情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
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呼び寄せたのは果たして何か。
その意を誰一人知る由もないまま、人々は集い始める。
1人目、未亡人 綾野 がやってきました。
未亡人 綾野は、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
[『Lupus in Giapponese』。通常LiG。
ガチ推理村専用として稼働している人狼ゲームサーバーのひとつ。
特に大きな特徴もなく、毎日様々な人が入っては出て行くその場所に、ある日ひとつの村が建った]
【ランダム希望での入村は非推奨です】
【参加前にwikiとプロローグの確認をお願いします】
□メイン舞台
推理物の創作物やRP村でも度々舞台となるような、古めかしい洋館。
館の外へ出る事は一応可能ですが、周囲は霧に囲まれており、遠くへ行こうとしてもいつの間にか館へと戻ってしまいます。
大広間の隅には少し古い型のパソコンが一台あります。何故か電源は入りっぱなしですが、他に電気は通っていません。
携帯電話等は持っていても可ですが、1日目以降はPC側からの連絡はできません。(受信は可能なので、役職の能力として使うのはあり)
PCたち以外に人影は見当たりません。主人や使用人もいないようです。
ガスや水道は通っていないようです。
キッチンには竈があり、水は汲み置きのものが用意されています。食料も様々なものが大量にあるので調理は可能です。
その他の部屋や備品については言ったもの勝ちで。
□PCについて
現代社会に生きる人々。
年齢性別職業等はバラバラですが、共通の趣味――人狼ゲームを通じて仲良くなっている人もいるかも知れません。
「Lupus in Giapponese」も、一度くらいは利用した事がある筈です。
なお学園セットのキャラでも、必ずしも学生である必要はありません。
□縁故制限 ※重要
今村ではリアルで近しい縁故設定は禁止とさせていただきます。
具体例は以下に↓
○(問題なし) 同村回数が多い/オフ会で顔を合わせた事がある(1〜2回程度)/SNSで交流がある
△(ぎりぎりOK、深入りはNG) 本名を知っている/メアドや電話番号を交換した/職場のお客様(常連ではない)
×(NG) 職業等詳細なプロフィールを知っている/リアルで友人関係/血縁関係/学校や会社が同じ/頻繁に会っている
また縁故数自体も、できるだけ少なめでお願いします。強制ではありませんが1〜2個程度が望ましいです。
□肩書き変更
使用キャラが人狼で使用しているID(自由に設定可)に変更してください。間違って本当のIDを入れないように注意。
例)未亡人 綾野 →“yanon” 綾野 (※実際にはダミーの肩書きは変わりません)
□進行関係
※プロローグ冒頭以降、基本的に天声は投下しません。
○プロローグ
PCは未だ日常の中にいます。
その日、人狼ゲームサーバ「Lupus in Giapponese」に1つの村が建っていました。
村の名前は『LiN』、情報欄は空白。その村に惹かれるものでもあったのか、単純に暇だっただけか。
貴方はエントリーしますが、その後はエラーが出て、村を見ることはできなくなります。
※入村後、以下の内容をメモに貼って下さい。
■名前:
■経歴:
■希望縁故その他: ※縁故に関しては制限にご注意ください。
設定上、プロローグでは他PCとの直接接触は控えめにお願いします。
SNS等ネット上での交流や、電話・メールでのやり取り等は遠慮なくどうぞ。
不明点がありましたらメモにて。プロローグ〜1日目まではダミーメモでお答えします。
○1日目
ふと気がつくと、貴方は館の中にいました。
窓の外は深い霧に覆われていて、時間の感覚も曖昧です。
館の一室、大広間の隅には、村の雰囲気には似つかわしくないもの――パソコンが一台ありました。
画面の中央には「Lupus in Giapponese」で御馴染みのシステムメッセージが浮かんでいるようです。
何処を操作しても、パソコンはその画面のまま動きません。
※プロローグ終了→1日目開始時に、PCは強制的に集会場に移されます。
天声は落としませんので、各自で描写をお願いします。
○2日目
突然館内に霧が立ち込めます。
霧が晴れた時、そこにはダミーの無残な姿がありました。
パソコンの画面はいつの間にか切り替わり、「Lupus in Giapponese」で御馴染みの襲撃システムメッセージが映し出されています。
さて、人狼PLの皆さんなら、これからどうすれば良いかは分かる筈です。
尤も、ゲームのように簡単にはいかないでしょうが……
※霧…所謂夜フェイズ、襲撃タイムとお考えください。
霧の中では先程まで話していたはずの相手の姿すら見えないのに加え、何故か声も届きません。
人狼役(必要であれば守護者も)のみが誰が何処に居るかを把握し、自由に動き回ることができます。
普通の人の感覚では少し動いただけで己の立ち位置さえ曖昧になってしまう為、
霧が出るまで全然違う場所にいたはずの人の死体が目の前に転がっていても不思議ではありません。(=誰でも発見描写可能)
なお、2日目及びこれ以降も天声での描写は行いません。各自で霧に巻かれてください。
○3日目以降
1人が『処刑』され、1人がまた無残な姿で見つかります。
パソコン画面は淡々と、死者と残る者の名前を映すのみ。
死にたくないならば、『ゲーム』を続けるより他はありません。
○エピローグ
最後に残ったのは人か人狼か。(ある程度区切りがついたら、一度エンドロールを入れます)
生き残ったPCがどのような結末を迎えるかは、生存者が自由に決めてください。
話し合って決めるもよし、それぞれで違う終わりになるもよし。
しかしどのような展開になっても、【一度死んでしまった者が生き返ることは、決してありません。】
なお最終日においては、
・納得できる理由づけがある
・その時点で生き残っているPC全員の同意を得られている
以上を満たした上で、システム上の処刑者を生存者扱いするのは禁止しません。
但しその場合も【その前日までに死亡した人までもが生き返る、というのは無し】でお願いします。
※「納得できる理由づけ」と言っても、きっちり細々と整合性を考える必要はありません。そもそも細かな設定は全て丸投げな村ですので、多少強引でも構いません。
が、『何もしなかったけど奇跡が起こって〜』はNGです。必ず本人もしくは周りが何か行動を起こした結果となるようにしてください。
【その他役職や吊り襲撃関係等はwiki参照のこと】
[年末に向けてそろそろ1ヵ月を切るかという冬のある日。
本格的に忙しくなる前に少し遊んでおきたいと、そんな理由で入る村を探していた“yanon”こと綾野の目に偶然止まったひとつの村。
『LiN』。
国名と一文字違い、何かの略語のようだが村の説明文には由来は記載されていない。
否、由来どころか村のコンセプトも何も書かれていなかった。
編成は標準――なおこの国では囁き狂人がデフォルト設定である――と、誰かの悪戯で適当に建てられたと、そう思われてもおかしくないような村。
普通ならスルーしているところだったが、たまたま他に募集中の誰でも入れる村が見つからなかったこともあって、綾野はいつもそうするように簡素な入村文を書き、入村ボタンをクリックした]
[さて綾野が『LiN』を見つけ、そして入ることになったのは、本当にただ“偶然”が重なった結果だったのか。
それを知る者はきっと、誰もいない――]
2人目、juju 珠樹 がやってきました。
juju 珠樹は、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
─ 自宅 ─
や ば い っ !!
[パソコンを開いたまま、バタバタと出かける準備。
今日は選択している講義で試験があると言うのに、珠樹はすっかり寝過ごし時間ギリギリとなってしまっていた]
いくら大学が近くでもこれは拙いっ。
ああもう、余裕持って起きて村物色する予定だったのにー!
[パソコンを開いている理由はそれ。
本来ならゆっくり時間を取って行うつもりだったのだが、着替えたり食べたりする合間に覗いて、慌しく人狼ゲームサーバーの村をチェックしていく]
あ、1個建ってる。
もういいや、これにしよっ。
えっと……あーもー、なんでこう言う時に限ってクッキー切れてるかな!
j u j u 、と。
[珠樹は自分のIDとパスワードを入れ直し、碌に村の説明も読まないまま、簡単な入村文を打ち込んで入村ボタンを押した。
以前もこれでうっかりガチ村に入ってしまい、泣きそうな目にあったのだが、慌てているためにすっかり忘れてしまっている。
後でまた泣くことになると思われたが、それは次画面の異変によって掻き消えた]
……へぅ? なんで真っ白?
って、あーーーーー!!
間に合わないっ!!
[発言欄が出ず、真っ白になった画面に一瞬呆けたが、時計が目に入り現実へと戻る。
道具を入れた鞄を引っつかみ、珠樹は大慌てでアパートを出て行った。
消し損ねのパソコンはしばらく白い画面を移していたが、やがてスリープモードへと入り黒い画面へと変わる**]
3人目、aquila 聡 がやってきました。
aquila 聡は、霊能者 を希望しました(他の人には見えません)。
[タイトルは、『活動再開っ!』。
本文の出だしは、『あくぃら、帰ってまいりました!』。
そんなノリの軽い日記が、SNSの最新に上がったのは、深夜の事。
あくぃら──かれこれ1年近く消息不明で足跡カウントも止まったままだったPL、『aquila』のページはその夜、久々に賑わっていた]
─ 自宅 ─
……っつーか、結構みんな覚えててくれるもんねぇ。
[日記を上げた翌朝。
復活宣言日記についたコメントを見つつ、零れるのは苦笑い。
1年前、『一身上の都合』を理由に活動休止宣言をしてから、SNSにはログインしていなかった。
だから、存在自体を忘れられているだろうなー、と思っていたのだけれど]
……よし、レスつけかんりょ。
後は、復帰戦によさそうなとこはー……っと。
久しぶりだし、カオス編成とかは避けたいんよねぇ……。
[最近流行りの役職とか陣形とかわかんねーし、とか呟きながら、あちらこちらを見て歩き。
その内、目に入ったのは、かつてのホームグラウンドである『Lupus in Giapponese』]
およ、標準編成。
……人数も多くないし、ここでいっか。
[呑気な口調で言いながら、くわえていたタバコを一時灰皿へ置いて。
かちかちと入村文を入力して、『この村に参加』をクリックして──]
…………あれ。
[直後に広がったのは、ホワイト・スクリーン。
何をやっても反応はなく、ブラウザ更新しても、キャッシュクリアしても変化はない]
何よ、コレ。
鯖エラ? 障害?
あー……どっかに情報ねーかなー。
[舌打ちしつつ、再度タバコをくわえ。
紫煙燻らせながら、出勤時間ぎりぎりまで情報探しに取り掛かる。**]
4人目、ro0okie 礼斗 がやってきました。
ro0okie 礼斗は、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
―ある男の日常―
は〜〜〜〜〜い!皆様ご注目〜〜〜〜〜〜!
[ぎらぎら照り付く照明、酒の香り、漂う紫煙が煩い店の中。
マイクを握った男が、笑顔で大きな声をあげている。]
我らが姫のっ アヤメ様がっ!
シャンパン シャンパン シャンパン
入れたぜっ!
準備は〜〜〜 いいかーーー!
行くぜ!行くぜ!シャンパンコール!
[コールにあわせて、ハイ!ハイ!と、揃った間の手が入る。
姫と呼ばれた女性の、どこか誇らしげな笑み。
夜は静かにふけるものなのに、この店に静けさなど無い。
この非日常的な騒がしさこそ、礼斗にとっての日常だった。]
/*
RPむらではまだこのキャラグラつかってないからええじゃろ?????
今回年齢とか名前とかぜんぶサイコロふったんだ・・・
5人目、k710 ワタル がやってきました。
k710 ワタルは、霊能者 を希望しました(他の人には見えません)。
― 某社/喫煙スペース ―
『菊ちゃん先輩、何してんスかー?』
ひッ……!っとと、っと。
[背後から掛かった声に驚き、変な声が出た。
危うく取り落としそうになったスマホを何とか持ち直して、ほっと息をつく]
井上、お前いつからそこにいた……?
[それからたった今の出来事の元凶である後輩を恨めしげに睨んだ]
『え、ついさっき来たトコですけど。
なんスかその慌てっぷり。まさかエロサイトでも見てたんスか』
……ちげーわ。急に声掛かるからビックリしただけだわ。
[どうやら画面は見られていなかったらしい。
現状、人狼PLである事は周囲の誰にも言っていない。そんな状況で、よりにもよって可愛い幼女キャラの入村文(渾身の出来)など見られたら。考えるだけで恐ろしい]
危なかった……
[まあ見られたくないならそもそも、こんな場所で入村などしなければ良いだけの話ではあるのだが。
後輩に聞こえないようにこっそり安堵の息を吐いた後、改めて画面を見遣り]
ん?
『どーかしました?』
や、何でもない。
そろそろ休憩も終わりだし、戻るか。
[首を傾げたが、後輩に問われると首を振り。
スマホはそのままポケットへと仕舞われた]
入村失敗したかね……
ま、また後で試してみるか。
[部屋へと戻る道すがら、スマホを取り出して再度インターネットブラウザを開き直す。先程見たのと同じ真っ白だった。
けれど然程気にする事も無く、程なく亘は仕事へと戻った**]
―現在―
[タブレットを開いて折りたたみのキーボードを開いた礼斗は、黒ぶち眼鏡越しに画面を見つめていた。
ぱちぱちぱちと両手の指が動いてキーを叩く。]
《タイトル:最近……
本文:どうも、ro0okieです。
ふと思った事。
最近、ふつーの標準編成、参加してない……。
この間参加した狂人だらけの村や、三文字しか喋れない村も楽しかったけど、ハムも天使もいないフツーの村が恋しいなあ、と。
いつもは、特殊編成の村が大好きなのです。
ただ、ちょっと食傷ぎみ。。。
標準、らぶっ。標準、こいっ。
なーんて思ってるのでした まる。》
[SNSに内容の無い日記を書き込んでから、SNSからリンクの貼られている「国」をクリックする。
チェックするのはガチ村の建つサーバばかりだ。RP村は何が楽しいのかよく分からなくて参加しない。
プロローグでのちょっとしたロールプレイは楽しみだが、人狼の本質は推理と説得にあり、と思っているのだ。
文章で物語を綴る事に自信が無い、という理由もあるのだが。
カフェの一角、温くなったエスプレッソで口内を潤す。
ふと「Lupus in Giapponese」で建っている村を見つけ、画面を動かしていた指を止めた。
望んでいた標準編成だ。まだ満員になっていない。
そういえば、しばらくこの国には来ていない。
この国に置いてあるキャラチップはなかなか性能が良いのだ。多少つっけんどんな言葉を使っても、チップのおかげで他の参加者には嫌な印象を与えにくい。]
[入村文をいろいろ考えたが、やはりいつものように「普通」に喋ろう。
どうにもネタっぽいことを考えるのは苦手なのだ。見るのは好きだ。
きっと面白い事を考える才能が自分には無いのだろう。
特徴が無いのが特徴だなんて得意になれる事ではないけれど。
普通の女性キャラを選んで、普通の入村文(ずさーじゃないけどずさっと。よろしくお願いします。)を打ち込んで―]
あれ?
[思わず口に出してしまった。あまり人気のないカフェでよかった。
常ならば入村文の反映されてることを確認できるのに、なぜか画面はホワイトアウトしている。
霧だろうか?
そんなにアクセスしている人がいるのだろうか。
時間をおいてリロードしてみようと思い、再びSNSの閲覧に*戻った*]
/*
隣村が閉まったところで、遅れ馳せながら村建て人です。
この度はLiNへのご参加誠にありがとうございます。
久方ぶりの村建て故色々至らぬ点もあるとは思いますが、参加者の皆様には最後まで楽しんでいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
ところで学生キャラセットのキャラが現時点で一番年上設定って不思議な気持ちだ(
いやね、本当は同設定で聡を使う予定だったんだけど、入村文に詰まってるうちに埋まってたんだw
なので第二候補のワタル君になったのでした。
/*
あと入村文にちょっと出てきた後輩の井上君ですが。
前村LiVの薫君と苗字が一緒ですね(
人狼ゲームに巻き込まれなかった並行世界でそのまま成長した数年後なのかもしれないし、まったくの別人かも知れません。とか言ってみる(
― 某社 ―
[喫煙スペースでのあれこれから数時間後。
仕事が一段落した頃、周囲に人の姿――特にさっきの後輩――がいないのを確認してから、目の前のパソコンでこっそりブラウザを開いた。
かたかたとキーボードを鳴らして]
……白いな。
[検索したのは先程の人狼ゲームサイト、LiG。
現れた画面はやはり真っ白だった]
何かトラブルでもあったか?
[それだけ確認してすぐブラウザを閉じ、ポケットからスマホを取り出す。
そちらのブックマークからSNSを開いた]
《タイトル:LiG
本文:
少し前から国に入れなくなっているのですが、何かトラブルでもあったのでしょうか。
どなたかご存じな方はいらっしゃいませんか。》
[そして以上の文章を手早く打ち込んで、全体公開で日記を上げた]
[亘はSNSの日記でも、ゲームのエピローグから独り言の中身発言に至るまで、丁寧語は崩さず顔文字などもあまり使わないようにしていた。
性別、年齢は非公開にしているし、リアルでの出来事は極力書き込まない。
理由は知人にバレたら恥ずかしいから、の一言に尽きる]
よし。
[日記が最新一覧に表示されているのを確認した後で、スマホを仕舞って再びパソコンに向かった**]
─ 大学 ─
[辛うじて講義には間に合い、テストは受けることが出来た。が]
………終わった………
[出来に関しては、机に突っ伏してしまっている辺りでお察し。
口から魂が出ていそうな雰囲気である]
再試確定だよね……うぅ…
[めそめそしつつ、取り出すのはスマホ。
こう言う時は気分転換が一番、と人狼サーバーへと繋いだ]
……あれ、今朝入った村、まだ真っ白だ。
エラーでも起きてるのかなぁ。
[珠樹は身体を起こし、不思議そうに首を傾げる。
あれこれ操作してみるが、トップページに異常はなく、その村だけが見れない状態になっていた]
おっかしーなー。
……って、このサーバー、ガチ推理村専用じゃん!!
うわー! またやったー!!
[スマホを机へと落として、珠樹は両手で両側頭部を押さえる。
珠樹はRP村メインで参加するプレイヤー。
ガチ村は昔から鬼門だった]
村がエラーになってるのは良かったのか何なのか…。
……村がこんな状態なんだから、別の村行っても良い、よね?
[どうせこの状態では参加出来ない、と考え直し、別の村を探すことを考える。
ただ、それをやって良いのか少し不安になったため、SNSを開いて日記を書いておくことにした]
《タイトル:やったった
聞いておくれよ、おみっちゃん(誰
今朝、村を探してたんだけどね。
遅刻間際だったから、時間が惜しくて目に付いた村に飛び込んだんだ。
そしたらそこ、ガチ村専用サーバーだったんだ!
うわぁん、またやっちゃったよぉ〜TT
ガチ無理ぃ〜、出来ない〜(泣
…んでもさ、その村、入ったら真っ白になっちゃってさー。
何度やっても入れないんだよね。
サーバー自体は動いてるっぽいんだけど…なんかのエラーかなぁ。
この状態じゃ参加するにも出来ないし、別の村行っても…良いよね?
意見求む!!》
[日記を書いて、投稿。
反映されたのを確認すると、珠樹はスマホの画面を消した]
レスあると良いなー。
[誰かから肯定の意見があれば、他の村にも行きやすい。
反応がなければ……後で悩むことにする]
よっし、バイトバイト。
[講義はテストだけだったため、その後にはバイトを入れてある。
昼から夕方にかけてのコンビニバイト。
スマホを鞄へと仕舞い、席を立つ]
『珠樹ー、今日時間あるー?』
[講義室を出たところでかかる声。
仲良くしている友人だ]
夕方までバイトー。
何かあるの?
『先輩がホストクラブ連れてってくれるって言ってんだけど……』
行かない。
[ホストクラブと聞いて、珠樹は顔を強張らせた]
『まだ引き摺ってんの?』
あそこはあたしが行く場所じゃないって…。
場違いすぎる。
『慣れだよ、慣れ』
駄目、無理、慣れない。
[顔を強張らせたまま、ふるふると首を横に振る]
[数ヶ月前に同じように誘われてホストクラブに行ったことがあった。
煌びやかなネオン、室内も全てキラキラと輝いていて、それだけでも目が眩むようだったのに、居並ぶ美青年達に更に面食らって。
一緒に行った人や他の客も何だか輝いているように見えて、物凄く場違いに感じた。
それがガチ村に入った時の感覚に凄く似ていて。
「…かっ、帰るっ。あたし耐えられないっ!」
「ガチ村に居るみたいで嫌なのぉぉぉぉ!!」
なんて叫んでタクシーに飛び込んで帰ったのだった。
残された人やホストの人達はきっと変な人だと思ったことだろう]
とにかく無理だから。
それにちょっと用事あるし。
『そか、それじゃあしゃーない。また今度誘うよ』
はは……それじゃね。
[誘ってくれるのは嬉しいが、あまり乗り気ではないため苦笑いが浮かぶ。
珠樹は友人にまたね、と手を振り、今度こそバイトへと向かった**]
─ フラワーショップ『クラロ・デ・ルーナ』 ─
[駅前通りから一本奥に入った場所にある小さなフラワーショップ。
そこが、三年前からの変わらぬ勤め先]
……へー、彼女さんの誕生日?
それなら、思い切って、バラ12本のブーケとかいかが?
[冗談めかした口調で言いつつ、色とりどりの蕾の方を振り返る]
いや、ちゃんと由来はあるんだぜー?
ダズンフラワーって言って……え、説明いらない?
ノリ悪いなあ。
[お勧めを断られ、ちょっと拗ねた口調になりながらも、要望に即した花束を作っていく。
こんな感じで、やり取りしながらブーケやアレンジメントを作る店員の評判はそれなりに高いもの]
……はい、ありがとうございました。
ま、気負わずがんばれー?
[最後の最後に茶化すような口調で客を送り出し。
作業台周りの片づけをしたところで、休憩してらっしゃい、との声がかかる]
はーい、んじゃ、ちょっと奥入ります。
忙しくなったら、呼んでくださいよー?
[奥から出て来た店長に軽く返して、休憩スペースへ。
淹れてもらっていたコーヒーのマグを片手にタブレットを起動。
最初に確認するのは、LiGなのだが]
……んー、やっぱ動いてねー、か。
[見える画面はやっぱり真っ白なままで。
溜息一つ吐いた後、そちらは閉じてSNSを開いた]
《1:あくぃら@aquila
ども、通りすがりの鷲さんです。
もしかしたらお久しぶりな気がしなくもないですがw
入れない、っていうのはもしかしたら俺と症状同じなのかも、と思いつつ、そちらも情報求む、なのかしら。
俺も情報探してるとこなんで足跡残しつつ、なんかわかったらお知らせしまーす》
よいせ、っと。
……こんで、なんかわかったら情報交換もできるっしょ。
[参加している事を知らせる事になるかも知れないが、このまま動けないのも色々と困る。
ざっと見て来た他の村は、変則編成やカオス編成ばかりで、ちょっと辛いものがあったから、できればトラブル解決してほしかった]
しっかし、なんなんだろなあ、ホントに。
せっかく復帰できたってのに、幸先悪ぃ。
[ぼやくように呟いた後、マグのコーヒーを一口啜る。*]
/*
ブワッなぐさめありがとうございます
さてどうしよう 今日はとりあえず寝ます
明日の朝数撃したい
フル面なりますように〜〜〜
/*
色々悩んでたらこの時間。
サーバー自体は動いてるって書いちゃったのは拙ったかな、と思ってもぎょもぎょしてた。
[前回もそうやって描写しちゃったんだけども]
村を見ることが出来なくなる、だったからなー。
そう思い込んでた。
─ バイト先のコンビニ ─
いらっしゃいませー、お弁当温めますかー?
[営業スマイルでレジ対応。
大学に入ってからずっとやってきたバイトであるため、新入りを指導出来るくらいにはバイトに慣れていた]
えっちゃん品出ししてきて。
レジはしばらくあたし一人で大丈夫だから。
[後輩に指示を出して、しばらくはレジ待機。
とは言え、レジの中に居てもやることは多い。
レジ周りにあるフードを出したり、フライを見に行ったり。
そんな作業の間に頭に浮かぶのは人狼ゲームのこと]
(今度どんなRP村建てよっかなー。
人外も捨てがたいし、言い換えなしも良いなー)
[RP村は参加するだけでなく企画も時折する。
接客して居ない時に限り、仕事場はアイデアの宝庫だ]
(ドタバタコメディも良いしー、恋愛村もやりたいなー。
それから……)
『お願いしまーす』
あ、はーい!
[思考の海から現実に引き戻され、珠樹はレジへと向かう。
そんな風に仕事を繰り返して、夕方、ようやくバイトが終わった]
やっと終わったー。
そんじゃお先しまーす。
[夜勤の人達に挨拶をしてコンビニを出る。
従業員用の駐輪場まで来ると、自転車に乗る前にスマホを取り出す]
あ、レス来てる。
なになに……。
「一時的なエラーかもしれないから、原因判明するまで待機するが良いよ。
村はお預けじゃ、ひっひっひっ」
そんなご無体な!!
[よく同村する人から無情な一言が書かれていた。
がくり、と珠樹の頭が垂れ下がる]
《2:じゅじゅ@juju
ちょっくらお邪魔ー。
同じ状況ってことで栞挟ませてくださーい。
お昼前はトップページも見れた気がするけど、今はサーバー自体落ちてるんですかね?
見れたのってキャッシュのせいかな。
どの道、村見れないってことですよねぇ…。
メンテ情報とか出てないか、探してみますー》
《**:じゅじゅ@juju
あくぃらさんご無沙汰!!
もう戻って来ないかと思ったよ!!
またRP村企画するんで、良かったら参加してねー》
[賑わったのから外れたタイミングで書き込んで、反映されたのを確認してからまたホームへ。
そこでブラウザを閉じてスマホの画面を消した]
思わぬ収穫じゃった。
[世の中悪いことだけじゃないなー、なんて思いながら自転車に跨る。
家に戻ったらもう一回確かめてみよう、なんて思いながら、アパートへの帰路に着いた**]
村の設定が変更されました。
― 某社 ―
お疲れ様っしたー。
[時は流れて終業時間。
先に帰る上司や同僚を見送り、人が少なくなった頃にスマホを開いた]
お、コメ来てんな。
2件か。まー平日だしこんなモンだろ。
[日記への反応は少なかったが、元々フレンドも少ないのでさして気にせず]
……あーけど、何も分かんねーのかー。
[ざっと目を通して眉を寄せた後、返信を書くべく指を動かす]
《3:k710
>>あくぃら@aquila さん
お久しぶりです。新緑の村ではお世話になりました。
私の方も朝から入れなくなってしまったのですが、全く情報が無いもので、日記を書いてみた次第です。
恐らく同じ症状だと思うのですが、どうなのでしょう。
管理人さんに聞けば分かるのでしょうけど、SNSにいらっしゃいましたっけ…?
お役に立てずすみません。
情報ありましたらよろしくお願いします。》
[最初のコメントは復活宣言の日記を上げていた主からのもの。
今は昔、一緒になったガチ村のエピローグで幾つかアドバイスを貰った事がある。
その頃は人狼を始めたばかりで喋り易い青年キャラばかりを使っていた。凝ったRPをするようになったのはそれからもう少し後のことである]
―大学 図書室―
[ただただ眠くなる講義がようやく終わり、提出課題のレポートをさっさと片付けてしまおうと本をめくっていたが、再びやってきた眠気。
抗うべくタブレットから先ほど参加したはずの「村」を開き確認するが、依然白いまま。
さすがにおかしいだろう。]
こんな不安定なサーバだっけ、この国。
[他に何かしらの情報は落ちてないかとSNSを確認していると、いくつか新規の日記がアップされている。
タイトルに構わず片っ端からアクセスしてみることにした。]
ん?
[どちらかというと嫌な思い出の方で見覚えのあるIDに眉根を潜めた。
とりあえず、思ったよりも「長過ぎる霧」に言及している記事は無かった。関係のないPLに取っては対岸の火事なのか、……それとも?]
[とりあえず、同じ現象を味わっているもの同士での状況が先だ。
LiGとタイトルのついた日記>>21にコメントを書き込む。]
《3:ro0okie
栞をはさみにきました。
私以外にも同じ状況にいる人がいたんですね。
無線の不調を疑いましたが、そうではないので。
今までに見た事の無いエラーなので、正直どうすればよいのか。。。》
[急にサーバメンテナンスでも入ったのだろうか。
そういう風にも思うが、なんだか落ち着かないのだった。
続いて先ほど開いて閉じたあるIDの日記を再び開く。
あいつだ。じゅじゅ@jujuだ。>>26]
《**:ro0okie
「崖の上の村」では赤ログで大変お世話になりました。
またやらかしたんですね。
掛け持ちするならともかく、村が始まったら
最後までがんばってくださいね。》
[多少皮肉が入るのも仕方ない。対面だったら刺々しい口調になっただろうか。
あまり良い思い出の無いガチ村である。
2狼で片割れがRP村と間違って入ってきたPLと知れば、思わず箱の前で頭を抱えたものだ。
赤ログでもエピでも、さんざん「国情報と村情報はよく読めこのすっとこどっこい(意訳)」と伝えたはずだった。]
─ フラワーショップ『クラロ・デ・ルーナ』 ─
[短めの休憩の後はまた、店に立って接客したり花束を作ったり。
合間を縫って、諸々の片づけをしたり、と時間は過ぎていく。
表通りから外れた店、客もそんなに多いわけではないが。
お喋り好きの店員の存在故か、色々と賑わってもいるのだが。
ぽっかり、空白の生じる時間も結構あって]
ちょっと、一服してきまーす。
[大丈夫そう、と見て取ると、店長に声をかけて裏口から店の外へ。
細いタバコを箱から一本抜き出し、紫煙を燻らせる]
……ついでに確認、っと。
[言いつつ、ポケットから出すのは一昔前の型の所謂ガラケー。
つけられた鈴が、しゃん、と澄んだ音を立てる]
《**:あくぃら@aquila
>> じゅじゅ@jujuさん
やー、お久しぶりー。
鷲さん、何とか戻ってまいりましたよん。
前ほどの廃人参加はできないだろーけど、企画あるならまた遊びに行くよー。》
[ちなみに、休止宣言の時は本当に唐突に、
『しばらく消えます。捜さないでね(はぁと』
とだけ書いた日記を上げて、ぴたりとアクセスしなくなっていた。
だから、戻ってこないんじゃ、とは相当数に思われていたようだが。
ホントにみんな覚えてるなあ、と苦笑いしつつ、一先ず、タバコの先の灰を携帯灰皿に落としこんだ]
《>>:じゅじゅ@juju さん
コメントありがとうございます。》
[とそこまでは通常文字で。
それから続きの文章は文字色を白に、サイズも少し小さくして]
《一応“進行中の村の話題“に触れるかも知れないので、白抜きで失礼します。
jujuさんの日記の方拝見しました。
私がLiGを閲覧できなくなったのも入村ボタンを押した直後でした。
あの村が原因なのでしょうか?そんなエラーは聞いたことありませんが…
その時は確かめる余裕が無かったのでわかりませんが、後でPCの方からアクセスした時はログインすらできなかったので、サーバー自体が落ちているものと思っておりました。
何にせよ、早く解決すると良いのですが…何か分かりましたらお願いします》
[ここまで書いて書き込みボタンを押す。
一応白抜きにはしてみたが、見ようとすれば誰でも見られる状態ではある]
定員に達しなかったため、村の更新日時が24時間延長されました。
村の設定が変更されました。
『あきくーん、花束頼むわ』
はーい……って、てんちょ、自分でやんないんすか。
『あきくんご指名なんだから仕方ないでしょ』
ったくもー……。
[呆れたように言いながらもタバコを携帯灰皿に落として店内に戻る。
とりあえず、諸々の確認は帰ってからだな、と思いながら]
─ 自宅 ─
[自転車でアパートに到着したのは少し陽が翳ってから。
外階段を上がり、自室の鍵を開けて中へと入る。
鍵とチェーンをかけての戸締りも忘れない]
箱箱〜っと。…あ、やば。つけっぱで出ちゃったのか。
[しまったー、と思いながらも珠樹はスリープモードからパソコンを復帰させる。
先ず目に入ったのは真っ白のブラウザ]
えーっと……とりあえず、このままF5。
[トップページには戻らず先ずはその場で更新。
けれどブラウザに変化は無し]
ぐぬぬ…全然改善されてないのか。
[低く唸って今度はサーバーメンテの情報一覧があるページへと飛ぶ。
そこにもLiGがメンテ中と言う表示はどこにもなかった]
ごふっ 、
[内容を読み始めた途端、口に入れた物を噴出しそうになる。
手で口を押さえて大惨事になるのは食い止めたが、落ち着くまでに時間がかかった]
んぐっ、ぐ、ぐっ、げほっ、げほげほ
……いーやーあーあぁぁぁあぁ……
[泣きそうになりながら床へと突っ伏す。
迷惑をかけた相手、ではあるのだが、申し訳なさよりも苦手意識が勝る人物。
しばらくの間、珠樹は書き込まれた内容に打ちのめされて動けなくなっていた]
[それから最新日記に戻ってみたり、フレンドの日記が更新されていないかを確認したり、再度LiGへのアクセスを試みたり。
色々やってみたが事態は一向に進展せず]
……やべ、充電切れそ。
とりあえず帰るか。
[ポケットにスマホを押し込んで、ひとまず帰宅する事を決める。
まだ少し残っていた社員たちにお先、と告げて、会社を後にした**]
─ 自宅 ─
[しばらく力無く突っ伏していたが、ゆらりと起き上がってパソコンに向き直る。
何度か手を止めながら、時間をかけてキーボードを叩いて行った]
《**:じゅじゅ@juju
>るーきーさん
ごぶさたしてます。
すいませんまたやりました。
かけもちしません、しないです。
ちぃはいてでもがんばります》
[言い訳等は書かず、今の精神状態で書けるだけのことを書く。
変換出来ていないのは恐れ戦いているからなのだが、文字故に棒読みのような印象を受ける可能性はあった。
尤も、思考停止状態の珠樹はそれにすら気付いていないが]
………もうだめ。
[色々と気力が尽きた]
─ フラワーショップ『クラロ・デ・ルーナ』 ─
[常連客相手に軽口叩きながら花束を作り上げ]
はーい、んじゃまたどうぞー。
[軽い口調と共に送り出した所で、そろそろ閉めようか、と声がかかる。
『月光』を意味する名を持つこの店は、開店時間は固定だが、閉店時間は日によって違う。
それでも、大抵は表通りの花屋よりも長く営業しているのだが]
そーですね、人通りも少なくなってますし。
んじゃ、片しますか。
[軽い口調で言いつつ、閉店作業に取り掛かる。
帰ったら、色々再確認だなあ、などと思いつつ。**]
……これだけ?
[最初、返答コメントを見た時は若干のショックを受けた。
パッと見て「コメントありがとうございます。」しか見えなかったからだ。
けれどその下に短い返信の割りに長いスペースがあることに気付いて、じーーっと見詰めてからその箇所を反転してみる。
すると、そこにやや小さいサイズの文字が浮かび上がった]
あ、そっか。そう言うこと。
[進行中の村の話題、と言う文字を見て、そう言う対処をしたことに納得の声を零す。
内容は珠樹と同じ流れでLiGが見れなくなってしまったと言うこと。
相手がどのタイミングで入村したかは分からないが、時間差があって同じことが起きているとしたら不思議なことこの上ない]
村が原因……だとすると、どっかでプログラミングがおかしいとか?
でも今までは何とも無かった……はずだよね、同じような話題聞いたことないし。
[この推測についてはあんまり自信が無かった。
何せ頻繁に居るわけではないのだから、通常どうなっているかなんて知る由も無い]
えーっと……
《6:じゅじゅ@juju
は、色々把握しました。
村の方は一旦置いといて…。
サーバーの方なんですけど、メンテ一覧にLiGがメンテ中って言う表示は無かったです。
……スクリプトプログラム弄ってて変になったとかってないですかねー。
サーバー落ちてるんじゃないとしたら、その辺ありそーななさそーな。
プログラムとか詳しいことは良く分かんないんですが><
とりあえずご報告までー》
[日記に追加情報を書き込んで、投稿ボタンを押す]
…結局有力情報無いんだねぇ。
何なんだろ、ホント。
………あ、るーきーさんもなんだ。
ぎゃー
[自分の日記のコメントに書かれた本当の意味をようやく知った]
6人目、milkyr** 裕樹 がやってきました。
milkyr** 裕樹は、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
―自室―
[ベッドに寝転び、小さな端末の液晶をタップして、華やかな衣装を着た女性チップを選択する。
上下左右に指を弾くような操作で、打ち込んだのは短い文章。]
《1席頂きます♪よろしくです。》
[自分とは似ても似つかない柔和な笑みの隣に表示される文面と、希望役職欄を確認すれば、自ずと実際に笑みも浮かぶ。]
この村に、参加しまーす、っと――
…………
……はあ?
[高揚感を打ち砕くように、スマートフォンの液晶は白く染められた。
うんざりとした表情で、数世代前のスマートフォンを布団の上に投げ出す。]
……霧か?
[にしては、表示がおかしいと、億劫ながら立ち上がって、通学カバンから、タブレットPCを取り出した。
携帯端末と同じIDでログインしているこちらからも、先ほどの村が閲覧できる様子はない。]
なんだよこれ。
[不満気な声を上げたものの、他に問題が見られないことを確認した…は、あっさりと別ページ、また別のページへと、移動を始める。*]
《タイトル:【きゅーぼ】HELP!!》
[そんなタイトルの日記がSNSにアップされたのは、数十分後のことだった。]
《とある村に入ろうとしたら、変なエラーで何も表示されない><
似た経験ある人いませんか;;
もし入村できちゃってて、気づかない内に村はじまってたらと思うと;;》
[明言はせずとも、性別を偽るような語調は毎度のことだった。
とはいえ、恥は捨てきれないので、一人称は極力使わない。
同様の事例を探すよりも先に日記を投稿して、新着日記を順番に読み漁っていく。
直に、この現象が多少は話題になっているらしいと知った。]
……よかっ……よくはねーわな
[ハア、と溜息をついて、見つけた内の1つ>>26に同調してコメントを打ち込む。]
《**:みるきー(milkyr**)
>>jujuさん!
たぶん同じ現象に悩まされてます;;
鳩でも箱でも表示されないですよね……
案内も何もないし、自分も別の村入っちゃおうかな〜って……》
[こうも村に参加することが習慣になると、何かに入村していないと落ち着かないのだ。
そのまま送信ボタンを押そうとしたところで、既に投稿されているコメント>>49のニュアンスに気付き、一部書き換える。]
は、や、く、ふっきゅうすると、いいですね、っと。
[文末を無難なものに書き換えて、今度こそ、投稿。]
《**:みるきー(milkyr**)
>>jujuさん!
たぶん同じ現象に悩まされてます;;
鳩でも箱でも表示されないですよね……
早く復旧するといいですね><》
これでよし、っと。
[はあ、とため息をついて、…は再びベッドに横たわった。**]
結構、御同類もいらっしゃる?
[なんて呟きながら村へのアクセスを試みるが、やはり、返るのは白い霧の如き画面で]
……なーんだかなぁ。
[ため息と共に、愚痴めいた呟きをひとつ、吐き出した]
村の設定が変更されました。
─ 自宅 ─
ふぅ。
[帰ってすぐ、スマホを充電器に繋ぐ。
スーツのネクタイを緩め、カップ麺にお湯を注いで、3分待つ間にノートパソコンを立ち上げた。
出来た麺をすすりながら、まずはLiGを開いて]
こっちでも無理か。
一体どうなってんだかな……
[相変わらず真っ白な画面に溜息]
[次に開くのはSNS。
コメント1件の赤字をクリックすると、jujuからの返信>>68が目に入った]
なるほどメンテでは無さそう……と。
んー、考えられるのはその辺りだろうけど……なんかしっくりこねーっつーか……
[コメントにあるスクリプトプログラムの説にも首を捻る。
返信は一旦保留にして、再度最新日記を漁る。
途中で新たな被害者らしきPL>>73の頁に足跡を付けたが、それ以上の情報は今のところなさそうだった]
ま、気長に待つしかねーかな。
[溜息を吐いて、もう一つのブラウザを開く。
人狼とは関係の無い最近のニュースを適当にクリックしたり、動画を見たりして暫く過ごした]
《**:じゅじゅ@juju
>みるきーさん
お仲間居た!
他のところにも書いたんだけど、サーバーメンテとかでは無いよーなのよね。
全くもって原因不明! なんなのよー。
復帰は、うん、そうだね、皆困るもんね》
[とりあえず当たり障り無いことを書いて投稿。
最下段が他人事のようになったのは、お察し]
んー、なんっか色々疲れたなぁ。
間違ってガチ村飛び込んじゃうわ、テストの出来が悪いわ、るーきーさんに怒られるわ。
今日は厄日だ。
[ダメだー、なんて声を出して、フローリングの床に寝転んだ。
しばらくはその状態でごろごろ]
―自宅―
[しばらくの間、バイトのシフトは入れていない。それはじっくり人狼を楽しみたいからだとか、非日常を求めて飛び込んだ夜の世界に飽いてきたから距離を起きたいだとか、そんな理由ではあったのだが。]
今日は動かない、か。
[パソコンの前で真っ白な画面をにらみつける。
依然として症状は改善されていない。
SNSを巡ってもめぼしい情報はなく、ただこめかみを揉みたくなる事柄ばかりが溢れている。]
[明らかに異常事態なのに、それにしては反応する人狼PLが少なすぎる。
まさか、まさかとは思えど]
あの村にエントリーしたPLだけに、エラーが?
そんなことあるのか……訳が分からないな。
[jujuへの返信であるk710のコメント>>54を反転表示させつつ、無意識のうちに親指を噛んだ。
自分も参加している、とは書かなかったのは、やはり「進行中の〜」というタブーを犯さないためだったのだが。]
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