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ほら、そこにもここにも。
始まりを示す小さな欠片が散っています。
見えていないのか、見えない振りをしているのか、どちらでしょう?
どうやらこの中には、村人が1人、占い師が1人、霊能者が1人、妖魔が1人、聖痕者が5人、智狼が2人いるみたいですよ?
おお、どうやら全員、揃ったようじゃな。 皆に大事な話がある。
先日から噂になっておるので、皆も聞いておるやも知れんが……この地に『人狼』と呼ばれる脅威が潜んでいるらしい。
噂の真偽の程は定かではない。 何事もないとは思うが、皆、念のため気をつけてな。
自衛団長 ギュンターが時計を進めました。
/*
くそ弾かれたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
[←智狼希望だった]
そしてよりによって妖魔wwwwwwwwww
誰も希望してなかったんですね分かります。
/*
……なんか、おいしいのきた。
君は、聖痕者。勿忘草の印を持つ者。その印は、人間の証だったり、特別な印だったりするんだよ。
記念にこぴぺー。
・女性
ユーディット
ゲルダ
ミハエル:エーリッヒの妹
ベッティ
イレーネ:レナーテの妹
・男性
ゼルギウス
ユリアン
エーリッヒ:ミハエルの兄
レナーテ:イレーネの兄
ウェンデル
半々だな。
/*
なん…だと…
此処最近、ボクはRP村で、
はじかれたりで占い師を引きすぎていないか。
きのせいかね?
とりあえず全員いるのでギュンターに占いセット。
語り部見習い ミハエルは、自衛団長 ギュンター を力(占う)の対象に決めました。
/*
おお、赤から弾かれた。
わっちは悲しき雪割草の贄なのよー。
あ、ご挨拶遅れました。syugetsuですの(ぺこり
今回は、百合が展開的に厳しそうな雰囲気。
まあ、適度に虎視眈々と狙いつつ、思いつくままに楽しみまっしょい。
―村の通り―
イレーネの言うとおりだ。
じゃあ行こうか。
[右手をユーディットに差し出す]
[妹からの指摘にはピクリとなった]
[反射的に籠を掛けた左手を隠すように後ろへと回す]
…大丈夫だ。
私もお腹が空いたから早く行こう。
―自宅前―
[書き写していた内容を反芻。
反芻…。ぽい。]
まあなんとかなるなんとか。
長か誰かだろう。
うん。
声をかけてくるかもしれない。
[なにせ忘れっぽいのは、大抵知られている。
納得したところで腹の虫が鳴いた。]
……。
……一日一食はなるべく食べてたし。
[問題ないだろうと、とりあえず納品より先に食堂へ向かう事にした。]
─村の通り─
……───兄さん?
[レナに向けた視線は、しっかりと彼の所作を捉えていて。
隠し事をしたまま食堂へ向かおうとする兄に、殊更冷たい視線を向けたまま、普段は絶対呼ばない呼び方をした。
それは怒りや心配など、感情が高ぶったときの彼女のくせ。]
─村の通り─
[二人の言葉に、にぱ、と笑みを浮かべてうん、と頷く。
レナーテに手を差し出されると、素直に自分も手を伸ばした。
自分が一人っ子のせいか、年上には比較的無条件に懐いていたりする]
……レテにい?
痛いの、我慢はよくないよ?
[それから、左手を隠す様子に。
じい、と上目遣いに見上げてぽつり、と小さく呟いた]
/*
よし、まとめよう。
自分→ディ
ゼル→ギィにい
ゲルダ→ルゥねえ
ユリ→リアにい
ミハ→ミィ
エーリ→リィにい
レナ→レテにい
ベッティ→ティ
イレ→レェねえ
ウェン→ウェル
一部紛らわしいのは仕様。
ト書きでしっかりフォローしよう。
―きのこ畑の小屋、ユリアンの家―
[ゼルギウスとイレーネが、先に小屋を辞するを見送って、]
生のすっきりとした味も好きだが、
焼いた方も香ばしくてボクは好ましく思う。
ゲルダは、きのこで新しい味に挑戦するのかね?
[ゲルダがユリアンのきのこへ漏らした味への感想は知らず。ただ、決意をしたらしきに敬意をのせた眼差しでゲルダを見た]
うむ。──ゲルダは、新しいことに貪欲だ。
それは、素晴らしいことだ。
研鑽をおこたらないからこその独創力なのだな。
[こくり。と賞賛するように頷いて]
もう一回くるよりはそっちの方がいいか。
[窓の掛け布をはずせば、中が丸見えではあるのだが特に気にした様子もなく、それをエーリッヒに渡して]
ところでミハエル、名前、決まりそう?
[試食も終えたミハエルに、新作キノコの名前とか聞いてみたり]
/*
なんだろう。
銀月夜の時と良い、幻夢のランダ村ではラ神設定めんどくせぇの寄越すな(笑顔
死神だけど刈り手の力は無い。秘されるを望み、見出される時は消滅を選ぶ。
…何しに来た(笑顔
自分で設定に関わっておきながら、いざ来ると扱いに悩むなwwwww
─村の通り─
[ユーディットと手を繋ぎ]
[反応してしまったことに溜息を吐いた]
いや、痛くはない。
そんなに深い傷でもないのだけれど。
[妹の呼び方が怖くて目を向けられない]
ちょっと傷薬が足りなくてね。
[左手を出して籠ごと小さく振った]
[普通に動かすのには支障ないように見える]
食事終わったらちゃんと行くから。ね。
[宥めるような声で言う]
[再び歩き始めようとした]
[ユーディにも窘められているのを見れば、息をつき。
自分の方を見れない兄の様子に、更に大きく息をついた。]
…仕方ない。
ご飯食べたらすぐに行きなよね?
行かなかったら…許さないから。
[むす、と不機嫌さを隠そうとせずにレナを睨んで。
ユーディに視線を向けると柔らかい苦笑を浮かべて自分も手を差し出した]
じゃあ、行こうかユーディ。
あたしとも手つなぐ?
─ユリアン宅─
ほいほいっと。
[ユリアンから窓の掛け布を受け取り、きちんと畳んで腕にかけた]
よし。
ユリアン、成長途中のキノコ、勝手に取って来て良いか?
[再び訊ね、許可を得られたならキノコ畑へ。得られぬならユリアンが同行出来る状態になるまで待つことに。その際、ミハエルには「時間かかりそうだから先に帰ってても良いよ」と告げる*ことだろう*]
─村の通り─
[痛くない、というレナーテをじぃ、と見上げ]
痛いのは、そのまま、ダメなんだからね?
[もう一度、念をおすように言って。
イレーネからも手を差し出されると、うん、と嬉しげに笑って空いている方の手を差し出した]
みんなで、いこっ!
―自宅―
エ−リが自分で見て選んだほうがいいだろうしね。
[その言葉が否定のものでなければ、エーリッヒへの肯定の返答となっただろうか。
キノコ畑に向かうのを見送り]
ミハエルはどうする?
[自分はこのあと、ゲルダの手伝いをする予定なのでそう尋ねた]
―→食堂「白雪亭」―
[どうやら怪我だのどうだのやっている知人とは、ほんのちょっとの差でもあったか。
なるべくこっそりとドアを開け]
おじゃましまーす。
[ベッティとゼルギウスを見て、にこーと笑ってみた。
食事を摂っていないのがバレなければいいと内心思っているのか、
少々口許が引きつっている]
うん、皆で行こうね。
ね?兄さん。
[ユーディを真ん中にしてレナと三人で手を繋いで食堂に向かい歩き始め。
ユーディの無邪気な笑顔には優しく微笑み頷いたが、レナに向けた笑顔は目が笑っていなかった。]
―きのこ畑の小屋―
[ミハエルにも新作の事を問われれば、うんと、そこは頷いた。
ただ褒めすぎにも聞こえる尊敬の念と言葉には、やや照れ少し頬を赤くしながら、ふるふる首を振って。]
や、でもまだまだだし。
それに、これくらいしか好きな事ってないし。
[仕事が好きな事なのは、きっと喜ばしい事なのだろうが。
――他に取り得もないし、という言葉は謙遜すぎる気もしたので胸の内にしまっておいた。
ミハエルのきのこ命名にはちょっと興味があったので耳を傾けながら。
エーリッヒがきのこ畑に行く、その背を見送り手を振った。]
―村の通り―
…ああ。
[誤魔化すような笑いを浮かべて二人に頷いた]
[傷薬だけ貰ってくればと考えている]
[嘘をつくのは上手でない]
今日は何が出てくるかな。
[ユーディットを真ん中に三人繋がって歩く]
[誤魔化しでない笑みが浮かんだ]
[ご馳走様。と空にしたカップを両手でテーブルにおいて、ぱちりとした大きな翠の目でユリアンを見たまま、こてり。と、首を傾げて]
…、ユリアンは、ボクが、名付けてしまっていいのかね?
[逆に一つをたずね返した>>6]
ボクの感じたことで名はつけられるけれど、
……そうだな。ボクはユリアンのこころを知りたい。
―食堂「白雪亭」―
使えそうなら貰いに行くといい。
[机に置いた新作キノコをベッティに示す。
言葉は足らないが試食してみろということらしい。
食事に戻ろうとすれば扉が開いて]
何を引きつってんだ。
[ウェンデル笑顔の中の違和感を察知して、睨むように目を細くした]
…ゼルのところに行く時は、あたしもついてくからね。
[ぼそり、兄にそう告げる声はとても低く。
きちんと手当てを受けるのを見届ける気満々で。]
─村の通り─
[イレーネとレナーテの間の微妙な空気に気づいているのかいないのか。
……気づいていない可能性が非常に高いが。
とてとて、と進む足取りは楽しげなもの]
ティは色々作ってくれるからね。
楽しみなんだよ。
[自分も、料理はするけれど。
人に作ってもらえるのはまた、別格であるらしい]
このきのこは、ユリアンが創ったものだから、
その事を残したい、とも、願う。
[名も、知も、残すためにあるものだから。と、語り部見習いは至極真面目な顔をしてきのこ畑の若い主を、翠の両目でじっと見返し]
嫌でなければ。
[その後の予定になるゲルダとユリアンを見比べ、そう付け加え>>11]
ああ。このあとは──
…あの少々忘れっぽい記録者が、
また依頼を忘れていないかを確認しにいかないといけない。
ユリアンが急がないなら──そしてボクでよいなら、
宿題に持ち帰りでもいいだろうか?
[エーリ兄の手で、どんな色が見られるのかも、見てみたい、と添えて伝えた。]
─食堂「白雪亭」─
(からんからんからーん)
あ、いらっしゃーい。
[新たな来訪者は、常連の筆記者の少年。]
やあ、ひさしぶりだねウェンくん。
…………まさか、ひさしぶりの間食事摂ってないとかなんてことは……ないよねぇ。
[にこーっとしたウェンデルに、こちらも負けないほどににこーっとした笑み。]
[楽しげなユーディの言葉に頷いて。]
そうだね。
今日のメニューはなんだろう。
ベッティのごはんは何でも美味しいから、楽しみだよ。
ね、レナ。
[自分の視線を受けて冷や汗を垂らしていた兄にもそう笑って話しかけた。]
―食堂「白雪亭」―
ヒキツッテナンテイマセンヨ。
[言葉がつられて引きつった。
ゼルギウスの視線には、左後方へと視線を逃がしてしまう。
あるのはすぐ傍のドアばかりである。]
な、何日ぶりに会ったかなぁなんて思ってさ。
二人と会うのも久しぶりじゃないか。
[しかし視線は戻らないのだった]
― →白雪亭―
……。
[低い声には汗の筋が増える]
[逃げられるかの算段はきっと無駄になるのだが]
[食堂に誰がいるかはまだ知らず]
ああ、私もベッティの食事は好きだよ。
[食材を渡すついでに食事することは少なくない]
[ユーディットとイレーネに頷きを返した]
[食堂に着けば一歩前に出て扉を開き押さえて]
さ、どうぞ。
[二人を通してから中へ入ろうとする]
─食堂「白雪亭」─
[もちろんベッティの声にも、思わず足が一歩さがりかける。]
や、やだなぁ。
僕はちゃんと食事を摂っていたよ。
うん。
……一日にパン一個くらいは。
[ぼそっと付け加えた。小さな声で。]
心か…
[ミハエルにそういわれて、真面目な顔でこちらを見られれば、新作のキノコを手にした。
思ったのは緑だなーとかゲルダがおいしくないといったこととか。
そういえばゲルダの髪の色も緑だとか、だんだん考えは関係ない方向にいきそうになり]
緑……水……
[ちょうどミハエルにお茶を出したときのこと思い出していただろうか、
呟く二つの単語はミハエルが名前をつける指標となったかもしれない。
丁度宿題にといわれて思考は停止]
ああ、急がなくても。
時間はないわけじゃないし。
─ →白雪亭─
うん、そうなんだ。
いつも思うけど、ティは凄いんだ。
ん、ティだけじゃなくて、みんなみんな、凄いと思うけれど。
[イレーネの言葉に素直に頷く。
扉を先に開けてくれたレナーテに、ありがと、と笑って先に中へと入り]
ふにぃ?
ウェル?
[久しぶりに聞いた気がする声に、きょと、と瞬いた]
―食堂「白雪亭」―
ああ久しぶりだ。
[ベッティの言葉を聞いて、ますます表情は険しくなった]
そうか引きつる程嬉しいか。
まさか折角の再会早々俺を怒らせるような真似はしてないよな?
[淡々としているが声音は低い。
表情を緩めることなく、目を逸らすウェンデルを尚も見つめている]
/*
ミハエル→ 感情まとめ。
ユーディ:大事な友人。どことなくほおっておけない。
イレーネ:レナーテの妹。同じ妹。だけど自分と違うのは不思議。
ゲルダ:尊敬。感心。淡い憧れも。
ベッティ:愛らしい女の子だと思う。食堂の雰囲気が好きだ
エーリ兄:大好き。大事な兄。
ゼル:腹立たしい。ついつっかかってしまう。
ウェン:なんとなく頼りない。仕事仲間的な感覚。
ユリアン:ゼルギウスの親友。気が利く。いい奴。
レナーテ:仕事に、とても興味がある。本人にも興味がある。
─ →食堂「白雪亭」 ─
そうだね、ベッティはすごい。
ユーディもすごいよ、この間みせてくれたのも綺麗だった。
[ユーディの言葉に優しい笑みを浮かべながら相槌を打ち。
そんなことを話していたらすぐに目的の場所に着いた。]
あ、レナ、ありがと。
[食堂に着くと、兄が扉を開けてくれたのでユーディに続いて中に入ると。]
あれ、ゼル。
に…ウェンもいる。珍しい。
─食堂「白雪亭」─
ん、わかった。色々試してみるね。
[ゼルギウスから差し出されたきのこを、一旦厨房へ持って行く。
色々と調理法についても思いを馳せつつ、明らかに動揺しているウェンデルに、ほう……と目を細めると、]
倒れて困るのはウェンくんだろうに。
体壊しても知らないよー。
[はぁとひとつ溜め息。そうしていると]
(からんからんからーん)
あ、いらっしゃーい。ゆっくりしていってねー。
[新たにやってきた3人に、にこっとスマイル。]
―食堂「白雪亭」―
や、やぁユーディットにイレーネにレナーテ。
ひさしぶりだけど、ちょっと僕は分が悪いかr……
[やっぱり引きつった笑顔で挨拶するものの、
低い声が聞こえれば、軋んだ音でもしそうなほどゆっくりと、
ゼルギウスの方を振り向いた。]
も、問題はないよ。
一応、手が痛くならない程度の量を写すようにしてるし。
ゼルギウスに迷惑をかけるようなことには……。
[険しい表情を見る。
視線をなるべくそのままに保つように――と思っていたのだが、]
……ごめんなさい。
[あっさりと負けた。つい横へ逃げてしまう顔は正直だ。]
─白雪亭─
[すごい、とイレーネにいわれて浮かべたのは嬉しげな笑み。
その笑みのまま、ベッティにぱたぱた、と手を振って]
……ふに?
ギィにい、こわい顔してるー。
ウェル、また、ご飯食べるの忘れてたの?
[こて、と首を傾げながらウェンデルに問う。
方向性は異なるものの、よく薬師に怒られている、という点では、妙な仲間意識があるらしい]
─食堂「白雪亭」─
う。
わ、悪いとは思ってるんだ。
つい忘れちゃうだけで。
その。
ベッティ、食べやすい食べ物がほしいなって、思うんだけど。
なにか、もらえるかな…?
[少し控えめに強請った。腹を押さえて。]
[>>26 ユリアンが手にしたきのこをみて、紡がれる言葉にこくり、と頷く。]
やわらかくて、流れるような。
みどり、みず。
冷たくない水?
それから──すこし、ゲルダの髪のいろに、似ている。
ボクも、好きないろだ。
[考え事をしているときの無表情が、ふと好きなものを隙というときの、柔らかい笑みになり、素直に育った語り部の口は、ユリアンの内心を知ってか知らずか、思った事を思ったままに口にする。]
─食堂「白雪亭」─
や、ベッティ。
ご飯食べにきたよ。
[出迎えてくれた彼女に笑顔を向けて。
ゼルとウェンの表情をみると、あぁこっちもか、と内心呟いて。]
なんでこう無茶するヤツばっかりなんだろうね。
[兄に視線を向けながらそう言った]
―食堂「白雪亭」―
[ベッティが一度厨房に行き、戻ってくる間も視線は外さない。
扉が開いた時にだけ、一瞬そちらに視線が移る。
が、今はこちらが先とすぐさまウェンデルに戻して]
……次やったら2倍取るからな。
[最終的に目を逸らしたウェンデルに短く警告をして、漸く視線は外れた]
─食堂「白雪亭」─
一応、ちゃんと水分は摂っていたよ…!
パンも多分一つは食べたし。ほら、もう怒られるのはね…
[ユーディットに真剣な声で答えた。
仲間意識はこちらも同じ。
が、さっきは一つと言い切ったくせに、多分に変わっている。
本人は気付いていない。]
ってレナーテ!
ちょっとそれは言っちゃあ…!
[顔色に言及され>>35れば、もっと血の気が引くのは仕方のない話。
思わずゼルギウスの方へと視線は向いてしまう。]
いやいや僕は無茶してな…いよ?
[イレーネの声には思わず言葉だけを返した。
視線は戻せなかった為、レナーテのことには気付けない。]
─食堂「白雪亭」─
ね、ちょっといい?
[ゼルとウェンの会話が一段落したのを確認してから、ゼルに話しかけて。]
ゼル、もう食事終わった?
この後用事ないなら、待っててほしいんだけど。
─食堂「白雪亭」─
ちょ、それはぼったくりだよゼルギウス…!
せめて1.5倍にまけて。
[弱気に交渉を試みる。=またやる。という方程式にはやっぱり気付いていないのだった。]
うん、大体そんな感じ。
[少ない言葉からミハエルが汲み取った言葉は、概ね自分の考えたことに近く]
その辺の言葉を使って何かうまいこといけたら、かな。
[名前をつけるのお願いしたいと、そのままミハエルも家から出るのなら見送り、
ゲルダの荷運びの手伝いに*向かうだろう*]
―きのこ畑の小屋―
[緑と称され、片手で少し柔らかで癖のある髪の先を摘んだ。]
ミハエルとエーリッヒの目の色も、だね。
私も好き。
[にこりと笑み。]
─白雪亭─
……多分、て。
[返された言葉の曖昧さに、うわあ、と思った。
けれどその心中は推し量れるから、それ以上は突っ込まなかった。
うろたえる様子に、思わず肩をぽむぽむ、としたのは先に転んだ疑惑を持たれたばかりだからか]
……じゃあ、今、ちゃんと食べるといいんだよ。
おいしいご飯は、幸せになれるからねっ。
[にっこりと。笑いながらいうのは、いささか呑気な言葉**]
んっ…
[感じた何か、それは自分の知るもの]
親子は似る…か
[かつて父親がそうであったように、今自分がそうなるのだろうかと。
心で呟いたはずのコエは、その力の影響を受けてか、どこかに*届いていたかもしれない*]
―食堂「白雪亭」―
[視線を外すとユーディットの姿が見えた。
話掛けはせずに、再度の怪我がないかを目視する。
どうやら心配なさそうなのを確認したところで、イレーネから話しかけられ]
そりゃ構わねぇが。
……またアレか?
[“アレ”の言葉で示すのは、共に入って来た彼女の兄]
交渉に出るってことはまたやる気だなお前。
なら3倍。
[ウェンデルを横目で見てさらりと言い放つ。
交渉は逆効果だったらしい]
わかった。
では大事な宿題を頂いて戻ろう。
[ユリアンから、宿題の許可を得て、こく、と頷く。
先に帰ってよい。と兄へも同じにこくりと]
エーリ兄。きのこから、色ができたらまた見せてほしい。
[道中、生まれる色について話してくれた兄へはそう頼み、
ゲルダの指摘に、それより濃い翠の瞳を瞬いた。]
うん。エーリ兄の瞳も。同じだ。
ふ、ふ、ふ。
好きな色を共有できるのは、……しあわせだ。
[笑って、では行ってくる。と、三人と別れた。]
─食堂「白雪亭」─
[君ならわかってくれると思ってた!
と言わんばかりの顔である。
ぽむぽむされては、ちょっと元気が出たようで。]
そうそう、今から食べればいいよn
ってえええ。
ちょっとゼルギウス、それは酷いよ…!
[3倍には思わず言い返した。
が、イレーネの様子に漸くレナーテを見て。]
うん。
今は僕よりも、イレーネのことを聞くと良いと思うんだよ。
[事実上の敗走宣言。レナーテには、ちょっとがんばれというような視線を向けておいた。]
─食堂「白雪亭」─
ありがとうベッティ!
[スープとパン。聞いて腹の虫がまた鳴いた。
感動した、といわんばかりの様子で彼女を見送る。
言われるままに近くにあった席についた。
持っていた袋は、背と椅子の間に挟む。]
─食堂「白雪亭」─
ユーディの言う通り。
ちゃんと食べなきゃダメだよ、ウェン。
[相変わらず呆れたような視線だが、先程よりは少し優しげな表情でそう言って。
ゼルから、またアレか?と聞かれると、目を伏せため息をつきながら頷いた]
そう、うちの兄さん。
どうせまた傷薬だけでいいとか言うから、強制的に連れてって手当てしてもらいたいんだ。
[おそらく何度もあったやり取りだろう、兄の行動を予測した上でのお願いだった。]
─食堂「白雪亭」─
う、わ、わかってる。
食べるよ、ちゃんと。
ありがとう。
[イレーネの言葉に、しっかりと頷いた。]
ちゃんと、パンだけでも、その。常備しておくようにする…。
→ ウェンデルの家 ─
[洞窟内を、た、た、た。と走る足取りは軽快に、行き先を迷わず、その道を語り部見習いが通ってゆくのはありふれた光景。]
ウェン。……ウェンー?
本をとりに来……、うん?
入るぞ?
[洞窟の一角にある筆記者の家。声は投げるも入り口の戸にかける手はそれと同時で前置きの意味を為してはいない。ひょこりと顔を出して暗い家の中で耳を澄ませ本の匂いを吸い込んでゆっくりと吐く、間。]
──…、…巣穴にあなぐまがいない。
[…珍しい。と、呟いて戸を閉める。いない。らしい。と、納得して家の入り口の前で腕組みし]
……腹が空いて抜け出た。
というあたりが……妥当だろうか。
[とん。と地面を足裏で叩き、組んだ腕を解き、踵を返す。]
―食堂「白雪亭」―
嫌なら普段から食え。バカ。
[ウェンデルには素っ気無い返事。
イレーネに向き直り、肯定を受ければ同じく溜息]
ったく、どいつもこいつも。
仕事柄怪我すんのは仕方ねぇが、手当てはしっかりやれと言ってるだろうに。
[眉間を押さえた。
文句を言いつつ断ることはないのだが]
……なぁ。
何回も何回も足運ばせて説教すんのと、うちで一番染みる薬をつけてやるの、どっちがいい?
[体勢はそのままで、究極の選択をイレーネに*委ねた*]
─食堂「白雪亭」─
…あんまり目にあまるようなら、毎日ご飯食べさせるために外連れ出しに行くよ?
[しっかり頷きはしたものの、語尾がふにゃふにゃしたもので。
呆れた視線のまま、実力行使の宣告を。]
―きのこ畑の小屋→パン屋―
…そうだね。
[幸せだと言うミハエルに、ふわりと柔らかな笑みを向けて。
いつもの調子で出て行く彼女に手を振り見送った。
それからユリアンに荷車を引いてもらい、こちらは後ろを時折押し手伝いながら、自宅までの道のりを歩く。
道中、顔を上げて声をかけたり話をしたりしながら。
たどり着くと一緒になって袋を小屋まで運びいれた。]
ありがとユリアン、すごく助かった。
…あ、そうだ。
[そう言って、一旦小屋へと戻り包みを持ってきてユリアンへと渡す。]
蒸しパンと、木苺のジャムのパンが入ってるから持ってって。
甘いの、嫌いじゃなかったよね?
[あまり数がないので、配達はしないパンを礼にと差し出して。
ユリアンが帰っていくのを手を振って見送った。]
→食堂「白雪亭」─
[からんと入り口の扉が談話の途中で開く。]
すまない、ベッティ。
こっちに本の虫が来て──、
[ひょこりと顔を覗かせて、白雪亭の看板ウェイトレスに声をかけ]
… いるようだ。ウェン。珍しい。
[先ず見つけた姿に、ひらり、と手を振った。]
―帰宅する途中―
?
ユリアン、何か言った?
[前を歩くユリアンが何かを呟いた気がしたので、少し首を傾げながら尋ね返した。]
─食堂「白雪亭」─
本当だよね。
ケガするなって言ってるわけじゃないのに。
[ゼルの文句はまるっと同意で。
二者択一の選択を出されると、ぱち、と瞬き一つして考えてから口を開いた。]
沁みる薬。
…って言いたいとこだけど、兄さんがそんなので懲りると思えないし。
ゼルには面倒かけて悪いけど、何回もお説教の方がよっぽど堪えると思うな。
[毎度のことでさすがに怒りもたまっているのか、そんなことを*言った。*]
─食堂「白雪亭」─
[行動はしっかり読まれる、行動範囲の少ない筆記者であった。
ゼルギウスには、しおしおと頷いた。]
善処するから、せめて1.5倍に…!
[自分で自信が持てないようだ。
しかしイレーネの言葉に目を丸くする。]
いやいや、その。仕事中は多分気付かないから…。
手間ばかりかけさせることになるし…。
[うろたえている。
仕事中に人の気配に気付かないのは、既にミハエルが何度か部屋にいたことで自覚していた。]
その……ありがとうイレーネ。
なるべく、食事には気をつけるよ…。ええと、心配かけないように。
─食堂「白雪亭」─
はーい、おまたせー。
[そう言って4人分の料理を持って席へ。
心持ちそれら全部増し増しだったとか。
そうして、皿を配りつつ、]
……ああ、そういえばレナーテさん。
ミハエルさんから伝言頼まれてたんですが。
えーっと、狩りに連れて行って欲しい、って。
[とりあえず、聞いたままにレナーテに*伝えた*。]
─食堂「白雪亭」─
[ドアの鳴る音に振り返る。
と、ミハエルの姿。
おお、と手を振り返して。]
うん。おなかがすいたんだ。
それにええと、本を渡さないとと……。
ミハエルは僕を探していた?
家の鍵は閉めていなかったはずだけれど。
[心底不思議そうに首を捻る。]
とか言ってたら本人が来たー。
いらっしゃい、虫野郎ならここで飯を食ってるよー。
ミハエルねーちゃんも何か食べる?
あ、ちょうど今伝言伝えたので、あとは直接交渉してねー。
[そう言って、ひらと*手を振った*。]
探した。探していた。
[とことこと店の中に入り目当てのウェンデルの疑問に重ねるように繰り返していい>>60]
……、ウェン。
一度おまえはゼルギウスに、
物忘れを治す薬を作ってもらうといいのだよ。
その本、誰の依頼だった?
[直ぐの自分と違い淡い色でふわふわの金髪のウェンデルの頭をぐり。と、拳でつついた。]
─食堂「白雪亭」─
ありがとう!美味しそうだ。
もちろんベッティの料理が美味しいのは知ってるけどね!
[運んできてくれた料理に、腹の虫も盛大に主張していた。
大喜びで食事を始めようとしていたのだが、ミハエルが近づいてくるのを待ち。]
うん? や、それはもう無理だと思うんだ。
[極真剣に答えた。ゼルギウスへと、できる?なんて視線をちょっと向けたけれども。]
えっと。
誰のだっけ……って痛いから痛いから!
あれってミハエルのだった?
ごめん。ちゃんと出来てるよ、ここに。
[痛いといいつつも、ちょっと避けようとする程度。
それから至極真剣に言って、身体を少しずらして、本の入った袋を取り、差し出す。]
―パン屋―
[置いておいたパンは良い感じに膨らんでいて。それを釜に入れ焼いてゆくと、見る間にパンは焼きあがる。
その間、貰った緑きのこを棚に置き、残った材料を確認すると、この前レナーテから貰った小蜥蜴はまだ少し残っていた。]
…刻んで、辛味…。
[と呟きながら赤い粉を手前に出しておく。
パンの焼きあがる良い匂いがした頃釜の方へと戻り、取り出したパンを冷ましてから、袋に分け入れ、それらを今度は篭に入れた。]
ええと後は、ベッティの所と、レナーテの所と…だから、台車はいらないよね。
[随分遅くなったが、レナーテの方は遅くなるとは言っていたし、平気だろうかと思いながら。
とりあえず篭を持って、白雪亭へと*向かっていった。*]
…どうにもボクは一手遅れて間の悪い行動が多いな。
すまない。ありがとう。ベッティ。
[赤毛のすらりとした姿も相性の悪い薬師の姿も視界に入れながら
伝言を伝えてくれたらしきベッティに礼を言った。]
そうだな、手ごろなスープがあればひとつ。
[注文を伝えて>>61]
"そら"の事を書いてあるヤツならボクの依頼だ。
おまえのことだからそろそろ終わった頃かと
見計らって取りたてにきた。
[ウェンデルの隣に座って、渡される本を受け取り>>63、表面を撫ぜて、中を開きさらりと確認に視線を落とす。]
────、うん。
あっはっは…。うん、ごめん。
そらのことだった。
[しっかり本を確認する様子に、頭が垂れた。]
誰だっけなって思ってたんだ。
ミハエルが僕を探してくれて助かったよ…。
今度はちゃんと、書いておくようにする。
[しかしこの言葉が何度目か…
ついでに、部屋の中があまり(?)綺麗でないことも、ミハエルは知っていることだろう。]
ちゃんと同じだよ。原本と。
ええと…毎度毎度、本当にごめんね。
[とりあえず食事は、スープをもう一つ運んできてくれるのを待って、
ミハエルの前にも用意されたら、食事を始める*ことだろう*]
[少しの間をおいて本から顔を上げて、探しに来た本の虫をじとりと半眼で見た。]
今ウェンが言った台詞は、もう両手でも
足りない数をボクは聞いている。
目の前にでもメモをぶら下げておかないと
きっとそのメモは本に埋もれる。
ウェンは掃除してくれる誰かを探すべきだと思う。
[ぱたん。と本を閉じて、謝罪に翠の眼を細め、大事そうに本を胸に抱いて──ぺし。と今度は平手でふわふわの金髪を叩く素振り]
──それは疑っていない。
…ありがとう。
嬉しい。
[知識。を、膝の上に置いて、遅ればせに礼を言って、笑った。]
[注文したスープが来るまでの待ち時間。ひょいと身体を斜め身を乗り出し]
ユーディは、あの後、遅れて怒られはしなかったか?
[軽く友人にそう訊ねて、その奥の薬師も見て、そちらには軽く、べ。と舌を出し、赤毛の狩人にも、──にっこり、として手を振った。]
忙しい身のボクは、用件がもうひとつ程、
片付きそうで嬉しい限りだ。
レナーテ。
ベッティからも伝言は聞いたのだろう?
まだ──気は、……。変わらないかねどうしても?
[狩人の青年に繰り返して願い立てるは同じこと。頼みごとをする途中で、表情からか返事の答えを察してか、訊く途中で声音が不満げになり、む。眉間に皺をつくり*口を尖らせた*。]
─ユリアンのキノコ畑─
[ユリアンから貰ったキノコの入った籠と、染め直しのための窓の掛け布を手に、キノコ畑の間を歩く]
うーん、もうちょっと若い方が良いかな…。
[種類ごとに分かれたキノコ畑を一つ一つ巡り、これだと思う物を探して。それを何度か繰り返し、必要な分を集めた時にはかなりの時間が経っていた]
よし、こんなもんか。
どんな結果になるかなー。
[満足げに笑むと、キノコ畑を出てユリアンの家へ。ユリアンが戻って来ているようなら礼を言い、居ないのであれば後日礼を述べることにしてその場を*立ち去った*]
―回想・自宅―
ありがとう。宿題頼んだ。
[微かな笑みを浮かべるのは心からの感謝の印、ゼルがいればそれに気付いただろうがここにはいない。
緑色について語る二人には]
ああ、悪い色じゃないな。
[頷いて同意して、仲がいいことはいいことだとか胸中に。
それからミハエルが出て行くのを見送っった]
―回想・自宅→パン屋―
[キノコ畑の方に向かうときはエーリッヒも一緒に]
じゃあ、いってくる。
[特に見張るとかそういうことはせず、エーリッヒをその場に残して荷車を押していった。
坂道などでは後ろからも押してもらい、道中ゲルダと話をしたりしながら、しばらくすればパン屋の前についた。
袋を小屋に運びいれると]
ああ、別にいいよ。困ったときは、お互い様だし。
[礼の言葉にはそう返して、受け取った包みは、まださっきの親友とのやり取りを覚えてたのか中身を確認し、{4}個の蒸しパンと木苺のジャムのパンが入っているのを確認した]
ありがとう、甘いのは好きだ。
じゃ、また。
[微かな笑みで答えてから、手を振り、
短い言葉でゲルダとはそのまま*分かれた*]
―帰宅途中―
いや、何も言ってなかった、はずなんだが。
[振り返り返したのは普通の声で。
何かを思い出したように]
ああ、そうか、そういうことか。
[一人納得したように頷いてから、次にかけるのはコエで。
こちらが口を動かさずに話しかけたのを見れば向こうも何かを感じるだろうか]
ゲルダ、聞こえるか?
[ゲルダから返答があれば、やっぱりかとその時は呟きを*残すだけに*]
ー帰宅途中ー
[振り返ったユリアンは確かに声を返したけど、唇は閉じられたまま。
届く声は、耳にというよりは心に直接降りてくるような、そんな感じに響いた。]
聞こえる、よ…?なぁに?
………ねえ、ユリアンてって、口を閉じたまま喋れるんだっけ…?
[きょとんと首を傾げながら、普通に声を返したが。その問いかけには、小さな呟きしか返らずに。
不思議そうに目を瞬かせただけだったが、内には小さな疑問と、ざわめきが*残った*]
─自宅─
[様々なキノコの入った籠をテーブルへと置き。窓の掛け布は作業台の上へと運ぶ。染め直しに必要なものを揃えていると、ふとあるものが目に入った]
あ……やっば。
じっさまに頼まれてたやつ…。
[それはだいぶ色褪せた、布に描かれた華の絵。長であるギュンターからの描き直しの依頼だったのだが、どんな色を乗せれば良いのかが分からず、後回しにしていたのだった]
どうしよっかなぁ。
もっかいじっさまに相談してみるか。
[ぽりぽりと後頭部を掻いて、件の布を手に取り、家を出てギュンターの家へと向かった]
─ギュンター宅─
じっさま、ちょっと良い?
例の絵で聞きたいことが。
[扉をノックし中へと入り。依頼を受けた布を見せて、色についてを訊ねる]
……え、じっさまもどんな色か知らないの?
それでどうやって描き直せって言うんだよー。
[不満を漏らすと、返って来たのは好きに塗れば良いとの言葉。元の絵を再現したいわけじゃないと言われ、かっくりと頭を垂れた]
そう言うのは依頼する時に言ってよ…。
[二度手間だった、と呟いてお暇しようと思ったのだが。ふと、何かを思い出したギュンターに呼び止められ、話を聞かされた]
…『『死神』の降る刻』に咲く花?
これが、それだって言われてるのか?
[伝説として伝わる『『死神』の降る刻』。その時に咲いた花を描いたものなのだとギュンターは言う。話を聞いて瞳が布へと落ちた]
へぇ、そうだったのか。
どんな色をしてたんだろうなぁ。
見てみたいものだ。
[絵描きとしての興味がそそられ、そんな言葉を紡いだ。それを聞いたギュンターは、やや表情を翳らせ言葉を続ける]
──…え、今が、その周期だって?
[驚きに濃い翠の瞳を見開いた。何度か瞳が瞬く]
じゃあ、それが終わればまた花が──。
[呟くとギュンターは、おそらくは、と頷きを返して来た]
…でも、誰かの命を使わないと咲かないんだよな?
すごく、花を見てみたいけど……悲しいな、それ。
[村の誰かが命を刈られないと咲かない花。もしかしたら自分かも知れない。そう考えると、酷く悲しかった]
……ん、邪魔したね、じっさま。
絵はもう少し待ってもらって良い?
ちゃんと、描き直すから。
[そう告げて、ギュンターの家から立ち去った]
「──華が、見たいな」
──…え?
[不意に振りかかる声。はたりと、濃い翠が瞬いた]
「見たいと思わないか? 美しい華を」
「年に一度だけ咲く、鮮やかな華を」
お前は、誰、だ?
「吾(わたし)は死神」
「刈らずの死神」
「ただ、華を見ることを望む、死神」
お前が、『死神』…?
「そう、『『死神』の降る刻』に現れる者」
「尤も、吾(わたし)は刈り手とは異なる存在だけれどね」
どう言う意味だ?
「先も言ったように、吾(わたし)は刈らずの死神」
「華を咲かせるための力は持たぬ」
「ただ、咲く華を見ることを望む」
「『死神』であり、またそれとは異なる者」
「故に、刈り手の力は受け付けぬ」
『死神』は命を刈って華を咲かせる、だったか?
「そう、汝らの命を使い、華を咲かせる」
「しかし力を繰るにはヨリシロが必要」
「吾(わたし)もまた、ここに留まるにはヨリシロが要る」
「悪いが、汝に憑かせてもらった」
何故俺なんだ?
「これと言って理由は無い」
「強いて言えば、汝が華を見ること叶えば」
「遺すも可能かと思ってな」
[『死神』を名乗る相手にしばらく問答を続けた。本当に周期が来ているのだと実感する]
お前は、刈り手の力を受け付けないと言ったな。
つまりお前が憑いている間は、俺は『死神』の手にはかからないと言うことか?
「そう言うことになるかな」
「だが、吾(わたし)は誰にも見つかりとう無い」
「ただ静かに、華が咲くのを待ちたいのだ」
「見つかりそうになったら、吾(わたし)は消える」
そうか……。
見れると、良いんだけどな。
「見ることが出来るかは、吾(わたし)にも分からない」
「ただ、『『死神』の降る刻』が過ぎるのを待つのみ」
華を見るにはこの周期を越えるしかないわけだ。
「そう言うことだ」
─道─
華、か…。
見ることが出来たら、これも描き直せるかな。
[自宅へと戻る途中、手にしている色褪せた布を見つめる]
……ま、とりあえずはユリアンの掛け布の染め直ししよっと。
[ここで考えていても仕方が無いと。目下やらなければならないことへと意識を移し。行動に移すために自宅へと戻って*行った*]
─食堂「白雪亭」─
[両手で数え切れない程かぁ、なんて、自分である意味感心してしまった。]
い、一応机の上はきれいだと思うよ!
なにせ仕事場だし。
[文字を書くのに散らばっていてはどうも落ち着かない。
なんて言いながらも、写本の材料を探しているうちにどこかへ行くのもいつもの話。]
依頼人がなにか目印を持つのも手だと思うんだ。
[叩かれるのに避けるつもりもないようだ。
ふわりふわりと金色の髪は揺れる。]
ん、そう言ってもらえるのが何より嬉しい。
また何かあったらいつでも頼んでね。
でもイラスト付きは、ミハエルがエーリッヒに頼むと良いんだ。
―食堂「白雪亭」―
聞いたよ。
私も別に可愛い顔を歪めたくはないのだけれどね。
[苦笑しながらの一言だけでミハエルの眉間に皺が寄った]
[パンを千切る手を止めてそちらに向き直る]
危ないから。
最近は大物が良く見かけられるけれど。
そうなると気の荒い個体も多いから。
[これまでと同じ説明を繰り返す]
[期せずして怪我しやすい理由の告白にもなっていたかもしれない]
―食堂「白雪亭」―
大切な…そう、語り部の候補に。怪我をさせたりはしたくないんだ。
だから諦めてくれない、かな?
[右手で左腕を抱えるような格好を取り]
[困ったような微笑をミハエルに向ける]
[そして助けを求めるように周囲も*見回した*]
/*
夜まで戻らないとあったけれど、あまりにPt差が目に付いたので。
飴はいらないって意思表示だったらごめんなさい。
そして修正かけてたらお説教の部分がスコンと抜けてしまった。
メモでとかごめんなさい。
治療受ける時に聖痕COするのがいいかなぁ、と分からないだろう伏線埋めてみたり。
─食堂「白雪亭」─
うん、気をつけてね。
[うろたえながらも、ウェンの言葉には嘘がなかったから素直に頷いて。
ゼルとの会話を聞いていた兄が頭を抱えるのを見れば、溜息をつきながらそちらを見た]
レナが逃げないようにちゃんと手当てしてねってゼルにお願いしてるだよ?
[たとえ傷薬があったとしても、手当てを積極的に受けたがらない兄の言い訳には、聞く耳も持たない様子で。
だが、ベッティが料理を運んできてくれたのをみれば顔をほころばせた]
ありがと、ベッティ。
相変わらず美味しそうだね、いただきます。
[席につくと手をあわせ、ユーディやレナと共に食べようとしたところにベッティがレナーテへ伝言を伝えているのを聞き。
それに口を挟もうとしたところで、言伝てた本人が入ってきたのに気付いた。]
ミハエル、さっきぶりだね。
[来て早々ミハエルがウェンに小言を言っているのを微笑ましげに見ていたが、兄の方に向き直るのを見れば苦笑が混じった。
いつものようなやり取りから、助けを求める兄を見て小さく息をついて。]
レナ。
今、急ぎの仕事はあるの?
無いなら、あたしお願いがある。
木苺取りに行きたいんだけど、ついてきてくれない?
ほら、前にいったあの森。
蜥蜴がたまに出てきてたでしょ?
ミハエルも、そこで良いなら一緒に行こうよ。
[それはけっして危ない場所ではないが、兄が狩場の一つとしている場所。
イレーネ一人でも大丈夫なあそこならば、ミハエルを連れていっても支障はないんじゃないか、と言外に伝えようと。]
─白雪亭─
[ゼルギウスから向けられた視線>>44に気づけるほどに敏くはなく。
気づいて、その内心を知ったなら、恐らくちたちたと暴れたのだろうけれど]
うん、食べたくない時だって、あるしね!
[ウェンデル>>47に、それはそれで突っ込まれそうな言葉を返したり。
レナーテを巡るやり取りにはがんばれー、と心の中で無責任な応援を投げたり。
やがて、運ばれてきた料理>>59に、にこり、と笑って]
ありがとなんだよ、ティっ。
[いただきます、と頭を下げた所にやって来たミハエルに気づくと、やほー、と言いつつ手を振った]
ふに?
ん、大丈夫だよー。
……違うことで、怒られはしたけど。
[ミハエルの問い>>68には、ふにゃ、という感じで笑いながら答えた。
違うこと、が転んだ事を意味するのは言うまでもなく]
……あ、いたいのは、もう大丈夫なんだよ。
リィにいに染めるのお願いする糸も、あと半分で仕上がるんだ。
[手をぐうぱあ、と開きながらこう言って、笑う。
食事の温かさ故か親しい人が周囲にいるからか。
浮かぶ笑みは、いつになく明るいもの**]
―→ギュンター宅―
[ゲルダと分かれてから、長老の家に向かった。
途中、エーリッヒとすれ違うことがあれば簡単な挨拶だけを交わし]
長老、ちょっと聞きたいことが。
もしかして今って、『『死神』の降る刻』?
[なぜ知ってるのか問われれば、生前の父から教わったことを伝えた。
それからいくつか会話を交わしてからギュンターの家を後にした]
いろいろ、ありがとう。
あ、父さんが言ってたよ。
あの時の花はとても綺麗で、涙が止まらなかったってさ。
[そう言い残して、こちらを見送るギュンターの様子は気遣わしげな、そんな感じだった]
―ギュンター宅―
父さんから聞いた。
父さんが、死神に憑かれてたこと、村長も聞いてるはず。
[ギュンターは、なぜそれを確認にと、質問の声とともにこちらを見ながら…]
そのまさかだよ。親子は、似るらしい。
父さんから聞いてた話とほぼ一致するから、間違いは無いはず。
後、多分ゲルダも…
[言葉に詰まる様子には、少し間を空けて]
悲しむことはあっても、後悔しないようにはしたい。
父さんに憑いた死神が、好きだった人の命奪った時みたいには。
[そのときの話を何度か父から聞かされていた、自分は後悔しないような一生にするようにと]
話はそれだけ、いろいろありがとう。
あ、父さんが言ってたよ。
─食堂「白雪亭」─
ウェンの机が整頓されているのは
机上で邪魔になったものを片端から床に積むからだろう。
…そのうちウェンは本に埋まってしまいそうに思う。
[ぺしん。と金色のふわふわの髪を手のひらで叩く>>78。]
でも、雪崩れに巻き込まれてもウェンは、
ずっと集中して本を読んでいそうだ。
──ああ。目印は妙案かもしれない……
…。ウェンは何なら、忘れないでいるであろう。
[ベッティが運んできてくれるスープに、ありがとう。と礼を言って大事に大事に、膝の上に本を置き案を検討し]
文字は写せるのに絵は写せないのはどうしてなんだ?
不思議だ。
うん。エーリ兄の絵は好きだから、
必要なら図版のものは──、
……。
[言いかけ、スープをすくう手が途中で止まり首が傾いた。]
でも、エーリ兄は、再現より、
みなの喜ぶものを描きたいようだったから。
[世界を写すより喜ぶものを。とそう言っていたから。と、スープを口に運び]
エーリ兄が描きたいものを描くのが優先だ。
時間は限られ、誰しもに優先順位というものがある。
──エーリ兄の邪魔にはなりたくない。
[またいつでも。と、言ってくれる同年の記録者には、うん。と淡く笑って頷き]
[>>82 赤毛の狩人の視線に、スープをおいて、
椅子ごとそちらに向きなおり、膝を真っ直ぐに向け]
……ボクの顔はボクの心の通りに歪み笑うゆえ
なかなかご希望には添えぬのは申し訳なく思う。
[指摘を受けて片方の眉を上げ眉間の皺を押え指で伸ばしながら]
けれど、レナーテ。
ボクは足もそれなりに速い方だし、
前も言われて言ったけれど、
多少の危険も覚悟の上だ。
―ギュンター宅→―
[長老の家を出てから、少し考えていた。
ゲルダにはどこまで話すべきか。
知ったところでどうにかできることではない、けれども何も知らないままでいれば、その時に向けての覚悟はできない。
逆に知ることで早くに絶望をする可能性もある]
悩ましい。
[珍しく悩んだ様子で、呟いた声は誰に聞かれることもなく]
[>>83 複雑そうな笑みと促しを受けて、首が斜めに傾く。]
……。
狩人の事を知りたいと願うには、
語り部の候補なる身が問題か?
[理由に、半分ほど拗ねたように翠の視線が、
レナーテが周りを見回す間も、その顔に注がれて]
もとより、諦めがつくのなら、
きっとこうして、何度も頼んでいないぞ。
[向ける双眸には頑固に納得しない構えがありありと浮かぶ。]
―ギュンター宅→食堂「白雪亭」―
[これから向かう先のことを考え、親友の姿を探すことにした。
さて、この時間は何をしているだろうかと、普段の行動等を思い出しながら、思いついたのは食堂。
そこにいなくとも、誰かしら知ってる人はいるだろうと。
どうせ向かうなら新作キノコを含めて、もっていくかと一度自宅により、籠を手にして食堂へと向かった]
人探しできた。
ついでで、食事とか仕入れにも来た。
[普通ならどっちかが主目的なのだろうが、そんなことを気にした様子はなく]
なんだ、皆ここか。
[そう言いながら、食用キノコの入った籠をベッティーに渡した]
─白雪亭─
[食事を進めつつ、レナーテたちのやり取りがどうなるのかな、と見守っていた所に新たにやって来た声。
振り返った先には]
あ、リアにいだ。
[キノコ畑の主の姿に、やほー、と言いつつ手をぱたぱた。
スプーンを握ったままなので、お行儀はよろしくない]
―食堂「白雪亭」―
ユーディ、スプーン、飛ぶよ。
[スプーンを持ったまま手をふるユーディットにそういいながら手を振り、そちらの席の方へ。
レナーテたちの様子に気付けば、ユーディットの隣に座り]
取り込み中?
[と会話に参加してない様子のユーディットに聞いたり]
[スプーン飛ぶよ、と窘められ、ふに、と短く声を上げる。
スプーンはちゃんと、器の横へ戻りました]
うん、お取り込み中。
ミィが、レテにいに、お仕事みたいからって、お願いしてるんだよ。
[問われた事には、かなり大雑把な答えを返した]
ユーディ。
可愛い友人に痛いところがないのなら、
ボクは安心だ──が、
[ユーディの手が開いて握られる手を見る間だけ、レナーテから視線が逸れ、動きに違和感がないことを大きな目で確認して良し。と言うように深く頷き>>87]
レナーテ。
ひとつ反論を増やす。
…。怪我なら、ふつうの道でもする。
[レナーテに向き直り]
──。ウェンには、転ばない方法を書いた本がないかと
調べてもらうといいのかもしれない。
[けれど、レナーテを見たままで、口にしたのはどうやらユーディの心配だった。]
[湯気が薄くなったスープ手にとる。半分程になった中身。をやや行儀悪く口をつけてほとんどを飲み干して、>>85 イレーネの誘いに顔をそちらに向けた。ことり。と、皿をテーブルに置く。]
……。
[ち。ち。ち。と三秒ほどを数える間が空いて]
うん。ボクは、そこでも──十分だ。
狩りが、直接に見られるなら。
[イレーネを見てこくり。と頷いて、それから、返事を待つようにまた視線を彼女の兄に戻した。]
―食堂「白雪亭」―
承知した。
確かに一度じゃあ効かねぇな……ったく世話の焼ける。
[イレーネの返答を聞き、レナーテには自業自得だと言わんばかりの視線を送っておいた。
それから尚も交渉を試みるウェンデルに溜息を吐いて]
じゃあこれから1ヵ月やる。
その間毎日3食きちんと採り、尚且つ倒れるような真似をしなければ元に戻してやろう。
できなきゃ5倍だ。
[寿命を考えれば1ヵ月でも結構長い期間であるが。
ついでにさり気なく増やして、食事の残りに向き直った]
[食器が空になれば重ねて机上に置いておく。
そのまま腕を組み、瞑目。
傍から見れば眠っているように見えたかも知れない、が]
……残念だが、師の技術を持ってしても無理だ。
[意識ははっきりあるらしく、ミハエルとウェンデルの会話には目を開けずに答えた]
[大雑把な説明を受ければ、レナーテとミハエルを見比べて]
狩りにか。
[レナーテの仕事と言えば狩りで、それについていきたいというミハエルは、狩りが得意とは思えず]
語りの仕事かなにか?
[そう疑問の言葉を口にした。答えのは誰だったか。]
―食堂「白雪亭」―
[様々会話が飛び交う中、その中のいずれかを聞いていたか、或いは何も聞いていなかったか。
青年の目が再び薄く開かれたのは、先程別れた親友の声が聞こえた時。
丁度ユーディットがスプーンを手元に戻すところが映り、小さく息を吐いた]
─白雪亭─
……ふにぃ。
みんな、心配性なんだ。
[ミハエルの言葉>>98に、少しだけ、むう、とする。
確かに良く転ぶ、けれど。
そこまで言わなくても、というのは地味に、ある]
に……どう、なんだろね?
[ユリアンの疑問>>102には、当事者であるミハエルに視線を向けて首を傾ぐ]
―白雪亭―
ベッテイ、長パン持ってきたよ。
[ひょっこり、賑わう店に顔を出し。
ベッテイの姿を見掛け声をかけたが、忙しいようなので、勝手に奥のテーブルに袋を置いた。
中には、だいたい知った顔が揃っていて。]
……ウェンまでいるなんて珍しい。
[穴熊もどきの少年の姿に、目を何度か瞬かせ。
ゼルとのやりとりに苦笑した。]
─白雪亭─
あ、ルゥねえもきたー。
[ぱたぱた、ゲルダに向けて手を振る。
今度は、ちゃんとスプーンは置いていた。
妙ににこにことして見えるのは、多分、知っているひとがたくさんいるから]
……残念だ。それは。
[>>101 ゼルギウスの呟きにはそちらに顔を向けないのは同じながら、そう感想を漏らし、本当にか?と、断定を疑い、]
──うん。
ボクの個人的な願いだ。といえばそうで、
… 語り部としての役目だとも言える。
[説明はユーディのもので十分と、重ねての説明はせずにいたが、
>>102 ユリアンが疑問を口にして、ユーディが答えこちらを見る目線も合わせ受け止めてから、ユリアンに翠を向けた。]
[ユリアンがギュンターになにを告げたか、や。
自分の身に何が起こったかなど知らぬまま。
今日も変わらぬ笑みを浮かべて日々を過ごす。
明日はどんなパンを作ろうか。
頭の中は至極平和。
ちりと、感じた言葉に出来ない微かな不安の警告には気づかないふりをした。]
ああ、ゲルダもきたか。
[ミハエルの返答を聴聞いてから、ゲルダの姿に気付けば手を軽く振り。
少し間を置いてから]
まぁ、少しくらいはわがまま、聞いてやってもいいんじゃないか?
[そうレナーテに言いながら、珍しく他人事に口出しをしている様子を親友はどう思ったか。
何か少し悩んでるところある様子なのも、ゼルならば気付いたかもしれない]
[ゲルダに手を軽く振り、視線を向けながら、
先ほど考えたことが頭に浮かぶ、どう伝えるべきか、いつ伝えるべきか。
何も知らない、そのままでいられるなら、きっとその方が幸せなのかも知れないが、
そのときがくればいやでも彼女も気付くのだろうと]
[ぱたぱたと小さな子供のような振る舞いをするユーディには、にこにこと可愛いものを見る目をしてひらと手を振った。]
ユーディもこんにちは。
さっきは急いでたみたいだったけど、転ばずに帰れた?
[とさっき心配していた事を尋ねたり。]
にぃ……大丈夫だもん。
そんなに、何度も転ばないよぉ。
[転ばずに、とゲルダに聞かれて、少しだけむくれる。
自分がどれだけ危なっかしく見えるか、の自覚はないらしい。
自覚があっても、そそっかしさとドジさ加減が減るかといえばまた、別問題になりそうだが]
/*
すばらしきいぢられぶりだw
しかし、ほんとに。
狙ったように勿忘草を回すとは、ランダ神、空気読みすぎなんだよ!
む。……、…。
…もしかして、また口が過ぎただろうか。
[>>104 ユーディの表情を映す翠が瞬いて、
バツが悪そうに眉を下げた。]
……。すまない。
[自分のどこが悪いかまでは掴みきれずとも機嫌の揺れはわかるらしく謝罪を述べて、
ゲルダの姿が増えるに、ひらりと手を振って挨拶をし
──ぱち。と、直後ユリアンから出た助け舟に、
翠の目が、驚いたようにそちらをまじまじ見直した>>108。]
[ユリアンと少し視線があった。彼の胸中ら伺い知る事が出来ない。
そういえば、質問の答えは聞いていないままだと思い出しながら。]
…ああいうの、腹話術って言うんだっけ。
[とぽつりと表に落とした声はごく小さいものだった。]
―食堂「白雪亭」―
永続的効果のものはねぇな。
……短時間の覚醒を促すものの製法なら聞いたが、副作用が相当危険だと。
[ミハエルの返しの中に疑心を察知したか、淡々とした口調で付け加えた。
その間も珍しく他人に口を挟むユリアンを、薄目のまま暫し眺めて]
何があった。
[向ける問いはそれだけ]
─ →自宅─
[ギュンター宅からの帰宅途中、ユリアンとすれ違えば]
あ、さっきはキノコさんきゅ。
また頼むな。
[簡単に礼を述べて別れた]
[自宅に戻ると、ギュンターからの依頼品は一旦横に置き。ユリアンの窓の掛け布を仕上げてしまおうと準備を進める]
[汲み置きしている湧水を器に取り、染料の粉末を保存袋から適量取り出し湧水に溶かす。今回は染め直しになるため、残っている色をを加味して該当するキノコ粉末を使い色の調整を行った]
1……5……いや、7まで薄めた方が良いか。
[独自の色分け名を口にしながら作業を進め。出来あがった染色液に掛け布を浸す。全体に染み込むよう注意しながら浸け込み、一定の時間が経過した後に取り出した。それを直ぐに隣に用意していた湧水へと潜らせ、余計な染色液を洗い落とす。湧水を変えて何度か掛け布を濯いだ後に、良く絞ってから家の外にある物干しへと広げ、乾かし始めた]
よーし、後は乾かすだけ!
ちょっと休憩するか。
[掛け布を広げた物干しの前で満足げに笑むと、傍らに設置してあるキノコ椅子に腰かけた。しばらくは乾き具合をチェックしながら、のんびりと過ごしている]
父さんの教えを少しばかり思い出しただけ。
[周りの視線を受け、ゼルからの一言があればそう答えて、周囲に視線をめぐらせた]
後悔はしないように生きろって。
ミハエルやレナーテも後悔しないように、そう思っただけ。
[確かにらしくは無かったかなと、肩をすくめて]
ゲルダの嫌いなものよりは、珍しくないはず。
[そう言って、ゲルダの方を見ていた]
─白雪亭─
[少し拗ねただけで、別に深刻に気を悪くしたわけではないから。
謝られると、逆に、困ってしまう部分も少なからずあり]
ふにぃ……。
怒ってるとかじゃ、ないんだけど。
ディだって、いつも転んでるわけじゃないのに、みんな必ずそういうから。
[ちょっと気にしてるんだ、と。
ミハエルの謝罪に、ぽそぽそ、小声でこう返した]
「染色も行っているのか」
まぁね。
絵を描くには染料を扱うから、ついでみたいなもんだよ。
「なるほどな、手慣れたものだ」
[『死神』が興味深げに言う。『『死神』の降る刻』と言う特殊な状況にありながら、何故か普段通りの心持ちで応対していた]
―食堂「白雪亭」―
[ふふん僕一人に矛先を向けようったってそうはいかないぞ、と言わんばかりの目をレナーテへと向けていたりもした。>>79>>80
逃げたものだから態度がでかい。
イレーネにはしっかりと頷いて、ユーディットには、そういうのは小声で!なんてやり取りをしたりもした。
ミハエルの言葉や態度に、思わず視線が逃げてしまったり。]
や、やだなぁそんなあたかもめんどくさがってるみたいな言い方。
ってさすがに埋まらないし、痛覚はあるよ!ミハエルは僕を何だと思ってるのさ。
[叩かれて少し項垂れる。が、改善されない生活ではしかたなかろうと自分でもわかっているのか、すぐに顔を上げて。
まじまじとミハエルを見てから、]
忘れないのは、えーと…?インパクトがあれば忘れないかも?
[ゲルダの方を見ながら返したのは、ゲルダだけが聞き取れそうな小さな声で]
種明かしは、もう少し後にする。
[今はそうとだけ答えた。]
[残っていたスープを飲む]
[挨拶しそこなっていたユリアンとゲルダに軽く手を振った]
…そうだね。
そう無碍にばかりするのも悪い。
[傍観が多い彼にしては珍しいと思いながら頷く]
[細かな機微までは当然読めなかった]
絵は才能の問題だと思うんだよ。
同じように書いてるはずなのに何故か写せない。
不思議だ不思議。本当に!
[何度も失敗したのを思い出したか、悔しそうな顔になり、]
強請れば喜ぶんじゃないかとは思うけど。
頼られてるって感じで?
でも、ミハエルが良いようにするといいんだ。
自分でイラストだけは写すという手もあるしね。
ちなみに転ばないための本はないよ。
[とても真剣に答えた。ユーディットにも視線は向けた。
今度は怒られないようにがんばろう的な。]
─食堂「白雪亭」─
ん。それじゃ、決まりだね。
ミハエルとレナが昼間空いてる時、行こう?
あ…、でも。
ミハエル、行くにあたっていくつか約束してくれる?
[ミハエルの返答と兄の返答を聞き、やわらかく微笑んでうなづいてから、ミハエルの方へ向き直り。]
ひとつ、レナの指示を聞くこと。
ひとつ、レナかあたしの傍にいること。
そして一番大事なこと、エーリの許可をもらってくること。
それが守れるなら、一緒に行こう。
―食堂「白雪亭」―
[隣に座るユーディットがすねる様子には、その頭を軽くぽんぽんと撫でて]
まぁ、ウェンもいるし、ゲルダに嫌いな物できたし、
珍しいことが続く日なんだよ、今日は。
[二人のこととか引き合いに出したりもした]
[しかしそんな頑張ろうな視線は、ほんの一時しか続かなかった…。]
えええ、ちょっとゼルギウス!
なんて無茶を!
ってか増えてるよ!
もともと2倍だったじゃないか!
どうしてそれが5倍になったんだー!
理不尽だ!
[至極素直に文句を言った。]
ってゲルダ、僕はどんな珍獣なんだ…。
日持ちするパン、あとで買うよ。
後悔しないように?
先人の教えは大切なものだけれど。
[不思議な言葉を聞くようなきょとんとした顔になる]
[らしくないなと思っているのが丸分り]
ゲルダの苦手なもの?
[より珍しいと言われて意識がそれる]
[軽く首を傾げた]
え。
僕がここにいるのって、
ゲルダが嫌いなものが出来たのと同じくらい珍しい…?
[ユリアンの言葉に、思いっきり愕然とした。
ありえないものを見る目で、ゲルダを見ている。]
―食堂「白雪亭」―
[ユリアンの返答を聞いて、小さく鼻を鳴らす]
らしくねぇな。
[何か言いたげな視線は送るものの、今はそれ以上追及する様子は見せない]
そりゃ、どっちもどっちだろ。
[ゲルダが話題に上ればさらりと突っ込んでいたり]
─白雪亭─
……ふにぃ。
ないんだ。
[ウェンデルの返答>>120に、ぽそ、と呟く。
どうやら、ちょっとは期待したらしい。
向けられた視線にはこくこくと頷き、ゼルギウスに抗議する姿に心の奥でがんばれ、と呟いた]
……にー……。
[直後に、ユリアンに頭を撫でられ>>122、きょと、と瞬きひとつ]
リアにい?
なんか、違う?
[何がどう、と言葉で表せないけれど。
何となく、雰囲気とか違うような気がした]
─食堂「白雪亭」─
ミハエルになにかあったら、一番悲しむのはエーリだからね。
[けして危険ではないとはいえ、蜥蜴の出没する森の中のため譲れない条件だけあげて。
それからレナの方を向いて、しょうがないなぁというような顔で笑った。]
レナは頭がかたいんだから。
ミハエルだって子供じゃないんだから、分別はわかってるよ。
ただ、自分の目でたしかめたいだけだよ。
経験は、大事だからね。
[先代の店主が書き残した資料と見様見真似で店を切り盛りしている身としては、しみじみ実感のこもった言葉を兄にむけた。]
ああ。そこらは約束して貰わないとな。
エーリッヒにも多くの心配をかけたくはないし。
[イレーネが上手に纏めて進めてくれる]
[感謝の視線を妹に注ぎ頷いた]
―食堂「白雪亭」―
[親友からの何か言いたげな視線]
んー、じゃあ後で少し話す。
[相手がゼルだからこそ、そんな言葉を返したのかもしれない。
ウェンデルの珍獣との表現はいいえて妙だと思いながら、
ゲルダの嫌いな物と同じくらい珍しいかと言われれば]
ゲルダには負けるかな。
[ゼルからの言葉もあって、現在の自分もウェンデル以上の珍獣になった瞬間でもある]
─食堂「白雪亭」─
うん、お願い。
・・・ごめんね、いつも。
[ゼルがこちらの願いを承知してくれたのには、申し訳ない表情で礼をいい。
そんな話をしていると、ようやく入ってきていたユリアンに気付き、さっきぶり、と手を軽くあげて挨拶した。]
ユリアン、来てたんだ。
ベッティにさっきの届けにきたの?
[そう話しかけたところにゲルダの姿もみえて、また手を振った。]
ゲルダもさっきぶりだね。
―食堂「白雪亭」―
お前がごちゃごちゃ煩ぇからだろ。
[ウェンデルにはやはり素っ気無かった。
抗議も一言で片付けて]
本当は3ヵ月と言いてぇところを1ヵ月にまけてやってんだ。
ありがたく思え。
[理不尽な言葉を重ねて、うっとおしいと言いたげにひらひらと手を振る]
─自宅・庭─
……”星”の絵、か。
[ふと思い出したのはミハエルと約束した時の話。キノコ椅子に座ったまま、洞窟の天井を見上げる]
淡い光が沢山灯る…。
となると、天井の色に染めた布に、ヒカリコケを混ぜた染料を散らせばそれらしくなるかな。
───でも星の色って、何色なんだろう。
[どの染料を使うべきか考えて、悩んだ。見たことも無いものを描く場合、どうしてもそう言うところで躓く]
…光。
ヒカリコケの光だけで表現するなら、水に粉末を溶いてそのまま散らせば良いけど。
でも、それだと何か物足りないな。
[絵として物足りないと感じ、混ぜる染料をどうするか考え始めた]
─食堂「白雪亭」─
すねないすねない。
みんなユーディがケガしてないか心配なんだよ。
[ユーディが、みんなから転んでないか、と問われて拗ねているのを見れば、苦笑してやわらかくその頭を撫でて。
ユリアンの、「後悔しないように生きろ」という言葉には、ほんの少し驚いたように瞬きをして彼を見た。]
─食堂「白雪亭」─
そもそも本を読んでいたら余計に転ぶから。
怒られるし、治療代ふっかけられるよ!
[ユーディットへはそんなことを言う。ちらちらとゼルギウスを見ながら。
ユリアンの回答には、心底ほっとした顔を見せる。]
ゲルダの嫌いな物よりも珍しいと言われたらどうしようかと思ったじゃないか。
ユリアンも珍しいのかぁ。
[機微には疎かった。]
ってゲルダが美味しくないって言うものって…パン?
[心底不思議そうに首を捻る。]
[ユーディットの視線と言葉を受ければ、わしわしっと頭を撫でて]
まぁ、心配かけることはない。
それは保障する。
[ゲルダの呟きは聞こえない振りをしておいた]
イレーネ、さっきぶり。
まぁ、そんなところ。
[イレーネに聞かれればそんな答えを返していただろう]
─白雪亭─
[ゲルダと、更にイレーネにも皆から心配されている、と言われると、拗ね続けるのも限界近く]
ふにぃ……。
でも、ホントに、気はつけてるもん。
[ぽそり、と呟くのは最後の主張]
遅れたのは、大丈夫だったんだよ。
[怪我の事で怒られたのは、ゲルダに対しても言わずもがな、なのだろうが]
…石頭で悪かったね。
[その矢先に笑われた]
[バツ悪そうな顔で頬を掻く]
そうだね。
ユーディが大切だから気になるんだ。
[ユーディットを宥める者達の言葉に添えた]
─食堂「白雪亭」─
ご、ごちゃごちゃ言われた…!
[がーんとショックを受けた音が響く(空想)。
手を振る様子に、ふるふると震えて、]
くっ、ゼルギウスの鬼畜ー!!
三ヶ月とか長すぎじゃないか!
一月だって十分長いのに!
食事より先に腱鞘炎になってやる…!
[間違った方向にスイッチが入った]
[ウェンデルが、ゲルダの嫌いな物のことを話しに出せば、ベッティが先ほどの新作キノコをスライスして持ってきた]
ありがとう、これ、新作のキノコ。
[緑色のそれを示せば、それが話題のものだということがウェンデルに伝わるだろうか]
ゼルのはほら、心配してのことだし。
[彼の心の内を本当に知るわけではないが、意地悪でしているわけではないと自分は思っている]
─白雪亭─
……。
[想像を働かせる事を進められた語り部見習いは、稀に、先に薬師の方が読心術を身に着けているのではないかと思う>>112。]
流石にゼルギウスの師匠様が、
そうまで、言うほどの
危険を犯してまでも治そう、とは──
[くりん。と、ウェンデルを見]
…思わないな?
[筆記者に向ける声は断りというよりは、しかし問いだった。]
うん。
ボクはユーディではない。
糸を紡ぐ為の手はないから、
目が見えて耳が聞こえて口が使えれば十分。
[──と、笑って頷いて、きょとん。と続く言葉に瞬いた>>115。]
蜥蜴にも興味は勿論あるが、
寧ろレナーテに興味の主眼がある。
[ごくごく真面目な顔でそう続けて、とん。と椅子から飛び降りるように席を立ち]
─白雪亭─
うん、そうだね。
歩きながら読んだら、危ないね。
[ウェンデルの言葉には、真顔で頷いた。
その視線の先を、やっぱりちらりと見ながら]
……にぃ。
「心配ない」っていうひとが一番危ないって、かあ様が言ってたんだよ。
[ユリアンにはやっぱり真顔でこういうものの、撫でられるのは嬉しいから、突っ込みはそこで終わる]
うん。
ボクも含めて、皆、
──ユーディの事が可愛いのだと思う。
[二度目の謝罪は、笑みを含む。ぽむりと兄にしてもらうのを真似るように、ユーディの頭を撫ぜて、翠の目が和らいで、ふふふ、と笑い]
…… 器用さ、というのは、
何にも替え難い財産だとボクは思う
[>>120 ウェンデルが真剣な声で言うのを訊いて手を握って開いた。]
糸を紡ごうとすればよれるし、線を引いてもまっすぐにならない。……食事の類も味はともかく見た目が食欲を増進しないものにしかならない。
[本人としても不器用の自覚はあるのか悩ましい顔で溜息をついた。]
/*
ほぼ全員にかわるがわる撫でられている件。
愛玩動物街道まっしぐらwwwwww
[なかは ものすごく たのしんでいます]
(危ないか、確かにそうかもしれないな)
[心の内の声は誰に届くことはない。
自分がいなくなれば、解決する話でもない。
ゲルダもいるし、自殺をすることは、もってのほかの行動だった]
─食堂「白雪亭」─
うん、そうだね。
[ユーディの主張は、素直に頷いた。
彼女自身も気にしているのは知っていたから。
ユリアンからはやはり茸を届けに来たと返答に、そう、と微笑み。
兄がバツの悪い表情で頬をかくのをみれば、くすくす笑みをこぼした。]
──ねぇ。
君は、”星”を知ってるかい?
[自分に憑く『死神』に、唐突に訊ねた]
「星、か」
「知らぬでもないが…何故、そんなことを?」
妹が、星を手にしてみたいらしいんだ。
でもそう簡単に手に入るものじゃないらしい。
俺の描く絵で与えることが出来るなら、と思ったんだが…。
生憎と俺は”星”を知らない。
種明かし…?
[かすかに返した言葉は、唇から半分、それ以外のところから半分もれた。
自覚のない侵食は、すでに十分広がっている。]
わかった、じゃ楽しみにしてる。
[こっそり笑ってユリアンに返した。]
「ふむ……先程お前が呟いていたことと大差は無いと思うが」
「色は、お前が思うままに選べば良いのではないか?」
俺が思うままに?
「然り」
「実際のところ、星の色は基本的に白だ」
「だがお前のその様子では、満足しないのだろう」
「好きなように描けば良い」
「それがお前の思う”星”となる」
俺の思う”星”、か…。
―食堂「白雪亭」―
おう。
[ユリアンに後で話すと言われ、短く返した。
視線は逸れて]
お前に謝られてもなぁ。
当人に反省してもらわねぇと。
[イレーネの謝罪には小さな溜息と共に返す]
[レナーテが言い添えるのに、にー、と短く声をあげ。
ミハエルにも撫でられると、ふわ、と自然に笑った]
……うん、みんな、ありがとなんだよ。
[嬉しそうな声で言った所で、ふと、ある事を思い出す]
……あ、そうだ、じいちゃのとこ、いかないと。
頼まれてるんだ、細工作って、って。
どんなのか、聞いてこないと。
[ぽむり、と手を打ち鳴らして席から立つ。
急ぎではないけれど、とは言われたけれど。
どうしても、とは言われていたから、少しでも急ぎたかった]
ベッティの料理はいつも美味しいけど。
…。
綺麗な色だけど、ううん。
ゲルダが嫌いってどんな味なんだか皆目検討がつかないよ…。
[ユリアンの指差す新作キノコを見てから、
ゲルダの様子を見ては、手が伸ばせるはずもなかった…]
うん。──有難うイレーネ。
[食堂の中を歩いて横切り、
>>121 イレーネに、ぺこりと頭を下げる。]
なかなかレナーテが納得してくれなくて、
ついに危険と怒られるのも覚悟して後をつけようかと
悪いことと知りつつも考え出していた頃合だった。
[止めた計画を懺悔半分に告白して]
──ひとつ、行った先ではレナーテの指示に従う。
──ひとつ、イレーナかレナーテの傍を離れない。
エーリ兄から、きちんと許可を貰ってくる。
[大事な事として、穏やかなイレーナの眼を見て、復唱する。]
─食堂「白雪亭」─
[ゼルのため息には、まぁね、と同じくため息をついて眼を伏せて。]
でも、いつも迷惑かけてるから。
[兄が怪我しているのを見つけたらすぐにゼルの元へ連れていくのは決まって自分だから。
それこそ何度押しかけたことだろう。
そんなことを考えていると、ベッティがユリアンの持ってきたらしい茸を運んできたのがみえた。]
あ、さっきの。
それはまだ調理してないんだね。
/*
…うむ、独り言込みでソロールしてたが、妙に眠い。
いや、眠い原因は分かってるんだけども。
早めに寝とくかな、今日は…。
だぁれが鬼畜だ。
[ウェンデルを横目で睨んだ]
だから1ヵ月にしてやってんだ。
お前さえ頑張りゃ何も問題ねぇだろ。
[続ける傍ら、ユーディットが席を立つのは目の端に捉えている]
他の皆には概ね好評。
[ウェンデルにそう言葉を付け足し、他の人もそれを口にしていれば躊躇もなくなるだろうか。
ミハエルのユーディットに対する言葉には頷いて]
まぁ、否定はしない。
[そう答えて、ユーディットが出て行くのなら、その様子から]
余り急いで転ばないように、気をつけて。
[そう声をかけただろう]
─食堂「白雪亭」─
絵は僕と同じじゃないか。
僕はミハエルが語り部の才能も、皆と同じように凄いと思うよ。
適材適所だよ、きっと。
[うんうん、と頷いて。]
うん、ものすごく危ないからダメ。
[ユーディットにはしっかりと頷いた。]
─食堂「白雪亭」─
[ユーディがギュン爺のところに行かないと、という言葉にそういえば、とはっとして。]
ユーディ、ちょっと待って。
あたしも…
[と言いかけたが、ゼルにレナの治療を頼んだのに自分がいなくなるのも気が引けるとか、そもそもまだ食事が済んでいないこともあり、少し考え込んだ。]
─自宅・庭─
……うん、これで試してみるか。
[何かを思いつき、一人その場で頷いた。キノコ椅子から立ち上がると、作業場へと戻って土台にする布と、染めるための染料を選び始める]
色は1の状態で良いな。
布は……ちょっと大きめのを使うか。
[あれこれと調整しながら、しばらく作業を進めて*行った*]
ああ、ユーディ。
長に「少し遅れるかもしれない」と伝えておいてくれるかい。
[手を打つ音に瞬いて視線を動かして声をあげる]
気をつけて。
[動いた視線はキノコを凝視するゲルダに気がつく]
ユリアンの新作か。
イレーネも食べたのか?
[美味しくないという断言には不安を誘われる]
[既に知っているらしい妹に尋ねるような視線を向けた]
[ちなみに、嫌いなものの話はほとんど聞き流していたから、緑のキノコを巡る状況には、ふに? と首を傾ぐだけ]
うん、ちゃんと気をつけるよ。
……じいちゃが一番、怒るし。
[皆に気をつけるように、と言われると、神妙な面持ちで頷いた]
……うん。
……ウェルも、やったらダメなんだよ?
[しっかりと頷くウェンデルに向け、ぽそり]
―白雪亭―
いやその。
毎度連れて行かれなくても私は。
[大丈夫なのだがと言うのも何度目だろう]
食事を後にするか先にするかはともかく。
決めたら行ってくればいい。
ここまできて見逃してくれるゼルギウスでもないだろう。
[考えるイレーネに苦笑しながら言った]
─食堂「白雪亭」─
あたしも、ミハエルの立場なら同じことすると思う。
[ミハエルからお礼と懺悔混じりの告白をされると、真顔でそういった後にくすくす笑って。
自分のあげた条件を一つずつ復唱するのを見、頷いた]
うん。
エーリが許してくれなかったら、あたしもお願いしにいくから。
一緒に行こうね。
[そう言ってほほ笑んだ。]
ふに?
あ、でも、レェねえは、レテにいの手当てが終わるまでみてないと、でしょ?
[迷う様子のイレーネにこう言って。
レナーテから伝言を頼まれると、はあい、と頷いた]
それじゃ、ティ、ごちそうさまでした、なんだよー。
[ベッティにも挨拶をして、御代を払って。
とてとて、外へと歩き出す]
ふ。
[ウェンデルの叫び>>141に、可笑しがるように笑みを零す。く、く、く。とほぼ同年の外見の筆記者を見て零す笑みは楽しげ]
うん。嬉しい。
語り部の役目は好きだから。そうであればと思っている。
知るのも語るのも覚えるのも。
[その笑みを残したまま、適材適所の評価に頷きを返し>>160]
─白雪亭─
うん何度か買いにも来てくれてるけど。
忘れて届けた回数の方が多いよ。
[配達と一緒に持っていくので、別に手間ではないが。
へこたれたのが目に見えて分ったので、苦笑して。]
…ウェン、メモみたいなのに書き留めておけば、物忘れも少しは軽くなったりしないかな。
[そういえば本を写したりしているのに、メモ取ったりはしないねと思って言ってみた。]
ゼルギウス以外の誰がいる。
[横目で睨まれ、一瞬ひるんだ。が、言い返す。]
普段から一食程度なのに三色も取れるわけがないじゃないか。
条件緩和しようよ!
[それから視線は机の、緑きのこスライスへ。
ユリアンの言葉に後押しされたのか、手を伸ばして。
ぱくっ。]
……おいしいきがする。
[しっかり噛んだ後に、真面目な顔で感想を告げた]
―食堂「白雪亭」―
仕事だしな。
[イレーネには、聞きようによれば否定とも取れる言葉を返す。
その間運ばれるキノコに手を伸ばさないのは、己が貰った分が手元にある為だ。
イレーネが何か考え込む様子から、声を掛けるレナーテを見て]
俺は本人さえ来れば構わねぇよ。
[付け加えるように言葉を紡ぐ]
─食堂「白雪亭」─
不思議っていうか。
説明されるより見た方が早いこともあるでしょう?
[狩りは不思議なものだろうか、と疑問を抱く兄に苦笑して。
ユリアンの新作茸について問われれば、うんと頷いた。]
あたしは生のままで食べるのが良さそうだと思ったけど。
ベッティならもっとおいしく料理してくれそうだね。
[ユーディのことで考え込んでいる自分に対して兄の苦笑やユリアンからの視線を受ければ、お願いしようかな・・・と考えた矢先、ユーディが既に外に出ようとしていて。]
あ、待って待って!
あたしも行くよ、ユーディ。
ギュン爺にはあたしも用事があるし。
[そう言ってあわてて立ち上がるとベッティには食事そのままにしておいてね、とお願いし、ユリアンにはレナのこと頼んだ!とお願いしてあわててユーディの後を追った。]
…その可能性もあったか。
本当にやってはくれるなよ。
[ミハエルとイレーネが意見の一致を見るのを眺める]
[今さらそれはないと考えながらも小さくぼやいた]
薬貰うだけにはまからないよな。
[ゼルギウスに諦めたような声で確認をとる]
─食堂→村の通り─
ありがと。レナのことよろしくね。
[ゼルからも、本人が来れば構わないと言われれば済まなそうに笑って。
先に外に出たユーディに追い付けば、少し肩で息を整えただろうか。]
レナのことはユリアンとゼルが見ててくれるって。
ギュン爺にはあたしも頼まれごとしてるから、一緒にすませちゃお?
[そういうとユーディに手を差し出した]
またね、ユーディット。
僕はやらないからだいじょうぶだよ。
[家の方が集中できるし、と一言。
うんうんと頷いて、外へ行くのを見送った。]
……ミーハーエールー。
他人事だからって笑わないでよそんなに。
[ちょっと、情けなく睨んでみた。]
僕はミハエルの語り、好きだよ。
一人前になったら、ちゃんと聞かせてね。
楽しみにしてる。
どんなキノコでもベッティが美味しくしてくれる、はず。
[ウェンデルの感想を聞きながらそう言葉を加えて]
わかった、レナーテは責任もって親友と二人でなんとかしとく。
[レナーテ本人にはやや不安の残りそうな表現で言葉を返し、
ユーディットに続くイレーネの姿を見送った]
うん。
……狩りは命の輪を次に回す役割だ。
[>>151 瞬くレナーテを見て──真面目な顔に、笑う。ふふふ。と、目を細めて]
知り、語り、残すがボクらの役目で、
狩りの様子を語る詩はいくらでもあるけれど
ボクは──、
この目で、他の為に狩られる命の瞬間を、
まだ、目前に見たことがない。
[だから。と、目を眇めて言う語り部見習いの翡の瞳の色は、笑うというにしては、少し遠くを見るように静かだった。]
─村の通り─
ふに?
[追ってくるイレーネの声にぴたり、足を止めたのは、白雪亭を出て少し進んだ所]
レテにい、置いてきて大丈夫なの?
[こてり、という感じで首を傾げながら問いかける。
この辺り、一体どんな認識を持っているのやら。
それでも、ユリアンとゼルギウスが、という言葉に、そっか、と納得して]
じゃあ、一緒、いこっ。
[にこ、と笑って自分も手を差し出した]
─白雪亭─
……否定のしようもありません。
いつもごめんね、ゲルダ。
[そんな気が自分でもしていた、というように。
それから、メモと聞いて視線がそれた。]
いやその。
書いてはいるんだ…一応。
どっかいっちゃって、書いたことも忘れちゃうだけで。
だから書かなくても同じな気がしてるよ、最近は。
[部屋の中を見れば、寝る場所と書く場所しか確保されていないようなもの。
とはほんの少し言いすぎだが。それに近いわけで。
きっとそこらからメモが何個も出てくるに違いない。]
あ、そうだ。それと、パン。
今持ってるんだけど、どうしよう。
もって帰る?それともレナーテの家まで持って行く?
[怪我してるならその方がいいのだろうかと、思いながら尋ねた。]
僕はベッティの才能を疑っていないよ。
ベッティの手は魔法の手だ。
料理が美味しい。
[うんうん、と頷いて。
もう一枚スライスを食べる。]
でもこのキノコ、群生してるとすごそうだよね。
ところでレナーテは僕を生贄にしようとしたんだから、僕も逃がさないお手伝いをしようか。
[じーっと見る。]
―食堂「白雪亭」―
いいや却下だ。
[ウェンデルを尚もばっさり]
今までさんざ甘やかしてきただろうが。
それとも1日2食にする代わりに10倍にしてやろうか?え?
[更に悪い条件を出して来た]
[イレーネから同意が得られてきょとんとした後>>166、
く、と笑みが漏れた。あわせるように肩が揺れて]
ふふ、ふふふ。
うん──妹同盟だな。
イレーネは優しくて話がわかって大好きだ。
レナーテにとっては妹でも
ボクにはとっては姉のようだ。
──うん。
[目を瞑るように年相応に明るく笑い、微笑みに頷いて]
─村の通り─
うん、いこ。
…まったく、レナもいつも素直に手当て受ければいいのに。
[ユーディと手をつないで、ぶつぶつ兄の文句を言いつつも比較的のんびりとギュン爺の家に向かい。]
そういえば、ユーディは何頼まれてたの?
あたしは新しいランタンを頼まれてたんだけど。
[変わった装飾をつけるよう頼まれていたが、どのようにすればいいのかを教えてもらっていなかったので。]
[狩り。何故だか心に残る言葉だった。
狩をするとき、レナーテは何を思うの?
狩られる蜥蜴は、何を考えているの?
そんな類の言葉が、無自覚な部分で産まれて消えていった。]
―白雪亭―
それは確かにある。
[イレーネの説明に頷き返した]
[新作茸の品評に皿へと視線を流す]
[店を出てゆく妹を見送って]
[ウェンデルの感想にも後押しされながら手を伸ばした]
ふむ?
不味いとまでは思わないが…。
[もぐもぐもぐもぐ]
[微妙な顔でごくりと飲み込んだ]
新しい調理法にも期待かな。
[ベッティの方に笑いながら首を傾ける]
―食堂「白雪亭」―
くっ…
[条件が悪化していくのに、こぶしを握りふるふると震える。]
よくそれで鬼畜じゃないみたいな言い方ができる…!
サディストに言い換えてやる!
少しは生まれが遅い僕を甘やかそうという気はないのか!
[意味は変わってはいなかった。]
そんなことを言ったら薬の作り方の本、見つけても複製してやらないんだからな…!
/*
どうしよう、どういったら恋愛になるのかわから な い。(爆
いっつも受け身だからなー…
というか、うん、みんな好きだよー。(ぉ前
―食堂「白雪亭」―
ゲルダも魔法の手だな。
[何がとは言わない。
群生と言われれば]
ああ、緑の絨毯だ。
これから増やしていけば、それもありえる。
[ゼルギウスとウェンデルとのやり取りにはさすがに仲裁にはいるかと]
ゼル、食いすぎも体に毒だ。
ウェンもそれだけ心配かけてるってことだ。
[こうして時折仲裁に入ったりするのはまだあることで、不思議がられることもないだろう]
―白雪亭―
なんとかって、あのな。
ここまできて無駄な抵抗はしないよ私だって。
[そんなことしたらどうなるか位は想像がつくから]
[ユリアンの方を見て]
気に入る人も少なくないようだし。
成功おめでとう。
─村の通り─
レテにいも、沁みるのはいやなのかな?
[文句を言うイレーネに、自分を引き合いにしてこんな事を言ってみたり]
レェねえは、ランタン?
んとね、まだ、細工、としか言われてないんだ。
でも、じいちゃは、その形はディじゃないと作れない、って言ってたんだよ。
……なんでなんだろ。
[疑問の声を上げながら、長の家へと歩いていく]
―食堂「白雪亭」―
勿論。
説教付きでじっくり治療してやる。
[イレーネを目だけで見送りながら、レナーテにはきっぱりと答えた。
ユリアンの方をちらとだけ見て]
そりゃほぼ同じ意味だろバカが。
あー何とでも言え。
仮にそんなことがあれば脅してでも書かせてやる。
[何処から出て来る自信なのか、ウェンデルにはそう言い放つ]
―白雪亭―
配達は、そんなに大変じゃないからいいんだけど……。
[ウェンデルの生存確認にもなるし、とは流石に口にはしなかったが。
メモが役に立ってない事を聞かされると、いよいよ改善しそうにないような気がした。]
……それじゃ、後はもう身体に書くしかないね。
[とはいえ洗えば消えてしまうので、短時間しか効果は無いだろうし。ウェンデルなら身体に書いても忘れてしまいそうな気はしたが。]
仕事に一生懸命で
誰かの為に働くユーディは美しいと思う。
[細工を、と言う友人は引き止めず心配の言葉は吐かずに、
イレーナがついていくというなら道を明けて送り出し]
ふ、ふ、ふ。
やる気があったなら言わないぞ。
秘密がある。と、疑われる方が損だ。
[ぼやくレナーテにはそう笑って>>173]
軽い冗談。
レナーテが、心配する妹の気持ちをわからないやつとは、思ってない。
[かけられる賛辞の言葉には]
ありがとう、
"できたら"、もうちょっと増やしていく予定。
むぅ、みんな美味しいって言うんだよね、それ。
[ウェンデルとレナーテが食べている物を見ながら呟く。
そういえばまだ生なものは食べていない。
いないが、今は手は出さずにおいた。
好奇心より、苦手な青い味の方がまだ勝っていた。]
…どういうパンにすれば美味しくなるかなぁ。
[それでも、それでパンを作ろうとするのは何か本能みたいな物なのかもしれない。]
─食堂を出て行く少し前─
そうだね、妹同盟だ。
[あたしも同じことをする、といったミハエルの反応には同じように笑って。
姉のようだと言われると照れくさくて少し頬が赤くなった。]
大丈夫、エーリもミハエルのことはよくわかってるもの。
行かせてくれるよ。
[そう言って、ミハエルと同じように明るく笑った。
兄がユリアンの新作茸に手をのばす様子には、反応を見て楽しそうにくすくすと。]
─ちょこっと回想・了─
―白雪亭―
ああ。そういうことか。
[最初に自分の手で狩りをした日のことを思い出す]
[左手を握って小さく頷いた]
私にとっては当たり前になってきてしまったから。
鈍くて悪かった。
[ミハエルに軽く頭を下げて謝った]
─村の通り─
レナは結構我慢強いから。
どうせ包帯をまかれると動きづらいから、とかそんな理由だよ。
[兄についてユーディへの返答はばっさりとしていて。
怪我をおしても仕事をしようとするまじめな所は尊敬しているが、それで無茶をするところは直してほしいと心底思う。
ギュン爺から言われたことについては─]
ユーディもそう言われたの?
[驚きとともに、そう訊いた。]
―食堂「白雪亭」―
[親友に仲裁に入られ、小さく舌打ちした。
仲裁自体はたまにあるが、それがまた正論でもあるので]
ったく。
これくらいの荒治療は必要だってのに。
[それでもやや釈然としない風にぶつぶつと呟く]
―食堂「白雪亭」―
……確かにゲルダの手も魔法の手だよね。
[ユリアンには同意した。色んな意味が込められていた。]
そこにもっと色々な色があったらカラフルになりそうだよね。
赤とか、黄色とか。
敷き詰めたら案外綺麗かも…?
[言っておきながら最後は悩ましい顔に。]
……はーい。
でもさぁ。
[仲裁には不満そうな返事をしつつ、一度ゼルギウスを見て軽く睨む。]
鬼畜とかサディストって、ゼルギウスにぴったりじゃないか。
脅されても書かないもんねー。
ユリアンもああ言ってることだし、ちゃんといつもどおりとかせめて1.5倍なら考えてもいいけど?
―白雪亭―
大したことはないから。
[ゲルダの声に首を振る]
[何度目かの答えを口にして布を巻いた手を振った]
[チリとした感覚に少し瞬く]
ああ、持ってきてもらっているなら受け取るよ。
診てもらったら家に戻るから。
[ウェンデルには目を細めて]
逃げないと言っている。
そっちのは自業自得だろう?
顔色が良くなかったのも嘘じゃない。
それとも一緒に診てもらう必要があるのかな?
─村の通り─
動きにくいから。
……手とかぐるぐるされると、道具持ちにくいから、とかかな。
[ばっさりした回答を、自分なりに噛み砕いて呟く]
でも、痛いの残ってたら、ちゃんとできないのに、ね。
[何気に、実経験なのはさておき。
驚いた様子で尋ねられた内容に、ふに? と声を上げて瞬いた]
じゃあ、レェねえも? ……不思議、だね。
じいちゃは、ディは形をそのちゃんと知ってるって、言ってたんだよ。
[レェねえも言われた? と。問いかける頃には、長の家は、もう目の前で]
ふに……とにかく、じいちゃに聞いてみよっ。
[考えてもわかりそうにない、とあっさり考えるのを投げ捨てた**]
―食堂「白雪亭」―
そう言ってくれると助かる。
でも、うん…
今回は行くよ!写本もないし。
[忘れない心持ちはあるようだ…]
手とかってよく使うから、書いても消えちゃうし…腕?
こすれたら消えちゃうかな。服が。
どうすればいいのか、僕にもわからないけど、うん…。
薬に頼るのだけは止めておく。
[ゲルダに至極真剣な顔を向けた。
その後で、ぎょっとしたように緑のきのこを見て、]
嫌いなのにパン作るの!?
[ミハエルが首を傾げる様子には]
ああ、今日も可愛いなと思って。
[それが誤魔化すようであったのを見破れるのは、きっとゼルだけだっただろう]
気持ちはわからなくもない。
[まだ舌打ちを残したりなどはしていたが、幾分か落ち着いた様に見えるゼルには共感の言葉を添えて、なだめる様に。
なおも言葉を続けたウェンデルには]
ウェン、人に心配かけて迷惑をかけてることは自覚した方がいい。
レナーテも、ああ言ってる。
[複数人からの言葉もあれば、ウェンデルも納得するだろうか]
/*
自分だけがわかる形=聖痕
なのだけど、上手く伝わってる……かにゃ?
とにかく、寝るんだよ……ねむいと、いろいろ、すべるん、だorz
ウェンが健康になったら、そのキノコ畑できたときに見せてやる。
[ウェンデルの言葉に、観賞用の畑を作るのも悪くはないなと思ったりもして、
ゼルギウスとのやり取りの件も含めて、そう答えておいた]
─────…。
[ユリアンを見やり翠の瞳にきのこ畑の主を写して、瞬く。逸れた視線を追うも、首を傾げるだけで──何を言うでもない。ただ、瞬時、ついと細めた瞳の色は、レナーテへ狩りへの思いを語ったときと同じ静かな翠。
>>197 レナーテからの謝罪には、
──うん。とひとつ頷き]
わがままとは思うし厄介だとも思っているが、
体験と知識、共にあってこその
生きる語りだとボクは思うのだ。
生きた語りのために、…ご助力願えれば幸いだ。
──にぶい。と、謝罪も受け取っておくとするが。
[に。と、最後に、目を細めて笑った。]
─村の通り─
多分ね。
本当に、後のこと考えたらそれが良いか悪いかなんてすぐわかるのにね。
[ユーディの言葉に頷いて。
実体験なのは気付いたものの、それを言えばまたユーディが気にするだろうと口に出すことはせず。
続いた疑問には、そうだね、と同意した。]
それも同じだ。
レネならわかるから、大丈夫だよって言われたんだけど…
[と、話の途中で既にギュン爺の家の前にきていることに気付き。]
そうだね、本人に聞いた方が早そうだ。
[頷いて、ギュン爺の家の戸をたたいた。]
―白雪亭―
説教は短くお願いします…。
ついでに大事にされると動きにくいので簡単にしてもらえると。
[ゼルギウスの答えには下手に出た]
[薬でも何でも世話になる頻度は高いので元から強くは出られない]
難しそうなのか?
上手くいくといいのだけれど。
[イレーネも気に入っていたみたいだしと呟く]
パンも良い作り方が見つかるといいね。
[試作品は滅多に食べる機会がなく]
[一生懸命考えているゲルダにも穏やかな微笑を向けた]
あれはまさかここでゼルギウスに会うとは思っていなかったからで…
[レナーテの言葉に、少しばかりうろたえた声。
また怒られると思っていたと言外に滲ませた。]
っていうか。
レナーテは怪我をしすぎだと僕は思うよ。
僕より酷いじゃないか。
気をつけないと、イレーネが泣くよ。
[じっと見てみる。]
[ユリアンから付け加えられた説明にも表情は変わらず>>204]
……………。
[ただ、手元で本を、右手に左手と受け渡していた動きだけが、ぱたり。と一時停止した。]
……。心にもない事を言うと誤解が広まるぞユリアン。
[ごく真顔でそう付け加えた。]
―白雪亭―
[イレーネのように悟る事は出来ず。
レナーテに大した事はないと言われれば、そう?とまだ心配しながらも、結局は信じる事になる。
が、手を振った後の瞬きに、やっぱり痛いんじゃないだろうかと思って治療の様子を見ていたり。
申し出にはこくりと頷いて、近くのテーブルに篭の中身を置いておいた。]
じゃ、これ。
この間の蜥蜴のお礼も一緒に入れてあるから。
[袋の中には、木苺や蒸しパンのような甘いものと、香辛料の利いたパンがいくつか入っている。
甘いものが苦手かどうか、そういえば聞いていなかったので両方入れておいた。]
それからユリアンも蜥蜴の肉欲しいって。本人から聞いた?
[先にユリアンの方がレナーテと遭遇していたので、もう聞いていただろうかと思いながらも伝えておいた。]
[ゼルギウスには文句を言うものの、
ユリアンに言われては、押し黙った。
対応の差が明らかすぎた。]
わかった。
ちゃんと、食べ物は食べるようにする。
心配かけてごめん。
[素直に謝って。
しかし、続く言葉にはちょっと不満げな顔になる。]
一応健康だよ、僕は。
病気でもなんでもないじゃないか。
きのこ畑は楽しみだけどさー。
/*
本当はただのactミスとかメタでいえないwww
いや、可愛いのは事実だと思いますよ、実際問題ねw
嘘は言っていない。
誤解を招く表現なのはわかってるw
―食堂「白雪亭」―
[ウェンデルからの視線にはじろりと睨み返した]
調子に乗りやがって。
いっそ診ねぇって選択肢もあんだぞ?
[低い声で呟いた。
けれどこちらにではないものの、本人の謝罪の言葉を聞いて]
……次はねぇからな。
[渋々矛先を収めた]
―白雪亭―
ああ。
[ウェンデルのうろたえ声は共感できたので頷く]
…どっちが酷いかはさておくとして。
それもあるからなおさら大事にはしたくないんだよ。
本格的にまずそうだと思ったら自発的に行く。
[そこまでになってしまうこともそう多くあっては困るもので]
[結局逃げ回る姿が日常茶飯事になる]
[それとは別に治療を受けるのが嫌いなのもあるが]
ここ最近はちょっとね。
頼まれの関係で大物狙いが続いたのもあって。
[いけるとなると効率優先で動いてしまうことへの後ろめたさもある]
[じっと見つめられると目を逸らしてしまった]
―白雪亭―
あはは、じゃあ待ってるから忘れないでね。
[ウェンデルがちゃんと来れたら、よく出来ましたと甘いパンをオマケしようかと思ったが、食べられずに忘れられそうな気がした。
ふと、こういう時にこそヒカリゴケのパンが必要なんじゃないかと悟りのような物が生まれたが、それはまた別の話。]
だよね、手や腕は…。服…服もなぁ。
うん、そういう薬は使わないのが一番なんだから。
[物忘れ対策は、どうにも進みそうにないが。
心持ちがあれば、いつか改善する、かもしれない。
ぎょっとした声には、逆にきょとんとした顔で。]
だって、ウェンや皆には美味しいんでしょ?
それなら、美味しいパンになるかな、って。
[問題があるとすれば、味見が味見にならない事なのだが、ベクトルが違うだけで普段と変わりない事にはまだ気づいていなかった。]
[ミハエルから真顔で返された言葉には]
まぁ、嘘ではないはずだ。
誤解は、どうだろうな。
[可愛いというのは事実だと思っている。
ゲルダから声を掛けられると]
ああ、忘れてた、蜥蜴肉、レナーテ少し分けて欲しい。
ただ、急ぎじゃなくてもいい。
[怪我の治療とかそういう話もあったばかりなので、そう付け加えておいた。
ウェンデルの対応には、苦笑を一瞬漏らし]
心配されるってことは、そういう見た目や状態ということだ。
[反省する様子も見られたので頭をくしゃくしゃと撫でておいた]
―白雪亭―
いや。立派な姿勢だとは思う。
無理な所は無理とさせてもらうけれど。
適う限りは協力できればとも思うよ。
[ミハエルにはしっかりと紅瞳を向けて答えた]
[最後に目を細めて笑われるともう一度軽く頭を下げる]
[鋭くはなれそうにもなかった]
─ギュンター宅─
ギュン爺、こんばんは。
ききたいことがあるんだけど、いい?
[扉はほどなく開き、家主にそう言えば快く中へと招き入れられた。
何がききたいんだと聞かれると、ユーディと一緒にか、どちらか片方かから同じことを問うただろう。]
ねぇ、あたしに頼んでたあれ。
一体どんなものを作ればいいの?
[そう言うと、ギュン爺は少し哀しそうな顔をしてから、ユーディとレネ別々に話がしたいと言われ、それぞれ別の部屋へと通された。]
―食堂「白雪亭」―
まあゼルギウスが素直じゃないだけで、そんなことを言いながらも僕が倒れたらちゃんと見てくれるのも、僕は信じてるよ。
心配するなら素直にしてくれていいのに。
[睨まれて、ちょっとひるんだものの。
言葉を聞いては笑顔で返すのだった。
やっぱり調子にのっている。とても調子に乗っている。
レナーテがわかってくれた様子には、うんうんと何度も頷いて。]
ちっちゃい怪我でもレナーテのは、イレーネは心配すると思うんだけどなぁ。
そもそも本格的とか、レナーテの場合はかなり酷いことになりそうな気がするんだけど。
血まみれとかさぁ。
[目がそらされても、じーっと視線は動かさなかった。]
―食堂「白雪亭」―
[思考を切り替えるべく一度頭を振って]
善処はする。
説教については保障しねぇが。なんせ今までのが溜まってるからな。
[レナーテの申し出に答える声は幾分か落ち着いていた]
……見上げた根性だな。
[ついでにゲルダのパン作りについて洩らした言葉は褒めているのかどうか]
―白雪亭―
ありがとう。
また予定外が出たら教えるよ。
[ゲルダからパンを受け取る小蜥蜴の出所]
[籠に仕舞う動作は左右どちらの手も自然なもの]
ああ、木苺の。
これは特に好きなんだ。
[嫌いなものはほとんどない]
[嬉しそうに微笑んだ]
そうだったか。小さいの一包みなら残っているのだけれど。
必要なら家に戻ればまだもう少しあるから。
ゲルダの分も戻ってからだね。
[ユリアンに包みを取り出して示す]
[前に会ったそのままなので挽肉は持っていなかった]
[注意だか忠告じみた台詞を投げて、手の中の本を胸に抱きなおし]
ふ、ふ、ふ。
[>>175 情けなく睨んでくる筆記者に笑ってみせた。]
怒られるよりはまだいいだろう?
うん。
たくさんのモノを見て、知って、覚えて、
ウェンに書いて残してもらうえたら幸せだ。
きっと、
嫌と言うほど、
ウェンはボクの話をきく羽目になるな。
[く、く、く。と笑って]
うん──ありがとう。
無理な事は無論無理でいいのだよ。
おそらく慣れぬボクでは、その判断もつくまいからな。
[>>217狩りの話にはこく。と、真顔に返し]
……。レナーテは、真面目だ。
[後段のもう一礼には別の感慨を抱いた声音でひとり頷いた。]
今もらえるなら。
量はそんなになくても大丈夫。
[レナーテにはそう答えて、ゲルダに渡される包みとか見ながら家においてきたパンのことを思い出したりしていた]
─ギュンター宅 個室─
[ユーディより先だったのか後だったのか、ギュン爺と1対1で話すことになり。
一体何だというのだろう、と首を傾げながらもギュン爺が来るのを待って。]
─…あ、ギュン爺。
何、一体どうし…ギュン爺?
う、ん。そりゃ知ってる、けど。
─ え?
[部屋に入るなり、「死神の降る刻」という話を知っているか、と問われ面食らうもののかろうじて頷き。
続いて言われた言葉に、思考が止まった。]
あぁ、だから。
そっか、それじゃ…その花をモチーフに作ればいいんだね。
[悲痛そうに眼を閉じるギュン爺とは対照的に淡々と、微笑みさえ浮かべながらそう言って。]
―白雪亭―
頑張るよ。
迷惑ばっかかけるわけにはいかないしね!
[ゲルダの言葉にしっかりと頷いた。
忘れはしないもののおまけは恐らく、しっかり硬くなってから食べることが予想出来る。
が――ヒカリコケのパンは違った意味で硬くなりそうだ。]
いろんな意味で危険だからね、薬。
[しかし世の中はそんなに甘くないのかもしれない。
おそらく以前よりはほんの1%くらい、物覚えの良さは上昇しているかもしれないが。]
でもゲルダにとっては不味いんでしょ、あれ。
だったら味も確かめられなくないの?
確かめても全部まずく感じるとか、そんなことになるんじゃないのかなぁと思うんだけど…。
―食堂「白雪亭」―
[ウェンデルの声が聞こえれば眉が寄る。
……が、耐えた。
なんだかんだで手遅れ以外は放置したことがないというのは事実なので]
……準備ができたら言え。
[代わりにレナーテにそう声を掛け、再び待つ体勢に入った]
―白雪亭―
小さいのも目立たないようにしてるのだけれど。
イレーネは勘がいいから。
…そうならないようには常々気をつけているよ。
[隠すのが下手すぎだという噂もある]
[血まみれ姿は見られたことのあるゼルギウスが目の前にいた]
[誤魔化そうとしてみたけれど視線が痛い]
というわけでゲルダと挽肉の約束もしているから。
よろしく頼みます。
[嘘ではないが渡りに船とも思って笑いながらゼルギウスに答える]
[最後の一口を急いで食べると立ち上がった]
ごちそうさま、ベッティ。
[ユリアンになでられるのは、うわっと言いながらも避けはしない。
金の髪はふわふわくしゃくしゃになる。]
うーん、それじゃあきのこ畑を見るのは随分後になりそうだ…。
ちゃんと一日一回は家を出るとかにしたら、心配かけなくなるかな。
[真剣に悩みつつ]
まあユリアンに撫でられないくらいになればいいのか…。
─ギュンター宅 個室─
ねぇ、ギュン爺。
あたしに頼んだ理由がそれってことは─…
…ごめん、なんでもない。
[脳裏によぎったのは、ユーディのことだったが。
問うてはいけない気がして、訊くのはやめた。]
そうだって言ったって、絶対…ってわけじゃないでしょ?
…大丈夫、頼まれたものはちゃんと作るよ。
だから…そんな顔しないで。
ギュン爺のほうが、死んじゃいそうな顔してるよ。
[そう言って、困ったように*笑った。*]
……。可愛い。というのは
ユーディのような子の事を言うのだよ。
[本を抱いて、ユリアンには、べ。と、軽く舌を出して、そう返した>>216。
ウェンとレナーテの会話にそちらを見、]
狩りについては怪我をしているなら、
きちり。と治してからが嬉しい。
[無理を強いたいわけではないのだよ。とそう言って]
薬師の腕に期待して、
その間に、ボクはエーリ兄に許可を得てくる。
イレーネのおかげで、長年の案件にカタがついた。
[レナーテの言葉には、それだけイレーネも心配してるからだろうと思ったが、いつもの様に口にはしない]
ああ、一日一回は外にでて体を動かすといいな。
その方が健康にもいい。
[撫でられないくらいにといわれれば微かな笑みを浮かべて]
そうだな。
[と、さらにくしゃくしゃと頭を撫でた]
―白雪亭―
美味しかったよ。
[またよろしくとベッティに微笑む]
じゃあこれを。
[最後の包みをユリアンに渡す]
[ゲルダには頑張ってと応援の声を掛けた]
はい、お待たせしました。
[ゼルギウスの方へと歩み寄る]
―白雪亭―
[ウェンデルの決意にうんうん頷いて。
これは頑張ってヒカリゴケのパンを作ろうと、間違った方向に決意が固まっていった。]
正しく使えば大丈夫だけど…。
使わないにこしたことはない、のかな。
[とは少しゼルギウスの方を見ながら言った。
ウェンデルの微細な成長は流石に傍目で分るものではなかったので気づけなかったが。
きのこの事を尋ねられれば。]
あ、うん。
………判定はエーリに頑張ってもらう。
[とはいえどのパンも自分で一度食べるのが常だったが。
自分で食べる分は、可能な限り小さくしようと思った。]
[調子に乗った筆記者は簡単には止まれない。]
照れ屋だよね、ゼルギウスは。
ユリアンはそう思わない?
[しかしなでられては、少しむっとして]
ええい、すぐになでられなくなってやるんだからな。
まあちゃんと運動もしようと思っているよ。
―食堂「白雪亭」―
……あまり張り切んなよ。
[周りが大変だから、とまではゲルダに対して言わなかった。
若干毒気が抜かれているらしい]
じゃあ行くか。
[レナーテに頷き、席を立つ]
[レナーテの様子には、ちょっと疑わしげな視線を向けて。
それでも治療を受けに行く様子には、ちゃんと手を合わせておいた。]
がんばってねー。
[ベッティに改めてご馳走様を言って、]
ゼルギウスは、治療のときに、
優しくしてやるといい。
そうすればきっと少しは怖がられないぞ。
[何故か言葉遣いの改まるレナーテに瞬いて笑い>>235]
ななしきのこのパンは
試食が楽しみだ。
タイミングが合うといい。
[そう言って、またあとで。と、ひらり手を振って白雪亭を出た。]
―白雪亭―
じゃ、またね。
[店内に残っている者達に手を振りゼルギウスの後に続く]
[ウェンデルの言葉にうっかり笑って口元を押さえた]
[その決意を知ったら、なにがあっても店に近づかないことだったろう。
いつもの如く物忘れを発揮すれば良いとでも思ったかもしれないが、生憎読心術のスキルはないのだった。]
副作用はごめんなんだ。
[さっきそんなこと言っていた気がする。というような目でゼルギウスを見て。
それから、ゲルダの言葉に、あぁなんて頷いた。]
そっか。
判定…。
うん、間違いないね。エーリッヒがしてくれるなら、きっとだいじょうぶ。
[生贄がんばれ!とでも心で語ったかもしれない。]
おいしく出来たら僕も食べてみたいな。
ゲルダのパンも好きだから。
さて、僕もそろそろ家に戻ろうかな。
ベッティの料理がおいしくて、つい食べ過ぎちゃったよ。
[ミハエルのその様子とかが、可愛らしいとは思うのだが口にはしないでおいた、
代わりに肩をすくめるだけにした]
んー、ゼルは照れ屋というか、
[不器用と言う言葉が頭に浮かんだが口にはせず]
まぁ、それだけ心配してくれてるってことだ。
[むっとする様子には]
まぁ、そうしてるうちはまだ撫でられる対象だな。
[ゼルギウス達には]
ああ、一緒にいく。
じゃあ、またな。
[最後にぽんぽんとウェンデルの頭を撫でて、ゼルギウスの後についていこうと席を立った。
結局食堂にきながら何も食べていなかったことは、誰も咎めはしないはずだ]
/*
いやなんてか、
ウェンのがゲルダのパンに副作用があるような文章に見えたとか、そんなどうでもいいことをCOしてみる。
―白雪亭―
[ミハエルの言葉>>240が耳に入ったので、優しいゼルギウスを想像してみた。想像できなかった。
ゼルギウスには>>238大丈夫、と言いながらこくりと頷いた。周囲の心配までされているとは思っていない。
レナーテのさっきの挙動が見間違いだったように、包みを受け取る動きは滑らかで、大丈夫そうかな、と思いながら。
木苺を喜ばれれば嬉しそうに。>>221]
よかった、それじゃ挽肉のお礼は木苺のかな。
じゃ、店番もあるし店で待ってる。
ウェンも、後で忘れないで。
ちゃんと来れたら、好きなの一つおまけしてあげるから。
[最後はそう笑って言って。]
―食堂「白雪亭」―
[レナーテに先立って白雪亭を出ようとし、
だがやはり我慢ならなかったようで、やや方向を変えてウェンデルの元へ。
頭に向けて拳を振り下ろしておいた。威力は定かではない。
ちなみに口こそ悪いが、普段は手を出すことは滅多にしない]
……また来る。
[そしてそのことには一切触れずに扉の前まで戻り、ベッティに一言言って外に出た]
[親友の行動には、肩をすくめて]
ウェン、感謝の気持ちは後で気付いても遅い、覚えておくといい。
[そう言葉を残して、食堂を後にした]
―村の通り―
ったく、どいつもこいつも。
[言葉は返さなかったものの聞こえていたミハエルの帰り際や照れ屋云々という言葉を思い出して、道中も機嫌はよろしくなかった。
自宅に着くまではそんな調子で、話し掛けられれば不機嫌さを引き摺ったまま答えただろう。
そして親友に問おうとしていたことも今は*忘れていた*]
/*
久々で色々感覚が掴めな い。
なんか不快にさせてたら申し訳ない。
でもウェンとの掛け合いはちょっと楽しかったです。
[白雪亭を出て行く前にウェンデル相手ににやりと笑う>>232。]
ふ、ふ、ふ。
楽しみだ。
なにせボクの将来の大きな夢の候補のひとつだ。
本は何しろ。
ボクが────…、
[一瞬だけ間があって、]
── 言葉と語れば、後にも。ずっと、ずっと、
カタチとして残るものだからな!
[にぃっと笑って]
―村の通り―
[不機嫌そうなゼルギウスに、レナーテと後ろをついて歩きながら、顔を見合わせたり。
今は何も言わないでおいた方がいいだろうとそう思ったので、道中の言葉も*少なかった*]
[肩をすくめるユリアンからは、ふいっと視線を外して、た、た、た。走って外に出た。]
─村の道─
[道行、忙しそうに走りながら、
頭上に手をかざす。]
見たい、のだろうか。
[ぽつりと誰にともなし、呟く。]
……。
ボクが、見たことのない星を望むように。
彼らは。
…… 花を、見たい──の、だろうか?
[呟くのは師から聞いた──いのちを狩る、死神の話。その時期の歌を初めてきいたときから、知りたいと願う気持ちは強まって、毎日が忙しく感じるようになった。]
……。
[中央広場を横切ればいつも水の絶えない泉がある。
村の家々が目に入る。畑も。家も。見覚えた風景。]
正式に、語り部を継げるのは、
… 生き延びたものだけだから──
ウェンには、
……未熟な見習いの歌でもいいか、と、
訊いた方が、いいのかもしれない。
[──かな。と。エーリッヒの家の扉の前に辿りつく頃、小さく笑った。]
─エーリッヒの家前─
[ここん。ここん。と素早く二度、扉をノックして]
エーリ兄?
エーリ兄ー。
[声をかけて──断りはしつつも出迎えがある前に扉をあけて、廊下を行き]
エーリ兄。
兄にお願いがあってきたのだけれど──
──しごと中かね?
[奥で、色の作製をしている姿に、時間は取れるだろうかと訊ね]
もしかしてこれはユリアンのきのこの色かね。
[邪魔にはならないように。の、気遣いは最初だけ。
気になれば仕事場の中で、作業をじいいっと注視する。]
うん。
レナーテとイレーナに狩りに連れて行って貰うので、
── エーリ兄の許可がほしい。
[ダメだろうか。と、簡単に説明をして兄に許可を求めた**]
―村の通り―
[不機嫌な薬師に声を掛けるのは躊躇われ]
[ユリアンと顔を見合わせ言葉少なく歩いてゆく]
[左手首辺りまでの傷は触られればまだ痛む]
[治療で前腕まで捲られるとそこにあるのは蛍袋]
[鮮やかな姿に首捻るのは*本人だけだろうか*]
[そんな話をしていると、やってきたのはキノコのおにーさん(>>94)]
あー、ユリにぃいらっしゃーい。
食事ねー、すぐ準備するよー。
[そうして、残りのスープを掻き込むと、キノコを受け取り厨房の奥へと。
スープを温め直しつつ、先程受け取ったキノコと先立って受け取っていたキノコを見て、]
さて、増えた。ちょうど人も集まっているからちょっと出してみるか。
[とりあえず、スライスして生のまま一口ぱくり。]
……うーん草っぽいというか、青っぽいというか。
あと思ったよりも味が薄い、と。原因は水分?
んー、とりあえず乾燥はユリにぃが手を出すだろうから少量だけ回して、味を足す方向で。とりあえずは、これとこれに漬けておこう。
[ブツブツと呟きながら、いくつかの調味料と香辛料と一緒にぽぽいと壷に放り込んで行く。]
[そうして一通りの感想を聞いていたが、]
……そろそろ仕込みしとかないと間に合わない、かな。(ぼそり
あ、わたしはちょっと奥引っ込むけど。お店はもうちょっと開けとくから、ゆっくりしていってね。
[そう言って、食事の済んだ食器を集めると、ひらひらと手を振って奥へと消えていった。
ちなみに、イレーネの分のお残しは小さい鍋に移して、あとで温め直せる*ように*。]
─ギュンター宅─
じいちゃ、こんばんはなんだよー。
[イレーネと共にやって来た長の家で、ちたちた、と手を振る]
うん、ディも、こないだお願いされた細工のことを聞きたいんだよ。
[中に通されると、イレーネの問いに言い添えるように自分も問いかける。
別の部屋で、と言われ不思議そうに瞬くものの、大人しくそれに従った]
─ギュンター宅 個室─
[個室に通され、長が来るまで室内をちょこまかと。
壁に飾られている細工は母が作ったものだという。
材料のビーズは、父が作ったものだと。
もっとも、父は材料の水晶をとりに奥にいったきり、戻ってこなかったらしいのだけれど]
……このいろ、綺麗だなぁ……。
[薄紅の水晶をつつきながら呟いているところに入ってきたギュンターは、そんな様子に僅かに目を細め。
それから、椅子に座るようにと声をかけてきた]
はぁい。
それで、じいちゃ……ふに?
[座って向き合うと、始まったのは『周期』の話。
無意識か、左手が右の肩に伸びて、ぎゅ、とそこを掴んだ]
……『死神』の降る刻。
うん……かあ様に聞いてるんだ。
…………『しるし』、なのだよね?
[こてり、と首を傾げながら問う表情は、いつもと違って泣き笑いのようなそれ]
じゃあ、『これ』の形に作ればよいのだね。
わかったんだよ。
[返された言葉に頷くときは、既にいつもの幼い笑顔。
翳りなどはほとんど見えない]
でも、あおいろのビーズ、足りるかな?
『これ』、ちょっとだけ、難しいんだよ、じいちゃ。
[右肩をも一度ぎゅ、と掴んでから言って、次に目をやるのは傍らの籠。
その様子に、やりきれない、といった面持ちで頭を撫でる長を、上目遣いに見上げた後]
そうそう。
じいちゃ、かたつむりは今日も元気だったよ。
[はた、と思い出して、そう告げた**]
─自宅─
へっくしゅん!
[作業中、急にくしゃみが出た。染色粉のせいかな、なんて考えつつ調合を続ける。食堂で噂されていたなんて知る由もない]
ん、ミハエルどうしたんだ?
[ノックと聞こえた声に視線をそちらに向けた。遠慮気味にしている様子に、構わないよ、と答える]
ああ、あれはまだ抽出してないんだ。
今はちょっと違うのを。
それで、何の用だい?
[作業台の上にはヒカリコケの粉末、赤、黄、緑、青、茶、白の染色粉が並んでいる。それらを使い、色の調合をしていたようだ。切りの良いところまで作業を進めてから、ミハエルに視線を戻して要件を聞く]
狩りに?
んー、あまり危険な場所には行って欲しくないけど…。
…そうだなぁ、イレーネも一緒なら、いつもレナーテが行ってるような場所までは行かないだろうし。
レナーテも居るなら大丈夫かな。
行っても良いけど、ちゃんと二人の指示に従うんだよ。
あと、自分から危ないことはしないこと。
良いね?
[話された内容に少し考え込んで。共に行く者の適性を考えた後、注意を追加しながら許可を*出した*]
「狩りなぞに行かせて良かったのか?」
ん、あの二人が一緒なら大丈夫。
それに……好きなことやらせてやりたいから。
いつ、消えちゃうか分からないからね、今は。
[柔らかくも儚げな声で『死神』に返す]
今周期が来なかったら、あの子はもっと時間を持てたのだろうけど。
そうもいかないからさ。
「……なるほどな」
/*
死神と何を話してるんだろうか俺は。
妖魔の死神設定どうにも安定しない(めそ
何故この死神が居るのか、刈らずにただ存在する理由は何か。
ここが上手く決められなかった…。
華を見たいって、そんなもん外で見てろよwwwwwって話だ(笑)。
[出て行く人達は見送って。さてパンは期待されているし、とりあえず帰って考えようと思い。
ベッティに運んでもらった食事を平らげてから席を立った。]
ベッテイごちそうさま。美味しかった。
[また宜しくねと言いながら、白雪亭を後にした。]
ーパン屋ー
[自宅兼店に帰り、店側になっている方の扉の鍵を開けておくと、品物を並べる間にもぽつぽつお客はやってきて、暫くは対応におわれてゆく。
だいぶ捌けた頃ひといきつくきながら、またパンの事を考えていた。
ちらと、作業場の方を見ると、ユリアンから貰った袋に目がいく。
緑のきのこ。そういえばまだ生では食べていない。
近づいて、一つ取り出した。
鮮やかな緑を両手で掴んでじぃと見る。焼いたものは美味しくなかったが。生はどうだろう。]
生なら…美味しい?
[よせばいいのに好奇心と探求心と、嫌いだと言った時に何やら感じた視線とかも後押しになって、丸のまま、ぱくりとかじってみた。]
………………………………………………………………………………………。
[たっぷりそのまま10秒は固まった後で。
だー、というような勢いで涙が出てきた。
結論。生はもっと青くて駄目でした。]
―白雪亭―
[しかし平和は長くは続かなかった――
というわけではなく、調子に乗りすぎていたのにブレーキがかかったのは次の瞬間。
頭に35程度のダメージ。]
っ〜〜!
ゼルギウス、ひどい!
[安心しきっていたウェンデルが避けられるはずもなく、去ってゆく後ろ姿に文句を怒鳴る。
も、ユリアンの言葉に少ししょげた。]
いっつも苛められるんだよ…。
たまには仕返ししたくなるじゃないか。
[出て行くのには手を振る。
ほんのちょっと謝ったほうがいいかも、とか思っているのは、今のところ態度にだしてはいない…積りだが、ちょっとそわそわとしていた。]
―村の通り―
[先ほどの白雪亭でのやりとりを思い出しながら]
いつか撫で返すか。
[その言葉に思うところはいくつかあり、呟くような様子]
まぁ、元気なのはいいことだ。
[一緒に歩く二人はどんな反応を返しただろうか、
歩いてる途中、一度苦笑をもらし、何か突っ込まれたならば]
んっ、まぁ思い出し笑いみたいなもん。
[二人にはそう言って誤魔化していた]
[聞こえたコエに苦笑をもらしながら、
一緒に歩く二人からは何か突っ込まれたかもしれない。
まだ何も知らない様子の彼女に、知らせるべきかどうか、知らせるならばどのようにか、今はそれが悩みの種]
むずかしい……
[無意識に、小さくもらした呟くようなコエは、かすかに向こうにも聞こえていたかもしれない]
─エーリッヒの作業場―
[許可を得て入る部屋の中には染める前のまだ白い布や鮮やかな赤や落ち着いた青の染料。エーリッヒの作業場には、とりどりの、普段一度には目にすることのないくらいの色が在る。]
……みどりはみどりでも、どれも違うみどりだ。
[最初は恐る恐ると入るも、ほあ。と、作業途中の部屋を見回す。感心したように、作業台の上の色を見てまわり、
>>268 ユリアンのきのこがまだ、との言葉に
こくりと頷いて諒解を示し]
──ふむ、む? 違うの?
[きょとん。として誰の依頼だろう。と、瞬いた。]
[作業を邪魔しない範囲で本を抱いたまま
きょろきょろと周りを見回す。]
ああ、──うん。兄の心配は勿論ありがたく思う、
思うがしかしでも、今回連れて行ってもらう場所は、
イレーネでもいける場所だと言う。
レナーテからもきちんと二人のいうことを聞いて、
従うようにと約束をしてきた。
だから。
…う、う、う。だめか?
エーリ兄に許可を貰うのも、二人との約束のなのだ。
[前置きの様に置かれる間に、ここで引くわけには行かないと、やや急いた口調で説明を加える。結論が出るまでの間、ぎゅむと本を抱く手に力を込めてじいいと上目遣いに兄を見上げ]
[考えの間の後、──行っても良い。と、許可の一言。]
───ほんとうかね!
[ぱっと瞳の翠が、光差したように明るくなる。]
指示には勿論従う。そこの判断においては
レナーテとイレーナを全面的に信頼する。
危ない──ことは、…。
うん。危険そのものを、望むことはしない。
[──が、最後の念押しに、少々持って回った答えが返った。]
… い、いや。本当に。
危うさそれ自体に引かれる事はないとは断言するぞ?
[淀む言い回しへの兄の視線にぐるりと翠が部屋を見回すように逸れて、最終的にエーリッヒへ戻り、やや慌てて付け加える。]
─自宅・作業場─
[違うの?ときょとんとする様子には笑みを返すだけで。注意に対し言い淀む様子に、じぃっとミハエルを見詰めた]
……絶対だよ?
[疑うわけではないが、更なる念押しとしてそう言葉を紡ぐ]
/*
ギュンター占うよ!って、表でもだしたい。
が、上手くいくだろうか。
[なにせ喉がない。これはひどい]
明日には消化した方がいい課題。
・ユリアンのきのこの名前
ウェンに語りを話すのは、早めにできるといい。
レナーテ&イレーネの狩り場へは、行く事自体は、折れても美味しいので、がつがつはしなくても良し。
狩りについての会話を出せたので縁故を投げた目的の半分は消化。ただ、もうちょっと掘り下げた会話をしたいところではある。
逆に兄にした星絡みの話題の思惑は、さくりと早めに今日明日に語ってしまった方がいい気もしている。
…。エーリ兄へは、妹に縛っててすまない が な…っ!
中
しかし今回中身がわかんにゃー。
限定二人は除くとして(
あ、あきかさんはレナーテかと思った。
ロコアさん…あれー。ゼルだと思うんだけどなぁ。
発言数だけ見たらミハエルなのが(
めいさんもイレーネだと思うんだけどなぁ。
―村の通り―
[2人より少し先を歩いていて、その上苛つきが頭の大半を占めている所為で、小さな声には気がつかなかった。
少しばかり頭が冷えて来た頃、漸く思い出したように一度振り返る]
……何だ。
[ユリアンが苦笑したのが視界に入って問うた。
返答を聞けば軽く眉が寄ったが、追及することはなかった]
―自宅―
[相変わらず先に歩いてやがて自宅に着くと、真直ぐに奥に向かう。
診療の際に使っている個室に2人を通した]
そこに座ってろ。
[レナーテには石の椅子を示して指示する。
ユリアンに対しては何処にいようが特に何も言わない。
机の上のランプにヒカリコケを入れ光を灯してから、己は一度薬を取りに別室に引っ込んだ]
─エーリッヒの作業場─
ぐ。
[>>282 兄の濃い翠が目の奥までを覗くのに呻いた。]
……、……。
…今回は……目的の為には仕方ない。か。
エーリ兄が心配するなら、ボクは──
危険を乗り越えてしまう探求への欲求を我慢をする。
[無垢な子どもほど無知ではなく、火が熱いものだと知っていても、それがどれほど熱いのか。と、好奇心が疼けば手を伸ばしかねない性格の語り部見習いの──絵描きの妹は、今回については、兄の念押しに折れることにした様だった。]
レナーテとイレーネに迷惑をかけるわけにもいかない。
危険だ。──と思ったことはしない。
[イレーネにしたように、受諾を示すように大人しく復唱した。]
―村の通り→ゼル宅―
[この場では深くは追求しなかった親友に心の中で感謝しながら、
それも含めてこの親友には話しておくかとそう考えていた。
しばらくしてゼルギウスの家に着くと診療所に通されて、
自分は壁際に立ちながらレナーテが治療されるのを見ていた]
ゼルの仕事見るのも久しぶりだ。
[自分が世話になることは少なく、今の自分には親兄弟もいないので誰かを連れて行く機会もない。
まだ自分が畑を引き継ぐ前ならば会う機会も多かったので、なにかと見る機会も多かったのだが]
─自宅・作業場─
うん、よろしい。
[ミハエルに向けていた表情を柔らかい笑みに変え、手の染色粉を払ってからその頭を優しく撫でた]
くれぐれも気をつけて。
面白い発見があったら、俺にも教えてくれよ?
[一頻りミハエルの頭を撫でると、手を離し。もう一つ、言葉を連ねた]
?
[きのこを口に咥えたまま、微かに聞こえた声に辺りを見回す。
とはいえパン屋に今は客もおらず、一人きり。]
そらみみ、かな。
[とは思うだけ。
思っただけだったから、声はこちらに零れておちた。]
/*
しまった、皆ほとんど略称で呼んでるんだからユリアンもユーリとか呼べばよかtt
うん、今更だね!(爆
まぁ、ミハエルとかゲルダとかそのままで呼んでるし。
ところでユーディ可愛くて死にそうなんだがどうすればいい。
この可愛さからすると中はろこさんだろう。(爆
ていうかー、恋愛ってーどうすればいいんでーすかーーーー。
─エーリッヒの作業場─
[じいと向けていた目が兄の仕草を追い。頭にのせられるのに、ほっ、と安堵したように肩の力を抜いて]
エーリ兄は……
[ただ、撫でられる手の下から見上げる翠が瞬いて、僅かばかり考えるような間が開いた。じっ、と猫目の翠は、同じ名の色で違う彩を持つ兄の顔を見て]、
それは、確かに危ないかもしれないとも思うけれど、
それをわかっていてもやりたいことがあるとしたら、
そういうときは、
[ほんの少し不安そうに、問いをひとつ口にしかけて]
うん。
気をつける。予測がついていれば
そう怪我をすることはないと思う。
[離れる手と、続く言葉に、ふふ。と笑って、運動神経には、多少なり自信があると伺える顔でそんな事を言い]
勿論だ。
面白いことがあったらエーリ兄にも伝える。
見た事が無い光景も。
── 行ったことがない場所も。
ボクに、たくさんの発見をくれるのだから。
[目を細めてから、にいっと笑った。]
きゃー、ゲルダちゃんかわいいー
[小さく、本当に注意しなきゃ聞き取れない程度の小さなコエ、
ひどく棒読みな感じだったけども、小さいコエならばそれすらもわからないだろう。
ゲルダはそれに気付いたかどうか]
―ゼルギウス宅―
そういえば前はここで会うことも多かった。
畑の管理も大変だな。
[一人で狩りをするようになる前から薬師には世話になってきた]
[久しぶりというユリアンを見上げて軽く笑う]
え。
[また聞こえた。今度はきゃーとか、ゲルダちゃんかわいいとか。
棒読みな事には気づかなかったが、そんな内容の台詞言う人なんて限られている。]
……………ユリアン?
[きのこから口を外して、思うと同時に囁いた。
どこか近くに隠れているのかと、周囲の窓を見たりしながら。]
え、ユリアン、どこにいるの?
―ゼルギウス宅―
[レナーテの腕がまくられ、見えたものには視線を向けるだけに、表面上は何事もないように反応を示さなかった]
それほど、慣れれば大変じゃない。
レナーテの方が怪我したり、ゼルは客が多かったり大変そうだ。
[ゼルの大変は言外には、先ほどのウェンデルとのやり取りなどのことも入る]
そろそろ後継者とかも気にしないといけないだろうし。
─自宅・作業場─
ぅん?
[問いが飲み込まれた様子に疑問を示し、首を傾げる。しかしそれに何か言うでもなく、自分が問うたものの答えを聞くと]
楽しみにしてるよ。
[笑むミハエルを見て、にこりと微笑んだ]
―自宅・個室―
[幾つかの瓶と包帯とを抱えて再びこの場に戻る。
「説教」と言いはしたものの、いざ治療を始めれば口数は然程多くはなく、ただしレナーテが痛がる素振りを見せれば睨みつける。
まずは手首の方から刺激の少ない薬を患部に擦り込み、]
そういえばそうだな。
[途中で聞こえたユリアンの声には、治療の手は休めずに返した]
─ギュンター宅─
[かたつむりの話に、長が笑うのを見て、少しだけほっとする。
あの場所のかたつむりは、長にとっては大事なものでもあるらしく。
こっそりと出かけていって、様子を見て、それを伝えるようになったのは、いつからだったか]
じゃあ、ディは帰るんだ。
あおいろ、たくさん集めないといけないから。
[にっこり笑って言うと、とてとて、と個室を出る。
話はこちらが先だったのか、イレーネが先だったのか。
いずれにせよ、彼女と顔を合わせたなら]
レェねえ。
……お店に、あおいろのビーズ、たくさんあるかな?
なるべく、小さめのやつがいいんだ。
[何よりも先にまず、こう問いかけた。
モチーフを思いついた時は、いつもこんな感じだから、違和感などはないかも知れない]
─エーリッヒの作業場─
ううん。
なんでもないのだよ。
[>>293 兄の視線の問いかけに、誤魔化すように笑みを残したままで、ふるりと首を振る。或いは、計画を、実行する気がある間は言わないと言った通りに話はせず──ただ、少し、上を見上げて]
……。
姪か甥ができるような事があれば
もう少しボクは好きにできるのかもしれない。
[頭に思いついたことをそのままに言った。という態で呟いた。]
じいちゃに頼まれたの、物凄く、細かいの。
ちっちゃいの、たくさんつなげないとだから、多分、たくさん必要になるんだ。
[一呼吸間を置いてから、唐突過ぎたかな、と思ってこう言い添える。
求められた細工は、小さな花が群れ咲くものの象り。
精巧さに拘るならば、相当な材料が必要になる。
ふにふにとした笑顔の裏では、意外に緻密な計算が動いていた。
見た目では、さっぱりとわからないのだが]
[自分のほかにも、兄にたくさんの家族がいれば。
──自分がいなくても、兄はそこまで寂しくないかと。
そんなことを思って]
―ゼルギウス宅―
それこそ慣れればそうでもないよ。
ゼルギウスはそうもいかないだろうけれど。
[怪我にも慣れてしまえばと笑ったままユリアンに返す]
[戻ってきたゼルギウスに腕をみせた]
[薬を塗り始められるとピクリと手に力が入る]
[睨まれて慌てて力を抜いた]
後を託すためにか。
[気を逸らそうとするようにまたユリアンを見上げた]
[もう少し自分には時間がある]
[呑気にそんなことを考えながら呟いた]
─自宅・作業場─
[何でも無い、と言われると「そぅ」と短く返すに留める。が、続く言葉にはたりと濃い翠を瞬いた]
……は?
お前何を。
[言ってるんだ、と少し驚いたように言う。確かに、自分は良い歳ではあるけれど。相手が居なければどうにもならないわけで]
………。
それは俺に相手して欲しくないと言う宣言と取って良いのかなぁ?
[色々と誤魔化すようにして、意地悪げに言った。無論、表情には笑み]
―自宅―
[レナーテが少しでも痛がった箇所には痛み止めもつけておく。
程なく手首の治療が終われば、次に袖を捲るよう促して]
そうだな。
どっちかと言や、客を引き摺って来る方が大変なんだが。
[などと言いながらレナーテの顔をちらと見た。
その後傍らの瓶を手に取り、量を確認し]
後継者か……
[今のところあてのないそれが話題に上れば、小声で繰り返した]
―ゼルギウス宅―
……。
[袖を捲りながらゼルギウスの視線にそっぽを向く]
[反論の言葉が見つけられなかった]
[視線を自分の腕に戻して動きが止まる]
あれ。
何でこんなになっているんだ?
[傷跡よりもっと肘に近い場所]
[今は膨らみ開いた釣鐘のような形がそこにあった]
─エーリッヒの作業場─
[短い返事に、ちらりと笑うも]
何をも何もそのままだぞ?
エーリ兄に好い人が居ればいいのにと言った。
[真面目な顔で頷いて]
む。
[>>299 意地悪な笑みに、ちょっと悩んで、少しばかり口を尖らせた。]
すっかり恋人にばかりかまけられれば
きっと寂しい。
──が、しかし恋に夢中になるエーリ兄というのも見てみたいな。
[それも、まだ見たことがないものの気がするから。と、ふ、ふ、ふ。と、可笑しそうに笑った。]
─自宅・作業場─
むぅ……。
[この兄にこの妹ありと言えそうな応酬。見てみたい、と言われると、上手く言い返されたな、と言葉に詰まった]
さて、ミハエルを寂しがらせる機会は出来るのかな。
まだ先になるかもね。
[笑われて、そう言いながら軽く肩を竦めた]
―自宅―
[己の発した言葉にやや思考を取られていたようで。
レナーテの声にふと瓶から視線を外して]
……何だそれは。
前からあったか?
[一度瞬く。
幾度も治療している身でありながら、これほどに鮮やかな花に覚えはないらしかった。
訝しげに目を細め]
─ギュンター宅 個室─
[自分の笑顔に、ギュン爺はやはり寂しげな表情を見せるので。
視線を逸らしながら、そういえば、と話を切替えた。]
レナが。
ギュン爺に頼まれたこと、少し遅れるかもって言ってた。
あたしがお願いごとしたから、そのせいかも。
ごめんね、ギュン爺。
[視線を合わせぬままそういうと、ギュン爺にも意図は通じたようで。
ぎこちない笑みをこちらに向け、急がなくていいと伝えてくれと言われた。
それでようやく、こちらも笑い返すことが出来て。]
それじゃ、ギュン爺。
あたしそろそろ行くね。
ベッティのところでご飯食べてた途中だったし。
[そういうと、ギュン爺の返事も待たないで部屋を出た。]
─エーリッヒの作業場─
ふふん。語り部は簡単には言い負けない。
[口篭る兄に、胸を張って、にぃ、と悪戯っぽく笑って見せ]
むう。そうか。先、か。
どのくらいだろう?
[うーん。と悩んで首を傾げた。]
まあ。
その間は、妹として兄に甘えるだけ甘えられる。
ボクにとってはどちらに転んでも得な話だ。
[くすくすと笑って]
―ゼルギウス宅―
いや。
[自分の腕をじっと見る]
こんな風ではなかった。
湯に入った時にも気がつかなかった。
[ゆっくりと首を振った]
―ゼルギウス宅―
[息を吐いて顔を上げた]
肘の近くに色の違う場所がある。
その程度だったし目立つものじゃなかった。
[訝しげなゼルギウスに微笑を向ける]
[袖を少し引き下ろした]
この位置でも治療できるよね。
─ギュンター宅─
あ、ユーディ。待っててくれたの?
もう帰…うん?
[部屋を出ると、自分を待っていたらしいユーディから話しかけられた。
その問いかけは唐突なものだったが、いつものことなので特に気には留めず頷いた。]
…うん、在庫はたしかいっぱいあるよ。
何種類くらい要る?
15くらいならすぐ用意できるけど。
あぁ、でも…あたしベッティのとこに戻らなきゃだから。
渡すのは明日でもいいかな?
[青色といっても色んな色彩があり。
彼女の細工は色が折り重なることでより綺麗に魅せられるのだと経験で知っていたから。
ユーディからの返答を聞けば、それに合わせた答えを返しただろう。]
/*
レナ、ユーディ、聖痕者か、な。
ユリアンは聖痕以外、という雰囲気も感じる、けれど
どうだろうな。
エーリ兄も聖痕のような気がしている、のだけどさてはて。
縁故中に、妖魔がいてくれると面白い。と思うんだ。
溶かせても溶かせなくても。
その近くには多分いない、ゲルダがどこにいるか知らないけど。
[疑問にはそう簡単に答えてから]
ゲルダは、知らないでショックを受けるのと、知って覚悟ができるの、どっちがいい?
─ギュンター宅─
[ユーディとの話が一段落ついたところで、ギュン爺の方を向いて]
それじゃギュン爺、あたし帰るね。
ユーディはどうする?
送っていこうか?
[ベッティの所へはユーディを送ってからでも遅くはないため、ユーディにそう問いかけて。
ユーディが了承すればそのように、断られれば「気をつけて帰るんだよ」と頭を撫でてから別れて白雪亭へと戻った。]
─自宅・作業場─
あー、負けた負けた。
勝てないな、ミハエルには。
[向けられた悪戯っぽい笑みに苦笑を漏らす]
さぁねぇ。
相手を見つけないことにはどうにもならないしね。
それまでは可愛い妹に夢中になるよ。
[笑いながらそう言って、途中にしてあった調合済みの染色粉を布袋へと移した]
─ギュンター宅─
……ん、そか、なら、良かったんだ。
色の種類は……。
[言いながら、きゅ、と右の肩を掴む]
うん、ちょっと、確かめてからの方がいいから、明日、レェねえの所に行くんだよ。
あおいろと、あと、みどりも少し。
……もしかしたら、あかっぽいのも少し必要になるかなぁ。
[肩から離した左手で指折り数えて]
ん、大丈夫、ひとりで帰れるんだよ。
ティ待たせるのいけないし、それに……。
[問いに対して言いかけた言葉はぴたり、と止まり。
ふる、と首を振る仕種は、それを振り払うよう。
それに、長が案ずるような視線を向けたのには、にこ、と笑って見せた]
…よく分からないよ。
私は、いま店。
[場所が分らないのに居ないというし。
とりあえず自分の場所は答えたが。]
…………なにそれ。
[嫌な予感のする二択を差し出されて、少し眉を潜めた。]
うん、とにかく、大丈夫だから。
[短い言葉は場にいる二人に向けられているような、違うような。
どことなく、言い聞かせるような響きも帯びていた。
それでも、なでられると少しだけ安心したような表情を覗かせて]
じゃあ、ほんとに、かあ様も心配するし、帰るねーっ!
[とたとたぱたぱた、と駆け出した。
良く見ると、家とは方向が全然違ったりするのだが]
―自宅―
……そうか。
気付かなかったってことは、痛みはねぇんだな。
[眉間に皺を寄せながらレナーテの返事を聞いた。
袖を引き下ろしての発言には頷いて肯定を示し、ひとまずは手当てを再開する]
身体に急に現れる花か。
師は何か言っていたかな……
[大きな傷に薬を塗りながら、考えるように口にした]
[そもそもどうして居ないのに声が聞こえるのとか。
ユリアンの方こそどこに居るのかとか。
ひょっとしたらからかってるだけなんじゃないのかとか、思ったが。
どこか口にするのは怖いような気がした。]
[レナーテの慣れればといわれると、自分もそうなので確かにそうなのだろうと納得したように頷いていた。
ゼルギウスの言葉には]
それが一番大変そうだ。
[そう頷いてレナーテのほうをちらりとやはり自分もみた、タイミングは多分親友と同じくらい。
二人が後継者の話に示す反応には]
物は簡単に引き継げる、知識や経験はそうはいかない。
[それでも、歳から考えるならばそれは少し早すぎる話だったかもしれない]
二人は…
[そういえばいい相手とかいないのかと聞こうとして、レナーテの腕の花の話になればそこに視線を向けた。
言葉の代わりに口から漏れたのはため息だった]
―パン屋―
[齧られた緑のきのこは、ころんと作業台に転がっていた。
水を一気に飲んで、青さを一緒に流し込む。
ぐいぐいと唇を拭えば、だいぶ口の中は何時も通りに戻っていた。]
……生は危ない……。
[ぽつりと一人呟いて。
だが頑張ったおかげで、何となく緑きのこの特性はつかめた。]
けっこう水っぽい。噛むと音がするけど、硬いってわけでもないし。
[そう呟きながら。
齧ったのはとりあえず置いておいて、もう一つ新しいのを取り出してきて。
果物ナイフを取り出し、表面の少し固い部分を大雑把にそぎ落としてから薄く切りはじめた。]
─ギュンター宅─
思ったよりたくさん色が要るんだね。
それじゃユーディが来る前に準備しておくから。
[明日店にくるというユーディに笑顔で頷いて。
右肩を押さえたのは、故意に気付かぬ振りをした。
一人で帰れるといわれれば、そう、と微笑み]
そうだね、ベッティに迷惑かけすぎるのも良くないし。
それじゃ、あたしは先に失礼するね。
ユーディも気をつけて帰りなよ?
ギュン爺も、またね。
[そう言って笑顔で手を振り、ギュン爺の家を後にした。]
─エーリッヒの作業場─
けれどボクも、エーリ兄には勝てない。
だから、お相子だ。
[途中だった仕事が再開されるを見て首を傾け]
兄。しかし妹ばかりを見ていると、
他に敬遠されるぞ?
後悔のないように。とユリアンも言っていたし──
ん。仕事が長くかかるなら、
邪魔にならないよう、一時撤退してからまたこよう。
[師匠の所にも顔を出さないといけない。と、いいつつも、作業工程に未練はあるようで、壁に背中をつけた。]
─村の通り→食堂「白雪亭」─
[ユーディが走っていった方向までは見ていなかったため、そのまま食堂へとまっすぐに向かい。
中に入れば、すでにベッティが明日の仕込みを始めていたので慌てて謝りにいった。]
あああああ、遅くなってごめん、ベッティ!
取り置きしといてなんて言っちゃったから…
[その謝罪にはなんと返されただろうか。
自分の食事が温め直されて出されると、尚更申し訳なさに小さくなるも礼を言った。]
面倒かけちゃってごめんね、ありがとう。
では改めて、いただきます。
[そういうと、食事を口に運んだが兄の治療はもう終わっているのだろうか、と疑問が沸き。
ふと、顔をあげてベッティの方を向いて質問した。]
ねぇ、ベッティ。
レナ達、どれくらい前に出てったか覚えてる?
―ゼルギウス宅―
ああ。
そこに痛みは感じてなかった。
……っ!
[まだ開いている傷の方に薬が塗られた]
[上がりそうになる声を飲み込む]
[予想よりもっと痛かった]
[ゼルギウスの言葉に反応する余裕もない]
簡単に話すと、不思議な力で二人は秘密の会話ができるようになっている。
無意識だろうけど、今ゲルダはしゃべってなかったはずだ。
[すごい大雑把な説明だった]
不安にさせたのなら、すまない。
[謝罪のコエに、感情は含まれていただろうか]
─村の通り─
[とてとてとてとて。走る方角は、実は当てずっぽう。
とにかく今は一人になりたい、という意識が先に立っていたから、自分がどこにいるかなんてわかっていない]
ふに、にぃっ!
[足を止めたのは、危うく転びかけた時。
わたわたとバランスをとって、どうにか転ぶのは免れた]
……ふにぃ……あ、あぶなかった。
─自宅・作業場─
ははは、お相子か。
[他の調合済みの染色粉を袋に移しながら小さく笑った]
うーん、それもそうだねぇ。
ただでさえ俺は作業場に引き籠りがちだし。
ウェンディ程じゃないけど。
…ユリアンがそんなことを?
[ミハエルと交流の深い人物の名を出しながら作業を続け。ユリアンの言葉を聞くと、一度ミハエルを見た。心中では、ああ…、と何を意味しているかを察しては居たが]
そうだなぁ、『後悔の無いように』した方が良いなら、これから集中することになりそうだ。
話相手にはなれないかも知れないけど、作業を見ていたいなら居ても構わないけど。
[好きにすると良い、と壁際に居るミハエルに告げた]
[右を見る。
左を見る。
そーっと様子を伺う]
……誰にも、気づかれてない、よね?
[つい大声を上げていたから、誰かに気づかれる可能性もあるから、ついつい確認に力が入った]
にぃ……また転びかけたとか知られたら、怒られるんだよ……。
[先に散々言われていた事もあり。
ちょっとは気を使っている。らしい]
―自宅―
[横から溜息が聞こえ、一度ユリアンの方を見る。
何か問おうと口を開き掛け、けれど伝わる反応にそれは遮られた]
だから言っただろうが。
[代わりに痛みを堪えるようなレナーテに対し、低い声を発する。
薬自体の刺激は弱い筈だが、それを強めに擦り込むことが痛みを助長しているかも知れない。
痛み止めも合わせて塗っておいて]
痛み止めには粉薬もあるが、どっちにしようか。
[帰りに持たせる分について問いながら、包帯を巻いていく。
薄手のものを選んだのは「動きやすいように」という本人の要望によるものだ]
―パン屋・作業場―
ぇ、っ!
[ふと、気が削がれて、ナイフで指を切ってしまった。]
いたた…
[流れる血を押さえようと、慌ててエプロンの端で指を押さえた。
押さえながら、軽く周囲を困惑したように見回した。
作業は一旦止まってしまう。]
―自宅―
[室内の乱雑とした様子に、ちょっとだけ目をそらしたい気分。
しかし自分ではどこにあるのかわかっている様子で、迷わずに小さな山へと手を伸ばした。]
うん、これだ。
[ぺらぺらと捲ったページには、細かい文字。
ところどころ開いているのはイラストがあったところだろう。
二冊を拾うと、やっぱりいつもの如く鍵なんてかけもせず、家を出ていく。
目的地は……]
そうそう、パンだパン。
おまけが貰えるとかなんてお得。
[ほんの少し沈黙がありはしたが、さすがに忘れてはいなかったようだ。]
─エーリッヒの作業場─
ウェンもエーリ兄も篭りすぎる。
エーリ兄の作る色もウェンの好みも理解はするが
あれこれ見て歩くも大事で楽しい。
[訳知り顔でそういう本人は、実地を大事にしすぎて動き回り、よく師匠に落ち着けと怒られているのを兄なら知っているだろう。]
うん。そう言っていた。
頑固なレナーテがなかなか折れてくれないので
助け舟を出してくれたんだ。
作業の邪魔はしたくないから構わない…けれど
…む…、む。
[手の中の本にも視線を落として、外も見て、部屋の中を見回して、本をみて、と。やりたいこととやるべきことが多すぎて手に余る。と言いたげな顔で、壁際に背を預けたまま、本人にとっては重大な悩みに腕を組んだ。]
─食堂「白雪亭」─
そっか、ありがとう。
[ベッティの返事を聞いて、何時頃行ったのかわかってもわからなくても礼を言い。
帰りにゼルのところに寄っていこうと思いながら食事を進めた。
途中他愛無い話もしただろうが、出来る限り遅くならない程度に味わいながら食事を終えて。]
ごちそうさま。
残しておいてくれてありがとね、ベッティ。
遅くまで仕事させちゃってごめん。
[自分が最後の客ならば食堂の片付けも手伝ってから、食堂を*後にした。*]
……うん、大丈夫、大丈夫。
[幸い、見える範囲に人影はなかった。
なかったが]
……あれ?
そういや、ここ、どこだろ?
[違う問題はしっかりあった。
きょと、としながら、周囲を見回して]
にぃ……ルゥねえのお店の近く……かな。
[そう言えば、寄らないとならないのだった、と思い出し。
ふるる、と首を振った後、とてとてとパン屋の方へ歩き出した]
ぇ…っ!
………いたた…
[突然説明された内容への驚きは、手元に伝わり怪我になる。
見ることは出来なくても、声の様子から、何かやらかした事くらいは伝わるか。]
……不思議な力?
[とりあえず怪我を押さえながら、ユリアンが告げた事を反芻する。
喋ってなかったといわれて、口元に手を当てて。]
…不安、っていうか。
……うん、不安、なのかな。
[突然そんな事を言われても、というような感じで。
―――と告げた時、唇は動いてはいなかった。]
─エーリッヒの作業場─
……
[そうしてぐるぐると悩んだ結果──やるべきことより、後にも読めることより、今、目の前にあり家に戻る間に終わってしまうかもしれない事象を選択したようだった。]
じゃあ。もう少し。
[いる。と、答えて、壁から背を離し]
……近くによって見てもいいか?
[作業に動く兄にぶつからない範囲で傍によって、工程を見ている。]
―パン屋への道―
[小さめの本、といっても原本ではないが。
それを持って歩いていると、なんか危なっかしく見える歩き方…]
ユーディット!
[思わず声をかけてしまった。
少し走って近づいて、]
パン買いにきたの?
僕はそうだけど。
…ほんと、みたいだね。
[今も、唇は動いていない。]
変なの。でも便利。
遠くにいても話が出来るのって。
[わざわざ用事がある時家まで行かなくていいんだ、とか。
そんな暢気な事を思った。]
そういえばユリアンは今何処に居るの?
─自宅・作業場─
そうは言われても。
作業出来るのはここだけだからなぁ。
[ミハエルの物言いには苦笑しか出ず。良く動き回る妹にしてみればそう思われても仕方のない事]
ああ、レナーテが条件付きとは言え首を縦に振ったのはユリアンのお陰か。
[ユリアンの言った言葉から、知ってるんだろうなと悟ったが。ふと、ミハエルは知っているのだろうかと疑問が浮かぶ。視線を向けると妹は手元の本に視線を落としていて。悩む様子にまた苦笑が漏れた。悩んだ結果に訊ねて来る様子に]
ああ、構わないよ。
[言って微笑む。傍にミハエルが来るのを確認してから、作業を再開した]
─パン屋への道─
……ふにぇっ!?
[誰もいない、と思っていたところに声をかけられ、思いっきりひっくり返った声が出た。
近くで聞いていたなら、ちょっと耳が痛かったかも知れない]
……にぃ……ウェル、かぁ……びっくりしたんだよ。
[駆け寄ってきたのがウェンデルと気づくと、ふにゃり、と力を抜いて笑う]
あ、うん……帰る前に、買ってかないと、って思って。
そだね、一緒、いこ。
[すぐそこ、という言葉には、ちょっと笑いながら頷いた]
―ゼルギウス宅―
[感じていた以上に傷が深かったのかもしれない]
[ゼルギウスの低い声に首を竦めた]
粉薬の方で。
イレーネやミハエルに見せたくはないから。
[包帯を巻かれると軽く動かしてみる]
[薄いのを選んでくれたので違和感は少なかった]
ありがとう。
[息を吐いて感謝を口にする]
[余裕を取り戻すとユリアンの方を見上げた]
花。ってこれか?
なら出かける前にもう一度寄っていった方がいいかな。
怪我した?大丈夫?
[かけるのは気遣わしげなコエ、何があったのかはわからないので]
怪我したのならゼルに見てもらうといい。
今はゼルのところにいる。
[離れていてもというのにはそうだなと呟くようなコエ]
ああ、ゲルダ。
好きな人がいるなら、早めに告白しておいたほうがいい。
後悔は後からしても遅い。
[意味の深い言葉ではあったが、表面を捉えれば突発なことで、
先ほどの>>*18のことはそれでうやむやになっただろうか]
[声は大きかったが、そこまで酷い状態にはならなかった。ちょっとびっくりした顔をしたくらいである。]
なるほど。やっぱ買っておくほうがいいもんね。
転びそうなら掴んでいいからね。
怒られたくないし。
[本二冊は、ユーディットがいるのの反対側の手に持ち直して。
すぐ傍にあるパン屋へと、歩調を合わせていく。]
―→パン屋―
ゲルダ、いる?
忘れずに来たよ。
[たどり着いては中を覗くように声を投げかけ。]
─自宅・作業場─
[まずは下地とする色である濃い茶色。その染色粉を湧水に溶かし、大きめの白い布を浸けた。染め上がるまでの間に、残る準備を進める。同じ色でも微妙に、けれど視覚で差が分かるように調合して行き。それぞれの調合が終わった頃に浸けていた布を引き上げた。澄んだ湧水に浸して余計な染色液を取り除く]
……ん、こんなものか。
[染め上がった布は洞窟の天井のような色。それよりは少し濃いめだったかも知れない。布は作業場の隅にある干し棒にかけて乾くまでそのままに]
さって、問題はここからだな…。
[呟いて、作業台の隅に纏めた調合済みの染色粉の袋を一つ取る。小皿に湧水を汲み、その中に適量の染色粉を溶かし。更にそこにヒカリコケの粉末を少々加えた]
…………。
[仄かに光る染色液。その光具合と色具合を見ながら、納得の行く状態になるまで調整に集中した]
─ →パン屋─
うん、その方が色々と安心なんだ。
……ありがと。
[転びそうなら、という言葉と気遣いに、大分気持ちが紛れてきて、ほっとしたように笑う]
ルゥねえー、いるー?
[パン屋につくと、ウェンデルと同じように中へ向けて声をかけた]
ん、大丈夫。
ちょっと切っただけだから、押さえてればすぐ止まると思う。
[もう少し深かったら、ゼルギウスのお世話になってただろうが、幸いそうでもなく。
心配そうな声に、緩く首を振って返した。]
そっか、ゼルのとこ…
………………へ?
[唐突な言葉には、思いっきりぽかんとした声をあげた。
先ほどの二択はすっかり忘れてしまっている。]
な、どうしたの急に。
―自宅―
長が?
[親友の声にそちらを見た。
言葉の中に妙な確信があるように思えて、探るような色が過ぎる。
が、すぐ視線は逸れて]
じゃあ準備する。
薬が切れたらまた診せに来い。
[レナーテに答えて、治療に使ったものを片付けに一度部屋を出る。
戻って来れば手には包みが一つ。
数日分の薬を纏めたそれを差し出した]
[エーリッヒの作業を『死神』も見詰める]
「色つきの”星”か」
[返る言葉は無い。それだけ、エーリッヒは集中していた。『死神』も、その後は黙って見ている]
―パン屋・作業場―
[そんなに深い傷ではなかったので。
暫く少し強めに押さえてから手を離すと、血はもう止まっていた。
ほっとしてエプロンを離すと、丁度入り口から知った声がかかり。]
あ、ごめん、ちょっと待ってて!
[店の方に向かって声をかけ、慌てて血塗れたエプロンを脱いで出てきた。
幸か不幸か怪我は利き手ではなかったので、ちゃんとした治療は後回しに。
軽く閉じる事で上手く隠れるだろうというのもあり。]
あ、ユーディもいらっしゃい。今日は何にする?
ウェンは日持ちのするパンだけでいいの?
[まだ色々残ってるよと、店に並べたパンを差しながら尋ねて。]
―ゼルギウス宅―
[二人の視線と反応を受けてから、親友の探るような色を感じれば、少し迷ったそぶり。
包みを手にレナーテに渡す様子を見ながら]
知って幸せなことと、知らなければよかったと思うこと、人それぞれだとは思う。
[返す言葉はそのような曖昧なもの、こちらのどこかためらいのようなものを、親友は感じ取っていたかもしれない]
大丈夫ならいい。
[首を振る様子はこちらからは見えないが、コエの調子から隠す風にも感じなかったのでそう答えて]
後悔のないように。
[意表を突かれたような様子にはそうとだけ答えておいた]
何かあったの?
そうやって笑ってるほうがいいよ。
[ユーディットには道すがら、そんなことを言って。
パン屋の奥から出てきたゲルダの様子に首を傾げる。]
待つのはいいけど、そんなに慌てなくても平気なのに。
うーん、僕は日持ちするのと…
あと、ゲルダのお勧めは何かな?
[パンを眺めながら、悩みつつ問いかける。]
あ、緑の以外でね。
―ゼルギウス宅―
……。分かった。
[染み付いてしまった癖で間が空いた]
[懲りてない]
いけない。忘れる所だった。
今回は肝を傷つけずに済んだから油浸けにしてあるのだけれど。
使うかな。
[差し出された包みを受け取りながら聞いた]
……ふに?
な……なんでも、ない、よ?
[道すがら、ウェンデルに投げかけられた言葉。
声が少し上擦ったのは、気づかれたかどうか]
……ディは、いつも、笑ってる、よ?
[それから、ぽつり、とこんな事を言ったりも]
に、ルゥねえ、どうかしたの?
[妙に慌しいゲルダの様子には、こてり、という感じで首を傾げ]
あ、えとね、柔かめの丸パンがほしいんだよ。
あと、甘いのあったら、少しほしいな。
―ゼルギウス宅―
人それぞれ?
[ユリアンの言葉に少し考える]
[言葉の意味は分かるが何故今それを言うのかが分からない]
[ためらいには気がつかなかった]
知るべきことなら話してくれるだろうし。
忘れなかったら寄ることにしておいてみよう。
[良く分からないままそう考えた]
─エーリッヒの作業場─
外で出会いがないから
相手がとくになしになるのだろうか。
[苦笑にむう。と唸った>>334。姪か甥がと言ったはそれなりに本気も半分あるようで]
うん。ユリアンとイレーネの協力があってこそだ。
イレーネには確りお礼を言わないといけないし
ユリアンからの仕事も気合を入れて望まないとならない。
[答える声は普段と変わらず。ユリアンの言葉から、兄が感じ取った様な感慨は伺えない。──今まで、ミハエルが兄へ、その周期の話をした事は無く、それについての語りをしたこともない。わからないことがあれば考えずなんでもたずねる癖に、それについては、ほとんど触れたこともない。──知っている危険を、避けるように。]
[邪魔はしないようにする。といったとおりに作業中は口をさしはさまない。手元で進んでいく工程ひとつひとつに、ときどき、おお。と、感心の声があがる。]
……とととと。
[布を干すときには慌てて場所を空けて
瞬きを忘れそうなくらい目を見開いて作業を追う。
工程が頭に入っているのだろう、エーリッヒの流れるような仕事を覚えようとするように見つめていたが、途中からは観客の様に次はどんな色が作られるのだろう、と想像しながら、目を輝かせて]
エーリ兄は、やっぱり凄い。
[少しの量でも違いの出る色を扱う様子に感嘆の溜息をついた。作業の完成図がまだわからなくて──これから、どうなるのだろう。と、乾き待ちの布をまじまじと眺めた。]
―自宅―
[返事に間が空いた際にはやはり睨めつけもした。
親友の曖昧な言葉を聞いて、言葉の代わりに息を吐きだす]
……ああ、そうだな。
次来るときにでも持ってきて貰えれば。
[レナーテの申し出に答えるついでに釘も刺しておいた]
―パン屋―
あんまり長く待たせるわけにはいかないから。
[ウェンデルにはそう言って、日持ちのする、固めのパンを用意した。
お勧めと言われたので。]
緑以外。
[といわれて一瞬ヒカリゴケパンが頭を過ぎったが、あれはまだ実売段階でないからと隅のほうに追いやって。]
んー…どれも薦められるけど。
ウェンデルはどういうパンが好き?
甘みのあるのがいいなら、ベリーの混ざってるのか蒸しパンもいいかな。
甘いのが嫌いなら、種類か木の実の混ぜてるのもいいし。それから…
[揚げてるのもあるよと、他にも何種か薦めてみた。]
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