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そして、物語は動き出す。
目覚めたものが何処へ向かうか、それは一人一人の思うがままに。
どうやらこの中には、村人が6名、占い師が1名、霊能者が1名、守護者が1名、囁き狂人が1名、智狼が2名いるようだ。
おお、どうやら全員、揃ったようじゃな。 皆に大事な話がある。
先日から噂になっておるので、皆も聞いておるやも知れんが……この地に『人狼』と呼ばれる脅威が潜んでいるらしい。
噂の真偽の程は定かではない。 何事もないとは思うが、皆、念のため気をつけてな。
自衛団長 ギュンターが「時間を進める」を選択しました。
/*
rinneですー。
クロエのイメージソングは
鬼束ちひろ/私とワルツを
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14462187
/*
あれ?更新してないと思ってどきどきしてたらいきなり更新してて吹いた。
そしてとれた…C狂…!頑張る、頑張るよ!
ミシ…ミシ……
どんどんとその音は大きくなり
入口の木枠が中から折れ崩れて
やがて坑道中に轟音が響く
それが村の奥にまで届いてくる頃には
外への唯一の道は完全に塞がれてしまったのだった
/*
あ、びっくりした。
時間ぎりぎりで、手動開始にしたのね。
しかし、聖痕者に縁ないのー、この頃。
まあ、村人でも似たような起動できるように、で、この肩書きと設定なんだがなw
自衛団長 ギュンターが「時間を進める」を取り消しました。
─ 村の通り ─
[女性の小さな声>>0:242は耳に届かず。
ぎこちない仕草は以前にも向けられたものであったため、まだ慣れないのだろうな、と言う結論に至り。
こちらをあまり見ないのも、二人居るのだからとあまり気にも留めなかった]
こんにちは。
[すれ違い様、挨拶だけは女性──エルザへと向ける。
虚ろな瞳は、瞼に隠れることなく細めたままだった]
─ 村の通り ─
[好き好んでという>>0:241友人に、『崩す前にもう少し遣り様があるだろうが』と、空いた片手で示すこれも、もう何回したか分らないだろう。
素直に承諾の言葉を紡ぐ様子やらから、外での用はないという事を知り。自分の目的の事も半ば忘れて、本日の予定は決定された。
頭を下げられると、ぺしりとごく軽く叩く。
礼言う前に改善しろよという意味と、礼は不要、という二つの意味を込めながら。
薬師の教育云々が見えれば、>>0:243承諾したと言うように、しっかりひらりと手を振って。
礼の事に関しては、少しだけ、申し訳無さそうに頷き見送ろうとした。]
デザイナー ヘルムートが「時間を進める」を選択しました。
修道士 ライヒアルトが「時間を進める」を選択しました。
―宿―
[宿の主人と雑談をしながらのんびりとしていた。
坑道が崩落したのはそんな時で。
鈍い地響きに驚いたように立ち上がる]
な、なんだい?
[崖崩れがときたま起こることは聞いていた。
けれどいつも通っている坑道が崩れるとは思っていなくて。
宿の外に出て周囲を確認するけれど、原因が坑道のほうだとは二人とも気づかない]
行商人 イレーネが「時間を進める」を選択しました。
…ん?
なんだ?
[聞こえてきた轟音にそちらの方へ顔を向ける。
歩く速度を少し早める。
そのうち宿の少年や、デザイナーの青年、歌姫であった女性と会うだろうか?]
―村の通り―
[これから片付けに入るのだろう2人から離れ― 用事も一度に済んでしまったのだしすることもない ―何をしようかと考え込んでいる。]
村まで出てきたんだし、このまま、片付けに戻るのも気が進まないな。
[そのあたり、やはりオトフリートのことは言えない。]
/*
主観ト書きがほぼ出来ていないことに気付いた。
敬称抜けてるよ…orz
中途半端にやるとやっぱダメだなぁ。
やるなら銀鏡エルゼリート並みに崩すべきだった。
洗濯女 クロエが「時間を進める」を選択しました。
― 村の通り ―
知らない人だとビックリしちゃうもんね。
いつものことだって分かってればいいんだけど。
[ないがしろにされてる>>0:237と感じたことはなかったから、他人事のようにあっけらかんと言った]
うん。どうせならいろんな人の手に渡るほうがいいよね。
そっか。どんなデザインになるのかな。
[近づいてくる元歌姫>>0:242に笑いかけて。
いつもよりぎこちなさを感じると不思議そうな顔になる]
こんにちは。
[それでもデザイナー>>1と一緒に、明るい挨拶をした]
─ 村の通り ─
[ぺしり、と頭を叩かれ>>2、顔を上げる。
立ち去ろうとするリーゼロッテ>>0:243に向けるのは、なんとも評しがたい表情で]
あー、それじゃあ、本日は解散、って事でー。
[は、と短く息を吐いた後、子供たちに声をかける。
向けられる視線は多様だが、それらを全て、人のいい笑みで受け止めて]
んじゃ……。
[行くか、と。
友に伝えようとした矢先に響いた轟音に]
……なんっ!?
[上擦った声を上げながら、音の響いてきた方を振り返った]
[聞こえてきた轟音。遠くからだというのはハッキリとわかったが、距離や岩の崩れる音までも捉えられるのは異常なことだろう。]
落盤…? なんで、そんな音が… 聞こえて…?
[でも、この感覚は知っている。子供の頃― まだ幼馴染が村に来てもいなかった昔― 私にはそんな力があった。
異常な運動能力にどんな怪我でも一晩もかからず治癒してしまう…。
母が真っ青になって他言するなと言っていたのを今更ながら思い出す…。]
なぜ、忘れていた?
/*
…………。
予想してた狼とは違うものの。
予定してた狼像で吹いた俺が居る。
<女狼は斬れない設定を予定していた。
伝承学者 オトフリートが「時間を進める」を選択しました。
元歌姫 エルザが「時間を進める」を選択しました。
薬師 ゼルギウスが「時間を進める」を選択しました。
/*
まあ、あれだよ。
いざとなったら、ねこのて入るから!
だから、心配しなくてもいいんだよー、と。
ここで言っても伝わらないけどねw
─ 村の通り ─
[友人の子供に対する様子>>7はさながら教師のようだと思いながら。
行くかと言われ、頷き返すと同時に、地面が震えるような感覚を覚え、視線は一転鋭い物へと変わる。
轟音には無論気づかない。だが周囲の様子から何かあった事はすぐに伝わり、あたりの様子を伺うように視線を巡らせた。]
[早歩きだった歩みは、やがて走っていると言っていい速度に。
おそらく、街の通りにいた三人を追い越してしまうかもしれない。
それでも、声をかけられれば速度を緩めるだろうが。]
― 自衛団詰め所 ―
入り口が、だと?
[村の入り口に近い詰め所に届いたその報告に驚いたのは一瞬のこと]
落ち着け。
まずは坑道を一時立ち入り禁止にする。
巡回は続け、坑夫達も見つけ次第引き上げさせるように。
[団員達に指示をしながら坑道内へと向かった]
─ 村の通り ─
分かられてるのは良いのか悪いのか…。
[僕の情けない部分を知られているように思えて、フォルカーの言葉>>6にまた苦笑が漏れた。
デザインについては、あとのお楽しみってことで、なんて言って。
共に挨拶した時のエリザベータの様子>>8に疑問を抱いたのは、刹那のこと。
直後、轟音>>#0が響き。
常は虚ろな瞳も、この時ばかりは驚きの色を宿した]
────………!
[崖崩れ、落盤。
それらを連想させるような音。
響いて来た方向に視線を走らせると、大事を知らせる村人が駆けて行くのを見た]
どこかが…崩れた…?
[轟音は聞こえない。聞こえるはずがないのに。
何かの音を、聞いた気がして。
周囲を巡る視線に微かに戸惑いが乗っていた。]
―村の通り―
[こんな音が起こるのは… 少し考えれば坑道か採掘場のどちらかということになるだろう。]
大変…! 此処まで音が聞こえるようなら巻き込まれた人がいるかもしれない?
[坑道の事故=怪我人 は仕事柄、一直線に結びつく図式。
そこまで考えると脇目もふらず音の聞こえた方へと走って行った。]
─ 村の通り ─
……っ……あー、大丈夫、大丈夫だから!
[教師のよう、と思われている>>10とは知る由もなく。
突然の異変に騒ぎ始める子供たちを宥め始める]
ああ、よしよし、大丈夫、こわくないよ、うん。
……年上の子は、小さい子の手、握ってあげて!
大丈夫、すぐに鎮まるから。
うん、おかーさんもすぐに迎えに来るよ、へーきへーき。
[不安でぐずり出す子供を宥めたりしつつも、周囲の様子を伺うのは忘れない。
ライヒアルトが周囲を見回しているのに気づくと、ひょ、と手を差し出して。
『坑道の方から、物凄い音が聞こえた』と、慣れた手つきで状況を伝えておいた]
/*
顔見せはしておこう。
がっつり敵対するなら交流しないって手もあったが…。
やっぱり会話しないと勿体無いよね。赤。
なんかハーレムだs(おい
―宿の前―
[音はどこから響いたのかわからなかった。
宿のオヤジは村の唯一の出入り口のほうをみていたけれど]
……親父さん、どこだと思う?
[村に来ているときにこんな事がおこったことはないから、どこからなんてわからずに訊ねる]
/*
しかし見事に縁故が遠めの赤ww
これはいい。美味しい。
オトフとイレーネとフォルカーと敵対とか美味しいよね(キラッ
― 村の通り ―
[どうかしたの?と元歌姫>>8に問いかけるより前に音が響いた]
ねえ、今の音って…?
[不安そうに二人の顔を交互に見ていると横を誰かが抜けていく]
クロさん!
[誰なのかに気がついて名前を呼んだ]
崩れたって。
あんなに大きな音がするほど?
[デザイナー>>13が言うのを聞くと、腕を抱きかかえるように小さく震えた]
……。
[思考にノイズが走るような妙な感覚。誰かが見ている?
ううん、聞いている?
そうだ。昔は、父さんの声がどこからともなく聞こえて…。]
…誰?
─ 村の通り ─
[現状把握が追いついていないせいか、珍しく困惑の色が視線に乗る。
それにオトフリートが気づいたのかは知らないが、仕草>>15が見えると、そちらの方を向く。
何人か、坑道の方へと向かう人影もここから見えた。
教師というか保母というか。子供を宥めにかかる友人に『見てくる』と手早く伝え、薬箱を持ったまま坑道の方へと足早に向かっていった。]
加工師 ゲルダが「時間を進める」を選択しました。
─ 村の通り ─
[どこが崩れた? 音がしたのは村の出入り口側だったような…。
そんな風に思考していると、僕達の横を誰かが駆け抜けていく風を感じた。
悪い癖が災いして声をかけるには多大に遅れる。
フォルカーの呼びかけ>>17で、それがクロエであることをようやく知った]
多分、だけど。
あれだけの音がするとすれば、かなりの規模だろうな…。
[向けられた問いにはやや自信なく言葉を紡ぐ]
だっ…、ぁ、フォル坊!
[思わず悪態をつきかけたが、
相手が最初の目的だった宿屋の息子だと気付くと足を緩める。]
あたし、今から音がした所に行くつもりなんだけど、どうする?
[今から自分はどうするかを伝えながら、最後の問いはそこにいた三人に向ける。]
― 村入口 ―
揺れは収まったが、連鎖がないとも限らん。
坑夫達の安全は団員が確認してくるから戻りなさい。
[慌てて家から飛んで来たのだろう夫人を宥めていた。
額や腕を押さえた坑夫に手を貸しながら戻ってくる団員もいるが。
揺れた時にぶつけたりしたものらしく、重傷な者はまだいなかった]
/*
襲撃は明日すればいいんだよね??
今日、描写したほうがいいんだろか。なんか、どっちも襲撃できなさそうな雰囲気が見えるのだけども… 私がやらなきゃダメか。コレ。
覚醒ついでに襲撃ってのもアリかな。
─ 村の通り ─
[会話の合間に聞こえる震える声>>18。
見ればエリザベータが視線を彼方に向けたまま、籠を抱いていた]
ええと…──、エリザベータ、さん、だっけ?
大丈夫ですか?
[記憶から名前を引き出し、声をかけてみる。
瞳は、また虚ろなものに戻っていた]
─ 村の通り ─
……気をつけろよ!
[伝えられた言葉>>19に声と手と、二つの動きで返して足早に向かうライヒアルトを見送る]
っかし……なんだっての、これ。
[呟きはごく小さなもの。
ここで動揺を示せば、悪い方に伝播する、と思ったから。
不安がる子供を抱えて、よしよし、とあやす様子はいつもと変わらない。
むしろ、あやす姿が妙に板について見えるかも知れないが、そこは当人的には置いておきたかった]
― →村入口―
[息を切らせて辿り着いてみると、やはり大きな事故であったようだ。すでに自警団の姿や家族だろう人達も見える。]
やっぱり、落盤!? 怪我人は?
[若しも重傷者が多数出ているようならとても薬は足りないだろう。
棚をひっくり返してしまった事が悔やまれるが今更言っても始まらない。]
― 自宅 ―
―――…っ !
[大きな音と、それに伴う地面の揺れに耐えきれずしゃがみ込んだ。
湯の入っていた薬缶は手から落ちて、床に熱い染みを作る。
多少服にかかっただけで火傷はしなかった、が。
アーベルが側にいたなら、彼の方に湯がかからないように咄嗟に薬缶を蹴って離した。
音と揺れが落ち着くまでは、そのまま座りこんだままでいた、けれど。]
…………いまの、は…
[地震か、それともと。
思い浮かんだもう一つの可能性を確かめるために、外に出た。]
― 自宅→ ―
― 村の通り ―
きゅっ。
[怒鳴られる>>22かと思ったら緊張から妙な声が出た]
そうだよね。大きいよね。
今までこんなのなかったよね。
[デザイナー>>21の答えにゴクリと息を飲む]
う、うん。僕も行ってみる。
[洗濯女>>22の方に一歩踏み出しながら、二人はどうするのかなと元歌姫>>18達を振り返った]
………何?
………誰?
[突然聞こえた声に、周りを見渡す。
動揺していなければ、薬師の女性だと気付けただろうが。
母も父も、何も教えてはくれなかったから。
何処から来たのか、先祖はどういう事をしていたのかすら。]
……。
[歩きながら一瞬、びくりと体が強張る。
先ほどよりもはっきりと、聞こえないはずの耳に届いた音。
ぞわりとした物を感じたが、その声に応える事は出来なかった。
何故聞く事が出来るのか。
その理由を知る事を、半端者は恐れていた。]
― →村入口 ―
[去り際『任せたお母さん』と手が動いたが、子供をあやしにかかっていた友人>>25には届かなかったかもしれない。
途中騒ぎにか、足を止めながらも坑道付近に近付いたが、既に自衛団が入り口を封鎖にかかっているようで>>12、中の様子は良く窺い知れない。
何人かがギュンターに食って掛かる姿>>23も見える。
首の後ろに手を当てて、冷静さを欠かないようにしながら
自分は少し離れた場所から様子を伺っていた。
ざっと見て、目立つ怪我人などは居ないようだと知るも、まだ視線は鋭い、というよりはどこか固いままだった。]
― 村入口 ―
ゼルギウスか。
[駆け込んできた姿>>26を屋号で呼んだ]
幸いにも一番に崩れた付近には誰も居なかったようだ。
しかし揺れたからな。採掘中で怪我をしたものはおる。
詰め所で休ませるから手当てを頼む。
─ 村の通り ─
[クロエ>>22とフォルカー>>28のやり取りを、のんびりと言えるような態で眺めて。
問いを向けられると、一度エリザベータを見てからクロエへと視線を戻した]
僕は、後から見に行くよ。
着替えてからじゃないと誤解されそうだし。
[未だ汚れの残る衣服。
ランプも持っているし、現場に居たのではと思われそうに感じて、そう言葉を返していた。
若干どころか盛大に観点がズレているように思われたかもしれない]
―村入口―
わかりました。
とりあえず、水と布か何か用意してもらえますか?
[団長へと返事を返し、詰所の方へと向かいました。
当分は怪我人の手当てに没頭していることでしょう**]
― 雑貨屋『ルーチェ』 ―
[ゆらゆら。
トン、トトン。
手足が思い思いに動いていたが]
……っ。
[遠く聞こえる轟音>>#0。
伝う地響き。
少女の肩がびくりと揺れる。
身を竦ませて耳を塞ぐのは雷か何かと勘違いしてか]
─ 村の通り ─
[友が最後に投げたサイン>>30には気づかなかった。
気づいていても、両手が塞がっていては突っ込みは無理だったが]
……っと、お、行商人殿。
[本職なんなんだ、といわれそうな状態でいたら、声をかけられ>>29、そちらを振り返る]
ああ、凄い音でしたねー……あの様子だと、大きく崩れてるかも知れない。
……被害が派手でなきゃいいんですが。
っていうか、結構揺れたから。
……更に加速しそうだな、惨状……。
[何の惨状かは、多分、言わずもがなの事の一つ]
[暫く動けずに居たがはっとして店の奥にある住居へと駆け出した]
かあさん!
大丈夫だった?
[裁縫をしていたらしい母の無事な姿を確認すると
少女はほっと安堵の吐息を漏らした。
よかった、と音なくくちびるが綴る]
さっきの、何の音だったんだろ。
[こてんと首を傾げて問うてみるが
少女の母親も同じように首を傾げて、未だ不安げな色を見せていた]
洗濯女 クロエは、ここまで読んだ。
─ 村の通り ─
そっか。ヘルさんは坑道に行ってたの?
戻ってきてからで、良かった。
[手にランプを持っている>>32ことに今更ながら気がついた。
現場にいたかもしれないとは思わず、ほっと息をつく]
うん、じゃあエリザさんもまたね。
[首を振る元歌姫>>33に軽く手を振った]
― →坑道付近 ―
…………あ。
あの、今の音は一体何が…
―――――…らく、ばん?
[家の外に出れば、坑道から逃げてきた坑夫達が数人息を整えていて。
彼らから坑道で落盤が起きたと聞くと、さぁと青ざめた。
脳裏を過ぎるのは、父と、母の顔。
急に黙ってしまった自分を、不審そうにみる坑夫に気付くとなんでもない、と答え。]
……自衛団長には報告した、のか?
[まだなら自分が言ってこようかと思いながら、問いかけた。**]
その声… 確か、クロエさん…?
それと、もうひとりいる?
[ゆっくりと以前の能力が戻ってくる感覚。能力と衝動を抑えていた、あの葉はもうない。]
あなた達も… 人ではないんでしょう?
今までどうしてたかは知らないけど、声が聞こえるなら…。
[いずれ衝動も始まるはずだ。]
─ 村の通り→村入口 ─
大丈夫。
[洗濯女>>37に謝られたのは首を振って、笑顔にこっくり頷く。
伸ばされた手を握り、遅れないように走った]
─ 村の通り ─
そう、ですか?
……気分が優れないようなら、家まで送りますが──。
[エリザベータの返答>>33に軽く、首を傾ぐ。
大丈夫と言うのなら直ぐに引き下がる心算だったけれど、顔が蒼褪めて居るのが見えたため、一つ申し出を口にした]
うん、ここに来る前に地底湖を見に行ってたんだ。
二人共、気を付けてね。
[実際一歩間違えば巻き込まれていた可能性があったのだけれど。
可能性に恐怖する様子も見せず、フォルカー>>39に頷きを返していた。
クロエと共に現場に向かうのを見れば、一言添えて立ち去るのを見送る]
─ 村の通り ─
ええ……心配なのは、そこですねぇ。
入り口が閉ざされると……ここは、文字通り孤立する。
[道が、という行商人>>41の言わんとする所は、わかる。
そして、それがもたらすものの事も]
怪我人……数が多いようなら、俺も手伝いに行った方がいいですかねー。
リーゼ嬢には負けますが、医療や医学の知識はそこそこありますし。
[伝承学者じゃなかったのか、という突っ込みはされても聞かないが]
あー……まあ、そんなとこです。
古書とか、傷んでないといいなー、って。
いや、書斎は諦めてましたけど、これ、入り口も危ないかもだし……。
[これはこれで、怒られる元になるよなあ、とか。
そう思ったら、なんだかため息が出た。**]
[耳は聞こえるが喋れぬ母親。
驚いても悲鳴さえあげられない。
暫く視線を合わせていたが、少女は音の原因が気になるのか
一度外の方へと眼差しのみを向けた]
……ん。
[袖を引く感触に少女は母親へと向き直る]
お店、おしまいにして少し様子みてくる。
かあさんは家でじっとしててね。
[母親の手指が躊躇うように彷徨い“気をつけて”と綴った]
店番 ベアトリーチェが「時間を進める」を選択しました。
………。
[ぎゅう、と首の後ろを掴む。
はっきりと、呼びかけられる声が聞こえた。
それが誰だかは、音だけで判断がつかない。
ただ女だとわかる声に、眉根が寄った。
もう一人の細い声はクロエだと、その声は言っていた。
より深く眉が寄る。
自分たちだけの声が聞こえるんだと、
己を噛んだ奴は、そう、言っていた。だから]
………人狼なのか、あんたたち。
[絞るように出た声は、表の自分とは違い、滑らかな物だった。]
― 村入口 ―
分かった。用意させよう。
[近くにいた団員に指示してゼルギウス>>31に必要なものを用意するように伝えた。清潔な布が足りなければ雑貨屋に買い足しに走るかもしれない]
ここに集まっていても何も出来ん。
状況が判明したら伝えるから、皆戻りなさい。
[坑道の奥から「団長」と呼ぶ声がした。
遠巻きにしている者>>30や、やってくる者達>>42を確認するように目を細めてから声のした方に向かった**]
―村の通り―
唯一外部と接触できる夏の時期に道が閉ざされたら此処は終わるからねえ。
[滞在期間中に通れる程度の崩れかただといいが、とため息をつく。
行商の荷があるとはいえ、ほんの少しの足しにしかならぬだろうしなにより全てを出せばその後の生活が行き詰る。
――まだ、落盤以外の脅威の存在を知らないからこその、呑気な思考だった]
応急処置程度ならあたしもできるけど、まあゼルギウスと先生にまかせておこうかね。
[何を専門にしているのかとかいうつっこみはしないでおいた。
ため息をついて本の心配をする学者先生>>44の肩を軽くたたいてなぐさめる]
まあがんばるんだねえ……
貴重な本が痛んでたりしたら大変だし。
[同意を返してから、村の入り口のほうを見てくるよ、と断って歩き出した**]
― 村入口 ―
やっぱり怪我してる人もいる。
[団長>>46のいなくなった坑道の入口は若手団員が通せんぼしていた。
不安そうな顔のまま戻ってゆく村人達の会話に耳を澄ませる]
……入り口?
それじゃ、外に出るのはどうするの。
[洗濯女と顔を見合わせる。
もっと知っている人はいないかと周囲をキョロキョロ見回した]
― 村入口 ―
[奥の様子は窺い知れないが、通るのは難しいのだろう。
そんな雰囲気が周囲から伝わってはくる。
団長の手が空けば直接問おうと思ったが、向こうも暫くは空きそうに無さそうで>>46。
さらに耳が聞こえない自分が、救護の手を貸すかは少し迷う事もあり。
暫くの間様子見をかねて、そこに立ち尽くしていた**]
宿屋の息子 フォルカーが「時間を進める」を選択しました。
聞き覚えのない声…。
声が聞こえるのに、あなたは違うの?
[覚えがある気もするが思い当たる相手がいない。
普段の声とのあまりの差に気づいてはいないようだ。]
まあ、正解よ。ついてなかったわね。こんな時に。
精々夜出歩くのは避けておきなさいな。
[昨日までの自分なら絶対に言わなかっただろう言葉。
惨劇を許容する発言が自然と口から洩れる。
だから決して村から出さず衝動を抑える薬湯を与え続けていたのだろうと今なら思う。果たして墓の下で見ている母はどんな顔をしているだろう…。**]
大丈夫。
少しみてくるだけ。
何があったか分かったらすぐ戻ってくるから。
[案じる母親に少女はそう言い添えて外へ向かう。
雑貨屋の扉にかけてある“営業中”の札をひっくり返して
“準備中”とした所で人々が話す声が聞こえた]
………? ……!?
[村の入り口、崩れた、と断片的に拾える情報。
少女は目を大きく見開き驚いた顔をした]
─ 村の通り ─
……分かりました。
お気をつけて。
[申し出を断られる>>50と、素直に引き下がる。
親しくも無い僕にあまり踏み込まれても気分は良くないだろうと判じたため。
目を合わせぬ様子に訝しんだものの、その点については何も言わずにエリザベータを見送った]
それじゃあ、僕も一旦戻ろう。
着替えないと。
[ランプを持ち直すと、足は自宅へと向く。
自宅へと戻ったなら汚れた服は洗濯籠の中へと入れて。
衣服を着替えて再び自宅を出た。
この間、傷を消毒すると言う話はすっぽりと頭から抜けていて。
擦ってやや赤い頬を晒したまま、崩落のあったらしい現場へと*足を向けた*]
[村から出ようとしたことはないからあまり近づかぬ場所。
其処が崩れたという話に一瞬ピンとこなかったが
少女の顔が次第に青褪めてゆく。
それは村の外へと出た父親を案じてのことだった。
母親を残してきた雑貨屋と村の入り口の方を見比べて
少女は後者を目指しそちらへ足を向けた。
ややすれば、塞がれてしまった“道”を*目の当たりにする事になる*]
― 村入口 ―
[修道士>>49がいるのを見つけるのと。
やってきた少女>>54を見つけるのはどちらが先だったか]
わっ、ごめんなさい!
[動こうとして洗濯女の手を握ったままだったことに気がつき、謝りながら慌てて手を離した**]
/*
本当にお騒がせして申し訳ありません…!
10分前に前振り投下して設定確定しようと思ったら。
やはり30分前で見切りつけておくべきでした。ごめんなさい。
そしてくろねこさんの偉大さを改めて思い知る今。
明日は出先からだから更にWドライブ難しそうなんですが。
頑張れる所までは頑張りたいと思います。
最後になりましたが。
本当に皆様お集まり下さりありがとうございます…!
……だろうな。
こんな風に喋るのは、何時以来なんだか。
[聞き覚えが無い>>*8と言われれば苦笑が交じる。
自分でも、自分の声を聞いて久しく在り、思ったより低い声にはどこか奇妙な感覚だった。]
俺は人だ。
……噛まれる前までは確かにそうだった。
今は、どうだかな。
あんたたちが人狼で、その声が聞こえるって言うんだったら。
もう俺も人では無くなったんだろう。
[衝動のような物はまだないが。それも何時まで続くやら。
半ば諦めたように、溜息と共に零して落ちた。]
[ついてないという声。夜出歩くなとの忠告に、声の主が何をしようとしているかは容易く予想できる。
それには微かに眉を寄せたが、何も言う事はなかった。]
……そうだな、ああ本当についてない。
[もう二度とお目にかかりたくないと思って、その可能性の高い傭兵家業から足をあらったというのに。
こんな所で、今度は自分が人狼の声を聞く事になるとは。]
噛まれた時点で嫌な予感がしたとはいえ。
置き土産にしては重すぎるだろうが……。
[今は亡き人狼の名を、胸の中で呟いた**]
―村の入り口―
入り口が……。
[聞こえてきた会話に眉根を寄せる。]
…通れるようになるまで、出れない。
[フォルカーと顔を見合わせた後で、
繋いでいない手でエプロンの裾を握る。]
─ 村の入り口 ─
[騒ぎの現場に辿り着いた頃には、もう何人かの村人達が集まって居た。
先程別れたクロエやフォルカーが見えたなら、軽く手を振ったり。
他にも知った顔が見えれば挨拶くらいはした]
…崩れたの、やっぱり出入り口のトンネルだったんだ…。
[音のした方角で予想はしていたから、声は納得するようなものとなる。
まだ原因ははっきりせず、復旧の見通しも出せていないらしい状態に小さく息を吐いた]
出られなくなるのは仕方ないね。
復旧するまで待つしか、ない。
[虚ろな瞳はいつもの通り。
慌てず焦らずの様相で、僕は崩れたトンネルの方へ視線を向けていた。
僕は村を出入りすることなんて皆無だったから、食の確保さえ出来ていれば、出入り口が通れようが通れまいが関係ない。
だから、動揺も焦りも、抱く必要は全く*無かった*]
― 村入口 ―
[立ち尽くしながらも、周囲の人間の唇を読む。
感情と予想と真実とがごちゃまぜな中、より正確な情報を探した。
落盤が起きた、道が塞がれた、怪我人はあるが重傷者はいない…。
思ったより非常事態で無い事が見越せれば、手を貸す事は避けた。
ただ手にもったままの薬箱は今役に立つだろうと、詰め所へと向かう薬師>>34を捕まえ、薬箱を差し出した。不要であれば無理に押し付ける事はしなかったが。
後は自衛団連中で手が足りるだろうと思い、詰め所へはよらずに先の場所へと戻るとまた別な顔が見える。
雑貨屋の娘にフォルカー、洗濯女の姿に気づくとひらと手を振ってみせた。
少女の青い顔>>54が見えれば、安心させるように大丈夫だと肩を叩く。
彼女の父親が外に出ようとしていた事は知らないが、『酷い怪我人はいない』と動作し伝えておいた。少女になら、おそらくは伝わっただろう。]
[フォルカーの様子はどうだったか。
同じように不安そうな表情をしていたなら、雑貨屋の娘にしたのと同じような動作をとった。こちらには直接言葉で伝えたやもしれんが。
そうすることで、傍にいたクロエにもおおよそは伝わっただろう。
彼女の動揺も見えれば、こちらの肩にも触れ、軽く叩いた。]
[リゼ、とクロエが呼ぶ名>>*11に、やはり一瞬誰だった顔が出てこなかった。
思い出したのは、おそらく薬箱のやりとりをした辺りだろう。
以外な人物に、詰め所へと向かう背を見る表情に、驚きが混ざった。
クロエの姿が視界に入ると、他者に気づかれない程度視線が強くなる。
彼女の声も耳に入り。
自覚の無かったらしい様子に内心眉が寄った。口を開いたのは失敗だっただろうかと。
とはいえ、薬師が積極的に話しかけてくる様を思えば、無駄な足掻きかとも思えるのだが。]
あまり動揺しすぎるな。
まだ大事にはなっていない。不信に思われるぞ。
[クロエの肩を叩きながら>>61、かける声はこちら側でのもの。
タイミングから、誰が喋っているのかは伝わるだろうか。]
/*
なんかめっさ読み違いが怖いぃぃ。
そして更新タイミングは明日で良いんじゃなかろうかとちらりと。
ベアトリーチェとかクロエとか、入ったばっかで十分交流出来て無いしねぇ。アベも居ないし。
―村の通り―
[子供をつれた学者先生がついてくるのなら拒否することはないが、ついてこないのならそれを気にすることもない。
ゆっくりと村の入り口のほうに近づいていけば騒ぎは聞こえてきて。
もれきこえた言葉で入り口がふさがれたことを知る]
あーあ……なんてこった。
[まだしばらくは持つだろうけれど、復旧がいついなるのか、それを心配して顔を蹙める。
知人の姿はみえたけれど、ざわざわとした騒がしさの中で声をかけることはせず。
胸の奥にくすぶる不安をため息で吐き出した]
─ 村の通り ─
……そーなんですよねぇ。
いやはや、参ったなあ……新しい本、そろそろ届くはずだったのに。
[ため息と共に零れた言葉を、友が聞かずに済んだはきっと幸い。
片付けられないのにまた増やした、と突っ込まれる未来は想像に難くないから]
それで、対処できる程度である事を祈りたい、ってーのが本音ですけどねー。
[突っ込みがなかった事もあり、その話はそこで結んで。
肩を叩かれる>>47と、物凄く、情けない顔をした]
ああ、俺も行きます、先に行っててください。
[入り口の方を見てくる、という行商人を送り出し。
周囲で不安げにしている子供たちを見回した]
……と、いうわけで、俺はお手伝いがあるかも知れないから、行ってくる。
もう、大きな音とか揺れはないと思うから、みんな、家に帰りなさい。
年上の子は、小さい子を送ってってあげて、ね?
[言いながら、さっき抱えた子供を下ろそうとするが、子供はしっかりしがみ付いて離れない。
正直、四、五歳の子供というのは、色々と思う所あるので微妙なものがあるのだが]
……あー……仕方ないなあ。
[無理に離せば混乱しそうだし、恐らく、危険のある場所までは近づけまい、と判断して、連れて行く事にして。
年長の子に抱えた子供の母親への言伝を頼むと、遅れて村の入り口へと向かった]
/*
NPCが増えそうな勢いですw
名前つけてしまおーか。
そして、どーしよーか悩んでいた設定を、結局入れている俺がいる。
役職取れてたら、また面白く広がったんだけどなあ、ここら。
[詳しい情報を手に入れるために団長の姿を探すが見えず。
近くにいる人に確認したら坑道の奥に入って行ったとの返事]
……じゃあもうちょっとしたらでてくるかね。
[どれぐらいで復旧するのか、それとも目処すら立てられないほど酷いのかだけでも知りたくて団長が出てくるのを待つ。
そうこうしている間に子供を一人抱えた学者先生>>64がやってくるのが見えて]
おや、離してもらえなかったのかい?
どうやら入り口はふさがったようだよ、今確認しているらしいがね。
[わかったことだけを端的に伝え。
抱っこされている子供に危ないから近寄るんじゃないよ、と声をかけた]
─ 村の入り口 ─
……おーおー、なんともはや。
[行き交う人の騒がしさと慌しさに、上がるのは場違いに暢気な声。
どんなときでもペースを崩さないのが、変人と称される所以の一つではあるのだが]
……しっかし、復旧の手、足りるんかねぇ……重傷者が出てないなら、男手は足りると思いたいが……。
[呟く当人は、『自称・非力』な伝承学者だった]
ええ、どーにも。
……この子、昼間は一人きりなんで、ちょっとほっとけんとこもあるんですよ。
[離してもらえなかった、という言葉>>65に、へにゃん、と眉を下げ]
そーですか……まあ、そこらは専門家の判断と確認待ちですな。
状況によっては、すぐには判断しかねるかも知れん。
ここでたむろしているよりは、宿なり食堂なりで、報せ待ってた方がいいのかもですねー。
― 村入口 ―
[塞がる坑道。
村の外へと続く道は閉ざされている。
轟音の理由はその現場を一目見れば知れるものだった。
微かに震えるくちびるが、とうさん、と綴る。
陽気で少しだけそそっかしい雑貨屋の主である父が
巻き込まれてはいないだろうか、と心配に思うたようだった]
……っ。
[誰かに細やかな状況を聞こう。
そう思い辺りを見回せば漸く其処に見知った村の人たちが集まるのに気付いた]
[フォルカーの謝る声>>55に視線を向ければ
慌てた様子の歳近い彼とクロエの姿が目に留まる。
気安さからか少しだけ表情を和らげて二人に小さく会釈を向けた]
……クロエさん、大丈夫?
[自分より大人である彼女もこの一件に動揺しているらしい>>58。
その様子にへなりと眉尻を下げて彼女を案じる言葉を掛けた]
/*
…子供抱えたオトフに突っ込みいれたいが、ここで俺が絡むと全員揃った時多角るのがちと不安。
とか思ってたらベアトリーチェ来たな。
見落とされてるg
とうさんって唇読んでも対応変わんねぇのが こう><
もどかしいね!
どうすっかちょっと考えつつ。
― 村入口 ―
[フォルカーらの所にいたせいでか、恩人と友人の姿に気づくのは少し遅れた。友人の子連れが板についた姿を見ると、やや呆れたような表情にはなったが。
向こうも状況はすぐ知れるだろうから、こちらが伝えに向かうことはしなかった。
視線が別方向を向いていたせいで、ベアトリーチェの唇の動きは読み取れなかった。読み取ったとしても伝える言葉>>60はおそらく代わりがないのだろうが。
クロエを案じる様子には気づき、まだ動揺収まりはしていないだろうかとちらと彼女の方もまた見た。]
[軽く肩に置かれた手に少女ははたりと瞬きをする。
手の主を見上げれば修道士であるライヒアルト>>60の顔が見えた。
案じてくれているだろう気配にゆるとくちびるが弧を描く。
彼の綴る言葉、傍目からみれば動作であるのだが
それを受け止めれば、ほっと安堵の吐息が漏れた]
そうだったんだ。
事故が起こったのは大変だけど……
酷い怪我人が居なくて、良かった。
教えてくれてありがとう。
[ぺこりと頭を下げれば肩に掛かる金糸が揺れる]
─ 村の入り口 ─
ええ、そういう事でして。
[笑み>>70に返すのは苦笑。
当の子供は、大人たちのやり取りの意味がわからず、きょとん、としていたが]
……それに、今の状態じゃ、ヘタに状況公表はせんでしょう。
こんだけざわついてんだから、場合によってはパニック起きる。
少し時間を置いて、全体的に落ち着かせてから、話すんじゃないかなぁ……なーんて。
[やや声を落としてこう言って]
ま、全部団長のじー様の性格からの類推ですけどね。
[最後の部分は、やや軽めの口調でこう落とした]
てわけで、ここにいるよりは、解散して移動した方がきっと建設的。
……座って落ち着いた方が良さそうなひとも、結構見えますしな。
/*
実際、なあ。
不確か情報が飛び込む度に、あっちこっちで騒ぎ起きとったもんなぁ、あん時も。
……嫌なリアル体験の反映だな……orz
[クロエの反応はさておき。ごく自然と、彼女を擁護するような発言が出た自分に内心驚いていた。
確かに人狼には思う所があるし、現状この人狼が何かしたわけではないのだが。
殺されかかったのにな、と。
過去を思い出して心中に複雑な物が過ぎった。]
[イレーネの視線>>70に気付けば一つ瞬き
きょろと辺りを見回してから拗ねたような顔をした]
イレーネさんはまた子供扱いする。
[少女自身はもう大人なのだと思っているらしい口調。
けれど家に残してきた母親の事が気になるのも事実で
そわりと来た道の向こうへと視線を向けた]
―村の入り口―
[ざっと処置を終えて詰所から戻ってきた。]
入口は結局、埋まっちゃったのか。
重傷ってほどの人はいないけど、それなりに怪我人は出てるし復旧作業にかかるのは少し時間かかりそうだよ。
動けないほどじゃないにしろ、怪我したまま作業復帰は勧められないところ。
[骨折だの手足が欠損しただのはいなかったが、捻挫や打撲程度はごろごろいる。]
― 村入口 ―
[少女が頭を下げると>>72、こちらはゆると首を振った。
子ども扱い、とイレーネに抗議する>>74彼女には悪いが、こちらから見てもまだ十分子供の範疇で。
どこか不安気に、おそらく家のほうを見ている彼女の頭を撫でた。
フォルカー達の様子も見ながら、同時に友人らの唇も読む。
解散した方がとの意見が見え、その方が良いかとこちらも内心で思った。
近くに居た者らに『ここに居ても仕方ないから戻るか?』
と伝えるが、どう返してきたか。]
たぶん、ね。ハッキリしたことはわからない。
私も自分以外には… 父さんしか知らないもの。
[それすら確証はない。声は聴いたが姿を見たわけではないから。]
まだ、そうね。たかが怪我人が十数人。
誰も死んだわけでもない…。
大事になるのは――…
これからよ。
─ 村の入り口 ─
お、リーゼ嬢、ご苦労様です。
[戻ってきた姿>>75に気づいて、ひら、と手を振る。
ちなみに、友の呆れたような表情>>71は、目に入っていたから、ほっとけ、といわんばかりの視線を投げておいた]
はあ……まあ、重傷者がいなかったのは何よりでしたねー。
しかし、そうなると……ますます、ここに突っ立ってても仕方ない、ってとこですか。
自衛団も、作業し難いでしょーし。
[集まっている住人たちに、家に戻るように、と説得周りに勤しむ団員の姿を見て、ため息一つ。
子供が不安げな表情をしているのに気づくと、すぐにいつもの表情に戻ったが]
─ 村の入り口 ─
リズ…ゼルギウスは?
[坑道へと向かった団長の代わりに通せんぼをする自衛団員に、幼馴染の所在を問う。
このような事態が起きれば、一番に行動を起こすのを知っていたから必ず居るだろうと考えて。
案の定、既に負傷者の治療を開始している聞かされ、場所も聞いておいた]
[それと前後してかリズもこちらへとやって来ていて>>75、聞こえた声に視線を向ける]
…動けるようになってから始めるにしても、無事な人だけででも作業を開始するにしても、時間はかかりそうだね。
[他人事のように言うのは、僕が頭数に入らないのは確実であるため]
加工師 ゲルダは、彫刻家 アーベル を能力(占う)の対象に選びました。
/*
といってもアーベルまだ発言してないのか…
どうしよっかなー。
村の入口行こうかと思ったけど、多角最近ついてけないしな。
ちょっと考えてみるか。
─ 村の入り口 ─
[他の坑道も立ち入り禁止と言う自衛団員の言葉を耳にし、虚ろな瞳を旧坑道の方へと向ける]
…先に見に行ってて正解だったかな…。
[ともすれば生き埋めの可能性もあったのだけれど。
その前に出て来ていたために危機感は少ない。
指先で頬を掻いたら、また擦り傷に当たって軽く顔を顰める羽目になった]
―村の入り口―
[オトフリートへ軽く手を振りかえし。]
避難が早かったのかな? 閉じ込められたって人もいないみたいだし、そこは不幸中の幸い。
ひと月くらい出られなくても食料に困るわけでもないし。
のんびり見守るのがよさそうとは思う。
[何にせよ後に残るような怪我をした人がいなかったので安堵の息をついた。
幼馴染の声に気付いて >>79]
うん、たぶん、かなり復旧は後になるんじゃないかな?
捻挫っていっても歩けるまで10日くらいかかっちゃったりするしね。
イレーネさんとフォルカくんの家は少し困るかもしれないけど… 村にはあまり影響はないんじゃないかな?
[外へなど出ない人が大多数なのだから生活が変わるとも思えない。]
― 村入口 ―
[薬師の姿>>75が見えれば、常と同じようにひらと手を振った。
唇を読んで、おおよそこちらの把握が当たっていた事も知る。人数が足りてないのなら、復旧作業にも借り出されるだろうな、とは内心思っていた。
友人の視線には>>77肩を竦めた。
子連れでわらわら来てるからだ、とか思ったが、それは本人も解っているだろうから黙っておいた。顔には出すが。
恩人の動作も>>78見えて、それにははっきり頷いてみせる。
クロエたちの様子が気にはかかるので、先に行くようなら見送る体を取りながら。]
─ 村の入り口 ─
そうそう。
……煮えた頭には、どんな正論詰めても意味ないもんです。
[同意する行商人>>78に、こくり、と頷いて]
んじゃ、一度宿に引っ込みますかー。
情報集まるのはあそこだし……。
[何より。
今日は戻ってもきっと、寝場所がない。
先の震動は、一体どんな惨状を作ったのか。
考えるだけでくらくらとしていた]
……我慢出来ないくらいに、腹が減ったのか。
[大事になると確信して言う薬師の様に、そう返す。]
今人を喰うと、確実に大事にはなるだろうな。
獣の檻の中に入れられたようなもんだ。
誰も逃げられない。
[それは彼女自身もなのだが。
そんな事は当人も重々承知なのだろう。]
[薬師にはお疲れ様、と軽く声をかけるが、聞こえていなくとも気にせず。
ライヒアルト>>82が頷いたのを見て、また後でと手をふった]
詰めようにも煮立ってる頭じゃ湯気になって逃げて行くだろうよ。
[学者先生>>84の言葉に可笑しげに冗談を返し。
宿に戻るという言葉に頷いて歩き出した]
まあ、不安なら固まってられる宿にいるのがいいかもねえ。
自分ちに戻っても情報を聞きにくる手間を考えるとめんどうだろうし。
[そう云いながらのんびりと歩き出す。
明日廻る予定だった人たちへの品もついでに渡せるだろうか、と考えたのは無駄をはぶくためで楽をするつもりではない、きっと。]
[薬師の言葉>>75に少しばかり表情が曇る。
怪我人の中に少女の父親が居なくとも
それは村人の誰かである可能性は至極高い。
見知った誰かが怪我をしたらしい事に心が痛むらしかった]
……ん。
[頭を撫でる修道士>>76をちらと見遣り小さく吐息零すは
子ども扱いしているらしいことを感じてのこと]
─ 村の入り口 ─
そっか。
怪我して無理に動いても、だもんね。
悪化しかねないし、効率も、悪い。
[リズの言葉>>81に同意の頷きを返す。
影響については事実そうだったから、否定するはずも無かった。
困る当人達がそこに居たため、それ以上繰り返すことはしなかったけれど]
……ぁ。
…うん、地底湖を、見に。
[僕が発した言葉を聞きとがめられると>>83、少しバツが悪そうに虚ろな瞳を彷徨わせながら白状する。
怪我をそのままにしていることも、直ぐにバレると思ったから]
─ 村の入り口 ─
ん、ちゃんと全員戻っているなら、重畳。
まあ……備蓄が尽きる前に復旧するのを祈りましょか。
[リーゼロッテの言葉>>81に、出来る限り軽い調子で言って]
そーゆー事ですねー。
手間はなるべく省略で。
[行商人の冗談>>85にこくこくと頷いて歩き出そうとして]
あ、おーい、そこな団員さんや。
マリオンのお袋さんが探しに来たら、宿にいるって、伝えといてー。
[子供の母への伝言を頼み、今度こそ歩き出す。
友から刺される視線は、気づかないふり、気づかないふり]
─ 坑道付近 ─
[自分の問いかけには、誰かが自衛団長の元に向かったという返答が返ってきて。
それなら行く必要はないか、と内心で呟いた。
出来るなら行きたくない、落盤の様子は見たくない。
遠い土地での出来事だから実際に見た訳ではないのに、岩の下敷きになった父の姿が目に浮かぶようで。
知らず、苦しげな息を零して。
側にいた坑夫から大丈夫か、と問われてようやくそれに気付いた。]
─…大丈夫だ。
私より、貴方達の方こそ怪我はないか。
歩けぬようなら、手を貸すが。
[怪我があるなら薬師のところに連れていくのが良いだろうか、と思いながら問いかけ。
怪我は多少あるものの歩けない程ではないと聞くと、そうか、とそれ以上は言わず。]
─ 坑道付近 ─
…あれだけの音と揺れだ、村の中にもさぞ響いただろうな。
少し、見てくるか。
[側にアーベルはいただろうか、いるならば少し歩いてくる、と声をかけて。
先ず気にかかったのは、宿を営む父子のことで。
当然というか、足は宿屋へと向かっていた。]
─ →宿屋 ─
― 村入口 ―
[ベアトリーチェの胸中>>86を量れるほど、子供心には熟知できてはいない。そもどちらかといえば苦手な部類ではあるのだ、子供は。慣れたり懐いている者は別だが。
零す吐息に、おそらくは不安を感じているのだろうと思い。
余計に頭を撫でたが、逆効果になったかもしれなかった。]
[幼馴染の答えに訝しげに眉を顰め]
なんで、そんな場所に。仕事のためなのかもしれないけど、今日みたいなこともあるし誰にも言わないで1人で行くのは危険だよ。
で。見せてみなさい?
[笑顔でそう言った。ただし目は笑っていない。
どんくさいヘルムートのことだから、一度や二度、地下で転んだりはしているだろうとあたりはつけられる。
そして、怪我をそのまま放置しているだろうことも。]
人狼って、もともと我慢なんてできないの。
無理に我慢するともっと酷いことになる… 食事なら1日1人で済むけれど、狂乱して暴れまわったら私が死ぬまでに何人巻き添えになることか…。
[どこか愉しげな口調で告げる]
見たいというなら検討してもいいけれど?
自衛団長 ギュンターが「時間を進める」を選択しました。
自衛団長 ギュンターが「時間を進める」を取り消しました。
─ 宿屋 ─
[村の入口には近寄らなかった為に、何人かがそこに集まっているとは知らず。
気にかけているうちの一人がそこにいるとも、自分と同じように宿に行こうとしているのも知らないまま早足で宿へと向かった。
宿には坑道から避難してきた坑夫の姿もあったろうか。
自分の顔が見えたらしい、奥から出てきた主から大丈夫だったかと問われると、こくと頷いた。]
あぁ、私もアーベルも怪我はないが。
村の方までは揺れは来ていなかったのか?
[そう問うと、多少は揺れたかもしれないが音の大きさの方が目立ったと返されて。
目立った被害はなさそうだと知れば、そうか、と微かに安堵を浮かべたのだが。]
…フォルカーは、どうした?
[息子の顔がみえないことに首を傾げて、主に問いかけた。]
─ 村の入り口 ─
[リズの眉が顰められる>>92と、僕は逆にへにゃりと眉尻を下げた]
…あそこに行けば、何か良いデザインが浮かぶかなと、思って。
一人でも、大丈夫だと、思ったし……。
[考え事をしながらの移動だったため、誰かに告げると言うこともしていなくて。
やっぱりバツが悪くなって、語尾は小さくなっていった。
笑っていない目をしたままに笑顔を向けられると、眉尻を下げたまま瞳を閉じる]
はい……。
[見透かされてるなぁ、と思いながら、僕はリズの言葉に従った]
[大人であるイレーネ>>78に大人だと言い張るのも子供っぽくて
少女は困ったように柳眉を寄せる。
ややして、躊躇いながらもこくりと頷くは認めるにも似て]
ん。帰る。
かあさんにも直ぐに戻るって言ってきたから。
/*
うーん、昼間にメモ貼ってあったから安心してたんだが。
アーベル、何かあったのかな…無理はしないで欲しいが。
一言発言してコミットしてくれると、兎猫さんが安心できそうだと思った。
[なでなでとあやすかのように感じられる手。
少女はライヒアルト>>91に少しだけ困ったような笑みを浮かべる。
大人である彼にとっても自分は子供なのだろう。
一度、少女は目を伏せて]
仕入れに出たとうさんが心配で来たの。
でも、巻き込まれたらしい話もないから、大丈夫だよね。
[まるで自分に言い聞かせるように言葉を紡ぎ]
大丈夫。
ありがとう。
[二つの言葉を修道士に向けた]
加工師 ゲルダは、宿屋の息子 フォルカー を能力(占う)の対象に選びました。
/*
もしかしたらアーベルがバファリン吊りになる可能性もあるので、フォルカーに変更。
どうなるかわからんけどな。
出来るならバファリン必要ないといいんだが…
へぇ……
[人狼についてそう語る薬師に軽く相槌ながら、昔の事を思い出してちくと胸が痛んだ。]
厄介なもんだな。運が無い。
入り口が開いてりゃ、外の人間だっていい訳も効いただろうに。
[相手の楽しげな口調とは違い、こちらは淡々と返す。
性格なのか、衝動のあるなしの違いなのかは解らないが。
物騒な検討を提案には、ふっと笑った。]
……遠慮しておこう。
巻き添え食らって死にたくはないんでね。
―宿―
[学者先生が子供を抱いたまま歩き出す、そのすこし先を歩く。
村はやはりどこかざわついて感じられる。
考えても無駄だが、早く騒ぎが収まればいいと思いつつ歩き、宿へと戻った]
ただいま、親父さん。
[先にもどっていたゲルダや坑夫にも挨拶するようにひらひらと手を振って。
お茶を一杯もらう]
[薬師であるリーゼロッテから向けられた言葉>>93に]
転んで怪我……?
すぐ治りそうなら、……うん。
[明るい笑顔を見せる彼女に表情を緩め
心配いらないと言う言葉にこくと頷く]
リーゼロッテさんが手当てしてくれたら
膝を擦りむいた時もすぐに治ったもの。
[自分が怪我して手当てして貰った時の事を思い出し
彼女がいうなら大丈夫なのだろうと思った]
― 村入口 ―
[明らかにこちらを避けた>>88友人の家の様子は、後で見に行くかと心に決めた。扉が開かずとも、窓からなら状況把握はできるだろう。
その結果、シメるかどうかはその時次第だが。
ベアトリーチェの唇を読んで>>97、彼女の父親が巻き込まれた可能性を知る。薬師が特に何も言わなかったので、おそらく怪我人の中にはいないのだろうが。
『きっと向こう側に出たんだろう。復旧すればまた会える。』と、両手を合わせるような仕草など取り伝えながら。
二つの言葉には、ごく小さく頷いて返した。]
デザインは良いけど… 別に子供じゃないんだから、それで何か言おうとは思わないの。
ああ、もう。ここ擦りむいてるし。やっぱり転んだのね。
[治療しようにも今、手持ちの薬などあるわけもないし、在庫もほとんど使い切っているのを思い出した。]
軽い怪我でも放っておいたらダメだって言ってるでしょう。
とりあえず、これで傷口だけ覆っておいて…。
[自分のハンカチで応急処置だけしておく。]
打ち身とかあるなら、後で膏薬でも出してあげるから塗っておいてね。
それで、デザインは浮かんだの?
― 村入口 ―
ありがとう。
[洗濯女のぎこちなさには反応が及ばず、おずおずと頭を下げた]
そう。なら良かった。
[怯えは確かに浮んでいたけれど。
重傷者は少ないと修道士に教われば少し落ち着けたようだった]
……僕も。子供じゃないもん。
[母親にかわって立派に店番している少女の方が大人びて見えるとは時々からかわれる。こちらも拗ねた顔でボソボソと言うのだった]
─ →宿 ─
[宿に向かう足取りが妙に気忙しげに見えたとしたら、それは明らかに向けられていた視線>>100のため。
ともあれ、行商人>>98にやや遅れて、宿へと入る]
やー、どーも親父さん、お久しぶりー。
[主人に向けて挨拶しながら、カウンター席に子供──マリオンを下ろして座らせた]
色々で待機しときたいんで、今日一晩お世話になりたいんだけど、だいじょーぶかな?
あ、とりあえず、ミルクあっためて、マリオンに出してくれると嬉しいんですがー。
─ 宿屋 ─
[息子はまだ帰ってきていないと言われると、そうか、と眉が若干落ちる。
見慣れていてようやく解る程度の表情の変化だが、宿の主にはフォルカーを案じているのが伝わっただろう。]
あ、でもさっき、フォルカーをみかけたぞ。
その、音がする前だが。
確か…ヘルムート、だったか。彼に話があるようだった。
多分、彼と一緒にいるんじゃないか。
[自分が離れてすぐ、ヘルムートに話しかけていたのを思い出し。
時間がどれほど経ったか解らないが、一緒にいなくても彼に聞けばフォルカーがどこにいるか解らないかと思ったのだが。
>>98イレーネ達が戻ってきたので、頭を下げて挨拶をした。
茶を注いだり坑夫に呼ばれたりの応対の方に忙しくなった主の邪魔にならぬように話はそこで中断となり。
オトフリートが子供を抱いているのを見れば、おや、と瞬きして。]
いつの間に子持ちになったんだ?
[思ったことをそのまま口に出した。]
─ 村の入り口 ─
……ごめん。
[傷についてを言われて>>101、謝罪が口を突いて出る。
目立つ傷は頬の擦り傷だったけれど、手も擦り剥いて居たためしっかりと見咎められて。
ハンカチはその傷を覆うのに使われた]
打ち身は…多分、大丈夫。
[そう言う時点でどこかをぶつけたと言うのがバレバレなわけだけれど。
今は僕よりも治療が必要な人が居るだろうからと、申し出には遠慮の言葉を紡ぐ。
デザインは、と問われると、閉じていた瞳をゆっくりと開き、口許に微笑を浮かべた]
うん。
水飛沫をモチーフにしたものを作ろうかな、って。
後は、二つで1セットのペアアクセも。
― 村入口 ―
[宿に戻ろうという話になれば一緒に動きかけたけれど、少女の父親が巻き込まれたかもしれないと聞いて止まってしまった]
ベアの父さんが?
[坑道の奥を窺うように見る。
団員に「子供が近寄るんじゃない」と言われてまたむくれた]
― 村入口 ―
[小さく動いた唇>>102はしっかり見て取れて。そういう事を言っているうちは子供だろうと思ったが、口にはしなかった。
この場では、なるべくなら口を開かない。自分の声は、少し加減を間違えると、他人に不快感を与え混乱の元になりかねないため。
クロエがまだ立ち尽くすようなら、肩を叩いて移動を促しながら。
フォルカーにも『戻るか』と手話をとって見せた。
『今頃父親が心配してるだろう』と、特に"父親"と"心配"の単語を強調しても伝えながら。]
─ 宿 ─
……さて、場合によっては送ってくよーかなー。
[甘めのミルクをもらって落ち着いてきた子供の様子に、こんな呟きを漏らす。
懐かれてはいるが、実の母ほどには安心させる事はできないし、落盤の状況如何では、力仕事以外の所で復旧工事の手伝いもしなければならなくなるから、身軽な方がいい]
……って……はぁい?
[などと考えていたら、何とも直球な言葉>>104を向けられて。
思いっきり、ひっくり返った声が上がった]
― 村入口 ―
[子供じゃないという同い年の少年の声>>102が小さく聞こえる。
似た思いを抱いたであろうフォルカーにこくこくと頷くのは
彼の言葉を支持するかのよう。
両親が居たら“そういうところが子供なんだ”と笑われそうではあったが。
少女の父親の事を気にしてくれる彼>>106には]
仕入れに出たばかりだから心配だったんだけど
……強運らしいから、大丈夫だよ。
[そうあってほしいと思いながら少女は淡く微笑んだ]
―村の入り口―
素直に謝ったから許してあげましょう。
今日は、色々起こったし… ね。
[さすがに10数人を一度に診るのは疲れたというのもある。]
転んだ甲斐はあった?
そうでもないと無駄骨だものね。
ペアアクセかぁ… そういえば、母さんは何かの片方をずっと持ってたな…。
水飛沫がモチーフって面白いね。どんなのになるんだろ。
[処置を終えると、んーっとのびをして。]
また、何かあるとアレだし、暫くは怪我人の様子も見ないといけないから宿住まいにしておこうかな。
家まで戻ってて間に合わなかったら大変だし…。
今日は疲れたから休もうっと。それじゃ、またね。ヘルムート。
[ひらひらと手を振って村の方へ戻っていきました。**]
/*
……父親誰ですかwwwwww[※髪色的に]
って、某村でNPC化したときに、
父:クルト 母:ドロテア 息子:マリオン 娘:アナ
なんて一家作ってんだから、今更かwww
/*
ログをだいぶ読み落としている気がする・・・!
ちゃんとメモも確認しないとだめだ。
でも、今日はむり(n・ω・n)
─ 宿屋 ─
あー、違うちがう、違いますって!
この子は、ウチのご近所さんの、ドロテアさんとこのマリオン!
[ゲルダの言わんとする所>>110に気づくと、がくり、とカウンターに崩れ落ちた]
……俺の子供じゃありゃしませんよー。
っていうか、俺がここに越してきた頃に生まれた子ですよ、この子。
― 村入口 ―
もうここにいるの知ってると思うけど。
うん。戻る。
[諦めて坑道入口から離れる。
修道士>>107から『父親』と『心配』を強調した手話を送られると、ゆっくり言い訳してから、こっくり頷いた]
うん。そうだよね。
ベアの父さんだもんね。
[先ほど同意してくれた少女>>111に微笑み返す。
それでもまだ不安そうに見えたから、洗濯女安心させてくれたように途中まで手を握っていこうかと差し出してみた]
─ 村の入り口 ─
[許すと言うリズの言葉>>112に、僕は安堵の色を浮かべた。
どうにも、怪我や治療に関しては彼女に頭が上がらない]
ん…転んだ甲斐はあった、かな。
あそこは閃きを得るには良い場所だよ。
[瞳は虚ろなままだったけれど、口許は嬉しげに綻ぶ。
楽しみにしてくれるらしいリズの言葉に、僕はまた笑みを浮かべた]
そうだね…そこに居るって言っておけば良いしね。
…手が足りないようなら手伝うから、言って。
お疲れ様、またね、リズ。
[助力を申し出てはみたけれど、余計な仕事を増やす元になりかねない部分もあるため、断られたかも知れない。
休むと言って立ち去るリズに労いの言葉をかけて、僕は彼女を見送った]
衝動…。
[伝承でも聞いたことのある言葉を口にする。
そういえば先ほどからお腹が空いたような感覚がある。
もしかして、衝動とはそのことなのだろうか?]
―宿―
[坑夫たちから話を聞きながら茶を飲んでいた。
学者先生と細工師の会話には可笑しげに笑いを零し。
まあそう見えるのも仕方無いよなあ、と思いながら口には出さずに微笑ましく見守っている。
子供がいても可笑しくない年齢なのは自分もだから火の粉が飛び火しそうな話題は眺めているだけだった]
― 村入口 ―
[フォルカーの同意にこくともう一度頷き
微笑む彼と視線を合わせるのだけど。
差し出された手と彼を交互に見遣り
少女は彼の手に自分の手を重ねた]
……ん。
帰ろ。
[同い年の少年と手を繋ぐのは気恥ずかしいのか
そわりそわりと少しだけ落ち着かない気配。
それでも気遣われた事を嬉しく思い
どちらかの家にたどり着くまでは繋いだままある心算で]
/*
宿屋に行く理由が無い(笑)。
村時間で日が変わるんだったら、宿屋に集まる必要ないと思うんだ。
…人居るからってそのまま進める可能性はあるのかなぁ。
襲撃情報が深夜だから無いと思うんだけど。
ああ。
[こちらで名を呼ばれ>>*19、声に出して肯定して返す。
礼を聞いて、気にするな、とは向こうで纏めて仕草で返したが。]
─ 宿 ─
[行商人の笑い>>116は、崩れ落ちていたので気づけなかったが。
周囲の話題に取り残されている子供は、不思議そうにそちらを見ていたり]
……もう少し早く、おかしいと思ってくださいってば。
[瞬きするゲルダ>>118の言葉に、はあ、と大きくため息一つつく。
突っ込みいれる気力はなかった]
─ 村の入り口 ─
[リズを見送ってから、手に巻かれたハンカチに視線を落とす]
……後で洗って返さないとな。
[泥汚れ自体は先に洗い流したし、血が出ているわけでもなかったから汚れると言うことは無かったけれど。
礼儀としてそうあるべきと考え、頭の片隅へと留め置く。
気付けば集まって居た人達の数は減り、見張りの自衛団員と数える程度の村人しか居なくなっていた]
…僕も戻ろう。
[そこに居て何か出来ることも無かったため、ふらりとその場を立ち去った]
― 村入口→ ―
[握った手>>119は温かくてホッとする。
なんだかそわそわしているようなのは、どうしたのだろう?と不思議に思うだけだった。
宿屋の息子は、昔はよくやったのだからと気にしていない。少女より子供っぽいと言わるのはこういうところもあるせいだろう。
洗濯女や修道士からはどう見えたものやら]
ベアもまずは家に戻るよね。
あんなの続いたりはしないと思うけど、気をつけて。
[思うというか、そう思いたい。少女の父親の無事と同じように。
宿と雑貨屋、方向を違える場所までくると手を離して言った]
― 坑道内 ―
とりあえず一晩様子を見よう。
朝もう一度確認して、大丈夫そうなら坑夫達の力も借りて道を通す。
[指示に従い散っていった団員達を見送って。
数人残った者達を見回した]
……決定打が出てしまってからにしよう。
悪戯に混乱させることはない。
[特に信頼の深い団員達にはそう告げて。
埋まった道を見て手袋に包まれた右手を強く握り込む。
予見できていることだが信じたくない。
そんな思いが滲んでいるような顔だった]
─ 宿屋 ─
[子供、と口にしてそういえば、と。
奥で忙しげに動いている主人に視線を向けた後、イレーネとオトフリートに視線を向けて。]
二人は、フォルカーを見なかったか?
先程の音の後、まだ帰っていないらしくてな。
…その。
心配することは無いと思うん、だが。
[落盤に巻き込まれてはいないだろうが、姿を見ていないのはさすがに気にかかり。
彼らが先程まで同じところにいたとは知らぬまま、首を傾げて問いかけた。**]
― 村入口→ ―
[ベアトリーチェが首を傾げてきたので、少し笑んで返した。
友人のように穏やかに笑むのは苦手で、上手く笑えたかは解らないが。
フォルカーとベアトリーチェの些細な変化の違い>>119>>123は、後ろから楽しげに見ているだけだったが。
クロエが>>124空腹を主張するのが見えれば、少し考えた後、宿の方を指差した。
人が集まってるようだから向こうで取ればいい、という意味は込めたが、仕草にはせずに簡単に。]
─ 宿 ─
[否定が飛ぶまでの間のゲルダの思考>>126は、幸いにというか知る由もなく。
いや、知ったら知ったで、また崩れ落ちそうではあったが]
……ま、わかってもらえたなら、いーんですけど、ねー。
[曇る表情にそれ以上は突っ込まず。
フォルカーの事を聞かれる>>127と、ひとつ、瞬いた]
あー……さっき、村の入り口のところで見ましたけど。
多分、そろそろ戻ってくるんじゃないかな?
―回想・村の通り―
[ゲルダからの言葉、感謝の思いも込められたその言葉>>0:182に笑いかけながら]
いや、僕こそゲルダがいてくれて結構助かってるよ。
師匠がいなくなった後も一人にならずに済んでるんだしさ。
[ゲルダの見せる変化が微かなものであっても自分は気付ける。そのつもりでいる。
そこには守りたいと思う気持ちもあったからかもしれない。
そんな風に会話を続けながら歩いているとヘルムートの姿に二人して気付く。
ゲルダと同じく挨拶を返そうとして怪我をしたりしている様子にゲルダが心配する声をかけていた。
すぐに返答は得られて怪我の理由に納得しながら、ゼルギウスに診てもらうよう薦めるゲルダに同意するように]
うん、その方がいいと思うけど。
[それでも断る様子にそれ以上薦める事はゲルダと同じくしなかった。
仲がいいとか、ゲルダがさらりと返す言葉には慣れのせいか違和感を感じることなく受け取っていたので素直に苦笑だけを返していた。
その後ヘルムートが何かインスピレーションを沸かせた様子には邪魔をしないようにとゲルダに頷いて一応の挨拶の言葉をかけてからその場を去った]
[歩きながら自己を確認するも、自分には衝動らしき物はない。
声が聞こえる、という大きな変化以外は、別段変わりは無いように思えた。
空腹を覚える声に、表ではああ伝えたが>>128。
こちら側では少し嘆息しつつ。]
二人揃ってまぁよりにもよって……だな。
少なくとも夜までは我慢してくれよ。
[こんな時間から人を襲われては堪らない。
自然と狼に肩入れ気味な思考をする自分に、少しだけ眉が寄った。
まだどこか、何かズレを感じずにはいられない。]
―回想・ゲルダの家―
[お茶の誘いは遠慮することなく、どちらにせよ荷物は中まで運ぶつもりだったのもあったので都合がよかった]
うん、それじゃあ貰って行こうかな。
[ある意味で慣れた勝手知ったる他人の家、掃除や買い置きの話を聞きながらゲルダが準備をするのを座って待っていた。
少し考えた後に口にする言葉]
料理、しばらくは作りにきたほうがいいかな?
[掃除とかもそのついでにとか考えながら、返答は結局その後起きた出来事の為にうやむやになっただろう]
―回想・ゲルダの家―
[言葉をかけて、お茶が準備される直後を襲った地響きと音に咄嗟に構えながらゲルダのほうへと手を伸ばして支えようと、その手はゲルダがしゃがんだために見事に宙を掴むことに。
少し居心地が悪そうに手を差出したまま固まりながら、揺れにバランスを崩すことなく蹴り出された薬缶の行方はしっかりゲルダに被害が及ばないようにと目で追っていた]
すごい揺れと音だったね。
[ゲルダの言葉に返すように頷きながらそう答えて、ただの地震という感じではなかった気が自分もしていたのでゲルダが飛び出すのを追いかけた]
―回想・坑道付近―
[落盤の起きた現場と、ゲルダの様子にその後ろに立って支えるようにしながら、不審そうな様子の坑夫の方を見て]
とりあえず、自衛団長にだね。
[ゲルダの言葉を後押しするようにそう言うと、既に呼びにいった後だったらしい。
少し歩いてくるというゲルダのことは心配だったが、そこにいるけが人を放っておくのも気がひけて]
うん、わかったけど、ゲルダも無理はしないでね?
[余りここにいたくない様子も感じていたので呼び止めることはせずに見送った]
― →宿 ―
ええと。
食べられるものは今日もちゃんとあるよ。
[お腹が空いたという洗濯女に宿を示す修道士を見て曖昧に笑った。加工師にも教えられなかったように、今日の仕込みの成果はまだ口にしていなかった]
ただいま。
[父親以外にも心配されていたとは知らずに、いつもと変わらない調子で表から戻った]
…そだネ。
たまには手抜きしてもいいよネ。
[基本自炊で済ませているから、他所で食べる、と言うことが少ない。]
ありがと、ライヒ。
[他者の呼び方は変な風に縮めるのが癖のようなもので。
こて、と首を傾げながら相手を見上げた。]
そ、か。
[ポツ、と呟くとふと思った事をこちらで口にする。]
そういえば、ライヒって昔なにしてたの?
[ライヒの過去を知らないナ、と思った故の疑問だったのだが。
答えが返っても返らなくても、ふぅん?と首を傾げるだろうが。]
…だって、お腹空いたものはお腹空いたんだモノ。
[むぅ、と少しだけ拗ねたような表情になる。
おそらくは、自分が人狼だと自覚したが故なのだろうけど。]
彫刻家 アーベルが「時間を進める」を選択しました。
― 坑道→宿 ―
そうだ。道の復旧を優先させて欲しい。
貴重な夏に塞がれていては死活問題にも繋がりかねん。
[入口で待っていた坑夫達のまとめ役と相談して、翌日の段取りを済ませ]
場所は確保しておくか。
[浮かない表情で宿屋の裏口へと向かい、主人を呼んだ]
自衛団長 ギュンターが「時間を進める」を選択しました。
自衛団長 ギュンターが「時間を進める」を取り消しました。
─ 村の通り ─
[戻る、と言っても家や他の人達のように宿屋へと向かうことはなく。
ふらり村を歩き回る様子は、騒動が起きる前と何ら変わりは無かった]
広く色んな人が使えるようにするなら、性別を固定しないようなモチーフにした方が良いよね…。
[考えながらふらふらと歩き続ける。
運動神経は壊滅的だけれど、ずっと歩き続けることが出来るくらいに体力だけはあった]
あまり複雑じゃない方が良いかな…。
加工出来ないんじゃ、本末転倒だしね。
/*
ああ、違う、何か勘違いしてた。
しかもここすっごい人がいるよ。
すっごい人がいるよ。
すっごい人がいるよ。
保管無理だからつっぱしろう。
― →村の通り ―
[フォルカーの言い様に>>135少し首を傾げたが、曖昧の理由は知る由も無かった。
クロエにまた礼を言われるが、緩く首を振る。
『こんな時だからな』という仕草も加えたものの、手話を彼女が読み取れたかは解らない。
途中までなんとなしに歩いていたが、宿に着く少し前に用があるとフォルカー達とは別れた。あとで行く、とも仕草し残して。
友人と鉢合わせる前に家を見てくるか、と思いながら向かう先は奴の家だった。]
/*
毎度時間進行下手ですみません。
直接聞きたいって方多かったかなぁ。
鳩からギュン爺だけでも動かしておくべきだったかもですね。
ついでに僕は本当に15歳なんだろうかと小一時間。
歳近いベアも来てくれたことでまた舞い上がっちゃったけど。
幼すぎるかもしれないと。うん…(とおいめ
[部屋のベッドに倒れ込むようにして寝転がり。
同時に、少し無理して作っていた表情は崩れて]
………っ
[先程落盤の音で蘇った“事故”の記憶を拒絶するように、強く目を閉じた。
直接喉が傷ついたわけではない。
それまでの声が出なくなったのは、その時に受けたショックの影響が強いのだろうと、最初に診た医師は言っていた]
[目を閉じたままで枕を手繰り寄せ、強く抱きしめて。
そうするうちに徐々に落ち着きを取り戻して、目をゆっくりと開いて]
……あ、洗濯物……
[先程途中で洗濯女とすれ違ったことを思い出して、部屋まで持ってきていた籠を見た。
とは言え、今から改めて外に出る気にはなれない]
また、今度にしよう……
[小声で呟いて、再び目を閉じる**]
[唐突な疑問の声>>*23に少し瞬いた。]
修道士。
……って言うのは信じられないか?
[逆に少し笑いながら、問いかけるように尋ねてみた。]
―→宿―
[残るとは言ったもの、結局自分が出来るのは付き添いくらいで、ほかに人が来れば自分のすることは完全になくなっていた。
小さな村のこと、ほとんどが見知った顔の相手ではあったけども少々特殊な趣味を持つ自分はお世辞にも他人との交友関係がいい方とはいえない。
父親の存在もかなり大きな一因であったりもするのだが]
宿行くって言ってたしね。
[その場にこれ以上いてもしかたがないのでゲルダを探し足は宿の方へと。
ついでに、そもそも最初の目的だったイレーネの姿を探す意味もあった。
宿に着けばゲルダの姿を見つけてまずは安心した様子を見せて、それからイレーネの姿に気付き]
ああ、イレーネさん探してたんだ。
[先ほど分かれたオトフリートやフォルカー、団長等の姿もそこにはあり頭を軽く下げて挨拶をした]
/*
行動先走って絡めないといういつかのミスをまた繰り返している。あああ。
なにか理由付けて落盤見に行けばよかたorz
─ 宿 ─
お。おーかえりー。
[戻ってきた姿>>135に気づくと、ひら、と手を振る。
いくらか、ダメージは回復していたか。
この後、更なるダメージが来るとは知る由無く。
二階の窓から出てきたために、玄関に鍵がかかっていないとか。
二階の書斎は何をかいわんや。
寝室や、一階の客間のはすだった部分も含め、読んで積んだ、を繰り返した跡がはっきり伺える。
更には書きかけのレポートらしきものも散乱しており、片付けられた、という形跡は既に見る影もないのが現状だった]
― 宿 ―
父さんの分も様子見てきたんだよ!
[遅い!と怒る父親に言い返した。
言い訳に聞こえるけれど本人は本気だったりする。
行商人や学者に手を振り返しながら奥まで進む。
裏から父親が呼ばれると、本格的に手伝うために自分用のエプロンを取って掛けた]
クロさん以外にも食事してく人、いる?
─ 宿 ─
やー、無事で何より。
[アーベル>>144にもひら、と手を振って。
食事を、というフォルカーの声>>148に、そちらを振り返った]
食事というか、親父さんには言ってあるけど、今日一晩御厄介になるんで、よろしくー。
あ、マリオンは、ちゃんと帰すよ。
そろそろ、迎えも来るだろうし。
…んー。
[小さく首を傾げると]
ライヒがそーゆーなら、そうなんだろうケド…。
[それでも、完全に納得していないのは声に滲んでいる。]
― 村の通り ―
[知った道を歩き、オトフリートの家へと向かう途中
何やらふらふら歩いている男と出くわした>>138
なにやら動く唇は読めるが、何の意味かは良く分からない。
前を良く見ていないようなので道を譲るように少し避けたが、少しだけでは足りなかった。
すれ違いに肩をぶつけてしまい、すこしよろめき
『すまん』と手話で謝罪を入れた。]
おーお。我慢すると体に悪いらしいからな。
[とはゼルギウスの弁を借り。
拗ねる彼女>>*24を宥めるように……というよりは、むしろ少し煽るようなものの言い方になったか。
穏やかといって良い会話の最中。
ふと、誰を食うんだろうな、という疑問が過ぎり、言葉が途切れた。]
― 宿 ―
そうなんだ。
オト先生、さっきので部屋が使えなくなったとか?
[クロエに香辛料の効いた…多分効きすぎ…の食事を出しながら、学者>>149にサックリと聞き返した]
ライさんにまた怒られそうだね。
[自分用にも水を汲みながらクスクスと笑う]
そういえば、誰を食うつもりだ?
[おそらくは知らない相手になるんだろうか。
それとも親しい物から食うのだろうか。
それはまだ衝動の無い半端者の、素朴な疑問だった。]
イレーネさんも無事でなにより。
まぁ、でもちょっと家の方は心配かな。
[棚においてある彫像は落下防止用に固定はしていたが、最近作ったばかりのものは固定をしていなかったために心配ではあった。
父親からの手紙を受け取りながらそこでは開封せず、差出人がゴッドカイザーうんちゃらーとか書いてあったのはいつものごとくスルーした]
届けてもらった商品とか大丈夫だったかっていうのと…
[少々真剣な顔で]
後は頼んでいた品、こっちが本題。
[イレーネに頼んでいたもの。都会の方のごくごく一部の者には有名なもの。
それは薄い本でありながら、そこに作り手の思いと魂が込められた究極の一品、とは自分を含めたそれを好む者達の言葉。
ほんの厚さから考えれば安くはない代金をイレーネに支払いながら本を受け取ると満足そうにそれを胸元に抱えて]
きたーーー、ついにきたーーー。
イレーネさん、マジ天使っ!今度天使の彫像にしてもいいくらいだよっ!
[普段とは全く違った浮かれた様子を見せていた。
ああ、またかというような目で余り関わりたくないというオーラをほかの宿にいた人から発せられていたかもしれない。
当のイレーネの反応はどうだったか、いずれにせよ自分はというと周りの反応を気にする様子はなかったのだが]
― 宿屋裏口 ―
詰所は復旧の人手も出入りするし落ち着かないんでな。
協力してもらうには一度に話せる場所でないと。
[信じたくないと思う反面、手抜かりは許されないと知っていた。遠い記憶を思い出しながら準備も進めていく]
そうだな。宿は特に商売あがったりとなろう。
復旧は可能な限りに急がせる。
[そこは何があっても、と請け負って詰所に戻っていった]
─ 村の通り ─
[悪い癖が発動すれば、周囲への注意力が散漫となるのは必死。
危ないと何度も注意されたけれど、直る気配は一向に無かった]
[そのため、今回も軽い接触事故>>150が起こる]
わ、と。
[瞳は虚ろのまま、驚きの声を上げて鑪を踏んだ。
僕の運動神経を考えると、転ばなかっただけマシだったかも知れない]
ごめんなさい、前見てなくて───ぁ。
[そこまで言って、誰にぶつかったかにようやく気付いた。
声の届かぬ相手だったため、謝罪が伝わったかな、と不安を載せた音が最後に続く。
先んじて向けられた手話を理解するのに少し間が開いたけれど]
え、と。
こちらこそ、ごめんなさい。
前、見てなかったです。
[意味を理解すると、ゆっくりと唇を動かし、言葉を伝えようとした]
/*
一人遊びして落ちる心算だったでござる(てへ
キャラの動きを忠実にしたら絡みに行く気概が無い奴になって困るwww
─ 宿 ─
まあ、それもあるだろうし、それに、ね。
俺も一応、医学の心得はありますからー。
地学の知識が使える可能性もあるし。
そんなわけで、情報の集まりやすいとこに待機する、っていうのもあるんですよー?
[さっくりと聞いてくるフォルカー>>151に苦笑いで返して。
続いた言葉に、へにゃん、となった]
……今、それ、考えないでいるんだから、言わないで……って。
そいや、ライヒは?
まぁ、らしくない自覚はあるが。
具体的にどの辺で俺の職業に疑問持ったのかは、気になる所だな。
[リーゼロッテや鉱夫以外で、背の刺青や傷を知っているのは友人と恩人くらいだろう。もっともそれだけ見ても、前職を知るには程遠いだろうが。
まだ納得していないような声色に>>*26楽しげにそう伝え、答えはまだ口にしなかった。]
んー…。
出来ればあたしは知り合いじゃ無い方がいいナァ。
[それはまだ人の方が勝っているからか。
それは本人にもまだ分からない部分ではある。]
― 宿 ―
アベさんも相変わらずだあ。
[盛り上がってる彫刻家>>153は面白そうな顔で見た]
そっか。
リーゼさんだけでも大変だし。
オト先生ならパーッ!て崩れた場所直せたりするんだね。
[学者>>157には尊敬の眼差しを送った]
何か用事があるんだって、ここの前で別れたよ。
後でまた戻ってくるとも言ってたけど。
[正確には手話で示されたのだが意味は間違っていない。
『戻る』の仕草を手話で付け足してみたりした]
─ 村の通り ─
[ぶつかった相手>>155は転ぶ事はなく。それには少し安堵の息をつく。
唇が見えれば言葉は知れる。
最初の謝罪も見えたが、より解りやすくいい直されるとゆっくりと首をふり、大丈夫だとか、問題ないという意を伝えた。
良く顔を見ると、時折顔は見るが、よくは知らない相手だった。
どこか虚ろな目に、ぶつかった時にどうかしたかと思い。]
そつちコそ、目が死ンでなぃか、大丈夫カ?
[そう尋ねた。]
んーとネ、ライヒの昔のこと全然知らないナーって思って。
[本人が言わない(文章に書き起こす事も含めて)ので、聞かずに来ていた。
言いたくないんだろうナァとも思っていた。
けど、一端が聞こえてしまったから。]
さっき噛まれたって言ってた。
“人狼”に遭遇して、噛まれる、なんてそーそーない気がするヨ?
─ 村の通り ─
[問題ないらしい相手>>159に、僕も安堵の息が漏れる。
虚ろな瞳を細めて微笑みを浮かべたけれど、直後の問いにそれは直ぐにきょとりとしたものへと変わった]
え…?
目が、死んでる…?
[僕自身は別段何かあったとは思っておらず、虚ろな瞳も昔からだったから何故そう言われたかが理解出来ない。
瞳の感情は変わらぬまま、不思議そうに首を傾げて相手を見返した]
―宿―
[当然のごとくフォルカーが面白そうな顔で見ていることなんかも気にしていない。
イレーネとはそのまま、次の商談の話をしながら、若干浮かれ気味だったので気前のいい額で取引していたかもしれない]
それじゃあ、そんな感じでお願いします。
[商談もまとまる頃には浮かれた様子も少しは落ちついていたが、手にした本はしっかり大事そうに抱えていた]
─ 宿 ─
[アーベルの様子>>153には、何も突っ込まなかった。
方向性こそ違え、自分も似たような部分はあるから]
あははー、崩れた場所をぱーっと、はさすがに難しいけど。
まあ、少しは作業しやすいように手伝えると思うんだ。
[尊敬の眼差し>>158に、ちょっとだけ困ったように笑いながら、言って。
告げられた消息に、なんとなく、嫌な予感を覚えて引きつった]
……どこに行く、とは。
言ってないよ、ねぇ、さすがに……?
[それでも、こう聞いたのは。
一縷の望みを求めたから……かも、知れない]
― 宿 ―
ねえ、そんなに面白い本なの?
[商談が終わったらしい行商人と彫刻家>>161の所に茶を運ぶ。
大事そうに抱えられた本を興味津々で見ていた]
─ 宿 ─
えーっ。そうなの。
でも早く道が直るならいいや。
イレーネさんも困らないし、木の実も取りに行けるし。
[物知りだというだけで尊敬の対象なのは変わらない。
ついでに学者の所にもお茶を運んだ。
顔が引きつった>>162のにはきょとんとしながら首を傾げる]
うん。でも雑貨屋じゃないのは確かだと思うよ。
ベアと一緒に行ったんじゃないから。
[止めの一撃にもならないけれど、希望が減りそうな答えを返した]
─ 村の通り ─
[普段人の顔は唇中心にしか見ないうえに、殆ど顔をあわせない相手であれば尚の事、相手の通常時の瞳がどうなのかなど、覚えてはいなかった。
向こうが不思議そうにする様子には>>160、此方も怪訝そうな顔を向ける。]
……なンでも無ぃなラ、ぃイんだが。
もチーフ?だか、考ぇ事のじやまして悪かつたな。
[互いに通じて無いが、ぶつかった衝撃でどうかなった、とかで無ければ問題はないかと思うことにし。
先の疑問も含めて手話交じりで謝罪を入れた。多少長いため、”悪かった”の部分だけは少し強調して。]
― 宿 ―
[その内に父親も戻ってきて。
加工師が特に心配してくれていたのだと教えてくれた]
そうだったの?ごめんなさい。
みんなと一緒に入口で話を聞いてただけだったんだけど。
[淹れ直したお茶を運びながら、ぺこんと頭を下げた]
―宿―
フォルカーも読んでみる?
[そう声をかけたら周りからやめろよという視線をたっぷり投げられていた。しかし、残念ながらそれを気にするような性格ならば今ごろこうはなっていなかったわけで]
面白い、面白くないを超えたところにこの本はあるんだ。
もし興味があるならほかにも家にあるの全部貸すよ?
[熱く語ることをしないのはまだ最後の良心だったのかもしれない]
[隠すのは詮索されるのも面倒だが、それ以上に手話で説明するのが面倒だったからだ。
口で説明すれば良いのだが、喋る事に集中力を要する為にあまり長い事喋りたくはなかった。
知らないと言われればそんな事を思い。
次いでいわれた事に、そういえばそう零したんだったなと、自分の迂闊さに少し呆れた。]
ああ……そう言ったんだっけな、俺。
まぁいいか、そんな特殊な仕事してたわけでもなし。
村に来る前は傭兵をやってた。
人狼に噛まれたのは、その仕事の最中だな。
[疑問には、一指し嘘も混ざぜながらも、大半は正直に答えた。]
─ 村の通り ─
何も、ない、けど…。
[問われた言葉が気になって、怪訝そうな相手>>165へ返す言葉が尻切れになった。
謝罪が重ねられたなら意識はその言葉へと刹那向けられ]
気にしないでください。
元々は、前方不注意で歩いてた、僕が悪いんですから。
[先程と同じようにゆっくり言葉を紡いで、ゆるりと首を横に振る。
呟いていたのも見られてたんだなぁ、とは心の中だけで呟いた]
それじゃあ、失礼します。
[道を歩いていたんだからどこかへ向かう途中だったのだろうと判じ、これ以上用事を妨げてはいけないからと場を辞すことにする]
― 宿 ―
面白くないのを超えたところ?
[そう言われても>>167よく分からないという顔になる。
やめろと言われてると余計に気になったりするのは人のサガ。
怖いもの見たさのようなものも混ざって覗き込もうとした]
─ 宿 ─
そんな風に、簡単にできたら、良かったんだけどねぇ。
……ああ、ありがと。
[運ばれたお茶を受け取り>>165、肩を竦める。
その後の説明には、思いっきり遠い目をした。
あー、これは覚悟がいるかなあ、などと思ったのと、宿の扉が開くのはどちらが先か。
視線をずらした先には、隣に座らせていた子供の母の姿があって]
あー、よかったよかった。
送って行こうかどうするか、悩んでたんですよー。
[くらい予感は一先ず置いて。
人のいい笑顔を、そちらへと向けた。**]
―宿―
[覗き込む様子に見えるように本を傾けてみせる。
子供に見せちゃいけません的なやましいものではなく、ただちょっとというかかなり前衛的な手法で可愛らしさを前面に押し出した少女がステッキを手に、これまたファンシーな敵を相手に戦う姿とか描かれていた。
それをフォルカーが見ることができたかどうかはわからないが]
まぁ、興味が出たらいつでも。
ゲルダの家に行くときみたいに気軽で構わないし。
─ →オトフリート家前 ─
[切れた言葉>>168に意識が向くのも一瞬の事。
急いでいるわけではないが、辞する言葉に追求はせずに、ひらと手を振ってこちらも背を向ける。
それから知った道を歩き、友人の前までやって来た。
窓を見る前に一応、まずは扉を開けようとする。
さすがに鍵がかかってるだろうと思ったが、何故か開いた。
教会と違い、金目の物のある家のくせにあの馬鹿、閉めてもないのかと内心毒づく。
いやひょっとしたら帰ってきているのかもしれない。
……という期待は思った瞬間捨てた。
ともあれ扉を開け中に踏み入ると。]
[知り合いじゃないとクロエの言葉に、内心でほっとしていた。
薬師の方はどうだったか。
返答次第で安堵するか、眉間に皺がよるのか。
どちらにせよ、既知らが食われなければいいと。
今この時は、確かに思えていたのだった**]
― 宿 ―
マリオンのお母さん。
[遠い目をする学者>>170の視線を追いかける。
心配顔だった母親は学者にお礼を言いながら我が子をしっかり抱きしめていた。
少しだけ羨ましそうな顔は俯いて隠し、振り払うように首を振ると彫刻家の近くに戻った]
─ 村の通り ─
[修道士と別れ再び道を歩く]
……………。
[呟くことは無く、けれど考え込む様子でまた歩を進めていた。
瞳は相変わらず虚ろなまま。
死んだ目をしている、それはつまり生気が無いと言うこと]
…そんな風に、見えてる、のか──。
[そんな風に見える心当たりは、実はある]
── Hva er grunnen til at jeg er i live? ──
[おそらくは、それを未だ見出せていないせいなのだろう]
……戻ろう。
頭に浮かんだものを、描き出してみなきゃ。
[考えながらしばらく歩き続けていたけれど。
一度足を止めて、自宅のある方へと向き直る。
天を見上げれば陽はだいぶ傾いていた。
もうしばらくすれば、産出される黒曜石の如き闇が天を覆うだろう。
そうなってしまう前には戻ろうと、今度こそ自宅への帰路へと*ついた*]
― 宿 ―
……えーっと。
[覗き込んだ本>>171に目をぱちぱちとさせた。
衣装とかは可愛いなと思うし、魔法を使っているらしい姿はカッコイイとも思うけれど。それがあそこまで興奮するものかどうかは。残念ながらすぐには共感できなかった。
困ったようにそれを運んできた行商人を見たが、そんな風に見られても相手もも困ったかもしれない]
……うん。
またそのうちに。
[彫刻家の作品を見ていたらまた興味が沸くかもしれない。
曖昧な笑顔で頷いて、ありがとうと席から離れた]
[フォルカーの対応にも別に気を悪くすることはせず、一見すれば大人の対応のようにも見えただろうか。
単にそういう反応をされるのになれたというのと、あまり物事を大きく気にしないよくいえばおおらかな性格もあってのことなのだが]
うん、そのうちね。
[いつ来るか分からない約束をしながら、もし仕事場に来るのならば普通の作品等も望まれれば見せるのだろうが]
― 村入口からの帰り道 ―
[大人と子供の狭間にいる少女の心は難しい。
昔のようにフォルカーと繋いだ手はあたたかくて嬉しいのに
何処か落ち着かない自分がいる。
クロエの言葉>>124にはたり瞬きするのみなのは
まだ空腹を感じるほどの余裕がなかったからかもしれない。
ライヒアルトの小さな笑み>>128に柔らかな笑みを返して歩みだす]
[行きは急いて長く感じた道のりも
帰りは少し短く感じる程度のもの。
宿と雑貨屋、方向を違えるその辻で一度立ち止まり]
ありがとう。
フォルも気をつけて帰ってね。
[ぬくもり残る手をフォルカー>>123へとひらひら振り
少女はぱたぱたと足早に雑貨屋へと戻ってゆく]
― 雑貨屋『ルーチェ』 ―
[準備中の札をそのままに少女は店内に身体を滑り込ませる。
変わった様子がないことを確認するのは
父親がひょっこり戻ってきていないかとかそんな淡い期待が
あったからかもしれなかった。
ふ、と小さく吐き出される息]
――…。ただいま。
[気を取り直して声をあげる。
戻ってきたことが母親に伝わったのだろう。
住居部分である奥から、かたりと音がした]
― 自宅 ―
[少女は母親の姿が見えると説明しようと口を開くのだけど
それよりも先に母親が動くのがはやかった。
“遅かったから心配した”と手話で伝えるのがみえて
少女は少しだけ困ったような表情をみせた]
かあさんは心配性ね。
心配かけてごめんなさい。
でも大丈夫だよ。
[口癖のような大丈夫の言葉を綴り小首を傾げる]
あ、音の原因、わかったよ。
[道が塞がってしまった事のみを母親に説明し
怪我人が出ているらしいことは伏せておく。
心配性な母親に余計な心配をかけまいという娘なりの気遣いだった**]
─ オトフ家→宿 ─
[1階を見て、2階を見て、特に書斎は床に落ちた書きかけの紙など踏みつけたりもしながら、部屋は全てチェックした。
オトフリートが絶妙に積んでいた本の大半は振動でか倒れており、おそらくは今までで一番酷い有様で。以前しっかり片付けた形跡が欠片として見あたらない、変わり果てた姿に、怒りは通り越してそろそろ嘆きが出てきた。
だったらほっとけばいいという話なのだが、そもそもそれが出来ていればこうも嘆きも苦労もしない。
暫く混沌の中に佇んだ後に、宿へと向かう。
目的の人物が見つかると、すごく、いい笑顔を浮かべた。]
ぉ―――ト―――ふ―――く――――――ン?
[人間怒るを通り越すと、笑顔になるんだな、とか冷静に考えられるほどどこか冴えていた。
中で何を思ってどうしたか、は、笑みの中立てた筋が雄弁に語っているだろう。
逃げられる前に、がしぃ!と音を立てて襟首を捕まえた**]
─ 宿→自宅 ─
あー、いいんですよー、気にせずに。
むしろ、連れまわしちゃって、すみませんでした。
うん、じゃあまたねー。
[親子を見るフォルカーの様子には、気づく事無く。
何度も礼を言う母と、ばいばい、と手を振る子供、それぞれに返しながらひらひらと手を振る。
二人が行ってしまった後は、少し物思う様子で、カウンターに肘をついていた──のだが]
……っ!?
[宿に入ってきた友の姿>>184に、先に感じた嫌な予感が裏付けられるのを感じる。
向けられたいい笑顔と、普段であればまずつけられることのない『くん』呼びに、反射的にくるり、と身を翻し]
/*
エルザと未だ話せてない件について。
ライヒアルトは、オトフリート一本かな。
クロエの交友関係がいまいちわからないけど、これは女性陣から落とすことになりそうだ。
いやまて、落ち着け、落ち着こう、話せばわかるっ!
[話してわからないからの現状なのだ、と突っ込まれそうな言葉が口をつく。
何れにせよ、腕力では圧倒的に負けているから、抵抗の余地はなく]
あー、あー、今日はあれだけど、多分こっち待機に変わりないからっ!
部屋はとっといてね!
[それでも、宿の主人に向けてこれだけは告げる。
非常事態に対応するには、村外れに近い自宅は不向きだったから。
そうやって帰り着いた自宅で、震動により加速した惨状に思いっきり遠い目をしつつ。
地学と医学、それから本草学に関する書物は出しやすい所に! と頑張って主張しながら、片付けのお時間へ突入した。**]
/*
うーん。
なんというか。
なんだこの楽しい距離感は。
これ、陣営どーなってんだろね、しかしw
同一でも別でもおいしすぎるが。
さて、聖痕取れた時の想定設定は埋めて置くとして。
適用できるのは、
・実は子持ちだったかも知れない(身重の恋人が死んだ過去持ち)
・人狼騒動は直接は知らないけれど、事例を幾つか知っている
の、二つかな。
聖痕入って取れてたら、現役結社員やろーと思ったんだけどねー。
―深夜―
[教会近くの林の中。まばらな木々の間から零れてくる月の光が心地よい。
こんな気分になったのは何年振りだろう。
錯覚かもしれないが、長い間抑えつけていた衝動があと糸一本で弾けるところまで張りつめているような気がしてならない。
そのくせ頭の芯は妙に冷えている。]
人狼の感覚ってこんなものだったっけ。
[今の状態なら、目の前に生きている人間が現れれば誰であろうと…。
不穏な思考を進めている最中、微かな音を耳が捉えた。]
[音の聞こえた方向へ無言で足を進める。
…見えた。]
行商人かな。
[背負った大きなザックと見覚えのない後ろ姿からそう判断する。
急ぎの用でもあって、坑道を抜けたいのかもしれない。]
商売人魂? 頑張るね。
まあ、事情はどうでもいいんだけど。
[人気はない。誰に見られる心配もない場所。
目を閉じ、衝動を抑えるのをやめる。瞬時に銀の毛皮をもつ獣の姿へと変じ、村に響き渡るような声― 同類にしか聞こえないものだが ―で吼えると哀れな犠牲者へと襲いかかった。]
― 翌朝 / 坑道内 ―
……そうか。
起きてしまったか。
[坑道内を巡回した団員が見つけたのは、全身を牙で引き裂かれ、頭を踏み抜かれて絶命している旅人の骸だった。
駆けつけた団長は、周囲に残された明らかに人のものではない足跡を睨みつけながら新しく指示を出した]
昨日話した11名を宿に集めるように。
起きた以上は最低限の犠牲で収めねばならん。
どこまで出来るかは分からんがな。
[元結社員といえども取り仕切る位置に立ったことはなかった。
探す力が弱まった後に印を得て。長く噂からも離れていたのに]
いや。好悪を口にしてる場合ではない。
手をこまねいていては村ごと全滅しかねん。
[それでも。知り合いを疑うことに不安を抱く団員達に首を振った。
集めた者達以外も協力するよう手分けて説き伏せ回り。
11人を集めた宿へと向かった]
― 翌朝 / 宿屋 ―
[まず宿屋の主人を厨房へと下がらせ。
人数が集まるまでは呼んだ理由は説明せず。
揃ったのを確認してからゆっくりと口を開いた]
集まってもらったのは他でもない。
この村に未曾有の危機が迫っているからだ。
[じっと11人の顔を見回してから言葉を続ける]
人狼という存在のことは子供達でも聞いたことがあろう。
御伽噺の存在……ではないのだ。あれは。
牙と爪を持ち、人を食らう存在。
それは現実に存在する。
同時にそれを滅するため動く者達も存在する。
証を見せよう。
[ゆっくりと手袋を外して右手の甲を示した。
そこには銀で刻み込まれた印があった。知る人は知る結社の印。
形は知らずとも確かに光を宿すそれが人の印であることは知れるだろう。
人狼と呼ばれる存在が銀に弱いことは伝承にも詳しい]
封鎖された内で犠牲が出た以上、猶予はない。
この中に混ざり隠れているだろうことも疑いようがない。
[元より、事故がなくても真偽を確かめなければいけないかとは思っていたが]
人狼は強大だ。けれど座して滅ぶつもりはない。
納得いかずとも。慣例に従い一人ずつその可能性を削ってゆく。
[何故この11人に絞ったかは説明されなかった。
説明で説得できるものではないなら、沈黙を通すのが彼のやり方だった]
日に一度この場に集まるように。
そして誰を処断するか。それを決めて実行してもらう。
できないというのなら。
団員によって力ずくでもやらせてもらう。
[決して退こうとしない表情でそう続けた]
他は普段と変わらず過ごしてくれて構わん。
[そこまで話すと宿屋から去ろうとした]
文句だけを聞くつもりはないが。
相談があるというなら詰所の部屋まで来るがいい。
他の者の前では言えぬこともあろう。
[最後はそう結んで。
詰所へと戻っていった**]
─ →自宅 ─
[家は落盤の揺れの影響をあまり受けておらず、棚から本が数冊落ちた程度の被害で済んだ。
それらを片付けてペンと羊皮紙を用意すると、頭に浮かんでいるデザインを描き出して行く。
描いて、描いて、描きまくって。
机の上や床にデザイン画が散乱しても尚描き続けて。
訪問者が居たとしても気付かぬまま、僕はペンを走らせていた]
─ 翌朝/自宅 ─
[翌朝、僕は扉をノックする音で起こされた。
目覚めはダイニングの机の上。
周囲には沢山の羊皮紙が散乱している。
どうやらデザイン画を描きながら眠ってしまったようだった]
……だれ……。
[ノック音に応じるように声を出したけれど、寝起きのせいで掠れたものとなる。
訪問者は聞こえなかったのだろう、更に強く扉を叩いて僕の名を呼び始めた]
…聞こえてる、ってば…。
[欠伸を噛み殺しながら言って、ぼさぼさになった髪を掻き揚げて軋み始めた扉を開く。
その先には自衛団員の一人が立っていた]
僕に何か用…?
[問えば、宿屋へ集まれと告げられる。
理由を聞いても、視線を逸らすだけで教えてはくれなかった]
…行けば、説明してくれるの?
[更なる問いには、おそらく、との言葉。
関わりたくなさそうな、何かを恐れるような、そんな気配を自衛団員から感じ取った]
……そう。分かった。
[ここで行かない選択をしても無理矢理連れて行かれそうだったから、要請には諾の意を示して。
身支度を整えてから行くと答えて、扉を閉めた]
…何かあったのかな────。
[自衛団に呼び出されることなどそうそう無い。
僕に関わる何かがあったかと考えるも、予想は全くつかなかった]
─ 翌朝/宿屋 ─
[呼び出された宿屋へ向かうと、他にも何人か呼び出されていることを知る。
その人数を見て、何故宿屋に呼び出されたのかを何となく察した。
自衛団の詰所に集めるには聊か人数が多い]
…共通点、は、無さそう…?
[集められた面々を見て、これと言った共通項が見当たらず、軽く首を傾いだ。
村の人間だけでなく、外から来た者まで居る。
ますます、呼ばれた理由が分からなくなった]
[集められた者達に挨拶をし、説明が為されるのを待って。
全員が揃ったところで口を開いた自衛団長の言葉に、虚ろな瞳を一つ、瞬かせた]
人、狼…?
[自衛団長が御伽噺ではないと主張するそれ。
示される証。
齎された言葉は点のようなものだったけれど、言わんとすることは何となく、察せた]
……つまり、僕達は容疑者、なんだね。
[自衛団長が敢えて晦ましたような言葉を、はっきりと紡ぐ。
瞳は虚ろのまま、表情もいつもと大して変わらなかった]
…団長さんの言う理屈も、分かる、けれど。
[呟いて、集められた人達を見回す。
真っ先に目に付くのは幼馴染。
人を助く彼女が人狼とは思いにくい。
その他の人達も、人狼である可能性があるなんてことは俄かには信じられなくて。
僕はへにょりと眉尻を下げた]
[一人ずつ可能性を削る。
それが何を意味するかは容易に理解出来る。
かつて死をこんなにも身近に感じたことはあっただろうか]
[けれど]
[今の僕は死に対する恐怖も、どこか遠くにあるもののように*感じていた*]
/*
キリングされるのを狙いたい気がしてきた。
ふらふら怪しく動く場合は被襲撃は難しそうだし。
初回吊りもありだが、2回目辺りで吊られたい気がするw
事前キリングで追いかけられて転びたい←
[>>134坑道付近にいた坑夫達をアーベル一人に任せて、その場を離れてしまったから。
彼らは本当に大丈夫だったかと気にはなっていたけれどあの場には戻りたくなくて、内心どうしようと思っていた。
やることがなくなったからこちらに来たと聞けば、そうか、と頷いた後。]
…任せてしまって、すまなかったな。
ありがとう。
[あの場で側にいた幼馴染が自分の異変に気付かなかった訳がない。
全てを彼に丸投げしてしまった謝罪と、気遣ってくれたことに礼を言って。
イレーネに気付いた幼馴染が彼女に話しかけるのを見ると、商談だろうと思い幼馴染から離れた。]
さっきの…そういえば、石は無事かな。
[>>151フォルカーとオトフリートの会話に、自分の工房部屋を思い浮かべた。
作成するのは大体小物が多いから多少は落ちても大丈夫だとは思うが、未加工の石は大きな塊のままで置いてあるものがほとんどで。
さっきの揺れで倒れたりしていれば、砕けてしまっているかもしれず。
砕け方によっては使い物にならないだろうな、と内心で嘆息した。
けれどその思考は、聞こえてきた>>153嬉しそうな声に一旦かき消され。]
あぁ、いつものか。
良かったな、アーベル。
[にこりともしない顔と淡々とした口調でそう言った。
喜んでいる幼馴染を見ているだけでこちらも嬉しいのだが。
余程見慣れていなければ、本心から言っているとは解らないだろう。
>>161商談の最中でもしっかりと抱えているのも、表情には出ないながら微笑ましく思って見ていた。]
ん?…あぁ、いや。
フォルカーが謝ることはないぞ。
悪いことをしたわけではないのだから。
[>>166フォルカーから頭を下げられると、頭を振って気にするなと言うように彼の頭を撫でた。
運ばれてきたお茶を受け取り、ありがとうと礼を言って口をつける。
幼馴染の持っている本に出てくる少女の衣装にはレースやフリルがやけに多くて。
彫刻にするには非常に繊細さが求められるデザインを勉強しているのだろうと思っていた。
多分幼馴染以外で自分の思考を読める者がいたら即否定が入ったろうが、残念ながらそんな人はいなかっただろう。
だから、自分の仕事に興味があるらしいフォルカーにも良い勉強になるかもしれないと。
>>167幼馴染が彼に今イレーネから受け取った本を勧めるのには、口をはさむことはしなかった。
>>178曖昧な笑顔を浮かべて離れるフォルカーには、きょと、と首を傾げたが。
>>185宿に入ってきた人物が学者の名を呼んだのでそちらを見て。]
…ライヒアルト?どうかした、
[どうかしたのか。と問おうとして。
修道士が逃げかけた学者の襟首をがっしり掴むのを見て呆気に取られた。
>>187落ち着けとか訴えたものの学者の言い分は聞き入れてもらえなかったらしく、そのまま連れられていく彼にお疲れ様、と手を振って見送った後。]
…私達も、そろそろ戻るか?
[自分もだが、幼馴染も工房を確認しておかないとまずいだろうと思い。
声をかけ、同意があれば共に。無ければ一人で先に宿を後にして。
自分の工房べやをのぞくと、案の定倒れて砕けたり割れたりしている石を使えるものだけ選別したり。
幼馴染も戻ってきているなら、彼の工房の片付けも手伝えるなら手伝って。
他にも、落としたままの薬缶から零れた水を拭いたり。
そんなことをして、一日が終わった。]
─ 翌朝 ─
[後片付けで疲れて、服のまま眠っていたのだが。
どんどんと玄関の扉を叩く音に目が覚めて。]
……どうした?
[応対に出ると、微妙な表情を浮かべている自衛団員から宿屋に行って欲しいと言われ。
こちらも微かに微妙な表情を浮かべて首を傾げた。]
それは構わない、が。
何で行かなければいけないのか、理由は聞かせてもらえないのか?
[そう聞くと、団長から説明があるはずだと言われ。
それ以上は聞かせてもらえぬ様子に、それ以上問うことは諦めた。
一旦身支度を整えてから、宿に向かい。
集められた顔を知るのと、告げられた話を聞くのは、もう少しあとのこと。**]
─ 前日/自宅 ─
……あー、はいはいはい。
今後は気をつけるから……。
[混沌の後片付けが一段落ついた後。
疲れたような様子で、口にするのはこんな言葉。
もっとも、疲れているのは友の方が遥かに上で、その元凶が自分とわかっているから、更なる突っ込みやジト目をもらっても、へにゃん、とした顔で笑うしかできないのだが]
まあ、疲れさせた俺が言うのもなんだけど、ゆっくり休んでなー。
うん、後でとっときの紅茶、淹れに行くから。
[笑いながらこう言って、教会に戻る、という友を見送り。
一人になると、盛大にため息をついた]
……っとに。
お節介焼きめ。
[直後に零すのは、こんな呟き。がじ、と後ろ頭を掻いた後、中へと戻り。
リーゼロッテから預かった葉について調べてから、眠りに就いた]
─ 翌朝/自宅 ─
……んー……。
[翌日の目覚めを呼び込んだのは、扉を叩く音。
最初は上掛けを引き被って抵抗していたのだが。
叩く音は継続して響いてくる]
何なんだよ……。
[文句を言いながらも抵抗は諦め、身を起こす。
昨日の事を思えば、何かしら急ぎの用事が発生したのかも知れない、という予測は立つ]
はいはい、今開けますよー、と……何か、ありましたかー?
[髪を括りながら玄関へと向かい、きゅ、と縛った所で扉を開いて]
……は?
団長のじー様が、宿に集まれって?
まあ、行くつもりだったから、別にいいけど……。
[どこか、何か。
言葉で表しがたい、複雑そうな面持ちの団員に緩く瞬くものの。
ここで追求するよりは、と割り切った。
支度してから行くよ、と告げて、扉を閉めて。
緩く腕を組み、思案をめぐらせる]
……なんっか。
みょーな感じだなぁ……。
─ →宿 ─
[ともあれ、行かないわけには、と身支度を整え。
昨日の内に見つけておいた、比較的軽めの本草学の本と預かった葉、それらも持って家を出る。
先に届けに行くか、とも思ったが、先の団員の様子からして後にはしない方が無難だろう、と判断し]
……あれ、だいぶ賑やかだけど……一体これ、何の集まり?
[疑問の問いかけに答えられる者は、人数が揃うまではなく。
揃った所で始まった話に。
思いっきり、眉が寄った]
―前日―
[宿に居た者への挨拶そこそこに。オトフリートをひっ捕まえて戻り、暫くは部屋の片付けをしていた。
『大体なんで毎度本を積み上げるんだ』とか『棚を買うか箱にしまえ』とか小言も忘れなかった。本が増える事を知らなかったのは、きっとお互いにとって幸いだろう。
あれそれと置き場所への注文を聞く度に『細かい配置は自分でやれ。』と手話で示し。うっかり本を読み込む素振りをみれば、背後から手刀をいれ行動を修正した。
気をつけるとの言葉を聞くと半目になったのは、きっと仕方がない。
そんな混沌極まる片付けにようや区切りがついたころ、ふと視線が逸れ動きが止まる。
『…忘れてた。宿無しが教会にも来るかもしれん。もう戻る。』
そう示し、薬の入った木箱を手に、友人の家を出た。間際の休めとの言葉には、『言われなくても』、と、仕草し。紅茶の事は後ろ手で『おう』と短く返した。胸中の喜びは、素振りにはあまり出さず、素っ気なく。
去った後の言葉を、拾うことはなかった。]
……人狼……ねぇ。
[小さく呟く。
それは、本職での研究テーマの一つでもあり。
団長の示した印、それも知識の中には確りとあるもの]
あーあ、それ見せられなきゃ、笑い話でしょー、って言って落とせたのになー。
[大げさなため息混じりの言葉は、多分に不謹慎なものだが、目は笑ってはいなかった]
― 翌朝 / 雑貨屋『ルーチェ』―
[いつもの時間に起き出していつものように身支度を整え
いつもと変わらず店番をして過ごすはずだった。
少女の一日に変化を齎したのは朝一番の客。
自衛団員の訪れから始まる。
カラン、とドアベルの鳴る音に少女が口を開いた]
いらっしゃ、――…
[声は途中で途切れる。
重々しい空気を纏う自衛団員の言葉がそうさせた]
……宿に?
[彼の口から委細は告げられない。
少女は不思議そうにことんと首を傾げた]
[宿に集まるよう促す団員の声に気付いて
少女の母親が店内へと姿をみせた。
団員と少女を見比べてから母親は如何したのか問うが
問われた少女もそれを知れぬので困ったように首を振るった]
団長のギュンターさんが呼んでるんだって。
だから、行ってくるね。
宿は近いし、……すぐ戻ってくるから、ね。
[大丈夫だという代わり、にこりと笑みを母親に向けて
少女は雑貨屋を閉め、宿へと向かった]
[商談がまとまればお茶を飲み。
フォルカーがアーベルの本に興味津々なのにはやめときな、と声をかけるもののきこえたかどうか。
そうするうちにライヒアルトが学者先生を引きずって行く場面に遭遇すればどちらに対してもお疲れさん、と声をかけて。
結局その日のうちに団長と会うことはないまま、自室へと戻った]
―朝/宿―
[部屋に戻った後、荷崩れなど起きていないことを確認して眠りについた。
そして朝、いつもの時間に目を覚ましてあくびを一つ。
顔を洗って身支度を整え、宿の朝食をもらうためにしたに降りる。]
おはようさん。
[宿の主人に声をかけて朝食をもらい、そして食べ終わったころに宿へと団長に集められた人々がやってきて、不思議そうに瞬く。
団長>>190はみんながそろうまで口を開かず。
そして告げられた言葉にあっけにとられたような表情を浮かべた。
たしかに人狼の伝承がこの地にあることは知っているし、他所の地でも似たような話を聞いたことはある。
だが実在すると言われれば信じられないように眉を寄せて、飲み込みづらい団長の言葉を、ただ聞いていた]
─ 翌朝・自宅 ─
…解った。
宿屋には行くが、少し時間をくれないか。
今起きたばかりで、顔も洗っていないんだ。
…何なら、此処で待っていてくれても構わないが。
[困ったような戸惑ったような表情を浮かべる自衛団員に、暗に身支度を整えたいと伝え。
待っていてもいいと言ったのに他意はなかったが、自衛団員は居心地が悪そうに出ていった。
それを不思議に思いながらも、さして気に留めることはせず。
昨日と同じように、水浴びをして服を着替え。
母の形見を首にかけて、服の下に仕舞い。
出かけようかと思って目に入ったのは、黒曜の短刀。
昨日あの音の前に帰宅した時に机の上に置いたままだったと思い出して。
そういえば結構村の中を歩いたのに依頼人の姿を見なかったなと思い、今日はここに置いていくことにした。]
─ 翌朝・→宿屋 ─
[幼馴染もとは思いもしていなかったから、どこに寄ることもなく一人で宿へと向かい。
自分が宿屋へと着いた後か先か、幼馴染も呼ばれたのだと知れば怪訝な表情に変わった。
幼馴染以外にも同じように集められたという人達を見ても、何の為にか察することは出来なくて怪訝な色が濃くなる。
が。]
……人、狼。
[>>190十一人の顔が集まったところで自衛団長から切り出された話に、表情が変わる。
無意識の内に、胸元─服の下に隠れている首飾りの上に手を置いて、息を飲む。
人からすれば子供の御伽噺だと思われるような、伝承の其は。
>>191自衛団長の証を見ずとも、真実だと知っていた。]
加工師 ゲルダは、彫刻家 アーベル を能力(占う)の対象に選びました。
/*
占い先悩むなー、悩むなー。
昨日の様子だとアーベルバファリンしなくても大丈夫かなーって思うけど。
私が率先して占いたいのはきっとアーベル。
―翌朝―
[扉を叩く音で目が覚める。目に入ってきたのは見慣れた家ではなく、宿の一室。]
…戻るのが面倒で部屋借りたんだったっけ。
はいはい。怪我の悪化した人でもでた?
それとも、また落盤がおきたとか?
[身支度を済ませ扉を開くと予想通りの自衛団の姿。妙に暗い表情が気になりはした。]
怪我人じゃない? 集まれって? なに、いったい?
―前日―
[教会には予想通り、宿からあぶれたか金を惜しんだのか、旅人や商人数名が居た。
礼拝堂を解放して、各人に毛布を配る。
床か長椅子しかなく環境はあまり良くないが、逞しい彼等は屋根があるだけましだと言い、それには..も笑った。違いないと。
身に覚えがあったから気持ちはよくわかる。
やることを終えれば直ぐに部屋に戻り眠った。
林が風にざわめいて、何やら不吉を予感させる音を出していたが。
結局はすぐ寝入ってしまった。]
―翌朝―
[集められたのは見知った顔ばかりのようだった。概ね、顔と名前の一致する人ばかり。]
未曾有の危機って。
[随分、大げさな話だ。伝染病でも発覚したというのだろうか。]
は? 人狼?
[予想の遥か斜め上の意見に首を傾げるが、冗談を言う人間でもなければ、今日はエイプリルフールでもない。
顔つきも真剣そのものだ。]
・・・・。
[慣例とやらのくだりについては何も言葉が浮かばない。
本気なのかと問うのは意味がないだろう…。
戻っていく団長の後ろ姿を無言で見送って周囲の人間を見渡した。]
―宿―
[去って行く団長を見送ってため息を一つ。
結社、という存在もまた噂話程度で耳にしたことはある。
だが今迄そんなものが実在するとは思っておらず、どこか信憑性が薄く感じられて]
……一人差し出せって言われても、ねぇ……
[はあ、とついたため息は内心の恐れを孕んでいた。
村の人々とそれなりに親しくしているとはいえ所詮は旅人。
どこまで周りを信じたものか、迷う視線はこの中では一番交際の長い知人へと向かうのも仕方のないことだった]
―翌日・教会―
[音には相変わらず気づかない為、訪問者の訪れを知り目覚めるまでには時間がかかった。昨日の疲れのせいでか、深く眠ったのも要因の一つだろう。
一応とかけていた鍵が、壊されんばかりの勢いに揺れる扉に眉を寄せながら扉を開けると、苛立つ自衛団員から宿に来いと伝えられて更に眉がよった。
理由を尋ねるが、来れば解るとしか返らない返事に諦めたように息を付く。言伝だけ残して立ち去る自衛団を見送り、僧衣に着替えてから部屋を出た。
礼拝堂ではまだ眠そうな旅人達が、何事かと此方の様子を伺っていた。
何、に説明は出来なかったが。
彼らに教会を空ける旨と、大半は渡したが多少は分けられた薬の事や、その他備品などの場所などを簡単に伝えて宿へと向かった。]
[団長が宿を出ていくまで、ただ黙したままで立ち尽くして。
幼馴染や誰かに話しかけられても、声を返すこともできなかった。
自衛団長が出ていって、この場に残された者は何を話していたか。
その話のどれにも入ることはせず。]
私は今から、詰所に行ってくる。
[誰に告げるでもなく言うと、先程自衛団長が出ていった扉に向かう。
誰かが一緒に来るなら、それを拒絶することはしなかった。]
―今朝・教会―
[深夜、寝入りに遠吠えが聞こえたが、疲れの為そのまま眠った。
思えば声が聞こえる時点で、誰が何をしているのか気づくべきだったのだが。
翌日の訪問者の用件に眉が寄る。
口調と様子と昨日の事から、何が起きたかはおおよそ察した。]
あー……死体の事なんだろうなぁ。
[どうして自分を的に絞れたかは謎だったが。
面倒なことになったなとは胸中で思いながら宿へと向かった。]
─ 宿 ─
……にしても、まあ。
[団長が去って行った所で、改めて場にいる面々を見回す。
この中に、と言われても、正直見当もつかない訳で]
面倒極まりねぇ……。
[口をついたのは、率直な感想。
本職は伝承学者、人狼の伝承方面の知識はあるが。
こればかりは、知識『だけ』でどうこうできるものではない]
……出てきてくれるとは、限らんもんなぁ……。
[呟きは、軽く、ため息混じり]
―翌日・宿―
[宿への到着は遅い方だっただろうか。
人選に眉を寄せながらも、こちらに反応するようならそれにはひらと手を軽く振った。
全員が揃った後に告げられた説明には、ただ無言のままで聞いていた。
人狼、という単語には、瞬き反応を見せたが、どうする事もせず。
ギュンターの結社の印には目を細めた。
昔、傭兵時代に見たことがある印と相違が無い。
本物かよと思うと同時に、また面倒な、とは内で零した。]
面倒だな、本物の結社だ。
誤魔化し効かねぇだろうな。
[ギュンターの印に眉寄せ、溜息のようにこちら側で零す。
行くしかないという女の声が聞こえれば>>*36、
ふんと少し口の端が上がった。]
何を相談する気だよ…。
まぁ、行く事には反対しないが。
[今の状況とこの身には、結社は邪魔でしかないと、
思考が自然そう結論付けていた。]
― 翌朝・宿 ―
[加工師>>207に頭を撫でられると困ったように首を振った。振り払うにはいつもよくしてもらいすぎていた。
商人>>220の静止は聞いておくべきだったかもと後になって思った。
彫刻家とその本が役に立つのだという作業を見せてもらう約束をしたり、とてもイイ笑顔で飛び込んで来た修道士が学者を引きずっていくのをドナドナと見送ったりしているうちに昨日は日が暮れた]
ふぁぁ。
[夜は厨房奥の小部屋でいつものように横になった。
朝はいつもより眠くて何度も欠伸を手で押さえながら水を汲んだ]
おはようございます。
……みんなどうしたの?
[厨房から中に入ると人が集まっているので首を傾げてしまう。
後から自衛団長も来て、話していた父親が押し黙って奥に消えた。
追いかけようとしたら残るように言われてしまったので、所在無く立ったまま説明を聞くことになった]
― 宿屋 ―
[少女が宿へと辿りつく頃には自衛団長が既に待ち構えていた。
何人集まるのか何の為に集められたのか直ぐには分からない。
黙ったままある自衛団長をちらちらと気にしながら
彼が口を開くのを待った。
集まるは見知った者。
昨夜、村の入口付近で会った者も居た。
十一人が集まりきれば自衛団長から話がある>>190]
[未曾有の危機と団長は言う。
少女はその言葉に言い知れぬ不安を感じた。
一体如何いう事なのか、問いたいのを堪えて待てば
直ぐに団長の口からそれが告げられる]
……人、狼?
[彼の語る危機と御伽噺の存在。
それが直ぐには繋がらない。
途惑いを感じながら小さくその言葉をなぞる]
[御伽噺の中の人狼が現実に存在する。
其れは人を食らうのだと言った自衛団長の右手の甲。
銀のしるしに、少女ははたりと瞬きした。
御伽噺にある通りだとすれば人狼は銀に弱い。
確かに彼の言う通り、それは証として少女に受け入れられる]
─ →自営団詰所 ─
[宿を出たのはたった一人か、それとも誰かと共にか。
詰所に着いたのは、恐らく自衛団長が戻って程なくのこと。
自衛団員に面通しを願い、通された団長室でつい先程宿で自分達に辛い通告をした人を見つめた。
この人をこの部屋でこうして見つめるのは、これが二度目。]
…あの時。
分かっていたのか、貴方は。
[父の遺体を確かめにいったはずの母は、帰ってこなかった。
骸すら返されることはなく、戻ってきたのは─遺されたのは、一つだけ。
今も胸にかけてある、其を自分に手渡されたのもこの部屋で。]
母さんが、見抜く力を持っていたことを。
それは、勿論。少し任地を離れてくれると嬉しいなって?
[地面の下も任地と思ってくれるものかは要相談というところだろう。
拒絶してもしなくても決定を覆す力は彼にはない。]
─ 宿屋 ─
[自衛団長が立ち去っても追うようなことはしなかった。
相談すべきことなど無かったために。
詰所へ向かう人が居るならそのまま見送ることとなる]
……何で僕達だけ、なんだろうね。
[村全体ではなく、人数を絞った状態でなされた説明。
誰に言うでもなく呟いて、虚ろな瞳を瞼で覆った。
一人を選び出すまでは普段通りで良いと言っていたか。
何も情報も無く決めろと言われても、決めかねるのは必死]
…どうすれば、良いのかなぁ───。
[呟きながら、頭では昨日リズに言われたこと>>225を思い出した。
沈んだ空気を明るい話題で塗り替える。
けれど、僕の仕事でそれが出来る状況にはどう考えても見えなかった]
[要約すればこの中に人狼がいるかもしれないから一人づつ殺せ。
という血生臭い話には眉寄せるものの、さほど動じはしなかった。
その話が本当なら、まぁ利には適っているなというのもある。
本当ならば、だが。
とはいえ結社を名乗る者が、不確定極まりない事をするはずもない。
それは彼らと関わったことのある..も良く知っている。
だからこそ、面倒な事この上なかったが。
もう一度周囲を見た。
男が居る、女が居る、子供も居た。
どれもこれも程度は違えど知り合いばかり。
おまけに恩人に友人、宿の息子まで居る始末。
辟易せざるを得なかった。]
[この中に人狼が混ざっているらしい事を
自衛団長の口から聞くことになるのだけれど
辺りを見回しても、見知った彼らがそうだとは少女には思えない。
自衛団長が冗談や嘘を言っているようにも見えなくて
少女は途惑いの色を強めることになる]
――…可能性を削る、って ?
[小さな声が問うと同時か。
団長が続けた言葉に、少女は息をのんだ。
処断、力ずく。
物々しい空気の一端を垣間見た気がして
少女は不安げにへなりと眉尻を下げた]
[自衛団長はどんな返答を返したのか。
共に来た者がいたなら、どんな反応をしたのか。
色のない表情のままでそれらを聞きながら、服の下にある母の形見をしかと握る。
それ自体は見えなくても、首にかかる銀の鎖が襟の影からきらりと光を反射させて。]
………今度は、私が殺される番、か?
[人にか、狼にか。
それは解らない、けれど。
母と同じ力があると告げれば、きっと。
母と同じになるのだろうと。]
― 宿 ―
[話が進むうちに大きく目を見開いた。
銀色の印を疑うこともしないけれど、それでも御伽噺が現実になったということをあっさりと受け止めることは出来なかった]
うそだよね。
そんなの。
[誰か嘘だと言ってほしかった。
そう言いながら嘘ではないと、どこかで感じてはいた]
─ 宿 ─
[何で、という疑問の声>>240に、深緑の瞳をそちらに向けて]
一説によると、特定まではできなくても、ある程度は絞り込む方法とかあるらしーよ?
まあ、俺も人伝に聞いただけだから、確証はないけれど。
[軽い口調で、そんな言葉を投げる]
まあ、見分ける力とか手段も、あるはずだけど。
そういうのを持ってる人がいても、元気良く挙手……って事は、早々できんだろーしねー。
まあ、私もいるし、クロエさんも居る。
見る目は正しいと言うべきでしょうね。結社1000年の伝統の技とか言うのかも。
それはそれで面白そうだけど、教えてはくれないのよね。きっと。
[ほんの少し興味はある。11人に絞るだけでも相当な手間のはずだ。]
嘘つきだな。
少しじゃなくて、永遠にだろう?
[彼女の言い様には少し、笑った。]
……どうするかね、本当。
[笑った後に、ぽつりと呟く。
それは団長の事ではなく、今後を指しての事だった。]
―宿―
[加工師が宿を出て行くのを見送り。
僅かにため息をついた。
伝承を語る学者先生の声が聞こえたり、戸惑う声がざわめきを生んだりしている空気に、頭痛を感じてこめかみを軽くもみ。
ライヒアルトと視線が合えば、『困ったことになったねえ』と仕草で伝えた]
……勘違い、するな。
覚悟はとうに出来ている。
それで、貴方を責めたいわけではない。
ただ。
何故、あの十人なんだ。
[母から遺された其れを、受け取ったあの時。
母が死んだ理由はすぐに察した。
自分自身に流れる血は母と同じ、いつか母と同じ死に方をするかもしれないと。
それが怖かった。一人が怖かった。
誰も頼れなかった、唯一人以外。
その唯一人が、あの十人の中にいる。
それは、自分が殺されるかもしれないよりも怖いことで。
そんなことを問うても、仕方ないのだけれど。]
─ 自営団詰所 ─
……知っていたよ。
伝聞の形でだがな。
[じっとゲルダ>>239を見つめ返して僅かに頷いた]
死ぬとは限らん。
その危険が他の者より高いのは間違いないが。
…だからこそ、力を持つものも集めたことは言わなんだ。
無為に死なせたいわけではないのだよ。
[深い溜息が毀れた]
半端者まできっちり入れてきた所を見ると、相当な精度だよな。
[結社1000年の技>>*41には少し吹いた。
友人の唇>>246も読みながら、面倒くせぇ技だとは思いもしたが。
これで人のままであれば、もう少し絞れないのかと言い出しかねなかっただろうが。
自分の立ち位置が、どこかまだ不安定に思い。
その為にもどうすべきか、と少し思考した。]
─ 自営団詰所 ─
[覚悟>>249と言われて眉間に深い皺が寄った]
ここ最近の動向が一番の理由にはなる。
お前さんが必ずしもその力を使えるという確証も無かった。
可能性を拾い上げて絞り込んだが。
その一つが、儂の勘に近いものだからな。
そうと言えば反発するものの方が多かろう。
[それを娘に告げたのは、かつて同じ力を持っていたことがあるからの感傷だっただろうか。
あるいは。自分もまた覚悟を決めていたからだろうか。
探し出す時間を作るための囮となることも]
説明しろと言われても、儂自身説明しきれん。
ならば沈黙しておく方がまだ良かろう。
[自衛団長が詰所に戻り、ゲルダがその場を離れても
少女は暫し其処に佇む。
思いもよらぬ話を聞かされ理解が追いつかないのか
ただ、動けずにいただけなのだが――。
何で。
どうすれば。
デザイナーである彼の呟き>>240が心の中で重なる。
答えを見つけられぬままあれば
伝承学者たる彼の言葉>>246が聞こえて]
見分ける力や手段……。
それも御伽噺の中と同じ、なのかな。
─ 宿 ─
んー、さすがにそこは機密って言われたなあ。
いやあ、俺が入社試験に落ちてなきゃ、説明できたかも知れないんだけどねー。
[興味を示すリーゼロッテ>>248に、軽い口調でさらりと返す]
……うん、そーゆー事。
そんなの、狙ってくれ、って言ってるようなもんだしねぇ。
[苦笑には、軽く肩を竦めて見せた。
物言いは軽いが、それは現状を把握して、真っ先に浮かんだ危惧でもあった]
あら、あまり此方の要求ばかり押し通すのは良くないでしょう?
送ってあげた後で戻ってきてもらっても構わないわよ。
[戻ってこられるのなら、と付け加えてくつりと笑う。]
別に最初からわかりきってたことじゃない?
人が死んで黙って放っておく村はないはずよ。
最後のひとりになるまで、お遊戯の時間。
─ 宿屋 ─
[リズの言葉>>245を耳にして、虚ろな瞳を瞼から覗かせた]
結社ならではの何かがある…ってことなのかな。
[そう言葉を発した直後、学者からも言葉が届く>>246]
へぇ……団長さん、その方法を知ってたって、ことですか。
見分ける手段も、あるんですね。
……その人が簡単に名乗り上げられないのは…まぁ、そうです、よね。
[言わんとすることは理解出来る。
自分がそうだったとしても、直ぐには名乗らなかっただろう]
絞り込んだだけと言うことは、見分ける手段自体は団長さんは持ってないんでしょうね。
もし持ってるなら、何もこうやって集めてどうこうする必要は無いですし。
……だからこそ、一人、選ばなければならない、と言う事ですか。
[慣例が何なのかは知らなかったけれど、自衛団長の話で大方理解は出来ている。
僕自身どうしてこんなにすんなり受け入れているのか不思議だったけれど、その疑問は直ぐにどこかへと掻き消えた]
― 宿 ―
[ゲルダが出て行ったのは追わなかった。
誰かついて行ったのだろうか。
彼らからは視線を外し、周囲の関係性を探るように見ていた。
言葉に出さなくても、唇が動けば何を言おうとしていたかは知れる。
秘密を零していないだろうか、そんな薄い可能性も視野に入れながら。
友人が>>246絞り込む方法やら言っているのもみえたが、それよりは見分ける手段、の方に少し目が細められた。]
……ん?
ああ、そだね、そうなる。
[少女の疑問の声>>252に、そちらを向き直り]
元々、あの御伽噺って言うのは、実際に起きた事件を下敷きにして書かれている。
……夢のない話になっちゃうけどね。
だから、御伽噺に記されている力持つ者も、多分、いるとは思うんだけど……。
[ここで一度、言葉を切り]
やっぱり、ねぇ。
出てきてくれないのは困るけど、いきなり出てきて……ってなっちゃうのも、困るんで。
色々と。難しいなあ、って思うんだよ、うん。
/*
というわけで占い師COなんですよ奥さん。(誰だ
ついでにアーベル占いますよ宣言もしつつ。
だって一番に占いたいのはやっぱここなんだもの。
―宿―
まあ、色々秘密は多そうだしね…。
[そもそも団長がそんな存在だということ自体が今日初めて耳にした。危険性が高いから秘密裡にと言われればそうなのだろうと思うしかない。]
あんまり触れない方がいいのかな。そのへん。
でも、何もせずに黙って待ってるっていうのも落ち着かないし…。
─自宅→宿─
[翌朝の目覚めは遅かった。
半分寝惚けたままに身支度を整えていると、来客を知らせる音が響く]
宿、に?
[殆ど馴染みのない場所を上げられ、目を瞬く。
起き抜けで更に出ない声を絞り出して訳を尋ねても、その時は教えてくれず。
ただその団員が終始見せていた、苦々しげな顔ばかりが印象に残った]
……なにか、したかな。
[眉を寄せながらも、まずは朝食を用意して。
起きてきた父親に出掛ける旨を伝えてから、家を後にした。
宿に着いたのは恐らく後の方になっただろう]
[恩人の仕草が見え>>247、頷いて返す。
『まったくだ』というのは仕草より表情に表れた。
荒事や殺しは、おそらく他の者より抵抗も躊躇も薄い故に、
『殺す、って役目を引き受けるのは問題ないが。』とは少し手早く伝えたが。手話に長けた者しか読めはしないだろう。
当然のように彼女の表情はすぐれておらず。
『そっちは大丈夫かよ』とは尋ねて返した。]
見分ける力、か。面倒な生き物もいるわけね。
そういう人が隠れているから… 人狼は中の人を優先的に殺さないといけない。
殺せば、容疑者は絞られる。
[ルールとしては良くできている。参加させられた方がどう思うかまでは知らない。]
結社なんて胡散臭い名前の連中が考えるらしい素敵なゲームね。
─ 宿 ─
恐らくは、ね。
自分で見つけられるんなら、ささっと動いてるよ、あのじー様。
[ヘルムートの団長に関する予測>>255は、自分の判断と同じだから、同意の頷きを一つ]
……ああ、そういう事だろな。
まったく持って、面倒事を押し付けてくださる。
[『慣例』が意味する所は知っている。
それが唯一の手段というのもわかるからこそ。
最後の部分は、ため息混じりの物言いとなった]
─ 自営団詰所 ─
構わんよ。
そこまでの強制は出来ん。
力をどう使うかは、力を持つ者のみが決められることだ。
[苦い口調でゲルダ>>257に頷いた。
出来れば方針そのものも指示した方がいいと分かっていても。その判断は未だついていなかったのだった]
― 宿 ―
御伽噺だと、占い師さんが見つけたり。
魂の色が見える人がいたりするんだっけ。
[否定していた頭に少女>>252の声が聞こえた。
信じたくないけれど、話に置いていかれるのも怖くて、一生懸命聞いた話を思い出そうとした。
背筋がゾクゾクしてきて肩を抱え込む]
―宿―
[感情の起伏があまりないのは何時ものことだけど、この状況でも何時もと変わらないのは不思議に見えた。]
なんだか随分あっさり納得しちゃってるね。
文句を言ってもってのもわからなくはないんだけど… 本当に大丈夫?
自分が死ぬとか言い出さないでよ?
─ 宿屋 ─
ともあれ───僕達には、選ぶべき一人を選ばないと言う選択肢は無い、と言うのは確実なんでしょう。
力を持つ者が出る出ないに関わらず、ね。
[言って、虚ろな瞳を僅か、細める。
力ある者が表に出ず、頼れないのであれば。
僕にはそれしか方法は、ない]
面倒事だけれど、団長さんにとっては村を護るのが第一でしょうから。
多のために少を犠牲にする覚悟は、出来ているのだと思いますよ。
喩えその後、非難され、詰られようとも、ね。
[オトフリートの溜息交じりの物言い>>262には、どこか達観したような言葉を返した]
[深夜に胸がざわついて目が覚めた。
それから殆ど眠れなかった。
風の音が誰かの声に聞こえるようで。
何かを訴えかけられているようで]
なんだろう。この感覚。
[信じたくないのに、話はスルスルと頭に入ってくる。
それが何よりも怖く感じられていた]
―宿―
[学者先生が雑貨屋の少女に説明しているのを聞きながら、誰だって危険にさらされたくはないよねえと納得し。
どこまで信じたものかまだ判断はつかないが、周囲が信じている様子にガセの可能性は低そうだとため息をつく。
ライヒアルト>>261の表情での返事に苦笑を返し、手早く伝えられた言葉に『まあ、それはあたしもだけどね』と同じく返す。
旅をしている間に襲ってくる山賊たちを倒すことだってある。
だが無害そうな村の人々にそんなバケモノがいると曰われたところで信じられることではなくて、そんな迷いはいつもよりキレの悪い仕草に現れた。
心配をかけたことを訊ねられて気づき。
苦笑を浮かべたまま『すぐには信じがたいからねえ。まあきっと大丈夫』と軽く返した]
見分ける手段、なんてのは面倒だな。
[友人の言葉が見えれば、自然そう呟いた。
ゼルギウスの声には、>>*43酷い話だと薄く笑った。
ああ根っからの人狼なのだと、ぼんやり思う。
あれも、そんな風に思っていたんだろうか。
そんな思考は続いた言葉に掻き消える。]
お遊戯、ね。
最後の一人になる自信はあるか?
[あくまで楽しむように口にする薬師に、つられるように、こちらもどこか笑うように問いかけていた。]
――…そうなんだ。
[伝承学者の応え>>258には感心したようにぽつと紡ぐ。
子供たちの相手をしている時とは少し違ってみえたのだが
伝承学者らしい事を彼が言っているからだろうか]
居たら、助けになってくれるといいな。
うん、直ぐに出てこなくてもいいから……
人狼を見つけて団長さんの言う未曾有の危機が
そうじゃなくなればいいのに、ね。
[難しいらしいからこわい事にならなければよいと思い
少女はそんな言葉をぽつぽつと綴る]
─ 宿 ─
俺もたまたま、深い縁がある相手がそこに所属してたから聞けたわけで。
……外に出せない機密は多いと思うよ、あの集団。
[秘密云々>>259にはこう言って、ふと視線を遠くに彷徨わせる。
結社に関わりがあったとか、入社試験とか。
この辺りは、友にも話してはいない領域なのだが、そこらはけろっと抜け落ちていた]
あー、まあ、そーだねぇ……って、あ、そうそう。
[何もせずに、という言葉にふとある事を思い出し、持ってきた鞄を開けて]
こんな時になんだけど、昨日の頼まれ事。
この、栞挟んであるページに、薬効とか使い方とか、色々と載ってるから。
[出した本と、昨日預かった葉をリーゼロッテに差し出した]
─ 宿屋 ─
───え?
[リズ>>265に言われて、虚ろな瞳を一度瞬かせる。
自分から死ぬと言う、なんてことは勿論考えては居ないのだけれど]
……言わない、よ。
[…多分。
一番最後だけは、唇だけが微かに動いた]
──もし、僕の生きている理由が死ぬことにあるのだとすれば。
[リズの問いに言葉にならずとも曖昧なものを含ませた理由]
もしそうだとするなら。
僕は────。
[選んでしまうのかも、知れない]
― 宿屋 ―
[フォルカーの声>>264に誘われるようにそちらに顔を向ける。
こくん、と頷くのは彼の言葉を肯定するよう]
昔、一緒に読んだ本にあったよね。
あとは何だっけ……
守り手も読んだ御伽噺の中には居たよね。
[物語の内容を思い出すかのように言葉を綴っていたが
肩を抱えるフォルカーの様子に心配そうに彼の顔を覗く]
フォル…?
─ 宿 ─
哀しいけど、それ、現実なのよねー。
[どこか達観した響きの言葉>>266とは対照的に、ぼやくような口調でこう言って、またため息一つ]
……ああ。
判断としては……最善なんだよな、現状って。
ま、それだけで割り切れるかってーと、そうも言えんけど。
―宿―
[結社の話はとりあえず、頭から追い出した。考えても意味のないことだ。]
本当にこんな時に言い出されてもって気はするけど… 他にすることがあるわけでもないから…。
調べはついたんだ?
ちょっと見せてもらってもいいかな。
[身を乗り出して本を覗き込む。]
ちょっと薬効が微妙かなって思ったんだけど… これによればそうでもないのか…。
ハーブティーってより薬湯に近いかな。そのまま飲むのは厳しそうか…。
[とすれば味を調える必然性もあるかなと頭の中で呟く。
薬湯の中には本当に魂が抜けるくらい不味いものが実在するのだ。]
― 宿 ―
[真実そうかの判断が不明瞭である以上、周りの固め具合が重要になり。その点で今回自衛団は上手いこと持っていったな、とはちらと思った。
時折視線を他へと探るよう向けながら、イレーネの仕草に迷いが>>267見えた。それは自分もそうであり当然の事であるので、少し翡翠に影が差す。
軽い返事に、『無理はするなよ』とは常のように返す。
掌を差し出すような動作を交えて、『まだ返すもんもちゃんと、返せてないんだからな』と、一つ加えながら。
それから思い出したように、『黒胡椒のほかに欲しい物が出来た』とも合わせて伝えた。]
―宿―
なら、いいけど。何か今日はいつもよりぼうっとしてて変だよ?
異常事態なのは確かだけど。
[10人の中に犯人が必ずいるというのなら、彼が人狼という可能性も…? ふと思いついた考えを自分で否定する。]
・・・そんなわけはない。十年以上も一緒にいるのに。
うん。
こういう事があった、っていう事を、わかり易く後の世に伝えるために、っていう側面もあったのかな。
御伽噺って形なら、ごく自然に広められるからね。
……もっとも、『所詮御伽噺』で、片付けられる事も多いわけだけど。
[少女の内心>>269などは当然知る由もなく、講義めいた説明をして。
ぽつぽつと零される言葉に、ふ、と表情を緩めた]
そう、だね……助けになってくれるといい。
……誰も、死なずにすめば……それが、一番いいんだから……。
―回想 夜遅く―
[眠りについている耳に、届いた遠吠えに無意識に体を起こす。]
…ご飯?
[宿で食べた分では足りない。
漆黒の毛並みの獣に変じて同胞の下へと向かい―。]
まぁ、理屈はそうだな。
伝承…どんなだっけか。
[ゼルギウスの声>>*44には同意する。
狼にとって脅威となり、人にとっては希望となる、能力者。
それも聞いた事はあるはずなのだが、細かなことは覚えていない。
忘れたかった、というのもある。
現に結社の印も、先ほど見て思い出したくらいだ。]
…後であいつに聞いておくか。
[まぁ今は置いておいてもいいだろうと結論付ける。
素敵なゲームにはあまり同意出来ず、苦笑に留めた。
まだ自身が半端だからだろうか。]
―宿―
[厄介なことに巻き込まれた、という意識が強く、つい無意識にため息が溢れる。
ライヒアルト>>278の気遣いには『ありがと』と笑みを返した。
少しでも案じてくれる人がいるのは心強い。
続いた仕草にくすっと可笑しげな笑いを零し。
『それは気にしなくていいって言ってるだろ』といつものように返す]
ああ……
[黒胡椒のほかにも、といわれて、人狼の件から、昨日聞いた依頼品のことを思い返す。
ちらりとリーゼロッテにも視線を向けるが、他の人と話している様子に声をかけることはせず。
ライヒアルトへと『何がほしいんだい? ついでだから今から部屋に取りにいってくるよ』と仕草で伝え、立ち上がった]
―朝―
んぁ、何ィ?
[扉を叩く音に寝ぼけた表情をしながら対応する。]
…とりあえず、着替えて顔洗ってからでイーイ?
[と、家に来た団員にそう伝え、準備を終えて宿へと。
そこで聞いたことには目を見開いて。
思わず周りを不安げに見渡した。]
― 宿 ―
うん。
そうだ、牙から守ってくれるひと。
その人もいたら力を使っても平気だよね。
[少女>>273に答えながらまた心ここにあらずとなってしまった。
覗き込まれているのに気がついたのは少ししてからだった]
わっ。
[驚いて後ろに下がったら、ゴツンといい音が頭の後ろで響いた。
両手で押さえて目を瞑る]
まあ、そうなんだけど……ね。
質問されて答えないのは、俺の主義的にどうよ、って事で。
[冗談めかした口調で言って。
本を覗き込んでの評>>275には口を挟まずに]
薬湯は、味の調整が肝ではあるよなぁ……。
[なんかしみじみと呟いて。
リーゼロッテの視線を追うように見やった先の様子>>277に、一つ息を吐いた]
― 回想 ―
まぁ色々だな…っても、あんまり遠くには行かなかったが。
[興味深げな声>>*46には、過去を思い出しながらそう返した。
地名をいくつか挙げたが、彼女がそれを知るかどうか。
詳しい説明はまた今度と、途中で切り上げ眠りに落ちただろう。
眠っている間、夢現で狼らの囁き声を聞いたが、あまり覚えてはいなかった。
精神も体も、思ったより疲労していたらしい。]
─ 宿屋 ─
[ぼやく口調>>274にはゆるりと一つの瞬き。
僕も大概だろうけれど、この人も普段とあまり変わらないな、と感じた]
直ぐに割り切れたら、それはそれで問題でしょうね。
…何せ、見知った顔ばかりなんですから。
[言って、もう一度周囲を見回す。
付き合いの深い浅いはあれど、知らぬ顔と言うわけではない人達ばかり。
頭では理解出来て居ても、簡単に決められるとは思えなかった]
…そう、かな?
僕は、いつも通りのつもり、だけど…。
[リズから指摘>>279を受けて、小さく首を傾ぐ。
考えることが多いせいだろうか、そんなことを思ったりもした]
……リズ?
[否定するような言葉に、不思議そうに声をかける。
リズこそ様子がおかしくないか、そんな風に考えて]
─ 宿 ─
[さて、ここはどうするか、と思うものの。
やはり、放っておくのもできず]
……大丈夫ですか?
[唇を噛み締めるエリザベータ>>277に、そっと声をかけた]
[御伽噺と現実を重ねるほど子供ではなかったけれど
今はその御伽噺の知識が頼りになるような気がした]
御伽噺は好き。
色んなお話を読んだけど……
御伽噺は御伽噺なんだって思ってた。
[伝承学者の言葉>>280に耳を傾けて]
……ん。
めでたしめでたしでおしまいが一番好き。
だから、――…
[自衛団長の言うような事態なら楽観は出来ぬだろうが
そうであればいいという希望は小さく零れ落ちた]
― 宿 ―
[友人がやけに詳しいな、とか思っていたが。
なんか見えた言葉>>271に、微妙な顔をしておいた。
後でちょっと問い詰めてみるか、とかも思いつつ。
溜息つく恩人の胸中までは読めず。それでも笑むようなら、今はそれ以上どうこう言いはしない。気にするなとの仕草には、物言いたげな表情を一瞬だけ向けたがそれだけだった。
仕草には、”白”と”金”と”粉”を手話で取る。白金粉、つまりは『銀粉』だった。
『俺の獲物は銀じゃないからな』とは、少しの間の後に伝える。
彼女も見た事があるだろう、傭兵時代に愛用していた代物は、結局捨てきれずに今も教会に隠し置いたままだった。]
─ 宿 ─
[普段とあまり変わらない、と思われている>>286とは知らず。
まあ、こちらも似たような感想を抱いてるのだが、それはそれとして。
ペースを変えないのは、常の事と言えばそうで。
この場では、年長者が大きく取り乱すのもどうか、というのもあって、内心のあれこれは抑えているだけ、というのも少なからずあった]
……そーだよねぇ。
割り切らなきゃならん、って、状況なんだろうけど、こればっかりはどーにも。
[>>285 には心から同意した]
タマに凄いのあるからね。
母さんに何時も飲まされてた自称ハーブティーも異常に生臭くて、私以外の人で飲めた人はいないし… 慣れもあるとは思うけど。
[自身ではそんなにひどい味とも思っていなかった。しかし、母も飲んでいるところを見たことがなかったと今更ながら思い出す。
ヘルムートから呼びかけられれば、慌てたように。]
なんでもない。なんでもない。
私もちょっと変かもしれない。急にあんなこと言われて気にしているのかも。
落ち着いたら元に戻ると思うから… 少し、お茶でも飲みたいところかな… こんなとこに籠ってて仕方ないし。
/*
おおう。
気づけばすっげー多角してる、俺……!
あれ、でもあんまり大変と感じてないな。
なんだこれ、天龍で多方面会話におかしく慣れたか!?
めでたし、めでたしってドッチが言うかが問題よね。
[御伽噺は勿論、村が助かるに決まっているのだろうけれど。
残念ながらコレは子供向きではないかもしれない。]
大人は頑張って子供向きで終わらせたいというところかしら。
ん。
牙から守ってくれる人が
力をもっている人を守ってくれれば……
でも、守ってくれる人も誰がそうかわからなきゃ
誰を守ればいいかわからない、かな。
[こてんと首を傾げる。
どうにも少女の思考は御伽噺のようにいかないらしい]
あっ……!
[驚いたフォルカーの後ろでゴツンと痛そうな音がする>>284
少女も驚きの色を見せるが直ぐにおろりとして]
ご、ごめんね。大丈夫?
……痛い? 冷やした方がいいのかな。
[案じる言葉を掛けるけれど薬師が診るならば場を譲り
ただ心配そうに見守っている]
― 宿 ―
う゛ぅ。
[後ろに柱があったこともすっかりこんと忘れていた。
ぐるぐるしていた頭の中から色々落ちていった気がする]
ちょっとぶつけただけ。
[ズキズキしてるから薬師>>289に言われて素直に手を下ろす。
膨らんできたたんこぶと、ささくれか釘に引っ掛けたのだろう小さなスリ傷があるのは自分では見えない]
普通は、そうだよ。
[御伽噺は御伽噺。>>291
それは、誰しもが思う事だろう]
俺だって、子供の頃はそう思ってたしね。
自分で色々研究するまでは、本当の事だなんて、思ってもいなかった。
[零れ落ちた言葉。
そこに籠もる想いは薄らと察せたけれど。
気休めを口にするのもどうか、という思いは、そうだね、と頷くだけに留めさせた]
……この中にいるの?
[ありえない、と思った。
この場にいるのは顔見知りばかりで。
間違ってるんじゃないか、とそんな考えがぐるぐると回っている。]
[ありえない、と思ったのは、自分がそうだから。
他の人も混じっているのは間違ってるんじゃないか、と。
でも死にたくない、と思う自分がいて]
あたしも死にたくない。
[ポツ、と呟いた。]
大丈夫だよ。
ちょっとぼーっとしてたみたい。
[心配そうな少女>>295にどうにか笑ってみせた。
目尻に涙が浮かんでいると説得力はないかもしれない]
そっかあ。
守る人ってどうやって見つけてたんだろう。
[御伽噺は報告レポートではないし、一緒に読んだのもずいぶんと前の記憶だから、思い出そうとしても出てこなかった]
[ちなみに、友の微妙な顔>>292には気づいていない。
故に、問い詰められる可能性も、意識にはなかったとか]
あー……ハーブティとか、そこらはねぇ。
大雑把なよーで、繊細だから、あれ。
[味に関する同意>>294にはこう言って頷いた。
自分で調合に挑戦して、痛い目を見たことがあるから余計に。
紅茶は得意だが、こちらは難しい、なんて思ったのをちょっと思い出したとか]
―宿―
[ライヒアルト>>292が伝えたものに、すこし考えた後、ああ、と納得した。
昔世話になっていたころに彼が使っていた武器を思い出し、銀粉が商品の中にあっただろうかと考え。
『大丈夫、あるよ。 今からとってくる』
ものいいたげなライヒアルトの表情はスルーしたまま仕草で答えて宿で借りている部屋へと上がる。
自室に入って小さくため息を零し]
面倒なことになったねぇ……
[独り言を呟きながら、荷物をあさる。
ライヒアルトの黒胡椒と銀の粉をとりだす。銀の粉についてはすこし大目だ。
リーゼロッテから頼まれたものもついでに用意する]
――この村で武装が必要になるとはねぇ……
[普通の武器しかないのは当然といえる。
銀の粉はライヒアルトに渡す分を除けばもう他の人に渡せるほどはない。
だから銀の粉はそうとはわからぬように布袋にいれて確りと封をしてある]
─ 宿屋 ─
……決めるにはまだ、時間があるようですから。
[抑えていると言うのは知らぬまま、変わらぬ態度だと思っているオトフリート>>293には一言だけ。
そう言葉を向けた。
向けた言葉は、聞く人によっては既に割り切っているようにも聞こえたかも知れない]
───そうだ、オトフリートさん。
時間がある時で構わないのですが…。
…本を、動物の図鑑か何かがあれば、お貸し願いたいのです。
手持ちの資料では、少し足りなくて。
[次いで紡いだ言葉は、日常と変わらぬ態で為された。
まるで雑談のついでと言わんばかりのもの。
彼が幼馴染に言ったような、こんな時になんだけど、と言うような言葉は一切無かった]
…うん、気にならない方がおかしいし、ね。
お茶は───。
[リズが慌てたように言う様子>>294には頷きを返して。
お茶については誰かに頼めば、と思い、視線はこの宿屋の子であるフォルカーへと向く]
[身を震わせる様子>>299に、これは結構参ってるのかなー、などと思いつつ]
いや、無理はせずに。
いきなりあんな話されたら、普通、参りますしねー。
……水、飲みます?
いや、それよりお茶の方がいいかな。
[軽い口調で問いながら、こて、と首を傾げて見せた]
両方言うのが理想なんだろうが。
理想は理想でしかないからな。
[めでたし>>*51にはそんな風に呟く。
血塗れた上でめでたしと、果たして言えるだろうかと。
人の意識と獣の意識の狭間で、半端者はまだ揺れていた。
ただ表では、人として振舞うよう努めながら。
死にたくないというもう一人の声も聞こえる>>*52]
まぁ、それが普通だわな…。
[そう言うも、どっちかが勝つかどうかは、には答えずにいた。
どっちも勝たない可能性もなきにしもあらず。]
ん……そー、だね。
[返された言葉>>303に、軽く肩を竦める。
実際、今ここでこの事を論じ続けていても仕方がないのも、事実だから]
お、動物の図鑑?
ああ、構いませんよ、と。
うん、まあ、家にはまた戻る心算でいるしね、用意しとくよ。
[続いた申し出には、一瞬戸惑うものの。
断る理由もないので、こう言って頷いた。
ほんとにペース変わらんな、とは、心の内にだけ落ちた呟き]
―宿―
[ライヒアルトに渡す分と、リーゼロッテに渡す分をきちんと分けて用意して下に戻る。
すばやくリーゼロッテがまだいることを確認して先にライヒアルトへと近づいた]
おまたせ。
[ライヒアルトの視界に入ったところで、仕草と同時に声をかける。
黒胡椒と銀の粉の袋をまとめて渡し。
『お金は騒ぎが収まってからでもいいよ』と伝えておいた。
そしてすこしライヒアルトと話した後、まだリーゼロッテがいるのならその場で頼まれたものを渡すし、家に帰っているようならその場にいる皆に断って届けに行くつもり**]
― 宿 ―
[頭の痛みが恐怖と混乱を一時遠ざけてくれた]
お茶?
待って、用意します。
[デザイナー>>304の視線に気がつくと配膳台の裏側へ向かった。
厨房まで戻らなくても、いつも用意されてるお茶ならここから出せる]
他の人も飲むよね?
[フォルカーが頭をぶつける様が見えて、大丈夫かよと言う表情にはなったが、薬師も少女も近くに居るのなら自分は動かぬまま。
友人が確か懇意にしている女に話しかけるのは横目で見た。
今問いかけるには具合が悪い、そんな事を思いながら。
恩人の言葉>>302に、頼むと伝え。彼女が戻ってくるのを待ちながら、クロエの様子も気にかかり肩を叩いた。こちらにも、『大丈夫かよ』と仕草しながら。]
死にたいひとは、きっといないわね。
そうよ。どちらかが、どちらかを全員殺せば終わるの。
簡単な仕組み。
[子供の前で見せている態度が嘘であるかのようにさらりと結論を告げる。]
― 宿 ―
はい。気をつけます。
[薬師>>308に手当てされるとやっぱりしみてまた涙目になりかけたけれど、すぐに終わったから、ありがとうと頭を下げた。
素直に返事をしても、気になって触りそうになるのはご愛嬌]
簡単、か。
[たしかにそうだという思いはある。あるにはあるが、なら自分は薬師と洗濯女以外を殺せるのかわからなかった。]
殺したくねぇな、って奴はいるんだよな…。
そっち二人にはいないのかよ。
[半ば溜息のように零しながら尋ねた。]
― 宿 ―
お菓子?
[ごそごそと台の下の棚を漁る]
クッキーならここにもあった。
何か作るなら父さんに頼んでくる…
[よ、と繋げるはずがまた鈍い音に変わった。
さっきよりはずっと小さいのは不幸中の幸いだと思う]
自衛団長 ギュンターが「時間を進める」を選択しました。
─ 宿屋 ─
お手間でしょうが、お願いします。
[諾の意を見せてくれたオトフリート>>306に、虚ろな瞳を細めて微笑みを作り。
僕は彼に対して軽く頭を下げた。
お茶の要請に応じてくれたフォルカー>>309には]
紅茶、お願いしても良いかな。
[良く口にする茶を頼み、配膳されるのを待つ]
[一貫して変わらぬ態度。
その根底には自衛団長が残していった、処断する一人を決める時以外は普段と変わらず過ごして良い、と言う言葉があった。
特に意識はせず、言われたままに行動する。
そうあるべきとされたなら、その通りにする。
僕にはそんな、全く自覚の無い癖があった]
[だから、誰かを一人処断しなければならないと言う話も、そうしなければいけないのだからと。
疑いも躊躇いも他より少なかったのだ]
ん、それじゃ、お茶もらいましょーか。
丁度良く、用意してくれるみたいだし。
[掠れた声の返答>>313に、にこりと笑う]
というわけで、フォルカーくん、こちらもお茶頼むよー。
[軽い口調で投げた言葉は、台の下で何やら探す少年>>314に届いたか。
ちなみに、音はちょっと聞こえなかった]
[戻ってきたイレーネ>>307から、品物二つを受け取り、仕草に少し瞬いた後に、意図を理解し感謝の礼を取った。
最悪、払えない、受け取れない可能性もあるなと思えば胸中複雑なものはあるが。
袋の中身をちらと確認すると、思ったより銀粉が多かった。逐一使ったとしてもこれなら十分足りるはず。どちらも失くさぬよう、懐にしまっておいた。
他人の家でもあるし、茶と菓子の話題などは任せることにした。
喉の渇きは少ない。喋っていないから当然なのだが。
イレーネが欲するなら、ついでに視界がこちらに向く分便乗しただろう。]
[信じられないと唇が形作られれば>>315、まぁ無理も無いと思い。
『少し休む方がいいだろうな』と、空いた椅子を指差し勧めた。
他にも疲れている様子が見られる、エリザベータにも気づけば椅子を示した。座った方がいいという意図は伝わったかどうか。]
ゼルギウスにはいるかもね。リーゼロッテにはいないわ。
[誰であろうと平等に餌。それくらいの意識しかない。]
人狼に挑んでみるのもいいんじゃない。
その時は、手加減はしてあげないけどね。
― 宿 ―
はぁぃ。
[這い出してきて返事する声は小さかった。
お茶を出すのはよくする手伝いの一つなので手際は悪くない。
頭がズキズキしていても失敗せずに人数分を用意して、カップを台の上に並べていった。クッキーも一つずつ添えておく]
[フォルカーを驚かせたのは自分だという認識はあったから
彼の言葉>>300にも安堵しきるのは難しい。
けれど向けられた笑みの意味を感じ取れぬほど鈍くはなくて]
ん。
フォルの痛いが何処か遠くへいきますように。
[おさない頃のようにおまじないの言葉を口にした]
本の中では占い師が親友にひみつを打ち明けて
実はその親友が守る人で、っていう話だったかなぁ。
[御伽噺らしい展開だったように記憶していた少女は
思い出しながらその話の一部を掻い摘んで語った]
…今日は、あの団長さん、かな。
[何の、とは言わない。
言いたくもない。
だが、この場にいる人を食べたいと思う衝動があるのは確かで。
その衝動に小さく唇を噛む。]
…あたし?
[仲間の二人は殺せない。
と紡ぎながら、他の人物を思い浮かべてみる。]
…若い子たちは、ちょっと…。
[と呟いたが、他よりお肉が柔らかそうだな、
と、思ってしまうあたりで人狼の本能に支配されている。]
― 自衛団詰所 ―
……案じて貰いながらすまないな。
しかし、少しでも時間を稼ぐのが今は必要なのだ。
[一人になった部屋で呟く。
自分の安全を優先する気は彼に無かった。
ゲルダの言葉>>268にもそれは変わらず。
夜の巡回に一人で赴くことの危険さも知っていながら。
だから普段と同じ行動を止めることはしなかった**]
そうね。今日はそれでいいと思うわ。
[生きていれば最も邪魔になるであろう標的。彼を失えば、自衛団も混乱するだろう。]
・・・どうせ、早いか遅いかの話だけどね。
[二つに分けられた名>>*57に少し瞬いた。]
分けてんのか?それともただの言い回しか。
[どちらか判断がつかないのでそう言いながら。
挑んでみるのもいい、には苦笑する。]
おー怖い怖い。
まぁ今はその気はないがな。
二度も狼殺しが上手くいくとは思えんし……置き土産は重いし。
[また噛みつかれるのはごめんだと呟いた。]
─ 宿屋 ─
[僕がオトフリートに頼んだ物に疑問符を浮かべているらしいリズ>>312に気付けば]
うん、動物の図鑑。
昨日言った物の他に、動物をモチーフにした物も作ろうかと思って。
そう言うのはやっぱり、しっかりした資料が必要だからね。
[言って、小さく微笑む。
細めた瞳は相変わらず虚ろを示していたけれど、幼馴染ならば真剣に考えてのことだと言うのが見て取れるだろう]
─ →自宅 ─
[自営団詰所を出て、それまで誰かが共にいたならそこで一人にして欲しいと言い。
向かった先は、皆がまだ集まっているだろう宿屋ではなく坑道近くの自宅。
中に入るとまっすぐ寝室に向かい、クローゼットから取り出したのは銀の短剣。
それを手にしたまま、胸元から母の形見─黒曜で出来た小さな鏡を取り出して。
それにつながる鎖ごと首から外してベッドの横の文机の上に置くと、剣を鞘から抜き─すらり、と腕に刃を滑らせた。]
───…っ
[宿屋の息子らしくお茶の準備をするフォルカーの手際は良く
手伝いを申し出ることも出来ぬまま
ちょんと佇み大人たちの話に耳を傾ける]
……。
[ふ、と宿の出入り口へと顔を向けて]
ゲルダさん、戻ってこないのかな。
[ぽつと零し。
やがて漂う紅茶の香りに意識を移ろわせた**]
ベアはよく覚えてるなあ。
[少女>>322のおまじないをもらって、もう大丈夫と涙も止まった。
また後で滲ませてしまうのは自業自得だから置いといて]
思い出した。
その親友もずっと占い師のことを守ってたんだよね。
信じてくれてありがとうって言うの。
─ 宿屋 ─
ありがとう、フォルカー君。
……大丈夫かい?
[用意された紅茶とクッキーを一枚>>321受け取って。
先程から頭をぶつけてばかり居る彼に案じる声をかける。
手当てを受けても痛いものは痛いだろう。
僕も、昔から身に覚えのあるものだった]
私が分けたわけでもないけど、分かれてるの。
[恐らくは母の仕業。人狼を心の底に閉じ込めるための方策。]
次は本物になれるかもしれないわよ?
まあ、それで貴方の運命がどうなるかは見物ね。
大丈夫。大丈夫。
[ズキズキするのも遠くなってきた。
それが良いのか悪いのかは分からなかったけれど、笑いながら紅茶を配っていった]
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