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そして、物語は動き出す。
目覚めたものが何処へ向かうか、それは一人一人の思うがままに。
どうやらこの中には、村人が1名、人狼が1名、霊能者が5名いるようだ。
占星術師 クローディアが「時間を進める」を選択しました。
『エマジェンシー、エマジェンシー。
中央地域にて殺人事件が発生。
PSMの存在が確認されました。
また、街の各所にも同様の事件が多数発生しております。
メインコントロールの権限を発動し、特例措置をとります』
[突如響く緊急事態を知らせるアラート音]
『皆さんには武器を支給します。各自対応をお願いします』
[そして次に続いたそれは、普通では考えられないような決断だった]
うん、おかーさん着てくれるって。
パトラッシュのおかげだよ。
[鳴き声に答えるようにしてから]
ふぇ?そうなの?
[レッグの返答には驚いた後]
でも、そんな仕事ができるだなんてすごい。
─ 街中 ─
[少女の迎えが来るまでは傍に。
そう考えていたのだが、鳴り響くアラート音>>#0に耳と背筋がピンと伸びた]
わん!
[大変だ、そんな様相にも聞こえる鳴き声を上げ、お座り状態から四肢に力を込めて立ち上がる。
警戒の色を見せているのは明らかだった]
ふぇぇ…
[すぐ傍のパトラッシュが警戒するようにし、さらに周りがざわめく様子なのもあり不安げな様子はどんどん増していく]
どうしたの……?
[何かよくないことが起きていることはわかったが、
放送の意味はほとんど理解しておらず、
レッグの様子も合わされば不安はどんどん募っていくばかりだった]
─ 街中 ─
[唐突な放送は、道行く人々にも混乱を与えており、ざわめきが周囲を押し包んでいる。
今の所、近場で大きな混乱が起きているようには見えない──が]
(……つか、PSMっつった? マジかい……)
[裏通りで仕事をしていれば、良く拾う単語。
それが表に出てきた、というのは相当な事のはずで]
ああ……どーやら、良くない事が起きちまったっぽいね。
カレンちゃん、おかーさん、まだこれそうにない?
[情報を拾いに行くべきか、とも思うのだが、緊迫した状況に少女と犬を放り出して行くのはやっぱり気が引けた。
こんな所が、軍属続けられなかった理由のひとつ……とは。
当時の関係者でもなければ知らぬ事だが]
早くカレンのおかーさん探さなきゃ。
ああでも俺、顔わかんないよー!
ご主人のところに戻らなきゃいけないのにー。
─ 街中 ─
くぅんくぅん
[犬は忙しなく辺りを見回す。
少女の迎えが来ていないかの確認と、周囲がどんな状況に変化しつつあるかを確かめていた。
家に戻りたい気持ちも多分にあったりする]
きゅーん
[けれど少女を置いていくことは出来ず、その場から駆け出すことはない。
困ったように耳がペタリと寝た]
/*
わんころと思考がかぶっとるwwwww
しかしあれだな、これ、気ぃつけんと保護者ルートまっしぐらですかい(^ ^;
それ自体はわるかないんだけど、動き狭めんようにせんとなー。
[レッグやパトラッシュの様子に不安そうにしながら、
端末をとりだすと、なれない手つきでぴこぴこと操作し始める]
おかーさん…しばらくこっちこれないって……
[騒動のせいで来るのが難しいらしい。
周りに目をやれば、たしかに騒がしく、我先に逃げようとする人とか、急いでどこかに連絡する人とか、怒鳴り散らす人とかいろんな人の姿が見えた]
ふぇぇ…どうしよう……
[不安そうに見たのはパトラッシュの方で、ぎゅっと一度*抱きついた*]
― 雑貨屋 ―
お、綺麗なお姉さんに褒められた。ありがとうー。
[>>8歩く広告塔以上に異人ですよとアピールしながら歩くのに他意はない。ただ単純にこのお面気に入ったからという理由だったりする。
名前を知らないお姉さんには褒められたと解釈して気分よく手を振ったが、それも警告アラームによってすぐ消えた。
仮面の下の表情は見えないが、首を巡らせたりと俄かには信じられない様子をこちらも隠す事はない。
自分一般的な宇宙人なだけで、別に荒事得意なわけでは無いのだ。]
殺人事件?ってのはまぁそんなに珍しい事でもないけど…。
PSMって何だっけ?
[ペンを握りしめたまま首を傾げていたが、とりあえず緊急事態というのは>>12落ち着いた様子のエリカに促されるようにして理解できた。]
[荒事とは無縁に生きてきた自分に、武器など扱えるのか。
武器はどんなものを渡されるのか、どこで支給されるのか。
一体なにが起きているのか。
尽きない不安に、手を強く*握りしめた。*]
─ 街中 ─
[不安そうな少女に追い討ちをかけるように、彼女の母親は迎えに来れなくなったようで。
抱きついて来る少女>>13に対し、犬は不安を拭おうとするように頭を擦り付けた]
くぅん
[それから一度青年を見上げ、再び少女へと視線を戻し。
かぷっと少女の袖を軽く噛むと、どこかに連れて行こうという仕草を見せる。
ひとまずこの騒がしい場所から少女を遠ざけるべきだと考えたようだった]
─ 街中 ─
……ったぁ……まあ、この状況じゃ、動き制限されちまうのも無理ねぇ、か。
[カレンの返事>>13に、ため息一つ。
これはいよいよ持って、放り出せなくなったか、と。
そんな思いも込められていた]
こーなっちまうと、仕事どころじゃねぇしなぁ……。
とりあえず、お役所判断に従うか……。
[とはいえ、武器は支給されるまでもなく、常に愛用の物を持ち歩いてはいるのだが。
役所判断に従うなら……というのは、ちょっとだけおいとく事にした。
今は、カレンを落ち着かせる方が先、とそう思ったから]
……とりあえず、だ。ここ、騒がしいし、も少し静かな場所、行こか。
わんころも、行こうっつってるみたいだし。
[どうやら同じ結論に達しているらしいパトラッシュの様子>>17を見つつ、カレンに移動を促す。
もっとも、この状況では静かな場所など限られるのだろうけれど。**]
/*
……どーでもいいことに今気がついたんだが、オレ最年長なのか!
初回吊り持ってけるかにゃー。
動き次第だとは思うが……庇護方向に行ってしまうと難しいんだよなぁ。
ま、とにかく。
ねよ。
まだ本調子でないのは確かだし、な。
― 雑貨屋 ―
[こんな事態の最中ではあるが、一般的に綺麗と認識される女性2人の傍は居心地良い。
その辺の感覚は一般男子と変わりない。マイナスイオン出てるから、と理由はややズレ気味だが…。
珍しいといわれると、>>20んー、と言葉濁しながら。]
ああ表通りじゃ珍しいけど。
殺人事件自体は別にそうでも……って、まぁいいかそういう事は。
[明るい話題じゃないので、賢明にもすぐに引っ込める。]
ああ、PSM、何かそんなだったなぁ。
大学の奴らが噂してたよーな……って出ただけで非常警報出るもんだったんだ。
[その噂の最中、レポートにヒィヒィ言っていたせいで、認知は若干疎かった。]
え?
[壊れない?の声に、そっちを見ると
同時にばきっ、といい音がした。]
………………ふーちゃん、ごめん。
弁償するわー…。
[ばらばらとペンだったものの欠片が落ちる。
指が一瞬、ビリリと震えるような動きをみせて触手に変わったが、ほんの一瞬だったために残像のように見えただろう。]
─ 街中 ─
おんっ
[少女の袖から口を離すと、青年>>19の言葉を肯定するように鳴く。
二人をそれぞれ見詰めてから、ついて来いと言わんばかりに歩き始めた。
少女の動きが鈍いようなら、背中に乗せてでも移動させようとすることだろう。
子供一人乗せるくらいだったら、移動にも支障は無い]
─ →自宅 ─
[犬が足を向けたのは、中央部から離れた、西のエリア。
中央部と研究基地の丁度中間辺りにある場所へと向かい、とある家へ入ろうとした]
わふわふ おんっ
[二人を振り返り、ここだ、と言う様に鳴く。
それは犬が住まう場所、正しくは飼い主の家だった]
あおーん
[遠吠えのような鳴き声は、奥に居る飼い主へ知らせるもの。
少女ならば、ただいまー、と言っているのが分かることだろう]
ここ俺んちね!
向こうよりは静かだし、室内の方がカレンも休めると思うんだー。
ごっしゅじーん! ただいまぁー!!
[犬は遠慮しないでと言うように尻尾を振り、二人を室内へと招く。
そのうち家主である飼い主が現れ、犬と二人を出迎えた]
「パトラッシュお帰り。
…あれ、お客さんかな?
立ち話もなんだし、上がって上がって」
[アラートは聞いているだろうに、飼い主の応対する態度は軽い。
騒ぎ立てる方が得策ではないと考えてのことだったが、二人にはどう捉えられたか。
青年と少女が家に上がるようなら、リビングにて暖かい飲み物が用意される*ことになる*]
― 雑貨屋 ―
[ツッコミはなかったので、いい笑顔のままだった。
といっても面の下が見えるはずもないのだが。]
見つけ次第かぁ。
[よっぽど危険なんだろう、という事くらいは流石に理解できる。子供ではないのだ。ちょっと常識がズレ気味なだけで。]
へー、お姉さんもレポートなんて見るんだ。学生さん?
[などと呑気に尋ねるのは、いまいち事態の緊迫感を把握していないからだ。]
[ばっきり逝ったペンに、なむなむと心の中で謝罪する。
当然フランにはもっと謝罪するはめになるのだが。
怪我はとの声に手を広げると、手の中には青色の液体が。血の色まで擬態する事は出来ないので、これは素の色だ。]
ちょっと血ぃ出たみたい。
でも大丈夫、わりと丈夫だから俺。
[残骸はフランに言われたゴミ箱へ。
ぱっぱっと手を払うと、青が手のひらへと滲んでいった。]
さってと、とりあえず武器?貰いにいくんだっけ。
あーちょっと待つのは大いに賛成。
ぜってー混んでるよなぁ。
じゃ待ってる間ちょっと何か飲むかなぁ。
ふーちゃん、ブラオシルトクレーテある?
[名も知らぬ美人に同意して一旦待つと決め込むと、フランにいつもの物の在庫を尋ねる。
ブラオシルトクレーテ、という大層な名のジュース。見てくれは普通の物と大して変わらないが、その実体は『亀ゼリーin青汁ジュース』という、どぶ臭いという評価が一般的な亀ゼリーに、これまた青臭い青汁をブレンドした、かなり際どい一品だった。
だが宇宙人(なお現状ケイジと同種族の宇宙人に限られる)にはえらく好評で、お土産これにしようと思わせる代物で。出てくれば、エリカにも見えない笑顔で薦めたりしただろう*]
ぶらおしるとくれーて?
[初めて聞いた名前>>30に小首を傾げる。
フランが出してくるまでは興味津々だったが、その実物を知って表情が凍りついた。
自分も半分は宇宙人と呼ばれるものの血が流れている。けれどそれは、とてもじゃないが飲みたいなどと思える代物ではなかった]
やー、フランちゃん、私は遠慮しとくわ。
ほら、さっきの飲んでみたいからさ。
[薦められると頬を引き攣らせながら、駄菓子の箱に刺さっていたビニールチューブっぽい棒を一本引き抜いた。蛍光緑色をしていたそれに一瞬焦り、ブラオなんちゃらよりは絶対マシなはずだと、端を噛み千切り中身を啜った。
甘ったるいけど飲める味にホッと息を吐く]
─ 街中 ─
[こちらの言葉を肯定するように鳴くパトラッシュ>>23に、一つ瞬く。
前々から犬にしては敏いというかなんと言うか、という印象を持ってはいたが、打てば響くような反応は、人と遜色ないようにも思えた]
(……まあ、世の中いろんなわんころがいるからなぁ)
[とりあえずは、それで納得しておいて。
どこかへ案内する、とでも言わんばかりの様子にがじ、と頭を掻いた]
ま、どっちにしろ、選択の余地はねーか。
いこーぜ?
[ざわめきの熱は少しずつ上がっている。
こういう状況がヤバイ、というのは経験上思い知っていた。
だから穏やかな口調で移動を促し、パトラッシュについて行く事を選び、そして]
─ 自宅 ─
わふわふ
[青年の問い>>35に、犬は口角を上げながら尻尾を振る。
それが肯定を示すと言うことは、何となくでも伝わることだろう]
「こういう時こそ慌てちゃダメでしょ。
ま、めんどくさいことになったとは思うけどね」
[飼い主もまた青年の言葉に返して笑い、招きに応じる様子に家の中へと通した。
犬は不安が増さないよう、少女の傍に居続ける心算らしい。
背中に乗せていたならそのまま中へと、そうじゃなくても中に入るよう少女の袖を銜えて軽く引っ張ってみたりしていた]
「珈琲で良いかな、それしか無くてね。
そっちの子にはホットミルクでも淹れようか」
[青年をリビングに通しながら、飼い主は端末を使い遠隔で飲み物の用意をする。
残念ながら選択肢は無いらしい]
パトラッシュ?
どこか…、おうちに連れていってくれるの?
[袖を引っ張られ、連れられるのには戸惑いながら着いていくことにした。
場所まで理解したのはその気持ちや考えが伝わったからこそ、
ゆっくりとした足取りだけど一緒についていくことにした。
辺りが騒がしい、いやな感じがいつもより強くまわりから感じる]
「あの判断おかしくないか?電子人格もPSMにのっとられてるんじゃね?」
「ばっか、実体も無いのにのっとりもなにもないだろ。
それよりハッキングとかされたんじゃねーの?」
[難しい話なので良くわからなかった]
(しっかし、犬が連れて来た見ず知らず相手に、のんびりっつーかなんつーか)
[飼い主の態度>>36に、ふと、こんな思いが過ぎったりもしたが、それは表に出さずにおいた。
こんな所は、一応とはいえ客商売の自制心が役に立つ]
まあねぇ……今騒ぎ立てて熱くなっても、イイコトなしなのは間違いない。
……っても、面倒なのは確かですが……って、あ、珈琲で問題ないです。
[カレンの傍に添うパトラッシュの様子を横目に見つつ、こう返して、それから]
っても、ある程度したら、情報拾ったりなんだりしないと。
……シャレになんないモンが出てきたようですし。
[馴染みの情報屋が無事なら、連絡を取れば大体の状況は拾えるはず。
とにかく、正確な情報がほしい、というのは今の偽らざる心情だった]
[パトラッシュの家につくと、どこかのんびりした様子の主人にあてられ、だいぶ落ち着いた気持ちになれた]
あの……
PSMって、なに……
[遠慮がちに尋ねた声に答えはあったかどうか]
あうん、そうそう。
[残念なペンはフランに謝罪し、弁償するためカードを出したがその間、エリカの視線と問いかけ>>32にはごくさり気無く返した。
血を見て驚かれるのは良くある事なので、特には感じない。
それはともかく、こっちも名乗るの忘れていたのは何とやら、だが。]
おー、さすが警備員さん。
いいもの持ってるねー。
[かくゆう宇宙人は当然銃は持っていないので一般窓口に向かう予定。
“銃のような機能をする物”を体内で作り上げる事は出来るが、それを使うと色々(例えば条約やら法律やら、そういうややこしい物)引っかかりかねない。
緊急時だから特例が出るかもしれないが、苦労しない方を選ぶつもりである。]
うんこれ。
あ、ふーちゃんありがとね。
[言いながら笑顔で見せる代物への反応に>>33とても残念そうな顔をしたが当然見えるはずもない。
(自分にとっての)好物を避けてエリカが選んだ物には、うへぇ、というような顔をした。]
うわー、すごい色。
お姉さんよく飲めるねそれ。
[自分の事は棚に上げ、フランから缶を受け取るとプルタブ開けた。
中から芳醇な香りが、周囲にふわっと立ち込める。
それに女子二人がどんな顔していたかは幸いか見ずに。
面を半分だけ上げて、ゼリー入り飲料独特のじゅるじゅるという音をたてながら、缶の中身を飲み干した。
独特すぎる独特な味に、ほっと息をつく。
飲み込んでしまえば、さほど周囲にまで匂いが残らないのは当人以外の人には良い事だったかもしれない。
なお面の下、ちらりと見える口元辺りは、やけに整っている以外普通の人間と変わりない。蛸口だったりはしないのだ。]
─ 自宅 ─
[犬は少女が居る場所の隣、床に寝そべる形で落ち着く。
飼い主が二人をリビングに案内してからキッチンへと向かうと、珈琲とホットミルクは既に出来上がっていた。
それをトレイに載せ、リビングに居る二人の前にそれぞれ置く]
「シャレになんないモン、か。
ホント、何のためにあんなのが現れたんだか」
[青年の言葉>>38に飼い主は肩を竦め、自分の分の珈琲に口付けた。
少女の問いかけ>>39にはどう答えたものか、と口を閉ざしている間に青年>>41が答えていたため、何も言わぬまま。
犬は耳を立てて皆の話を聞いていた]
「…と、ここでのんびりってわけにも行かなかったな。
ちょっとやり残したことがあるから奥に引っ込むわ。
あんまりお構い出来ないけど、ゆっくりしてくと良いよ。
パトラッシュ、後は頼むね」
おんっ
[飼い主はそう言ってリビングを出て行く。
家の奥にある実験室へと向かったようだった。
しばらくすると僅かながら、金属を扱う甲高い音が聞こえて来たりする]
[返る同意>>44に、浮かぶのは苦笑。
最近では裏での仕事でもちらほらとPSMとの関わりが出始めている事もあり、なんでそれが、しかも各所で一斉に動き出したのか、という疑問は大きいもの]
あー、いえいえ、お構いなく。
こっちがいきなり押しかけて来たんですし。
[奥に引っ込む、という飼い主には手をぱたぱたと振りながらこう言って。
聞こえてくる音を聞くともなしに聞きながら、出された珈琲を味わった。
次にいつのんびりできるかわからない以上、飲み食いできる機会は逃さない方がいい、というのは自論の一つ]
……っかし、なんつーか。
お前の飼い主さん……大物だな。
[カップの中身が半分切った辺りで、ぽつり、零れたのはこんな呟き]
/*
……むう。
ト書きの文章が崩壊しておる。
ちとふらっとするんよなぁ……次辺りで動きいれて、落ちるか。
無理できんのだし。
─ 自宅 ─
[今度は何をやってるのか、と飼い主の動向を気にしつつ。
青年の呟き>>46が耳に入れば、犬は口を閉じた状態で軽く首を傾いだ]
わぅ?
[犬は大物とは思っていないようで、疑問が浮かんだよう。
実のところ、もっと酷いことを思っていたりするのだが、それは犬の中だけに仕舞われた]
― 雑貨屋 ―
それでも、一応民間人なんで手続きがねえ。
[ID見せてもケイジが名前を覚えられなかった>>40のは、記載事項の中に惑星外登録者(通称:宇宙人)とあったから、かもしれない。同一種でないことは飲み物を断るまでもなく明白だったが。
記憶力が残念なのかどうかはまだ判断のしようがない]
……ソレ飲んでる人に言われたかないわ。
ねえ、フランちゃん?
[チュルチュルと甘い緑色を啜りながら、驚くケイジ>>43にジト目を向ける。いっそ仮面から蛸口が覗いてたりすれば諦めついたかもしれないが、そうはいかなかった。
同意を求められたフランは、売る側でもあるから困ったりしたかもしれない。
殻になったチューブはちゃんとゴミ箱へ]
[疑い疑われて当たり前、な世界も見知っている立場からすれば、見ず知らずの相手をあっさり家に迎え入れるとか、やっぱり考えられないわけで。
器が大きいのか或いは……なんて評価がされていたりするのだが、それは余談としておいて]
いや、そこで首傾げんなよ。
[呟きに対するパトラッシュの反応>>47から疑問のニュアンスを感じて思わず突っ込みを入れつつ。
カップに残っていた珈琲を飲み干し、ひょい、と立ち上がった]
ごちそーさんでした、と。
オレ、ちょっと外出て知り合いと連絡取れるか確かめてみるわ。
どこら辺がどーなってんのか、情報も拾いたいし。
外はまだ落ち着いてないかもしんないから、カレンちゃんはもう少しここで休んでた方がいい、かな。
[連絡を取るだけならここでもいいのだが、何せ相手が相手。
色々と態度やらも変わる事を考えると、不安がる少女の前でやりたいやり取りではないから、こう言って]
……一応、こっちのアドレスは教えとくから。
なんかあったら、連絡ちょーだい。
[それでも最後にこう付け加えてしまった辺り、自分で自分に呆れていたりもするのだが。**]
/*
多分、気温変動と気圧に負けてるだけなのだろけど。
ここで無理すると、後が辛くなるからにゃ。
まーだ週は始まったばっかり、なのだぜ……!
― 雑貨屋 ―
ちょっとごめん。
[Pi.と小さな電子音が鳴る。
襟元からコードを引き出して耳に掛け、通信に出た]
はい、ヴェクトルです。
……閉鎖?
外警のみ、了解しました。
[短い通信を終えて、コードを巻き取り再び仕舞う]
─ 雑貨屋 ─
[壊れない?というエリカの声に何が?と思った矢先。
バキ、と良い音が聴こえてそちらを見ればケイジの手から破片がぱらぱらと落ちていて。>>22
一瞬の指の変化には、本来の姿を見たことがあれば気付いただろうが驚くことはせず。
見たことがないなら変化があったことすら気付きはしなかった。
ただ、エリカの言葉>>27でケイジの怪我>>29に気付くと慌てて手当しようとしたが、大丈夫と言われると無理強いはできず。
ケイジとエリカ>>28>>31>>40がお互い名乗っていないと気付けない程度には冷静さを欠いていた。
武器の受付は場が落ち着いてから、という二人の言葉には自分も異論はなく。
ケイジからのリクエスト>>30を聞くと、はい、と頷いた。]
いつものですよね。
今お持ちします。
[奥から良く冷えた缶を持ってきて、ケイジに手渡す。
飲まない?と問われるとちょっと困ってしまった。
商品の説明ができるよう一度飲んだことがあるが、一度でおなかいっぱいというか一口でギブアップだったから。]
─ 雑貨屋 ─
えー、と。
そのジュース、通好みの味というか、なんというか…
私は、ちょっと苦手、で。
勧めて下さってるのに、ごめんなさい。
[善意で勧めてくれてるのは伝わるだけに申し訳ないと思いつつ遠慮させてもらい。
同じく遠慮したエリカが手にしたチューブも蛍光色だった為に一瞬心配したが。
どうやら飲める代物だったようで、内心ほっと息をついた。
ともあれ、ケイジからジュースの礼>>43を言われると笑顔を返して。]
いえ、こちらこそいつも御贔屓にしていただいてありがとうございます。
[エリカにも笑顔を向けたが、飲物の件で同意を求められる>>48と苦笑に変わった。
味覚は自分もエリカと同じなだけに内心は頷きたいが、販売側としてはそうもいかない。]
─ 自宅 ─
[青年からなされた突っ込み>>49に、犬はにへらとした表情を浮かべた。
事実、大物とは思っていないのだから仕方が無い]
おんっ
[外へ出ると言う青年には、気を付けて、と言うニュアンスを込めた鳴き声を上げた。
傍に居る少女にも、鳴き声が含むものは伝わってしまうか。
青年と少女とのやり取りを見届けてから、犬は一度身体を浮かせ、玄関まで青年を見送りに向かう。
それが終われば直ぐに少女の傍へと戻って行った]
人と入れ替わる?
[なんかそんな話もちらほら確かに聞いたかもしれない。
なにはともあれ、理解したのは]
謎の悪いアンドロイドさんなんだね。
[その程度の理解力だった。
頭の中では同時に、メタリックなボディーでおなじみの正義の宇宙警察的なものが思い浮かんでいた。
旧時代から変わらずに続く特撮ヒーローとか呼ばれるものだ。
たしか今やってるのは、銀河特捜警察殺人課のジーパンロボとかいうやつだったかなと考えたところで、
パトラッシュのご主人様とレッグとの会話が、主人の側が退出したことで終わっていた]
はい、ありがとうなの。
[いく当てもないので言葉に甘えることにした]
[パトラッシュのご主人様がいなくなった後、レッグの呟きを聞いて]
パトラッシュのご主人様って偉い人なの?
すごいねー。
[大物=偉い人という単純な子供公式によって、パトラッシュのご主人様は偉い人に、
そして奥から聞こえる金属音もあり、頭の中ではなにか偉大な発明家にまでなっていた。
さっきの特撮ヒーローの話と合わさって、こんなこともあろうかとって、すごい発明でてくるんじゃってわくわくしてた。
幸いパトラッシュがひどいこと考えてるらしいことはそのために、伝わることはなかった]
うん、レッグおにーちゃんいってらっしゃい。
ありがとー。
あの……、
気をつけてね……?
[子供のたくましい想像力の世界はすぐに途切れて、レッグを見送る。
最後にかけた言葉は子供ながらに異常事態を察してのことと、レッグの様子がどっちかというとそっちに向かうようなものを感じたから]
─ 雑貨屋 ─
あ、はい。
味を知らないことにはお客様に説明できませんし。
[エリカからチャレンジャーと称される>>56と困ったように苦笑して。
蛍光色のチューブジュースの味の感想には、良かったと微笑んだ。
同じ種類で違う色のジュースの味見はしていたけれど、蛍光色のそれは味見していなかったから。]
あ…そう、なんですか。
こんな時までお仕事なんて、大変ですね。
[通信についての返答と笑顔から、気遣いは見てとれたから。
こちらも笑顔を返したけれど、消せない不安にぎこちなさは残ってしまった。
途中まで一緒に行ってくれるというエリカの言葉に安堵して、そのぎこちなさも少し解けたが。]
パトラッシュもレッグおにーちゃんが心配なんだね。
[見送りから戻ったその背をやさしくなでる]
人と入れ替わるってことはパトラッシュは大丈夫だね。
[入れ替わるっていうのを成りすます程度におもっていて、
色々と真実とは間違ってるのだが、そんなことは知りもしなかった]
─ 雑貨屋 ─
そうして頂けるなら安心できます、お願いします。
[途中までの同行を申し出てくれたエリカに礼を言って頭を下げる。
ケイジも一緒に向かうと言ってくれただろうか。
別行動になるにせよ、この場からは彼も離れただろう。]
あ、おじいちゃんも一緒に良いですか?
すぐ呼んできますから。
?
どうかされました?
[エリカがケイジを見ながら黙ったのに気付いて、首を傾げる。
二人が互いの名を知らないことには、まだ気付いていなかった。**]
偉い人だったらこんなとこで小ぢんまり仕事してない気がするけどなー。
あと勝手に俺のこと改造しないはずだっ。
─ 自宅 ─
くぅん …
[少女が飼い主を偉い人と言う>>58のを聞いて、犬は眼の上の肉を真ん中に寄せた。
それはない、と言いたい模様。
偉い人ならこんなところで仕事してない、とか、勝手に改造したりしない、とか言いたそうにしてるが、どこまで通じたか]
おんっ
[青年の見送りを終えて戻ってくると、少女に背中を撫でられた>>60。
気持ち良さそうにしながら、青年についての言葉に肯定の鳴き声を返す。
人と入れ替わると言う部分に関しては、そこまで知識が無かったために軽く首を傾ぐ結果となる]
くぅ? わふん
[人だけなのかなぁ、と言う疑問は頭に浮かんだが、その答えを出してくれる人はこの場には居なかった]
え?違うの?
[パトラッシュの様子からだけでなく、その言葉も伝わってきてるので思わずそう反応を返し]
え?人だけじゃないの?
[触れているためか、比較的心を通じさせてくれているおかげか、意味合いは通じてしっかりと会話のようになっていた。
それに疑問を持つのはパトラッシュ自身だけだっただろうが]
─ 雑貨屋 ─
[怪我はの方を案じられ>>51>>52、よれ気味の服の端に擦り付けと青が軽く滲んだが、新しく流れる感じは無かった。]
大丈夫大丈夫。
[ひらり手を振る。薄い傷は残るが、もう綺麗なものだった。
それから薦められた飲み物を断られたりすると、ちょっと残念そうにした。
薦めては断られる>>53このジュースは、どうやら不評らしい。
人間って不思議な生物だよなーとかしみじみ斧イながらジュース?を飲み干した後は同じくゴミ箱へ。分別するなら別のものを薦められたかもしれないが。]
飲めば意外といけるかもしれないのに。
[チャレンジャーとか、その他聞こえる声>>48>>53>>56には軽くぼやいたが、華麗にスルーされることだろう。]
違うとおもうよー。
やってることはすごいことなのかもしれないけど、性格的にはえらくはないっ。
……って、何でカレン俺の言ってること分かるの???
─ 自宅 ─
わふ ………… わぅ?
[飼い主は偉い人じゃない、と少女の疑問>>68に答えたところで、これまでの違和感に気付く犬。
不思議そうに眼が何度か瞬いた。
何で言ってることが伝わってるんだろう、そんな雰囲気がぴったりな仕草。
人だけじゃないかどうかは分からなかったため、首を傾げるだけとなった]
「パトラッシュー、ちょっとお使い頼めるー?」
[そんな中、金属音が一時止まり、飼い主が奥から犬に声をかける。
ピ、と言う電子音が鳴ると、リビングの片隅にある端末から小さなチップが一枚現れた]
「私の代わりに貰ってきてくれるかな?」
わふっ
[いつものお使いだと思い、犬は肯定の返事をして。
前足を跳ね上げて壁の端末に顔を近づけると、チップを口に銜える。
同時に行き先を確認したところで、二本足で壁に寄りかかった状態で首を傾いだ]
…くぅ?
[そこにあった行き先はいつものお使い先ではなかったのだ。
不思議に思いながらも、しっかりと場所を記憶し、前足を床に戻すと鼻先で左前足の付け根にあるボタンを押す。
それに反応して左足の前面が開き、収納スペースが現れた。
犬は収納スペースにチップを入れると、再びボタンを押して収納スペースを閉じる]
わぅ くぅん?
[少女の傍へと戻ると、一緒に行く?と言うような視線で見詰めた。
ついて来るなら共に、そうじゃないなら犬だけで目的の場所へと向かうことになる。
その場所が武器の支給場所であることは、辿り着いてから知るの*だった*]
[ジュース分の代金も(カードで)渡して、
ずらした面を戻しながら、閉鎖の単語には眉を潜める。]
まぁ危ないの外に出すよか当然なんだろうけど、迷惑な話…っと。
[話しかけると、こちらもコール音が鳴る。端末を見れば大学の友人その1らしい。
おっとと手にとりながら、受けながら、だから話は半分聞いてなかったのだが。]
あ、俺も一緒させてくれるとありがたい。
場所間違ったら洒落になんねーし。
[同行云々の話が出ればそう申し出る。それから]
あー本名は…「〓Ke¨‐ё#п》ゝ⊇_メω£ΞIξ☆ZIД『W」
……って、ややっこしいからケイジでいいよ。
文字にならない所もあるし。
[若干小声になったのは、名前に不快音が混ざるから。
名前気持ち悪いと言われ慣れてはいるものの、地味にヘコむのだ。
それが終われば、一旦端末先の友人と連絡を取る。
こちらが美人の名前を聞きそびれたのは、そんなわけで気づかなかった**]
どうしたのパトラッシュ?
[首をかしげる様子と不思議そうにこちらを見るのと、そしてその心が伝わりこちらも首をかしげる。
自分が変なことをしている認識は全くなかった。
そんなやり取りも頼まれたお使いの為に一度うやむやになるだろうか。
お使いの為のチップを足の中に収納する様子を見ると目を輝かせて]
ふわぁ……
やっぱりすごい人なんだー。
[なんかこう、パトラッシュがサポート役としてでてくる先ほどの空想の続きが始まりかけた]
うん、一緒に行こ。
[行き先については分からないが、尋ねられる様子にはっきりと答える。
パトラッシュと一緒にたどり着いた先で、驚くことになるのはまた*後のこと*]
[声、声が聞こえる、感じる。
いつもとは違う何か、不鮮明に。
そこから感じるのは仲間、そして敵対、不安、総合していやな…感じ]
「経過は順調だ」
「こちらメインコントロールの電子人格へのアクセスに成功、プロテクトをすぐにかけられたが少しばかり介入できた」
「よし、我らの主の為に」
「我々はその活動の場をふやさねばならない」
「我々はもっと浸透しなければならない」
「我々は生き延びねばならない」
[雑音のような微かに聞こえるそれが、とても嫌な感覚、ふと耳障りという言葉が脳裏によぎった。
意味はよく分からない、難しい言葉**]
いや、あちこちで騒ぎ起きてるっつーし。
こっちより、そっちの方がヤバそうじゃね?
[さらりと言った一言への突っ込みに、くく、と低く笑みながら、軽い疑問を投げかける]
『そら、間違っちゃいねーけどな!
……ま、その様子だとまだ問題ねーようだな』
ああ、今んとこはな。
……で、全体的にどんな感じなんだよ?
『どんなもなんもねーよ、あっちこっちで人死に勃発。
全貌把握がおっつかねーよ。
……厄介なのは、ちょっとした事で揉め事になって、人間同士で殺り合いになったりなりかけたりー、ってのが増えてきてるこったな。
武器の支給も始まってるし、タガ外れるのも、時間の問題かも知れん』
……うわお、素敵最悪ケース、ってか?
ったく、役所は融通きかねぇからなぁ……。
『ま、アレ相手じゃ仕方ないのかも知れんけどな』
そこは否定しねーよ。
ま、なんか情報入ったら繋ぎくれ。お代は騒動ケリついたらまとめて払うわ。
『……踏み倒すなよー?』
てめ、誰に向かって言ってんだよ。
[剣呑な内容を、どこまでも軽い口調で言い合いながら歩いて行く。一先ず、向かうのは武器の支給場所。
時折すれ違う人の中には支給を受けてきた者の姿も増えている。
が、その大半が、恐らくは初めて手にするそれを覚束ない手つきで握り締めていた]
……ある意味、一番こえーんだよな、コレ。
[不確かな状況、緊迫した空気。
それらが齎す不安定さに、疑心暗鬼が加わり、そこに火器が追加される……というのはさすがに嫌な予感を助長した]
─ →武器支給場所 ─
[お使いコールのせいで疑問はうやむやになったものの、消えたわけではなく。
内に残したまま犬は少女と共に自宅を出ることになった]
……… わふん
[辿り着いたのはまだ疎らに人が集まる武器の支給場所。
それを見て犬は何度か眼を瞬かせ、一言鳴いた]
きゅーん
[その場所が何なのかを理解し、犬はぺたりと耳を寝かせる。
行こう、と一度少女に視線を向けた後、支給端末の傍へと向かった]
… わふ くぅん わぅ
[支給方法をきちんと把握して、左前足に仕舞ってあったチップを取り出してデータ照会を行う。
持って来たチップは言わば委任状のようなもの。
その中には「操作が簡単で軽くて威力があるもの」なんて無茶な要望も入っていたりしたが、それは犬の知るところではない]
わん!
[犬が端末を操作する様子に周囲は奇異な眼を向けていた。
宇宙人も闊歩する昨今ではあるが、見た目も何もかもが犬な生き物が端末を操作するのは見慣れたものでは無いらしい。
右前足の指が人間の手のように変形していれば尚更か]
[操作が終わると支給されるべき武器が目の前に出てくる。
何か複数個入ってるようで、袋ごと受け取ることになった]
わふん
[何が入っているのかはまだ分からない。
何度か袋の匂いを嗅ぐ仕草をしてから袋を口に銜えると、端末から離れて次の人へと場所を譲る。
尚、何故犬が委任者として認証されたのかに関しては、飼い主がチップにちょっとした細工をしたせいだったりするのだが、やはり犬の知るところではなかった]
― 武器支給場所 ―
……やっぱ物々しいねえ。
[道中から雰囲気は悪くなっていたので、不安そうなフランを守るように、護衛する時の行動パターンで歩いてきた。
おぼつかない手つきで銃を持ち行き来する人達を見て眉を下げる。列に並ぶフランやケイジとは入口で別れることになったか]
フランちゃん、こないだ特注した時に渡したアドレス、まだ生きてるから。余計なトラブルに巻き込まれたら連絡して。
私は動けなくても誰か頼めそうな人捜してみるわ。
ああ、これも縁てことで、ケイジさんにも一応教えとこか?
[ケイジが応じたなら操作端末をポケットから取り出したりしつつ。思い浮かべていた中には「掃除屋」の顔もあった]
じゃ、帰りも気をつけて。
[心配ではあるが、仕事を放り出すわけにもいかなくて。
小さく手を振り、研究所跡地に近い区画にある会社に向かって歩き出した]
─ 武器支給場所 ─
[得物は常備しているのにここに来た理由は単純。
補給が当て込めない状況を想定しての、予備弾薬の補充だった。
愛用の銃は、元を正せば軍用のもの。
正規品の弾薬であれば、互換性があるのは知っているから。
正直、ねぐらまで取りに戻る余裕があるとは、ちょっと思えなかった]
まー、できれば使わずに済ませたいんだがなー。
[一通り、手続きを済ませた所で外に出て、煙草を取り出し一服する。
立ち上る紫煙を見詰める目は、微妙に半眼。
何か考え事をしている時、特有の表情なのだが、そこまで知る者はあまりいない]
[そこがなんの為の場所なのかすぐにはよく分からなかったけども、
パトラッシュの雰囲気から余りいい場所ではないのだと知ることができた]
私もやればいいのかな?
[パトラッシュが器用に端末操作する様子はちょっと目が輝いてみていたり。
パトラッシュと一緒に自分も案内の人に従って端末を操作することに。
でてきたのは小型で、いかにも光線がでますよって感じの銃だった。
子供が手にすると、比較的よく出来たおもちゃのようにも見えるそれ、
片から下げるカバーも一緒に渡され、しっかりとしまうようにと教えられた]
パトラッシュのは袋入りなんだね。
[事態をまだ把握しきってないながらに不安だけはあったり。
そんな状況なので犬と話す少女の姿はそれほど奇異に見られることはなかった]
─ 雑貨屋 ─
あー…そう、なんですけどね。
[試してみれば、とぼやくケイジ>>70に何と応えたものか困って笑った。
なにせ一度飲んだ上で合わない、とは言えず彼を見て、薄く青が移った服に気づいた。
青い血は珍しくはあるけれど、客でも業者でも異星人は見慣れていた。
公序良俗に反しない限りは要望に応える店柄の為、此処では売っていない母星の品を求める人がよく頼ってくるから。
だから、一般人ではあれ異星に対する偏見などは少ないはず。
同行を問うエリカ>>67から名を聞かれたケイジが名乗った本名>>75も、多少耳障りが良くない音はあれ決して不快感は露にしないで。]
─ 雑貨屋 ─
ケイジさんのお名前。
聞く度に思いますけど、不思議な感じがしますよね。
ケイジさんって呼び慣れてるせいでしょうけど。
[にっこり笑って首を傾げケイジとエリカを見た。
エリカ>>84の眉は寄ったかどうかは見ていなかったけれど、初めて聞いた時は自分も耳慣れずに表情がこわばってしまったから何も言えず。
そういえばカードの支払いや品物の注文で記名をお願いすることもあるけれど、いつも読めないのが申し訳ないなぁとも内心で思ったり。
エリカだけでなくケイジも同行してくれる>>74と聞くとほっとして。
彼の通信が終わるのを待って、二人と一緒に武器支給場所へと向かった。]
─ →武器支給場所 ─
─ 武器支給場所 ─
『何で犬が…?
ペットも支給受けれるのか?』
『でもアイツ端末弄ってたぞ。
犬じゃねーんじゃねぇか?』
『宇宙人ならともかく、動物は普通弄れねぇよなぁ…』
[犬の行動を見ていた周囲の者達がひそひそと囁く。
人よりも良く聞こえる犬の耳はそれを捉えていたが、気にしないようにしていた。
自分は犬だが、普通の犬ではないことくらいは理解している]
わふっ
[少女>>87から訊ねられると、袋を一度地面に置いてから肯定の鳴き声を上げる。
正しくは飼い主のものであると、訂正も入った。
その訂正は少女にしか伝わらないものだったが]
くぅん?
[次いで、鳴き声は疑問の音が含まれた。
母親はこの場に来ていないか、と少女に問いかけるもの]
─ 武器支給場所 ─
あ…ありがとうございます。
[往来の雰囲気は、目的地に近付くにつれピリピリとしたものに変わっていった。
不安が顔に出ていたのだろう、エリカが自分を守るように側についてくれて。
ケイジも同じように庇ってくれたなら、エリカに言ったと同じようにお礼を言った。]
…銃とか持ってる人、いっぱいいますね。
[共にやってきた場所は、結構人が集まっていて。
当然だけれど、手には武器を持っている人が殆どだった。
途中で別れると言っていた通り、入口で離れるエリカにお礼を言おうとして。]
─ 雑貨屋 ─
そう?残念。
[>>83断られると肩を竦める。
宇宙人でも好みって違う物だねぇとは、さっきのIDを見ての感想だった。名前を覚えていない分、こっちは覚えていたようだ。
>>88フランの困ったような笑みも見えて、やっぱり全般的に不味い代物だろうかと、空にした缶入りのゴミ箱に少し視線が行く。
エリカは同種だからともかく、臭いとか不味いとか、宇宙人の自分が思う分には人種(宇宙種)の違いだろうで片付けられるが、人間が不味いと感じる物を販売するその感覚は、自分には理解出来なかった。それともただ単に、まだ美味しいと言う人間に出会っていないだけだろうか。今の所は全敗なのだが。
話は端末の方に戻るがその前に、>>84眉を寄せられるとこっちは面の下で、おそらくあるだろう眉を下げた。
端正な顔が歪むのはやっぱりちょっと、トホホなのである。]
よろしくお姉さん。
[それでも挨拶には最大の愛想を込める。
女の子には優しく、のルールは宇宙人でも変わらない。
名前を聞きそびれる失態はしているが。]
[>>89フランに不思議と言われると、面の下で苦笑した。
そういえば、彼女の顔も強張らせた。記憶は鮮明だ。
今では慣れてくれたのか、平然としてくれているのはちょっと嬉しかったりもする。]
わりと一般的な名前なんだけどね。
どうにもコッチだと、発音が不味いっていうか何というか…。
種の壁って高いなぁ、って思うよ。
[外側だけ真似ても駄目なんだ、とはマーズラボに来て暫く暮らしてしみじみと思うのだった。]
…っと、そろそろ出ないとちょっと失礼。
[物思いが走馬灯のように駆け抜けていったが、いい加減出ろというコール音に意識を呼び戻されて、端末を耳元に当てる。
声はよく通るので、面をずらしたりはしなかった。]
あー俺。うん聞いた聞いた。
そっち大丈夫そ?ああこっちは何とかへーき。お前ドコよ?
………んーいや、そっち行ければとは思うけどさー。
多分無理じゃね?
まぁ家からはそんな遠くないし、こっちはこっちで何とかする。
そっちも気をつけろよ。うん、彼女さんにもよろしく。
じゃまた。
[やや早口で手短に用件を終えると、端末しまいながら先へ行ったか待っていてくれた二人の後を追った。]
あ、そういえばお使いだったね。
[色々と、理解しすぎてることがはっきりとパトラッシュにはわかる返答だった]
おかーさんあれから連絡ないの……
[そして問いかけに答えながらしゅんと悲しそうにしてしまう。
一気に不安がましていきぎゅっとパトラッシュに抱きつく]
/*
会社までは行けずに終わりそうな予感!
自業自得なんですがw
ここでソロールするのは勿体なさすぎるし。
しかして、この荒事慣れしてるだろう二人が、大騒ぎの時に一緒にいそうなのは良くなかったかしらん。
ま、レッ君相手ならそこらは上手く流してけると楽観視してたりもしますが。
─ →武器支給場所 ─
[人が増えるに従って、重くなっていく空気に少し緊張が増し、こっちも便乗気味に緊張していった。傍目からはいつもと変わらないのだが。
一応フランと、エリカとの壁になるように歩いてはみたが、手馴れたエリカの方がよりしっかりした壁役だっただろう。まぁこういう物は気分と勢いが大事だから、格好だけでもこなしておくべき。
>>92そうすればこんな見返りが返ってくるのだ。お礼を言われるのは悪くない心地で、十分なものだった。
エリカとは列が違うらしい、何でと首を傾げるとさっきの説明>>32がされただろう。
ああそうだった、と言いながらこちらはおそらくフランと同じ列へと並ぼうと。]
─ 武器支給場所 ─
きゅうん …
[母親からの連絡が無いと聞くと>>98、犬もまたしょんぼりとした声で鳴く。
抱きついて来る少女に、すり、と頭を擦り付けた。
色々と意思疎通が出来ていることについては疑問に思いながらも、便利だなー、なんて思っていたりする]
わふわふ わぅ
[不安そうな少女に、そのうち迎えに来てくれるよと、鳴いて。
慰めようと少女の頬をぺろぺろと舐めた]
[フランの前に並んで時折後ろを振り返っては、彼女の様子も伺った。]
…大丈夫そう?
[辺りの雰囲気は良くないが継続中なので、小声で気を使う。
列はわりと早く進んでいるようだった。程なく先頭が見えてくるだろう。]
─ 武器支給場所 ─
[それから程なく順番は回ってきて。
ケイジに続いて支給端末の操作を行い一つの袋を受け取る。
袋の中を覗くと、いくつかの長方形のパックと片手で持てそうな銃身。
目の前に表示された使用方法の説明から、パックをセットすることによって光線が出るらしいと解った。
側にいた係員から、すぐに使えるように準備しておくように言われて、おそるおそる銃を手にとりパックをセットする。
心得のある者からみれば文字通り危なっかしい手つきだっただろう。]
…こんなの、持ったことない。
[手の内にあるそれが、見た目よりも重いとか。
命を簡単に奪えるものが手の内にあることの恐怖に、声が震えた。]
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