情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
呼び寄せたのは果たして何か。
その意を誰一人知る由もないまま、人々は集い始める。
1人目、自衛団長 ギュンター がやってきました。
自衛団長 ギュンターは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
召集をかけたものの、まだ集まってはおらぬか……。
とはいえ、どこまで真実かもわからぬ噂、焦る事もなかろうて。 全員集まるまで、ゆっくり待つとするかの。
【業務連絡】
旅人なら宿帳への記載として、村人なら役場の記録として、ある程度の情報は書かされる(書かかれている)ことになります。
過去に書いた記録として残っているのかもしれません。
(以下テンプレ。書いた後、メモにもアンカーをお願いします)
■名前:(綴りがあると泣いて喜びます)
■年齢:
■職業:
■経歴:
※他、PL視点での補足など
■希望縁故:
進行中情報ページもあります。
http://werewolf.rash.jp/?%a1%daPrayers%20stone%a1%db%2f%bf%ca%b9%d4%c3%e6%be%f0%ca%f3
お手数ですが村ページと合わせて確認していくようお願いします。
また、今回の舞台は半洞窟集落なので
「樹木は村内には一本か二本程度しかありません」(早い者勝ち)
ツタのカーテンや、コケの絨毯などはあっても構いません。
【業務連絡ここまで】
仄暗い道を抜け、上り坂をのぼった先
岩壁に囲まれた広場には、淡い光が差し込むようになっていた
ヒンヤリした空気の満ちる洞窟を利用した人々の営みのある村
そこに繋がる洞窟に点在する湖泉の底には、翡翠輝石が眠っている
数は多く採れないが、時に上質なものも見つかるということで
表の山にも登りやすい夏の時期には、村も俄かに活気づく
2人目、刺繍師 ゲルダ がやってきました。
刺繍師 ゲルダは、占い師 を希望しました(他の人には見えません)。
[青紫の岩壁に一定間隔で並ぶ扉のうちのひとつの中。
ひんやりとした空気纏う広い部屋の壁から壁に、
ピンと何本も張られた紐から幾重もの布が垂れる]
……。
[ゆらりとあがる手の先に、銀の針が一本。
キラリ、鋭い光を反射させてその先端が宙に止まり
一拍…二拍…間を置き――
すい と下ろされる先は、逆の手に持たれた布。
まるで大型の鳥が羽根で空を打つ時のような
優雅かつ大胆でありながら、目にもとまらぬ速さで
色のついた糸で色のついた布に模様が描かれていく]
――。
[時間にしてものの数分。
布を裏返し 指先で糸を結んでひっぱり歯で千切る。
表返した薄い青の布に描かれたのは濃紺の翼持つ鹿。
顎を引き、目を眇めて斜めに見てから持ちあげて、
ぱっと広げ、裏を窓枠から零れる光に透かし見る]
―――……き、きゅ、及第点。
[ぽつりと落とす声は高いが、ひどくどもった。
それでもそれを気にする事無く出来あがった刺繍を見て
髪と同じ孔雀石色の双眸を細め、両の口端を吊り上げた]
[洞窟内の端の方、家族が住む住居とするには比較的小さめの穴がいくつも開いた壁に、大工の手によって階段が作られ柱で補強され整えられて、一部屋毎を区切った形の集合住宅になっている一画がある。
そのうちの一室を借り、ゲルダは3年前からこの地に住んでいた。
その時からの、役場の名簿にはこう書かれている。]
────────────────────────
■名前:ゲルダ=カーラー Gerda=Kahler
■年齢:25歳
■職業:刺繍師
■経歴:ふらりとひとりで訪れた刺繍師。
この地が気に入ったようでそれからずっと居着いている。
作るのは刺繍による「絵画」。
刺繍を施した布を縫い合わせ額に入れ絵として飾るもので、街ではそれなりに売れるらしく定期的に画廊の者が買い付けに来るらしい。
────────────────────────
3人目、細工師 ライヒアルト がやってきました。
細工師 ライヒアルトは、守護者 を希望しました(他の人には見えません)。
[──滴り落ちる水が、澄んだ音と共に湖面に波紋を描く]
[ひとつ、ふたつ、零れ落ちるそれは、止まるを知らない]
……ん。
今日も、いい響きだな。
[その音に細められるのは、深い翠の瞳。
水気を含んだ黒の髪と服が、そこにいた時間の長さを端的に物語る。
また、滴り落ちる、滴。
それが奏でる音色に聴き入る青年は、もうしばらくは動きそうにない]
[そんな彼の経歴は、こんな感じで役所に残されている。**]
────────────────────
■名前:ライヒアルト・ハイデルベーレ Reichard Heidelbeere
■年齢:24歳
■職業:細工師
■経歴:翡翠を加工し、装身具などを作る細工師。
父は外からやって来て定住した旅の細工師で、母はこの村の生まれ。両親は共に死去。
父から引き継いだ技術を生かした細工は外での評価はそれなりにあるようだが、あまり数は作らない気紛れな気質。
細工をしない時は洞窟をふらつくか、村の雑事を手伝ってのその日暮しをしている。
────────────────────
/*
[じーっとみた。じーっとみた]
やっべ、蹴り出し期限なおしてなかったΣ
とか、阿呆な事に愕然としつつ。
毎度お世話になっております、くろねこたすくでございます。
このキャラはどーしても争奪戦対象なんで、即行確保に走らせていたたきました、が。
さて、ここからどーう転がるかはのーぷらんであります。
ともあれ、ご一緒する皆様、どうぞよしなに。
村の設定が変更されました。
4人目、服飾師 エーリッヒ がやってきました。
服飾師 エーリッヒは、聖痕者 を希望しました(他の人には見えません)。
─ 自住居穴 ─
[仕事場として改装した一室で、布を裁断する音だけが響く。
その動きは緩やかで、慌しいものは一切無い]
…… あっ。
[テーブルに置こうとした裁断鋏が床へと落ちた。
ごとり、と鈍い音が響く]
──ちょっと、休まなきゃいけないかしら。
[短く吐いた息は少し疲れが含まれていた。
椅子を立つと住居の扉を開け、外──と言っても洞窟内だが──へと出る]
[住居外にある石造りのベンチに腰掛けると、ゆるりと周囲を見回した。
行き交う人を暗緑の隻眸で追いかける。
しばらくはぼんやりとする時間が続いた]
………もう少し丈夫だったら、良かったのにね。
[行き交う人の中に商人らしき人物を見つければ、そんなことをぽつりと漏らす。
洞窟の外に対する興味は強く、ここと他を行き来する仕事をしたかった。
けれど、身体の弱さによりその願いは絶たれている。
昔よりは丈夫になったものの、長距離を移動するほどの体力は持ち合わせて居なかった]
[穏やかに洞窟内を見詰めるその人物については、村の役所に以下のように記されている]
────────────────────
■名前:エーリッヒ=ギッリャ Erich=Ghiglia
■年齢:26歳
■職業:服飾師
■経歴:村出身の青年。依頼を受けて衣類等を作る服飾師。
家族用の住居に住んでおり、仕事場との兼用となっている。仕事のために大量に布や糸などの服飾品を仕入れるため、それらの一般家庭への小売販売も行っている。
両親は既に他界。共に村出身で、父は商人、母はエーリッヒと同じく服飾師だった。
右目は常に髪に隠れていて見えない。
幼い頃身体がとても弱く、母親が逆の性別で育てれば健康に育つ、と言う迷信を真に受けて女の子として育てた結果、成長するにつれて多少健康になったものの、オネェ言葉が残った。母は「ま、いっか」で済ませたらしい。今でも身体は強い方ではない。
────────────────────
……あら、いらっしゃい。
[訪ねてきた者に気付いて、穏やかな笑みをそちらに向ける。
ベンチに座ったまま、しばらくはそこで会話を楽しんだ*]
/*
ある意味CO済みなので楽ですね。
どうも、龍猫です。
活発オネェは前にやったので、今回は大人しめに。
懐きにくかったらごめんねー>某二方
服飾材料と書くつもりが服飾品になってるけどまぁいいか。
/*
聖痕希望増えてた。
諦めて一般の人になる心算で居よう。
私的日程がきつきつなので、エピで色々やらなきゃいけなくなりそうな生存者にはなりたくないのである…!
序盤か中盤で死にたいなぁ。
5人目、研究者 ベアトリーチェ がやってきました。
研究者 ベアトリーチェは、聖痕者 を希望しました(他の人には見えません)。
―→広場―
[村へと続く一本道を、ランプを片手にした案内役に連れられて歩いていく。
旅人の存在は特別珍しくはないのだろうが、羽織った真っ黒いローブと顔を隠すように目深にかぶったフードから、
怪しさばかりがにじみ出ていたかもしれない]
なかなか素敵ね。
[広場にでると目の前に広がる、洞窟に収まった村の光景、
天井の割れ目からは淡い光が差し込み、穏やかさを象徴するような光景は心に染み込んで心地よい。
ぽそりとつぶやく声は高く、少女のようなもの]
案内してくれてありがとう。
[礼の言葉とともに、相手の顔を見ようとすると自然と上向くことになり、
フードから覗く口元には笑みを覗かせていた]
ついでに宿屋の場所も教えてもらってもいいかしら?
[場所を聞くと再度の礼の言葉とともに頭を下げて、宿屋へと向かった]
―宿屋―
[宿屋につくと宿帳へと記載をし、前金にと五日分の銀貨を出す]
-----------------------------------------------------
■名前:ベアトリーチェ・チーロ Beatrice Ciro
■年齢:20
■職業:研究者
■経歴:旅をしながら呪術や人狼についての研究をしている。
実年齢に比べ見た目が幼いことから、普段は自分の姿を隠す為にフードを目深にかぶっている。
そのために余計に怪しい旅人といった風体のせいで、快く思われないことも多いが、
魔女かと聞かれるとうっすらと口元に笑みを浮かべ否定をしないなど、そう思われても仕方のない一面もあったりする。
研究の過程で覚えた薬草の知識等を元にして、薬師みたいなことをして路銀は稼いでいる。
------------------------------------------------------
[背負った荷物を割り当てられた部屋へと降ろすと、いったんベッドに横になり天井をみあげながら考え事を*始めた*]
6人目、神学生 ウェンデル がやってきました。
神学生 ウェンデルは、智狼 を希望しました(他の人には見えません)。
[家族の物と一緒に、役所に保管されていた名簿は、整った文字で書き直さている]
────────────────────
■名前:ウェンデル・セネット Wendel Sennett
■年齢:24歳
■職業:神学生
■経歴:村出身、村育ちの青年。
二年前に家族と共に街へ移ったが、一月前に戻ってきた。
街に居る間は、寮制の神学校に通っていた。
様々な書物を持ち帰っており、現在は其れらを貸し出し、食い繋いでいる。
寝起きは悪く、起こすと不機嫌になる。
尚、身長は■■■■――
滞在期間:三ヶ月の予定
────────────────────
[塗り潰された痕跡も残っている**]
7人目、宿屋の息子 アーベル がやってきました。
宿屋の息子 アーベルは、守護者 を希望しました(他の人には見えません)。
―宿屋―
〜〜♪
[ふんふん、と鼻歌を歌いながら床を掃除する。
これも青年に任せられた仕事のうちだ。]
……んぉ、いらっしゃい。
[宿屋へとやってきた人>>12へと声をかけ、宿帳への記帳と前金を受け取ると、
部屋の一つを割り当ててそちらへ向かってもらった。]
[青年について、役所にこう記載されている]
――――――――――――――
■名前:アーベル・アレッサンドリ
■年齢:23
■職業:宿屋の息子
■経歴:昔からこの村に住んでいる青年。
割と人当たりはいい。
―――――――――――
[再び、ふんふん、と鼻歌を歌いながら掃除をし始めた**]
/*
年齢層がかたまっとるなぁ……ていうか、ベアトで二十歳は予想外だったぜ……!
さて。
オネェは既にいるのだが、幼女はどの角度で来るのだろう(
そして縁故どーしよーなぁ。
守護者希望通った場合、強縁故あった方が動きやすいのは確かなんだが。
8人目、小説家志望 ブリジット がやってきました。
小説家志望 ブリジットは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
……。
[最早日課といっても差し支えない程に通い慣れた道です。
だから今更道に迷うことなんてないのですが、僕は時々立ち止まります。
立ち止まった僕は大抵考え事をしていて、他の人が近づいてきても気づかない事も多くて、そのせいでよくぼんやりしている、なんて言われているみたいです]
[もしも役所で僕の情報を見ることがあったなら、そこにはきっとこんな風に書かれているはずです]
■名前:ブリジット・バール Brigitte=Baal
■年齢:13歳
■職業:--
■経歴:共に村の出身である両親と暮らす少女。小説家を目指しているらしい。
年の割に大人びたところがあるが、気づかれることはあまりない。
[さて今日も何度も立ち止まりましたが、無事に目的地まであと少しのところまで来ました。
目当ての人は今も仕事の最中でしょうか。それとも休憩に入っているでしょうか]
……んー。
[最後に少しだけ立ち止まって考えてから、僕はそれがわかるところまで近づいていきました**]
/*
どの角度から、と呟いた直後にやって来てた件。
しかし、後一枠、どーなっかなぁ。
俺は、ぎりぎり希望出るとこだからいーんだけど……。
あれだけ希望いると、消えるのはなあ……うん。
9人目、彫刻師 カルメン がやってきました。
彫刻師 カルメンは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
[作業台の上には彫刻の為の道具、切り出した翡翠の原石。
隣の机には置き場の無いほど数多のデザイン画が重なる。
繊細な花の彫刻が施された指輪はつい先ほど出来上がったばかり。
陳列棚に並ぶ作品がまた一つ、増えて、減るを繰り返す。
扉代わりに垂らされた布が衣擦れの音と共に揺れ
そこより顔を出したの見慣れた顔]
今日も?
毎日来るなんてほんとあなたも大変ね。
[背の低い陳列棚に頬杖ついて女は軽く首を傾ける。
折られた腰から脚のラインは長いスカートに隠れているが
女性らしいフォルムを描いていた]
彫刻師 カルメンが村を出て行きました。
9人目、彫刻師 カルメン がやってきました。
彫刻師 カルメンは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
[来訪者は客ではない。
両親が娘を案じて毎日様子を見に来る実家の者]
毎日見に来ても変わらな――…
[日課のような台詞を口にしかけるが
何か思い出したかのように言葉が途切れた。
嬉しそうな笑みを浮かべて女は棚に並べたばかりの作品を指す]
今回は月下美人の花をモチーフにしてみたの。
如何かしら。
一度、本物の花が咲くところをみたいのだけど、難しいわね。
[悩ましげな吐息を混ぜ眉を下げて来訪者を窺う。
他愛ない話に興じるのも、また日課であった]
[役所に保管されている女についての書類には
以下のように記される]
────────────────────
■名前:カルメン・ラハナーCarmen Lachner
■年齢:24
■職業:彫刻師
■経歴:翡翠の原石を仕入れ加工する彫刻師。
くりぬいて彫刻を施した翡翠の指輪や腕輪は
繊細な作風で定評がある。
旧家の娘で8年前から工房兼住居で一人暮らし。
勉強は家庭教師にみてもらっていた。
────────────────────
[両親が過保護であるなどの主観的要素は
無論そこには記載されていない**]
/*
……石村の特徴として、ものつくり系のPCが多い、というのは前々から感じていたが。
ここまでそっち系が集まるのも珍しいなおいwww
ま、差異は出せるべ。
10人目、未亡人 ノーラ がやってきました。
未亡人 ノーラは、智狼 を希望しました(他の人には見えません)。
― 広場 ―
眩し。
[同道した村の住民と一緒にランプを消して、頭上を振り仰ぐ。
淡い光に手を翳して呟くと笑われてしまった]
覚えていたより洞窟が長かったのよ。
ありがとう。
[恥ずかしそうに顔を戻して睫を伏せる。
荷物を背負い直し、ここまでの同行者と別れて宿屋に向かった]
■名前:ノーラ=クヴェレ Nora=Quelle
■年齢:26歳
■職業:美術商
■経歴:6年前、出入りする美術商の妻として滞在したことがある。
夫は昨年他界。跡を継いで訪れた。
― 宿屋 ―
商売の他にも用事があるんです。
これが壊れてしまって。
[見せた腕輪は枠が歪み、翡翠の細工も欠けていた]
ここに住んでいる細工師さんに作っていただいた品なの。
大切なものだから、直していただければと思って。
[少し寂しげに微笑みながら、部屋の鍵を受け取った]
─ 洞窟内・湖泉 ─
[水音に聴き入っていたのはどれほどの時間か。
半ば伏せられていた翠は数度瞬いた後、滴を零す天井へと向けられて]
……そろそろ、いいか。
[小さな呟きの後、水に浸しておいた袋を引き上げる。
中に入っているのは、磨き上げた玉と、同じ形に揃えた水晶。
磨き上げた後に、原石の眠る水の中で清めてから、細工にかかるのがいつものやり方。
呪い的なものを重視するのは、異国由来の技故か。
それと、十分な精神統一を図らねば細工にかからぬ気質のため、同じく翡翠細工を作る事を生業とする他の者と比べると、作り上げる作品の数は圧倒的に少ない]
後は、月の気を取り込ませて、と。
……何とか、間に合うかな。
[細工にかかるのは久し振りだが、今回は大分力が入っている。
生まれてくる子のためのお守りを、という依頼。
そんな、願いや想いを託された細工にはやる気が出る。
……逆に言えば、金銭のために、という仕事には全く気が乗らないともいうわけで、その辺りで苦労しているのは、余談]
……とりあえず。
少し、陽に当たってから、戻るか。
[すっかり冷えた身体にぽつり、と呟いて。
玉を収めた袋と灯りを手に、広場の方へと戻ってゆく。**]
[作業台から立ち上がり、出来上がった布を紐に掛ける。
色とりどりの糸が収まる作業箱を閉じようと伸ばした手指が、
ふと止まり、指先が糸から糸へとゆるやかに移動した]
…――ず、随分…
[暫く糸の補充にいっていない。
次に使う心算の色の糸はもう数巻しか残っていないし
空いている部分も随分多い列に 息をひとつ吐いた]
――……い、行かないと。
[いつもの仕入れ先は、オネェ言葉の服飾師の居る店だ]
[布かき分け辿り着いた扉は、音も無く開く。
内よりも少し低い温度に、ゲルダは目を細めた。
丁度隣の住人が買物から帰ってきたらしきところで、
顎を引いた上目で会釈し、すれ違う。
くぅ。
小さく、腹の虫が鳴いた。
すれ違った際に香った匂いは、果実のものらしい。
そういえば暫く何も食べていない事を思い出す。
ゆったりとした足取りで、部屋を後にした。]
/*
今回はシンクロターンなのかしらwww
ちょっと芝生えるメモ合戦になってしまいましたwwwww
うん、ありがとうございます。
ゲルダさんは入れ違いでごめんなさい。
改めて。村建て兎猫です。
今回はフルメンバーで行けそうでもあり大変嬉しいです!
何かと至らない点もあるかとは思いますが、どうぞ最後までよろしくお願い致します(ぺこり)
─ 自住居穴前 ─
[訪ねてきたのは頼まれていた服の依頼人で、散歩がてら仕立ての進捗を聞きに来たらい]
ええ、ご希望通りに。
街へのお出かけ用ですか?
──…そう、それは楽しみね。
ありがとう、楽しみにしておきます。
[頼まれたのは外出着で、依頼人は街で暮らしている娘と孫に会いに行くために新調したかったのだと言う。
出かけた際には仕立てのお礼にお土産を買って来てくれるとのことだった。
それに柔らかく礼を告げると、依頼人は別れの挨拶をして立ち去っていく]
/*
めもが二段にしんくろしていたのに今気がついたwww
さて、どーするか。
同世代が多いから、幼馴染系一つは欲しい気もするが。
残り三枠見てから考えるかねぇ。
―宿屋―
……ん、あぁ、ノーラさんお久しぶりです。
[にこり、と人当たりの良い笑顔をノーラ>>25へと向ける。
誰に対してもそうなので、笑みが逆に胡散臭く見える、とは誰の言だったか。]
あらー。
これはまた豪快に……。
[見せて貰った腕輪>>27に、なんともな感想を口にする。]
…そうですね。
大事な物はちゃんと直してあげないと可哀想です。
[ノーラに優しい微笑みを向けて、鍵を渡して部屋へと向かう姿を見送った。]
……ん?
母さんどうしたの?
[ひょこ、と厨房から様子を見にきたらしき母親に首を傾げる。]
え、いいよいいよ。
あともうちょっとだし。
ここで最後だから。
[外へ行ってきたら、という母親の言葉に片手を振って答えて。
やりきっておかないと落ち着かないと、
説得して掃除を続行してから、母親と店番を交代したのだった。**]
―→村内―
[広場の方へと向けて歩いて行く足音は、微か。
網上げの革のブーツの底は柔らかく、随分と長い物。
足首までの長いスカートの裾には刺繍の猫が眠る。
肩から斜めに掛けたショルダーバッグにも同じもの。
途中 服飾店の見える道を通りかかり視線を向け
人が訪れている様子を視とめて一度足を止めた時、
くぅ。と、また腹の虫が鳴いた。]
…――さ、さ先に、
[ゲルダは馴染みの食堂へと向けてまた歩きだした]
11人目、交易商 ミリィ がやってきました。
交易商 ミリィは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
―隧道の出口―
……何とか、今回も無事に辿り着けたようだね。
[驢馬の手綱を曳いた女は立ち止まり、岩山に切り取られた空を見上げながら緩く息を吐く。
そして眸を伏せ、旅の無事を感謝する短い聖句を唱える]
宿に着いたら、飼葉をいっぱい食べさせてあげるから。
もう少しだけ頑張って。
[重い荷を負い付き従う、忠実な驢馬の首筋を労わるように優しく叩き、宿へと向けて歩き出した]
[宿に足を留めたなら、手馴れた様子で宿帳にペンを走らせる]
────────────────────
■名前:エミリー・コシェバ Emilie Koseba
■年齢:24
■職業:交易商
■経歴:村々を巡り、不足する品を商う旅商人。
長年村に出入りしているため、村人の中には『ミリィ』と愛称で呼ぶ者もいるだろう。
────────────────────
12人目、画家の娘 ロミ がやってきました。
画家の娘 ロミは、聖痕者 を希望しました(他の人には見えません)。
[真っ白のキャンパスに、色が躍る。
父の手にある筆が、それを成していく。
娘は、物心ついた時から見ているこの光景を飽きた様子もなく見ていた。**]
─ 広場 ─
[ゆっくりと歩いて、たどり着いたのは広場。
柔らかな光に、僅かに目を細めて息を吐く]
……ん。
[呼びかけられて視線をめぐらせれば、目に入るのは依頼主の姿]
ああ、もう少しで玉《ギョク》の清めも終わるよ。
そうしたら、すぐに取り掛かるから。
形は、俺の好きにしていいんだよな?
[問われた作業状況に、問いを交えながらこう返す。
肯定が返れば、ん、と頷いて、家へと帰る依頼人を見送った。
翠に宿る光は、ごく穏やかなもの]
[自宅に散らばる書物の中には、青年が持つには相応しくない物も紛れている。
――少女が望む夢の様な、美しく華やかな夢物語。
――可愛らしい絵柄が全面に押し出された幼い子向けの絵本。
多種に渡る中に、人狼についての物、呪術についての物もある。
研究者の女性、ベアトリーチェに出会った時、話を聞き、連絡先を交換した。
二年間、村には薄情にも手紙を出していなかった癖に、だ。
慣れない敬語に何を彼女が思ったかは知れないが、決して敬語もどきは崩さなかった。
話の流れで、自分の居た村について話す事もあったりもしただろう。
「良い村っスよ。外に慣れると狭く感じるかもしれないんスけど」
村の中ではそんな言葉を形にする事は*決して無い*]
―宿・厩の前―
[一心不乱に飼葉桶に首を突き込む驢馬の傍らで、降ろした荷物を大まかに仕分ける。
部屋と厩を何度か往復して荷を運び込み終える頃、驢馬の食べっぷりに影響されたか、しきりに空腹を訴える腹に女は苦笑して]
……後は部屋でやるとして。
取り敢えずは、私も食事にしようか。
[立ち上がり、宿の食堂へと*向かった*]
あぁ、ミリィさん。
お久しぶりです。
[にこ、と久方ぶりに来た旅商人>>40に、笑いかける。]
飼葉、ですね、わかりました。
[動こうとする母親を手で制して、自分でやりにいく。
動物は嫌いではないが故に。
昔から青年が大きな感情を発露させた事は指で数えられるほど。
それが青年なりに身につけた処世術に近いもの、だったりするのは余談として。]
13人目、機織師 ヨハナ がやってきました。
機織師 ヨハナは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
[うと、うと。
昼間はほんのり暖かな光が差し込む広場のベンチで、猫を膝に抱えたまま眠っていたのは僅かだったろう。]
………あら。
[目覚めると、膝の猫がにゃぁと鳴いた。]
いやぁねぇ。また眠って…。
あらあら、早く戻らないと。
あの人そろそろ帰ってくるわ…。
[食事の支度をしておかないとと、
老女は膝の猫を傍に降ろし、我が家へと戻る。]
[役場には、ずいぶん昔に書かれたページが、時折更新されている**]
――――――――――――――――――――――――――
■名前:ヨハナ・カウニッツ Johanna・Kaunitz
■年齢:60歳
■職業:機織師
■経歴:村産まれ村育ちの老女。
機織をして家計を助けている。ギュンターの妻。
――――――――――――――――――――――――――
[向かう道の向こうから、見知った顔を見着ける。
何時も穏やかな笑み浮かべているように見える青年]
…――――、し、食堂、の。
[宿屋の食堂を何時も利用しているゲルダの認識では、
アーベルは宿屋の息子、より食堂の女将さんの息子、のよう]
…こ、ここんにちは。
[顎を引いて上目で見るのは何時もの表情薄い顔で
歩いていた足をゆっくり止めてかける声は小さい]
/*
ギュンターの嫁をやろう!
と思ったが最後別のキャラが作れませんでしたこんばんはt_nukeです。
石村にはしょっちゅお邪魔してますがまたよろしくお願いしまーす。
そういやばっちゃん初めてだ。
[歩けば歩くほど、遠くに点のように見えていた人の輪郭がはっきりとしてきます。
右手を振ってくれたその人>>33は正しく僕の目当ての人でした。
そうと分かれば、自然と早歩きになっていました]
……。
[ぶつかりそうなくらい近くに来てから足を止めて、僕よりずっと高い位置にある顔を見上げます。
話したい事が沢山ありました。何から話そうかを考え]
……あ、こんにちは。
[危ない、うっかり挨拶をするのを忘れるところでした]
……。えっと、今、大丈夫……かな。
[それから相手の都合も聞かなくてはいけません。
そういえばさっきすれ違った人がいました。もしかしたら僕が来る前に、ここに来ていた客なのかも知れません]
─ 広場 ─
[淡い陽射しの下、玉と水晶をどう組み合わせるか、と思案していたのはどれほどの時間だったか]
……ん。
[ふと、翠が上へと向く。
村では数少ない、空が見える場所。
その上に広がる青は、いつからか、陰りを帯び始めていた]
まいったな、これは。
今夜は、月光は望めない……か?
あまり、遅くはしたくないんだが……。
ゲルダさん、こんにちは。
[宿屋は食堂も兼ねているため、ゲルダの認識>>48はあながち間違ってはおらず。]
これから、食事ですか?
[小さな声でも、あまり気にせず。
笑みを浮かべながら、こて、と首を傾げた]
しかし、そうなると……どうするか。
[自宅兼工房は、やや奥まった一画にある。
天気が崩れるなら家に戻ってもいいのだが、もし予想に反して天候が崩れなかった場合、またここまで来るのが面倒と思えて]
……一度戻って、着替えて。
それから、近場で待機、が妥当か、これは。
[そんな呟きを漏らして、一先ず足を向けるのは、自宅の方]
[こてりと傾げられる笑みに、こくり と
一文字の眉のままに 小さく頷いた]
…――きき今日の日替わり、何…?
[おずおずと尋ねてしまうのがメニューの事だったのは
今頭の中を支配しているのが空腹だからかもしれず。
彼の傾けた頭と同じ方向に 少しだけ頭を傾ける]
―少し前・厩―
いつも、世話をかけるね。
[飼葉桶を用意するアーベル>>44の背に礼の言葉を投げ掛ける。
旅塵に塗れたマントとブーツを行儀悪く脱ぎ散らしながら]
最近、様子はどうだい。
何か変わったことはないかい?
此方は――
[と、柔らかな笑顔を浮かべる青年に、女もまた穏やかな笑みを向け世間話を振る。
話込もうとして、彼が機敏に立ち働く様子を思い出す]
……アーベル君も忙しいだろうに、引き止めてしまってはいけないね。
独り旅を続けると、どうにも人恋しくてなってしまうよ。
[やれやれと肩を竦め、次の仕事に向かうだろうアーベルを見送った*]
―エーリッヒの住居前―
……そっか。良かった。
[さっき立ち上がりかけていたようにも見えたけれど、本人が休憩中と言っているから良いことにしました。
促される通り>>53に彼の隣に腰掛けます。さて]
……。大丈夫だったら、エーリィと話したいなって思ったんだ。
[いつも、改めて言う程の用があるわけじゃありません。
だけどこうして知っている人とお喋りすることだって、想像力を養う為には大切なんです。……なんて、本当はただ僕が話したいだけなんですが。
勿論邪魔にならない程度にしようとは思っています]
あ、甘いものも持ってきたよ。
[僕は持ってきた手提げ袋の口を引っ張ります。
掌の上に、綺麗な包装紙に包まれたお菓子を幾つか乗せて、相手に向けて差し出しました]
─ 自住居内 父の工房 ─
[父の前にある白いキャンパスが、どんどん鮮やかになっていく。
それを見ている娘の顔は、ただただ嬉しそうな、笑顔で。
父から声をかけられているのにも暫く気付かない程、鮮やかなキャンパスに夢中だった。]
へ?
あ、お父さん、呼んだ?
[数回名を呼ばれて、ぱちぱちと目を瞬かせ首を傾げる。
また聞こえてなかったのか、と苦笑混じりの父から頼まれた用事は、お使い。
そろそろ行商がくる頃合だから調味料や干肉などを買ってきて、と言われたことを復唱して、頷く。]
[こうして実家から人が来るようになったのにも理由がある。
昔からの趣味を生業としようと考え始めた頃から
将来について親とよく衝突しその度に家出した。
家出といってもこの村から出るでもなく
歳近い友達の家に厄介になるというささやかなもの。
すぐに見つかって連れ戻されるのが常だったけれど]
――…もう、急に居なくなったりしないのに。
[小さく零れた言葉は実家の召使いには聞こえなかったよう。
問い返す声に、なんてもないと軽く首を振る。
報告に戻るらしい召使いをいつものように見送った]
─ 自宅兼工房 ─
[途中、すれ違う人々と挨拶を交わしながら、家まで帰りつく。
元は家族三人で暮らしていたのだが、今は一人住まいの家には、村──というか、この地方ではあまり見られない、組紐を生かした装飾がなされている。
それらは、亡き父の故郷独特のものだというが、今ひとつピンとこなかった]
……いつかは、見に行くのもわるかないんだろうけど。
[今は、そんな気にもなれずにいた。
ともあれ、まだ湿った服を着替え、戸締りをしてから改めて家を出る。
着替えた、と言っても、両親が他界してからは黒しか身に着けぬ青年は、見た目で大きく変わる事はないのだが]
今日の日替わりは、焼き魚がメインの定食だったよ?
[日替わりなどのメニューを聞いてくる人は、割と多く。
相対している人の頭の中が空腹に支配されている、とはあまり考えてなかった。
ナンもどきのパンなども出たりするが、
それは常と言っていいかもしれない。]
/*
他に黒髪がいなかったので、思いっきり、父親を東方系にしてみる。
いや、翡翠っていうと、やっぱそっちのイメージがねwwwww
あ、ハイデルベーレが母方の姓なの、ちゃんとどっかでださねば。
─ 自住居内 父の工房→外 ─
それじゃ、いってきまーす!
[元気に挨拶をして、外に飛び出す。
役場の名簿には、この娘について以下のように記されている。]
────────────────────────
■名前:ロミ=マリオン Romi=Marion
■年齢:11
■職業:画家の娘
■経歴:この村には父親と10年前から二人で暮らしている。
父親はこの村出身、母親については他界したということしか知らない(聞かされていない)。
10年前、画家として名を上げた父が生まれ故郷であるこの村に戻ってきた際一緒に連れてこられた。
父親の工房も兼ねている住居は集合住宅>>0:4からは離れているが太陽の光が僅かに差し込む場の傍にある。
日の光が当たる場所には父親の使う絵具の原料である植物用の畑があり、現在はその畑の管理がロミの仕事になっている。
────────────────────────
― 宿屋→広場 ―
戻ってきてからいただきます。
[食事は、と尋ねる女将さんに答えて宿から出た。
広場からの道しか覚えていないので、まずはそちらに向かう]
さっきより肌寒いかしら。
[この村特有のヒヤリとした空気が一層冷たく感じられて、軽く腕をさすった]
―少し前>>56―
大丈夫ですよ、これも俺の仕事のうちなんで。
[父は父で仕事があって。
動物好きも相まって、馬などの世話は青年がやるようにしていた。]
最近、ですか?
んー、ここは相変わらず、ですねぇ
[普段と変わらない日々を思い返しながらミリィの言葉に応え]
いえいえ。
母から、ちょっと休憩してこいと言われてましたし。
後でミリィさんの話、聞かせてくださいね。
[にこ、とミリィへ笑みを向けながら手を振って、その場を離れた。*]
…――あ、あ、ありがとう。
…、
[もらう返事に、常は無表情の中の口端を片方微かに上げて
頷くと、余り櫛の通されていない髪が揺れる。
手を口許に上げて少し考える素振りを見せた後
彼の背後へと視線を向け、それから彼へと戻して]
… ――、
…じゃ、じゃあ、
[彼は食堂側から来ているのだから、何か用事なのだろう
そう思って、開きかけた口は閉じて。
彼とすれ違うかたちになる方向へ、足を踏み出した]
─ →広場 ─
[一先ず、広場まで道を戻る。
見上げた空は、やはり、暗い]
……これは、本格的に難しいか……。
[呟いて、眉を寄せる。
父親譲りの黒髪が、ひやりとした風に揺れた]
ん。……少し、臭うかも。
[脱ぎ散らかしたマントとブーツを拾い上げ、眉を顰めた。
旅の疲れで浮腫んだ足でブーツを履き直す気にはなれず、裸足のまま厩を後にする]
雨になるのかな。
[湿気を含んだ冷たい風に頬を撫でられ、空を仰ぎ。
小走りに宿の食堂へと向かった]
どういたしまして。
[礼>>67に、嬉しげな笑みを浮かべて応え。]
はい、また後で。
[気晴らしとして外に出ているので、青年に用らしい用はないのだが。
食堂へと向かう人に手を振って見送る形となったか。]
―エーリッヒの住居前―
……。うーん。
[僕が話したい事と言ったら、迷うくらいにたくさんあるのです。
例えば昨日の夜読んだ物語の事だとか、今持っているお菓子を買いに行った時の話だとか、どれも他愛ないものばかりですが]
えっと、それはクッキー……あ、マカロン、かな?
[考えているうちに、包装紙の一つが彼の手に渡りました>>64。
チョコレートやキャンディよりも少し大きめの包みだから、多分それだった……はずです]
─ →広場 ─
えーと…この時間だと広場かな?
それか宿屋かな?
[行商人がいるのはどこだろうと考えながら、駆け足でまずは広場へと向かう。
こういうお使いもいつものことだ。
父はあまり外に出ない。
その分絵を描いていたいのだと言う。
娘も父の絵がいっぱい見られるのは嬉しい。
でも出来上がった絵はすぐにどこかへ行ってしまうから、出来上がらないと良いとも思う。]
お父さんの絵が、喜んでもらえるのは嬉しいんだけどなぁ。
[画商から先生と言われる父の顔はあまり嬉しそうじゃない時があって。
その時は、ただでさえ絵がもっていかれて悲しい娘の気持ちが余計に悲しくなる。]
……一雨来るかなー?
[ゲルダと別れた後、あちらこちらへ足を向け。
徐々に湿気を含むようになってきた風に顔を空へと向ける。]
…ウェンデルのところに行くか。
どーせ惰眠貪ってるんだろうし。
[ぽり、と頭を掻くとそちらの方へ足を向ける。]
―食堂―
[アーベルと別れ向かうのは彼が来た宿屋の扉。
入る前から外に魚が焼ける良い匂いが漂っている。
リーズナブルな値段で食事が取れ、頼めば包んでもくれるので
ゲルダが毎日のように訪れる、宿屋内の食堂。
扉を開ける前 ふと空を見上げる。
雨が降る前の独特の、匂いがした気がしたから。
そのまま無言で扉をくぐり、中へと入ると、
顔馴染みの女将の笑顔が迎えてくれる]
…――あ、あの、ここ、こ此れください。
[通された席で、書かれている物を指で指し示す。
本日の日替わりメニュー。焼き魚らしい。
注文を聞いた女将が背を向けると ふ と息を着き
グラスに入った水をこくりと一度飲んだところで
ゆったりと 無表情の侭に辺りを見渡した]
/*
さて。
コンセプトとしては某ふりーげーむのあのキャラを幸せにした感じなわけですが。
分かる人にも解りにくそうだ。(
まぁそれは置いといて。
エーリッヒさんとブリジットちゃんに縁故振りにいくか悩む。
元ネタ的には振りにいくしか!なんだけど…縁故振りたい人がおおくてn
─ 広場 ─
……ん。
[呼びかける声>>71に、瞬きを一つ。
振り返った先に立つ女性の姿に、あれ、と惚けた声を上げた]
……ノーラさん?
[以前、仕事を請けた美術商の妻の事は、忘れてはいない。
依頼自体が印象に残るものだったからこそ、なのだが]
お久し振りです……お一人ですか?
― 自住居 ―
ってぇ……
[ごろっと寝返りを打った拍子、頭の方に置きっぱなしにしていた本に当たった。
目覚めの時間だが正直な話、遅い。
序に言えば、まだ半分位寝ていた。
常日頃より、扉に鍵をかける習慣なんぞ持ってはいない。
ぶつかった、というより寝る時に置いた侭だった本を眠そうな琥珀の瞳で睨みつけ――
――そしてまた、ベッドに逆戻りである。寝汚いにも程があった]
これはどこかから買って来たのかしら?
[そう訊ねてからもう一口齧ろうとして。
裾をダメージ加工したコートを伝って身体を上ってくる存在に気付いた]
あら、パラッシ。
あなたも食べたいの?
[膝の上に上ってきた小さな存在──それはこの洞窟には居るはずの無い、樹上生活を送るはずのリス。
以前洞窟に迷い込んだのを保護して、そのまま居つかれた存在だった。
リスは膝の上にちょこなんと佇んで、じっ、とマカロンを見詰めていた]
/*
よし、捻じ込んだ(
リスってあんまりオプションで見ない気がしたのでやってみる。
最初地リスにするかとも思ったけど、やっぱり樹上リスの方が可愛いと思ったのであった。
─ →広場 ─
[考えごとをしながらだったからか、いつの間にか目的地に近付いていた。]
あ、もーじき…
わきゃあ!?
[広場だ。
そう口に出しかけたところで何かに躓き、そのせいで大声が出た。
そのまま前に思いっ切り転ぶ。
当然、痛い。
即座に起き上がれなくて、倒れ込んだままちょっと涙目。]
―ウェンデルの家―
おじゃましまーす。
[コンコン、と二回ノックしてウェンデルの家に入る。
ノックしたのは後での文句軽減のためだったりするのは、それとして。
――ベッドで寝ている様子に蒼は半眼になり、そ、とベッドサイドに近づくと。]
うちで食事したいなら、とっとと起きろ、ウェンデル。
[遠慮会釈なくのしかかってやった。
表情は笑顔のままだったりする。]
―食堂―
[にこやかに向けられる笑みに、微かに口端あげて見せるが
果たして相手に笑みと伝わったかどうか。
グラスの水で喉を潤してから、小さく口を開く]
…あああの、こ、コシェバさん。
――が、が額は、扱ってる…?
[相手の職業は知っているけれど詳しくは無い。
次に会えたら聞いてみようと思っていた、事を思い出して
尋ねる声はとても小さいが、客まばらな今なら届くだろう]
─ 広場 ─
……来れない?
[言い換えられた言葉>>82に、緩く首を傾ぐものの。
その後の仕種で、言わんとする所は察しがついた]
そうですか……で、お願い、って言うのは……。
[なんでしょうか、と問おうとするのに重ねるように響いた声。
振り返った先には、転んで涙目の少女>>81の姿があり]
あー……何してんだ。
大丈夫かー?
[声をかけながら、そちらへ歩み寄る。
細工をしない時は、村のあちこちで雑事の手伝いをしている身、子守の経験もそこそこあるから、ごく自然に動いていた]
― 自住居 ―
[ノックの音は耳に入っているのか、いないのか。
丁度睡眠が妨げられたすぐ後だったから、圧し掛かられて呻きつつ目を開ける。
半眼で]
うるせぇ
……あ゛ー
[いつもよりかは文句の声も大人しい。
睨む様な視線を向けていたが、だるそうな声をあげた後、幾分かしっかりとした声が文句を言った]
重ぇよ。
退け、アーベル。
―エーリッヒの住居前―
……うん。
[話題選びに迷っていたことも、どうやら見抜かれていました。流石と言わざるを得ません。
僕の記憶も間違っていなかったようで、包みからはマカロンが出てきました]
良かった。
[どうやら喜んでもらえたみたいです。ほっとして、それは多分表情にも出ていました。
仕事疲れにも効いているなら、僕の思惑通りなのですが]
……。うん。
店はいつもと同じなんだけど、新しく入荷してみた……らしいよ。
[ここに来る前に何を持っていくかを悩んでいたら、店の人が勧めてくれたのでした。
僕も食べてみようかなと、もう一度掌の上を見た……ところで、すぐに視線が逸れました。
何か小さなもの>>79が視界の隅で動いたからです]
あ。……こんにちは、バラッシ。
[その子の事は、これまで何度か見たことがありました。
言葉が通じているかは分かりませんが、とりあえずいつもみたいに挨拶をしてみます]
早く起きないお前が悪い。
[文句がおとなしい事に、お、と内心思いつつ。]
はいはい。
[要望に似た文句に素直に退いてやり]
……散らばり過ぎだろ、本。
[手早く散らばった本を分類ごとにまとめていった。]
[ゲルダは人付き合いがあまり得意ではなかったように記憶していたし、実際、村の外の人間である女とは、これまで殆ど付き合いが無かった。
だから、彼女から商品について尋ねられて、些か驚きはするものの、その色は隠したまま、吃音がちな小さな声を聞き落とさないよう耳を傾ける]
額ですか?
……残念ながら、今の手持ちにはないけれど、
勿論、お届けすることは出来ますよ。
飾り模様の入っているものと、無地のものどちらでも用意出来るし
材料だって、多少珍しいものでも融通しますよ?
[そう言いながら、ゲルダの傍にさりげなく歩み寄った]
――ポツリ、ポツリ……
――ポツ、ポツ、ポツ、ポツ……
滴の数は徐々に増え、雨と呼べるほど落ちてくる。
山の外では、ゴォと音を立てながら強い風も吹いていた。
― 自宅 ―
[ポツリ。ポツリ。
雨の気配に女は見上げる仕草をみせる。
広場から程近い住居にもその微かな音は伝わった]
嗚呼、降ってきたのね。
[眦を下げて呟く]
ごはん、食べに行こうと思ってたけど。
[炊事に関してはからきしな女が
宿の食堂で食事を取ることが多くなるは必然。
作品に向き合っている間は寝食を忘れがちになり
食堂を訪れることも減ってしまうのだが。
悩ましい様子で外を気にしながらも直ぐ動く様子は無く]
―宿屋・自室―
[天井を見上げながら、この村のことを語っていた青年のことを思い出す。
自分より年上の男の人が、少女みたいな見た目の自分に対して、いかにも慣れていない風の敬語のようなものを使う様は印象に深かった]
確かに言葉に嘘はなかったみたい。
[身を起こして、そろそろ散策がてらと、この村にきたもうひとつの目的を果たそうとする。
ひとつはウェンデルにかつて薦められたからという理由もあるが……]
そういえば手紙出さずに来てしまったわ。
[せっかく連絡先を交換したのに、慣れないことというのはなかなか忘れがちだなと思う。
旅をして回ってる自分の連絡先は、定期的に連絡がきたことを確認できるような場所にしてもらっているので、
こっちにきた連絡もすぐにうけとれなかったりもしたわけだが]
まぁ、機会があれば会うこともあるかしら?
[少しだけうれしそうな様子の声、自分の研究に好意的に思い、
そして自分の見た目にかかわらず、異質として嫌悪しない彼の様子は少し慣れない感覚とともにうれしくもあった]
うるせーよ。
俺がどんだけ遅く起きたって
……飯は食う。
[言いかけた言葉を止めた。食事抜きは辛い。
退いた姿を、視線が追う。
散らばった本を片付けて行くのも、半身を起こして眺めるだけ]
分かるから良いっての。
はよ。
[ふる、と頭を振って挨拶の言葉を今更告げた]
片付けるんなら、そっちのほう、積んどいて。
これも。
[枕元、先程ぶつかった本を、差し出す。まだ立ち上がりはしなかった]
─ 広場 ─
ん、そっか……って。
[返ってきた返事>>87に、なら良かった、と思うものの。
擦り傷に気づくと、やれやれ、と息を吐いた]
こっちは、手当てが必要っぽいな。
[遅れて来たノーラがハンカチを差し出す>>96のを見つつ、軽く肩を竦め。
直後、ぽつ、と落ちてた感触>>#4に空を見上げた]
……ったぁ、降ってきたか。
月の光は、しばらくお預け……って、それどころじゃないか。
[雨の勢いは、少しずつ増す気配。>>#5悠長な事は、言っていられないらしい]
とりあえず、宿まで行きますか。俺も、そこに行くつもりだったし。
[二人に向けるのは、そんな提案]
―宿屋→―
[ペンと紙と、いくつか小瓶とか入ったウェストポーチをつけると、
いつもの黒ローブ姿で部屋を出て行く。
宿屋を出る途中、食堂に人がいたようだけども、知り合いでもないので自分からは挨拶はせず、
向こうから声がかかったなら会釈くらいはしただろうか。
宿屋の主人に少し出ることを伝えると宿屋の出口の前に、ざっと周囲を見渡しまずはどっちにいこうかと]
とりあえずは、地底湖もみていこうかしら。
[今回の目的は観光だけではないが、急ぐ旅でもないことからのんびりとはしていくつもりでいた。
ちょうどそれにふさわしい雰囲気の村という思いもある]
…そ、そそ、そう…
[彼女の商人らしい流れるような言葉に、短い返事。
気の利いた会話の出来ぬゲルダの耳にそれは心地良く
歩み寄られる様子見て向かいの椅子奨める気は使えねど、
近くに寄られるのに不満や警戒は浮かべず。
顎を引いた上目でじいと相手を見て、口を開く]
…こ、ここ細かいお願いも…へ、平気?
――――…か、か飾りも模様の、とか
[双眸には真剣な色を宿して、声を紡ぐ。
厨房から、魚の焼ける良い匂いが食堂に広がっていた]
…お前、食事の腕前ってどんだけだっけ。
[記憶が確かなら…、と視線を台所の方にやって。]
はい、おはよう。
分かるから、じゃなくて本に傷が付くっての。
[今更な挨拶にも動じずに返し。]
はいはい。
[渡された本を受け取り、出来るだけあった場所へと戻し始めた。]
村の設定が変更されました。
勿論、大丈夫。
飾り模様の種類によっては少し時間を貰うことになるけど、それでも良ければ。
[翡翠とその細工物を特産品としている村に出入りしているおかげで
零細商人の割に、女の工芸や芸術に関わる商品知識は豊かな方だった]
――初めてのお取引だし、そうだね……。
お値段はこんな感じでどうかしら。
[ゲルダが特に警戒や不快の様子を浮かべていないことを確認して
対面の席に腰を降ろし、走り書きをしたメモを示す。
芸術関係の商品は利率が良い。
だから彼女が友人でもある翡翠の細工師ライヒアルト、画家のマリオン氏に次ぐ顧客になることを期待して。
そんな想いで記した価格は、ぎりぎり利益の出る額だった]
どんだけだっただろうな。
お前ん家で食う。
[当たり前だろとでも言いたげだった。
台所は使われた形跡が無い。
一月前に使った時の惨状――何故かゲル状になった野菜だとかを思えば、当然といえば当然だ]
傷つけないようにはしてるっての。
片付けはお前に任せた。
俺は寝るので忙しい。
[しっかりと言い切りもする。
片付け始める様子を暫く眺めた後、漸く立ち上がり、欠伸を零した]
あ゛ー、起こされた。くそう…
[ノーラに向けていたのは笑顔だが、ライヒアルトの言葉>>97で慌て顔に変わる。]
て、手当てなんてしなくていいよ!
こんな傷くらい舐めときゃ治るんだから!
[手当て=滲みる薬という認識の為、なんとか回避したくて言葉を重ねる。
が、つい先程頭に落ちた感触が更に増えてきた>>#5為に問答は続けられなかった。
宿に行こうと言われると、元々行商人を探しに宿屋にも行くつもりだったしノーラからも笑いかけられて>>104頷きを返し。]
うん、それで良いよ。
あ、私ね、ロミっていうの。
ロミ=マリオン。
[面識があったとしても6年前に会ったきりでは流石にこちらは覚えておらず。
初めましての人にいつもするように、名を名乗った。]
―エーリッヒの住居前―
えっと、……どういたしまして。
[お礼>>102は嬉しいけれど、同時にちょっとだけ照れくさいような気持ちもします。
さっき挨拶を返してくれた……と思う、リスの方に目を向けました。
小さな欠片を懸命に齧る姿>>103はとても愛らしいものでした]
……。んー。
[ついつい触りたくなって、指が動きます。
でも吃驚させて、食事の邪魔になってはいけないから、触れる前に指は止まって]
……後だったら、いいかな?
[今は我慢することにしました]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新