!火炎嫌いだけどいいな!いい事した気分になるな!
だからその辺歩く奴らが、うっかり氷付けされた地面を踏んで転んで悲鳴を上げてても、そんな事あたいは気にもしていなかったのさ。]
─大祭会場・館─
[視線を察知してかふと振り返り]
おや、これは先程ぶり。
[ゼルギウスに気付いて会釈を。
泉の時と姿は違うが、装いや雰囲気から同一の者とは知れる筈。
ナタルが彼に声を掛けるのに少し瞬き]
既知か。
[呟き、その同行者にも視線を向ける。
女人とあればやはり少し逸れるが]
─館─
[黒を纏う人物と、ゼルギウスに抱えられた人物と。
それらを交互に金の瞳で何度か見遣ってから。
へらっ、と笑う気配を表情に載せた。
何が楽しいのか渦巻き尻尾もぱたぱたと振られている]
―祭会場の脇―
…流石、一筋縄じゃいかないってことか。
そりゃそうだよなぁ。
[大木を横倒しにして腰かけとされた場所
巨躯を折りたたむようにして、どっかりと座って居る。
館を目指した筈なのだが
――館は 見えて居る筈なのだが。
どうにも近づかない事に、不思議な力が働いて居るのだろうと、男は睨んで居る。
勿論、そんな事はない断じてない。]
[寝言を言う榛名>>161には返事はせずに、エーリッヒ>>164のにこにこな雰囲気につられたように穏やかに微笑む]
覚えやすいのはいいですねえ……ご主人、ですか?
火炎の方ですかねえ……エーリッヒさんの周りにそんな気配が残ってましたけれど。
[首を傾げつつ、あまり得意ではない炎の気配を感じていたことを思い出して呟き。
友人>>165がこちらに気づいた様子に、榛名を抱き上げたままでは手は振れないから笑みだけを向けて]
やあナタル、さっきぶりですね。
おや? ナタルは榛名さんと知り合いですか?
困っているようでしたからつれてきたんですけれど……
[そう答えつつ、人間の姿の黒江>>168に視線を向けて笑みを返す]
黒江さんも先ほど振りですね。ええ、ナタルとは友人ですよ。
こちらの方は榛名さんにゲルダさん、エーリッヒさんです。
[そういって腕の中のダークエルフに、傍に立つゲルダと犬の姿のエーリッヒを紹介しつつ]
榛名さんが寝ぼけているようですので、館で寝かそうかと思いまして、ね。
中
あたいリッキー以外誰とも合ってねぇww
まぁ何とかなるー。マイペース!
いや館行く前に一個人様に迷惑をかけておこうかと思ってな(ぇ
/*
超多角。
私は平気だからいいのですが。苦手な人を巻き込んでいたら申し訳なく。
なるべく早く解散するようがんばろう。
イヴァンやリディやベッティやマテウスにも会いに行きたいとおもうのでした。
―館―
[頭痛の種になりそうな寝言はそれ以上なくて、ホッとした。
エーリッヒの記憶法は面白そうに聞きながら館まで歩く。
ちょっと疲れてきた。用意せずにこの姿になると疲れやすいのだ。
なんとなくぼーっと歩いてしまって]
あっ。はい。ゲルダです。
よろしく。
[ゼルギウスから紹介された二人に向け、慌ててぺこり]
あはぁ〜、ナタ〜…
またなの〜……
[ゆらゆらとそちらに手を振り、知り合いかと問うゼルギウスの言葉が聞こえると]
さっき〜、ナンパされちゃったの〜…
[ぽっと赤くなりながら、ろくでもないことを口走っていた]
私は〜、大丈夫だよ〜…
[寝ぼけてるようなのでとその言葉にはぶんぶんと首を横に振り]
でもゼルが一緒にっていうなら〜…
[とろ〜んとした目でそっちの方を見ているのは、まだ寝ているからかどうか]
─館─
うん、そーだよー!
良く分かったねぇ?
[飼い主の属性を当てるゼルギウス>>171に、ぴこぴこ耳を動かして感心するように言った。
理由を聞けば、「そっかぁ」と言ってにこにこ笑う気配を載せる。
次いで黒江に対して紹介されると、にっこにこのまま渦巻き尻尾を振りながら「おんっ」と鳴いた]
わふわふ、ボクは揃ったところに居合わせたの初めてだよー。
えーっと、おにーさんはナタル、で良いのかな?
[ゼルギウスの紹介を耳にして、確認するようにナターリエ>>173に訊ねた。
目より鼻で確認する犬であるため、性別についてもしっかり口にしながら。
意図的に誤解をばら撒いてるなんてことは知らない]
―館―
[友>>174の言葉になるほどと呟き]
それは多分ゲルダさんが迷子の榛名さんを探していると言うことだったのかもしれませんね……
ええ、私もそう思います。
[真顔で頷かれて深く頷きを返した。
抱き上げたままの榛名>>176の言葉に、少しばかり頭痛を感じたせいもあったかもしれない]
……ついにナンパまで始めたんですか、ナタル……
[人をからかうだけではなく、と暗にのせた言葉は黒江とナタルのやり取りを見ていたせい。
一緒に、などと言う榛名には苦笑して]
いえいえ、私は遠慮しますよ。というか、起きたのでしたら降りられますか?
[とろんとした目を見ても穏やかに問い返す。
すくなくとも話が通じてそうなら起きているのだろうと判断してみた]
[黒江に名前を呼ばれると、そちらの方を向いて、先ほどのゼルギウスの紹介の言葉が聞こえていたのかどうか]
よろしく〜、クロ〜…
[ひらひらっとこちらを見るその姿に手を振りながら挨拶をしていた。
ゼルギウスの言葉には一度ぎゅっとゼルギウスに抱きついて]
ありがとうなの〜、ゼルもやさしいお兄さんなの〜……
[そうしてゼルギウスの腕から離れるならふらふらっと自分の足で立つだろうか]
ゲル〜、なんだか今日はもてもてなの〜…
[なんか一人で盛り上がって勝手にテンションが上がってるのかさらに[14]%ほど覚醒していた]
おねーさん、かと思っちゃったの。
ごめんなさい。
[エーリッヒの視線を受けて、ナタルに謝った]
はい。森に倒れてた榛ちゃん拾って以来、一緒に住んでます。
他に行くところもないって言うから。
…うん。まあ。
おにーさんたちみんな優しくてよかったね。
[明らかにテンションアップしている榛名に苦笑した。
もっとこういう生活に憧れてたのかな、なんてぼんやりと思う]
―館―
そうなんですか。
エーリッヒさんのご主人さんも人間界にいらっしゃるんですねえ。
[なるほど、と頷きつつ、至極懐いてそうなエーリッヒ>>185ににこにこと笑みを返す]
おや、なにか間違えましたか?
ナタルは人をからかうのが好きだなあ、とあらためて思っただけですよ。
[わざとらしい友の抗議>>186にはにっこりといい笑顔を向けておいた。
勘違いしているらしい黒江や誤解を謝るゲルダを見れば、それみたことかと言うように]
いえいえ、どういたしまして。
歩くときはちゃんと起きていたほうがいいですよ。
[榛名>>189が抱きついて感謝してきてもすっかり子供をあやすような対応になっている。
ゆっくりと腕の中から下ろして、ふらふらとしながらでもちゃんと立つなら手出しをすることはなく]
さて、館には送り届けたことですし……私はまた会場をぶらぶらしてきましょうかねえ。
[対となる三つの属性がこの場にそろっていることも何かしら影響があるのかもしれない。
彼女にしては珍しく3割近くの覚醒をしており、ゲルダからの経緯の説明に]
里から〜、はーふはいちゃいけない子だからって〜、追い出されて〜、
行くとこなかったから〜、森でとりあえず寝てたの〜……
そしたら〜、ゲルに拾われたの〜……
[深刻そうな話なのだろうが彼女の様子からはあまりそうは見えないかもしれない。
ハーフエルフの扱いを知るものならばおおよそ状態の想像はつくだろうか]
やさしいおにーさんたちなの〜…
[ゲルダの言葉にはかくんかくんと頷いてえへへっと笑っていた。
ゼルギウスから注意するような声>>194がかかれば元気にしゅたっと手をあげて]
は〜い、気をつけるの〜…
[そしてあげた手はすぐに下ろされることになる]
[ナターリエとゲルダの会話が聞こえたのか]
ゲルと私は〜、運命の糸で結ばれるから〜、きっと大丈夫なの〜…
[恥ずかしげもなくそんなこといいながら]
ナタとゼルも〜、仲良しさんなの〜…
運命の糸なの〜…
[どこか楽しそうにそんなことを言っていた]
[甲冑を外すと、男の服装は、他の妖精達とさして変わらない。少しばかり意匠が古風なことと、腰に提げた剣、羽織ったマントが多少は異彩を放とうが、それも祭りに集まる雑多な妖精やその眷属の間では、目を引く程ではないだろう]
賑やかだな。
[身軽になってから、部屋を出ると、丁度、館には妖精達の一団?が到着したところ。賑やか、という言葉には、恐らく音声だけではない何かの意が含まれていただろう]
―館―
[ナタルとゲルダのやり取りをほのぼのと眺め。
榛名>>200の自己紹介になるほどと頷いたりしつつ]
ゲルダさんが見つけてくれてよかったですねえ……
[起きている様子が珍しいなどとは知らないから、手をあげての宣言にうんうんと頷き。
黒江>>201が勘違いを恥ずかしがる様子にはひとつ瞬いた]
――ナタル、あんまり純真な人はからかっちゃだめですよ。
[うん、とナタルに忠告のように声をかけて]
じゃあ私はこれで失礼しますね。
また儀式に時にでも。
[エーリッヒ>>205にもひらひらと手を振りながら皆に声をかけて。
館の前からゆっくりと立ち去るのだった]
/*
は。
ナターリエ
37回 残1500pt
狙ってないのに、これは凄い。
そして、テンションが上がってくると、この喋り方楽しすぎてヤバイ。
なんだこの、シンクロニティ。
だます〜…?
お兄さん悪い人だったの〜……?
[首をかくんとかしげてナターリエのほうを見て]
ああ、ナタは〜、意地悪でやさしいお兄さんなの〜?
[そうなんか、自分で何かに納得していた]
運命の糸とか。大げさなんだよ榛ちゃんは。
[ハーフエルフの話は噂でしか知らない。
そんなの関係なく、一緒に居て楽しいからずっといればいいと言った。小屋を改装したりもした。
でも運命なんて言い方されると、深い意味がなくても恥ずかしい]
噂の宴会!
今よりもっと凄いのよね。どんななんだろう。
[ナタルの話にドキドキする胸を手で押さえて]
エーリ君もまたねー!
[胸元でぱたぱたと小さく手を振った]
[かけられた声に、男は足を止める]
確かに、祭りは賑やかに限る。
[深淵の青を映す瞳を細め、笑む]
だが、始まる前から疲れてしまいそうな者もあるように見えるが、大丈夫かな?
―会場のどっか―
ん?
[転んでる奴とか気にせずに(悲鳴だか文句だか聞こえたけど聞こててないよ)火炎のちまいのと遊んでたら、ちょっとあたいに近い、だけど全然遠い気配を感じてそっち見た。青い髪の後姿。>>212
あたいは聞こえてないけど、そいつの呟きをリッキーがきいていたら頷いていたかもしれない。]
お。おお?
[あたいの視線を釘付けにしたのは、ぽたっと零れてるその先っちょ。
何かたれてるーと思ったあたいは、ひょこっとその後ろに近づいて、雫の先、髪の毛の先をぎゅむと握った。引っ張りはしなかったけどさ。]
――――ぉお。
[当然それが水なら、あたいが凍らせる事の出来る範疇で。
毛先が氷でばっきばきになるのを、あたいはすげぇ!と思って見つめてたのさ。]
―会場:凍った地面のあるところ―
[近いようで遠い氷の気配と、水で溶かすべきとか真剣に考えていたらうっかり本性に戻っていたようで。
背後から近づく気配は、目の前の氷と混ざってわかりにくく――
なにやら背後でぴきぴきと凍る音にかちん、と動きが止まり。
ゆっくりと後ろを振り返って]
――なにを、してらっしゃるんですか?
[滴る水の流れが止まり。
ツララのようになる髪の毛を掴んでいるベッティに、にぃっこり、笑顔でたずねた]
ああ、うん。
勘違いされるのは、いつもの事だからね。
若い頃は逐一突っかかってたりもしたんだけど、怒るよりは楽しんだ方がいいかな、と思って。
[黒江の恨みがましさ>>222などどこ吹く風、とさらり、返す]
そうか、なら余計に驚きかな。
ぼくは、これで……三度目になるのだけど。
人里の祭りにも、良さはあるけれど、それとはまた違うからね。
……ま、ケンカも華の一つではあるさ、ここではね。
あまり行き過ぎれば、騎士団長殿や、規模によっては女王の制裁も入るから、みんな自重はしてるはずだよ?
[頷くゲルダ>>225には、楽しげに、逆に怖がられそうな事を言った]
ああ、皆元気だな。
[元気はいいこと、という当人が、どうもそう元気に見えないのは、置いておく]
押さえるがいいとは言わぬよ。ただ、こういった大きな祭りには、色々な者や力が集まり、色々な事が起こる…
[そこで言葉を切ってから、いや、と首を振った]
縁起でもないな。楽しめる時は楽しみ過ぎるが、妖精の本性。余計なことを言った。
―会場のどっか:凍った地面のあるとこ―
ん?何かぽたぽたしてっから、これ凍るかなーって思ってみ
[何してんだって言われたから、こうしてんだって声がした方を見上げて言って、あたいは思わず固まった。
こういう顔して笑ってる奴をあたいは知ってる。
そのあと大概ロクな事にならないことも知ってる。]
…………あは、あははははは。
[そこでようやくあたいは何かマズイ事をやらかしたんだって気づいたけど。
どーにも出来ないので髪の毛持ったままとりあえず笑ってみたわけだ。]
/*
王といってもきっと怖くないんで、あえて女王という。
しかし、力関係を知らなければ、きっと意味が通らないこの一言。
しかし、表層だけで飛ばしてると、どこが『理性』なんだって話になりますなぁ、このキャラ。
これは、申し遅れた。
[ゲルダの問いに、男は胸に手を当てる]
我が名は、マテウス。地底の王に仕える騎士。
短い間なれど、お見知りおきを願う。
心配性か、そうかもしれん。
[肩を竦める相手の言葉に否定はせず]
ところで…ゲルダ殿は、本当に具合が悪いのではないかな?
[寒気でもしたように頭を振ったゲルダに近づくと、そっとその頭上に手をかざす]
―会場のどっか:凍った地面のあるとこ―
おっ、流石にそれはバレ…
[氷破って言われて、その通りなのであたいはこっくり頷いた。目の前のこいつは十中八九流水、とか思ってたらやっぱりそうだった。まぁそうだよな水っぽいし
何か分りますよね、って言われたんであたいはつられて頷いた。]
お、おうっ?
[でも最後に?が付いてたのに気づかれたっぽい。
何言われたか内容思い出してたのと手に凍らせた髪の毛持ったままだったおかげで、あたいのこめかみは簡単にこいつに両方から押さえつけられたのだった。]
ちにゃああああああ!!!!!
二度はいやああ゛あ゛あ゛!!
[リッキーに続いて二度目の急所攻撃は地味に痛いんだぜ!
あたいピンチ!あたいピンチ!
あたいはそん時と同じように、両手両足両羽根じたばた動かして暫くもがいてた。周囲に氷の粒が飛ぶのもお構い無しに。]
私も〜、こんなのはじめてなの〜…
[ゲルダにそう嬉しそうににこにこと]
ゲルと一緒の〜、初体験なの〜……
[そんな余計な言葉もつけ加わっていた]
私は、榛名〜…
ダーク?ハーフ?エルフなの〜……
[ゲルダの自己紹介にマテウスと名乗ったその男に自分もかくりと頭を下げて挨拶]
マティ、よろしくなの〜…
クロエ殿…と
[少し間が空いたのは、呼ばれた愛称に馴染みがなかったため]
ハルナ殿
[ついでに発音は、多分ちょっと怪しい]
それにナタル殿か。
どうかよろしく。
[名を呼ぶ頃には、いくらか口調も砕けたものに]
舞手というと、この祭りでも舞いを?
[ナタルへの問いには純粋な興味の色]
/*
とりあえず、そこな三対一画同士のやり取りが楽しい。
凄く楽しい。
……大地と雷撃こないかなー。
それで、属性相関は綺麗に埋まるんだが。
[ナターリエから言葉が返らないことは特に気にした様子もなく、
呟きも聞こえたのか聞こえなかったのか、ただ視線だか意識だかを感じ取ったのか、
なんだかきゃっと嬉しそうにしてたかもしれない]
楽しむのが一番だよ〜、ゲル〜…
[おそらく人生楽しんでないときがあるのかどうかという自分の言葉に、家主の心中はどうだったか]
ナタもああ言ってるし〜、心配しないても大丈夫らよ〜、きっと〜…
[お気楽な様子でそう、ふらふらっと手を振ったりしながら]
/*
ユベールがフランス名なんだし、フランス読みのオンディーヌにしておけばよかった……ウンディーネって自分で言いにくいとかどうよ……
―会場のどっか:凍った地面のあるとこ―
ぎゃあ――!!さどお―――!!!
[そんな事を口走ったあたいは、最初(07)分だったお仕置きが延長された事なんて知りもしないのさ。]
あたい悪くないもん!
水がそこにあるのがいけにゃああああああ!!!
[結局18分たっぷりぐりられて、ぷるぷるしながら氷の散った地面に突っ伏してたあたいを突っついていたのは、さっき遊んでやってた火炎のちまいのっぽかった。一部あつい。]
ごめんなさぃ……
[18分は効いた。リッキーでもやんねぇぞ。色んな物が口から出そうだ。
だからあたいはそいつの言葉に、実に素直にごめんなさいを魂と一緒に口から出したんだった。]
何、近づきの印だ。それに弱った者を助けぬ騎士は居ない。礼には及ばん。
[ゲルダの礼には、そう返して笑う。ナタルの答えを聞くと頷いて]
機会があることを祈ろう。ナタル殿の舞は、さぞ美しいだろう。
[まじめな顔で言ってから、その場にいる皆に会釈する]
では、失礼する。少し外を見物させてもらおうと思うのでな。いずれまた。
[言い残して、館を出ていった**]
―会場:凍った地面の傍―
[反省の破片も見えない叫び>>255に7分程度でやめておこうと思ったお仕置きが延長されたのは仕方がないことだった]
水があるから、って凍らされたら、私やほかの人がものすごく、困るんですよ?
なんでもかんでも凍らしていいわけじゃないんですから、ね?
[18分の間にそんなお小言もつけていたけれど、それがちゃんと理解されたかはわからない。
開放した後、地面に突っ伏しながら謝罪の言葉を告げるのに、ちょっとやりすぎたかと苦笑を浮かべて]
はい、次からは気をつけてくださいね。
――私もすこしやりすぎてしまったようですし、ごめんなさい。
[さすがに長かったかと反省して、突っ伏しているベッティに手を差し出して立ち上がるのを手伝おうかと。
凍らされた髪は、けれど本性のままに流れる水に徐々に溶かされて、いまでは毛先のさきっちょだけに氷が残っている状態だった]
/*
ゼル殿とベッティ殿の絡みにそこはかとなく和みつつ(?)
呼び名メモ。
ゼルギウス→ゼル殿
ナタル →ナタル殿
榛名 →榛名殿
ゲルダ →ルー殿
エーリッヒ→エリ殿
マテウス →マテウス殿
未接触→ベッティ、リディ、イヴァン
ヴァの発音に一番苦労しそうだ。
間違って〜…?
[ゲルダの言葉に一度首を傾げてから]
ゲル〜…、エッチなのぉ〜…
[ぽっと頬を赤らめてそんなことを言った]
またなの〜、マティ〜…
[ひらひらっと手を振り]
ゲルといい雰囲気なの〜…?
[にこにこっとそんなことを家主に言えば、どんな反応が返ったか**]
―会場のどっか:凍った地面のあるとこ―
[ぐりぐり中のお小言がどこまで頭ん中入ったかは、あたいのみぞ知る。
唯一つ断言できるのは、全部は聞いてないって事だ。
苦笑とかは見えなかったけど、やりすぎたとか言うのは聞こえたぞ。
全くもってその通りだよ!
……とか言うのはあたまのいいあたいは流石に止めといたんだぜ。
視界に伸ばされた手が入ったので、あたいは遠慮なく握って立たせてもらった。それくらいは遠慮しないんだぜ。あたい軽いし。
立ったらちょっとふらぁとしたけど、その辺は羽根でバランス取って器用に浮いた。]
にゅあ、ぐわんぐわんするー。
[浮いたら浮いたで、ふら〜とどっかに飛ばされそうだけどな。
さっきまでふらふらしてた誰かと似てるかもしれない。そんな事あたいが知る由もないんだけどさ。]
―会場:凍った地面の傍―
[氷の粒が散らばった地面に突っ伏している少女>>260の考えはわからないけれど。
その通りだ、と叫ばれていたらもう一度謝っただろう。とはいえお小言がなにも頭に入ってないのだとしたらまたお小言をいっていたかもしれないから、なにも言わない彼女は或る意味正しかった]
まあ……あれだけ長いことやりましたからねえ。
[手をとってふわりと浮き上がるベッティがふらふらしてる様子に朱色の眸を細めて見やる]
凍らしたりしないのなら、しばらく手を引いてあげますよ。
[なんだか糸が切れた風船のように飛んで行きそうにも見えて、つないだ手はそのままにどうします?とたずね]
―会場のどっか:凍った地面のあるとこ―
[繋いだあたいの手はちょっとひんやりしてるだろうけど、流石にもう凍らせるような勢いはないんだぜ。こいつヤバイ、こいつ危険、ってのは学習したからな!
凍らせたりしない、とか言うからぶぶぶと首をふっておいた。]
もうグリグリやられんのは勘弁なんだっ!
………ふにゃぁ。
[首振ったら余計にぐわんと脳みそが揺られて、ぐてんと首が前に倒れた。
口から抜け出た魂はそのまま空に昇るこたないけど、はみ出したまま暫く戻りそうにねぇ。
そんなわけであたいはまともに飛べるようになるまで、名前も知らねぇこいつに暫く連れられる事になるわけだった。
辛うじて、火炎のちまいのらに手を振って、お別れ言う事くらいは出来たけどな。**]
―会場:凍った地面→
[ものすごい勢いで首を振るベッティ>>262に心配そうな視線を向ける]
……だいじょうぶですか?
凍らせないのなら、ぐりぐりしませんよ。
[もともとあまり体温の高くない水精よりもさらにひやりとする手を握ったまま、ふらふらとする様子に苦笑を浮かべ]
まあ、こうなったのも私の責任ですし、しばらく面倒を見ますか……。
ああ、そうそう、私はウンディーネのゼルギウスです。
[さらりと名乗るが魂が抜けているベッティが覚えるかどうかは謎。
ちまっこい火炎たちは別の楽しそうなことを見つければそちらへと向かったようで。
ベッティの魂が戻るまでのんびりと会場を歩き――一つの屋台を示して、何か食べますかと聞いたりもしたのだった**]
おや、精神 ベアトリーチェ が来たようです。
精神 ベアトリーチェは、おまかせ を希望しましたよ(他の人には見えません)。
─妖精の森 外れ─
[妖精界の森の一角、集い過ごしているのは漆黒の牝馬達。
その中に、一際小さな身体の馬が不思議そうに瞬きしながら仲間達の話を聞いている。]
…オマツリ…?
それって、楽しいの…?
[楽しいよ、と返事が返ればほんの少し目が細まり、笑みの形となる。]
ふぅん…行ってみたい、な。
ダメ…?
はぐれると、迷子になるから…?
そう、分かった…
[まだ人間界どころか群れから出たこともない彼女には他の種族も集まる祭りは危険だと反対される。
彼女の返答に、反対した仲間達は祭りに行くのを諦めたと安心して他の話しへと移行していった。
彼女の姿がいつのまにか消えたことにも気付かずに─…]
─妖精の森 中─
…一人で行くなら、誰ともはぐれない。
だから、迷子にもならない。
…私、頭良い。
[人の姿をとった仔馬は、こつこつ貯めたお小遣いと仲間が持っていた地図をこっそり入れた小さな鞄を肩にかけ、大祭会場へと*向かっていった。*]
[会場に着いて提出される記名帳には、以下のように*記されるだろう*]
───────
■名前:ベアトリーチェ=ビーチェ Beatrice=Bice
(ビーチェは苗字ではなく愛称)
■種族:ナイトメア
■属性:精神
■職業:なし
■年齢:外見年齢は10才前後
普段は妖精界の森の中、仲間達と共に暮らしているナイトメア。
まだ幼い為に夢魔としての力は弱く、人間界に降りたこともない。
人としての姿は、本性とはかけ離れた陽光色の髪と若草色の瞳を持つ少女。
本当の姿は漆黒の仔馬で、仲間達と居る時はその姿でいることが多い。
───────
/*
まだ人数集まってなかったので。
本当はユリアンでドワーフでもやろうかと思ったんだが、んむ。
やりやすいのに逃げた。(
―会場―
[人形へと変じれば滴り落ちていた青い雫は青みがかった銀の髪へと変わって。
さらりと髪をなびかせながら緩やかに歩く。
賑やかに騒ぐ妖精たちを眺めるうちにふと、火炎の属性を感じて、さきほどのちまっこい火炎達だろうかと、きょろりと周囲を見渡した]
――会場――
[男は巨躯を丸めるようにして縮こめ、
相変わらず隅の方から 祭りを眺めて居た。
甘い飴をコロリ 口の中で転がした時
ふと 背筋を這うような属性の気配に顔を向ける。
流水。
火炎の属性を持つ自身にとって、
近寄りすぎると――消えてしまうかもしれない、
そんな不安を抱かせる匂いだけれど]
よぉ、こんばんは?
[目が合ったから、笑顔で 手をひょいと上げた。]
うん、――って、あれ、あいつの知り合い?
なんか聞いてた?
[近寄ると うっすらと煙る気さえするのは
湿度があがったかのような 属性の妙]
俺の勘が鈍ってなければ、――流水、かな?
水はあんまり得意じゃないけど、
髪、すげぇ、綺麗。
[さらり流れる銀髪に 人懐こい笑顔を向ける]
ええ、先ほどちょっとしたことで知り合いまして……
詳しいことはなにも聞いてませんけれど、エーリッヒさんがご主人さんを大好きだと言うことだけは良くわかりましたよ。
[くす、と小さく笑う。
あまり近づきすぎると湿度が上がるどころか蒸発してしまいそうで、ほどほどで足を止めつつ。
髪を褒められて軽く瞬く]
ありがとうございます。
ええ、流水のゼルギウスといいます。
私も火炎はあまり得意ではないですが――せっかくのお祭なのに、苦手だからと避けていてもつまらない気がしまして。
[人懐っこい様子につられるように微笑みながら、ひとつ頷く]
人の姿をしていれば多分、そう簡単に属性負けすることも、ないとは思いますし……
へぇ、そいつぁ嬉しいなァ。
俺もあいつが大好きだからさ。
[エーリッヒが、という言葉に目を糸にして
傷の入った頬をごしごしと擦るような仕草をした。
そうかぁ、うん、そっかぁ、なんて口の中で呟いて
顔をまた上げ、座っていた場所から立ち上がる。
ゆうに190cmは越す巨躯が、流水を見下ろした。]
ゼルギウスかぁ、俺はイヴァンだ。
そうだなァ、それは確かに詰まらないし、勿体無い!
[人の姿を、という言葉にも笑みを深め、
大きな手をまっすぐ差し出して 握手を求めてみた。]
ふふ、では相思相愛、と言うことですね。
仲が良いのはいいことです。
[イヴァンの言葉にうんうん、と頷き。
立ち上がった相手の背の高さにちょっと驚いたように瞬き。
20cm以上の差がありそうな火炎を見上げて]
イヴァン、ですね。
よろしくお願いします。
[大きな手に、すらりとした手を重ねて握手を交わす。
一瞬周囲に蒸気が見えた気がしたが、火傷を負うこともなく普通に触れられたようだった]
うん、よろしくな!
仲が良い事は、助け合いが出来るって事だ。
意識が複数ある以上、そうでなきゃな!
[自分より随分と細い手を見下ろして 力を篭めず
ぎゅっと握ると痛みそうな気がしたから。
ふいふいと、ゆっくりと振って]
そうだ、ゼルギウスは館とやらに着けたか?
迷路になってんだな、凝った祭りだな〜
[手を離し腰に当て 胸を張ってから
辺りを見下ろすように見渡して 笑顔を向けた*]
ええ、そうですね。
一緒にのんびりしたりするのも楽しいですけれど、手助けしたりされたりもまた良いものです。
[うんうんと頷き。
豪快な悪趣がくるかと思いきや優しい握り方にほんのりと微笑んだ。
軽く握手を交わして手を離し]
迷路、ですか?
……まあそうですね、迷路でもあるかもしれません。
館への道はわかりますから、案内しましょうか?
[なんとなくピンと来て。
くすくすと可笑しそうに笑いながら胸を張るイヴァンを見上げてたずねる。
案内してくれといわれたら、にこにことした笑顔のまま、ともに歩き出すのだった**]
─大祭会場─
[滑るように駆けて来た先は、先程榛名達を拾った出店前]
おじさぁん、あの人館に連れてったからご褒美ちょうだぁい。
[しっかりご褒美を貰いに来たのだった。
おじさんは「仕方ねぇなぁ」と苦笑いをして、果物の蜂蜜漬けを器に盛り付けてくれる。
出店の横にあるテーブルに置いてもらうと、犬型のままそれを食べ始めた]
んぐんぐ……甘くておいしい〜!
[嬉しそうに渦巻き尻尾をしたぱた。
しばらくはご褒美に夢中になってもぐもぐしていた]
─大祭会場・館→森の中─
[館に残る者、外に出る者、それぞれを見送った後]
さあて、始まるまでそこら散歩してこようか。
[軽い口調で言いつつ、黒の飾り帯を翻して外に出る。
人ごみを歩くのもやや飽きたので、歩みは自然、森の中へと向いていた]
ええっ!?
道、判る、って覚えたのか?
ゼルギウス、お前すげぇな…
[案内を、と言われれば松の葉色の目を真丸く
パチパチと瞬いた後、うん、と頷いて笑顔。]
じゃあ是非!
流石にそこそこ歩いたから、
今日はちゃんとベッドで寝たいんだ。
[右肩に左手を置き、右腕をぐるぐると回し。
館へと向け、共に歩き出した。]
―大祭会場・館―
こんなに賑わってるると、出来るだけこっちでいないとだね。
気をつけよう。
[館の外を見てぽつり]
ナタさんもまたね。
ボクはこの館の中を見て回ってみようかな。
榛ちゃんはどうしたい?
[一人にするのは心配だけど、したいことの邪魔をする気まではなくて。どこか行くなら後でそれとなく気をつけておこうかのこころ]
――会場内――
うん?
いやほら、目的地に到着する時間の目測を誤る事って、良くあるだろ?
ま、野宿も楽しいもんだけどな!
[ゼルギウスに笑顔で語りながら
相手の足が先に向き先を決めないなら ふらりと
全く逆の方向へと歩き始める。
何故かその歩み方に 迷いは無く自信満々で]
あーそうだなぁ、
仕事が忙しくてその場で寝ちまう事もあるな。
あ、オレ、人間の町で大工してんだけどさ。
[腕をあげて むきっと 立派なちからこぶ。]
─森の中─
[メインの会場からやや離れると、包み込むのは静かな空気。
その静けさに紫をす、と細めた後、少し開けた場所で歩みを止めて]
……ここは、いつ来てもかわらないなぁ……。
[ぽつりと呟く。
極光の地の変わらなさには、退屈さを覚えるけれど。
この森の変わらなさに覚えるのは、安堵。
だからと言って、ここに住まうかと問われたら、笑顔でお断り、と返すのだが]
おお、さっそくだな!
惑わしの魔法でもかかってるんかな、此処。
[ちょいと引かれる裾に振り返り、
ゼルギウスが歩く方向へと足先を向ける。]
おお、そうなのか?
結構いそうだな、人間界に居る奴ら。
姉ちゃんも人間界にいるし、エリもだしな。
[ひょい と屋台の屋根にぶつかりそうになり
身を屈めて避け 辺りを見渡した。]
いえいえ、そんな魔法かかってませんから。
というか幾らいたずら好きな妖精たちだって自分達も迷いそうな魔法を使うわけないと思いますよ。
[イヴァン>>286にちがうちがう、とぱたぱた手を振って。
イヴァンが横道にそれそうになるたびに服の裾を引っ張って軌道修正しながら]
そうみたいですね。
本来の住処で暮らしていてもいいのですが、だんだん退屈してきますからねえ。
その点、人間たちはなんだかんだと入れ替わりが激しいですから退屈する暇もありませんし。
[うんうん、と頷きつつ。
背が高い相手の仕草に、背が高すぎるのも問題か、と納得したような視線を向けて。
そしてしばらくしたら、館の姿が見えてくる]
―大祭会場・館―
[エッチじゃないと力強く主張するゲルダに、笑いかけながら]
エッチなのは〜、悪いことじゃないの〜……
[とかフォローになってるんだか、なってないんだかわからないことを言っていた。
そして、自分が言った言葉の責は自分に帰り、ゲルダに肩をたたかれ。
あわててなでさする様子に自分は特に気にしてないのか、いつものようにふらふらした様子で]
でも〜、ゲルが幸せになると〜、私も幸せなの〜…
[ゲルダに笑いかけながら、そんな言葉を]
[これからどうするかを尋ねられると、しばらく間を置いた後に]
お部屋〜……、探すの〜…
[自分の寝床確保をまずは優先させたいらしく]
ゲル〜、一緒〜…?
[部屋探しの意味なのか一緒に泊まるの意味なのかはっきりとしない疑問の言葉を投げたり]
そうかなぁ。
じゃあただの入り組んだ迷路ってだけか。
[はっはっは、と笑いながらゼルギウスの言葉に
うんうんと頷いて。
見えて来た館に おお、とまた声を上げた。]
いい作りの家だ!
土台が随分深くまで掘られてそうだな…
[少しばかり興奮すると チリ と
尻のあたりから火の粉が舞うのは
本来 尾の先に灯す炎の気配。]
─妖精の森 中─
んと……ここが、あの木、だから…
あっち…?
[仲間達と一緒に移動はしているので普段いる森中ならばそう迷いはしないもののここまで遠出するのは初めてで。
立ち止まって地図とにらめっこしつつ場所を確認しているらしい。]
とりあえず…
気配が多い方行けば、なんとかなる…かな。
[結局地図を見ていてもいまいちピンと来ず。
綺麗にたたんで小さな鞄に仕舞い直して気配を探った。]
―会場のどっか―
おぉ、あたいはベッティだぁ〜〜
氷片の妖精なんだぜ。
[そいつの名前はちゃんとあたいの耳に届いてたんで>>263、あたいは自分の名前を教えてやったんだ。
気を抜くとふらっと飛んできそうなあたいの意識を留めたのは、熱くない手と焼き菓子の匂いだった。]
食べる!
[一つといわず二つ三つはもしゃったら、口から出てた何かは一緒に腹に入ったっぽい。>>267けぷーと満足したら、あたいはそいつの傍を離れたのさ。]
おうっ、だいぶマシになったっぽいし、あたい行く。
あんがと、またなゼラニウム!
[あたいはきちんと名前を呼んで、そこから離れたのだ。
何か呼ばれた気がしたけど、気のせいかと振り返ったりはしなかった。
ところであたいはゼラニウムにぐりられたのに、ありがとうを言うのはおかしいんじゃね?と普段のあたいだったら"じもんじとう"しただろうけど、今回はそれはなかった。なぜなら。]
……そういや何であたい魂抜けてたんだっけ。
[そんな言葉が出るくらいだからな!]
―館内―
う、うん。
ボクも榛ちゃんが幸せそうだと、幸せな気分になるけどさ。
[いつもなら笑って抱き合ったりするのに。
予想以上の人出に緊張しまくりなのでした]
じゃあボクたちも二階に行ってみよっか。
えっとね、お部屋はそれぞれにって聞いてきたけど。
一緒に寝ちゃダメってこともないと思うの。
どうしよっか。
[こてんと首を倒しながら、榛名を促して階段の方に足を向けた]
ひゃ…っ!?
…ぁ…えと、あの…
オマツリ、いくの。
[気配を探ろうとしたところに声をかけられ、びくりとして縮こまり。
声の主を見れば綺麗な女の人だったので少し緊張を解いて行き先を告げた。
相手が実は男性なのはまだ気付けず。]
―館ニ階・客室―
[客人の趣向に合わせ、畳張りの和室に姿を変えた一つの部屋。
山水画の掛け軸と刀掛け台の置いてある床の間、その前で烏は本来の姿を取り、座禅を組んでいた]
……やれ、見事なものよ。
此れも王たる者の力か。
[薄く目を開き、感心したように言葉を紡ぐ。
片膝を立てて立ち上がり]
あちらの方は見そびれていたな。
[障子を開けば吹きこんでくる風に目を細め。
其処から直接外へ向かうべく、両翼を広げた]
ん、あぁそうだな!
やっぱり 助け合いは大事だからな!
[ぐぐ、と拳を握り 振り返ると
ほっそりとした手を痛めた赤を目ざとく見つけ]
ああっ!!
わあ すまん!
申し訳ない!
[大慌てで 其の手を取ろうと
丸太のような腕を 相手へと伸ばした。]
/*
渋いな、黒江たんの部屋!
……そいや、自分の部屋描写してないねー。
まあ、恐らく捻りもなんもなく、シンプルですが。
─森の中─
ぅ…ううん。
お姉さんに、驚いたんじゃ、ないの。
私、お姉ちゃん達以外、あんまり会わないから、その…
[なんと言えばいいのかわからなくて眉を下げて首を横に振り。
道が分からないのかと聞かれると、躊躇いながらも頷いた。]
うん…こっちまで来たの、初めて、だから。
どっちに行けばいいか、わからないの。
─大祭会場・出店前─
[果物の蜂蜜漬けをもぐもぐぺろぺろ。
器についた蜂蜜まで舐めとってしまうのはご愛嬌。
余さず平らげて、出店のおじさんににへらと笑った]
ごちそうさまぁ。
おいしかったよぉ。
[幸せそうに笑う気配を載せ、器を加えるとおじさんへと渡した]
そーいえばお祭り始まるのはまだ先?
準備も整って来たし、もうすぐかなぁ。
[おじさんに話しかけながら出店の横にお座り。
招き猫ならぬ招き犬]
―館内―
[ゲルダが緊張する様子には気づいているのかいないのか、ぽんとその肩をやさしくたたいて]
二階なの〜…
二人の〜お部屋さがしなの〜……
[ゲルダに促されるように二階へと上がる階段に向かい]
じゃあ〜、近くのお部屋か、一緒にする〜…?
[かくんと首をかしげてゲルダにそう提案を]
あや、あれは……。
[そんなわけで適当にふよんと飛んでいたら、あたいの視界に見たことある黒い羽が映ったんだ。]
ブンヤじゃん!
おまいも来てたんか!?
[あたいはそいつだと思って、顔も見ないで後から、黒い羽したやつに飛びついた。]
─大祭会場・休憩所─
[ベッティを引き摺って、会場を回りつつ、あちらこちらに氷柱を立てていたわけだが]
よし、これで39本目
じゃあベッティ、次は……
[そう言って、振り向いた先。そこには既にベッティの姿はなく]
…………逃げた、な
[そういえば、さっきから食べ物与えても妙にふてくされた顔してたか]
よかろう。ならば、見つけ出してぐりぐりの刑再びだ
[そう言って、やけに楽しそうにその場をあとにした
まさか、探している間に別の場所でぐりぐりを食らっていたとは思いもしない]
いや、だめだ!
オレが言うのもアレだが 火傷は軽く見ちゃだめだ。
これだけの館だ、医務室くらいあるだろう。
[やや強引めに ゼルギウスの手を取り
館へと 足を踏み出した*]
/*
水は火に勝てる属性でもありますが、勝つ気がなければ負ける属性でもあるので加減が難しいところ。
一方的に勝っても負けても楽しくないし、なによりもユーベルの元設定で火が苦手、があるからどうしても負ける描写ばかりしてしまいます。
加減大事大事。
─森の中─
うん。
たまに、お客さんは来る、けど。
いつもはお姉ちゃん達だけ、なの。
…いい、の?
[優しそうなお姉さんの同行の申し出に、少し目が見開いて。
一人でいるのも淋しかった為、できれば誰かと一緒がいいとは思ったのでおずおずと見上げた。]
お姉さんは、オマツリ、知ってるの?
オマツリって、楽しい?
―館・医務室―
っと、いや、だからだいじょうぶですってっ……!
[手を取られたまま館の中に引っ張っていかれて、あわてたようにイヴァン>>308に声を掛けるけれど。
こちらの言葉を聴いていないように一階にあった医務室へと連れて行かれた。
建物の中では迷わなかったのか、それとも偶然かはしらないが、間違った扉を開くことなく、白で統一された部屋の中に入り]
火傷が恐いことは知っていますけれど……これぐらいの火傷でしたら日常茶飯事ですから、ほんと気にすること無いんですよ?
私は火の扱いが下手なのでよく火傷しますし……
[そういいながらもイヴァンの勢いに押されて医務室の椅子に腰を下ろす。
正直この程度なら少し冷やしてあとは放置でかまわないと思って僅かに苦笑した]
―館・二階―
[とんとんと階段を上がる]
あ、お隣同士とかでもいいね。
榛ちゃんのお部屋に遊びに行くとかも新鮮。
[榛名の提案に笑って、空いている部屋を確認する]
ここ、並んで空いてるみたい。
どうかな?
[パッと覗いた時はいつもの自分の部屋みたいに見えたけど]
─森の中─
お姉さんも、いっぱいお姉ちゃん、いるの?
[似ている、と言われた理由を自分なりに推測したもののずれていることには気付かず。
笑みを返されると安心してこちらもにっこりと微笑んだ。]
うん、それじゃ…お姉さんと、いっしょに行く。
[差し出された手は戸惑いもなくぎゅっと握って、お祭りのことを聞けば目を輝かせた。]
ウタゲ?
ウタゲも、楽しいの?
楽しいこと、いっぱいなんだね。
―大祭会場―
[遠慮なくガツンと行った後、あたいは羽根を羽ばたかせて自分でもバランスを取ったのさ。両方落ちはないからな。]
………あれ。
[でも飛びついた先の感触が、あたいの知ってる“ブンヤ”とは大分違う事に、あたいは首をかしげたのさ。何か固い。ブンヤはもっと柔らかいのにさ。
声がしたので顔を上げると、全然違う顔にあたいは目を丸くしたんだ。]
だ……………誰だおまえ!!
[その格好で固まったまま、あたいは暫くじーっとそいつの顔を凝視した。]
/*
単一性別の種族って、どうやって増えてんのかな、と思う事がたまにある。
……まあ、この種の場合は、多種族との間に同族の子供作るんだろうなあ、きっと。
─森の中→大祭会場─
そうなの?
じゃあ、お姉さんは、おひめさま、なんだね。
[仲間達が戯れに語った話に重ね合わせてそんなことを言い。]
そうなんだ…
うん、…楽しそう。
[手を繋ぎ歩きながら祭りや宴のことを聞いて、その一つ一つに驚いたり嬉しそうにしたり。
そして徐々に賑やかな声が聞こえてくる方に視線を向け、ナターリエを見上げて。]
あそこが、オマツリ?
中
あれ、出店の飯って金かかってんのか?
まぁでもベッティの場合は無銭飲食かおごりが基本だろうか(
金とか持ってなさそう。
―館・二階―
[階段をあがり、新鮮との言葉にかくかくと頷く]
遊びに〜、お互いにいくの〜…
[どこか楽しそうに、それでもいつものように間延びしたしゃべり方だったが。
並んだ部屋のひとつ、ゲルダの隣の部屋を空けてみた]
わぁ〜…
[その部屋を見て少し驚きながら、どこか嬉しそうだった。
きっと部屋を覗くとそこは若干狭い質素な部屋で床や壁は木製、家具はベッドとクローゼットと机がひとつ]
すごい部屋なの〜…♪
[本人はすごく嬉しそうだった]
─大祭会場・出店前─
[したぱたしたぱた。
渦巻き尻尾を振りながら会場を行き交う妖精達の流れを見る。
属性も種族も様々なそれを、物珍しそうな瞳で見詰めていた]
わふん。
色んなのが居るねぇ。
…くぅん?
[誰かの名を叫ぶような声が聞こえた気がして、金の瞳を宙へと向けた。
黒い羽を持つ者と氷の粒を散らしながら飛ぶ者がじゃれるような姿が見えただろうか。
とは言え、楽しそうだなぁと眺めるだけで特に声を掛けるわけでもないのだけれど]
知り合いなのかなぁ。
[人違いの後の事態である事なんて知る由も無い]
─大祭会場─
ちがうの?
お姉さん、おひめさまみたいにきれい、なのに?
[楽しげに笑うのを見て首を傾げるものの、きらきらと光る白金に見とれて目を輝かせ。
祭りについて説明をされても良く分からぬものの、甘いものでもと言われると嬉しそうに頷いた。]
うん。
あまいの、好き。
[そこで言いよどむのを不思議そうに見て。
名乗られてようやく自分も名前を言っていなかったと気付いて何度か瞬きして、にこっと笑って見上げた。]
ベーチェ。
ほんとはベアトリーチェだけど、長いから。
お姉ちゃんたちは、私のこと、ベーチェって、呼ぶの。
―大祭会場―
ぬぉ、やっぱりブンヤじゃねぇ!
[おぬし、とかいう言葉をアイツは使わなかった、はず。
なんであたいは驚いてそいつから離れたのさ。
でもそういう言葉で喋る奴をあたいは知っているから、かしこいあたいは、そいつが“誰だ”って言ってるのは理解したんだぜ。]
あたい?あたいはベッティだ。氷片の妖精なんだぞ。
羽根が黒いから鴉天狗のブンヤと思ったのに、全然違うとか紛らわしいんだぜ!
[とあたいはそいつに文句をいってやったのさ。]
/*
入りなおすの面倒だし……このままイヴァン待ちでいいかなとか思ってみる。
あと喋れてないのは、マテウス、リディ、ビーチェ、かな。
─大祭会場・出店周辺─
むぅ、食べ物に釣られてこっちに来てるかなと思ったけど
[そう呟くと、きょろきょろと辺りを見渡す
ただ、上空には注意が向かず、どうもちょうど声も聞き逃した様子
かわりに見つけたのは]
わぁ、すごいもふもふ発見
……ねぇ、そこのわんちゃんさん♪
[そう言って声を掛け、わんこが自分を認識したと同時にわんこの背後の空間に跳ぶ]
ふわ、もふ、もふ。はわー
[そしてそのままもじゃにダイブし、凄く堪能。超堪能]
――館 医務室――
やけどは痛いんだぞ。
皮がめくれるだろ。
血がでるだろ。
かさぶたになるだろ。
かさぶたをめくるだろ。
また血がでるぞ。
[ぐりぐりと 必要以上に包帯を巻いていく。
薬は ゼルギウスのほうが知って居るかもしれない。]
─大祭会場─
そうなの?
[ナタルの返事に首を傾げたままだったものの、自分の名を綺麗な響きだといわれれば嬉しそうに微笑んで頷いた。]
うん。
私も、ビーチェって呼ばれるの、好き。
ベアトリーチェって呼んでもらうのも、好き。
でも、そう呼ばれる時は、怒られることが多いから、ちょっと、きらい。
[ふとここに来る切欠になった仲間達とのことを思い出して。
ここでナタルとはぐれて迷子になったら怒られるかなと思うと急に怖くなり、思わずぎゅっと手を握る力が強くなった。
が、ナタルが誰かに呼びかけたので自分もそちらを見て。]
わんちゃん、だ。
わ、私、ビーチェ。
お姉さんに、オマツリ、連れてきてもらったの。
[出店前にいる犬さんから誰?と聞かれ、ナタルの手を握ったままおずおずと答えて。]
わんちゃんも、オマツリ、楽しみにきたの?
―館・医務室>>330―
そりゃあひどい火傷でしたらそうなりますけれど……
いえいえ、かさぶたをめくっちゃだめですよ!
自然にはがれるまでおいておかないと……って、そんなに包帯巻かなくてもだいじょうぶですって。
[火傷に使える軟膏を見つけて、それを塗ればだいじょうぶですから、と説得してもたぶん聞き入れてもらえなかった。
包帯のぐるぐる巻きで手が団子状態になったことに苦笑を浮かべ]
ほんとにだいじょうぶなんですけどねえ……
まあ、でも、手当てしてくださって有難う御座います。
[ぺこり、と頭を下げれば青銀の髪がさらりと肩を滑り落ちた]
―大祭会場―
[まさか地上でリッキーがあたいにアタリつけて捜してるってのは、流石に気づかなかったんだぜ。
向こうが大人しく謝ったんで(途中で首振って止まったのは見てなかったんだぜ)あたいは機嫌よく笑ったんだ。]
おう、申し訳ないんだぜ!
ああブンヤは本当は………あれ何だっけ。
ホントはなんとかマルって名前だけど、みんながブンヤって言うからあたいもそう呼んでるんだ。
[そっちのが馴染んでるんで、あたいはブンヤの本名は最後のほうだけしか覚えてなかったのさ。]
黒江 葉ノ介。ハノスケでいいか?
[ブンヤと似たような響きの名前だったから、あたいはそこそこ流暢に名前を言って返して聞いたのさ。]
そうなんだ…
[お姉さんみたいにきれいな人がいっぱいいるのかな、とじっと見つめて。
自分の言葉に同意してくれたのを見ると、うん、と泣きそうな顔で見上げた。
首を傾げられると、おそるおそる問いかけて。]
オマツリって、いっしょにいると、迷子に、なるの?
―館・二階―
そんなに凄い?
[自分の部屋の扉は閉じて、榛名の部屋を覗き込む]
…うん、使いやすそうな部屋だね。
[やっぱいつもとあんま変わりないような?と首を傾げ、でも榛名が喜んでるのだからまあいいやとニッコリ]
―館・二階―
…うーん。ボクやっぱりちょっとお部屋で休んでおくことにする。
儀式の前にふらふらになっちゃったらいけないし。
榛ちゃん、どこかいくならこれもってって。
[頭に軽く手をやって、小さく唸る。
ポケットから白い花を押し花みたいにしたものを取り出した]
人が多いとこれも見つけるの大変かもしれないけど。
ちゃんと捜すから。
[ズキズキが戻ってきたみたい。
申し訳なさそうな心配そうな顔で榛名に言うと、隣の部屋に入って休憩を取ろうと*した*]
─大祭会場・出店前─
ふあ、もふ、もふ……はっ
ああ、私はリディ。リディア・キルポイント
リディでもキルポイントさんでもリッキーでも好きに呼ぶといい
……はうー(もふもふ
[そうして名前だけ告げて、再びもふを堪能していたが、聞こえた声にもふから顔を上げると]
あれー、ナタルさんだ。どうしたのそんな幼女連れて
[こてしと首を傾げ、そんなことのたまう
どうやら、過去の祭りにも来たことがあるらしく、そこで見かけて知っていたようだ]
あの、ね。
私、お姉ちゃんたちに、オマツリ一緒に行くと、はぐれて迷子になるから、ダメって言われたの。
だから、はぐれたりしないように、一人で来たの。
でも、お姉さんとはぐれたら、迷子になっちゃう、から…
そしたら、怒られちゃう、かな…
[そもそも一人で来ている時点で怒られることは確定してるはずなのだけれど、そこに思い至ることはなく。
泣きそうな顔でナタルに聞いた。]
わ…
わんちゃん、人が乗ってたんだ。
[エーリッヒの背中から人が出てきた驚きに心配も吹き飛んで。
エーリッヒから名前と、同じく祭りを楽しみにしてると聞けば顔をほころばせた。]
エーリッヒちゃん…
私も、いっしょ。
オマツリ、楽しそうって、思ったの。
―大祭会場―
[館を出ると、騎乗してきた黒馬を預けた厩に、一度様子を見に寄ってから、祭りの会場へと足を向けた。賑やかさはすでに頂点といったところ]
やれやれ…慣れないことだ。
[口ではぼやきつつ、瞳には笑みの色]
―館・二階―
[ゲルダの疑問の声、こちらの部屋を覗くゲルダに、ドヤ顔をしていたとか]
うん、使いやすそうなの〜……
[ゲルダからの感想にかくりと頷いて、
薄くなった白い花を受け取るとそれをポケットに入れると、頭を抑える様子のゲルダにかくんと首をかしげて]
ゲル〜?無理しないでなの〜…
[いいこいいことその頭を一度撫でてから、部屋に入るゲルダを見送った]
─大祭会場・出店前─
いっしょいっしょー。
いっぱい楽しもうねぇ。
[綻ぶベアトリーチェの表情に、にこぱと笑いかけた。
背中に人が居たことに驚く様子には]
ビーチェも乗ってみるー?
二人くらいなら平気だよぉ。
―大祭会場―
や、構わぬが。
[こちらはこちらで謝罪が返ってきたので責めることはせず、一つ咳払いして]
フム、左様か。
[『ブンヤ』について聞けば、少し思案する様に目線を上へ]
嗚呼。
そちらはベッチ、……ティ殿、で宜しいか。
[呼び方には頷きを返す。
相変わらず発音には躓きがちだった]
お姉さん…りでぃって、言うの?
私ね、ビーチェって、言うの。
[エーリッヒの背にもふもふしてるリディに、ふわふわ気持ち良さそう、と羨ましげに見ながら名前を名乗った。]
─大祭会場・出店付近─
んー?
一緒にいた方が、迷子にはなり難いと思うよ?
誰かといて、一緒に迷子になっちゃう事もあるかも知れないけど。
うん、少なくとも、一人でいると危ない、ね。
[ビーチェの疑問>>337には、こう答えて。
続いた言葉>>342に、きょと、と瞬いた]
あーらーら、そうだったんだぁ……。
うーん、それだと心配かけちゃってるからねぇ、迷子になったら、余計に怒られちゃうかなぁ。
[それであの様子か、と見かけた時の姿を思い返し。
それから、身につけた鈴の一つを外して]
じゃあ、これをもってるといいよ。
もしはぐれても、その鈴を鳴らせば、ビーチェがどこにいるかはわかるから。
[笑いながら、銀色のそれを差し出した]
村の設定が変更されました。
へぇ、わんちゃんエーリッヒというのか。よし覚えた
あ、おっちゃーん。わたしにもひとつ
[そう言って、エーリッヒに便乗して自分も蜂蜜漬け購入
それを受け取ると、よっ、とエーリッヒから降りる
さすがにもじゃの上でねとつくもの食べるほど非道じゃないらしい
そして、よしよしとビーチェの頭を撫でると]
うん、私はリディっていうの。よろしくね、ビーチェちゃん♪
[そう言いつつ、撫で続行中
どうやらビーチェの髪質も堪能しているらしい]
うん…いっぱい、楽しいと、うれしい。
え?
えと…いい、の?
[背中に乗っていいと言われるも、ナタルとエーリの顔を交互に見ておそるおそる。]
うん、いや、オレが悪いから!
本当にごめんな!
[さらり 落ちる髪に一度目を眇めるが
はっとした様子で ガタリ 立ち
腰を深く追って 礼をした。]
いっしょにいた方が迷子にならない…?
でも、お姉ちゃん達は…
[ナタルからの答えを聞いて、あれ?と思ったが、自分の言葉を聞いたナタルの様子に余計首を傾げ。]
私、心配、かけてるの?
まだ、迷子じゃない、よ?
[何か悪いことをしたのかと思ってしゅんとして見上げたが、差し出された銀の鈴を見て、きょとりとして。]
いい、の?
[そっとそれを受け取ると、肩からかけた鞄の紐にくくり付けて、ちりり、と鳴らした。]
…きれい。
お姉さん、ありがとう。
―大祭会場・館→―
[ゲルダを見送った後、しばらくはその閉められたドアを見つめて、ひらひらと手を振っていた]
む〜〜……
[しばらくどうしようかそこでゆらゆらと、
それから足が向いたのは館の外、祭り会場内を見て回ろうと]
ひゃ…う、うん、えと、よろしく、ね。
えと…リディ、お姉さん。
[リディから頭を撫でられると驚いてわたわたとするも、確認するように名をもう一度呼んで。
手に持っている蜂蜜漬けを見れば甘そうだなぁとぼんやり思ったところにエーリッヒが頭に乗せてそれを持ってきてくれて。]
あ…え、えと、ちょっと、待ってね。
おさいふ…
[さすがに買い物するのにお金がいることくらいは知っている。
お金を払うために鞄からお財布を出そうとして鈴をちりちり鳴らしながら中をごそごそ。]
おうふ。ナタルさん気付いてなかったんだ
傷つくわー。ホント傷つくわー(棒読み
[などと冗談交じりに返しつつ、蜂蜜漬けをむしゃむしゃ]
なるほど、森でねー
へぇ、道分からないってことは、ビーチェちゃん大祭初めて?
[ナタルから貰った鈴を嬉しそうにちりりと鳴らすビーチェに問いかけた]
―大祭会場―
おうっ。んぁ、言い難いか?
[あたいの名前を二つにぶったぎった所を見るとそういう事なんだろうと思う。
そういやブンヤも最初は言い難そうにしてたよな。
実はあたいには、こっちの奴らが言い易い、別な名前もあるんだけど、それはあんま好きじゃない名前でもあるんで言わなかった。]
いい辛かったらティでも何でもいいぞ。
あんま変な呼ばれ方だとあたい分んねぇけどな。
[優しいあたいはそう言ってやってへらッと笑った。]
そういやハノスケは上から祭り見物してたのか?下行かねぇで。
[あたいがぶつかったから足止め食った、という事とかあたいは思い至らなかったんだ。]
えと、えと…
じゃあ、後で、乗せてもらっても、いい?
[エーリッヒから乗っても良いと言われたものの、蜂蜜漬けも気になるのでしばらく迷った後そう訊ねて。
リディから祭りは初めてかと聞かれると、うん、と頷いた。]
お姉ちゃんたちが、楽しいって言ってたから。
来てみたくなったの。
―大祭会場―
郷から出たことがあまりないのでな、どうも慣れぬのだ。
[恥じるような口調で言い]
……ム。
ならばティ殿で宜しいか。
[易しい呼び方を提示されれば、遠慮なくそれに倣う]
嗚呼、丁度降りる場所を探していたのだ。
……おや。
[意図的か否か、ぶつかったから云々とは口にせずに、地上に視線を落とす。
見覚えのある一団を見つけて]
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