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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が5名、人狼が2名、占い師が1名、霊能者が1名、狩人が1名、C国狂人が1名いるようだ。
占星術師 クローディアが「時間を進める」を選択しました。
〔月光に照らされるのが居心地悪いのか、足早に道を進む〕
〔いつもよりかなり早く宿へ到着する〕
〔何かを言いかけて、待ち焦がれていた存在の姿が目に入り、思わず戸口で立ちすくむ〕
…く…クローディア。
ひさし、ぶりだ、な。
〔目線が釘付けになってしまっていた事に気づき、おかしいと思われないようにそっと下を向く〕
〔ぎくしゃくと、カウンターまで何とか移動に成功した〕
ごめんなさい、エリカと久しぶりに会って話していたら
随分と遅くなってしまって。
―――ええ、気をつけます。心配かけて本当にごめんなさい。
今夜もエリカと約束をしてきたの。
あまり遅くならないようにしますから。
[まだ何か言いたげな母親も困った顔に勝てずに。
溜息を付きながら約束よ、と言い残して部屋を出て行く]
[昨日のもととは違うクロッキーブックをパラパラと確認すると、
その内のいくつかを抱えて宿へと]
/中/
ぎゃっふー。
間に合わなくて非常に間が悪かった…orz
箱の時計が遅れていたのに今気づいた馬鹿なおっさんでごめんなさいです。
/中/
11の……星……。
……白と……紅の……。
光と……闇の……先には……。
[こことは違う場所を見つめる瞳で。
どこか厳かな声でそう告げて]
[動く椅子に乗った青年の姿を物珍しそうに見る]
変わったものに座ってるね。
初めまして、僕はディーノ。
ここに滞在してる手品師だよ。
[貴方は?と名を訊ねて]
何だろう…彼女は占星術師だそうだから占いでもするんだろうね。
[そう言ってクローディアを見つめる。占い。自分も多少は縁があるもの故に興味はあった]
//中の人発言//
申し訳ないですが、C狂人の理由付けをするために、一日目は赤で話すことが出来ないです。
二日目から会話に参加いたします。
勝手な理屈申し訳ないですが、よろしくお願いします。
あ。会話できないのはキャラ発言で、中の人発言は応対いたします。
[宿にたどり着けば、そこには占星術師の姿が]
……あ、そう言えば、今日は村の事を占うんだって聞いたっけ……。
[レッグの疑問に同じく小声で返した直後に、クローディアが倒れこむのが目に入り、息を飲む]
え、な、なに……?
/中/
囁けない設定、了解です。
こちらも適当に設定を落としてゆくので、矛盾とか出そうだったら教えてください。
あと1日目に決めておくべきは何かあるかな。
[倒れ込むクローディア。その様子に腰を浮かしかけるがランディが受け止めるのを見て駆け寄るまでは行かず]
11の星?
白と紅?
光と闇の先?
一体彼女は何を見たんだろう…。
[クローディアを抱きかかえると同時に、目の前に無精髭を生やした男性もまた、クローディアを支えていた。
一瞬だけ、そっちに気を取られるが、意識はすぐにクローディアへと]
ちょっと!?
[クローディアの言葉を呆然と聞いていたが]
[倒れてゆくのを見れば流石に慌てて立ち上がる]
大丈夫そう?
[すぐに支えたランディとシャロンに向けて]
[心配そうに尋ねた]
〔シャロンとかち合ったが、気にしていなかった。ただ、今倒れこんだ彼女が心配でしかたなかった〕
〔そのシャロンを見据えて〕
おい、部屋を案内してくれ。
ベッドまで運ぶ。
…早く!
エリカ!お前もついてこい。
具合を見てやってくれ。頼む。
─翳り、凶事、11の星、白と紅、光と闇の先…ね。
[クローディアが漏らした言葉の断片を脳内にメモを取る。
情報屋として生きはじめた時からの癖のようなモノ。
そして、誰にも聴こえぬ声で呟く]
…一応は情報通りって感じかなぁ。
まあ、まだ点と点の集まりでしか無い…
大事なのは、その点が結ばれて出来る線と、その線が描きだす面ってねぇ。
[口元にはいつも通りの笑みを浮かべたまま]
とと、彼女を寝室に運んであげたほうがいんじゃない?
僕がエスコートしたいとこだけど、ちょっと無理だからねぇ…あはは。
/中/
すみません、即落ちですが顔出しのみ。
シャロンさんのご意向確認しました。
私は序盤に裏COしようかなぁと少し考えてたのですが、
お二人のご意見を伺いたくー。
意見によってはどちらにも転がれますのでなんなりと。
次に顔出したときに設定等落としますね。
ばたばたしてしまって本当に申し訳ないです…では落ち。
……あ、うんっ!
[しばし呆然としていたものの、ランディの言葉に我に返って頷いた]
リエータは、ここにいてね?
[どこか不安げな黒猫を床に下ろし、主人に水やらなにやら、必要になりそうなものの用意を頼む]
・・・貴女の占いは極度の集中が必要。
1人を占うことにさえ神経をやられるのに、村全体なんて、やっぱり無茶だったわね・・・。
[ついで、フランの言葉が耳に入り、それに答えた]
命に別状は無い・・・と楽観して言えるほどではないわ。
今までも大丈夫だったから今回も大丈夫というわけにはいかないし。
ましてや、今回はいつもよりもおおがかりだったんですから。
[次のランディの言葉に、キッと視線を上げて]
貴方に言われるまでもないわ。
手伝って頂戴。
[宿に入るなり起こった出来事に、はたと止まる。
倒れこんだ女性の発した言葉は耳に届いたものの、その意味するところは殆ど解らず。ただ、「凶事」という台詞には目つきが一瞬険しくなった。
女性を助け起こそうとする人々の輪から外れたところで、大人しくお座りの姿勢をして傍観している。]
そういうものなのか。
無理しちゃったんだね。
[シャロンの言葉を聞きながら]
[更に聞こえてきた声に振り返り]
あら、ノブじゃない。
……情報通り?
[怪訝そうにその笑みを見た]
凶事…悪いことが起こるってことか。
この村で何かが起こる?
しかし一体何が?
なんだろう、何か胸騒ぎがする。
この胸騒ぎ…前にも…。
[それは子供の時の記憶。全てを失った忌まわしき、記憶]
ディ…?
もしかして、あの”力”をまた使う時が来たの?
[己の中の”何か”に問う。どくん、と鼓動する音が聞こえた気がした]
/中/
さすがにID切り替えつつだと反応がどうにも。
クローディは勝手に動かしちゃってくださいね。
よろしく頼みますよ。>シャロン・ランディ
さってと。
赤組も忙しそうだし、どうしましょうかねぇ。
[無精髭の男性の力を借りて、どうにかクローディアの自室へと。
ベッドの上に寝かせて、衣服を少しゆるめようとしたが、無精髭の男性の視線に気づいて]
・・・もう結構です。
これよりしばらくは、男子禁制です。
出て行ってもらえますか?
[フランの方にニンマリとした笑みを浮かべたまま]
ああ、クローディアさんは占うと、すんごい疲れて倒れちゃうんだってさぁ。
聞いたとおりだからびっくりしちゃったよ。
情報としては知ってたけど、実際見るのは初めてだからねぇ?
[情報を持ってた事は晒す。クローディアの事を知っていたのも事実。だから、嘘じゃない]
ああ、すまねぇ。
エリカ、後は頼む。
〔クローディアに会えた嬉しさと、いきなり倒れこんだ事への心配が交錯し、しばし呆然としていたようだ〕
〔素直に酒場へと戻り、主人に声をかける〕
あとはシャロンとエリカに任せておけばいいだろう。
[極度の集中。倒れた要因は精神的なものらしい。占いは確かに精神を使う。それは今日嫌と言うほど理解した]
大丈夫かなぁ…。
と言っても何か出来る訳でもないし…。
[せめて邪魔にならないようにするべきか、と助ける輪には加わらず、ただその様子を眺める]
[無精髭の男性が部屋から出て行ったのを見送ると、エリカと共にテキパキと作業を。
体についているアクセサリーを外し、衣服をゆるめ、窓を開けて。
ややして持ち込まれたタライに入った水にタオルを浸し、きつめに絞ってから、クローディアの額へと]
クローディアさんに力がありそうだってのは分かってたけど。
……白と紅、ねぇ。
[人には届かぬ囁きに皮肉気な調子が混ざる]
[村の近くでは滅多に手を出したりしなかったのに]
[昼間のディーノの占いも思い出されて]
……厄介な。
〔フランの言葉に肩をすくめる〕
シャロンに追い出されちまったよ。男子禁制だっつってな。
〔と、苦笑い。しかしすぐその笑みは消える〕
息はしてたようだから、大事にはならねぇんじゃねぇかな。と、俺は思う。
〔思わず2階を見上げ、溜息ひとつ〕
うん、大丈夫だから、心配しないで、ね?
[下へ戻るランディにはこう言って、寝かされたクローディアの傍らへ。
手首を取って鼓動を確かめたり、熱を見てみたり、と一通りの診察をして]
……身体の方は、なんともない……かな?
ちょっと、栄養失調気味みたいだけど。
[少し痩せすぎじゃないかなあ、と呟いて]
精神的な疲労が原因みたい。
ゆっくり休ませて上げれば、大丈夫ですね。
(あ・・・)
[タオルをクローディアの額に乗せた後に気づいた。
手袋をしたままだった。
多少、防水の効果はあるとは言え、完全に水中につけた以上ビショビショに濡れることは否めないことだった。
濡れた手袋をつけたままなのは、多少不快だったが、人目のあるところで手袋は脱ぎたくない]
・・・。
[多少の不快さは無視することにした]
/中/
リディアさんお疲れ様。
こちらはどちらかといえば潜伏希望ですね。
だれかがCOしてしまった方が話は動かしやすいと思うので、その辺りはシャロンさん含めて話し合いましょう。
……設定はこれから生やしてゆく予定d(殴)
栄養失調、ね。
[だから、食事は取りなさいと言ったのよ。という想いと共に、ジロリとクローディアを睨んだ]
とにかく、大事なさそうね。今のところは。
良かった・・・。
有難う、エリカ。
貴方がいてくれて助かったわ。
それもそうか。
女性の寝室に踏み込むわけにはいかないよね。
[ランディの言葉に小さく笑ったが]
そうか、それならいいんだけど。
無理しすぎて倒れちゃうだなんてね。
[やはり笑みを消して二階を見上げた]
〔無意識に胸元に手をやり煙草を取り出し、おもむろに火をつけた〕
〔深いため息を誤魔化すように、ゆっくりと紫煙を吐き出す〕
…やっぱこんな月明かりの夜にゃいい思い出がねぇな。
〔ぼそり、呟く〕
/*
ああ、そうか。
2日目に受け取りでも、占った時間をずらせば良いだけか。
やっぱり2日目に取りに行こう、トパーズ。
*/
//中の人発言//
ん〜。
私も、占いCOしたいなぁ、と思っていたんですよね。
うん。大事なことだから始めに言っておくべきでした。
すいません。
その他の設定は特に考えているわけではないので、まずは、時間が出来たときに、ゆっくり話し合いましょうか。
[フランやランディの話を聞いてひとまずは大丈夫そうだと安堵する]
凶事、か…。
また”あんなこと”が起きたりするんじゃ…。
ううん、まさかね。
[豚肉の香草焼きを突付きながらぽつりと漏らす。すぐに首を横に振って否定をするも、心の中で胸騒ぎは消えず]
…あれ、パトラッシュ。
降りてきてたんだね。
今日もどこか行ってたのかい?
[騒ぎが収まり、人々が元の席へ戻っていくにつれて、外れたところで座っていたパトラッシュが目に入った]
うん、ちゃんと休んで、あと、落ち着いたら栄養ちゃんととれば大丈夫かな?
[にこ、と笑ってこう言って。
シャロンの言葉には、ふるふる、と首を横に振った]
いいえ、これがボクの、薬師としてのお仕事でもありますからっ。
[それから、ふと、濡れた手袋に気がついて、軽く首を傾げて]
……あれ、手袋したまま、水使っちゃったんですか?
[そんなに心配だったのかなあ、と。
向こうの意図も理由も知らぬままに、こんな事を考えて]
/中/
シャロンさんの占いCO希望も了解。
とりあえずまだ48h進行ですし、ゆっくり話し合いましょう。
まずは各自の希望や現時点での設定があれば順次オープンしちゃう感じでいきませんか?時間が必ずしも合うとは限りませんし。
つ【リアル大事に】
こちらも設定は適宜すり合わせていきますよ。
そのためにもあまり決めずにおいてあるので。
[さっきの騒ぎは何だったのか。
把握しかねたまま、人々が散ったその跡を眺める。
ディーノに声を掛けられたことに気付くと、微かに首を傾げ。
とっとっ、と足元に歩み寄り、その場に座った。
どこか曇った表情のディーノに、再び首を傾げる。
如何かしたのかと問うように。]
[エリカの何気ない一言に、ギクリとしたが、表面上は平成を装ったままで]
・・・今日も暑いですから。
水が恋しかったのよ。
[真顔のままで言う言葉は、明らかに的外れで。
ごまかすにしてもおかしすぎることに気づき、言葉を連ねた]
冗談よ。
ただ、手袋つけてたのを忘れていただけ。
[自分の傍に座るパトラッシュの頭を撫でて。首を傾げる様子に僅かに笑みを浮かべる]
何でもないよ。
きっと、僕の思い過ごし…。
[その笑みには翳りが見えるだろうか。食欲が失せたのか、皿にまだ半分残る豚肉の香草焼きをパトラッシュの前に差し出して、食べる?と訊ねた]
[水が恋しい、という言葉には一瞬きょとり、とするものの。
冗談と言われれば、なぁんだ、と楽観的な声を上げて]
手袋つけてたの忘れちゃうくらい、心配だったんですか?
[軽く、小首を傾げるようにしつつ、感じたままを口にする]
[二階へ運ばれていく女性と、一緒についていくエリカを見送って、適当な席へ付く。]
…あんな、こと?
[父親と喧嘩して夕飯すら食べてきていなかったのを思い出し、マスターになんかボリュームのあるものを頼みつつ、
帽子の人の言葉を聞きとがめ、訝しげに見やる。]
[溜息をつきながら座り直し]
[ディーノの声に視線を辿る]
おや、わんこ。
ナッツ…じゃ食べないか。
[食事を半分差し出すディーノを見て]
[肩を竦めてエールを口に運んだ]
//中の人発言//
とりあえず、決っている設定としては。
占いCO
クローディアの死体の第1か、第2か、その他か・・・まあ、とにかく発見者になり、そこからC狂人の能力を発現させます。
と、ここらへんですね。
後は思い出したら発言します(笑)
[丸い目をぱちくりとして。
ディーノの様子に、未だ納得いかない風を見せたが。
目の前に食べ物を提示されれば、腹は素直に空腹を訴え。
はぐはぐと豚肉の香草焼きを頬張った。]
〔ディーノの言葉を聞き流していたが、レッグの言葉を聞き、そういや…と現実に帰る〕
〔ディーノのそばに寄っていく〕
なんだ?「あんなこと」って。
彼女に何か関係あることか?
〔明らかに元気の無いディーノの様子に、二重に不安を覚え、少々語尾がきつくなる〕
[自分が紡いだ言葉を繰り返すレッグの声が聞こえ、聞かれたか、と困ったような笑みが浮かぶ]
気にしないで。
僕の思い過ごしかもしれないから。
[先程パトラッシュに言った言葉とほぼ同じ言葉を紡ぐ。いたずらに話して不安を書きたてる必要も無い。そう考えてのことだった]
・・・そうね。とても心配だったわ。
こんなことで、彼女に死んでほしくないですから。
こんな―――事故のように、私の目の前からあっさり消えられてたまるものですか。
[それは、聞きようによってはいかようにも聞こえる言葉で。
ただそれでも、死なれることがとても苦痛ということだけは、純粋に、強く]
―――さ。もう大丈夫です。
後は、私が見ていますから、エリカさんは降りていいですよ。
また、何かあったら連絡いたしますから。
・・・ああ、でも最後に、食事を持ってきてもらえると助かるわ。
起きてから何も食べてないものですから。
お肉と、魚を抜いたものでお願いしますね。
〔言葉を選んで話しているようなディーノの様子にさらに不安を覚える〕
思い過ごしでも構わない。
何か心当たりがあるんなら、聞かせてくれ。
〔先ほど己の放った言葉のきつさに後ろめたさを感じ、今度は慎重に、平静を保てるよう努力した〕
/中/
あ、そうだ。
クローディアさん襲撃はどうしましょうか。
宿がいいか、外がいいか。外ならどうやって誘き出すか。
…発見者になりたいシャロンさん、どうです?(笑)
ああ、いや…。
クローディアは、関係ないと思う。
…彼女が占った結果に関係するかも知れないけど、これは僕の過去の経験のことで…。
[そこで言葉を止めるも、若干ランディに詰め寄られる形になり、ようやく重い口が開く]
…彼女の占いの結果を聞いてから胸騒ぎが消えなくて。
この胸騒ぎを僕は過去にも感じたことがあるんだ。
そしてそれは現実になった…。
僕の家族が放浪中に滞在した村で…。
[少し言いにくそうに言葉を切る。少し間をおいた後に深呼吸してから続く言葉を紡いだ]
──…人狼が出たんだ。
//中の人発言//
何も考えていませんでした(笑)
なので、そこも話し合いましょう。
発言すり合わせれば、何かいい案も出ますしね。
……いなくなってほしく、ないんですね。
[静かな言葉から、少女が感じたのはそれで。
同時に、「いなくなる」という言葉は、何か、頭痛めいたものを頭の奥に呼び起こし、僅かに顔をしかめる]
ええ、じゃあ、お任せしますね。
[ふる、と頭を軽く振ってから、いつもの表情でこう言って]
……ちゃんとバランスよく食べないと、二人揃って栄養失調起こしちゃいますよ?
[頼まれた食事の内容にこんな事を言いつつ、部屋を出て階下へと向かう]
じん…ろう?
なんだ、それは…。
〔聞きたいけれど、聞きたくない。そんな風に思わせる単語ではあったが、好奇心の方が勝ってしまった〕
話せるところだけで構わない。
よかったら、続きを。
〔宿屋の主人に麦酒を頼むと、ディーノに視線を戻した〕
[ひょいひょいぱくりと香草焼きを食べ終わり、平和に皿を舐め始めた。ところで。
人狼。
その単語が耳に入った途端、動きが止まる。
パトラッシュの眼光が明らかに鋭くなった。
が、それは一瞬のこと。誰が気付くわけもない……だろう。]
[続き。その言葉に表情を曇らす。今回のことがそうとは限らないのに言っても良いものか。しばらく逡巡したのちにぽつりぽつりと話し始める]
人狼とは、人を喰らう獣。
普段は人に成りすまし、普通に暮らしている。
でも。
夜になると本来の姿に戻り、狙いを定めた者を喰らい、腹を満たす。
それが、人狼。
[御伽噺、そう言ったフランに頷いて]
でも、御伽噺じゃなかった。
本当に、出たんだ。
……?
何の話??
[降りてきた1階の様子に戸惑いながら、こう呟いて。
ひとまず、カウンターに行って、シャロンからの注文を伝える。
料理が出来るまでの間は、とカウンター席に腰掛け、近づいてきた黒猫を抱え上げて撫でる様子は、どこか不安げだろうか]
・・・。
[エリカが部屋を出てから、ゆっくりとした動作で、ベッドの横にイスを引き寄せて、クローディアの寝顔を見つめた。
それは、微動だにせず、静かに眠っている。
寝息の音さえ聞こえなければ、まるで死んでいるかのように思えた]
/*
……なんで僕が人狼の説明をしてるんだろうwwwww
いやまぁ、一度遭遇した設定にしてるからなぁ…。
いえーい、俺様死亡フラグげっとー?(ぇ
*/
(いっつもそう。
貴女は、気づけばみんなの中心にいて。
貴女のやることにみんなはついてきて。
貴女が倒れればみんなが心配して。
それを―――ずっとそばで見てきた私の気持ちが分かるかしら?
一番近くにいるのに、一番遠くにいる私のことが。
始まりは同じ。
なのに、焼けた家から救出された後は、天と地ほども人生が変わって。
私がどれだけ惨めな思いをしてきたのか、貴女には分かるかしら?
―――いいえ。分からせてあげるわ。
最後の最後。貴女が死ぬまでに。絶対。絶対)
ああそうさ、人狼とはそういうもの。
御伽噺なんかじゃないさ。
そして俺という存在もまた、御伽噺じゃねえってことだ。
……皮肉なことにな。
[目を覚まして部屋を出る。
少し寝すぎてしまったようだ]
・・・・・・・・ん?
[下に降りると、なにやら深刻な雰囲気に包まれている。
そして、ディーノの口から漏れた言葉に目を細めた。]
――人狼?
…人狼?
[出てきた単語に、あっけに取られた様子で。]
そんなん本当に居るん?
よーく…ガキの頃に母さんから…「早く寝ないと狼がくるよ」とか言われたけどさ。
そんなん御伽噺っしょ??
人を、喰らう?
人に成りすます、獣…。
〔くたびれたおっさんの乏しい想像力では形にならなかった。ただ、ディーノの様子にただならぬものを感じ、じっと聞き入る〕
〔運ばれてきたジョッキにも気づかずに…〕
(―――それにしても)
[シャロンは、クローディアの占いの言葉を改めて思い出した]
「翳り……星が翳りを告げている……。
何か……凶事が起きようとしています……。
11の……星……。
……白と……紅の……。
光と……闇の……先には……」
・・・いつにも増して深遠じゃない。
何が起こるのか分からないけど―――。
(―――要は、悪いことが起きるって事でしょ?)
……人狼……。
[小さな声で、呟く。
それの話は、知っていた。
薬草について学んだ中で……とある毒草の知識と共に、教えられたもの]
…………。
[ぎゅ、と。
無意識の内に、黒猫を抱える腕に力がこもった]
[ナッツを飲み下す]
[ディーノの言葉には困惑した様子で]
出たって、そんな。
[冗談だと思い込もうとして]
[失敗した]
[軽く咳き込みエールで流す]
なんだろ……頭、痛い……。
人狼……御師様に、教えてもらった……でも、それが実在するかどうかなんて……。
[御伽噺の存在なのだ、という認識は、少女も持っていて。
だが。
頭の奥の鈍い痛みと、疼くような心地のする肩は、それをその一言で片付けるのを拒んでもいるようで]
(それならそれで―――大歓迎。
私や、貴女が死んでしまうかもしれない恐怖はあるけど、それ以上に、面白い何か。
例えば―――世界への復讐の方法も見つかるんじゃないかしら?)
[思わず、クスクスと小さな笑い声が漏れた]
・・・うふふ。楽しみじゃない。
[少女のように笑う彼女の声は、誰にも聞こえることなく闇に消えた]
…御伽噺なんかじゃない!
その人狼騒ぎのせいで僕の家族は僕を残して死んだ!!
あれが御伽噺だとしたら、僕の家族はどうしてっ…!
[レッグの軽い言葉に流石に耐え切れず声を荒げ、ぎりと握った拳をカウンターに打ち付ける]
…っ!!
[無意識に叫んだ言葉。自分が漏らした言葉に息を飲み。徐に立ち上がると荷物もそのままに宿の外へと飛び出した]
……あ。
[零れた声に宿る困惑は、突然声を荒げたディーノの様子への驚きか、それとも言い放たれた言葉の内容への戸惑いか]
……家族……残して……残されて?
[ごくごく小さく呟けば、それに伴うように頭痛が増すような気がして。
軽く唇を噛んで、ふるりと首を左右に振る]
[宿屋を飛び出して着いた先は広場の中央]
…あれが御伽噺なら…実際には居ないんだったら、何で僕の家族はあの村で殺されたんだ…!
僕の大切なものは何故奪われたんだ…!!
[低く押し殺した声。広場の中央で立ち竦んだまま、俯いて涙を堪える]
あっ、おい。
…あー、悪い事聞いちまったみてぇだな…。
〔傍らに置かれたジョッキに今気づくが、口をつけようとは到底思えなかった〕
…すまん。今日はもう帰るよ。
〔と、席を立つ〕
/中/
にゃ。
誰かとはネタ被りしてるだろうなと思ってたけど、こちらとも被ってたかぁ(^ ^;
上手く回していかないとー。
[走り去ったディーノを目でちらりと追いながら]
あーらら、あららぁ。
だーめだよぉ。
御伽噺なんて言っちゃあさぁ?
君らは知らないかもだけど、人狼はほんとに居るさ。
実際に人狼に滅ぼされた村はいくつもある…
ま、もっともぉ?そんな物騒な話、きっちり表に出てくるこたぁ無いけどね。滅んだ村の情報が出てこないのは勿論の事、人狼を駆逐できた村だって…ま、表に出したく無いだろしねぇ?
[すーっと目を細めた後で]
めでたしめでたし、って訳にはいかないのさ。
御 伽 話 じ ゃ な い か ら ね
[響いた音に驚いて]
[ジョッキを置いてディーノを見た]
ディーノっ!?
[飛び出してゆくのを見送って]
[溜息をつく]
誰しも過去はある、か。
拙かったかしらね。
・人狼に対しての憎悪
僕の家族は皆手品が得意で、それを生業に各地を放浪していた。
それは僕らが小さい頃からずっと行われていて、定住したことは無いに等しい。
父さんと、母さんと、そして───僕の半身。
僕には双子の兄妹が居た。いつも一緒に行動していた。
僕達は2人で一つだった。
それなのに。
平穏な日々は、僕の大事な半身は突然その傍から消え去った。
滞在した村で人狼騒ぎが起きたのだ。
この手の騒ぎが起きると、まず矛先が向くのは素性の知れない外部からの者。
僕達も例外ではなく疑われ、父と母は村人の手により──。
しかし僕達には”力”があったために見逃され、人狼を炙り出す協力を迫られた。
僕達2人には人狼を探し出す力があった。
人の本質を見抜く力が。
2人揃っていなければ行使出来ないその力。
僕達は毎日村人をその力で調べた。
両親を殺したその村の人達のために…。
両親は死ぬ前、「村人は不安に陥り疑心暗鬼になっているだけ。彼らを憎んではいけない」と言っていた。
両親の最期の言葉。
理不尽さを感じながらも、両親の言い付けを守り、彼らを憎まず、人狼を探し続けた。
しかし、ある日の朝、目を覚ますと──。
半身の姿が無かった。
僕は必死になって探した。
唯一残った絆、己の半身。
探して、探して、探して、見つけた時には……半身は既に息絶えていた。
身体に残る喰いちぎられた痕と引っかかれた痕。
人狼の仕業だった。
こうして僕は大事なものを全て失った。
両親も半身も全て。
その後人狼は撃退され、僕は生き延びた。
だが共に歩むものはもう居ない。
一人で生きるしか無くなった。
それからだ、僕がこのような姿をし始めたのは。
半身を忘れないために。
そして僕の中に眠る”力”のために。
この力がいつかまた使う日が来るだろう。
2人で一つだったこの力。
僕一人では不完全。
半身と共に在らなければ完全なる力は発揮されない。
また人狼と邂逅するようなことがあれば、この力を使うことになるだろう。
この力のため、僕は自分でありながら半身でなければならない。
そしてこの力で人狼を駆逐してやるんだ。
失った半身の仇をとるために。
[カウンターに拳を叩き付ける激しい音に、身を起こす。
飛び出したディーノの後姿を視認すると、全開に開けたドアが再び閉まりだすその前に身体を隙に滑り込ませ、闇の中へ駆け出していった。
ディーノの背を、ただ、追いかけて。]
おやすみ、ランディ。
[席を立ったランディには小さく手を振って]
悪かったわね。
あたしの中じゃ御伽噺だったのよ。
そりゃ言い方を失敗したかとは思うけど。
[ノブの言葉には顔を顰め]
御伽噺じゃないから、ね。
[扉の方へと視線を向けた]
〔どうしたものかと逡巡したが、思い切って宿屋の主人にそっと耳打ちする〕
彼女が…目を覚ましたら…知らせてくれ。
〔それだけ言うと、飲まなかった飲み物の代金を支払い、宿を出て行った〕
[広場の中央に辿り着く。
立ち竦んだ影が見えた。
その後ろから、ゆっくりと近付いて。
だらりと垂れた手に、頭を押し付けるようにして自分の存在を解らせる。]
知ってるわよ、そんなこと。
でも御伽噺にしておいて欲しかったのよ。
ったく。
これまで平和にやってこれたってのに……
[顔を顰めて苦々しく囁く]
[飛び出したディーノに驚きながらも考え込む。]
人狼か・・・。
まさかこの村に出るかもしれないってのか・・・?
バケモノどもが・・・。
[やがて目を伏せると、小さく呟く。]
・・・・・・上等だ。
[響く頭痛を堪えていると、主人が声をかけてきて。
どうやら、先ほどの注文が出来上がったらしい]
あ、じゃ、届けないと……。
え、大丈夫だよ?
[少し無理矢理笑顔を作るものの、異変の様子はすぐに察知され。
こちらが届けるから、休んでいろ、という言葉に、結局頷く事となる]
うん……お願い……。
[小さく呟いて、ぱたり、カウンターに突っ伏す。
これじゃ、一人で帰れそうにないなあ、また御師様に怒られるなあ、と。
そんな事を考えつつ、*小さくため息をついて*]
〔まだ冷たく冴え冴えとした月光が降り注ぐ家路を急ぐ。広場を通ると、先ほど宿を飛び出した一人と一匹の姿が目に入った〕
…。
〔声をかけようかどうしようか迷ったが、どう考えても今の自分では役不足である。明日、非礼を詫びて、改めて話の続きを聞かせてもらおうと思った〕
[きつく目を瞑り、泣かないように食いしばるも少しずつ涙は滲んで来て。左腕の袖で目元を拭うと垂らした右手に柔らかな感触を感じる]
……ぱと、らっしゅ……。
[涙声でその名を呼び、涙で滲む瞳を開ける。その目には白くぼやけていたが、それが彼だということは理解出来て。その場にへたりと座り込むとパトラッシュの首に縋り付いた]
…我慢出来なくて叫んじゃったよ。
皆驚いてたかな…。
[ふわふわとした毛並みに顔を埋めて、くぐもった声でkと場を紡ぐ]
/中/
レッツ散弾銃!
って、こんな時間か。カルロスさん大丈夫かな?(苦笑
明日は昼間も夜の早い時間も多分箱前にいられないから。
ある程度今夜のうちに絡んでおきたいのですよね。
〔人狼…その言葉を聞いて、胸がざわついた〕
〔10年前の事故のときも、まるで獣に襲われたようだったと、当時は噂されていた〕
…いや。
あいつは…ジュリアは、村の外へ出て行く崖道から転落したんだよ…。
こんな月明かりの日は、いけねぇや…。
〔またおもむろに煙草をくわえながら、家の鍵を出す〕
あらら、エリカちゃんもお疲れか。
今日はここに泊めたほうが良さそうかな。
[小さく苦笑して]
あの人には明日の朝一であたしが伝えとくよ。
ちょっと頼みたいこともあるからね。
そうじゃないとまた怒られちゃうでしょ。
[マスターがこちらを向くのに]
[そう言って頷いた]
[軽く肩を竦めた後で]
ま、大概の人にとっては御伽噺さ。
この村に人狼が出たって決まったわけじゃぁないしね?
情報屋としちゃ、本物に会ってみたくはあるけどね。
けどま、御伽噺のまま終わるならそっちの方がいいんだろうね?
[と、いつものニンマリ笑顔]
さて・・・と、情報屋としての本分を果たしてこようかな?
[─キィキィと音を立てゆっくりと車椅子が宿の外へと]
[抱きしめるように首に縋り付かれる。
ディーノの発するその声は押し殺すように。酷く、切ない。]
[パトラッシュの眉間にある微かな眉が、少し困ったように下がった。迷うような間があって。]
……大丈夫さ。ただ、まぁちっと心配はしてたかな……。
[低い声がディーノの耳元に。
それは、パトラッシュの口元から。]
〔鍵を開け、帽子とジャケットを脱いで戸口にかける。そのまま明かりもつけず奥へと進み、ベッドへと倒れこむ〕
…。
〔もう、思考がまとまらなかった。奇妙な胸騒ぎと、クローディアの蒼白な顔が彼の頭を支配し、そして、いつしか意識は奪われていった…〕
[ノックの音で、物思いから断ち切られた。
先ほど頼んでおいた食事だろうと思い、気軽に扉を開けると、そこに表れた顔はむさい男性の顔で]
・・・ご苦労様。
[エリカが来なかったことを不思議に思ったが、所詮、自分の頼みなどこんなものかと嘆息して、マスターに適当に礼を言った。
食事を受け取り、またクローディアの前に座ると小さく独りごちた]
(・・・貴女ならこんなこともないんでしょうけどね。
私はこうよ。いっつもこう。
ねえ。貴女の力頂戴よ。
貴女の力もらったら、私も貴女の様になれるんだから)
ああ、そりゃそうよね。
カルロスさんも何か知っているのかと思った。
[焦った様子には軽く首を傾げて]
[けれど笑って頷いた]
何だかね。
疑うのとも違うんだけど。
実感わかないよ、あたしは。
[聞こえた言葉に動きが止まる。ここには自分とパトラッシュだけ。ならこの声は誰のもの?]
…今の声…?
え?
[パトラッシュの毛並みから顔を上げて、涙もそのままにきょとんとした表情でパトラッシュを見つめる]
あのねぇ。
物騒なこと言わないでよ。
御伽噺の世界の住人は御伽噺の中だけで十分。
[小さく溜息をついて]
そうそう、その方が絶対いいよ。
おやすみ、ノブ。
[肩を竦めて手を振った]
[呟いてみても、それは詮無きことで。
いくら過去を振り返ろうと、神様は、クローディアに祝福を。シャロンに厄災を与えたことに変化が起きるはずもなかった]
・・・嫌いよ、みんな。
神様も、人間も、世界も。
みんなみんな―――嫌い。
[フランに少し微笑んで]
そうだね。
いきなり人狼って言われても実感わかないだろうと思うよ。
ほら、俺は職業柄たまに噂とか聞いたりしてたから・・・。
[ま、当然逢ったことは無いんだけどね。
と、冗談混じりに答えた]
やっぱ驚く、わな。あー……、悪ぃな。
[くしゃ、と、その顔は笑みを浮かべたように見えたろうか]
でも、言葉無しで人を慰めるのって限度あると思わねぇ?
だから喋った方が良いかと思ったんだけどな。
[あー、怖がらせたかな、と首を傾げ。
そして耳をくるりと回す。]
んあ、誰か来るか?
ああ、おやすみ♪
御伽噺が怖いなら添い寝はいつでもしたげるよぉ〜。
にゃははは。
[と、フランに手をフラフラと振る]
─宿の外、じんわりとした蒸し暑さと、それを時折動かす夜風。キィキィと音を立てる車椅子は手品師と一匹の犬の前で止まる。
…誰かとお話中だったかな?それとも腹話術も使えるのかい?
傷心中のところ悪いんだけどさ、聞かせて欲しいんだ。
君が人狼に出会ったときの事。
[パトラッシュとディーノを交互に見たあと、ニマリと笑い]
…誰かに話すと気が紛れるかもだしねぇ?
わんちゃん相手でもいいけどねぇ。それなら立ち聞きさせてもらうし。…って僕の場合は座り聞きかな?えへへ。
…わっけわかんねー。
[深刻そうに話す大人たちを横目で見ながら、ぽつり。
ミートソースのパスタにカツレツ乗せてもらって、がっついて喰う。]
人狼とか言う奴が居るんなら、うちの親父でも喰ってくれりゃいいんだって。
そうすりゃこの村も少しは平和になるだろーしさぁ。
そっか。
危険と隣り合わせの職業だもんね。
何かあったときは頼りにしていいのかな?
[クスッと笑ってジョッキを手にして]
ね、少し付き合ってもらっていいかな。
何だか飲まないとやってられないんだけど。
一人で飲むのも、ね?
[困惑を滲ませた表情で]
[軽く首を傾げた]
[背後からノブが声をかける数瞬前にぱくりと口を閉じ。
ディーノに小さくウインクしてみせる。
それはまるで、今のは内緒だ、と言っているようにでも見えるだろうか。]
パトラッシュが喋っ…!
[ぱくぱと口だけが動き、声が出て来ない。ぐるぐると頭の中でどうにか整理し、気を落ち着けて]
…何だろう、犬が喋るなんて普通じゃあり得ないのに…でも怖いとかそう言うのは全然無い。
パトラッシュが僕達の言葉を理解してるような気がしてたからかな。
[その表情はまだ驚愕の色を見せていたが、怯える様子等は無く。誰か来る、との言葉には涙の残る目元をごしごしと擦り、目を凝らす。先程の驚きにより既に涙は止まっていた]
ちょっとグレッグ。
それは流石に洒落にならんでしょ。
[苦笑しながらレッグを見て]
ディーノが戻ってきて聞こえたりしたら拙いよ。
それに、エリカちゃんも。
[何だか怯えてたみたいだしと]
[軽く嗜めた]
…そんな化けモンなんかじゃなくたって、
人が死ぬことなんかいくらでもあるじゃねーか。
病気とか、事故とか…人に殺されたりなんかもすんだろ。
家族が死んだの認めたくねぇから化けモンのせいにしたいだけなんじゃね?
[帽子の人が叫んで出て行ったドアの向こうを見ながら、ぽつりと。]
[パトラッシュからのウィンクには小さく頷いて。声をかけてきたノブに視線をやる]
腹話術? 何のこと?
…あれは、あまり思い出したくない。
[話を聞かせて欲しい。その言葉に表情は険しくなる。さっきの状態ですらああなのだ。これ以上思い出したら何を口走るか。あまり口にしたくは無かった]
[フランの言葉に笑って]
あぁ、もちろん。
君みたいに可愛い娘なら、こちらから喜んで護るよ。
んじゃ、つき合わせて貰おうかな。
[喜んで、と笑顔で引き受けると、軽めの酒を注文した。]
フランよぉ、マジで本気にとってるん?
さっき倒れた美人のねーさんにしろ、ディーノとかいう奴にしろ、他所モンが勝手に言ってるだけだぜ?
今までこの村じゃそんなヘンな化けモンの噂なんかほとんど無かったしさぁ。
そりゃそうだ。
人の生命なんてどこで尽きるかわかんないんだから。
[レッグの言葉に苦笑をこぼし]
あの真剣な様子に呑まれちゃったか、あたしも。
もう少し気楽に考えるかな。
/*
何かこう、今までにやったことないキャラをやってる気がして楽すぃYO!!ww
でもちゃんと設定全部昇華出来るか不安www
*/
やった、これで安心できるわ。
可愛いだなんて言われると照れちゃうけど。
[クスッと笑って]
[マスターに発泡酒を頼み]
それじゃ、乾杯。
[カップを軽く当てて鳴らした]
あぁ、乾杯。
[カップを合わせて軽く煽る。
そして、レッグの方を向くと]
ま、そう思うのも無理ないと思うけどな。
正直俺だって半信半疑だ。
でもま〜、用心するに越したことは無いと思うぜ?
本当に宝石目当てだったら驚きだけどな。
宝石泥棒か。
万が一の時にも、鉱山を荒らしておいたらそのまま誤解してくれるかしら。
[いつもより弱い酒を口に運び]
これ以上何も言わず、何もせずにクローディアさんがいなくなってくれないかな。
後はディーノもいなくなれば騒ぎは消えるでしょうし。
…面倒は避けたいのよ。
[淡い期待とともに飲む]
[ディーノの方をチラリと見た後で]
・・・そっか。じゃあ仕方無いねぇ。
ま、いいよ。その内気がむいたら話してやってよ。
[手をすっと差し伸べて握手をしたまま]
…今にきっと話さなくちゃならなくなるからさぁ?
用心ったってなぁ。
何すりゃ良いんだか、さっぱり。
[ほっぺにミートソースつけたまま、ぽつりと。]
ぁー、酒いいなー、酒っ。
俺にも頂戴ー。
…今に?
本当に、あれがまた起きるとでも言うのか!?
僕の全てを奪った、あの事件が…!
[差し伸べられて握った手が徐々に強くなるのを相手は感じるだろうか]
レッグ、ほっぺた。
[自分の頬を指差して]
[ソースがついたままだと教え]
あ、飲むのはいいけど気をつけなさいよ。
昨日のランディみたいになったら目も当てられない。
ここに泊まっちゃうんならいいけどね。
[親父さんに怒られるでしょと]
[クスクス笑った]
[ニンマリとした笑顔は消さないままに]
にゃははは。痛いってばさぁ。
見てのとおりのか弱い僕だから、あんま苛めないで♪
[握られた手を軽く振りほどいて大げさにヒラヒラさせながら]
…全て、なんて奪われては無いんじゃない?
ま、今度こそホントに「全部」奪われちゃうかもだけどねー?あれが「御伽噺じゃない」って言ったのは君自身だよーん?
/*
そう言えば占い先どうしようかなぁ。
デフォだとリディアになってる(笑)。
現状不信感を煽られるのはノブ。
信頼したいのはパトラッシュ。
この2択かなぁ。
*/
…君には分からないさ。
僕にとって”あいつ”は全てだった。
僕の命よりも大切だったんだ。
[キッとノブを睨み付けると、座っていた状態から立ち上がり、ノブに背を向ける。パトラッシュに、行こう、と告げると宿屋へと足を向ける]
そうだ…奴らは僕の半身を奪って行った!
あいつを僕から奪うくらいなら、僕も一緒に死にたかった!
どうして僕だけ生き延びたんだ…。
一人は嫌だよ。
──ボクヲヒトリニシナイデ、ディ…──
[去っていく二人?を見送りながら]
あーららぁ。嫌われちゃったかねぇ?
[と、肩を竦めてクシャミを一つ]
へくちっ…なんか寒いやぁ。
ま、今すぐ戻るとアレだから、もうちょっとしたら宿にもどろっかなぁ。
[ひざ掛けを広げて脚にかけ、ぼんやりと夜空を見上げ]
[ディーノの言う「あいつ」が気になりながら。
車椅子のノブを背後に残し、ディーノの後を追って宿に戻る。
途中、ちらっと後ろを振り返ると。
冷たい月の光を背にして、夜空を見上げるノブの姿が見えた。
それに肩をすくめる(?)ようにして。踵を返して、宿の中へ。]
/*
背景設定をもうちょっと。
・外見が中性的な理由
双子の兄妹を想い、一つであろうとしている。
2人で一つ。その考えが根底にある。
それにより”力”が行使出来るとも思い込んでいる。
実際のところ、使う”力”は元々ディーノに備わっていたもので、半身は精神的にディーノを落ち着ける存在であっただけ。
・本名
女性:ディアナ=ノルドハイム(Diana=Nordheim)
男性:ディートリヒ=ノルドハイム(Dieterich=Nordheim)
ディーノの性別が決まれば、自動的に反対の性別の名前が半身の名前に。
故にディーノは半身を呼ぶ時に『ディ』と呼んでいる。
半身から自分を呼ばれる時も『ディ』だった。
・実年齢:16歳
*/
[宿屋に戻ればカウンターに向かい、残っていたレモンジュースを飲みきって。主人に代金を払うと荷物を持って2階へと上がって行く。
その間誰とも関わることはなく、一言も言葉を発さない。その表情だけが苦痛に歪み、誰とも話したくは無いという雰囲気を醸し出していただろうか]
[パトラッシュが部屋までついて来れば部屋の中には入れて。それでもそのままの格好でベッドに*倒れこむだろう*]
[扉が開きディーノが戻ってくる]
[けれどとても声を掛けられる様子ではなく]
[無言のままにそれを見送って]
困ったもんだ。
明日になれば落ち着いてくれるかしら。
[微妙な空気を振り払おうとするように]
[小さく笑ってカップを傾けた]
手品師 ディーノは、情報屋 ノブ を能力(占う)の対象に選びました。
そろそろ戻ろっかなぁ。
[─キィキィと音を立て、ゆっくりと車椅子は宿に戻っていく。
扉を開けると幾人かの視線がこちらに来るのが判ったが、フワフワと欠伸をして]
いやー、星を見てたら眠くなっちゃったよ。
今日は僕もそろそろ寝るねぇー。おやすみー。
[先制してそう告げると早々に自分の部屋へと*引っ込んだ*]
[何も言わずにベッドに倒れこんだディーノに、ふうと溜息をつくようにして。]
ったく、何だかよく解らんが。
せめて靴脱いで布団被れっつーの……。
[前足と口を使って、靴を脱がせて放り出し、シーツを被せて何とか寝れる体勢にしてやり]
…お休み。せめて良い夢を。
……現実は、残酷だからな。
[そう呟くように言って、窓の外の月を暫く見上げた後。
ベッドの下に丸まって、目を閉じた。]
/*
…おかしいな。
ネタでクローディアの今後を占ったら『Death』の逆位置が出た。
『Death』自体は死の意味もあるけど、逆位置だとそれこそ逆の意味になる。
再生や復活の意、一体何に当てはまるのか。
更新って意味だったらちょっと納得(それは村の更新)。
*/
…んぁ?ついてる??
[くしくしと袖口で頬を拭って。]
ぁー…どうすっかなぁ?親父まだ怒ってんのかな…。
悪ぃ、やっぱ帰るわ。
酔って朝帰りとかやらかしたら、半殺しにされちまう。
[脇腹さすりながら席を立つと、代金を置いて外へ。]
はい、気をつけてね。
[レッグを見送って]
[まだ暫くはそのまま飲み続けて]
そろそろ帰るわ。
カルロスさん、付き合ってくれてありがとう。
それじゃおやすみなさい。
[小さく微笑んで立ち上がり]
[マスターに代金を渡して]
[手を振りながら*帰っていった*]
…星読みか……わっけわかんねー……
[夜空を見上げながら、通りを歩く。
…物騒な話は気になったが、信じたくないというのが本音で。
とりあえずそれよりも今は、親父に見つからずに帰ることのほうが重要だった。]
[結局酔えなかった]
[普段とてそうそう酔えるものじゃないが]
[いつも以上に醒めた思考のまま]
人狼の御伽噺、か。
暫くは必要無いと思ってたんだけど。
[月を見上げて]
予感がするのよね。
例の状況が発生するような、さ。
[溜息をつく]
[これまでは考えもしなかった]
[この村で力を解放することなんて]
でもね。
多分……
[今回はそうもいかないと]
[勘が告げる]
……ん?
[夜空が明るく輝いた気がして、空を見上げた。
尾を引いて落ちてくる、流れ星。]
って、早いっての!願い事言えなかったじゃん!
[梢に消えたそれを、目で追って、落胆の声をあげる。]
…あ、あれ…?
[突然の耳鳴りと眩暈に、思わずよろめいた。
胸元に熱さを感じて手をやると、指先に触れたのは母の形見のブルートパーズ。
何とか広場のベンチまでたどり着くと、そのまま動けなくなって*ぐったりと座り込む。*]
ん、あぁお休み。また明日。
帰り道は気をつけてな。
[フランが帰るのを見送ると、残った酒を飲み乾す]
・・・ふぅ。
そろそろ俺も寝るかな。
マスター、代金ここに置いとくぜ。
[スッと立ち上がると、礼を言って自室へと*去っていった*]
/中/
わんこ、人語解してるし(笑)。
ところでレッグは能力者なんでしょか?
や、これで赤組だったら、盛大に「まーたーかーっ!」と叫びますよ、うん。
(RP村で霊能やると、縁故が赤組に偏る中のねこ。ほんと、例外は某五月雨セシィくらいだろうか)
これで占だったら、違う意味で笑うけど。
それにしても、やはり夜型進行だにゃー。
まあ、そこらは覚悟済みだし、頑張ってついていかにゃーと。
/中/
あ、えと占CO希望ではなかったのです。
すみません…私の言い方が悪かったですね。裏狼COというか、表でも若干狼臭を出していこうかと思ってたのですよ。
なので占COはシャロンさんにお任せしたくー。
と、設定についてですが。
決まってる部分としては、兄は占い師で既に死んでます。
兄の言いつけで人狼の能力を打ち消す薬(飴)を服用中。先天性なものなので効き目は薄いですが、人を食べたい欲求は抑えられている様子。人狼騒ぎの経験はありです。
[翳り。――凶事。]
[占星術師らしい女性の言葉に眉を顰め。
周囲の混乱から離れたまま、倒れたその女性に
人知れず冷ややかな視線を送ってから騒ぎを背に宿を出て行く]
……いるのね、此処にも。
[黒い空を仰ぐ]
……また面倒なのが現れたものね。
ああゆうの、本当に迷惑だわ。
[ちりん ちりん]
[鈴の音が気持ちを煽る様に五月蝿く鳴く]
[頼みもしないのに何度も頭に入ってくる人ならざる声]
[しかしそれには応えようとはせず]
[できることなら]
[何もないままに此処を]
タイミングが悪すぎるわ。……今夜のうちに―――。
[その後の言葉を阻もうとする不安を頭からかき消すように]
[アゼルの家にたどり着くと]
アゼル、アゼル?ちょっと悪いんだけど。
……開いてるんでしょう?入るわよ。
[返事も待たずに部屋に入っていく]
[背を向けていたアゼルは作業台に向かったまま、
そんなに急ぎだったのか、と]
悪いわね、急かすつもりはなかったんだけど。
途中でもいいの。今の状態で構わないから貰えないかしら?
[作業の手を休めてアゼルが煙草に火をつける。
大きく一息吐き出した後、できてるぜ、と小さな小箱を持ってくる。
『―――大事な奴から貰ったものなのか?』]
ええ、とても大事な人からね。
[関係ないでしょうと言わんばかりの顔でアゼルを見上げ]
[その手から奪い取るように小箱を受け取る]
[開けば見事な赤石の指輪。右手の薬指にそっと嵌め]
綺麗……。
ありがとう、やっぱり貴方に頼んで良かったわ。
気持ちよ、受け取って。
[腰の小袋からいくらかのお金を取り出し。
いらない、というアゼルにしぶしぶそれを受け取らせる]
それじゃ、ちょっと急ぐの。おやすみなさい、アゼル。
[機嫌を良くしたのか、笑顔で手を振って外へ出る]
[少し軽くなった足取りは自宅へと]
[手持ちのクロッキーブックを持ってきたままの荷物に詰め、
向かうのは村の入り口]
[おい!どうなってんだ!
それが……すぐ近くで急な崖崩れがあったようで……
なんだと?ちょっとお前寝てる奴らたたき起こして来い!
お前らも早くしろ!確認に行くぞ!
――響く自警団員たちの声。]
[その声に、瞳を大きくし。溜息の後ふっと笑いすら含む]
[もと来た道を*辿り始めるまでにそう時間はかからなかった*]
/中/
う、クローディアさん襲撃についてはノープランでしt(
こちらが襲撃ということになっても問題はなしですよーと
いったところで離席です。
襲撃はシャロンさんの方でよければ中の方が良いのかなとか。
クローディアさんを外に誘い出すの難しそうな気がしたって
くらいの理由なのですが(ぁ
ではまたです。
/中/
うぅー…絡み少なすぎるorz
というか、狼希望しておいて占われもせずに吊られたら
申し訳なさすぎるなぁ……切ないしorzorz
1人時間帯がずれ過ぎですよね、あうぅ。
[駆けてゆく足音]
[交わされている言葉]
崖崩れ?
…閉じ込められたってか。
[溜息をつく]
[これでもう決定的になった]
[一度始まってしまえば]
[どちらかが倒れるまで終わらない]
[それは身をもって知っている]
何でここで起きるかな。
あと5年はいられると思ってたのに。
[溜息が漏れる]
[生き残ろうと思うのならば]
[隠し続けてきた牙を剥かなければならない]
[やがて響いてきた声に]
[唇端を軽く上げた]
…やっぱりね。
[誘うように流していた思考]
[それが聞こえるのは]
我が名はエリス。
共に囚われし同胞、こちらでの名は如何?
[歌うように囁く]
[それは隠名にして真名]
[流れる血脈に刻まれた人狼としての名前]
/中/
>>*16了解。それじゃシャロンさんが2日目以降占いCOでGo!
こちらも人狼騒ぎを切り抜けた経験有りです。
基本的に仕入れの度に足を伸ばして人を襲っていました。
衝動はそれで開放、飢えそのものは抑える術を身につけています。我慢しているだけですから、崩壊する危険性はあるのですけれどね。
>>*21
襲撃はどちらでもいいですよ。
狼を仄めかすなら、そちらが襲撃した方がそれっぽいことやりやすいですかね?
必要なら赤からの手助けはしますし(笑)
そして折角なのでCNを名乗ってみたり。
演劇村設定では、先天性の人狼なら無意識の内にこれを知っているはずなので。
面倒なら「そんなの知らない」とでも(笑)
/*
結局昼に出れそうもないので、今まで出た石の石言葉でも落としていこう。
フローライト (和名: 蛍石 ) 〔石言葉〕 秘密の恋
決断力、公平な精神
ブルー・トパーズ (和名: 黄玉 ) ・・・ 教養、学問
ルビー ( 紅玉 ) ・・・ 熱情、仁愛、威厳
*/
[昼。自室で目を覚ますと、昨日何も被らずに倒れこんだはずなのに、靴を脱ぎ、シーツを被せられていることに気付く]
あれ…僕昨日はあのまま…。
[寝たはず。そう思ったが、起き上がり散乱している靴を見て納得したような表情に]
そっか…パトラッシュが…。
昨日はありがとう。
[ベッドの下で眠るパトラッシュに感謝の言葉を向ける。彼が居なければ昨日、あの情報屋の男を相手にまた荒れに荒れていたかもしれない。あの程度で済んだのはパトラッシュのお陰だろう]
…人狼…奴らがここに…。
いや、まだそう決まった訳じゃない。
奴らが来ないに越したことは、ない。
[しかし胸の奥の不安は拭い切れず、心臓の辺りの服をぎゅっと掴む。ややあって傍に置いてあった仕事道具の中からジャグリングに使うボールを一つ取り出す。透明なそれの中央にはブルーレース・アゲート。それを手で握るとベッドの上に仰向けに倒れこみ、心を鎮めようと瞳を*閉じた*]
/*
ブルーレース・アゲート(瑪瑙)/動揺を鎮める
10個あるジャグリングボールの中の一。
全部に宝石入ってて、意味もあり。
その他のボールについてはまた今度。
*/
――昼過ぎ――
[ベッド下で、そっと薄く目を開けた。
先程は、ぼーっと覚醒と夢の間をうろうろしつつ、さて起きようかと覚悟を決めたところでディーノに感謝の言葉をかけられた。
正直目覚めるタイミングを完全に逸して、困って目を閉じ寝たふりをしたまま暫く丸まっていたのだが。
ディーノががさがさと動いて、また静かになって。
とりあえず薄く目を開けて、もう暫く待った。
そうして、そろ、と気配を殺して動く。
集中しているのか、再び眠ってしまったのか、そもそも気にしていないのか。ディーノがパトラッシュの動きに気付いた様子はなさそうで。そのまま、音を立てないよう注意して静かに廊下に出た。]
[廊下両側に並んだ幾つかの客室。
とある部屋の前で、昨日倒れた占星術師の匂いを感じ、立ち止まる。恐らくまだ目覚めていないのだろうが。
――彼女がやった、この村の占いとやらの結果を思い出す。
凶事?
何が起こるというのか。
あんなに人を不安にさせて、具体的なことは何も言わずに。]
……………。
[一瞬、眉根を寄せて。
それから1階への階段を降りて行った。]
……随分と機嫌が良さそうね、エリス。
村の外の方、なのかしら。
私は……私の名は、クレア。
[それは確かに生まれ持った名で]
[二度と名乗らないと決めた名で]
[状況を楽しむような相手の様子に苛立ちの篭った声でそう囁く]
[こういう聞き方をするということは]
[向こうも村の人間だったということか]
機嫌がいい?
そんなわけないでしょう。
[届く苛立ちの波動]
[微かに苦笑する]
[この状況では冷静さが何よりも必要とされるのに]
クレア、ね。
貴女、こうした状況に置かれたことはあって?
[その気配を感じる方向へ]
[足音も立てずに近寄ってゆく]
/中/
>>*25
ふむ、私がやると今はまだ殆ど食べるというよりは排除する、になってしまいそうですが。(それでも多少は口にしますが)
シャロンさんがもし発見者になるという時にそれだとってことならフランさんにお任せの方がいいのかなぁ?
なるほど、襲撃からの裏狼COで仄めかしか。酷くあからさまにならないように配慮しつつもそれも可能ならばーとも。
[余裕ともとれるその声に苛立ちはまだ押さえられず]
……ええ、一度だけ。
[この村では―――]
[その約束はもう、果たせそうにはない]
[相手の声を確かに感じてその思いは苛立ちを増幅させる]
[と、僅かな気配に足を止め]
……貴方今、何処にいるの?
そう、ならば分かるわね。
これから先に何が起こるのかは。
――何をしなければいけないのかも。
[視界の先に映ったのは]
[苛立ちもあらわな表情の少女で]
……貴女の目の前、ね。
[大きく跳躍して姿を現す]
[困ったような表情を浮かべて]
改めてこんばんは、クレア。
[溜息と共に右手を上げた]
//中の人発言//
クローディアをあまり食べないでもらえると、私のプラン的にも嬉しいです。
最悪でも、心臓だけは残しておいてほしいなぁ、と。
後、中での襲撃了解です。
その方向性だと、第1発見者になれる可能性高いですしね。
//中の人発言//
ちなみに、占い結果はギリギリまで、本当の結果を出す予定でいますけど、大丈夫でしょうか?
1人目の狼なら黒出しますし、村人の方も極力白を出す方針で今のところ考えているのですが。
―――っ。
[目の前に現れたのは]
……嘘、でしょう?
[村の外の人間どころか、それはよく見知った顔で]
[苛立ちも吹き飛んだように、大きく瞳を見開いたまま]
貴方が……エリス……。
[そう呟くのが、やっとで]
>>*32 >>*33
了解ですー。占いってまとめ役がいないから割とフリーなのですよね?詰んじゃったりするとまずいですけど大丈夫じゃないのかな。
あ、ちなみに私個人はリディ黒出しOKですよ。こちらで会話できるようになってからでもその前でも大丈夫だと思います。
そう、残念だけどね。
[村の人だったりするの、と]
[呆然とするクレアに肩を竦めて]
まあいいわ。
知らない人間よりも動きやすいと思いましょう。
お互い、切り抜けてきた経験もあるみたいだし。
[そのまま道の途中で話すわけにもいかず]
[建物の影へと誘った]
[この村の人間と、この村を――?]
[物陰でもう一度エリスの顔を窺うもその表情はあっさりしたもので]
……冷静なのね。貴方もあの人の占いを聞いたんでしょう?
白と紅の11の星……どちらかが欠け切るまで……
土砂崩れがあったの。……偶然なんかじゃない。
[興奮と不安交じりに囁きながら、それでもどうにか冷静にと
言い聞かせながら]
聞いてたわよ。
クローディアの占いの腕は確かだわ。
よくもまぁ、この村で発揮してくれたこと。
[ホンの僅か苛立ちを滲ませて]
[けれどそれは即座に消えて]
焦っても仕方が無いでしょう。
この状況を打破するには、結局はそれしかない。
……白の星を全て砕くしかね。
さもなければ私達が消されるだけ。
それともクレア。
貴女は別の方法を知っていて?
[皮肉気に口の端が歪んだ]
>>*38
んあ、なるほど。そうなんですよね、占い師さん早く食べちゃいたいところ。でも黒発見しないままも見せ所なくてあれなのかなとかでこんな動きに。裏狼COもそこからーなのですけど。それに黒確定してからのRPも楽しそうですよね。
でも絡みがあまりに少ないから難しいかなぁ…(苦笑)
[エリスの表情に顔が強張る]
……意地悪ね、エリスは。
分かってるわ。望もうが望まなかろうが、同じこと。
消されるなんてごめんだわ。
……貴方が居てくれて良かったわ。改めて、宜しく。
[ふぅ、と大きく溜息の後]
ところで……クローディアっていうのね、あの占い師。
その後はどうなの?何か知ってる?
[瞳の青にはようやく冷静さが戻り]
//中の人発言//
2人目パンダが出たときは、屁理屈話術の見せ所ですね(笑)
なんとかかんとか、吊らせないように流れを持っていくしかない。
クレアに関してはおまかせします。
どちらに持っていっても大丈夫だと思いますので。
悪かったわね。
分かっているのならそれでいいのよ。
[クレアの言葉にクスリと笑う]
[溜息に続いた言葉に目を細めて]
倒れてそのまま。
私が出てくるまで意識を取り戻す気配も無かったみたい。
実際動く音も聞こえなかったわ。
[宿屋の方へと視線を投げ]
それだけ大きな力を使えるということね。
身体がついていかないほどの力を。
もし回復して次の占いをすれば……
[黄玉の瞳が冷たく光る]
……させるわけにはいかないでしょうね。
>>*45 >>*46
裏狼COのご意見了解です。
分かりやすく裏狼COしてもそれに占い師さんが乗るかどうか分からないので占われるかは定かではない、というのはあり。
黒発見を見せ場として持って来たいかは占い師さんの判断に任せていいかなぁって思ってたのですよ。
でもあれかな、そうなるとエリスの負担が大きくなってしまいかねないですね、ふむー。
実は一番危惧しているのは「ただ吊られてしまうこと」なのですよ(苦笑)
せめて占ってー!という中の人の我侭混じりでもあり(慎
/中/
あ、そーだ。シャロンさんへ。
私ここにいるのにクローディア動かさなくてごめんなさいです。
でもここは赤を優先しておきたいので。
クローディア、回復してすぐに占おうとするんだろうか。
明日とか、上手く絡める時間があると良いのだけど。
まあ、基本はNPCなのでご容赦下さい。
[エリスの言葉にこくりと頷き]
ええ、それは避けなくちゃならないわ。
彼女に人知れず接触することは可能そうなのかしら?
確か……彼女の友人を名乗る人間がいたはずだわ。
宿も外部の人間のせいでだいぶ人気があるし。
[腕を組み眉を顰めながら、なにやら思案顔で]
>>*46
あ、こっちも言い方が拙かったかな?
二人目って、占われるのが二人目という意味です。
確定黒>パンダ吊り>エンドは悲しいかなと(笑)
そこは占い師さんの腕を信じればいいですね。ガチ思考が入りすぎると危険というだけですから。
どうにも心配症ですみません(笑)
>>*48
そこは、霊能アピールで魅せてもらいましょう(笑)
>>*49
…私がガチ思考に毒されていた(汗)
そうですよね、狼COした方が占師としては逆に楽だ。
どちらに動かすかは向こう任せ。うん、それでいいと思います。
負担に関してはお気になさらず。選んだからには頑張ります。
ただ吊られたくないというのも分かります。どうせなら華々しく散りたいものですよね(笑)
>>*50
いってらっしゃいませ。私はあと1時間ほどで離席します。
今夜は戻りが少し遅くなるかも。
どうかしらね。
下手に動くと気付かれそう。
聡い人間も多いし。
[思い浮かべるのは]
[わざわざ泊まっている車椅子の情報屋と]
[傭兵だと言っていた男]
ああ、シャロン。
確かに彼女は引き離さなければいけないでしょう。
後は……そうね。
クローディアは普段から村に来てもあまり外には出ない。
どうにか部屋の中で始末さえしてしまえば。
発覚は遅いかもしれないわ。
[軽く顎に手を当て暫し考え]
[やがてその手を離すと]
[薄く笑った]
下手に誘き出すよりも。
まだしもその方がマシそうだわ。
シャロンを彼女から引き離して。
後は喧騒に紛らせて。
片付けるのがいいと思う。
[月光の中でその瞳は]
[冷たく金色に光った]
/中/
>>*50
はい。また後で、ですー。
>>*52
ただ吊られてしまうと盛り上がりに欠けてがっかりさせてしまいはしないかと不安になったもので。勿論、そうならないようにできる限りはするつもりなのですが…。
リアルタイムでいう明日もかなり不安定な登場になりそうなので。(赤等の原稿は事前に用意しておくので問題ないです)
うーん、それじゃ、ちょっと強めに狼臭振りまいてみる方向で。
何かあれば宜しくです。
ああ、そう……シャロンって言ってたわね。あの人。
[表情を作らずにぼやく]
うまく引き離すことができるかしら。
あの人、随分難しそうな人に見えたけど。
……貴方に彼女を任せられるなら、私が彼女に会いにいくわ。
今は、お腹が空いてはいない?
[輝いた金色を見つめ]
[くすりと笑いながら窺うように]
そう、シャロン。
彼女も不思議な気配をしていたわよ?
[人との間に一線を引いている]
[その徹底さを思い出して]
そうね、あまり簡単ではないと思う。
けれどまあ、やってみましょう。
その間にクレアは彼女の所へ。
[続いた言葉には肩を竦め]
食餌はしてきたばかりなのよ。
おかげで冷静さは保ちやすいけれど。
[戻した瞳は]
[元の黄玉の色を返した]
そう、ならそれで。
でもあまり怪しまれるようなら、無理はしないで。
……私も最近満たしたばかり。
今は薬で押さえられているけれど。
[面倒事を薬で抑えられるなら楽なものだわ、と
こちらも方を竦めて見せ]
……今夜は会えて良かったわ。
また明日にでも。私も宿に顔を出すようにするわ。
[面倒だけどね、と溜息を漏らしつつ荷物を持ち直す]
ええ、気をつけるわ。
[薬と聞けば軽く首を傾げて]
[その手のものを頼ったことは無かったから]
[しかしそれを問うことはせず]
お互いに良かったわね。
理性を保っていられる時期で。
[小さく笑って頷いて]
そうね、私も会えてよかった。
おやすみなさい、また明日。
[軽く片手を上げると]
[現れた時と同じに音も無く]
[闇の向こうへと*消えていった*]
ん、おやすみなさい。
[今度はエリスを手をあげて見送って]
薬も……暫くは必要ないのかもしれないけどね。
[一瞬その表情は暗いものになるも]
[ちりん ちりんと自分もまた*歩き始め*]
/中/
Σ
しまった、>>*61はどこをどう見ても中身CO!
日記に書くって、お前っ!(殴)
うーうーうー。
赤組のお二人、ごめんなさいですよぅ。
多分なめさんとそらさんだと思うんですが(苦笑)
ああもう。慌てて書くとこれだから(汗)
思考垂れ流し注意報ならぬ警報発令中(溜息)
/中/
>>*61
事前キリングってメモとかで吊り先明言→処刑先明らかにってことなのかな?確かにその方が、吊られる人に優しいかもしれないですね。あ、私に関しては無理はしてないので大丈夫ですよ。
と、もうひとつよいです?
クローディア襲撃は明日の夜(リアル水曜)でいいんですよね?
もし間違っているようでしたらご指摘お願いしたく。
では私もこれで一度失礼します。
次は不定期ですが2〜3時間は空くと思います。また後でです。
[クローディアはいまだに目が覚めることも無く。
シャロンが部屋から出ることもなく。
ただ、見守るようにそばに居続けた。
時間はどれくらいたったのか良く分からない。
太陽の光が差したことから、朝はすぎたのだろうということぐらい。
たまに、マスターが食事を持ってきてくれて、それを受け取る時以外は、ほぼ動かずに。
ずっと、クローディアのそばで座っている
何があってもすぐに動けるように。
シャロンは、ずっとクローディアを*見守っている*]
[昨日と同じように宿入り口の扉を開け、外に出る。
広場には行き交う人々。
なんとなしに、騒々しい、と感じた。
昨夜の占い結果がもう村中に広まったんだろうか。
占い師の言った戯言など、そう気にしたものでもないだろうに。
それとも戯言が真実と確信できるような噂でも元々あったのか。
――ま、面倒になったら村を出ればいいか。
そう考えて、ひとつ頷く。
そうだ、逃げ場はここだけじゃない、どこにでもある。
ディーノだっていざとなればこの村を出れば良い。
もし仮に、万が一予感が当たって人狼の惨劇が訪れたとしても。事前に逃げてしまっていれば関係のない話だ。
帰ったらディーノにその提案をしてみようと思いつつ。広場を横切り散歩に出かけた。
背後に残した騒々しさが実は――村が封鎖されたことに起因するとは知らずに。]
〔昨日いくつか作った試作品の工具を作業小屋に運び、鉱夫たちとの談笑を終え、教会でのお祈りを終えた頃には日差しが一番きつい時間帯になっていた〕
今日も熱いな…。こう熱いと、寝つきが悪くなっていけねぇ。飲まずに寝るのは至難の業だな。
〔首元を緩め、己の手のひらで風を送り込む。日陰で静かにしていても、じわりとわいた汗はひきそうもない。ふと、蜃気楼の見えそうな広場に目をやる。昨日ディーノが店を広げていた場所には、手持ち無沙汰でつまらなそうな少女の姿しか無かった〕
…あいつ、今日は来てねぇみたいだな。
〔ディーノの気持ちも少しばかりだが想像がつき、仕方ない事だとも思った。家族を亡くした者の辛さや原因に対しての憤りは、この親父にもいくばくか覚えがあったので〕
〔ぼんやりと日陰で涼んでいると、若い鉱夫が血相を変えて作業小屋に向かうのが見えた。軽く手を上げて挨拶をすると、「何悠長に構えてるんだ」と怒られる〕
なんだよ、何かあったのか?
…何?崖崩れ…?
〔10年前の記憶がフラッシュバックする。喉の辺りが詰まる感覚に囚われる。若い鉱夫は構わず詳細を述べているが、右から左へと流れていくのみ〕
〔言いたい事を言い尽くすと、若い鉱夫は作業小屋へと駆けて行った〕
…っ!
〔10年前の記憶の中の妻、ジュリアの顔と、昨日のクローディアの蒼白な顔が交互に入り乱れる。軽い吐き気を覚え、その場に座り込んだ〕
─宿屋・2階─
……ふぅ……。
[ベッドの上に寝転び、小さくため息をつく。それに気づいたのか、傍らで身体を丸めていた黒猫がにぃ、と声を上げた]
ん……なんでもない……。
[小さく呟くも、大きな瞳には、翳りの色彩が浮かんで]
[昨夜は結局、宿に泊まった……というか、泊まらされた。
朝、目を覚ましてすぐに帰ろうとしたものの、ふらつく様子を案じる主人から、アルヴィン先生には連絡しておくから、もう少し休め、と言われて。
……結局そのまま、2階の部屋でぼんやり時間を過ごしていた]
……にしても、なんなんだろ、これ……。
[昨夜から感じている頭痛を思い、ため息一つ。
何もしていなければ、なんという事もないのだが。
ある特定の事を考えようとすると、酷く頭が痛む。
まるで、それを考えさせまい、とでもするかのように]
とにかく、具合悪い訳じゃないんだから、起きないとね。
[小さく呟くと、主人が運んでくれた食事の盆─中身はキレイに片付けられている─を手に持って]
行くよ、リエータ。
[まだどこか心配そうな黒猫を伴い、階下へと向かう]
〔広場で騒いでいる人たちの視線を今更ながら感じる〕
ああ、そうか…。
気ぃ使って、俺には知らせなかったんだな…。
〔現場には男手が必要だろう、しかし、召集がかからなかったのは、村の住人が10年前の事故現場こそその崖であり、普段からランディがそこへ近づかない事を知っているからだ。村人たちの優しさに感謝を覚えた〕
…心配、かけちゃいけねぇな。
〔意を決して立ち上がる。多少めまいがするが、なんとか歩いて帰れそうだ。寝酒はないが、どのみち今夜は眠れそうも無かった〕
…ア…。
〔呟いたのは、誰の名か〕
〔ふらつく身体を悟られないように、勤めてゆっくりと歩き始めた〕
[階下に下りれば、どこか慌しく、張り詰めたような空気が感じられて。
……昨夜の騒動がもたらしたものとは違う緊張に、主人にその意を問えば]
……崖崩れ?
[返ってきた言葉に、一つ瞬く。
それは、自分がまだ幼い頃に一度あっただろうか]
そうか……大変、だね。
道が塞がっちゃうと、ここって、外と連絡取れないんだよね、確か……。
[ふと思いついた言葉をぽつり、呟く。
主人は、すぐに復旧するから心配ない、と、笑って見せたが、言いようのない不安は、心の奥に残った]
/*
ちょっとランディの背後に惚れそうな今日この頃。
名も無き少女出してくれてるー!!
まだNPCのところにすら載せてないのにー!!
何か凄い感動を覚えた。
時間があればその描写もしようと思ってたんだけど。
え、なに、以心伝心?(ぁ
ねぇ、既に独り言が300切ってるのは何で?(アホ
*/
/中/
時制の問題で行きそこなったんですよ、ランドール先生の所。
…本当はちょっと忘れかけてた、ごめんエリカちゃん(汗)
―診療所・朝―
[まだ少し早い時間]
[店を開ける前に用事を済ませてしまおうと]
[薬師の家へと向かった]
アルヴィン先生!
起きてるでしょ、フランです!
[ノックと共に声を掛ける]
[中から出てきたのは寝不足の様子の主で]
…夜のうちに来ておくべきだったかな?
[小さく苦笑がもれた]
エリカちゃんなら宿屋ですよ。
ああ、ほら、怒らない!
病人が出ちゃったら看病してたんだよ。
本人も疲れちゃってたから泊まった方がいいってことになったの。
[簡単に事情を説明する]
[どうにか落ち着いてくれてから]
ね、そっちは大丈夫だから。
それよりお願いがあるんです。
簡易湿布用の薬を分けて欲しいの。
[ランディから伝え聞いた話をして]
[目当ての品を分けてもらった]
ありがとうございました。
それじゃ、また!
[広場の前まで戻れば]
[硬い表情の自警団員が走ってゆく]
なにあれ。
[少しその場で待ち]
[再び戻ってきた所を捕まえた]
どうしたのよ。
…崖崩れ!?
[咄嗟に聞き返す]
[復旧作業にも人手が必要なんだと早足に去る男達]
[半ば呆然とそれを見送った]
どうしよう。
足りないものとか出ちゃうよね。
ううん、買い足したばかりだからなんとか。
ああでも湿布の布とか…。
[店に戻っても]
[混乱した思考が巡るばかり]
[中で落ち着き無く歩き回っていた]
/中/
あれ、今夜はいない人多いのか。
ちと眠いから早めに上がっちゃうかなぁ。
でもカルロスさんとかにもっと絡みたい…(ぉ
─災害現場─
「おぅ!今度はそっちだ!」
あっ、はい!! 今行きますっ!
[昨夜はどうやら、家に帰りたくなかったのか、広場のベンチで眠ってしまい、自警団員に叩き起こされた。
ヘンなところで眠ってしまったせいか、かなり体はだるかったが、それでも大規模な崖崩れとあって、具合が悪いとも言えず、復旧作業に借り出されている。]
[それでもお客が来れば対応は必要で]
[必死に笑顔を浮かべながら]
[何とか夜までを過ごした]
……疲れた。
[カウンターの上に伏せて]
[大きな溜息を一つ]
[重い瞼を僅かに震わせ、ゆっくりと瞳を開く。辺りは既に暗く、窓からは月明かりが差し込んでいる。
夜──あれからずっと眠っていたらしい。自分を落ち着けるために瞳を閉じて、そのまま。身体を起こし、視線を床に落とせばパトラッシュの姿は無く。またどこかに行ったのかな、とぼんやり考えた。
自分の手を見ると握り締められているのはブルーレース・アゲートがはめ込まれたボール。自分を落ち着ける時にはよくこのボールを握り締める。これ以上自分が乱れないように──]
…皆に謝らなきゃ。
[その石の効果なのか、時間を置いたからなのか。昨日より心は穏やかで、周りのことも考えられるようになっている。1階に降りるべく着替えようとした時だった]
《ぐ〜きゅるるる…》
………。
[盛大に腹の虫がなる。昨日の晩飯を半分しか食べず、挙句朝から何も食べていないのだ、無理も無い。その場に誰も居なかったことを感謝しながら着替えを済ませて1階へと降りていった]
─宿屋・1階─
[カウンター席に座り、ぼんやりと考え事を巡らせて。
意識は完全に思考の内に没していたが、傍らの黒猫は下りてきた気配に気づき、にぃ、と鳴き声を上げつつ、ゆらりと尻尾を振って見せた]
/中/
ごめんなさい、マジに眠い。
ちと仮眠取って来ます。
無理は禁物って自分で言ったですしね。
この眠気の感じだと仮眠で十分そうなのですが。
寝落ちたらごめんなさいなのですよ。
[滞在するうちに顔見知りになった村人に挨拶しつつカウンターへ]
あ、こんばんはフラン。
…どうしたの?
何か疲れてるみたいだけど。
[カウンターに伏せるフランに首を傾げて訊ねる。その横ではエリカも心ここに在らずな様相でいて。不思議そうに首を傾げているとリエータがこちらに尻尾を振った]
こんばんはリエータ。
君のご主人様はどうしちゃったんだい?
[優しくその頭を撫でてやり、空いているカウンターへと座る]
マスター、パンとサラダ。
それにスープも。
お酒は要らない。
…昨日は騒いでスイマセン。
[注文の後に昨日叫んでしまったこと、カウンターを叩きつけてしまったことを詫びる]
[黒猫の名前を呼ぶ声に、一つ、瞬いて]
あ……こんばんは?
[カウンター席に座るディーノに、小首を傾げるようにしつつ挨拶を。
仕種に合わせて、胸元で揺れる淡い緑の蛍石が光を弾いて煌めいた]
[謝罪の言葉に主人は、いや…、と言葉を紡ぐに留め、注文された料理をすぐに持ってくる]
ありがと、頂きます。
[並べられた料理に礼を言ってから、もぐもぐと食べ始めた]
それにしても…何だか雰囲気が暗いような…。
それにいつもより人が少ない。
何か、あった?
[昨日の占い結果に相当する何かがあったのだろうか。すぐにそんな考えが浮かぶ]
[ようやく焦点が合ったエリカの瞳。その様子ににこりと笑みを浮かべて]
こんばんはエリカ。
何だか2人してお疲れみたいだね。
[フランにも視線を送って。視線を戻すとエリカの胸元で光が煌く]
綺麗だね、そのペンダント。
/*
こんなアホなこと書いてるからptの減りおかしいんだよね(爆
後から読む人お目汚しスイマセン(´д`;)
いっつもこうなんです、僕(滅
*/
「おーい!そっち気をつけろー!!!」
…へ?
[ぼんやりしていて、声をかけられて見上げた時には、
弱くなった地盤が更に崩れかける瞬間で。]
うわぁぁぁっ!!
[崩れ落ちてきた土砂に巻き込まれて悲鳴を上げる。]
ボクの場合は、疲れてる……って、言うのかなあ。
[なんだか、昨夜からヘンに頭が痛くて、と。
困ったような口調で返して。
ペンダントの事を言われれば、一つ、瞬き]
あ……これ?
うん、キレイでしょ?
[綺麗、との言葉に嬉しげに笑って見せる]
頭が?
具合が悪いのなら休んだ方が良いと思うけど…。
[大丈夫?と心配げに声をかけて。ペンダントについて笑みが浮かべばこちらも自然と笑顔になる]
凄く綺麗。
これフローライトだよね?
…ぁー、大丈夫っす…。すんません。
[何とか他の鉱夫達に掘り起こされて脱出。
今はまだ危険との判断で、復旧作業は中断される。
帰るように言われたが…やっぱり自宅には戻りたくなくて。
泥だらけのまま、よろよろと宿へと向かう。]
んー、そう言われて、今日はずっと休んでたんだけど。
考え事してるとずきずきしてくるだけで、身体はなんともないんだよね。
[その辺りは、自身も医術を学ぶ故か、判断は出来ているらしい。
帰ったら師に診てもらえ、と口を挟んできた主人にうん、と頷いて]
そう、フローライト。
……ボクが持ってた物の一つなんだって、御師様言ってた。
多分大事なものだから、いつも持ってなさい、って。
…よー。
[泥だらけでよれよれの酷い姿で宿へ。
マスターに風呂と着替え貸してくれとねだってみたりとか。
家に帰りたがらないのも日常茶飯事で、マスターも渋い顔。]
考え事?
原因が分かってるならそれをやらなければ良いんだろうけど…。
[主人からの言葉を聞いて、そうだね、とこちらも頷き]
そうなんだ。
…持ってた物の一つ?
[僅かに疑問が浮かぶ。彼女には自分が何故それを持っているのかの記憶は無いのだろうか。疑問はそのまま口から漏れ出て]
や、うん。
復旧作業手伝ってたらさぁ、また崩れてきて…
…やー、ほんと…死ぬかと思った……。
[マスターからバスタオルだのパジャマだのを受け取って、]
ちーと風呂行ってくらぁ。
[ずかずかと奥へあがりこんでいく。]
復旧作業?
何かあったの?
それに崩れてって…。
[今日は外には出ていない。故に崖崩れがあったことなど露ほども知らず]
あ、行ってらっしゃい。
[それでも奥へ行く姿は見送って]
考えずに済めば……いいんだけど。
[どうかなあ、と。困ったような笑みがふと、掠めて]
うん、ここに……保護された時に、持ってた物の一つなんだって。
[投げられた疑問には、さらりと返し]
……怪我してるなら、ちゃんと見せないとダメだからね!
[奥に向かうレッグに、こんな言葉を投げかけて]
考えざるを得ない?
でも無理に続けても頭痛が酷くなるだけかもしれないし、少しずつやっていくとかどうかな。
[解決策になっているかは分からないが、思ったことを告げて]
保護…そうなんだ。
[言外にどういう意味なのかを悟ってそれ以上は口を噤み。聞くべきじゃなかったかなぁ、等と表情は微妙に歪む]
[泥だらけの服を、洗い場の隅でぐしぐし洗い、自分の身体も流して湯船に浸かる。]
…ぅ…しみるしみるしみるー……。
[擦り剥いた手足に思わず顔を顰めて水面下でじたばた。]
うーわ…こんなとこにも…。
[どこかにぶつけたのか、右手の甲にも星みたいな形の痣。]
…手当てしてもらわんと、エリィ怒るだろなぁ…。
[暫く湯船で、ぐってりしている。]
うん……とにかく、ゆっくり考えてみる。
もし……記憶に関係あるなら、御師様に相談した方がいいだろうし。
[ため息混じりの言葉は小さく、果たして相手に届いたか。
それから、微妙に歪んだ表情に、あ、と短く声をあげ、気にしないで、と早口に告げる]
ん、無理しないでね。
[その後に何か言葉が紡がれた気がしたが、聞こえなかったとしても再度訊ねるようなことは無く。気にしないでと言われても心にはどこか靄がかかったようで]
ああ、そうだ。
グレッグが言ってた復旧作業とか、何があったのか知ってる?
僕さっき起きたばっかりで何も知らなくて。
…っくしゅ。
うーぁ…ヘンなとこで寝たから風邪ひいたかなぁ…。
[借り物のパジャマを着て、首にかけたタオルで頭をぐしぐし拭きながら出てくる。]
ぁー…エリィ悪い。ちーと診てもらっていい?
んな大したこたないとは思うんだけど…
[無理しないで、といわれれば、はい、と頷いて]
んと、ボクもさっき聞いただけなんだけど……崖崩れが起きて、道がふさがっちゃったらしくて……。
[多分、その復旧じゃないかな、と。
言った所に、話題の当人が戻ってきて]
ん、いいよ。
でも、大した事ない、って言ってるのが大変だったりするんだからね?
ぁー?知らねぇの?崖崩れ。
村から出るとこの…崖っぷちの峠あるじゃん?
そこんとこの地盤が弱ってたみたいでさぁ。
…通れるまでは暫くかかるかもしんねー。
[ざっと状況を説明しつつ、パジャマの上脱いであちこちの打ち身だの擦り傷だのをみせる。
おそらく骨とかには別状ない程度。]
崖崩れ?
道が塞がったってことは…復旧するまでここから出れない?
陸の孤島になっちゃったのかぁ。
急ぎの用事とかは無いから良いけど、しばらくはここで足止めってことだね…。
ま、目的の物もまだ手に入れてないから、それが終わるまでに復旧されてると良いな。
[状況をちゃんと見ているわけではないため、その考えは結構軽いもので。エリカがグレッグの治療に当たれば食事の続きをする]
うわぁ、ってなにさ。うわぁ、て。
[じと目でポツリ。
若いなりにも、それなりにしっかり無駄の無い筋肉がついてたりする感じ。
色々生傷絶えないけども。]
[見せられた上半身の様子に、さすがに表情は険しくなるが。
ほんとにもう、とため息をつきつつ、丁寧に手当てをしていく]
体の内側だけ痛むとか、そういうのはない?
あるなら、御師様にもちゃんと診てもらったほうがいいからね?
[小言めいた口調で言いつつ、ふと、右手の甲の痣に目を止めて]
……そこも、ぶつけたの?
[形の整った、というと妙な感もあるが、とにかく目立つ形の痣に、やや、首を傾げて]
/中/
思ったより寝すぎたorz
って、あらら。
カウンターって書いたのが拙かったかな。
雑貨屋のつもりだったんだけど。
まぁ、いいや。移動したことにしちゃおう。
―宿屋1階・夜―
ん…?
[ぼんやりと顔を上げる]
[軽く目を擦って]
[視界に飛び込んできたのは傷だらけの身体]
ふえっ。
どうしたのそれ!?
[目を瞬いて]
[声を上げた]
…そろそろ限界かな。
聞きたいことも出てきそうだ。
[夢うつつの状態から意識を覚醒させてゆく]
[その場の会話は半ば聞き流し]
[けれどしっかりと耳には入れていた]
…ててて…染みるって……
[顔を顰めて大人しく治療を受け。]
ぁー、これ?
あんましよく覚えてねぇけど、多分どっかにぶつけたんじゃねぇかな?
危うく生き埋めんなるとこだったし、土砂に石でも混ざってたんじゃないかと。
ゃー、崖崩れの復旧作業手伝ってたら、上からまた崩れてきてさぁ。
[素っ頓狂な声をあげて顔を上げたフランに答えて、]
つーかフラン…、ヨダレたれてっぞ?
うん、旅する人には大変かも……。
でも、村の鉱夫さんたちは力仕事に慣れてるし、そんなにかからないじゃないかなあ……?
[こちらも現場を見ていないので、やや楽観的な観測を述べてみるが]
染みるくらいは我慢……って、生き埋め?
[レッグの言葉に、その楽観はやや、力を失ったかもしれない]
でも、石が偶然当たったにしては、形が整ってるよね……。
[何なんだろ、と呟きつつ、そこにも一応、手当てをしておいて]
えっ、ウソ!?
[慌てて口元を拭う]
[顔が紅潮する]
崖崩れで埋まりかけたって。
…よく無事だったね。
[呆れたような感心したような]
[なんともいえない口調で答えた]
[起きたらしいフランには、おはよー?と疑問系で挨拶し]
…石にぶつけた痣にしては随分形が整ってるね。
何か不思議な感じ。
[エリカの言葉にグレッグの右手の甲に視線をやって]
…なんなんだろなぁ…?
[湿布を貼られた右手をぼんやり眺めて、]
こーゆー形の石でも、混ざってた?
[自分でも訝しげに首を傾げる。]
…ま、誰かさんのおかげで打たれ強い丈夫な子に育ったからな、うん。
[やや苦々しげにそう言って、マスターになんか食べるものをねだってみたり。]
星型の石?
でもそれがぶつかったところでこんなはっきりと痣が出来るかなぁ。
[口に運んだフォークを銜えたまま首を傾げて]
酷い怪我が無くて何よりだよ。
土砂に埋まってその程度だったんならさ。
……それって、どんな石?
[仮に星型の石によるのだとしても、それは自然な物とはやや思い難く。
首を傾げつつ、ともあれ、見える怪我の手当てが終わっているのを確かめてから、道具を片付けて]
でも、あんまり酷い怪我なくて、良かった……。
[呟くような言葉には、安堵の響きが込められているだろうか]
食べるのはいいけど、胃に負担かかるような物はダメだよ?
熱もってる部分も多いし、お酒もダメだからね?
[それでも、食事をねだる様子に釘を刺す時には、いつもと変わった様子もないのだが]
[エリカにも軽く肩を竦めて「おはよ」と返し]
まるで星みたいだね。
随分とクッキリしてるし。
そんな石ってあるのかな。
何にせよ無事でよかったね。
その誰かさんにも感謝しないと?
[からかうようにクスリと笑った]
[散歩の後に木陰でうとうととして。
ふと気付くと漆黒の空に星が出ていた。]
げ。寝すぎだろ俺……!
[つい口走り、はっと辺りを見回すも特に近くに人の気配は感じられず。慌てて身を起こして宿に走る。
今何時なのだか見当もつかない。
まだ人が起きていると良いのだが。]
[広場まで来ると、宿に煌々と明かりが灯っているのが目に入った。耳を澄ますと、人の声、フォークや皿が微かにぶつかる硬い音がする。どうやらまだ夕飯時のようだと判ってほっとして。
入り口の前に座り、前足で宿の扉を擦る。]
…あんがとな。
まー、暫くは大人しくしてるさね。
[手当てされ終えて、上着を着なおす。
大丈夫だといいながらも、やはりあちこち痛いし、風邪気味なのか寒気もするわけで。
熱っぽいかもしんないと思いながら、チキンドリアをつついていたり。]
[もぐもぐと食べ続けそろそろ食事も終了すると言うところで、聞きなれた扉を擦る音がする]
あ。
パトラッシュかな。
[部屋には居なかったために外に居ると判断している故か、すぐにそう考えが向かい。カウンターから扉へと移動し迷うことなく扉を開ける]
そういえばさ。
手伝ったってことは現場見たんでしょ。
どんな状況だったの?
[店主に頼んだ飲み物を片手に]
[思い出してグレッグに聞いた]
うん、その方がいいね。
[大人しく、という言葉に、こくり、と頷いて。
それから、ほんの少し目を細めて、レッグの様子を改めて見つめ]
……あったかくして、水分ちゃんととるようにしてね?
明日、薬処方して、届けてあげるから。
[どうやら風邪らしい、と判断してか、こんな事を]
それじゃ、ボク、今日は帰るね。
頭痛も治まったし、薬作りの手が必要になりそうだから、戻っておかないと、御師様大変だろうから。
それじゃ、お休みなさい。
[ぺこり、とお辞儀をすると黒猫を両腕で抱え上げ。
ちょうど入ってくる形のパトラッシュとすれ違いつつ、*自宅へと*]
[開いた扉、見上げればそこに居たのはディーノ。]
悪りぃ、これでもう二度目、
[顔を見て気が緩んだせいか、ナチュラルに話しかけ掛けて。
ディーノの後方に2,3の人影が見えることに気付いて口を閉じる。
わっちゃぁ、という表情。
気を取り直して素知らぬ顔で中に入った。戸口でちょうどすれ違ったエリカにも、多分気付かれてはいない筈だ。]
おやすみ、エリカちゃん。
[扉に向かって手を振って]
おや、わん…こ?
[目を瞬いた]
[パトラッシュの口の動きに合わせて]
[人の声がしなかっただろうか]
[はふはふチキンドリア食いながら、肩をすくめて見せる。]
んー、結構大規模だったかな?
こんだけひでぇのは10年ぶりだとか、そんなこと言ってたっけか。
もーちょっとおちつかねぇと、危なくて作業できねぇっぽいしねぇ…。
ん、そうしとく。
お疲れさんー。
[出てゆくエリカをひらりと手を振って見送る。]
[思わず漏れた声を聞いて、うわ、と慌てた表情になる。すれ違う形になったエリカが普通に出て行く様子にバレてはいないと判断し、ホッと安堵の息を漏らす]
扉くらいいくらでも開けてあげるよ。
困った時はお互い様。
[中に入って来たパトラッシュの側にしゃがみ込み、頭を撫でながら周りには聞こえないように小声で告げ、片目を瞑る]
その様子じゃまだご飯食べてないでしょ。
マスター、肉料理何かお願い。
[もはや恒例となってしまったが故か、主人も渋い顔をしつつも用意してくれて。カウンターに戻るとスペアリブが乗った皿が出てきた。それを床に置いてパトラッシュに勧める]
[瞑られた片目には、すまん、というように一瞬耳を伏せて返し。
出されたスペアリブをゆっくりと食べ始める。
一昨日も昨日も、十分な量を食べていたためか。飢餓感や食べ物に対する焦りは薄くなっているようだ。]
[パトラッシュの様子にまた首を傾げて]
[しばらく見つめていたが]
…いや、きっと気のせい。
まだ寝ぼけてるのかな、あたし。
[ディーノの言葉に肩を竦めて]
[カップに口をつけた]
10年ぶり?
うわ、それってかなり酷いってことじゃない。
[レッグの言葉には眉をひそめて]
二次災害が起きたらいけないしね。
復旧も遅れそうか。
仕入れしてきた所だからいいけどさ。
[小さく溜息をついた]
10年ぶり…。
随分と酷い崖崩れなんだね。
復旧には時間がかかりそうかぁ…。
あんまり一箇所に留まると滞在費が…。
[急ぎの用は無いが、別の方で問題が出てきて。参ったな、と頬を掻く。パトラッシュに視線を移せばスペアリブを食べ始めていて。その様子に目を細めてフランに視線を移す]
そぉ?
何でもないなら良いけど。
[心の中で安堵の息を吐く。パトラッシュと約束したのだから、これは隠し通さなければならない]
二次災害、もう起きてたよね。
[その言葉と共に視線はグレッグへ]
[フランが視線を動かしてくれたことにほっとしつつ、内心全力でディーノに土下座で謝り感謝した。
フランとレッグの話にはそっと耳を傾け。
そういえば床が何だか土臭い、と思いながら、どこかで土砂崩れでもあったんだろうかとのんびり考える。]
10年前の、か。
[何かを思い出すように小さく呟いて]
宿代とかだね。
マスターに交渉してみたら?
あの道がないと村から出れないし。
どうしようもないもん。
[そう言ってマスターの方を見て]
あー、うん。
既に起きてたね。
[グレッグに視線を転じて]
[苦笑した]
交渉かぁ。
何か手伝うとかすれば良いのかな。
他で稼げるようなのは無いだろうし…。
手伝うから宿泊代少し安くして、とか。
[どぉ?と視線は主人に。返って来たのは、考えておく、の一言だけ]
即否定されるよりはいっか。
良い返事期待してるー。
[もはやどっちが雇われる側なのやら]
でも酷い二次災害じゃなくて良かったよね。
打ち身と擦り傷だけで済んだんだもん。
/中/
わんこ素敵です、わんこ。
でも今のところエリスの中で最有力の襲撃先(笑)
だって、占師は守られている可能性高くて。
その占師を動揺させるのに一番いいんだもの。
まだ飢えてはいないから、食べなくても大丈夫だし(笑)
[スペアリブの肉部分を食べ終われば、がじがじと骨を齧り堪能する。至福のひととき。その時聞こえたのは
『酷い崖崩れ』『復旧に時間が』『あの道がないと村から出れない』
それらの単語から、全体像を浮かべ理解するのにそう時間はかからなかった。
(崩れたのはあの…、そうか。)
心の中で独りごちる。
(そういえばこの村に来るまでに危なそうな場所があった、ような。
あそこが崩れたってんなら……ふん、人が騒いでたのもそのせいか。ああ、占いで言ってた凶事ってのもこれのことか?)
それは至極まともな考えに思えて、一人納得する。
そういうことなら、もう余計な心配は無用か、と。]
まったくだね。
もし本当に埋まっちゃったら…。
[そこまで口にして]
[自分で顔を顰めた]
…縁起でもない。
とにかく気をつけてもらわなくちゃね。
[復旧を望む気持ちと]
[事故が起きないで欲しい気持ちと]
[もやもやしてきてカップの残りを一気に呷った]
マスター、おかわり!
これ以上は大したこと聞けなさそうかしら。
とにかく「閉鎖空間は完成している」「回復の見込み無し」
…早めに動いた方が良さそうよ。
[もう一人の同胞へ]
[密やかに囁く]
でも今夜はシャロンも出てこない。
これは明日に回すしかないわね。
復旧作業する人達皆、気をつけてもらわないとね。
何が起こるか分からないし。
[フランの言葉に頷いて]
あまり飲みすぎるのは…ってお酒じゃないから大丈夫かな?
[飲み物の消費が早いことに口を挟むも、それは酒では無いようで。止めるほどでもないだろうかと考える]
[突然フランに話しかけられ、骨を齧る姿勢はそのままに見上げてきょとりとする。
瞬きをひとつ。
(え、もしかして矢っ張りバレてる…?)
緊張を孕んだ視線で、じっとフランを見つめた後。
おもむろに、わん、と吼えて返した。
まぁ大丈夫じゃね? という判断のもと。
っつーか俺って幸せそうに見えるんだ、と、少々意外に思いながら。]
……『パトラッシュ』の影響だろうかなぁ。
なぁ、実験体にされて犬の体に入れられてさ。
人間だった時の記憶も全然なくってさ。
つーかまぁ、それはもう良いけど。
自分のせいで人が殺されて、如何しようもなくて逃げてきて、さあ。
これって、幸せなんかね?
[浮かぶのは自嘲的な笑い]
うん、このくらいはお酒じゃない。
[実際ソーダで薄めたそれは]
[普段飲んでいる物と比べなくても]
[大した濃度ではないが]
美味しいものがあるのって幸せだよね。
[パトラッシュの声に]
[クスクスと笑って]
[カップを傾けた]
何かしら、今の視線。
この犬も不思議よね。
こちらの言葉を解しているとしか思えないわ。
[パトラッシュを見て笑いながら]
[気づかれない程度に目を細めた]
このくらいはって…お酒なんじゃないか。
濃度が低いからって量を飲んだら変わらないんじゃない?
[飲みすぎはダメだよ?と窘めるように首を傾げて]
そうだね。
幸せになれることってそこら辺にぽんっと在ったりするもの。
美味しいものそうだし、楽しいこともそう。
身近にあるもんなんだよね。
[複雑そうな顔のパトラッシュに気付けば頭をわしわしと撫でて]
どうしたそんな顔して。
……美味しいもの、か。
[脳裏に浮かんだのは]
[紅の]
[慌ててそれを振り払う]
危ないわ。
ここで怪しい動きは見せられない。
[レッグから微かに漂う香り]
[この程度でと何をと]
[小さく自嘲した]
はいはい、気をつけます。
[軽く笑っていなし]
そう、幸せの鳥は身近にいるの。
そんなもんだよね。
[再びカップを傾けて]
[テーブルに伏しているレッグに気づき]
グレッグ?
こんな所で寝ると風邪ひくよ。
怪我したんなら堂々と泊まれるでしょ。
上の部屋借りなさいよ。
[軽口を叩きながら]
[レッグの肩に手を置いた]
[頭を撫でられると、複雑そうな表情のまま目を細めた。
身近にある幸せは、過去の不幸を全て払拭できるのだろうか。
そんなことを考えながら。]
[2人の声に、眠りかけ状態のグレッグに気付く。
足元で頭を擦り付けて起こそうとしてみたが、反応はない。
2人を見上げて、わふ、と吼え。]
[何度か揺すって]
寝ちゃったみたい。
そうね、その方がいいかも。
この怪我で風邪までひいたら目も当てられない。
でもディーノ一人じゃ大変でしょ。
手伝うわ。
[もう一度だけ]
[起きないかなと軽く肩を叩いた]
[パトラッシュの仕草を見て完全に意識が落ちていることを確認する]
そうみたいだね。
色々あって疲れたのもあるんだろうなぁ。
話からすれば復旧も手伝ってたってことでしょ。
じゃあ起きそうも無ければ運ぼうか。
[もう一度試すフランの様子を眺めて]
…ん、…ふぇ?
[もそもそっと顔を上げる。あたりを寝ぼけた目できょろきょろ見回して…]
…うわーっ!!!!
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ!!!!
…って………、あれ?
[宿の酒場だという事に気がついて、呆然。]
[フランからの返答に苦笑いを浮かべて]
じゃ運ぼうか。
マスター、空いてる部屋ってどこだっけ。
[主人に空き部屋を聞いたところでグレッグが起きた。急に謝りだしたことに驚き目を丸くして]
…グレッグ?
[突然の声に驚いて]
[一歩後ろに下がる]
びっくりしたな、もう。
起きたんなら自分で上に行きなよ。
[謝り倒しているのに気が付けば]
[小さく苦笑した]
/中/
ちらりと某所を見てきました。
ごめんね、ディーノ。
宵っ張りがいる村で(しかも私が筆頭(殴)
付き合わせてしまって本当にごめんなさい…!(汗)
日記でああ書いておいてこれかと。
はい、まずはセーブの仕方から覚えましょう(滅)
/中/
というか。
これはレッグも寝落ちかけということですよね。
こういう時はやっぱり無理にでも動かすべきなのかな。
…4時過ぎちゃったら齟齬が出てもいいから動くか。
[だるさを抱えた身体を起こして、いつものようにピルケースに
手を伸ばす。
取り出したその桃色を少し眺めてから、口に放り込む]
……もう夜なのね。
[外を見れば濃紺がかった空]
[月は――此処からでは見えない]
[口の中で飴を転がしながら家を出る]
[今宵の月は黄みがかり]
[いくつかの星も見えて]
白と紅の11の星……
[昨日の宿屋での光景が脳裏を掠める]
はい、おやすみなさい。
[その足取りは不安定で]
[心配そうに見送ったが]
うーん、大丈夫だとは思う。
疲労が足にもきてるんじゃないかな?
どうする?
ディーノ…達もそろそろ休む?
[ディーノを見て]
[それからパトラッシュも見て]
[そう聞いた]
/*
リディア、宵っ張りにも程があるぜー!ww
さて自分はどうしよう(笑)。
寝なきゃ寝ないで何とかなるが、寝ようと思えば今すぐ寝れる(ぁ
*/
それなら尚更休むのが一番だね。
疲れには休息。
[休むかと訊ねられて何とはなしにパトラッシュに視線を向けて]
そうだね、僕らもそろそろ戻ろっか?
[パトラッシュにそう言葉を向けつつ、主人に食事の代金を払う]
/中/
ごめんね、リディアさん。
流石にこの時間で、しかも外情報を持ちこんではいけないとは分かっているけれど、恐らくはの困惑を知ってしまうと。
やっぱり収束に向かわせたいのです。
私はもう一つのほうで付き合うから…!
[兄という単語と溜息]
[美味しくないという言葉]
[それらにはあえて何も言わず]
無理に引きずり出したら警戒されちゃうからね。
早く片付けたいのはやまやまだけれど。
[それだけを返した]
[足は自然と宿へと]
[もうこんな時間だけれど。見ればまだ明かりがついていて]
……こんばんは、おじさま。
ちょっと眠れなくって。何かあたたかい物いただけます?
[比較的奥のカウンターに腰掛けながら]
[フランに尻尾を振って、おやすみ、と挨拶し。
ディーノの後を追って階段をとっとっと上り。]
さっきは、悪かったなー…。
[人気のない廊下から部屋へ入る際に、ぽつりと謝った。]
[飲み終えたカップをカウンターへ]
[そしてコインを出した所で]
[扉が開いた]
こんばんは、リディちゃん。
夜のお散歩だったの?
[それにしては遅いなと]
[小さく苦笑した]
[扉を開けたところでパトラッシュから謝られ]
とりあえず何とかなったし。
でもあれって僕が開けたから思わず出ちゃったんでしょ?
確かにこの秘密を知ってるのは僕だけだけど、それだけ気を許せてもらえてるのかなって思った。
[何だか嬉しかった、と普段の笑みとはまた違うどこか照れの入ったような笑顔を浮かべて。ほら入って、とパトラッシュを部屋の中へ招く]
こんばんは、フランさん。
[笑顔で返す]
ええ、少し寝付けなくて。
ここなら誰かいるかもしれないって思ったから。
[遅いと苦笑されれば]
確かに、母さんたちに見つかったら怒られちゃう。
……もうお帰りですか?
[こちらも苦笑気味に]
[置かれたコインを見て]
そう、お疲れ様。
村の外の人間とは殆ど面識がないから助かるわ。
……愛想振りまくのはあまり得意じゃないのよ。
疲れるしね。
[億劫そうに、遠くに目線を投げつつ]
うん、そろそろと思って。
もう少しくらいなら大丈夫だけど。
[軽く頷きながら]
ああでも。
あんまり話してると更に眠れなくなっちゃうかな?
[肩を竦めた]
[部屋に入って丸まりながら]
まぁ、そうなんだけどよ。
っつーか、お前全然怖がらないのな…。
俺の正体とか気にならねぇ?
[ちょっと冗談めかした口調で尋ねる。]
大した情報は入らなかったけれどね。
とりあえずはさっきの程度よ。
後は…あの犬に少し気をつけたほうが良さそうかしら。
[確信は無かったけれど]
[そんなことを付け足して]
接点がないのも疑われやすいわよ?
そこはお気をつけなさいな。
[億劫そうな声には低く笑った]
後の調査はクレアに任せるわ。
一人で動きすぎると怪しまれるから。
んー、何か怖いって感じはしないよ。
昨日はドタバタしててあんまり考えられなかったけど…何で喋れるの?
[帽子を外し、ベッドの横のテーブルに置いて。そう言えば、と首を傾げながら訊ねた]
もうこんな時間ですしね。明日もお店、空けるんでしょう?
私のことならおかまいなく、ですよ?
[マスターが付き合ってくれるから、とマスターに同意を求め。
少しだけだぞと返されるとはあい、と笑顔で答える]
[マスターとのやり取りを]
[微笑ましそうに見て]
それじゃ、お言葉に甘えて。
おやすみなさい、リディちゃん、マスター。
[手を振りながら*出て行った*]
あの犬……パトラッシュのこと?
確かに賢い子だけど……ええ、分かったわ。
[出てきた名前に少し意外そうな声で]
調査と言っても、この周りの様子を窺いにきただけ。
あの階段で上に上がったらばればれだろうし。
確か奥に別階段があったはずなのよね……。
そうね、少し努力はしてみるわ。
[エリスに笑われてそう言うものの、その口調は面倒だと
いわんばかり]
[帽子を外すと、その影になっていた顔がよく見えるようになって。
こいつ、割と女っぽい顔立ちしてるよなぁ、なんて思いながら]
人の言葉喋る犬なんて恐怖の対象でしか無ぇと思うけどな。
普通は。
[苦笑するような顔]
まぁ、俺はさー…もともと人間だったんだけど。てゆか、『俺』は今でも人間なんだが。
ちと、とある怪しげな団体の実験でな。
こいつ……犬の『パトラッシュ』の体に俺の魂が同居することになってさ。こんな風に、人間語を喋る犬、なんつー変な生き物が生まれたわけ。
[割と快適だぜー? と軽口を言いつつ。
何の実験だったのか、という部分にはあえて触れなかった。
昨夜のディーノの様子から、それを喋るのはタブーだと感じていた。]
[宿を出て広場を抜けて]
[けれどやはり家の中には入らずに]
気のせいじゃなければ。
…喋ったのよ。
[自分でもまだ半信半疑]
[けれど少なくとも]
少なくともこちらの言葉は解しているんでしょうね。
何にせよ動きが良すぎる。
イレギュラーは思わぬ落とし穴になりやすいから。
[気をつけておいてと頷いて]
あら、そんなのもあったの。
それは重要な情報ね。
よろしく頼むわ。
[宿を後にするフランを手を振って見送り、出された紅茶に
ようやく手をつける]
……ねぇ、マスター。
昨日の占い師さんの話、マスターも聞いたでしょう?
11の星……此処に出入りしてる人間とマスターを含めたら
ちょうど11人。
……私たちのこと、なんじゃないかって。
違うのかな……詳しい話、聞きたいんだけど。
[あの様子じゃあな、とマスターも困り顔で。
ただの占いっていうにしてはちょっと大袈裟だろうしなぁ、
とも付け加え]
普通はそうかもね。
でも、何かそうは思わなかった。
僕が普通じゃないってことなのかな。
[ベッドに腰を下ろしながらおどけたような口調で言って。続いた話にはただ黙って耳を傾け]
…そうだったんだ。
何でそんな実験を…。
魂の同居なんて聞いたこともない。
そんな技術があることも初耳だ。
[不思議そうに、それでいて眉間には僅かに皺が刻まれていただろうか。続いた軽口には、そうなの?と疑問符を飛ばし]
あれ、犬の名前がパトラッシュってことは、君には別にちゃんとした名前があるってこと?
[何て言うの?と首を傾げる]
/*
マスターじゃなくてクローディアが含まれるんじゃ無いかと思ってみるテスト。
そしてここに出入りしてるのは僕ら以外にも居ると勝手に思ってますたCO。
だって酒場だし。
*/
犬が喋ったですって?まさかそんなこと……本当なの?
確かに言葉は通じていても、とは思うけど。
イレギュラー……そうね、頭に入れておくわ。
[紅茶のカップに口をつけながら]
無理なんかしないわ、そこはお互い様よ。
[笑みの篭った声にふと笑んで返す]
ああ、かなりの変人だと俺が認定してやろう。
[ふっと笑って]
まぁなあ。訳判らんことする奴もいるもんだよな。世の中には。
[懐かしそうな表情が。一瞬浮かんで、消えた。]
あー……俺の名前?
それがさ、魂融合させる時に人間だった頃の記憶がすっ飛んだらしくて、憶えてねぇんだわ。
[どうでも良さそうにさらさらと話す。]
ま、無くても困らねぇから。
今まで通り、パトラッシュって呼んでくれよ。
[な、と言って。横たわったまま、くるりと尾を丸まらせる。]
確信までは得られなかったのだけれど。
どうにも動きが怪しかったわ。
[そうしておいて、と頷き]
……上等。
[ク、と笑った]
[認定されちゃった、とクスクス笑って]
うん、ホントに訳分かんない。
何のためにそんなことしてるのか…。
[一旦視線を落としてからふと戻すと、そこには懐かしげな表情をするパトラッシュ。尤もそれはすぐに消えてしまったが。初めて聞いた彼の過去。それは彼にとって良い思い出なのか、それとも──]
覚えてないの?
なぁんだ、どんな名前だったのかちょっと興味あったのに。
[残念、と小さく息を吐き]
うん、じゃあこれまで通りパトラッシュって呼ぶよ。
[頷くと靴を脱いでベッドの上に完全に上がり。横になって毛布を被ると首だけをパトラッシュに向けて]
そろそろ寝よっか。
お休みパトラッシュ。
[笑みを向けてそう告げると、顔を天井に向けて瞳を閉じる。しばらくすれば規則正しい寝息が聞こえてくること*だろう*]
ま、きっと俺みたいな常人には一生判らない理由なんだろうよ。
[変人にも判らんかもな、と続けて口元を斜めにして]
どんな名前だったか、ねぇ。
如何でも良いや。結局、失くしちまえばそれまでだ。
ディーノにとっては俺はパトラッシュ、それで良いさ。
[ベッドに横になったディーノに、ああおやすみ、と声をかけ、前足に顎を乗せて目を閉じる。
ディーノの寝息のリズムに誘われるようにして、*夢の中に入り込んでいった*]
明日あたり、見つけたら話しかけてみようかな。
[ふぅん、と天井を仰いで]
[話せたらそれはそれで楽しいかも、と加えつつ]
おやすみ、エリス。
[途絶えた気配に笑みを含んだまま]
…とうとう始まっちゃったねぇ。
[手にあるのはいつもの羊皮紙。そこに何が書かれているのか、それがどこから来たのかは判らない]
これで僕らの隔離は出来た…そういう事なんだろね。
御伽噺の始まりかぁ。
「むかしむかし」じゃ無くて「今」だけど。
「めでたしめでたし」じゃ終われないだろうけど。
[そう呟く口元には、やはりいつもと同じ笑み]
早く良くなるといいですね……。
そうだ、村の近くで崖崩れがあったの知ってます?
なんだか良くないことがあると心配になっちゃうな……。
[その表情にマスターもおいおい、と慌て。まぁ大丈夫だ、
心配しすぎるなよ、と]
ええ……それもそうですよね。
[しかしその表情には未だ固さが残り]
ガガガ崖崩れ〜♪
[物騒な鼻歌に合わせてキィキィという音が宿の広場に流れる]
おや…珍しい人が居るねぇ?
リディアちゃんじゃないか、どうしたのぉ?
顔が暗いよーん?
[キィキィと音のする方に視線と向け]
あら……おはようございます、かな?
お久しぶりですね、ノブさん。
ああ、いえ……ちょっと昨日の占い師さんの占い結果が
気にかかったんです。
[それで眠れなくて、と苦笑して]
ノブさんの方はお変わりなく?
[久しぶりに見る顔にそれでも笑顔を作って返す]
僕ぅ?相変わらずだよw
でも、これのお陰で動き回れるようになったのは嬉しいかなぁ?
[と、ポムポムと車椅子を手で撫でる]
昨日の占いねえ。
多分、このがけ崩れの事だったんじゃないのぉ?
[と、頭をポリポリ]
確かに、見える景色がいつも同じではつまらないですよね。
うーん……そうなのかな。
それなら11の星ってなんだろうって思わなくないのですが……
やっぱり私が心配しすぎかな。
[昔から心配性なんです、と苦笑して]
心配するのはいいことさ。
なんにも心配しない奴はただのバカってねぇ?
占いなんて昔からそれっぽい事言って煙に巻くのが普通だからねぇ…。
まあ、都合のイイことだけ信じとけばいいのさぁ。
[そう言いながらケラケラ笑う]
[ノブの笑いに釣られるように少し苦笑して]
ん、そうですよね。
あまり気にしすぎないようには。
[じゃないとまた眠れなくなっちゃう、とくすりと笑い]
占いって嫌なものほどよく当たるから……
[少し心配ですけど、と]
当たったら「気のせい」って事にすりゃいいのさ。
眠れないならぁー、僕が横で寝てあげようかぁ?
[「心配」という言葉に少しだけ笑みが曇る]
[予想外な一言に少し瞳を大きくする]
もうっ、ノブさんたら。
[くすくすと笑って、大丈夫ですよ、と]
ああ、でも……本当に怖くなったらお願いしちゃおうかな?
[悪戯っぽく笑って]
そうですね、私もそう思います。
[紅茶を飲み干し、小袋を漁る。
―――どうやら財布を忘れてきたらしい。]
ああ……あの、ごめんなさい。お代、明日でもいいですか?
[いや、別にいいよというマスターにだめです、ときっぱり。
その分、明日はマスターのお手伝いも少ししちゃおうかな、とウィンクすると、仕方ないな、と]
ふふ、ありがとうございます。
それじゃ、私はそろそろ失礼しますね。
[ちりん、と音を立てて席を立つ]
[立ち去るリディアを見送りながら]
さて、僕もそろそろ寝なおそうかなぁ。
あ、マスター僕もお代明日でもいいk…
払うよ、払うよぉ・・・怖い顔すんのなしー♪
って、僕何か飲んだっけ?
…今度きた時はなんか注文するよーん。
[少しだけニンマリ笑顔が消えて]
…今度、ね。
[手をフリフリしながら部屋へと*消えていく*]
[外に出てみればもうすっかり空は明るくて]
いい天気ー……って。
こんな時間じゃ母さんも父さんも起きちゃってるんじゃないの。
うー……急がないと。
[鈴の音を鳴らして*自宅へとかけていった*]
─自宅/夜─
[どことなく慌しい夜の闇を駆け、たどり着いた自宅で出迎えたのは、気難しい表情の師。
無断外泊の理由を伝え、ごめんなさい、と頭を下げれば、フランから聞いていた、との言葉が帰って来て]
「……あんまり、心配をかけるんじゃない」
[苦笑めいた面持ちで言いつつ頭を撫でる師に、もう一度ごめんなさい、と謝って]
…………。
[ほんの少し、思い悩む。
特定の事を考えると、その時だけ発生する頭痛の話をするべきかどうか]
[急に黙り込んだ様子を訝り、どうした? と問う師には、何でもないです、と返して。
宿であった事を話し、薬を処方してから休みます、と薬草をしまっている棚へと向かい、いくつかの包みと瓶を抱えて部屋へと戻る。
その背に、師が物言いたげな視線を投げかけるのには、気づかずに]
[部屋に戻り、届ける、と約束した薬を作り上げ、一段落した所で、ふと、窓の外へ目を向ける。
包み込むような夜の闇。
それは嫌いではないけれど、何故か、今はそこに微かな不安が感じられて]
…………。
[無意識の内に、胸元の蛍石を握り締める]
……なんにもない、よね?
大丈夫……だよね。
[呟きに答える者はなく、ただ、黒猫が尻尾を振るだけ]
[翌朝。
朝食を済ませるとすぐ、薬草の調達を師から頼まれ。
袋を片手に慌しく外に出る。
いつもの丘に行く前に、と宿へ足を向ければ、広場では相変わらず鉱夫たちがせわしなく行きかっている。
これからどうするか、どこから作業をしていくか、そんな話をしているらしい]
……すぐに、元に戻る……よね。
[その様子にぽつり、とこう呟いて。
宿に立ち寄って、レッグの薬を主人に頼み、ついでにお弁当を作ってもらうと、慌しく*薬草集めへと駆けて行った*]
/*
皆大丈夫か!(苦笑)
あの後すぐ寝て今起きた僕です。
まぁ5時間寝れたら良いよね。
さて、12時頃に出ようかな。
それまでにネタ考えよう(笑)。
*/
/中/
クローディア襲撃についてなのですが。
こちら、マスターのお手伝いと称して宿に待機、機会を窺うつもりでおりますー。みんなが一緒にいない昼間に襲撃の方がいいのかなとも思いましたが、それだとシャロンさんのRP的にはきついですよね?夜ということでも問題はないのですが、その辺どうかな?と思いましてー。
あ、それとあんまり派手にやる気はないです。
シャロンさんの希望があればその辺変更もできますよー。
エリスさんのご意見も伺えればです。
まだちょっとならいれますのでー。
/中/
おはようございます?
すみません、昨日のにも答えるの忘れてました(汗)
>>*62
そういう意味も含めてです。
吊られる側の人も、死亡確定RPできたほうがいいかなと。
襲撃は今日です。これはもう当たり前ですね(汗)
>>*83
その形はいいですね。
そういえばマスターはどういう扱いにしましょうか。
後半になると微妙に邪魔にもなりそうな気がしたり。
襲撃の詳細はシャロンさんとクレアにおまかせします。
私は補助的にシャロンさんと話したりする程度でいいかなと思っていたので。本当に引き止め役だけ(笑)
どちらにせよ、お二人の望む形で動きますよ。
あ、昼間動くなら。
パッと見には死んでいないように見えるとシャロンさんも動きやすかったりしますか? 目立つ位置に傷はない。けれど近付くと既に息をしていない、みたいな。
とりあえず思いついたので提案しておきます。
/中/
ああいけない。
襲撃は今日と言いましたが。
別に描写は明日とかでも問題ありませんから。
できれば発見ロールのために、概要だけは纏めページとかにも投下しておきたいとは思っていますが。
くれぐれも無理はなさらずに。
[あれからぐっすりと眠りについて。目が覚めたのは昼のこと。起き上がり伸びをして窓の外に視線をやる。若干暑いとも言える日差しが部屋の中に差し込んでいた]
[手早く着替えを終えると、仕事道具を手に部屋の扉を開ける。パトラッシュのために扉は少し開けておいて。彼はまだ寝ているようなので声はかけずそっと部屋を出た。1階に降りるといつものように主人がカウンターの中で客の対応をしていて。挨拶と共にカウンターに座ると軽めの昼食。パトラッシュが降りてきたらまた食事をお願い、と多めに代金を払い、食事を終えてから宿屋を出た]
[1日ぶりに広場に出る。しかし以前のようなゆったりとした雰囲気ではなく、鉱夫が行き交う慌しい雰囲気。崖崩れの深刻さを物語っていた。彼らの邪魔にならないように広場を横切り、教会の横の道へと入って行く]
/中/
>>*84
ああ、マスター…11人の星に含まれないのが発覚したら…無用ですよね(酷)
邪魔なら襲撃もー…ってなると今日2人襲撃ってことになってしまうのでだめなのかな。村の他の人は普通通りなんだからマスターだけどうこうしたらあれですかね、んむー。
描写の件は了解です。今夜鳩になった場合は明日にさせてもらおうかなとは。詳細はシャロンさんのお返事も合わせて摺り合わせつつまとめていきたいと思います。
大丈夫、無理はしませんから(笑
[着いた先は細工師の工房。ノックを2つして、そのまま扉を開けた]
こんにちは。
お願いしたもの、出来てる?
[にこりと笑みを浮かべて常に眉間に皺を寄せる男性に声をかける。じろりと睨むような視線で男性はこちらを見て、まだだ、と短く返してきた]
えー、まだなの?
後どれくらいかかりそう?
[明らかな落胆の色。それを見て男性は小さく舌打ちする。返って来たのは、もう少し、の言葉]
もう少しってどのくらいなのさ。
んじゃまた来るよ。
[小さく肩を竦めるとひらり手を振って、工房から出て行く。その姿を見て男性は、ふん、と鼻を鳴らし、手元の作業に意識を戻した。その手には整形しかけのトパーズが一つ]
……うーん、何処が重くないって言うのよ、母さんたら――…
[抱える籠には野菜の山]
[持たされた荷物に愚痴を零しつつ]
[籠を抱えたまま宿に着くとマスターは当然吃驚顔で]
こんにちは。これ、持っていけって言われて……
後でサラダにでもして皆さんに出してさし上げましょう?
今日はいつものお礼にしっかりお手伝いさせてもらいますから……っとと。
[ふぅと一息ついてから、これ置いて来ちゃいますね、と
奥へと入っていく]
えっと……扉の鍵は――うん、問題ない。
表からは――死角になるわね。
問題は、此処を使ったってことがばれなきゃいいわけだけど。
まぁばれたらばれたで何とでも言いようがあるわね。
……さて。
[暫くして白いエプロンを付けながら戻ってくる]
ふふ、これでばっちりですよね?
[え、いや…まぁ、いいけどな。
と、やや苦笑気味のマスターを尻目に、鼻歌混じりに
カウンターを*拭き始めた*]
…ぅー……。
[もそもそと寝台の上で身じろいで呻く。
あちこち腫れあがって痛い上に、熱があるのか酷くだるい。
サイドテーブルには、エリカが処方してくれた薬と水差し。
よろよろ身を起こして、薬を飲む。]
…にがっ。
[うぇー…と思わず顔を顰める。
薬なんだから苦くて当然なのだけど。]
[いつものように店を開ける]
[途中鉱夫たちが何人か]
[湿布を求めにきた]
予定とは少し理由が違うみたいだけど。
昨日のうちに用意しておいてよかった。
[品物を渡しながら]
[様子を聞いて]
あらら、やっぱり怪我人は他にもいるんだ。
うん、無理はしないほうがいいよ。
[戻ってゆく彼らに手を振って]
[頬杖をつき]
大変そうだなあ。
[工房を後にして辿り着いた先はやはり広場。未だに鉱夫が行き交い、慌しい様子が目の前に広がっている。邪魔にならないように隅へ移動し、腰を下ろした]
皆忙しそう。
僕も手伝えたら良いんだろうけど…。
[行ったところで足手まといになるだけだろう。それは自覚していたので申し出ることは無く。ぼんやりとその様子を眺める。ふと視線を移すと例の子供が駆け寄ってくる姿が見えて、にこりと笑みを浮かべた]
こんにちはお嬢ちゃん。
え、昨日?
ああ…うん、ちょっと用事があってね。
ごめんね約束したのに。
[流石に本当のことは言えず、そう言って誤魔化した。子供が隣に座り、占いをせがむ]
ん、良いよ。
何を占う?
[仕事道具の中からタロットを取り出し、簡易テーブルを広げる。シャッフルをしながら子供の言葉を待った]
ああ、いらっしゃい。
包帯ね。
[鉱夫たちは入れ替わり立ち代りやってくる]
[この分では診療所も忙しいことだろう]
落石が落ち着けばどうにかできそうなのね。
まあ安全第一は仕方がないよ。
この状況で大怪我されたりする方が困る。
[苛立っている鉱夫を]
[苦笑しながら宥めたりもしていた]
[薄目を開けて窓の外を見る。明るい。
どうやら知らず知らず寝てしまっていたようだ。]
あ〜・・・結局一日潰れちまったか。
本気でやろうとすると時間かかるんだよな・・・。
[昨日はずっと荷物の整理と剣やらなんやらの手入れをしていた。
特に、装備の手入れは念入りに。
そして、昨日の言葉を思い出し、ため息をひとつ。]
ふぅ・・・。人狼ね・・・。
噂には聞いてるが・・・・・・。
・・・・・・・・・。
・・・いや、考えても仕方ねえか。
まだ決まったわけじゃない・・・。
[頭を振ると、毛布をかぶって再び眠り始めた。]
……良く出来ていること。
貴方達がどれだけ頑張っても無駄なのよ。
状況を変化させなければ。
……星を砕かなければね。
[低く低く]
[鉱夫を見送りながら囁いて]
[少し後に返って来た言葉は]
え、崖崩れがすぐに片付け終えるかどうか?
うーん…多分はっきりとした結果は出ないとは思うけど…。
[それで良い?と訪ねて。このような小さな子供でもやはり崖崩れは不安になるのだろうか。ましてやこの子供の年齢から行けば10年前に起きたという崖崩れは露ほども知らないのだろう。不安は思っているより大きいのかもしれない。訊ねた言葉に承諾の返事があるのを確認してから、タロットをまとめ、山にしてからカットを入れる。そして一番上のカードを横に捲った]
……ぁ……。
[現れたのは『Death』の正位置。質問の結果としては正位置である故にYesとなるのだが──]
…え?
ああ、すぐに終わると思うよ。
多分、ね。
[逡巡しているところで子供に、結果は?と声をかけられ、我に返って結果を教える。『Death』のカード。そして正位置。言い知れぬ不安が過ぎった]
/*
タロット実際に引きながら人狼やるのは2度目だけど…最初の時もそうだったんだよなぁ。
何度か村のことを占ったらよくない暗示ばかり出て。
カップルの行く末(恋愛村だった)を占ったらそれっぽい結果ばっかり出て。
何じゃこりゃー。
*/
〔明け方までやはり眠る事ができず、かといって、ベッドから動く気分にもなれず、ただ、ぼんやりと、霞のかかった頭でさまざまな事を考えては消し、考えては消し、としていた〕
〔ふと、意識が朦朧としはじめる。どれくらい経ったのだろう。扉をノックする音が聞こえた〕
…誰だ…。
ああ、なんだ、珍しいな。入れよ。
〔ノックをしたのは馴染みの鉱夫。かなりの古株であり、年も近い事から何度か家に招いた事もあった。手には麦酒のボトル〕
…。
俺が潰れた後の世話までするつもりか?はは、いいぜ。
崖崩れのほう…、そうだな。俺ら年寄りは足手まといになるだけだな。
〔お互い顔を見合わせて吹きあう〕
[客足が途絶えた所で]
[気分転換に外に出た]
[店の見える位置からはあまり離れずに]
あれ、アンジュじゃない。
それにディーノ。
何してるの?
[幼い少女とディーノの姿をみつけ]
[そちらに近寄った]
[僅かに聞こえて来たエリスの声に]
…?
なんのこと?
[よく分からずに聞き返す]
[独り言かしら、とも思いつつ]
こっちはもう宿に待機中よ。
……ああ、そうだわ。例の階段の件だけど。
使うことになっても問題なさそうね。
窓打ち破ったりしたらすぐにばれそうだし、人に駆けつけ
られると面倒だから。まぁさっくり片付けるわ。
〔何をしに来たのか気づいていた〕
〔昨日の若い鉱夫の非礼を侘びに来たのだろう〕
俺のことは心配すんなよ。
しかし、まだ復興しねえとなると、かなり状況は深刻だな。
若い奴らは今村から出られねぇって事実が、まるでこの先ずっと村から出られねぇような気持ちになって不安になるから、お前さんがついててやらねぇと拙いんじゃないのか?
〔俺の部下はそんなヤワな奴はいねぇよ、と、笑い飛ばされる。正面に座ったそんな男の様子に、明け方まで続いていたもやもやとした不安が薄れたような、そんな気がした〕
[しばらくの間じっとカードを見つめていたが、声をかけられ弾かれたように顔を上げる。それから声の方へと視線を向けて]
ああ、フラン。
この子に頼まれてちょっと占いを。
君、アンジュって言うんだ?
[呼ばれた名を紡いで子供に視線を移す。うん、と言う返事と共に頷きが返って来た]
ああ、大したことじゃないわ。
こちらが片付けば、一気に道も開けそうみたいよ。
[クレアの声に笑って返し]
そう、後でそちらにも行かないとね。
便利なものがあってよかったわ。
いざとなれば私も使わせてもらう。
とりあえずは頼むわね。
[目の前の二人に意識を戻した]
〔昼前まで談笑し、手土産にと、持ってきた麦酒のボトルを置いて男は出て行った〕
〔後に残されたのは、いつもどおり酔いつぶれて、リビングのソファで横になり、規則正しい寝息を立てているくたびれたおっさんの姿のみ〕
〔夕べの睡眠不足も手伝ってか、これは夜まで目覚めそうになかった〕
へえ。
何を占っていたの?
[手元を覗き込むように]
[何だか暗いカードに軽く眉をひそめて]
アンジュは鉱夫組合の長の娘だよ。
ちっちゃいけれど賢いの。
[少女に目を向ければ笑って]
[そう教えた]
/*
>ランディメモ
鳩から書き込めない?
どういう事だろう。
僕の鳩はちゃんと書き込めたけど。
ま、独り言しかまだ試してないけどね。
*/
[よく分かったような分からないような声で]
ふぅん?
まぁまた後で会いましょう。
[それだけいうと*声をかけられた先に意識を戻していった*]
……クレアは分かっているのかしら。
ここまで舞台が整えられては。
二人共に抜けるのはかなり厳しいのよ。
まったく。
どこまでも祟るわね。
[苦々しい気分になりながら]
[心の中で呟いた]
崖崩れがすぐに片付くかどうか。
結果としてはYesかな。
[正位置であることを示してカードをテーブルの上に置き。しかしどこか不安が残るような言い方をする]
なるほど、それで。
だから崖崩れのことを聞いたんだ?
[納得したように頷いて。アンジュに疑問符を投げると肯定の頷きが返って来る]
フランは休憩中?
さっきから鉱夫さん達が入れ替わり立ち代り店に入ってたけど。
結果としては?
[少し引っかかったが]
[少女の前で聞くことではないだろうと]
[それ以上はやめて]
早くに片付くに越したことはないよ。
よかったねアンジュ。
うん、ちょっと息抜き。
やっぱりみんな多少怪我とかしてるらしくてさ。
崖の状態が落ち着けば一気に片付けられそうらしいけど。
占い、大当たりになりそうだね。
[先ほど聞いた話を披露しながら]
[クスリと笑った]
[相手の疑問には、うん、と返すだけに留めて]
ああ、やっぱり復旧は大変そうだね。
崖の状態が落ち着けばかぁ…。
でも逆を言えば落ち着かなきゃしばらくはあのまま、ってことだよね。
落ち着いてくれると良いんだけど…。
[良いながら視線は村の出入り口へ。未だ鉱夫達が慌ただしく行き交っている。その表情は少し物憂げに歪んでいただろうか]
/中/
鳩で書き込めないっていうと、他に思い付かないんだよなぁ。
その辺りって全然いじってないし……。
機種的な問題とかだとお手上げだけどなー。
…それはそうだね。
[もう一つの可能性を示されれば]
[軽く頭をかいて]
っと。
お客さんみたい。
またね。
[店の方に向かう鉱夫に気がつき]
[慌ててそちらに*戻っていった*]
うん、また。
[戻っていくフランに手を振って。テーブルに置いたカードに再び視線を落とす]
[『Death』のカード。崩壊や損失、終末を意味するカード。捉えようによっては良い方向へと解釈出来るのだが、その絵柄もあって良い意味で捉えられることは少ない。『苦しい状況から変化する』という意味になるのであれば、良い方向に向かうのだろうが──]
[カードを眺めているとまたアンジュに声をかけられ。今度は今日の運勢を占って欲しいとせがまれる]
分かった。
じゃあこの中から好きなの選んで?
[カードをシャッフルし、纏めてから扇状に広げた。その中からアンジュは1枚引っ張り出す。捲ってごらん、と促して、現れたのは『Emperor』の逆位置]
ん〜…チャンスが来ても消極的になって結果に繋がらないかもしれないって出てるね。
何か決めなきゃならないことがあるなら、思い切って選択してみると良いかも。
[結果と共にそれを回避するアドバイスも入れて。アンジュは、分かった、とどこか真剣な表情。何か思い当たることがあるのだろう。その様子を見れば自然と笑みが浮かんできた]
さて、ちょっと散歩してくるね。
ここに居たら皆の邪魔になっちゃうかもしれないし。
[タロットとテーブルを片付けて。アンジュに、またね、と手を振りどこかへふらり]
/*
そうだ。
占い先whoで決めても良いかも?
不信感が煽られるからってノブでも良いけど、占うためのトパーズはまだ手に入れてないし。
受け取った時に急に見えることにするか。
そうと決まれば早速。
<<占星術師 クローディア>>
*/
/*
そこでクローディアかよーwwwwww
クローディア居なくなってからの占いにしたいからそこは避けたいんだがww
*/
/*
でもやっぱ急に見えるってのもおかしいか。
クローディアが出たのもそのままノブ占えって言ってるのかもしんない(ぁ
そのままにしよーっと。
*/
[クローディアが倒れ、シャロンがクローディアの横で見守るようになって、一体どれくらいたったのだろう?
その間、シャロンは一睡もすることなく、ただひたすら待っていた。
色々と思考は複雑に。
もはや、何を考えているのか分からないほど複雑にいろんなことを考えている。
それでも、心の中で一番の割合を占めているのはいつも―――不安の二文字で。
もしかしたら、もう目覚めないのではないかという不安が、シャロンの心を段々と侵食していった]
・・・。
[いなくなってほしいのに。
憎んでいるはずなのに。
それなのに。
クローディアがいなくなることは、とても悲しくて。
自分でも抑えきれない感情を胸に秘めたまま、シャロンがクローディアの腕を握り締めた]
早く・・・起きなさいよ・・・。
いつものように笑いなさいよ・・・バカ・・・。
[夢現の中を彷徨っていた。
星々の光は数多の運命を映し出して彼女を翻弄する。
その洪水に押し流されそうになった時、腕を掴む温もりを感じた]
……ぁ。
[フワリと意識が浮かび上がってゆく。
閉じていた瞳をゆっくりと開けばそこには幼馴染の姿があって]
……シャロン。
ありがとう。
[細い声で感謝を告げながら微笑んだ]
/*
GM補佐みたいなことは慣れてるからね。
このまま立候補者出るのを延ばし延ばしにするよりは、他の人も決まってた方がすぐに動けるだろうし。
表に居る限りはやるのだー。
それで初回襲撃とか来たらワロス
*/
[半分覚悟していた。
もう、クローディアの意識は戻らないのだと。
そう思った直後。
シャロンの目の前で、ゆっくりとクローディアの瞳が開かれた]
クロ・・・ディ・・・ア。
[絶望していたのに、希望がそこには与えられて。
信じれば叶うものもあるのだと見せられて。
思わず、涙が流れ出したが、とっさ的にそれを隠すように俯きながら、涙声でシャロンが言った]
・・・遅いわよ。
本当に・・・いつまでたっても寝坊するんだから・・・貴女は。
[そして、最後に小さく付け加える]
おはよう・・・クローディア。
ありがとう。
[涙声が聞こえてくる。
そっと手を伸ばして彼女の頬に触れた]
おはよう。
また心配掛けちゃったね。
ごめんなさい。
シャロンが手を握ってくれたから、戻ってこれたわ。
[そのまま微笑んでいたが、不意に小さく咳き込んで]
石に、同調しすぎちゃったみたい。
こんなに強い石と出会ったのは、久しぶり……。
[咳が止まると大きく息を吐いた]
[昼過ぎ。鼻先を掠める暑い夏の日差しに目を覚ました。
くあ、と欠伸をして、ベッドの上を見遣る。
既にディーノの姿はなく、部屋のドアはいつものように僅かに開いたままになっていた。]
また外に行ったんかな……。
[窓の外では太陽が眩しく輝いていて、その様子に顔をしかめる。
長い毛を持つパトラッシュは、寒さよりも暑さを苦手としていた。今日は外に行くのは止めようか、とぼんやり思う。さりとてこの閉め切った部屋もなかなかに暑いことは確かで。軽く伸びをしながら起き上がった。]
[涼を求めて廊下に出て、階段を下りる。
1階は窓が開け放ってあるせいか、2階の部屋より幾らか風が通っていた。適当な場所に落ち着いて、軽く目蓋を閉じる。
暫くそうして床の冷たさを楽しんでいると、ふっと目の前に何か気配を感じた。ぱちりと目を開ければ、何とも言えぬ表情のマスターがパトラッシュの鼻先にソーセージやらパンやらが乗った皿を置くところで。小首を傾げて見上げると、ふん、とおおげさに鼻を鳴らされる。
ああ、ディーノの心遣いか。
そう気付いて、感謝しつつゆっくり美味しく頂いた。
快適な空間。ふわぅと欠伸をしながら。手伝いに来たリディアが働く様子など眺めながら、時を過ごす。]
本当よ。
・・・いっつも、心配かけさせるんだから。
[涙声のまま呟いていたが、クローディアが咳き込むのを見ると、小さくかぶりを振り、一度だけ大きく息を吐いた。
次には、いつも通りの声と顔に戻っている]
無茶はしない。
約束だったはずよ。
もう、やめなさい。あんなこと。
いくら誰かのためだとはいえ、貴女が倒れたら悲しむ人は大勢いるのよ。
誰かの為に、自分を犠牲にしたら本末転倒じゃない。
・・・と。お小言はもういいか。
とりあえず、もう少し休んでおきなさい。
今、簡単な食事を持ってきますから。
ええ……でも……。
……うん、ありがとう。
[何か言いかけたものの、親身に心配してくれるシャロンにそれ以上を言うことは出来ず。
ただ感謝の言葉だけを紡いだ]
─村外れの丘/夕方─
[自宅と、丘と。
果たして何回往復したのだろうか。
備えておいた方がいいから、という理由で、村中駆け回って薬草を集めた気がする]
……ふぅ……これで、最後だけど……ちょっと、休んでから、かえろっと……。
[呟きと共に、息を吐いて。
薬草の袋を傍らに置き、しばし、ぼんやりと村の様子を見つめる。
いつになく、慌しい村。
10年前もこんなだったろうかと、ふと思いをめぐらせて]
[夕方。あれからふらふらと村の中を見て回り。やはり崖崩れの慌しさはどこへ行こうとも消えなかった。時折丘に目を向ければ、丘と自宅を行き来しているらしいエリカの姿が見えて。頑張ってるなぁ、とその姿を眺めてみたり]
[最終的に行き着いたのは広場のそばにある教会。一歩足を踏み込めばそこは外の喧騒から隔離されたように静かで、厳かな雰囲気を醸し出している]
…死せる魂は何処へと…。
忌むべき原因より散りしものは、光の国へと舞い降りることが出来るのか?
父さん、母さん…まだ、苦しんでる?
…ディ…君はまだ僕の傍に居てくれてるよね…?
[教会の奥、祭壇の前。両の膝をつき、見上げる形で呟く。その顔は泣き出してしまうかのように歪んだ]
/中/
シャロンさんもお疲れ様です。
クレアの描写予定が出ていないみたいですね。
日付変わるまでに彼女が戻れないようだったら、シャロンさんの思う形で描写しちゃってもいいと思います。
まあ、まだ2時間半ほどありますけれど(笑)
一応部屋からは離れておいてあげたほうがいいと思って纏めページには私が書きました。
捕捉した方が良ければまた書きますから、メモでもここでもどうぞ。
ん……。
[ふるり、首を振る。
また、感じていた頭痛。
薬草採りに集中している時は、意識をそちらにむけずに済んでいたから、なんともなかったのだけれど。
こうやって落ち着いていると、ふと、頭から離れない単語に意識は向かい。
……それは、頭痛を呼び起こして]
ほんとに、なんなんだろ、これ……。
考えるなって事、なのかな……でも、なんで?
ここに来る前のボクに……これに、関係があるの?
[答える者のない疑問を呟きつつ、ぎゅ、と左の肩を掴んで]
ねぇディ。
僕達ずっと一緒に居ようね。
「うん、一緒に居ようね」
[幼き日の記憶。お互いの手を取り約束した。僕らは2人で一つ。半身同士。生まれた時から常に一緒で、ずっと一緒に居るものだと思っていた。だが──]
ディ! ディ!!
嫌だよ、一人にしないで!!
ずっと一緒だって言ったじゃないか!!
[それは儚くも消えてしまった。7年前のあの日、僕は両親を失い、半身までも失った。片翼をもがれた鳥となった]
//中の人発言//
まあ、本来ならば、メモ張る必要無いのですが、張っておくほうが自然かなーと(笑)
とにかく、了解です。
と、またメモの方に張っておきます(笑)
[左の肩。
そこに残るのは、歪な傷痕。
……この村に最初に現れた時の自分は、左の肩に傷を負い、血塗れで倒れていたのだと、師は言っていた。
辛うじて息があったため、師によって救われ……その直後は、他の誰にも心を開かず、生命の恩人である師の元に身を寄せる事になったのだと]
さて、あんまりぼーっとしてると、遅くなっちゃう、ね。
レッグも心配だし、薬草片付けたら、様子見に行かなくちゃ。
[努めて明るい口調でこう言うと、左肩から手を離して。
薬草袋を片手に立ち上がる。
ずっと傍らに伏していた黒猫も身を起こし、物言いたげな視線を投げかけた]
心配いらないよ、リエータ。
わかんない事で悩んでる場合じゃないもんねっ。
[さ、行くよ、と声をかけ。
ぱたぱたと丘を下り、自宅へと走る。
黒猫は一歩遅れて、その後をついて行った]
[しばらく家族のために祈りを捧げて。床から立ち上がったのはもう陽もとっぷり暮れた頃。表情を隠すように被っていた帽子を深くし、荷物を手に教会を出た]
[外へ出ると人気はもはや疎らで、昼の喧騒は治まっている。空を見上げれば数多瞬く星が広がり、月が村を照らしていた]
………。
[その光景をどこか無感動な様子で見上げ、視線を戻す。無言のまま、足を向けるのは宿屋の方向。ゆっくり、ゆっくり歩を進める。辿り着く頃にはいつもの表情に戻っているだろうか]
ディ…いつも一緒だって言ったのに。
僕を置いてどこに行っちゃったの?
一人は嫌だ。一人は寂しい。
[膝を抱えて泣きじゃくる。ふと視線を上げるとその先には鏡があって]
…ああ、同じ顔はここに在るのに、ディの姿はもうここには無い。
ディ、どこに居るの?
僕の傍に居てよ、お願いだから…。
[それから僕は思い込むようになった。
──ディはいつも僕の傍に居ると──
そうさ、ディはいつも僕の傍に居るんだ。僕らはいつも一緒なんだ。どこへ行こうが、いつも一緒に──]
/中/
シャロンさんの意向確認しました。
ぱっと見て死んでいないかのような襲撃ってことで了解です。
(原稿ないので明日以降の描写で了承ください。)
遺体は寝かせておきます。背中をざっくりと、ってことでよいでしょうか?(多少内臓は痛めるやもですが心臓には傷を付けません。)
もし他に何か良いイメージがあれば提案いただけると。
箱前ついたら再度顔を出します。
─自宅─
[帰りつき、薬作りの手伝いやその後片付けなどをこなしている内に、日は暮れて。
師のための夕食を用意すると、自分は治療道具の一式を持って、宿へと向かう。
緊急時に対応できるよう、応急処置の道具を宿に置いておこう、という事になったのだ]
……まあ、使わずに済めばいいんだけど……。
[小さな呟きを、夜闇に溶かして。
足早に、宿へ向けて駆けていく。
黒猫がその傍らをちょこちょことついて行った]
[ギイィ。宿屋の扉が悲鳴を上げる。扉を開けて中に足を踏み入れるといつもの笑みを浮かべて主人に声をかけた]
マスター、ワインとチーズ。
それにサラダお願い。
[入るなり注文をして、荷物を持ったままカウンターへ。席に付くとそれらが出されるのを待った]
―雑貨屋・夜―
予想以上になっちゃった。
これはまた先生にもお願いしないとかな。
[一気に半減した湿布を見て]
[軽く溜息をつく]
向こうだって忙しいだろうしな。
どうしたものやら。
[封がされたままだった箱を開け]
[新しい布と包帯を出し]
[それを棚に追加して]
ま、なるようにしかならないか。
[宿に駆け込み、まずは息を整えて。
それから、場にいる人々にこんばんは、と挨拶を。
抱えたバスケットに主人が不思議そうな目を向けるのに気づくと、それをカウンターに置いて]
これ、基本的な治療道具の一式ね。
撤去工事中に怪我人でた場合に、対処できるように、って。
[だから、預かっといてね、との言葉に、主人はやれやれ、と言いつつ、それでも頷いた]
……で、怪我人は、大人しくしてる?
[カウンター席に座りつつ問えば、薬は飲ませたから、との言葉が返り。
後で、また様子見ないと、と呟きつつ、パンとサラダ、スープを頼んで]
[半分眠りかけていたところへ馴染みの声が聞こえて薄目を開けると、カウンターにディーノが座ったところだった。
伏せの姿勢から上半身を起こして座り直し、尻尾を微かに振って――というより、もうディーノの姿を見るとオートで尻尾を振る癖がついているようなのだが――お帰りの挨拶をした。
続けて駆け込んできたエリカの慌しい様子には、一瞬目を丸くしたものの。矢張り同じように挨拶を。]
[出されたワインに舌鼓をうっているとエリカが駆け込んできて。何事かとも思ったが何か事件が起きたわけでもなさそうだったため、向こうの用事が終えてから挨拶する]
こんばんはエリカ。
今日は大忙しだったみたいだね。
[昼に見かけた姿を思い出してにこりと笑む]
・・・はい・・・そうです・・・なので、卵粥頂けますか?
[シャロンは階下の食堂にて、マスターにクローディアが目を覚ましたことを伝え、簡単な食事を頼んだ]
・・・いいですよ。
今まで、充分待ちました。あと少しぐらい待つことぐらいなんてことないですから。
[そこまで話すと、すぐ横でエリカがマスターと話をする姿が見えた]
ああ。エリカさん。
ちょっとよろしいでしょうか?
[台の上を片付けて]
[いつものように店から出る]
さて。
姿を見なかった人たちは大丈夫なのかね?
[酒場の扉に手を掛けて]
[ふとそんなことを思った]
[目端にパトラッシュが起き上がったのを見止めればそちらに視線を移し]
や、パトラッシュただいま。
君も何か食べるかい?
[訊ねたところで主人から、昼は食わせたぜ、と渋い表情のまま告げられて。それには微笑んで、ありがとう、と礼を言う]
[一通り仕事が片付いた後はマスターとすっかり話し込んで]
えーそうなんですか、あのテイラーさんが?
面白いこと聞いちゃったな。
[その世間話にくすくす、と笑い]
[尻尾を振るパトラッシュにはひらりと手を振って。
こちらも尻尾を振る黒猫は、どこか物言いたげなようにも見えたやもしれないが]
大変そうって……あれ、みてたの?
[ディーノの言葉に、どこか惚けた声をあげ。
薬の備蓄が必要そうだから忙しいの、とため息をつく]
……え?
あ、はい……なにか?
[それから、シャロンの呼びかけに、そちらを振り返る]
―宿屋1階―
こんばんは。
[中にいた人々に軽く手を振って]
マスター、いつものね。
エリカちゃん仕事道具も運んできたんだ。
もしかしたら湿布に使う薬も頼めたりするかな?
[思った以上に売れちゃってと]
[バスケットを見ながら聞いた]
[ふと思い出したように]
あ、そうだ。
今日持ってきたお野菜、みんなに食べてもらおうっと。
[うちで取れたものだから、きっと美味しいですよと笑顔で]
[奥から籠を抱えて出てくると*裏手の水場へと*]
[階下におりてゆくシャロンをそのまま見送って。
やはり石のことが気になってしまい部屋の中を見る。
そして寝台から降りると装身具と共に置かれていた石のそばへ。
直接触れることはせずに、じっと見つめた]
……白の星が、一つ砕ける。
そして……運命は加速する。
星々は決断を迫られる。
……未来を見つめる……新たなる星……。
……欠けたものの……真実を知りうる星……。
……守るべき者を定めて……抗い続ける星……。
紅の星は輝きを強める。
……そして白の星に……手を伸ばす……。
……鎖となりし星々……其を砕かんと……。
うん、丘を行き来してるのは見たよ。
何回か繰り返してたから大変そうだなぁって。
[エリカからの疑問には頷いて]
フランもこんばんは。
その様子だとあれからまた盛況だったみたいだね。
[入ってきたフランに手を振りつつ]
[どこか遠くを見つめる瞳で言葉を紡ぎ。
唐突に咳き込むとその場にしゃがみこむ]
シャロン……。
どうか……砕けないで……。
[小さな声で祈るように呟いて。
その場に*うずくまっていた*]
[シャロンは、エリカをジッと見ると、大きく頭を下げた]
・・・ありがとう。
貴方が、手伝ってくれて、的確な診断をしてくれたおかげで、クローディアも意識を取り戻しました。
本当に・・・ありがとう。
[少し長めに、深々と頭を下げる。
が、頭を上げたときはいつもの顔と声で]
それで、ですね。
意識を取り戻したとは言え、まだまだ弱っています。
精神疲労に効く薬が何かあるのならもらえるかしら?
ああ・・・それと、気になる咳もしていましたので、出来れば風邪薬もお願いしたいのですけど。
/中/
あうん、ばたばたさせてしまってすみません。
いちおここまでて一区切りなので。
ちょとまだ安定しないのですが、おりますよぅ。
仄めかしは次回表戻り時にしようかと。
>>*100
了解です、ではその方向で。
23時過ぎたら描写まとめサイトに書いて来ますね。
あ、こんばんは、フランさん。
[入って来た姿に気づいて、一礼]
湿布用の軟膏なら、今日、御師様が頑張って作ってましたよ。
きっと、必要になるだろうから、って。
[だから大丈夫、と頷いて]
あ、いえ。ボクはお手伝いをしただけですし……。
……人を癒す、一番のものは、側にいる人の気持ちですから。
[シャロンの言葉には真面目な様子でこう答える。
それは、自身の経験に基く論でもあるけれど、それを知るのは幼い頃の彼女を知る者くらいだろうか]
精神疲労と、風邪の薬です?
あ、風邪薬なら、多めに作ってきたのが……精神疲労の方は、ちょっと戻らないとならないから、明日、作ってきますね。
[ディーノがすぐに自分の存在に気付かなかったらしいことに、微かな違和感を覚える。考え事でもしていたんだろうか。いつもなら真っ先に……そこまで考えて、いやいつもって何日前からの「いつも」だよ、と心中で苦笑する。気にしすぎだ、と自分に言い聞かせ。
何か食べるか、との問いにはふるりと首を横に。今日は大して動いてない。従って腹も空いていなかった。
エリカと共に尻尾を振った黒猫には、首を傾げた。
そういえばこいつ、犬の俺を怖がらねぇな、と。
興味を持ったようにじっと見つめる。]
盛況だったよ。
用意したばかりの湿布が半分になっちゃうくらいにね。
[ディーノには肩を竦めて答え]
[シャロンの言葉が聞こえてくれば]
あれ、クローディアさん風邪も引いちゃってるんだ。
あれだったら喉飴とか持ってこようか?
食事取りにくいなら、砂糖菓子のような類とか。
[疲労回復には甘いものがいいって言うしねと]
[小さく笑った]
はい。
それでは、風邪薬だけ先にもらっておきますね。
それと、精神疲労の薬。
明日いただきにいきます。
・・・料金のほうはいかほどですか?
[そこまで話した後、そばから聞こえてくる少女の声。
確か・・・フランという名前の少女だったはずだ]
ん・・・。
そうですね。なんでもやっておいて損はないですから、喉飴頂戴いたします。
[パトラッシュが首を横に振るのを見て、そっか、と言葉を返し。視線を戻してワインを飲む様子にはどこかぎこちなさが残るだろうか]
うわ、随分減ったね。
仕入れしたばっかりでこれじゃ先が思いやられるや。
[フランが肩を竦める様子を見て苦笑いが浮かぶ]
うん、確かに大変だけど……でも、自分にできる事だから、ちゃんとやらないとね。
[頷くディーノに、躊躇いもなくこう答える]
それに、薬作る御師様の方が、ずっとずっと大変だし。
[続いた言葉は、やや、冗談めかしていたか]
[パトラッシュにじっと見つめられた黒猫は、ととと、とそちらに近づいて、にぃ、と一鳴き。
野生の感が、何か違うと感じているのか、金の瞳には好奇心の色が浮かんで]
わかった。
すぐに取ってくるから少し待っててくれるかな。
あ、砂糖菓子の方はどう?
この間の仕入れでちょっといいのが手に入っててさ。
甘いものダメじゃなければだけど。
[マスターからジョッキと小皿を受け取り]
[それをカウンターの端へと置きながら聞いた]
[フランの言葉に、シャロンが頷いた]
ええ。
お待ちしています。今はもう・・・急ぐこともありませんしね。
っと。そうですね。ついでですから、砂糖菓子も頂きます。
私は甘いもの苦手ですけど、クローディアは甘いもの大好きですからね。
きっと、喜んで食べるでしょう。
[クローディアが喜ぶ姿を見て、シャロンは幸せそうに微笑んだ]
うん、参っちゃうよね。
先生とエリカちゃんがいるからいいようなものの。
怪我にはもっと注意して欲しいね。
[思い出したのは怪我だらけだったレッグの姿で]
[ディーノに頷きながら二重に苦笑した]
えっと、ちょっと待ってくださいね……。
[言いつつ、先ほどのバスケットの隅に入れてきた包みを取り出し、中の薬包を数個、より分ける]
お代は、クローディアさんが回復してからでいいですよ?
[いつも出来高払いですから、と笑いながら、より分けた包みを差し出して]
大掛かりな事になりそうだから、って御師様、ずっとそれやってましたから。
[フランの言葉には、昼間の様子を思い出して、くすり、と微笑む]
[こちらに背を向けてワインを飲み直すディーノの様子に、若干妙な感覚を抱きつつ。その感覚が何を指し示すのかは判らずに。
近づいてきた黒猫には、姿勢を低くして愛想良く尻尾を振って出迎えた。わふ、と小さく挨拶する。
こいつは『パトラッシュ』の好奇心に任せるか、と人間の『俺』が呟く。]
…偉いね、エリカは。
自分に出来ることをやる、かぁ。
うん、確かに大事。
[躊躇い無く答えるエリカに感心したような表情で。パトラッシュに近付いて行く黒猫を見るとどこか微笑ましげに]
犬と猫なのに何だか仲良さそう。
[そんなことを言って小さく笑った]
[フランが浮かべた苦笑いがどこへ向けられたのか理解して、同じように苦笑が漏れる]
そうだね。
2人が居ないともっと大変なことになってたんだなぁ。
[そんなことを言いつつ、今度薬草採り手伝おうかな?なんて言葉を漏らしたり]
[シャロンに頷いて]
あれ、シャロンさんは甘いもの苦手?
じゃあ代わりになるものを何か探してこようか。
シャロンさんも看病で疲れているでしょ?
[急がなくて平気ならと]
[扉の方に向かいながらたずねた]
[エリカの言葉に少しだけ眉をしかめたが、自分の中の黒い部分を否定するように、軽く息を吐き、そして、ゆっくりと答える]
・・・分かりました。
それでは、あの子が完全に回復した暁に。
フフッ・・・。
遅くなっても知りませんよ?
大掛かりな事か。
先生は10年前のことも憶えているだろうし。
何よりもみんなの無茶さ加減は良く知ってるだろうしね。
先生の無茶はエリカちゃんが止めてあげてね?
意外とのめりこんじゃう人でもあるし。
[エリカの言葉には]
[笑いながらそう返した]
[ディーノの微笑み混じりの言葉を耳にすれば、あ、いつも通りかな、なんて(だから「いつも」って何時からだよ!)安堵して。
お前、それ素で俺のこと犬扱いしただろっ!
と、冗談交じりに咎める視線をちらりとディーノに向ける。]
[挨拶を返された黒猫はちょこなん、と座って尻尾をぱたり。
それでも、警戒心は持っていないようで、じぃ、とパトラッシュを見つめている]
偉い、かなぁ……?
他に、取り柄らしい取り柄もないから、っていうのもあるんだけど。
[感心したような表情を向けられれば困ったようにこんな事を言い。
黒猫とパトラッシュの様子に気づけば、うん、と頷いて]
リエータ、人見知りとかしないから。
[ちょっと、警戒なさすぎるかもしれないけど、と。
最後に付け加えて]
[フランの言葉に、そう言えば、自分はどれだけ休んでいないのか、ということを思い出した。
が]
いえ。
心配無用ですよ。
私も、クローディアに食事を上げたならゆっくり休むことにしますので。
それに・・・正直、今はそんなに疲れていませんから。
[そう。
希望の光を信じれるようになったせいか、体も心も、嘘のように―――軽い]
ええ、それで構わないです。
遅くなっても、全然平気ですからっ。
[シャロンににこ、と笑ってこう返す。
直前に寄せられた眉には、気づいているのかいないのか、それは定かではなく]
うん、御師様はあの時も凄く忙しそうだったから……。
あ、大丈夫です、寝ないようなら、フライパンで殴って寝かせますから。
[止めてあげてね、というフランには、やや物騒な一言を]
/中/
それは、気絶させると言うような(笑)。
さて、夜明け後の起動はどうしよう。
霊能としての能力をどう示唆した物か。
取りあえず、気絶落ちはしないようにしよう、自分!
……あれは地雷の強制になるからにゃあ……。
[何だかパトラッシュから視線が突き刺さっているような気がしてふと振り返る。振り向いた先で咎めるような視線のパトラッシュと目が合った]
(…あ、何か怒ってる?)
[しばし考えて思い当たる節を見つけると、失笑のような苦笑いで唇だけ、ごめん、と紡がれた]
僕は偉いと思うよ。
自分に出来ることをやる。
簡単なように見えてそうじゃない。
それが出来るエリカは偉いと、僕は思うよ。
[にこり、穏やかな笑みでそう告げて。黒猫─リエータが人見知りしないと聞けば、そうなんだ、と言って視線をリエータに]
うわ、それは効くわ。
手加減にご注意?
[エリカの言葉にはケラケラと笑って]
そう?
じゃあ取ってくるね。
ちょっと待ってて。
[扉を開けて店に向かった]
[こちらを見つめる黒猫にはひょいっとじゃれかかってみせる。
前半身を低くして、遊ぼう、と誘う。
『パトラッシュ』は基本的に人懐こいし、他の動物とも仲良くできる奴だ。ほんと、社交的な性格だよな、と。
『俺』は分析するように考えて。黒猫に注意を戻す。
きらきらと瞳を輝かせてこちらを見るリエータが、一瞬『俺』と視線を合わせていた気がしてぎくりとした。]
/中/
30分くらいに仄めかし初めて表戻ろうと思います。
何かあれば遅らせますので仰ってくださいね。
仄めかし……あんまり強くないかも(汗
ま、まぁ何もなければこの通りに動きますよと。
〔じっとりとへばりついた肌着が冷たく感じられ、ぞくりとした感覚とともに目が覚める。がば、と身を起こすと、外はもう日が暮れていた〕
〔眉間の辺りに手のひらを置き、肩を落とす〕
あー、もったいねぇ…。
今日は一日寝てるだけだったな…。
〔本当は寝不足が溜まっていたので、身体のためには必要な時間だったのだが、貧乏性なのか、本心からの呟きだった〕
〔濡らしたタオルで身体を拭き清め、新しい肌着に着替える〕
しかしよく寝たな。俺もまだまだ若いじゃねぇか。
明日鉱夫連中に自慢してやる。
〔にい、と笑いながらスケールの小さい、いかにも小市民的な発想を口にする。戸口のジャケットを羽織り、空腹を満たすため酒場へと向かった〕
なんか、実感わかないんだけど……でも、ありがとっ。
[穏やかな笑みと共に向けられる言葉に、ふわ、と嬉しげに笑んで。
けらけら笑うフランには、はーい、と言いつつ頷いた。
……年々、加減がゆるくなっている事は、恐らく当事者同士しか知らない秘密だが]
[じゃれかかられた黒猫は一瞬、瞳をきょとりとさせた後、誘いに乗るようにこちらもじゃれかかる。
金の瞳の好奇心は、果たしてどこに向いているのやら]
―雑貨屋―
[奥に積まれていた缶を取り出して]
[一つ口に含んで中身を確かめる]
ん、よし。
間違いなくこれだよ。
[更に奥の自宅部分へと向かって]
[綺麗な細工箱を取り出した]
余分に買っちゃったけど。
ちゃんと必要になるもんだ。
[クスリと笑って]
[それらを袋につめ]
[再び外へと]
[薬が効いたのか、いつしか深い深い眠りの淵へ。
夢に浮かぶは、忘れかけた幼い頃の思い出。
寂しげな目をした女の子に出会った時のこと。]
〔夜の空気が昼間に火照った身体を冷やすようでずいぶん気持ちいい。そして、たっぷり睡眠をとった身体は嘘のように軽かった〕
〔そう、今日の明け方まで感じていた不安が、嘘のように晴れていた〕
〔広場のほうまで来ると、雑貨屋の明かりがついているのに気づいた〕
あれ?フラン、まだ店開けてんのか?
…まぁ、無理も無いか。
10年前も、親父さんが一人で切り盛りしてたよな…。
〔そんなことを思いながら、ちょっと覗いていこうと思った〕
フラン?いるのか?
なんか手伝える事はあるか?
[エリカから嬉しそうな笑みが返って来るとこちらもどこか嬉しくなり。しかし心の中では不安が募る]
[自分は一体どうなのか。出来ることをやる、それがちゃんと出来るのか。心の奥底。何かが、どくん、と一つ鼓動した]
[じゃれ合うパトラッシュとリエータには微笑ましく見やり。時折視線を前に戻してサラダやチーズと共にワインを楽しむ]
[籠の中の野菜をじゃぶじゃぶと洗い]
[水を切ろうとして手からトマトが転がる]
[転がったトマトを視線で追ってから手を伸ばす]
[ぐちゅり]
[手の中で砕けた赤いトマトの飛沫が撥ねて]
[闇が隠したその表情は―――口元が少し歪んでいたような]
[店を出たところで]
[ランディがこちらにやってきた]
こんばんは、ランディ。
大丈夫だよ、あとはこれをシャロンさんに渡すだけ。
クローディアさんの回復用にね。
[手にした袋を見せて]
何だか今日はスッキリした様子じゃない。
ランディも酒場行くでしょ?
[そちらへと促しながら]
[笑いかけた]
─回想・幼い頃の広場─
…なんだ?おまえ。
[見かけない少女がいつもの遊び場にいるのを見つけて、訝しげに歩み寄る。]
おまえ、どこのこ?
なまえは?
…へんなヤツだなー。
[話しかけても答えず、無表情なままの少女に首を傾げて。
むぅ…と小さく唸る。]
わらえよ。
…うちのかーちゃんがいってんだ。
おんなのこは、わらってんのがいちばんかわいーんだって。
[気を取り直して1階の隅でリエータと遊び始めた、その目の端で。
ディーノの唇が「ごめん」と動いて苦笑いしているのを確認する。
冗談だったのに、真面目な奴だなあ。とちょっと呆れて。
あとでこれをネタに苛めてやろーか。
口の端が小さく持ち上がった。]
それに……ある意味では、恩返しでもあるから……。
[ぽつり、と。
微かな憂いを帯びて、小さく小さく紡がれた言葉は、届いたかどうか定かではなく。
呟きと共に、ほんの一瞬浮かんだ翳りもすぐに消え去って]
……そう言えば、まだ、寝てるのかな?
[それからふと、こんな呟きをもらす]
〔フランに微笑を返しつつ〕
ああ、ちょうど酒場で腹ごしらえをしようと思って向かっていたところだよ。
さっきまで珍しく眠れたおかげで、今日はスッキリしてらぁ。寝てただけで一日終わっちまってもったいねぇ気もするけどな。
〔と、笑いながら、フランの手荷物を持ってやる〕
/中/
ええと、こちらにて。
>シャロンメモ
いや、発見ロールは日付変わってからの方がいいかと。
それとも日付をまたいで何かやりたいのでしょうか。
それでしたら構わないとは思いますが。
[エリカの最初の呟きはおそらく聞き取れなかっただろう。自分も考え事をしていたのだから。辛うじて聞こえた後に呟きには僅かに首を傾げて]
寝てる?
誰が?
えーい!わらえ!わらえっての!
[困惑する少女の前で、いきなり唐突に。]
ひっさつ!へんなかおこーげきっ!
さらに、ぱーとつーだっしゅ!
[あまりのことに、思わず少女も吹き出して。
しばらくふたりで芝生の上で笑い転げて。]
…ふぅん……で、おまえ…なまえは?
〔ふと、夜空を見上げつつ〕
俺の連れ合いが事故にあった夜と、昨日の月明かりが、同じように冴え冴えとしててさ。
珍しく思い出しちまってよ。
クローディアの蒼白な顔とダブっちまってさ…。
人間、ネガティブなのはダメだな。
〔フランを見て微笑む〕
お前みたいに元気なのはいい事だよ。
〔親父なりに褒めている〕
[袋を持ってもらえば]
[ありがとうと言って]
一日中寝てたんだ。
ランディもお疲れだったんだね。
無理はしちゃだめだよ?
その、さ。
こんな状況だけれど…。
[少しだけ口ごもりながら]
[そっと彼の手に触れて]
たまにはいいじゃない。
その分これから頑張ればいい。
[すぐに手を離すと]
[小さく笑った]
[籠に入れた野菜を持って宿に入ってくる]
[カウンターの中に入って一つ一つ仕込みだす]
[皆の話に耳を傾けながら、鼻歌交じりに]
……え。
[完全に独り言のつもりだったためか、問いを投げられた事に、一瞬戸惑う]
あ……レッグ、起きてこないから。
まだ、寝てるのかな……って。
[大人しくしてるなら、それでいいんだけど、と呟いて]
熱、出てるかもしれないし、様子、みてきた方がいいかなぁ……。
[呟く様子に気づいたのか、黒猫がほんの一瞬、呆れたような表情を見せたかも知れない]
─宿二階・客室─
…エリィ。
[うっすらと目をあけると、部屋は既に真っ暗で。
窓からさす月明かりだけが、わずかに室内を照らしている。]
夢、かぁ…。
[薬のおかげか、熱はだいぶ下がったようだった。]
[ふと。嗅ぎ慣れない――でも嗅げばすぐにそうと判る――そんな匂いの気配を感じて、身体が止まった。
知らず、視線を2階の階段へと走らせる。
その匂いの意味は深く考えることなく。
ただ、脳の奥に、厭な予感が突き刺さった。]
[一緒に空を見上げて]
そうだよね。
クローディアさんって。
[似ているって話だしと]
[自分の記憶にはもう薄いその人の顔を思い浮かべ]
だってみんないらいらしたり。
落ち込んだりしやすいんだもの。
あたしくらいは元気でいないと。
[ありがとう、と]
[微笑を返した]
/中/
なんとなく。
ろむらー衆が、「ニヨられ体質発動」とか思っているような気がした(ぉぃ。
まあ、おにゃのこだと、地雷率高いからにゃー(わかってんならやるなよ、と。
〔触れられた手の暖かさに、孤独が癒されたような気がして、柔らかい気持ちになる〕
そうだな。
俺はまだ生きてる。時間はたっぷりある。
やっぱいいよ、お前は。
お前といると楽しいよ。この親父でも。
〔くしゃり、とかるく頭を撫でる〕
ああ、グレッグ。
昨日あのままここに泊まったんだったよね。
そう言えば姿を見てないけど…大丈夫かな。
[怪我だけでなく具合も悪そうだった昨日の様子を思い出す]
心配なら、見てきた方が良いんじゃないかな?
もし熱が出てたら自分じゃ助けを呼べないかもしれないし。
ちょっと。
いつまで子供扱いするのよ。
[頭を撫でられれば]
[そんな文句を言いつつも]
[まんざら悪い気はしないらしく]
そうそう。
生きているんだから楽しまなくちゃ!
[髪の毛を押さえながら]
[にっこりと笑った]
おいおい、礼なんて言うなよ。
俺が礼を言うほうだろー。
〔なぜかくすぐったい気持ちになり、視線をそらす〕
さ、シャロンにこれ渡すんだろ。
腹も減ったし、行こうぜ。
〔少し足早に宿へと向かう〕
朝、薬は届けたんだけどね。
ちゃんと飲んでればいいんだけど……。
[小さく呟いて。
見てきた方が、と言われれば、素直に頷く]
ん、そうだね、怪我も診ないとならないし……。
眠ってるなら、戻ってくればいいんだし、ちょっと行ってみるね。
[こう言うと、座っていた椅子から下り。
主人に部屋の場所を確かめて、ぱたぱたと駆けて行く。
黒猫がその背を呆れたように見送っている事に、パトラッシュなら気づくかも知れない]
[エリスの声にふと]
……大丈夫よ、いつも通り……ではなかったかしら。
[いけないいけない、と苦笑交じりに]
[白い犬の視線に気がつき]
……確かに、ちょっと厄介かもしれないわね、あの子。
[パトラッシュだっけ、と加え]
/中/
鈍感親父でごめんなさーい(汗)
まま、暖かく見守ってくださると嬉しいですー。
中のひとは照れまくってます。
/中/
[幾許かいつもの調子が戻ってきて、チーズを自分の前に垂らすと、あむっ、と口の中に放り入れる。その味を楽しみつつ視線を巡らすと、2階を見上げるパトラッシュが見えて]
ん?
どうしたのパトラッシュ?
[不思議そうに声をかける。頷くエリカに気付けば、行ってらっしゃい、とその姿を見送って]
[扉を開ければすぐにシャロンのところに向かい]
ごめんね、待たせちゃった。
はい、これのなかに入れてあるから。
[ランディに持ってもらっていた袋を]
[シャロンへと渡した]
[皆の話に耳を傾けつつ]
[視界にパトラッシュが入り]
ふふ、良かったら食べる?
[でも食べれるのかな……と首を傾げながら]
[トマトを差し出してみる]
[眺めやった階段を、エリカの後姿が駆けていく。
にぃ、と隣で鳴いた存在に、はっと気付いて。
見ればリエータが呆れたように自分の主人を見送っていた。
気のせいか?
気のせいだな。
独りで呟き、反芻し、納得して。
ディーノに不思議そうに問われれば、いや、なんでも、というようにゆっくりと尻尾を振った。その表情に不安の影は浮かんでいたろうか。]
[シャロンが、フランから袋を受け取ると、ニコリと微笑んだ]
ありがとう・・・。
クローディアは、みんなに愛されて、幸せものね。
[フランから袋を受け取ったとき、丁度、食事も出来たようで、彼女は片手に食事を持って、袋を腰にくくりつけ、薬を懐に入れて、階段を上った]
〔フランに袋を渡すと、宿の主人に食事を注文する〕
〔カウンターにいるディーノとパトラッシュの近くに座る〕
よぉ。
昨日は小さいお客が、お前の事を首を長くして待ってたぜ。
今日は披露してやったのかい?
〔気軽に声をかけた〕
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