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そして、物語は動き出す。
目覚めたものが何処へ向かうか、それは一人一人の思うがままに。
どうやらこの中には、村人が1名、占い師が1名、霊能者が1名、共有者が1名、妖狐が1名、聖痕者が1名、狂信者が1名、智狼が2名いるようだ。
おお、どうやら全員、揃ったようじゃな。
皆に大事な話がある。
先日から噂になっておるので、皆も聞いておるやも知れんが……この地に『人狼』と呼ばれる脅威が潜んでいるらしい。
噂の真偽の程は定かではない。 何事もないとは思うが、皆、念のため気をつけてな。
自衛団長 ギュンターが「時間を進める」を選択しました。
/*
占い師かぁああああ…!
頑張…る……うわぁ難しいとこ来ちゃったなぁいやどの役職も難しいってかやりがいあるけどうん頑張る…!
デフォはウェン君だけどどうしようかな占い。
えぇと、妖狐入りだから…ブリジットちゃん占わないように気をつけなきゃ。
自衛団長 ギュンターが「時間を進める」を取り消しました。
/*
Σぐおおおおおぅ
やべえよ、何一つ設定考えてないのに狂信者だよ……!
ラ神のバカバカ!!
落ちるつもりで役職気になったからつい更新を見届けてしまった。
ま、まあでも……人狼じゃなかっただけ……良かったかな……
と思ったら人狼アンタらかい!
/*
忘れないように大事そうな設定抜粋ぺたり。
・知識は、狂信者のみ、その全てを有しています。
『場』に関する文献的な物は(少なくともこの村には)存在していません。あるとすれば、御伽噺や教会の説話程度のものです。
※「過去に遭遇した」設定は禁止ではありませんが、「どういう理由でこうなっているのか」の詳細を説明できるレベルの事実認識は不可とします。
占い師・霊能者
教会に造られし因子のうち、探査や見極めに特化した力を引き継いだ者たち。
占い師は生者を、霊能者は死者をそれぞれ見極める力を持つ。
※展開上自然なら、判定ブラフもありです。
※霊能者が襲撃死者を感知する事への制限はありません。引いた方の設定にお任せします。
・システムに沿った行動をしている間は快楽を、それを乱そうとすると苦痛を味わうようになっている。
『人狼や能力者は、教会が布教のために人為的に作ったもので、村の開始条件が成立すると覚醒して人狼騒動が始まるんだよ!』
─ 集会場 ─
[女が自衛団員に伴われて集会場にやってくるまでに、空はどんどんと暗く黒く変わっていって。
集会場の中、通された広間には集められた面々が既に揃っていただろうか。
村に住む者、とりわけ食堂代わりに酒場を利用している者ならば見知っているが、知らない顔もちらほら有る様で]
あたしが最後かしら。
遅くなってごめんなさいね。
[見知っている者、見知らぬ者に向けて軽く会釈をして、広間の面々の中に入った]
酒場の主 ヘルガが「時間を進める」を選択しました。
音楽家 ヘルムートが「時間を進める」を選択しました。
...外、暗いですね。
[嵐の気配が迫る窓の外に、一度視線を向け、また一人増えた女性に一礼する。]
こんにちは。ウェンデル・モルガンです。
[一人一人に、そう挨拶するのは、変わりなく、最後の1人が姿を見せるまで、それは続いた*]
神学生 ウェンデルが「時間を進める」を選択しました。
─ 広間 ─
[男性とは別に、こちらに向いた視線の主は随分と若い─自分からすれば幼いに近い、少年の様。
丁寧な挨拶に育ちの良さを感じながら、こちらも微笑み会釈をして]
ウェンデルちゃんね、こんにちは。
アタシはヘルガ、酒場…っていうより食堂かしら。
昼間から開いてるから、良かったら食べにきてちょうだいな。
[この村の子じゃないわよね?と問いかけた後、周りの見知らぬ者にも聞こえるように挨拶を返した*]
─ 集会場・外 ─
まずいまずいまずい……。
[砂浜を進むにつれて、空が黒くなっていく。
天気が荒れ、波が高くなれば集会場は簡単に孤島と化してしまう。
その前に辿りつかないと、という思いに急かされて走るが、お世辞にもその足取りは軽やか、とは言い難い]
そもそも、肉体労働は専門外だよっ!
[誰も聞いていない文句を言いながら、走る彼の事は住民票にこう記されている]
──────────────────
■名前:カルル・ノイギーア Karl Neugier
■年齢:20
■職業:自称・情報屋
■経歴:情報通を名乗る青年。
村生まれ村育ちで、昔から様々な事に首を突っ込みたがっては、『情報屋として必要なんだ!』と開き直って周囲を呆れさせる、という事を繰り返している。
──────────────────
[文句を言いつつ駆け抜けた道の先。
何かに足を取られ、庭の一画で派手にすっ転んだその姿が誰かに気づかれるか否かは、多分、きっと、運次第。**]
情報通 カルルが「時間を進める」を選択しました。
─ 広間 ─
ああ……やはり、降ってきたか。
[言ってる側から、という言葉>>7にやれやれ、と息を吐き]
おっと、そう言えば名乗りがまだでしたな。
ヘルムート・ヴィアベル、と申します。
[居住まい正し、名乗りと共に礼を向けて]
しかし、これだけ荒れてくると話どころではないような……。
[言いながら振り返った先には、自衛団長の姿。
その表情がいつになく固いな、と思いつつ]
今日は休んで、明日改めて、という形の方が落ちつけるのではないでしょうか、ね?
[どうでしょうか、と問いかけて。
最終的に話は翌日、今日は嵐に備える、という事になりそうだった。**]
─ 広間 ─
[>>10ウェンデルの微妙に言い淀む様子に、2,3瞬き。
言われてみれば思春期の少年がちゃん付けで呼ばれるのは複雑だろう。
ほんの少し眉を下げて微かに笑みを変え]
ごめんなさい、失礼だったわねぇ。
この年になると男の子も女の子も同じ位可愛いから、つい。
[下手をしなくても自分の子供で通じる相手はどうにも可愛く思えてしまう。
だからか、微妙に失礼なままではある謝罪をした後はきはきとした答えを聞いて]
あら、そうだったの。
…でも流石に4歳じゃ覚えてないわよねぇ。
[こちらも客は忘れない自信があるが、村の子供の名まで全て覚えておくのは流石に無理だ。
ウェンデル本人も4歳では覚えていはしまい、と思い頬に手を当てた]
─ 広間 ─
ヴィアベルさん…ヘルムートさんって呼んでも良いかしら?
失礼ですが、何かなさってますの?
[>>12ウェンデルに続き男の自己紹介を聞いて、問いかけるのは二人の会話から推測してのこと。
神学校の生徒が憧れるなら歌か楽器かだろうかと思いつつ、ヴィアベルという名に聞き覚えがある気もして問うたのだが答えはどうだったか。
ともあれ、降り出した雨に会話は途切れることとなり、自衛団長に問うヘルムートの言葉に顔を向け]
アタシは明日で構いませんよ。
この降り方だと、此処から出ようにも出れなくなるでしょうし。
どうせ帰れないなら、急いで話を聞く必要も無いでしょう?
[そう言って窓の外へと再度視線を向ければ、こちらに走ってくる影が見えて目を瞠った]
[ヘルムートに気は悪くしていないと言われると>>11やはりあからさまにホッとした顔になる]
良かった。あ、そういえば楽器の手入れされてるんですね?僕もお手伝いしましょうか?
[聖歌隊は楽隊の道具の手入れも一緒にするので慣れているんです、と、そう申し出るのは、憧れの人を手伝いたいという気持ちの表れでもあった]
すみません、もともと僕、あまり村に居た頃のこと、覚えてないんです。
[だから、会った事があるとしても、判らないだろう、と、ヘルガの言葉>>13には、申し訳無さそうにそう返しつつ]
あの、村を出たのは、8歳...です。
[多分14歳と言ったのが、小さな声で聞こえなかったのだろう、とは、思いつつ、そんなに幼く見えてるのか、と、微妙に落ち込んだ、少年だった**]
/*
あかん、やっぱすげぇ寝てた…。
しかもよりによって、ってか予想通りってか狼きとるー。
従妹の結婚式の素人カメラマン、予想以上に体力使ったわ…。
─ 広間 ─
あぁ、この屋敷にはもう着いてるのだね。
それならそのうち話もありそうか。
[ギュンターが既に来ていると聞いて>>0:135そう声を返し。
空模様のことが気になり窓へと視線を転じる。
確かに空が暗くなり始め、荒れそうな雰囲気がそこにはあった]
…と、名乗りが遅くなったね。
エーリッヒ・ルーデンドルフと言う。
街で画廊を営んでいるよ。
[ブリジットや、残る招集者が現れた時に自己紹介をし、人当たりの良い笑みを向ける。
集会場へと続く道が嵐により消えてしまうことは知っていたが、ボロを出さないために話題には乗らなかった。
どうせまだ出歩ける状態ではないし、と言うのが主な理由。
しかし初めてここに来た割には勝手知ったる雰囲気で集会場を利用していることに誰か気付くだろうか]
画商 エーリッヒが「時間を進める」を選択しました。
/*
メモ載せ忘れた、後でやろう。
で、相棒さんはそこか。
正直ギュンさん襲いたいので、フラウは任せたいところなのだが、どうしようw
/*
ご挨拶とご連絡を。
お仲間さんどうぞよろしくお願いします。
老婦人襲撃の情報をWikiに載せなければならないのですが、そちらが日中に動けないようであればこちらでやっておきます。
早めに出しておかないと皆動けないでしょうからね。
お昼以降に動く心算なので、それまでにお返事が無ければこちらでやります。
/*
守護希望さんが別役職確定な状況なので大丈夫かな、と思いつつ。
この編成は占い初回ヒットも已むを得んなぁ。
おまかせのうちの1人に占い師飛んでるなら何とかなりそうだけども。
さて、いつクレメンスに正体明かすかを悩むターンだなw
/*
大体予想通りだったw
恐らく覚悟済の二人だから、大丈夫だね。
このシリーズ弾かれ狼産みやすいからなあ。
ちなみに人狼騒動村での狼は、ガチで一度あったきり、RP村では「初」だったりするのです。がんばろー
/*
よろしくお願いします。
今日は、不定期ですけど多分昼間も覗けます。
ただ老婦人は、エーリッヒさんとの縁故が強いので、襲撃自体はお任せしてもいいでしょうか?
様子を見て絡んでいけるようなら、絡む形にしようかと思います。
/*
まあ、実際には縁故強いのは「老婦人」じゃなく「集会所」なんだろうけどw
きっかけ造りやすそうなのはエーリッヒの方だと思うのだよね。
/*
おはようございます。
誰であっても襲撃出来るといえば出来るので構いませんよ。
今から居られるのでなるべく早く出すようにしますね。
─ 夜更け ─
[酷い雨だった。
他の音を掻き消すほどの雨。
「あの日」と同じもの]
……義父さん達の努力も水の泡、か。
[抗おうとして抗えるものではなかった。
夜が更けるに連れ、「あの時」の渇望が甦ってくる]
[幼い少女が人が襲うなど、誰も考えなかったのだろう。
「エルナ」は衝動のままに両親以外の者を屠り、またその幼さから処刑を免れて、最後に両親と対峙した。
胸の傷は両親が「エルナ」を押さえ込もうとした時についた傷。
どうにか生き残るように、と手加減した結果、両親は「エルナ」に喰われた]
[その時の”事件”は事故として処理され、「エルナ」は子供のいない夫婦に引き取られた。
そして男性として、エーリッヒとして生きることを定められる。
その裏には中央が絡んでいるのだが、エーリッヒはそれを知らない]
[夜更けに雨音に乗じて部屋を出る。
足は昼の時とは異なり、しっかりと廊下を踏み締めていた。
階段を下り、1階へと向かう]
…おばさん、開けて。
私よ、エルナよ。
[老婦人が居る管理人室の前で、普段とは異なる地の声を出し彼女を呼ぶ。
最初こそ訝しんでいた老婦人だったが、扉を隔ててのやり取りの後、「エルナ」であると認めて扉を開いてくれた。
扉の前に居た人物に老婦人は驚き、怪我をさせたことの謝罪を向けてくる]
良いの、私がおばさんを騙してたんだもの。
ごめんなさい、今はああするしかなくて。
[他に知られるわけにはいかないから、と理由をつけて、管理人室の中に入れてもらった]
夜更けにごめんね。
どうしても今、お話しておきたくて。
[そう言って、先ずは集会場として使われている屋敷についてを話した。
この屋敷がマイヤーハイム家のものであったことは老婦人も知っている。
買い取りたいと言った意味は理解してもらえたらしいが、ここは村の共有財産であるため、それならば村長に話して欲しいと老婦人は言った]
そうね、それは当然ね。
分かった、ここを出られたらそうしてみる。
[微妙なニュアンスは老婦人にも伝わったらしく、訝しげな表情をされる。
それを見て、エーリッヒ───エルナは悲しげな笑みを浮かべた]
ごめんね、おばさん。
もう───……我慢出来ないの。
[重ねた謝罪の意味を老婦人が理解する前に、エルナの姿が転じ、老婦人の首から鮮血が舞った。
金の毛並み、暗い翠の瞳をした獣が老婦人の身体を床へと引き摺り落とす。
喉を噛み千切り、口の中に含めた肉と骨を音を立てて咀嚼。
ぴちゃり、ごりっ、と言う音も、引き摺り音した時の音も、激しい雨音に掻き消された]
……ふぅっ。
──…ねぇ、居るんでしょ。
あなたも食べておかないと持たないわよ。
[遠吠え──自分達にしか聞こえない聲で仲間>>*0に囁く。
これから先に何が待ち受けているのかを知るような口振り。
幼かったとは言え、その時の記憶は克明に残っているのだ。
悲観しないで居られるのは、偏に生きたいと願うため]
[仲間を姿を現すなら、獣姿のままで応じ、必要分を食べさせる。
やがて老婦人の身体からは心臓と腑が抜け落ち、床には抜け殻のような身体が残った]
…このために来たんじゃなかったのにな。
仕方ない、か。
[この19年間何も無かったのに、と言う疑問はあるが、起きてしまったことを戻すことは出来ない。
様々気をつけた上で起きてしまったのだから、これ以上は自分でどうこう出来るものではないのだろう]
片付けちゃうね。
[仲間にそう声をかけて、エルナは獣姿のまま老婦人の後ろの襟を銜える。
そのまま引き摺り廊下を抜けて、玄関を開け外へと放り投げた。
廊下と玄関には引き摺った血の跡と獣の足跡が残る]
……全部洗い流してくれたら良いのに。
[今までのことも、これからのことも。
そうすれば、また新たに…。
強い雨で金の毛並みについた紅を洗い落とす。
軒下まで戻ると身震いして雫を飛び散らせ、再び屋敷の中へと戻って行った*]
/*
おう、襲撃情報来ておった。
……なんだこれ、無言でGJ出したい素晴らしさだな。
さて、襲撃死感知はどうするか……な。
[そんなやり取りの後、やって来た自衛団長は、最初は明日に、という言葉に難色を示していたものの。
場にいる面々の同意や、後れてやって来た老婦人の言葉添えなどもあり、結局話は明日、という形に纏まって]
……まだ、誰か?
[ヘルガの声>>15に見やった先に人影を認め、確かめるような言葉を自衛団長に向ける。
返る肯定にやれやれ、と肩を竦め]
……やれ、仕方ない。
女性や怪我人、御老体に無理をさせるわけにもいきませんし……動ける者で、行くとしましょうか。
[言いつつ、視線が向くのは神父の方なわけだが。
いずれにせよ、庭で転んだ青年は無事?に、屋敷の中へと回収される事となる。**]
[拒む言葉とは裏腹に、鋭敏になった嗅覚に届く血の匂いの甘さに、足は誘われて]
.........あなたも、なの?
[聲を聞くのは初めてだった。自分と同じ存在らしき相手に会うのも]
僕...は......
[食べなければもたない、と、その言葉に、改めて飢えを自覚する。目の前にあるのは、甘い誘い。
ああ、あれは、とても甘くて美味しい...この飢えを満たす唯一のものだ、と]
[ふるり、と身を震わせると、少年の身に変化が起こる、真珠色の歯は、鋭い牙の形に、桜色の爪は、固い鉤爪に、柔らかい白い肌は、目の前の獣よりも僅かに薄い金色の毛に覆われて。
完全な狼の姿ではなく、姿形は直立したヒトのままであるのは、或いは少年の拒む心の顕われだろうか。
けれどその姿は、皮肉な事に、より化け物じみた姿でもある]
[ピチャ...]
[歩くと床に流れた血が足裏を濡らした。]
ごめんなさい......
[爪をまだ暖かい老婦人の身体に突き立て、その肉を食み、血を啜る...一番甘いのは心臓...そして柔らかい内臓も分けてもらい、飢えを満たし]
ごめんなさい...
[喰らいながら、毛並みと同じ、薄い金色に変化した瞳から、ぽろぽろと涙を零す、それは目の前の老婦人ではなく、どこか遠くへ向けられた謝罪のように聞こえたろう]
[やがて、内臓を抜き取られたかのような老婦人の遺骸を、金色の狼が引き摺って外へと向かう。
少年は、立ち尽くしたまま、それを見送った。
半分人の姿のままの自分がついていけば、足跡が残る...そんな計算が心の奥で為されていることを自覚して血塗れた口元を歪める]
神よ 憐れみたまえ...
[祈りは掠れて、細く長く響く狼の遠吠えに変わった]
[飢えが満たされれば身体はヒトのそれに戻る。その頃にはもう1人も、屋敷の中に戻っていたろうか。
少年は、涙を夜着の袖で拭い、足を濡らした血も拭って、跡を残さぬように気をつけながら管理人室を出た。
後は顔と手を洗い、血のついた夜着を始末してしまえば、何も証拠は残らないだろう]
[一度、寝室として宛てがわれた部屋に戻り、夜着は小さく切り裂いて別のシャツに包んでから鞄の中に仕舞い込んだ。
機会を見つけて、どこかに埋めるか燃やすかするつもりだった。]
......ふう......
[鞄に仕舞って閉じてしまうと、血の匂いが遠ざかり、息を吐く。]
いや、だったのに......
[ぽろりと、また涙が零れ落ちたが、口に残る甘さは、抗い難く痺れるような心地よさを身体全体にまで染み渡らせていた**]
/*
いやいやまんな相方でごめんねー、とエリりんに中身が謝りつつ。
ここは、ちょっと性格に差異を付けとく方が美味しいと思ったのと、まあ割と最初から「システムに抗う狼」をやろうかなと思ってたのであった。
でも口で嫌がるだけで、結局喰うんですけどね。
/*
ちなみに縁故の広がり的に、とっとと先に死にたいのだが(エリりんが生き残る方が絶対美味しい的意味で)明日PL視点COとかしちゃってもいいですか?(ここで聞くな)
[仲間は同じ存在に会ったことが無いらしい。
これまでを普通に過ごしてきたなら、当然のことだろう。
エルナ自身、この19年の間は会っても分からない日々を過ごしていた。
管理人室に現れたのは、同じ髪色をした少年。
幼くして村を出たと言うその子が同胞であるとは、親近感を抱かずにはいられなかった]
[謝罪を繰り返しながら喰らう人の姿をした獣。
何やら抱えているものがあるらしい。
それが気になりもしたが、あまり時間をかけられないため、食餌を終えると片付けを優先した。
玄関へと出た辺りでか細い遠吠えが聞こえる。
祈りに似たそれは誰へと向けたものか]
[エルナは少年に対し獣の姿しか見せなかった。
語りかける聲は女性のもの、姿は獣。
エーリッヒである要素は極力排除しようとした。
それは生きるための一つの手段]
人を食べるのは初めて?
[少年が部屋へと戻った後、大浴場へと足を進めながら彼へ問いかける。
温泉を利用したその場所は、沸かす必要も無いため直ぐに利用が可能だ]
私はエルナ。
あなたは?
[最初の問いに聲が返る返らないに関わらず言葉を続け、エルナは大浴場へと入った。
新しい服を置き、濡れたままの服を脱いで、現れた包帯も外す。
夏とは言え濡れたままでは身体に悪い。
嵐の雨であれば尚更だ。
冷えた身体に温泉の温度は心地良かった]
明日、きっと騒ぎになるから、覚悟しといてね。
[何でもないことのように言うエルナを少年はどう思うのだろう。
何か問いがあれば答えるが、身体を温めた後は部屋に戻りまどろみへと落ちることになる**]
[酒場の女主人がやって来て見回した時には、無言で会釈を返した。
最初の頃は昼に利用させてもらっていたし、知人が嫁ぎ先に帰る直前に一度だけ夜にもお邪魔したことがある。
二人でも会話らしい会話もなく黙々と飲んで帰る姿は、不思議な光景だったかもしれない]
…うぇ。
[聞くとはなしに周囲の会話を聞きながら、話というのが始まるのを待っていたが。流れに釣られ窓の外を見て、盛大に顔をしかめる]
小説家 ブリジットが「時間を進める」を選択しました。
─ 広間 ─
雨どころかもっと荒れそうだね。
[外で転んだ青年を救出に向かう者と、広間に残り受け入れの準備をする者。
そのどちらでもないエーリッヒは天候の様子を確認していた。
ブリジットの言葉>>28を受けてのものだったが、当の彼女は何かから逃げるように広間を出て行く]
どうかしたのかな。
[事情を知らぬエーリッヒは首を傾げた後、回収された青年に、災難だったねぇ、なんてことを言ったり、挨拶したり。
何か聞かれそうなものなら、あたり障りない回答をしてその場を収めた。
その後は適当に寛いで、手を借りて後片付け等をしてから2階の部屋へと戻って行く**]
神父 クレメンスが「時間を進める」を選択しました。
やれ、厄介な事だ。
先に、墓参りを済ませてきたのは正解だったか。
[ぼやくような呟きを暴風に散らした後、中へと戻り]
……水も滴る……というには。
色々と、無粋な状況だな。
[すっかり濡れた様子に、冗談めかして呟いて。
戸締りの状況を皆に伝えた後、湯を借りて二階の部屋へと引っ込む事となる。*]
[真夜中過ぎ、押し寄せる悪夢から逃れるように冷たい水で顔と手を洗い、鏡の中の自分の姿を見る。
母に良く似ていると、昔から言われてきた顔が、青白く鏡に映っていた]
かあさん......
[呟けば、ぽろりと涙が零れ落ちた]
[狼の姿の「もう一人」からの聲が、また聞こえる。離れた場所からでもはっきりと聞こえる聲に、ふるりと身を震わせたのは、恐れからか、仲間がいる、という安堵からなのか、少年自身にも判然としない]
.........はじめて、じゃ、ない、です。
[けれど、最初は、飢えに負けての事ではなかった。
嵐の夜、閉ざされた家の中、「お前は狼だ」と、ナイフを振りかざした父に、身を護るために喰らいつき...その腕を食い千切った。
止めに入った母が、父からナイフを奪い、刺し殺さなければ、多分そのまま食い殺していただろうけれど]
僕は、ウェンデル...
[少年は、他の名前を名乗った事は無く、身を護るために名を変える必要にも思い至らず、ごく当たり前に本名を告げる]
エルナ...さん。
[狼の姿しか見てはいなかったが、多分相手の方が年上だろうと感じて、そう呼んだ]
あなたは、どこから来たんですか?
[外は、狼でも越えられるとは思えない嵐だった。そして聞こえる声は、少年がここに来て出会ったどの女性とも違うように思われたから、彼女がどこから現れたのかが不思議で、そう尋ねた]
[問いの答えが返らなくても、そこを深く追及はしなかった。]
騒ぎ......そうですね。
[覚悟をしておいて、という言葉に眉根を寄せる。一体この先どうなるのだろう?
先は見えず、想像さえつかなかった。
自分よりずっと落ち着いた様子に見えるエルナには、この先が見えているのだろうか?それもまた判らないままで]
― 翌朝 ―
[少し微睡んでは、嵐の音と悪夢に揺り起こされ、夜明け前には、赤く充血した目を擦りながら、ベッドから身を起こした]
風...止んだ?
[ふらりと、窓辺に歩み寄り、窓を開けて表を覗く。
酷い風雨は落ち着いているものの辺りは嵐の爪痕を残すが如く荒れ果てた様相だ。波も高く、村の方を見通しても、砂浜は海の底で渡る術はなさそうに見えた]
[丁度玄関の辺り、二階からでは紅い色が見えるだけで、何があるのかは判らない、けれど、胸がドキドキと脈打った]
.........
[シャツ一枚でベッドに入っていたので、ズボンだけを急いで履いて、部屋の外に出る。
まだ眠っている人もいるだろうと、足音をさせぬように、けれど精一杯の早足で、階下へと降り]
あっちゃー、カルちゃんだいじょーぶ?
なんか飲む?
[暖炉の傍に運ばれる彼に声を掛けて、希望される飲み物を彼の元へ運んだり。
そうしているうちに夜は更け]
……あーあ、結局泊まりかぁ。
[むくれたところで、外の風雨が止むわけもない。
他の者に倣って、彼女もまた客室を借りに広間を後にした]
牧場の主 カヤが「時間を進める」を選択しました。
[微かに震える手足を、懸命に動かして、血の跡の続く玄関の戸を開ける。]
あ、あ......
[そこに在ったのは、内臓を抜き取られたかのように空虚となった身体を曝し、喉笛を食い千切られた老婦人の骸]
いや、だ...
[掠れた声は、高い悲鳴の音に変わる]
いやあああーーっ!
[顔を覆い、その場に蹲った少年と、彼の目前に投げ出された老婦人だったモノの姿を、次に見つけたのは、誰だったか。
声をかけられても、少年は、暫くの間ふるふると頭を振って涙を零すばかりだ**]
─ 二階客室 ─
[風の荒れる音、波の猛る音。
それに眠りを脅かされるような歳ではない、が]
……嫌な、感覚だな。
[深紫を細め、独りごちる。
妙に落ち着かない感覚──その意を手繰り、辿りついたのは]
あー……あの時と、似た感じなのか。
[5年前、両親が海難事故で命を失ったという日。
その時にも感じいた落ち着きのなさと今感じているものはどこか似ていた]
…………考えすぎか。
[ふと過った言葉にできない嫌な予感を短い言葉で振り払い、その日は眠りについた]
……っ!?
[階段に達した辺りで感じた異臭に眉が寄る。
駆け降りた先、エントランスホールで目に入ったのは、不自然な、不自然な、いろ]
これは……。
[それが何の色かは、何となくわかる。
わかるが故に、そこにある理由を求め、見渡した視線は開いた玄関の扉の方へと向かい。
倒れた姿と蹲る姿、それぞれを認めた次の瞬間、そちらへと駆けだした]
どうした、何があった!
[蹲り涙を零す少年に向け、投げかけるのはこんな問いかけ。
それから、深紫を倒れた老婦人へと向け]
……なんだ、これは。
まるで……。
[何かに喰われでもしたような、と。
そこまで言葉にはできなかった。*]
― 2階客室/夜 ―
[適当に空いた部屋を選んで、ぼふっとベッドに倒れ込む。
ごろっと寝返りを打って仰向けになり]
あー……
ありゃ?何これ?
[ふとサイドテーブルに目をやると、本が一冊。
むくりと起き上がって部屋を見渡すも、他に荷物のようなものは見当たらない]
空き部屋……だよねぇ。
前に泊まった誰かの忘れ物?
それか、図書室の本かなぁ。
[間違って既に人がいる部屋に入った、というわけではなさそうだった。
安堵したように小さく息を吐いて]
どーしよ。
おばさんに預けた方がいいよねぇ。
[真っ黒な装丁に手を伸ばし、触れた――]
― →玄関 ―
[着替えも顔を洗うこともせず、そのまま部屋の外へ出た。
ゆっくりとした足取りで、階段を下り。
ところどころに落ちている赤い痕に眉を顰めながら、その後を辿って]
……あっ、おはよー?
ねぇ、一体何が――
[既に来ていた者たちの後ろから声を掛けながら、彼らに倣い、玄関の外へと視線を向けて―― 目を瞠った]
/*
いつだかに考えていた設定が役に立つ日がくるとは思わなんだ。
そんなわけで狂信者の亡霊的な何かに乗っ取られる的な設定で行きます(超曖昧
ちょっとね、完全に一般人A枠でしか設定考えてなかったもんだからね、カヤちゃんそのままで狂信者になるのは色々と無理だと判断いたしました。
……見て、気分のいいものじゃない。
それよりも、彼を。
広間辺りに連れていって……あと、団長殿を呼んできてくれんか。
[騒ぎに気づけば、団長は自分から駆けつけるかも知れないが。
いずれにしろ、少年はこの場から離すべき、と思えたから、そう請うた。*]
/*
ふむ、そこが蒼か。
で、カヤは……占いにも狂信にも見えるんだが、どっちだこれ。
全員役持ち状態だからな……どこから何が出てくるか、読めん。
/*
ぜえはあ、帰ってきた、ぜ!(家事に拉致られてました。)
あ、聖痕COだ。カヤおねえさんは、占かな?霊かな?事情を知る=本を読むなら狂もアリか。
[一度だけ、老婦人の骸を振り返り]
Requiescat in pace...
(安らかに眠り給え)
[小さく聖句を唱えてから、カヤに伴われて広間へと向かう。
涙を拭うのは、広間の椅子に身を落ち着けてからになった**]
ー 二階 客室 ー
…面倒なことになりそうねぇ…
[他の滞在者同様、借り受けた部屋で独りごつるは今回のこと。
明かされない理由で呼び出された共通点の見えない面々。
何を嗅ぎ付けたのか、隙あらばあれやこれやと聞き出したがる青年まで駆けつけた]
タチの悪い酔っぱらいよりはマシだけど、ねぇ…
[自分も十年前はそうだったが、来訪者とみれば理由を聞きたがる性分の青年は良くも悪くも影響が大きい。
今回呼び出された面子には店に度々来てくれる女性もいたが、彼女などは物静かな分距離感の近い彼に苦手意識もあるのではないだろうか。
かくいう自分も積極的に接したい訳ではなく、音楽家や神父が救出に行って、毛布やら湯わかしやらで出迎えたあとは早々に部屋へ引き上げて今に至るという訳だ]
/*
ちょっと、今日は戻ってこれないかもなので。
そちらに特に拘りがなければ、ギュンターさん襲撃は、こちらが受け持とうかと思ってます、と、とりあえずお知らせまで。
……に、しても。
これは……。
[二人が玄関から離れた後、改めて亡骸へ視線を向ける。
亡骸の状態から、人がなした事とは思えない。
それならばなんだ、と思考を巡らせる内、騒ぎに気付いた者や誰かから報せを受けた団長もその場に現れるか]
……女性は、見ない方がよろしいかと。
男でも、見なきゃよかった、と後悔するようなものですから。
[今更ながら、上着を持たずに飛び出して来た事を後悔しつつ、そう告げて。
やって来た団長が険しい顔で亡骸の見分をする様子をその場でじっと見つめる]
……団長殿。
これは、一体……。
[何が起きているのか、どうなっているのか。
向けた問いに返ったのは、嘆息。
続いた、事情は皆が揃ってから話す、という言葉は昨日も聞かされたもので]
……それは、つまり。
今回の招集と関わりがある、という事でよろしいか?
[低く投げた問いに返されたのは、短い肯定]
……左様ですか。
ともあれ、まずはご婦人を別の場所へ。
このまま、ここに転がしてはおけないでしょう?
[肯定に一際大きな嘆息で返した後。
まずは、亡骸の安置のために、と動き出す。**]
/*
……遅くなると書いて正解ではあったが、よもやこんな時間になるとは。
昼の暑さにも負けてたなこれはorz
[要は寝てしまっていた]
ー 二階 客室 ー
ま、アタシだって人のことは言えないけどねぇ。
あの子には悪いことしちゃったわ。
あれ位の年の子みるのは久しぶりだから、感が狂っちゃったかしら。
[続いてぼやくは、神学生の少年のこと。
年の間違いは、気付かぬ内に重ねた存在のせいもあるが失礼には違いない。
ごめんなさいねと謝りはしたが、気にしていないと良いのだが]
…朝になって、気にしているようならまた、考えようかしら…ね……
[呟きは、何時の間にかやってきた睡魔によって途切れていった**]
ー 翌朝 ー
[女の眠りは珍しく深かった。
その帳を破ったのは、遠くから届く悲鳴、叫び声で]
……ん…?
今のって…人の声、よねぇ…?
[何処からか、恐らく階下から聞こえただろう声の響きに尋常の無さを感じ。
簡易な身支度を済ませて急ぎ部屋の外へ出ていって]
……何かあったの?
[女の鼻先に鉄錆の臭いが届くより早く、問いかけを拾う人は居たかどうか**]
─ 昨夜 ─
あら、そうなの?
嫌がってたみたいだったからてっきり初めてなのかと思ったわ。
[問いに対し、途切れ途切れな言葉で返る聲に、少しだけ驚くような聲が返った。
けれど考えてみれば、それもおかしい話ではないとも思う。
エルナのように受け入れていないのであれば、あの反応も已む無しだろう]
そう、ウェンデル。
しばらくよろしくね。
[正直に名乗られる少年の名。
エルナとて偽りの名ではなく、むしろこちらが本名だ。
同胞には正体がバレないように別の名を持つ者も居るが、エルナは自分自身なのだから、と本名を名乗っている]
……どこから来たか、って?
[投げかけられた疑問を繰り返し、僅かに笑う気配を乗せる]
やぁね、私はずっと屋敷に居たわよ。
あなたが気付かなかっただけ。
[誰、とは言わず、ずっと居たとだけ伝え、クスクスとおかしそうに笑った]
いいこと?
ここは私の屋敷なの。
私がここに居るのは当然のことなのよ。
[事情を知らぬであろうウェンデルには恐らく意味不明に聞こえたに違いない]
[出られるのか、と言う不安そうな聲を聞けば、少しばかり考えるような気配が返り]
そうねぇ……。
きっと彼らは血眼になって私達を探し出そうとするでしょうしねぇ。
それを掻い潜った上で彼らを喰らい続けたら、出られるんじゃないかしら。
[これはあくまで”生きて”出られる可能性。
それ以外であれば、遠からず出られることは出られるだろう。
生きる方だけを口にしたのは、エルナ自身がそれを為そうとするが故]
ウェンデル、外へ出たいと思うなら、努力を怠っちゃダメよ。
中途半端な気持ちでは生き抜けないわ。
…そうね、自分がまだ人狼としての自覚を得られないなら、人狼としての名を付けなさい。
名前は言わば仮面。
あなたの力になるわ。
[人としての名を使う内は決意が鈍る可能性がある。
名を付けることは人狼と言う己の存在を認め、その行動に正当性をもたせる自己暗示。
それに頼るのかどうかは、ウェンデル次第である*]
─ 2階・客室 ─
[昨日碌に働かなかったエーリッヒは随分と寝入ってしまっていた。
負傷した足を庇いながらは何だかんだで心身ともに疲れてしまうらしい。
そのため、目覚めたのは屋敷に響いた高い悲鳴>>43を聞いてからのこと]
……ふぇ、
[薄っすらと目を開け、目だけで周囲を見回した後、大きな欠伸をする]
なんだってよ、こんな朝早くから…
[扉の開閉音や廊下を歩く足音を聞きながら身支度を整えて。
足の具合を確かめてからベッドを下り、廊下へと出た。
昨日よりは足は動かしやすくなっている。
いつも寝る前に老婦人が大浴場に沸く温泉を運んできてくれて、それに足を浸すようにしていたのだが、いい効果を生んでくれているようだ]
─ 階段→1階 ─
[階段を降りる足取りもやや軽め。
怪我は快方に向かっているのが見て取れた。
エーリッヒが階段を降りる頃には人も増えており、それらの動きで立ち込める異臭もやや分散気味。
それに気付いたのは階段を降り切ってエントランスホールに描かれた不自然な色を見てからだった]
うーわ、なんだこりゃ…。
[鼻と口を左手で覆って、色を辿るように玄関へと視線をやる。
数名集まる中に、カヤに付き添われて広間へと向かおうとしているウェンデルの姿が目に入った。
その様子からして、悲鳴を上げたのは彼なのだろう]
……で、どっから続いてるわけ?
[玄関ではどうやら異変があるようで、人だかりもあってエーリッヒの目には映らない。
ヘルムートの様子からは行っても制止を受けそうだったため、廊下を染める色がどこから続くのかを確認しに行った。
壁に軽く手を添え進んだ先には管理人室がある]
うぇ…ここも、ってかこっちの方が凄い匂いだな。
[管理人室にあるのは血溜り。
状況から察するに、ここで寝泊りしている老婦人が何者かに襲われて、玄関の方へと引き摺られた、と言ったところか]
/*
とりあえずクレメンスが蒼花了解。
てかまたか、って言っとくw
おまかせだったか、守護者から飛んだかかねぇ。
カヤのあれはどっちかな、狂信者にも見えるけども。
くろねこさん(キャラじゃない)は霊能者な←
/*
[あれ確かクレメンス花の時って、その時も俺狼じゃなかったっけー、って思ってる人]
喰ったのは別の奴だけどにゃ。
─ 玄関 ─
[玄関までやって来た者には、自分が見た状況を説明し。
運ぶために動き出そうとした矢先に齎された報せ>>69に、眉を寄せた]
管理人室が、そんな有様に……?
それでは、すぐに部屋に、というわけにもいかんか……。
[小さく呟き、どうしますか、と問うような視線を団長に向ける。
団長はしばし思案した後、一時的に地下の倉庫に安置し、部屋の検分と掃除が終わったら改めてそちらへ、と返して来た]
やれやれ、忙しない事で。
[そんなぼやきを漏らしつつ、今は、と動き回る。
立ち込める臭いと亡骸の状況を見ても取り乱す様子のない姿はある種の異様さを感じさせるか。
エーリッヒに取ってきてもらったシーツで老婦人の亡骸を包んで地下へと安置し、玄関周りの目立つ血の後をできるだけ片付けて。
一息つくか、と思った所に、団長から広間に皆を集めるように、という指示が出された]
─ 広間 ─
[それから、全員が集まるまでどれだけかかったか。
集会場にいる全員が広間に集まると、団長は険しい面持ちのままゆっくりと口を開く]
…………。
[語られるのは、今回集められた理由。
この村に闇の者と、それに対する力持つ者がいるらしい、という知らせが中央の教会から届き、それを見つけ出すために疑わしき者たちをこの場に呼び集めたのだと。
そして、老婦人の命を奪ったのはその闇の者──『人狼』であろう、と]
……まあ、確かに。
あれは、人の手による所業とは、思い難いものでしたが……。
しかし、『幻燈歌』に歌われるような存在が、と言われましてもすぐには……。
[だからと言って、すぐに信じられるか、と言われると難しく。
零れ落ちるのは、困惑を帯びた声]
[そんなこちらの困惑には、構う様子もなく。
団長は、『人狼』を見つけ出して殺さなくては、更なる犠牲が出る、と主張する]
……それは、そうかもしれませんが……。
[どうやって見つけるんだ、とか、色々と言いたい事はあるが。
毅然とした──というか、何かを決意したような表情の団長に、それ以上何か言うのは躊躇われ。
零れ落ちたは、やや大げさなため息、ひとつ。**]
/*
各自の稼働時間諸々鑑みると、ここまでは進めておかんとまずかろうからな……。
私も、箱前戻るのはどうしても遅くなってしまうし。
― 翌朝/玄関 ―
[甲高い悲鳴>>43の直後に響いた重たい音を聞くものはあったかどうか。部屋から出てきた時には軽く腰をさすりながら、階段を下りてゆく。
3階の部屋を借りたのは自分だけだったのだろうか。ヘルガの問いかけ>>65を拾うより前に、鉄錆の匂いが鼻を刺激した]
……そんな。
[玄関まで下りると、ヘルムート>>70から説明を受けて惨状の名残を見回した。
眉をしかめて首を振り、何かできることはあるかと申し出る。遺体運搬の間に掃除くらいは手伝えただろうか。
この時は、カルルの姿があっても声が掛けられても、更に眉を寄せるだけで無視黙殺しきってみせた]
― 広間 ―
[広間に集められて団長の話が始まると、玄関にいた時より顔色が悪くなった]
……信じられません。そんな恐ろしいこと。
[首を振って否定しながら、疑問を呈しているヘルムート>>71よりもずっと団長の言葉を信じてしまっているような雰囲気が滲んでいた]
だったら、嵐の中でもここから出られそうな手段を探してみるとか。そうすれば御伽話の状況と同じではなくなるじゃないですか。
これ以上おかしなことは起きないようになるんじゃ…。
[団長の主張>>72に、海の厳しさが身に沁みていない楽観的な発言をしたり。
普段より随分と饒舌に否定したり別手段を探そうとしていたが、団長の意思の硬さに段々とまた無口になっていった**]
― 玄関 ―
[神父が現れたのは、どれほど時間だったか。
掃除などの要請を、男は素直に受け入れて作業を行う。
神への祈りは、要請がなくとも自ら行った。
その間、茶白猫は神妙に神父の足元に鎮座し、見送るように一鳴きした。*]
─ 1階 ─
検分の後、ってことはあそこはまだそのままで良いんだね。
[ギュンターの言葉を受けてその後の作業工程を確認。
老婦人のことはヘルムートに任せ、エーリッヒはシーツや掃除用具の準備に動いた。
外部の人間であるはずのエーリッヒが誰にも聞かず、目的の物を迷うことなく持って来ることに気付いた者はあったか。
異様な雰囲気に霞むならばエーリッヒにとっては僥倖なことである]
─ 広間 ─
[やがてギュンターから集合を告げられ、エーリッヒもまた広間へと集まる。
聞かされたのは、皆がここに集められた理由。
語られる内容はまるで御伽噺そのものだった]
…人狼、と言うか。
フラウを襲ったのが人とは思えない、って言うのは分かるけどさ。
野犬とか、そう言う類の仕業ってことはないのかい?
中央の教会からの知らせだって言っても、突飛無いよそれ。
[そもそも教会が言うのだから何なんだ、と言う態度。
事の重大さをギュンターほど抱くことは出来なかった]
ギュンターおじさん、何なのかしら。
随分と拘るじゃない?
[実際人狼は存在するが、ギュンターの言動は妄信にも近いものに思えた]
― 広間 ―
[広間へと人が集まると、団長はここへ人を集めた理由を語り出す。>>71]
はぁ?
なんで中央が、ここの神父である俺の所じゃなく、じじぃ……団長の所に文を出すんだよ。
大体、中央がなんでお伽噺を――っ……?
[『幻燈歌』や人狼については、男はどちらかといえば懐疑的で。
納得がいかない、信じられない、と決意を決めた表情の団長>>72に訴える。
けれど、お伽噺ではない、というように頭痛によって言葉が途切れる。]
あー……ったく、なんなんだよ……。
[頑丈が取り柄の一つなのだが、理由のわからない頭痛に、眉間にしわが寄っている。]
/*
箱前帰着ー!(これでもがんばった!)
んーと、赤に先に返してから表出てもいいかな?
あとブリジったん吊りをどうやって持ってくかも考えとかないとだなあ。
だって......
僕は、人を食べるのなんて.........
[嫌だ、と、今度は口にすることは出来なかった。口では嫌だと言いながら、自分は老婦人の血を肉を心臓を味わい、その甘さに酔いしれた。
たとえ泣いて謝っても、その罪が消えるわけではないとは、分かっている。
それは多分、この先も。]
[なんでも無い事のように、よろしくと言うエルナに、応じる事も出来ずに暫し黙り込む。]
ずっと、居たって...?
[だが、どこから来たのかという問いに答えたエルナの言葉を聞くと、思わず疑問の声が出た]
ここがエルナさんの、屋敷?
でもここは村の集会所で...
[エルナの過去も、この場所の前身も知らない少年には、まるで意味の分からない言葉だったが、彼女が嘘をついているようにも聞こえず、疑問の上に疑問ばかりが積もる。
けれど、その答えはまだ得られそうになかった]
[次いで齎された、この場所から出るための方策を聞けば、ぎゅっと拳を握って俯いた]
喰らい続けるって...ここに居る人達を?
[脳裏に浮かぶのは、自分を覚えていてくれたカヤの笑顔や、憧れていたヘルムートの姿]
そんなの...
[出来ない、と、口にする前に、エルナの聲が、中途半端な気持ちでは生きられないのだと、畳み掛ける]
...知ってます。
[優しかった父が、狼を滅ぼすのだと、少年にナイフを向けた時に、確かに夫を愛していた筈の母が、躊躇わず父を刺し殺した時に......少年は知ったのだ。
愛する者を殺す事でしか、自分は生きられない存在なのだ、と]
(でも...)
[その自覚が苦しくて、耐え切れずに記憶を封じた。自分が何であるかを忘れてしまいたくて。忘れたまま、それでも生きていきたくて。
けれど、それはやはり許されないこと、なのだろうか?]
[自覚を持てないなら人狼としての名をつければいいというエルナの勧めにも、すぐに頷くことは出来なかった。
新しい名という仮面をつけてでも人狼として生きる......人を喰らった今になっても、そんな決意は、まだついてはいなかったから**]
/*
こう、一応若干騙り気味に動いてみるテスト。
ちなみに昼間、占騙りして、エルナの正体知らないままエーリッヒ黒を出すとかいう、酷い展開を夢想してましたCO。
ある意味、面白くはなるかもだが、大混乱必至で、多分時間足りないw
/*
手数、けいさ、ん...しとかないと、だね!
2D:狼/狼/妖/共/狂/占/霊/聖
3D:狼/狼/狂/占/霊/聖
(ここまで確定)
てことは4Dに村側二人落ちちゃうとそこで終了なので、ここが吊られどころ、てことでいいかな?
うーん、やっぱ明日COでいい気がしてきた。いっそギュンタさん表襲撃にするか?
─ →庭 ─
[探してみる、とは言ったものの、人の領域で野犬等が隠れるとなればもう少しその痕があっても良いと思われるのだが]
…あの足跡以外、それらしい痕跡が無いんだよなぁ。
[引き摺られた跡の傍にあった獣の足跡。
人のそれではない痕跡は、存在の証明にはなっているが、それ以外に足跡等は残っていない]
居るとすれば室内よりは……かな。
[そう考えて、エーリッヒは玄関から外へと向かう]
[しかし予想に反して、庭や周辺に隠れられるような場所は少なく、排泄物等の痕跡も見当たらなかった]
あー、庭も荒れちゃってんなぁ。
ハーブは何とか無事、そう…?
[南国風に整えられた庭園は風によって見事に荒らされ、植えられた植物が一方向に傾いているものが多く見られた。
その中でハーブが植えられている箇所は、背丈が低いものもあるためか、周囲よりは荒れた様子が無いようだ]
……あの時も閉じ込められたんだけどな。
でもこんなことは起きなかった。
何だってんだ?
[この村に住む者であれば、20年前にも今回のように嵐が吹き荒び、閉じ込められた者が居ることを知って居るだろう。
他でもない、7歳の時のエーリッヒ──エルナだ。
いつものように遊びに行って、天候が急転、数日集会場に閉じ込められたことは今でも覚えている。
けれど、その時はそれだけで今回のような惨劇は全く起きなかったのだ。
過去と今の違いは、そこに居た者の顔触れくらい]
………分からないものを考えても仕方がないな。
[ギュンターを待っていた時と同じ思考をして、島の外周の様子を確認してから再び屋敷の中へ]
うん、分かった。
[エルナは、特別に優しい言葉をかけてくれるわけではない、けれど、心揺れる少年を頭から否定もしないし、忠告は与えてくれる。
彼女が、少年をどう思っているかは分からないが、突き放しているようでいて、相手の意志を尊重するように見える態度は、少年をどこかで安堵させていた]
エルナさんも、気をつけてください。
[囁きには、そんな想いが零れて滲む]
/*
現在迷ってるのは、人狼として覚醒してから吊られるか、半人前のまま吊られるかです。
万一LWになったら覚醒一択なんだけどね。
うーん、どっちが村的に美味しいか。
……団長殿、それは。
[痣というには色鮮やかなそれは、花を思わせるもの。
伝承歌と照らし合わせたなら、それが何かにはすぐに理解が及ぶ]
……おとぎ話の『双花聖痕』……それが、この状況が伝承と合致する、という論拠ですか。
[は、とため息が落ちる。
団長が強固な意志を示す由縁がそれだというなら、これ以上何か言っても、と。
心の内に湧き上がったのは、そんな思い、ひとつ。*]
/*
今回のイレギュラー設定だからかなんなのか、誰も団長の朱花に触れてくれんので、さくさくと出してゆく試み。
まあ、村建てばれなど当の昔、停滞するならざくざくとやってしまった方がいいからな。
自衛団長 ギュンターが「時間を進める」を選択しました。
自衛団長 ギュンターが「時間を進める」を取り消しました。
あの...僕、少し、部屋で休んでいいですか?
なんだか、混乱してしまって...
[まだ話は続いていたかもしれないが、少年は、その場を仕切るギュンターにそう申し出た。
微かに震える身体と、蒼白な顔色は、確かに休息が必要と見えただろう。
自衛団長の諾が得られれば、自分に割り当てられた寝室へと引き上げていく。
少しふらつくような足取りに、手助けを申し出る大人が居れば、それを拒む事はしなかった**]
─ 二階→階下 ─
[問いかけに応じる声は無く、代わりに届くのは階下からの騒めき。
何が、は解らぬが何かが起きたらしいとはそれで知れたから、向かう先に悩むことは無かった。
そうして階段を下りて行けば、徐々に鼻を突く鉄錆の臭いに顔が歪んだ]
…何、この臭い。
まるで血みたいな…
[と、続けた言葉は最後まで紡ぐより早く目に入ったそれに途切れた。
声のする方へ行こうと目を向けた玄関から──いや、玄関へと続いている様に見える跡。
聞こえてくる会話の断面が、それの正体を裏付けて]
…管理人さん、亡くなられたの?
[玄関に近づけば、>>62女性は見ない方が良いというへルムートの顔を見る。
当然と言えば当然だが、>>20昨夜他愛ない世間話をしていた時の様な軽やかさは見られなかった。
問に対する返答は彼からか、それともやってきた団長からだろうか。
どのみち、詳しい事情は全員が揃ってから、という事になり。
>>69エーリッヒが管理人室の惨状を告げるのを聞き、老婦人の遺体を地下へ運ぶことになると聞けば]
…なら、先に行って横になれる場所を用意してくるわ。
幾らシーツで包んであるとはいえ、冷たい床の上じゃ御気の毒だもの。
[老婦人は既に冷温の差など感じられる身ではないが、これは心情によるもの。
>>73ブリジット達と老婦人の安置の為の手伝いに動く傍ら、情報通を気取る青年に無駄に騒がないでと一応釘を刺しはしたが効き目は有っただろうか。
>>75安置された老婦人へ神父が祈り捧げるのにも共に見守る女の表情は、どこか硬いものだった]
きっと...そうだと思います...
[心惹かれるまま、見つめ続ければ怪しまれる、無意識にそんな警戒が働いて、その場を離れようとしながら、エルナの聲に答える]
とても、甘い匂い......苦しいくらい......
[誘われるまでもなく、もう、欲しくてたまらない。そんな欲の滲む聲が返る]
[目にしただけで酔っているような様子のウェンデルに、クスリと笑みを零す]
目の前にあるなんて据え膳よねぇ…。
でも今はダメよ?
私達の時間は───夜なんだから。
[既に広間を離れた身に香りは届いて来ないけれど、過去を思い出して喉が鳴りそうだった。
それをウェンデルを戒めると共に押さえ込む]
夜...はい。待ちます...夜、まで。
[エルナの言葉には、素直な、素直すぎる程の返事が返る。
昨夜は老婦人の骸を前にしても、いやだと、最初は拒んだ少年とは別人であるかのように、そこには、期待と熱望の響きがある]
─ 広間 ─
『彼らは象徴。彼らは導。
力なき者を導く使命を帯びし、神の御子。』
[指導者、というカヤの言葉>>97に、小さく諳んじるのは歌の一節。
幼い頃、これだけは覚えておけ、と口うるさかった父により暗記させられたそれは、今でもさらりと口をつく]
…………。
[『双花聖痕』と呼ばれる者に関する部分はまだあるが、この場でそれを口にするのはためらわれた。
理由は、蒼白な面持ちで震える少年>>93を、更に脅かす必要もあるまい、と判じたから]
……団長殿。
具合が悪い時に無理に詰め込んでも、理解は得られぬもの。
まして、彼は最初に現場を見て、衝撃を受けている……休ませてあげるべきでしょう。
[さらり、そんな進言をして休息への是を引き出して]
確かに、それだけの事ではあるが。
大抵の伝承では、一度に見定められるのは一人だけだという。
一度で見つけられるかどうかが、問題になるな。
[同意を求めるカヤの声に、緩く肩を竦める]
……ま、後の問題はあれだな。
仮に見極める者が見つけたとして。
それがどこまで信じられるか、という問題もある。
[誰が言いだすかにもよるだろうが、と。
そんな事を思いつつ、広間の中をぐるりと見回した。*]
/*
んー、狂信候補第一位はヘルガさんなのよな。
しかし、ヘルるんとカヤおねーさんも怪しいというw
まあ、狼困らないように完全COしないで動いてくださってるのだとは思うのだが。
─ →厨房 ─
[広間でギュンターが論拠を示しているなど知らぬまま、外に居ないなら中、と言う思考で戻って来たエーリッヒは厨房へと足を運んでいた]
そういや飯…。
……食べられるのかな、皆。
[朝からなかなかヘビーな光景を見たのだ、食欲なんて沸かない可能性も高い。
特に最初に見つけたらしいウェンデルなんて喉を通らないのではなかろうか。
そんな推測をしながらエーリッヒは水瓶へと近付き、グラスに水を汲んで一息に飲み干す。
こんな日でも外は夏らしく気温が上がりつつあった]
あー……いろいろ、ありがとございますー。
[自分の存在が他者にどんな思いを抱かせているかなど知る由もない──否、気づいていたら普段の在り方はなかろう、とも言える青年は、広間に無事に保護された後、実に呑気な声を上げていた。
半分以上は、諸々の衝撃でふらついていたからなのだが、それはさておき。
人心地ついて客室の一つをあてがわれた青年は早々と眠りに落ち、翌日は盛大に寝過ごして。
状況を聞いても、しばらくはぽかん、としていたのだが]
あ、あ、手伝いますー!
[声は挙げても、亡骸を運んだりするのは他者に任せ、青年が行うのは掃除の方。
床に残る後を拭いながら、やれこのやり方はどうの、とか、獣の足跡が残っているのはどういう事か、など一人で問題を定義しては自身が持ち得る『情報』に基づく解釈をつけていく。
時折、掃除を手伝うブリジット>>73に自分の仮説をまくしたてたりもしたが、それらは全て黙殺され]
あー……はい、すいませ……。
[そのお喋りが止まったのは、ヘルガの釘刺し>>95を経ての事]
─ 広間 ─
[青年が大人しかったのは、広間で団長の話を聞くまでの事]
『幻燈歌』の伝承……!
まさか、それに触れる機会を得られるなんて!
あ、歌知らない人っているかな、いたら諳んじてあげるよ!
[状況をどこまで理解しているのかさっぱり不明な発言は、自衛団長から鋭い視線を向けられる原因となり。
黙って話を聞け、との釘刺しに、はあい、と返して縮こまる事となった。**]
うん、いいこ。
[傍にいれば頭を撫でていそうな柔らかな聲で紡ぎ、次は彼に任せてみようと心中で思う。
何事も経験は大事なのだ]
/*
ところで喉が治らない(ごふぅ
夏風邪にしちゃあ長引きすぎる気が…。
まさか原因他にあるとかそういう!?
一回医者行かんとなのかな…行ってる時間無いのに。
─ 広間 ─
……親父殿に、叩き込まれたんでな。
これだけは忘れるな、一字一句違えず覚えろ、と。
おかげで、何も見ずとも諳んじられる。
[感心したような声を漏らすカヤ>>103に、は、と大きく息を吐いてこう返す。
好きで覚えたわけじゃない、というのは態度にも滲むだろう]
[向けられた問い>>96に、己が朱花を持って答えとした団長は、ヘルガの瞳の色に何か思うように眉を寄せていたが、その視線はやがてこちらへと移ろって]
……はい?
ええ、幻燈歌の暗記は、父の言いつけで。
それ以外には、他に何も。
[他に何か聞いてはいないか、という問いに深紫を瞬きつつ、けれど、他には何も言われていないのでそれを伝えると、団長はそうか、とだけ言って目を逸らした。*]
/*
しかしなんだ、みんながいぢってくれるんで、かるるんも頑張って動かしてはみたが!
複数キャラ捌くスキルが落ちてるな……実質三キャラドライブ、というのが久々なのもあるが。
自衛団長 ギュンターが「時間を進める」を選択しました。
─ あちらこちら ─
[左足を庇って歩くために休み休みにはなったが、幼い時に遊び場としていた経験をフル稼働して、客室以外の隠れられそうな場所は粗方見た。
それでも何かがいる気配は感じられない]
…ってことは、だ。
おじさんの言ってる通り、ってことなのかな。
[ぽろ、と昔の呼び方を零しつつ、ギュンターが言った御伽噺めいた話に真実味を覚え始めた]
[実際のところ、歩き回って確かめていたのは遊んでいた頃との違いを探すため。
ざっと見た様子では大きな変化はみられないようだった。
倉庫や食料庫の中身が多少異なるくらいのもの。
これならば地の利も得られるかもしれない]
(流石に子供の頃潜り込んだ小さな場所とかには入れないけど)
[月日の流れは少しばかり無情であった]
― →2階→ ―
[少年に付き添い、2階の客室へと向かう。
道中で何か聞かれれば答えるけれども、口数は昨日までよりずっと少なかった。
2階に上がったところで部屋の場所を聞き、その前まで送り届けて]
うん、ゆっくりしてねぇ。
……あぁ、ウチの部屋も教えておくよ。
何かあったらおいで。
[そう言って自分の使っている部屋を示した。
それからお大事に、と告げて、階段を下りていく]
[そして、部屋に入ると、倒れるようにベッドにうつ伏せる]
.........人狼.........
[呟きは誰も聞く事無く、そしてまた、夜が来る**]
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