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集会場は不信と不安がない交ぜになった奇妙な空気に満たされていた。
人狼なんて本当にいるのだろうか。
もしいるとすれば、あの旅のよそ者か。まさか、以前からの住人であるあいつが……
どうやらこの中には、村人が3人、人狼が2人、占い師が1人、霊能者が1人、守護者が1人、聖痕者が2人、狂信者が1人含まれているようだ。
自衛団長 ギュンターが「時間を進める」を選択しました
ニンジンは、人類の敵じゃないけど、僕のことを嫌ってるんだよ。
[ベアトリーチェの問いに、彼は答える。ものすごく真剣だ。そしてジンロウよりニンジンが重要らしい]
―二階・エーリッヒの部屋―
…ああ、ありがとう。
………エーリッヒの分…ない……けど、いい?
[オトフリートにトレイを手渡して]
[固まったエーリッヒに、きょとんとした様子。首を傾げる]
[恥じらいがないのは、相手が幼馴染故なのか]
………お邪魔、だった?
[その質問も、どうなのか。]
[ああ、この声は、と。]
[顔には出ないことを、微笑みに隠せることを、少し、ほっとして]
あなたが。
私と同じ、人ではないものの、血を持つ…
にわかには信じ難いが……この地に『人狼』と呼ばれる脅威が潜んでいるらしい。
既に、被害も出ている。皆、十分に気をつけてな。
[それだけを告げると。
自衛団長は団員と数言言葉を交わして、再び集会場から出て行った]
―エーリッヒの部屋―
ありがとうございます。わざわざ。
イレーネが作ったのですか?
[微笑んで]
お邪魔ではないですよ。
[くすくすと笑う。何を勘違いしているのですか、と]
探偵 ハインリヒは、小説家 ブリジット を能力(占う)の対象に選びました。
[ふ、と窓の外へと視線を遣って――
一瞬、何かが見えた気がしたのは、気の所為だろうか]
[オトフリートの声に、顔をそちらへと戻して]
……うん。
世話焼きで…忙しそうだったし、ね……
[小さく、笑んで。勘違いとの言葉には、冗談だよ、と]
─二階・個室─
いや、邪魔とかそういうんじゃなくて……。
[何をどう言えばいいのかとため息をつき、それから、ふとある事に気づいて慌てたようにシャツを羽織る。
……とっさに、隠そうとしたのは、右の肩。
もしその動き見ていたなら、そこに異質な蒼い色彩が見えたかも知れず]
本当の、名前…
封じて、ずいぶんの時が過ぎます。義母が、私が変化して、ああなってから
それでも名も、この声も、私を離しはしなかったのですね。
…刹、と。
>>1
アベールさんはニンジンさんに嫌われることをしたんですか?
あの、その赤い液体は何?綺麗……
[少女にとってジンロウよりもニンジンよりも赤ワインのほうが重要事項らしい]
…いや、掴まえたんじゃなくて……っ!!
[身を起こそうとして、痛みに呻く。]
……くっそ…古傷が…。
[耐える様に噛み締めた歯の間からわずかに漏れるような声。]
/中/
あ、蒼はちゃんと反映されてるな。
しかし、阿呆なボケやった……orz
あとでちゃんと、見直しとかんと。
んで、朱は誰が引いたやら。
[イレーネにくすくすと笑いながら]
そうですね、世話をやかざる、得なかったですし
[当然非難たっぷり]
[エーリッヒの裸は見慣れているからか、別になんとも思っていなかったようで]
[しかしあわてたのに首をかしげた]
[別にじっと見る気もなかったのだが、溜息を吐く様子に不思議そうにして、つい、まじまじと。
ちらりと見えた、蒼。]
……エーリッヒ?
[肩の辺りに、視線を向けながら。名を呼ぶ]
[自衛団長の話を聞いて、溜息]
…やっと話が聞けたと思ったら…人狼…?
噂では聞いたことはあるけれど、お伽話じゃなかったの?
[よくわかっていない様子のアーベルに]
…人狼は人を襲うそうよ?
噂だけど…。
…や、課長。
屋上に出る扉、ちゃんとカギかけとかなきゃダメっすよ。
…危ないったらありゃしねぇ。
[動けないまま元上司に片手を挙げ、情けない笑みを浮かべる。]
[くすくす笑うオトフリートの様子に、心の深い、深い所で悪かったな、と毒づきつつ、手早く身支度を整え]
……ん……どうか、したか?
[名を呼ぶイレーネに返しつつ、左手は蒼の見えた辺りを掴んで]
[イレーネの視線を向けているところを見ても]
[異常は感じないが、なんというか]
[何か隠してるんだろうかこの馬鹿は]
[最初に思ったのはそんなこと]
[彼はエルザの言葉に、頷く]
ああ、うん。噂なら聞いたことある。人を襲って食べちゃうんだっけ?
でも、それが脅威って意味が判らなくて。
誰か人狼に襲われたりしたのかなあ?
[ギュンターはそれだけで理解をしたのか額に手をパチンとあてた]
[手近な自衛団員に言付け、ブリジットにも向き直ると、腰をおろし目線を下げて注意をする]
[ギュンターはハインリヒが起き上がるのに手を貸した]
>>14
お酒?なにそれ?
[少女はきょとんとした。
しかしだんだん様子がおかしくなる。
まるで赤ワインの朱色に見せられたかのように]
この赤色は大好き。ずっと見ていたい。
あたしの体にあるコレと一緒だから。
[少女は服をずらしてその場にいたアベールとエルザに右肩を見せた。
そこには鮮やかな血色をした痣が存在している]
[義母の頭が、少し、おかしくなってしまったのは]
[少年の腕が、変化したからだった]
[おびえたように、いや、おびえて]
[変化していく子供を見ていた]
[子供は満月で]
[よくわからないまま変化をして]
[それから先は、少し、覚えていない]
[アーベルの言葉に、自衛団長の言葉を思い浮かべて]
被害が出ている…って言っていたわね…
と言う事は、もう誰かが襲われた…と言う事になるわよね…?
でも、それで何故私たちをここに集めたのかしら…
[二人の視線に、小さくため息をついて]
……なんでもない……って言っても、信用されないんだろうな、お前らには。
[自業自得である]
いや…平気っすよ、こんくらい。
[なんとかよろりと立ち上がり、雪まみれの身体をほろった。]
嬢ちゃんは大丈夫か?怪我とかしてない?
(中)
「陽のひかり」コンビが聖痕者って実は美味しいな。
なんかエーリッヒにあわせて右肩に痣ということにしてみた。
わたしは…世界から愛されたい…愛されたかった……でもきっと、緩だと無理だから…
緩は月の子で、双子の子は陽のこどもだった…
愛されたのはずっと陽のこどもばかりだった…
だから、森で殺されかけた……ママに。
わたしは陽のものは全てほしい。わたしにも欲しい。
…緩は、そんなことないですよ。
私はあなたを愛しましょう。
あなたは生きていても良いのだと。
私も、母に捨てられました。義母に、捨てられました。
それが、人というもの
それでも、私は人を愛することをやめられないでしょう
あなたが殺されるのも、死んでいくのも、哀しいのに。
エーリッヒが青の聖痕者で、ベアトリーチェが赤の聖痕者なんだね?
騙ってないでしょうねー?
そういえばプロでユリアンの反応がフラグっぽかったけど…
来ないとどうにも出来ないよぅ……orz
[二人の答えに、天を仰ぎ、ため息を]
ったく……。
まあ、大した事じゃないんだけど、な。
[呟きつつ、再び肩を出せば。
そこに浮かぶのは、人の身には明らかに異質な、蒼い色。
その形は、花弁を広げた花にも似て]
……厄介事が起きるたび、浮かんでくる……。
なにやら、祝福の証とか言うヤツもいたけど。
俺にとっては……呪い。
緩。
…伝承を調べて、こうやって話ができるようになるということがひとつの引き金だとは知っています。
それでも、それを知るのは私たちだけ
二人が、好き、ですか…?
[少女はアベールとエルザの問いに首を振った]
怪我じゃない。気が付いたらあった。
医者に見せても原因はわからないけど、痛くも痒くもないしなんともない。ただここ二、三日ますます真っ赤に綺麗になってきてるんだ。素敵……
[少女は夢を見るかのごとくうっとりとしている]
花、ですね
[そのきれいな、青い色に、目が吸い寄せられる]
……呪いとは穏やかではありませんが。
もしかして、体調不良と関係しているのですか?
/中の人/
最初に謝ります。すみませんすみませんすみませんすみません。
て言うか本当は潜伏希望だたですね?(あわあわ))>ブリジット
申し訳ない・・・
隠れて、エーリッヒとイレーネを守りたかったんだ!
2人は…緩には触れられなかったものの…象徴…だから、翳ってこわれてしまえばいい…
陽のひかり
[それは2人の髪の色を指していて]
[双子の片割れもどうだったのかとかは何も言わなかったけれど]
どんなに触りたくても触れれなかった
そして、陽ばかりのもとに全て集まる……緩にも欲しいのに。
わたしはもう、こわれてくるっている。
…いやその…痛いっす、痛いっす…
[いつも以上に背中を丸めてぐたり。]
ま、怪我してねぇならいいけどな?
高いところから落ちたら痛いってのくらいは判ったよな?ん?
もう上には上がるんじゃないぞ?
[幼子を諭すようにブリジットに言うと、よろよろ中へ。]
いや、えーと、綺麗って言えば綺麗かもしれないけど。
ほんとに大丈夫?
[彼は、とっても困っていた。なんだかベアトリーチェは、トリップしているみたいで心配だ]
[仔猫を撫でやりつ、それを見る]
………厄介事……、ね。
[眉根を寄せる。]
蒼の、花…色……鮮やかな………
[何かを思い起こすかのように、呟き]
緩・・・月の光を、好きなひともいます
あなたが望むことは、間違ってない。わたしが望むものも近かったから。
でも
でも・・・
[エーリッヒは、というのが躊躇われて。なんと自分は、自分本位なのだろうと]
[ふと、何かを思い出したように呟く]
そういえば…聞いたことがあるわ。
何かしらの脅威が人を襲う時、人々を導く者も現れるのですって。
…体に、何かしらの印を持って。
まさか…ね…。
[蒼色をちらりと見て、ふと、表情を陰らせる]
関連は……ないとは言えない、か。
これが現れれば、『何か』厄介事が起きるし……病状も、一気に不安定になるしな。
だから、俺にとっては、これは呪い……。
[暖炉のある居間へ戻ると、少女が肩に浮かんだ痣を見せているのが目に入った。]
…ソイツは…。
[ほう、と小さくつぶやいて歩み寄り、しげしげと見つめる。]
…間違いない、赤のスティグマだ。
ヒトがヒトであることを保障する、聖なる証。
なるほどなぁ…。
聖なる痕とか言うヤツもいたけど。
呪い以外のなんだっていうんだよ、これが。
あの時も……これが……目覚めていて。
俺は…………雪に…………。
緩……
[悲しみがあふれてくる]
あなたの手に、何が入るのかは、わからない
だけれど
・・・きっと、手に入れられますよ。
あなたは、かわいいから
[彼はエルザの言葉に首を傾げる]
人々を導くって、こんな女の子が?
そりゃあ機械犬を作るくらい頭が良いんだから、そこらの大人よりは賢いだろうけど…でも子供だよ?
いくらなんでも無理があるよ。
…ん?
[服の裾をつかまれて、振り向く。]
…掴んだかもしれんが、捕まえてはいないよ。
閉じ込めたり痛い思いをさせたくて掴んだんじゃない。
…少なくともさっきのは、な。
触られたくなかったんなら謝るが…、ま…怪我して無くてよかった。
厄介事、ですか?
[首をかしげて]
すでに巻き込まれていると思うんですけど。
ここに集められた時点で
[さらりと告げて]
だから、あなたの体調も、悪かったんですね。
……いったいどういう仕組みなのでしょう
[居間に現れた男がベアトリーチェの痣を見て呟くのを聞いて]
…やっぱり、そうなの?
では、やはり脅威は…人狼はここに居る、と言う事なのかしら…
[困惑したような表情で呟く]
[少女の耳にはアベールとエルザの心配そうな声は届いていないようで]
……くすくす。
真っ赤な花びらは地面を覆い尽くす。
父さまと母さまを朱色に染めて。
真っ赤な花びらはジョンを――
[歌うような節を付けてさまよい歩きだした少女に、ふいに機械犬が猫パンチを食らわした]
[少女の動きが止まる。そして――]
……あれ?あたし何してた? スティグマ?
[我に返った]
[祖母から聞いた事がある]
[人狼という――人を喰らう存在]
[否。][聞いた事があるだけではない]
[それならば、何故、自分が此処に呼ばれたのかも]
[本当は、“知っている”]
……確かに、な。
[苦笑しつつ、蒼を覆い隠して]
それ関連やらなにやら、調べてたりもしたんだけどな。
さっぱりわからん。
[投げやりな口調で、きっぱり言いきった]
/中/
何ていうか…聖痕が本当に痕である必要でなくてもいいようなと思う人。傾向的に、固めのRP村しか受け付けなくなってきているなぁ…。
ま、そういうこったな。
…先日…水曜日の夜ったかねぇ…この近くの森で旅人が一人殺されててな?
その手口が、どう考えても生身の人間じゃできねぇやり口だったわけ。
…実際現場見せて貰っちゃいないが…話を聞く分には、やはり奴らの可能性は高い。
で、その夜にアリバイが無い奴らがここに集められてるっつー訳。
[エルザの問いには、ふるふると頭を振る]
ううん!そうじゃなくて。ほら僕って余所者だし、誰も身元を保証してくれないしね。
こんな騒ぎが起きたんじゃ、怪しいって一番に疑われそうだから。
とっとと出ていった方が、身のためかなって。
調べてたんですか。
うーん、いきなり浮かび上がってくる痣ですか……辞書にも載っていなかったですね。
[困ったように]
[それからイレーネの言葉をきいて]
御伽噺に、何かありましたか?
いいえ
[泣き出しそうな、声]
私は、無理ですよ、緩
あなたが、幸せになってほしい。
どうやったら、あなたが幸せになるのか、わからない
だから、とめられない…
私は、あなたを、手伝います。
[アーベルの言葉に少し戸惑って]
そんな事を言ったら、私は?
旅から旅に…何処で何をしてるかもわからないのよ?
ましてこの事件とほぼ同時にここに来た…
疑われるなら私のほうだわ……
[呟くイレーネに、不思議そうな視線を向けつつ。
オトフリートに一つ、頷いて]
……歴史学専攻の、理由の一つとも言うかな。
まあ、それで言った先が『猫屋敷』だった訳だが。
[一瞬視線が遠のいたのは、当の『猫屋敷』での日々を思い出したからか]
一人で出て行っちゃ、喰われるぜ?
[慌てだした青年を鋭い目が射抜く。]
まだこの中に居ると決まった訳じゃねぇが…、ヤツらはこの村に潜んでいる可能性が高い。
一度ヒトの味を覚えたヤツぁ、毎晩一人づつ人間を喰らわねぇと飢えを抑えられなくなるんだとさ。
一人で出歩く奴は恰好のご馳走だろうさ。
……知らない。
[言葉を洩らす]
…ただ、力ある…ものは……
力、あるものに……惹かれる………
[御伽噺――人狼、だなんて。そう零した声は、小さく]
それじゃ、いっそ二人で駆け落ち…
[エルザに向かって言いかけた彼の言葉はハインリヒの台詞と視線に遮られる]
喰われるって、ほんとに?
うわ、最悪…。
[大きく溜め息をついた]
「猫屋敷」…ですか?
[首をかしげて]
[それからイレーネの言葉を繰り返して]
力あるものは力あるものに。
……御伽噺でそういうことがあるのですか?
>>61
[少女はハインリヒの服の袖をひっぱった]
人狼について詳しいんだな。
なら聞くが、人狼の弱点や対処法は何か知らないか?
あたしは早くここを出て、ラボに戻りたい。
あと、この痣について何か知っているようだけどもっと詳しく教えてほしい。
力あるものは、力あるものにひかれる……か。
コレが呼ばれたのか、それとも、コレが何かを呼んだのか。
[いずれにしろ厄介だぜ、と嘆息し]
そ、通称『猫屋敷研究室』。
教授が猫好きというか、猫狂いでな。研究室の主は猫と言っても過言じゃない。
……ペルレも、そこで生まれたんだけど……なんか、俺に懐いちまったんで、引き取る事になったんだよ。
…えっ?
[アーベルが言いかけた言葉が聞き取れず、その後の言葉だけに反応を返して]
人を襲う…つまりは食べるって言う事よね。
だとしたら今は外に出ない方が良いわ。
…死にたくは、ない、もの。
……祖母に、聞いた話。
何処まで、……本当かは…………、知らない。
[詳しくは話したがらない様子で。]
とにかく……、今日…みたいに……
……外で、倒れる…ようなら……本当に、閉じ込める、から…ね?
[途中から、エーリッヒへの警告というか、脅しへと摩り替える]
二匹、も?
[そこまで来て男の名を知らない事に気付きボードを見遣る]
ハインリヒさん、で良いのかしら?
詳しいんですね、人狼のことに…。
[ちらついていた雪は止んではいるが、積もった白い物から立ち上る冷気が街全体を芯まで凍り付かせていた。]
ううむ、冷えるな。
[厚手の生地をしっかりと密に仕立て上げたコート、その襟をぴっちりと綴じ込んでザムエルはは街路を急いでいる。
よく見ると少しだけ離れたところから黒い人影が彼を見守り付いてきていた。
しばし歩いていると、噴水広場で初老男が角に立っているのを見つけた。 私は彼に手を上げ、もうひとかたの手で後ろの黒服に戻れとサインを送る。]
ギュンターか、お疲れ様だ。
「あぁ、わざわざこんな所にすまない。 だが、ザムエル……君が動く必要は無い筈だぞ」
いやなに。 野暮用も兼ねての事だ。 しかし……やはり避けられぬか。 まったく教会という組織はろくな事をしないな。
「おい、声が高いぞ」
問題ないさ、聞かれたところでどうと言う事もない。
「そ、そうか」
[ギュンターは何か思い当たりがあるように頷き、顎に手をやる]
所でなギュンター。 実は、私もしばらくあちらに厄介になろうかと思うのだが良いかね?
[その言葉に、何を聞いたのか一瞬わからなかった風に視線を上に上げたギュンターだったが、合点がいったらしく、怪訝そうな顔で答える。]
「はぁ……、それは大丈夫だが、なんでまた」
だから言ったろう、野暮用とな。
私の仕事の一つにも関係しているんだがね、まそれはあそれだ。
余裕はあるだろ?
「勿論」
ならば、問題ない。
「問題はなくとも、勿体ないと思うのだがな。 君は立派な屋敷を持っているだろうに」
良いではないか。
[緩がわらったように感じる]
[幸せになってほしい、それは本当の気持ちなのに]
[誰も、殺したくないと思ってしまうのは……]
弱点やら対処法なぁ…。
[まだ痛む身体を引きずるようにして、ソファーに腰掛ける。]
奴らは普通の刃物や銃じゃ殺せない。
驚異的な回復力を持つからな。
銀の武器ならば癒えぬ傷を与えることは出来るが…。
それ以外には、絞め殺すのが確実だ。奴らも息はするんでね。
ただし、奴らは巧妙に人に化ける。
人に化けた人狼は、たとえ殺されても自分の正体を明かすことは無い。
…ヘタすりゃ無実のヒトを殺すことになるかもしれん。
[そう話し込んでいた二人の間を冷たい風が鋭く通り抜ける]
っ、寒いな。 ではまた明日だ。
(この雪で町全体が閉鎖状態となっている。 古の盟約によって、喜劇がもうすぐ訪れる。 そう、茶番だ。 力を誇示するためだけの自作自演。 これが喜劇でなくて何が喜劇だろうか。)
[等と教会をなじりつつ石畳を抜け、石造りのその場に不釣り合いな建物へと潜り込んだ。]
[かなしいのか、苦しいのか。]
[うれしいのか、それとも……。]
[自分の気持ちもわからずに、ただ幸せを、と、願う。]
やあ、皆様お集まりのようですな。
窮屈なところですが、ゆるりとおくつろぎ下さい。
などと言うまでもないですか。
[にこやかな表情を作り、通りの良い声を出す。 顔、特につぶれた鼻には若干似付かわしくはないが、そのミスマッチは話しの引き出しとするのには便利なものだった。
またその鼻のおかげで容姿へ重みが加わり、交渉事に有利に働く事もあるのだった。]
…死んで欲しくはない…、か。
[とん、とん。自分の足音がやけに耳につく]
いいや。
私が、見たくないだけ。
[自嘲の笑みを浮かべ]
……………傲慢、かな。
>>80
……つまり、人狼と人間を見分ける方法はない、と。
唯一の対策は、手当たり次第人狼ぽい人を絞め殺すのみだと、そういうことなんだな。……なるほど、自衛団が我々を集めた意味がわかってきたな。
[少女は服を直して、機械犬をぎゅっと抱きしめた]
[むっとした様子にくすくすと笑いながら]
[とりあえずそのへんの椅子に勝手に座って食事を食べはじめ]
そのままの意味だと思いますよ。私も、あなたに死んでほしくはないです
[ハインリヒの言葉に僅かに蒼褪める]
それでは、どうやって見分ければ…?
方法がない訳ではないのでしょう?
あぁ、でもそれがわかるならそんな言い方はしないわね…
小説家 ブリジットが「時間を進める」を選択しました
[はあ、とため息をついてベッドに腰掛け、仔猫をそっと撫でる]
……死んでほしくない……か。
みんな、同じこと言うよな……。
[呟く言葉は、どこへ向けられているのか、定かではなく。
ただ、瞳はどこか、遠くを見ているようで]
[彼はいつの間にか窓際に移動して、皆の話を聞いている。外を見ると月に照らされた作りかけのスノーマン]
あれ、完成させるまで、生きてられるかな、僕。
[ぼそりと呟いた声は、どこか淡々としている]
■名前:ザムエル=ツァウン
■年齢:58歳
■自己紹介:ザムエル商会を切り盛りしている。 交渉屋にして政治屋。
政治家では決してない。
元々宝石商が主な仕事であり、宝石に関しては特に拘りがあるとの事。
一見好々爺だが、よく見ると、狡猾な様子も見て取れる。
■要望など:私からは何も。
<捕捉>
表の顔では、戸籍に合わせてザムエル=ツァウンと名乗っている。
ツームとの関係は同体の別人。
[椅子に腰掛け、卓上に置かれたままだったランプを膝に乗せて]
[赤の満ちたグラスに気づけば、誰も触れていないその一つを手に取る。
人工的な光に照らされたそれは、朱を帯びた影を落とす]
ただまぁ、現役だった頃ほどの力は無いから、誰か一人が人狼か否かを調べられる程度だし…一日一回が限界。
昔はもーすこしできたんだがねぇ。
>>96
つまりハインリヒさんも貴重な能力の持ち主だということなんですね。それは心強い。
生者と死者、どちらを見分けることができるんですか?
>>98
一日一人ですか……。一気に全員調べられないとは残念です。
[機械犬はハインリヒを慰めるかのように前脚でぽんぽん]
[彼は入ってきたザムエルの方を見ると、いつものように屈託の無い笑みを浮かべる]
こんにちは、ザムエルさん。僕はアーベル。どうぞよろしく。
[ハインリヒを始め、周囲の話しを聞き取り、感想を述べる]
ほぅ、人狼ですか。
まぁ、この天気ですから。
少しは気の紛れる遊びでも……などと言うのは悪趣味に過ぎますかね。
ギュンターから話しは聞いてますので、概要については把握済みですが。
本当に、この雪さえ……。
[先程と打って変わった集会所の様子には気付いているようだが、興味があるのかないのか、傍目には解らない素振りで]
……飲まない、の?
[窓際の青年を見遣れば、そちらへ歩み、窓辺にランプを置いて。グラスを掲げて尋ねる]
[それから、新たに増えた老齢の男に気付いて]
……………こんばんは。
死んでほしくない。
本当は、言われたくない……その言葉は。
その言葉を言った者は、なんでか、俺より先に死ぬような気がするから……。
[声には出さず……否、出せず。
心の奥でぽつり、呟く]
ふっ、教会の犬めが。
だが、私もそうなのだがね。
自分の目的さえ達成できるのなら教会に力を貸すのもまぁわるくないさ。
んー、オマエいいこだなー?
[機械犬をひょいと抱き上げて撫でる。]
俺が出来るのは、生者を調べる方。
古い慣習に乗っ取った言葉では「占い師」って奴だな。
[イレーネに声をかけられると、彼は微笑んで首を振る]
うん、なんだかね、飲みたい気分じゃなくなっちゃった。
ベアトリーチェの肩にね、そのワインと同じ色の痣があるんだ。
[あまり説明にはなっていない]
教師 オトフリートが「時間を進める」を選択しました
[ハインリヒの声に、一度そちらをちら、と見るも]
[再びアーベルへと向き直って]
……そう……
私は……逆に、…飲みたくなった………かな。
[言って、こくりと喉を鳴らす。痣、という単語には、目を細め]
……………へえ。
あぁ、人狼だと判れば始末できるし、調べた奴が人間だったとしても、少なくともソイツは殺さずに済む。
…ただ、ソイツがヤツらに喰われるのまでは俺にゃ止められない。
腕も鈍ってるしな。自分の身すらも守れるか危ういと思うぜ。
[無意識に手は胸元の古傷を撫でている。]
占い師、ですか…
本当にそういう人たちが集まってきているんですね…
私は…私にできる事は…歌うことだけ…
[何も出来ない自分に不甲斐無さを感じて軽く唇を噛んで]
やぁ、こんばんわ。
[手を軽く挙げ、アーベルとイレーネに軽く挨拶を返す]
ほほぅ、ハイリンヒさん。 あなたは教会の……いや、何でもない。
話しぶりから生者を識る力がおありということですか。 それはそれは。
[値踏みするような眼でハイリンヒを見つめて言葉尻を濁す]
[蒼と朱の聖痕を持つ者]
[生者の真の姿を視る者]
[死者の魂の声を聴く者]
[役者が揃い過ぎている]
[――御伽噺などでは、ない]
とりあえずこれで否占霊CO…
『非』じゃないぞ『否』だぞ、否定なんだから。
今まで殆どの村で『非CO』になってた事に今更気付いた人。
意味が違うんだその字じゃ…
赤のスティグマって言うんだって。聖なる証っていうけど、女の子の身体に痣で聖痕なんて、ちょっとあんまりだよね。
[彼はぽそぽそとイレーネに語りながら、周囲の話を聞いている]
そうだね……
[頷きを返しながらも、何処か上の空と言った風に]
[ワインを呷るペースは、些か速いか。
もう片方の手は、ランプの持ち手の部分を握って]
>>160
「ウラナイシ」……?
とりあえず一日一人でも見分けることができるならいいだろう。もし他にも「ウラナイシ」とやらがいるのなら、解析スピードもはやまるだろうし。
[機械犬は抱きかかえられて、ハインリヒの顔をぺろぺろ舐めた。……が、舌も金属でできているので痛い]
探偵 ハインリヒは、青年 アーベル を能力(占う)の対象に選びました。
いやいや、私のことは気にせずともよろしいですよ。
(無邪気なものだ……人狼という茶番の発祥を知ればああはいくまい。 だが、知らない方が却って幸せなのやもしれぬな)
それで、その判定とやらは一日に一度だそうですが、今すぐにおできになるのですか?
……………うん?
[少し赤みの増した顔。ゆるり、首を振る]
ううん。
……御伽噺なら、………な、って。
エーリッヒ、は……
[問いに、…視線を巡らせ]
…オトフリートに、…説教を……
くらって…いるんじゃ、ないかな……
用語言い換えなしだからこうしてるだけなんだけどな?
それとも人狼関連の流れは一切無視で行きたかったのかしら?
人狼用語使っててもRPは可能だと思うのだけど…
難しいなぁ…
思考がガチよりの奴に言われたくないですよね…はい…orz
壁|・)o〇(ブリジット嬢のメモを受け、村立て&管理ねこよりの見解を。
確かに、多少ガチ的な空気になりつつあるように見受けられます(言い換えなし設定である以上、ある程度は已む無しですが)。
今回の試験村は、一応「完全RP村」のテストであり、「重RP村」のテストではありません。
「完全RP村」でのガチ偏りは禁止事項にもある事ですので、どうぞご注意を願います)
…いや、準備とか結構時間がかかるんでね。
すぐにってぇのは無理だ。
もっとさくっと使えりゃいいんだが、その辺はどうにもうまく制御できなくてねぇ。
…すまん。
>>ブリジットメモ
たぶんベアトリーチェは人狼にトラウマを持っているので、人狼判明=トラウマ起こされる=人狼処刑したがる、と思います。
一人ぐらいそんな子いたっていいよね?
そう謝って貰う事でもありませんよ、あなたのせいではありませんから。
[ハインリヒにに向けていた目つきを和らげ、ゆるりとしたほほえみをたたえる]
ああ、イレーネさんと言いましたか。
残念ながら人死には避けられないでしょう。
それがなければヤツラに取っては舞台を整える意味はないですから。
問題なのは、舞台が不要になった今に至るまでシステムが生きていることなのですよ。
[そのまま、声を継ごうとしたが思いとどまる。]
……この辺りの話しに関しては興味がありましたら後程語りましょうか。
[そう語って背を向けた]
壁|・)o〇(まとまったようなので、流れを戻しましょうかー。
なお、1、2日目は通常、3日目以降はコミット進行の予定です。
とはいえ、1日目はほぼ確実に通常更新できない(ポイントもたない)ので、切り上げコミット想定してます。
アンカーはやりますので、適当なタイミングでコミットしといてください)
御伽噺…そうだよね、人狼だの聖痕だの占い師だのって、ほんとは御伽噺の中の存在だよね。
なんだかやっぱり現実感無いや。あーあ。
[彼は窓の外を見ながら、また溜め息をついた]
僕は楽しく過ごしたいだけなんだけどなあ。
………解って、…いる……よ。
[ザムエルの言葉のうち、理解していたのは“人死には避けられない”という部分だけだろうが。それだけ、応えを返して]
[細められた瞳は、窓辺の古惚けたランプへと向けられて。
グラスを揺らすも、その中身は殆ど空になりかけている]
[言った端から物騒な断定をしてのけるザムエルとやっぱり様子のおかしく見えるイレーネに、彼は情けない顔を見せる]
だから、よそうよ、そういう怖い事、ふつーに話すの。
僕、お化け屋敷も入ったことないんだよ?泣いちゃうぞ。
[ハインリヒの言葉を聞きながら、窓辺で話す2人を見遣って]
お伽話、よね…私もただの噂だと思っていたもの。
でも実際に占い師を名乗る人が目の前にいるのよね…
……次の町に行けるのかしらね、私。
[誰に聞かせるでもなく呟いて]
…お伽話で済むなら…なぁ。
[ふぅ、と小さくため息をつく。]
…だが、人狼はお伽話なんかじゃねぇ。
相方はヤツらに目の前で喰われたし、俺も殺され掛けたからな…。
[だらしなく着たシャツの襟を開けば、そこには深い爪の痕。]
[ハインリヒの見せた傷に、顔をしかめて、彼はつかつかと近付いていく]
あー!判った!判ったから、そんな傷わざわざ見せないでよ!
子供だっているんだよ?
いや、みんな僕よりしっかりしてそうだけどさ。
でも、見て気持ちのいいもんじゃないから!
[えいえい、とシャツを元に戻そうとする]
[情けない顔の青年に、おかしそうに笑う]
…お化け屋敷は、……怖く………ない、よ?
本物じゃ……ない、もの…
[指摘する部分は、若干ズレている気もするが]
……………
[エルザの呟いた台詞と、ハインリヒの見せた傷には、何を言うでもなく。空のグラスを、片手で弄ぶ]
[イレーネを眼を細めて見遣り、頭に軽く手を添える]
解らないのなら、知る必要もない事だと考えましょう、それで随分と気が楽になりますよ。
[そのまま奥へ移動し、戸棚からグラスを一つ抜き出し、アーベルに向かって差し出す。]
私にも一つ頂けますか?
いつになく熱くなったようで、喉が渇いてましてな。
それに、こういう寒い日にはやはり芯から温まりたいものですよ。
[目の前をアーベルが遮ってしまって、その傷痕はすぐさま青年の影に隠れてしまった]
ふるきず……?
[ハインリヒがさっき言っていた言葉をまた繰り返した]
お休みなさい。良い夢を
[とても眠そうだったからか、すぐに意識はなくなったようで]
[眠った彼の頭をなでる]
[子供にするように]
[それから少し考える][洗いものは明日でいいか]
[椅子を音をたてずに移動して、窓のそばに]
[白い仔猫は主人のそばで、眠りに引き込まれていて]
[心配だから今日はここで寝よう]
[本人には許可をとらず、そう思って][目を閉じる]
[後には静寂が*残るのみ*]
[彼は、ザムエルの言葉に、小さく肩をすくめる]
別に僕のワインってわけじゃないから自由に飲んでいいと思うよ。もっと強いお酒も厨房にはあったんじゃないかな?
/中/
えーと、取りあえずあれですね。
方向性とか、最初に明確にしなくて申し訳なく。
言い換えなし村はガチ風味になり易い、とわかっているだけに、難しいのですよね。特に意識の統一。
(ぶっちゃけ、言い換えありでもこれしくるとイタイもんなーorz)
完全RP主体のサーバーと位置づける以上、この辺りはしっかりしとかなくては。
でも、基本的には、サーバーの方向性に即して、その村にあった空気を作って欲しいんだよね、ねこ的には。
丸投げっぽいのだけど。
……知る必要………ない…
知ら、ない……
[ザムエルの放った言に、呟いて]
[酔いの回っている様子。やはり、大して強くないらしい]
…わかったわかったって。
[アーベルの仕草に苦笑いしつつ、ボタンを留めなおす。]
…ただな、本気でやらねぇと死ぬことになる。
これ以上…ヤツらにやられんのはゴメンだしな。
ぶっちゃけ、お前らいい奴ばっかりだから、死なせたくねぇんだわ。
だから、現実見て欲しいってーわけ。
[新しく入ってきたザムエルや二階から降りてきた幾人かに反応をする事なく、暖炉の前で冷たくなった手足を温めるように翳していた]
[遠くてシステムとか、よく分からない言葉が交わされていた]
[何のために呼ばれたのか分からなかったけれども]
[少しずつ状況がぼんやりと分かってくる]
[もっとも霞がかかったように上手い具合に思考は動かないのだけれど]
[飛びかう話題は少女の理解の範囲をこえていて]
[そろそろ部屋に戻ろうかと思ったとき、目に飛び込んできたのはハインリヒの傷跡]
……!
[衝撃のあまり声も出ない]
/中/
ちなみに、聖痕COには流れ的に自然だったから、という理由しかありませんっ!
……つか、聖痕希望者、他のいたのかしら(^ ^;
守りたい……
狂わないように、私が、狂わないようにしないと。
くるって、ひとを、食べてしまったら。
人の味を知ってしまったら。
私は、誰を手にかけてもおかしくない
[彼は、ハインリヒに向かって、むう、と膨れつらを見せる]
言いたいことは判るけど、あなたの傷を見たら生存率が上がるってわけでもないでしょ?
ぶっちゃけ、僕なんかいくら本気になっても、人狼どころか大抵の人間にだってあっさり殺されちゃうよ。
だから、無理に怖がらせないで!
ニンジン以外と戦うのは無理なんだからさ。
[とりあえず結論が支離滅裂なのは本人も多分自覚している]
では、失礼して。
[アーベルの隣のボトルからグラスに真紅の液体を注ぎ込み、灯りに透かしてみる。 その向こうにはハインリヒの姿が映っていた]
自覚があるにせよ、無いにせよ、……自分が直接関わっていない過去への清算に関わった報償がそれですか。 苦労なされたようですね。
[シャツの奥の創に目線を這わせ、液体を喉奥へと流し込む]
(知る資格有り……そう考えて良いか)
よし、今から設定練ろう。
★幼い頃、両親と飼い犬のジョンを人狼によって殺される。
★自身も大怪我で生死を彷徨う。
・彼女自身、人狼に襲われた以前の記憶はない。
・右肩の朱色の痣はこの時できたもの
(本人は生れ付きあるものと思い込んでいる)
・この時襲ってきた人狼は若い男の姿をしていた。
―→オトフリードやハインリヒと二人きりになったとき怯えていたのはその時の記憶がかすかにあるせいかもしれない。
・桜が舞い散る中での出来事。両親やジョンの血飛沫が桜吹雪を真っ赤に染め上げた光景を目の当たりにした。
―→「赤」「花」に異常に反応する。
[ハインリヒの言葉に俯いて]
そう…そうよね…それが本当なら…
誰にも死んで欲しくないわ。ここに人たちは優しいもの。
[作り物の笑顔に慣れていた自分に本当の笑顔を思い出させてくれた人々]
[だけどその中に…と思いかけて心が沈んで]
……何だか疲れたわね。
そろそろ休まないと…
皆さん、お先に失礼しますね。
[その場にいる人々に頭を下げて、二階の与えられた部屋に*戻って行った*]
…………寝る、よ……お休み……
[周囲の言い合いを余所に、そう告げると、ゆったりとした足取りで階段を昇り、自分の使っている部屋へと]
あ、エルザもイレーネもおやすみー!
[ついさっきの剣幕はどこへやら、彼は眠りにつくという二人に、にこやかに手を振ってみせる]
[少女はなんとか自力で茫然自失状態から立ち直り、よいしょと椅子から立ち上がった]
寝る。……おやすみ。
[それだけを言うと、階段を上りはじめた。
機械犬もどたどたと少女の後を*ついていった*]
少女 ベアトリーチェが「時間を進める」を選択しました
[部屋に入り][扉を閉め][中へと歩んで]
[窓の外から注ぐ細々とした月明り以外、何も頼るものはない]
[机にランプを乗せ、椅子を寄せて其処に座る]
[ホヤを外し、油を充分に染み込ませた芯に、擦ったマッチを近づけて火を灯す。隙間を埋め尽くすようにホヤを取り付けなおすと、ダイヤルを回して絞込み]
[手馴れた様子でそれらの作業を終え、頬杖を突く]
[ゆらめく焔]
[照らし出された室内。彼女の顔が、暗闇に浮かぶ]
[何をするでもなく、ただ、それをじっと*見詰めていた*]
ああ、お休み。
[退室する人々と軽く会釈を交わし、ゆっくりと目を瞑る。
瞼を通して、暖炉の火が揺らぐ様子が感じられ、その為か何故かしら妙に冷静になるのだった]
…足は洗ったんだがねぇ。
何の因果でまた…。
[老人の言葉に苦笑いを返そうとして僅かに眉を潜めた。]
…悪ぃ、年甲斐もなく雪んなかで無茶やったせいであちこち痛ぇんだわ。
ちと横になる…。
[ソファーの上で丸まった。]
[部屋を見回して]
[眸が照らし返した先はザムエルの姿]
[ザムエル商会自体を知る事もなければ、彼が持っている何か確信めいたものに基づく口調もよく把握も理解も出来ない]
[自分のすぐ近くにいるザムエルの姿を見つめる]
[人が減っていくと同時に、なんとなく彼の頭も冷めたようで、すうはあ、と深呼吸してから、ブリジットに視線を向ける]
死なないよ。死んじゃだめだ。
[静かに言って、階段の方へ歩いていく]
僕も寝るね。みんなおやすみ。
[心を無に、焔を見詰める]
[聴こえて来るのは、遥かに遠く、懐かしい声]
[死者の呼び声][それとも][単なる幻聴か]
『お父さん。お母さん』
[つい、焔に触れようと手を伸ばして]
[ホヤの熱さにすぐさま引っ込め、我に帰る]
[声はもう既に、聞こえなくなっていた]
青年 アーベルが「時間を進める」を選択しました
[――無知であれ]
[己が知に囚われるな]
[全てに疑問を抱く事なく]
[死せる者の声に耳を傾けよ]
[祖母の教え]
[彼女の一族の役割]
[ランプ屋の裏の仕事――
とは言え、それを知る者も、望む者も、少ないが]
[彼女が此処に呼ばれたのは、恐らく、“そういう理由”]
ランプ屋 イレーネが「時間を進める」を選択しました
「きっと死ぬ…うん、僕はね」
「いや、死ぬってわけじゃないけど」
「でも…死ぬの、かな?死ぬっていうのかな?」
「ああ、スノーマン…完成させない、と…」
【ベアトリーチェ・設定2】
★天涯孤独になった時、その工学の才能を見込んでとある研究所に拾われる。
・そこで様々な機械の開発に携わった。
・彼女の存在はライバル社に出し抜かれないため明かされてない。
・衣食住は完全に管理されている。
―→一貫した効率主義で無駄を一切省く生活のため、生きている猫みたことないフォーク使ったことないなど、かなり偏った成長をみせている。
★右肩に痣がある
・ここ数日さらに濃い朱色になりつつある。
・見ようによっては花の形をしている。
(中・エーリッヒと全く同じ形の痣にしたいが、それをやってもいいか悩んでいる)
【ベアトリーチェ・設定3】
★機械犬の開発=ジョンを生き返らせる、というよりは「ジョンを作り出す」ことが目的。
・しかしジョンのことは忘れているので、明確に本人は目的に気付いていない。
★人狼騒ぎについての見解。
・基本的に人狼などどうでもいいが、研究に差し支えがあるならさっさと人狼を退治してラボに戻りたいと思っている。
人狼が見つかったら、過去のトラウマを思い出させます。
今のところ、こんなものかな?適宜追加
―ベアトリーチェの部屋―
[少女は一心不乱になにやら図面をひいている。
どうやら一睡もしてないようだ]
……あたしは死ねない。アレを完成させるまでは。
開発を妨害をする要因は、すべて取りのぞく……
[ずっとなにやら呟いているが、少女自身そのことに*気が付いていないようだ*]
─二階・個室─
[呼び込まれたその朝の目覚めは久しぶりに穏やかで。
こちらを覗き込む仔猫にも、自然に笑みを向ける事ができた]
……って。
[そこでふと、異質な感覚。自分以外の人の気配。
起き上がり、窓辺を見やればそこには椅子で眠る幼馴染の姿]
……何してんだ、こいつ。
[口をつくのは呆れたような言葉。それでも、理由を問うたところで帰ってくるであろう言葉は、読めた]
っとに……。
[ため息一つ。ばさり、毛布を一枚投げつけるようにかけてから、ベッドに腰を下ろす]
…………。
[ふと、窓の向こうに目を向けて。右肩を掴むようにしつつ、僅かに目を伏せる]
Es last den Schnee wegen du fallen.
Dieser Boden alles.
Im Umfang, der mit dem weisen Schleier umfast werden kann die grose Quantitat.
[口をつくのは、*歌のようなかすれた言葉*]
/中/
余談的に原詩。思いっきり未完なのは愛嬌。
しかも怪しい多段翻訳かけてあるので、意味が通らない可能性非常に高し。
君のために雪を降らそう。
この大地全てを。
白のヴェールで覆い尽くせるくらいにたくさん。
君のために雪を降らそう。
今はただ静かに。
眠り続ける君が目覚めた時に見せたいから。
想いを込めて鳥は羽ばたいてく。
蒼い空へ。
祈りよ届け。
ここに佇むぼくから天空へ。
[どうやら、あのままソファの上で眠り込んでしまったらしい。 瞼の向こうに感じるのは朝の鋭く射すような光。 その刺激にゆっくりと目を開ける。
……その向こうに現れた瞳はどんよりと濁って何も映してはいない。]
かかっ、もうしばらくだ。 あと少しであの宝石の核をこの手に収めることが。
くかかかかかかっ。
[その声は、側に居てさえ聞き取ることはできなかったろう。
不気味な気配だけを残し、ザムエルはまだわずかに残っている闇の中へと沈み込んでいった。*]
ふん、ツームか。
まぁ確かに。 それくらいの役得がなければやってられん。
初めて巻き込まれた時は何もかも信じ込んでいたのだが、それを考えると随分と捻れたものよな。
さて、あとはやつに任せよう。
私としては生き残り、あわよくば賭け金への正当なる代価を手にすること。 それを満たせればよいのだからな。
[ツァウンの意識は次第に密度を薄め、遍在する存在と同化していく]
宝石商 ザムエルが「時間を進める」を選択しました
ん…、痛てててて……
[無造作に起き上がろうとしてあちこち痛いのか情けない声を上げる。
それでも何とか身を起こす。]
…参ったねぇ、こりゃ。
湿布でももらってこねぇと…
[布団を投げられた感覚にも覚醒はせずに]
[……どうやら朝はあまり強くないらしい]
[やがてゆっくり目を覚まし、幾度かまばたきをして状況把握]
……あぁ、おはようございます
[エーリッヒに微笑むと、その毛布を本来のもちぬしの背にかける]
だいぶ楽になったようですね?
[言いながら、朝食つくってきますと部屋の外へ]
やー、ちょっと天からお姫様降ってきてねぇ…。
ラピュタなんざ無い無い…。
[冗談めかして言いながら、あちこち触れて状態をみている。]
ま、ちょっと打ったり捻ったりしただけっぽいし問題なかろ。
折れてはいないっぽいし。
天から……ですか?
[意味がわからないようで、きょとんとした顔]
[それでも続いた言葉に]
湿布とか貼りましょうか?
背中とか届かないでしょうし
ぁー、頼める?
…ほんっと、世話焼きセンセは気立てが良くて助かるねぇ…。
うちの息子の嫁に欲しいわ。
…俺独身だしガキいねぇけど。
主に腕と胸と背中と腰と…。
いやーほんと…トシはとりたくねぇな。
20代の頃ならあのくらい颯爽とやってのけれたんだろうけどねぇ…
[ぐったりしながらおとなしく手当てを受けている。]
だいぶあちこちを打ったんですね
一体なにがあったんです?
[お姫様云々はうまく伝わってないらしい]
[手早く湿布を切って、張りやすいようにしながら]
けっこう痕になってますね……
[苦笑しながらぺとり]
…っ!
[冷たい湿布がぺとり。]
まぁ、あれだ…。ブリジットが屋根の上で遊んでて落ちてな…。
ほんっと危なっかしいから誰かみててやらんと…。
とはいえ、お前さんは手の掛かる幼なじみさんの面倒みるだけで手一杯みたいだしなぁ。
…あ、いてて…そこまじでいてぇ…!
ブリジットが、ですか…
屋根の上は危険ですね
もうやらないでいてくれると良いのですけど
[いたいと言われるので]
はっておいたほうが楽にはなりますよ
[くすくす笑いながら、ちょっと意地悪く強めにはってみたり]
ドSなんて、そんなことありませんよ
[くすくす笑って]
はい、終わりました。今日は無理せず、休んでいたらどうですか?
[出たごみを捨てつつ]
…悠長に休んでる場合じゃねぇんだが…、休んでサクッと治した方がいいわな。
…ま、ありがとさん。
[ソファーでぐったりしたまま*目を閉じた*]
[休んでいる場合じゃないという言葉に首をかしげつつ]
下手に動くと悪化するでしょうし
[道具を片付けて、昨日の食器類を片付けようと厨房へ。]
―厨房―
[洗い終えて、まずは人参を取り出した。それを細かくすりおろす
細かくすれば見えないだろうという配慮であって、決していじめではない]
……さて
[ほかの野菜も切る。チーズやごはんを用意して、トマトも用意。]
[手順は適当に]
[貝やイカもいれて]
[リゾットをつくった。中にはしっかりにんじんいりだが、その痕跡は見えないだろう]
[魚介類のリゾットをつくったあと、少し考えてポテトをあげる]
[人参をゆでて、ポテトのように細く切る]
[視覚に訴えれば中にはいっていることには気付くまい、と]
あとは
[手のかかる幼馴染み、が、食べられそうなもの……と。]
[考えるもあまり浮かばず]
[とりあえず粥をつくった]
[人参を混ぜるか悩んだのはご愛敬。]
[それからエーリッヒの部屋に運んで、とりあえず自分はと*自室に戻った*]
ふあああ〜
[彼は大きなあくびを漏らしながら、階段を降りて来る。居間を見渡すと、昨日そのまま、そこで眠ってしまったらしい人が数人目に入る]
あーあ、こんなとこで寝ちゃうと腰痛になるよー?
[腰痛どころじゃない人も居そうだが、それは知るところではない]
お腹空いたなあ…なんか食べるものあるかなあ?
[誰も返事をしてくれないので、空しく独り言をつぶやきながら厨房へ]
あ、リゾットかな?これ…美味しそうなにお…
[くんくん、と鍋の中身の匂いを嗅いで]
あう…(涙目)
[アーベルは天敵の匂いを嗅ぎ付けた!]
形が見えない…形が見えないということは、除けられない…除けられないということは食べられない…食べられないということは、お腹が空くということで…うわーん!!
[彼は泣きながら外へ駆け出して行、こうとして張り番の自衛団員に首根っこを掴まれる]
は〜な〜し〜て〜〜、天敵がリゾットで攻めてくるんだよ〜〜、お腹がすいて死んじゃうよ〜〜
[じたばたじたばた]
ん……
[窓から差し込む陽のひかりに、目を覚ます]
[組んだ腕を枕に、そのまま寝ていたようで。出るのは欠伸よりも、小さなくしゃみ。それでも、ずり、と寝台の上の毛布を引き摺り下ろして身に纏いつつ、先ず初めにするのはランプの点検、というのは彼女らしいか]
[暫しして満足したらしく、ゆっくり息を吐いた。
そこで漸く、右手の指先に走る痛みと水脹れに気づいた。…昨晩、うっかりと触れた覚えはあった。一応、冷やしはしたのだが。
ガーゼでも巻いておこうかと、身支度を整えると階下へと]
[外が騒がしいなと思いつつ]
[居間に置かれたままの毛布と眠りこける人々を見比べ、無造作にかけて]
[それから、救急箱探し]
[少女がいつものように機械犬を連れて下に降りてきた。
少女は居間にいたギュンターに話しかける]
このメモに書いてあるものをあたしのラボから持ってきてほしい。研究室の誰かにメモを見せればわかるから。
あと、人狼事件にかかわりのある資料などがあれば見せてほしい。
[資料の貸し出しを渋るギュンターに少女は年に似合わず冷たい声色で言い放った]
なんだ?人に人狼疑惑をかけておいて、人狼に関する詳しい説明もなしか?
[しばらくの押し問答の後、少女は自警団の資料を借りることに成功した。苦虫を噛み潰した表情のギュンターだったが、もう少女の意識に彼の姿はない]
[かけられた声に、そちらを向いて]
……ん、救急箱…
手当て……しないと、と…思って……、ね。
[ほら、と右手を挙げて火傷の部分を見せ]
[物を捜すのは苦手らしい]
[じたばたしても離してもらえないので、彼は諦めて暴れるのをやめた。そのまま、ぽい、と室内に放り込まれる]
あ、イレーネにベアトリーチェ、おはよう!
[にっこり笑って挨拶は欠かさない。もうおはようという時間でもなさそうだが]
[もぞりと動いて目覚めると、暖炉がパチパチ鳴っていた]
[毛布を纏ったまま上半身を起こした]
[起きている中にベアトリーチェを見つけてわらう]
>>185
救急箱なら確かここに……
[少女は棚をごそごそ漁ると目的の物を見つけた。
イレーネに渡す]
>>186
……おはようございます。何やってたんですか?
[アベールの挨拶に鸚鵡返しに返事する]
[彼は挨拶を返してくれたイレーネに、にこにこと笑いかけ、ベアトリーチェが救急箱を渡したのを見て首を傾げる]
イレーネ、怪我したの?大丈夫?
[続くベアトリーチェの問いには、あっさりと]
ニンジンがリゾットに入ってたから逃げようとしたら自衛団員に捕まっちゃったんだ。
[ぺろりと、舌を出す。本人的には過不足無い説明のつもり]
……ああ、そんな……ところに………
…ありがとう。
[ベアトリーチェから受け取り、礼の言葉]
少し、火傷………ね。
…大した事……、ない。
[舌を出すアベールに、僅かばかり首を傾げ]
……人狼じゃ、…逃げ出さない………のに……
…人参では、逃げ出す…んだね……
[人参を入れた犯人は容易に想像出来た。間違いなく、わざとだ。解らない工夫はしていただろうから、見破った彼の人参嫌いは確かなものだと思う――と評価しても仕方ないのだが]
[何時もの如く周囲に注意をはらっていない]
[毛布を被ったまま、匂いに誘われて厨房に移動すると魚介類のリゾットを見つけた]
[ぎこちない手つきで鍋の中をかきまぜると近くに用意されてあった皿によそった]
[居間に戻ってくる]
[当然居間にリゾットの匂いが漂ってくる]
[ハインリヒの近くの床に、ソファを背に座り込むとリゾットを食べ始めた]
[毛布を頭から被っていたので、まるで隠して食べているようだった]
>>189
ニンジン?リゾット?
「ニンジン」というのは、確かハインリヒさんの苦手な方でしたよね?
[いろいろわからない単語が多いので少女にはあまり話が見えてこない]
>>190
火傷か……あたしもよくする。
ハンダや溶接をするときに。
>>191
[居間に突然広がった匂いに驚き、そしてブリジットの存在に気付く。だからといって少女が彼女に何かするというわけじゃないが]
火傷?痛そうだね…
[心配そうに覗きこんだところへ、イレーネの鋭い指摘]
目に見えない脅威より、目前の天敵の方が怖いに決まってるよ!
[彼は、拳を握って力説する。しかしきゅるる、と鳴くお腹の音がその力強さをすっかり奪っていく]
やっぱり、お腹空いた…なんか他に食べられるものあるかなあ?
[厨房へ向かい、がさごそと食材を漁り始める]
[彼は、厨房の隅に置かれていた木箱から林檎の山を見つけた。保存用らしく、まだ青味の残る林檎を二個ばかり取って、ごしごしとシャツで磨く]
とにかくね、僕はニンジンを食べられないってことなんだ。
もちろんニンジン入りのリゾットも!
[居間に戻って来て発した言葉は、ベアトリーチェへの説明の続きらしいが、やはり説明にはなっていない。しかし気にすることなく彼は林檎に齧りついた]
うー、酸っぱい!
[口をすぼめたものの、そのままカシカシと丸齧り]
>>195
為る程、「ニンジン」と「リゾット」はどうやら食物なんだな。
[少女はアベールの説明になってない説明でも、疑問が解消されて満足したらしい。
ブリジットの隣に座って、ギュンターから貰った資料を*読み耽りだした*]
[彼は林檎を二つ平らげると、再び出入り口の自衛団員の方へ歩いていく]
スノーマンの続き作りたいんだよ。うん、そこの窓の下。見えるでしょ?
[呆れたような苦笑で通してくれた自衛団員に、ありがとう!と手を振って、作りかけの雪玉の方へ駆けていく]
お待たせー!今日こそ完成させるからね!
[なにやら気合いを入れて、新しい雪玉を*丸め始めた*]
[逆手に持って食べる姿は、気になっていたようだし]
[青年と少女の会話にも、突っ込みたいところはあったようだが]
[行儀悪く頬杖を突きつつ、緩慢に食事。
視線は窓の向こう、未だ完成していない雪玉へ]
[ぼんやりと眺めていると、元気に走る青年の姿が見えた]
[三分の一程を残して食べ終えたのかスプーンを皿に乗せて床に置いた]
[ソファに背に三角座りになって顔を膝に埋めていたが]
[そんな彼女にギュンターが近づき、華奢な肩に手を置いた]
[顔をあげると、手招きするような素振りがなされたので、立ち上がり、ふらふらとついていく]
[ややして、食事を終える。かちゃり、と食器を置く音。
床に置かれた皿に気づけば、それも重ねて。片そうかと厨房へ行こうとして]
……自衛団長……?
[そこに在る姿に、疑問の呟きを洩らす。
片付けは後にするべきだろうかと、立ち止まり]
[厨房の椅子にギュンターはブリジットを腰掛けさせ、ギュンター自身も机を挟むようにして椅子に腰掛ける]
[最初は他愛ない話をしたりして、ブリジットと打ち解けようとしているようだが、ブリジットは足を揺らすだけだ]
「緩に出会った」
「同じ種族だった」
「幸せになってほしいと願う」
「彼女がほしいものを手にいれられれば」
「本当は止めなければいけなかった」
「私は」
「自分のために、彼女をとめなかった」
[会話の内容は聞こえなかったが、然程重要な話でもないかと見て]
……失礼。
[食器を手に厨房へ入り、その横を通り過ぎて、流し台へ。
カチャ、と皿とスプーンのぶつかる音。余った中身は、勿体ないだろうかと思いつつも、処分をして。何を言う訳でもなく、洗い始める]
[やがて、話してくれないかと言って切り出される]
[数年前に森で母親がなくなった時の事を。あの時、家にいたというが本当は何か見たのではないのかと。]
[振り向いたギュンターに、視線をそちらへ一度。
しかし、お構いなく、と言った風に戻して]
…洗い物、……だけだから…
………お茶でも…要り…ますか?
[とは言え、右手は上手く使えないからたどたどしく、少々時間はかかるか。ざぁ、と水の流れる音ばかりが耳についた]
[ううむと唸るように言葉を濁したが、ギュンターはイリーネにお願いする事にした]
はな…きれいな花……
[お茶に反応したのだろう。呟きがブリジットから洩れた]
[ブリジットの呟きに、ポットの中に咲く花を思い出す]
[硝子のカップに湯を注ぎ、そっと乗せる蕾の花。漂う香り]
[どうぞ、と二人の前に置いて]
[綻んでゆく花]
[本をとじる音は、少し大きく聞こえた。彼は、目を閉じてそれを聞く。]
[それから立ち上がり、階下へと。外に行こうと思ったようで]
[微かに笑み]
[対照的な二人を、ちらと見て]
……彼女も?
[“容疑者”なのかと、言外に]
[自分用にもと淹れたカップを手に、去り際にギュンターに問う]
─二階・個室─
[物思いから、立ち返る。
食事の後、ずっと窓辺の椅子に座って雪を見ていた。
窓を開けたかったが、後が怖そうなので、それは思いとどまって]
Es last den Schnee wegen du fallen……
[また口をつく、言葉。
未完のそれは歌にして歌にあらず]
ったく……。
安定しねぇな……。
[嘆息する、口元にあるのは自嘲の笑みか。
肩の上の仔猫が心配そうな鳴き声を上げれば、その歪みは掻き消えて]
……大丈夫だ、ペルレ。
忘れられないって事は……生きなきゃなんないって事なんだ……多分。
[仔猫に語る形は取れど、しかし、その言葉が向いているのは明らかに、彼自身]
[ギュンターは何も言わなかった]
[”ここ”にいるものは”参考人”であり”容疑者”だろうか。自分から望んでこの中に来たものもいるが]
[ギュンターは、お茶を啜り湯気の中から柔和な顔の皺に埋もれた眸をイリーネへと向けた]
さて、と。
下行って、なんか飲むものでも作るか。
[外の雪をしばし見つめた後、やや大げさに明るい声を出して。
なぁう、と鳴きつつ尻尾を揺らす仔猫を撫でてから、ゆっくりと部屋の外へ出る。
足元がおぼつかない自覚はあるので、ゆっくり、慎重に、居間へと降りて行く]
「さっき君も聞いただろうが、
ブリジットは森で、”何か”を見たかもしれなくてね。
重要参考人なんだ。
君も数年前に女性が森で殺された事件は知っているだろう?
ブリジットはその女性が残した、ただ一人の子供だったんだ。」
[ギュンターはイリーネの表情の変化を見ている]
[それを受けるのは、冷めた瑠璃の眼]
……なるほど。
[形式的に、頷いてみせる]
…その、“何か”……と、今回の件………
関係が……ある…かもしれない、と…?
[目立った変化は見られないものの、長い前髪の下、僅かに眉が顰められたのは解ったろうか]
[階段を降りて来れば、何か、どこか空気が違うような気がして、思わず、肩の仔猫と顔を見合わせる]
……なんか……あったの、か?
[誰に問うでなく、呟く声はややかすれていて]
[感じたのは、不安。
その空気が、少しだけ似ていたから。
似ているという感覚は、記憶を蘇らせる要素に十分なり得る]
……あの時と……同じ?
[できるなら、それは否定したい可能性なのだけど]
[ほんの一瞬、物思いに囚われていたかのようで、呼びかけに、すぐには反応できず。
仔猫の声で我に返り、数度、瞬きをしてからオトフリートの方を見る]
あ、ああ……。
寝てばっかりだと、逆に辛いし、な。
─厨房─
「イリーネ、言い直そう。
殺された後、”森の中で喰われていたんだ。”」
[ギュンターは煙草を取り出すと断りもいれずに火をつけた]
「この辺りは、野生の狼も生息している。
森の中で殺されたのであれば喰われるのは道理だよ。だがね…」
[煙草の灰をポンポンと落とし]
「ブリジットは当時から奇矯な行動をとる癖があったらしいじゃないか。そのブリジットが当時家に居たというのも、近所連中の話でしかない。それも、ブリジットの母親がブリジットが普段どうしているのかを、母親自身が近所に話した事を鸚鵡返しに証言しただけだ。」
[わざと感情を誘発するような、ねっとりとした言い方だった]
「事件当夜、ブリジットが家を抜け出して母親を探しに行っていたとしてもおかしくなくはないかね?」
[どうかしたかと問われ、一瞬、返すべき言葉に詰まる。とはいえ、説明しろと言われてできるようなものでもなく]
いや……ちょっと、な。
[掠れ気味の声で言いつつ。左の手は、無意識に蒼の花弁の辺りを掴み]
[その様子をじっとみて]
隠しごとはよくないとおもいますけど。
[しかし、言ってもきかないと思っているのか、溜め息を吐いて]
で、何かたべに?
[敢えて言葉を濁していたのにずばりと言われ。小さく息を吐く]
……私は、彼女を……よく“知らない”から………
何とも、…言えません…が………
[柔らかな花の香りに、煙草特有の匂いが混じりゆく。
咳を一つ。漂う煙に眼を伏せ、左の手で口許を覆った。煙から庇うのと同時、表情を見せないようにする為か]
……一つの、考えと…しては……あり、でしょう…ね。
[曖昧な、物言い。]
[たとえ異なっても、無理矢理に見た事にしそうだとか、いっそ犯人に仕立てあげそうだとか――素直な感想は、口にはせず]
[隠し事、という言葉には、ただ、苦笑を浮かべるだけで。
それでも、続く問いには素直に頷く]
軽いもの、食べられればいいんだが……。
あと、ココア、飲みたくなった。
ココアですか
[くすっと小さく笑うと、]
わかりました、
だからそこに座って休んでて下さい。
[まだふらついてるでしょう?と]
……無理に自分で入れるとか言ったら、殴られそうだしな。
[冗談めかした口調で言いつつ、暖炉近くの空いている椅子に素直に腰を下ろし]
……でも、厨房……込み合ってる感じだな。
[そちらを見やって、ぽつりと]
─厨房─
「そのうち君にも何か聞くかもしれないな。」
[煙草の先を潰して火を消すとゴミ箱へと捨てたが、その間もイリーネから視線は外されなかった]
「何か思いついた事があれば何時でも話に来たまえ。」
[どうやら理解出来たようだと感じたギュンターは、一度出直す事にしたらしい]
[去り際に振り返り]
「そうだ。この話は広めてくれたまえ。
この中に人狼がいるなら、何かしら反応して尻尾を出すかもしれんからな。ブリジットが人狼を見たのだと思わせれば…。」
[まるで囮になってくれと言わんばかりの口ぶりだった]
……………そう、ですか。
[一言。それきり、声は発さずにギュンターを見送って。
ちら、と居間の方へと視線を遣れば、見慣れた顔]
……居間の…方が、…あたたかい……よ。
[一度カップを置いて、灰の置かれた器を掃除しつつ、ブリジットに声をかける]
………エーリッヒや……オトフリートも…
降りて……来た、ようだし……
[最後にギュンターはこう言い残して去った]
「誤解してもらっては困るが、ブリジットが犯人だと考えてはいない。ブリジットが犯人なら、母親をもっと早くに殺していただろうからね。」
[詳しい事は言わずに、ギュンターは居間を通り外へと…]
[途中、ハインリヒの肩をバッシバッシと叩いて]
殴るよりも恐ろしい目に合わされるなら、なおさら大人しくするさ。
[くく、と低く笑って。
続いた言葉には、さすがだな、と呟く]
私はそんな酷いことしませんけど?
[くすくす笑い]
まあ、用意してきますよ
[それから厨房のほうへ。少女二人をみつけてこんにちはと]
……そうか?
[くすくす笑いに、一瞬だけ真剣な面持ちになり。
厨房へ向かう背に頼む、と声をかけて見送り、ふと窓の外へ視線を向け。
そこに作られているものに、思わずきょとん、とする]
……ああ……、…スティグマ……?
[呟くように言ってから――
一瞬、エーリッヒの痣の事も知っているのかと、内心驚いて。
単に言葉のあやだろうか]
…………こんにちは…
[オトフリートに挨拶を返し、邪魔なら退くよ、と薄く笑む。多少、ぎこちなさはあっただろうか]
[エーリッヒが居たから、同じ髪の色のベアトリーチェの事を言って]
[そのベアトリーチェの痣の事を言っただけだった]
………
[イリーネに同意とばかりわらう]
[イレーネに感謝して、ココアをつくりはじめる]
[軽い食べ物は何にしようかと]
[クロワッサンを少し暖める、中にチョコが入っている]
………何が、やばい……のかな…
[エーリッヒに笑みかける様子は、いつも通りに近づいて]
…昨日は……
自衛団員も……巻き込んでいた、ようだけど……
[言いつ、花の香る茶をゆっくり味わう]
………多少、…落ち着いた……?
あ、いや。
[なんでもない、と言った所で誤魔化せる訳ないのはわかっており]
……ちょっと、昔の事、思い出して……考え込んでただけ。
[一応、嘘は言っていない]
自衛団も巻き込んで、ねえ。
[よくぞそこまでできるものだと妙に感心しつつ。
落ち着いた、という問いには一つ頷いて]
ああ、だいぶ。
……悪いな、不安定で……余計な手間ばっかりかけさせて、さ。
[小さく息を吐いて、夕食用に魚を鍋に。今日は魚料理らしい]
[当然、人参も]
[下準備だけしてココアとチョコクロワッサン、あとは切った林檎を持って、居間に。
4つのカップにココアが入っている]
………そう……
[まだ半分ばかり残っているカップを置けば、花が揺れる]
[悪いな、との言葉には口許に笑みを]
…別に……私は、何も……していない、よ。
[ガーゼの巻かれた自らの指に触れつ。
入って来たオトフリートを見、ふと思い出したように]
………彼は、手強い……みたい、だ。
…人参が…入っているの…、察知していたよ……
[しっかりと伝えておく]
それでも……さ。
心配、かけたし。
[何もしていない、という言葉に苦笑して。
それから、人参の話にきょとん、と瞬き]
……人参を察知って……なんの話だ?
……オトフリートの………ターゲットが、増えた………
という…ところ、かな……
[そう言えば彼らは、昨日の話は聞いていないのだなと気づくも。
あまり教えたい話でもなく――無言。]
―二階・個室―
[今度の作業時間は丸二日に近かった。
だから食欲よりも睡眠欲が先立って]
[寝る前は確かに日が昇りかけの筈だったけど。
明らかに太陽が沈んだ後の暗さ]
………なんつーか……
[言葉は続かなかった。自分で自分に呆れすぎて]
職人見習い ユリアンが「時間を進める」を選択しました
/中/
遅くなりましたーorz
新幹線混み過ぎだっつーねん。
んでもって。守護者げっとー。
誰かの希望弾いてたりしないといいんだけど。
[頭を掻けばどう彫ったらこうなるのか、髪に絡んでいた木屑がぱらぱらと落ちた]
……風呂、入るか。
[溜息を零してのろのろとした動きで風呂に向かう。
うっかり風呂の中で寝ているかも*しれない*]
/中/
ところで完全RP村と重RP村の違いがわからんのですが(ちょっとまてや
うーん…ガチ寄りの発言しそうで危いなぁ…
―厨房―
[にんじんを適当に細かく切って(当然原型をとどめぬほどに)]
[ザーサイとまぜる。ごま油とかでかなりにおいはきついはず]
[いためて一品]
[白身魚は鍋に。白菜などを入れて]
[にんじん(わかりやすく)を入れて放置]
[しいたけ、たまねぎは細かくみじん切り]
[にんじんは摩り下ろし]
[しょうが、にんにく、それに豆板醤を加え][炒め]
[材料を適当に加えて][ごはんを加えて]
[ねぎを添え][みじん切りのしその葉をくわえ]
[にんじんづくし、できあがり]
―厨房―
[にんじんとザーサイをいためたものを小鉢に]
[白身魚と野菜の鍋(当然ニンジン入り)]
[豆板醤やら生姜やらにんにくやら、しその葉やらでニンジンのにおいは消えているだろうと予想のつく焼き飯]
ふぅ…
ここまでやれば、きっと食べますよね
[にこやかな笑顔で居間に運ぶ。運んでおく。]
[肉の類は、使いたくなかった。]
[なぜか、疼くから]
[黒真珠を握って、少し、気分を落ち着かせようと]
[浮かんだ表情は、誰にも見せずに、一瞬で消す]
[それでも]
[自分がいつか死ぬのは、飢えてゆくのは分かっていたけれど]
[食べることは、したくなくて]
[肉を食べれば呼び水になってしまいそうで]
[血のにおいを知れば求めてしまいそうで]
ブラックパール(Black Pearl) 和名:黒真珠
モース硬度:3.5-4.5 宝石言葉:静かな力強さ
●パワーストーンの色・特徴
真珠(パール)は、真珠を育む事が出来る「母貝」が自分の体内に入れられた「核」(異物)を分泌液で包み込み出来るもの。
真珠には白いものの他に、ピンク、イエロー、ブラック、ブルー、グレーなどの色も見られる。
真珠(パール)の主な成分は炭酸カルシウムで、薬としても使われてきた。ブラックパールは、メタリックな輝きの黒い真珠。
●パワーストーンの効果
「月のしずく」「人魚の涙」とも呼ばれる真珠(パール)。
母貝に守られ少しずつ成長していく真珠は「守護」のパワーが強く、ストレスで疲れた体を癒し、守ってくれる効果がある。
ストレスで眠りが浅くなっている人は、眠る時に枕元に置いておくと愛に包まれたかのように安眠できる。
「美しさ」を表す石でもあり、身につけると美しく、やさしさを感じさせる人になれる。
ブラックパールは悪霊や悪魔、邪気を払う効果があり、自ら進む道の邪魔をするものを取り除いてくれる。
よいしょっと!
[彼はどこからか借りてきた梯子に上って、自分の身長より高くなったスノーマンの頭にバケツを乗せる。目には台所から取ってきた林檎、鼻には天敵のニンジン使用]
これで、よし、と。マフラーとか、さすがに調達出来ないから寒そうだけど、我慢してね。
[梯子を降りて、満足そうに背の高いスノーマンを見上げる]
うわ、いつの間にか真っ暗だ、星が綺麗だなあ…。
[そのまま、ぽかんと星空を見上げている]
[愛情…]
[それらは既に打ち砕かれていた…]
[最後の最後まで世界を信じていたけれど、世界に繋がる母は最後の糸を切ったのだった…]
[今の緩は砕かれた鏡の欠片の上を歩きながら生きているのかもしれない]
はい。
…あなたを、守りますよ
[微笑んで]
私には、それしかできないけれど。
私は、あなたが、(それは同族だからか)、大切ですから。
―集会所・外―
[仰いだ先には満天の星。吐き出した息は、真っ白に]
ひかり きらり あかり ゆらり
[詩を詠むような、歌を謡うような響き]
覆い尽くすは白き雪 照らし出すは蒼き月
[ゆらゆら、視線が彷徨って。大きな雪だるまを捉えた]
[声が途切れ。瞬き。]
[毛布を被ったままオトフリートのところまで行き、魚と野菜の鍋煮込みの器をもらうと、またハインリヒの側に座り込んだ]
…………
[くしゃみの聞こえた方向に歩んでいって]
……よく、やる………ね。
中、………入ったら…………?
[スノーマンを見上げつつ。感心半分、呆れ半分]
あ、イレーネ、こんばんはー。なんか意地になっちゃってさ。でも、でっかいの出来たでしょ?
これなら春までここに立ってるかな?
[彼は、にこにこと笑いながら、真っ赤になった両手を自分の頬に当てる]
あー、ほんと、冷え冷えだ。感覚無くなってるよー。あははは!
でもイレーネこそ寒くない?こんな夜に外に出て来るなんて、変わってるねえ。
……こんばんは。
確かに……、少しの…雪や、……陽には、負けなさそう……だね…
[口許に手を当てつ、笑みを返す]
うーん……、…考え事……、かな…?
[後、雪と、星が見たくて。と付け加え]
…よく、言われる。
[変わっているとの言葉には、端的に。]
[ふと、エーリッヒがまだいるのに気づいて、ああ、そういえば猫にあげてなかったなと。]
[席を立って、厨房に行って、ミルクを人肌くらいにぬるくして]
[おいでおいでと、猫にあげてみる]
[呼ばれた仔猫は一度同居人を見上げ。
その意識がどこか、記憶の狭間に落ち込んでいると悟ったのか、にぃと鳴くだけでその側を離れる。
とことことオトフリートに近づき、嬉しげな声を上げてから、出されたミルクをなめ始め]
ああ、そうだ。魚も食べますか?
[仔猫に、残った魚もと、皿に乗せてさしだして]
……あなたのご主人様は本当におばかですねえ
[まだ体調悪いのに、とつぶやき]
[守るといった少女を見る]
[人狼である少女を]
[彼女が、エーリッヒを食べたいと言ったら、自分はどうするのだろう]
[守ると言った、自分が]
[彼女を害することも、起こりうるのだろうか…?]
[彼女が、イレーネを食べたいと言ったら]
[自分は、どうやって彼女を止めるのだろう]
[そして]
[ほかの誰かを害しても、自分はきっと止めないのだ]
うん、僕がいなくなっても、このスノーマンが立ってると嬉しいなあ。
[彼はイレーネの言葉に、嬉しそうに目を細める]
あ、変わってるっていうのは、別に悪い意味じゃないからね?
えっと、個性的とか、そういう意味。うん。
[慌てて付け加える言葉が言い訳じみているのは、仕方のないところ]
雪と星かあ、確かに綺麗な星だよね。考え事にはこんな夜は丁度いいのかも。
[もう一度、星を見上げ]
くしゅん!
[もう一度クシャミを一発]
うー、やっぱりそろそろ戻った方がいいかも。お腹も空いたし。
イレーネは戻らないの?
[口元に小さな笑みを浮かべて、仔猫ののどをなでてやる]
[それから立ち上がって、エーリッヒの肩に、毛布を取ってきてかけてやる]
いなくなっても……ね。
[ぽつ、と繰り返して。言い訳染みた言葉に、くすり笑う]
…いいよ。気に…しなくて…
………避ける人……も、多かったから……ね。
[くしゃみに、青年へと視線を向ける]
………うん、戻ろう……かな。
…今夜は、何も……無さそう…だし……ランプ、忘れた……
[言って、雪の中、さくりと一歩踏み出す]
[まったく、と苦笑して]
まだ本調子ではないのでしょう?
だったら、少しは気を使いなさい
[そして、ふと気づいて]
薬、飲みました?
避ける人なんているんだ?でも友達もいるでしょ?
オトフリートとかエーリッヒとか…仲良さそうで羨ましいよ。
[彼は歩き出したイレーネの横に並んで、集会所へ戻っていく]
ああ。そうか。それもそうだな。
……薬?
[一瞬、きょとん、と瞬いて]
ああ。忘れてた。
[素で言いつつ、ポケットからケースを取り出し]
[ものすごいあきれたような目で見て]
水持ってくるから待ってなさい
本当、ご主人様がだめだめでかわいそうに
[仔猫に同情のまなざしをおくりつつ、厨房に。コップにぬるま湯を汲んで、すぐに戻ってほら、と差し出す]
……考え事……ずっと、してたからな。
[コップを受け取り、ケースから出した錠剤を飲み下して。小さく、息を吐く]
……手持ちがなくなるまでに、帰れりゃいいんだがな。
[それから、ごく小さな声でぽつりと]
説明もなしに閉じ込められましたからね
[ため息をひとつ]
いったい、いつになったら帰してもらえるんでしょうね。
[小さい声は聞こえただろうが、そこには触れず]
似た者同士、かあ。
[なんとなく判るような判らないような、という顔で、彼はイレーネについて扉をくぐる。そして目に入ったのは、話題の主二人]
・・・・・・・。
[やっぱ仲いいよな、と思ったとか思わなかったとか]
まったく、な。
[いい加減にしてほしいもんだと呟きつつ、ケースをポケットにいれ。
その時、手に触った違う感触を訝り、そのまま出してみる]
何かと思ったら……。
[手の中にあるのは、小さな袋に入った飴。
一つ取り出し、食べるか?と問いつつ、オトフリートに投げ渡す]
[飴を片手で受け取って、]
頂きます
[ありがとうございますと微笑んで]
[戻ってきた二人に]
お帰りなさい、外は寒かったでしょう?
食事もありますから、どうぞ
[まったく気にしてない。]
研究室の仲間の手作り飴だ。疲れ、取れるぞ。
[袋をポケットに入れつつ軽く言ってから、戻ってきた二人に気づき]
よ、昨日は世話かけたな。
[アーベルに向けて笑いかけ]
手作りですか、すごいものですね。
でもそれだったら私がもらわないほうが良かったのでは?
[軽く首をかしげてそんなことを言って]
[アーベルに微笑んで]
いえ、どうぞお食べください
[いつものように微笑んでいる][においも現物も見えなければいくらなんでも食べるだろうと]
へえ、今日はなんだか、豪勢だなあ…
[料理を眺めて、くんくんと匂いを嗅ぐ。エーリッヒに笑いかけられると、にこりと笑い返し]
ううん、少しは元気になったみたいだね。良かったよ。
[言ってから、炒飯の器だけを引き寄せる]
……ただいま。
[にっこり返し。外に出る前より、些か気は晴れた様子で]
[食卓を見遣る][多分、入ってるんだろうなあ、と思った]
[するり、と彼が懐から取り出したのは二本の細い棒。そう、知る人ぞ知る、japanese-hashi!!、しゅた、と正しい持ち方でそれを構えると、炒飯を食べ始める。…ちまちまちま、と、超高速で見事に飯粒「だけ」を拾い上げて、口に運ぶその技術は、既に達人の域に達していた…かもしれない]
慣れで済ますな。
[人の事言えねえだろ、と呆れつつ]
……人参が食べられないってのは、絶対不幸だと思うんだが。
[アーベルの食べ方に、思わずぼそりと]
[その情熱を、他の部分に使った方が。
などと思いながら、彼女は彼女で食事を始め。我関せず]
……慣れている、のも……問題じゃぁ………
[ふ、と視線はエーリッヒ――の右肩へと]
[ようやく我に返って]
で、やっぱり飴を貰ったのは女性ですよね。
[エーリッヒに断定した。きっぱりと]
問題ですかね、慣れるの。
よくやってしまうんですよ
[それからイレーネの視線を追って、首をかしげ]
[のろのろと階段を降りてくる。
風呂上りそのままのような生乾きの髪。
布は巻かれていない。
案の定と云うか何と云うか、風呂で寝ていたらしい]
おはよー…
[時間的に明らかに間違っている挨拶を告げ。
半分寝たままのような目をボードに向ける]
えーと……
[増えていたのは二枚。
寝惚けた頭には簡単には刻まれない模様]
[小さく首を振り、暫しの間、無言で食事を続け]
……ごちそうさま。
[美味しかったよ、と笑みを向け、立ち上がって食器を手に。エーリッヒの横を通って]
…ベアトリーチェの……肩にも、ある……らしい、よ。
…………朱い、スティグマ…
[俯き加減。囁くような声で、それだけ言って。
片付けてくる、と厨房に]
[ブリジットが出て行くのには気づいたものの、追おうとはせず]
[おりてきた青年に]
こんばんは。
[首をかしげる。誰だったろうか…]
[当然あっていないから、わかるわけも*ないのだが*]
[イレーネの声は、聞こえた。]
[スティグマ]
[にも?]
[…それであるなら、彼女と彼は、仲間?]
[考えに*沈む*]
オトフリート……、口調が……嫉妬、染みてる…
[階段を降りて来たユリアンに、挨拶ひとつ。
その様子に、風呂寝仲間?などと思うも、いつものように食器を洗い始めた]
[それを知らせて、どうしようというのか]
[全てを知らせるべきなのか]
[知らない方が、幸福ではないのか]
[――解らない]
[外に出ると、自衛団員に呼び止められた。数日前にもブリジットの噂をしていた団員の一人だった。村の人々よりも危険に近く、この村を守るという気概に溢れているのだろう。外に行こうとしたブリジットを引き止めるように、肩を掴んだ。]
掴まえないで………
[団員は、強くブリジットの腕を掴む手に力を籠めた]
[ボード相手に頭を捻っていれば背後からかかる声。
その挨拶の言葉に現時間を思い出して]
ああ…こんばんはだったっけ。
えーっと…
[ボードに貼られた身上書と彼に視線を交互に動かし]
…オトフリート、かな?
俺はユリアンっての。
[首を傾げる様子に何となく察して名乗ってみる]
[その場に居合わせた三人のそれぞれの呆れた視線やら何やらを意に介す事も無く、彼は脅威の執念で飯粒だけを全て咀嚼して、満足そうに微笑んだ]
ごちさうさま!美味しかったよ、オトフリート!
[心から感謝しているのは、間違いない。そして、聞こえてきた挨拶に顔を上げる]
おはよー!キミはユリアンだね?僕はアーベル。どうぞよろしく!
[にこにこ笑って手を振った]
[イレーネから風呂寝仲間と思われてるなど露知らず、改めての挨拶を返す。
エーリッヒに挨拶の間違いを指摘されれば濡れ気味の頭を掻いて]
ん、こんばんわだった。
あー…そういや相当部屋に篭っちまってたもんな。
久しぶり…っつーのも何か変な気がするけど。
[初めて見る青年が此方を見て手を振るのに気付き、ひらひら手を振り返して]
アーベル?
うん、よろしくなー。
[先程見た身上書と脳内で照らし合わせつつ。
寝起きはテンションが低いのか、相変わらずぼんやり]
[揺さぶられて]
[ぶたれて]
[叩かれて]
[何故愛してくれないの]
[こんなに愛しているのに]
[愛している]
[その言葉だけでいいのに]
[やめて][やめてやめてやめてやめて!]
[やだ…やだ…やだやだやだやだ]
最初にここに連れて来られた日以来だから、ある意味久しぶりだと思う。
しかし、こもってたって……。
[その間の食事はどうしていたのか、人事ながらちょっと心配に]
[何でもするから]
[もっといい子にするから]
[痛い][痛い][痛い]
[馬乗りになって体を守っても背中を叩かれて]
[やめてやめてやめて]
[普通に愛して]
[わたしを愛して]
[あの子みたいに愛してよ……愛されたいよ]
[あの子みたいに柔らかいものが欲しい]
[あの子みたいに、あったかく抱かれたい]
[なのにどうして]
[自由になれる時間は夜の時間]
[月が癒してくれるあたたかみのある時間]
[歪んでうつった池の月が、わたしの心のように思えた]
[けれど、とても、きれかった]
まぁそうなんだけど…俺滅多に師匠以外に顔合わせないから、久しぶりって言うのが変な気分なんだ。
彫刻してたんだよ、修行の続き。
師匠が彫れっつってわざわざ材料やら道具やら持ってきたんだ。
[一度階下に下りてきたとき以外はずっと部屋に篭っていた為、当然ながら絶食状態。
本人にしてみればいつものことだったりするのだが]
なるほど、そういう意味か……。
[それもそれで凄まじいと思ったらしいが、自分の研究室も余り変わらないな、と思い]
食べるために作ったんだから、食べなかったら、作ったのが泣くと思う。うん。
[疑問の呟きには、ちら、とオトフリートを見やって、さらりと]
ん、そーゆー意味。
[何を考えているかなんて追求するつもりなどさらさら無く。
エーリッヒの視線が一度オトフリートに向いたことに気付けば其方に向けて]
んじゃいただくなー。
[一言断りを入れてから、自分の分を取り分けて食事を開始する。断っておくが人参は寧ろ好物だ]
─集会場・外─
[自衛団員は尚ブリジットを揺さぶった]
やだ……やぁぁ…………
[表情が消えうせた顔でブリジットは否定の声をあげると、腕を掴んで質問してきた自衛団員から逃れようとした]
でもまあ、こもってた理由は、俺よりは遥かにまともだと思う。
[比較対象が大分間違っている気がしなくもないが]
って……何だ?
[ふと、耳に届いた声に疑問を感じて。ゆっくりと立ち上がり、声の聞こえた方へと]
やだあぁぁぁぁぁぁ
[自衛団員が腕を振り払われて、意図せず腕を振り上げるような形になったのを見ると、ブリジットは叫んだ]
[勿論、団員は叩く事をしなかったのだけれど]
[団員が姿勢を崩した隙に、ブリジットは集会場の中へ駆け込もうとした。後ろで団員が何かしら言っていたが、駆けた]
まとも?
じゃあそっちは何やって……
[言いかけて、止める。
エーリッヒが立ち上がったのもあるが、外から聞こえる声が悲鳴のように聞こえて]
[スプーンを半ば叩きつけるようにテーブルに置くと、集会場の扉に駆け寄り、盛大な音を立てて開いた]
[ぼうっとしていた所為か、入って来たアーベルに気づくのは遅れ]
……ああ、洗うなら……
[どうぞ、と言おうとした間際。外からの声]
[ユリアンに、よろしくおねがいしますと微笑んで]
[イレーネの言葉は、軽くスルー]
[と、ただならぬ雰囲気に][叫び声に]
[はっとして腰を浮かす]
/中/
ところで…何かじりじりとイレーネのptが減ってる気がするんだけど…表に発言ない…よなぁ?
何かしてるんだろうけど…あっちに渡すべきだったかな…失敗した。
……!?
[突然の悲鳴にぎょっとしている間に、声の主が駆け込んでくる。
状況が把握できずに思わず呆然と立ち尽くすものの]
……大丈夫か?
[ユリアンに抱きつく形のブリジットに、そっと呼びかけて]
いや、いや、いや
きらい嫌いきらい…嫌い…
怖い、怖い、怖い……
[ユリアンの胸の中で、口が笑みの形になりながら知らず震えているようだ]
勘弁してくれ……重なる、から。
忘れられないんだから……。
[意識の奥、閃く遠い日の光景。
それに飲まれそうな意識を、必死に引き止めて]
[突っ込んできたブリジットを抱きとめる…などという格好良いことが出来る筈も無く。
衝撃に倒れずにどうにか耐えることが出来ただけで]
…ど、どーしたー…?
[様子がおかしいことには気付いたが、上手い言葉が見付からずに遠慮がちに声をかけることしか出来ない]
[なにがあったのかと、外からとびこんだ少女をみて思う。]
[厳しい顔で、外でなにがあったのか、調べようとそちらに向かう]
[エーリッヒの呼びかけに応えた訳ではないのだろうけれど、頭を左右に振る]
怖い、怖い、怖い…
[ユリアンのがっしりした体が抱きとめた体は冷たかった]
[何時の間にか笑みの形も消え、同じ呟きが何度も繰り返されるようになった]
怖い…怖い……怖い…
[それも次第に収まってきた]
―厨房―
[きょとん、とした表情。それから、眉を顰め]
……あの、声………は、ブリジット……?
[昼に聞いたギュンターの話が、思い起こされはしたが]
怖い……。
大丈夫。大丈夫だから。
[呟くような声は、どこへ向かう呼びかけとも定かではないけれど]
……大丈夫だから、怖がらなくても。
[ひやりとした感覚を布越しに感じれば、驚かせないようにそっと肩に触れる]
…とりあえず、あったかくしよう?
な?
[胸元にある顔を覗き込もうとして]
…エーリッヒ?
[間近に居る彼が頭を振る様子に不思議そうに声をかける]
[ユリアンが覗き込むと、何時ものように何処を見ているのか定かではない眸がユリアンに向けられた。ユリアンの服を握って離さない]
え……?
[ユリアンの呼びかけに、軽くまばたいて]
あ……どうか、したか?
[逆に問い返す、その表情にはどこか呆けたようなものが]
[彼はドキドキする心臓を押さえるように、胸に手を当て、一人一人の顔を見つめる]
誰も、怪我とか、してない、よね?
[微かに声が震えている]
えーっと…
[服から離れない手。
こういう時はどうしたらいいんだろう。
人との係わり合いなど皆無に近い自分にはその解決法など見付け出せずに]
……暖炉の方、行かない?
[結局似たような台詞を繰り返しただけ]
[呆けたようなエーリッヒの声にブリジットから一旦視線を移して]
どうかしたって…お前こそどうしたんだよ?
どっか具合でも悪いのか?
[外に出ると、自衛団員がいた。]
何かあったんですか?
おびえていましたけれど
[しかし自衛団員の人もよくわからないようで]
…そうですか
[結局、何があって彼女があんなにおびえたのか、わからなかった]
―二階・自室―
[彼女は窓から外を見ている。長い長い時間]
[思い返すのは親しげに話す彼ら]
…幼馴染みとかって、あんな感じなのかしらね。
[ぽつり、呟く。それがどういうものなのかを、彼女は知らない]
[彼女は子供の頃から歌が上手かった。そして少しばかり見た目が良かった。
そんな彼女を両親が旅芸人に売ったのは遠い昔の事]
[そこから先は旅の暮らし。次から次へと移り住んで、親しい者も持てずに…いつしか]
[身に付いたのは仮面の微笑。旅の途中で受けた数々の仕打ちと、どうせ離れるのだからと言う諦めが生んだ偽りの感情]
[『歌姫』などと呼ばれていても、それは所詮追従で]
[…誰も、彼女自身を見ていない]
[だから、ここの人たちの反応は新鮮だった。歌を歌うことがただの仕事になりかけていたから]
…あんな風に喜んでくれる人も居るのね。
私の、歌、を……
[そこに浮かぶのは偽りでは無い笑み。その笑みがふと曇る…昨夜の自衛団長の話を思い出して]
何かの間違いなら良いのに…誰にも居なくなってほしくないわ、皆それぞれに親しい人が居る…誰が欠けても悲しむ人が居る…
私には……
[小さな溜息。そして思う]
[自分が欠けても良いから、どうか誰も悲しまないように、と]
…下に行きましょうか。
何か、食べないと。
[そう呟いて部屋を出る。途端に聞こえるのは只ならぬざわめき]
…何があったの?
>>343
[少女はアベールの質問に首を振った]
あたしは怪我などはしてないが……。
何かあったのか?あの悲鳴はブリジットのようだが。
[確か資料を読み始めたときは隣にいたはずなのに、彼女の身にいったい何が?]
具合は……悪い。
[確かにそうだが、きっぱり言うのも身も蓋もないような]
じゃなくて……ちょっと、な。
[僅かに目を伏せて、ため息を]
歌姫 エルザが「時間を進める」を選択しました
[しかし、ブリジットと話していたのは自衛団員で間違いはないようで]
…幼い少女をおびえさせて、あなたたちは何がしたいんですか?
あんなにおびえて、可哀想です
[しばらくはこちらに顔を見せないでくださいと、言って居間に戻る]
[外から駆け込んできたのだと理解して。
そちらに向かおうとしたところで、オトフリートが戻って来る]
……何か、………解った…?
[服の皺などよりも彼女の様子の方が気がかりで。
ようやく頷いたように見えるブリジットの背を緩く押すようにして暖炉の前へ移動しようと]
[エーリッヒに具合は悪いと言い切られて眉を顰め]
何かよくわかんねーけどさ。
具合悪いんならあんま無理すんなよ?
考えすぎんのもよくないぜ?
いえ……
[何か解ったのか、との問いには、首を横に振ることで答える]
自衛団の人と、話していたようなのですけれど。あちらにも何がなんだかわからないようではありました
[彼は落ち着いた物言いをするベアトリーチェに近付いてゆっくり息を吐く]
そうか。ブリジットも怪我は無いみたいだよね。
[それでも近付くのは躊躇われるのか、じっと佇んで様子を見ている]
陽のひかり…エーリッヒ、前より…かげる……
[ぎゅうっとユリアンの服に力が入った]
[暖炉前につくと、落ちていた毛布を抱え込んだ]
無理したらどうなるかは、身に染みてるから大丈夫だ。
[だから真顔でいう事なのか。
だが、考えすぎ、という言葉は何かしら引っかかったようで]
……よく、言われるんだけどな、それも。
[目を伏せて、ぽつりと]
「怖い」
「怖い」
「怖いよ」
「イヤだ、怖い…誰かが傷つくのはイヤだ」
「だって…ヒトは…傷ついたら、簡単に死んでしまう」
「イヤダ…ヒトガシヌノハ…イヤダ」
「僕は…」
「ダカラ、ボクハ…」
「怖い…」
「コワイ…」
[そう、と呟く]
……自衛団員と………、だと……
[“何か”を見たという件で問い詰められたか?
それを話すのは、あの団長の思惑通りという感じがして癪なのだが]
[居間に下りて見回せば只ならぬ様子に表情を曇らせて。
悲鳴の主をと見れば、怯えた様子のブリジットに気付く]
さっきの声はあなた?大丈夫?
[そうして昨夜見なかった顔に気づく]
ユリアン、まさかあなたが苛めたの?
前より、かげる……?
俺、が?
[ブリジットの言葉を小声で繰り返し。
それから、暖炉の前で毛布を抱え込む少女に、苦笑めいた表情を向け]
……消えそうに、見えるのかな、俺って?
陽の……エーリッヒ?
[言葉の意味がよくわからず、けれど此処にいる人物の名を告げられれば思わず問いかけて。
毛布を抱え込むのを見遣りながらも、何となく離れ難くてその場に腰を下ろした]
…お前なー。
[真顔での台詞に呆れたように呟くも、先程のブリジットの言葉と、目を伏せたエーリッヒの様子に事態は深刻なんだろうかと考えて]
…まぁ、倒れたりしなきゃいいけどな。
[彼が一度倒れていることなど知らないので、そんなことを言ってみたり]
こわれそう…こわれる…エーリッヒ。
[毛布を抱え込んだまま、ユリアンに寄り添うようにペタンと座り込んだ。暖かい服の衣擦れの音]
陽がかげってる……きれいな髪…
[エルザの発言に慌てたように手を眼前で振って]
どーして俺が苛めなきゃいけないんだよ!
…つか、俺もよくわかんねーんだ。
[軽く肩を竦め、少し困ったような表情でブリジットを見た]
[ギュンターがブリジットを問い詰めている時にひっそりと潜っていた男は、闇の中で囁いている]
くかかか、知らない振りをするのも大変だろうに、なぁ。
お前はそれを選んだのだから仕方ない。
だが、それもこれまでだ。 そのまま恍惚感の中で死ぬが良い。
ほれ、もう少しだ。
もうすこしで、首が飛ぶぞ。
そう……それがお前の選んだ道だ。
くかかか、残念だよ。 ギュンター。
[男は狭い空から月を仰ぎ見ると、勝手口から集会場へと滑り込む]
[少女はハインリヒの様子がいつもと少し違うことに気が付く]
ハインリヒさん?どうかしましたか?
[彼女にしてはめずらしく誰かを気遣う質問]
[幾つかの行きかう言葉を拾い集めて、ようやく事態を飲み込む]
自衛団の人たちが、ブリジットを?
彼女の昔の事で疑っている…の?
[そんな中、昨夜見なかった一人、エーリッヒが体調を崩していると聞き]
大丈夫なの?
親しい人に心配をさせてはいけないわ。
心配してくれる人が居るうちが華って言う物だけど…ここの人たちは本当に優しいから。
[そう告げる言葉はどこか寂しげで]
心配してくれてありがたいが、既に倒れた後だ。
次倒れたらどんな目にあうかわからんから、気をつけてる。
[それは理由としてどうなのかと突っ込んでも、無駄だろうか。本人、至って真剣]
[慌てて否定するユリアンの様子に笑って]
冗談よ。あなたがそういう事をするように見えないもの。
頼られるって言うのは良い事ではなくて?
こわれそう……か。
[困ったような笑みが表情をかすめる。
笑えねぇな、と心の奥で呟いて]
……でも、大丈夫。
俺は、こわれない……こわれちゃいけないから。
[静かな言葉には、何か、決意めいたものが込められて]
[エーリッヒの声が聞こえればやっぱり後で殴っておこうかと]
[エルザのさびしげな声に、気遣うようなまなざしを送るも]
[言葉にはせず]
[オトフリートが話す言葉に頷いて]
私も聞きたいわ。
私が眠っている間に何かあったの?
[エーリッヒ、ブリジット、そしてイレーネの様子を怪訝に思いながら]
壊れる…?
エーリッヒ、そんなに悪いのか?
[どうしてそんなことをブリジットが知っているのか。
そんな疑問が浮かぶほど利口な頭はしておらず]
[そんな頭を、エーリッヒの発言を聞いて思わず抱えた]
…あーのーなーっ!
[思わず叫んだものの、彼の病気がどんなものなのか、どうしたら良くなるのかなど知る筈もなく。
続く言葉を無くして頭を掻く]
…皆心配してんだから、今以上に気をつけろよ。
[エルザを見上げる]
[艶やかな夜の髪の色は、どこかエスニック]
[落ち着いた女性の姿に、ブリジットの心の奥が何か疼いた]
エーリッヒ…こわれない……
[エーリッヒの言葉が聞こえて、同じように繰り返した]
[次に姿を見せたのはハイリンヒの部屋]
そっと手紙をしたため、卓上へ置いた。
『この騒ぎ、そもそも何故人狼が居るのか。 自分が何故にそのような疵痕を持つようになったのか、知りたいと思うならば、明日私の部屋を訊ねてくるが良い。 気が向かなかったら別に構わないよ。 それもあなたの選んだ道なのだから。
紅い月の夜にて ザムエル』
[男は窓から外へと這いだし、狭い屋根を踏んで自分の部屋へと戻っていった]
[壊れるというブリジットの言葉と、それを受けるエーリッヒに]
…エーリッヒ、本当に無理はしない方が良いわよ?
壊れちゃいけないって思い続けて負担になることだってあるのですもの。
あなたは皆に親しまれているのだから、悲しませるような事はしてはいけないわ。
[こちらを見る視線に気付き、そっとブリジットに微笑んで]
安心して良いのよ?
ここに居るのは皆あなたの味方だから。
[手を伸ばして頭を撫でようとして、怯えさせてはと手を引く]
[オトフリートとエルザに先を促され]
[黙っていても、何れは知れる事。そう、判断して]
……自衛団長…から……、聞いた話……
[ブリジットからは離れた位置。自然と小声になるか]
[ベッドの上、ゆっくりと覚醒する。
窓は開いており、冷たい夜の空気がじんわりと進入してきている。]
騒がしい? そうか、幕開けなのか。
ベアトリーチェが……
[欲しい、その意味が、わかってしまう。][わかりたくないのに]
…[それでも]
手に、入れたいのですね
[もう一人を、そう、してしまうより]
[ユリアンの服は離そうとはせずに]
安心……味方………わたしの味方?
[頭を撫でようとした手が引かれて、小さく口があいた]
[その口は閉じて、エルザを見つめて]
自衛団長から?
[イレーネの、潜めた声に、眉を顰めた]
[それから長くなりそうだと思ったのか、すっと厨房へ]
[水を汲んで、とりあえず机に、人数分のコップを置く]
[皆がざわめいている所に、そっと現れ、手近のオトフリートへと声を潜めて問うた]
何が起こっている?
[……と。
だが、オトフリートが答えぬうちに、皆の視線より、イレーネの話しが始まるのを察してそのまま耳をすました]
緩……
[自分の一言で、自分のせいで。]
[一人の、少女を。][命を。][もらってしまうことになるかもしれないというのに]
…ありがとう、ございます
[矢張り、大切なのは…]
[ザムエルに問われ、先ほどの流れを軽く説明しようとして、]
[イレーネの話が始まる雰囲気に、あとでお話しますと小さく返す]
>>376
無理はいけないですよ。
本調子でないときは、頑張りすぎると結果が出ません。
[機械犬も尻尾を振り振り少女の話に同意している。]
んー、イレーネさんなにか知っているのですか?
[少女はイレーネの話を聞くため、彼女のそばの席に座った。その目は子供に似た輝きをしていて]
[服から離れないブリジットの手を無理に引き剥がすつもりはなく。暖炉に灯された火の暖かさに睡魔に襲われかけながらも]
信用……そうだといいんだけど。
[苦笑しながら少し首を傾げて]
[イレーネの声はブリジットの横である自分のところまで届くのだろうか。届くのならば耳を傾けようとするだろう]
うん……
[彼女自身、人狼の話を信じていた訳ではないから。
こうして話すのは、多少勇気の要る事ではあったが]
………聞いて、いる……人は………いるだろう、けど…
[ぽつ、ぽつと。ゆっくりと話し始める。端的に]
[人狼事件の事。それから、昼に自衛団長に聞いた話を、そのままに。数年前の出来事。ブリジットが、“何か”を見たかもしれない――それを、「人狼を見た」事にさせようとしていると。真実はどうであれ。]
………こういう…
……話…は、ハインリヒの方が……詳しい、かな。
昼間顔を出さなかった分発言数が少ないなぁ、私。
RP村は話してなんぼだと思うのですよ。
あまり絡めてないので、自己設定出してみたけどどう受け取られるでしょうね?
繋ぎ止めないと。
自分の意思を、俺自身に。
忘れる事が許されない以上、俺は、生きなきゃいけない。
……あの時の記憶を抱えて、生き続けなきゃ、ならないんだ……。
[心の奥底。固める決意は、どこか冥く]
[乾きかけた髪がさらりと流れて。
頭はゆっくりと落ちていく]
[その途中ではっと目が覚め、慌てたように頭を上げ]
…ごめん、重かったよな。
[体重をかけてしまったブリジットに謝罪する]
[イレーネの話は遠くてあまり聞こえなかったけれど。
『人狼』の単語は妙に耳に付いた]
[驚くオトフリートに、微苦笑]
………知らせない……方が、いいか……
とは、…思ったけど……ね。
…何も……知らないまま、…………は、嫌…だから……
[途切れた声は、聞こえなかったろう]
そう、ですね。
知らないままは
[イレーネに、教えてくれてありがとうございます。と告げて。]
[それからザムエルに、今の騒ぎを、ブリジットの悲鳴の話を教える]
>>397
[イレーネの話は自衛団から貰った資料にもあったのだが、資料とイレーネの話には微妙に食い違いがあり。
しかし少女は何も言わず、今度はハインリヒのほうを見た]
[機械犬はハインリヒになでられ、喉をごろごろならしている]
[目を開け、オトフリートの言葉にも耳を傾けて、何かに納得したかのように頷いた]
なるほど、そのようなことが。
いや、ありがとう。
[お礼を述べると、暖炉の前に立ち、ゆぅらりとゆれている光を見つめる]
[肩に僅かな重みがかかるのに視線を向け、重みの正体を知れば微かに笑みを浮かべる]
[暖炉の火は暖かいし、肩の重みは何だか心地良いし。
このまま此処で寝てしまおうかなんて考える]
[半分眠りに落ちている頭でも、少し離れた場所で交わされる会話を何とか拾ってはいるようで]
[イレーネの話を聞いて、ぽつりと]
昨日、少し聞いてはいたけど…
どうしても人狼のせいにしたいのかしらね…こんな、子供を怖がらせてまで。
[イレーネの話が彼の頭に入るのには少し時間がかかった。つまり、人狼の脅威というのは、人間の脅威ということでもあるわけだ、と理解する]
怖いな…
[呟いて、はあ、と溜め息をついた]
だから、僕は恐がりなんだってば。
[『余所者だから一番に疑われそう。』そんな言葉をふと思い出し…]
…ちと、部屋戻るわ。
[ふらりと立ち上がると緩慢な動作で階段へ。]
/中/
先生…異常に眠いです…
やっぱちゃんと寝れてなかったのかなぁ。
結構しっかり寝てたと思ったんだけど。
うー…1時が限界かも…
探偵 ハインリヒが「時間を進める」を選択しました
/中/
そーいや守護先どうしよう…
完全RP型とすると、占い師護衛はそれなりの理由が必要だよなぁ…コイツあんまりそういう話に加わってないからそういう護衛は無理だろうし。
…まぁ、部屋に帰ってない場合は一番身近な人を護衛するか…部屋に帰った場合は一番親密度の高い人を護衛で(そんなのないよ
[少女はハインリヒに意を決して話かける]
あたしは貴方の「占い師」という能力にとても興味がある。
ぜひ、その能力を発動させる瞬間に立ちあわさせてほしい。
なんならあたしを調査対象にしても構わない。
[きっぱりといいきる少女。純粋なる「興味」が彼女を動かしているのは間違いなく]
人狼か……。
そう呼ばれる存在はあるのだよ。
勿論、その当時の事件が人狼の仕業で会ったかは知らぬし、ブリジットが関わっていたかも知らないが……。
私は眉唾だとは思うのだよ。
本来の人狼ならば、条件が揃わぬ限り自分から手出しは出来ぬ筈だからな。 そう……条件が。
[最後の一言は消えそうなほど小さかった]
んー…
[ぽりぽりと頭を掻きつつ。]
なんっつーか、見て面白いもんでもないぜ?
結果も俺にしかわからんし。
それにな…お前さんは既に確実に人間だってわかる証を持ってるからな。
それをわざわざ調べるのは無駄っつーかなんっつーか…。
[ちょっぴり困ってるご様子。]
油断をしていると命を落とすぞ。
ただ、生き延びることだけを考えると良い。
一番良いのは、ここから離れることだが、それが出来れば黒はせぬ。 この雪で交通は完全に麻痺している。
外に行ってものたれ死ぬのが落ちだ。
言葉遣いが安定してないのは、普段の生活と仕事での口調に違いがあるからです。
仕事上はあくまでも丁寧に品良く。
それが染み付いて普段もそういう口調になっているけど、たまに崩れる、と。
[ブリジットが半ば眠りの淵にあるのに気付き、抱かれている毛布をその背にかけようとして…体勢的に無理だと気付く。
仕方がないので膝にかけ、自分も少しだけ入らせてもらって]
[そのままの体勢でいつしか*寝息を立て始める*]
/中/
RP村というのは、共有者が共有者を殺す事もありえる村だと思っていましたが。人間を証で証明できうるとは限らないと思うのだが。
/中/
ザムエルとハインリヒの違いは、ザムエルは狼の設定があるのであればそちらを優先し、ハインリヒは少々狼設定に触れている…というか、人狼がやったかどうか分からない事をあげている事ですね。
仕方ないから、擦り合わせを考えるしか他ならなくなる。
面倒くさい。(人狼物語システムメッセージ)
オトフリートさん、この街より離れるという事だね。
重要なのは、ここが半閉鎖状態にあるという状態……。
(それが引き金の一つなのだから)
[少女はハインリヒの返事に膨れ面]
む。面白いかどうかはあたしが決める。
それに「俺だけが結果がわかる」ということは、何か機械を使って測定とかではなくて、ハインリヒ個人の「何らかの力」を用いるということだな。ますます解明してみたいテーマだ。
[しばしうっとりしていたが、はっと右肩の方を見つめ話を続けた]
こんな痣一つで「人間」と証明できるとは不思議な話だが……なんなら調査は他の人でもいい。とにかく見せてほしい。
[がしっとハインリヒの両手をつかんで懇願。
機械犬もきらきらした目でハインリヒを見つめる]
いえ、街を離れる気はありませんけれど
[少し考えるように首をかしげ]
私は、家に戻りたい。
そう思っている人は、たくさんいるはずです。
…それで、半閉鎖状態、ですか?
[困惑したように]
人狼……か。
[ぽつり、呟く。左手は無意識の内に、右の肩を掴んで]
……いや……同じじゃない……同じじゃ、ねぇよ……。
[消え入りそうな声で小さく小さく、呟く。
表情にあるのは、苛立ちにも見え。
その様子に仔猫が不安げな声で鳴くのに、大丈夫だ、と呟いて*小さな頭をそっと撫で*]
…みせろ、ったってなぁ…。
[やれやれ、と肩を竦める]
本来な、コレは相手に気が付かれぬようにひそかに行うもんだ。
だから別に特別面白いもんでも…。
んー、お前さんなら…誰を調べて欲しい?
義父にも、顔を出してきたいですし。義母も調子がよさそうなら、顔を見たいですし。
[困ったように笑って]
[だから家に帰りたいのだと]
家か。
特に強制ではなかった筈だが。
一応その程度なら移動の自由は保障されているので、自警団の連中に詳しく聞いてみると良いだろう。
私が話をつけても良いですよ、良かったらですが。
本当ですか?
[ザムエルの言葉に、ほっとしたように]
子供たちに言葉を教えるという約束もあるので。
さすがにそれはだめなのでしょうか
[悩むように]
壁|・)o〇(*お知らせ*
既に皆様お気づきでしょうが、現状、補給が入っておりません(審問なら入るタイミングを大幅に過ぎてます/汗)。
補給のタイミング・有無に関しては現在問い合わせ中ですが、状況に応じて早期コミットもありうる、という可能性も視野に入れておいてくださいませ。
この件に関しましては、情報確認後、天発言ないし団長メモでお知らせいたします)
(帰っても、もう既に意味は無いとしか思えないな。 人狼が現れたということは、閉鎖された範囲に 48名以下を満たしていると言う事だから)
[「誰調べてほしい?」の質問に首を傾げる少女]
んー、殆どの人と面識がないから困る、その質問は。
特に怪しい人も見当たらないし。
あえていうなら、ブリジットさん、かな?
自衛団か彼女を利用してなにか企もうとしている気配を感じるから、牽制に。
[暫く黙り込んでいたが、ふっと体が傾ぐのにハッとなって]
何だか疲れたわね…難しい話は苦手だわ。
そろそろ休ませて貰うわね?
[そういって階段を登っていく]
…仕事だけしていれば…歌って愛想笑いだけしていれば楽、だったのに。
そういう訳にはいかないみたいね……
[そんなことを*呟きながら*]
[じっと、耳に届く話を聞いてはいたものの。口数も少なく。
次第に瞼が降りて来て、目が開けられなくなる]
[此処で眠ってはいけないと解っているし、もう少し話を聞いていたい。そう思い、眠気を覚ます為、コーヒーを淹れようと厨房に向かう]
…に、して…も……嫌、だな……
[零れ落ちた言葉は、何に対してのものか]
[そうして結局は、湯を沸かすのを待ち、傍らの椅子に座っている間に、うとうとと*眠りに落ちてしまった*]
あ、やっぱり不具合なのね…
一通り説明見たけど、pt補給について一つも書いてないのよねぇ……
補給無いと48h村できないよ…?
[オトフリートの声を受け、失礼と声を掛けて詰め所へと向かう。
しばし後、書類を手にして戻ってきた。]
これを提出するが良い。
[くるりと丸めた紙をオオフリートに手渡す。]
詳細は裏に書いてある。 だが、この事は説明されなかったのか? まったく、そうだとしたら職務怠慢だな。
[ザムエルから紙を受け取って]
有難うございます
[助かりました、と会釈して]
説明、されていたのかもしれませんけれど。
昨日は病人の世話をしていたので…
[昨日のことを知っている人はいないだろうかと、視線をなげて]
壁|・)o〇(更新時間・続報
開発者様からの返答をいただきました。
えー、どうやら補給は01/01 00:00:00のようです。
今日一日この状況は厳しいので、前倒し進行を提案しますが、よろしいでしょうかー?)
[少女はさらに考え込む]
んー、ならブリジットさんじゃなくてもいいよ。
とりあえず見学させてもらえるなら。
[何時の間にかスリープモードに移行した機械犬を拾い上げ、少女は再度頼み込む]
[少女はハインリヒの承諾を待ちながら別のことを考えている]
つまりは、だ。
イレーネさんとギュンター氏の話を総合すると、
「ブリジットさんは人狼を見たということにして、人狼にブリジットさんを襲わせよう」という計画らしいな。
何が自衛団だ。人をおとりにするとは……
はじめから我々全員殺すつもりなんだろな。
[オトフリートの会釈にいやと手を振り]
何と言うこともない。
私のしたことはその存在を教えただけだから、礼をされるには及ばないよ。
[答えた後半は欠伸にかき消されてしまった]
(おや……)
[目を振り子時計に向けると、もう朝まで時間が少なくなってきている]
(どうりで眠い筈だ。 年を取って何が嫌かというと、無理が利かなくなることだな)
[欠伸をかみ殺すと目尻に涙が浮かんだ]
ま、じゃぁ…少しだけな。
[手帳を一枚破ると、それにさらさらと手早く何かを書き付けていく。
一見落書きのように見える、複雑な文様。]
そうだな、色々とあったことだし今日は休むことにしようか。
[すっとミズヤからグラスを取り出し、オトフリートの前に置いてみる。 昨夜開けたワインの瓶を取り出し、小脇に抱えている]
寝酒にやるかね?
[自分のグラスになみなみと注ぎつつ、聞いた]
[眠っていたブリジットの眸が僅かに開く。その眸は、汚泥のような色ではなく月の色を放ち、誰にも気づかれず*閉じられた*]
壁|・)o〇(ええと、では明日の朝〜昼にコミットする方向で。
時間は、現状未定です(こちらがいつ起きられるかによるのでorz)。
次回更新時間によっては、再度の前倒しになる可能性もありますので、皆様ご留意願います。
色々とご迷惑おかけして、申し訳なく(深礼))
[オトフリートのグラスに薫り高い液体を注ぎ]
誰かの言ったことではないが、どうせここの維持の予算は税金だからな。 せいぜいあるものは利用すればよい。
では、良い眠りが得られることを
[軽くグラスの胴を合わせると、ややにぶめの音が響いた]
[しばらくそのまま静止していたが、かくんと力が抜けたようにうなだれる。]
…悪ぃ…、全然集中できねぇ。
すまんね、不安定で。
そうですね
[小さくくすっと笑って]
[こつんと、グラスの胴をあわせて]
お互いに、良い夜を。
[おやすみなさい、と微笑んで]
/中/
やれやれ。これで単純な吊りに流れるようなら、今まで作った人間関係などなきに等しいという事だ。このキャラクターに籠めたものも、一片の尊重すらせずに吊るといい。
まだしたい事があるから、出来うるなら占いにきてもRPで回避させてもらう。
まあ前者の考えでいくか。他人に期待はしない。
結局、緩として完全に動ききれるかどうか…すまないな。緩。
っと……。
[仔猫を撫でつつ、いつの間にかまた、思考の深淵に落ち込んでいたらしい。
いつの間にか、抱えた仔猫は丸くなって眠っていた]
……ちゃんと寝ないと……ヤバイな、色んな意味で。
[つと、視線を窓の外へ向ける。
相変わらず舞い散る雪──ここにいると、その白の中へ引き寄せられそうで、怖かった]
[少女は申し訳なさそうにしている]
ごめん。無理を言ったのはこっちだ。
……うーむ。ハインリヒさんの心理状況にも影響される能力か。なかなか不確定要素が大きいな。
まあ、今度やる時もよかったら見せてほしい。
今日のところはゆっくり寝て体を休めるといい。
N901icを貸してやる。この子を抱き枕にして寝るといい。
[少女はハインリヒに機械犬を押しつけると、軽やかに自室に向かった。これでも*慰めているつもりらしい*]
[ふ……と、口の箸を緩め、熱い液体を喉奥へと少しずつ流し込む。 芳醇な香りが鼻腔をくすぐり心地良い。
全ての液体を流し込んだ後、グラスを流し]
ではまた明日。
[と、周囲の人全員に声を掛け、階段を登っていくのだった*]
[彼は、いつものように眠る人々に挨拶を贈ることもせず、じっと佇んで交わされる会話を聞いている。やがて、静かに窓辺に歩み寄り、その傍に腰掛けて、外を見つめた。煌々とした月明りのなか、大きなスノーマンがひっそりと窓の外から人々を見つめている]
[銀世界]
[冷たい世界]
[緩の可聴領域を越えるコエは遠き深い黒い森に届く]
[黒い森にぽつぽつと浮かぶ眸の光]
[白い息が立ち昇って消えるけれども、絶え間なく吐き出されている所為で車の排気を思わせる]
[幾つもの獣の足跡が雪の上に続く]
[早く寝なさい、と言われれば、はいはい、とため息混じりに答えるしかなく。
ぐるり、室内を見回し。お休み、と呟いて、二階へと上がり、個室へと向かう]
…………。
[部屋にはいると、仔猫をそっと、ベッドに下ろして。
窓越しの、白い世界をしばし見つめる]
[集会場をとりかこむ自衛団員と]
[ギュンターの喉笛を噛み千切る時は早いだろう]
[緩はこの場にいて何も手を下す事はない]
……白い、雪……。
あの時……俺だけが、残されて。
……手が届けば…………。
発作が、起きなければ……。
……一緒に……行けたのか?
それとも、お前だけ行かずにすんだ?
[ぽつり、ぽつりとこぼれる呟き。
白い世界を見つめる瞳は、どこか虚ろな光を宿して]
[しばし、虚ろな瞳に白を映し。それから、小さなため息を]
……答えなんて、ある訳ねぇか……。
[口元に浮かぶは、自嘲の笑み。
やがてそれは、溶けるように消え失せ]
Es last den Schnee wegen du fallen.
Dieser Boden alles.
Im Umfang, der mit dem weisen Schleier umfast werden kann die grose Quantitat…
[左手を右肩に置いて。静かに言葉を紡いで行く]
壁|・)o〇(*お知らせ*
幻夢まとめサイト(http://werewolf.rash.jp/)にて、狼さんからの襲撃描写が提示されています。
皆様、一度目を通しておいて下さいませー
http://werewolf.rash.jp/?%a3%b1%c2%bc%a1%a6%cb%a2%cb%f7%a4%ce%cc%b4%cb%c2%a4%ae%a8%a1%b8%b8%cc%b4%bb%ee%b8%b3%c2%bc%a8%a1
―中央広場・噴水前―
[屋上にて山の端を見つめている。 漆黒から青、紫、赤と空が変色してゆき太陽がその姿を見せる。
黒鳥が横切り、その後を追うように、一瞬だけ強い風が吹く。
空気は冷たい中に、じわりとした体温を帯び、明らかに何か変わったことを告げていた。]
風が変わった。
[ぽつり呟き中へと戻った*]
壁|・)o〇(寝過ごしましたorz
更新・補給に関しての対応いただきましたので、コミットいたします。詳細はまとめサイトにて)
研究生 エーリッヒが「時間を進める」を選択しました
[人が死ぬのは嫌]
[聲を聴きたくないから]
[想い出してしまうから]
[知らない]
[何も、知らない]
[私は何も、知らない]
―厨房―
[目を覚まして、先ず一番した事は――盛大なくしゃみ]
[寒いのに熱くて][ついでに怠くて][何処か現実感がない]
[要するに。典型的な、風邪の症状な訳で]
……………
[原因は、と考えて。すぐに止めた。心当たりが有り過ぎる]
[睡魔に襲われている場合ではなかった。しかも、湯を沸かそうとしていたのに。幸い、大事にはなっていないようだったが]
[バレたら、不味いな]
[普段の彼女ならばそんな事を思うのだろうが、今、実際に考えていたのは、全く別の事で]
[近くにランプがないことに気がつけば、ふらりと立ち上がり厨房を出、居間に目を向ける事もなく、階段の手摺にを伝いながら登り]
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