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そして、物語は動き出す。
目覚めたものが何処へ向かうか、それは一人一人の思うがままに。
どうやらこの中には、村人が9名、人狼が1名、囁き狂人が1名いるようだ。
おお、どうやら全員、揃ったようじゃな。 皆に大事な話がある。
先日から噂になっておるので、皆も聞いておるやも知れんが……この地に『人狼』と呼ばれる脅威が潜んでいるらしい。
噂の真偽の程は定かではない。 何事もないとは思うが、皆、念のため気をつけてな。
自衛団長 ギュンターが「時間を進める」を選択しました。
☆ダンジョン概要:一層
1日目に挑戦する迷宮第一層についての概略です。
各フロアの壁がどうなっているかなどは、挑戦するペアで好きなように描写していただいてOKです。
地図:http://thukimi-houraiya.com/lupus/map01.JPG
(wikiの『アーク・オブ・ブレイブ/ダンジョンマップ』のページでも見られます)
・中央部(S):スタート地点兼第二層へのゲート
入ってすぐに現れる場所。見た感じは森の中の小広場で、中央に大理石の祭壇がある。
祭壇には四つの穴が開いており、ここに各エリアのガーディアンから獲得できるオーブを収めると第二層へのワープゲートが発生する仕組み。
一際高い木と木の間にある扉が、地水火風の各エリアへ続く扉。この扉は、担当するペア以外には開く事はできない。
・北東部(A):地属性エリア
扉を潜ると、そこは薄暗い洞窟。視界や足元は余り良くはないので、注意が必要。
ガーディアン:ノーム トパーズオーブ所持
攻撃方法
通常時:ストーンブラスト(石つぶて)、ホールド(束縛)
怒り時:アースクエイク(地震)
・南東部(B):水属性エリア
扉の向こうは、穏やかな湖畔。しかし、一見の穏やかさに似ず、荒々しい一面も。先に進む際は岸辺や、木製の細い橋を渡って進んで行く。
ガーディアン:ウンディーネ ターコイズオーブ所持
攻撃方法
通常時:ウォーターカッター(水の刃)、スロウムーブ(鈍足化)
怒り時:タイダルウェイブ(津波)
・南西部(C):火属性エリア
扉の先に広がるのは熱気渦巻く砂漠。砂地の足場は悪く、気温も高め。正しい道を辿れるか否かに気をつけて。
ガーディアン:サラマンダー ルビーオーブ所持
攻撃方法
通常時:ファイアボルト(炎の矢)、ヒートボディ(高熱体)
怒り時:ファイアストーム(火炎嵐)
・北西部(D):風属性エリア
扉を開けば、そこは風渡る平原。広々とした空間は、一見すると平穏ではあるけれど……?
ガーディアン:シルフ エメラルドオーブ所持
攻撃方法
通常時:ウィンドカッター(風の刃)、クイックムーブ(自分の高速化)
怒り時:ウィンドストーム(カマイタチ)
☆一、ニ、三層におけるガーディアン戦について
・基本ルール
・ガーディアンは各エリアの祭壇の間(『1』の数字のつけられた部屋)にいる
・基本的にNPC戦
・対戦する組がそれぞれ遭遇・対戦・撃破の描写をする
・通常のバトルルール同様、前衛10発言・後衛6発言+actの範囲で描写する
・一層のみの特殊ルール
流水・翠樹学科の生徒は精霊語にてキーアイテム獲得のための交渉可能。
火炎・氷破・月闇・精神学科の生徒は古代語による束縛・支配によるアイテム獲得に挑戦可能。
影輝学科は精霊語での交渉or符術の行使による支配のどちらかに挑戦可能。
判定方法は1d20で基準値以上を出す。基準値は【一律15】。
・成功時
バトルナシでキーアイテムゲット
・失敗時
精霊がバーサーク。先手で攻撃を仕掛けてくる上に、攻撃はかなり激しい(『怒り時』と表記された攻撃を使用してくる)
☆ダンジョンのトラップについて
迷宮内には、様々なトラップが仕掛けられています。
注意事項をよく読んで、展開に取り入れてください。
★トラップに挑戦するにあたっての注意事項
全てのトラップの難易度は一律【15】
・ダイス判定は全てactで行うこと。
・トラップの判定は一律1d20、ランダムトラップの決定及び奇数偶数の決定は1d6を使用する。
・マップの分岐点は自己決定でもダイス任せでもお好きなようにどうぞ。
・時間及びptが足りない場合は、トラップの描写を簡略・省略しても良い。
・act消費を抑えるために、纏めてダイスを振れるところは纏めて振った方が良いやも。
例)トラップ決定(1d6)→ 回避判定など(1d20)・落とし穴は回避とふわふわありなし(1d20 and 1d6)→ ふわふわ:回復orダメージ(1d6)
●ランダムトラップ(該当エリアに着いたら1d6で決定)
1)落とし穴
ダンジョンにはお馴染みの落とし穴。ほらそこ、足元に注意して!
・失敗すると穴の底へどーん。運が良ければふわふわが居るかも?
※落とし穴に当たったら、回避判定にプラスしてふわふわが居るかどうかのダイスを奇数偶数で判定。奇数ならふわふわあり、偶数ならふわふわ無し。他、ふわふわ関連については後述を参照。
2)ふわふわプレス!
不意に地面に影が差す。頭上を見やると巨大なふわふわが落ちて来た!
おやおや、発動パネルを踏んじゃったみたいですね。
・失敗すると頭上に巨大ふわふわ出現、潰されてしまう。成功すると足元の発動パネルに気付く。
3)モンスターハウス
部屋の中にぷらんと垂れ下がるロープ。君達は何故かそのロープを引っ張りたい衝動にかられてしまう。明らかに怪しいのに!
・ロープを引っ張りたくなる衝動にかられる魔法がかかっていて、精神抵抗に成功すると引っ張らずに済む。
チームの片方だけ抵抗判定に失敗すると雑魚モンスターが50体、両方失敗すると100体出現。殲滅し終えると移動可能になる(殲滅はRPのみで良い)。
※このトラップは1フロアにつき一回のみ発動。二度目引いた場合はトラップ無し(GMが滞在していたら追加トラップの可能性はあり)。
4)ふわ溜まり
何気なく歩みを進める。不意に足に何かが当たる感覚がして、徐々に前に進まなくなってきた。
……足元にはいつの間にかふわ溜まりが!!
・失敗すると足元にふわ溜まり発生、急速増加して埋まってしまう。成功すると足元の発動パネルに気付く。
5)油断禁物!
目の前に立ち塞がる毬栗のようなモンスター。君達に気付くと勢いよく転がって来た!
難なく倒すことは出来たけど……何か飛んできたぞ!?
・モンスター自体は判定無しで倒すことが出来る。しかし、倒した直後に不意打ちのように棘が射出され、回避判定に失敗すると飛んできた棘が当たってしまう。
6)ふわふわウェイブ!
ふわふわが君達の横を一・二匹通過して行く。
こんなところにも居るんだな、と思ったのも束の間。突然ふわふわの大群が押し寄せて来た!
・失敗すると前方or後方(奇数:前方、偶数:後方でダイスを振る)からふわふわの大群が押し寄せて流されてしまう。成功すると足元の発動パネルに気付く。
※ふわふわに関して
ふわふわが関与するトラップは、更に奇数偶数のランダムダイスを振ることにより回復するか軽いダメージを受けるかの二択が出来る。
時間及びpt・actが足りない場合は省略可。
※トラップの発動に関して
ふわふわトラップ及び落とし穴はマイン型(床の発動体を踏むことで発動)なので、レビテーション使用・種族的浮遊等、浮いたままの場合は発動を回避することが可能です。
RPに活用するのはご自由にどうぞ。
※ふわふわについては、>>0:#12を参照してください。
●おまけトラップ
休憩用の水場。そこには時折、泉の妖精が現れると言う。
にこやかに「回復してあげましょうか?」と訊ねて来るのだが。
……実は悪戯好きだとか。
知らない人は簡単に引っかかってしまうかも知れないね。
※トラップの使用は任意。平穏に休憩しても良いし、妖精を出してどたばたしても良い。
判定しないで発動・回避しても良いが、ダイスを振りたい場合は難易度【12】で振ってね。
●ランダムトラップ設置位置
・地エリア(A-3、A-4)
・水エリア(B-2、B-3)
・火エリア(C-3、C-4)
・風エリア(D-2、D-3、D-4)
●固定属性トラップ
・地エリア:落盤(A-4)
足を踏み入れてしばらく後、地鳴りが響き渡り君達は揺れを感じる。
ガラリと何かが崩れる音。それは頭上から聞こえた。
落盤だ!
※判定成功で落盤回避、ダメージ無し。失敗時のダメージの度合いは各自ご自由に。A-4からA-1へ繋がる通路全てで落盤が起きたとしても良い。
・水エリア:間欠泉(B-4)
不意に熱気が肌に纏わりつく。見ればあちこちで間欠泉が噴き上がっている。
いつどこから噴き上がって来るか分からない状況。通り抜けるのは一苦労だろう。
※判定成功で回避しながら間欠泉を通過。失敗時は間欠泉の勢いで宙に飛ばされる。それ以外の描写は各自ご自由に。
・火エリア:陽炎の道(C-2)
気温が高いせいだろうか、周囲の景色が揺らめく。
陽炎の発生、慎重に進まなければ道を外れてしまいそうだ。
※判定成功で道を外れること無く無事通過。失敗時は正規の道から外れ、砂溜まりに足を取られてしまう。周囲にはアントライオンがうろうろ。その他描写はご自由に。
・風エリア:突風(スタートして直ぐの十字路)
平穏な草原と思いきや、突如吹き荒れる強風。
しっかり踏ん張らないと遠くまで飛ばされてしまいそうだ。
※判定成功で強風に耐える。失敗時は強風に思いっきり飛ばされてしまう。どこに飛ぶかやダメージに関しては各自ご自由に。
/*
そして、予想外に手間食った……!
打ち返しだけはしていかんとなあ。
しかし、どうすべか。
アルの性格だと、ヘルムートは絶対 か わ す よ ね!
あと、前衛特攻型二人で組むのもにゃあ。
一応、俺はどっちでもできるタイプではあるけれど。
(しかし、後衛は未体験なのであった)
─食堂─
……その言い方だとあんまり変わりませんが。
[無理やり云々の部分にぼそ、と突っ込みをいれ。
回復の使い手の話に、わずか、思案の素振り。
単独でもなんとかなるなら、と思う理由は、気質以外にもあるため、どうしたものか、と思っていたところに]
……なんか。
威勢のいいのがきたな。
[飛び込んできたヘルムートの様子に、思わずぼそり]
[何となくじりり、と引きつつ導師とヘルムートのやり取りを眺めていたが。
気づけば、自分が話題に巻き込まれている状態で]
協調性がないのは今に始まった事じゃないんで、大きなお世話なんだが。
『……自慢にならんぞ、アル』
自慢してねぇよ。
[漆黒の突っ込みにぼそりと返して]
……というか、俺は騎士じゃないし騎士になる気もないんで、そういう講義は遠慮する。
それに、一応ペア組のお誘いは受けてるんで、組むとなったらそちら優先させてもらうわ。
[言いつつ、天鵞絨をナターリエの方へと向ける。
色々理由をつけてはいるが、実際にはヘルムートのアクションに「ついてけねぇ」と思っているのは多分、*一目瞭然*]
[さて気分転換かねて貰った果物を食べようか。
大きな口を開けて今にも食べようとした時、不意に視線を感じて「ん?」とそちらを見ると、そこにはゼルを……と言うか、手にしている果物(林檎と柿の中間みたいなもの)をジッと見つめていた]
え、えと食べる?
[カルメンの笑みを背中に受けつつベアトリーチェに果物を差し出した。
……本人は至って真面目だが、知らない人には不審者が幼女を誘拐する一歩手前に見えるかもしれない]
[そこにヘルムート登場! あまりに破天荒な登場をしてきた彼に思わずベアトリーチェに果物を差し出した体勢で硬直した]
(よ、世の中色々な人がいるんだな)
[ゲルダ然別、ヘルムート然別と、自分の目付きは棚置きして内心唸った**]
/*
ふと。
結局、機鋼は来なかったんな。
しかし、龍持ち多いのー。
俺は使わんからまあ、バランスは大丈夫だと思うが。
しかし、カーバンクルに葛藤って、それなんて某オルゴール村(待。
アル、大ダメ敗北したらもさけも化予定なんだが、そうなったらどうなるんだw
いただきます。
[嬉しそうに頷き、受け取ろうとするが、
奇抜?な登場にさ、とゼルギウスの後ろに隠れて様子を伺っている。**]
/*
んー、困ったな。
ペアバトル経験を考えるならライヒ&ヘル、ナタ&ベアタだと思ったんだが。
中身透けてるとこう言うのを考えてしまっていかん。
ペア組みは基本生徒の自主性を尊重するつもりだったし。
そのままでやらせてみるかね。
つか、ヘル&ベアタのコンビって、ロマリアのあの二人やn(ry
─食堂─
ふーむ、同意が得られぬなら致し方ない。
その話しぶりだとその前にナターリエから誘われてたようだな。
それじゃあライヒアルトはナターリエと組め。
ヘルムートはベアトリーチェと組むことになるが、双方それで良いか?
[確認するも、それ以上の選択肢は無く。
各々のパートナーは決定することになるだろう]
そんじゃ、それぞれ準備の後に迷宮の入口へ集まるように。
アーちゃんから携帯食をもらうのも忘れるなよー。
─迷宮入口─
[各生徒を促し迷宮の入口へ]
ではこれより、特別選抜迷宮試験を開始する。
迷宮は全部で五層。
一層目は迷宮の奥に居る精霊から、二層目へ向かうためのキーアイテムを手に入れ、スタート地点へと戻って来ること。
迷宮内には様々な仕掛けが施されているからな、気をつけろよー。
中に入ったら、四方に分かれている扉へそれぞれ向かってくれ。
ライヒアルト・ナターリエ組は北の扉(Aエリア)。
ゲルダ・ゼルギウス組は東の扉(Bエリア)。
ヘルムート・ベアトリーチェ組は南の扉(Cエリア)。
カルメン・ブリギッテ組は西の扉(Dエリア)だ。
スタート地点では各々好きに過ごして構わないが、各エリアへ向かえるのは該当ペアのみだからな。
その辺り間違えないよーに。
[集まった生徒に説明を入れ、各自向かう場所を伝える]
[開始の号を出してから、どこかに居るオトフリートへと電波連絡]
こちらマテウス。
学長、試験開始させましたよ。
今回はどんな風になりますかねぇ。
[楽しげな声がオトフリートへと届く]
後は監督しつつ、時折ちょっかい掛けに行くとしますか。
脱落者用の追加カリキュラムの準備、どうなってます?
/*
赤がちゃんと取れてるかの確認も兼ねて。
早期発表が良いと思い、一層目の振り分けを独断でさせてもらいました、申し訳ない。
バトルカードは参加者の予定踏まえつつ相談しましょう。
それではコンゴトモヨロシク。
/*
……ナタ中が予想通りなら、あの人もペアバトルはやって無いな。
ここらの組み合わせ、経験とか考えて組んでも片方が経験浅いので組むしかなかったのかもw
そしてヘル中とベアタ中の対人バトル経験、チキレでちょい手合わせたことはあったのを思い出した。
/*
しかしこうやってGMしていてなんだが。
実際はトラップやってぎゃーぎゃー騒ぎたい(爆
独り言で一日一回遊んじゃろか。
ランダムトラップ:{4}
回避判定:[14]
/*
ふわ溜まりに嵌った!
何かトラップに気付いたんだけどふわふわトラップだったから敢えて踏んだ、みたいなギリギリ感のあるダイス目だ(何
[ふわ溜まりでぬくぬくごろごろ]
[届いた通信に、目を細める]
お疲れ様です。
ええ、スペシャルコースの用意は、概ね順調ですよ。
しばらく上の方はお願いしますね。
[返事を返すと輝く魔法陣の真ん中で、ずずずと、ハーブティーをすすった。*]
/*
確認OKです。
了解です。
ではそちらはお願いします。
学長も暇があればちょっかい出してやると良いですよ。
[確認の言葉に続けたものは、なんだか楽しそうな声。
悪戯が楽しい子供のような雰囲気だったとか]
あ、せんべい用意してあるんでどうぞ。
[魔力を辿って遠隔でせんべいをお届け。
オトフリートの傍にせんべいの袋が現れた]
そんじゃしばらくは俺もブレイクタイム。
[買ってきたお茶請けをもっきゅもきゅ]
―――食堂―――
[マテウスが視線を移し、ライヒアルトに話しかけると、自然とヘルムートもそちらへと視線を移動させた]
おお。こんなに近くにいたのかね。
君がライヒアルト君か。よし。君にはこれからみっちりと協調性を通して、騎士の心構えをお教えしよう!
まずは騎士道原則その1!「騎士は弱者のためにあり!」
これは強いものが、弱いものを守るという極めて自然な考えである。
其の為には、自らが盾となり、敵に背を向けることなく―――。
[うだうだ言っている間に断られた]
―――って何ぃ!?
騎士が敵前逃亡するというのか!?
……いや、そうだな。考えてみれば、先にそのナターリエという方との約束があるというのならば、それを守らねばなるまい。
敢えて、敵前逃亡のそしりを受けようとも、そちらを優先させるとはその心構えやあっぱれ!
[何やらすごい勢いで勝手に納得して、一人でうんうんと頷いた]
となると、私はそのベアトリーチェという方と、パートナーというものになればいいのだな。
そのベアトリーチェという方はどのような方なのだろうか。
[そう問うと、ゼルギウスの後ろに隠れているベアトリーチェを促されたが]
?
[ぱちくりと目を瞬かせて、首を傾げた]
あの銀髪の青年……では無いですよね?あの目つきの悪いのは目立つので何度か見たことあり、その際にはベアトリーチェとは呼ばれていなかったはずだ。確か、ぜ……ぜ……ぜぺるにっち?
いやまあよい。問題は彼の名前ではなく、ベアトリーチェという方だ。
私の目には子供しか映らないのだが、まさか、彼女がベアトリーチェですか?
[再度問うが、間違いないという風に頷かれた]
う、うぅむ。
まさか、子供だとは……。
[困惑したように眉毛を寄せてベアトリーチェを見つめる]
……何度見ても、守るべき存在であり、その、と、友達とか、騎士同士の固い絆と言うものには足りえないと思うのですが……。
[小さく呟いたが、やがて大きく首を振り]
いえ。了解です!
私はベアトリーチェと共にこの試験やり遂げて見せましょう!
どのような方がパートナーでもやり遂げるということ!きっとマテウス殿はそれを、私に言いたかったのでしょうから!
[拳を握り締めてそう宣言したが、非常に失礼な宣言でもあった。
やはりいまいち、色々なものが欠けていると*言わざるを得ない*]
うら若い乙女を守りながら迷宮へ
騎士の誉れじゃないか、くっくっ…
さて、作戦開始か…
ゼルギウス、準備はできているだろうな?
ゼルギウスな。
[ヘルムートの名前の間違いに訂正を入れて]
見てくれで判断したらいかんぞー。
見た目は子供でも頭脳h……っと違った。
内包する能力は見た目には比例せんからな。
それにもしかしたらお前より年上かも知れん。
[ハーフとは言えエルフだし。
詳細は男も知らないのだが]
護るべき存在と見るならそれでも良いが、侮らん方が良いぞ。
そんじゃ準備して迷宮の入口まで来い。
[こいつには仲間と言う概念が無いのだろうか、と思いつつも口に出すのを忘れていたり。
ヘルムート当人には問題無いようなので準備を促す。
そんなやり取りがあったのは迷宮入口で説明をする少し前のこと]
[怯えているようにも見えるベアトリーチェに、「俺以上に怖がられる奴を初めてみたな」と呟きながらも名前を間違えられ、思わずコケた。がマテウスが訂正してくれたので気を取り直した]
ま、まぁ悪い奴じゃないみたいだし、互いに頑張ろう?
[そう言ってベアトリーチェを笑顔(と自分では思っている)で送りだした]
[ベアトリーチェを送り出して、小さく嘆息してから、後ろで準備万端な様子に見えるゲルダを見た]
さ、行きましょうか。騎士じゃないっすけど、ここまで来たら頑張るしかないしさ。
[そしてヘルムートを真似た訳ではなかろうが、試験会場に向かいだしたマテウスの後を、ゲルダより先に歩き続いた]
あ、そういえばゲルダさん、戦闘になった時の役割分担とかどうします?
ふむ…ということはもうすぐですか。導師
[と、マテウスから開始時間について聞きつつペアの話題は己から誘ったのもあり、他の人を積極的に誘おうとはしない]
時空学科のナターリエだ。よろしく
[と入ってきたゼルダやカルメン等の名乗ったりしていた。
そしてゼルダが誘拐したゼルギウスとペアを組んでいたり、カルメンとブリギッテがペアを組むなか。自分が誘ったものはどうするのだろうね…と思っていたところで。にぎやかさと…気分が悪くなる感覚に襲われつつ、入ってきたヘルムルートをみた
陽光…光成分…光…嫌い…。
にぎやかさに対してどうこうではなくそんなこと思いながら必死でゼルギウスの闇成分を感じる視線をみて和んだりしていた]
/*
監査入るらしいからなあ、今月。
事前にどれだけ動いておけるかの勝負だけど。
さてて。
あそこからどう繋げて行こう。
というか、地エリアって。
……闇焔がよろこびそーなとこですな、いきなり。
─寮・食堂─
……いや、別に。
そこまで大したモンじゃねぇ……と思うんだが。
(……っつーか、聞こえてんのかよ、ホントに)
[力説するヘルムートに何やら失礼な事を考えつつもこう返す。
ちょっとだけ違う方向で、組まなくてよかったかも、なんて考えた。かも知れない]
……まあ、とりあえず、そーゆー事で。
[何がそういう事なのか、は自分でもわからないけど、一つ息を吐きながら言って]
で、結局、組む事になったようだ。
[ナターリエに声をかける、という自分の現実に向けて逃避した]
[そして話題がライヒアルトとヘルムートとペアという話題になっていく。
とりあえず自分なら組みたくはない。性格に難を皆のように感じたのではなく…光成分だからだったりする。やっぱりあの。周囲をゴミ屑か何かのように見るゼルギウスはいい…とかなんとか思ってるうちにライヒアルトが断ってこちらを助けるように見ている気がして]
ああ。アルには先ほど私が声をかけたな。
協調性はペアを組むならさほど問題もないだろう。治癒術についても問題ないみたいだしな。…もちろんアルが彼と組みたいなら違ってくるのだが
まあこんな絶世の美人の誘いを断る男などいるはずがないだろう
[とりあえず熱弁したりしつつあるヘルムートを見てどう見たって困ってるライヒアルトに助け舟を出しつつそんなことをのたまって]
……………
……………
………………………………………(ふいっ
[自分で言って、自分でいたたまれなくなって顔をそらした。若干頬が赤くなったとか。
そして誤魔化すように咳をついて。アーデルハイドさんよりお弁当をもらったりして、引率されたのであった]
/*
ちなみに、中的には。
ヘルムートのキャラは好きすぎます。
ち、アルじゃなくて機鋼の小動物レーネだったら組みに行ったんだが……!
と、やってたら入れ違ったっぽいよ。よ。
繋がる範囲……だけどね!
…う。
[ゼルギウスの言葉に頷いて、
ヘルムートに近づくが聞こえた言葉には]
……オーヴァン。
[いつの間にか帰ってきていた異界龍の名を呼ぶ。]
「あ?」
[異界龍はめんどくさそうに返答したのを聞けば。]
咬んじゃえ、こんな失礼な人!
「……ベアト。駄目だろ、そりゃ。」
[突込みが入りました。]
……あたしだって。
好きで小さいわけじゃない……!
[俯きながらぎゅ、と握り拳を作るが、すぐにヘルムートを見上げ、]
……これから、よろしくお願いします。
[そう言ってぺこり、とお辞儀をすると、
寮母さんからお弁当を受け取るとすたすたと先へと歩いていく。
迷宮の入り口につけば、再びヘルムートを見上げ]
…あたし、支援の方に回ったほうがいいですか?
[迷宮に入る前に決めた方がいい。
そう思ったから出た質問である。
…色々と認めるのも癪な気もするが。]
うむ。そうだな。というわけで改めてよろしく頼むぞ。アル。
[少しだけほっとする。別にヘルムート自身が嫌でもないが、陽光や天聖学科とはごめん被りたいから籤でなくてよかったとか]
しかし…物理面では多少心配かもしれないかな
[考えたらこのペア、陽光や雷撃がそれぞれいるが唯一いない組だとか今気づいた]
……えーと。
[美人の誘い、という言葉と、その後の反応に。
物凄く困り果てた影輝の有名人は、朴念仁としても超絶に有名だった]
まあ、とにかく。先約大事、という事で。
[物凄くさらっとまとめた後、寮母から携帯食と弁当を受け取る]
……なんか、重いんだけど。
「欠食児童用の、特別仕様よ。
残したら……わかってるわね?」
…………。
[頷く以外にどうしろと。そんな雰囲気が漂ったかも知れない。
ともあれ、準備が整った所で、迷宮の入り口へと向かった]
…誇ってみたが存外恥ずかしいのだ。だから気にするな
[物凄く困ったライヒアルトの重い空気を察しつつ。むしろ褒められたりするほうが恥ずかしいのでその対応はよかったと感じつつ迷宮の入り口へ]
「なんちゅーかまぁ、先が思いやられるペアが多そうやな」
その状態でどう切り抜けて行くかも試験の一つさ。
何もかも全て上手く行くとは限らんのが世の常だ。
[碧の異界龍とそんな会話をしながら、迷宮の壁に手をあて何やら弄っている模様。
楽しそうに見えるのは気のせいじゃない]
ああ、よろしく。
[短く、挨拶を返す。
気にするな、という言葉には、わかった、と素直に頷いた。内心には全く気づいてないが]
ん、まあ、物理的な能力は確かに低いが。
[身軽さ重視の複合魔法系影輝学科に防御力はない。
直接攻撃力も、カードを投げて斬る程度]
符術は応用次第で、物理的な物とも十分に渡り合える。
俺は使わんけど、次元魔法も応用範囲は広い方だろ?
何とかなるさ。
『……長期戦にならなければ、な』
……それは言うな。
[漆黒の突っ込みに、思わずぼそ、と呟いていたり]
[ベアトリーチェから返ってきた言葉を聞くと]
好きで小さいわけではないというが、大人になったら勝手に大きくなるのだ。
気にすることでもあるまい。
[と、今までの怒気がよく分かっていない様子で答える]
ふ。
まあ、大船に乗った気持ちでこのヘルムートに任せておくが良い!
騎士として!君に指一本触れさせること無くやってみせよう!
[そんなこと言っている間にとっとと先に行かれていた。
慌てた様子で追いかけ]
ま、待ちたまえ!
この私が先頭に立つのだ!騎士とは、いつも先頭で雄雄しく突撃して、勇気を見せ付けなくてはいけないものなのだからな!
当然、戦闘に関しても、先頭である!
[真面目な顔で、なんかダジャレを言った]
[行った後、無理やり先頭に立つと、優雅にベアトリーチェに一礼すると]
では、参ろうかお嬢さん。
我々はこの扉から進むのだったな。
さあ、今よりヘルムート=タウゼン=フォスラー=ヘルズガンテ=ホーク=ド=ゲーテニルヒ=ロクラルクエンの輝かしい道の第一歩の始まりだ!
[そう言って、扉を開け放ち]
ぬおーーーーーーーー!!
[即効、トラップの落とし穴に引っかかって落ちていった]
― どこか ―
[ぱりぽりぽり]
さて、そろそろいいですかね。
[差し入れられたせんべいを美味そうに平らげて、湯のみに残ったハーブティーを飲み干すと、正座していた座布団の上に立ち上がる。ちなみに三枚重ねなので結構高い]
『彼の地より落ちる影、彼方へと向かう光、我が内なる力を糧に、虚と実の狭間を開け』
[詠唱と共に、座布団の回りに描かれた巨大な魔法陣が深遠なる青の光を放つ]
[ああ。とこちらも軽く頷き返しつつ]
そういえば符術も次元魔術と同じく多種の魔術を要していたな。
だから一人ででもといっていたわけか。ま…私はよく迷宮に潜ることもあるから少しは単なる魔術師よりはできるだろうが
[それにこの服もあることだし。迷宮は暗闇で気分がいい。肌の艶や気分もよくなった気がする。能力も二割り増しだ…最後のは気のせいだが]
後はやりかた次第か。長期戦が無理なら速戦に持ち込めばいいわけだしな。そこさえ上手くいけば問題ないか
[なんで次元魔術を使わないかはと思いつつも、龍の突っ込みにはそんなこと返して]
では我らはらしいな…すぐいくか?
「お、早速一匹」
[トラップに嵌ったことを示す叫び声。
扉を開けて直ぐだったもんだから、スタートエリアに木霊した]
一歩目からお先真っ暗。
「……{4}点」
[辛口だった]
………ハァ。
「あの兄さん、豪快に落ちたな。」
[豪快に落とし穴トラップに引っかかった相手にため息をつくと]
……オーヴァン。
「わかってる。」
[水色の異界龍は落ちた先にいるだろうヘルムートを拾いに行った。
自分はヘルムートが落ちた穴を見ながら戻って来るのを待っている。]
『全ての迷宮の主たる無限の王、この地に留まり、我が意志に従え』
[指輪を嵌めた手の平を突き出し、ゆっくりと身体を回転させると、指輪から広がる灰色の影が、魔法陣の輝きに溶け込みながら床へと沈んでいった]
もっとも、俺は符術と占術以外は赤点だがな。
符術だけでも、何とかなる、と思ったし。
[軽く、肩を竦めて言い放つ。
潜在魔力の数値は高いらしいのだが、精霊魔法、治癒魔法共に最低ランクしか使わず。
次元魔法にいたっては、基礎である盟約龍との力の共振すらしない訳で]
『アルの場合、速攻で決めねば、体力が持たん。
符術は、血を消耗する故……』
仕方ねぇだろ、それ。
[ぼそぼそと呟く漆黒に、突っ込みを入れて]
ああ、北側だったか。
止まっててもなんだし、行くとするか。
あたたたたた……。
[したたかに腰を打ったようで、水色の異界竜に咥えられて戻ってきた後も、しばらく腰をさすっていた]
こ、こんな初めからトラップとはなんと卑怯極まりない!
騎士道の精神に反しているではないか!
だが、まあよい!
これで我が目は覚めた!
一撃で我が命を奪いきれなかったことを後悔するが良い!
[なんだか微妙にずれたことを言い出した]
よし!今度こそ行くぞ!
[言いながら、ずんずんと前へ進みだす。
一応、後ろのベアトリーチェの様子は気にしながらのようではあるが]
む。
[迷宮への僅かな干渉。
それを感じ取り、小さく声を漏らした]
あちらも準備は出来たみたい、かな。
俺も移動用の道を確保しとかんとなぁ。
[迷宮の壁──外見は立ち並ぶ木々──へと手を触れたまま。
呪を紡がず盟約龍との共鳴のみで次元への干渉を行う]
ははは、騎士の理を前提に作ってるわけないじゃないか、大袈裟だなぁ。
[それは干渉により伝え聞いたヘルムートの言葉への返答。
尤も、当人には届きはしないだろうが]
ああ、ではいくか…それにしてもよくそれで、一人でといっていたな…
[成績などについては知らなかったが、符術の特性などの説明を改めて聞いて遠慮なく呆れたようにいう]
そうそう…私は、ご存知の通り次元魔法が扱える。また治癒は…治癒だけだ。能力強化までは手を出してない…ま、次元魔法で代替が聞くがな
後は古代言語もある程度扱える。闇。雷撃。火炎が得意だな…逆に神聖系は使えないしされるのも苦手だ。
[と説明。アンデットにしか聞かないはずの魔法でも気分が悪くなるやつ]
後はいっておくならこの服だな。生き血をすすりすぎて黒くなったとか呪われてる品だが攻守に使える結構便利な品だ
[さらっとそんなこといいながら。目の前の扉を開ける。洞窟だ。暗闇だ。気分が更によくなった]
…ここ、騎士養成所じゃないから、
別になんでもありだと思うんだけどなぁ…。
「…言ってやるな。」
[ちょっと突っ込みもずれてる気がしつつ。
ちょこちょことヘルムートの後ろをついていくが、]
……暑い。
[と、気温の高さに対する愚痴らしき物をもらす。]
……。
[口には出さないが、しっかりと後方のベアトリーチェを気にしながら、ただひたすらまっすぐ進む]
ふむ。
しかし、酷い足場だな。
このような場所で戦闘になったとするならば、しっかりと踏みしめられるかどうか微妙なところではあるな……む。行き止まりだ。
[行き止まりと言うか、まっすぐ行き過ぎて壁に当たっただけと言うか]
まっすぐ以外に進むというのは気に食わんが、ひとまず後退だな。
[そんなことを言って、何故かまっすぐ今来た道を引き返していく男一人]
殺られる前に殺る、ってヤツだ。
それに……非常手段も、なくはないんでね。
[呟くように言って、視線をちら、と右腕に向ける。
闇に近しく、敏いものならば。
月闇の龍のそれともまた違う、闇の気配を僅かでも感じ取れるやも知れず]
……どこまでも闇系って訳か。
まあ、俺も神聖系の魔法とはあんまり相性はよくないけど……って。
呪いのアイテムかよ、それ。
[ちょっとだけ呆れたように言いつつ、踏み込んだ先の薄闇に目を凝らす]
一応、灯りは用意するか。暗視だけだと、トラップに対処できんかも知れんし。
[言いつつ、指先にカードを走らせ、光のルーンを描き出す。
生み出されるのは、小さな光球。それを、前方にふわりと浮かべて]
……いきなり分岐、と。さて、真っ直ぐ行くか曲がるか。
/*
しかし、ウチの本家鯖からの画像が見れん、という事は。
……ぅぁ、竜郷全図もやっぱ見れんかったのかしら。ら。
てゆっか、俺。
二層の図……。
明日、帰ってきたら、即行スキャンしてあぷろどせん、とorz
そういうことだな。何も相手のスタイルに合わせる必要はない…あわせないように崩す必要がまずは出るがな
[非常手段というのには心強いというように右腕を見る。その闇に違うものを感じるのは気のせいか…?と考えつつも、明かりほんの少しだけ仰け反って]
そりゃ私はデビリッシュだからな。光大嫌い闇大好きだ。
人間は呪われてるものは装備は基本できないが私は弊害もなく扱える…使用しない手はないだろう
[明かりから見える道を見る。光のルーンをもってもその奥までは見えない。故に。]
どっちでもいいだろ。トラップがあれば踏み越える。
[なんか無茶なこといいつつ、左手の法則にしたがって真っ直ぐいこうとする。]
デビリッシュ、ね。それでか。
[ぽつり、と零れたのは小さな呟き。
闇の眷族であるなら、ある意味では自分に近い。
珍しく、他者からの誘いに応じる気になったのも、その辺りはありそうで]
踏み越える、って豪快だな、おい。
[とか言いながらも、自分も特に気にした様子もなく。
直進するのに合わせて、真っ直ぐ進んでいくわけだが]
─入り口付近→A-3─
─食堂─
[どうやら、陽光のお馬鹿さんの相方も決まった様子。
アレの相手をせざるを得ない幼女(多分貴方より年上です)に南無と心中で十字を切る。]
……さて。それじゃ私たちも行きましょうか、カルメンさん。
[そう言うと、寮母から携帯食を受け取って、迷宮の入り口へと向かった。
ちなみに、ティエラを抱きかかえたままである。]
/*
ここら、先に決めておかんとならんなあ、って。
最初は思ってたような記憶があるorz
……人集まりに意識持ってかれすぎたかなあ……(とおいめ。
とりあえず、あれだ。
くろねこめもに記載、記載。
む…そういえばいっていなかったな。この学園は種族に寛容だから忘れていた。
[呟きにはあっけらかんと言いながら]
まあそりゃな。洞窟ではトラップが発動したことで開く扉もたまにあるし…開けた場所に出たな
[ライヒアルトの明かりと暗闇大好きっこは夜目で開けた場所を眺め見て]
各自スタートし始めましたよ。
[どこかに居るオトフリートにそんな声を投げかける]
ところで、二層目からのバトルカードはどうしましょうか。
個人的にはライヒアルト・ナターリエ組を二層目の探索に組み込んでみたいと思っているのですが。
/*
闇コンビを光エリアにぶち込みたいって言う(爆
あとライヒアルトが30日遅くなりそうなのも理由として。
……ちょっと待って。
なんで、来た道戻るの?
[とりあえず、突っ込む。]
右手の方。
…ヘルムートの方から見ると左手の方に曲がり角、あるんだけど。
「(…なんか、猪だな。)」
[オーヴァンは小さくそう思ったとか。]
とりあえず行ってみるか。
[今更引き返す気もおきず、に進むと。足元からほんの微かに。カチリという音がしつつ。次の通路へ向かおうとして…]
ん…?ぬおっっ。
[およそ女性らしくない驚きの声を上げながら。ふわだまりに驚く]
ぬくっ…なんていう眠りの罠
[ちょっと埋もれ、寝そうになる]
[ぱりぽりぽり…やっぱりどこかで観戦?中らしい]
はい、みんな、それぞれがんばっているようで、何よりです。
うまく、技術以外の勉強もできるようだと良いですがね。
[バトルカードの提案には頷いて]
ああ、それは私も考えました。苦手を克服してこその試験ですし…おもしろs
…いえ、賛成ですよ。
[にこにこにっこり]
/*
……何故これがバトルとかで発揮されない……。
ああ、そういえばTRPGでクリス○ニアとかソー○ワールドやったときもそうだったかなぁ。うう……。ちょっとベアトに縋り付いて泣きたくなってきた(危
―迷宮入口―
「悪い人」で「は」ないのだけれどねぇ。
ええ、いきましょうか。
[茶虎猫は抱かれたまま、にゃあ、と唱和。
本人はお弁当の中身を確認してニッコリしながら頷いた。
ベアトリーチェを応援するよに小さく手を振ったりもして]
私たちは西からなのね。
と、そろそろティエラを放してあげてくれるかしら?
休憩の時にはまた好きにしていいから。
[ブリギッテに頼みながらDエリアの入口へと向かう]
ああ、確かに。
……でなきゃ、俺も世話になろうなんて思わんかったさ。
[あっけらかん、とした言葉に返しつつ、周囲を見回す]
トラップ連動型の扉、か。
とはいえ、ここにはそういう感じのはない……ような。
[なんて言いつつ、部屋の中央まですたすたと歩いて行くと。
なんか、足元にあったりするわけで]
て、これ。いつの間にわいたっ!?
[足元見てないと、色々ある訳です、ええ]
と、いうか、そこ! 寝るなっ!
[ふわ溜まりに飲まれそうなナターリエの様子に、ちょっと慌てているものの。
自分も引き込まれそうになっているとかいないとか]
さてさて、他のトラップの状態はどうかな…と。
[手刀で空間に切れ目を作ると、ひょいとその中に潜り込む。
先の干渉で既に道を作っているために移動は容易い]
「スタートした奴らは一つ目の場所に辿り着く頃なんとちゃう?」
かな。
トラップは6種からランダムで発動するようにはしてるんだが……うっかり偏向付加かかって無きゃ良いなー、とか。
「自信無いんかい」
や、組み込んだかどうか忘れた。
組み込まない方が良いから、入れてないはずなんだけど。
「調子こいて入れたかもしれん、と」
うん。
[阿呆!と碧の異界龍から尻尾アタックを食らったのは言うまでも無い]
全くですね。
特にライヒアルトやヘルムート辺り……どうなるやら。
ははは、考えることは同じでしたかね。
ではあのペアはあそこに配置するとしましょう。
[笑いは飲み込んだ言葉に対してのもの。
自分も同じように思っていたから]
左手?
[思いっきり顔に疑問符を浮かべたように左を向いた]
いやしかし、迷ったときには一度後ろに戻るのが常道と聞きおよんだのだが。
となると、やっぱり後ろでは……ぬお!?壁だ!?
[そのまま更に半回転して、一人驚きの声を上げた]
こ、これは如何なる魔法だ!?
すでに私の方向感覚が鈍っているとは恐るべし!
いや!これは幻の壁に違いない!
全軍突撃!
我に続け!
信じるものに道は開かれる!!
[言いながら、本気でそのまままっすぐ進み、すぐにゴイン!と非常に痛そうな音を立てた]
……はっ!?ね、ねてない。ぞ
[明らかに半分ぐらい寝ながらもライヒアルトの声に起きて反論]
と。いうか。これ。は。
[ちょっと増えすぎとはいうまでもない。じたばたもがけばもがくほど増えていく。というか苦しいしもがいて壁にぶつかったりして結構痛いし]
っつーかこいつら魔力少し吸ってねえかーー!?
[増えるふわふわ。哀れ大惨害の巻である]
─迷宮入り口─
…………むしろ、それが尚更に始末に負えない気もしますが。
[言いたい放題である。
ティエラを放してあげてと言われると、はーいと返事して開放。
うーんと伸びをしてコキコキと首を鳴らすと]
よし、ではいざ出陣、と。
[そう言って気合を入れ、エリアへ繋がる扉を開ける。]
……どうしよう。
「…まぁ、非常にいじりやすそうなタイプだな。慣れれば。」
[なんて、暢気な会話をしつつ痛そうな音に首をすくめたあと]
……だいじょぶ?
[とりあえず、頭を撫でてみた]
/*
ちょいと中で。
カル・ブリ組がどちらも二日目無理そうなんで、ライ・ナタ組とそこが探索でどうでしょ。
ゲルダの方で三日目の方が都合が良いとなれば、ライ・ナタ組とチェンジで。
[ふわふわふわふわ。
埋もれていると寝そうになるのがこの魔法生物の怖い所。
とはいえ、それでどうする、とかじたばたしていたら]
……て、てめぇらっ……。
[なんか、増えてる、増えてる。
圧し掛かってる、圧し掛かってる。
数が増えると、さすがに息苦しい]
魔力って……ちょ、冗談じゃ……。
[ナターリエの叫びに、声が引きつった]
ったあ、これ……どうしろ、と……。
[カードが使えれば、何とかなるんだが、とか思いつつ。
ふわに埋もれて、描けないとか]
[あちこちのエリアに顔を覗かせて。
トラップが発動して居たり、壁にぶつかりまくってるのを笑いながら眺め見やる]
「トラップ以外でダメージ受けとるんがおるで」
極度の方向音痴みたいだな、あれは。
ちゃんと置くまで辿りつけるんだろか。
「パートナーも居るし、何とかなるんやなかろかね」
[一通り確認してから、また裂け目の中へと引っ込んだ]
う、うむ。
問題ない。騎士の勇気はこの程度では挫けはしない!
[ベアトリーチェに頭を撫でられたのをあまり気にもしないですっくと立ち上がった]
さて。
では、左の方角だったな。
このような瑣末なことでは、我が歩みは止められん!
[言いながらとっとと歩こうとするが、その方向はスタート地点である。
自分が進む方向を信じて疑わない辺りが方向音痴なもの全てに当てはまる傾向ではある]
─Dエリア・扉前─
……へぇ、これは。
[扉を開け中に入った彼女らの目の前に広がるのは、風渡る平原。
一見すると広々とした空間は、不可視の壁によって区切られている様子。
ぺたぺたと不可視の壁を触りながら、色々調べていたが、]
うん。これは相性いいエリア引けたかな。
ぐえっ。苦し…いが、ねむっ。
[やはり女性とは思えないような苦悶の声をあげつつ眠気にも誘われる不思議空間]
どうするたって……このまま増え続けると…圧死?
[冷静に考えてみて行き着く先におののいた。少なくともこんな圧死なんてあってたまるかっ。しかしふわふわに明確な消滅方法なんてあったっけかどうか…考えてるうちに苦しいは、眠い。]
…部屋がこの生意気なふわで埋まる前に巻き上げる…その隙に部屋からでるぞ。準備しろ
[とりあえず己も地を探すように手足を這わせる]
[ひょこひょこと次元を渡りスタート地点まで戻って来て]
…ふむ。
[まだそこに居るゼルギウス達の姿を見つける。
ぱんっ、と両手を合わせ。
手の中でマナを練り上げると、30cm程の大きさのクマのぬいぐるみを作り上げた。
それをスタート地点の地面へと降ろす。
ややあって、クマのぬいぐるみは立ち上がり、ゼルギウスへと近付いて行った]
さーて、気付けるかなー。
…………。
「……………駄目だ、こいつ。」
[水色の異界龍の呟きはそのままベアトの心の声と一致した。]
……違うよ。
こっち。
[自分がしっかりしなきゃ、と思ったらしく手をとると正しい方角に連れて行こうとする。
身長差(140m〜148cm)があるからアレだが。]
ふわふわに飲まれて圧死は、シャレになんねぇなっ……。
[下手に居心地いいから、たまったもんじゃないわけで]
巻き上げる、か……了解。
確か、入って右側に道があったな……そっちに向かう、ってことで、行くか!
[言いながらなんとか足場を探し、体勢を整える]
―迷宮入口―
そうとも言うわね。
見てるだけなら楽しいのだけど。
[同意の頷き返しつつ。
ティエラとの感覚同調開始。にぃあ、と肩に戻ってくる茶虎猫]
おー。
[出陣の声に合わせたか、でもどこか間延びした楽しげな掛け声を上げてブリギッテの後に続いた]
→Dエリア―
ちっ。槍や矢でも飛んでくるのかと思って警戒してたら
[まさかふわふわなんて思ってもなかったわけですよ。しかも。害は地味にあるし。有効打はないしと思いつつ、地に手足をがっちりつけ体勢を整え]
…じゃあいくぞ。アル。
……邪魔すんじゃねぇぇえ!!!!
[苛立ちも含んだ雄々しい咆哮とともに、服から黒い影が数本伸びると。ふわふわをミキサーのように己の上部微塵に回転して切り裂き。その勢いのまま足元のふわふわも全て吹き飛ばすように、高速で回転させ風圧で吹き飛ばす]
っしゃっ。アル。駆けるぞっ!
[ふわふわの量は減ったわけではない。あくまで一時的に浮いてるだけ。とはいえ風にのってるのでしばらく浮いたままだろう。ライヒアルトがくると信じて右側の道へと全力でかけた]
あら、気持ちの良いエリアね。
これは幸先良いかしら。
[軽く髪を押さえながら周囲を見渡す。
不可視の壁を確かめるのはブリギッテに任せつつ]
進む方向は決まっているのね。
[ゆっくりと歩き始めるのだが]
ぬ、ぬ、ぬ?
[動き始めようとしたところで手を引かれて、バランスを崩した様子でベアトリーチェに引っ張られた]
ど、何処に行こうと言うのだ?
此方はスタート地点……ん?此方が奥に至る道だっただろうか?
[引っ張られながら、眉根を寄せて考え込み]
分からん!
とりあえず、この方向にまっすぐ進めばよいのだな!
任せておくが良い!
勇気と信念は我と有り!
[ベアトリーチェが進む方角を見据え、自分の足でしっかりと歩き始める。
一度、決心すると迷いも無く進み始めるのは利点とも言えるだろうか]
―Bエリア付近―
[全員(マテウス含む)がスタートしたのを見計らって、ゼル達もようやく自分達の目の前にある扉を開いた。
瞬間、ふわ! っと水の香りに満ちた空気が二人を包みこんだ]
これは……湖畔?
[と、いうかそう見えるようなエリアであった。目に映るだけでも岸辺を歩いたりその先には小さい木の橋もあり、何処かゼルに懐かしさを与えた]
……何か故郷に似てる。
[そう呟きながら、エリアへと入っていった]
[そうして、不可視の壁を辿りながら突き当りを右に曲がる。]
─Dエリア・十字路─
[右に曲がってから暫く歩いたところで、手から壁の感覚が消える。
暫く、ぺたぺたと周辺の壁の様子を手探りで確認していたが、カルメンに振り向くと、]
どうやら十字路のようですね。
さて、どちらの方に………!? カルメンさん!!
体を低くしてくだ………ッ!!
[彼女が叫ぼうとするとほぼ同時。
前触れのない突風が彼女らを吹き飛ばさんと吹き荒れる!!]
……っつか、無茶するな、おいっ!
[ふわふわを巻き上げる様子に、思わず口をついたのはこんな一言。
……とは、いうものの]
ま、このくらいの方が、やり易いかっ!
[天鵞絨の瞳は、妙に楽しげで]
おう、行くか!
ツキネ、離れるなよ!
[肩にしがみ付く真白に呼びかけつつ、右側の道へと駆け出した。
後には舞う舞う、ふわばかり]
見えない壁の迷路って。
綺麗だけれど大変そ…え?
[ブリギッテの声に一瞬キョトンとする。
即座に反応したのは肩の猫。ぎゅ、としがみついて来る]
……ふぅ。
[ベアトリーチェの責任感が1、上がった。]
「…アレだな。
壁にぶつかるたびに方向修正した方が楽かもな。」
…だね。
[まっすぐ歩く癖?を利用した方が楽なのかも、と思ったらしい。]
[安全な通路まで駆け抜け。ライヒアルトもやってきている様子まで確認して。壁を背につき。呆れてるようで楽しんでいる声に答える]
しゃあないだろうが。魔術使うと逆効果かもしれん…この服も魔力で動くが、魔力は放出しなかったしな。
しかし…いきなり変に疲れた…
[ふわふわは相変わらず舞っている。まだ増殖している。先ほどの部屋が通行不能になるのも時間の問題…というか既に通行する気は起きない
もうちょっと決断が遅かったらと思うと少々怖いものを感じつつ]
ぁー…服はあんな感じだ
[なんて今更ながら大雑把な説明]
[油断大敵。入口だからといって気を抜いていたのが悪い。
しゃがむ前に足を取られてひっくり返った]
きゃあ!
[それでも立ったままよりはマシだっただろうか。
遠くまで吹き飛ばされはしなかったが、コロコロと転がり。
ごいん、といい音が頭で響く。
みゅう、という鳴き声がそれに続いた]
直進!直進!
騎士の歩行は、美しく、ただひたすらまっすぐに!
[なんだか妙に綺麗な歩き方で砂漠の道をただひたすら進んでいく。
なんというか、ラッセル車のようにも見えた。
端っこのほうを歩いているおかげかどうかは分からないが、運よくランダムトラップにも引っかからずにとりあえず、そのまままた壁までたどり着く]
行き止まり!?
そうか!ここでまた左の方角だな!
[くるりと曲がり、直進して―――]
……っ!
[また、ごいんと頭をぶつけた。
少しは人の話を聞くということを身につけましょう]
[通路に抜けて、一つ、息を吐く。肩の真白の無事をひとまず確かめて]
ああ、あいつら魔法に反応して増殖するからな。
下手に魔法で一掃、とか考えたら、もっと笑えん事態になってたかも知れない。
[ちらり、と今出てきた部屋を振り返り。
それから、ナターリエに向き直って]
使い勝手がいい、という意味が、何となくわかった気がした。
[服の説明に、妙にしみじみと。
敵に回ってたら怖かったかも、なんて思考も片隅にはあり]
……いきなり疲れたのには同意だが。
取りあえず、次に進む分岐だけは考えんとな。
[周囲をぐるり、と見回して]
位置的に、一方は最初の分岐に繋がってそう、だから。
進む方向は実質二択、か。
/*
ゼルは気付いて無いっぽいかなー。
気付いて無いなら無いでヒューが打ちひしがれるだけw
この時間で一つ目〜二つ目のエリアなら、ペースとしては良い方なんじゃろか。
皆調整してるみたいだし。
そしてちょっかい出すタイミングが難しいw
今日は必要無さそうかなー。
/*
>>73
思いっきり飛ばされる、と書いてあるのだが。
まぁ良いか。
[いやに細かい人なので埋めてはおく。
表に出したもん勝ちだから表では突っ込まないけど]
……違う。
今度は右。
「さっきは入り口側を向いてたからな。」
[連係プレイでヘルムートの体を右に向けさせて歩き出す。]
[ばたばたとはためく陣羽織。次第に風は弱まっていく。
なんとか体勢を低くし、耐え切ることが出来た様子。
ふぅと息を吐き、]
なるほど、これは気が抜けませんね。
カルメンさん、ご無z…………
[そう言いながら振り向くが、カルメンは遥か後方。]
……じゃなさそうですね。大丈夫ですかー?
[そう言って、てってってと駆け寄る。]
[無事通路まで来たのまで確認。服から伸びた黒の布はいつの間にか吸い込まれるように黒色の中に吸い込まれるように消えている]
魔術も使わずやるにはこれが一番だったからな。ああ、いい服だろ?迷宮で拾ったのだがかなりの掘り出し物だ
というか…このまま増殖し続けると…
[想像した図は洞窟から既に逃げることも叶わないぐらい増殖しまくってふわふわの図。
そんな光景を予想して一度大きく息を吐き。疲れた気分を整え、同じように周囲を眺め]
そだな。いくか。…はやくここを突破しないとならんかもしれんしな。
…どちらかか…さっきは私が選んだからアルが選んでいいぞ
[ゼルギウスへと近付いて行ったはずのクマのぬいぐるみは、エリアへと入って行く二人の背中を右手を上げた状態で見送る]
「……虚しいがなっ!」
[中には碧の異界龍が詰まっていたとか]
はっはっはっ、流石に気付かんかったか。
「不意打ちでやった方良かったんちゃうか」
最初からそんなんやったら面白くないだろー。
[碧の異界龍はクマのぬいぐるみから脱皮。
背中からにょろりと出て来た。
男はぬいぐるみを回収するとマナへと戻し。
再び次元の中を移動する]
……増殖には、どっかで歯止めがかかると信じたいんだが。
[その辺りは全くわかりませんとも、ええ。
何せ相手は謎の魔法生物『ふわふわ』]
どっちに、か。
何かあるかわからんけど、地道に見ておいた方がいいか、ね。
[言いつつ、視線を向けるのは向かって左。
つまりは、北側(A-2)方面なわけだが]
う、うむ。
そうか、此方か。
[額をさすりながら、ベアトリーチェと異界龍の二人掛りで向いている方角を変えさせられた]
しかし、君達はよく方角が分かるな。
絶対感覚という奴か?
[方角もくそも、一方向が壁な以上、間違うほうが難しいです]
…それ信じたいのに私も一票だがわからん。というかわかるやついるのか?
[不思議生物ふわふわ。切ろうが焼こうが消滅しない…というか増えてる。謎の生き物なのだ]
ん…そちらか。ではいくか
[そういえば左手の法則とかしてたなと先ほどの騒動ですっかり忘れていたが、特にこだわるわけでもなく。(A-2)方面に向かう]
うーん。
ちょっとクラクラするわぁ。
[感覚同調している茶虎も、うなぁん]
平和に見えてもやっぱり試練迷宮よねぇ。
失敗しちゃった。
ブリギッテちゃんは大丈夫そうね。
[まあ深刻なダメージでないらしい。
顔を上げると駆け寄ってくるのを見て、てへりと笑う。
腕輪がキラリと光った]
よいしょっと。
気を引き締めなおして進みましょうか。
……学長辺り、知ってるかねぇ。
アレについて知ってそうなのって、それこそ女帝とか、その辺りくらいだろうし。
[その辺りとてどうなのか。
なんて事を考えつつ、北へと進む]
─ →A-2─
ここも、広い空間……っと。
さて、ふわだまりだけは勘弁してほしいんだが……。
…違うけど。
室内で迷えるあなたの方が不思議。
「まぁ、一直線な性格はいいことだと思うぜ?」
[フォローしてるんだか、してないんだかわかりません。]
― どこか ―
[ぱりぽり、ずずず]
まあ、ふわふわですし…私の魔力も吸ってますからねえ。
[何やら、不穏な呟きは、きっと誰にも聞こえない。嫌な予感がした者はいるかもしれないが]
……?
[歩き始めようとした矢先、ヘルムートが不思議そうに首を傾げた]
……なんか、カチリという音がしなかったかね?
[言いながらも、目の前に1,2匹のふわふわが漂ってきた[06]]
そうだな。もう一度出たら…速攻で逃げるぞ
[というかそもそも罠かかる前提なことに少し悲しみを抱きつつも。ライヒアルトに続いて広い空間に入って]
― →A2―
…ふわだまりじゃないが。これはこれで痛そうだ
[しかしなぜだろう。見た目刺々しくて痛そうなのにふわふわの大群よりなぜかほっとするのは]
/*
ほぼ任せきりで申し訳ない。
明日以降はもうちょっと背後の状況がマシなはずなので、今日はこれで引き上げます。
おやすみなさいー**
[他のペアの様子を見るべく次元を渡り。
地属性のエリア、A-3に顔を覗かせる]
おーおー、ふわふわ大増殖。
増えすぎな気もすっけど。
「こら生徒の魔力も吸いおったな」
[A-3の部屋に漂うふわふわ達。
発動したら増えやすいように細工をしては居たのだが。
予想以上の増えっぷりだった]
ちっとばかし掃除が必要かねぇ。
[次元に引っ込むと再び手を合わせ。
マナで目の細かい網を作り出す。
それを手に外へ出て、もっさりふわふわを掻き集めた]
ま、こんなもんか。
[半分くらい回収するとまた次元へと飛び込む。
半分残したのは勿論わざと]
さーて、次行くか。
─A-2─
[どこかで呟かれた不穏な響きは当然聞こえないが。
……何か、嫌な予感は過ぎったかもしれない。
とはいえ、それは目の前の違うものの兆し、と捉えたわけだが]
まあ、確かに痛そうだが。
……ま、ふわふわじゃないなら問題ないか。時間かけてられんし、一気に仕留める!
[言葉についで、闇に閃くのは白のカード。
滑らせた鋭利な角が紅を零し、紅は白の上にルーンを描く]
……猛る疾風、刃となりて、駆け行け……疾風刃!
[目の前のもの──鞠栗に向けて投げられるカードは砕け、疾風の乱舞を呼び起こす。
刃は容易くそこにいるものたちを切り払う──ものの]
……なんっ……!?
[その後に待っていたのは、予想外の反撃]
[ガチャガチャ音をさせながら駆け寄るものの、どうやら大事無かったようで一安心。
起き上がるのに手を貸しつつ、十字路を振り返り、]
さて。突然のトラップで水を差されましたが、十字路をどちらに行きましょうか?
おお。
魔法生物ふわふわではないか。
よくもまあ、この灼熱の砂漠でこのような生物が存在しているな……って、ぬおっ!?
[見る間にどんどんどんどん増えていくふわふわをよけることも出来ずに見事に巻き込まれた。
実は魔力的にはあまり吸い取られてもそこまで影響は無いのではあるが、すぐ後ろが壁なので、ごんごん頭をぶつけて非常に痛い]
いだっ!?
いだだいだだいだいだいだ!!
や、やめんか、この畜生風情……いだだだだだ!!
[そんな状況なのに、周りを見渡してベアトリーチェが壁にぶつかりそうになったのならば、身を挺してでも防ごうとするだろうか]
/*
ベア、BoAじゃないからw
そういやここは初めてなんだっけか。
バトルルールと判定は同様っつー先入観があったから、以上とまでは書いて無かったわ。
すまん。
倒せる敵のなんて親切なことか。
[なんか極端なことを言いつつ。まさか学長が増やしているとかそんなことなど露知らない...はやっぱ噂どおり怖ろしい試験だとか思いつつ。鞠栗型のモンスターをみて、それに呪を唱えるライヒアルトを見て。眺めることにする。
それはペアがどのように戦うかを見たかったためで]
へぇ。やるぅ。そんな感じなんだ…ってっ!?
[風の刃はたやすく切り裂いた。ところであっさりと殲滅したのだろうと思っていたら飛来する棘の嵐に目をむいて]
[んー、と少し考えていたが、ポンと手を打つと腰の刀を鞘ごと抜き、地面に垂直に立てる。]
ここは古典的ですが定評のある手で。
えいやっと。
[そう言ってぱっと手を離す。]
現在地
| | ̄ ̄ ̄
|_ こちらからふわふわ襲来中
| |↓ C−4
| |○←ここ。
. ̄  ̄ ̄ ̄
方角は北向き
/*
毬栗→いがぐり (こっちが正解)
鞠栗→???
どちらも「まり」では、ある、が。
『いがぐり』で鞠栗にはならないうちの箱。
これも「いがぐり」って読むのかな。
……ちっ!
[とっさ、白のカードに新たに血のルーンを刻もうと試みた。
が、それよりも早く、針が手に達し、痛みがそれを阻む。
右手から、カードがぽろ、と転げ落ち]
これはこれで厄介……っ!
[ダメージ自体は軽いものの、とにかく数が多く。
ともあれ、目は庇わないと、と防御体勢で、針を凌ぐ。
ちなみにペアの様子に気を配るにはやや、余裕は不足していた]
[パタっと刀が倒れたのは正面。]
ん。正面か。
と、カルメンさん。こっちでいいかな?
[刀を再び腰に挿しつつ、確認を取ってみる。
どこぞのズンズン進んで行く人とは大違いである。]
/*
ランダ神のあいがいたいぜwwwww
これで落盤も発動したら、パーフェクトじゃんかよwwwww
(ありそうです、怖いです)
これはあれか、プロロでとんでもな占術結果出した反動か……!
(それもそれでありそうです、怖いです)
…いたんだ。
[ぽつり、とふわふわに対しての感想を述べる。
…水色の異界龍はそ知らぬ振りで、ふわふわの出現方向を、見ている。
そして、ベアト自身は見事にどんぶらこー、どんぶらこー、と巻き込まれ、壁のほうへ。
壁にぶつかる前にヘルムートに庇われる?と]
ありがとね。
[と、礼を言うが]
…暑いし、重い。
[ふわふわの毛で余計不快感が増量中。]
[次元の中。
網の中のふわふわを確認したら、何故か一つに固まっていた。
巨大ふわふわに]
[折角なのでランダムトラップのストックに放り込んでおいた]
合体もするのな、こいつら。
「ほんまよう分からん」
/中/
というか、そういう確認する行為が出来る人なら方向音痴にはならないと思うんだw
良くも悪くも人の意見を聞かない&融通の利かない人&先天的に方向感覚がおかしいという全てを兼ね備えた御仁にそのようなことは出来ん!w
ありがと。
[ブリギッテに助けてもらいながら立ち上がり]
そうね、特にどっちが変わっている様子もないし。
おまかせするわぁ。
[コクリと頷いてた]
あ、でもちょっとまって。
床に印だけつけてきましょ。
[取り出したチョークのような何かでごそごそして、ブリギッテに並ぶように進む]
くっ…!
[服から黒い布が膨れ上がるように出でて。自分と相棒に飛来する大量の棘…その一方向からのものを弾き飛ばす。が。それも一凪のみでは全てを弾き飛ばすこと叶わず。呪をはやく。速く。紡ぐ。
そこで目に移ったのは…相棒の肩にいる真白の妖精…
可愛い…と思って集中が途切れたはずではない…と思う。
ただ己やライヒアルトを守るには足らない呪も、小さき対象ならば…とかで、己や。首を庇いつつ。結界はそちらへとかけたのでした]
結構痛いな
厄介じゃないトラップはないってことか
[凌ぐように顔を俯けていたが、棘が止まったのを見て警戒しながら周囲を見つつ言う]
/*
にしても。
ゼルへのアプローチ失敗しちまったのが。
暇だろうからと仕掛けてみたが、まぁログに流れるわなぁ。
もちっと分かりやすい表記何かねーだろか。
場所記号利用して書くのが良いだろか。
難しい…。
「……これ、言っていいのかわからんが。」
[ぼそりと水色の異界龍が思ったことを呟く。]
「……俺の背に乗ればこのふわふわ地獄、楽に切り抜けられるんじゃね?」
トラップかかりまくりになるから。
却 下 。
[でも、現状動けない上に、ふわふわに魔力を吸われ続けるのも危ないことこの上ないです。]
どう、いたしまして!
[必死にベアトリーチェと、ついでに一緒にいる異界龍を体で庇いつつも、打開策が見つからなかったりする。
何しろ、部屋の隅である。突っ切るにしてもちときつい]
……このまま、やり過ごすのが一番なのだろう、な!
[言いながらも、完全に隅まで逆に移動して、ベアトリーチェを中に入れると、自身は手足を突っ張らせて、その圧力から二人を守ろうと歯を食いしばって耐えようとした。
生憎と、そんなときに使える都合の良い魔法は思いつかないし、多分使えなかった]
騎士としてぇ!
ご婦人を守り抜くのはぁ!
至極当然んん!
[珍しくその様は非常に*騎士っぽかった*]
[肩の上、異質な力の感触に気づいてきょとり。
守りを得た真白も不思議そうにきょとり]
ま、事前に聞いてた噂はダテじゃない、ってとこかね。
[棘が治まったのを確かめ、は、と一つ息を吐く]
……『喰った』方が早かったか……。
[その息に紛れた呟きは、ごくごく小さなものだったが]
さて、と。
ここもトラップルームらしいし……本命は、東に向かうルートである、と。
一休みしたら、行ってみるか。
……ここまで来ると、また何か起きると思っといた方がいいだろうしな。
[むしろ、踏み抜きすぎじゃないか、と突っ込まれそうであるが。
幸運の妖精と盟約してるのに、よくもここまで引っかかるものだと、漆黒の龍は思っていたりいなかったり]
じゃあ、こっちで。
[続けて印を残していくと言うカルメンの提案には、こくりと頷き、]
ああ、そうですね。じゃあお願いします。
[自分としても、何か印を残しておいた方がいいと思っていたので、反対する道理もなく。
チョークのようなもので地面に印を残すカルメンを待つ。
カルメンが立ち上がると、先導するように歩き出すだろう。]
そうだな…確か。生きて帰れない。だっけ
[かなり誇大解釈されてる試験の噂な中。手や頬に刺さった棘を抜くと。血がつつーっと流れ。軽く舐め取る]
ん…くらった…?いや、くらったから痛いのだろう
[小声は聞こえたが見事に間違えて解釈しつつ]
消去法でそうなるな。
確かにここまできて本命は何もないなんてこともないだろうし…精霊から素直にキーアイテムもらえるかもわからんしな。
ただ…もう絞れてる以上。準備もなしに突っ込むことにならないだけいいとしよう
[なんてトラップ踏み抜きに前向きに考える雄々しい性格しつつ休息に同意した]
とりあえず…もう踏み抜いたなら下手に動くよりここのが安全…かな
[一応周囲を注意深く見つつ言い]
……そういえばだが、前衛と後衛…決めてなかったな
[先ほどの飛来する棘から防御する際のことを思い出して考える]
少しぐらいは決めたほうがいいかもな…お互い勝手に詠唱して。どっちも治癒術で二度手間とかあほすぎる。一人が性に会っててできるのかもしれんが。これはこれで便利だぞ
[ここで休憩などと決めて治癒をしつつ。協調性の進めなのか単に効率性なのか。
相棒に聞いてみた。とはいえ前衛後衛にどちらかの*こだわりはないのである*]
はい、これでよしっと。
それにしても、あんな初手から仕掛けられてるとは。
いつもとは一味違うみたいね。
[ブリギットに少し遅れて。警戒はしながら前へと進む]
この先にはどんな罠が待ち受けているのやら?
[それは多分]
[さっきの今なので、少なからず周りに注意を払いながら、しばらく進むと、右手が開けたT字路に出る。]
今度はT字路ですか。
……また、同じ手でいいか。
[そう呟いて刀を抜き、地面に立てて、パッと手を離す。]
……俺が、影輝学科で聞いてたのは、「死なない程度に死にかける」だったけど。
まあ、「頑張って死んでこい」という激励の意味は、わかった気がする。
[どんな解釈をしたのかといわれそうな事を言って。
聞かれた呟きが、『別の意味』に取られた事にはこっそりと安堵の息をもらす]
洞窟だけに、お約束の罠もありそうだしな。
色んな意味で、余力はあった方がいいだろ、ここは多分安全だろうし。
[言いながら、その場に座り。
きょときょとと落ち着かない真白をぽふりと撫で]
ああ、前衛後衛。
俺も、多分どちらでも行けるが。
[だからこそ、単独も可能である、と言えたわけだが。
ともあれ、役割分担の話に、しばし思案の素振りを見せ]
俺の場合、治癒の発動に手間がかかる事を考えると、基本、前で立ち回る方がいいかもな。
勿論、相手によっては符術よりも魔法の方が有効だろうからな、その辺りは臨機応変に、てとこ、か?
[学科演習でも、どちらかと言うと前衛に立つ事が多かったからか、前に出るのが思考として自然らしい。
導師からは、後方からの援護も学べ、と釘は刺されているのだが、それは今は意識の隅らしい]
ああ……そういや、さっきツキネになんかやってくれてたろ。
「ありがと」だとさ。
[それからふと、思い出したように。
自分だけが聞き取れる真白の言葉を*伝えた*]
[右手の道に入ったと同時、フッと辺りに影が差す。]
んー?
[不審に思って、上を見上げる。]
……………うえぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?
[そこには、視界いっぱいの巨大ふわふわ。
それが落ーちーてーくーるー。]
「……初めて騎士っぽいと思ったぞ。」
[失礼千万な異界龍の言葉に無言でベアトは頷いた。]
……オーヴァン、力貸してね。
ふわふわ、押し戻すから。
あと、ヘルムートをよろしく。
[そういうと、オーヴァンを媒体にして引き出した異界の力でふわふわを押し戻し始める。
その時にヘルムートが巻き込まれても、きっちりオーヴァンが回収して横道に。
その後、ベアトも*回収されたとさ*]
/*
ptの桁が違う……長文型で組むとこうなるかなー、とか、思わなかったわけじゃないけど!
明日は属性トラップ→ノーム戦、か。
……ノームとバトルって、上手くイメージできんな……色々と、考えておくかあ。
それより、落盤の発動がどうなるやら。ら。
え、今度は何?
[ブリギッテの声に釣られて上を見ながら一歩進む。
カチリ]
ちょ。ちょっと!
世界に満ちたるマナよ、集いて……
[急いで詠唱に入るも。
加速度のついた巨体は落下も早く]
―― Falli……
[べふっ。ぐしゃっ]
[余計な動きをしなければ良かったのかもしれない。
もふっとしてても当たり所が悪ければ]
きゅう。
[しっかりと潰されるのである]
[べちゃ、と二人が巨大ふわふわの下敷きになり、数分後。
ふわふわの下で風が渦巻き、徐々にふわふわを持ち上げていく。]
あああああ…………どっせぇぇい!!
[ぶわんと、一際強烈なつむじ風によってどこかへ飛んでいく巨大ふわふわ。
うつ伏せで、はぁはぁと肩で息をする。]
やばい、ふわふわやヴぁい。
もこもこぬくぬくマジやヴぁい。
[心なしかお肌がつやつやしていた。]
[ちょろりちょろりと、各所に顔を覗かせて]
ふわふわ発生率が高いなぁ。
しかもきっちり食らってる辺りが。
学長の魔力吸い過ぎたんじゃねぇの、こいつら。
「迷宮ん中、ふわふわで埋め尽くされたりせぇへんやろか」
その時は時空移動させちまおう。
ふわふわ達も自分でどっか行ったりするだろうし、大丈夫だとは思うが。
[ふわふわに関してはしばらく様子を見て。
増えすぎるようなら先程と同じように、生徒が移動してから半分くらい回収して行く*ことだろう*]
[巨大ふわふわを吹き飛ばしてもらった後もどこか暢気に]
くー。
[魔力にしっかりと捕まっている人と猫はうつ伏せたままだったり]
[うつ伏せでちょっぴり恍惚としている彼女の背に背負われたブロードソード。
そこに巻かれた布は何時の間にか解け、その刀身を露にしていた。
それは一見したところ、とてもでないが剣として使えるようには見えないぼろっちいものであった。]
んぅ?
[ぽやーとした顔で寝返りを打ちブリギットを見る]
あ、助けてくれたのね。
ありがと。
[ふわりと微笑む。
背負われた剣の様子に気づくのはもう少し目が覚めてから*だろう*]
あーうー。
いあいあ、どういたしましてー。
[まだぼんやりしているのか、受け答えもどこか覚束ない。
しっかりとした意識を持ち直すのはもう少し*後になってから*。]
/*
出遅れ+低速+先落ちのコンボとかorz
動きが悪くて本当にごめんなさい、ブリギッテ。
調子今夜中に戻せるよう、気合で頑張ってくるわ。
[かなり雰囲気の良い空間に、少し男っぽいながらゲルダのような美女を連れているのにドキドキしながら、歩を進めていると、不意にカチリと足元から音がした]
ん?
[何か石が凹んだような感覚を足の裏から受けつつ、ゆっくりと視線を落とすや]
「――!」
[ゲルダが後方へと飛んだ。その唐突の行動に、「へ?」と間抜け面を晒した瞬間、ガコン! と真横の壁が開いた。「は?」と続けて間抜けた声をそちらへ向けた瞬間、マテウスの仮説が正しいと言わんばかりにはちきれんばかりの魔力に体のもこもこを二倍くらいに膨らませたふわふわが雪崩のように襲い掛かって――!]
ああっ!?
[驚愕の叫びを上げた瞬間、ふわふわの雪崩が止まった。
慌てたおかげで長髪が顔の前面の半分を覆う形になっていて、その隙間から全ての人に恐怖を与える三白眼が見え隠れ。つまり森林の奥から獲物を捕食するために準備している虎のように見えてしまっている訳で。
ふわふわは思わずその場で回れ右。ゼルを背に何やら相談を開始した。
そのまま一分ほど待っていると、再度ふわふわはゼルの方へと振り返った]
は、はい?
[そしてそのまま「ゴメンナサイゴメンナサイ」と喚きながら、壁の中へユーターン! 倒れた壁が魔力で持ち上がり、そのままパタン。と閉まった]
…………。
「ふむ。世界で一番、どんな要因にも逃げない怒らない安全な魔物ふわふわすらも眼力だけで追い返す、か。さながら君の眼力は『隕石落とし(メテオスォーム)』並か」
[俺って一体……。とその場に崩れ落ちるゼルであった]
俺だってふわふわでもふもふとか憧れるんだぞー!**
/*
ふわふわぱらだいすですな。
というか、奴ら合体するんか……!(待てよ原作者)
つか、うん。
アレがなんなのか。
実は、俺も明確に決めてない。
一番最初に書いたあれん中では、「魔法実験の最中に生まれた存在」とかしといた記憶はあんだけど。
うん、あれなんだよね。
通路いっぱいに積もってるのを、鞭の薙ぎ払いで巻き上げる描写を書いてみたかったから出しただけな気がするぜ!(お前)
そのまま一匹レイトの使い魔化したのも勢いだけだったはず。
白いマントのフードに薄紫がもそ、っていうのが当時やたらとツボに入ったんだよなあ。
/*
つか、学院系のネタやってて、あの若気の至りに思い馳せると、ふと『女神聖戦』書きたくなります。
プロットと書きさしの手書き原稿、どのファイルに入れといたんだっけかやぁ……。
今の体系に合わせて梳き直す必要はあちこちあるけど。
機鋼と影輝がない時代だから。
[巨大もこもこ来襲からしばらく後。
なんとかふわふわの影響が抜けたようで、起きあがるとブロードソードにぐるぐると再び布を巻き付けていく。
それが何なのかと聞かれたなら、にこーと笑い]
んー、言うなら私のとっておき、かな。
詳細は見てのお楽しみということで。
よし。それじゃ行きましょうか。
[巻き直した剣を背負い直すと、T字路正面方向へ*歩き出す*。]
[妙な慰め方をされ、ふらふらと涙目(三白眼の涙目は可愛くない)で再び進み出した時、不意に後ろからゲルダの呟きが聞こえた。
「ゲルダさんの故郷はどんなところですか?」そう思わず聞き返しそうになったが、何か聞いてはいけない気がして、それ以上口にしなかった。その代わりに、故郷について話し始めた]
そうッスね。綺麗……と、いうか、俺にとっちゃこれが普通な風景だったなぁ。俺の数代前にエルフのじいちゃんいたから、エルフの里に近いところに住んでたんスよ。その場所にこんな感じのところがあって……。よくエルフの幼馴染と一緒に遊んだな〜。
[口調は普段どおりながらも、やっぱり懐かしいのか少しだけ遠い目をして先を見ていた]
あ、一度遊びに来ます? のんびりするには良い所ッスよ。と、いうか、のんびりする以外何もないともいうけど。
[言いながら、戦闘時の組み合わせに頷きつつ「いざとなったら俺が前にでよう」と思っていたり]
[とりあえず、唯一次に続く橋を渡り、先に進んだところ、突き当りで左右に道が分かれていた]
これはどっちに行けばいいんかな?
[左右に伸びる橋の奥は良く見えず、どうなっているか判断がつかない。大体湖畔の雰囲気があるのに(壁は水草が覆っていて、緑成分は多いのだが、草がふさふさと被い繁っているため、視界は思った以上に狭い]
さて、どっちに行こうか……。
[ゼルがそう迷って後頭部をガシガシ掻いていると、ゲルダがふらりと進み出した]
え? ちょ、ゲルダさん?
[さっさと進み、「ついて来い」と言わんばかりの様子に、ゼルは慌てて後ろに続いた{5}]
[辿り着いたのはB-3の部屋。そこは湧き水がこんこんと噴き出していて、この部屋を水辺にしているのはこの湧き水のようだ]
「何もないな」
[ゲルダの言葉に頷く。スタート直後に入ったB-1の部屋より狭いここは、ぐるりと見渡せばそれだけで全景が把握できるくらいだ]
本当に何もないな。
[とりあえず簡単にでも捜索をしようと湧き水の傍まで進んだ時、{3}の罠が発動した]
……へ?
[それはゲルダがやってしまった。ゼルが湧き水に近づいた時、ふと視界の端に一本の水草の蔦がぶらさがっているのが飛びこんだ。何気なく。本当に何気なくその蔦を引いた瞬間、湧き水を中心にPON♪と可愛らしい音と煙が溢れた]
な、な、な、な!?
[煙の中心でゼルが叫ぶ。その途端、急に自分の周りの密度が膨れ上がった気がした。体の全方位から人の熱と圧力がかかってきて]
いたたたたたたたたた!! つか、熱い! な、何コ……ええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!
[そこにはゼルを中心にモンスターがところ狭しと溢れていた]
/*
うっしゃぁ! ギリギリ勝った! それでも50体って……洒落になってません。まぁ、雑魚なんでそれなりにしときますかね〜。
/*
検索に引っかからないってどういう意味だろう。
モンスターハウスは発動させるかどうかを判定→14以下なら紐を引いて雑魚モンスターがもしゃーん。
なんだが。
まぁあんま細々言っても堅苦しくなるだけだから好きにやると良いんだ![←細かい人が何を言う]
[ジタバタと暴れているゼルは、そのまま窒息する……とか思い出した時、突然目の前から圧力が消えた]
ほれ?
[思わず前のめりに倒れながらも、顔を上げると、そこには軍刀でゼルの前にいたモンスターを瞬殺したゲルダの姿があった]
「早く出なければまたつぶされるが……。ま、それが好みであれば止めはしないが。
あ、いや、出ます出ます。はい。
[まさか軍刀を使う姿がちょっとカッコよくて、思わず見とれていました。なんて真っ正直に言えるはずもなく(しかも、目付きが目付きのため、かなり怪しい変質者のようだ)、ゼルは慌ててモンスター群を抜け出した]
/*
ぬあー。
脳内補完してるもんだから言葉が足りん場所が多々。
今度から気をつけないと。
そこら気付けないほど8/31状態だったと言うことだろうか(滅
明日以降のトラップとか見直しておこう。
[助かったのは良いとして、さて、このままモンスターを放置する訳にもいかず……]
ふわふわに、スライム、ド○キーもそうだし、それ以外にもゴブリンにコボルト……。あ、吸血樹までいる。
[一応数値化するとレベル二十くらいまでに入るモンスターばかりではあるが、その数はざっと見積もって五十というところか。だがしかし、ゼルに触れていたのだろうふわふわが巨大化&増殖を開始!]
ちょ、これは酷い!
[慌ててゼルが詠唱を開始した]
Anime di Undine. Risponda alla mia voce. E colpito e purifica il corpo sotto pioggia di argento santo che loda la vita.
〔水の精霊たちよ。我が声に答えよ。生命を称える聖なる銀の雨の下、打たれし肉体を浄化せよ〕
[詠唱に併せて水の精霊が活性化し、ゼルの周囲に手のひらで簡単に包める大きさの水の結晶体が無数浮かび上がる]
diviene Argento Una goccia――!
〔聖なる銀色の雫――!]
[水の結晶体は空中に銀色の軌跡を残し、モンスターを一斉に打ち据える。そしてそのまま結晶体はモンスターの体を浄化。消滅へと導いていく]
[そして魔法が効力を失ったとき、そこには元の静かな湧き水があるだけだった]
はぁはぁはぁ……。あぁぁぁあ〜驚いた。
「まさか蔦を引くとモンスターが出てくるとは思わなかった」
……お願いですから今度から何か触る前に一言お願い……。
[まさかその蔦に魔法がかかっていたとはゼルは露とも思わず、そうゲルダを嗜めてから、ぐったりと次の部屋へと向かった**]
ほう……。
[ヘルムートがオーヴァンに回収された横道でベアトリーチェが来るのを見つめて、感嘆の声を漏らした]
これは見事。
まさか、あの生物を押し戻すような力が君にあるとは思ってもいなかった。
なりは小さいが、持ち合わせている力は大きいのだな。
[褒めているのか貶しているのか微妙なことを言い出した]
さて、脅威は去ったようなので、奥へ進もうか。
あまりボヤボヤしている暇も無さそうだしな。
[と言いながら立ち上がったその姿は、ふわふわと一緒に巻き込まれたにもかかわらず、何故かダメージは予想よりも少ないように見えたろう]
順調のようなそうじゃないような。
なかなか踏み抜いて行ってくれてますねぇ。
仕掛けた側としては、引っかかってくれる方が楽しいですが。
時に学長、二層目でのバトルカードですが。
ゲルダ・ゼルギウス組vsヘルムート・ベアトリーチェ組でどうでしょうか?
ヘルムートとナターリエを対戦させるのも面白そうですが、ライヒアルト・ナターリエ組は例のエリアへ向かわせるのが決定してますし。
次元魔法を習得しているベアトリーチェと対戦することでゲルダの刺激にならないか、と。
/*
当初の予定通り、ライヒ・ナタ組とカル・ブリ組を探索に向かわせようかと。
二日目のバトルカードはゲルダ・ゼル組vsヘル・ベア組で如何でしょう?
探索組の予定とゲルダの予定が上手く噛み合いましたし。
/*
折角なのでRPに乗せる。
けれど組み合わせるための理由がこじつけ過ぎるんだぜ!(爆
剣技系が3チームにバラけてるから、それを理由に出来るけど、組み合わせない理由にはならなくて(滅
設定あれこれ拾って来て無理くり組み合わせ。
…むぅ。
[なんだかよく分からないセリフに眉を八の字にするが、]
あたしは、オーヴァンから力を借りただけだから。
[ふる、と頭を左右に振って答えた。]
…ん、行く。
けど、怪我…、平気?
[自分より背の高いヘルムートを見上げながら首かしげ。
彼が歩き出すなら後ろについて歩く。]
何を言っている。
君はバカか。
[真顔でベアトリーチェの顔と異界龍を交互に見つめた]
誰かから力を借りるということが、どれだけ困難なのか君は知らないのか。
人は一人で生きるのが精一杯なのだよ。
その力を誰かに分け与えるということは、自分の生きる力をわけるということでもある。
力を借りる、ということはつまりそういうことだ。
充分誇ってもいいことだと思うがね。
[言って、くるりと振り返り歩き始めた]
ああ。
私は特異体質でね。生まれつき魔法などに対する抵抗力が高いのだよ。
同様に、回復や補助などにも抵抗してしまうので、あまり有用な力とは言えんがな。
[つまり、それは、誰の助けもほとんど受けられない、ということでもあった]
[カーバンクルが無事なことや。くらったほうがよかったって…もしかしてそういう趣味かとか密やかに思ったりしつつ]
そうなのか…うちの学科では帰らぬ人ができたとか聞いたから自然とそういう評判なのかもしれない…誤解のないようにいうが、死んだわけじゃないぞ。二ヶ月寝込んで必須単位をあっけなく落としたというだけだがな
[ひっそり安堵されてるなどそれはそれで切実な問題だった。]
ま…お約束の落とし穴や落石で壁が迫ってくるのであれ。用心に越したことはないな
[そのうちの一つがすぐ後に起きるなんて知る由もなく一時の休息をして]
だろうな。
[単独などといっていたのだからそれはそうだ。と前衛後衛。どちらでもというライヒアルトの言葉に頷きつつ、思案しているようなので待ち]
ならば…まずはアルの慣れてるのでいこうか。符術よりも魔術がいいなら私がでよう。
…ということでいいか
それに、私のような美人を見れば男なら守りたいと思うのも至極当然だなっ
[なんとなく単独好きで援護が苦手そうだと思ったのもありつつそんなえらそうなこといって
しばし沈黙……とっても気まずそうにまた顔をそらした。頬も若干赤くなった。
髪に埋まっている龍は『恥ずかしいならいうな』などといっている]
な、な。な。な。ななななな
[カーバンクルからのお礼に取り乱す。ふわふわに圧死するかもと思うときよりも動揺した。ばれてたのかとかそんな至極当然なこと思ってしまう]
あ…ああ…無事ならよかった
[ちくしょう。この可愛い生き物め。とか思いつつ落ち着いて答えて]
そ、そろそろいくか?
[訂正。まだ落ち着いていなかった]
/*
[デスクリが棘を飛ばしてきた!!]
ぎゃー!
[避けれなかった!]
**********
どんだけ避けれないんだ俺(滅
身体能力はかなり高いはずなのに!
─A-2─
ああ、単位。そりゃ、ある意味『帰らぬ人』だな。
『他人事のように言うな』
[さらりと言った言葉に、漆黒が突っ込みを入れたのは、さっくりスルーして]
んじゃ、取りあえず俺が前衛でー…………って。
[美人云々発言と、その後の反応に、天鵞絨きょとり。
わざとボケてるんじゃなくて天然なのが質悪い。かも知れない]
……ふわふわの熱気に当てられて、熱でも出てんのか?
[なんて事を真顔で聞いていたりする。
真白の妖精はみゅう、と鳴いて、尻尾をしぱたた振っていたり]
さて、と。
そろそろ最奥まで辿り着く生徒が出て来るかな。
「どないな手で攻略するんやろなぁ」
性格が出そうだよな、その辺。
[次元の中でのんびり観戦。
もちろんお茶菓子を頬張っている。もりもり]
ああ、そっちが大丈夫なら、さっさと行ってくるか。
……さっきのふわふわが増えすぎない内に、目的達成したいしな。
[半分持ってかれたとか、その後合体してどこぞに落ちたとか、そんな事は知る由もないままに言って。
念のため、数枚のカードにルーンを描いてポケットに落としてから立ち上がった]
……あぁん、もう。
導師たちもまた的確な罠を準備してくれてるんだから。
[あっさり捕まる方が問題なのではないかと言われそうだが。
軽く目を擦って横へと顔を向ける]
それ、なぁに?
[剣のようだが、実用にするには随分とボロボロに見えて。
だが飛ばした疑問符は曖昧な答えしか返ってこなかった]
うーん?
分かったわ。楽しみにしとく。
[小首を傾げながらもここは誤魔化されておくことにした]
……むぅ。
[少し困ったような顔をするが、]
…必要なときに、助けてくれる存在があるって…、
…十分恵まれてる、ってことなのよね…?
[ぽつり、とヘルムートの言葉を聞いて呟く。]
[過去を思い出してみても、そこには深い闇しかなくて。]
すべてを扱えるとしても、あたしは。
…オーヴァンさえいればいい。
/*
簡略的な説明。
魔力は膨大。
実は、全ての異界龍と盟約できる(かも)しれないレベル。
まぁ、突っ込みがあると思うから出さないけd
[T字路までくると再び剣を倒そうとするブリギッテを止めて]
ティエラ。
ちょっと先に様子見てきて。
[使い魔を先行させてみる。
最初からやっておけというのはまあ…言わないお約束で。
トテテ、と左手方向に茶虎猫は進んでゆく]
あらま、これは。
先の方にさっきの子がいるみたいだわ。
[猫の視点からだとさらに巨大な影が見えた]
あえて再遭遇することもないし、こっちに行きましょ。
/*
中が全力でナタリーにつられてます(お前。
さて、符術の制御はどうしよね。
成功しちゃうと面白くないんだよなぁ。
(お前、それ、基準)
[その後、ただひたすらまっすぐ進み、右への曲がり角が見えても]
直進!直進!
騎士は、回り道などしない!!
道が続く限り、まっすぐ進むのだ!!
[半ば、ベアトリーチェの意見を無視して突き進んでいった]
―――C−2―――
ほう……これはこれは。
さすがの私でも汗が流れ出るのを禁じえないな。
だがしかし!
この程度で私の歩みは止められぬ!
即ち、直進である![11]
ああ。だから”生きて”は違うが”帰ってこれない”はあながち外れでもない試験だな
[単位に切実で参加したやつはかなり危険な試験だろう…己は他の参加者が焦げ焦げぷすぷすなので。だったからそれは多分ない…と思うが]
…そんなものだ。もしくは性格だ…熱じゃないから気にするな
[言うときまでは恥ずかしくないが言った後は無性に恥ずかしく少々ぶっきらぼうにいって立ち上がり]
ああ、私は大丈夫だ。
ふわふわが増えすぎて出れないと考えるとさっさと済ませて出ないと気も休まらんからゆこうか
[その割りには結構大胆に休んでただろうとか言われそうだが。そんなこと気にせずに。後衛に立ちつつついていく]
……台無し。
「せっかくいい事いったのにな。」
[まぁ、ヘルムートだし。
と、言う言葉が一人と一匹?の脳裏によぎった。]
―――C-2―――
……あつい。
「…火に対する防御低いもんなぁ。お前。」
[なんてことを話しながら歩いている。[08]]
……ああ、そういや俺。
次元魔法の単位落としてるから、留年の危機でもあるんだった。
[どこまでも口調は他人事。
気にするな、といわれたなら、それ以上は追求する事もなく]
あれも、一匹二匹ならいい昼寝枕なんだがな。
あそこまで増えると、さすがに脅威だぜ……。
[先の圧迫感を思い出しながら道を戻り、東側のルートへと]
─A-4─
ん……どうやら、一本道らしいな。
[踏み込んだ先は開けた空間。そして、南に続く道。
妙に静かなのが気にかかる……などと思いつつ、部屋の中央辺りまで進んだところで]
『……アル! 上!』
[不意に漆黒の龍が鋭い声を上げ、同時に真白がみゅっ! と甲高く鳴く]
どうした……上!?
[部屋の中全てが陽炎で包まれ、その中で迷ったので、もう前だか後ろだかさっぱり分からない。
なんだか周囲にアントライオンらしきものの姿も見えるが、きっと蜃気楼だと思って無視した。
無理やり足を前へ進み、砂溜まりに足を取られ、それでも、前へ]
ぬおおおお!!
此処は何処だ!!
[叫びながら、周りをぶんぶんと見渡すが、やっぱりよく分からない。
周りを見渡す過程で、ベアトリーチェの姿を目に止め、慌てた様子で近くへよっていった]
おお。お嬢さん。大丈夫か?
ぬるいかも知れぬが、私の水飲むかね?
ああ。私は大丈夫だ。騎士たるもの、このぐらいの苦難は日常茶飯事だからな!
そのようだな。…このままなら順調に一層の最終目的地につくだろう
とはいえ、こういう場所は今までもトラップ三昧だったし
[通路から広がった空間に足を踏み入れながらも。周囲を警戒…主にふわふわとかもあったから足元を警戒していて。]
『上』
[己の龍の端的な言葉とライヒアルトの龍の低い声と同時ぐらいだったろうか。
死角となる真上を見る]
今度はお約束かーーーー!?
[なんか、アントライオンだけでなく蟻地獄っぽいのも見えた気がするが、気のせいだと思うことにして。]
…ありがと。
でも、あたしも水持ってる。
[寮母さんから貰ったの、ある筈だし。]
……だから、気持ちだけ貰っておく。
ありがと。
[T字路まで戻り、まだ進んでいないもう一方へとゆっくりと進んでいく。そのまま進むと、今度は木の板で床が覆われたB-4に到着した]
うわ。これまた……。
[その室内を見て思わず呟いてしまった。と、いうのも、床を覆っている木の板は水の上に浮いているだけで、板の隙間から水が溢れている。しかもそれ以外に何もないのだ。さっきまで壁を覆っていた蔦はなりを顰めて、冷たい迷宮の石壁を晒している。ただ視界を遮るものがないため、奥に次の部屋へと続く扉があるのが見えた]
どうやらあそこに行けってことみたいっすね。
[十分に罠に注意しながら、歩を進めていき――{5}]
お約束っちゃ、そうだろうけどなっ!
[ナターリエの声に怒鳴るように返す。
周囲の振動は高まり、がらり、と音を立てて天井が崩れ落ちてくる]
……取りあえず、南に向けて走れっ!
[言いながら、先に複写したカードを取り出し]
……吹き荒れし風、我らに害なすもの打ち払う護りの陣を! 烈風の陣!
[強風で崩れる岩塊を弾く結界を張ろうとしたものの。
……地属性の領域では、風は、少しばかり弱かった。
幾つかは陣を突き破り、身体を掠める]
……ってぇなっ……。
[文句を言いながらも、動ける内にと南へ向けて、走る]
[右手に進むと更に曲がって進むことになった。
少し先を歩いていた茶虎猫が、にぃ、と鳴いて知らせる]
あら。最初に付けた印があるみたい。
グルッと戻ってきちゃったことになるかしら。
[また突風が来るだろうかと身構えてみたり]
そうか。
大事無いのならば良いのだが。
[言っている本人が地味にフラフラしてますが。
騎士のたしなみとして、服をきっちりと着込んだまま、それを着崩そうともしないので、余計にボーッとしてきた]
……ハッ!?
い、いかんいかん!
騎士は、例え、倒れたとしても前のめりで倒れるべしだ!
この足折れようとも、この歩み止める訳にはいかぬのだ!
ふははははは!!
[そんなことを叫び、フラフラと前へ進み始めた。
すると、なんということでしょう。
生来の絶対的な方向音痴と、陽炎による目くらまし、そして、フラフラとした意識が奇跡的にかみ合い、その歩みはヘルムートが二度と出来ないようなまでに見事に出口の方向へと進んでいたのであった]
[ぐう…]
…おっと。
あー、はい。その組み合わせで、問題ないでしょう。
しかし、皆さん楽しそうですねえ。
/*
ただいま戻りました。
バトルペアはそれで問題ないかと。早めに伝えておいた方がいいですかね。
だがお約束なだけあってこれはこれできついっ!
ってかまた生き埋め系かっ!
…じゃあ私はこれだ
[ぐらぐらと揺れる音に負けないように大声で返しつつ言葉通り南に走りつつも
結界を張るライヒアルトに会わせて、強化を自分と相棒の脚と。後は腕一本に集中させ、走りながらライヒアルトが作った陣を抜いた一部の岩塊を弾き飛ばす。
最も全て弾くことなど武術を志してるわけではないのでできるはずもなく同じように岩塊による傷を追うことになるが、構わず走って]
…痛くないはずがない。
[部屋を越えたところでようやく痛みを口にした]
いかにも、水の中から何か来ますよ…というふうだな。
[ゼルギウスの言葉の後をひきとって続ける]
…まぁ、じっとしていてもはじまらん。
警戒しつつ、行くぞ。
[と、一歩目を踏み出した瞬間]
「ぶしゅっ」
?
「…大丈夫かよ、こいつ」
…大丈夫じゃないと思うんだけど。
[ぼそりと呟くとその後ろについていった。
ブレスを調節したら水浴び出来るかな、とか思いつつ。]
寝てましたね。
[からからと笑う]
では組み合わせはこれで行きましょう。
そうですねぇ。
賑やかにやっているようです。
[楽しげに次元から生徒達の奮闘を眺める。
視線の先にはしっかりとトラップに嵌っている者達が数名]
/*
お帰りなさいませ。
それじゃメモで先行告知しておきますね。
[まっすぐ歩いていると右、右と曲がり角。
そして途中右に開けた場所。しかも、カルメンの言から、どうもその向こうは先程の場所らしく。
そうして着いたのは、地面に見覚えのある印がある十字路。]
……正面と右手がぐるっと繋がってたんですね。
あー、遠回りしちゃったのかー。
ふははははははは……は、は。
[テンションがMAXになったままフラフラと歩き続けていると、部屋から通路に変わったのが目に入った]
ぬ……抜け出した、のか?
おお!
さすが私だ!
直感的に、出口への方向を導き出すことが出来るとは!
これも、最後まで冷静に騎士たらんとしたことへの、神からのギフトに違いない!
[汗がだらっだらと流れ続けているが、ハンカチで拭い、更にその足を前へ]
さあ、行くぞ。お嬢さん!
きっと、目指すものはこの先にある!
全軍突撃!我に続け!!
[……非常に元気な男である]
……洞窟だけに、埋める系が多い、ってかぁ……?
[部屋を抜けた所で、は、と一つ息を吐く]
ふわふわに埋もれて圧死も冗談じゃねぇけど、落盤生き埋めはもっとシャレにならんってーの……。
[文句を言いつつ、額の汗を拭い]
痛いのは、生きてる証、とかウチの導師がたまに言うが。
こんな証明はありがたくねぇ……っと、強化ありがとさん。
やっぱ、瞬発力は高いな、魔法の方が。
[なんて事を言ってると、ぱら、ぱらり。
上から零れてくるのは、細かい砂]
……って、まだ崩れんのかよ!
さっさと行けってか、っとにぃ!
ああ、多分突風は来ないと思いますよ。
あれっていわゆる初見殺しですし。
[カルメンの言葉に自分の考えを述べる。
実際、突風は吹くことなく。]
さて、じゃあ残ったこっちに行くとしますか。
[そう言って正面─西向き─の通路を進んでいく。]
ばきどばーん
[なんとか体勢を整えて着地したものの、足場の板は衝撃に一瞬も耐えずにへし割れ、深い水溜りにはまってしまう]
……
[無言でそこから這い上がると、]
見ての通りの罠がある。君も気をつけろ。
[バツがわるそうに目をそらしながら、入り口のゼルギウスに声をかけた]
[ゲルダが部屋の真ん中に到着する直前、不意に水の上に浮かんだ板(実は下に支えがあるらしく、歩くことが出来た)が盛り上がった]
何だ?
[盛り上がりはそのまま潜水艦の浮上よろしく水面にあるものを斜面に押し流しながら浮かび上がった。そしてそんな水の中から現れたのは――]
どわぁぁぁぁぁぁ!?
[なんと熱湯だった!]
アチアチアチアチ!
[床を覆っていた板すら吹き飛ばし、天井に当たって落ちてくる]
<ガン!>
あたっ!
[ゼルの頭にはクリティカルヒットした]
なるほどねぇ。
[ブリジットの言葉の通り突風は来なかった。
少し赤くなりながら耳の後ろを掻く]
ええ、いってみましょう。
[トトトト、と先へ進んだ茶虎猫。
再びのT字路までくると、右を見て、左を見て、にゃあ]
[入り口付近にいながらボロボロになったゼルは、「あ、あははははは〜」と乾いた笑みを浮かべるだけで精一杯だった]
あ〜、そ、そうっすね。
[でも律儀に返答だけしながらゲルダの隣に並んで]
っと、ここ、火傷じゃない?
[と、ゲルダの手の甲を指差しながら、治癒魔法Di guarire Un dito〔癒しの指〕を唱えた]
「(いるよなぁ、こういうテンション高い…または途中で高くなる奴。)」
[オーヴァンはちょっとそう思った。]
…おー。
[砂漠?をなんとか抜け出した事に拍手。]
…元気だねぇ
[素直にすごいと思いつつ、ぽてぽてと後ろをついていく]
そういうことになるな…まあ洞窟で吹き飛ばされるとかそんなのだらけだと嫌だがな
[どちらにせよ生き埋めはしゃれにならないと同意しつつ]
その教えは正しいだろうが、この痛みをありがたくは私も感じないな
いや、こちらこそ。結界助かった。ま、そこは特性だな。
しかし単独でもとか思ったがペアでよかったな。こりゃ
[ライヒアルトが結界を張るようなのを見てとってから強化術を行った...はそんなこといいつつ、痺れた腕に顔を顰め]
ふんっ。ここまできたら望むところ。ゆくか
[簡単な治癒術と、痛みを和らげる術をかけながら奥へと早足で向かう]
マメって……怪我していたら心配するし、治せる治すのは当然じゃないッスか?
[完全に治癒できて、一応他に怪我の箇所がないか確認してから]
他に痛いところない?
[と、三白眼で問いかけた]
[ぽてぽてと歩きつつ、気付けば最後の部屋に来たようで。]
…目的地、ここみたいだね。
[少し、扉を見上げていると、ヘルムートが「突撃ー!!」など、色々言って部屋へ入ったので、慌ててその背を追った。]
吹き飛ばされるとかそれ、どんな全身打撲コースだよ。
さすがにそれも、御免被るぜ。
[結構真顔で言い切り]
あー……まあ、確かに。
二人一組想定だから、当たり前なのかも知れんけど。
[単独なら単独で、暴走しても差し支えない、なんて考えてたとはさすがに心の奥底だが。
かけられる治癒術には、ありがとさん、と短く礼を言って]
さて、さっさと行って、ガーディアンとやらにお目にかかるとするか。
[口調だけは軽く言いつつ、九十九折の道を進む。
後ろの方ではがらどかとか音がしてるけど、それは気にせずに。
やがて、たどり着いたのは、洞窟の岩壁には不自然な──重厚な作りの、扉の前]
どうやら、ここが最深部、と。
よし。
ここか。
では、突撃ー!!
[陽炎のトラップを抜けた後は1本道なのに、何故か道に迷いながらもベアトリーチェの助けを借りつつ、C−1の扉を開け放った]
……ほう。
[更に熱気こもる部屋の中央には体表から炎を放つトカゲが一匹。
こちらに向けて敵意を表しながら佇んでいた]
サラマンダーか。
相手にとって不足は無いな。
ベアトリーチェ。君は後方から支援を頼む。
私は正面から奴と戦い、敵の気を引きつける。そして、倒す。華麗に倒す。
よろしいかな?
ああ大丈夫だ、ありがとう。
[ゼルギウスの顔を見る。今にも、「なら俺が痛めつけてやろうヒャッハー!」と言い出しそうな目付きだが、声の調子からすると本当に心配しているらしい]
…もともと私は火を使う。ある程度は耐性があるのさ。
ありがとう、ゼル。
[だから心配するな、と言外に告げつつ、もう一度礼を言った]
─A-1─
[開いた扉の向こうは、今までよりも広く、天井も高い空間。
奥には岩作りの祭壇のようなものも見え、それまでとはどこか違う雰囲気が漂っていた]
で、と。
ガーディアンはどこに……。
[ぐるり、見回して。
目に入ったのは、赤い色の三角帽子]
……ノーム、か?
[暫しまっすぐ歩いていると、またもT字路にぶつかる。
右見て左見て]
どっちに行こうか。
私はさっき結局外れだったから、次はカルメンさんが選びます?
私もごめん被るな。ま、歓迎すべきトラップなどないしな
[同じく真顔で同意しつつ、薄く光る魔力を押し込むようにして治癒を施し]
ふふっ…一人なら一人で…と、また考えていただろう。
ま、ちょうどいい機会だと思って慣れてみろ。一つのことに集中できるのは楽だぞ
[心中の暴走云々までは知らないが。「あー…」と言葉を濁していたところからそれは感じ取りつつ]
礼ならいいさ。今の私の役割は後衛だからな。ああ、さっさとすまして戻るとしよう
[既に帰ることができるという自信を滲ませる男らしい笑みを浮かべつつ。曲がりくねる道を進んで進んで。扉の前]
ああ。いくか…っと。相性悪いと思ったら素直に交代しろよ
[そんなこといいつつ、扉を開くライヒアルトにいいつつ扉の奥を見て]
耐性あるからって……。いや、うん。何でもない。
[また怪我したら治せばいいだけ。そう心に誓って笑顔で頷いた]
さて、それじゃ次いきますかー!
[そう気合を入れて、扉をがちゃりと押し開けた]
[今までとは似て非なる空間を見ながらもまた部屋に入るたびにあるトラップ…と少し警戒していたが]
…ノームだな。精霊といっていたがあれか
[ノーム意外に表現もしようもなければ、ガーディアンらしきものもあれしかいない。と判断]
…うわぁ。
[暑さにテンションが下り坂だったのに、
サラマンダーと部屋の暑さによってさらにテンションダウン。
だけど、それはそれ。これはこれ。]
…うん。
いいよ。
[頷いて数歩、後方に下がればオーヴァンと力の共振をしだす。]
[油断なく軍刀の柄に手をかけながら、そして足元にも注意しながら扉の奥へ踏み込む]
…ここがゴールなのか?
[先へ進む道は無い]
[苔と水の匂いのするエリアの中心には、真円の泉が湧いている]
うむ。では心置きなく―――神槍グングニール!!
[そう言って、右腕を前方へピンと伸ばすと袖口から10cm程度の棒が飛び出し、その手の平に収まった。
その棒を引き、腰に構えると、ジャキジャキジャキ!という音と共に前後へ長く伸びて、凡そ2m以上の槍へと変化した]
では、ヘルムート=タウゼン=フォスラー=ヘルズガンテ=ホーク=ド=ゲーテニルヒ=ロクラルクエン……参る!
[槍を両手で構え、騎士が一番得意とするチャージでそのままサラマンダーへと突撃し、敵対姿勢からファイヤアローを飛ばしてくるサラマンダーの攻撃を無視しつつ、その体へ先制の槍を加えた]
[図星を指されたことで、ちょっとだけ視線が泳いでいた事に、漆黒は確りと気づいていたが、無言。
現状が、盟約者に何かしらの影響をもたらす事を期待しているのだが、その内心は知られる事はなく]
四大のガーディアンなら、地のここには妥当な所だが。
……交渉……お前、精霊魔法赤点すれすれの俺にそんな器用な事ができると思ってんのか?
『アルの場合は、それ以前の問題だと思うが』
[漆黒の突っ込みは、的確でした。
実際、この態度と物言いで成立する交渉って、あるんですかというところで]
……符術の……『覇王』と『支配』辺りで構文組めば、古代語の連中と同じような支配状態にできるかも知れんが。
リスクはでかい。
殴った方が早い気もするが。
[もりもりお茶請けを食ってると、各所でガーディアンと遭遇し始めた]
「お、始まるでー」
んあっと。
多チャンネル多チャンネル。
[ガーディアンの居る深奥。
そこを見るために四か所同時に次元を繋ぐ。
その様子はさながら監視モニターのようだ]
相性の良い相手も居れば悪い相手も居る。
どう切り抜けてくれるかね。
……何か妙に水の精霊が騒いでるな。
[ゲルダを手で動かないように静止ながら、室内をぐるりと見回す。どうやら精霊のざわめきは真円の泉付近から聞こえてきた]
ゲルダさん、ちょっと待ってて。
[彼女の返答を待たず、ゼルはゆっくりと泉に近づいていく]
[その体表に槍を突き立て]
―――む。
[すぐに槍を引き抜き、なおもファイヤボルトを放ち続けるサラマンダーの攻撃を円を描くように走り、一定の距離を保ちながら、かわし続けた]
ふーむ。
さすがに私のオートマジックシェルを持ってしても、ファイヤボルトは熱かった。
更に言うのならば、サラマンダー相手に普通の武器ではあまりたいしたダメージにもならんか。
さて、どうしたものかな。
外さない自信は無いわよぅ?
[どちらにも少しだけ猫を進ませて見るが大きな差異はなく]
それじゃ、右に進んでみましょ。
さっきもそっちに曲がって何も会わずに済んだから。
[根拠としては限りなくいい加減なものだった]
くくっ…図星か
[目が泳ぐ様子にやはり女らしくない低い笑みを浮かべてライヒアルトを見ながら]
そうだな…つまりここは敵のホーム…。というかそこまでひどいのか。
いや、私も古代言語は扱えこそするが。
『主はやりかたが悪い』
[こちらもこちらで突っ込まれてたり。
確かに変なところで女性を意識する...による…物凄くぶりっこして支配…とかしようとしたらとんでもない怒りを買いそうとか]
…ん。なら決まったならいくか…向こう察しているようだしな
[と、敵意と警戒を露にしだしているノームを睨みつつ。数歩下がる。
ライヒアルトが思いっきりできるように]
おや、学長。
出て来たんですね。
それともこっちは魔力ですかね?
[首だけで振り返り、オトフリートへと声をかける]
実戦に勝る経験はありませんからね。
戦闘力もさることながら、柔軟性、判断力、その他様々な能力を必要としますし。
二層以降は生徒同士のバトルも始まります。
ここでどれだけパートナーと疎通が出来るか、それが鍵ともなりましょうか。
[ゆっくりと泉に近づいていくと、水の精霊が勝手に実体化し、彼の周りを飛び回り始める。どうやら精霊は落ち着かない様子だ。
その様子を横目にしながら、真円の泉の前に立った時、泉の水が一人でに動き出した]
!
[唐突だったため驚いて一歩後退してしまったが、おかげで噴き出した水の変化がはっきりと確認できた。
水は一気に天井付近まで吹き上がると、そのまま重力に任せて落ちてきて、ぴたりとゼルの視線付近で止まった。水は少しの間その場所で停止してから一気に少女の姿へと変化していく。
長い足元まで届く髪に、尖ったエラの耳。整った顔立ちとすらりとした肢体が水で形作られていく。しかし下半身だけは人ではなく魚の半身――つまり、マーメイドに似た容姿へと変貌した]
ウ、ウンディーネ……。
[まさかこんな場所で会うとは思っておらず、呆然とした声色でガーディアンの名を呟いた]
――……異界の門よ、開け。
我が友を傷つけんとする力を水の盾となりて弾け!
[防御呪文ではあるが、発動させるのは彼自身の体ではなく、彼の前にある空間。]
[笑う声に、ほんの少しむっとしたよな色が天鵞絨に過ぎるが、それは一瞬の事]
大体、交渉だの支配だの、回りくどいのは、俺の性に合わんからな。
[そんなんだから、すぐに喧嘩の売買になるんだろう、というのは置いといて。
下がるナターリエとの距離を肩越しに確かめた後、先ほど用意したカードを取り出し]
……猛る火炎は、集いて貫きの一閃とならん……火炎槍!
[ノームに向け投げつけたのは、炎のルーンを描いたカード。
砕けたカードは炎の槍を生み出してノームへと襲い掛かるものの。
精霊は、見た目よりも機敏に、その一撃を避けながら、石礫──ストーンブラストを放ってきた]
りょうかーい。
根拠なんて私もありませんよ。フィーリングでゴーゴーです。
[そう言うと、右手の道を進んでいく。
辿りついたのはまたもT字路。うーん、と考え、]
えーい。
[懐からコインを取り出し、ポーンと投げる。]
表(奇数)が出たら右、裏(偶数)が出たら正面!
[現れた精霊の姿の優美さに、ほう、と感嘆の息をつく]
…敵なのか?
[少しだけ柄にかけた手から力を抜きながら、精霊、相棒どちらにともなく問いかけた]
はっはっは、さすがですねえ。
ええ、私はまだ「下」に居ます。
導師が次元回廊を繋げてくれたので、こちらに覗きに来たんですよ。
明日からの本番のために、皆さんの様子は見ておきたいですからね。
[導師の看破したとおり、ここに居るのは分身らしい。地下に居るという本体が
何をしているかは言わぬが花]
「うけけ、あんにーちゃんは相変わらずやな」
交渉・支配はせず、か。
ヘルムートの所もだな。
ありゃ交渉なんてこと考えもせずに、って感じだが。
[戦い始めた2チームの部屋に視線を走らせる。
物理的な槍を振るうヘルムート。
炎の槍を放つライヒアルト。
偶然なのだろうが、似た得物を操る二人を男の視線は追っていた]
[サラマンダーを中心にくるくると回りつつ、機を狙っていると、突然、目の前に水の盾が浮かび上がった]
ほう。
これは助かる。
奴の攻撃を阻む良い壁となりそうだ。
では、落ち着いて、私も魔法を使わせていただこうか。
【神よ!我が武器に力を!】
[効果:自らの武器一つの物理ダメージを光属性の魔法ダメージに変える]
てえええいっ!!
[武器に魔力を付与し、相手の攻撃の合間を縫って、サラマンダーに一撃を与えて、すぐに水の盾の後ろへと退避]
ふむ。まあまあ、か。
その考えは敵が増えそうだなぁ…嫌いじゃないが。
[むっとした様子のライヒアルトに嫌味ない笑みを浮かべつつ言って]
それに、先のことを考えると…お互いの呼吸を知っておくのも悪くない
[と答えつつも、注意深く流れを見つつ]
メラニー
[その呼び声に答え。細長い体をした金色の龍が髪よりにょろにょろ出て、腕へと巻きつく]
まずは無難にこれか
―――開きたまえ開きたまえ。祖は異界への扉。祖は哀しみを運ぶ風の門
我が友を介し…満たせ
[詠唱と同時に出でるのは直接的にはなんの害もない…ただこのエリアを支配する土属性の領土を奪わんとするだけの風の力]
お、当たってましたか。
「あんさんは相変わらず高みの見物やなー。
んや、こん場合は低みの見物やろか」
[けらけらと、男と碧の異界龍の笑いが重なった]
そうですねぇ。
最終的には直々にその実力を見せてもらうことにもなりますし。
どのチームがそうなるかはまだ分かりませんが。
[言葉を返しながらも視線は四つの次元へつ向かう]
…ふむ。
[ヘルムートの様子を見て、首を傾げると、ぽん、と手を打って]
……こういう時は。
「……。(なんかいやな予感がする)」
……オーヴァン、よろしく。
「……やっぱりか。」
[予想道理らしい。]
「ヘルムート、ちょっと水巻くぜ!」
[そう言うとオーヴァンは大きく息を吸い込み、ヘルムートに当たらぬような位置でブレスアタック!]
ええ、どんどんいきましょ。
[運が無かったら迷子にもなっていそうだった。
ててって、とブリギッテの言葉通りに進んだ猫がまた止まる]
右って戻る方向よね。
そろそろ左に行ってみる?
ははは、見物ばかりしているわけでもありませんよ?
[異界龍に向かってにっこり。…見物以上にくっちゃねしてるなんてそんな]
適当に組んだように見えましたが、どうやら意外にうまく連携を取れるチーム分けになっているようですし。
どのチームが残るにしても、先が楽しみです。
敵が増えたら、薙ぎ払うっ!
[だからそれは危険だと。
そんな突っ込みどころ満載の言葉を投げ返しつつ、飛んできたストーンブラストに防御陣を巡らそうとして]
……ん。
[不意に感じた、風の力。
ノームの方もそれに気づいたのか、やや、気配が険しくなる。
その隙は逃せない、と素早く準備済みのカードを投げる]
裁きの雷、力の導き手に従いてその輝きを巡る陣へと変え、守と破同時にもたらさん! 雷撃の障!
ふむ。
しかし、このままでは決着がいつになるのか予想もつかないほど長くなりそうだな。
騎士として、勇猛果敢に正面から戦い続けたいのは山々なのだが、経験の薄い私では、それは勇気ではなく、無謀。
やはり、私一人で勝てるほど甘い相手ではない、か。
[そこで、視線をちらりとベアトリーチェへと向けるのと、ほぼ同時にベアトリーチェ(というか異界龍)から援護の声]
……ほ。
[そして、見る間にサラマンダーに降りかかるウォーターブレス]
炎には、水。
なるほど。常道だ。
そして、良いタイミングだったな。
[飛んだカードは雷のルーン、そして『歯車』と『竪琴』のルーンカード。
『竪琴』の意味する『無』を『守』と、『有』を『破』と詠み解く事で攻防一体性を持たせた符術の技]
……いけっ!
[雷撃の一部は石礫を打ち落とし、一部はノームへと襲い掛かる。
さすがにこれは避けられる事はなく、ノームの動きはしばし、止まる。
その隙に、白のカードに血を用いてルーンカードを数枚複写した]
/*
時間も時間なので捲きの方向。
折角のランダムトラップも上手く使えなくて残念。
というか、ここってD-2エリア範囲内ではないの?とも思ったのだけれど。解釈が分からなくなってきちゃったのでブリギッテちゃんにおまかせのココロ。うん、ごめんなさい。
/*
新作書き下ろししてたら時間食ったw
構文、基本的なのはストックあるからラクだけど、新しいのはやっぱり時間食うなあ……。
ですね。じゃあ、左で。
[そう言うと、左へ。
しばらく行くと、左手にぽっかりと扉だけがあるのを発見。]
これは……どうやらボスのようですね。
カルメンさん、準備はよろしいですか?
[そう言ってカルメンに問いかける。]
「あんさんは知らんところで何しとるか分からんお人やからなー」
[けらけらけら。
茶ぁ飲んでるのは知ってても、くっちゃねまでは看破出来ませんでした]
ええ、自主性に任せて正解だったようです。
自分で決められる分、籤で割り当てるよりは相性の良い者を選べたでしょうし。
一部選択の余地はありませんでしたが、そこもなかなか連携は取れているようです。
[もう一つの一部は別の意味で選択権が無かったが。
ある意味良いコンビではある]
[炎に水は天敵のダメージが出るだけではなく。炎に水をかけると湯気で回りが見えにくくなる。
それは、こちらだけではなく相手も同様だ。
そして、ヘルムートは見えずとも、直進するだけでその槍の一撃が相手に突き刺すことの出来る位置]
―――もらった!!
[ほとんど暗闇にも等しい道を、迷いも無くヘルムートがまっすぐに槍を両手に構えて、突き進み、サラマンダーの体に深く突き入れた!
―――が]
『……!!!』
[その連続しての攻撃では滅することは出来ず、逆に相手の逆鱗に触れたように、サラマンダーは周りに向けて目標など見ずとも暴れられるファイヤーストームを打ちはなってきた]
……おおおっ!!
[その炎の嵐に巻き込まれて、ヘルムートが勢いよく吹っ飛んだ]
[異界より徐々に侵食させる土とは対になる風の力による。支援というか妨害
日光が嫌いだから昼の時間を減らして夜の時間を増やそうとした訓練による成果だとかは内緒である]
あまり敵を作りすぎるのはかしこくないな。苦労するぞ
[心配してる様子でもないながらもそんなこといいつつも、状況を見て、上手くやっているようなので現状のまま風による侵食を増やしつつ、次の魔術のため集中し魔力を練る]
はぁい、大丈夫よ。
[使い魔は肩へと戻らせながらブリギッテに頷く]
待っているのが精霊なら支配を試してみてもいいんだけど…。
問題は、失敗すると怒らせちゃうのよ。
でもって怒らせるとやたらと強くなってしまうのが精霊だし。
成功率もまだまだ高いものじゃないのよね。
どうしようかしら?
……あ。
[湯気でベアトの位置から攻撃できなくなりました。
そして、ヘルムートの叫び声。]
……。
「……。」
オーヴァン、がんば。
「…あいよ。」
[オーヴァンは湯気の中に突入し、サラマンダーに接近して再びブレスアタック!]
「おお、飛んだ飛んだ」
景気の良い吹っ飛びっぷりだな。
[炎の嵐に巻き込まれたヘルムートが見えて感嘆の声。
それから地属性エリアへと視線を転じ]
地に対し風、か。
なかなか考えているみたいだな。
ヒュー、引っ張られたりするなよ?
「するかボケ」
[風属性だからとそんなことを言って、しっかり突っ込み返された]
[広がる風の侵食は、ガーディアンの苛立ちをかきたてているらしく。
普段はのほほんと温厚なノームの顔が、ちょっと凶悪さを帯びてきたかも知れない。
勿論、こちらはそんな事はお構いなし、なのだが]
……いらねぇ、って言っても、勝手に敵になってく連中がいるんだから、仕方ねーだろ。
[などと言いつつ、次のカードを投げようと構えた矢先、ストーンブラストがまた飛んだ。
先ほどよりも速度は遅く、容易く避けられる──と思ったのだが]
[カルメンの言葉にうーんと暫し思案するが]
楽が出来るならそれに越したことはないですしね。
一か八か試してみましょう。
怒らしちゃったならその時はその時。
力で言うこと聞いてもらえばいいんですし。
[何気に自信家な発言。]
……何っ!?
[石礫は、どうやらフェイクだったようで。
いつの間にか、足に無数の土の手がくっついて動きを妨げていたり]
ちっ、ホールドか……!
[言葉が終わるより早く、三度、飛来する石礫。
今度は、結構射撃速度も速く]
……くっ!
[どうにか急所は庇ったものの、直撃弾が入り、動きが止まった]
……っ。
[あちこちに盛大に火傷を負いながらも、オートマジックシェルのおかげで、甚大な被害を受けていないのは救いだった、
一度、二度手足が動くのを確認すると、ヘルムートが立ち上がる]
……やはり、消耗を抑えながら戦うにはちときつい相手だったか。
仕方ないな。
手札からエースを1枚切らせていただくか。
[そこで、視線をベアトリーチェに向ける]
悪いが、ベアトリーチェ。
一瞬だけ相手の気を引いていただけないだろうか?
私は魔法にあまり賢しいものではないので、少し精神統一しなければ使えない魔法があるものでな。
―――信頼する、君だから、私も託せる。
[ゼルの後ろで呟かれた言葉に、ウンディーネが水で形作られた眉をピクンと跳ね上げた]
わー! わー! わー! わー! 違う。敵じゃない敵じゃない!
[慌てて訂正しておく。その様子に少し不振気にしながらも、ウンディーネは眉を元の位置に戻した]
え、えと、その俺達は敵じゃない。実は試験通知? でいいのか? を受けてさ、その……合格したいんだ。それで君が持っているオーブを貸してもらいたいんだけど、ダメかな?
[なるべく怒らせずに、一つ一つ言葉を選びながらウンディーネの様子を伺う]
/*
は、しまった。
『竪琴』使っちまってるから、魔奏嵐撃使えねー!
どうするか……『天帝』辺りで代用きくか、な。な。
うふふ。
そう言ってもらえると嬉しいわ。
なかなか試してみる機会も少ない魔法だから。
[語尾に音符かハートがつきそうな声]
そうよね、そうよね。
その時は私も全力で援護するわぁ。
[似たもの同士なのかもしれない。
ニッコリ笑って扉を開き、中へと進んだ]
…わかった。
――……異界の門よ、開け。
我が友を傷つけたものを縄となりて縛り上げよ!
[水は十分にある。
水を被せたときに出た湯気。
ソレを利用し、サラマンダーを縛る。]
……助かる。
[優雅に笑みを一つ浮かべて、ヘルムートが槍を捧げて、神への祈りのポーズと取った。
その隙、約3秒]
……。
[誰かを信頼したことなど、今まであっただろうか?
いや。一度も無い。誰も、自分を受け入れてくれなかったし、自分もそれに甘んじていた。だからこそ、自分は他のものを格下を見るような目つきで見て誤魔化していた。
だが、彼女は受け入れてくれている。だから、自分も信頼できる。
―――ああ。そうか。これこそが、パートナーというものか。
今更ながらに気づき、ヘルムートが小さく微笑を浮かべる]
……ありがたいものだ。
[きっかり3秒後。
ヘルムートがカッと目を見開き、大きく叫んだ]
【神よ!我に加護を!!】
[じゃあ行こうか、と扉に手をかけ、ゆっくりと開ける。
部屋の中(といってもここもある程度の広さの平原であるが)にいたのは、風の精霊シルフ。
風のエリアということで、ある程度予測していたので、やっぱりかとポツリと呟くと]
風の精霊シルフですね。
じゃあ、カルメンさんお願いします。
[そう言って一歩引く。
もちろん、すぐにフォローに入れるように身構えている。]
……っつーか、やってくれる……。
[けほ、と咳き込みつつ、どうにか声を絞り出す]
んじゃま、こっちもそれなりに、本気ださせてもらうか、ね……。
[低く言う、天鵞絨の瞳には楽しげないろ。
白のカードを一枚、手首にかすらせ、零れた紅で、ルーンカードの絵柄を写す]
……ここらは、あんまり使わねぇんだけど、な……。
[低い呟きからは、何かやらかしそうな気配がひしひしと伝わる。
かも知れない]
[しばしの間沈黙がウンディーネとゼルの間を支配した]
(か、貸してくれるかな〜?)
[心臓ドキドキバクバクの状態で、そっとウンディーネの顔色を伺おうと顔を覗き込んで――]
うぉぉぉ!?
[ウンディーネが怒りを露にした。
原因:覗き込んだゼルの三白眼が死ぬほど怖かったから。
なんて理由だったとは思わず、ウンディーネの爆発させた精霊力にゲルダの隣まで弾き飛ばされる]
いっつ〜……。
『騙してオーブを持っていって返さないつもりだな!』
そんな事しませんよ!?
[痛くてもツコミだけは忘れない]
シルフ。風の乙女。
[草原の中央に浮かぶ精霊にもニコリ。
真正面から視線を合わせて]
ええ、まかせて。
それじゃいきましょうかぁ。
[のんびりとしていたのはそこまで]
[スッと息を吸うと、打って変わった真剣な表情になる。
半眼を閉じて両腕を広げ、複雑な紋を描き始める]
世界に満ちるマナは全てに通じ。
須く流れを識れば我意に従うものとなる。
汝其に抗うこと能わず。
―― Command spirit!
[左手をシルフに向けて突き出す。
発動体である腕輪がキラリと光った]
[そう叫んだ瞬間―――ヘルムートの全身がまばゆく白く光った]
これが!
我が最大の一撃だ!!
ゴッド・チャージ!!
[ヘルムートは白い稲妻のような速度で、ベアトリーチェが束縛してくれているサラマンダーへと突撃し、そのまま、相手の後ろまで突き抜けていった]
……眩く、散れ。
[サラマンダーに後姿を見せたまま、槍を回しながら高く上げ、出したときと反対に、短くさせて袖口にしまい込む―――瞬間、サラマンダーの姿が白く消し飛んだ]
[我に加護を
効果:一度だけ、自身の魔力を全て攻撃力に注ぎ込める。
溜め時間。3秒]
[そんな態度だから仕方ないだろうと口にしないのは。魔力を練っているから。
ホールドをされ石礫が放たれた様子に片目の端を吊り上げるが、声も上げない
魔術を使役する際。最大の敵は内にあるとしっている。
だから動揺も何もかも押さえ込んで]
なにかするのか…ならば隙を作ろう。
[言葉と同時に膨大な風が一気に異界の門よりあふれでて。その烈風はライヒアルトを縛るホールドを切り裂く]
[支配と抵抗。
暫く続いた攻防は、吹き抜けた風に勝敗を決した]
きゃっ。
あぁん、もうちょっとだったのに!
[ザァッという音と共にシルフの姿が色濃くなる。
その表情は当然の如く怒りを呈していて]
ごめんなさい、失敗だわ!
[ブリギッテに叫ぶと、一歩横へとずれた。
今度は援護のための魔法を紡ぐ為に集中し始める]
どうやら…
[歩みを進めながら、軍刀の柄に手をかける]
交渉は失敗のようだな。
[抜き放ったそれを、水でも払うかのように一閃すると、その真下にあった大地が、ごうと音を立てて焦げ付いた]
哀しみを運びし風よ。
[次元魔法を使いながら古代魔法の行使する]
――その嘆きの力を我が前に見せ…
[故に威力は万全とはいえないが、時間稼ぎには十分]
―――彼の者を束縛し嘆きの底へ落とせ
[ぎゅぃぃんと高速回転する網状の風の刃をノームへと放つ]
おー…、かっこいい……。
[ぱちぱちと小さく拍手をする。
一応、精霊には悪いと思うが。]
……今度会った時、いきなり攻撃されたりしないかな。
[そんな考えがよぎったり。]
……ふぅ。
中々に難儀な相手だったな……っつ。
[戦いの緊張感から解き放たれると、全身に受けた火傷の傷が痛んだ。
槍を持っていた手の平の皮はベロリとはがれている。
最初の一撃を与えたときにはすでに、サラマンダーのヒートボディによって、鉄の槍を通して、ダメージは受けていた。
だが、それでもヘルムートはゆるがない。
騎士として、プライドを保ち続けるのだけは譲れない信念なのだから]
……ああ、キーアイテムを入手しなければならないのだったな。
ベアトリーチェ。近くにそのようなものは落ちているか?
おっと、交渉・支配組はどっちも失敗か。
「ねーちゃんの方はもちっとやったのになぁ。
目つきの悪いにーちゃんは哀れの一言」
ふわふわにも怯えられてたもんな…。
[まさにメテオな威力の三白眼に逆に感心してしまいそうだ]
「お、こっちは終わったらしいで」
選択肢が無かった組み合わせにしては、なかなか良いコンビネーションだな。
ヘルムートが突っ走るだけでは無くなってるし。
「後は迷わず戻って来れるかやな」
[最大の難所かも知れない]
じゃ、後は任す。
私まで攻撃してここが崩れたらかなわんからな。
[いっそすがすがしいほどきっぱりと任せる。
内心ではライヒアルトの動きからむしろ仲間への妨害になりかねないと思ったゆえの援護でもあっただが…結界の準備だけはする。
その対象が。単に相棒と自分なのか。それともライヒアルトの攻撃の余波から己を守るためか。などはまだわからないが]
[カルメンと風精の攻防はどうやら風精に軍配が上がった模様。
失敗だわと言って横にずれるカルメンと入れ替わるように前に出る。]
ありゃりゃ、お怒りですね。
こりゃ、力ずくで言うこと聞いてもらう他ないですね。
仕方ないなぁ。
[そう言いつつも、顔はめちゃくちゃ楽しそうにしていたり。]
すんません……。面目ないっす。
[まさか決裂の原因が己の目付きとは思わず、心底申し訳なさそうに謝罪を口にした]
とりあえず、再度交渉できるように落ち着いてもらわなきゃいけないんで……えっと、致命傷だけは勘弁してください。
[精霊は友達という感覚があるゼルは、ぺこりと頭を下げると、ゲルダに風の精霊魔法をかけた]
Un vento favorevole〔追風〕
[ゲルダの移動速度が1.5倍になった!(ゼルの主観比)]
ん、探してみる。
ほら、オーヴァンも。
「俺も借り出されんの!?」
……当然。
「…鬼がいる!」
[と、じゃれあいつつ探すと。]
……あった。
[緋色のオーブを発見しました。]
失敗は成功の母ですからねえ。
そこから何を掴めるか、ふふ、若さに期待というところですか。
どうやらチーム戦にした甲斐もあったようですし。
[ヘルムートについての懸念には、ふむと首を傾げ]
迷いの幻影のトラップも仕掛けておけば面白かったですかね?
[風が舞い、束縛が解かれる感覚に瞬き一つ]
……ありがてえっ!
[その言葉は、自然と口をついていた。
もしかすると無意識かも知れない。
ともあれ、複写したカードに念を込め]
ああ、場の維持は任せた。
で、任されたからには、しっかり仕上げさせてもらうぜ……。
[ふ、と掠めるのは、不敵としかいえない笑み]
……異なる界より舞いし疾風、強大なる力へと転じ、混沌への回帰を導く乱舞をここに! 風牙乱舞!
[構文を唱えつつ、投げたのは風のルーンと『覇王』、『破滅』の三枚。
生み出されるのは、牙の如き鋭さを帯びた風の乱舞。
それは、風の刃に捕われたノームへと牙をむき──。
刹那の静寂。
後、ノームの姿が閃光となって弾け飛んだ]
それは、保証しかねるな。
[深く息を吸って、止める]
[すると息を吐き出す代わりのように、軍刀からさらなる炎がほとばしる]
[軍刀から強燃性のガスでも噴出しているかのように、炎は天井焦がす勢いで噴き上がる]
[ゲルダ自身も炎の渦の中だが、体どころか服にすら焦げ目ひとつつかない]
[挨拶代わりと飛んできたウンディーネのウォーターカッターが、ゲルダに届く前に蒸発して消え失せた]
ふむ。
ならばこれで任務達成だな。
では、戻ろうか。
[自身の怪我は自身で治さなければいけないため、なるべくならば早いうちに戻り、少しでも休んでおきたかった。
とは言え。
ヘルムートの方向音痴は今までどおり折り紙つきなので、どれだけの時間で戻れたかどうかは*神のみぞ知る*]
失敗を失敗で済ませるか、その後に活かすか、ですね。
皆勤勉であることを期待しますよ。
[オトフリートの言葉に頷きを返す。
ヘルムートのことになれば、けらりと笑って]
先程しっかりと陽炎にまかれていましたよ。
それまで仕掛けてしまっては、本当に戻らなくなりそうです。
[吹き上げる炎の威力に、思わず呆然と見上げて]
すっげ……。
[性格上取得できなかった火系統の魔法に、思わずパチパチと拍手。
本来、水と火であれば火が弱いのだが、この威力では火が水に勝つ……。つまり蒸発させてしまうかもしれないと思った]
できれば保証してほしいなぁ。
[と、コメントしながら、こちらもウォーターカッターを同じ水の精霊による防壁によって防いでいく]
[怒りの形相で放たれるウィンドストームを前面に張った風と水のシールドで防ごうとするが、逸らしきれずいくつかは浅く皮膚を切り裂いていく。]
ちっ。予想はしてましたが、シルフ相手ですと風の出力が出ませんね。
[そう呟きつつ、返す刃でウォーターランスを放つ。
しかし、それらはクイックムーブでかわされるか。]
ん…どういたしまして…かな
[ライヒアルトの符術。そしてノームが閃光となって消えたのを確認してから。目を閉じて、結界用に用意していた魔力を散らし。風を浸食させていた門も閉じる。
同時に金色の龍はいつもの定位置に戻っていく。その途上に、龍を一撫で一息]
見事に決めたな。しかし…次から援護の仕方ももう少し考えねばな
[労いの言葉をかけつつも。思案顔]
むう、ちょこまかと。だったら……
[そう呟くと、ごにょごにょと口の中で精霊語を紡ぎ]
拘束せよ。 『アクア・バインド』!!
[詠唱と同時、周りの水球のいくつかがシルフを追尾し、その動きを拘束しようとする。]
―― Counter magic.
[最初の一撃には間に合わない。
カマイタチの幾つかはこちらにも届き紅の筋を作る。
小さく眉を寄せながら抵抗力を高める魔法を自分とブリギッテに]
同属性は減衰されてしまうものねぇ。
[再びマナを集めながら苦笑する。
水の槍が外れるのを見て、あらぁと小さく呟いた]
[風の侵食が途絶え、地の力が回復するのを感じつつ、は、と息を吐く。
ずっと肩に捕まっていた真白が、みゅう、と鳴くのを軽く撫でて]
見事……って言うには、無駄が多かった気もするが。
援護の仕方……って。
俺としては、動きやすかった……けど。
[なんか問題あったんだろうか、とか。
わりと素で考えていたりする]
/*
上から巨大ふわふわが生徒の上に落ちて来て。
もふっ[ぴろりんっ☆] もふっ[ぴろりんっ☆]
あら不思議、全回復しちゃいました。
ですかwww
移動ゲートを潜ろうとしたら、ふわふわウェーブが正面から発動して回復、とかw
うん。
[素直に頷くと、スタートした部屋へ戻るために歩き始めた。
ヘルムートの方向音痴に対する指示のやり方も、
なんとなくわかったのか、なんとかスタートした部屋に戻ってこれました。]
……暑い。
……疲れた。
「今度、耐熱・耐火のマジックアイテムでも探したらどうよ。」
……今度ね。
「うわ、なんて投げやりな。」
まあいいだろ。とりあえずは勝てばいいんだからな
[なんてこといいながらも、援護について素で考えている様子のライヒアルトにひっそりため息]
なんでも自分で出来る…と感じているように動いていたように思うな
とはいえ、私も初だから様子を見ながらでもあったし、私自身も改善するところは当然あるがな
ま、それはおいおいということで…とりあえずはキーアイテムを捜すか。最も
[じーっと部屋の奥の祭壇を遠めで見る]
…あそこじゃなければなんか詐欺にあった気分だがなっ
お、地エリアのも終わったようだな。
学長、終わった面子が戻って来るようなんで、俺ここ出ますね。
次元回廊は繋ぎっぱにしておくんで、ご自由にどうぞ。
[そうオトフリートに告げ、碧の異界龍と共にスタート地点へと降り立った]
─スタート地点─
[課題をクリアし戻って来る生徒が見えると、次元から出て来てスタート地点にてそれを出迎える]
ほい、ご苦労さん。
ちゃんとキーアイテムは取って来れたか?
[しかし、クイックムーブで回避するシルフのスピードには着いていけず、拘束するには至らなかった。
しかし、シルフの注意が水球に移っている間隙を縫って本体接近。
懐に飛び込むと、逆袈裟に斬り上げ。出力が出ないとは言え、近距離で少なからずダメージを与える。
しかし、シルフもやられっぱなしになることなく、ウィンドストームで距離取りとダメージを与えようとしてくる。]
くっ……!?
[緊急回避で、横に避ける。その隙にシルフは彼女から距離を取る。]
…………埒が明きませんね。
/*
じゃそれで行きますかwwww
毎度パターン変えてみるかなwww
と、そうだ。
二層目のバトルステージの様相を決めないとですね。
学長、1d6振ってくりゃんせ。
[1:氷破、2:翠樹、3:雷撃、4:天聖、5:時空、6:機鋼]
あ、導師。
ベアトリーチェとヘルムート組、ただいま戻りました。
キーアイテムはこのとおりです。
[キーアイテムを取り出すと、パタパタと導師に近づいて渡す。]
[ため息混じりの評価。
右腕の漆黒が、同意するように尻尾を振る]
そう、言われても。
……ずっとそういう生き方してたし、ここ来る前はそうしねぇと生きられなかったんだから。
いきなり変われるかよ。
[言われた当人は、呟くような言葉を零して。
それから、祭壇へと天鵞絨を向ける]
まあ、な。
あれであそこになかったら詐欺の極みだ。
[なんて言いつつ、祭壇へと歩み寄る。
荒削りな岩の上、ひそりと、と煌めくのは淡い橙色のオーブ]
はい、おつかれさまです。
[にこにこと手を振って導師を見送る]
さて、私は、皆さんのスタイルを参考に、下のトラップを強化してきましょうかね。
[にっこりにこにこ、笑顔の鬼がここに居た]
流石にスピードがあるわね。
[小さく詠唱を始めながら攻防を見つめて。
ブリジットと距離を取ったその隙をつくように発動させる]
―― Blizzard!
[氷の嵐がシルフに襲い掛かる。
少しばかりの足止めも兼ねられるだろうか]
だと思った。
なんとなく…自分ひとりで戦うときも同じように動いていたのではないかと感じたしな
[最後など。隙を作るように動かなかったら、多分自力でどうにかしようとしていたのではないかと思いつつ]
ん?いや、すぐには変わらなくていいぞ。というかそんなの無理だ。
やったこともないようなことしろというのは、数字も数えれない子供に天文学教えるようなものだからな
[呟くような言葉にきっぱりと微妙に慰めにもならないこといって]
っと…勘違いはするな。基本は好きに動いてくれて構わんのだ
前衛と後衛ではやはり前衛のほうがすばやく反応しなければならないしな。ただ今度は…そうだな…こういうのをして欲しい。と言葉に出すのならどうだ?
それなら難しくはないだろう
[次元を去り際に聞こえた不穏な言葉は笑っておいた。
楽しそうだったし]
[ベアトリーチェから火エリアのキーアイテムであるルビーオーブを受け取ると、念のための確認をし]
…ん、本物だな。
それじゃこれをあの祭壇の窪みに嵌めておいで。
[スタート地点の中央にある大理石の祭壇を示す。
ルビーオーブは再びベアトリーチェ達へと渡した]
ま、やるからには上手くやりたいだろ?ってことで次々
んじゃまあ、詐欺かどうか確かめに行くか。
[最後は軽く締めくくって祭壇へ向かい、トパーズオーブを入手して]
……しかし…あの落盤だとかふわふわとかあったが…私らは帰れるのか?
[なんて少しだけ疑問を抱きつつ、きっとスタート地点へと*帰れるのでしょう*]
[先ほどの蒸発をうけて密度の増したウォーターカッターを加速した動きで強引に振り切り、避けきれないものは軍刀で弾く]
[そうしながら、ウンディーネに向け斜めに駆けて迫る]
[真上から見ると、ゲルダの動きはちょうどウンディーネを中心として螺旋を描く形になる]
[こうすることで、ウンディーネからはゲルダが常に横移動して見えることになり、火力―水の刃なのに「火」力か、とゲルダは小さく呟いた―を集中させることができない]
[また脅威度の高い目標が肉薄してくる為に、ゼルギウスへの攻撃も散漫になっている]
仕方ない。とっておき使いますか。
となると隙を作らないと……
[そう呟くと同時、カルメンの氷の嵐がシルフの足を止める。]
おー、カルメンさん。ナイスタイミング。
[にやりとそう言うが、しかし、攻め込むことなくその場で手を広げる。
それと同時、背中の剣に巻かれた布がしゅるしゅると解けて行く。]
…………封印(セキュリティ)、開錠(アンロック)。
魔導機『万能武具(マルチスキル)』モード『弓(シエル)』
[そう宣言すると同時、ブロードソードがカシャカシャと組み変わり、大きな弓の形状になる。]
……ほんとは、人、近づけすぎると、危ねぇんだよ。
[掠れた呟きと共に、右の手首を掴む。
巻きついた漆黒が、ゆら、と尾を揺らした]
(……今んとこ、大人しくしてるけど。
いつ暴れるかわかりゃしねぇからな、この性悪……)
[そんな事を考えながら、紡がれる言葉を聞いて]
……わかった。
なるべく、気はつけてみる。
[実際、最後の一撃も制御には覚束ないところがあり。
ナターリエの援護が的確だったからこそ、どうにかなった部分も大きく。
とはいえ、すぐにそうできるか、の断言はできなくて、ぼかした返事を返した]
わかりました。
[導師からルビーオーブを受け取ると、祭壇へと嵌めに行く。]
さっきの怪我、大丈夫?
[とか、言う会話をしつつルビーオーブを嵌め終わると、
導師を振り返り]
導師ー、嵌めたので皆が集まるまで休憩しますねー。
[と、声をかけた。]
……ま。
落盤が完全に道塞いでなきゃ、何とかなるだろ。
[祭壇から手にしたトパーズオーブを見やりつつ、言って]
んじゃ、戻るか。
いつまでもここにいてもなんだし。
[ぐるり、と周囲を見回した後、祭壇の間を出る。
道は、見事に落石が転がっていたとかいなかったとか。
そこは、地のルーンを描いたカードを叩きつけて強引に岩塊を撤去しつつ抜けて。
ふわ溜まりは、また増えていたようだが何とか走れない事はないので駆け抜けたりなんだりして──どうにか、スタートに戻れた]
─A-1→スタート地点─
/*
うい。とりあえず役に立てそうなとこには出来るだけ目を配りますので。
しかし、今日は限界故寝ます(笑)
おやすみなさい。
[ゲルダの狙いまではわからなかったが、少なくとも動きによる効果は理解できた]
そういうことなら……!
[ゼルも己に追風をかけ、ゲルダとウンディーネを挟んでちょうど正反対の位置になるように走り出す。そしてゲルダに当たらぬように気をつけながら、小技であるUna pallottola di vento〔風弾〕をウンディーネに向けて撃ち込んでいく。そのおかげか、ゲルダに向けられる攻撃も少なくなっていく〕
/*
ブリスの得物にさすがと思った俺がいる。
まあ、闇焔もぎりぎりボーダーだし。
別にいいんじゃないかな! とかとか。
[ベアトリーチェの手により祭壇に嵌められたルビーオーブはわずかな光を発する]
おぅ、しばらく休んでおけ。
他の連中が戻ったら下に移動するからな。
[各所に繋いだ次元を確認しつつ、かけられた声にそう返す。
生徒が戻って来れなくなる可能性は、とりあえずは無さそうだと判断して]
[弓形態になったそれは、彼女の前方にフヨフヨと浮遊するのみ。
そうして、続けて彼女が唱えたのは水精との正式な契約呪文。]
「水底に 眠る姿ぞ 美しく 水面に踊るぞ 麗しや
彼の踊り すべてを魅了し すべてを水中(みなか)へ 誘わん
碧の濡れ髪 乾かし遊ぶ 汝の美を
水面に浮かぶ鏡以て 写し取らんと 皆藻掻く」
[それと同時。彼女の周りの水球がシュンシュンと白い霞と掻き消える。]
[ゲルダが感じたように、ゼルもまた体の異変に気づいた]
(スロウムーブ!? 追風の効果が打ち消されたか!)
[即座に再度追風を使おうとするが、そこにウンディーネの触手のような水の鞭が彼を襲う。おかげで追風に必要な集中を練れず、じわじわと壁際まで押し込められていく]
このままじゃ……せめてこれくらいの支援は……。
[そうして口にしたのは破壊力向上であった]
Vento Impedimento che veglia funebre di persona
〔風よ、かの者を目覚めさせよ〕
Un foehn Sulla terra!
〔風炎一体!〕
[風の精霊が走り、炎を更に猛らせてゲルダの攻撃力を上げた]
─スタート地点─
[続いて到着したのは地エリアに居たライヒアルト・ナターリエ組]
お、お疲れさん。
キーアイテム、ちゃんと取って来たかぁ?
[少しばかり呆然としてしまったが、慌てて詠唱を再開する]
…その身は鉛の如く。
―― Slow.
[水精の気配に気を取られたか。
俊敏を性とする風の動きが魔力に引きこまれて大きく鈍った]
これはまた。
[魔法を発動させると改めてブリギッテの前に浮かぶ弓を見た。
唇は弧を描き、菫色も輝いている]
[白い霞は彼女の手に集まり、彼女はそれをシルフに向ける。
その霞の正体はいわゆる霧。ひんやりとした空気が彼女とシルフを結ぶ。
そうして、指三本で拳銃の形を作ると、]
バン。
[同時、パンと言う音とともに衝撃波がシルフを襲う。]
─スタート地点─
[今までほぼ暗視だけで物を見ていたせいか、スタート地点の柔らかな光も少しだけ眩しく思え、天鵞絨僅かに細め]
取ってきましたよ。
……これで、間違いないんでしょ?
[導師に答えつつ、示すのはトパーズオーブ]
いくらなんでも、これでフェイクがある、ってのはないでしょうし。
[それ、どんな認識ですか]
[ウンディーネの足元の泉から、水の塊が盛り上がる]
[塊は一気に、泉に元々あった量の数倍に膨れ上がると、全てを押し流すタイダルウェイブとなった]
[同時に二人には対処できないならと、まとめて押し流すつもりなのだろう]
.oO(だが!)
―はぁっ!
[踏み込みから、一閃]
[剣尖から紅蓮の雪崩のごとき火炎がほとばしり、津波とぶつかり合う]
[炎は水を蒸発させるとともに高熱の水蒸気爆発を起こし、水の壁を吹き飛ばして相殺する]
[いや、それだけではない]
[風の援護を受け凄まじい勢いをもった炎は、津波を乗り越えなお威力をもってウンディーネへ達した]
/*
しかし、だ。
二層探索。
このペア、どっち行っても面白いというか。
……どっち行っても、闇焔暴走フラグがたちそうなんだけど!
もさけももーどの発動はあるやらないやら。
─スタート地点─
ん、間違いないな。
まー、わざわざ偽もん作る奴も居ないだろうし。
[機鋼学科の参加者が居ないのでまず無理だったりする]
流石にフェイクは置かねぇよ。
フェイクを置くんだったら、もっと違う内容の試験にしてるさ。
そんじゃそれ、あそこの祭壇の窪みに嵌めてきな。
[先と同様に、中央にある大理石の祭壇を示し促す]
[動きを阻害されたことで更に怒りを増したのか。
ブリギッテから放たれた衝撃波と交錯するように飛んでくる風刃]
マナよ刃となりて貫け。
―― Energy Bolt!
[左肩口を浅くなく裂かれながらも攻撃を優先した。
逆の肩の上で、みゅうという鳴き声。
畳み掛けての攻撃にシルフの動きが速度だけでなく鈍り始める]
[続けざまに、ぱんぱんと破裂音が響き、後に残るは形状維持もままならないシルフの姿。]
[今の現象。これはいわゆる水蒸気爆発の応用である。
霧状の水分が高温の媒体によって一気に膨張することで、周りの空気を押しのけることで衝撃波を発生させると言うもの。
ちなみに高温触媒は圧縮空気。]
[もちろん、彼女が原理を理解しているわけでなく、『やってみたら出来た』程度の認識度。
かつ、発動に時間が掛かる&威力に容赦が出来ないため、対人実戦ではとっても使い勝手が悪いのである。]
ふう、おわったよー。
[そう言ってにっこりとカルメンに笑いかける。
先程の所業の後だけにちょっと怖い。]
作れたって、作るヤツなんかいるんですかと……。
[思わず突っ込んだ]
ま、あれだけ色々仕掛けてあってその上で、ってなったら。
さすがにやり切れませんけど。
[色々と埋もれかけた事を思い返しつつ、大理石の祭壇に向かい、オーブを嵌め込む。
ふわり、と。淡い色の光が舞い散った]
……で。
後は、全部そろうまで、休憩時間、ってとこですか。
[ブリギッテの起こした衝撃波はシルフの姿を散り散りに。
流石に冷や汗が一筋頬を伝ってゆく]
はぁい、お疲れさま。
[笑い返す表情が強張っているのは怪我のせいか。
それとも何とも言えない恐怖心のせいだろうか]
凄いわねぇ。
まかせっきりでも平気だったかしら。
[ゲルダの一撃のおかげだろう。ゼルの牽制に使われていた職種のような水が引き、受け止めるべく壁となっていた。しかし、風の加護を受けた一撃は水の壁すら打ち砕き、ウンディーネに達した]
と、あれはまずい。
[おそらくあの一撃は生半可のものではないだろう。恐らく下位精霊であれば一瞬で蒸発してしまうと思われる。さすがに精霊の危機にゼルはウンディーネを保護するために簡単な精霊力の譲渡を行い、ウンディーネが死なないように手を打った]
ウンディーネがいなくなったら、近辺のバランスも崩れるしね。
[その言い訳は誰に言ったのやら]
昔やった馬鹿が居てなー。
勿論、本物じゃないのは直ぐ解る。
試験に対するあまりの不真面目さに、トラップ倍増して本物取りに行かせたことあったっけ。
[さらりと言って、懐かしーなー、とか言っている。
トパーズオーブが祭壇へと嵌められ、光が散るのを確認してから]
ん、全員揃うまでは休んでて良いぞ。
集まったら下へ移動する。
「―!!」
[火炎を受けて、ウンディーネの動きが一瞬止まる]
[その隙を見過ごす筈もなく一息に距離を詰めると、躊躇なくその胸に軍刀を突き立てた]
動くな。
安心しろ、炎は消してある。
[二言目はゼルギウスに向けて]
[さらに、己の胸に突き立てられた軍刀を見つめ、身じろぎもできないウンディーネへ告げる]
水には鉄の刃は通じまい。しかし、今この剣に炎を纏わせれば、どうなるか、分かるだろう?
…勝負ありだ。
[とそこでカルメンの肩口から流れている血に気付き、]
あー、カルメンさん怪我!?
うわ、ごめんなさい。コレ、制御に頭使うから、周り見ている余裕なくて。
[申し訳なさそうにそう言いつつ、カルメンの肩に手を当て、治癒魔術を唱える。
任せっきりでもというカルメンの言葉にはブンブンと首を横に振ると、]
滅相もない。カルメンさんのフォローがないと、あんな準備とてもじゃないけど出来なかったですから。
風属性はもう少しやりようがあるんですけど、こっちはなかなかうまいこと使えないんですよねー。
[炎は消してあるという自分に向けられた言葉に、本当にヤレヤレと嘆息した]
っとに、ゲルダさんは……。すんません。役に立ってなくて。
[そう言いながら、ウンディーネに近づいていき、なるべく優しく語りかけた]
本当に騙すなんて考えてない。この人も、俺の頼みを聞いてくれた。優しい人なんだ。絶対約束は守る。どうかオーブを貸してもらえないかな?
……いたのかよ。
[思わず、素で言った。
その後の処置の話には、そうだろうなー、とか思いつつ]
わかりました……んじゃ、大人しくしときます。
[導師の言葉に一つ頷くと、壁を構築する木の一本に寄りかかって座り込む。
ガーディアン戦の傷(自傷含む)の治療をまだしていなかったりするのだが、その辺りは多分誰かに突っ込まれるまで*自覚なし*]
さてさて、他も終わったところかな。
[各所を繋いでいた次元に視線をやりつつ、そう呟き。
新たに手刀で裂け目を作ると、手を突っ込んで何やらごそごそ]
ん、これで良いか。
[何やってるかは内緒]
.oO(絶対に、「優しく言っとるうちに出すもん出さんと…分かっとるやろなぁ?ああん!?」という風に見えるだろうなぁ。)
[隣でウンディーネと交渉するゼルギウスを横目で見つつ、思っていた]
ああ、いいのよ。
最初に失敗したのは私だしねぇ。
[治癒魔法を掛けてもらい、ホゥと息を吐く]
うん、ありがと。
上手くタイミング計れてよかったわぁ。
まさかそんなに凄いのが出てくるとは思わなかったけれど。
[クスクスと笑い]
得手不得手は誰にもあるもの。
その場での最良を選んでいけばいいんじゃないかしら。
さてと。肝心のオーブはどこかしら。
シルフが力取り戻す前に探して戻りましょ。
[ゲルダの考えどおり、ウンディーネは「さっさとしないと、お前、ここから無事にかえさねぇよ? もちろん色々ひどい目にあってもらうぜ。ヒッヒッヒ」と見えていた。
結果――]
『ど、どうぞ』
[ゲルダはターコイズオーブを手に入れた!]
な、何で俺をスルーして……。
[ゼルは心にとんでもない大ダメージを受けた!]
よし。とりあえずの応急手当程度ですけど、これで大丈夫だと思います。
[そう言って、手を離す。ちなみに、]
(うわー、お肌綺麗だ。ああ、こんな綺麗な肌に傷を付けちゃうなんて私もまだまだだなぁ)
[とか思っていたとか。
クスクス笑いに少し頬を染めながら]
いえ、本当に助かりました。
まだ、先は長いですけど宜しくお願いします。
っと、そうですね。えーと、どこですかね。
[そう言って辺りを見渡す。]
くっくっ…
[ぺしぺし、と強めにゼルギウスの頭を撫でながら、帰途につく]
[しばし歩いて]
ああ、さっきのことだがな。
役立たずなんて思ってないさ。
むしろ意外なほど連携が取れていて驚いたよ。正直、最初は戦闘は一人でこなすつもりだったんだが。
まぁ、今後とも頼むよ、相棒。
[ほんの少し笑顔を浮かべながら、手を差し出した]
私はホントに治癒系サッパリだし。
ブリギッテがいなかったらそれこそ困ってしまったわ。
こちらこそ改めてよろしくね。
[ニッコリ。
その肩から共鳴している痛みが消えた茶虎が飛び降りた。
トテトテと最初にシルフのいた辺りまで行き。うなぁん]
ああ、あそこにあるみたい。
[ティエラは前足を翠色の前にちょこなんと座り。
尻尾をゆらゆらさせながらブリギッテを見ている]
[ゲルダの笑いを耳にしながら、それでも精霊魔法使いとして、ウンディーネにスルーされたショックは抜けず]
おろろん……おろろん……。
[結局、戻っても二層に降りるまで泣き続けたとさ。
もちろん、相棒というちょっと嬉しい言葉も右から左にスルーしていた**]
はい!!
[ニッコリと向けられる笑顔にこちらも満面の笑み。
にゃーんというティエラの声にそちらを見やり]
ああ、本当ですね。じゃあ、あれ持って急いで戻りましょう。
[そう言ってエメラルドオーブと、ついでにティエラを抱きかかえようと手を伸ばす。]
[もぞもぞごそごそ。
次元の裂け目で何かした後は裂け目を元通りに直す]
やれやれ、報われん奴め。
[苦笑と共に呟いた言葉。
視線の先には各所と繋いだ次元。
誰のことを示していたかは言うまでも無い]
[茶虎猫はそのまま大人しく、寧ろ自分から抱き上げられた]
ひゃっ。
[同時に小さな声を思わず零したのは主人の方]
ティエラぁ。
[確信犯の使い魔を軽く睨む。
本人(本猫)はすまし顔でブリギッテに甘えている]
そ、そうね。
最初に時間取られてしまってもいるから、急ぎましょ。
[顔を少し赤くしたまま、来た道を早足で戻り始めた]
? どうかしたんですか?
[ひゃっと突然声を漏らすカルメンに首傾げ。
疾風学科→雷撃学科という遍歴の彼女には感覚リンクとか良く分かっていない様子。
そんな彼女はティエラが甘えてくるまま頭をナデナデしていたり。]
あ、ちょっと待ってください。
来た道とは言え、一人じゃ危険ですよ。
[そうして早足で先に戻り始めるカルメンを*追いかけていった*。]
何でもないの。
戦闘が終わって気が抜けてたから。
[使い魔のイタズラは今に始まったことでもない。
理解できていない様子にもごにょごにょと誤魔化し。
危険と言われれば少しは歩調を緩めて一緒に戻った]
はい、遅くなりました。
ブリギッテ・カルメン組、エメラルドオーブ入手です。
ほい、お疲れさん。
[戻って来たカルメンとブリギッテが持ってきたエメラルドオーブを確認し]
ん、おーけー。
それじゃあそこの祭壇の窪みに嵌めて来てくれ。
[中央にある大理石の祭壇を示し促した]
大丈夫、複製なんてしてませんよぉ。
[昔にいたお馬鹿さんの話を聞いたことがあったらしい。
確認をしている導師にクスリと笑う。
戻されたオーブはブリギッテと一緒に祭壇へと納めて]
下に降りる前に体力回復しませんとねぇ。
疲労は魔法じゃ如何ともしがたいですし。
[端っこの方に座り込むと水筒を取り出した。
ハーブの香りが少しだけ周囲に*流れた*]
分かってるけど一応な。
審査規定としてあるんだからやっておかんと。
[そーゆーところは律儀だった。
エメラルドオーブが祭壇に嵌められ、仄かな光を発するのを確認]
ああ、しばらく休んでおくと良い。
[カルメン達が戻って来てから時間を置かずにゲルダとゼルギウスも戻って来る]
お疲れさん。
オーブもちゃんと本物のようだな。
[持ってきたターコイズオーブを確認し、他と同様に中央の大理石の祭壇に嵌めてもらう]
全員戻って来たなー。
少し休んだら次の階層に降りるぞ。
[生徒達にはそう声をかけ。
最後の一つを嵌められた祭壇が機能を発揮するのはもう少し*先の話*]
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