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呼び寄せたのは果たして何か。
その意を誰一人知る由もないまま、人々は集い始める。
1人目、自衛団長 ギュンター がやってきました。
自衛団長 ギュンターは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
召集をかけたものの、まだ集まってはおらぬか……。
とはいえ、どこまで真実かもわからぬ噂、焦る事もなかろうて。 全員集まるまで、ゆっくり待つとするかの。
──それは、新たな真白の降り積もった、その夜の出来事。
岬の灯台を管理している老灯台守が、何者かに殺された。
獣さながらの爪痕の刻まれた亡骸が見つかったのは、崖の下の小さな浜辺。
獣の仕業とするには不自然なその状況に、調べを進めた自衛団長はある可能性に気づく。
──それから、三日後。
遺体の発見現場にも近い、古びた宿屋。
今は使われていないそこは唐突に掃除され、人が生活できる環境が整えられた。
同時、自衛団員が村にいる者たち数人を、「容疑者」として岬の宿屋へと呼び集める。
──それが、何を意味するのか。
──その時はまだ、誰も知らぬままに。
☆基本設定
幻夢1村・19村・35村・42村・53村と同様の『場』システムの設定を持つ村です。
が、上記村との直接的な関わりはありませんので、ログの既読・未読は問いません。
過去村参加の方が関連ネタを引っ張るのはOKですが、わかる人はわかる系のネタ振りはほどほどに。
☆舞台
海辺に開けた小さな漁村。目だった特産物などはなく、夏には他所から訪れる者も多いが、それ以外の季節は静かな田舎の村。
崖になっている岬には、古びた灯台と、かつては賑わっていた宿屋の建物が残るのみ。
冬場は外部との往来も少なく、海も酷く荒れるため、漁に出るものも疎ら。
☆元宿屋
メインの舞台となる建物。かつては岬に建てられた宿屋でしたが、今は営業停止しています。
一階には広間、厨房、倉庫、共同浴場などの設備があります。
二階には各人に割り当てられる個室。同室は、二人部屋まではありです。
これ以外の設備は好きなように設定してください。
☆建物内・一階略図
勝手口┌───┬─────┬──┘└─┬┰─┬─┐ 北
│ │ 食料庫 ┴ 厨房 │┃ ├─┤ ↑
│ │ ┬ │┃ ├─┤ 西←┼→東
├┐┌─┴─────┼┰─┐┌─┘┃ 階段│ ↓
│ ┴┗━━━━━┛ │ 南
├┘└─┬─┘└──┬ ↑カウンター │
│ │ │ │
│ │ │ │
│浴室 │ │ 広間 │
│ │ │ │
└───┴─────┴───────┐┌─┘
玄関
建物内の、大雑把な間取りイメージ。
特に指定のない部屋は、早い者勝ちで好きなように設定してください。
納屋と水汲み用の井戸は、厨房にある勝手口の近くにあります。
☆建物周辺
切り立った崖状の岬の上。岬は、東に向けて張り出しています。
崖の高さはかなりのもので上り下りするための手掛かりもなく、落ちたら即死は免れないでしょう。
建物から10分ほど歩いた所に灯台。
灯台の中には、最初の犠牲者である老灯台守の暮らしていた跡が残っています。
灯台から少し行くと、下の小さな浜辺へと降りる九十九折の細い道があります。
下の浜辺は小さく、周囲の潮流の複雑さから、船は近づけません。
岬の突端近くには、立ち木が一本。春になると、白い花を咲かせる花木ですが、今は固い芽があるのみです。
村へと至る道は一本。
【1日目の自衛団長の説明後、この道は封鎖され、どんな理由があろうとも通行許可は下りません】。
また、【2日目に団長の亡骸を引き取った後は完全封鎖となり、自衛団員が現場に立ち入る事はありません】。
☆生活様式
ガスや水道はありません。
煮炊きや暖房は薪のかまどと暖炉、水は井戸からの汲み上げになります。
灯りは、基本的にランプと蝋燭。
現代的な機器は、基本的にないもの、と考えてください。
(※世界全体ではあっても、この村ではあまり普及していない、という意味です)
とはいえ、厳密な時代設定はないので、判断に困った時はファンタジー処理でOKです。
☆役職について
過去村にて使われた役職基本設定をまとめページより転載しておきます。
これらの知識は、PC設定如何によって知っていても問題ありません。
ただし、『人狼を始めとする能力者を生み出したのが教会である』という点に関しては、狂信者以外は知る術がないもの、としておいてください。
(教会と人狼に何かしら関わりがある、という事を知っているのはOKです)
・人狼はその発祥が現世利益による布教のため宗教兵器であり、闇の眷属の力を胎児に加えることで生み出された。
・戦乱の内に教会の対人狼部門は崩壊、管理下にあった人狼や能力者の因子が流出した。
・本来、人(能力者)、場所(閉鎖空間・人数)、時(人、場所の条件を満たして、満月の夜を迎える)の条件を満たさない限り自ら人を殺めることはなく、大抵の人狼は人なんて殺さずに済むのならそうしたいと思っているらしいが、古の契約によりそれは避けられない。
・だが、本人の意志と関わらず、行為を行うとそれは無上の快楽を与えてくれる。
・他の能力者も同じ、システムに沿った行動をしている間は快楽を、それを乱そうとすると苦痛を味わうようになっている。
智狼の襲撃、占い師の占い、守護者の守護は、それぞれが展開を左右する要素を強く持っています。
対象を決める時はPC視点だけではなく、PL視点での展開展望も加味する事を強く推奨いたします。
☆役職設定
智狼
教会により造られし、闇の因子を引き継いだ者。
月の影響を受け、獣に変化する能力を持ち、人の血肉を喰らう。
『双花聖痕』を、『最も甘美なる餌』として無意識に求める事もある。
一般的には『御伽噺の存在』として認識されているが、実際に出会ったとされる記録や話は各地に存在している。
※展開に対し、もっとも大きな影響力を持つ役職です。
赤ログでの中相談は、必要と感じたならどんどんやってくださって構いません。
ただし、雑談に偏らないようにお願いいたします。
※智狼の能力特性(襲撃対象の役職を知れる)については、反映させるかどうかは引いた方にお任せします。
が、村人の能力者騙りなどの事態もあり得ますので、その場合の対応は臨機応変にお願いします。
なお、メモなどを用い、PL視点で騙り指摘をするのは興を殺ぎまくってしまうと思うので、そこは厳禁とさせていだきます。
狂信者
教会の事情を知り、人狼が何者かを見極める事ができる者。
本来の目的に沿うか、独自の目的を持つかは定かではないが、人狼を生かすために行動する。
※狂信者は、役職基本設定についての知識(>>#5 >>#6)を最初から持っていて構いません。
占い師・霊能者
教会に造られし因子のうち、探査や見極めに特化した力を引き継いだ者たち。
占い師は生者を、霊能者は死者をそれぞれ見極める力を持つ。
※展開上自然なら、判定ブラフもありです。
※霊能者が襲撃死者を感知する事への制限はありません。引いた方の設定にお任せします。
守護者
教会に造られし因子の一つ、守り手の力を引き継いだ者。
その力を持って人狼の牙から他者を守る事ができるが、自身のためには使えない。
聖痕者
蒼と朱の花の痣を持つ。教会により、『神の加護の象徴』、或いは『人々の指導者』、ないし『人狼への生贄』としての役割を持たされた者。
人狼にとって、その血肉は最も『甘美なる餌』となる。
※蒼の聖痕者が『蒼花』、朱の聖痕者が『朱花』となります。
※最大人数調整で聖痕者が単独になった場合は、『蒼花』としてください。この場合は、自衛団長が『朱花』となります。
村人
教会による因子の操作とは関わりなき者。
影響を受けぬが故に、自らの意思によって行動できる。
☆吊り・襲撃・墓下について
特殊な言い換えの設定はありません。投票の概念がないくらいです。
【吊り・襲撃共にPL>PC視点で、盛り上がり重視の選択を。
委任は禁止しませんが、なるべく使わない方向で】
それぞれの描写ですが、吊りはその時の状況で。
自衛団の介入や事故死などの要因の取り入れもありです。
また、処刑描写に拘りすぎる必要はありません。
襲撃描写は白での発見を優先し、赤ログでは後ほど回想、という形でそれを補完してください。
発見描写は翌朝以降の時間軸でやると、赤組が動き易いかも知れません。
夜中や、更新直後の状況から一気につなげてしまうと、狼の白ログでの行動と矛盾が出てしまう可能性もありますので、ご注意を。
なお、【吊り・襲撃描写共に、対象となったPC・PLへの配慮は忘れずに!】。
基本的にまとめサイトでの遺言確認などはしないもの、とします。
墓下は霊魂の世界となります。
終わるまでは何故かその場に束縛されるらしく、筏から離れる事はできません。
襲撃描写が終わらないと墓下で出にくい、と思われるかも知れませんが、襲撃時の記憶や時間軸を曖昧にして動くのもありですので臨機応変に対応してください。
プロローグ
いつもと変わらぬはずの日常。
しかし、それは唐突に破られる。
皆に慕われていた老灯台守の死。
彼が死んだ夜の行動の証明が得られない者、身元の定かではない者。
様々な理由で選び出された「容疑者」たちは、自衛団の手によって岬の宿屋へと呼び集められる。
この時点ではまだ村の中を動き回る事もできるが、事件と召集の噂が広まっている事で周囲の態度は変化しているやも知れない。
宿屋に到着すると、身上書の提出を要求される。
(以下テンプレ。書いた後、メモにアンカーをお願いします)
■名前:(綴りがあると泣いて喜びます)
■年齢:
■職業:
■経歴:
※他、PL視点での補足など
縁故の希望などある場合は、メモの方に表記してください。
※縁故に関する注意事項
最初の犠牲者である老灯台守は、村の出身者であれば誰でも知っている人物です(共通軽縁故)。
こちらとの血縁などの強縁故は、先着一名様早い者勝ちで。
ギュンターへの縁故も基本、制限ありませんが血縁は二人くらいまでに止めてください。
こちらも村の住人であれば誰でも知っています(共通軽縁故)。
ちなみに、この二人への縁故に関して【村建ての了承を取る必要はありません】。
【設定も言った者勝ちやった者勝ちでどうぞ】
1日目
48時間進行。
自衛団から、今回集められた理由が説明される。
自衛団は、人狼の存在も示唆しつつ、未だ半信半疑の様子。
宿屋を離れる事は禁止されるが、村へ続く道を封鎖している自衛団員に頼めば、自宅に手紙を届けてもらう・何か持ってきてもらう、程度の事はしてもらえる。
夜半から、天気は荒れ気味に。団長は他の団員たちを村に戻して災害に備えさせ、宿屋には集められた容疑者たちと、団長だけが残される事になる。
2日目
48時間進行。
ギュンター襲撃。その身には、先に死んだ者と同じ、鋭い爪痕が刻まれていた。
誰かが報せに走ったのか、それとも戻らぬ団長を案じてか。
戻ってきた団員たちは、団長の亡骸を引き取った後、無常な通告を残して立ち去る。
ここに人狼がいるのは間違いないから、見つけ出して殺せ──と。
村との関わりは完全に断たれ、岬は完全に孤立する。
3日目以降
ここから24時間進行。アンカーは、サマリー順にリレー。
容疑者の一人が、命を落とす。
それは、疑いからの諍いによるものか、もしくは何らかの事故によるものか。
いずれにせよ、霊能者は、その者の死を何らかの形で感知できる。
そして、狼の牙に誰かが命を落とす。
殺し合わねば生きられない現実。
それが突きつけられ、古びた宿屋は血を流す場所と化す。
エピローグ
最後に残るのは、人か獣か。
それにより、終幕の物語は変化する。
風が渡る。
時に黒にも、灰にも染まる、滄の上を滑り。
岬の突端で静かに春待つ木を揺らす。
風が散らす白、波が散らす白。
どちらも今は、無垢な色のまま。
廻る刻を、静かに、待ち受ける──。
2人目、研究生 エーリッヒ がやってきました。
研究生 エーリッヒは、聖痕者 を希望しました(他の人には見えません)。
[白のノートの上に、ふわり、降りるのは使い込まれた白の羽ペン。
それは優雅な舞を伴い、蒼のインクで文字を綴っていく。
綴り手の翠の瞳は、蒼の軌跡をじっと追う。
その、後ろの方では真白の猫が一匹、クッションの上でゆらゆらと尻尾を振っていた]
……んー、よし、と。これで、大体まとまったな。
[しばし白を舞わせた後、小さな呟きと共にペンを置く。
蒼インクの壺には丁寧に蓋がされ、険しかった翠の瞳が緩んだ。
その変化の直後、真白の猫はクッションから身を起こしてとてて、と駆け寄り肩に飛び乗ってくる]
っと、ああ、お待たせ、ミーレ。
……んじゃ、ちょっと出るか。
[すり寄ってくるぬくもりに目を細めつつ言って、ノートを閉じ。
嬉しげな声でなぁ、と鳴く猫を一度下ろしてコートを羽織り、しっかり防寒をしてから改めて猫を肩に乗せて一人暮らしの家を出る。
向かう先は、村外れの岬。
そこへの散歩はいつもの習慣。
ただ、それだけのはず──だったのだが]
3人目、下男 アーベル がやってきました。
下男 アーベルは、狂信者 を希望しました(他の人には見えません)。
―村の外れ―
[男は無言のまま、村外れにある林の中を注意深く歩いていた。
白い地の上の、些細な変化も見逃さぬようにと歩いていたが。]
ふぅ、駄目だねェ。
やっぱこの時期に狩りとか無謀、か。
ただでさえ森じゃナイんだし。
[呟きながら腰、正確には腰に巻かれた細いベルトに下がっている古びたナイフに、軽く触れて溜息を零した。]
……は?
ああ……確かに、あの日は岬の方に。
って、ちょっとちょっと、待ってくれって。
俺はただ、散歩に行っただけだし、灯台守のじっちゃんの所には寄ったけど、お茶一杯もらっただけですぐに……。
[初雪が村を真白に染め、その真白が思わぬ色に染められた、三日後。
普段は滅多に人の訪れない家を訪れた自衛団員が告げたのは、老灯台守殺害の『容疑者』として、連行する、という通達。
何をどう言っても聞いてもらえそうにないその様子に、はあ、とため息をついた]
……ったく……爺様は、孫が非力で病がち、っていうのを忘れてくれたのかね。
ああ……わかったわかった、ちゃんと行くよ。
……薬と、防寒の準備する時間くらいは、あるんだろ?
[冗談めかした口調で言うと、通達に来た団員の表情がやや、複雑そうなものを帯びる。
その様子に肩を竦めつつ、彼にはそのまましばらく待ってもらい、身の回りの物と研究資料、書きかけのレポートをまとめて鞄に突っ込む]
……ミーレも、連れてっていいんだろ?
[問いはするものの、同居猫を置いていくつもりなどはなく。
家に戸締りをして、団員について歩き出す。
海から吹き付ける風は、いつになく冷たく思えた]
─元宿屋・広間─
……で。
なんで、行き着く所がここなんだよ。
しかも、すっかり小奇麗になって……。
[団員に連れられてやって来たのは、詰め所ではなく岬で昔営業していた宿屋。
綺麗に掃除され、人の住める環境が整えられたそこに呆れていると、これを書いて提出するように、と紙を一枚渡される]
……何これ……って、身上書、ね。
はいはい、書きます、書きますよ。
/*
アーベル取れた万歳。
とりあえずキャラグラ取れたので満足しておりますこんばんはt_nukeです。
新年一発目、村の皆様暫くの間宜しくお願いします。
あるお兄さんを模したキャラグラはやっぱりここだったんで…!
喋り方で早速限定的にバレそうですが(
──────
■名前:エーリッヒ・ミルヒシュトラーセ(Erich Milchstraße)
■年齢:23歳
■職業:研究生
■経歴:村出身の、歴史研究家の卵。現在はとある項目について精査するため遠方の大学に研究生として在籍している。
生来病がち。にもかかわらず研究に根を詰めすぎて倒れたため、担当教授から静養の名目で強制帰郷させられていた。
両親は既に亡くなり、白猫のミーレと暮らしている。
自衛団長であるギュンターは父方の祖父。仲が悪い訳ではないが、普段はあまり行き来をしていない。
────
……で、ここで待ってればいいのかな?
ああ、上の部屋と、厨房は好きに使っていいって?
……至れり尽くせりですこと。
[身上書を渡した団員からの説明に、口をつくのは悪態めいた呟き一つ**]
4人目、バーテンダー エルザ がやってきました。
バーテンダー エルザは、智狼 を希望しました(他の人には見えません)。
─自宅─
だーかーらー。
漁師は継がねぇって言ってんだろ!
[何度目か分からない台詞。
雪が降る少し前に帰って来て、今日まで一日一回は言った台詞。
12年前、家を飛び出した時に言った台詞でもあった]
オレはもう手に職を持ってんだよ。
村に帰って来たのだって、近くを通ったからってだけだ。
仕事辞めて戻って来たんじゃねぇ!
[言い放って、あの時のようにオレは家を飛び出す。
首の後ろで結った長い髪が、扉を閉める勢いで宙に舞った]
─ →灯台周辺─
[家を出て真っ直ぐやって来たのは、岬にある灯台の傍。
何かあればここに来て、広い海を眺めていた。
海自体は嫌いじゃない。
視界に広がる広い海は、開放的な気分にさせてくれたから]
……あー。
そーいや、爺さんもう居ないんだっけ、か。
[大きな灯台を見上げながら、オレは呟く。
灯台の近くで不貞腐れながら海を見ていると良く声をかけてくれた老灯台守。
オレが戻って来て直ぐ、亡くなったと言う話を聞いた]
折角土産に酒持って来たのになぁ。
[世話になった老灯台守に渡そうと思っていた酒。
今は鞄に入れたままになっている。
何故死んだかまでは聞かされていないが、この灯台にはもう誰も居ないと言うのは事実だった]
……登っても良いかな。
[無人となった灯台。
その展望台から海を眺めたいなと思い、オレは入口の扉に手をかけた。
が、そこにかかる、オレを呼ぶ声]
うわぁ!
……んだよ、自衛団の。
[扉にかけていた手を思わず引っ込めた。
振り返ると、オレの後ろに自衛団員が一人立っている。
オレは少しバツ悪く思いながら、何か用かと問い返した]
………あそこの、元宿屋に集まれ?
何で、また。
…いやいやいや、ちょっと待て。
容疑者ってどう言うことだよ。
そりゃ、確かにあの日の夜に外には出たけどよ。
オレが親父と喧嘩して家飛び出すのなんて茶飯事だろ!?
/*
今回の個人コンセプト。あるお兄さんのNPCからの昇格(
まぁあの時みたくいい感じのにーさんは居ないでしょケド。
一般人に紛れたらこんな感じなのよ!的な。
[老灯台守を殺した容疑者として呼びだされていると告げられ、オレは少し声を荒げた。
容疑者と言われて気分が良いわけがない。
オレの嫌いな、中性的な顔の眉間に皺を寄せた]
……分かったよ、行きゃ良いんだろ。
…荷物も持ってけって、どんだけ拘束する気だお前ら。
[自衛団長の指示だと言われればそれ以上逆らう事が出来ない。
昔から、あの爺には頭が上がらなかった。
渋々了承の意を示すと、団員はマジマジとオレを眺め見て来る]
んだよ。
………るせっ、これ以上伸びなかったんだよ!
あとその愛称で呼ぶな!
[年の近い団員の言葉を聞いて、オレは相手を唸るような視線で睨んだ。
男にしては低めの身長、長い髪、中性的な顔。
そのせいで、周りから呼ばれる愛称がエルザと言う女性的なものになることが多かった。
今ではそれが周りにウケることも多くなってきたため、我慢するようにはなってきたけれど。
からかわれるように言われるのはやっぱり今でも嫌である]
今度言ったら顎に頭突きして舌噛ますからな。
覚悟しとけよ。
[そう言い捨てて、オレは団員の横を擦り抜け一旦自宅へと向かった]
─ →自宅─
[家に戻るとオレが帰って来たと知った両親が少しビクリとしながらこちらを見て来た。
オレは冷めた眼でそれを見遣り、自室へ向かって荷解きしていなかった自分の荷物を全て持つ]
話、聞いてんだろ。
岬の宿屋行って来る。
[冷めた眼のまま両親にそう告げ、オレはさっさと家を出た。
どうせ直ぐに村を離れるつもりだったから、容疑が晴れたらそのまま村を出る心持ちで]
─ →元宿屋─
[岬の宿屋に到着すると、そこに居た自衛団員に身上書の提出を求められた。
仕方無しにペンを取り、カウンターで用紙に書き込む]
チェックインみてぇだな。
集められた理由は物騒なもんだけどよ。
[皮肉を込めて言った言葉に団員はどんな表情をしていただろうか。
オレは用紙に書き込んで居たから、見ることは無かった]
で、部屋に案内でもしてくれんの?
……勝手に選べってか。
はーいはい、オレが悪ぅござんしたよーだ。
[軽口を叩いたら睨まれたんで、おどけながら謝っておいた。
もちろん反省はしてねぇけどな。
その間に、書いた身上書は団員の手に渡っていた]
5人目、シスター ナターリエ がやってきました。
シスター ナターリエは、占い師 を希望しました(他の人には見えません)。
― 教会/正門 ―
[真白な雪が一面を覆う。
肌を刺すような空気の冷たさもこの季節ならではのもの。
陽の光を弾いて煌く新雪を踏みしめればさくりと心地よい音がした。
白銀の世界にぽつと佇むのは修道服に身を包んだ女。
ヴェールから零れた柔らかな髪は春の木漏れ日を思わせる。
荘厳な教会から連なる雪の小道を歩み門へと向かう。
袖口から覗く指先が開かれたままある門へと触れ掛けたその時、
女の眼下にすっと影が落ちた]
――…あら、自衛団の。
[顔を上げると其処には見慣れた顔がある。
女は軽く握った手を口許に宛がい相好を崩すが相手の表情は険しい]
どうかなさいましたか。
顔色が優れぬようですが……。
[ゆうるりと小首を傾いで案じるように自衛団員に手を伸ばした]
────────────────────────────
■名前:エルゼリート=フォーレルトゥン Elserid=Vollerthun
■年齢:28
■職業:渡りのバーテンダー
■経歴:この村の出身。漁師である父親の跡を継ぎたくないからと16の時に村を出て、近くの街でバイトと修行を兼ねてバーテンダーの仕事をする。その時は時折村にも顔を出していた。
20の時に街を離れ、本格的に放浪開始。様々な街を訪れ腕を磨いて行った。その頃になると村にはほとんど顔を出さなくなる。今回戻るまでに2・3 回あったかどうか程度。
今回村に戻ったのも、移動中の気紛れで寄っただけ。
幼い頃から華奢で、顔立ちも中性的であったためによく女性に間違えられる(身長は160〜165cmくらい)。
その様相と名前から、からかわれて愛称がエルザとなることもしばしば。
当人は女性と間違えられることを気にしている模様。
────────────────────────────
6人目、双生児 エーファ がやってきました。
双生児 エーファは、守護者 を希望しました(他の人には見えません)。
―元宿屋へ―
[少し前に降り積もったばかりの雪の、既に何人もの足跡で固められた道]
[かつ、かつ]
[もう足跡すら付かないその上を踏んで、エーファは言われた場所へと向かっていた]
[はふ]
[吐息はすぐに真白に溶けてそれと分からなくなる]
[時折足は止まり、赤は目的を探して彷徨い]
あっちかな……
[小さな、遠慮するような声が洩れた]
[ず]
[鼻を啜る音がして、足は再び動き出す]
[触れる前に女の手は自衛団員の其れによって遮られる。
驚きに目を丸くして行き場を失った手を自らの胸元に宛がえば
銀で出来た十字架が重ねた指先に触れた。
彷徨い伏せられた眼差しは白に伸びる影を映している]
あ、あの……っ。
[何か気に障るような事でもしてしまっただろうか。
そんな考えが浮かび記憶を辿り思考をめぐらせるが
ただぐるぐるしてしまうだけで何も思い当たりはしない。
其れを中断させたのは自衛団員の声だった]
……え、その日の夜は……確か、遅くまで教会で繕い物をしていて……
ええ、一人でです。証明できる人、なんて……いません。
あの、それがどうかしたのですか……?
[尋ねられた夜の事を思い出し紡いだ言葉は何処か頼りない。
不安げに揺れる眼差しを向ければ告げられたのは事務的な言葉。
老灯台守殺害の「容疑者」として岬の宿屋へと向かえとの事だった]
/*
よし無事キャラゲット!
何か降って来たので男エルザ投入しますた。
男の娘じゃないからね!
どうも、龍猫です。
役職希望は無謀にも智狼。
いやだって、あそこまで人気出ると思わなかったんだよ…!
今回は弾かれても村人のはずなんで、予想外なことにはならずに済むと思いたい。
狼来たら自殺志願者的な感じにしたいけど、ノリノリで書いた表からはそう言う流れになりそうにない。どうしようww
生きるために足掻く系にした方が無難かな。
7人目、商人 ゲルダ がやってきました。
商人 ゲルダは、聖痕者 を希望しました(他の人には見えません)。
― 自宅 ―
その日? あぁ、この家に居ましたよ。
証明できる人なんているはずもないですよ。わかっているんじゃないんですか。
そもそも僕が戻っていることを知っている人も少ないのに。
[八年も村には戻っていなかった。戻ってきたのは、少し前の話。
必要最低限にしか挨拶をしなかったのには理由がある。
どうせまたすぐに出て行くことと、それから、]
――うちの親の心中だか痴情の縺れだか、まだ覚えている人も多いでしょう。
わざわざ傷を抉りにいきたいなんて、僕はそんなに莫迦じゃない。
帰ってることを知らない人のほうが多いんじゃないかと。
へぇ、容疑者なんですか、僕。
まぁあの岬には因縁がありますが――…。
/*
いつも季節感をト書きに入れ忘れるオレ。
今回主観ト書きだから尚更入れようがなかったのかも知れんwwww
て言うか急いで書き過ぎただけだな。
今度から気をつけよう。
可愛くなくなった? ――ご冗談を。
そんな可愛い少女だった僕なんて、もう十年以上は昔の話ですよ。この村で生活していた時だってずっとこうだったと思いますが。
[変わったと嘆くような自衛団員に、あしらうように笑ってみせて、ゲルダは踵を返す。
慌てるような自衛団員に、ひらひらと後ろ向き、片手を振って]
ちゃんと行きますよ、あの、元は宿屋だったところしょう?
安心してください、あの浮気女みたいに隣町に男なんていませんから。
それともあの男みたいに、人生を悲観して死ぬこともない。そう言えば良いですか?
[皮肉げなアルトの声は、リビングに入ってゆく。
団員は追いかけなかった。ただ、部屋を出てくるのを待ち、しっかりと現地までは連行するようである。
この村を出てから知り合った商人の相棒との待ち合わせは、半年後。
それでも村に長く滞在するつもりはなかった為に、商売道具や衣類はトランクにまとめられている。
他の部屋も、戻る前とは違い、埃一つない。調達品が置かれたままの両親の部屋も]
あれか。新婚の邪魔をするまいと、相棒と奥さんを二人にさせたりしたからこんなことになったのか。
善行なんてするもんじゃないな。
― →元宿屋 ―
[到着すると渡された身上書。
慣れた様子ですぐに記入して、自衛団員に渡す。]
はい。
部屋はどう選ぶとか、決まってるんですか。
僕は、…上から覗きこむとほら、両親が居るように見えるんで、出来れば反対側が良いんですけどね。
――
■名前:ゲルダ・エーベルヴァイン Gerda Eberwein
■年齢:26
■職業:商人
■経歴:生まれは村。〜18歳まで村育ち。
村を出る前に両親が死んだ。その後親類だという人に引き取られて町へと行ったが、数週間で音信不通になった。
現在は商人として、普段は相棒と旅をしている。現在、相棒は奥さんと他の場所に商品調達に。半年後に待ち合わせ。
― 村の外れ→村内 ―
小物一匹でも居れば、夕飯に彩が沿えられたんだケド。
[ぶつぶつと呟きながら手ぶらで村へと戻ると、家路の途中で自衛団員に呼び止められその足は止まる。
正直あまり折り合いの良くない自衛団員。
こりゃ帰るのは遅くなるかねぇと内心ぼやきながら、事のあらましをへーぇと聞いていた。
自分が容疑者の一人だと告げられれば、一拍置いた後に皮肉気な笑みが口の端に浮かんだだけだった。]
それから暫くの後、上申書には以下が記載され提出される事になる**
――――――――――――――――――――――――
■名前:アーベル=グライス Abel=Greis
■年齢:25歳
■職業:下男(住み込みの下働き)
■経歴:村の外の人間で、ある日村へとやって来てとある家で働いている。
村に来る以前は放浪生活を行っており、各地を転々としていた。
各所で様々な職を経験していた為、大抵の事は器用にこなす。
狩り暮らしの経験もあり、村周辺(時には遠出してまで)でも趣味を兼ねて狩りを行っており、狩り用のナイフを常に携帯しているため自衛団とは折り合いが悪い。
――――――――――――――――――――――――
─元宿屋・広間─
[カウンターから離れて、オレは部屋の中を見回す。
しばらく使われて無いはずなのに綺麗になったもんだ、と心中で呟いた]
……お?
もしかして、エーリッヒか?
[見回した先に、先に来ていたらしい金髪の青年を見つけた。
昔の面影を探して、思い当たった名を口にする。
最後に会ったのは12年前だったか、8年前だったか。
…忘れたな]
/*
エーリッヒとは同世代としては微妙なんで、普通に話振っとこう。
5歳って意外にでかい気が。
て言うかしばらく村帰ってないしね!
─元宿屋・広間─
[身上書を渡した後は暖炉傍にさっと陣取り、手持ち無沙汰に持ってきた本を開いていた。
そうなると、中々周囲に注意に行かないのはいつもの事。
故に、呼びかけられてもすぐには反応せず。
膝の上の真白の猫がなぁ、と鳴いて足を叩いてようやく活字から翠をそらした]
あれ……。
もしかして、エルゼ兄さん?
[顔を上げ、視線の先にいた者。
覚えのある姿に、ゆる、と首を傾げて呼びなれた名で呼びかける]
/*
ゲルダに縁故振るか悩むところだなー。
年近いし8年前ならまだ顔出してたギリギリだから話は出来るだろうし。
そうじゃなくとも外部遭遇縁故は振れるか。
/*
武器携帯していいんだよ ね?
←今回は初回キリングも余裕で出来るキャラなんだよ!
何か言われたら提出して仕込みナイフに移行かな。
[呼び出しがかかったのはつい数時間前のこと]
[既に耳にしていた、老灯台守が殺されたという話]
[その夜に何をしていたか、との問い]
[生来内向的な少女は団員の険しい顔に怖気づいたか]
[懸命に返す言葉は次第に詰まり、最後には俯いて黙ってしまった]
[両親がいたなら娘を庇っただろうが、生憎その日は家を空けており]
[結果無実を証明することができずに、今に至る]
[そっと顔をあげて相手の顔を見る。
向けられる眼差しはいつもとは違い厳しいもののままだった。
からかうための冗談などではない事はそれで知れて
指先に触れる銀の十字をぎゅっと握り締めた]
――…わかりました。
[此処で何を訴えても無駄だろう。
諦めにも似た色を浮かべ小さく頷き了承を示す]
遺憾ではありますが仕方ありません。仕度してまいります。
そんなに怖いお顔なさらないで。
この足で自衛団の方から逃げられるなんて思いませんから。
[そう告げれば自衛団員の視線は女の左足へと向けられた。
小さな頃に岬で怪我をして以来庇うようになった左足首。
日常生活には支障はないが村の者なら誰しも知るだろう事。
相手に一瞬過る同情的な眼差しにゆると頸を振ってから
ふわりと淡雪が溶けるような笑みを向けた]
―元宿屋―
[漸く着いた慣れない場所]
[中からは人の話し声がした]
[少し思い悩むように立ち竦んだ後、エーファは意を決して扉に手をかけ]
[ぎぃ]
[古い扉の軋む音に身を竦ませ]
[ばたん]
[閉まる音にまたびくついた]
― 元宿屋・外→広間 ―
[何にせよ書き終えた身上書は自衛団員が受けもつこととなる。
ゲルダはそれを見ると小さく笑って、室内へと足を進めた。
中には、青い髪。金の髪。
後ろで扉の閉まる音]
―― びっくりした。
[声をかける前に、振り返って言葉を落とす。
エーファへと視線を向ける]
─元宿屋・広間─
[声をかけても最初は反応が無くて。>>24
む、と眉根を寄せていたが、白猫によってエーリッヒがオレの方を向くと、にこっと笑いかけた。
…笑っても男性的にならないのが癪だが]
おー、覚えてたか。
久しぶりだなぁ。
[荷物を抱えたまま、オレはエーリッヒの傍へと寄る。
移動した先で一旦荷物を下ろすと、座っているエーリッヒの頭をくしゃくしゃと撫でた]
ちったぁでかくなったか?
いや、でかくなられるとオレが困るが。
今何してんだ?
[しばらく会っていなかったから、コイツが何をしてるかなんて知らない。
病気がちだったし、自宅療養しながら何かやってるのかな、なんて思った]
―元宿屋・広間―
[はあ]
[小さな溜息]
う、
[そこに向けられたゲルダの視線]
……ごめ、んなさい。
[少しの間縮こまって]
[俯きながら、ぼそぼそと謝る]
[ずっとこんな調子であるから]
[自衛団に身上書が提出されるのは、まだ後になりそうだった]
――――――――――――――――――――――――
■名前:エーファ・リンク Eva=Link
■年齢:14歳
■職業:――
■経歴:内気な村娘。友人と呼べる者も少ない。
生まれてこのかた村から出たことはない。
必要時以外に外に出ることも少ないが、事件の夜に外で見たという情報があり、容疑者候補に挙がった。
――――――――――――――――――――――――
それでは失礼しますね。
[声を掛けてその場を離れる。
向かう先は教会に併設された孤児院。
教会に捨てられていた赤子は司祭に保護され
今は似た境遇の子供達の世話に従事していた。
荷物を鞄に詰め込んで養父と子供達に暫しの別れを告げる。
宿屋に行く理由を説明したのは養父たる司祭にのみだが
何れ子供達もその理由を知る事になるのだろうか――。
教会の門に戻る頃には自衛団員は居なくなっていた。
一人、小さくはない荷物を持って雪道を歩み出す]
― 元宿屋・広間 ―
いや、こちらこそ。
ちょっと驚いてたところだから、余計驚いただけだから。
僕には何の問題もない。
[謝罪には、少し膝を折り視線を合わせるようにして答える]
君も容疑者?
自衛団もおかしなものだね。
大丈夫かい?
─元宿屋・広間─
[扉の開く音と、閉じる音。
翠は一瞬そちらに流れ、そこに立つ者たちの姿に軽く、首を傾げる。
この二人も呼ばれたのか。過ったのは、そんな思い]
……ん、そりゃあ、ね。
[>>29 覚えてたか、というエルゼの言葉に、微かに笑む]
ほんとにお久しぶり。最後に会ったの、いつだっけ……?
今は、大学の研究室に厄介になりながら、歴史の研究中。
宗教学やってる知り合いから、面白い話を聞いて、興味が出たんで、ね。
……まあ、今はちょっと、強制的に休まされてるんだけど。
[理由は言うまでもないか、と思うからそこまでは言わず]
と、言うかですね。子供じゃないんだから、撫でないでいただきたい。
[代わりに、こう、訴えてみた]
/*
そういや。
本当なら肩書きを「バーマン」にしようと思ったのだけど。
下手するとクローン人形持つ人達になりかねないので和製英語のバーテンダーのままにしたと言う。
ややこしくしたらダメよね。
さて、ゲルダに縁故振るかどうか…。
男同士の縁故なら迷わず突撃したんだが、女性に間違われやすい設定で異性と縁故取るとなると何故か迷う(爆
─元宿屋・広間─
[扉が開け閉めされる音は聞こえてたが、今はエーリッヒ>>34を撫でくり回す]
いつだっけなぁ…最低でも8年は経ってると思うぞ。
その後も2・3回帰ってきたりはしてたけど、直ぐ出てったし。
へぇ、お前大学行ったのか!
歴史の研究なぁ。まぁ何かに興味を持つのは良いことだ、うん。
強制的にって……身体弱ぇのに無理したりしたんじゃねぇだろうな?
[訊ねる語調になったけど、オレはほぼ確信していた。
こいつほんっと身体弱かったもんな。
そんなことを考えてたら、撫でないでくれと言われた。
反射的にパッと手をエーリッヒの頭から離す]
お、悪ぃ悪ぃ。つい懐かしくてな。
オレの記憶にゃ小さい時のお前しかねーもんだから。
[離した手の人差し指で、自分の頭を指差した]
― 元宿屋 ―
[靴についた雪を玄関先で軽く払い扉を開けて宿屋の中へ。
広間には自衛団員以外の人たちが居た。
女の訪れに気付く者がいれば会釈をするが
すぐに自衛団員に促されカウンターで身上書を認める事になる**]
――――――――――――――――――――――――
■名前:ナターリエ=シューリヒト(Natalie=Schuricht)
■年齢:21歳
■職業:修道女
■経歴:赤子の頃教会に置き去りにされていた所を司祭に保護され
その養子となり今に至る。
教会に併設された孤児院で育ち今は院の子供達の世話に従事している。
小さな頃の怪我が原因で左足首を庇い以来駆ける事は無くなった。
――――――――――――――――――――――――
―元宿屋・広間―
[14と結構な年ではあるが、気質の所為でやや幼くも見えるか]
問題、ない……
[ゲルダの言葉を聞いて、目だけを伺うように上げる]
[目が合うと再び緊張を見せて]
[けれど微笑むその顔は、知らない者ではない]
えっ……と。
来いって、言われまし、た。
[それでも答えはたどたどしかったけれども]
[大丈夫かと聞かれ、ぎくしゃくと頷いた]
/*
あれちょっとまて今Wiki見たら智狼希望減ってrΣ
やべwwww事故が無い限り狼来るwwwwwww
[うっかりうろたえた]
― 元宿屋・広間 ―
[対して八年も前の話、面影は残っていようともそうすぐには気付けるわけもない。
頷くのには、それは良かったと一言を。
女性の中では長身の部類、しっかりと立って一度室内へとしっかり目を向けて]
自衛団も本当に機能してるのか謎だよ。
君みたいな子も呼ぶなんてね。
一旦、座って休もうか。ハーブティは好き?
商売だけど、まぁ、サービスだね。
[持ってきたトランクへとついで視線を落とすと問いかける。
少女へと、右手を差し出して、]
ここにいると開くたびに寒いし、おいで。一緒に休もう。
─元宿屋・広間─
……8年前……か。
もう、そんなになるんだなぁ。
[>>35 返された言葉に、妙にしみじみと呟いて]
ん、ああ。
……ま、本格的に就学するには色々とアレなんで。
研究生の肩書きで、色々とやらせてもらってるんだけど。
[学力的に就学できないわけではないが、その間ずっと街で暮らすのは辛い身体。
故に、研究生という扱いでの出入りとなって、不定期に街の下宿とこちらを行き来しているのが現状]
あ、いや。
……そんなに、は……うん。
三日くらい、徹夜したけど。
[ぼそり、と呟く時、視線は見事に泳いでいた。
懐かしい、という言葉には、そうですか、とため息一つ]
─元宿屋・広間─
お前が大学行くくらいだからな。
[しみじみ呟くエーリッヒ>>39を見て、じじくせーと思ったが口にはしなかった。
代わりの言葉を紡いで、けらと笑いかける]
ああ、出れる時にだけ出る形になってんのか。
まぁ、そうせざるを得ないよなぁ…。
[相手の状態を理解して、オレはうんうんと頷く。
昔、床に臥してるエーリッヒを連れ出そうとして怒られたことがあったのを思い出したが、忘れることにした]
お前の身体で三日も徹夜したら大事だっつの。
そりゃ強制休養させられらぁ。
[視線が泳ぐ様子に、オレはじと目でエーリッヒを見遣った。
こいつ、集中したら周囲見えなくなるタイプか]
/*
よーし、喰わない先候補ゲット。
花持ってたら拒否りつつも喰います(
とか言ってまた赤陣営に固まったりしてな!
[前にも狼希望時にそう言う事があった]
―元宿屋・広間―
[自衛団の件に関しては何とも返せずに、曖昧に頷いた]
[その流れで問いにも頷いたけれど、後で商売という言葉に気づいて]
え、あの、……いいです、そんなっ、悪いです、
ゲルダさんの、お仕事の、使っちゃ、後で困ったりとか……
[あたふたと取り乱した]
[別の視線が向いてもそちらを見る余裕はなさそうだ]
[差し伸べられた手にも明らかに戸惑いを見せたが、おずおずと手を伸ばす]
─元宿屋・広間─
鍛えてるからってどうにかなるもんでも無い気がするけどなぁ。
とりあえず、お目付け役が居ないと無理するってのは理解した。
[言い訳めいた言葉につい笑いが漏れた。
エーリッヒ>>41が撫でる白猫に視線を落とすと、オレも指先で白猫の頭を撫でるように触れる]
可愛らしいお目付け役が居たもんだ。
しっかり見張ってやってくれな。
[冗談めかした言葉にエーリッヒはどんな顔をしただろうか。
何か言われてもオレは笑うだけで。
その後だろうか、昔から交流のある馴染みの顔を見つけることに*なるのは*]
― 元宿屋・広間 ―
良いんだよ。だってねぇ、今は調達時期だから。
それじゃあ、古いものの処分になってしまうけれど、お茶のお付き合いお願いしよう。
ところで、名前を聞いても良いかな。八年も前だから、きっと君の印象は僕の中ではとても小さかったんだろうね。
[言い方を変えて、笑って。
手が触れればそっと握る。
少女のペースとあわせるようにカウンターの方へと歩いてゆく。
二人へと声を投げるのは、話も落ち着く頃合か]
エーリッヒも飲むかな? ハーブティを淹れるんだけど。
何か希望があったら聞くよ。
エルザの分は無しとか?
[からかう調子でそんなことを言って]
まぁ、さすがにね、君のだけ淹れないなんて事は言わないけど。
うんと多く蜂蜜でも入れてあげようか。サービスで。
さて、種類はたくさんあるんだ。
君は何がご希望だい?
[鞄を開ければ、茶葉の入った缶が並ぶ。
他にも多々商品はあったが、あまり気にすることもなく、少女がどのような味を希望するかによって、種類を選ぶつもりだ**]
─元宿屋・広間─
[声をかけて来たゲルダ>>44に軽く手を上げる]
お前まで呼ばれたのか?
久々に戻って来た二人が揃って呼ばれるってどーなんこれ…。
ってー、おーい、オレのも淹れてくれよー。
[無しと言われてオレは少しぶーたれた。
エルザ呼びされているが、ゲルダは長い付き合いだからまぁ許容範囲だ]
勘弁してくれよ。お前いーっつもそうやってオレをからかうよな。
……甘いのは控えめでオネガイシマス。
[サービスが酷いことになりそうだったから、それ以上は文句を言わないようにして、丁寧にお願い*してみた*]
/*
あっ、重要な一文が抜けてる!
修正不可かもしれないこれは痛いwwwww
「…どうせ止めろって言ったって直さないからな」
これを入れるつもりだったのに!のに!!
―元宿屋・広間―
え、……っと。
[おろり]
[言い方を変えられ、相手の顔とトランクを幾度も見比べ]
それ、じゃあ、いただきま、す。
[尚も迷った挙句、おずおずと頷いた]
[続いて名前を尋ねられ、一度瞬いてから]
エーファ・リンク、です。
[ゲルダの記憶にその名前はあるだろうか]
[彼女が村を出る前から、人見知りは変わらなかったけれど]
[その頃には慕っていた祖母も生きていて、外に出るときは大概一緒だった]
[手を引かれるまま、ぎこちない動きでカウンターに着いた]
[慣れない場所に年上の男女ばかり、視線はあちこちに動き落ち着きなく]
[やがて見せられた茶葉の種類の多さに、驚いたように目を見張った]
えっと、……その、
あまり、苦くないと、嬉しいです……
[ゲルダから好みを聞かれたが、茶葉については詳しくは知らない]
[曖昧な返事を恥じるように逸らした視線の端に、一匹の白猫が映った**]
/*
相方には中身ばれしているに違いない。
なぜかメモでばれる定評がある私。
ひさしぶりに設定が浮かんだから、突入しましたが、若い者は村にのこらないのでしょうか。といいたくなる村を出た組。
当初はユリアンの予定だったのが、ゲルダ見てムラッとしたので僕っ娘になりました。
胸はAです。すらっとしてます。
/*
とりあえず言いたい、物凄く言いたい。
……君ら、反応はええよ!!!!!!
と、というわけで改めましてご挨拶。
毎度お世話になっております、幻夢のくろねこたすくです。
11年最初の村、泡沫系雪編『滄に揺らめく銀鏡』、無事、村建てと相成りました。
今回は如何なる夢幻泡沫が編まれるかはわかりませぬが、皆様、どうぞよしなに。
/*
で、ええと、ですね。
はい、一年前と言ってる事がひっくり返ってますが。
いや、なんだ、うん。
……なんかねぇ?(何だよ
降ってきちゃったんだから仕方ないじゃん、という事で。
31村以来、新グラになってからは初のエーリッヒですよ……!
役職希望とか病弱&白猫のコンボとかまあ、突っ込みたいひとは多いかもしれませんが、うん。
……向かう方向性は変わる。はず。多分。ね!
しかし、役職希望アンケ回答者が全員はいるとほぼフルメンバーに達する件について。
いつの間にか智狼希望が一件減ってたけど。
にしても、赤組人気は凄まじいのである。
8人目、小説家 ブリジット がやってきました。
小説家 ブリジットは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
─自宅─
えぇと…眩い朝の光が、二人をいつまでも、照らし続け、た…と。
これで良いかしら。
[かりかりと音を立てて走らせていたペンを置き、軽く息をつく。
何か飲み物でも頼もうと思った矢先、この別荘に住むようになってからずっと側についてもらっている執事の声が聞こえた。]
あら、丁度良い所に。
ヴァルター、悪いのだけれど紅茶を…え?
自衛団の方が、私に?
…何の用かしら、珍しいわね。
良いわ、今行きます。
[飲み物を頼もうとしたところに、自分に思わぬ来客を告げられて。
不思議に思ったものの、話を聞く為に執事と共に応接間へと向かった。]
/*
宿へ行きたいが。
関係の問題と村に居着いた時期のこともあるから今日あたりも大人しくしとくんだぜ。
エーファとナターリエは知っててもいいっぽい。
そして身上書だよ間違えt
─自宅・応接間─
え……あの、その日の夜は、家から出ませんでしたが。
えぇ、此処に居るヴァルターが証人に…え?
他の使用人達でも、駄目…と、なると、そうですね。
私がその日の夜に此処にいた証人は、居りません。
[自衛団員からの問いは、ある日の夜、己の身が此処にあったと証明できる人間がいるかというもので。
執事や使用人達は出入りの商人などの証言を得られたらしいが、皮肉にも主人である自分を証明してくれる者は居なかったということだった。]
それで、その日の夜に、なにか?
よう、ぎしゃ?私が?
/*
おっと発言してたら人が。
ヴァルターって村長さんですな(
さて今回は狂信者希望しとるが意図せず倍率高っ。3人もいるのか人気だね。そして狼希望が一人減っとる。
まぁ最悪狂信取れなくても設定がアレな村人になるだけなんで問題なしと。
─自宅・応接間─
[告げられた言葉は、日頃自分が書き連ねている空想の中でしか聞いたことのない其で。
己とその言葉が結びつかず、数秒の間が開いた。
それを破ったのは、憤慨した執事の声。]
あ…あの、ヴァルター、落ち着いて。
申し訳ありません、怒鳴りつけたりして。
それで私に何かお聞きになりたいことでも?
…え?あ、はい、以前宿をされていたところなら知っております。
そこへ伺えばよろしいのですね?解りました。
あ…でも、その…少し遅れてもよろしいですか?
えぇ、日差しが少し和らいでから。
ありがとうございます。では、お気をつけてお帰り下さい。
[用件を伝えて屋敷を後にする自衛団員を見送って、いまだ憤慨冷めやらぬ執事をなだめようと声をかけた。]
─自宅・応接間─
そんなに怒らないで、ヴァルター。
誤解だもの、すぐに解けるわ。
そんな、私もうそんな子供でもないのよ。
それに今の季節はそこまで日も強くないし、平気。
そんなことよりも、私はヴァルター達が心配だわ。
ただでさえ私のことで色々とお父様に言われているのに…
えぇ、お父様には内緒にしておきましょう?
さ、それじゃ悪いけれど出かける準備を手伝ってちょうだい?
[体を心配してあれこれと問いかける執事に、困ったように微笑んだものの。
離れた地に住む父のことを思えば、その表情は憂いに染まった。
とにもかくにも、元宿屋へと向かう為に衣服や必需品の用意をし始めた。]
[あれもこれもと持たせようとする執事を宥めたり諭したりして、準備を済んだのは結構な時間が経った後。
岬にある元宿屋にて書かれた身上書には、以下のように記入された。**]
――――――――――――――――――――――――
■名前:ブリジット=ドルージュ Brigitte=Dreujou
■年齢:22
■職業:小説家
■経歴:村から遠く離れた都会で生まれたものの生まれつき気管支が弱く、養生の為に12年前から元々父の別荘があったこの村に住むようになった。
日光にも弱い為日中は屋外には滅多に出ないが、成長するにつれ冬の弱い日差しには多少耐えられるようになった。
小説を書き始めたのはこの村に越してきてからで、何冊かは出版もされているが父に秘密にしている為に偽名を使用している。
父の決めた婚約者がいるが相手の顔も名前も知らず、当人には婚約者が居るらしいという認識。
――――――――――――――――――――――――
/*
なんという、病弱系被り。
……お客様の中にお医者様はi(略
つか、医療関係者歓迎だな、これ。
あ、こっちは心臓関連です(ここで言わない
/*
ブリジットは入れ違いだから知らない方向かな。
8年前までは住んでた街も近いしちょいちょい帰ってたけど、それはゲルダの様子を見るためってことになるし。
― 元宿屋・広間 ―
[少女が承諾してくれるのを見ては、口元を緩める。
名前を聞いてはすこし考える顔]
エーファ。
……あぁ、リンクというと。
[記憶には引っかかった。懐かしそうに目を細める]
小さなエーファ。
こんなに立派に可愛く育っていたのは予想外だった。そうか、八年も経つから、そうだね。
お祖母さんは元気かな?
[今現在の村の状況など、あまり知るはずもなく。
思い浮かぶのは彼女の祖母と一緒の姿で、自然とそう尋ねた。それからカウンターへと少女を誘い]
僕らを呼ぶのは実に合理的じゃないか。
あんまり村に居ない人を、関わりの弱い人を容疑者とした方が、自衛団にとっても後味悪くないだろうし。
…そういえばつけてはくれないのか。良く似合うだろうと思ったのに、あの可愛い髪飾り。
[気心知れた彼には、軽く言葉で返す。
それからじっと見て言った言葉は、やはりからかうよう。
口紅や女物の首飾り、そんなものを外に出てから幾度か手紙と一緒に送っている。反応が楽しいからととても楽しそうに言われては、周囲も止めるに止められなかったようだ]
いっつもとは人聞きの悪い。反応が面白いのが悪い。
[反省の色などまったくない。しゃあしゃあと言ってのけて、口の端を持ち上げた]
でも、そんなにお願いされたら仕方ないなぁ。
折角僕がしてあげるというサービスをいらないと言うなんて、エルザはとんだ罰当たりだ。罰としてせめてお湯を沸かすくらいは手伝わない? うん、ありがとう。お願いするね。
[エーファの言葉>>48には頷いて]
わかった。まぁ、お茶が本職というわけでもないから、僕もそんなに詳しくないけど。
大丈夫、苦くはないよ。
少し酸っぱいかもしれないけれど、蜂蜜を入れて飲むと飲みやすいんだ。
[しっかり鞄ごと厨房へと持ち込んで、缶を幾つか選ぶ。
落ち着く方が良いだろうかと、手書きの番号を確かめてから、飲みやすいと覚えている一つに決めた。カモミールと、レモングラス、それからミント。他にも幾つかブレンドしてあるが、細かい配合などゲルダは知らない。ただ、売るだけだ。
試飲の時にいつもするように、しっかりと梱包された硝子の茶器を用意する。
小さな蜜入れには蜂蜜をたっぷりと。
お湯が沸いたら、ハーブティを全員に振舞おう**]
/*
ダメだゲルダの弄りっぷりが楽しくてしゃーないwwwwww
縁故頼んで良かったwwwwwwwww
よーし、弄られ属性全開で返すか(ぉ
/*
いまさらながらハーブティーって伸ばした方がかわいかったなって思うんですけど。
しかたがないはなしだな。
大丈夫だって言うたびに 問題ない って言いたくなるから
大丈夫、にしてみた。
ちなみにツンデレではなく ツンツンツンツンデレくらいです。
エルザ相手には。
多分相棒相手にはツンデレです。相棒の奥様相手には、デレデレです。あれおかしいな。
聖痕者になったらエルザに見せるんだ。みんなの前でなんて見せるもんか。
/*
書いたあとで思ったが最後の一行がものっそいでれだな。
でれっていうか華を背中にしようとしてるのに。
誘ってるようだなおい。
そこまで考えてはなさそうだけれど。
ちなみに名前もちゃんと覚えてるんだぞって言う証明に、一回は名前全部呼ぶつもり。
─元宿屋・広間─
[ゲルダと一緒に居た少女の記憶はオレには無かった。
村を出たのは12年前のことだし、8年前まで比較的頻繁に戻って来ていたのだってゲルダや老灯台守など親しかった人に会うためだったし。
仮に姿を見たことがあっても、幼かったせいで一致しなかったのかもしれない]
そりゃそうだけどよ。
あーあ、やだねぇ。お前なんか村の人間じゃねぇって言われた気分だ。
まぁ事実村から出てったんだから仕方ねぇだろうけどさ。
……ってぇ、お前オレを何だと思ってんだ?
[髪飾りの話>>55をされて、オレは引き攣った笑みを浮かべた。
コイツはほんっとこの手の贈り物が多い。
エルザって呼ぶのも直させても直さないからオレが折れる形になった。
ぜってぇオレで遊んでんだろ。
悲しいことに、貰ったものでバーに居るお姉さん方に遊ばれるのも事実だけどな]
………反応が面白いのが悪いって、おい。
ホントにお前はオレを何だと思ってんだ?
[大事なので二度聞いた。
ゲルダに反省の色は見えない。
確かにこれもいつものことだ、いつものことだけど。
何故か言い包められて負けてしまう]
おいちょっと待て! 全面的にオレが悪いのかっ!
しかも既にやること確定してっし!!
[ああまた押し付けられた。
ったく、あんな言い方しなくても普通に言や湯沸かしくらい手伝うっての]
─ →厨房及び勝手口─
[オレはぶつぶつ文句を言いながらカウンターを通って奥の厨房へと入る。
運搬用の木桶を持つと、勝手口から外に出た。
寒空の下、ひゅるりと風が吹いて結わえた長い髪を揺らす]
井戸はーっと。お、ちゃんと生きてんな。
しばらく使われてなかったはずだけど、掃除したんかな、これ。
[井戸を見つけて、汲み上げ用の桶で水を汲み上げて濁りが無いかのチェック。
大丈夫っぽいな、継続して使ってたかのように澄んでる。
…灯台守の爺さんが使ってたりしたんかな? あそこから比較的近いし]
汲み上げついでにいくらか厨房に運んどくか。
……男手足りねぇ。
[汲み上げて、運んでの繰り返しをしなければならないのは明白。
汲み置き用の樽を運んで来て入れたら戻せなくなるのがオチだ]
まぁ良いか、湯を沸かしてる間に出来る分だけやっとこ。
[まずは茶を淹れるに足りる分だけ水を汲んで、厨房に戻って火を熾し湯を沸かす。
厨房ではゲルダが茶を淹れる準備>>56をしていた。
湯が沸くまで水を運ぶことを伝えて、オレは作業に戻る。
運搬用に木桶に汲み上げた水を移して厨房との往復。
複数回行って、湯が沸いた頃には汲み置き樽には4分の3くらいの水が満たされていた]
─ →元宿屋・広間─
[茶の用意が出来たとゲルダから声がかかったかどうか。
無くても少し遅れる程度の時間差で広間に戻り、暖炉から少し離れた場所にあるソファーにオレは腰かける。
外は寒かったが、動いていたお陰で暖炉にあたる必要はなかった。
て言うか、暑い]
……何で水道通って無いのここ。
[少しぐったりした様子でオレは小さく呟いた。
都会のバーなら水道や製氷機だって普通にある。
つーかそれが無きゃ、オレが各地で学んだカクテルが作れない。
ここじゃホットカクテルくらいしか出来ないかな、なんて考えながら、オレは茶が用意されるのを*待った*]
/*
内面メモ
・幼少期は家族だと思っていたから、天真爛漫。
・10歳の時に、母の浮気、父との喧嘩、を聞いてしまう。自分が父の子ではないと知る(思い込む)
・最初は暗く沈んだりもしたが、友人に打ち明けることもできず、ただ心配をかけるのもいやだったから、新しい自分になろうときめた
・俺って言ってみたこともある。でも多分誰かからせめて女の子なんだからそれは駄目とか言われたんじゃないかと思う。で、僕。
・人から離れようとするけれど、やっぱり友達は嬉しいのでどっちつかず。
・家庭環境は悪化。母はもともと浮気相手が好きだったらしいとは気付くし、それが表にも出て、周りにも知られる。
・おしゃれをして化粧をする母の姿を見るのが苦痛だった。
・家で会話なんかそうたくさんするものでもなく、両親の争いの日へ。
・どちらかというと、自分だけ置いていかれたという気分が強い。
・上記もあり、基本的に自分=いらない子だと思っていたが、相棒との旅でだいぶ緩和されつつある。
・相棒とも多分なんとなく長い年月一緒にいて、マイナス部分を見せたときにプラスにひっぱりあげてもらったかなんかだと思われる。兄のように慕う。
― 元宿屋・広間 ―
そうだね、仕方ない。
君は飛び出たんだろうし、僕は帰るつもりもなかったんだから、村の人間じゃないと思われてなんら可笑しいところはないと思うけど。
小さなエーファにとってなんかは、特に僕らは「村の人」ではないかもしれないね。
悪いことじゃない。普通のことだよ。
[エーファへと視線を向けるが、咎める風でもない。ただ、笑って。
それからエルザへと視線を移すと、にっこりと、まるで裏表なんてないように笑ってみせた]
得がたい大切な友人だと思ってるけど。
ほら、遊ぶのも愛情表現っていうことだよ。
たまに手紙に「楽しみにしてる」って書かれてたから、てっきり喜んでくれてるものだと。
[エルゼ、と。確か昔はそう呼んでいたこともあった。
十頃だったか、年齢の記憶は定かでないけれど、「僕」が「わたし」だった頃。
文句を言われたことも覚えているけれど、結局のところ、現時点までずっとエルザと呼んでいることが物語っている。
ぶつぶつ言われる文句は聞き流して、ひらひらと見送りに手を振った]
エーファとエーリッヒは座っていて良いよ。特にエーリッヒ。
倒れたりされたら面倒だから、そこに座ってる。
安心して、はなから力をあてにはしてないよ。
[勿論、エーリッヒを男手には数えていないわけだった]
下手をしたら僕より力がないだろう、君は。
[エルザが厨房へと水を運んでくれば、ありがとうと礼は伝えて。
しかし応援に向かうはずもなく、茶器を調えながらお湯が沸くのを待つ。
ついでに、先日自分で購入したパウンドケーキを取り出して、お茶請けにと切り分ける。さほど多い量が必要なわけでもない。
酒に漬けたフルーツの入ったケーキは、二切れずつ皿に置いて。
お湯が沸けば、外へと顔を覗かせる。水汲みをする姿に、口元を緩めた]
もう用意が出来るから戻ってくると良いよ。
ありがとう。助かる。
[声をかけて厨房へと戻り、たっぷりと葉を入れた硝子のポットに湯を注ぐ。
硝子の器は熱にも強く、試供で出すには少々値も張るが、これで飲む方が美味しく感じる。事実たくさんの人が購入するので問題はない。見目も良い。
他に人が来るのなら、カップを増やして人数分、ハーブティーを割ることにする]
よし。
――お待たせ。どうぞ、エーファ。
このケーキもなかなか美味しいよ。アルコールも控えめだし、しっとりしてるから。
お茶は熱いから気をつけて。
[先に渡すのは勿論少女。ケーキについては一人だと無駄にしそうだったんだ、なんて言いながら勧める。
他の皆にも、カウンターにお茶を用意して、それからバッグから小さな瓶を取り出した。
無色透明、度数は高いがストレートでも美味しいと、幾つか仕入れて既に捌いたキルシュヴァッサーの、200ml程度の小さいもの。試供品扱いのものは、それでも開いてはいない]
労働報酬。次も力仕事を頼むからよろしく、エルザ。
[ソファに近づき、小瓶を渡す。で、お茶あるからと言いのこす。
自分はエーファの隣に腰を落ち着けた。ハーブティーは、*今日も良い出来だった*]
―元宿屋・広間―
[>>43 冗談めかした言葉に、真白の猫はすました様子でにゃあ、と一鳴き。
その様子に思わず顔をしかめるものの、反論の余地はなく]
……あ……お茶?
ありがとう、いただきます。
[>>44 それだけに、お茶の誘いは話題替えの契機、と飛びついた。喉が渇いていたのも事実だが]
……ゲルダ姉さんも久しぶり。
帰ってたんだ、ね。
[それでこの状況とは皮肉なもの、と思いつつ。
指揮を取るのが実の祖父である、と思うとそれは言葉には出せなかった。
言葉の代わりに一つ息を吐くその傍ら。
真白の猫は、自分に向いた少女の視線>>48に、挨拶するよに尾を揺らす]
[ゲルダの淹れるハーブティーの良い香りが鼻腔を擽る。
身上書を書き終わると香りに惹かれるように視線が移ろうが
手にしたままの鞄が声を掛ける邪魔をした。
此方に気付いたエーリッヒの翠>>67に宿る途惑いに
少しだけ困ったような微笑みを浮かべる。
礼拝の度、顔を合わせる歳近い彼までも自分と同じような理由で
自衛団員に呼ばれたのだろうか。
複雑な思いを抱きながらひょことお辞儀して
近くにいた自衛団員の一人に声を掛けた]
あの、荷物を置きたいのですが――…
[空いている部屋なら何処でも好きに使うよう言われ頷く。
階段を一度見上げると手摺りを伝い一段一段ゆっくりと――
左足を庇いながらの其れは何処か不自然な動き。
二階に辿りつくと手前の部屋へと姿を消した**]
/*
……まだ来る人がいるだろーから縁故悩んだが、やっぱ設定的にかち合うのよねプリジットが。
縁故でふらふらっと引き寄せられたのは二度目…かな?
9人目、修道士 ライヒアルト がやってきました。
修道士 ライヒアルトは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
―教会裏―
夜なら、傷んでいた本の修繕をしてから寝ました。
その間は一人でしたが、それが?
[取り囲んだ自衛団員達に答えながらバケツを持ち直した。
帰り道だから水は入っていなくて重くないのが救いだった]
灯台になんか行ってない。
と言っても、どうせ信じられないって言うんだろう。
[口調を崩してわざとらしく嘆息すれば、自衛団員達は声を荒げて詰め寄ってきた]
はいはい分かりました。
行きますよ。行けばいいんでしょう。
司祭様にお話してくる時間はください。
[空いてる手をあげ降参する。
まだ何かごちゃごちゃいう声もあったが、聞こえない振りで教会の裏口から中に入った]
何かあると疑われるんだよな、結局。
ここで暮らした年月の方がずっと長くなったってのに。
[旅楽師だった父親が病に倒れて村で死んだのはまだ7つの頃。
物心ついてからずっと父子二人旅で、この地方に来たのも初めての年。孤児院に入れてもらったあの時から13年を数えようとしている]
司祭様。ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。
自衛団から疑いを向けられてしまいまして…
[小振りの鞄と同じ大きさの楽器ケースを持って礼拝堂に向かった。飴色の弦楽器は父親の形見であり心の拠所だ]
……はい?
何でナータが。
[説明しようとするのを制されて、逆にシスターも呼ばれて向かったことを教えられた。ぽかんとして聞き返しても、苦悩の表情で首を振られただけだった。深い溜息が二つ重なった]
……行って参ります。
[複雑な気分を抱えて教会を出た。
自衛団員は他にも仕事があるのか姿を消していた。いたら皮肉の一つも投げてやろうかと思ったのに。
仏頂面で岬の宿屋に向かって歩く]
[宿で提出される身上書は以下の様に書かれることになる**]
――――――――――――――――――――――――
■名前:ライヒアルト=シュノール(Reichard=Schnoor)
■年齢:20
■職業:修道士
■経歴:元は旅楽師の子供。7歳の時に村で父を亡くし、孤児院で育った。今は教会で司祭の手伝いをしている。
形見のヴァイオリンは自己流だがそこそこの曲は弾ける。
――――――――――――――――――――――――
/*
毎度遅参の兎猫です。よろしくお願いします。
昨夜はすこーんと意識が。…LiL再びとかならなくて良かった(汗
そろそろ呼ばれる時間なので一時離脱の準備をしつつ。
ちょっと1日目の参加が薄くなることになってしまったので、狼希望を取り下げておまかせにさせていただきました。動けないのがやりたい人から奪ったら申し訳ないんですもの。
でも他を諦めてでも拘りの泡沫参加。叶う限り頑張らせていただきます!
/*
あれちょ智狼希望がさらに減ってr
どういうことなのΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)
…まさかあの二人が希望出してたとかそういうことか…?
[ゲルダと言い合うエルゼに関しては、エーファのほうもあまり記憶にないらしい]
[外見と口調の差異を疑問に思ってか、時折彼を伺い見る]
[目が合いそうになれば、慌てて床を見たけれど]
[ゲルダが台所に消えた後は、心許なく目を動かして]
[視線は主に白猫に向かうことが多かった]
え、でも、
[長く感じられた時間の後]
[ハーブティと共に出てきたケーキに、また遠慮を見せるものの]
……じゃ、じゃあ、いただきま、す。
[結局はまた勧められるまま、小さく頭を下げた]
[ほう]
[熱いお茶をゆっくりと流し込んで、息を吐く]
[そのうちに新たな来訪者があり]
……シス、ター?
[信心深い祖母と共に、以前は時々訪れていた教会]
[そこの修道女までもがここに来た]
[ゆらり]
[赤に困惑の色を乗せ、その背を見送った]
─元宿屋・広間─
[団員と話をして、席に戻った後はぼんやりと。
何もない時はできる限り気持ちをゆっくり保つように、とは主治医の口癖。
……今回の強制帰郷前にも、散々に言われた事ではあるが]
[そんな同居人の様子に、真白の猫はしばしじぃぃ、と視線を向けていたが、やがて、落ち着いているのを覚ったか。
なぁ、と短く鳴いて、円い眼でくるりと室内を見回し。
先ほどから、幾度か自分に視線を向けていた少女に向けて、もう一度、なぁ、と鳴いた]
─時は少しだけ遡って─
[オレの言った言葉に普通のことだと言うゲルダ>>62。
彼女の言うことも理解出来たから、それに対しては軽く肩を竦めるに留めた。
次いでオレが問うた事の返事を笑顔でされると、オレは思わずぽけらとした表情になってしまった]
……いや、楽しみは楽しみなんだけ、ど。
オレは普通の物を望んじゃいけないのか…。
[邪気が無さ過ぎる笑顔にがっくりと項垂れる。
これが相手が男だったら遠慮なく殴れたものを。
今度こそ普通の物を、と言うオレの願いは届いていなかったようだ]
─元宿屋・広間─
[それから一仕事して、広間のソファーでぐったりしているとゲルダがこちらに近付いて来た>>65]
…おおぅ、キルシュヴァッサー。
ローズとアカシアが作れ……ないよ。あれステアとシェークじゃん。
[渡された瓶の文字を読んで直ぐに出てくるのはカクテルの名。
作ろうかなと思った矢先、製氷機が無い事を思い出して断念した。
尤も、必要な材料がここにあるとも限らなかったけど]
貰って良いのか?
…ってー、また何かやるの確定なんだな。はぁ。
わーったよ。必要な時に言ってくれ。
[労働報酬と言われて受け取ったものの、続いた言葉にオレは軽く溜息をついた。
人使いが荒いなぁと思ったが、頼られてると思えばまだ気が楽になる。
茶があると言われたから、小瓶は床に置いたままだった荷物へと仕舞い、オレは茶の用意されたカウンターへと向かった]
─元宿屋・広間─
[なぁ]
[気にしていた白猫が鳴いて、驚いたように目を瞠り]
[まだ少し中身の残っているカップを置いて、そっと椅子から降りた]
[ぼんやりしているご主人のほうを気にしつつも]
[床に座り込んで、白猫と目線を合わせようと試みる]
─自宅─
今はそれほど日も強くないから、多分ここまでしなくても良いのでしょうけれど。
…万が一ということもあるし、ね。
[出かける準備を整え、鏡を見て溜息をついた。
裾の長い黒のコートに手袋。外に出るときにはつば広帽を被って更に日傘を差す。姿見に映る己の服装は我ながら異様だ。
出来るなら他の子のように好きな格好をして外を歩きたい。
けれど病的なまでに白い肌を日に曝せばたちまち赤く腫れてしまう為に外出の際はこの格好をする他無かった。]
…あ。ごめんなさい、ヴァルター。
今出ます。
[しばらく鏡を見たままいたが執事の呼ぶ声が聞こえ、それに応えて部屋を後にした。]
─元宿屋・広間のカウンター─
[職業柄か、カウンターに座るのは何だか落ち着かなくて。
茶を飲みに来たけど、カウンターの内側に入って立ったままハーブティを貰った。
ハーブの良い香りが鼻を擽る]
…おー。
なんつーか、千客万来?
[出入り口の扉を潜って来る人達がカウンターから良く見える。
聖職者まで現れるのを見て、オレは軽く眉根を寄せた]
なんとまぁ。
疑わしいのは片っ端から集めてるってことか?
教会の人間までとはなぁ。
[村を離れて疎遠になっていたが、知らない相手ではなく。
自衛団は何を考えてんだ、なんて考えながら、オレは小さく息を吐いた]
─自宅─
それでは、行ってきますね。
大丈夫、誤解が解ければすぐに戻ってこられるでしょうから心配は要りません。
皆、留守の間此処をよろしくお願いします。
…ねぇ、ヴァルター。
貴方も此処で見送ってくれれば良いのよ?
こんな荷物くらい、持てるんだから。
[玄関先で使用人達に留守を頼み、出かけようとして共についてこようとする執事に困った顔を向けたものの。
途中で倒れたりしては、と言われると制止し切れず溜息をついた。]
…もう、いつまでも子供扱いね。
昔よりは体力もあるし、力もそれなりに強くなったのに。
― 少し前:元宿屋・広間 ―
戻ったといっても一時的だからね。
挨拶に行こうかとも思ったんだけど、僕が外をおおっぴらに出歩いていると、ゴシップ好きのおば様方に捕まりかねないから。
それに夜はお前、しっかり眠っているだろ?
[挨拶に行かなかったこと>>66への詫びは、少し冗談めかして。
しかし眠っているかと言いながら、まさか眠っていないなんていわせない、というような口調であったのは間違いないことだった。
エーファの褒め言葉への反応>>74には知らずに口許が緩む。
だが、続く祖母の死を知らせる言葉には、その笑みを消して目をわずか、伏せた]
そう。すまなかったね。辛いことを話させた。
手向けの花を、後で持っていくよ。飾ってやってくれないかな。
[嫌がられないようなら、そっと頭を撫でて、すぐに手を離した。
それからエルザを気にする視線に、少し声を落として――とはいっても本人に届く程度で、エーファへと冗談交じりに教えることにはなった]
一応あれ男だから、気をつけるんだよ。名前はエルザ、っていうと怒るから、そこの青いのとかでいいんじゃないかな。
─元宿屋・広間─
[ゆらと揺れる猫の尻尾を見て、少し首を傾げる]
[その意図するところを正確には汲み取れなかったが]
[またエーリッヒのほうを気にしつつ、少しずつ距離を詰める]
[手の届く距離まで来て]
[右手の人差し指を、猫の小さな額に向けてゆっくり伸ばした]
─自宅─
わかった、荷物運びはヴァルターにお願いするわ。
えぇ、あちらに着くまで。
着いた後は、私一人で大丈夫だから。
自衛団の方に、一人で何も出来ないなんて思われたらイヤだもの。
えぇ、それじゃあ行きましょうか。
[宿屋についても側についているという執事に、きっぱりとそれは制止した。
心配してくれるのはありがたいが、いい加減信頼してほしいという内心は黙したまま、執事を伴って黒尽くめの女は宿屋へと向かった。]
─ →元宿屋─
/*
ゲルダってくそ生意気な口調がよく似合う。
と、怒られそうなことを呟いておきます。
周りのことをなんとも思ってなさそうな!
─元宿屋・前─
……なんだか賑やかね。
私の他にも容疑者さんがいらっしゃる、のかしら。
まぁ、中に入れば解ること、ね。
ヴァルター、荷物を渡して下さる?
[自衛団員から指示された場所はもう既に商いはしていないはずなのに、中からは幾人かの声が聞こえてきて。
己の後について荷物を運んでくれた執事の方を見て、手を差し出したのだが。]
え…ダメよ、容疑者と言われたのは私だもの。
貴方が代わりになれるわけがないでしょう。
もう、ヴァルター…お願いだから、荷物を渡して。
─元宿屋・広間 カウンター─
希少価値が高いんだ。
だからまたを頼むわけでね。
[にやりと笑って、エルザにそんな事を言ったあと、自分もちゃんとハーブティーを飲み、ケーキを食べた。
美味しいものを食べているとき、飲んでいるときはやはり良いものだ。
先程>>79の言葉には、おかしそうに笑って、「だって、エルザには似合うんだから仕方ないじゃないか」とか言っていたけれど。
なんとなく気分が良いので、次に手紙を送るときには、男物を一緒に送るか、なんていわずに思うこと。
猫と戯れるエーファと、眠っているようなエーリッヒ。
眺めてから立ち上がり、]
そうだった。僕は部屋を決めてなかったんだけど。
一番、崖から遠い部屋使ってもいいかな。
それとも使っている人はいるかい?
─元宿屋・前─
[どうやら執事も中から聞こえた声が他の容疑者のものと思ったらしく。
主をそんな中に入れるわけにはいかない、という一点張りにどうしたものかと溜息をついた。]
あのね、ヴァルター。
容疑者と言ったって、本当に犯人がいる確証は無いのよ?
私のように誤解で此処に来させられた方かもしれないのにそんな風に騒いでは失礼でしょう。
私なら大丈夫です。
だからほら、荷物を渡して屋敷に戻りなさい。
貴方が留守を守ってくれなくては、私は安心して家を空けられません。
─元宿屋前─
何人集めたんだ、自衛団。
[もう使われていないはずの宿屋に向かう道には多数の足跡が残っていて。今も入口の前には一組の男女。
何かもめているらしいので、少し手前で立ち止まった]
―→ ドルージュ家屋敷 ―
はいはいはい、分ってます、分ってますって。
すぐ行きますからちょーっと待っててよ。
ご審議に暫くかかるって言うんだったら、俺も軽く荷物くらい持ってかないと。
[先ほどの皮肉気な笑みはなりを潜め、身一つは勘弁と笑みながら軽く言う。
自衛団の一人にそのまま見張られながらも、のんびりした足取りで屋敷へと戻ってきたら、何やら屋敷が騒然としており、常日頃との様子の違いに瞬いた。]
何だぁ?何かあった…って。ちょっとアンタ、何顔背けてんのさ。
[ふと見れば見張りの自衛団員が、あまり話したくなさそうな顔して向こうを向いていたので、怪訝な顔を向け尋ねるが返事はなく顔は背けたままだった。
ふーん?と首をかしげて言いながらも、勝手知ったる裏口に自衛団員を置いたまま屋敷へ入り、宛がわれた自分の部屋へと入る。
背負いの古い斜め掛けのリュックに着替えやらをいくつか入れて、ふと思いついたように棚の一番奥に仕舞っておいた小箱を取り出した。
ナイフと同じくく古びた小箱を開けると、中からはコルクで栓をされた小瓶が出てくる。黒く塗られてある為外からは何が入っているかは見ることが出来ない。]
─元宿屋・広間 カウンター内─
さいでっか。
[にやりと笑うゲルダ>>92を見て糸目になった。
まぁ受け取っちまった以上、断るわけにもいかないだろう。
断ったら後が怖そうとも言う]
部屋か?
オレはまだ見に行ってねーから分かんねぇけど…。
崖から遠いっつーと、階段から見て一番奥側の部屋だな。
見て来た方が早いんじゃねぇ?
[軽く首を傾げてゲルダに言う。
それに合わせて後ろで結った長い髪が小さく揺れた]
─元宿屋前─
……通していただいても良いですか。
そこの元宿屋に用事があるのです。
荷物を運ぶ手が必要なのでしたら、こちらもお貸ししますよ。
[このまま立って会話を聞いているのも失礼な気がして、礼拝の時や来客に使う丁寧な言葉遣いで声を掛けた。
日用品の鞄は腕に回し、空けた片手を軽く広げる]
─元宿屋・前─
あ、入り口を塞いでしまっていたのですね…失礼しました。
って、あ、そ、その…お見苦しいところを。
これくらいの荷物でしたら、私一人で大丈夫ですから。
どうぞ、お先に。
[ライヒアルトからの申し出に、執事とのやり取りを見られていたと気付いて色素の薄い頬が赤くなり。
荷物を頼もうとする執事を制して、やんわりと申し出を辞退した。]
―元宿屋・広間―
[ゲルダの声には言葉の代わりに首を横に振った]
[見えたかは分からないが]
あ、……あ、えっと……
[エーリッヒから声がかかり、また固まって]
[鳴き声には気づかなかった]
[ろくに言葉も紡げず、目が揺れる]
―元宿屋・階段に近い客室―
[使われていなかった筈の客室はきちんと掃除され
寝台のシーツもほのかに石鹸の香りがする清潔なものだった。
一人になると少しだけ気が抜けた。
寝台に腰を下ろし小さく小さく吐息を零す]
皆、容疑者として此処に集められてるのかな。
――…エーファさんも、居た。
まだ年端のいかない子なのに、どうして……
[考えれば考えると気が重くなってくる。
重くなる空気を振り払うように頸を振るいすっと立ち上がる]
/*
別に拘らなくてもいいと思うのですが。
折角なのでヴァルターと絡んでおきたい…!!(
ということでヴァルター待ちなのでした。
─元宿屋・広間 カウンター―
不満そうだな。
僕が人を頼るのなんて珍しいのに。
[特別なんだからいいじゃないかとでもいうような口調だが、自分勝手もいいところの暴論だ]
それじゃちょっと行ってくるかな。
茶器は置いておいて、あとは茶葉とケーキも置いておけば、嗜好品としてはいいか。残り少ないが。
[売り物でなく消費するものと決めれば、動きは早い。
とりあえず厨房へと並べると、他の荷物をしっかりと鞄にしまいこんだ]
階段が崖に近いってのもなんというか。
まぁ、仕方ないね。
行ってくるよ。エルザの希望はどの部屋? 優しい僕が張り紙でもしておいてあげるよ
[自分で優しいとか言い放った。エーファの首を振るのは見えていたよう。だけれど、なんとなく邪魔はしないことにした]
─元宿屋前─
こんにちは、ドルージュさん。
私に「様」はいりませんよ。
[正式な見習いでもない身分だからと、苦笑して首を振る。
見苦しいというのへの否定も兼ねていた]
残念ながら不徳の至りで自衛団に呼ばれてしまいました。
ですので、中までご一緒しましょうか。
[荷物を頼もうとする執事に頷きかけたが、当人から否定が入ったので。>>101
急ぐ用事ではないと、小説家の隣に並ぶ所まで進んだ。
この位置ならば何かあってからでも支えたりできるだろう。執事にこれで良いかと尋ねるように僅か首を傾けた]
―元宿屋・階段に近い客室―
しっかりしなきゃ。
きっと自衛団の方達の勘違い。
だから、……直ぐに皆解放される、はず。
[ぎゅっと拳を握り気合をいれた。
先ほどよりはマシな顔が出来るだろう。
胸元で輝く銀を片方の手で握り十字をきる]
主よ、我らを見守り給え。
[菫の眸を閉じて静かに神に祈りを捧げた]
─元宿屋・広間 カウンター内─
いーえ、べっつにー。
不満なんてこれっぽっちも。
[>>104 ゲルダに返すオレの顔はどこか達観したものだったかも知れない。
頼られてはいるが、素直には喜べないんだよ、うん]
そうやって建てられちまったんだから仕方ないさ。
オレはどこでも良いけど…。
……いや、オレも行く。
荷物あのままにしとくわけにもいかねーし。
[尤もな理由をつけはしたが、本当の理由は何か嫌な予感がしたからだ。
張り紙って何書く気だよ]
[カウンターから出て自分の荷物を拾って。
ゲルダの傍まで行って、オレは徐に手を差し出した。
オレの視線はゲルダの荷物に向いている]
─元宿屋・前─
え、ですが……いえ、解りました。
では、ライヒアルトさん、と。
私のことも、ブリジットと呼んでくださいますか?
[>>105様はいらないと苦笑されたので無理に言い募ることはせず。
代わりに自分も苗字よりも名前で呼ばれる方が、と頼んだ。]
まぁ…ライヒアルトさんも、ですか。
えぇ、それではご一緒していただけますか?
ヴァルター、あまり心配しないでね。
私も子供じゃないんだから。それじゃ、留守をお願いします。
[ライヒアルトの用を聞けば、どうして神に仕える方まで容疑をと驚きに目を丸くしたものの、同行の申し出には断る理由も無いので頷いた。
執事も、彼の意図に気付いたか頷きを見せた後ようやく屋敷へと戻っていって。
その背を見送ってから、建物の中へと。]
─ →元宿屋・玄関─
―元宿屋・広間―
え、えっと……
遊ん、で……という、か……
[相手は勿論知らない人ではないけれど]
[焦れば焦るほど言葉に詰まった]
その、ごめんなさ、い、
[謝った理由は多分エーファ自身も分かっていない]
/*
丁寧口調がどうにも浮いている。
というかメモ見落としてたの痛いなっ。それならもっと普通の話し方してそうなのに。
執事の人の前だったからか。うん、そうしようかな。
さて。ダッシュで行水いてこよう。
― ドルージュ家屋敷・自室→ ―
[相変わらず部屋の外が騒々しいが、戻ってきてから使用人仲間とは顔を合わせなかった為、この屋敷の主が自分と同じように容疑者として連れて行かれた…やや語弊があるが、その事はまだ知らない。
部屋の中だがそれでも周囲を確認し、こっそりとコルクの栓をあけて小瓶の中にあるものを確認すると、ほっとした安堵の笑みが零れた。
そして固く蓋を閉めなおすと、繋げてある細い銀の鎖を首に巻き、小瓶をシャツの中へと隠した。
外から見れば、何か首にかけてある程度にしか見えないだろう。
嫌味のようにたっぷり時間をかけてから支度を整え、ようやく部屋を出るとヴァルターと出くわした。]
おんや…旦那ぁ、そんなトコで何悲観に暮れてんスかい?
[ブリジットを宿へと送り届け戻ってきてから、途方に暮れたようにしていた執事に気がつくと軽い調子で尋ねた。
常であれば、「旦那と呼ぶのは止めろ」と小言が入るのだが今日はそれがない。
心なしか、普段は立派すぎるくらいに立派だと感心している顎の髭も萎れているように見えた。
怪訝そうな顔をしていると、事の経緯をようやく聞かされ、群青の瞳は何度か瞬いた。]
―元宿屋・前→玄関―
分かりました。ブリジットさん。
[主従のやり取りにはこっそり笑いを噛み殺した。
執事の方を過保護だと笑いたくなってきたのだった]
身上書ですか。はい。
[自衛団に言われるままに書いて提出する。頑丈そうなケースの中身も聞かれたので、来歴に軽く書き足しておいた]
─元宿屋・広間 → 階段─
[素直な反応>>108に、捻くれ者はおかしそうに笑ったけれど]
高い景色の良いところが好きって人が多いんだろうね。
僕にはどうも考えたくないことだけれど。
……そう?
[自分も行く、というのには、少し残念そうな顔になった。
それを見れば嫌な予感が当たりなのはよくわかるはず。
行くのならと階段の方へ行っていたら差し出された手。
幾度か瞬いて、それから荷物を差し出した。
物は、さすがに商品もあるから、結構な量が詰められている。とはいえ、一人で持てないほどでもないけれど、それは口にはしなかった]
半分。
片方は僕が持つ。
――ありがとう。
―元宿屋・階段に近い客室―
[取り調べが始まるまで部屋で少し休もうと思うも
孤児院の子供達のことが頭を過り落ち着かない。
弟のように思う彼がいれば大丈夫だろうか。
その彼までも呼ばれた事を知らずそんな事を思う。
つ、と窓へ目を向けると教会ではなく灯台が映り込んだ]
優しい方だったのに……。
[ふ、と老灯台守の顔が思い出され哀しげな表情が過る]
私に出来るのはただ祈ることのみ……。
[老灯台守の冥福を祈り小さく聖句を紡いだ]
/*
男キャラにすれば良かったかな。
いや、男キャラ多そうだったからこっちにしたんだけど。
結構女性が多いうえに肉体労働できそうなのが少ない。
─ →階段─
好き好きは人それぞれだろうからな。
岬からの景色を売りにしてたのかもしれねぇし。
[オレも岬の景色は好きだからな。
建物についてはそんなことを言って返したけど、残念そうなゲルダの顔>>113が見えて、また糸目。
にゃろぅ、やっぱ何か考えてやがったな…。
目論見を阻止出来たことにオレは内心安堵した]
[伸ばした手に差し出された荷物。
半分、と言われて「おぅ」と返し、ゲルダの荷物を掴む]
さっき力仕事には手を貸すって約束したからな。
[礼を言われて、ついそんな言葉を返した。
照れ隠しだって? 何とでも言え。
顔の横に垂れる髪で表情を隠しながら、オレは自分の荷物とゲルダの荷物半分を持って階段を上った]
―元宿屋・広間―
遊んで、もらっ、た、ような……
[促されておずおずと答え、首を傾げる]
[視線は横に流れ]
う、え、……そう、です、か?
[嫌がってないと言われ]
[目を動かし伺い見たのは白猫のほうだった]
え、っと、
いえ、平気、です。
[話題の転換には瞬いた後、首を振る]
[『平気』ということは、つまり冷たいのだが]
10人目、薬師見習い ゼルギウス がやってきました。
薬師見習い ゼルギウスは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
─自宅─
[うすぼんやりとした頭と力のない眼差しにて
頭に着けられた大きめのリボンから垂れた紐がゆらゆらと揺れる。
袖口を見ればフリルがたっぷりと施されている。
そして白と桃色のあしらった色合いの服…いかにも可愛らしい女性が着そうなドレス
ああ、これは自分が着ているのか。なんて思った
………そろそろ現実逃避をやめるべきか。
老灯台守殺害の『容疑者』としてやってきた自衛団員の一人を投げ飛ばした後腕を極めている母、それに気絶寸前の自衛団員その一と、とめるようになぜかこちらに言ってくる自衛団員その二]
― ドルージュ家屋敷・廊下 ―
は。……お嬢が?何かの間違いでしょ?
無理無理、お嬢に人殺しなんて。俺じゃないンだし。
[とか軽く言うと、普段なら「お嬢ではなく、お嬢様と呼べ」「馬鹿を言うな」などと怒鳴られる所が今日は「まったくそうだ」と激しく同意された。その通りではあるので、そこには特に突っ込まなかったが。]
フーン、しっかしまぁ、お嬢も……って。
あ、いや何でも。
それじゃ俺は用事があるんでコレで。
[“も”の部分は耳聡い執事にしっかり反応される。
面倒になる前に言葉を切りそそくさと屋敷を出ようとするが、寒さに痺れを切らした自衛団員が出入り口の方で「おい、アーベルまだか」と探し始める声がここまで届いて顔を顰めた。]
あンの馬鹿、もう少し我慢してろって――
[自分が待たせたのが原因なのだが、それは棚にあげ軽くぼやくと当然のようにヴァルターから追及され、降参と言う様に両手を挙げた。]
今、この時期に、自衛団がここに居て俺を待ってる理由、なーんて一つしか無いっしょ。
……暫くお暇貰いますよ。文句は自衛団の連中にどーぞ。
[ひらと手を振り、執事から何か言われる前にその場を離れ出入り口へと急ぐ。背に「お嬢様を頼んだぞ」と声がかかったが言葉は返さなかった。
自衛団からは非難がましい目で盛大に文句を言われたが、青くなった唇に免じて暫くは大人しく元宿へと歩いていった。]
―階段→二階―
まあ普通に考えてそれが正しいだろうね。
売るなら僕もそうするだろう。
利用するのは嫌なだけで。
[そんな事を言いつつ、小さく溜息
鞄の紐の片方を持ち、階段をのぼる。
身長的には同じくらいでも、彼の表情は伺い知れない]
こういうことまでは良いんだけどね。
でもまぁ、嬉しいよ。
いつの間にか女に対する気遣いとか出来るようになったんだね、エルザ。
[少しからかい調子の言葉。
上りきって、一度外へ向いてしまった視線はすぐに戻す。
死者への手向けの花なんて、ここに捧げたことはない]
んじゃ、部屋に行くか。
エルザはこの辺がよかったりするのかな。良い景色の。
─元宿屋・広間─
[>>118 遊んでもらったような、という返答に、刹那、翠を瞠り。
それから、思わずくく、と笑みを漏らす]
ああ、このお姫様はプライドが高いからね。
気に入らない相手には、ほぼ確実に爪が出るから。
それがなかったんなら、大丈夫。
[真白の猫を伺い見る様子にまた、笑んで。
平気、という返答を聞くと、膝の上のぬくもりを抱え上げるとエーファに差し出した]
と、言う訳で、君なら大丈夫そうだから。
ちょっと、見ててくれるかな。
少し、厨房に用事があるんだ、俺。
……ああ、ここの椅子、あったかいよ?
[それから、何気なく言って暖炉傍の空いている椅子を目で示す。
暖かい所で猫と遊んでいいよ、と。遠回しの意図は、伝わるか]
─元宿屋・玄関→広間─
[夜に礼拝に来るブリジットとはそれなりに顔見知りだが。丁寧な話し方になるのは、あの執事に昔怒られたからだったりする。
執事がいない場所でも警戒心のようなものが残って崩れない。
中に入りコートを脱いで腕に掛けると、広間を見回した]
……らしくない人間を狙って集めてきてるのか。
[エルゼやゲルダは二階に上がった後だったか。
先に意識が向いたのは良く知った青年と少女の方だった。
身上書を渡した自衛団員に向けた視線が冷ややかになった]
部屋は二階にあるみたいですけれど。
少しここで休んでからでも良いですね。
[ゆるく首を振ると、息をついているブリジットに話しかける>>116]
/*
吹いたwwwwww
なんというwwwwwww
つうか、分かり易過ぎやしませんかい!
[この予測は外れているとはちょっと思えない]
……いや、中身隠してる人の方が少ないのか。
[黙っとけ、筆頭]
/*
鳩では流石に分かりにくかった地図を確認。
玄関入ったら即広間だった!Σ
というわけで修正をかけてみたけれど、泥沼になりませんように。
─自宅─
[時はほんの少し遡る。
まあ来ている服装は変わらないわけで]
なぁ…母さん。俺もう…二十歳なんだが…
「いいじゃないの似合ってるわよ」
嬉しかない。
[嘆息交じりにいう。聞かないのは既にわかっている。なにせ]
「だって私女の子もほしかったんだもの〜。だから仕方ないじゃない。一粒で二度美味しいというのはまさにこのことね」
[なんて力説されるものだからいったって無駄だというのはわかりきっていること。
でもそろそろ年齢を考えてほしいけど]
「それともあなたは老い先短い母の楽しみを奪うというの。そんな!?そんな息子に育ってしまうだなんて」
[と、殺しても死にそうにないというか。後100年ぐらい生きるんじゃないかとかいいたい気持ちを明らかな嘘泣きをしている母を前にぐっと堪えた。これでも女手一つで育てられていることは充分に自覚しているからだ。]
─ →二階─
[利用するのは嫌。
その言葉>>122を受けて、オレは「そっか」と返すことしか出来なかった。
崖で何が起きたかは知っていたから、それ以上無理に話を広げないことにした]
いつの間にって、お前なぁ。
オレだって努力はしてんだぞ、色々とな。
[主に、男らしく見せるような努力だけども。
一般男性より華奢であるのは嫌と言うほど分かっていたから、心配りでどうにかするしかないんだよ。
からかいを含む言葉に口を尖らせていたが、視線が外に向くゲルダに気付いて軽く眼を細めた]
───ん、行くか。
オレは別に景色が良く見える所じゃなくても良いぞ。
岬の景色が見たけりゃ、外に行けば良いしな。
[部屋について訊ねられると、どこでも良いと言った様相で答える。
先に向かおうとするのはゲルダが希望する廊下の奥の部屋]
― →元宿への道 ―
[あと少しで宿へとたどり着くという所で急に立ち止まると、すぐ後ろに居た自衛団員が鼻をぶつけてきた。急に止まるなと文句を言うので、悪いねと悪びれずに笑顔で言ってやった。]
そうそう、宿に着く前にさ。
死んだ灯台守の爺さんってナイフとか…刃物で殺されたんじゃないのね。
刃物でヤられたんだったら、問答無用で俺がしょっぴかれてる筈だもんねぇ。
[それくらい折り合いが悪い自覚はあるが、そうではなかったという事はきっと違うのだと。]
場所が場所だし転落死ってのも考えたんだケド、それなら殺しとは言わないよネ。
突き落とされた可能性もあるけどさぁ、だったらどっちかってと事故扱いになるよネ。
そうじゃないって事は…
[笑んだまま、自衛団員に言う。]
ねぇ兄さん、どうやって殺されてたのさ?
灯台守の爺さん。
[尋ねるが、それに答えは返らない。
だが自衛団員がやや強張った表情でこちらを睨みつける中、相変わらず自身は笑んだまま視線を受け止めていた。
暫く沈黙の後、後で自衛団長から直々にお達しがあると言われるとようやく前へと向き直る。]
あっそ、後ででも教えてくれるんならいいや。
そんじゃあと少し頑張って歩きますかっと。
[そうしてやっと元宿へ辿り着くと扉を開けたのだった。]
― →元宿・玄関 ―
/*
呼び名に悩んだのは、多分、間違いなく、紅月の影響です(
このグラで、ライと呼ぶのは一瞬抵抗あったwwwwwwww
―元宿屋・階段に近い客室―
[窓から扉へと視線を移し部屋を出ようと歩む。
出てすぐの所にある階段の事を思うと躊躇うように足を止め]
一階にもお部屋があれば良いのに。
[ポツと零すのは階段が少し苦手だからか。
長い修道服の裾を摘み左足を見遣る。
怪我をしたのはライヒアルトが教会に来るよりも前の事。
ほっそりとした白い足首に残るのは大きな傷痕。
消えることのなかった其れは大きな怪我であった事が知れる。
手を離して何時も通り其れを隠し扉へと手を掛けた]
………。
[逃げられない。
口にしそうになった自らの思いに驚いたように瞬きをする。
昔と今が重なるのにその理由が分からずこてんと頸を傾げた]
[と。この家にてよくある日常の一つが自宅にて行われていたわけだが、本日は普段起きないことまで起きたのだ。
自衛団員が尋ねてくる。そこまではいい。こう見えて優秀な薬師の母のもとに自衛団の人間が尋ねてくるのはそれなりにあることだけども老灯台守殺害の『容疑者』というのは日常にないコースだ。
と。容疑をかけられている己が驚くよりも先に「うちの息子がそんなことするかー」とばかりに自衛団員その一を投げ飛ばし、薬師ゆえにか様々な人体構造を把握した拷問チックなものを仕掛けている母を前にして驚くよりも冷静になって、現実逃避していたのだが]
母さん。ストップ。違う意味で容疑者というか加害者になってきてるから
[と、…もう少し現実逃避していたい気持ちを抑え、周囲曰く、息子を溺愛すぎじゃないかと噂の母を宥める
こうしで自衛団員その二より発せられた救助依頼には成功した]
─元宿屋・広間─
[びく]
[微かな笑い声に反応して、恐る恐るエーリッヒを見上げる]
そ、……なん、ですか。
……え、っ
[爪が出ると聞いて、前足に視線を向けていた]
[不意に猫との距離が近くなる]
えっと、……は、はい。
[瞬いたところに託す旨の言葉]
[戸惑いを見せながらも、両手を白猫の脇の下へ通した]
え、……あ、ごめん、なさい。
ありがとう、ございま、す。
[ぬくもりを抱えながら、示された椅子を見る]
[意図に気づくのは少し遅れたが、頭を下げた]
─元宿屋・広間─
[年端もいかない少女を見ていると、どうしても弟妹達のことが思い出される。司祭様が自分から話すと言ったので、何も告げずに出てきてしまった。年上二人の不在に不安になっていたりはしないだろうか。姉のような人が同じようなことを思っているのは知らず、少しの間深翠を伏せた]
外も寒かったですから。
お茶も準備したりできそうですし。
[口元を押さえたブリジットに、表情を戻して小さく笑いかけた>>129]
まあ、そういうことなんでしょうね。
今ここに来て身上書を提出してるんだから、分からないかな?
[頷きながら、首を傾げる青年に肩を竦めてみせた]
呼ばれた理由なら、俺の方が聞きたい。
―二階廊下―
気を使う必要はないよ。もう済んだことだ。
[声には特別な感情などない。
少し口許に笑みを浮かべた]
……努力ねぇ。まぁ、顔は仕方ないからなぁ。
せっかくなら武器にしてしまえばいいものを。
[じっと顔を見詰めて、そんなことを言う。笑う]
そんなに反発するから余計に可愛いと言われるんじゃないかな。
何、変わらなくてもいいと思うけど。
[同じように奥へと向けて足を進めようとして、ふと近くの部屋から音が聞こえたよう。
そちらの扉へと目を向けて、ここは誰か使ってるのか、と脳内にメモをする。
一歩分くらい、足が遅れた]
─元宿屋・広間─
[扉が開くのはやりとりの最中か]
[エーリッヒの視線が動いたのを、何気なく追って]
え……また、教会、の人……
[修道士の姿に、小さく声を洩らした]
[祖母と共に教会に通っていたのは昼間のこと]
[故に共にいる黒い服の女性には殆ど覚えがなく、不安げにその様子を伺う]
― →元宿屋・広間―
[奥の部屋へと向かう二人とは入れ違いに廊下に出て階段を下りる。
上る時よりも慎重にそろりそろりと手摺りに頼りして
広間に行けば見知った顔がまた増えていた]
ブリジットさんに、……うそ、ラーイまで?
[驚きに丸くなる菫色の眸。
暫し言葉を失って呆然と立ち尽くす]
─元宿屋・広間─
いや、俺はいいんだ。理不尽でもまだ分かる。
でもなあ。
[エーファを見て、ブリジットを見てからエーリッヒに向き直る。
どう見ても女性陣と一まとめの勘定をしていた]
はい、こんにちは。エーファちゃん。
[祖母と共に礼拝に来ていた姿は今でも覚えている。少しでも不安を和らげられればと、微笑みながらエーファに挨拶した。>>137]
― 元宿・玄関→広間 ―
そーいや、部屋は勝手に使っていいんだよね?荷物置いときたいし。
[靴についた雪と土を軽く入り口で落としながら尋ねる。肯定の言葉が返ると、一拍間を空けてから、暖かな広間へ進んだ。]
…ふーん、コレについても不問なのな。
[途中小声でぽつりと呟き、触れるのは腰に下げたナイフ。
しっかりと鞘に収められ、止め具を外さなければ簡単に外れるものではないが、所持に制約が無い事に内心肩を竦めた。
そうして広間へと顔を出すと、そこには知った顔が少々。]
なんか…予想外のラインナップだね。よ、お疲れ。
[極軽い調子で広間に居た者らに笑んだ。
その中にブリジットの姿を見つけると視線を止めて、ひらと手を振った。]
よー。お嬢ホントに居たんだなぁ…。
[しみじみ呟いた。]
いえ、その日は母は急病の患者さんのもとにいってて家には俺一人でしたし…証明できる人…いないですね。
[普段から馴染みがあるゆえにか母に逆らえない自衛団員は...を盾にするように事情聴取。ちなみに自衛団員その一は気絶している。いいのかな?いいのだろう。
そして連行らしいのだが]
……なんで頼まれなきゃならんのだ
[母からの圧力なのだろう。きっと。容疑者の俺にほぼ懇願するようにいわれた。
まあそれでも退かない辺りは事件を重く見ているのか何かなのだろう。確かにこんな小さな村で人が死ねば神経質にもなるだろう]
まあ…いいけどよ…。
[獣に襲われたような傷でなんで人を疑うのかと思いながら、続く身上書にも、はいはいという態度で応じてペンを走らせた]
─元宿屋・広間─
孝行不足の罰がこれって、どんだけ厳しいんだ。
団長さんは普段から考えが読み難い人だけれど。
[エーリッヒのため息に緩く首を振る。>>139
別の声が聞こえて階段の方を見た。>>138]
ナータ……。
まあ、遅くまで起きてた日、だったから。
[困ったような顔で苦笑しながら頷いた]
─二階廊下─
[済んだ事と言うゲルダ>>136に、オレは少し眉尻を下げた。
当人が良いと言うのだから、その通りにすればいいのかも知れないけれど]
……武器にしてどうしろってんだよ、ったく。
反発したくもなるっての。
オレは可愛いと言われたいわけじゃねーんだから。
[顔の事を言われて、拗ねるような表情になった。
各所で言われ続けて、逆に利用してやろうかと思ったこともあったけど、やっぱり止めたこともあった。
それをやったら負けな気がしたから]
んで、ゲルダ。どっちの部屋にするんだ?
[一歩分遅れたゲルダを振り返りながら、奥の部屋を示した。
廊下を挟んで左右に部屋がある。
訊ねながら、オレはどこにするかな、と廊下に並ぶ部屋を一回*見回した*]
──────
■名前:ゼルギウス・エイブラハム (Sergius・Abraham)
■年齢:二十歳
■職業:薬師見習い
■経歴:物心つく頃から村に住んでおり薬師の母の下薬師の勉強中、外部へと薬を得るために村をでることはちょくちょくあるが基本的に村で過ごしている。
母(エステル)は元々村の人間で、村外にいたときに父と出会ったが、既になくなったと聞いており、村へと戻ってきたときは母と自分だけだったらしい。
親子仲はよいというか溺愛されているのはある意味有名。
────――
はい、んじゃこれでよろしく。
[と身上書を自衛団員に渡し、さすがにこの格好ではいきたくないので上に纏っていたドレスやリボンを置いて、荷物を纏め…ある意味炸裂している母を宥めるという難事を潜り抜け自衛団員に連れられるままに歩きだした]
─ →元宿屋―
―元宿屋・広間―
[ブリジットの声>>142にはっとして]
お恥ずかしながら自衛団の方に呼ばれて参りました。
[彼女に向けるのは曖昧な微笑み。
神に仕える身でありながらこんな事態になったことを
言葉どおり恥じているらしい]
あ、あの……、
様、なんてつけられる身分ではありませんし
その呼ばれ方は落ち着きませんから……
普通に接して下さいませんか、ブリジットさん。
[そわりとした様子でそんな言葉を付け足した]
─ 元宿屋・広間 ─
あー、まぁ近いことは言われたケド。
まぁまぁ、旦那も大分参ってたみたいだし、そう目くじら立てんでも。
[とは出る直前の「頼む」という言葉>>120を思い出して笑いながら零す。
眉を寄せる主>>147に、肩を竦めながら首を振った。]
残念、俺も容疑者らしいンよ。
まぁ自衛団たぁ折り合い悪いし、元々村のモンでもないし、選ばれたのも当然かもねー。
[けらと笑って告げる様は、さほど悲観してないように見えるか。
主に対して口調に礼儀がないのは、近くに確実に髭執事が居ないからだった。
ちなみにブリジットに大丈夫だと言いながら引っかかった理由は、時間差だったのか再度篩にかけた結果なのか分らない。
どちらにせよ、容疑者として名指しされた結果に変わりはないのだが。]
─元宿屋・広間─
[エーファの表情が少しでも和らいだことにホッとして]
理不尽なんだから納得はしてないよ。
でも毎度のことだし。
[子供の頃から何かあれば疑われやすかったから。
諦めのような何かを含めてエーリッヒにもう一度肩を竦めた。>>149]
厨房、ああ。
それはいいね。手伝うよ。
[用事の内容に気づくと、荷物を壁際に寄せて置いた。
ナータ達もいるのだから短時間なら離れても問題はあるまい]
―元宿屋・広間―
[ライヒアルトの紡いだ理由>>145に漸く得心がいく]
同じね。
ラーイも起きてたなら一緒に居れば良かった。
私も遅くまで繕い物をしていたから部屋に戻るのが遅くなって。
[苦笑浮かべる弟のような彼に呼ばれた理由を告げた。
エーリッヒの声>>149に嗚呼と声を漏らし]
ゲルダさんのいいもの。
[荷物を置く前にカウンターでみた其れを思い出し
菫色の眸が嬉しそうに細められる。
こくん、と彼に頷きを向けてみせた]
って…ここ?
……住めるのか?
[元宿屋を前に率直に自衛団員に聞いたが、どうやらそのために整備したらしい。丁寧というべきか。なんというべきか。
とにもかくにも、寒い中立っている趣味もない。
玄関に手を掛けて、扉を開くと、暖かい空気がこちらを誘うように流れ、同時に人の話し声も聞こえてくる。]
……他にもいるんだと思ったけど…仕事熱心だな。
[ぼやくように口にしてから広間へと入る]
― 元宿屋・広間 ―
……やっ。こんにちは
[こんな場所に集められてまず何をいうべきかと一瞬黙った挙句出たのは、いつもどおりの挨拶だった]
― 二階廊下→二階奥右側の部屋 ―
[何も言う様子のないエルゼリートの様子>>146には、それ以上の言葉を重ねない。ただ少しばかり、笑みが深くなった]
格好良いとか言われたい?
まぁ、目指すのは自由だとは思うよ。
可愛いも十分魅力だとは思うんだけど、男も大変だ。
[面白そうに言ってのけて、拗ねた表情には開いている手がひょいと伸びる。頬をつついてやるつもり。
部屋の向きを聞かれれば、左と右を交互に確認して、それから階段の位置を確認。指をさすのは右側]
こっちだね。荷物ありがとう。
エルザなら一緒の部屋でも僕は構わないけど。
[周りを見る様子にからかい調子でそんなことを言って、一応ノックをして扉を開ける。
誰もいないようで、そのまま荷物を受け取り部屋へと入ることにして。今は荷物だけを置き、ドアノブにゴムを取り付ける程度。
何にせよ、部屋に篭ることはなく、エルザはさてどうするのかと視線を向けるのだった**]
―元宿屋・広間―
ありがとう、ブリジットさん。
私の我がままなのだから謝らないで下さい。ね。
[ブリジット>>154にふわりと微笑む。
彼女からライヒアルトにも言われた事を聞けば一層笑みを深めた。
続く言葉に安堵にも似た吐息を零し]
そう、ですよね。
自衛団の方達の誤解……
[彼女に頷きを向けるが誤解と言われたのが気に障ったのか
自衛団員の一人が眉間に皺を寄せ此方を見ていた]
きっと勘違いに違いありません。
[希望的観測を自衛団員に聞こえぬようひそりと言葉にする]
―元宿屋・広間―
こんにちは。
[ブリジットと話しているアーベルや、新しくやってきたゼルギウスには会釈しながら挨拶をした。
常と変わらない態度の男性達には苦笑するような感心するような]
そうだったんだ。
俺は図書室で本を直してたんだ。
お互い気づかないばかりに損したね。
あ、ちょっと見ててもらえるかな。
[緊張の残るエーファのこともあり、できるだけ軽い口調を心掛けてみながらナータに返す。>>155
ついでに荷物のうち楽器の入っている方を指差してお願いをした**]
……うわぁ…
[そして改めてそこに居る面々をみると、見事に知ってる人だらけだし、母の患者だっている]
運がないというか…
[その日に自分が何をしていたか証明できない人間を片っ端から集めたのだろうとは予想できるがさすがにどうよ?という思いを隠すことなく呆れたように嘆息をして近くの椅子に*腰掛けた*]
― 元宿屋・広間 ―
しかし教会の姉弟さんに、団長の孫さんに、小さい子、と。
他にもいるんかね?
[ナターリエとライヒアルトが姉弟でない事は知っているものの、仲の良さにそんな風に二人を呼ぶ事もある。
他にも、と呟くとほぼ同時に>>156ゼルギウスの姿が見えてそちらを向いた。]
よ、ゼル。そっちもかぁ。
エステル姐さんがよく黙って送り出したもんだな。
[ブリジットの事もあり、薬師の母子とはそれなりに顔をあわせる頻度も高いので比較的気安く、先ほどと同じようにひらと手を振った。
此処に来るまでの大変な経緯など知らないので、とても軽く言った。
ちなみにエステル姐さん呼びは、昔昔にエステルおばさんと言って大変痛い目に合って以来、この呼び方を貫いている。]
―元宿屋・広間―
[聞き覚えのある声>>156が聞こえて其方へと振り向く。
聞き違いではなかったらしい。
見覚えのある顔――ゼルギウスの訪れにぱちぱちと目を瞬かせる]
こんにちは。
[条件反射のように同じ言葉を返し]
貴方も、なの?
よくお母様が許したわね……。
[薬師である彼の母の溺愛っぷりを知っていたから
一人らしい彼に思わずそんな言葉が漏れた]
― 元宿屋・広間 ―
うはは、何か言ったのか。
たまになら、いい薬にもなるんじゃね?
[大事なお嬢様がただ容疑者扱いされてヘコんでた訳じゃないのね、と思えばからりと笑みも出る。
表情が曇ったままの主>>159には、一拍の後、頭の中を読んだかの様に続けた。]
ま、あの日所在不明だったのも事実だしなぁ。
ちっと遠出してたんで、帰るのが遅くなっちまったし。
[件のあの日、割り当てられた仕事が思ったより早く終わり、うっかり狩りに出かけてくると遠出した結果、帰宅したのが夜を越えていた。
よくある事なので誰も気にもしなかったのだが、今回ばかりは運が悪かった。]
[アーベルの言葉>>162に瞬いて
椅子に掛けるゼルギウスへと視線を戻すとくすくすと笑みを漏らした]
思うことは同じみたいね。
[礼拝の時の畏まった空気は今は微塵もなく
歳相応かそれよりも少し幼く映るであろう仕草。
彼が姉弟と言った事は気にしていないようだった。
ライヒアルトの事を良く出来た弟のように思っていたから]
/*
軽く読み返したらゼルさんのご母堂がなんというwww
惚れてしまいそうじゃないですかwwwww
でもこれ以上縁故取るとこんがらがりそうだからなぁ。残念。
さて、ナータ姉と絡めたところで今夜は満足しておいて。
負縁故はどうしようかな。悩みつつお先に失礼します**
[アーベルやブリジットと笑いあっていれば
容疑者として集められた事を忘れそうになる。
此処に来てすぐの不安や緊張は次第に解れてゆくけれど
見張るかのようにある自衛団員の姿が其れを思い出させた。
そわりとまた心が落ち着かなくなるようで
思わず弟のような彼の姿を探すけれど――。
ライヒアルトに頼まれた荷物>>160へとちらり視線を移す。
荷物の傍にある椅子に腰を下ろして]
あの日、お互いに気付いていれば違ったかしら。
私、図書室の明かりがついてたの、知ってたのに、ね。
如何して、ラーイがいる、って考えなかったのかな。
少し考えればすぐにわかること、なのに。
[楽器の入った其れを眺めながらポツポツと呟く。
けれど姉弟のようなものだから現場不在証明としては弱いかもしれない。
そんなことを思いながら持ち主が戻るまで其処で歓談に耳を傾けた**]
/*
ハーブティー
・カモミール、レモングラス、ミント他のはいった優しいさっぱりとした後味のもの
・ローズヒップ、ハイビスカス、他のすっぱい感じのもの
ブレンドを考えるのがめんどくさくなってきた件。
レモンバームの葉だけストレートとか美味しいのよね。
/*
聖痕者やりたいです。集まるといいないいな。
集まったら競合しないで聖痕できるよ!
できるよ!
聖痕者設定しか考えてないんだ。本当に。
/*
でも弾かれても霊になることはないから、弾かれたら弾かれたでうまくやるつもりである。
<聖痕者が取れたら>
自分が聖、商人の相棒が守護っていう組み合わせのつもり。奥様は村人。
一度、相棒とであった最初の頃に、人狼騒ぎに巻き込まれたことがあり、相棒がずっと自分を守り続けてたとかでなついたんじゃないかな…。
多分相棒には泣き顔を見せている気がする。
/*
ナタとブリス、どっちかがメイさんでどっちかがナディアさんかなぁ。ブリジットがめいさん?
エルザとエーリッヒは(ry
そんな後で恥ずかしくなる中身予想(
─二階奥右側の部屋前─
そりゃ、可愛いよりは格好良いって言われたいよ。
可愛いとか男に言う言葉じゃねぇだろ…。
って、突くなっ。
[バーテンダーになったのも、見た目の格好良さからだったと言うしょうも無い理由はさておき。
容姿と反応から昔から可愛いと言われ続けたため、オレの反発心はかなり高い。
大人が子供に言う”可愛い”にすら歯向かう程だった。
拗ねているとゲルダの手が伸びて来て、オレの頬を突く>>157。
両手が塞がっていたから、オレはゲルダの指から逃げるように顔を離した。
反動で顔横の髪と後ろの束ね髪が揺れる]
そっちか。
て、いやいやいやちょっと待て。
流石にそれは問題だろ。
[部屋を決めたゲルダに荷物を渡し、自分の部屋を探していると掛かる、ゲルダの言葉。
慌てて否定の言葉を紡いだ。
同じ部屋って、お前は何を考えてるんだ。
オレが男だって忘れてるのか。
いや、コイツのことだからからかってる可能性は大いにあるが…]
オ、オレはこっちの部屋にすっから!
[からかいがエスカレートする前にオレは親指で一つの部屋を示した。
まぁ、結局ゲルダの部屋の隣になるわけだが。
示した部屋の扉をノックし、誰も使用していないことを確認すると、オレも荷物を置いて使用中の札をドアノブにかけた]
─二階→ 一階広間─
さて、部屋も確保したし下に戻るか。
団長から詳しい説明があるって話だし、聞きそびれていちゃもん付けられても嫌だしな。
[ここへの移動を告げに来た自衛団員の言葉を思い出しながら、オレはゲルダを階下へと誘う。
階段の所まで来ると、階下の歓談も聞こえて来るだろうか]
……何かまた増えてね?
[広間へと降りての第一声、翡翠の瞳が何度か瞬く]
知ってる顔も居るし、知らない顔も居るなぁ。
ゲルダ、あの人とか知ってるか?
[ゲルダに問うて示す対象は、エーリッヒ並に病弱そうなお嬢様風の女性と、その人と話をしている青髪の男性。
どちらも、オレの記憶の中には無かった。
ゼルギウスの姿が見えたりもすれば、ちょっと自衛団員に尊敬の念を抱いたかもしれない。
主に良く母親ふっ切って来たな、と言う*意味で*]
/*
文字数限界に叱られまくったちくしょう。
[それに時間食ってた]
ゼルギウスの母親については乗りたいと思って急いて書いたら失敗した件。
いやぁ、小さい頃からこの性格だと、どう考えてもからかって来る男子に対しては手が出る(
案外生傷が絶えなかったと思われる。
/*
前のにゃんこげるだとなんか似てた境遇の件について。
いや今エピちらっとみたかんじで。
なんかやべえって思って
中身見にいって
そるにゃんで
しゃーねー。
って気分になった。だってそるにゃんだぜ。そういう設定好きなんだろわかる。
まあにゃんこのほうが設定作りこんでたんだろうね!って思ってるよ。にゃんこのほうがかわいいよ!って言っておこう。
うんまあ読んでなかったんだ。本当だよ。
/*
見てるけどロール作れる時間がないんだごめんね!二発言だから一発言だけおとすのもなんだしちょっとまってねエルザ!><
─ 旧宿屋・広間 ─
[階段からの物音に、天井への視線をそちらへ向けると、知らない顔があった。
辛うじてゲルダの方は両親の風評のおかげで遠い記憶の端にも朧に残っているが、それも今は結びついて実にはならない。
エルザの視線に気づくと、へらりと愛想の良い笑みを浮かべた。]
まだ他に美人が二人もいたのネ。
どーも、ドルージュ家のモンです。俺はアーベル、こっちはブリジットお嬢。
主人共々、よろしくお願いしますよっと。
[エルザの性別に気付いていないのか、軽口を言いながら主人共々の名を告げた**]
―二階―
女に使わなければならない言葉でもない。
現に僕には似合わないけれど、エルザには似合うじゃないか。
[可笑しそうに言うも、突くのを避ける行動に軽く吹き出した]
そういうのも「可愛い」だろ。
[その言葉を嫌っているのも知っているが、だからこそか、からかう調子。
部屋を拒否する様子も、勿論わかりきった態度であったために、つい笑い出して見送ってしまった]
エルゼリートは本当に変わってないな。
可愛い女の子と同じ部屋だって、つい手出しなんて出来ないだろうに。
[そんなことを言うのは部屋の中。本人には言ってやらない名前が、つい。
部屋を出て顔を合わせたあとも、軽く笑ってしまった。が、言われる言葉には頷いて]
そういえば説明っていう話もしてたね。忘れてた。
― →一階広間 ―
増えてるね。
[隣で落とされた言葉には、真剣な顔で頷いた。
ここにいる全員が容疑者なのかと首を傾げたところで問われ、眉を寄せる。
彼が知らないのなら、恐らく出ていった後――病弱そうとくれば、少し思い出す噂話があった]
見たこと、あったかな。
そこは覚えてないけど、なんか病弱な人が越してきたっていう話を聞いたことがあったね。
名前は…
[勿論思い出せない。
青い髪の男性は村でも見かけたことがあったようにも思うけれど、ほんの一年程度の話では、あまり思い出せるものでもなかった。
よそから来たあの大きなお宅。よその人をまた雇っている。そんな噂話にはなっていたように思うけれど、その頃は特別興味もなく、名前なんて知るわけもなかった]
[自己紹介はとてもありがたいもので、あぁ、そんな名前だっけと理解する。
が、それより前の美人という言葉に、向けた笑みが思わず崩れたのはしょうもない話。
吹き出すのは免れたけれども、視線はもちろん隣へやって]
良かったじゃないか。
美人だって。エルザ。
[声は残念なことに、笑いのせいで震えてしまった。でも名前ははっきりと発音する。
文句を言われるより先に、アーベルとブリジットへと視線を戻して]
こっちはエルザね。
僕はゲルダ・エーベルヴァイン。どうぞよろしく。
[隣の相手の非難なぞ、普段からまともに取り合うことがないので、対応もいつも通り。
自己紹介するなら止めることはなく、ぐるりと視線をめぐらせる。
白猫を撫でるエーファに表情は緩み、
それから椅子に座っているシスターの方へと足を向けて]
シスター、さっきハーブティー渡せなくてごめん。
淹れてくるよ。どういう味が……
[エーリッヒ達が行ったというのを知ると、視線を厨房へと向けるけれど、手を貸すほどではないかと思い直す。
ただ葉を変えているなら味はわからないだろうかなんて考えて]
まぁ、うん。嫌だったら淹れなおすけどどの茶葉でも美味しいから安心して。
僕が保障するよ。
[真剣な声で*言い切った*]
/*
僕らの減り方変じゃないかい、ねえエルザ。
まあしかたないよね。
ところでリートって呼んでた気がしてならない。
昔はリート、リート、って呼んでたんじゃないかな。
いきなりエルザに変わってたいそう驚いたんじゃなかろうかとか
勝手に妄想している。
しかし申告しないでも妄想はかってである。
うん。ようやくエルザの名前を覚えました(PL)(遅い)
─元宿屋・二階─
オレよりゲルダに言う方が合ってるだろ。
[向けた言葉は二階の部屋に入る前のもの。
そこは真顔で言い切った。
どう考えてもオレを表する言葉じゃねーし。
荷物を置いて再度顔を合わせたら、何故かゲルダに笑われた。
どーいう意味だそれは]
─元宿屋・広間─
ゲルダも分からないってことは、オレらが完全に村から出た頃か、その少し前くらいかな、来たのは。
[ゲルダの言葉>>177に大体の当たりを付ける。
付けたところでどうにもならないけど。
階下に降りた後、こちらを向いた青髪の男性の言葉>>175に、オレは分かりやすく動きを止めた。
美人? ゲルダか?
それは否定しないが、二人っつったな。
翡翠の瞳は一旦ゲルダへ。
指で自分を示して、オレもか?とアイコンタクト。
押し殺してるけど、案の定ゲルダは笑っていた。このやろう]
良かねぇ。
[翡翠をじと目にしながら呟く。
男と分かって美人と言って来る奴も居たりしたから、酷く過剰反応まではしなかったけれど。
ゲルダは面白がっているのが分かったから、オレは不機嫌そうな表情になった]
あとエルザじゃねぇ。
エルゼリートだ。
エルゼリート=フォーレルトゥン。
[ゲルダの言葉に対する訂正と、アーベルとブリジットへの自己紹介を混ぜた。
不機嫌な表情は相手にどんな印象を与えたか。
確実に言えるのは、容姿と言葉遣いにギャップがあると言うことだろう]
言っとくけど、オレは男だからな。
[非難を受け流して移動するゲルダを見遣った後、名を告げた二人に言葉を付け加える。
それが真実と捉えられたか、それとも特殊な人間と思われたかは、*分からない*]
/*
だからリロードするたびにログを進めるなと><
タイミングが神だね本当。
何か憑いてるのかね。
そして昔エルゼと呼んでいたとかいっちゃってた。
〜5歳 リート 〜10歳 エルゼ
とか。まあいい。
[アーベルが美人と称した二人の戻りにつと顔を上げた。
ゲルダとエルゼリートの遣り取りに思わず笑みが零れる。
暫く村を離れていた二人に向ける言葉は今更かもしれないが]
おかえりなさい。
[おっとりとした声音で紡いでみせる。
外に出た二人が村に戻るたびに向ける言葉は変わらぬもの。
ゲルダからの言葉>>179にはふるふるとヴェールを揺らし]
ゲルダさんが謝ることありません。
お心遣いありがとうございます。
[彼女の気持ちだけでも女にとっては十分過ぎるほど嬉しいのだろう。
笑み湛えたまま感謝の言葉を彼女に伝えた。
ゲルダに釣られるように一度厨房の方へ視線を向ける]
ゲルダさんのお墨付きならきっと美味しいお茶になりますね。
頂くのが楽しみです。
─元宿屋・広間─
ふふ、そうね。
[>>170自分と同じくヴァルターを思い出したらしいアーベルに、笑みを零し。
門限を作ればよかったと言う言葉に彼が肩を竦める様子を見ればころころと笑んだ。]
冗談よ、だって私、アーベルの成果を楽しみにしてるんだもの。
[食材調達ならばアーベルに頼まずとも間に合ってはいるけれど。
彼は何処まで行ってどのように狩ってきたという話まで含めて成果を報告してくれるから。
自身の行動に制限がある為、他者に制限を強いたくないという理由もあれど、自然の光の中駆けることの出来ない自分には出来ないそれを聴くことを楽しみにしているのも本当だった。]
─元宿屋・広間─
[ライヒアルトがナターリエに声をかけ、金髪の男性と共に厨房に向かうのを見れば手伝った方が良いかしら、と落ち着かない素振りを見せたもののナターリエがこの場に残ったのを見れば自分もそれに倣った。
ふと視線を動かせば小さな子が白猫を膝に乗せたまま暖炉傍の椅子に腰掛けているのが見えて。
そういえば挨拶がまだだったと気付いてそちらに向かい、彼女と猫を出来るだけ驚かさぬように微笑み声をかけた。]
こんにちは、お嬢さん。…お邪魔しても良いかしら?
急に声をかけてごめんなさいね。
まだご挨拶してなかったから…私の名前はブリジットというの。
あ、あの青髪の男の人もまだ知らないかしら、アーベルというのだけど。
彼も併せて、仲良くしてくれると嬉しいわ。
[視線と指でアーベルを指した後、エーファと白猫に向き直り、よろしくね、と微笑み首を傾げた。]
─元宿屋・広間─
[そんな事をしていると、階段から声が聞こえ。>>175
見ると女性二人が降りてきたらしく、アーベルがその二人に声をかけたのに合わせてお辞儀を向けた。]
ゲルダさm…ゲルダさんと、エルザさんですね。
よろしくお願いしま…え?
[ゲルダから二人の名を聞きよろしくと言いかけたところで、ゲルダにエルザといわれた女性から名前と性別の訂正を聞き目を丸くした後、いけない、と。]
失礼を致しまして…申し訳ありません。
エルゼリートさん、ですね?
[見た目のことで不快な思いをさせたのはこちらだから、と頭を下げ謝った後、改めて名を確認した。**]
─厨房─
[厨房に入ると、ぐるり、見回して状況を把握。
作業台の隅にとさり、と小さな袋を置いてから、お茶の準備に取り掛かる。
猫と二人暮しの生活は、自炊が基本。
手際は悪い方ではなく]
……Ich tanze sachte leicht und werde zerstreut.
Ausdehnung aus einer Hand in Schnee.
Dein Name murmelt.
Ich erbrach Atem und schloß meine Augen…….
[小さく歌を口ずさみつつ、丁寧に用意してゆく。
茶葉は色々とあるようだが、新たに手をつける事はしない。
ハーブティは好むものではあるけれど、気をつけないと飲み合わせやら何やらが起きやすいのは実体験。
先の物は大丈夫そう、と思ったから、冒険は避けておいた]
……幾ら薬師んとこのが来てるとは言え。
こんな状況で、寝込んでられんもんなぁ。
[ぼやくような呟きは、どんな答えが向いたやら。
一通り、支度が大体整ったなら、作っておいた湯冷ましで先に置いた袋から出した薬包みを一つ開けて飲み下す。
それから、数分、呼吸を落ち着けて]
んじゃ、お待たせしすぎても悪いし、戻ろうか?
[常と変わらぬのんびりとした口調で言って、笑って見せた**]
/*
あれ、お嬢ナディアさん?
メイさんだったら促ししねぇだろうし(
あー、でもプロ回復しないんだっけか。ならありなのかなぁ…?
―元宿屋 広間(回想)―
よっ、アーベル。
察しの通り、あんまりあっちもそっちも誰も彼もなんてなってほしくはないんだがな。
[ライヒアルト>>160へと会釈を返し。
声を掛けてきたそれなりに気安い顔見知りにて、昔母にえらいことに合わされたアーベル>>164に手を振りかえしつつ、母親の話題には]
というか真っ先にそういう感想が………やっぱでるんだな…
[続くようにナターリエ>>163とブリジット>>167に同じような疑問が出てきた時点で諦めたように嘆息したのち、同じことを聞いたと笑いあう三人に]
いや…まあ…とりあえず時間を掛けてがんばって説得したんだ
というかとめないともうちょっとで今回呼ばれたこととはまるで関係ないことで犯罪者になりかねなかったし…な
[と、当然の如くあがった疑問に対して容易に想像されてしまいそうな答えを返した。]
ああ、本当だ。
急患が入らなきゃこんなことならなかったのになぁ。
ま、こうなった以上は運がないものたち同士でしばらくいるしかないか。
マイナスとマイナスはプラスになるとかどっかで聞いたからそうなることでも願ってようぜ
[運がないという言葉に頷くアーベル>>168に頷き返し、頭の片隅で本当に犯人が中に、などともおもったが深く考えることはなく
そして降りてきた人間に目を向けると、時折村に戻ってきたとき一度は顔を出してくれていた…そして幼い頃女性と間違えたりなどしたエルゼと、見覚えがある気がするもう一人の女性…後の紹介で思い出すことのできたゲルダとアーベルの会話を聞きつつ]
運のない仲間が増えたなぁ…どうもお久しぶりです
[村で会うのが久方ぶりの二人がまさかこう出会うことになるとはなぁと思いながら軽く二人へと挨拶をした]
―回想終了―
─元宿屋・広間─
[ゲルダがオレの傍から離れる少し前。
ナターリエのおっとりとした声>>183を聞いて、オレはひらりと手を振る]
ただいま。
元気そうで何より、かな?
[返すのもここに来ると紡ぐ言葉と同じものだった。
自己紹介後に目を丸くするお嬢様──ブリジットの様子が見えて、あ、とオレは声を漏らす]
アンタが謝ることじゃないよ。
悪いのはアイツ。
[言って、オレは親指で離れたゲルダを示した]
オレのことはエルゼでもリートでも好きに呼べば良いよ。
エルゼリートだとちょっと長いだろ?
ああ、エルザだけは無しな。
[名を確認する様子には肯定の頷きを見せて。
女性名だけは止めてくれと、念を押すように言った]
よぉ、ゼルギウス久しぶり。
3年ぶりくらいになんのかな?
お袋さん元気か?
[今回はまだあのお袋さんのところには顔出して無かったんだよな。
そういやあの人もエルザ呼び止めてくんねぇ…もう諦めたけど。
顔出しに行ったらまた女物の服勧められんだろうな…。
そんなことを考えながら、オレはゼルギウスに声をかけてその傍へと寄った]
そですね。三年ぶりぐらい…かな?いやぁ、変わらず綺麗で…って、冗談ですよ、うん。
[昔女性と間違えた...は悪気こそないが性懲りもなくそんなこといいつつ]
でもいつも顔出してくれるので村に帰ってきてたなんて驚きましたよ
[バーテンダーの修行をしていると当時聞いていた話を思い出しつつ]
母さんはまあいつもどおり…変わらず元気だよ。
むしろエルゼさんと最後に会ったときより若返ってるかも
[と、最後のは冗談半分本気半分でいいつつ]
ということで、これ終わって余裕でもあったらまた母に土産話でもお願いしまーす。もちろん俺にもね。
[まあその前にきっと、いつもどおり、女性ものの服なんか勧められたりするのだろうなぁ。なんて、女性ものの服着せられた二十歳になる息子は思うのです]
[悪いのは、とかエルゼリートの言葉を聞きつつも、ナターリエの傍で笑顔でいる。
だけれどふと思い立ったか、一度ブリジットへと視線を向けて]
大丈夫だよ。ほら、あの顔だから女と間違えられるのは慣れてるんだ。
[勝手にフォローにみせかけた何かを笑顔で告げておいた。
ゼルギウスはすぐにはわからなかったよう。
ゆるく首を傾げるけれど、名前やらで思い出したようで、笑って片手をあげておいた。
ハーブティーの淹れ具合はどうかと見に行くことはせず、自分もそのあたりに腰をかけて、のんびり周りの様子を見ている**]
─元宿屋・広間─
[ゼルギウスが、綺麗で、と言った時>>195にはオレは物凄い嫌そうな顔になってたことだろう。
いい加減にしろよと言うような、そんな顔]
ああ、挨拶には行こうと思ってたんだけど、ちょーっと家の方でごたごたがな…。
[それだけで何があったかは想像がつくと思う。
本当に、オレと親父との喧嘩は日常茶飯事だった]
そっか、元気ならそれで──……なん、だと…?
[若返ったと聞いて、驚いた声が出た。
多分、若返ったと言うよりは、パワフルさが増したってことなんだろうな…]
ん、ああ、それは勿論。
ったく、さっさと終わらせてほしいぜ。
[土産話を、と言われればオレは綺麗に笑んだ。
…笑っても男性的にならないのが悲しいところだが。
が、その表情も直ぐに呆れたものとなり、小さく息を吐く]
―元宿屋・広間→厨房―
さて。どれだけ集められたのでしょうね。
[ナータと同じくアーベルから姉弟と呼ばれても気にはしない。
ゼルギウスの来訪に驚いた顔をしたのは他の人達と同じ感想が浮かんだからで。ご母堂が苦手だからではなかった、はずだ。
先に移動したエーリッヒを追いかけて厨房へと向かう]
このくらいあれば増えても足りるかな。
[>>188小声の歌を聞きながらカップを用意した。
耳で曲を覚えるのは得意とするところで、エーリッヒが薬を飲んでいる間に微かな声で旋律を真似てみたりしていた]
―厨房―
そうだね。
寝込んでる間に全てが無事解決するならいいけど。
寝てたからって犯人指定されでもしたら目もあてられない。
[薬を飲み落ち着くまで待って。
のんびりした口調に頷くと、重たい盆をさっさと取り上げてカウンターの中から広間へと戻ろうとした]
[いい加減にしろよというエルゼの表情にはすまなそうにしょんぼりとした表情になったけれど、すぐに切り替える。暗い表情は薬師はしてちゃいけないのだ]
そっか、ごたごたっていうと…やっぱアレかな。
[親に対する付き合いや、親と同じ職をとろうとしている自分とそうでないエルゼとの対比にほんの少し落ち着かない心持になるが]
うん…今年の夏にちょっと二人いつもみたいに近くの村とかに出かけたのだけど
[いつもというのは、薬草をとりにいったり、薬師がいない村へといったり小規模な旅、大規模な巡回めいたものなのはこの親子をある程度知る人間は知っていることか]
そこで地元の人間でも登らないっていうとんでもない山があったんだが薬草があるって言った途端いく羽目になって……あっさり登頂して戻ってきたぐらいだ。
俺は死にそうだって何度か思ったけどね。
[なんて母のパワフルっぷりを説明、ノンフィクションである。]
……うん、じゃあ後日にでもよろしく。
皆で集まるだけならいいけど、理由が理由だしね。要因がさっさと消えてくれりゃ気楽なのにね
[些少の沈黙は口には出さないが、綺麗に微笑むよなという沈黙、後同じように嘆息した]
/*
>>199驚いた顔、では表現が足りないな。
引きつった顔とでもしておけば良かった。失敗。
苦手なのは、あの勢いで慰められたからではないかとか。
ちびには受け止められなかったんですよ、きっと。
―厨房→広間―
[>>202苦いものの混じる笑みは気づかない振りをして戻る。
カウンターにカップを並べながら、まだ会っていなかった二人に軽く頭を下げた]
エルゼリートさんとゲルダさんはお久しぶりです。
ゲルダさんはお茶を使わせていただきました。
これは良い香りですね。
[カップから立ち昇る湯気を楽しむような仕草でゲルダに微笑んだ]
─元宿屋・広間─
アレしかなかろ。
[ゼルギウス>>201に返す声と表情はやや疲れたものに。
帰る度毎回なんだから致し方ない事。
ゼルギウスのお袋さんの話になると、へー、と聞いていたのだが]
……マジかよ。
普通そう言うのって登り慣れてる人に頼むもんじゃねぇの…?
[開いた口が塞がらなかった。
そのパワフルさは本当にどこから出て来るんだろう、あの人は。
土産話を後日にでも、と言われて「おぅ」と返し。
続く言葉にオレは小さく肩を竦める]
容疑者だなんて、疑い掛けられた方は堪ったもんじゃねーっての、ったく。
灯台守の爺さんのあれ、事故じゃなかったんかね?
[死に様なんて聞いてなかったから、そう言ってオレは前髪を掻き上げながら首を傾げた]
─広間─
[一歩、遅れて広間に戻り、視線を向けるのは暖炉の傍。
真白の猫は大人しくしているらしい]
……ほんと。
要領がいいというかなんというか。
[その様子にこんな呟きを漏らしつつ、荷物を置いておいた椅子の傍へと戻り]
あー……。
そう言えば。
[ゼルギウスの姿にふと、思い出す。
そろそろ一度、顔を出さないと、色々な意味でまずかった事を]
─元宿屋・広間─
よぉ、ライヒアルトも久しぶり。
元気そうで何よりだ。
姉弟で呼びだされるたぁ、お前らも災難だな。
[声を掛けられて>>203、オレはひらりと手を振りながら返す。
昔から仲良かったよなぁと思ってたが、まさかここにまで仲良く来ることになっちまったとは。
そもそも聖職者を容疑者扱いとか良いのかこれ。
自衛団マジで大丈夫か]
―元宿屋・広間―
[説得をしたというゼルギウスの話>>190を聞けば
此処に来るまでに矢張りそれなりの苦労があっただろうことが窺えて
その光景が思い浮かぶのか微苦笑を漏らした]
ふふ、大変だったみたいね。
[彼の話から相変わらずであることが知れる。
薬師である彼女のもとを訪れたのは数日前。
その時に貰った痛み止めの薬はきちんと鞄に仕舞われている。
冬の寒さに古傷が疼くのか今の季節、薬師のもとにはよく足を運ぶ。
ライヒアルトが外に出る用事がある時は彼におつかいを頼んだりも
するのだがそれはまた別の話か]
[エルゼリートの応え>>192には]
御蔭さまで。
エルゼリートさんもお元気そうで安心しました。
[呼び方についての言は無論聞こえていたが
名前にさん付け、というスタイルは変わらないらしい。
唯一愛称で呼ぶのはきょうだいのように育った存在くらいのもの]
[ゲルダの「ただいま」>>196には微かに目を細める]
もし、変な味のハーブティーが出てきたら
紅茶で誤魔化してしまいましょう。
[くすりと小さく笑んで
エーリッヒならという彼女に同意するようにこくと頷いた]
――…え、あの。
髪留めなんて私には勿体無いです。
勿論、お気持ちは嬉しいのですが……
ヴェールを取ることも殆どありませんし。
それに、ゲルダさんが帰ってきてくれて私も嬉しいのです。
だから、また、元気な姿をみせに帰ってきて下さいね。
[仕事で村の外に出るだろうことを理解しているから
そんな言葉を彼女にむけてにっこりと笑う]
[やっぱりアレだよね。お疲れ様という眼差しをエルゼに送って]
いや、だって慣れてる人もいかない場所だったしな。
その後とんでもない落ちがあってな…その薬草…春にしか咲かないんだ。
……俺、冬明けたら死ぬかもしれない。
[もっかいいかなきゃならないのか。とグロッキーな面持ちで]
いまいち詳しいことはわからないけど、獣にやられたようで、人にやられたようで…とか要領をえないことしか俺も知らないんだよな。
でも…昔やってただけの宿屋をここまでするなんて妙に手間隙こめてるのがなーんか嫌な感じ
[ついでにいえば母を敵に回さないとかあるがそれはあえて言わない]
─ 元宿屋・広間 ─
[美人二人の会話は聞こえないが、何やら楽しげなゲルダの口から零れた二人分の名>>178は
はしっかり頭に刻み込まれ、]
ゲルダの姉さんに、エルザの姉さんね。
[さんと敬称をつける代わりに、二人とも姉さんと口にした後で>>182訂正が入った。]
あれ、兄さん?そいつぁ失礼、エルザの兄サン。
[半分ほど訂正してからけらりと笑った。
性別にあまり驚いていないのは、性格か、看破していたか、信じていないか。相手から見て判断は付け辛いかもしれない。
先の宣告>>193と、再度の呼びかけはどちらが先立ったか。
女性名に顔をしかめられれば、]
えー、略名それでもイイじゃん。違う名前じゃないんだし。
[似合ってるし、とだけは胸の内だけで。
悪びれずに言うだろうが、3度目はエルゼと呼びかける事になるだろうか。]
ま、いつも通り…母さん健康な人には容赦ないからね。
[と微苦笑を浮かべるナターリエ>>207に、しょうがないよね。というように笑みとも呆れともつかぬ表情を浮かべる
仕事中やら患者に対しての態度と、平常時とはえらい違いである。
それでも、その表情がどこか暖かだったのは、親子関係の良さがわかるであろう
と、そこで厨房から戻ってきた母の患者その一だかその二だかその三だかは不明な人こと静養しているエーリッヒを>>205みて声を掛ける]
あ、エーリッヒさん。
そろそろ通院って言葉とその意味を覚えてほしいな。
[じとっとした眼差しを送った]
─広間─
どうにも運が悪かったようで。
私はともかく、ナータはどうして、と思うのですが。
[エルゼリートに頷いて首を振った。
繰言は姉贔屓の色が強く聞こえたかもしれない。
自分は昔拗ねて八つ当たりしていた時期があるから、公平に考えてもナータの方がより何故となるのだが]
お待たせ、ナータ。ありがとう。
[自分の分は後回しで、荷物をみていてくれた姉のような人のところへカップを運ぶ]
[ライヒアルトとエーリッヒが広間に戻ると
其処にはハーブティーの香りが漂い鼻腔を擽る。
カウンターに並べられたカップ>>203を取りに行こうとすれば
ライヒアルト>>216が此方まで運んでくれて]
ありがとう、ラーイ。
[そっと手を伸ばし彼からカップを受け取る]
良い香り……、いただきます。
[ハーブティーを用意した二人とゲルダにそう言ってカップに口付けた]
――…っっ
[躊躇い無く一口含んで其れを後悔するのは直ぐのこと。
自分が猫舌なのを忘れていたらしい。
舌に伝う熱さに思わず涙目になってしまう]
―広間―
[>>215ゼルギウスの話に、エーリッヒの方を見て。同情のような表情を浮かべた。
薬師のご母堂は、その息子の言の通りに健常者には容赦がなくて。拗ねていた頃に軽い怪我をしては何度もそのご指導を受けたりしていたとか。ナータのおつかい以外では出来るだけ避けて通る場所なのは知る人ぞ知る事実だったりする]
でも、エーリは。
[逃げるわけにもいかないだろうと。
胸の内だけで言ったつもりが小さな独り言になっていた]
美味しく飲んでくれると、嬉しいよ。
[ライヒアルトがナターリエへと運ぶのを眺めて、それから咳を立つと、今自分が指差したカウンターの方へと寄る。
やはり蜂蜜もあると良いだろうというところからだけれど、そういえばとライヒアルトへと目を向けて]
シスターにね、髪飾りをプレゼントしようと思うんだけ――
大丈夫かい?
水、持ってくるよ。
[言いかけた言葉も思わず止めた。
まずは蜂蜜より先に、水を運ぶことにして、厨房へとむかう]
─元宿屋・広間─
[ゲルダと話しているようだったから、ナターリエの返答>>208には、にこっと笑みを向けるのみにした。
労うゼルギウスの視線>>210を受けて、オレは感謝の視線を返す]
おー……生きて帰って来いよ。
[グロッキーな顔になってたからオレは、ぽん、と肩を叩いておいた。
慣れてる人も行かない場所なのに何なく行って帰って来るって、マジであの人何者]
はぁ? 獣か人?
何だよ、その辺りはっきりしてからにしろよな、拘束するなら。
ここ使ってるのは、これだけ人数集めるからなんじゃねぇの。詰め所じゃ狭すぎるだろ、流石に。
爺さんのことが事件なんだとしたら、犯人野放しにはしたくないって考えなんだろうよ。
[話を聞いて呆れた声しか出なかった。
これで獣の仕業だってことになったら、自衛団の連中全員殴ってやる。
……団長以外な。流石に団長殴るのは怖ぇ。
でもゼルギウスのお袋さん敵に回すような方法使ってまでってのは、嫌な感じするな、確かに。
口にはされなかったことにしっかり思い当たりながら、オレはほんの少しだけ思考に耽った]
エルザって呼ぶな。
[姉さんは直されても呼び名が直らないアーベル>>213には睨みをくれてやる。
男相手なら遠慮しねぇぞ、オレは]
うるせぇ、何が悲しゅうて女名で呼ばれにゃならんのだ。
良いから な お せ。
[どう足掻いても直してくれない奴以外には呼ばれたくねぇよ、ったく]
ここに居る皆、運が悪かったみたいだな。
さっさと疑いが晴れて戻れることを願おうぜ。
[ライヒアルトの言葉>>216にも小さく肩を竦めた。
コイツの姉贔屓も相変わらずだな。
ホント、仲の良いこって]
へぇ、じゃあエーリッヒさんは容疑者になる前から自衛団員の人に呼ばれてたんですか?
不思議なものもあるものですね
[三日前に事件があって、こちらにくるようにと告げてある日は一週間前とその事実を理解しているのだろう、目がおよぐエーリッヒ>>217にやはりジト目は変わらなかった]
そんな一時間や二時間時間を空けるぐらいなら問題ないでしょう。
いくら多めに薬を渡してるからってそれは前回の診察のときにあわせた薬。現状に合わせた最適なもののほうが利くんですからね
[いつもこないからということでやや多めに薬を渡し…それでもこないときは自宅まで乗り込むまでしてる。そんな患者に嘆息]
というか、いい加減しないと健康になったら母もちょっとお仕置きしてやるといってましたよ。
[病気が治って静養が終わった途端今度は物理的に静養させられるかもしれない]
ナータに?
[プレゼントと言うゲルダの話は途中で途切れてしまった。>>224]
あっ、ごめん。まだ熱かった?
風味が落ちない程度には冷ましたつもりだったんだけど。
[ハッとなって振り返る。>>220
普段と違うカップを使っての温度測定は見事に失敗したらしい。
水を持ってくるのは先に動かれているので、その場に残る]
[おとうとの紡ぐ贔屓の色>>216には気付かなかったらしい。
その意味に気付いていれば「ラーイは良い子よ」なんて
そんな言葉を彼に向けるのだろうけど。
ゲルダの言葉>>219には愉しげな様子で
くすくすと一頻り笑みを零した後]
――…ゲルダさんの親しみが籠められたものであれば
ありがたく頂きます。
[本当に貰っても良いのだろうかという思いは勿論あるのだけれど
彼女の言葉と思いに動かされるようにこくと頷き微笑んだ]
─ 元宿屋・広間 ─
[ゼルギウスのここへ来るまでの苦労話>>190>>191には、くっくっと声を殺しながらも楽しそうに笑った。
不幸が自分にふりかからなければ、そういう話は笑い話に変わる。]
そいつぁお疲れサン。
俺的にはざまぁ自衛団、姐さんグッジョブなんだけどネ。
[容易に想像できた内容に、遠くエステルへ向けて心の中で親指を立てておいた。
そして>>191マイナスの話には同意するよう、だぁなと息をつきながら、暫くは黙って人の会話を大人しく耳に入れたりしていた。
夏の話は>>201ああ、あの時のかとか、前に聞いた事を思い出したり。
ただおそらく灯台守の死因>>210に関しての言葉が聞こえれば、それはしっかり記憶しておいた。]
獣、ねぇ…。
[ぽつりとした呟きは、すぐ傍に居なければ聞こえない程度の小さなものだった。]
そうですね。
違うと言っても聞いてくれないんじゃ、それしかできませんし。
[>>227肩を竦めるエルゼに頷いた。
頼る人を亡くして一番先に懐いた相手なのだから仕方ない。それでも内心を口に出されたら否定はしただろう。そんなお年頃]
だ、大丈夫、です。
ちょっと熱かっただけで……。
[少し舌がひりひりとするけれど
心配してくれるゲルダとライヒアルトに向けて慌てて言い繕うが]
あ……。
[その前にゲルダが水を汲みに厨房へ向かうのが見えて
恥ずかしいやら申し訳ないやらでへなりと眉尻を下げた]
ラーイもありがとう。
御蔭で大したことはないみたい。
[カップは手で触れられる程度には冷まされていたから
これは女の不注意であって誰のせいでもない]
…がんばります。
[エルゼに肩を叩かれ>>225てがくんと首が落ちるようにして頷いた。
薬師への道は厳しいのです。なんだか違う意味で厳しそうだがもう気にしない]
獣の仕業のようで、人の仕業のようで…ま、とにかく詳しいことはこっちでってことらしいですよ。なんか団長は検討がついてそうだ。とかうちにきた自衛団員の人には聞いたのですけどね。
だから結局説明待ち。
[主に母に脅されて吐いたことだとかなんだとかは言わない]
ま、悩もうが悩むまいが一日は変わらぬ一日。なら悩まないほうがお得お得
[と同じように嫌な予感はするものの。
その予感を感じながら...は母の口癖の一つを口にしてできるだけの気楽でいるのであった]
[ゲルダから水の入ったコップを受け取りこくとそれを嚥下する。
水の冷たさが火傷の痛みを和らげてくれた。
は、と息を吐いてゲルダを見上げ]
ありがとうございます。
[心配をかけて申し訳ない気持ちを感謝の言葉に託して]
ハーブティーもとっても良い香りで……
今度からはもう少し落ち着いて頂きますね。
[はにかむような笑みを浮かべ
案じてくれたゲルダとライヒアルトに小さく頭を下げた]
ま、集中力があるのはいいことですが。
エーリッヒさんの立場は静養中、なんですからね
[苦笑のような自嘲的な笑みを刻む>>232エーリッヒをみて、ここでようやくジト目をやめて嘆息。後で尋ねるというのには頷きつつエーリッヒの近くまでいき]
それで…前うちに来たときに比べて体調はどうですか?
[すっと薬師の顔になってエーリッヒの腕を取り、脈を測り聞くそれは常に行う診察。良好であれば薬の量を減らし、悪ければ増やす。など慎重に行われる行為は母譲りであった]
[胸に手を置くエーリッヒにはそっと無事を祈っておいた。>>232]
それならいいんだけど。
うん、無理はしないで。
[大したことないというナータはまだ心配そうに見て。>>234
水を汲んで戻ってきたゲルダにはありがとうと頭を下げた。>>238]
あ、……え、ごめん、
なにか、悪いこと、した?
[膝の白猫は不機嫌そうで]
[原因を自分かと思ったらしく、少し慌てた様子で問う]
[猫の主人のほうにも目を向けて]
……あ、れ?
薬師さん、の、見習いさん?
[ゼルギウスが来たところは認識していなかったのか]
[ぱちり]
[エーリッヒの脈を測る彼の姿に瞬きをした]
…ま、その気持ちはそれなりにわかるけどな
[それでも薬師だからアーベル>>231のように素直に笑うというのもできず]
俺の見立てではありゃ今日一日は起きないし、数日間は痛みに苦しみそうだ
[あの後粗大ゴミのように捨てられそうな気絶した自衛団員を担架で運んでもらうとか口にはしないけど色々あったのです。
その後に小さく呟かれた言葉は...の耳には届かなかった]
─元宿屋・広間─
獣の仕業のようで、人の仕業のようで、なぁ…。
爺耄碌してたりしねぇだろうな。
[当人が居ないから言える言葉を言いつつ。
ゼルギウスの話>>235を聞いて、オレは胡散臭げな表情をした]
結局爺の説明待ちなんだな。
あーくそ、挨拶済ませたらまた直ぐ立つ予定だったのになぁ。
…ま、確かに分かんねぇことで悩み過ぎても意味ねぇな。
[悩まない方が得、と言われてオレは直ぐに考えるのを放棄した。
だってその通りなんだもんよ]
んじゃあ言われる度に殴るかんな。
[悪びれないアーベル>>241にぴしゃりとオレは言い放つ。
ちなみに嘘じゃねぇからな]
そうすりゃ嫌でも覚えるだろ?
[言って、いっそ綺麗に笑んでやった。
コイツは絶対やらかす。
アーベルの雰囲気にオレはほぼ確信していた]
いやいやいやいや、ブリジット。
これでも俺体力はあるほうだと思うよ、二日ぐらいなら寝なくてもなんとかなるし。
ただ母さんの基準がおかしいだけだからね本当。
[まだ見習いで薬師となる前から知っているためかどこか気軽にブリジット>>245に、母の話を信じちゃダメだーとばかりに口早にいった]
─元宿屋・広間─
ん? ああ、まぁ。
気心知れた仲ではあるだろね。
この村を出る前から付き合いはあったし。
[ブリジットの声>>247が聞こえて、オレは翡翠を向けて小さく笑んだ。
昔からの仲だからこそ、こう言うやり取りも多いわけだしな。
馬は合う…のかな。
とか考えながら、オレの視線は一瞬ゲルダに向かったり]
─元宿屋・広間─
そうね、私も残念だけど…
前に内緒でお話しに来てもらった時、ヴァルターにばれて随分怒られちゃったものね。
[>>211アーベルの言に頷きながら苦笑した。
今でも彼の話を聞くのは好きだけれど、執事の目くじらはアーベルにより多く立ってしまうので彼が留守の時くらいしか枕元で話を聴くことはなくなったが。
アーベルが来たばかりの頃は殆どベッドの上に居てばかりで、だからこそ暇さえあればアーベルに話をせびったものだった。]
あ、ごめんなさい…起こしちゃった、かしら?
エーファちゃん、ね。
[自分の声に対してびくりとしたエーファの様子>>240には、転寝の邪魔をしてしまったかとこちらも申し訳ないと謝り聞いた名を復唱した。
白猫の返事>>214にはふわり嬉しそうに微笑んで。]
うん、やっほー。エーファ。
運悪く来ちゃった。
とりあえず今は本当のことをいわなかったりする患者さんへの診察中だけどね。
[エーリッヒの脈を取り終えたところで、起きたらしいエーファ>>246に挨拶して、体調は落ち着いている…気配がないエーリッヒ>>248へと目を移し]
………そうですか。
じゃあとりあえず薬は減らさないほうがいいですね。
[さっき胸を押さえていた>>232だってしっかりとみて、見なかった振りして聞いていて]
…で、本当のところはどんなものだ
[とエーリッヒへと聞かずに、エーファの膝の上の猫…お目付け役のミーレへとしゃがみこんで聞いた]
そうだね。
僕にとって一番大切な友人だよ。
[エルゼリートの視線も感じたので、素直に笑って言っておいた。
にしては扱いが悪いとか、そういうことはまったく本人、気にしていない]
[半分ほどまで中身の減ったコップを脇に置いて
今度はふぅふぅと冷ましながらハーブティーを頂く。
いつも教会や孤児院で飲むお茶で火傷しなくなったのは
ライヒアルトの御蔭だったことを今更のように知り
やさしいおとうとの心遣いにも胸があたたかになるようだった。
髪飾りの話題>>250にはきょとりと瞬きをして]
え、……え、と。
[真珠とか何だか大層な単語が聞こえた気がする。
おろりとするもライヒアルトの視線に気付けば
こくんと頷き微笑んで、自分は大丈夫だと示してみせる]
そうですね。華やかなのも綺麗かもしれないけれど。
シンプルな方がナータも着けやすいでしょうし、十分に魅力が引き立つと思います。
[ゲルダの質問には、やはり本人の前を気にせず真面目に答えた。>>250]
─元宿屋・広間─
アーベル、いくら美人だからってナンパは良くないわ?
[アーベルと白猫のやり取りを見れば、あら、と苦笑を零しながらアーベルにダメよ?と冗談めかして。
ミーレと白猫を呼ぶ声にそちらを見れば金髪の男性。
その人とゼルの会話に、あら?と数度瞬きをして。]
エーリッヒさん…って…
もしかして、エステル先生からエーリちゃんって呼ばれていらっしゃいました?
[ゼルの母に世話になっているらしい様子と、聞こえた名で結びついたのはこの村に来てから薬師からよく話を聞いていた男の子。]
─元宿屋・広間─
その割に扱いが悪いけどなー。
[突っ込んだけど、ゲルダに一番大切な友人と言われ>>258、思わずへらりと頬が緩んだ。
扱いが悪いのはまぁ、それがゲルダなんだと思ってるからそれ以上の文句は出ない]
[本人の反応はなんのその。
ナターリエの方をじっと見詰めて]
やっぱりね。元が良いから。
金より銀だよね。髪に映えるし。
[見立てているのはとても笑顔である。
ライヒアルトへと視線をすぐに向けて、]
細めのデザインだと、壊れるか心配になったりするかな。
しっかりしてるのより、絶対に似合うと思うんだよね。
それだけ信頼していらっしゃるんですね。
[エルゼとゲルダの返答>>254>>258に、笑みはより微笑ましいというものになり。
扱いが悪い>>263と言いながらも嬉しそうなエルゼを見れば、ふふ、と笑みを零した。
自分の問いかけに、きょとと翠の瞳を瞬かせた男性>>264に、そういえばいきなり不躾だったと気付き慌てて頭を下げ。]
あ、私、名前も言わずに失礼を…
あの、私ブリジット=ドルージュと申します。
エーリちゃ…、んん。
エーリッヒさんのお話は、よくエステル先生から伺っていたので、つい。
[ベッドからあまり起き上がれなかった自分に、他にも貴女みたいな子はいるのよと治療の最中話してくれたことを思い出す。
最初は女の子だと勘違いしていたのは秘密の話。]
―元宿屋・広間―
い、いえ、そんな、こっちこそ、ごめんなさい、
紹介して、もらってるのに、寝るなんてっ、
[あたふた]
[ブリジットに謝罪を向けられて、ますます慌てた様子]
[その間白猫には少々寝心地が悪かったかも知れない]
こんにちは……
運悪く、です、か?
[ゼルギウスの返答にやや首を傾げた]
[きっと内心は他と同じく、母の存在について考えていたのだろう]
[普段から世話になっている為か、他の者に比べれば人見知りは薄い様子]
[>>259大丈夫だと頷かれれば、答えた後にカウンターの方へ。
ブリジットを筆頭に、後から来たアーベルやゼルギウスにもカップを運ぼうとした。エーファの分はエーリにまかせる気が半分]
っ。
[途中、カウンターの奥を向いて口元を押さえて咳を飲み込んだ。
それこそこんな所で不調かもと思われては堪らない]
困ったな。老いに効く薬はもってない
[胡散臭そうな表情を浮かべるエルゼ>>251に冗談めかしてそういうと]
ま、エルゼさんもゲルダさんも久しぶりにこっちにきてこれって…余計嫌だって言って過ごしてもなんですし、そういやエルゼさんが作るカクテル?だっけ?ここで飲めないのかな
[酒…というかアルコールによる消毒程度にしか縁がないため疑問系を多々浮かべながらいった]
[さらりと魅力がなんていうおとうとの言葉>>260に動揺の色。
揺れる菫の眸がゲルダの視線>>267と重なり]
あ、……ぅ……。
[彼女の視線がライヒアルトへと移ろえば
何もいえぬままなにやら恥ずかしそうに俯いてしまう。
ヴェールに隠れた頬が何だか熱い。
褒められることに慣れぬのか照れているようだった]
[笑顔で見立てているゲルダに、これまた楽しそうに答える。>>267]
うーん。奉仕中はどちらにしても飾れないでしょうから。
休んでいる時なら繊細なものでも大丈夫じゃないかな。
[似合うというのにも賛成して頷いた]
うん。
とりあえず今手持ちにある薬はそのまま飲んじゃってね。
ああ、でも辛いときに飲んでっていって渡した薬は残ってる?
[と素直に頷くエーリッヒ>>264に聞く
エーリッヒに限らず冬場は体調が良好に向かいづらいのを承知してでもあるし、更にそこに無茶などが加算されるというまでもなく悪くなる。]
そうかそうか。わかった、ありがとな。
お前が駆け込んでこないから相当悪いってことはないと思っていたんだけどな。とりあえず今後ともよろしくな。
[と、呆れたように鳴きに尾っぽを揺らすとエーレのいう。明らかに信頼度がエーレ>エーリッヒの構図であった]
─ 元宿屋・広間 ─
ヴァルターの旦那、予定より早く帰って来たからネ。
いやーあの時はお嬢の口添え無かったら3日は飯抜かれてたわ。
[危なかったと笑って言う。>>255
ちなみに夕飯はしっかり抜かれたのだが、1食抜かれた程度大したことでもないので内緒にしてあった。
まぁ執事の懸念も分らなくはない。
来たばかりの時はまだ13の少女が目を輝かせて話を聞く様についずるずると長居していたが、妙齢越えたら角も立つよねぇと。
そのあたり障りがないように振舞ってはいたが。
エーファが起きたのを見れば>>242、仕草と様子にこりと笑った。
そういえばこれくらいだったねぇとか、少し昔を思いながら。]
[ナターリエの反応>>274はとてもかわいらしい少女のもので、ゲルダの頬もとても緩んだ。
ライヒアルトが配っているのを、今は手伝おうとはしない。
任せても大丈夫だろうと思っているのもあるし、けっこう真剣にナターリエにあげるものを考えているからもある]
そうだね。神職だからね。
休んでいるときにでも飾ってもらえれば、僕はとても嬉しい。
うん、やっぱりアレにしよう。
ありがとう、ライヒアルト。でも僕はそう多く見れないのだから、君がとても可愛がってあげてね。
シスターは元々可愛いおねえさんだろうけれど。
[相談に乗ってくれたことへのお礼を言って。
最後は二人を見て、笑った]
/*
うむ。
残念な病人である。
[楽しげだな]
まあ、なんだ。
過去の泡沫病持ちの中では、前向きですよ、とどこかに向けて(どこよ。
……少なくとも、泡沫と違って生きる気あるし。
羽月のは、あれは人生達観してたから、また違うんだぜ!
と、言っておいてみる。
─元宿屋・広間─
[ああ、あの顔は碌な事考えてねぇな。
アーベルの表情>>266を見て、何となくそう思った。
後で殴る練習しとくか、なんて考えたのも仕方の無いことだ、きっと]
[ブリジットの言葉>>268にオレは、へへへ、と笑っておいた。
その表情はほんの少しだけ、少年っぽいものになったかもしれない。
あくまで、ほんの少しだけ。
頷くまで至らなかったのはまぁ、照れが混ざったとか、そんな感じ。
でも肯定を意味するにはきっと足りるだろう]
わーってらぃ。
お前からのその扱いが嫌ならここまで付き合いが続いてねぇよ。
[ゲルダからの視線>>272には翡翠がそれを受け止める。
…あ、やべ、これ事実上のドM発言じゃねぇのか。
でもオレがゲルダを嫌ってないのは事実だしな。
でもドMじゃねぇぞ、オレは]
/*
風呂鳩より箱戻り。
咳隠しは1日目の理由にもしかしたら使うかも、の伏線です。
使わなかったら咳払いすら気にしたということで。
そして鳩からのactは気をつけようと思っていたのに。
しっかりやってしまいました。定型文落しorz
地味に凹みますよね、これ…。
いや…あれは…うん。……あまり思い出したくはないなぁ。
[くすくす笑うブリジット>>265に少し気まずそうに答える。
なんでかその日に限って女の子の格好をいつもより強く強要した母
その格好で外に出るのは…と思っていたが、折れた自分は新しい患者と聞く屋敷へと向かったのだ。最初は屋敷なんていったこともなくて、ブリジットが絵本に出てくるお姫様のように思え、緊張が混じりながらも、ブリジットの病状の事に関して大人たちが喋ってる中、自然と子供同士一緒に居て、いつのまにか――]
ってか普段は寝てるよ。寝ない日は寝れる間もないぐらい忙しいってときだけだね。
/*
名前の間違いっぷりがS.K.さんに見えて仕方がないゼルギウスwww
いや、ト書きの書き方とかもそうなんだけどさwww
おまえ気楽にいうけどな。
もうちょっとで腕がありえない方向に曲がりきりそうだったんだぞ。
[さすがにそんな光景を目の前で見続けるのは精神衛生上よろしくない]
ま、文字通り母は強しってことだろうな。
[そうとしか説明できないとばかりにしみじみ呟くアーベル>>266へと答えた]
─元宿屋・広間─
薬師も匙を投げる、ってか。
馬鹿に付ける薬はないってのと同義かな。
[多分違う気がするけど。
冗談めかすゼルギウス>>273に合わせ、オレも軽口を紡いだ]
あ、カクテル?
んー……使えそうな酒あんのかな。
そもそも、オレが学んでるカクテルは冷やしながら作るものがほとんどだから、ここじゃ難しいぞ。
氷が必要なんだよ、作るのには。
無しでも出来なくはねーけど、質は落ちる。
[シェイカーとか道具は一応持ってるからな。
でも流石に材料は毎度持ち歩けるもんじゃねぇし…手持ちはゲルダから貰ったキルシュヴァッサーくらいだ]
良かった、一度お会いしたかった…
って、あら、やっぱりエーリ…ッヒさんもですか?
いやだわ、エステル先生ったら何話されてたのかしら。
お嬢様だからって甘やかされてる、とか?
[>>276エーリッヒの苦笑を見て思い出したのは執事を叱りつける薬師の姿。
それはそのままこちらにもきて、お嬢様だからと甘やかすサービスは無いときっぱり言われたのは初めて診療に来てくれた時のこと。
けれどその薬師のおかげで随分と元気になれたし自立も出来たように思うので感謝はしてもしきれない。
エーリのことも貴女だけが辛いわけじゃないと何度も聞かされ、一人で耐えている訳ではないと思えたので、彼も恩人の一人、だった。]
すみません。お待たせしてしまいました。
[先に誘ったブリジットの所へとカップを運び。
アーベルやゼルギウスの分も盆に乗せて尋ねて回る。
主日礼拝の後、いつもやっている延長なので慣れたものだった]
可愛がる。ですか。
ええとその。大切にはします。
[一つといえど年上で、何より落ち着いた性格からも姉と慕い続けているから。ゲルダの言い方には違和感が強かった。>>281
珍しく、照れている姉と似たような戸惑い方をして、自分なりの表現を見つけると頷いた。
そこだけ聞くと微妙な表現になっていたかもしれない]
[俯いたままあれば隠したおとうとの仕草>>270には気付けず
何気なしに視線を落としたカップを口許へ運ぶ。
仄かな温度を湛える其れをこくりこくりとゆっくり飲み干す頃には
気恥ずかしさもおさまってきた。
ゆると顔を上げるとゲルダ>>281を見詰め]
贈り物が嬉しい理由がわかった気がします。
贈り手の想いがたくさん籠められているから……
ゲルダさんの言葉を聞いているだけで
こんなにもあたたかな気持ちになれるのでしょうね。
ありがとうございます。
[似合うものを選ぼうとしてくれた彼女の気持ちが嬉しくて
幸せそうな笑みを彼女に返した]
うん、そう、運悪く。
本当は母に薬のこと学ぶ予定の時間に急患入って俺一人だったしね
…いや、多分思ってることはわかるんだ。でもいわないで、だいたい予想通りだから。本当
[首をかしげ聞くエーファ>>269に多分母のことを考えているのだろうからと、先んじて説明して]
というわけで長居したくはないが少しの間よろしくな
[と普段から会っていたりするエーファに、母がしてるようにその頭をなでた]
/*
久々に超弄られ系をやっている気分。
[気分では無く事実である]
これで智狼をやろうとしているのだから、何とも馬鹿げた試みである。
三枚目って楽しいよね。
あら、でもエステル先生、今でも似合うって自慢されてたわよ?
[気まずそうなゼル>>283に、きょと、と悪気無い瞳が瞬いた。
外じゃ着てくれなくなっちゃって母さん悲しい、と診療そっちのけで愚痴られたのはつい先日の話。
診療後回しでこんな女の子ほしかったのよねーと着せ替え人形状態になるのもいつものことだったので、特にそれを不服と思うことはなかったけれど。]
あら…そうなの?
ゼル達が忙しい時って、それだけお薬必要な人が多い時だから…
寝る暇くらいあった方が良いわね。
[こちらも忙しくしてしまう要因の一人ではあるので、あまり強くは言えず困ったように眉をひそめて微笑んだ。]
[...は、母の患者二人の話も聞きつつ]
ん、ならよろしい。
[どちらもあるとのことで>>279大きく頷いて答える
そして荷をごそごそと漁って]
んじゃ後、明日から追加で朝これとこれ飲んでね。
一つ目は…今飲んでるやつの軽めのやつ
もう一つはさっきの薬飲むと胃が悪くなるからそのための胃薬
…本当は休むのが一番だけど、聞いてくれそうにない以上これぐらいはやってね
[無理しないということがないであろう患者の行動を織り込み済みで渡した]
/*
あれ。エーファちゃんも先に飲んでたのか?
読み込みきれてなくてごめんなさい!
現在の超多角にもちと目を回し気味だったり。
それはそれとして。シスコン(ぁ)の気はあっても、べったりになるつもりはなかったのに。なんでこーなった。
可愛すぎるんだよ、ナータ姉…!
アーベルとかゼルとか、エルゼもちょびっとしか話せてないんですが。まだプロ1日あるから平気、かなぁ。
[少なくともゲルダの中で、エルゼリートの扱いはエムの分類…だったりするのかもしれないが、
本人に言う事はなく、視線でそっと哀れみを伝えるまでだった。
ブリジットが笑うのには、こちらも良い笑顔を向けて]
こういう対応の方が好きみたいだからね。
変わってるよね。
[冗談めいた言葉になった。
それからライヒアルトへと視線を向けて。大切にする>>288
なんだかとても、さらりと言われたことは、意味はわかっているもののとても良い言葉だ。ほのぼのとした気分は、表情に出る]
うん。僕に言われなくても大切にしてると思うけど、たくさん大切にするといいよ。
こんなに可愛いシスターなんだからね。
[照れてしまったのは容姿に対しての褒め言葉に慣れていないから。
養父の影響か母親代わりがいないせいか
そういうことには余り頓着しないようで
免疫のないことを言われると弱いらしい]
ごちそうさまでした。
[そわりと落ち着かない心を誤魔化すように小さく紡いで立ち上がる。
空いたカップがあれば自分のものと共に手にして厨房へと向かった]
[そして>>270のライヒアルトの調子に気づかない...は]
あ、ちょうどいいところに。
ありがとな、ライヒアルト
[と何事もなかったように素直に受け取った。
避けられているというのをいまいち意識してない…どちらかというとライヒアルトの父のことを幼いながらに覚えている部分を意識しないようにしているため気づかない...は診察を終えて一息ついたところでのお茶にただありがたがったのである。]
―元宿屋・広間―
そう、ですか、……でも、よく、や、
……は、はい。
[ゼルギウスにとってはきっと案の定]
[思った通りのことを言いかけたものの]
[止められれば素直にこくりと頷いた]
う、…よ、ろしくおねがいし、ます。
[頭を撫でられた時には、一瞬緊張したが]
[少し頬を染めて、はにかんだ**]
/*
>>293「女の子が〜」
でも実は血や痛みに弱いのって男性の方ですよねー。
我慢はするけど、一線を越えちゃう域の話で。
見学中に倒れたのも男子だったよなぁと思い出しつつ。
現実逃避しないでログを嫁、ですね。ハイ。
そうね、綺麗だから声かけちゃったのね。
でも、袖にされちゃって残念ね、アーベル。
ごめんなさいね、貴女があまりに美人だからつい声かけちゃったんですって。
えぇと、ミーレちゃん?
[アーベルの返し>>286には、少し意地悪を言ってみせ。
エーリの呼んだ名を確認するように真白の猫に謝り微笑んだ。
そこにライヒアルトがカップを運んできてくれた>>288ので、あら、と瞬きしカップを受け取って。]
ありがとうございます。
お手伝いもせず、ごめんなさいね。
[恐縮してそう言ったものの、カップから漂う香りに表情は綻んだ。
エーファの様子にも微笑みをもって返答として。]
いや、老いは普通にしてたら自然となるものだから
老いていかないほうがむしろ病気だしなぁ。
馬鹿になら本を渡せばどうにかなるから老いのほうが厄介だぞ
[なんて真面目なのか冗談なのかなことをいいつつエルゼのカクテルの説明>>285に興味をもったように目が輝く]
おー、そんななのか。
俺今までアルコールに適当に果汁ぶっかけて飲むとかしかしたことないんだよな。
[碌な飲酒じゃありません。]
って、氷のあるなしでそんな変わるものなのかな?
むぅ…一番美味しい状態でできればのんでみたかったんだが…やっぱ自由になってからかな。残念
─ 元宿屋・広間 ─
[エルザには結局にっこりと笑うだけで何も言わなかった。>>282今は。]
おー…。自衛団だらしねぇな、とは流石に言わないでおこうかネ。
[傍目から見れば自衛団何で薬師拳で負けてるのよ、という状況>>284なのだが、相手が相手なだけに、仕方ないねで済まされた。
母は強し、という言葉は知っているが。]
そういう言葉はあるけど、エステルさんは特殊すぎ……って。
止めとこ。これ以上何か言うと、俺が逆にやられかねないからねェ。
[何時何処でどう伝わるか分かりゃしないと、一度痛い目に会った人はそれ以上突っ込まなかった。
ライヒアルトからカップが手渡されると>>288、さんきゅと軽く礼を口にし受け取った。
あまり飲まない類のお茶の香りに、群青の眼は細まった。]
―厨房―
[コップに残った半分の水で痛み止めの薬を流し込む。
慣れぬ階段のせいか雪道を歩いた時の冷たさのせいか
痛み始めた左足を気にしてのことだった。
痛みを紛らわせるためのもので治療の為ではない其れは
眠くなるからあまりのみすぎてはいけないと言い含められている]
――…皆、如何してるかしら。
ラーイまでいないから……、寂しくて泣いてないと良いんだけど。
[つ、と孤児院がある方角に目をむけるが此処からでは見えるはずもなく]
こっそり抜け出して院に戻ったら
自衛団の方に怒られてしまうかしら。
[自分が怒られるだけなら構わなかったが他の人に迷惑が掛かることも
考えられて裏口の扉に伸ばしかけた手は触れぬまま下げられる]
─元宿屋・広間─
[だーらちげぇっつってんだろ。
向けられるゲルダからの視線>>296に、オレはじと目を向けた。
その対応が好きっつーよりは諦めてんだよ。
嫌味だけじゃねぇのが分かってっからな。
…あれでもこれってやっぱMなのか? 甘んじてるわけだから。
Mと認めるのは嫌だったから、オレは少しばかり悩んだ。
そのうち、まぁいいか、と考えるのを放棄するんだろうけども]
いやいやいや、馬鹿に本渡しても馬鹿な奴は馬鹿なままだぞ。
[老いることが無い方が病気ってのはそうかもしれないと思った。
……ん? だとするとゼルギウスのお袋さんって病気か?
失礼なことを考えつつ、オレはカクテルに興味を持ったらしいゼルギウス>>302の言葉を聞いた]
ぶっかけ……いやまぁ、飲み方は人それぞれだからいーけど。
氷砕いたのを混ぜるフローズンスタイルってのもあるんだよ、カクテルには。
それの場合はやっぱ氷が無いとダメだな。
あー、後はホットカクテルってのはあるぞ。
一定のアルコールをお湯で割るタイプだ。
あんまり種類はねぇけどな。
いいえ、お気になさらず。
いつもやっていることですから。
[>>301ブリジットには小さく首を振って笑みを残し]
話していると喉も渇きますから。
[ゼルギウスにはどこか社交辞令のような口調と客人向けの顔で手渡した。>>298
村の中でも特に早くから顔を知る相手なのだが。
治療の邪魔になるからと引き離され、ただ不安で震えていた時の事は思い出して楽しいわけがない。知らずそれも薬師を避ける理由となっていたかもしれない]
―広間―
[端のほうのソファに腰をおろして、周りの様子をのんびりと眺める。
少しばかり疲れもあるようで、話を聞いていたりはするものの、どうも*うとうとしがちだった*]
/*
とゆーか、病人と怪我人が多いのぉ。
……いや、まさかここまで続くとは思わんかったんよ……!
さて、それはそれとして、だ。
人数は、際どいところだなぁ、コレ。
守護抜きスタートでも、已む無しではあるが。
取りあえず、今日一日もーちょい頑張ってみよう、みよう。
いや、そこは母さんの贔屓目が入ってる。絶対に。
もし本当だとしても子供のころならともかく二十歳にもなってそれは複雑だ
[悪気なくいうブリジット>>294に苦笑しつつ応える。ちなみに変わりに着せ替え人形になってるのは一応は知ってるらしい]
んー。どっちかというと何かあったときのための備えで体力をつけてるってのもあるね。
しょっちゅうそんなことになったら困るけどそうはならないしね。
寝る暇があったほうが平和だ本当。
[困ったように眉をよせるブリジットに特に気遣うという意味でもなく軽い調子で頷いた]
ま…様々な苦労があって、俺はここにたどり着けたんだよ。
[エーファの短い言葉>>299にいいたいことを察して、話す言葉に苦労の度合いを滲ませながら、頭をなでなで、緊張してるのを解くようになでなで
口にはしないけどこうしてはにかんでるほうがいいよね。と満足してから手を離した]
半分は正解。でももう半分は不正解。
薬師だって四六時中仕事してるわけじゃない。でも怪我だとか病気だとかそんなのはこちらの都合もお構いなしでやってくる。散歩中だろうが、寝ていようが、ね。
だから大体のものは常に肌身離さず持つ。これも大事な仕事だからね
[とエーリッヒの疑問の声>>300に応える。彼らにとっては基本的なことなのだ]
まぁ…仕事熱心なのはいいけれど、ね。
[団長に対する評には融通がきかないよねといいたげにいう。それも込みで渡したっていうのだってあるが]
その渡した薬は俺が作ったやつでちょっと歪な丸薬だが、母からも合格点もらってるからそこは安心してくれ。
─ 元宿屋・広間 ─
鍋が頭に乗ってたら、お湯が沸いたネあれは。
もう少し早く切り上げれば良かったんだけどなぁ。
[つい長話になってしまった。>>291一つの事に目が行ってしまうと、他が疎かになるのは癖でもあった。
ブリジットが純粋培養されて無警戒な分、アーベルの方がヴァルターから節度を徹底するよう言い含められているため、ブリジットの要請を断れば良いのだがそれも出来ない。
主人の命令だからか、つい甘くなってしまうのか、おそらくは両方だろう。
エーリッヒの曖昧な返し>>293は、ふーんと。
ゼルギウスとのやり取りなどを見る限り見えるものもあるのだが、笑むに留めた。]
[>>305アーベルに渡す時の方がまだしも他所他所しくない。
けれど差異は小さいから、良く知る相手しか気づかないのかもしれなかった。現にゼルギウス本人は気づいていない様子だった]
はい、勿論。
[ゲルダの重ねての言葉に頷いた。>>296
沢山大切にする、ことに異議などありはしないが。あまりあれもこれもしようとすると、ナータに困った顔をされてしまうので。厨房に向かうのも心配そうに見ただけで止めはしなかった。>>297]
ふぅ。
[最後に自分の分を取ってカウンターの端でお茶を飲む。
美味と一緒に喉もなだめられて、力の抜けた息を吐いた]
[>>306ミーレのお返事に、ありがとうと微笑んで。
エーリから同じような事を言われていたと聴くと、そうですねところころと笑んだ。
頭を上げてほしいと頬をかかれると、でも、とふるり頭を振り。]
本当に、助けていただいたんです。
あの頃は辛いのは自分一人だけだと思っていたから。
[今にして思えばそんなことは無いくらい解るけれど、子供の頃の今よりもっと狭い世界の中では皆健康で普通に動いていて、自分ひとりだけが起きることも出来なかったから。
今でも走ることはできないけれど、それでも冬の日差しの中なら日の下に出られるようになった。]
[自衛団員より薬師のほうが強いだとか数多の疑問も、論より証拠というべきか。
実際に事実としてそこにある以上どうしょうもない。結局アーベル>>305と同じく、仕方ないね。なのだ。だから]
そだな。それが賢明だ。
お前がまたいろーんな目に会うのを現実逃避しながら眺めるのはちと嫌だ
[気楽に付き合える間柄のアーベルへの心配とそれをどうにかしなきゃならない気がする自分への苦労。どちらも背負いたくないため真面目にそういった]
―厨房―
[孤児院のこどもたちの事を気にしながらも
水場で茶器を丁寧に洗い布で水気をとってから棚に直してゆく。
広間でのお茶会の空気は和やかでとても愉しいものだったから
院に戻ったらこどもたちとおとうとと一緒にお茶会をしようと思う。
高価な茶葉は無理だけれど手作りのクッキーを用意して――。
ゆるく目を閉じれば瞼に映るのはこどもたちの笑顔]
早く帰れるようにしなきゃ、ね。
[それほど時間が経っているわけでもないのに
早く会いたいなんて言ったらこどもたちにも笑われてしまうだろうか。
少しだけ困ったような笑みを浮かべてしまう]
……さて、と。
爺様来るまで、まだ、かかりそうだし。
俺は一度、上に行って、部屋、確保しときますか、ね。
……悪いけど、もう少し、ミーレのこと頼めるかな?
[問いかけは、エーファに向けたもの。
受け入れられるなら、そのまま真白を少女に預け。
荷物を片手に、向かうは二階**]
[>>311ライヒアルトには、もう一度ありがとうございますと微笑んでカップに口をつけ。
丁度良い温かさに、思わず安堵の息が漏れた。]
美味しい…この辺りではあまり飲んだことの無いお茶ですけれど、どちらのでしょう。
[ほぅ、とうっとりした様に出た言葉は素直な賛辞と率直な疑問。
と言ってもライヒアルトに聞いたわけではなく、独り言めいたものだったが。
ゼルの苦笑>>313には、そう?と首を傾げて。]
でも先生、ゼルが着てくれるのが一番嬉しいって。
いつも私に仰ってるのよ。
[着せ替えされる時、これに似た服を着てくれたとか色々聞きながらなのでそんなことを言い。
軽い調子で頷く様には、そうね、と知らず安堵したように微笑んだ。]
ゼルも先生も寝る暇はないとね。
二人が倒れちゃったら困る人がいっぱい。
努力があればきっと…無理かなぁ〜。せめて可愛げがあればいいんだが
[なんてだんだんと話が逸れる中
ちなみに、エルゼ>>310の考えていたパワフルな母は病気なのかもというのは...も考えていたことだが即座に考えを放棄していた]
それぞれっていっても、その飲み方だとまじーんだよな
[表層面が甘かったりで、後はただのアルコールだとか滅茶苦茶である]
む、ということはそのふろーずんすたいる。というのだと氷の粒の食感とかも味わえるのかな?
[だとしたらそれは面白い食感な気がしつつ、ホットカクテルの話まできいてが無理と聞くと余計味わってみたくなるのも人の性か。むぅぅと唸るのであった]
─ 元宿屋・広間 ─
綺麗なものは人を惹きつける力があるからネ。
美は力、なんて昔誰かが言ってたけど。
あはは、残念ながら下賤の輩はお呼びで無いんだってサ。
[ちょっぴり棘のある主の言葉>>301には、笑って軽く卑下を含ませながら返した。
そういう事を言う時も、軽い笑みは崩れない。
立ったままは飲めないので、近くに空いた椅子を見つければそれを引き浅く腰掛ける。
動くと腰に下がっているものが椅子にあたり乾いた音を鳴らした。
暖かいものを口にして一息ついてから、ちらと二階のほうを見上げて。]
ああ、荷物置いてこないとな…。
これ飲んで、片付けたら一旦上がるかネ。
[呟きゆっくり飲んだ後、片付けはしようかと思っていたが、ナターリエが先に動いた>>297のでそちらに任せる事になるか。**]
[言葉を考えて浮かばないとはこのことか。
子供の頃、家にいることだってあった。薬師の母の仕事を見るようになっていったのはいつの頃か。
ただ忘れないだろう。生きていた人間が死んでしまうというのをその仕事の中で初めて感じた瞬間、生死を預けられ、応えれなかったということ
ライヒアルト>>311がその理由で避けているように...もまた無意識にきまずい気持ちがあるのだろう
だからか言葉を考えようとして舌がすべり、会釈をしてお茶を飲んだ]
[カクテル。旅してた頃には何度も見た。ミントを使っていながら甘いそれを、父から一口だけ貰ったことも。
近年はそうそう過去の思い出を掘り返すこともなかったのに。この状況では流石に気弱になる部分もあったのだろうか]
気付けの酒もカクテルにすれば飲みやすくなるのかな。
[そんな独り言も口にして]
ああ、部屋。
[エーリッヒが二階に上がるのを見て、自分もまだ荷物を持ったままなのを思い出した。>>323
先にカップを片付けようと、カウンターの上に荷物を置いて一度厨房に向かう]
でも、あの時は私が引き止めたから長くなっちゃったんだもの。
だからアーベルは悪くなかったのに、ヴァルターったら頭ごなしに。
本当に、いつまでも子供扱いなんだから。
[アーベルの言葉>>316に耳まで真っ赤にして怒っていた執事の顔を思い出し、眉を寄せた。
ちなみにその時も同じようにアーベルを庇い、それ故余計に怒られたとも。
さておき零した呟きは、アーベルにはどう聞こえたか。
エーリからの返答>>322には、相手も同じように思っていてくれたのかと知り。
自分も力になれていたなら、と知らず嬉しそうに微笑んだ。
彼が二階に上がるのを見送り、はたと自分もまだ荷物がそのままと気付き使用人である彼に視線を向けた。]
アーベル、お部屋どうしましょう?
―厨房・食料庫の入り口―
[裏口とは別の扉が気になって覗いてみれば其処は食料庫だった。
宿屋の食料庫らしく様々な食材が置いてある]
――…自衛団で宿を再開させるのかしら。
[ポツと零したのはそんな言葉。
けれど此処に集められた理由と荷物が必要だった事を思い出し]
………え、と。
これって私達の為のものだったりする、とか。
[これだけの量があれば何日過ごせるのだろう。
長期滞在を思わせるには十分なそれに眩暈がする]
そういってもらえてやっぱり嬉しいね
ま、どうしてほしいかはわかってくれてるようだし、あまりあーだこーだいわれても逆にしんどいだろうから言わないでおくよ。
[やはり自分が作った薬で信用されてるというのは嬉しい。と隠さずにエーリッヒ>>320に応えつつ、注意するときはするが、いつまでもぐちぐちいう気はないと言って]
あー、そういえば俺も後でいかなきゃな。
んじゃまたー
[とエーリッヒを見送った]
─元宿屋・広間─
[話が逸れて来たっぽいんで、ゼルギウスの言葉>>325には「無理じゃね?」と言って笑っておいた]
まぁ不味いだろうな、ちゃんとした分量でやってねーんだから。
あと酒に合ったもので割らないと味が死んじまう。
フローズンスタイルのは、そう言うことになるな。
食感っつーか、舌触りがシャリシャリする感じ。
まぁ氷齧る人も多いだろうけど。
……飲みたそうだな。
しゃーない、材料あるか見て来てやるよ。
あれだったら特に道具も必要ねぇしな。
[唸るゼルギウスを見て、オレは思わず笑いを漏らした。
ゼルギウスの返答を聞く間もなく、オレは厨房へ向かおうとする]
[旅の空で死はそう遠いものではなかった。けれど一人置いていかれるという感覚は、この世が終わるかのような絶望感を味あわせてくれた。親一人子一人だった少年にはかなりきついものだった。
泣くこともできない時、触れてきた手は物理的に何度も払いのけた。柔らかい手は女性のものだったのか、子供のものだったのか。
それは無意識の下に仕舞い込まれて何も覚えていない。
ゼルギウスの無意識にある思いも知りようはなく。
その母を苦手とする意識とはまた別に、結局いつも距離を保ったままになる同い年の青年。
会釈には同じく会釈を返して、その時もそれだけだった。>>327]
そりゃまあ恥ずかしさを耐えながら着るんだから喜んでもらわないとわりに合わない
[まさかそんな会話がされてるとは露知らないままにきっぱりとブリジット>>324に応える、ちなみに微笑んでいるのは母と会話したことでも思い出して笑ってるのかななんて誤解をしていたりするが]
そういうこと、医者の不養生なんて本末転倒だからな。
風邪ひいた患者のとこにいって、そんで風邪うつってそれを移して回るなんてなったらもう呆れて笑うしかないしな。
/*
>>328ライヒ
何のカクテルだろうと検索かけてみたが、意外とミントリキュールを使ったカクテルが多くてビビった。
有名どころだとグラスホッパーとかプース・カフェなんだけど。
─元宿屋・厨房─
ナータ、どこいったのかな。
無理に戻ろうとしてたりしなければいいけど。
[ちょっと顔を出せば荷物を確認できるような状態にして。
追いかけまわすわけにもいかないから、姿の見えない姉を気にしながら洗い物を済ませた]
/*
例によってカクテルについては調べながらです。
したり顔で嘘こいてる可能性は無きにしも非ずです(
そう言えばカクテルの本を中古で買ったのに、全く活用出来ていないことを思い出した。
どこに仕舞ったっけ、あれ。
やっぱあれは間違ってたのか。
あの変にあまったるかったり一発で火を噴きそうになるのはおかしーなーとはちょっと思ったんだけどな
[そんだけあってちょっとかよ。とかいわれそうだが...の知識はそんなものなのだから仕方なく。加えられる説明に、喉がごくりと鳴った]
うん。飲みたい。って、まじで?
おー、うん、ありがとエルゼさん。
材料あるといいなー。
[とエルゼを見送りつつ]
じゃその間に俺も荷物でも置いてくるかな。
(どうにか…できないかなぁ)
[心中で呟く。
身体を治せないものもあり、心だって治せないものがある。
そんな無力であることを知って、それでも前向きに考えるように意識しながら、二階へと*あがっていった*]
― 元宿屋 広間 →二階―
―食料庫の入り口―
まさか……、ね。
[ふるふるとヴェールを揺らし嫌な考えを振り払おうとするが
その考えが消しきれるだけの何かも無く]
やっぱり帰ろうかしら。
こっそりと、少しだけ、なら……
[独り言ちていれば名と見透かすようなライヒアルトの紡ぎ>>336が
微かに厨房の方から聞こえくるりと振り返り其方を覗く]
/*
久しぶりの全開モノローグ。
ゼルがいい感じで投げてくれたからこう、合わせたくて。
でも内容上手くすり合わせられてるかなぁ。不安。
[ゼルも二階に上がるのを見れば、いってらっしゃいと手を振り。
気付けば広間に残っている者は少なくなっていた。
カップに残ったお茶を飲みきると自分も厨房へ向かい食器を洗い片付け、その後二階へと荷物を運ぼうとしただろう。**]
─元宿屋・広間─
いやそれちょっとどころじゃねぇ。
[ゼルギウスの酒の飲み方>>337を聞いて糸目になって突っ込んだ。
どんな飲み方してんだマジで。
かなり冒険した飲み方だよな、これ]
おー。
んじゃその間に作っとく。
荷物置いて来い。
[二階へ上がる様子を見送って、オレはカウンターから厨房へと入って行った。
残念ながら、オレにはブリジットの様子>>340までは目に入らなかったっぽい]
―厨房―
[視線を感じて振り返る。>>339]
ああ、そっちにいたんだ。
場所からして食料庫かな。
長引くようなら何か作ったりもしないと。
……自衛団、かなり気が立ってるみたいだし。
子供達とか気になっても、無理しちゃダメだからね。
[長く共に育てば、思考の流れを予測できることもある。
しっかりと本人にも念押ししてから]
ナータはもう部屋借りたんだよね。
俺も荷物置かせてもらってくる。
[多分、移動に負担の少ない階段と近い部屋を借りているだろう。
近くの部屋が空いていればそこを借りる気満々だった]
/*
間違えた。
プース・カフェはスタイル名。
探したサイトでミントリキュール使ってたから引っ掛かっただけだった。
[泣きそうな顔をしているのに泣けずに居た少年は今は居ない。
振り払われても振り払われても手を伸ばし続け
余りにも頑なな心が哀しくて抱きしめたのがきょうだいのはじまりか。
自分よりも小さかったはずの存在は今はもう見上げなくてはならない。
ライヒアルトが片付けを終えた頃
エルゼリートも厨房へと姿を現しただろうか。
ひょっこりと食料庫から顔を出した女は厨房へと戻り
ライヒアルトの言葉>>343にこくりと頷きを向けた]
食料庫みたいね。宿を再開出来そうなくらい色々あったわ。
[長引くようならという言葉と子供達の事には
少しだけ困ったような笑みが浮かぶ]
そう、ね。ラーイに内緒でこっそり戻ったりしないから安心して。
あ、部屋は階段のすぐ近くのを借りたの。
ラーイも一緒の部屋にする?
[ことと頸を傾げて問い掛ける]
─ →厨房─
ホットカクテルで代表的なのっつったら…まぁあの辺だよな。
ウィスキーかラム酒があれば、何とか。
[基本的にホットカクテルはお湯で割って甘味料で味の調整すれば出来るからな。
そうじゃないタイプのもあるけど。
考えながら厨房に入ると、ナターリエとライヒアルトの姉弟が居た]
おっと、ちょいと邪魔するぜー。
えーっと、酒があるとしたらこの辺かな…。
[オレは二人に声をかけると、直ぐに酒の捜索に取りかかった。
頭は酒の種類とカクテルの作り方を思い出すのに使ってたから、二人が何を話しているかなんてほとんど聞いてない。
食料庫へと向かってありそうな場所でしばらく酒瓶を探し続けた]
/*
母親代わりがいないので
多分性別とかあまり気にすることはない。
そういうところは子供達のがしっかりしてそう。
なんだかとても残念な子になってきた。
―厨房―
お酒も探すとありそうですね。
[食料庫に入ってゆくエルゼリートを見送って。>>345
そちらから戻ってきた姉を見下ろして頷いた。>>344]
疑いかける罪滅ぼし、ってわけでもないよね。
もしかしてまだ連れてこられる人が増えたりもするのかな。
[部屋の場所は想像通りだったけれど。提案には沈黙が流れた]
……いや、隣の部屋が空いてたら借りる。
眠れなくて縋りつく年でもないし。
[姉と慕っていても、そこは流石に。
子供達もいなく二人きりでは青年男子として難しいものがあった]
部屋数足りなさそうなら、考えるけど……。
/*
青年男子ってなんぞ。
成人男子だろうよ…!orz
怪しくなってきたな。ちょっと暈して先にごめんなさいしよう。
―厨房―
[酒瓶が何処にあるかまでは見ていなかったから
その捜索をするエルゼリートに示す事も出来ず
探す邪魔をせぬように場所をあけた。
聞かれて困る話をしているわけでもないから
声を潜めるわけでもなく相変わらずの調子]
そういえば自衛団長さんも見かけないし
まだ人が集まりきっていないのかしら。
[それでも長期滞在の文字が浮かぶのだけれど
提案に沈黙するライヒアルト>>346には不思議そうな様子]
隣の部屋? ひとりじゃ寂しくない?
[子供達が居ないから寂しいのは自分の方かもしれない。
それを誤魔化すように小さく微笑みながら頸を傾ける。
母親がいないせいか時折自分の性別を忘れるらしい女は
おとうとの返事に少しばかり残念そうな様子で一つ頷いた]
―厨房―
そういうことじゃないかな。
[自衛団長の話までは、聞かれても何の問題もなかったのだが]
……その方がナータが落ち着くっていうなら、そうするよ。
[あくまでも無邪気な姉に、こちらの方が悪い気になってくる。
普段はやはり子供達と一緒のことが多いため、寂しくないかと言われれば否なのであって。素直に認められもしないが。
結局そんな返事をして荷物を取りに戻るのだった**]
/*
即引かないでくれたから、つい食いついてしまいましたと(爆
いいの?本当にいいの!?
鶏心なのでやっぱり微妙に暈しました(苦笑
エルゼさんは話しにくい場面でごめんなさいー。
次の機会は頑張ろう。機会作れるようにも頑張ろう。
眠い頭で興奮しつつ。おやすみなさい。
─食料庫─
[ごそごそと探して、冷暗所に酒瓶の群れを見つけた]
お、意外とある。
……でもやっぱリキュール系はほとんどないか。
ただ飲むだけならこの辺があれば良いだろうしなぁ。
[言って、オレが拾い上げたのは探していた酒の一つのラム酒。
他の酒も、基本的にストレートで飲むタイプの物が多いっぽいな。
少しの間酒瓶を眺めてから、オレはラム酒の瓶を手に厨房へと戻る]
─ →厨房─
[戻った厨房にはまだ姉弟が居たようだが、オレの意識は既にカクテルに向いていた。
湯を沸かす間に他の材料を探す。
まず砂糖だろ、それからバターなんだが……。
おぉ、すげぇ。ちゃんとあるじゃん。予想外だった。
ちょっと溶けてたが問題ない、どうせ溶かすし。
つかちゃんと冷暗所置いとけよな]
[湯が沸いたらマグカップに砂糖をスプーン1匙入れて、その上にラム酒を注ぐ。
本当なら耐熱ガラスで出来たカップとかに入れるんだが…まぁ良いだろ。
んで、湯をマグカップの半分くらいまで注いで、その後にバターを一欠片入れて完了、と。
ホット・バタード・ラムの完成だ]
……おぅ、ゼルギウス戻ってから完成させるべきだった。
良いや、これオレが飲もうっと。
[と言うわけで一杯目はオレが頂くことにした。
もちろん、ゼルギウスが二階から戻って来たらちゃんと作り直すつもり*だぜ*]
―厨房―
まだ時間が掛かりそうね。
[その結論に至れば物憂げな吐息が零れた。
続くライヒアルトの言葉には嬉しそうに微笑み]
ひとりなら寂しいけれどふたりなら寂しくないでしょう。
それにあったかくて落ち着かない……?
[子供達とするように添い寝する気でいるらしい。
けれどおとうとが何か思うらしいことは感じられて]
ん……、やっぱり隣の部屋の方が良いのかしら。
ラーイが、一人の方が落ち着けるって言うなら……
[無理強いをするのも本意ではなく
大人しく引き下がる態をみせて彼を見送る]
―厨房→広間―
[ラム酒の瓶を片手に戻ってきたエルゼリート。
彼の手元からはやがてラム酒とバターの匂いが立ちのぼる。
良い香りではあるけれど女には少し酒気が強かった。
厨房で飲み始めた彼に軽く会釈だけを向けて
そそと厨房を離れ広間へと戻る]
……あら。
[うとうとするゲルダ>>312の姿を端のソファで見つければ
小さく声あげた口許に手を宛がい、ゆると目を細める。
暖炉の傍であればあたたかいが端のソファでは
転寝するには少し寒いかもしれない。
浴室の向かいにあるリネン室から毛布を抱えてくれば
ゲルダにそっと毛布を掛けてその場を離れた]
―広間―
[先ほど飲んだ薬が効いてきたのか古傷は痛まない。
窓辺に歩み寄り白に包まれた外の景色へと視線を向けた。
窓ガラスに触れると外気の冷たさが指先に伝う。
菫の眸が静かに伏せられた。
孤児院の子供たちの事が気になってしまうが
おとうとに約束したばかりで勝手をするのも躊躇われる。
結局、其処から動けぬまま暫く物憂げに佇み続けた**]
[責めるような声でもない。
ただただ、自分には関係のない他人の声。
悪意や噂と関わりのない声。
そういったものの中は、どこか気が落ちついた。
一人でいるよりも、ずっと。
近くに人がいるのだとわかると、よく眠れた。
それは両親が死んだ後の話。
今はずいぶんと緩和されたものだが、あの家に一人は少々きつかった。
かといって誰を頼るつもりもなく(これはただの意地だ)、ハーブやらなにやらで落ち着くようにはしていたのだ。
それでも疲れは取りきれずにいたのだろう――と、簡単に理解はできた]
―広間―
[転寝といっても、寝入りは浅い。
人の近づく気配、そっとかけられた毛布。
ぼんやりと薄く目が開いて、そこにいたナターリエを見ると淡く笑みを浮かべた]
ありがとう。気を遣わせてごめん。
[声は先よりもずいぶんとゆっくり。
視線だけで彼女が離れてゆくのを見送ると、またそっと目を閉じた。
二階に戻って寝るのは、団長が話をするのならば無理であろう。
八年前はあの家で、一人で眠ることがうまく出来なかった。
葬儀の準備、家の整理、そういったものをやっていたし、多少顔色が悪くても両親の死、しかも不倫だどうのという理由から受けたショックとして誤魔化せていただろう。他者の手を拒んでいたのもあったし、医者や薬師の世話になるような事態は免れていた。
今は多少眠りが浅いだけでそれ以上に問題はない――と、思っていたが、それでも疲れはあるようだ。自分の状態をそう理解すれば、体を休めることにした**]
―厨房→二階―
[>>351ひとりでないと、その温もりで教えてくれた姉のような人からの提案は、それはそれで魅力的で半ば傾きかけていたけれど。
片手で口元を押さえて咳を払うように一つ。続けては出なくて良かった。けれど一人の方が良い理由をもう一つ思い出してしまった]
うん。一人でゆっくり寝台を独占して眠る機会も貴重じゃないか。
どうしても寒かったら、ナータの部屋に毛布もってくから。
隣なら壁を叩いても分かるだろうし。
[気遣いに甘えて、少し幼げな顔で笑った。
それから広間に戻り、二つの鞄を持って階段近くの部屋の隣を確保した。他の人がしているのを真似て、使用中の札も掛けた]
…コホッ。
[温められていた広間と違い、ひんやりした空気が残っていた。
何度か続けて咳をした後、鞄を開いて中身を確認する]
―元宿屋・二階・階段から二つ目の部屋―
[着替えの鞄からは聖書を出しただけですぐに閉じて。
墓地の雪払いと掃除をした後、準備してすぐにこの宿へと来たから。今日はまだ飴色の音を鳴らしていなかった]
……安らぎのあらんことを。
[亡くなった灯台守とは特に親しくしていたわけではない。けれど顔見知りが亡くなったのだから悼む想いが皆無でもなかった。
飴色を構えると二三の音で弦の調子を整え、そっと弓を滑らせる]
――去りにしひとをしのぶれば――
[葬送曲は一節分だけ流れて。静かに*消えた*]
/*
ホント、朝ログ見て悩んだのでした。
だって何かない限り弟モード全開で安全なのよ。…多分(ぁ
でも1日目殆ど動けない=風邪は残しておいたほうが安全そうだから、断腸の思いで諦め。ありがたい好意をごめんね、ナータ姉…!
で、まだプロロだけど。やりたいことはやれるうちにやっておこうと思って飴色を早速に。
本編でも弾くことできるといいな!
─広間→二階─
[ブリジットとゼルギウス、それぞれから向けられた嬉しげな様子に、自然、口元は綻ぶ。
ともあれ、二階へと上がり、適当に部屋を確かめる。
選んだのは、奥に対して向かって左の列の、真ん中近くの部屋。
階段近くは選ぶ人も多そうだから、と避けておいた]
さて、と。
[部屋に落ち着くと、鞄の中から書きかけのレポートとそのための資料を出して、小さな机の上に置いておく]
……まぁ。
考えすぎだと、思うけど……。
[置く前に、黒い革表紙の本をつと撫でる。
思い返すのは、漏れ聞こえていたエルゼとゼルギウスのやり取りに出てきた『獣』という言葉]
……嫌な符号だよな。
俺、自分の研究テーマの実体験とか、したくねぇぞ?
─ →元宿屋・外─
[ぼやくように呟いた後、一度部屋を出る。
ドアの所には、使用中、の札をかけておいて。
階下に降りると、広間を通過して玄関へ]
……爺様、まだ来ない?
そう……ちょっと、散歩するくらいの自由はあってもいいだろ?
[外に出たなら、当然の如く自衛団員に呼び止められる。
それに、こてり、と首を傾げてこう言うと、予想通り渋い顔をされた]
建物の周り、一巡りしたらすぐに中に入るよ。
……大丈夫だって、雪の中でぶっ倒れたりしないから。
[それに、冗談めかした口調でこう返すと、ひらりと手を振って歩き出す。
建物の周りには、忙しなく人が行き交ったとわかる跡が残されていた。
そのままぐるり、西回りに裏手へ。
納屋を覗くと、薪の備蓄がしっかりとされているのが目に入った]
……ほん、とに。
爺様、何する気なんだか。
[は、とため息を一つ吐いて。
歩みを進め、建屋の東側に回りこんだ所でまた、足を止める]
……灯台守のじっちゃん。
花が咲くの、楽しみにしてたのに、なぁ……。
[翠が向くのは、岬の突端。
そこにひっそりと立つ花木を想い、しばし、ぼんやりと佇んだ**]
―回想/厨房―
[おとうとの覆われた口許から漏れるは咳の音>>355。
単なる咳払いか否かは判断がつかない。
きょとと瞬きをしてライヒアルトの眸を覗くけれど
それに対しての答えを見つけるには至らずに]
ええ、ラーイがそう言うならそうしましょう。
[常より幼く見えるおとうとの笑顔に微かな笑みを向けて
隣部屋で其々過ごすことに了承の頷き]
――…私も、そろそろおとうと離れしなきゃいけないかしら。
[おとうとの去り際、消え入りそうな声で独り言ちるのは
あねであるのに甘え依存し勝ちなことを
此処に来てから徐々に自覚しはじめたからだろう]
―広間―
[眠っていたと思われたゲルダ>>354の意識が此方へと向けられれば
驚いたように目を瞠るが映る笑みに釣られるように表情を和らげ
ゆると頷きにも似た仕草を見せた]
お気になさらず。
ゲルダさんのもとに良き夢が訪れますように。
[祈るように囁いて銀の十字を握る。
子供たちやおとうとに向けると同じ音色はすぐに空にとけゆく。
ややすれば何処からともなく聞こえる微かな旋律。
耳に馴染む音色は誰のものかはすぐ知れて
葬送の一節>>356が流れる間、眸を閉じその音色に耳を傾けた**]
11人目、双生児 フォルカー がやってきました。
双生児 フォルカーは、聖痕者 を希望しました(他の人には見えません)。
―村はずれ―
[村はずれにある林の中、一人でぶらぶらと歩いていたら自衛団員に捕まった。
ずいぶんと自分のことを探していたらしく、しかも尋常じゃない様子だった]
なにすんだよ。
俺がどこ散歩しようと、俺の勝手だろう?
[自衛団員はつっかかる自分を無理やり捕まえ、そのまま引きずられるようにして連れて行かれた。
道中、自分に三日前の事件の容疑者の嫌疑がかけられていること、エーファを含めて他の者も元宿屋に集められていて、自分もそこに連れて行かれることを聞かされた]
ああ、たしかにあの時俺は外にいたさ。無実証明できるやつだっていないよ。
でも、俺がなんでそんなことしなきゃいけないんだよ?
[こちらの言葉にそれ以上聞く耳を持つつもりはないのか、元宿屋まで何も答える言葉はもらえずそのまま中に詰め込まれた。
後で書いて出しておけと身上書を*突きつけられながら*]
/*
フォルカーが来た(゚∀゚)
と思ったら女の子……だと……?
よし、エーファは男の子だったことにしようk(自重しろ
と酷い初独り言を落としつつ。
こんばんは、熊猫ことakIkaです。
うっかり守護者希望とかしちゃってどきどきしていまs
ありゃ子ども扱いって言うか…ああいや何デモ。
[子供じゃないからの扱いだろとは心の中。
も言わなかった事を問われても、何でもと軽くかわしたろう。そういう感覚は自覚していない女性に説明しずらい。というか旦那がやれよ、とも心の中で呟いた。
部屋の事を問われれば>>329、口からカップを外し。]
何日ここに居させられるか分んないケド、お嬢と近い部屋借りるつもりだよ。
もう部屋決めてる?
[呼ばれればすぐに顔を出せる位置に、というのは使用人らしい考え方。
まだ空き部屋に余裕があるようなら、隣か、なければ向かいでも借りようかと。]
ああ、片付けなら俺がやるよ。
旦那に知れたらまた小言だ。
[言いながら立ち上がり、ブリジットが片付ける時>>335にはカップを引き受けようとするが手に残ったかどうか。
それが済んだら、少ない荷物を背負い主と共に2階へと上がる。
階段を登る時、反対の手を差し出したが、必要だっただろうか**]
―玄関前―
[渡された身上書にいらだった様子でペンを走らせ、そこには書きなぐられた文字が並んでいた]
――――
■名前:フォルカー・リンク Volker=Link
■年齢:14歳
■職業:――
■経歴:エーファとは一卵性双生児で姿はよく似ているが、性格は違う。その性格のためか同年代付近に友達は少ない。
エーファと同じく、生まれてこの方村から遠くに行ったことがない。
あまり家にはおらず、村はずれの林等には一人でぶらぶらと行っており、そのため両親や自衛団員にはよく思われていない。
――――
ほら、これでいいだろっ!
[投げつけるようにして、自衛団員に突きつけた。
もともと自衛団員のことはよく思っておらず、向こうもこちらを不良娘としてよく思っていないこともあり険悪なムードは消えそうになかった]
/*
ログ読みきれない。
でも飛び込む。
よろしくボク赤猫こと秋ちゃんだよ。
自重せずに聖痕希望。エーファと対立陣営ワクテカ(ぇ
─元宿屋・外→玄関前─
Ich tanze sachte leicht und werde zerstreut.
Ausdehnung aus einer Hand in Schnee.
Dein Name murmelt.
Ich erbrach Atem und schloß meine Augen.
Der Himmel des Winters sieht bei mir nach unten, wer stehen immer noch ruhig.
Das Weiß, um Daune zu starten, erinnert sich jene Tage abgelegen.
[東側の外壁にもたれ、ぼんやりと歌を口ずさんでいた所に聞こえた、声。
何事か、と翠を瞬かせ、声の聞こえる方──玄関の方へと回る]
……おいおい、なんなの、騒がしいけど。
みんな、言いはしなくとも、気がたってるんだから、もう少し、穏やかに接しろって。
[口調だけはのんびりと、見えた自衛団員の背に呼びかけるものの。
場の雰囲気にはさいいかそぐわなかったか、と思ったのは言ってからだった]
―広間―
[玄関を出ようとしたエーリッヒを呼び止める自衛団員の声が聞こえた。
溜め息まじりの吐息を零して瞼を持ち上げる]
甘くはないみたいね。
一度戻りたい、なんて我がまま許して貰えなさそう。
[自衛団長の孫である彼でさえ例外ではないことに
半ば諦めたような眼差しで自衛団員の一人を見詰めた。
返される眼差しはやはりいつもと違って冷たく感じられる]
団長さんがまだ来られないなら……
部屋で休ませて貰おうかしら。
[自衛団員の視線が気になるのかそわりと階段の方へ顔を向けた]
―玄関前―
[自衛団員ともめていた矢先に玄関に入る姿が見えた。
自衛団員の背にかける言葉は自分に言われたような気もして、バツが悪そうに顔を横に背けた]
別に、向こうからつっかかってきただけだし。
[自衛団員の間では不良娘の問題児として話題にあがることもあり、ギュンターを祖父に持つ彼は自分のことをよく耳にしていたかもしれない]
12人目、流れ者 ヴィリー がやってきました。
流れ者 ヴィリーは、狂信者 を希望しました(他の人には見えません)。
そりゃまあ、俺は余所者だしな、疑いとしちゃ妥当な線だろう。
[片目に曰くありげな古傷を持つ男の、意外にもあっさりとした投降に、自衛団員達は拍子抜けしたようだった]
で?自衛団に連行されるのか?……ああ?違う?
[容疑者の数が多いので、取りあえず古い宿屋に集めるのだと言われ、男は首を傾げる]
容疑者同士を一つ所に集めるのか?意味判らんな。まあ、こっちとしちゃありがたいが。
留置所なんぞにぶちこまれると、臭いし、寒いしなあ。
[明らかに経験有り、な台詞を吐きつつ、少ない荷物をナップザックに詰め込むと、言われるままに寝泊まりしていた海辺の小屋を出る]
……それよりも、ここ、寒いし。
中であったまった方がいいんじゃないかな?
[それから、何気ない口調でここを離れるように、と促す]
ここで立ち止まって揉められてると、俺も通れなくて、寒いし。
[やがてたどり着いた建物の中に押し込められた人数の多さに、改めて呆れた表情を見せるのは、もう少し後のこと**]
■名前:ヴィリー=メルダース Willy=Molders
■年齢:30 ■職業:自称 季節労働者
■経歴:旅をしながら、農家の力仕事や臨時の牧童、酒場の用心棒のような仕事まで、色々請け負いつつ暮らしている。数日前から、年老いた一人暮らしの漁師に雇われ、海辺の小屋に寝泊まりして漁具の手入れなどを手伝っていた。
―二階 一室―
[考え事をずっとしていたためか、どの辺りの部屋を取ったかいまいち覚えていない...はそのまま荷を降ろし、いくつかを広げ手近の机におくなどする。
誰もいなくて、隅のほうではなかったはずだ]
ま、考えすぎてもわからなかったら仕方ないけどさ。
思いつめてもダメだな。
[二階にあがる際見送ったブリジットの言葉が>>340に頷くように結局はできることをするしかないのだ。神じゃない。魔法使いじゃない。のだし]
―二階個室→廊下―
[弾いたのは短い讃美歌だけ。飴色の本体と弓を丁寧に仕舞い、鍵を掛けて窓から離れた場所に置いた。
改めて窓に近寄ると空気を入れ替えるために開け放つ。
冷たい風が吹き込むと、何度か口元を押さえる羽目になった]
参ったな。
彼の世話にはなりたくないのに。
[小さく背中を震わせて窓を閉じる。
下で小さくない声が響いている。自衛団長がもう来たのだろうか。
様子を見ようとケープを一枚余計に羽織り廊下へと出た]
[エーリッヒのたしなめるような言葉>>371を受けると]
どうせ俺は、おしとやかじゃないし。
[イラだっていたせいでつい返すのは反抗的な言葉、
けれども続いた言葉>>372を聞いて]
え、あ、そうだね。
[確かにここは寒いし何よりこの自衛団員から離れるきかっけになる。
自分からただこの場を離れるのは負けたような気がするので嫌だったからそれは少しありがたかった。
エーリッヒの提案どおり広間に向かい、その後ろについていくような形で、後ろからは自衛団員からの冷たい視線を感じる。
広間に入る前、前を歩くエーリッヒにぽつりと]
悪い、後、ありがとう……。
[小さくつぶやいたので聞こえなかったかもしれないが]
/*
相変わらず。直前駆け込みも見事ですね、幻夢。
残り1時間半であと1枠。埋まるかな。wktk。
…遠慮せずに狼希望し直したくなって来てしまった…!
むぐぅ。ちょっと相談してこようかな(悩
─ →広間 カウンター内─
[沸かした湯をポットへと移して、オレはホット・バタード・ラムに必要なものを一揃いトレイに載せる。
それを持って厨房からカウンターへと出て、手前にある作業台へと置いた]
ゼルギウスはまだか。
ま、そのうち来るよな。
[言いながら、オレは先に作ったホット・バタード・ラムに口をつけて。
広間に居る人達をカウンターの中から眺めた]
[外より声が聞こえ、またやってきたのだろうかなんて思いつつ、一度羊皮紙を出しペンを動かす。奇怪な字に見えるそれは薬師独特の文字のため他の者には読めないようになっているが、エーリッヒの診察及び渡した薬などを書いていて
]
ん…こんなものかなっと、エルゼさん待たせちゃったかな。
[材料そして二階の部屋よりでる際にライヒアルト>>375に出会えったのならやはりまだ簡素な挨拶のみであっただろう]
― 二階の一室→広間のカウンター―
―→広間―
[冗談めかした言葉には何も返さず、ただ小さくつぶやいた礼の言葉に振り向かれると、視線をはずすように顔を少し横に、かけられる言葉に返す言葉はなかった。
そのまま広間に着き、繁縷姫をお迎えと、少し苛立ちが収まったのもあり、自分の半身ともいえる妹のことを心配する気持ちができた]
エーファ、大丈夫かな…
[広間に着くと暖炉そばにその姿を見つけることができた]
─ 広間 カウンター外側─
エルゼさん。戻りました。待たせてたらすみません。
材料ありました?
…その様子だったらあったのかな。
[と、口をつけている物を>>378みて聞いた]
/*
許可出た…!(ぱぁぁ
いやうん。それにしても1日目が全体的に顔出し薄めになってしまうから、相方さんにはごめんなさいなのですけれど。
希望が1まで減ってたし。それならやらせて欲しいのです。
(こそっと希望は出し直してきました)
見てる人は見てただろうから、もう少ししたら入り直しする予定。
―広間―
そう、ですか……
[ゼルギウスの苦労を滲ませた口調に、何となく心配げな顔になった]
[撫でる手が離れるまで、じっとしていた]
……あ、は、はい。
[エーリッヒからの頼みを断りはせず]
[そういえば未だ運んでいない自身の持ち物に目を向けはしたが]
[膝には白猫がいる為、その場から動くことはなかった]
─広間 カウンター内─
お、来たな。
[下りて来たゼルギウス>>381を見て、オレはにやっと笑った]
材料は何とか。
でもやっぱオレが仕事場で使ってたような多種の酒は無かったわ。
ストレートで飲むタイプのがほとんどだった。
けどさっき言ったホットカクテルは作れるぜ。
待ってな。
[言いながらオレは温めておいたマグカップを用意し、砂糖を1匙入れる]
アルコール弱めの方が良いとか、甘い方が良いとかあるか?
[ゼルギウスに訊ねながら、オレはラム酒の瓶を取った]
ありがとう、アーベル。
それじゃ、お部屋へ行きましょう?
[アーベルがカップを片付けてくれるのを待ち、自分も大きめなトランクを持って彼と共に二階へと向かった。
階段のところで手を差し出されれば自然とその手を借りて。
既に何部屋かの扉には使用中の札が掛かっていたので、二つ並びで空いているところを探そうときょろきょろと視線を彷徨わせた。]
―二階廊下―
[出会ってしまったゼルギウスには同じく会釈を返しただけ。>>379
自衛団長らしき声はまだ聞こえてこなかったので、すれ違うように廊下の奥へと進んだ。
足音が遠くなったのを確認してから、詰めていた咳を零す]
間が悪いったら。
[はあ、と深い息を吐いた]
やっぱりそんななかったんですね。
でも贅沢いっても仕方ないですし、二階にいっててちょっと寒くなってたんでちょうどいいですね。
苦いのもアルコールが強いのも大丈夫なのでおまかせでお願いしまーす。
[そりゃ薬にまみれてたり、アルコールをそのまま飲むようなことしてたら自然強くなる…のはともかく、初めて飲むためわからないのでそこはプロに任せマグカップに砂糖を入れ、ラム酒をとるエルゼの姿>>385をみていた]
―広間―
[そのまま暖炉の前で猫を撫で続けて]
[ふと白猫が鳴いて、その視線を追った]
[入って来たのは膝の白猫の同居人と]
あ……ルカ、ねぇ?
[エーファとよく似た顔の姉]
[そういえば自衛団員の呼び出しの時、彼女の行方についても尋ねられたと]
[その頃には緊張しきってしまって、首を横に振るしかできなかったのだが]
─広間 カウンター内─
そもそもこの村じゃカクテルなんて上等なもん作れねぇんだから、材料があるはず無いんだよな。
オレが持ってるやつだって量がたかが知れてるし。
ま、ある酒使って調整かけるぐらいは出来っけどよ。
んじゃ調整なしのスタンダードなやつ作るな。
[特に好みの注文は無いようだから>>388、オレはそのままいつもの分量でラム酒を注いだ。
次いでお湯をマグカップに注ぎ入れて、一旦ステア。
更にバターも加えてもう一度ステアし、マグカップをゼルギウスへと差し出した]
ホット・バタード・ラムってカクテルだ。
ラム酒を主体に砂糖とバターで調整しただけのシンプルなホットカクテルだぜ。
/*
わーい。
幻夢で双子揃うのって(テスト村以外)初じゃないっけ。違うっけ。
どっちみち嬉しい。
そして20代多いなと思ってたら30歳来た。
― →二階廊下―
[そろりと階段の傍まで歩み二階へと連なる其れを見上げる。
暫く此処で過ごすかもしれない事を思えば
階段が苦手であるなどとは言ってられない。
手摺りを支えとして一段一段上り何とか部屋の前まで辿りついた]
いっそ広間で寝泊まりしようかしら。
暖炉の傍なら暖かいし……
[真剣な面持ちで独り言ちた其れは
多分、女にとっては至極真面目に考えたこと。
ふと顔を上げると廊下の先に見覚えのある後ろ姿があった]
ラーイ……?
あんなところで何してるのかしら。
[訝しげに頸を傾ぐがおとうと離れの一句が浮かんだためか
歩み寄ることはせず――、荷を置いた部屋の扉に手を掛ける]
─ →二階廊下 ─
あ、悪ィ。荷物持つわ。
[視界に入ってなかった荷に気づけば取ろうとする。
自分でと言われても、先のようにヴァルターを理由にした。
そのまま二階へ上がると、ゼルギウスとすれ違ったり、一階からの喧騒が届く。
誰か来たことは分ったが今は戻らず主と同じように空いた部屋を探して周囲を見回した。]
ん、近いトコ空いてるネ。
階段近いほうが降りやすいし、ここにすっかねぇ。
[と、階段の上の部屋とその隣を差した。
ふとなにやら息を落とすライヒアルト>>387に気づくと瞬いた。咳は聞いてはいないようで。]
…何やってんの?
まぁ溜息つく状況なのは分るけどネ。
[と軽く首をかしげた。]
―一階・広間(暖炉傍)―
エーファのこと、ありがとう。
[今度の礼ははっきりとした声でそれから続いた言葉に]
猫…?
[首を傾げるがそれはすぐに妹の膝の上に乗せられた猫を見て納得がいった]
エーファ、大丈夫だった?
俺も連れてこられたよ。
[自分とよく似た妹、並んで同じ格好をすればきっと見分けをつけるのは難しいのかもしれない。
けれども、今は区別をつけるのはきっと楽で、昔はもともとは同じだったはずの二人は今は同じ姿をしながら異なった様子となっていた。
自分にもなぜそうなったのかよくはわからない、些細な事の積み重ねなのだと思う。
それでも、自分にとっては大事な妹で、気を許せる半身のような存在だった]
/*
時間軸が何処にあるかわかっていない。
そしてアーベルが廊下にまだ居たことに驚いた。
うん、気付いてなかった。他意はないのよ。
―二階廊下―
[コンッ、と咳払い。
これは本当に残っていた咳を払っただけ。
ナータの歩き方は独特だけれど、ゆっくりと上がってくるだけに音はそう大きくない。>>391
気づかないまま階段に背を向けて、ぼんやりと時間を潰していた]
え?ああ。
特に何をしていたわけではないのですが。
これだけの部屋を使えるようにするのは大変だったろうなと。
[アーベルに声をかけられると、驚いたように振り返る。>>392
首を振って苦笑を浮かべた。
その向こう、ナータの姿は見えただろうか]
─ →二階廊下 ─
あ、大丈夫よ?見た目より全然重くは……もう、また。
ずるいわ、アーベル。…ありがとう、お願いします。
[>>392トランクを持つと言われ断ろうとしたものの、また執事の名を出され。
ほんの少し不服を口にしながらも、結局は彼の申し出に甘えてしまった。
途中ゼルとすれ違うときにはにこと微笑んだが、下から喧騒が聞こえれば何かしら、と振り返ったが戻ることはせず。
アーベルに指された部屋を見、頷いた。]
えぇ、此処なら移動も少なく済みそうだし。
…ライヒアルトさん?
[アーベルが声をかけた相手に気付くと、彼と同じように首を傾げて。]
確かに、ここで作れるものだったら一度ぐらいみたことあってもいいはずなのにないですしね。
[大雑把なのみかたをしてるからか、やはりカクテルを作るエルゼ>>390の動きにどうなるのだろうというような思いをもった目で見て]
ホット…バタード…ラム?
[カクテル名をゆっくりと確認するように口にしながらマグカップへと手を伸ばす。
マグカップまで暖かいことに密かにおぉと思いながらも一度止まって]
……何か作法ってあります?
[所在なさげにエルゼへと聞いた]
[先程より心構えができていたからか他人行儀とまではいかなかっただろうが、それでも咳を零す>>387ような状態であるのには気づかずに
ただ、マグカップの暖かさから、今更ながら寒くないのだろうかとは思った]
―一階・広間(暖炉傍)―
エーファは俺と違って可愛いしね。
[両親にしてみても、不良娘の自分と比べればどっちが可愛いかは明らかだったし、回りの皆からも大体はそんな反応だった気がする。
猫相手にどうなのかはわからないが、見上げる姿に一度視線を向けてから]
ミーレっていうのか、エーファのことありがとう。
[礼の言葉だけを伝えたが、向こうは聞いているのかどうか、エーリッヒの手に飛び移っていた。
そもそも猫に細かい言葉など理解できるとは思っていなかったので特に気にはしなかった]
―広間―
大丈、夫。
[こくり]
[頷いて、眉が下がった]
そういえば、ルカねぇのこと、聞かれたよ。
林に、行ってたの?
[問う声は姉に比べてずっと小さい]
[それでも他に接する時に比べて、ずっと落ち着いた態度だった]
/*
……お?
wikiの希望アンケが楽しい事になっておる。
……人数多いぞwwwwww
誰だ、移動したのwwwwwww
それとも、これから増えるのかwwwwww
─広間 カウンター内─
[カクテルを作る手際は悪くねぇと自負出来るぞ。
何せ修業期間合わせて12年前からずっと続けてるんだからな。
ここで作れるものなら、と言う話>>397には「だよなー」なんて返して。
マグカップを手にしたところで動きを止めるゼルギウスを見て、オレは首を傾げた。
さらりと長い髪が揺れる]
……ぶはっ。
いや、飲みたいように飲めば良いよ。
ああ、火傷には注意しろよ。
ちょっと熱めのお湯使ったからな。
[所在なさげなゼルギウスに思わずオレは噴き出した。
まぁそうだな、飲み慣れて無けりゃ気になるわな。
くっくっくっ、と笑ったお陰で小刻みに肩が揺れた。
声も笑いを含んで震えていた気がする]
―広間―
あ、
[膝の上から不意に跳び移る白猫]
[はたり]
[驚いたように瞬いてから、猫の跳んだ先を見て]
……い、いいえ。
[ふる]
[エーリッヒの謝罪には首を横に振った]
―二階廊下―
[振り向いてアーベルと話すおとうとの姿が見える。
その傍らにはブリジットの姿もあった。
無論何を話しているかまではわからない。
けれど、別段変わった様子はないように見えたから
安堵するように目許を和ませる。
廊下の向こうから視線を外し部屋の扉を開いて
何も言わぬまま部屋の中へと姿を消した]
―二階廊下―
[広間に降りればエルゼが酒を出していたりするだろうか。
そう口にする回数は多くないけれど、酒もまた使いようによっては薬となることは教えられている。
分けてもらうのもありかな、などと思いながら]
不本意な状況は呼ばれた皆同じ。
いつまでも腐っているわけにはいきませんね。
[>>396アーベルと同じように首を傾げるブリジットにも小さく笑った]
修道士 ライヒアルトが村を出て行きました。
─ →二階廊下 ─
そーそ、じゃないと旦那、また耳真っ赤にしちゃうから。
気にしない、お仕事ですからネ。
[ややおどけた口調でそう言うと、荷を纏めて片方の手に労せず持ち、反対の手で主の手を引き二階へと。>>396
細身だが常日頃から動き回っている為、体力と力はそれなりにあった。
喧騒の中にどっかで聞いた声が聞こえたり、そういえばさっき会った少女は誰かさんに似てるな、などふと思ったりしながら。]
お嬢が階段近いほうがいいかね。俺外の方借りるわ。
[と奥側を借りる旨を告げ。
ライヒアルトの返事が返ってくると>>395、返された言葉にはからりと笑った。]
全くご苦労なこったよねェ。
ただの取調べなら、詰め所でやりゃいいものを。
さて一体何をさせるつもりなんだか。
[とは軽く言った。極軽く。
音無く静かに動くナターリエには気づかなかったのか、そちらを向く事はなかった。]
12人目、修道士 ライヒアルト がやってきました。
修道士 ライヒアルトは、智狼 を希望しました(他の人には見えません)。
―二階廊下―
[扉の音に顔を上げる。>>403
けれどその部屋の前に姿はもうなかったので首を振った。
見つかっていなければ、とりあえずはいい]
むっ、そんな笑わなくてもいいじゃないですか。
せっかくの珍しい機会なんでそれにあわせた飲みかたがあればしてみたかったんですから。
[>>401噴きだすエルゼにさほど険はないが文句を言うように見て、なら遠慮なくと、そっと口をつけて]
あつっ…確かに熱い。
でもこう…うん、今までのとは全然違う
[感想が上手く言葉にはなってないが、ぉぉぉと目を瞬かせホット・バタード・ラムを再度見た後、またちびちび飲む。まあそもそも同じだなんていったら殴られるでしょう。]
/*
(wikiみてきた)
あれ、階段の上の方にも部屋がある感覚だったんだが…。
部屋割り見てるとなさげ?
…まいっかぁ…。
判断はお嬢に委ねよう(こらっ
─広間 カウンター内─
いや、すまん。
そこまで気にすると思って無かったんだ。
[だって聞く限りかなり適当に今まで飲んでたみたいだったしな。
ゼルギウス>>408に返す間も、オレの笑いはまだ少し続いていた]
口には合うかな?
カクテルもやっぱ好みが出るからな。
甘口から辛口まで、アルコールの高いものから低いものまで。
色が好きだと言う人とか、飲み口が気に入ってるって言う人とか、色々あるぜ。
[はじめてのカクテル、のようなゼルギウスにオレは笑みながら翡翠を細める。
不味いなんて言われたら殴った後に落ち込むかも知れなかったけど、そんなことにはならなそうだったから安心した]
─二階廊下─
まったくです。
何を思ってこんな集め方をするんだか。
[アーベルの言い方に、肩を竦めてこちらも軽く返す。>>405]
早く帰りたいですよ。
―一階・広間(暖炉傍)―
[妹の返答に少し安堵した様子を見せた後]
ああ、林は落ち着くし、余計な言葉聞かなくて済むから。
[行くことによって余計なこと言われる結果も生むわけだが]
あの日は俺いなかったしな。
[だからエーファが実際に家にいたのかどうかも自分は知らない]
[部屋の中に入ると扉を閉めて寝台へと歩み寄る。
腰を下ろせばいつも使っているものよりも弾む寝台。
それだけで贅沢をしてしまっている気分になる。
ころりと横になりそっと目を閉じた]
――…ひとりだと広すぎて落ち着かない。
[孤児院では子供たちと眠ることが多い女はポツと呟いて]
みんなちゃんとごはん食べたかしら。
[食事の用意はしてきたけれど
早くから呼び出されたせいで気になる事が多い。
色々考えるうちに女の柳眉は寄せられて]
/*
お目汚し失礼しました。
一応、時間差つけてみたりもしましたが。うん。
見てた人にはバレバレですよネ。スマートでなくすみません。
はっ。エリゼさんに飴投げてから落ちる予定がΣ
そのための発言挟んだのに何やってるかorz
まあ、何とかならなくもなさそうな時間だし、様子見するか…。
でもって…入り直し不可とはなかったですよ、ね…?
今更なんですが見落とししてたらごめんなさいーっ!
[ころりと寝返りを打つとヴェールがずれて
やわらかに波打つ金色が零れ頬へと掛かる]
奉仕の時間、なのに……
私、何をしているのかしら。
[此処に集められ軟禁状態にあるのは容疑者なら仕方ない。
けど、何も仕事を与えられないことが女を落ち着かなくさせる]
何かしていれば気が紛れる……?
[うっすらと目を開けて誰ともなく問い掛けた。
何をしていても思い出すのは
我が家と言える場所に残してきた家族のこと]
ま…仕方ないかもしれないんですけども、やはりその道のことはその道の人に合わせたほうがいいですからね
[それをいうとあれはエーベルヴァインの家の飲みかたになってしまうのだろうか。なんていう思考は滅却しつつ]
アルコールがあまり強すぎて酔ってしまうとまずいんで俺はこれぐらいがいいですが、味は……
[アルコールの強さの基準がきっとおかしかろうが、それは気にせず、甘口か辛口かと少し考えてみて、もう一度口に含んでしばし首をかしげ]
…俺にはスタンダートなのが一番なのかもしれないです。
[結論がでないということはこれがいいのだろうという結論にでたのであった]
色まで楽しむんですか。
そりゃまた、なんというか。
今まであまり気にしてなかったけど、そこまで好みがわかれるんですか、味がよければいいでしょうに。
[まるで考えてなかったってことはないけれども、エルゼの説明>>409に改めて一つの確立した分野なのだなぁとおもったのであった]
―広間―
そ、うですか。
……可愛い、ですね。
[エーリッヒの言葉を受けて、白猫を見て]
[当の猫の視線には気付かずに、少し笑った]
そう、かぁ……
[フォルカーの『余計な言葉』という台詞に、また眉を下げた]
一緒に行ってたら、よかったかな。
[相変わらず小さな声で言う]
[とはいえ、エーファがついて行こうとしても両親に止められたかも知れない]
[そうでなくとも、互い同士だけの証言が信用されるかは分からないけれども]
―一階・広間(暖炉傍)―
[自分でと、エーリッヒの言葉に何も言葉を返すことはできない。
胸中に思うのは妹と自分の違い。
生まれたときは一緒のはずだった、自分の方が姉ということになり、エーファは妹ということになった。
祖父は孫息子がほしかったらしく、フォルカーという名前を絶対につけると、姉である自分の方にその名前はつけられた。
本当に小さい頃は、姉であることも、名前のことも気にならなかった。
けれども成長するにつれて、自分とエーファの間に生まれてくる違い、いつしかお姉ちゃんなんだからと両親に言われるようになった。
名前のことも、成長するにつれて男のものだからとからかわれることも多かった。妹はそれを知ってなのかルカねぇと呼んでくれている。
けれども見た目は成長するほどにどこまでも似ていることは変わらず、なおさらに自分に生まれた違いに……]
別にいいだろ。
[思考は途切れさせて、エーリッヒに思わず不機嫌そうな言葉を返してしまう]
って…飲んでて気づかなかったけどフォルカーまで来たのか
[それだけ新しいことに楽しみにして楽しんでいた...はようやく気づいたように、暖炉傍にてエーファの近くに居るフォルカーへ、やぁと軽く手を振りつつ、まだ団長が来てないのを把握する]
説明まだかなぁって思ったが、寝るとこまであるってなるともしかしたら当分先…なんてことないよな
13人目、神父 クレメンス がやってきました。
神父 クレメンスは、聖痕者 を希望しました(他の人には見えません)。
おやおや、俺のところにも、かよ。
[ラヴェンダーのアロマスティックに火を点けながら呟く。]
養父殿、どうやら自衛団の連中は教会の人間に犯人がいるとお思いのようだ。
とりあえず、荷物まとめて向かうさ。
…悪いな、せっかく養子にまでして貰ったのに。
[養父である司祭の横を通り過ぎる時に、耳元に囁きながら、
肩を竦めて自室へと向かい軽く荷物をまとめ宿屋のほうへと向かった。]
/*
うん、終了予定日数が大きくずれ込んだかもwww
教会関係者多くないか?www
もうウェンデルもきちまえよwwww
/*
すげ、教会関係者いっぱいじゃねーか(
すげぇことになってきたwwwwwww
何この教会疑ってますよ状態wwwww
村の設定が変更されました。
…ギュンター様は、何をお考えなのかしらね。
[アーベルの言葉>>413に、ちらりと窓の外に視線を走らせて呟いた。
燈台守をしていた方にはお会いした事はなく、死を悼む気持ちはあれど何故自分が疑われてしまったのだろうという気持ちも正直な所少し持っていた。
けれど自分以外にも何故疑われたのかと思える方ばかり集められた現状でそんなことは言えないと、無意識に頭を振った後、そろそろ荷物をと言われ我に返り。]
…そうね、いつまでも此処に居ては身体が冷えきってしまいそうだし。
あ…ありがとう、アーベル。
[トランクを部屋の中まで運んでくれたのには素直に礼を言った後、彼の目を見つめ。]
ねぇ、アーベル。
…屋敷の外でくらい、お仕事を忘れてもいいのよ?
もう私、寝たきりで動けなかった子供じゃないんだから。
―個室―
[寝台に横たわっていれば嫌でも眠気を感じてしまう。
ゆっくりと上体を起こし俯き加減に頸を振るう。
長い金の髪が胸元へと流れ、眸に映りこんだ]
……あ。
[振り向くとヴェールが寝台の上に残されている。
手を伸ばし其れを取れば鏡台の前に立ち
元のようにヴェールを被りなおした]
笑っていないとしあわせが逃げてしまうよ。
[鏡の中で難しい顔をする者に紡いで頸を傾げる。
昔、誰かに言われた言葉。
誰に言われたのかまでは思い出さぬまま
少しだけ困ったように笑んでみせた]
─広間 カウンター─
ものによっては飲み方が決まってるのもあるぜ。
でもまぁ、オレは自分で飲みやすい飲み方で良いと思ってる。
楽しんで飲んでもらうのが一番だからな。
[ニコラシカは口の中でカクテル作るタイプだしなー。
あれは飲み方知らないと飲めない、うん。
でも上に乗ってるレモンと砂糖をブランデーの中にぶち込んで飲んでる奴見た事があるんだ。
あれは笑った]
こいつはアルコールは高めだが、味は中口……まぁ甘口と辛口の中間だな。
それに分類される。
ゼルギウスはアルコールには強いようだな?
[>>416 これで丁度良い、って言えるんだったら耐性は高そうだ。
オレはからかうように言って小さく笑う]
そ、カクテルには色んな楽しみ方がある。
だから面白いんだ。
カクテルを作る側でも味を重視する人も居れば、見た目を重視する人もいる。
もちろん、どちらかを疎かにするってわけじゃねぇぞ?
どっちに重きを置くか、ってだけでな。
[両方バランスが取れれば一番良いんだろうけどよ。
それを完全にマスターするには、まだまだ時間がかかるだろうなぁ]
―元・宿屋―
結構急な話だってのに綺麗にしちまってまぁ…。
[宿屋について状態を見れば呆れるやらなんやら。
騒がしいであろう広場の方には、むーん、とした表情をしてから手渡された身上書に文字を書き始めた。]
――――――――――――――――――――――――
■名前:クレメンス=アレクサンダー(Clemens=Alexander)
■年齢:35
■職業:司祭
■経歴:司祭の兄の子だったが、教会を継ぐために司祭に引き取られた。
ラヴェンダーのアロマスティックを好んで使っている。
――――――――――――――――――――――――
気遣ってくれるのは嬉しいけれど、貴方は貴方の自由にしてくれて良いのよ?
[アーベルにそういうと、にこと微笑み首を傾げ。
荷物の整理はまた後にしようと、部屋を出た。
アーベルが荷物の整理を済ませるなら、それを待ち。
彼と共に階下へ降りようと。]
―二階廊下―
ああ、すみません。
お引止めしてしまった形になりましたね。
ここは冷えますから。
[ケープの胸元を握り締める。
一緒にその下にあるロザリオも]
ええ。ナータも心配で仕方が無いだろうし。
子供達だってナータがいないと寂しがる。
でも司祭様達がいるからきっと良いようにしていて下さいます。
[まさかそこからもう一人、呼ばれるだなんて思いもしなかった]
/*
風呂鳩で吹いたんですがwww
教会疑われすぎでしょう!
…原因かもしれないけど(ぁ
何よりもフルメンバーおめでとうございます!
わぁいわぁい。頑張ります。
素晴らしき泡沫の語り紡がれんことを…!
─広間・暖炉傍─
[エーリッヒと白猫のやり取りにはまた笑ったが]
[フォルカーの不機嫌そうな声が届いて、少し不安げな表情を浮かべて互いを見遣った]
[姉の内心を全て解しているわけではないけれども]
[例えば両親や他の子供たちのふとした言葉に、彼女が不機嫌になる様は何度も目にしていて]
[むしろその違いに、エーファのほうは羨ましさを感じる部分もあるのだけれど]
[例えば今、フォルカーがエーリッヒに対して取っている態度であるとか]
[元より彼に対して不満はないけれど、エーファにはとてもできないことだから]
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