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なんか人狼出たから集まれってよ。
アナスタシア がきたらしいよ(1人目……だったかなあ?)。
アナスタシア は ただの人 になれるよう、天に祈った。
☆【Caution】
この村は CO人数<最大参加人数 となっております。
COしていただいている方が入村していることを確認次第、COしていない方に募集をかけます。
なんとなく興味を持った方はぜひお気軽に入村して下さい。
あなたのご参加をお待ちしております。
まったりと、無理のないように行うということがコンセプトとなっております。
辛い時は無理をせず、何かあったら深呼吸して村を離れるという勇気も必要です。
リアル大事に。
あなたの体は一つしかありません。
この村では、なるべく退席時やら状況変化時に「今北産業」をメモすることを推奨しております。
3行程度でまとめ、参加時間の取れない人のために、そっと手を差し伸べてみましょう。
メモだけではだめだと思ったときは、白ログに落としてメモで指定するやり方でももちろん問題ありません。
★【RP-001】
アナスタシアの作った道を抜けると、そこは彼女の力の満ちた空間だった。
ブラウニーと名乗りはするものの、彼女の体を流れるのは他の血も多い…まぁそれはいい。
何にせよあなたが辿りついた部屋は、あなたにとって居心地の良いものだ。
それは例えば大きさであったり、室内環境であったり。
すべての部屋に共通しているのは、室内のどこかにブラウニーが一つ、置かれていることと。
そのすぐ横に、縦横15センチ程度の、ディスプレイがあること。
ディスプレイを見れば、あなたの名前、種族が表示されている。
外に出たいと思えば、映像が変わって、地図が表示される。
この屋敷は広いから、地図といっても辿り着くための方法――たとえば、部屋を出て右隣の戸をくぐるだとか、そんなふうなものが出るようになっているようだ。
誰が来ているのか知りたいと思えば、人の名前と種族名(そしてその種族の軽い知識)だけが表示される。
どう触ってもそれ以上の情報は出ないが、いる場所くらいは案内して貰えるだろう。
☆【ディスプレイ:地図>>#1】
1のディスプレイでは、どうすればどこに辿り着けるかを知ることができます。
広い屋敷なので、好き勝手にしてしまってください。
ex) 室内の泉に潜ると中庭の泉に出る、など
誰の部屋と誰の部屋が隣だとか、そういうことも考えなくて大丈夫です。
どこの施設とどこの施設が近いとかも考えなくて大丈夫です。
すべては適当につながっています。
という為の便利アイテムとしてお使いください。
なお、ディスプレイというだけあってしっかりと機械です。
アナスタシアが襲撃された日以降も使えますが、
処刑・襲撃者がいる場所を調べると、Errorが返ります。
ただし屋敷内にいるのは確かなので、名前と種族名は変わらずに表示されます。
☆【ディスプレイ:名前の表示>>#1】
名前と種族の表示では、続きを読む的な隠し方で、あなたの簡単な経歴が載せられています。
以下のテンプレートにしたがって表示を確かめてください。
Name:
Type:
< 以下は個人情報 >
Sex:
Other:
ついでにPL情報として利用して良い情報を/*こんな風*/に記入していただけると助かります。
縁故希望などもご自由に。
打ち合わせについては、メモを使っていただいても、PL発言で行っていただいてもかまいません。
また、打ち合わせなしに突然縁故を振る、なども推奨いたします。嫌な方は、その旨必ず記載しておいてください。
☆【表示サンプル>>#3】
名前等、すべてカタカナでも問題ありません。好みでやってください。
Name:アナスタシア/Anastasia
Type:ブラウニー/Brownie
----
Sex:Female
Other:たくさんの血が混ざった強い人外。いつ生まれたのかは謎。
お菓子が大好きなので、ブラウニーを名乗っている。
甘味に目がないおっとりさん。
/*アナスタシアの動かしはご自由に。
参加者と彼女は、最低一度は出会っています。
ブラウニー族の間では、アナスタシアが名乗ることに反発する者もいるようだが、
「種族をry」「そんなことよりお菓子どう?」「う、もらってやろう…で、種族ry」「お菓子どう?」
みたいなやりとりで煙にまかれているようだ。*/
☆【役職説明/人狼side-智狼】
お菓子の生る木の栄養の為、まわりのヒトたちを内部に送るヒト。
栄養分を失った木が、協力するように軽く洗脳しています。
自覚は有りでも無しでもかまいませんが自白はできません。
自分と同じ立場の人とは話せます。
1日目に、ちょっとお前ら食べ過ぎだろ的なお菓子の木が、洗脳しようとしてきています。
まだ実力行使には出ていないようですが、同じように洗脳されかけているヒトと、声じゃない会話ができます。
アナスタシアの襲撃にかかわる必要はありませんがご自由に。
狼勝利でもヒトはみんな出ることができます。
栄養は取られることになりますが。
ただし、進行中やPCにとっては、栄養を取られる=取られ過ぎたらもしかして死ぬんじゃね、となりますし、狼としても未来はどうなるかわかりません。何せ洗脳されていますから。
☆【役職説明/人狼side-囁狂】
洗脳されかけているのになんだかうまいぐあいにかかりきらなかったヒトです。
かといって自白はできません。
声は聞こえるし、お話もできるのですが、行動に疑問を覚えたりももちろん可能です。
なお、狼側は自白できないとなっておりますが、
相手に知られてしまった時はその限りではありません。
そこらへんはご自由に振舞ってください。
☆【役職説明/村側side-占い師/霊能者】
お菓子の生る木に洗脳されているヒトがわかります。
方法についてはご自由に。
占い師は、お菓子の木の結界内部は探れません。
霊能者は、お菓子の木の結界に干渉することができますが、中の様子は見れません。
☆【役職説明/村側side-守護者/村人】
守護者は、お菓子の木が結界内部に取り込む力に対抗できます。
方法はご自由に。
ただしそれは自分相手には使えない力です。
村人は、なんの力もありません(お菓子の木に対しては)
ただし食べちゃったのは同じなので、お菓子の木にとっても餌です。
なお、お菓子の木の結界は強力なので、外から壊すことはできません。
どんな力がかかっても、火責めや水責めにもびくともしません。
あんまり酷いことをやると、攻撃が反射されます。
☆【墓下設定】
お菓子の木に取りこまれてしまったので、結界内部です。
お菓子がつつまれてたみたいな薄い膜が、空間を構成しています。
今度は触れても破れることはありません。
膜の向こう側にはお菓子があるけれど、手に取ることはできません。
飲食はしなくても大丈夫なようですが、目の前にはお菓子があります。
何も入っていない膜は、だんだんとお菓子が出来ていきます。人が増えるとその分、増えます。
誰かが作っているようにも見えますが、人はどこにもいません。
膜の中に入ろうとしたら、しっかり取り込まれます。
みんな力を吸われて小型化、もしくは小児化します。
本性で居るのは楽ですが、どんな本性でもお菓子大になります。
基本的に、歩いたりするだけでも普段の十倍近く疲労します。
外の様子を、木を介してみることができます。
なお、PL発言を禁止していません。雑談続きよりはRPの方が良いかと思いますが、息抜き交えてお楽しみください。
※進行時に必要そうな情報は、機を見て投下します。
※何か疑問点がありましたら、メモで質問をお願いします。
※メモでは出来ない場合は、wikiにお願いします。
※wikiの事前情報と少し設定が違っています。
★【RP-002/プロローグの現状】
アナスタシアは、全員が来るのを中庭で待っているようだ。
中庭の中央には、一本の木が植えられている。
高さは1メートルほどの小ぶりなもの。
青く茂る葉の影に、ここぞとばかりにたくさんのお菓子が実をつけていた。
透明な球体の膜に触れれば、中のお菓子はあなたの元に。
全員がそろってから(即ち一日目)食べることになったけれど、つまみ食い程度なら許されよう。
館内の探索はアナスタシアの私室以外、どこでもできるようである。
村の設定が変更されました。
レイス がきたらしいよ(2人目……だったかなあ?)。
レイス は グルメ になれるよう、天に祈った。
[人が到達し得ない深海の底、闇の色をした岩場の間に白いカードが揺れていた。
海の色を写し取ったような双眸が困惑に揺れ、人間のような、白い手がそれを掬い上げる。
魔力の痕跡は、彼に差し出し人の名を教えていた]
アナスタシアからの招待状だ。
[口唇が柔らかく細い音色を紡ぐ。
同族の女達ですら聴き惚れる聲は、時折しか発せられる事がない。
だからこの聲も久方ぶりで、女達は一様に魚のような足で水を蹴り、彼の周りに集まった。
彼女らの聲は鈴のように、彼へと問いを繰り返す。彼は、笑って応えた]
行くよ。酷く心配をかけたから。
それでもすぐに戻ろう。――あまり悪さをするんじゃないよ。
―アナスタシアの屋敷―
[水から上がるのは何年振りか、何十年振りか。
人とは違う海の底には光も届かず、だからこそ道を潜った先、僅かな光に目を眇めた。
瞬きの音と共に水が散る。
心地好い水の音と、慣れた岩の感触に見回せば、床には水と、そして岩が配置されていた。
住処に近い空間で漸く息を吐き出して]
――…これは。
[深海の中では誰をも聴き惚れさせる音色だった聲は、地上ではしゃがれた、老人のようなものでしかない。
僅かに顔を顰めたが、彼はすぐに目に止めた岩の上、茶色の菓子に手を伸ばす。
隣のディスプレイが音を立てて画面を変えるのを横目に小さく笑った**]
アナスタシア、感謝する。
Name:レイス/lyes
Type:セイレーン/Seiren
----
Sex:Male
Other:通常は深い海で暮らすセイレーン。年齢は200歳程。寒い地方に住む。
羽根はなく、足も人間のようだが、指の股の水掻きが発達している。
深海での聲は透き通るように美しいが、地上では醜く、しゃがれた老人のようになる。
あまり口数は多くない。
/*
100歳頃までは水面に出て、人間を惑わせたりと人に近い生活を送っていた。
その後人間に捕えられ、両翼を捥がれた上に、足も人のようなものへと変えられ、喉を潰された。
助けられた後、ずっと深海に引き籠っていた。
足は発達しておらず、走る・階段を上るなどといった地上での動作が苦手。歩くのは普通に出来る。
希望縁故:助けてくれた誰か(居なかった場合はアナスタシアさん)*/
ユーリー がきたらしいよ(3人目……だったかなあ?)。
ユーリー は ストーカー になれるよう、天に祈った。
[湾岸道路に響くバイクのエンジン音。
黒の車体を巧みに操るのは、これまた黒一色のライダースーツ。
それだけ見れば、まあ、わりとよくある光景だろう、多分。
……明らかに異常なスピードを除けば、だが。
人間の感覚では、その存在を捉えきれない──そんなレベルの超スピード。
違反なんて言葉では収まらない、異常スピードだ]
……んー……まーぁまあ、かね。
地上走るモンにしちゃ、イイ速度が出せる。
[そんな異常スピードで走行していたバイクはやがて、道の途中で停止した。
これまた黒のメットの下から現れたのは、茶髪の青年の顔。
蒼の瞳は物凄く、物凄くたのしげな光を宿していた]
とーはいえ、やっぱ、地上じゃ爽快感を得るのは限度あるよなー。
やっぱ、上翔ぶのが一番なんだよなー。
……口ウルせーのさえいなきゃなぁ。
[ぶつぶつと文句を言いながら、黎明の空を睨むように見て。
直後、一つ瞬いた]
……なん、だ?
[甘い香りと共にひら、ひらり。
カードが一枚、舞い落ちてくる。
首を傾げながらも手を伸ばすと、それは当たり前のようにそこに収まった]
なんだコレ……カード?
って、なんだ、あの自称ブラウニーの姐さんじゃん。
お菓子の生る木?
……あの姐さんも好きだねぇ……。
[シンプルな招待状に、こんな感想を漏らしつつ、しばし腕組み思案して]
ヒマだしおもしろそーだし、行ってみっかね。
[この結論に達するまで、きっちり一分しかかからなかったとかなんとか]
─ アナスタシアの屋敷 ─
[そんなわけでカードの作る道を辿り。
抜け出た先は、シンプルな空間。
雲のようなクッションの山と机が一つ。クッションの山の反対側には、何故か滾々と水の湧き出る泉が一つ]
……ぉー……。
[現れたそこをぐるり見回し、そして]
で、ソレは必ずある、と。
……好きだねー……。
[目に入ったブラウニーに、素で突っ込んだ]
[ちなみに、装いは黒のライダースタイルから、黒のタンクトップとジーンズに紅のジャケット、というスタイルに変わっている。
一見すると普通の人間の青年スタイルだが、よーく見ると蒼の瞳が爬虫類的縦瞳孔だったり、身に纏った『金』の気だったりと。
本性を伺わせるものはいくらでもあった]
んーで、っと。
[ブラウニーから視線を移した先にあるのは、そこだけ機械的なディスプレイ。
覗き込んでちょい、とつつくと光が走り、情報らしきものが表示された]
Name:ユーリー/Yuly
Type:白龍/Báilóng
----
Sex:Male
Other:西海白龍王の眷属の一……なのだが、人間の暮らしに興味を持ち、地上で放蕩生活を送る若龍。
重度のスピード狂。バイクに自分の力を宿して、異常スピードを出すのが趣味というある意味迷惑なヤツ。
/*年齢は300前後。
100年ほど前から地上をふらついており、一箇所に定住せず世界各所を巡っている様子。
アナスタシアとは、疾走中の休憩にと立ち寄った甘味処で知り合い、甘い物好き同士でまあまあ意気投合しているらしい。
ユーリーは通称で、本名は湧凛(ユウリン)と言うが、通りのよさ重視でユーリーと名乗っている。
本名は、信を抱いている相手以外には教えていない。
希望縁故:本名教えられるレベルの付き合いができる相手。*/
/*
ってーわけで。
例によってエントリだけで中バレしそうなねこ、参上!
と、ぼけた事を言いつつ、お邪魔しております、くろねこたすくでございますよ、と。
新セットでのお茶会、どーなるかはわかりませんが、皆様どぞよしなに。
ところで。
ユーリーだったら黒龍じゃね? とか白龍ならダニールじゃね? という突っ込みは受け付けないのでよろしゅうに(何。
ドミニカ がきたらしいよ(4人目……だったかなあ?)。
ドミニカ は 余り物 になれるよう、天に祈った。
[海に面したお屋敷。
そこの大旦那が亡くなったと葬儀が行われている。
その数日前からお屋敷の近くでは女のすすり泣く声が聞こえていた。
陰鬱なすすり泣きかと思えば、違う声音が泣き叫ぶ。
そんな日々が続いた後に大旦那が息を引き取ったことに、やはりあれはバンシーの声と人間たちが囁きあっていた]
――――――― おしごと、しゅうりょう……
[小さな小さな声は満足げな響き。
それは人間たちには聞こえず。
葬儀を見届けて、女は踵をかえした]
[そんな女の目の前に。
ふわりと降りてきた一通の招待状]
――あれ……アナスタシアおねえさまからだ……
[生気のない手が広げた手紙には、お菓子を食べにおいで、という内容。
首をかしげて、お菓子のなる木ってどんなのだろう、と、泣きすぎで腫れた瞳を瞬かせる]
―― うん
いって、みよう。
[こくり、と一つ頷いて。
招待状が作る道へとはいっていった]
─ アナスタシアの屋敷 ─
[招待状の道から繋がったのは、ごくごく普通の客間。
落ち着いた色調の部屋には、ただし、鏡が一切ない。
部屋の中に甘いにおいがするのは置かれたブラウニーのおかげ。
花も何も飾られていないその部屋は落ち着くものだった]
……さすが、おねえさま。
[感涙に咽ぶ声になるのは仕方がない。
涙に濡れた瞳が部屋を眺め、ディスプレイを捉える。
文明の利器には疏いから首をかしげた。
親切なディスプレイは親切にも遣い方から説明してくれるようだ。
こくこくと頷いては血の気のない指先がディスプレイに触れる。
屋敷にいる人の一覧に、自分の名前も乗っているのを確認してその日は終わる**]
Name:ドミニカ/Dominika
Type:バンシー/Banshee
------------
Sex:Female
Other:スコットランド地方を住いとしている。年齢は数えていないので忘れた。
お仕事中は髪を振り乱してることもあるけれど、基本的にはきっちりまとめている。
若い女性の姿で、血の気がなく生気に乏しい姿をしている。
基本的に泣き声泣き顔のため、人間社会に溶け込むことができずに文明の利器は苦手。
ただし服はちゃんとまねしている。
/*
アナスタシアよりは年下。
泣いてばかりでコミュニケーションがとりづらいバンシーなのにお菓子を勧められたりして仲良くしてもらったからアナスタシアを慕っている。
住んでいる地方に引きこもりでもあるから、知り合いは少ない。
希望縁故:アナスタシア以外の世間知らずを指摘してくれるお友達。
*/
ベルナルト がきたらしいよ(5人目……だったかなあ?)。
ベルナルト は 余り物 になれるよう、天に祈った。
[金の翼に大きな鈎爪。
鋭い嘴に射抜くような瞳。
下肢は絹のような白色の猛獣のそれ。
神の宝を護る生き物は、どこまでも神々しく。
侵犯しようとする輩に対しては、どこまでも凶悪だった。]
[宝物庫から一目散に逃げた連中の気配が完全に遠ざかると、瞳から剣呑な色が失せ。]
……ったく、どいつもこいつも。
人のもん盗りにくる暇あんなら働けっつーの。
[先程とはうってかわって、軽い口調でぼやいた。]
Name:ベルナルト/Bernard
Type:グリフォン/Griffon
----
Sex:Male
Other:
2〜300才位の若いグリフォンで、神々の住まう山脈の中にある宝物庫の番を務める一族の次男坊。
たまに神様の車を引いたり使いっぱしりさせられたりもしている。
本性は上半身が金色の鷲、下半身が白色の獅子の巨体で、仕事中以外は金髪碧眼の青年の姿でいることが多い。
/*
途中で数えるのが面倒になったので正確な年齢は解らない。
性格は基本軽めだが、プライドはそれなりに高いかも。
美しいもの=宝と考えてる節があり、自分が美しいと思ったものは保護対象。
神様の使いっぱしり中にガス欠でへばってるところに菓子をめぐんでもらったのがアナスタシアと出会った切欠。
希望縁故:俺が保護対象と認定した相手。ケンカ仲間もいたら嬉しい。
*/
お?
なんだこりゃ。
[ひら、と目の前に舞い降りた一通の封筒に気付くと人型に変わって手に取った。
中に認められていたのはアナスタシアからの招待の旨。]
ふむふむ、菓子か…
美人からの招待は受けない訳にゃいかねーよな!
[にぱっと良い笑顔で言い切ると、早速アナスタシアの屋敷へと向かうことにした。**]
/*
どうも軽い男に定評のあるなであ。です。(有りません
とりあえず綺麗なものに弱いっつー設定にしてみた。
まだキャラがふわふわしてて固まってねーんだけども、動かしてきゃなんとかなるだろう。(ぉ前
グレゴリー がきたらしいよ(6人目……だったかなあ?)。
グレゴリー は ただの人 になれるよう、天に祈った。
[金色の壁に囲まれ、男は目を閉じていました。
煙の体は風もないのに時折ゆらゆらと揺れています。
それがどれくらい続いたかわからないある時、不意に狭い世界に光が差しました。
半分瞼を落とした男が見上げると、金色のティーポットの蓋が少しずれて隙間が開いておりました。]
んー…
今度はゆっくり眠れると思ったのに、困ったもんだねー
[駆け落ちした若い恋人達を『二人(しか歩いていける範囲にいない砂漠)の世界』へ連れて行ってさしあげ、
もちろん完璧な二人きりにするべく自身もそこから姿を消して(契約途中で逃亡して)からまだ数ヶ月しかたっていません。
煙はしぶしぶながら明るい外の世界に出て行きます。
そして蓋が閉まらない原因である挟まれていたカードを手に取り眺めました。]
あーあーあー…
二つ目の願いでほったらかしたヤツかー
見つかったら仕方ないね
願いどおりお茶でも何でも給仕いたしましょうか
[招待状の文面をいかにして都合よく読み取ったのか、男は勝手に三つ目の願いとして了承してしまいました。
招待主の意図はどうあれしばらくは彼女の屋敷内で飲み物に困る事はないでしょう。]
―アナスタシアの屋敷―
[開かれた道を通り辿り着いたのは、見事な暖炉をしつらえた一室でした。
炎は赤々と燃え、太い薪が部屋の一角に積まれています。
暖炉の前には大きな揺り椅子と丸テーブル。
飴色のテーブルの上にはディスプレイと茶色い焼き菓子が一切れそっと置かれておりました。
部屋を見渡していた男は、菓子に気づいて髭を捻ります。
そして徐に手にしたティーポットを傾けました。
煙の住処だったはずのそこからは、薫り高い酒精が零れます。
菓子にかかると同時に酒精は小さな炎になりました。]
コイツをいただくのもひさしぶりかねー
お仕事は一息ついてからにさせていただきますか
[もう一度ポットを傾けると今度は濃い珈琲が空中へ注がれます。
黒い液体は魔力でできたカップに受け止められテーブルへ。
男は揺り椅子へと実体化した体を落ち着けると、ディスプレイへ指を触れました。]
ロラン がきたらしいよ(7人目……だったかなあ?)。
ロラン は ただの人 になれるよう、天に祈った。
─ アナスタシアの屋敷 ─
んんん。
[小さな文机には似つかわしくない西洋のお菓子。
その隣、これまた周囲から浮いた存在のモニター画面を見つめながら、唸り声を上げる者が一人。
服装はやや古いかも知れないが、顔立ちも含めて一見すれば、東洋でよく見られる人間の若者と大差ない。
けれども額の両端には、黒髪に紛れるようにして角が一本ずつ生えている]
何っ回見てもすげぇなや、これ。
[訛り混じりの嘆息と共に、口元からは牙が覗く。
地面についた手の爪先はとがっていて、その右の方には、招待客の証であるカードが一枚、しっかりと握られていた]
……けんど、ずっと見てっと疲れんなぁ。
[果たしてどのくらいの時間そうしていたのか。
眩そうに黒目を瞬かせる先、ディスプレイは変わらず、目の前の人外の情報を映し続けている]
Name:グレゴリー/Gregori
Type:イフリート/Ifrit
----
Sex:Male
Other:封印されたジンの一種でティーポットの魔人。千歳超え。
持ち主の三つの願いを叶える呪いにかかっています。
姿かたちは自由に変えられますが、実体化中は黒い衣服の中年男性姿を主にとっています。
/*
持ち主の三つの願いを叶える呪いにかかってはいますが、実際に叶える事は稀です。
希望内容とずれた方向性で実現させては行方をくらませます。
結果としてティーポットの封印から開放される予定日は遥か彼方のようです。
各界をふらつく時以外は金色のティーポットで寝ています。
アナスタシアもかつての持ち主の一人(契約不履行中)でした。
今回招かれた時に飲み物担当を頼まれたと解釈したので、茶でも酒でも水でも何でも給仕します。
ドリンクバーとして御自由にお使い下さい。
縁故希望:匿ってくれる方でも敵視なさる方でも歓迎します。
*/
Name:ロラン / Rolan
Type:鬼 / oni
---
Sex:Male
Other:人里離れた山奥に暮らしている。
東洋人の青年のような外見に、二本の角や牙、出し入れ可能な長い爪を持っており、実年齢は70〜80程度。しかし“鬼”としての威厳のようなものは殆ど見られず、のんびりまったりと喋る。
細身に見える割に力は強い。また酒好きでもある。
/*
厳密には本来“鬼”と言われる種族とは少し違うもので、便宜上そう呼ばれている。
元は人里で生まれた子だったが、“鬼子”と言われ捨てられていたのを現在の保護者(種族等未定)に拾われた。名前が西洋風なのも彼の趣味らしい。
生まれた時点で人外だったのか、月日と共に人外化したのかは本人にもよく分かっていない。
アナスタシアと保護者は友人関係にあり、幾度か屋敷に訪れたこともある。1人で来るのは今回が初めて。
希望縁故:のんびりまったりにお付き合いいただける友人がいれば。
*/
そいや、アナさんは何処にいんのけ?
[首を傾げる、と同時に表示される映像が変わり、おぉぅ、と声を上げる。
これまた熱心に地図を見詰めた後、墨色の衣の襟を直しながら立ち、示された中庭への道を探すため辺りを見渡した**]
オリガ がきたらしいよ(8人目……だったかなあ?)。
オリガ は 余り物 になれるよう、天に祈った。
[ヒュウ][草原に旋風が渦巻く]
...o...ri...ga...?
[半透明の手が内側から伸びた][ニュッ]
手紙?お茶会?
アナスタシア?
[フワリ][長い髪とスカートが広がる]
お菓子が沢山あるのはいいわね。
[笑いながら手紙の開いた通路に身を躍らせた][クスクス]
/*
久しぶりすぎて色々とテンパっております。
行数制限で書き直しとか忘れてたよ。
美青年ぞろいなんで中年親父はぐーたらしておく所存。
設定的には狼向きなんだが、ブランク長いからちょっとねー。
ただの人になりたいらしいが、希望が通らなくても苦情は受け付けない。
─ アナスタシアの屋敷 ─
[ストン][通路が繋がったのは大きく開け放てる窓のある部屋]
[隅から隅まで確かめるように回る][パタパタ]
ン、そのとおり。
よろしくね。
[トントン][ディスプレイの画面を指差して確認する]
[近くにいるブラウニーに笑いかけた][ニッコリ]
Name:オリガ/Origa
Type:シルフィード/Sylphid
----
Sex:Female
Other:
気紛れな風の精霊。いつから存在しているのかは覚えてない。
今の姿を取るようになったのは数百年前から。
「召喚したのに使役しない奇特な人間」と付き合って、人間にも興味を示すようになった。
意識を薄くして風の一部のように漂っていることも多い。
/*
種族を聞かれればシルフィードと名乗りますが、一般的な風の精霊より人間臭くて変わり者扱いされてるかもしれません。
アナスタシアさんとは今の姿になってすぐの頃から知り合いらしく、結構長い付き合いのようです。
希望縁故:人間の話でも付き合ってくれるようなひと。
*/
─ アナスタシアの屋敷 ─
[トトトン][ディスプレイを叩いていた指が離れる]
話題の木は中庭に?
まずは見てこようかしらん。
[大きく窓を開け放ち身軽に外へと飛び出した][*ヒラリ*]
/*
…また最初からやらかしちゃった。うぅ。
毎度おなじみ、うっかり兎猫です。こんばんは。
実は希望縁故とか考えてなくて、とりあえず人間嫌ってばかりでもないのよアピールに使わせてもらいました。
他の人のはまた読み間違えとかしてると恥ずかしいので、寝て起きてからじっくり考えようかと思います。
妙なト書きもソロールの時のお遊び。余裕なくなったらサックリ取りやめますのでお赦し下さい。
では、また暫くの間、よろしくお願いします(ぺこり)
エレオノーラ がきたらしいよ(9人目……だったかなあ?)。
エレオノーラ は 余り物 になれるよう、天に祈った。
…やれやれ。常世は随分と騒がしくなってるじゃない。
[蔵の窓から外を見る。
畑が連なる田舎の風景には黒みがかった灰色の「こんくりぃと」とやらで舗装された道はひどく場違いで、
あまりの似合わなさにまたくすりと笑いがこぼれた。]
…良い機会だし久々に常世の勉強でもやりますかね。
項が増えるのはいいことだしねー
[娘の片手に揺れるのは、栞のような招待状。
娘のその目に浮かぶのは、隠す気もない好奇心…]
/*
最初使おうとしてたキャラは種族がゲームオリジナルだったからなぁ…
土壇場の設定変更とはいえ、また懐かしいのでたよ。思い返すと。
本の付喪神なんて久々だわ…
*/
―アナスタシアの屋敷―
…うん、分かってもらえてるのは嬉しいけど…
これ、一応お菓子なんだよね?多分。
[雑多に物の置かれた部屋は、自分にとっては普段の住処。
机に置かれた焼き菓子を、そっと手に取りしばらく眺めた。]
んで、この四角いのは…「てれびじょん」とかいうやつかな?
なんぞ色がついてるけど…常世も随分変わったねぇ。
[しみじみ静かに呟いて、ディスプレイへと興味津々**]
Name:エレオノーラ/Eleonora
Type:付喪神/Tsukumogami
----
Sex:Female
Other:だいぶ昔に自我を持った、異国の辞書の付喪神。
人に化ける術を覚えたのは日本に渡ってからであり、
出島で日本語を学んだため口調や思考が所々古臭い。
元が辞書であるからか知識に対しては貪欲で、
単なる古書のふりをして書店に紛れ込み夜な夜な近代の情報を学んでいた。
が、うっかり買われてしまったのが運の付き。
蔵に仕舞い込まれたまま忘れられ、
現代の知識は蔵の外での会話に聞き耳を立てたぐらいしか持っていない。
/*
知りたがり屋の教えたがりな妖怪辞書です。
ただし、知識が昭和で止まっているため役に立つことは知りません。
アナスタシアさんとは、書店に紛れ込んでいたころに会って買われて以降はしばらく疎遠だったようです。
*/
/*
おっとしまった、メモの在席直さんで落ちちまったい。
さて、事前CO組はあと一人かー。
全員に連絡回ってりゃいーんだが。
さてて。
縁故は強め一つか二つあれば人数的にも事足りると思うんだが。
どーこに振りますかーねー。
─ アナスタシアの屋敷 ─
……相変わらず、イロイロ集まんのな。
[ディスプレイに示される簡易来客名簿をざらっと見て、ぽつりと呟く。
さて、どうするか、としばし考え、それから]
とりあえず、出るか。
[軽い口調で言って、クッションの山の反対側の泉に手を浸す。
『ちゃぽん。』
白い光が瞬いた後、そんな音が響き。
茶髪の青年の姿は、白い魚のそれに転じて、泉の中へと消えた]
─ 屋敷・中庭の泉 ─
[僅かな時間の空白を経て、中庭の泉に白い魚影が翻る。
まだ出てきている人数が少なそう、と見て取ると、魚は一度跳ねて木の傍らの主に存在を主張した後。
泉の中でしばしのんびり休憩モード。**]
ニキータ がきたらしいよ(10人目……だったかなあ?)。
ニキータ は 余り物 になれるよう、天に祈った。
― どこかの夜の街・路地裏 ―
だからさあ、もうほっときなって。かーさんの惚れっぽいのは、びょーきよ、びょーき。
いや、まあ、確かに魚と結婚してどこで暮らすの?て話だけど。なんとかすんじゃね?
[迷彩柄の蛍光塗料でペインティングした携帯片手に、言い放ってやると、相手は漸く愚痴を零すのをやめたらしい。]
うん、まあ結婚式やるっつーなら顔出すし。あ、海底ではやるなっつっといて、めんどくさいから。
そんじゃね。
[携帯を切ってから、一度だけ首を傾げる]
[まあ、いいけどねえ、と、呟いて、路地裏から表通りに出ようとした所で、ひらりと甘い匂いのカードが舞い降りてきた。]
あれ?アナスタシアのねーちゃん?…へえ、お菓子の木かあ、美味しそ。
[にんまり笑って、全く迷う気配も見せず、招かれるまま、カードの作る道へと足を踏み入れた]
― アナスタシアの屋敷 ―
[出て来た部屋は、しっとりと落ち着いた黄昏色の空間。甘い匂いの白い薔薇が窓辺にひと鉢、ベッドが棺桶型だが、使われているのは高級羽毛布団だ]
さすがシアねーちゃん、いい趣味してんぜ。
[くすくすと笑いながら、棺桶型ふわふわベッドに腰掛け、枕元に置かれたブラウニーをつまみあげて、あーんと口に放り込む]
うにゅ?なんだこれ、テレビじゃねーの?
[もぐもぐしながら、ディスプレイに視線をやって、表示された情報に、またくすりと笑いを零した]
Name:ニキータ/Nikita
Type:ダンピール/Dhampir
---
Sex:Male
Other:
人間の父親と吸血鬼の母親を持つ混血児。父親はとっくの昔に他界。
血のように赤い髪に赤い目をしている。年齢は200歳くらい。
吸血衝動は無くもないが、普通の食事でも空腹は満たされるので、あまり人を襲う必要もなく、普段は、人間に混じって平和に?生活している。
嗜好も人間的で、甘いもの大好き。
/*
アナスタシアさんとは母親が茶飲み友達。どうも母親も純粋な吸血鬼ではないらしく(詳細未定)そのあたりで気が合うらしい。
母親は1000年以上は生きている。恋多き女なので異父兄弟も多数。
希望縁故:なんでも歓迎。本人or母親の知人友人(父親以外なら)血縁でもおけ
*/
ニキータは、「誰が来てんのかなー?」とディスプレイを検索し始めた**
[1つの菓子を口に入れ、闇色の髪を揺らす。
行く場所を示すディスプレイに、そっと視線を移して、目を細めた]
目は、慣らせるのだろう。
[彼女の屋敷だから、心配はしていないと淡く笑みを浮かべる。
戸をくぐると柔らかな鈴の音が響いた。
それは姉妹らが奏でる聲に似ていた。
送りだされるように、次の扉を開く。先ほどよりも明るくなった部屋に目を眇め。
再び目を慣らした後で、次へと手を伸ばした。
辿り着いた先、中庭の木の傍ら。
ブラウニーと名乗る旧友に、微笑を向けた**]
― →中庭 ―
村の設定が変更されました。
/*
ちなみに珍しくイメージ曲があります。
いやもうバレバレなんだけどさ。
Pane dhiriaです。あのKAITOっぽいよね!
だから歌!だからセイレーン!
/*
ちょっと覗いてます。ふかです。もうなんかばればれです。そして遅れてごめんなさいorz
ふかもふ陣営として貘にするか、吸血鬼絡みにするか、魔人にするかという三択で迷った挙げ句、ふかもふ分はベルナルト氏で足りてる感じがしたのでダンピールに。
いや、最近、喋りがまわりくどいのばっかやってたので、軽めの喋りがしたかったんだ。
魔人だと、ちょっと重くなりそうだったんで。
そんなわけで、てきとーにがんばります。
― アナスタシアの屋敷 ―
[部屋の中はこじんまりとしている。
花が活けられていたり、中央に囲炉裏があったり、敷き詰められているのが日焼けした畳であったりと、雰囲気は元の住処と似ていた。
ただ扉らしきものは見当たらず]
さっきの見っと、こっからじゃねぇみてぇだし……
[地図を思い起こして、唯一の窓からも外れた目線は壁に向かう。
2人分の名のかかれた招待状はモニターの横に、代わりに握った洋菓子をもくもくと食し]
……ここ、違ぇな?
[やがて少し色の違う部分を見つけて、こつこつと軽く叩く。
板がくるりと返った]
― →中庭 ―
あやぁ、大当たりだ。
[隠し扉の先には目的地である中庭。
何故わざわざ隠し扉になっていたのか、ということに対しての疑問はないらしく。
木の下にアナスタシアの姿を見つけ、菓子を持たない方の手を大きく振った]
あぁうん。
“コマ”が今日は来れねっつって、おれ一人になっちったんだ。わりぃって。
……んんと、それで、……これ?
[彼女の傍に寄りながら、保護者の不在を告げ。
泉の魚には未だ気付かないけれど、他の人外が姿を現せばぺこと頭を下げる。
それが終われば、頭上にそびえる木を見上げていた**]
/*
出身地全然違うくせに北関東辺りの方言に無謀な挑戦。
あくまで似非なのでおかしくても見逃してください[土下座]
しかし僕最近この手の村で和風ばかり使ってる気がする……
― 中庭 ―
[挨拶は咽を震わすことはなかった。
浮かべた微笑は頭を垂れる事で隠れる。
再び双眸で彼女を捉えた後、木を見上げる人影に視線をやった]
――…。
[視線が合えば、アナスタシアにしたように頭を垂れて、そちらにゆっくりと近付き]
― 中庭 ―
[木から視線は外れて、こちらに近づいてくるひとへ向いた]
…… えぇと。
[彼の人と会うのは初めてだっただろうか。保護者がいる時は、挨拶も大概そちらに任せていた。
記憶を巡らせつつ、目線には少しばかり緊張も滲ませて]
[相手の表情に気付くと、口元がわずかに苦笑に変わる。
数歩の距離を縮め、口唇を湿らせる。
そっと口を開く。しゃがれた声]
危害は加えない
――君も、呼ばれたのか。
[空気を震わせた時、己の声に僅かに顔をしかめ]
[しかめられた表情の意味は知らない。
ただしわがれた声の意味を解するのには、少しばかり時間を要して]
へぇ。
[ややあって気の抜けたような肯定]
んと、……はじめまして、でよかんべ?
おれ、ロランいいます。
[確認を入れてから、名を告げた]
[初対面を問う声に肯定を返すのは肯くことで。
名乗りに、再び口唇を湿らせる]
――…レイス、だ。
種族は
[続く言葉は恥じるように掠れた]
セイレーン。
……ロラン、は。
レイス、さん。ん。
[名乗られた名前を繰り返して、こくりと頷いた。
種族を問う声には、やや首を傾げて]
おれは、おに……うん、
鬼、って、いわれる。
[何処か曖昧に返しつつ、にへっと笑みを浮かべる]
セイレーン、っつうと、海にいんの?
[問うてみたものの、他種族に関しての知識については保護者からの又聞き程度しかない。
故に、異質な声に疑問を抱くようなこともなかった**]
[当時に詳しいヒトならば、捕らえられ麗しい歌を喪ったセイレーンの噂は聞いたことがあったかもしれない。
ロランの様子に彼が何ら違和感をおぼえていないのを見て取ると、小さく安堵の吐息をこぼした]
おに。
東方、か。
[曖昧な態度のロランから、視線をアナスタシアへ向ける。
彼女は魚に気付いた頃だろうか]
――…北の方の海に。
わたしは光のない深い場所で、暮らしている。
[わたしは。前置きをして微笑んだ。
他にヒトが来るのを認めれば、それはすぐに消え、そっと頭を垂れるのだった**]
― アナスタシアの屋敷・自室 ―
なるほど、と、結構集まってんね。
シアねーちゃんは…中庭かあ、そんじゃ、とりあえず…
[ぱちん、と指を鳴らすと、応じるように観音開きの窓が、音を立てて開く]
いよっと!
[ベッドのスプリングで弾みをつけ、立ち上がると同時に、窓枠を踏んで外へ――――]
[ばさり、と、黒いロングコートが風を孕む。黒い翼のように広がったそれを、血の色の長い髪が広がって追った。風に煽られた髪の下から愉し気に笑う紅い瞳も覗いただろう]
ひゃっほーーーー!!
[飛び降りた場所から、地面までは、そんなに遠くはない筈なのに、まるで高層ビルから飛び降りたかのように、長い時間、コートは風に煽られていた。そうして、漸く地面に足が着いた時、そこはもう中庭の端]
毎度のこったけど、どんな繋ぎ方してんだよ?シアねーちゃん。
面白かったけどさあ。
[笑いながら、木の傍に立つ、屋敷の主に近づいてゆく]
や、どーも!
[先客が目に入ると、にっこり笑顔で片手を挙げ、軽く挨拶を送った**]
― 中庭・泉の上 ―
[フワフワ][空中散歩を楽しみながら話題の木へと移動する]
ハァン、威勢イイのがもう一人。
[赤黒の影が横を通り抜けて、髪とスカートが煽られた][ブワッ]
また賑やかになりそうね、アナスタシア。
ごきげんよう、お久しぶり?
[ホウ][聞きなれた昔の美声と違う声に小さな吐息が漏れる]
[鬼の子は初めて見る顔な気がした]
[恋多き友人の息子は相変わらずのよう]
[他にも集まっている者がいればそちらにもご挨拶][ペコリ]
久しぶりでないのもいるけれど。
[ヒョイ][泉の魚は顔を出していたかどうか]
[風を纏わせた足先で水面を蹴って漣を起こした][パシャリ]
―中庭―
[暖炉の炎を潜り抜けた先は、招待主の待つ中庭でした。
既に幾人か集まっている様子に男は片手を腹に当てて会釈しました。
もう片方には金色のティーポットがしっかと握られています。]
美味しいお菓子とお茶の時間を――…
いや実に楽しみですな
[主役である木を一瞥し、同意を求めて面々を見回します。
その中に見覚えのある姿を認め半分眠っている瞼が珍しく開きました。]
/*
うむ。
やはり、闇夜がよく映えるな、このセットは。
補色の関係なんだろうけど、白夜で見るよりも色が綺麗に見えるんだよなあ。
白夜だと、背景色と周りの色が近いからか、飲まれて見えるよーな感じ。
おやまあ…
なかなかに悪運が強かったようで
[独り言じみた言葉はさて何処まで届いたことでしょうか。
パシャリと波立つ音に男の視線は自然と逸れていったのでした。**]
/*
美味しそうな縁故がゴロゴロしてるのにこんなおっさんでは申し訳なくて一つだけ申請してみたり。
鳥より大きな空飛ぶ翼が欲しいと願われる
→それならと該当条件の翼(もがれたレイスの翼)がある先に転移
→→そこでレイスを発見、気まぐれで助けた みたいな?
翼を願った元持ち主がセイレーンの翼をつけられて、魔力も筋力もなく飛べないままどうなったかなんてこの男が気にしているわけない
/*
グリフォンの守る宝に紛れ込んでたとかもやりたかったが、守るを決めた存在って間違っても宝物的な意味じゃなかろうと自粛。おっさんなのでダメ、絶対。
ドミニカを世間知らずって苛めたりもしたかったんだがなあ。
…こっちは今から苛める立場になる事も可能ではあるか。
[ある程度ディスプレイをいじって、なんとか理解したあと。
小さく息をついて、ゆっくりと扉を見る]
――しらないひともいるけれど……おねえさまにあわなきゃ。
[招待客の名前は名簿でみたけれど、覚えのない名前もあるからとりあえず置いておいた。
ゆっくりと歩き出して、部屋のドアをあけて廊下に出る。
そのまま歩いていれば気づけば中庭に到着していた]
……
[一度後ろを振り返って、何かに納得したように一つ頷き。
にぎやかな声が聞こえてそちらを見れば、思いがけず沢山の姿]
……どうしよう……
[戸惑いの涙が滲むのは何時ものこと。
少し離れた位置で、どうやって声をかけるか迷っていた]
― 中庭・泉の上 ―
そうね、こないだぶり。
こんなすぐに会えるとは思ってなかったわ。
[バイクの起こす風に乗って遊んでからまだ一週間と経ってない]
[人間の町を離れてからと丁度同じ時間だった][コックリ]
お菓子なお誘いなんだから、いてもビックリしないけど。
─ 中庭・泉の辺 ─
ま、ふつーに思わんよな。
[一週間前、いつもの疾走の時の事を思い返す。
あの時は、今の愛車の試運転で、結構無茶に飛ばしたっけ、とか思い出す。
……なお、この手の暴走……もとい、疾走は『超音速のライダー』とか呼ばれ、ある種の都市伝説として定着しつつある。
それが天界や西海まで伝わっているかは、知らない。
勿論、伝わっていても気にしていないが]
そりゃあま、菓子の生る木、とか面白いもので誘われたら、なぁ?
[甘い物好きも当に知られた事だから、さらり、こう言って肩を竦めた]
― 中庭 ―
[中庭のはしっこからもお菓子の木は見える。
というかあれは離れてみていても十分不思議なものだった。
泉のほうではなにやらにぎやかで。
お茶を淹れている人もいるようだ。
なんだかそれを眺めているだけでも楽しかった]
―― うん
[もとよりコミュニケーションとやらは苦手なバンシーだから仕方がない。
自身の情けなさに涙するのもいつものことだから小さな啜り泣きがこぼれても本人は気にならない
近寄るにも勇気が必要なので、しばし端っこでぐずぐずするのだった]
─ アナスタシアの屋敷 ─
よっと。
お姉様のお屋敷もひっさしっぶりっと。
しっかしあの人、相変わらずブラウニーって言い張ってんのかねー。
[アナスタシアの力に導かれ辿り着いた部屋は白く、広く。
調度品の類も極端に少なく、やけに大きなソファーだけが目立っていた。
その傍らにあるミニカウンターの上にはこの屋敷の主の自称している種と同じ名前の菓子と、四方15cm程度の大きさの機械があり。]
お?なんだこれ。
まぁいいや、とりあえずアナスタシアねーさんに挨拶してくっかね。
つーかあの人どこにいんの?
お?
[疑問を口にだしたら機械のディスプレイ表示が自分の名前&種族からアナスタシアの居場所にと変わったのを見て目が丸くなった。
しかもここからどうやって行けばいいかの案内付き。]
へー、何これ便利ー。
あのねーさん中庭にいんのか。
そんじゃちょいと顔出してくっかねー。
[案内に従って壁を蹴飛ばし、出来た空間の歪みにひらりと飛び込んだ。]
― 中庭・泉の辺 ―
あの後も事故がなくてなによりね。
好きなだけ堪能できるもの。
[クスクス][本人>>65は事故らないだろうし、しても笑うだけ]
[でもうっかり遭ってしまった動物や人間が驚いて事故るのは可哀想よねと、そんな話は誰といつしたのだったか]
ハァイ、ニキ。
そうね、北の蒸留酒を一気飲みされた時以来だわ。
[渡した途端の無茶飲みに呆れ顔した飲み会で、どれだけ派手な失恋をしたのか聞いたのがこの息子>>66だったような]
[長くなるし支離滅裂になるから本人には聞かないようにしてる]
[泉の上から地面の上に移動しながら手を振った][ヒラヒラ]
─ 中庭 ─
[空間を通り抜けた先。
足を地面に着けようとしたが、それは叶わなかった。]
お?
[何故ならそこは地上より{3}m上だったから。]
う、お、わあああああああああああ!?
嘘だろおおおおおお!?!?
[まさか中空に出るなんて思いもしていなかった為に、踏み出し体勢のままバランスを崩し。
そのまま自由落下で泉に思いっ切りでっかい水柱を立てた。]
………死ぬかと思った…
[勢いつきすぎたせいか水底まで落ちてしまい。
ものの数分ほど経ってから泉から這い上がって、中庭に集まる面々を見。]
………ちっす。
[とりあえず挨拶した。]
― 中庭・泉の辺 ―
あらま?
[バッシャーン!][泉の辺で振り返って派手な水柱を見た]
[下から巻き上がる風が飛んできた水飛沫を上空へと跳ね上げる]
[それが一部には小雨のように降った][ピチョン]
― 中庭のはしっこ ―
[叫び声がきこえたあとの、大きな水音にびっくりして涙がぼろぼろと流れ出た。
泉に落ちた人は意外と元気そうに這い上がってきたけれど。
ぐずぐずとしているのは動けないのか泣いているからなのか、きっとどっちもだというようなバンシーはじーっとにぎやかなほうを眺めている。
お友達のオリガの声も聞こえているから、じりじりと近づこうとはがんばっているようだ]
― 中庭 ―
うん、東の。
[こくこくと頷いて]
ほうかぁ。
おれ、海見たことねぇんだ。
[時々此処に連れられてくる他は、山奥の庵から出たことはない。
わたしは、という前置きの意味も正しく理解はせず、ただ素直に頷いた]
―中庭―
[魔人は実体化していながら歩くという面倒な事をせず、気の向くままに姿を消しては現します。
風の属性を持つお仲間とはまた違い、火がつき消えるようでした。
そんな風に給仕をしたりしなかったりしていると、啜り泣きや派手な水柱も上がります。]
にぎやかですなー
[すっかり見学状態で様子を眺めておりました。]
―屋敷の一室にて―
…とりあえずこの茶色いのがお菓子ってのは確定なんだよ。うん。
食べるのは始まるまでお預けとして…
とりあえず、アナスタシアさんどこなんだろね?
[挨拶した方がいいとは思うけど、よく考えたら場所を知らない。
そんな疑問を口に出したら、「てれびじょん(仮)」の画面が切り替わる。]
…ほぅほぅ。アナスタシアさん、中庭に居るんだ。
すごいでないの、この「てれびじょん(仮)」。
[そもそもテレビが全く別の道具だなんて、
ブラウン管すら見たことがない付喪神は知る由が無かったのでした。]
まぁ、どうせ行くんだったら…
面白く行った方がいいだろね。多分。
[くすりと笑って呟けば、窓からその身を躍らせて。
娘の姿はついと掻き消え、とすんと小さな音がした。]
― 中庭はしっこ ―
[じりじり近づけば、なんだかこっちを見た人>>82と視線が合う。
涙が滲んだ瞳を瞬かせて、あわあわと意味不明に周囲を見ればなんだか心配されてしまって。
近づいて声をかけて>>86もらえれば、また涙が流れた。
ただし嬉し涙だとはきっと気づかれない]
――あああ、ありがとうございます……
だ、だいじょうぶ…… いたい、わけじゃない、から。
[笑顔なぞは浮かべられないから全部の感情表現が泣くことでしかあらわせないとか、そんな説明ができるほど口がうまくなくて。
涙声で答える言葉はさて、勘違いを解けたかどうか。
アナスタシアの視線に気づいて手を振れば、その近くにいたオリガ>>88が気づいてくれて。
近づいてきた、友人にまたも嬉し涙]
う、うん……
[いらっしゃい、と言われてこくりと頷き。
ロランとオリガの間を視線がいったりきたり。
話しかけてくれた人を置いていくのも気がひけて如何しようかと迷うのだった]
ウートラ がきたらしいよ(11人目……だったかなあ?)。
ウートラ は イタコ になれるよう、天に祈った。
〔深き 深き 森の奥。
葉は光を閉じ込めた常磐色から闇に近しき深緑、枝や幹は瑞々しい若さを表す茶に重ねた年月を窺わせる煤色まで。
木々に覆われた森には太陽の光すら殆ど届かず地面すら見えず、樹木以外は存在しないと云う程、其処は木々に満ちていた。〕
“さて、若人よ。
君らの年輪に深く刻め。
容易く他者が此の地に踏み入ることを赦しては成らぬ。
彼らを見極め給え。
良き隣人となるか、悪しき外敵となるか。”
〔動物すら居ない森に響き渡る“声”は、
踏み入った者が居たとして、葉擦れの音としか聞こえないだろう。
風も吹かない静寂の中、枝を揺らすは四メートルに及ぶ樹、唯一本。〕
“決して急いてはならぬ。
土に張った根を深く深く行き渡らせるように、確りと……”
〔その揺らぎは、何処かより舞い落ちて来た白の欠片により遮られた。〕
〔色褪せた灰色の幹に亀裂が走り、
幹に空いた底の見えぬ虚が形を変え、
幾つも生える枝のうち一本が、緑の中に浮かぶ一輪の花へと伸びる。
太い枝から更に分かたれた小枝の上に乗り、舞い散る花弁。
後には、木々の緑を染める白き絨毯が彼方にまで続くばかり。]
“ブラウニーの娘からか。久しいな。……ほう?”
〔亀裂を眼の如く細め、
虚を口の如く弧の形に歪め、
枝を手の如くに用いて樹は笑う。〕
“済まぬな、若人よ。
往かねばならぬ用事が出来た。
続きは又、何れの時としよう。”
[ 古木の周りに植わった木々は身動ぎ一つしない。“彼”とは異なり、彼らは森の一員にしか過ぎず、彼と同じ存在は今では極僅かに過ぎなかった。〕
〔古木が一たび腕を振るうと、
その背丈は見る見るうちに半分程にまで縮み、
枝は人の腕に、幹は胴体に、根は足に、生い茂る葉はその身を包む毛とローブとなった。〕
ほっほ。
それでは、行くとするかのぅ。
〔閉じられた瞳は開かず、口元は布に覆われている。
細い体躯に似合わぬ背丈の老人は肩を揺らしながら白の道を歩み出し、〕
わしらの悲願を果たすべく――……
―そして、中庭にて…―
[とすん、と小さな音がして、中庭に落ちる本が一冊。
赤茶けた表紙の小さな本は、はてさて誰のものだろう。]
(…化けたまんまじゃ足くじきそうだから戻ったけど…
なんか、妙に人がいるねぇ。ココ。)
[他に居る人は見なかったけど、やってきてみれば人はたくさん。
果たして化けていいのかどうか、暫し悩んで本のまま…]
― アナスタシアの屋敷 ―
[宛がわれた部屋は、まるで洞窟のようだった。
足元には大地が広がり、片隅には清き水に満ちた泉があり、天井は木々に覆われている。室内には石のテーブルが一つあるだけで、寝台も何もない]
アナちゃんはわしの趣味を分かってるのぅ。
……しかしや、アナちゃん。
[石の卓上に置かれたブラウニーに枯れ木のような手を伸ばして、
傍らのディスプレイの方へと僅かに顎を向ける]
わし、変な人みたいじゃないかい?
[そこに浮かぶ文字を見て、老人はしょんぼりと肩を*落とした*]
Name:ウートラ/Utro
Type:エント/Ent
----
Sex:Male
Other:樹齢千年を超える木の牧人。棲み処に居るときには木々を守り、自らの知識を教える役目を持つ。
エントとしては年若く活動的であり、幻の存在となった女性のエントを捜し求めて各地を彷徨っているが、主に美声・美人を対象として種族性別関係なく声をかけては求婚、を繰り返している。
通常は水しか飲まないが、人型の際は食事も出来る。
/*
「ウートラ」は正式名ではないが、本名を名乗ることない。
人の形を取っているときは身長二メートル程の老人。人間の世界にも踏み入ることが多いため、割と現代人思考。ただし最近物忘れが激しい。
アナスタシアとの出会いも、求婚から始まった。無論、振られている。
希望縁故:求婚された人。男女問わず勝手にネタ振りしますが、都合が悪ければ「ボケ老人の勝手な思い込み」として流して下さいませ。
*/
[眺めている間に種族と名前程度はなんとなく把握します。
ディスプレイの予備知識で他にも元持ち主の名がないか確認したおかげでしょう。
やがてロランがレイスから離れて行ったのを見て、セイレーンの隣へと姿を現します。]
まあ、なんというか…
生きてたようで何より かな?
[気まぐれとはいえ、助けた相手のことぐらいは覚えていました。
隣に立って泉の方を見ながら、声はちゃんと隣へ届けます。]
― 中庭 ―
[海を知らない鬼子を見る双眸は海の色。
己の近くにある物を知らない存在に、そっと微笑を作り]
美しく、広大な場所だ。
[小さな聲が、囁いた。
それから視線は、他のヒトたちへと流れる。
水の音、声、動く風。
視線はやがて一人を捉え、はっと瞠目した]
――…グレゴリー。
[己を助けてくれた存在。すぐに表情が、和らいで。
彼が近くにやってくると、他より深く頭を垂れた]
あの時は、助けて頂いて、感謝しています。
……聞き苦しい聲で、申し訳ない。
[『鳥より大きな空飛ぶ翼が欲しい』という願いの主を引きずり転移した先。
そこにはセイレーンの捥がれた翼がありました。
その元持ち主だったセイレーンを魔人が助けたのは単なる偶然の結果でしょう。
それでも再会すれば喜ばないほどではなく、多少皮肉めいた声をかけるのでした。
なお、翼を願った元持ち主がセイレーンの翼をつけられて、魔力も筋力もなく飛べないままどうなったかなんてこの男が気にしているわけがありません。]
/*
ところでウートラは男性なのか女性なのか。
原寸チップだと睫毛長いし、額のぽっちってインドでは女性の付けるものらしいから女性か。
ウートラ(utro)自体はロシア語の中性名詞「朝」らしい。
そこまで感謝されるほどの事はしてないけどね
…そんだけ声が出れば上々さ
[他より深く下げられた頭に、ぽんと男の手が乗りました。
感謝されることに慣れない魔人は青年の髪を乱して手を引きます。]
正直言えば再会出来るとは思ってなかったぐらいだしな。
うーん、喉に効く飲み物ってあったかねー
[潰された喉に効くかはわかりませんが、片手のポットからは生姜と蜂蜜の香りが漂い出しました。]
[頭を撫でる手に、口元の笑みが深くなる。
手が離れれば顔をあげて、そっと首を横に振った]
命を繋いだのは、あなたのおかげです。
[声については言葉を繋げず。
ただ、飲みものを出してくれる様子に、少し焦ったような顔になる。
魔法で何かされたのか、喉が治ることは今までどんなに治療してもなかった。
それでも、その心は嬉しいと、止めることはせずに]
……わたしも、再会は思っておりませんでした。
アナスタシアに、感謝します。
あなたに逢えて、嬉しい。
/*
エレオノーラを拾いに行きたい衝動にめっちゃ駆られてるんだが、こいつ縁故付き過ぎてて、どうしようかと思うジレンマww
久しぶりだなあ、この縁故スパイラルwww
― 中庭のはしっこ ―
種族的なもの……んんと、バンシー、かぁ。
[視線を斜め上に、保護者のくれた知識にあったか思い出そうと小さく唸った。
思い出せたか否かはさておき、少し後には視線を戻して]
気にしなくていいなら、いっか。
友達増えんの、おれも嬉しい。
ドミさんも、オリガさんも、よろしく。
[にへと笑った]
― 過去 ―
[両翼を喪ったのは、彼が主人の願いを聞く少し前に。
どちらにせよ陸に上げられた時から鎖に繋がれ、飛ぶ事は叶わなかった。
先ず潰されたのは喉で、次いで足を変えられ。最後に奪われた翼は、手の届かない場所に置かれていた。
背から滴る血を水として、刃を作る。痛みに形を失い、それからまた同じように作る。何度も、何度も。
逃げることが叶わないのなら、せめて此処で死を選ぼうと。
それだけを考えていた。
だから、彼らが現れた時のことを、詳細まで覚えているわけではない。
ただ、助けられたことは、忘れられる筈もない記憶。
喉も足も翼も戻ることは無いけれど、深い海の底で生きられたのは、彼のおかげで。
ただの気紛れだとしても、感謝の念は、尽きる事はないのだった]
[焦ったような顔は見ても見ぬふりで、魔人は頷きに応じてティーポットを傾けました。
金褐色の液体は空中で杯に受け止められ、青年の前へと漂います。
水中ほどでなくても少しは潤いになればいいとのことでした。
アナスタシアの名が出ると二つばかり首を縦に振ります。
彼女の人脈の広さは短い所有の間だけでも十分頷けるものでした。]
なんというか顔が広いよなー
今ココにいてる面々だけでもたいしたものだ
…ああ、もしかしたら
[考え込むように髭を捻ります。これは考え事の癖でした。]
わざと呼んでくれたのかも知れないな
それなら確かに
[感謝すべきかもしれない、と気まぐれな魔人は口の端を少し上げました。]
― 中庭のはしっこ ―
[ロラン>>120が思い出そうとする様子をじっと見守る。
バンシーとなのる以外にどう説明すればいいのかわからなかったから]
う、ん……そうしてくれると、うれしい。
―― よろしく……
[笑顔を向けてもらえてうれし涙がまたどばーっと流れた。
笑顔は作れないけど、泣き濡れた瞳には嬉しそうな色が浮かんではいるし、生気の乏しい顔もほんの少し血の色が見える。
改めてふかぶかとお願いするように頭を下げ。
ニキータ>>118の視線に気づいたのは、ロラン>>124の声が聞こえたときで。
何かを踏んだらしいニキータの足元を見れば、女性>>123の姿]
……? なに、してるん、だろう……
[同じものをオリガがみたのなら、首をかしげて問いかけた]
[優しい香りに、焦ったような表情は変わる。
困ったような、それでいて嬉しそうなものに。
差し出されれば頭を下げてから、両手でしっかりと受け取ることになる]
本当に。
たくさんの種族が、……。
[視線は僅かに周りへと向かう。
賑やかな場所。旧友の居る場所。
中庭には、たくさんの音が溢れていた。
視線は和らぎ、グレゴリーの一度止められた言葉を聞くと、そっと頷きを返す]
彼女にも、心配をかけました。
……あなたに礼を言いたいと、伝えた事は有りました。
覚えていてくれたのでしょう。
― 中庭 ―
[相手が男性型だったなら、多少は違ったのだろうが、
『女性に暴力、ダメ、ゼッタイ!』
が、家訓とも言える母系家庭に育っていれば、もうこの状況は許し難いもので]
ごめ…ほんと、気いつかなくて…大丈夫?
[おろおろと、エレオノーラに声をかける心の内は、相手への心配半分、残り半分は「バレたらかーちゃんに殺されるうううう!」の心だったり]
[魔人はレイスの言葉に納得した表情になりました。
そうして受け取られた杯を指差します。]
ああ、無理して全部飲まなくてもいいからな
十分と思えば勝手に消える
[周りの様子に穏やかな笑みを浮かべたのを横目で見てから、現れた時と同じく不意に消えました。
楽しい時間が始まる時に昔の辛い話は切り上げ時。
またな、と短い声だけが遅れてその場に残りました。**]
― 屋敷内・自室 ―
[打ちひしがれていたのはどれだけの時間か、ともあれ老人にとっては短い間。
尚、落ち込んでもブラウニーは頂いていた。
皺だらけの手でしっかり握り拳を作ると卓上の画面を見下ろして]
ですぷれーちゃんや、ですぷれーちゃん。
わし、お菓子の木ちゃんに会いたいんじゃ。
案内してくれるかのぅ。
[語りかけた矢先、表示される地図が書き変わる。
先程も今も目は閉じたまま指先で画面に触れて、頭を上下に揺らすこと数度。
踵を返して、泉の中へと足を踏み入れた]
/*
ちうか。
あかん。
どーしても、やっちまうんだが。
某国王の嫁さんの名前入力するなし、オレ……!
いやあ、慣れって怖いわ、マジで……。
いいえ、
頂きます。
ありがとうございます。
[礼を言うと、そっと頭を再び下げて。
ふ、と消える姿に。
残った声に、笑みを浮かべて、頷いた。
それから、賑やかな方へと視線を向けて、頂いた生姜と蜂蜜のお茶に口を付ける。
聞いているだけで楽しい気分になる、というように。
表情は柔らかく]
― 中庭 ―
[室内の泉の中に老人が消えた直後、
急激に盛り上がる中庭の泉の一角。
ざっぱーん。
一時の質量増加により、水が縁から溢れた。
その中心には、水面から頭を出したローブ姿一名。]
― 中庭・泉 ―
……む。 [右見て、]
[左見て、] ふむふむ。
むむっ!!
[勢いよく正面を向いた。
その先、庭の中央には小振りな木が一本が植わっている。
カッ!とでも効果音の付きそうな感じだが、目は開かない。
端まで水を掻き分けて移動、泉から上がると一目散に――ただし所詮はエント、カタツムリが粘液を滴らせながら進む速度で歩み、木の傍らに跪く。
現状、他の面々には目もくれていない。]
― 中庭・お菓子の木の傍 ―
おおぅ…… おぉ……
なんたる……なんたることじゃ……
[一メートルばかりの木を前にして、手を差し伸べる。
わなわなわな、と震えているのは、その手だけではなく肩までも]
青々とした葉、
可愛らしい菓子の飾り、
他者を魅了する甘い香り、
それでいて、無闇に主張しない小柄さ……
お菓子の木ちゃん、君こそ捜し求めた我が運命の人に違いない。
[ぽん、][ぽぽぽぽん。]
[指先にピンク色の花が咲いた]
じじじ、じっちゃんと結婚しておくれ……!
……。
[何をしているのかこのヒトは。
という視線になった。
それでも声をかけることはなく、お菓子の生る木に近づいていく姿を眺める。
お茶を飲みながら、姿を見るだけ。
――そうして求婚する様子に、なんだか視線が少し生ぬるくなってしまった]
大丈夫大丈夫。
水と火は勘弁だけど、
踏まれるぐらいなら平気だし。
[元が本だけに天敵であるその二つに比べれば、
踏まれる事もやや痛いだけだった。
相手が不思議そうにしているのに気が付けばくすりと笑って。]
ああ、アタシ付喪神だからね。
今でこそこんなふうに化けてるけど、
元は辞書なのさ…
古いから今時の事書いてないけど。
[辞書としては致命的な問題である。]
……………。
[尚、水は絞ってすらいないので滴りっ放しである]
駄目かい……?
じいちゃんじゃ、駄目かい……?
菓子も付けられない枯れ木には興味がないかい……?
[見る見る間に萎れていくピンク色。
沈黙を保ち続けるお菓子の生る木を前にして、がっくりと項垂れること数秒]
じ、じいちゃん諦めないからねっ。
[不意に顔を上げて力強く宣言すると、立ち上がり木の傍から離れ]
― 中庭のはしっこ ―
[おんなじ、と言われて向けたのはやはり笑顔だった]
ん、多分おんなじ国のひと。
最初本だったから、踏まれっちったっぽい。
[ドミニカの言葉にこくこくと頷く。
ほぼ一部始終見ていたので、オリガにも簡潔に説明したりし。
そんな最中、泉から姿を表したひとの動向については未だ気づいていないらしかった**]
キリル がきたらしいよ(12人目……だったかなあ?)。
キリル は 余り物 になれるよう、天に祈った。
─ アナスタシアの屋敷 ─
[さらさらと衣擦れの音を鳴らしながら、宛がわれた部屋をきょろきょろと見渡す]
…掃除は行き届いている。
[家事をする事を役目とする彼女には、家事をしない部屋が落ち着かなくて仕方ない]
Name:キリル/kirill
Type:シルキー/Silky
---
Sex:Female
Other:何処かの屋敷の夜のメイド。動くとさらさらとシルクのこすれる音がする。家事は一通り可能。
少し冷たい印象を受けるが、ただの仕事の癖。
慣れた人には明るい声色を出すことも。
/*
飛び入りです。
駄目そうであればキックお願いします。
動かし、無茶振り、縁故等ご自由にどうぞ。
希望縁故:何でも大歓迎。
*/
[恐る恐るディスプレイをぺしりと叩いてみたりするが、この機械を如何扱ったら良いのか。
戸惑いながら、其れを見つめていると]
…わっ
[ぱちん、と画面が変わり、地図が表示される。
無言でそれを訝しげに見て]
中庭、中庭ね。
[あまり、地図は得意では無い様子]
[求婚されて、笑顔で「わたしは男です」と断りを入れたのは、100年は昔の話。
歩くのが遅いのはよくわかっているが、己もまた遅い。
それでもそっと手を前に出して、ストップ、とするよう。
彼の前で口を開くのは、こうなってからは初めてだった]
ウートラ、待ってくれ。
わたしの聲はもう、喪われた。
[そっと囁くような、小さなしゃがれた聲。
それでも良いというのなら、カップは片手に避けて。
こちらから、そっと抱きしめるつもり]
/*
携帯の予測変換め、
薔薇下国の名残でエレオノーレって出るのをそのまま使っちまったじゃねぇか…!
即刻気づいたからいいものの。
べ、別に素で混同してたわけじゃないんだからね!
とか言ってたらひと増えたわぁい。
─ 自室→中庭 ─
[さらさらとした音が、屋敷内をうろうろと彷徨う。
どうやら、せっかく睨んだ地図も、あまりキリルには役に立たなかったらしい。]
………地図、地図。
あれは良くわからない。
如何してあんなにわかりにくいったら。
[少し苛々としているのか、衣擦れの音が先ほどよりも大きくなって]
ああ!
[中庭にたどり着く頃には、妙な感動を覚えていた]
付喪神…ああ、なるほど。
そうか、じゃあ貴女の本性は、本の方なんだ。へええ。>>148
[漸く落ち着いてきて、そういえばディスプレイの情報にそんなものもあったと思い出す]
えーと、確か、レディ・エレオノーラだっけ?
[古い辞書とか言われれば、そりゃ、呼び方も慎重になろうってもの]
ん、水と火ね。じゃあ俺、ここにいる間は、貴女が、その二つに傷つけられないように気をつけとくよ。
せめてものお詫びってやつ。
[目撃者も、母の知り合いも一杯なので、もう色々隠すのは無理っぽい。ならば、詫びだけでもきっちりしておかなければと、そう思って言った。
何しろ、水に関わるものも、火に関わるものも、アナスタシアの知り合いには数多い]
あ、おれはニキータ。よろしく。
― 中庭・木の傍 ―
[彷徨っている間に、どうやら参加者は中庭に集まっていた様子]
……御機嫌よう、ナースチャ。
[木の傍に居るアナスタシアに、スカートの端を摘んで御辞儀を一つ]
ニキータは、に、漸く自己紹介できたとか**
[違う、と首を横に振り。
本来水の中に棲むセイレーンにとっては、水は忌むものにはならない。
そっと目を伏せて]
治らない。
これは、……人間に、捕まった。
過去の話だ。
[そうして、小さく笑う]
あなたも、冷やしてはならない。
風邪をひく。
レディだなんて柄じゃ無いって。
買った人にまで忘れられて蔵でほったらけの古本だもの。
[名前自体は蔵の古道具達に稀に呼ばれて居たが、レディ等と呼ばれるのは何年ぶりか。
随分聞いていない言葉は、どうも自分に向くと恥ずかしかった。]
アタシは気にして無いんだし、おにーさんも自分が楽しむ事優先してよ?
せっかく招待されてるんだもの。
楽しまないと損でしょう?
[火や水は確かに怖いけど、
人が楽しむ方が大事なのだし。]
まぁ、よろしくね。
Mr,ニキータ。
― 中庭の端っこ ―
[話し中に、邪魔では無いかと気にしつつも。
オリガとドミニカに向けて]
あの、今日はレディ。
貴女たちも、アナスタシアに呼ばれて此処に?
[家事をしない時間を如何過ごして良いかわからない。
こういった会話も、不慣れの様子]
[撫でられるのに目を細めて、受け入れる。
それから離れ、そっと笑った]
ありがとう。
だが、ウートラ。
……わたしにも、水を除くことくらいは、出来る。
[その程度なら聲を使わずとも。
口唇が笑みを形作り、そうと手を伸ばす。
裾を絞る手を止めさせて、そこに振れて。
一瞬、とはいかないものの、水分は己の手に引き寄せられて。
手を離すと、ふわりと水球が浮かび、泉へと還ってゆく。
もう大丈夫だろうと微笑うと、少し頭を下げて、離れる。
アナスタシアへ礼を、改めて伝える為に**]
村の設定が変更されました。
/*
レイスさんすげー!オリガちゃんすごいかわいい…
ウートラさんおもしろいwww
ニキータさんとエレオノーラさんは挨拶しそびれえた…
おおぅ……おぉ。
ありがとうのぅ、レイちゃんやぁ。
[己に付着した水気の失われていく様子に暫く見入り、感嘆の声。
離れて行く青年に乾いた手を振ると、集う面々の様子に目を向けてから中央へと戻り]
美人さんがいっぱいじゃのぅ……。
でも、お菓子の生る木ちゃんはどうしたら振り向いてくれるかのぅ……。
[その場に樹木の如くに佇み、一本の木を見つめて物憂げに溜息を吐き出す様子は、恋患いの様相*だった*]
― 中庭のはしっこ ―
ねえ、そんなにかしこまらないで?
美味しいお菓子が食べ放題だっていうお茶会だもの。
一緒に気軽に楽しみましょう。
[ニコニコ][楽しそうに笑っている]
[話が一段落したらもう少し近寄ろうと三人を誘って]
[お菓子の生る木の方へと近づいた][*フワッ*]
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