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そして、物語は動き出す。
目覚めたものが何処へ向かうか、それは一人一人の思うがままに。
どうやらこの中には、村人が4名、占い師が1名、霊能者が1名、守護者が1名、聖痕者が2名、狂信者が1名、智狼が2名いるようだ。
おお、どうやら全員、揃ったようじゃな。
皆に大事な話がある。
先日から噂になっておるので、皆も聞いておるやも知れんが……この地に『人狼』と呼ばれる脅威が潜んでいるらしい。
噂の真偽の程は定かではない。 何事もないとは思うが、皆、念のため気をつけてな。
自衛団長 ギュンターが「時間を進める」を選択しました。
/*
さ、て、と……!
この、融通の利かない時間の中で、どこまでやれるか……!
ていうか、あれだ。
狂信者はわらうといい。
盛大に笑っていいよ!
―屋敷/エントランスホール―
[玄関の扉を開ける。
そこにあったのは予想していた通りの人物>>0:169の姿で]
ナターリエ君。
[ベールの無い頭、跳ねた後ろ髪、震えている風に揺れる足元。
それらを目にし、眉を寄せ、何か言いたげにしたが]
とりあえず入りたまえ。
[小さな溜息と共に、入室を促す]
―屋敷前―
[ドアを開けて玄関で迎えてくれた中にライヒアルトの姿があり、内心で嬉しそうに表情には出さず微笑んで、寒さにひきつりそうなのはなんとか堪えていた]
こんにちは、挨拶が遅くなりもうしわけありません。
[一緒に来ていた家人がいたならばそちらには特に深く礼を。
後ろ髪がはねていることには…、本人は気づいていなかったが、礼をしたときに皆には気づかれただろうか。
家の中へと招かれるまでは屋敷の前で待ち、招かれて初めて玄関の中へと足を踏み入れた]
すみません、お邪魔いたします。
/*
更新またいだ、チェックにちょっと噴いたwwww
いや、希望しましたけどね。
どうせコレよこすんだろ、ラ神!!
わかってんだよっ!
でてこいヽ(`Д´)ノ
― 広間 ―
人増えた?
[広間から聞こえる声が、出てゆく前よりずっと多い。
中に入ると女性ばかりが増えていたので、何となく気後れするように、入ってすぐ立ち止まってしまう]
……ども。
[小声で挨拶だけはして、テーブルに置かれたままの紅茶のカップをチラチラと見る]
/*
エーリッヒ:エイリ
ベアトリーチェ:ベス
ライヒアルト:ライさん
アーベル:アベルさん
ユリアン:リア
アメリア:ミリィ
カルメン:カルメンさん
クロエ:クロエさん
ハンス:ハンスさん
ナターリエ:ナティ
ナティが同い年村出身らしいので短縮してみんでー。
ハンスさんはそんまんまでええかな。
/*
よしよし、無事に村人です。
どうもこんばんは、今回はパスのつもりでしたが、またまたうっかりぽちったふかふかです。ええ、毎度のことですね。
今回の目標は初回吊られですが、はてさて。
縁故の取らなさっぷりで、たすくさんあたりは、見抜いてくれてそうですが、あからさまな脂肪…もとい死亡フラグって、折られがちだからなあ…
あ、実は第一候補は宿屋の御主人でした。ギュンさんに負縁故ふっかける嫌なじじいで吊られてみようかと。
でも、ここの傾向だと、そーゆー人、逆に残されるかもと思ったので、のっぺり変更。
しかし、アップで見ると新ハンスって大分すっきりした顔になってますなあ。
─ →広間 ─
[紅茶の準備を整えて、広間へと戻る。
賑やかな声からある程度の想像はついていたが、そこに揃っていたのは見知った面々だった]
……これはまた、賑やかなことで。
カップ多目に出しといて、正解だったかな。
というわけで、お茶飲む人ー?
お代わりと、淹れなおしも、あり。
[口調はつとめて軽いものを維持するが。
視線は落ち着かない様子で時折、窓の向こうへと投げられた]
/*
そーいえば今回、くろねこさんは蒼花狙いなんちゃうかー、思てるよ。
・泡沫村原点回帰
・キャラセットリニューアル
が、そん理由や!
[ひらり、はらり。
空から舞い落ちる六花が視界を過る。
鍛冶場からギュンターの屋敷にたどりつく頃には
風と雪の勢いがじわりじわりと増していた]
は、……。
[冷たい風が喉に染みる。
外套の襟を立てて口許を覆ったまま
ナターリエからやや遅れて屋敷の扉を叩く。
再訪を伝えてある事と外で待つは辛い天候となっていることもあり
家人の出迎えを待たずに扉を開けて中へと身体を滑り込ませた]
(……落ち着かない。)
[心の奥底、零れ落ちるのはこんな呟き]
(どーにも、なぁ……雪嵐の夜は、ロクな事が起きない、から、な)
[覚醒を促す要素は未だ揃いきらず。
故に、記憶の鍵が開く事も、ないままで]
あ、ナタお姉ちゃん!
いらっしゃい、寒くない?
[広間から玄関へと続く扉から顔を覗かせ、
姿が見えた人>>2に、笑顔で訊ねて。]
あ。あ。
エリお兄ちゃん、あたしお代わり欲しい!
[聞こえてきた声>>4に振り向くと、紅茶のお代わりを要求した。]
あ、はいはいはい。
あたしもエリちゃんのお茶欲しいな!
あれ、ユリちゃんもきてたんだ。どうしたの?
[エーリッヒにしゅたっと手を挙げたあと。
入り口で立ち止まってる見知った顔に、首をかしげながら声をかけた]
―屋敷/エントランスホール―
[ナターリエが中に入った>>2のを確認してから、扉を閉める]
遅くなるのは仕方ないとして、だ。
身支度を整えてから来るように、と言ったはずだが。
……とりあえずその髪を何とかしたまえ。
[言いながら取り出す櫛と手鏡。
常備しているそれは自分用の筈だったが、近年では彼女の為に使うことの方が多かった。
その後から鍛冶師の青年>>6が姿を見せれば、邪魔にならぬよう横に退いた]
/*
ていうかです、ね。
……相方さん、どーこー??
反応ないてことは、今いるめんばにはいないっつーことでよろしいか!
[旅人は水の流れる音が聞こえてくることに気付いた。どうやら教えられた屋敷に近づいているのは確かなようだ]
[やがて、急流にかかる橋が旅人の視界に入る]
いやはや、本物の吊り橋だねえ。
[恐る恐る、旅人は橋を渡る。空はますます暗く、どこか遠くで鳥の群れが追い立てられるように飛び去っていく羽音が聞こえた]
―屋敷/エントランスホール―
[言われた言葉の意味が最初つかめず、そして髪と言われて、手鏡と櫛、ここまでくると察しがついて、あわてて手鏡で確認をしながら櫛で梳いて、アーベルに気づくと]
こんにちは、アーベルさん。
寒い中お疲れ様です。
[深くお辞儀をして、微笑みかける姿だけ見れば立派に清楚な様子のシスターだっただろうか。
手に手鏡と櫛をもっていなければ]
─ 広間 ─
ふっふ〜、やって紅茶出来るん待っとったんやもん。
うちは後回しでもええよー。
[エイリの笑い>>12に胸張ってゆぅた。
ミリィ程はあらへんけど、肩凝らん程度にはそこそこあんで。
紅茶待ちつつ問いかけの返答聞いて、うち、目ぇまん丸にしたん]
え、ホンマに?
うわちゃー、お父ちゃん達帰ってくんの間に合うやろか…。
道まだ塞がらんとええねんけど。
…そか、エイリにはあんまええ思い出あらへんのな。
[なんやあったんやろな、うちよぅ知らんけど。
聞いた話によれば、うちとエイリ、入れ違う形でこん村出入りしとったらしいし。
ええ思い出無いっちゅー話聞いて、うちも眉尻下がってもうた]
――…広間に居るんだっけか。
[ベアトリーチェの言葉を思い出すようにやや上を向き呟く。
玄関でぱたぱたと外套と靴についた雪を払い落とした。
ライヒアルトとナターリエの姿が見えれば一礼して]
労い感謝するよ。
今夜は荒れるかも知れないね。
帰るのは更に難儀しそうだ。
[天候についてちらと触れるは他愛無い世間話の感覚にも似る]
お二人もお疲れさま。
[身だしなみを確認するナターリエの様子は直視せぬように
視線はライヒアルトの方へと向けたまま声を返した]
[ライヒアルトに、櫛と手鏡を返し]
ありがとうございます。ライヒアルトさん。
[こちらにも礼をしっかりと忘れずに返してから、ライヒアルトの横に立って再びアーベルの方を見た]
/*
深呼吸。無事の開始、改めておめでとうございます!
守護者いただけました。
予定ぽちだと他にも希望者いらっしゃいましたよね。弾いてたらごめんなさい。
風邪引いたっぽいんだけど、取ったからには頑張ります!
そして最終的に悪くない男女比にも?これまた見事なw
―屋敷/エントランスホール―
む、そうか。
随分と暗くなっているようだし、気をつけねばな。
[この時点では泊めてもらうという発想は未だ無いらしい。
先に向かうらしき青年>>20を見送る傍ら、シスターから櫛と手鏡を受け取り>>21]
うむ……まあ、良いだろう。
[後ろ髪の跳ね具合を確認して一つ頷き、それらを仕舞った]
―広間―
失礼します。
[少しばかり畏まった声音を響かせ中に入る。
外套を取る両の手には半指のレザーグローブがはまる。
屋内においても職業柄かあまりそれを取る事は無い。
外套を腕に掛けた男はギュンターの姿を見つけると
家主である彼に対して腰を折る]
今日もまた客人が多いようですね。
[集まる面々へと視線を移ろわせ感心したように呟いた]
あ。
ベルお兄ちゃん、お帰りなさい?
[広間にアーベルの姿が現れると、にこ、と微笑みかけて。]
お団子とかはー?
[と、髪型を思案するミリィ>>22に提案っぽいものを口にした。]
[表面上は明るく振舞っていても、心には何故か、焦燥がある。
このままでは危険、と囁くのがなんなのか。
12年前の雪の日の記憶を閉ざされた青年には、未だ、気づく由もない。
……気づきたくない、という、無意識の拒絶。
それも、あるのかも知れない、けれど]
/*
まあ、うん。
わかるひとには、ここまでで察しつくだろな。
うん、12年前に親喰いましt(
そして、やばい。
ねむい。
相方さん確認するまで、起きてられるじゃろか……。
うーみゅ。
しかし久々の窓三つインターフェースは。
ごばくこわい。
[ベアトリーチェの喜んでくれたらしい様子>>0:155に、「いいえー」と、にっこり微笑みを返す。]
……ひとまずこちらに、置いておきますね。
[もし親しい間柄だったなら、作った品を彼女の寝室前辺りまで運んだかもしれない。
けれどそのような仲ではないことくらいは、この女も理解していたから。近くにあった飾りテーブルの上に、そっと包みを置いた。
そしてそんな時だったか、ローザから声>>0:162をかけられて。]
あ……紅茶。はい、お願いします……。
[少し嬉しそうに微笑むと、頷き。紅茶を淹れてくれているだろうエーリッヒが居る方に、チラチラと視線を向けた。]
[ベアトリーチェから掛けられた言葉にふっと表情が和らいだ]
ただいま、かな。
[男所帯に暮らすがゆえに
可愛らしい少女に迎えの言葉を向けられるのはくすぐったい]
はい、この天候ですと外に出るのは危険かもしれませんし、
[天候についてはそう返しながら]
最悪の場合には泊めていただいた方がいいかもしれませんね。
[ライヒアルトとは別にそう発想するところは、まだ甘えがあるためか、それとも危険に対して敏感な為か、
世間話を交わした後にアーベルの立ち去る姿を見送った]
うん!
[アーベルの表情が和らいだ>>31のを見れば、こちらも更に笑顔になって。
ローザから誉められる>>32と、笑みは明るくなって。]
私は出来ないけど、お姉ちゃんたちなら出来そうなの。
[お団子に髪を結った姿を想像して、ご機嫌になった**]
[アーベルの姿が見えなくなり、ライヒアルトが櫛と手鏡を仕舞うのを待ってから]
すみません、ご迷惑おかけします。
[もう一度小さく頭を下げてから恥ずかしそうに微笑み]
ライヒ兄さんがいてくれて…よかった。
[シスターになる前、まだ単純に憧れて慕っていただけの頃のしゃべり方と呼び方で、
すぐにいつものような様子に戻り]
私達も行きましょうか。
[奥から感じる声等、人の気配は他に客人がいることを示しており、それならば挨拶に行くのが自然だと思ったため]
/*
……ライ・ナタもなんつーか、お約束ペアだよなあ……。
しかし、やべえ。
緊張の糸ぶつっといったせいもあって。
ね、む、い……!
アップにお団子、かぁ……
[ローザとベアトリーチェから勧められた髪型に、うーんと首を傾げる。
自分が髪を上げている姿を想像できない]
うん、じゃあ今度ロズちゃんと一緒の時にでも?
[だが、可愛いおにゃのこから勧められてる事を断る事もできないので、そう頷いた。
エーリッヒが天候について話しているのを聞けば]
え、もうそんなに天気崩れてる?
リーチェちゃんゆっくり愛でるくらいの時間は保つと思ってたのに。
[家族には、配達の最後にこの屋敷に来る事は告げているから、帰りが遅くなってもここにいる事はわかるだろうか]
あ、ベルさんもこんにちはー。
[飲み仲間の顔が見えれば、片手を上げて挨拶を。
エーリッヒの紅茶を貰えば、ありがたく両手でカップを包むように持ってひとくちふたくち]
ん、やっぱりエリちゃんの紅茶美味しい。
自分で淹れてもなかなかこういう美味しい紅茶にできないんだよねー。
[外は寒かったから、紅茶で手も体もほかほかになります。
ブランデーとか垂らしてたらもっとホカホカだけどね]
―屋敷/エントランスホール―
最悪の場合は已むを得ないか。
あまり長居する心算はないが……
[宿泊の件>>33にはそう返した。
その後で微笑みと昔の呼び名>>37を受けて、眉間の皺が少しだけ解れる]
……何度も言うが、慌てなくて良い。
君が今まで努力してきたのは知っているからな。
後は落ち着いてこなせば良いだけだ。
[彼女にだけ聞こえる程度に声を落とし]
そうだな。
ギュンター殿も広間に居るから、挨拶すると良い。
[元の調子で頷いてから、先だって広間へ歩いて行く]
/*
ぷれすて3がフリーズしやがってる間にずいぶんログすすんでた。
携帯は、姉がグリーで(こっちの携帯でも)遊ぶのに持ってってるので、ぷれすて3の再起動&エラーチェック待ちだったからなぁ……
どうしてこうフリーズしまくるんだ、このブラウザ。
そ れ だ !
[ローザからの“泊まってベアトリーチェを愛で倒す”提案を断る筈もなく、親指を上に向けて立てた右拳をつきだして満面の笑顔で応じた。
もちろん、ベアトリーチェだけでなく、ローザも愛で倒すつもり満々である]
[手近な椅子に座り、エーリッヒが紅茶を用意してくれている様子を見つめる。
自分の前にカップが置かれ紅茶が注がれると、少し見上げて微笑んだ。
──ふと、思い出す。いつだったか訪れた際のティータイムに、「お砂糖頂けますか…?」と彼に頼み、受け取りながら手に触れようとしたことを。
また、やってみようかしら……なんて考える。]
―広間―
すまない、紅茶を一杯貰えるかな。
[広間に入り、注文したのは同行者の分。
彼女が挨拶を終えた頃にはそちらに渡るだろうか。
なお先に薬屋>>5に問われた事には、準備に手間取っていたから先に来た、とだけ告げていた。但し眉間の皺と溜息のおまけ付きで]
/*
カルメンが生ぬるいよ……。頑張らなきゃ…。
苦手意識持ってくれてありがとう、ベアトリーチェとローザ。
村人希望が通ったので、とりあえず初回吊りでも目指してみましょうか……。ノープランですけれども。
そしてカルメン、男性の「手」が好きそう。何となく。
働く男性の大きな手に、うっとりしたりとか。というメモ。
エーリッヒ。私も頂こう。
[彼との出会いは、随分古い話になる。
彼が村を去る前の幼い頃、短い一時期共に遊んだ。
年の差があったから、長く遊んだわけではない。
が、当時から女の子らしくなかったクロエは、
年下の彼が幼い頃、彼をも連れて森を駆けたものだった。
やんちゃも随分としていたから、
彼の記憶にどう刻まれているのかは知りはしない。
ただ、こちらは少し懐かしく思うだけだ。
…あまり表情に出はしないが]
[旅人は、やがて橋を渡り切ると、再び歩き始めた]
お?
[やがて旅人の目の前に一軒の屋敷が姿を現す。旅人が話に聞いた通り、かなりの広さがありそうな屋敷だ]
なるほどねえ、確かに下手な宿屋より立派なもんだ。
[その時、びゅう、と強い風が吹いて旅人のマントをばさばさとはためかせた。慌てて被っていた帽子を押さえながら、旅人は足を早める。最後には殆ど駆け足のようにして、屋敷の玄関前まで辿り着いた]
はい……、
わかってはいるはずなのですが、どうしてなのでしょう……?
[自分でも別段やりたくてドジをしているわけではない。
けれどもなぜかやらかしてしまう、そんな自分にそう優しく声をかけてくれた、かけてくれる、この人がいたから今のがんばれた自分がいたのだと思う]
はい、行きましょう。
[道中に宿泊の件を思い返しながら]
宿泊は、あまりご迷惑おかけするのもよくないとは思いますが……、
無用の心配や余計な迷惑をかけるのもよくないと思いますし。
最悪の場合は、頼むことにしましょうか。
[それでもまだ、どこか楽観的には考えていたかもしれない]
あれ、ライヒさん。
[広間に入ってきたライヒアルトの言葉>>49に、緩く首を傾ぐ。
いないのはわかっていたが、どこに行っていたのか、と。
そんな疑問を感じながらも、請われるままに紅茶を用意して]
……ん。
どうか、しました?
[こちらを見上げて微笑むカルメン>>48に、緩く首を傾ぐ。
以前の事は覚えている。その時は、当たり障りなくやんわりと受け流していた。
……ベアトリーチェの視線が刺さった、というのが理由の一端としてあるのは否定しないが]
ああ、砂糖とミルクと、あと、ジャムも用意してありますんで、お好みでどうぞ?
[ともあれ、柔らかな笑みと共に向けるのは、当たり障りないこんな言葉。**]
― 広間 ―
ナタ、寒そう。
[戻ってきたライと一緒にやってきたナタを見て目を瞬く]
転んだ?
[この季節に頭から水を被ったなんて思いつけないが。ドジっ子属性は知っていたので、雪道でコケたかとストレートに聞いた]
― 屋敷/玄関前 ―
はあ、はあ…
[風に追い立てられて走ったものだから、鳥のような翼を持たない旅人はすっかり息を切らせていた]
いやはや、参った。
[風と駆け足で乱れた髪とマントを整えようとして、旅人はふと手を止める]
このままにした方が、同情してもらえるかな?
[自分の思い付きに、にんまり笑って、旅人は、そのままの格好で屋敷の扉をノックした]
―広間―
[ライヒアルトともに広間に入り]
こんにちは。
[挨拶と礼をしながら中へ]
こんにちは、ギュンターさん。
本来ならばライヒアルトと一緒に来るべきところを申し訳ありません。
[ギュンターへの挨拶と非礼を詫びる言葉、気にしないでいいと言葉をもらい、
軽く言葉をその後数回交わした後、ライヒアルトの頼んでくれた紅茶が届く]
ありがとうございます。
[カップを手にしながら促された席へと座る。
手に伝わる熱と、一口温かい飲み物が喉を下ると落ち着いた気分になった]
/*
お見合うのもあれかなー、と思うので、ひそりと。
当方、赤の中相談は適宜あり派なので、何かありましたら遠慮なくー。(むしろないと心配とk()
中発言なしをお好みの場合は、この発言はスルーしていただいて問題なく……!
―広間―
[ユリアンに微笑みかけながら]
いえ…、
ユリアンさん、さすがに私もそう何度も転んでいませんよ。
[たまに転んだり、今回は転ぶ以上のものだったりもしたりで、全部知っているライヒアルトの方に思わず一度視線が言ってしまうだろうか。
それは同意を求めるような風にも]
でも、寒い雪道は滑りやすいのでこれからは特に気をつけないといけませんね。
[少し前。
ライヒアルトから、ナターリエが遅くなるとため息+眉間のしわ付きで聞いていたので、『あぁ、また何かやっちゃったんだー』と察して、深くは突っ込まなかった。
そのナターリエがライヒアルトと一緒にやってくれば、]
ナタちゃん、こんにちはー
[と。
いつも逃げられないなら、ぎゅーっとしながら。
いつも逃げられているなら、さすがにそれは避けて手を振るだけで挨拶。
可愛いおにゃのこは正義です。きれいなお姉さんも正義です。
でもさすがに年上には気安くぎゅーは(相手が応じてくれるタイプじゃなければ)できません]
―広間―
ふむ。それも一理あるか。
[廊下を行く最中、宿泊の件>>57には頷く。
その前のどうして、という問いは流石に男にも答えられなかったのだが。
一足先に広間に入り]
嗚呼、紅茶はナターリエ君の方に。
[遅れて入ってくるシスターを視線で示せば、紅茶を用意する青年>>60にも彼女を迎えに出ていたことは分かるだろうか]
/*
はい、私も中身発言は問題ないですよ。
何かありましたら遠慮なくいってください。
私からももし何かありしたら言いますね。
私から無くても、あまり気にしないでくださいね。
外の雪の様子も気になるしさ。
…あ、ユリアン。今度、新しい毛皮が欲しい。
この冬は冷える。
[玄関へと連れ立つユリアンに、そんな願いを口にする]
―広間―
嗚呼。
転んで“は”、いないな。
[無意識にか一部を強調した言い方になったが、視線>>63には一応同意を返した]
……む。また来客か。
[ノックの音>>62に反応するも、今度は自ら出迎えに立つ事はせず。
交わされる天候の話を聞きながら、ふと眉を顰め、こめかみを押さえる**]
― 屋敷/玄関前 ―
はじめまして。突然、申し訳ありません。
雑貨屋のレベッカさんのご紹介で伺ったのですが、ギュンターさんのお屋敷はこちらでしょうか?
[誰かが応対に出て来たなら、口調の端々に少し疲れを滲ませて、旅人は口を開く]
私は、ハンス・ホッター。お邪魔でなければ、御主人のお話をお聞きしたいと…ええと、ついでに、少し休ませてもらえませんかね?
[本当に、屋敷の主人が噂通りの奇特な人物であればいいと願いながら、旅人は風で乱れた頭から帽子を取って、へらりと笑った**]
[窓の外をまた見るエーリッヒ>>44に、ぽんぽん、と特になにも言わずに背を軽く叩いてみる。
エーリッヒが村をでていく前に越してきていたので、両親を亡くした頃の事も知っているが、下手に口に出すことはしない。
ローザ>>59がギュンターから今夜のお泊まりの承諾を取り付ければ、ギュンターにこちらからもお礼を言ってから、また親指を立てて笑顔を返した]
うん。
ベルちゃんトコの薬は、まだ補充しなくて大丈夫?
[アーベル>>58には頷いてから、鎮痛剤の在庫について問いかける。
鎮痛剤はまだかごの中にストックがあるから、必要ならそれを分けようかと]
―広間―
[クロエの会釈>>65にこちらも礼を返し、もしその視線が音のしたエントランスホールの方面に向いたならこっちも吊られただろうか。
ともあれ、意識の外から来たそれにはされるまま]
わっ…っと、アメリアさん?
[いつものごとく少し困ったような微笑で見ながら、特に文句を言ったり嫌がったりする素振りはせず]
こんにちは。
[そのまま挨拶を返して、微笑みは困ったものがなくなり普段見せる穏やかそうな微笑み。
ローザの挨拶に、抱きつかれたままそっちを見て]
こんにちは。
教会にいらしてたのですか?
おそらくは準備しているときだったもので…、すみません。
[何のとか、そういうところは伏せた]
ギュンターなら、追い出しはしないと思うよ。
[ひとまず、見知らぬ旅人へと請合う。
ついでに自分たちを追い出すことも、彼はまたしないだろう]
ひどい天気だ…こんなに荒れるとはね。
ああ、私はクロエ・ベルジュという。
出来れば荒れる前に出たかったんだけどなあ。
[ぼやく口調は、半ば滞在と諦めた調子になった]
/*
ふと思った事たれながし。
こんだけ年の近い若い子がいれば、過疎化という言葉とはしばらく無縁そうだな、この村。
きっとほかにも若い子がいるのだろうし。
今回でここに集まった若い面々全滅とかなったら、一気に過疎化の危険がでるかもだがwwwww
[ローザの反応にはなにかとてもひっかかるような、ひっかからないような]
ええ、すみませんローザさん。
[思われてることまでわかるわけがないので、結局何を思われてるかに気づくこともなかった]
で、礼にというわけじゃないが…泊めてくれないか。
どうも帰れそうにない。
[肩竦める調子で、窓の外を示した。
風雪は荒れる一方で、おまけに陽は暮れかけている]
仕方がないな。
[窓からぐるりを見渡し落とした声は、
広間の面々へも聞かせるかの形となった]
[ナターリエをだきゅるのに満足したら、手を離して紅茶のおかわりをエーリッヒにお願いしたり。
客の出迎えに向かうユリアン&クロエを見送ったり。
新たにやってきた見知らぬ顔にきょとりとしつつ、挨拶してみたり]
ほんとうに、今日はお客さんいっぱいだねー。
[自分もその「いっぱい」の中の一人なのだが、他人事のように呟いた]
…うん。今回は猪で頼む。
擦れるから多少、頑丈なほうがありがたい。
もう少し儲かったら、兎で上着があってもいいな。
そっちは……、まあ。そのうち。
[高価な材料を使っても、儲けまで高額なわけではない。
少し宙を睨むように計算をして、
結局はつましい注文を口にすることにした]
だから、その分狩っておいてくれ。
[春になる前になればいいなと、頭の片隅で思う]
[やがて広間にやってきた、旅人なのか初めて見る男性に気を取られていたが。
クロエの気になる言葉が聞こえて、そちらを向く。]
帰れそうにない、って……?
[紅茶のカップを置いて、窓の方を見る。]
あら……。
これは、酷いですね……。全然気づいてなかった。
[ゆっくりと立ち上がり、少し窓の方へと歩いて。
風と雪が吹き荒れる外の様子を確認すると、あまり緊迫感のない口調でそう言った。]
[自分も帰る気にはなれなかった。特にあの橋はこうなると滑りやすい難所になるので慣れてても遠慮したい]
ギュン爺、おれも泊まらせて。
[家主に頼み、仄かな不安を紅茶で飲み下した**]
/*
そろそろ黙った方が あれか。あんしんか。
スタート遅かったので つい、ね…!
そしてお任せ占い師ふいた。どうすんべww
―広間―
そういってもらえると助かります。
[ローザに返される笑顔と言葉に少し嬉しそうに微笑みかけながら、アメリアの抱きつきから開放されると、
紅茶にもう一度口をつけて一息つく。
増えた客が姿を現すならば挨拶をしてから、微笑みかけて寒い中お疲れ様ですと労う言葉もかけた。
ライヒアルトの様子>>74に気づけば、先ほど同意してもらったことには純粋に喜び、
そして今は気遣うように、少し心配そうにした**]
[親父の分は、という前置きをつけて言うアーベル>>104の台詞と、腕を気にしているらしい素振りとに、きょとりと首を傾げる]
どっか調子悪いなら、いつでも言ってね。
何だったらウコンもあるし。
[仕事中に腕を痛めるなどしたのだろうか、とは思ったが。
自分から言い出さないのなら、下手に突っ込まない方が良いかな、とも思ったので。
一緒に酒を飲む時に用意している生薬をあげておいた。
今日は飲み仲間が同じ屋敷に泊まるのだから、可愛いおにゃのこを存分に愛でる以外に、アーベルやほかの面々とも飲み交わしても良い。
カゴには訪問先で必要になる場合がまれにあるので、消毒用のお酒も入っている。
飲む事を目的としたお酒ではないため、火を近づければ引火するほどキツイ代物なので、むしろここのお屋敷のお酒を分けて貰いたいところではあるが**]
私もこれは、気になっていたんだ。
…きっといい出来になっただろうと思って。
[何故ならば細工は会心の出来だったし、
それにアーベルの技が加わったとなれば、きっと見事だろう。
そう楽しみにしていた品を目前に差し出され、
クロエの頬に、純粋な笑みが零れた]
ああ───…、
… 思った通りだ。
[差し出された長剣は、見た目に反してずしりと重い。
良い刃が仕込まれている所為だろう。
触れれば、鍛治師の技の確かさが知れる]
これは───、
[返して、ためつすがめつ剣を眺める。
武器であるのに、その造形の見事さに息が零れた。
両手で柄と鞘を握り、ほんの僅か抜いてみる。
鋭い光が反射して、鈍く重いきらめきを残した]
…さすが、アーベルだ。
私にも分かる。いい仕事だね。
[かちりと音を鳴らして、刃をしかと鞘へ納める。
鞘に施した細工は、唐草を複雑に絡み合わせながら、
花や月の、古く伝わる伝承のモチーフをあしらっている。
惚れ惚れと己の作品をあしらった剣を眺め、友へと返した。
そこで、漸く気がついたようにギュンターを見た]
[ユリアンから預かった山刀を手繰り寄せた白布で包む。
宿泊するらしい言葉が聞こえてくれば考えるように目を伏せた]
帰るのは難しいか。
――いや、用事を済ませる頃には……
[迷うような言葉を漏らすが結論は先送りにする。
アメリアの申し出>>108には素直に頷き返し]
仕事で少し腕に疲れが出てるだけだ。
一日休めば違和感も消えると思う。
[元々筋肉が付きづらい体質であるから
生業の割に細身な男は隠すでなく軽く笑う]
ウコンが必要になるほど飲ませる気かい?
[クツクツと喉を鳴らしながらも生薬を受け取り
礼の言葉を向けてそれをシャツの胸ポケットへと忍ばせる]
あー…。すみません、依頼主の前に。
でも、いい長剣だったでしょ?
これ、実は先ほどお渡しした飾りとの対なんだ。
どちらもご依頼の品だったから、いいかと思って。
[詫びるようにギュンターへと告げて、先に渡した依頼品を指す。
彼が鷹揚に許してくれる風なのに、ははと誤魔化す笑みを送った]
ありがと、アーベル。
すごくいい仕事だ。
[低く、これは鍛治師の友人へだけ告げておく]
実はさ、次の図案も持ってきた。
ほんとはアーベルのところに寄るつもりだったから…丁度いい。
───そろそろ、だろ?
[もうそろそろ、新しい図案が要るのじゃないか。
そう考えて、言われる前に紙束を持ってきたことを告げ、
にんまりと悪戯っぽく漆黒の目を細める]
[クロエの手に渡る長剣と其処に注がれる彼女の眼差しに
少しばかり緊張の滲む面持ちでそれを見守る。
零れた笑みが見えれば、安堵にも似た吐息が漏れた]
――依頼主に見せるよりも緊張するな。
[呟いた言葉にギュンターが苦笑する気配を感じる。
わずかに口の端をつりあげるのみにとどめ
眼差しは相変わらずクロエの方へと向けられたまま]
キミの細工が見事だったから
見合うだけのものを作るのに苦労したよ。
[揶揄るでなく神妙な面持ちで白状するも
齎されたクロエの感想にはほころぶような笑みが浮かぶ]
もー。想像しなくても寒いよ。
冬は寒いもんなの!
[カルメン>>109へは、やはり容赦がない。
が、口調は言葉ほど容赦なく、最後はやれやれと笑う調子である。
彼女との付き合いは、元は髪飾りが縁だったか。
ただ客と職人の付き合いにとどまらなかったのは、
彼女と性格があまりにも違いすぎた為であろう。
クロエは彼女のように男へは興味がないし、
だからカルメンの振る舞いには苦笑をすれども嫌悪がない。
随分とはっきり物を言っているように思うが、
それで彼女から嫌がられた記憶も特になかった。
結局のところ、なんのかのと彼女といれば、
クロエ自身、いつも楽しく時を過ごしている]
[次の図案と聞けば期待に満ちた双眸がクロエへと向く]
俺もそろそろその件でキミに会いに行こうと思ってたんだ。
お見通しだったみたいだね。
[彼女の言葉にそのとおりとばかりに頷き]
見せて貰うのが楽しみだな。
今度は何をモチーフにしたか――…
[尋ねようとして、思い直すように言葉をのみ]
それは楽しみにとっておくか。
[はやる心を抑え、悪戯な眸を見つめ返した]
[一人で暮らし、男性のように仕事をして自立しているクロエ。
自分にはできない生き方だからこそ、惹かれるものがある。
不思議と話しやすいのは、彼女がカルメンの言動を嫌悪しないからか。それとも、カルメンにとって彼女がある意味で憧れの存在だからか。]
そうだけどぉ……。
でも、我慢できる寒さと、我慢できない寒さが……。
[彼女は自分に比べて寒がりではないのだろう、と思いつつ返し。
あとでね、との言葉に笑顔で頷いた。
彼女の手が好きだ。綺麗な細工を創り出す、職人の手。
作業している所を見せて欲しいと、駄目元で頼んでみたことも過去にはあった。]
随一の細工師のお墨付きを貰った長剣。
此処にどうぞお納め下さい。
[隠居であるとはいえ実力者であるギュンターの前に行くと
恭しく膝を折り両の手でそれを捧げる形。
その手から重みが消えれば視線を上げて
依頼主が品を確かめるを見つめる。
ギュンターが頷くとほっとしたような様子]
では後ほど調理具の手入れをしておきます。
[立ち上がり膝を軽く叩いてから
荷物とティーカップのある場所へと戻り
温んできた紅茶の残りをこくと飲み干した**]
/*
・・・・・・・・・・・・。
これ、どうやって他の女子に絡もうか……。
深く考えずにキャラ作ったけれど、うん……カルメン、どうしようね……。
/*
ざっぱにはあく。
あれ、結局幼なじみすぱいらる発生しとる??
いや、おいしいけど。
そしてなんという組み合わせで赤。
/*
さて。
寝てる間にがっと進んでおるので。
無理に混ざるよりは、ピンポイントで返して、さくっと別行動取るか。
よし、主夫モード発動(
─ 広間 ─
……手?
[カルメンの言葉>>86に瞬き一つ。ついでに、自分の手を二度見した。
フィールドワークに屋敷内外での土いじりとレポート書き、そして家賃代わりの家事取り仕切りに使われる手は、『綺麗』という言葉からは程遠い、と。
自分ではそう思っていたから、その表現は少し意外に思えていた]
褒め言葉として、いただいときます。
でも、淹れる手よりも、紅茶を楽しんでくれた方が、俺は嬉しいかな?
[軽い口調でこんな言葉を投げ返し、くす、と悪戯めいた笑みをこぼして。
一転、のんびりとした表情で、温まってってくださいね、と笑って、その側を離れていた]
[天気の話題から窓の外に視線を向けて。
僅かに翳った翠は気取られたのか、どうか。
ぽんぽん、と背を叩く感触>>76には、と我に返って振り返る]
あー……うん。
大丈夫、うん。
[短く返す際には、僅かながら苦笑が滲む。
ミリィは……というか。
幼い頃に一緒に森を駆け回っていたユリアン、ミリィ、クロエらには、12年前の出来事も知られているから、無理に取り繕うことはしなかった。
12年前の雪嵐の夜にあった事。
仔細な出来事は、自身の記憶からも抜け落ちているけれど。
表向きは事故とされているそれが、実際には事件と呼べる手合いのものであった事と、それが叔父夫婦に引き取られた理由である事は、親しくしていた家には伝えられていたやも知れず]
……ほんとに、今日はよく集まる、なぁ。
[ライヒアルトが頼んだ紅茶の行く先がナターリエと知ると、口をつくのはそんな言葉。
それでも、訪れた人々にお茶を喜ばれること自体は、悪い気は全くしない]
紅茶増やしてって。
ユーリ、お前は俺をなんだと。
[新たな来客の気配に玄関に向かうユリアンの言葉>>71には、こんな突っ込みを返したりもする、けれど。
見知らぬ男性を伴って戻ってきた幼馴染にお代わりを頼まれれば>>102、結局ははいはい、と言いながら応じて。
全員にお茶が行き渡り、泊まり希望が続出すると、こちらを見た家主の視線に、はあ、と大きく息を吐いた]
……久しぶりの大人数だなぁ……まあ、この天気の中、家まで帰れとはさすがに言えるわけないしな。
と、言うわけで。
[ここで一度言葉を切り、注目を集めるように咳払い、一つ]
泊まり賃代わりに、食事の準備を手伝ってくれる心優しい有志を募ってみよう。
[突然の来客や泊り客も多い屋敷だけに、二階に複数ある客室はすぐに使えるよう、暖炉の薪などの準備は常に調えてあるから、そちらの問題はなかろうが。
食事の方は、一人で作るにはいささか数が多い。
泊まってくなら、ちょっとは手伝えよ、と言葉にする事はないものの。
浮かべた笑顔には、その辺りは少なからず滲んだ……かも、知れない。**]
/*
ぶっちゃけ、さくさくっと次の日いかんと。
能力もち、覚醒できんからな……!
さてて、各能力者はどこにどう散ったかなぁ。
今回は、表出すタイミングとか切欠とか、今までと同じにはなっかなかできんからねー。
あ、ちなみに爺様食いに持っていくパターンは、ちゃんと組んでいるので、そこは問題ない。
むしろ、どこでいただくべきかと思うわけである。
しかし、相方さんがそこかぁ……。
また、金髪狼'Sですかそうですか。
/*
wwwwwwwwwwwwww
発展途上ですかwwwwwww
普段から作ってとるし、あり得へんのやけどねこの数字(
ラ神はやらかしてくれはるわー。
パンの腕→[05] お菓子の腕→[15]
─ 広間 ─
[何やろ、ミリィ達は知ってんやろな、エイリの事情。
うちだけかな、知らんの。
なんや疎外感あるわー…。
まぁ深く聞かんてゆぅたし、これ以上話題にはせぇへんけど。
もやもや感残っとぉけど、聞かん方がええ思うたさかい、紅茶のお代わりもろて、飲みながら外眺めとったん。
風も雪も強なってきたなぁ。
泊まることんして正解やったかも]
……お兄ちゃんご飯大丈夫やろか。
[そこが心配やねんけどな。
うちがおらんでも食うもんはあるし、てけとーにやって食うとるとは思うんやけど。
心配して歩き回ってへんとええなぁ]
[新しゅう来た見たことあらへんお客にも挨拶はしとくで!]
こんちわー。
こないな天気ん中大変やったねぇ。
あ、うちローザゆぅねん、よろしゅうに。
[多分年上やろなー。
敬語やないけど、まぁええやろ]
うん。私もアーベルの案を聞いてから詰めたいんだ。
幾つか持ってきてみたからさ。
[鍛治に施す仕事は一人でするものじゃないから、
当然そこには、依頼主と鍛冶職人の意が含まれる。
連携が重要となるこの仕事には、
腕と共に彼らとのコミュニケーションも要求される。
アーベルと、仕事の会話を交わすのは楽しかった。
ものをつくることはただ、仕事というだけではない。
共に良いものを求める心が必要となる。
彼との会話は、クロエには最も楽しい遊びの相談にも似た。
新しいものへの期待や構想を口にしていると、胸が躍る]
喜んで手伝うよ、エーリッヒ。
大したことは出来ないけど。
[クロエの料理は繊細なものではない。
見た目よりも一人暮らしを支える程度の、最低限だ。
それでも手がないよりは良かろうと名乗りをあげ、]
カルメンも手伝うだろ?
[笑顔でしっかり、女友達を巻き込んだ**]
うちワーテルゾーイ作るー。
パンも焼いとくなー。
[パン焼くのは専門やー、譲らんで。
ワーテルゾーイっちゅーんは、うちの故郷の料理なんよ。
肉と野菜とクリームあったら作れるさかい、大人数ん時も重宝すんで。
そないなわけで、うちは料理手伝うためにしばらく厨房籠もってん。
他に厨房入る人おったら手伝ってもらお]
[味?
流石に食えへんもんは出さんで!]
[そん後は皆して食事したり、借りる部屋決めたり、ベス愛で倒したり、ミリィに愛で倒されたり、色々あってん。
そん頃にはもう、外は嵐っちゅーてもええ様相やった。
樹がぶつかる音とか、なんかが飛んでく音とか。
雪が窓にぶつかる音も凄かったで。
こんなん絶対外には出れへん。
人なんて軽々ぶっ飛びそうやったわ]
朝には落ち着いとったらええんやけどなぁ。
[明日もパン届けなあかんとこあんねん。
いつもやったら前日に準備しよるけど、出来へんから朝早ぅに準備せなあかん。
今日は早よ寝て、明日落ち着いたら直ぐ出れるようしとこかな。
そう思たから、うちは早めん寝て、早起き出来るようにしたんや]
─ 翌朝 ─
[普段から早起きの習慣つけといたお陰か、きちんと早起き出来た。
お兄ちゃんの教育の賜物やんな…。
朝ちゃんと起きんと怖かったさかい]
お、風止んどるやん!
[借りた部屋の窓から見た外の景色は滅茶苦茶やったけど、風は吹いてへんかった。
これやったら帰れるで。
うちは手早く身支度整えて、エントランスホールん降りたんや。
そしたら丁度ギュンターさんも屋敷の奥から出て来てん。
顔でも洗ろてたんかな、やっぱ歳食うと朝早いんやろか。
そう思うたけど、口には出さんで笑顔見したんや]
ギュンターさん、おはようさんやー。
昨日は泊めてくれはって感謝します。
うち、仕事あるさかいお暇さしてもらうわ。
今回の礼は後日改めてさせてもらうさかい、また今度に。
[そないに挨拶したら、気ぃつけるよう言われた。
それに頷き返して、うちはギュンターさん家出てん。
外は寒ぅけど、風はあらへん。
うちは足元に気ぃつけて村に向かってったんや]
─ 急流付近 ─
[はぁ〜……しゃーない話やけど、またあん橋渡らなあかんのやなぁ。
気ぃ滅入るわぁ。
愚痴ゆぅてもしゃーないさかい、口にはせんけど、村に近付くにつれて緊張してまうのもしゃーないよな]
もう少しやんな……よっし。
[気合入れ直して先に進んでく。
徐々にぎこちない動きになってったけど、そろそろと足進めて行ったん。
……やけど、途中でそん足が止まってもうた]
─── あれ?
うち、道間違えたやろか。
[いつもなら見えてくる橋が見えへんねん。
やから道間違うたかと思たんやけど…]
…道間違うはずあらへんな。
ここ、森ん入ろ思わん限り、一本道のはずやし。
[なんこれ、おかしいやろ。
道は間違うてへんはずや。
なんで、なんでや]
……… なんで、橋 ────
[うそや]
なんで橋、無いねん ────!!
[目の前には急流しかあらへん。
思わず急流覗き込んで、足が竦んだ。
あかん、足に力入らへん…!]
ひゃ!
[後退った拍子にカクンて膝落ちて、うちは尻餅ついてもうた。
雪の上やったから痛みはあらへんけど、めっちゃ冷たい。
冷たいけど、足が動かへんかった]
い……いや、や…。
お兄ちゃん、助けてぇな…!
[橋が無ぅなったことと、昔ん記憶が蘇って動けんなってもうた。
溺れた時にも叫んだことが口から出たけど、お兄ちゃんはそこにはおらん。
泣きそうんなって、ぎゅって目ぇ瞑った。
川見んかったらそんうち動けるようになるかもしれん。
やからうち、動けるようんなるまで尻餅ついたまましばらく目ぇ瞑っとったんや*]
/*
とりゃーずエイリの両親が12年前の人狼騒ぎで死んだ、っちゅーんは解った!
そいでそれ護ったんがギュンターさんなんかな?
うち入れ替わりで来たっちゅーのはかなりの妙なんちゃう、これ(
―回想―
はぁい、後で部屋に持って行きます。
[カルメン>>30に微笑み返し。
ベッドカバーが置かれた場所を確認すると、ぺこりとお辞儀をして、礼とした。]
ほんと!?
私でもできるの?
わぁ…今度ね、絶対よ!
[ローザの言葉>>39にきゃっきゃ、と喜ぶ様は少女を幼く見せたかもしれない。
愛で倒す云々は、姉と慕う人たちだし、愛で倒されてもいいかな、と思った。
……ほんのり祖父の視線が刺さったが。
新たな客人>>75が現れれば、首をこてりと傾げつつローザの後ろへと隠れた。]
―回想2―
あ。あ。
あたしも手伝うー!
[エーリッヒの言葉>>128に少女も挙手した。
今まで少女が食事を作る機会があるなら、そのまま手伝うのだが。
手伝う人数が多いのなら運ぶ方を手伝う事となるか。]
―回想3―
[その後は、泊まる人たちと一緒に食事して、会話して。
ベッドカバーは早速新しい物と取り替えたり、
姉と慕う二人に愛で倒されたり、
ローザが愛で倒されてるのにちょっと参加してみたり。]
……明日、天気良くなってるといいな。
[そんな事を呟きながら、眠りについた。*]
―翌朝―
[少女が目が覚めたのは、朝のそこそこ早い時間で。]
………ねむい、の。
[くし、と眼をこすった後、服を新たなものに着替え。]
[その直後、扉を叩く音が響けば、そのまま開けて。]
…お祖父ちゃん?
どうしたの?
[祖父であるギュンターが自室の前にいて。
疑問を口にしたら、昨夜の事を聞かれ。]
大丈夫けど、……なにかあったの?
[不思議に思って、祖父に問うたものの。
その問いに祖父は答えてくれずに広間へと向かう為に階下に降りていった。]
……変なお祖父ちゃん。
[首を傾げた後、少女も広間へと向かう為に階下へと向かった。]
/*
実は判定方法まだ決めて無いねん。
あんま凝っとらんもんにしよかなー、て思とるんやけど、どないしよかな。
設定に引っ掛けるなら『水』かなぁ。
いちいちパン焼いて判定、はおかしいやろw
― 嵐前/広間 ―
それがいい。
ここにいれば安心。
[外を見て寒いのは心細くなるからだろう。
幼い頃は彼も特にそうだった。祖父は人と触れ合うのを好まない人だったから、暖炉の傍で毛皮にすっぽり包まって震えながら夜を過ごしたこともある。
それに慣れてしまうと今度は自分でも人と触れ合うのが得意でなくなってしまった。女性は特に。断念してくれなければ、慌てて紅茶が大変なことになっていたかもしれない]
……片付けるのなら。
[手伝い募集は女性達が率先して挙手してたので、後片付けの方に手をあげて。夕飯もいただき、部屋で休んだ**]
/*
ネタ村やったらええんやけどね<パンで判定
水やと溺れる時ん記憶と繋げるんがええかなぁ。
白判定やと溺れる、黒判定やと助かるっちゅー逆パターン。
快楽と苦痛の表れやね。[結局凝る件]
─広間─
[僅かな時間を経て、こめかみに当てられた手は外れる。
心配そうな視線>>106に気づけば、何でもないという風に首を振ってみせた]
嗚呼、旅のお方ですか。
外は随分と荒れているようですね。お辛かったでしょう。
[村の者ではない姿>>75が広間に現れた時、髪の乱れはまだ残っていたか。
眉を寄せて労わる言葉を掛けた後、周囲が宿泊を申し出る声も聞き、少し考えて]
……今から橋を渡るのは難儀だろうな。
ギュンター殿、もし宜しければ我々にも部屋をお貸しいただけませんか。
[シスターを見、次に家主を見て、そう申し出た]
む。あまり多くても邪魔になるか。
もし手が足りぬようなら言ってくれたまえ。
[食事の準備の手伝い>>128へは、既に立候補者が何人かいた為、それだけを申し出る。
必要なくとも自分の分の片付けくらいはしただろう]
明日は朝早くに発つから、その心算で。
[広間を後にする際にはパンの籠を持ち、肉は明日の朝取りに向かうことにして。
シスターにそう言付けてから、挨拶をして借りた部屋へと向かった]
─ 翌朝/急流付近 ─
[目ぇ瞑ってたら少しずつ落ち着いて来た。
尻餅ついたままやったけど、後ろの方にずり下がってく。
前に川あったんやから、後ろは道しか無い。
座っとるし転ぶ心配もあらへん。
やから、とにかく川から離れよ思て、雪の上後退ったん]
…皆に、教えんと。
[そう思たけど、足動くやろか。
ある程度下がった後で、何度か深呼吸したわ。
とにかく落ち着かんと今は動けそうにあらへん]
─ 前日/広間→厨房 ─
[呼びかけに返る反応>>131 >>134 >>144に、にっこり笑う。
料理の手は足りそうなので、ベアトリーチェには配膳の準備を主に頼みつつ]
ああ、じゃあそっちは任せた。
[パンに関しては向こうが専門と知っているし、揶揄はすれども腕前には信がある。
故に、その一言で厨房の一角を明け渡し、自分が作るのは豆と野菜を大量に入れたスープ。
叔母直伝のそれには、ちょっと自信もある。
それと他に数点、酒のつまみになりそうな付けあわせを用意して。
そうやって、動き回る事で。
一時、天候の変化が感じさせる不安を忘れよう、と務めていた]
─ 前夜/自室 ─
[来客も多く、賑やかな食事の後。
図鑑や学術書の類で埋もれそうな自室に戻り、は、と息を吐く]
……荒れてる……な。
[雪も風も、勢い良く吹き荒れている。
その天候に何となく落ち着かないものを感じながら、早々に眠りに就く事を選んでいた。
落ち着かない気持ちを鎮められれば、とそんな想いからの選択が導いたのは──]
[夢を見た。
あかいいろの、ゆめ。
白の中に、誰かが倒れていた。
あかいいろに、そまった、それは]
(……とーさんと、かーさん?)
[12年前に亡くなった、両親。
雪嵐の夜、事故に遭って死んだとされてはいる、けれど。
夢の中の両親の身に刻まれた傷は、到底事故で受けたものとは見えない]
(……あれ、は?)
[倒れた両親の上には、銀色の小さな影が蹲っている。
銀色の毛皮に包まれて、爪と牙をあかくそめたそれは──]
(……狼?)
[それと認識した瞬間、見えているものが揺れた。
警鐘。警告。
みるなみるな、おもいだすな。
どこからか、そんな感じの声が響く、けれど]
(あれ……は……)
[緩やかに、ゆるやかに形成されてゆく、『場所』の条件は、その先へと進ませる。
閉ざされていた記憶の覚醒と、12年前の出来事と、それから]
……俺、は。
[自らが、牙と爪持つ、月のいとし子である、という事実の認識がなされて]
……俺、が?
[思い出したそれは、余りにもできのいい──悪夢]
─ 翌日/自室 ─
……っ!
[文字通り、跳ね起きたのは風の音も静まった頃。
窓からは、弱いながらも光がさしているのがわかる]
なん、だよ、もう……夢見、さい、あく。
[かすれた声で呟いて、大きく息を吐く。
ふる、と頭を振り、見た夢を振り払おうとするものの、中々上手くいかなかった]
そういや、外、どーなった、かな……。
[ぼんやりとした口調で呟いて、窓の外を見る。
折れた枝、積もった雪。昨夜の風は、予想以上の爪痕を森に残したようだった]
……朝飯準備したら、様子見に行くか……いや、その前に、目覚ましもかねて、風呂か。
[とにかく気持ちを切り替えないと、と。まずはそこに、意識が行った]
[耳の奥に走った微かなノイズ。
一瞬か、数時間か、時の止まった広間。
暗く赤い光が部屋を染め、人と物の区別すら付き難く。
けれどもその中でただ2人だけ、くっきりと浮かび上がって見えたのだ。
そして、彼らの足元から伸びる影の形は――]
―回想―
[結局天候は治まらず、先にライヒアルトと話していた通りに屋敷に泊めてもらうことになった。
ご飯の手伝いについてエーリッヒに微笑みかけて]
はい、私も手伝いますよ。
泊めさせていただくお礼もありますし。
[そう答えたけれども、さっき来たばかりで疲れてるだろうかとか、適当な理由をつけておとなしくしているように止めたのは、ライヒアルトだけだったか、その他大勢もだったか。
結局は、ベアトリーチェと同じく、食器を運ぶのの手伝いを、
ただ、運んだのは落としても割れないフォークやスプーン等だったが**]
/*
独り言でお兄ちゃんのその頃をやろうとして、すっかりネタを忘れてしもうてるうちがおる(爆
エピ用でええかぁ、お兄ちゃん。
白き花よ、スノーホワイトよ
どうかその花が蒼にも、朱にも染まらぬよう…
[広間まで降りる途中、ふと思い出した一節。
その一節が意味する事は少女は解らなかった。
ただ。
少女の太もも、その内側に、春を待つ蕾のままの白いツルバラの痣が存在していた。]
─ 翌朝/自室 ─
[使いたい時にすぐに湯を使える、というのは、こんな時に助かるもので。
豊富に湧き出す湯を使って寝汗を落とした後、部屋に戻って身支度を整える]
………………。
[ふと、翠が向くのは嵐の通り過ぎた後の森]
……夢。
うん、夢。
[繰り返す呟きは、自身に言い聞かせるが如く。
呟きの後、幾度目かの大きな息を吐き出すと、気持ちを切り替えて部屋を出た]
―個室―
[翌朝、夜が明ける頃、男は既に目を覚ましていた。
身支度は既にきっちりと整えられており、元より荷物は少ない。貯蔵庫の荷物を加えれば、後はいつでも屋敷を去る事ができる。
そんな状態で、男は一人静かに手元に目を落としていた。
そこにあるのは黒い手帳。数日間の予定などが書き込まれた頁の途中には、別のところから破り取られたらしき紙が一枚挟められている。
手帳の中の几帳面な文字と違い、文字の大きさも列も揃わない、殴り書いたかのような文章を暫し眺め。
睨めつけるようですらあった目をふと伏せて]
……ナターリエ君が起きていれば良いが。
[息を吐いて手帳を閉じ、懐へ仕舞った]
/*
……なーんとなく、予測はしていたが、まあ、うん。
まあ、役職かかわりなく、喰い候補ではあったけどな……!
[※縁故者喰いは浪漫です]
― →広間―
[シスターがまだ眠っていたとしても、今回は置いて行くことはしない心算だった。
借りた個室を簡単に掃除してから、昨夜受け取ったパンの籠を手に廊下へ出、ひとまず広間へ向かう。
少女>>158を見かけたのはその途中だったか、広間に顔を出した時だったか]
おはようだ、ベアトリーチェ君。
昨夜は眠れたかね。
[一晩中唸るようだった風の音は、今は聞こえてこない]
─ 翌朝/急流付近→屋敷 ─
[雪ん上に座ったまま180度回転。
これで目ぇ開いても川は見えへん。
大きく深呼吸してから、うちは目ぇ開いた]
……… よ、し。
これ、なら。
[身体はもうすっかり冷え切ってしもてる。
恐怖とは別ん意味で身体がぎこちなく動いて、近くにある倒木を支えにしながら何とか立ち上がった。
ああ、これ昨日ん嵐で倒れたんやな…。
それまではこないなもん、無かったはずや]
[川を背にしたまま、服に付いた雪を払ろて来た道を戻る。
足元はふらついとったけど、前には進めた。
来た時より時間かかるかもしれへんけど、屋敷には行ける]
村ん方で気付いてくれるまで、こっちにおるしかあらへんのかな…。
こっちから橋架け直すんは流石に無理やろし…。
[呟いて気ぃ紛らわそ思たけど、あかん。
暗い考えにしか行き着かん…。
ともかく足だけは動かして、うちは屋敷に戻ってった]
─ 温室 ─
[広間へと向かう前に、二階にある温室へと立ち寄った。
理屈は知らないが、温泉の熱を利用して、一定の温度を保っている、というこの空間は、この屋敷に転がり込んだ最大の理由と言っても過言ではない。
そして、転がり込む以前には慎ましやかだったその空間の一角は、今は青年の趣味と実益を兼ねた場所──小さな菜園と化している。
もっとも、育てているのはハーブの類と木苺などの小さな果樹だけだが]
……えーと。
[目覚ましのハーブティのための材料を幾つか仕入れた後、改めて、広間へ向かうべく、階段を降りてゆく]
― 昨夜 ―
[噂の名士は噂通りの好人物で、見知らぬ旅人を快く迎え入れてくれた。広間は既に客で一杯で、その殆どが若者達であることに旅人は少し驚いたが、幾人かは仕事で訪れているのだと、自己紹介や会話の端々から知ると納得した]
ああ、暖かいものは有り難いですねえ。本当に美味しいですよ。
[紅茶をごちそうになった時>>127は、まだ外の寒さに旅人の身体も凍りかけているような有様で、口にした感想は、味が判っているのかどうか、いまひとつ微妙なものになってしまう]
ええと、申し訳ありません、ギュンターさん。初対面でお願いするのは図々しいとは思うのですが…
[やがて、外はいよいよ酷い嵐となって、他の客人達と同じ願いを、旅人が遠慮がちに口にすると、屋敷の主人は鷹揚にそれを許してくれた。その後は若者達と一緒に食卓を囲んだり、少々酒の相伴にも預かったり、旅人にとっては物珍しい賑やかな夜を迎えることとなる]
― 朝/自室 ―
[旅の疲れに酔いも重なって、早々に床についた旅人は、翌朝早く目を覚ました]
えーと…ここは…?
[見知らぬ部屋を見回して、旅人は屋敷に泊めてもらった事を思い出す。昨夜の嵐はどうやら収まっているようだった]
ふわあああ…こりゃあ、今日は出かけなきゃいけないかねえ。
[大きなあくびをしながら、思った以上に居心地の良い屋敷に、出来ればもうしばらく滞在したいものだが、と、旅人が考えたとしても、不思議ではない。とりあえず、もう少し暖まっていたいと、いう様子で、旅人は、そのままぐずぐずと布団に潜り直したのだった]
/*
エーリッヒ→エリお兄ちゃん
ローザ→ロズお姉ちゃん
ライヒアルト→ライヒお兄ちゃん
ユリアン→ユリお兄ちゃん
ミリィ→ミリィお姉ちゃん
カルメン→カルメンさん
クロエ→クロエお姉ちゃん
ハンス→ハンスおじちゃん
アーベル→ベルお兄ちゃん
ナターリエ→ナタお姉ちゃん
― 夜/個室 ―
[ワーテルゾーイも豆たっぷりのスープも美味しかった。食べ盛りの青年らしさを発揮して、人より多く食べていたかもしれない]
――……ビィン。
[夜半過ぎ、風の音の中に、普段は聞こえないものを聞いた気がして。弓を取り出すと矢を番えずに弦を引いた。
嵐の騒がしさに紛れて、弦音は短く消えた。
手にした弓をジッと見てから首を振って片付ける。
そのまま布団に潜って目を閉じた]
あ、ライヒお兄ちゃん、おはよう!
[広間へと向かう途中、一節>>158が何なのか首をひねっていると、
ライヒアルトの声>>161が聞こえ。]
うん、窓が、がたがた揺れてたけどちゃんと寝れたよ!
[……意外と、少女の神経は太いのかもしれない。]
─ 玄関前 ─
[一階まで降りたところで、何となく気になって、外へと向かった。
趣味と実益の場所は、温室内だけに止まらない。
屋敷の庭も、なんやかやと青年の実験場になりつつある]
……折れてなきゃいいんだけど、期待薄かなぁ……。
[そんな呟きと共に外に出たなら、吹き付けるのは冬の冷たい風。
その感触に目を細めつつ周囲を見回すと]
あれ。
もう、誰か出かけたのか?
[雪の上には、まだ新しい足跡が見えて。
それを辿るように、村の方へと視線を向けていた]
/*
能力もちの皆さんの示唆タイムが始まったようd(
さて。
俺はなんに見えているんだろーか。
とにかく、中身補正かけられやすいからなー[とおいめ]
/*
えーっと、私視点で見えてるの。
エーリッヒ/たすくさん濃厚/狼濃厚
ローザ/ろこあさん濃厚/不明
ライヒアルト/ふかさん濃厚/狂信者?
ベアトリーチェ/私、rinne。貴方の後ろにいるn/朱花(朱の聖痕者)
ユリアン/???/霊能者?
ミリィ/???/???
カルメン/???/???
クロエ/???/???
ハンス/???/???
アーベル/???/???
ナターリエ/???/???
― 翌朝/外 ―
こりゃ酷い。
[翌朝、窓の外から見えた森は枝どころか幹が折れたり、雪が吹き溜まりになって小道を塞いでいたりと散々な状態だった。
村に戻るより先に森の様子を見ようと、早々に部屋を抜け出し勝手口側から出て歩いていた]
ん?
[玄関まで回ると、村の方から誰かがふらふらとやってくる。こんなに早くからご苦労様と思ったら]
ロザ。どした?
[顔色が随分蒼いような。首を傾げて声を掛ける]
ふむ、君は案外と強いのだな。
[返答>>169に少し口許を緩めた]
ところで、こんなところで立ち止まってどうしたのかね。
風は止んだとは言え、こんな場所では寒いだろう。
[階段を下りてすぐの場所、広間まではまだ少しある。
少女の思い出した一節の事は知らず、移動を促す]
/*
ベアト=聖痕
ユリアン=狩人な守護か?ww
ライヒ=とりあえず役職。占か狂の可能性あるかな?
エリりんは、キャラ的に聖痕希望してそうな気がすんだが実際は不明、と。
狼さんはどこかなー?
食事の準備……。
[手伝いたいし手伝うべきだろうけれど、他人様の家の台所だし、普段より余計に手間取って邪魔になったりしないかしら……。
なんて考えていたが、手伝うだろ?とクロエに言われれば反射的に頷いて。]
あ、ええ。
もちろん私も、お手伝い致します。
[後の言葉はエーリッヒに向けて、自分も名乗りを上げた。]
─ 厨房 ─
えっと……。では私とクロエは、野菜の下ごしらえでも。
ジャガイモ、入れますか? 何個剥けば足りるかしら……。
[ワーテルゾーイってなんだったかしら……と内心思いつつ。後で、完成した料理を見て理解するはず。
聞く限り、メインディッシュとスープとパンとで品数は足りそうだから。必要な材料と数を尋ね、二人で皮剥き作業に取りかかっただろう。]
は し…ヒック…お、ち…ック…おちて、おちてしもて…
…ヒック…村に、戻れへん…!
[緊張解れたら急に恐怖込み上げて来た。
右手握って口に当てて、左手は自分抱き締めるみたいに右腕掴んどる。
うちんとって川は絶望の象徴やったから、泣き出すの止められんかった]
/*
今回は吊られ目指すので、狼さんの邪魔にならないように引きこもりつつ、怪しく動くのである。村人示唆はするかどうか検討中。
怪しすぎて本物の狼と思われるのも困るからねえ。(←基本、素黒)
??そう?
[強い、との評価>>172には、ただただ首を捻るだけだったが。]
……うーんとね。
なんか思い出したと言うか、ふっ、と浮かんだ一節があるんだけど。
どこで聞いたのか、とかが思い出せなくって。
[と、立ち止まっていた理由を口にして。]
うん、寒い。
お祖父ちゃんも広間にいるから、行こっか。
[促しに頷いてから、広間へと早歩きで向かった。]
─ 昨夜 ─
[結局、夕食の手伝いは主に下拵えとなった]
ワーテルゾーイ?何だそれ?
[元気に返事をしたローザに問いつつ言われるままに
野菜を切りつつ、夜はちょっとした合宿のようにも思えた]
[ただ、賑わいのうちにちらりと、
エーリッヒに気遣わしげな視線を向けてしまったのは、
当人に気づかれたかどうか。
屋敷の外の天候はますます荒れて、
遠い昔の雪嵐の夜を思い起こさせる。
当時、既に16となっていたクロエは、
だからほんの少し、大人たちから事情を聞けた。
ユリアンにエーリッヒ、そしてミリィ。
少し年の離れた彼らの面倒を見ているのだと言えば
当時聞こえは良かったが、実質は引っ張りまわしていた感もある。
きょうだいのいないクロエには、彼らが弟妹のようでもあった。
12年前にエーリッヒがいなくなってから、
自然と彼らと森を駆けて遊ぶことはなくなってしまったけれど]
[外に聞こえる音、混じって聞こえる?
窓の外に目が向く、見えるのは嵐の風景。
聞こえる気がする、けれども見ることはない]
『……くる……』
[起こる、来ると、心の奥底、眠るものが目覚めようとする。
まだ、意識にあがらないそれに、どこか落ち着かずに心がざわつく。
治まらない心の乱れ、熟睡をすることができずどこかぼーっとした一晩を過ごした]
―翌朝・個室―
[夜中は落ち着かずに、深く眠りにはいることはできなかった。
時折じっと窓の外を見たり、また目をつぶったりと……、
おかげで寝坊をすることはなかったが、朝は少しばかりぼーっとしていて、余計にドジ起こしそうな様子に見えただろうか]
んーー…
[一度伸びをしてから、軽く身支度を整えると部屋を出た。
廊下でライヒアルトと少女の話す声が聞こえる]
おはようございます、ライヒアルトさん。ベアトリーチェちゃん。
[微笑みかけてからもれかけた欠伸に口元を手で抑えるとすぐに噛み殺した]
寝る前に、髪飾りでも見ていく?
[食後は、そんな言葉でカルメンを部屋に誘った。
彼女に昔、作業を見せて欲しいとせがまれたことがある。
ちょうど冬だったから、作業場は寒いぞと脅したものだ。
見せても面白くもないだろうということもある。
けれど、この夜は少し気が向いた。
風の音が寒々しくて、何か楽しい話をしたかった為でもある]
暖かくなったら、今度は作業場に来てもいい。
けど……。…面白くないと思うよ?
[一応、念は押しておいた]
─ 夜・自室 ─
[皆と別れて、部屋に一人になれば風の音が嫌でも耳につく。
がたがたと鳴る窓のカーテンを少し開ければ、
外は漆黒の闇に吹き付ける真白い雪。
隙間風にテーブルの上の蝋燭が揺れて消えそうになり、
慌ててカーテンを元に戻した。
指先からしんと、冷えが内へとしみて来る]
────…、
[その夜は、夢に何かの歌を聞いた気がした。
ただ風に紛れて、音を聞き違えただけかも知れない。
びょうびょうと響く風と夢は寝苦しくて、
だから翌朝は、いつもより目覚めが少し遅れた]
/*
料理部分、補完しよか悩む、が……!
各自進んどるしええやろか。
今見えてるんは、ベスが朱花っちゅーこっちゃな。
これでエイリが蒼花やったら笑うとこやんな?
[前にもそんなのがあったと聞いたことがある]
……橋が落ちた……孤立、した。
…………『閉ざされた』?
[何の脈絡もなく浮かんだ言葉は、無意識、異なるコエとなって零れ落ちる。
それが何を意味するかの理解は及ばない。
ただ、一つだけ、わかるのは]
……逃げられ、ない?
[何から、と問われると困ってしまうけれど。
認識できたのは、まず、そこだった]
― →広間―
あの風の音で寝つける者はそうは居ないと思うぞ。
君くらいの年齢なら、怖がるものも居るだろう。
[首を捻る様>>178に口許は緩めたまま]
一節?
どういうものか聞いても……
おや、おはようナターリエ君。今日は早かったな。
ギュンター殿に挨拶に向かうぞ。……足許には気をつけたまえよ。
[少女への問い掛けは途中で途切れて、シスターからの声に振り向く。安堵したように少し、息を吐いた。
ぼんやりしている様に一応簡単に注意だけして、少女に続いて広間へ向かう]
─ 翌朝・自室 ─
あふ……。
[欠伸をして体を伸ばせば、背がぱきと鳴る。
冷え込んだ室内に一度身震いをして、手早く身支度を整えた。
下ろせばさらりと肩を覆う黒髪を、ひとつ団子に纏める。
髪を常の形を整えて、階下へ向かった。
既に人々の起きだしている気配がある]
あ、ナタお姉ちゃんだ。
[少女が広間へと入る直前、ナターリエの声>>182が聞こえて振り返る。]
お姉ちゃんも、おねむ?
[口元を手で抑え、欠伸を噛み殺す様子に首を傾げた。]
―翌朝/個室―
[取り替えられたばかりのシーツが心地良い眠りを齎す。
夢は見ない。
いつも通りの時間に目が覚めてゆっくりと身体を起こす。
窓の方へと視線遣れば、嵐の気配は失せていた]
――…は、ふ。
この分なら戻れそうだな。
[鍛冶場の火は父が見ているだろうが
離れていればやはり気になってしまうもので
いそいそと身支度を整え、部屋を出る]
/*
うっらなーい!は、どうしようね。
ベアトリーチェは聖痕かな。
エーリッヒは何だか赤い。ここは赤けぇ。
あとは分からんッ
/*
なんやありそげな人はー。
エイリとリアと、ライさんとクロエさん、辺りやろか。
ここにうちとベス入れて、6人。
占霊守双花+信智智で8人やから、まだ足りんね。
パッと見5人分しかぽいの見えてへんけどwww
[←まだ出してないし]
[背中をポンポンしたエーリッヒ>>126が大丈夫というのをきけば]
そっか。ならいいんだけど。
辛かったら、いつでもお酒なりやけ食いなり付き合うからね。
[と、幼馴染に笑顔を向けた。
どんな事故だったのか、とか。親は知っているかもしれないが、当時はまだ子供だったので詳しい事は知らない。
ただ、母親を亡くしただけでもつらかったのに、一度に両親ともに亡くした幼馴染はもっと苦しいだろうと感じていただけ]
お料理の手伝いなら、あたしもする。
簡単なものなら作れるよ。
[泊まり賃代わり、という言葉>>128と他の女性陣が手伝いを申し出る様子に、自分も挙手した。
ワーテルゾーイの作り方をついでにローザから教わろうとも。
その後は、ローザと一緒にベアトリーチェを愛で倒したり、ローザを愛で倒したり、ついでに隙があればナターリエや綺麗なお姉さん’sも愛でたかもしれない]
―→広間―
お話の邪魔、してしまいましたか?
[二人の様子に少し申し訳なさそうにしてから、おねむとベアトリーチェに聞かれると恥ずかしそうな様子で微笑みかけて]
大丈夫ですよ。少しばかり寝付けなかっただけなので。
[ギュンターへの挨拶の話には自分もその予定であったので]
はい、お話はよかったのでしょうか?
[そう尋ねてから、また少しぼーっとした様子で…、
すぐに足元にとその言葉のおかげでドアの段差で躓くことはなく、二人に続き中へと]
[広間へと入る途中、何か聞こえた気がした。
少しぼーっと、おぼろげになった意識の奥で……]
!
[ライヒアルトの注意にはっきりとした意識がそれを抑える。
すぐにぼーっとしているせいかと、そのときは深く気には止めなかった]
─ 翌朝・個室 ─
[夢も見ずに、ぐっすり眠った。]
……寒い…。
[目が覚めて、最初に呟いた言葉がそれ。
窓に視線を向けると、嵐は止んでいるようだ。昨夜は楽しかったから名残惜しいけれど、お暇しなければ……。
寒さに肩を縮めながら服を着て、もう一度ちゃんと窓の向こうを見る。]
あら……。なんだか、凄い……。
[積もった雪に、森から飛んできたのだろう枝が散らばったり突き立っていて、昨夜の嵐の凄まじさが見て取れた。]
帰るなら、雪を退けるお手伝いをしてから、かしら。
[帰れないとは知らず、そんなことを呟き。使った寝具を整えてから階下へと降りる。]
そっかぁ。
[ライヒアルトの言葉>>190に、そうなんだ、と言うように頷いた。]
うんいいよー。
えっとねー……。
[と、先ほど浮かんだ一節>>158を口にした。
祖父がその一節を聞き、眉を潜めた事は少女が知る事は無い。]
ううん、大丈夫だよ。
[ナターリエの言葉>>199に、小さく首を振り。]
風の音、すごかったね。
話はあたしは大丈夫、なの。
[と、言葉を返した。]
/*
ふむり。
相方さんは、未覚醒型か。
いつぞの逆だのー、と思いつつ。
まあ、今回設定だと、あんまり変わらんっちゃ変わらんけどねぃ。
/*
ナターリエさんはドジッ子で、カルメンはトロい子。
似てるような違うような……。
カルメンの方向性を変えた方が良いか悩む微妙なライン。
/*
わーい。ロザ姫抱きしたったど!w
触れるの苦手とか出したのにね。アハッ(めそらし
まあ、緊急避難的措置?ですし。腕力仕事?は自分の役目、という意味でもエリにやらせるよりは動くだろうと。
─ 翌朝/外 ─
だ、だだだだって早ぅ戻らんと、パパパパン作るじゅじゅ準備でき、出来へんもん!
[リア>>200に抱き上げられた状態で、指摘に主張はしといた。
なんや違う意味でどもってしまっとる。
やってこないな体勢、怪我したり風邪引いた時にお兄ちゃんに運んでもろた時くらいしかあらへんもん!
でもなんやろ、さっきよりは口回っとるわ]
ぅー……せやかもしれん、けど。
[なんや恥ずかしゅうて、リアん服掴んだままちっこくなってもうた。
顔熱いんは変わらんわー]
…ほな、そうさせてもら、う。
[エイリ>>196からも勧められて、大人しゅうすることんした]
/*
アーベルにカルメンはいる!と思っていいのかどうか。
時間軸なぞいから、リアルタイムでいる人に声をかけるよ!
修道師組の3人は広間とみた……!
…………?
[無意識に漏らしたコエが、誰かに響いていたことにはすぐには気づけない。
ただ、何か、気配を感じたような気がした]
……何……誰?
[問うようなコエは、やはり無意識の内に。
意識しての声とはまた、違う感覚で零れ落ちる]
ええ、昨晩はとても…
[ベアトリーチェの言葉に軽く目を閉じ思い起こす。
朝の冷気か、軽く手が震え、寒いのかなとひとさすり、温もるとすぐに震えはとまった]
―廊下―
やあ、おはよう。クロエ。
[冷えた廊下に吐き出した息が白む。
そのまま帰る気だったのか来た時と同じように
荷物を持った状態でクロエに会釈を向けた]
勿論。
クロエも帰るなら送っていこうか。
うちの方は埋もれてても親父が何とかするだろうから
そっちの雪かき、先に済ませてしまおう。
[肩を竦める友に、さらとそんな事を言って
玄関に向かおうと歩み出す]
― 朝・個室→広間 ―
[寝る前に、飲み友達や他の面々ともお酒を飲んだりなどしただろうか。
風の音が煩いので、借りた部屋でも一人でお酒をちょっと飲んでから寝たかもしれない]
んー……朝?
[だから寝起きはそれほど良くなく。
ベッドに上体を起こして、右を見て、左を見て、首を傾げて。
それからかなりの間を置いて、ポンっと手を叩いて、ここがギュンターの屋敷だと思い出した。
とりあえず着替えだけ済ませて洗面所を借りに行き、髪は下ろしたままで広間へと顔を出せば、既にベアトリーチェや教会コンビなどがいただろうか]
おはようございますー?
―広間―
いや、構わない。
急を要する話でもなかったしな。
[シスターの問い>>199には首を振って]
ギュンター殿、おはようございます。
昨晩はお世話になりました。
[広間に入り、先ずは家主に挨拶を向けた]
ふむ……蒼にも、朱にも、か。
何やら不思議な文句だ。
[少女の口から紡がれる一節>>158を耳にした時には、眉を顰め、考えるように口許に手を当てた]
私の知る中に、何か手掛かりがあればと思ったのだが……
……嗚呼、そう言えば似たような御伽話があったな。
[ふと思いついたように顔を上げる。家主の様子>>203には同じく気付かない]
― 自室 ―
[旅人がベッドから出られずにいる間に、屋敷の中には人の気配が動き出す。柔らかな少女の声や、張りのある青年の声も耳に届き、もぞもぞと旅人は毛布の中から顔を出した]
若い人は元気だねえ。
[そう幾つもは変わらない筈だが、旅人としては、そんな風に言いたい気分なのだった]
…?
[何か、聞こえる?手が震える、昨晩の思い起こされる…、感覚に近い]
ぁ……
[かすかに漏れる意識は弱く、すぐにそれは途切れる]
― 玄関 ―
お、おはよ。
[両腕塞がってるので、玄関近くにいた人達には声だけで挨拶する。ドキドキして少しつっかえた]
橋落ちた。
ロザ冷えてる。
広間で話そ。
[立ち止まりはせず、簡単すぎる説明をしながら広間に向かう]
あたしはそれでも寝れたから、ライヒお兄ちゃんが強いね、って。
[と、先程の会話内容を告げ。
手をさする様子>>207に]
…寒い?
[先程と同じように首を傾げた。
広間の暖炉の火が入った時間は、然程たってないのかもしれない。]
─ 玄関 ─
[おぅのぅ、リアに運ばれたまま玄関入りおうたら、思うたより人がおった。
注目されてもてめっちゃ恥ずかしいやん。
笑ろて言い返して来よるリア>>210には、黙ることで降伏の意思を示しといた]
ええと、な。
怪我は、してへんから、大丈夫や。
ただ……。
[カルメンさん>>206とクロエさん>>208の問いかけにそこまでゆぅて、口篭ってまう。
橋が、て言お思うたら、リアが三段落ちみたいな言い方>>217でめっちゃ簡単に説明しとった。
…伝わるっちゃあ、伝わるやろ、けど。
結局それ以上はリアが移動してしもたから、うちん言葉は尻切れとんぼになってもうた]
―広間―
おはようだアメリア君。
昨夜は眠れたかね。
[広間に顔を出した娘>>211に目を向ける。
男は酒を飲み始める前に部屋に戻っていた為、彼女たちが何時まで起きていたのか具体的には知らない]
[何か聞こえた。
気のせいじゃない。
誰かはわからないけれど、誰かいる。
同じコエを使えるモノが]
……誰か、いるの?
いるなら……。
[どうしてほしいんだろうか。
それが、自分でもわからなくて、コエはそこで一度、途切れた。
このまま呼びかけていいんだろうか。
この気配の主が同じモノだったとしたら、どうすれば。
刹那、過ぎったのは、そんな思い]
―広間―
おはようございます。ギュンターさん。
昨晩はお世話になりました。ありがとうございます。
[ライヒアルトに続き礼をしてから、ベアトリーチェとの会話には思い当たるような、あたらないような、
どこか、半分まだ上の空の様子で聞いていた]
…、…橋が落ちた …?
[唖然と呟いて、思わずその場を見渡した。
目が合えば、相手を珍しく呆然とした様子の顔で見返すことになる。
そのまま、移動するユリアンらを追って広間へと向かう。
混乱を鎮めるように、自らの額に片手を当てた。
前髪が指の間で、くしゃりと乱れた]
[やがて名残惜しそうにベッドとお別れすると、旅人は身支度を整える。服を着替え、荷物をまとめようとして、手を止めた]
朝食くらいは食べさせてもらえるかな?
[ギュンターなら、きっと食べさせてくれそうだと旅人は思った。そこで、荷物をまとめるのは後回しにして部屋を出ることにする。なんだか階下がざわついていることに、そこでようやく気付くことになった]
どうかしましたか?
[階段を降りながら、誰にともなく旅人は声をかけた]
うん…なんなのかなぁって、思って。
[形のよい柳眉を寄せながら考えるも、少女に思い当たる事はなく。]
ホント?
どんな御伽話?
[御伽話>>213、との単語に少女は目を輝かせた。]
─ 広間 ─
[エリもいたので安心して説明の手を抜いた。
怪我が無い事はロザからも伝えられて、ホッと息をつく]
ごめん。暖炉前開けて。
[広間に入ると挨拶よりも先に頼んで、暖炉の前までロザを運んだ。一番近い椅子かクッションの上にそっと降ろす]
― 広間 ―
おはようございます、ライさん。
えーっと、ちょっと風の音が煩かったんで、少しお酒を飲んで寝ました。
[まだ外の事を知らない状況で、のほほーんとライヒアルト>>222に応えてから、ギュンターにも泊めてもらったお礼を言って。
ローザを抱えたユリアン>>217が広間へやってきたのは、その後だったか]
え。ロズちゃん、大丈夫!?
[まだ目覚め切っていなかった頭は、ユリアンに抱えられたローザを見て一気に覚めた。
怪我でもしたのか、それとも具合でも悪いのか――いずれにせよ、挨拶をした後そのまま帰るつもりで持っていた、各種薬物入りの籠を手に歩み寄ろうと。
見習いとはいえ薬屋。しかも義理の母は村で医者をやっている。
門前の小僧なんとやら、簡単な診療や投薬くらいはできる。
診療はあくまでも『簡単な』ものに限るが]
あっ……おはようございます。
[エーリッヒの言葉で、朝の挨拶を忘れていたことに気づき、慌てて皆に向かってペコリと頭を下げた。
そして顔を上げて。]
ああ…怪我ではないのです、か。なら良かった。
[エーリッヒやローザ本人の説明で少し安心するが、何となく状況が掴めない。
しかし、疑問はユリアンの簡潔な説明で驚きに変わる。]
橋、が……っ?
[この屋敷の立地がどうなっているかを思い返し、息を飲む。
ええっと、それは…つまり……と、あまり回転が速くない頭で考えながら。広間へと何人かが言うのに従い、後に続こう。]
……何か、あったの?
[何があったか、を少女は知らないから。
周りの大人たちを見回しながら、*何があったかを聞いた。*]
少女 ベアトリーチェは、ここまで読んだ。
―広間―
[廊下の騒がしさは広間にも届いてくる。
気にするように少し目を向けたものの、少女の問い>>228が届けば戻して]
嗚呼、ベアトリーチェ君の言うそれと同じかは分からないが……
人狼の御伽噺は聞いた事があるかね。私が幼い頃には良く聞かされていたものだが。
[もし知らなかったり忘れているようであれば、簡単に説明も加えて]
その登場人物の中に、人々を導く役割を持った者が2人。
彼らもそれぞれ、蒼と朱の花の聖痕を持っていたはずだ。
細工師 クロエは、鍛冶師 アーベル を能力(占う)の対象に選びました。
―広間―
寝起きだからかもしれませんね。
[すぐに大丈夫ですよと、首をかしげるベアトリーチェに微笑みかけて]
暖炉の火もついていますしね。
[ミリィが部屋にやってくるとそちらに微笑みかけて]
おはようございます。アメリアさん。
─ →広間 ─
[移動する間にクロエさんが呆然としとる>>225のが見えた。
そらそうやんな、うちもへたり込んでしもてんもん。
急流まともに見れへんかったから、残骸あったかも分からへんのやけど、橋が無ぅなったんは確かやった。
村ん繋がる道が絶たれたんは、誰かて分かるはずや]
だ、大丈夫や、と、思う…。
[広間行ったらほとんどん人がおった。
ミリィに声かけられて>>230そう返したんやけど、熱っぽいんは引いてへんかったから、多分ミリィやったら分かる。
うん、これ、抱き上げられたからだけやないわ…。
暖炉の前まで運んでもろて>>229、めっちゃ暖かいんやけど、同時に暑いて思うてしまうんやから、間違いない。
熱、出てるわ。
寒気せぇへんのが不思議やけどな]
…リア、おおきになぁ。
[ちょっとぼーっとし始めとったけど、リアに礼ゆぅんは忘れんかった。
ちゃんと笑とてたとは、思う]
/*
取りあえず、デフォのシスターからは外しておく。
エーリッヒとシスターが赤っぽい 、かな?
狂信とか占っても美味しいけどn
うっかり狼だったときが笑えるからなwww
/*
人狼騒動の知識レベルを見直してみる。
吊りに投票はなし、事故ありキリングありだな?
うううん!!!ほぼ知識なし!で、いいか!
─ 昨夜 ─
[髪飾りでも見ていく?という>>183クロエに「うん」と笑顔で頷き、彼女が泊まる部屋へと。そして、話を聞けば。]
──えっ、ほんと?作業場に?
えっと…あの……作業は、見せる為のものじゃない、ってことは解ってるから。大丈夫。
変な子って思われるかもしれないけど……。何かを作ってる最中の手を見てると、命の力を感じるような…そんな気がして。私は楽しいの。
[特に男性の手だと力強さも感じて、尚更好きだ。……とまでは言わなかったが。
これはカルメンの趣味と分類すべきだろうか。ともかく、寒い場所は確かに苦手だから以前は諦めたが、そうでないなら是非行きたいと思った。]
―広間―
そうか。
飲むのは良いが身体に障らない程度にな。
[薬屋>>230にそう応えた後で、広間に人が次々と入ってくる。
狩人に抱えられた娘を見て片眉を釣り上げたものの]
……何があったのかね。
[幸い、明らかにただ事でない雰囲気の中、婚前の男女が云々と説教し出す程空気が読めない男ではなかった。
次の言葉を出すまで、随分と堪えた風ではあったが]
ぁぁ……
[確かに、今度はより強く、気のせいではなさそうな]
何…でしょうか?
[無意識の中で返すコエ、得たいの知れないものへの恐怖や、好奇心や…
入り混じった感情とともに漏らしたコエはまだか弱く小さなもの]
/*
村人希望にして良かった……。
カルメンが、人狼騒ぎと関係の無い方向を向いてしまう……ごめんなさい。
じ、人狼の話を聞いたら、さすがに大丈夫。大丈夫……。
/*
んむ。抱かせてもらうとよくやってしまうのですが。動きが強引なとこもあったのはごめんなさい、とロザに残しておくね。
広間合流しようぜ!で引っ張ったのもあるけど。うん。
後はよいっぱ注意しつつ(兎猫も喉痛い)
できればコア前に過去ソロルも少し挟めるといいなあなんて。ネタがちょっと浮かんでるので。
――陸の孤島、ね。
橋が完全に落ちたなら復旧にも時間が掛かりそうだ。
[エーリッヒやローザ、ユリアンの様子に神妙な面持ちとなる]
向こう岸からの手伝いがなければ……
此方側だけじゃ、何ともし難いか。
[直に見て確かめてはいないが彼らの言葉を疑う気はない]
厄介だな。
そ…、…っか。
ならやっぱり、…夢かな。
昨日、歌を聞いた気がしたんだ。
昨夜の夢見がおかしくてと言ったら、笑う?
こんなこと、あまりないんだけどな。
モチーフのイメージを掴めずに、もやもやするみたいに。
…関係ないと、思うんだけどね。
[友の、案ずるように静かに向けられる視線に、
次は苦笑めいた笑顔を添えて口にした]
[途切れた言葉の先をどう続けるべきか。
悩んでいた所に、コエが届く。
か細い、けれど、確かにそれとわかる、コエ]
……そっか。
いる、んだ。
[間を置いて零れ落ちたコエには、嘆息めいた響きが混じる]
あんたも。
月のうた、聴こえる、のか?
月が、あかくみえたことが、ある?
[投げかけたのは、こんな問いかけ。
それは、幼い頃に自身が聴いて、目にしたもの。
それに触れた後──金は銀への転身を遂げたとは、目の当たりにした両親以外は知らぬはずの事だが]
/*
あ、ちなみに義理の母親が医者ってのは、入村時点で考えてたことです。
ほかに医者志望の人が入ってくるかもしれないから、プロ終了までは表に出さずに置いただけで。
―広間―
[齎された知らせ>>243に、取り乱すような事は無かった。
考え込むように口許に手を当てる]
……確かに昨夜の嵐は酷かった。
橋が落ちるのも無理はない、が…… 困ったな。
長く戻らなければ、いずれ誰かは気付くだろうが……
[眉間に皺を寄せ、窓の外に目を向けた]
これは数日かかるということかな。
食料は…、ええ。
[食料は問題ないと、請合うギュンターに頷きを返し、
気分を変えるように息を吐く]
風邪、こじらせないようにしないとな。
[その間に熱でも上がれば大変だ。
手当てを受けるローザの様子に、ふと眉を下げた]
/*
村人が4人。なるほど。
ということは、アーベルやカルメンは村というところかな。
夢を見なかったかてごりー。
占えるな!!
/*
「貴方はどこから?」
「私は熱から」
やけど風邪ちゃうねん。
因子の発症が原因やねん。
寝て起きる時に魘される予定ー。
―広間―
…… そういう事なら、已むを得ないか。
[勢い良く首が振られる>>254のを見れば、まだ少し物言いたげではあったものの、ひとまずは納得した様子。
当の娘の体調が思わしくなさそうなのが明らかだったお蔭もある]
食料なら、丁度我々が持ち寄った分もありますし。
毎日必要な分だけ使っていれば、十分保つと思いますよ。
[旅人の声>>250が届いたなら、そう答えを返した。
確認するように家主を見れば、大丈夫だという頷きも得て]
―広間―
[続けて広間に来た人たちにも微笑みかけて挨拶を返していき]
え?
[伝えられた事実に少し呆然としてから、不安げにライヒアルトのほうを見た。
微かに震える…、手が?足が?心が…?
でもライヒアルトの様子を見て、自分も冷静であろうと勤めていた**]
他の誰かが歌っていたか。
風の音が歌に聞こえたか。
どんな歌だったか、きいても構わないかい?
[クロエに尋ねを向けるが柔い口調で
無理に聞き出す気はないと知れる]
夢見がおかしい、か。
俺はあまりそういうことないから、なぁ。
[思案げに呟くがモチーフのイメージと聞けば
何となくその感じを汲むことが出来たようで]
関係あるかどうかはわからないけど
――夢にも何らかの意味があると思うよ。
[何か悩みでもあるのかと考え、似た笑みを交わす]
一人では大変だろう。
何か手伝う事はあるかね。
[それから、朝食を用意するという青年>>257を見る。
あまり凝ったレシピには詳しくないものの、作業だけならそれなりに役に立つ筈だ**]
大丈夫?
少し横になってようか?
[身体に力があまり入らない様子>>256のローザに、そう言って。
暖炉のそばのソファなり、クッションや毛布を敷いた上なりに横たわらせようと]
あ、ご飯の支度、手伝おうか?
ロズちゃんも、ご飯食べれそう?
[朝食を作るというエーリッヒ>>257に手伝いを申し出、具合の悪いローザにも食べられるか否かと尋ねる。
橋が落ちたと訊いたときは驚いたし、しばらく帰れない事は多少不安に思うが、今すぐ帰らなくては――と焦る理由もないので、「困ったなぁ」と思う程度。
ぎっくり腰の父が、帰りの遅い自分を心配して無理に動こうとして悪化させないか――とも思うが、義母もついているから多分大丈夫だろう]
― 広間 ―
ロザもミリもいる。
気づいてくれると思う。
[家族と同居してる人がいるから、村側でも気がつくだろうというのも楽観視の理由になった。
不安そうな人達に、違う?と小首を傾げてみせる]
仕事は、困るけど。
パンや薬で困るのは村も一緒。
食料平気なら、大丈夫。
[だよね、とギュン爺に念を押した。憂慮の表情を浮かべていた家主はこれにも頷いてくれたので、気を緩めた]
ハンスさんは旅急がない?
[そこは分からなかったので確認して]
ありがと。
きちんとイメージが整理出来たら、教えるから。
…何かの足しになるかも知れないしね?
[最後付け加えたのは、仕事向きのこと。
友と作り上げる一番楽しいことを口にしてにこりと笑い、
朝食をつくるとの声に、少しすっきりとした顔を上げた]
あ、聞こえる…?
[意識とは別のところ、感じる、奥深くの感覚。
それがゆっくりと目覚めていく]
月の歌…?
[意識せずとも出たコエ、返して聞く言葉には言葉の意をうまとれていない様子で。
まだ、目覚めは完璧ではなく言葉の意味も、今の状況も理解はできずに]
赤く…?
[ただ、困惑する意識とともにコエを返していた]
朝食は任せた。
水汲みする。
[食事も作れはするけれど、味に期待しちゃいけない。
自分でも自覚しているからそちらの手伝いを申し出た**]
― 広間 ―
[懸念した食料は、どうやらなんとかなりそうな気配で、旅人はほっとする。朝食を、という青年の言葉に>>257ぐう、と鳴りそうな腹を押さえた]
じゃあ、私も何か手伝い…あ、オートミールでも作りましょうか?
[暖炉の前のローザが、どうにも具合が悪そうに見えた旅人は、そんな風に申し出た。料理が上手いわけではないが、独身生活が長かっただけに、一応のことは出来るのだ]
朝食が終わったら、一度橋を見て来た方がいいですかねえ?
[相変わらず旅人の口調は暢気だったが、その代わり、考えることは現実的でもある。何よりも、本当に橋が完全に落ちているのか、自分の目で現場は見ておきたいと、思ってもいた**]
[返るコエから感じるのは、困惑。
けれど、コエを返してくる、という事は、きっと、『同じモノ』で、ただ]
……そう、か。
まだ、知らないんだ、な。
[己が月のいとし子であるという認識はなく──恐らく、その力を振るったこともないのだろう、と。
それは、察しがついて]
…………。
このまま、何もなければ。
知らずに……すむ、かな。
[話している相手が誰か、の明確な認識はない、けれど。
ここにいる誰かなのは、わかるから]
それなら、その方が。
多分……いいんだけ、ど。
[目覚めずにすむなら、その方がいい、との思いはかすれた呟きとなって。
緋色の世界に小さく、落ちる]
─ 広間 ─
[朝食を、という言葉に対する各自の反応に、微か、笑みを浮かべる。
額から手を離し、短く息を吐くのを最後に気持ちを切り替えた]
んじゃまあ、心優しい有志の皆様、準備にかかりますか。
……ただし、あんまり派手にはならんからね。
[常と変わらぬ軽い口調で言って、動き出す。
先が見えない以上、倹約するよ、と暗に言いながらではあるが。
ともあれ、今は動いていたい、と、厨房に向けて歩き出す。**]
知らない…?
何も……?
何かが……?
[先ほどから感じるものがより一層不安を掻き立てる、浮かぶのは疑問のコエばかり。
なにか、違う、自分は知っている気がする。それがなにを意味しているか。
かすれた呟きのようなコエは、どこか感情のようなものを感じて、コエの意味まではとれなかったが]
たぶん……
[もう、逃げられない…とコエにでないものが、意識の奥に眠る何かがざわめく**]
[クロエの柳眉が寄るを見ながら声を待つ]
……ん。
無理しなくていいよ。
また、思い出せた時にでも、聞かせて。
[纏まらないという彼女に微かな笑みを向ける。
漆黒の眸が和らげば、ふ、と緩む口許]
クロエのイメージには興味があるね。
それがキミの手でカタチになるなら、尚のこと。
[付け加えられた言葉の意味を汲み、頷く]
ああ、朝食の後にでも件の図案見せて貰おうかな。
お預けのままじゃ、気になって他が手につかないから。
[本気とも冗談とも知れぬ調子で告げた]
[途切れがちにコエを紡ぎながら、それでも。
こうして、言葉交わせるという事が何を意味しているかは、理解している。
ただ、その所以については何一つ知らぬけれど。
逃げられない、という事は、感じていた]
…………。
[連ねられる疑問のコエに、どう答えるかと思案しつつただ、嘆息する。
もし今宵、月のうたが響いたならば。
もし、昇る月があかかったなら。
閉じ込めたもう一つの名の──『ラファール』としての自分が動き出すのは止められない、と。
そんな予感は、確りとあるから]
……もしかしたら。
見た方が早い、って、なるかも知れない。
[零れたのは、こんな呟き。**]
/*
うむ。
状況的に仕方ないが、蒼狼とは真逆路線だな、銀狼……!
しかし、あれだ。
喰いたいひとが多すぎてあったいたいんですが、どーしよう。
なんつーか、あえて、聖痕初回喰いは避けてみたいのココロなんだ……!
うん、今はゆっくり休んでると良いよ。
手伝いとか、気にしないで?
[クッションを枕に眠りにおちるローザ>>270の肩を、なだめるようにぽんぽんしながら、そう声をかけてから]
んー、っと。
誰か腕力ある人、ソファかベッドにロズちゃんの移動お願いできない、かな?
[さすがに女子の細腕では、ローズを抱き上げて運ぶのは出来ないので、周りをきょろきょろと見回した]
ロズちゃん起きてるようなら、具合悪そうなら誰かに呼んでもらえればーって思ったけど。
ん、やっぱり着いてることにする。
[ローザについていなくて平気? とクロエ>>269に首を傾げられれば、苦笑交じりに応えて。
手伝えなくてごめんね、とエーリッヒにも声をかけて、残ることに。
しばらくは、水を汲んできてローザのデコを濡れタオルで冷やしたり、毛布の上からポンポンしたりしながらついているだろう**]
――…ソファで構わないなら。
[アメリアの声に応じ、一度荷をその場に置いた。
革の手袋したままの男の手が眠りにつくローザを抱き上げる。
眠りを妨げぬように静かに歩むが心配は無用か。
近場にあるソファにたどりつけばアメリアへと顔を向け]
それ、こっちに持ってきて。
[枕代わりにしていたクッションを示せば
アメリアがソファの片側に置いてくれよう。
クッションの置かれた場所にローザの頭が重なるよう下ろし
肩と膝裏からそっと腕を引きぬいた]
後は頼むよ、アメリア。
[ローザの事を彼女に託し、その場を離れる]
どう致しまして。
これくらいお安いご用さ。
[アメリアの礼にゆると笑みを返した。
朝食の支度に向かうエーリッヒ達を見送ってから
男は荷物を持ち直し昨夜借りた部屋に戻る。
寝台の横に荷物を下ろし、白布を解き山刀を取り出した。
刃に指を這わせこぼれの度合いをとくと確かめて]
――これなら何とか持ってきた道具で直せるか。
[鍛冶場の方が道具が揃っているが戻れぬのだから仕方ない]
/*
むーん。
読み返すと独り言あかんなぁ。
今やとどうでもええ思えるちょっとしたことで苛っときとる。
こん極端な精神不安定どうにかならんやろか…。
/*
さて、今日は18時過ぎんならんと顔出せへんさかい、日中は眠ったまんまやんなぁ。
今顔出せとるけど、ログ書くまでは無理や。
この後ん予定は、夢で溺れて黒い影(人狼)見て、そいで魘されて汗びっしょりで起きる、で。
起きたら風呂やー、温泉温泉。
ギュンターさん発見は多分ベスかエイリやるやろからそこは置いといて。
感知どないしよかなぁ。
判定のは考えたけど、ごっちゃになったらあかんし。
ちょい考えよ。
ところで昨日んロールで狼誤認しとる人おるやろか。
潜伏時間見てもありそげやなwwww
/*
一昨日の役職判断は、〜〜さんだから、役職は〜〜だろう、と変わらないよなぁ。
まぁでも、エリお兄ちゃんとロズお姉ちゃんは狼っぽいよなぁ。
ログ的に。
間違ってたら、平謝りのターンだけど。
─ 広間 ─
[ローザが暖炉の前に運ばれるのを見ながら広間に入る。
屋敷内の全員が集まったらしいところで、エーリッヒの話が始まる。橋が落ちているのを確認したというローザの言葉も聞いて。]
……私は、届け物をしてくるとしか、母に言わなかったので。居ないことには気づかれても、ここに居ることまでは……どうかしら。
……他の方は、どうなんでしょう。
[他の、1人暮らしではない面々を見回して言い。]
橋が落ちていることに、早くどなたか気づいてくださればいいのですが……。
[そしてアーベルが、向こう岸からの手伝いがないと>>251と言っているのを聞いて、少し考え。]
時々、橋まで確認に行った方が良いかもしれませんね……。
向こう岸の方が気づいてくださっても、こちらでも作業をしなければ橋は復旧できませんし……。
寒いですから、ずっと張っている訳にはいきませんけれど。
[向こう岸とこちら側のタイミングが合わなければ、復旧はどんどん遅れるだろう。そう思った。]
朝食は……厨房の方は、手が足りていそうですね。
後で、お皿を洗わせてください。
[そして、橋の様子を見に行こうかというハンスとクロエの話を聞いて。]
私は……もう少し後で、見に行ってみます。
[先程の自分の考えが間違っていなければ、こまめな確認が大事だろうと思い。寒いから気は進まないが、そうも言っていられないし。]
[しばらく家に帰れないことは別段構わなかった。
外面は良いが、家の中ではとても仲の悪い両親を見ずに済むと思えば、不謹慎だけど少し嬉しいくらい。
小さい頃は、あの大きな手で頭を優しく撫でてくれた父だったのに。どうしてああなってしまったのだか……。]
他に、できることはないかしら。
何かあったら、なんでも言ってください……。
[橋の話の際に少しばかり深刻そうな表情はしたが、特に気落ちする様子もなく。
普段と変わらず……むしろ、ちょっと張り切っているようにすら*見えたかもしれない。*]
それじゃ、あとで部屋でいいかな。
手の空いた時間に持っていくから。
[流石に人前で広げるものではない。
その上、話だせば他人など気にならなくなるに決まっている。
個室でやるのが無難というものであった。
異性の部屋だと気兼ねする風は、ない]
…笑われるかなあ……。
[出てきたのは結局、良く知れた御伽噺と。
…いや、きっとアーベルなら笑わずに聞いてくれるだろう。
そこまでを思い、少し苦笑してオムレツを返す。
返した面は少し焦げがついていて、クロエは更に息を*落とした*]
― 厨房 ―
肉は全部使っていいから。
[緊急事態には物惜しみしないことにしている。
水汲み桶を持ち上げながら料理を始める人達に伝えた]
教会、また届ける。
干し肉なら戻れば増える。
[分ける約束していたライに伝えて外に出た。
井戸から水を汲み上げて、厨房の水瓶をいっぱいにした後で、運びやすい小さな桶にも一杯汲んだ]
うぅんと…?
[ライヒアルトの言葉>>239に、一度首を傾げたものの。
簡単な説明がなされると、]
あ、それお祖父ちゃんに聞いた事あるよ!
あんまりしてくれなかったけど。
[ほんの少し、祖父を恨めしい目で見た後。
蒼と朱の花の聖痕を持つ――人々を導く役割を持つ者。
それを聞いて眼を瞬かせた。]
その人たち、お祖父ちゃんは牙の主に食べられちゃう“いけにえ”って言ってたけど……。
[どちらが正しいのだろう。
少女は分からなくて柳眉を寄せながら、首を傾げた。]
[雪嵐というと、やはり12年前が思い出された。
何があったか仔細を教えてもらえる年齢ではなかったが、祖父が珍しくギュン爺と話し込んで、この屋敷にも何度か泊まったことは覚えている。
それからエリは叔父夫婦に引き取られ都会に行くのだと聞いて、父から貰った財布を餞別代りに渡そうともした。
あれは、自分はもうこの村で一生を過ごすのだという決意の表れだった]
………。
[代わりに自分の弓を作った。
クロやミリ達と遊ぶ時間がなくなったのは残念だったが、彼女達も忙しくなる頃だったので、そんなものだと納得していた。
子供から大人に変わる一歩目。12年前は自分にとってそんな時期だった。
鏃はアベに頼むが、弓は今でも自分で作る。狩人はそうするものだと祖父は教えてくれた]
─ 広間 ─
[アベルさんに運ばれて身体がふわふわ浮くんは、夢ん中で別のもんに変わっとった]
[身体の浮遊感は残っとる。
けど、その周囲にあるんは、水。
浮遊感を生んどった水は一気に枷んなって、うちは夢ん中で水ん中に沈んでもうた。
もがいても浮かばんくて、どんどん息が苦しくなってく。
そこまではちっさい時ん記憶そんままやったんやけど、そっから先がちょい違った。
歪む視界に映る、黒い影。
それが何なんかははっきりせぇへん。
確認しようとすんねけど、歪んだ視界がはっきりすることはあらへんかった。
そんうち息苦しさがもっと増して、夢ん中で意識飛ばしてもうてん]
[夢見とる間、うちは眉根寄せてずっと魘されとった。
水ん中の夢やったから、唸るだけで声にはならへん]
───────ッァ!!
[夢ん中で意識飛ばした直後、うちは引き攣るみたいに息して目ぇ覚ました。
ソファーで横んなったまま、天井見上げて浅い呼吸繰り返してん。
顔も身体も、冷や汗でびっしょりになっとった]
…ハッ……ハッ……ッ………。
は………ぁれ…うち……。
[一瞬、どこにおんのか解らんかった。
やけど、傍にミリィおったから何がどうなっとったか思い出せた。
魘されとったから、ミリィ心配させたかもしれへん]
…ぁぁ…ミリィ、おおきに。
ちょい、夢見、悪ぅて。
[看病してくれてたんは解ったさかい、ぎこちなく笑ろて礼をゆぅた。
大きく深呼吸して、一旦目ぇ閉じる]
あー……嫌やなぁ。
溺れた時ん夢見てもうた。
[右腕持ち上げて目元隠した。
口元は笑ろてたけど、泣きそうやったんよ。
浮かんだ涙は袖で拭ってもうた]
[目ぇ覚めたんは朝食出来る頃やったやろか。
それなりの時間寝とったんやろけど、逆に疲れた気ぃする。
夢んせいやろな…]
/*
ちょっとビチェのが拾えなくて困ってますなう。
少しだけど時間軸ずれてるよな、と思うと。つい。
ロザも起きたし、なんとかつなげてけるかなあ。
幼馴染スパイラル避けられたかなと思うカルさんをどう認識すしよう。飛び回る仲間には入ってなかったから、距離離れてる感じかな。多分ナタも。
ロザは子供の意識じゃなくなってから接触増えてるイメージでいます。だからこそ慌てるんじゃね、とか(ぇ
/*
まだ村側とは言い切れん、ようになっとると思いたい。
やけどなー、狼やったらもっと隠れとること多いさかい、中身割れとったら無理やろかなー。
まぁなんやあるっちゅーのが伝わってたらええやろ思うとる。
/*
えーと。
智:俺、ナターリエ
朱:ビーチェ
蒼:ベル
信:ライヒ
占霊守:クロエ、ユーリとあと誰か
と、現状こんな感じ?
予測通りだと俺的にはとってもおいしいが、役職者で縁故すぱいらるっとるなー。
ライヒさんは手帳とか狂信っぽいギミックあったから、ここじゃろなあ。
それはそれで、ナターリエがおいしい、が。
んー……とにかく、表でようぜ。
時間有限。
― 広間 ―
そうだ。ビチェ。
森の木に近づいたら駄目。
[外を見ながら考え事の態だったが、部屋の中を振り返ってビチェに声をかけた]
太い枝も折れてる。
雪と一緒に落ちてきたら危険。
/*
んで。
判定の詳細が決まっとらんわけやけど(
人やったら、自分が沈んだ状態で光ん中に処刑された人がおるのを見上げとる。
狼やったら、浮かんだ状態で深淵の中に処刑された人がおるのを見下ろしとる。
こうやろかー。
/*
今度はロザが拾えなかった体たらく。すみませな。
食事作ってくれてる人達の反応ないままあまり進めるのも、後で混乱しそうな気がして。
時間的にもそろそろ集まってくるんじゃないかと思うし。
ロザの人なら上手く絡むなり誰か待って動くなりしてくれるんじゃないかしらと。中身とは関係なくだけど、これも頼りすぎかな?
ちなみに兎猫は昨日までと予定が代わりました。
この時期に壊れるんじゃないよ、経理専用ノートめ。
月後半が怖いじゃないかorz
/*
これ夢やのうて白昼夢でもええな。
苦痛と快楽で無意識に人狼かそうやないかが判る、て不思議系にしといてもええやろ。
後は襲撃感知どないするかやなぁ。
/*
……アッ!
12年前エリには思いっきり振ったのに、そこメモで別記するの忘れてるしΣ
気づいてくれる、かな。これまたごめんー!(汗
─ 森 ─
……はあ。
見ただけでも、えらい事になってるとは思ってたけど……。
[踏み込んだ森は、見知った場所なのに、違う場所に見えた]
うわ、やっぱりここ、折れてたか……古い木だったからなぁ……。
[風に負けたか、雪の重みに耐えかねたのかはわからないが、立ち枯れの傾向が見えていた木は大体が無残な姿を晒していた]
……ほん、とに。
あの時と、似たような状態……なん、だな。
[倒れた木の幹に、皮手袋を着けた手で触れて、小さく呟いた後。
軽く、唇を噛んだ]
[ナターリエの説明と微笑み>>241に、こちらもにっこりと微笑んで。
ローザを抱きかかえて戻ってきたユリアン>>229。
そのことに眼を瞬かせたものの。
ユリアンの説明する、との言葉>>245と、
エーリッヒの説明>>243に眼を瞬かせる。]
え?え?
それだと、お姉ちゃん達、帰れない…よね?
あと、ごはん……。
[少女は、まだいい。ここが家なのだから。
村に家がある兄姉と慕う人たちの心配と。
子供らしく(?)食事の心配で。
旅人のおじさんも、同じことを考えていたようで。>>250
贅沢しなければ大丈夫>>257と聞くと胸を撫で下ろした。
後は、ミリィに手伝いを申し出たりして。]
うん、なぁに?
[少女を呼ぶ声>>292は、ミリィの手伝いをしていた時だったか。
顔をそちらに向けながら、ユリアンからの注意を聞いて。]
うん、わかった。
雪は怖いんだよ、とか。
嵐の後の森には近づくなってお祖父ちゃんから何回も言われてるから。
[更に少女は森の深いところまでは行くな、とも言われているから。
言われた事に、素直に従うのだった。]
─ 森 ─
[12年前の出来事。
抜け落ちた部分の記憶は、『両親は雪嵐の夜に外に出て事故に遭った』という言葉で埋められて。
実際には、その死は事故ではなく、酷く不自然な傷によってもたらされたもの。
獣のものと思しき爪と牙の痕が刻まれた亡骸を見た者は限られているだろうが、とにかく、人の手、或いは事故によって死んだとは言い難く。
しかし、何故にそうなったのかの理由がつけられない事と、恐らくは唯一の目撃者である自分の記憶が錯乱していた事。
その点から、表向きは事故としてほしい、と叔父が望んだとは知らないままでいた]
……似たような、は。
状況だけに、しといて欲しいんだが、な……。
[ぽつり、と。
零れ落ちるのは、低い呟き。
深い白を見つめる翠に宿るいろは、冥い]
/*
……えーと。
いや、うん。
助かるっちゃー助かるけど、な。
なんでこのタイミングで、急遽遅番とか言われるかね……!
まあ……いいか。
前向きにいこう(
―急流の傍―
[今は形なき橋の前に男は佇む。
鞄と外套は個室に置いて身軽な格好であるのは
この場に長居するつもりはないからである]
対岸に人の気配はなし、と。
どれくらいで気付いて貰えるんだろうな。
[橋が落ちた事を村の者が知るのは何時になるか。
僅かに悩ましげな面持ちで対岸を見据える。
人が通りかかれば声でも掛けて知らせたいと思っていたが
今の所、誰かが来る気配は感じられなかった]
弱ったな。
次の打ち合わせに間に合う、か?
[後日、依頼主と会う予定だったが叶うかどうかは知れない]
―広間―
[“いけにえ”と少女が口にした時>>287、男は僅かに表情を険しくする。
彼女の目にほんの一瞬のそれが捉えられたかは分からないが]
……確かに、それも一理ある。
人々を先導する立場故、同時に人狼からは疎まれ、標的になり易い…… そういう事なのだろう。
つまるところ、解釈は人それぞれという事だ。
同じような話は各地にある。どれが正しいのかは、残念ながら私にも分からないな。
[そう続ける頃には既に常の調子。
幻燈歌に伝わるある一節については、男は口にしなかった]
[考え事をしていれば、遠く聞こえ来る獣の声]
――… 狼 ?
[男の耳には狼の咆哮のように思える音]
珍しいな。
[鍛冶場にいれば聞こえなかっただろう。
森の方へと視線を向けた男の眉間に薄い皺が刻まれていた]
…… 生贄、か。
[煮えくりかえる程の激情は、抑え込まれた]
まったくもってその通りだ、ギュンター殿。
彼らは悲劇を演出する為の道具でしかないのだ。
[その後朝食の手伝いの為、居候の青年>>271に続こうとし]
……無理はしなくて良いからな。
[その直前、何処か不安気だったシスター>>260の傍に寄り、小声で囁く。
改めて厨房へ向かう背はいつも通り、真っ直ぐに伸びていた]
─ 森 ─
[ふる、と首を横に振る。
気持ちを切り替えないと、と。
そんな風に思いながら、俯いていた顔を上げて]
……さて、長居するのは危ないだろうし……。
[戻らないと、と。
声に出すのを遮るように、響いたのは咆哮の如き、声]
……っ!
[声の聞こえてきた方を振り返るが、声の主の姿は見えない。
いや、見える距離だったら、色々と問題だろうが]
[その言葉の真に意図するところは、きっと伝わりはしなかっただろう]
耐えられるものならば、耐えてくれた方が良いが。
…… 難しいだろうな。
……今の、は。
[響いた咆哮は、どこか身近に感じるもの。
同時に、どこか疎ましくもあるもの]
……引き寄せた……わけじゃ、ない、よな。
あの時、みたいに。
[呟きは無意識、コエへと落ちる]
……は。
[しばし、森の奥を睨むように見つめた後]
笑い話に、なってない……な。
[ぽつり、と小さく吐き捨てる]
橋が落ちて、奥には狼の気配とか。
……動くに動けやしないじゃないか、これ。
―屋敷・広間―
[ライヒアルトとベアトリーチェの言葉御伽噺程度に教会で自分も聞いたことのあるもの。
けれども話の邪魔をしないようにと、聞くだけに勤める。
ライヒアルトの小声の囁き>>305には少し心が落ち着き]
ありがとうございます。
[その後何かをしていれば少しはおちつくかなと、朝食の準備にはなにかしらと準備はすでに十分に人が足りおり]
いってらっしゃい、気をつけて。
[エーリッヒが森を見に行くと告げると、心配する声をかけながらその姿を見送り、
結局は広間で残ることになった]
―厨房―
了解した!
[厨房に入ってからは指示>>293に従う。
頼まれたパンは几帳面な男らしく、殆ど均等に切り分けられた。
続けてスープの為の野菜の準備をしながら、幻燈歌>>283という言葉を捉えたか、視線は刹那細工師に向かうが、何か言う事はなく]
……ふむ、この事態だ。使って貰って構わないぞ。
世話を掛けてすまないな。
[肉の件>>285については頷きを返し、その後は暫く手元の作業に集中した]
―→広間―
む。
くれぐれも気をつけたまえよ。
[森へ行くという声>>294には眉を寄せるものの、止める事は無く。
準備のできた食事を広間へ運び、一通りを並べ終えてから息を吐いた]
引き寄せ…ですか…?
[他への意識が少ないとよりはっきりと感じられた、そのコエに自然と自分もコエを返している。
遠吠え、確かに微かな聞こえる気がする。
昨晩にも感じたような]
月…、牙…、遠吠え…、人狼…?
[ぽつりと、ライヒアルト達の話も思い起こしながら、少しずつ何か、その答えへと近づいていた]
─ 森 ─
[しばし、森の奥を睨むように見ていたものの。
結局は、それ以上奥に進むのは諦めた。
叶うなら状態を確かめたい、と思っていた花は、奥まった所に咲いている。
そこに行くまでの積雪や倒木などのリスクと、今聞こえた獣の声。
それを無視してまでは突き進めない]
……戻る、か。
[小さく呟き、屋敷へと戻るべく、踵を返して歩き出す]
怪我したくないし、心配もさせたくないから、ちゃんと守るよ!
[ユリアンの言葉>>299に、えへん、と胸を張った。]
あ。
ロズお姉ちゃん平気?
[ユリアンと同じように、ローザ>>291へと声をかけ。
大丈夫そうだと分かると、にこ、と笑みを見せた。]
そう、引き寄せ。
[聞こえたコエに、返すのは肯定]
12年前にも、同じように、呼び寄せた。
……月に誘われて……狼に変わった、俺の、コエ、が。
だから、多分。
また、同じように、引き寄せたんだと思う。
[ここで一度、コエは途切れて]
……逃げ道。
本気でないかも知れない。
誰にも気づかれなければ……とは、思うけれど。
[獣となればどうなるか。
それを知るが故の苦さが、コエには滲む]
― 広間 ―
エリ、もしかして森?
[食事を運ぶ中に幼馴染の姿が見えなければ、一緒に食事を作ってくれてたはずの人達に聞いて。ビチェに注意したばかりなのにと、苦笑を滲ませた]
エリだから仕方ない。
[12年前、ないし、今では毎日のように森で観察してることを知らなければ意味が分からない理由のつけかたで納得した]
[ライヒアルトが食事の手伝いに行く前の会話で、
僅かに険しさが乗った表情>>302に、少女は首を傾げたが。
言葉の続きが紡がれる時には元に戻っていた為、それを指摘する事はなく。]
そっか。
色々な説があるんだねぇ。
[披露される知識に、ただただ関心していて。
口にされなかった幻燈歌のある一節に、少女はあまり気を払わなかった。]
─ 森→橋の跡 ─
[仕方ない、なんて言われているとは知る由もなく。
知ったら知ったで──「どういう意味だ?」とか言いながら、いい笑顔の一つもしたかも知れないが、それはそれ。
屋敷の裏手に広がる森を抜けて、村へと続く道へと出る]
……橋の辺り。
見に行っとくべきか、なぁ。
[言いながら、翠を村の方へと向ける。
土木知識があるわけでもなく、行ったからと言って、何かできるわけでもないのだが。
何となく、歩みはそちらへと向いていた]
こっちまで下りて来なければいいけど。
[狩人であるユリアンがいるにしても
まだ幼さの残る少女や女性も居る屋敷。
心配事は少ないにこしたことはない]
護身用の――…持ち歩くようにするか。
[作る側である男は我流なりに人並み以上には剣を扱える。
使う機会がないにこした事はないと思いながらも
万が一を考えてしまう癖はどうにも抜けない]
―広間―
お疲れ様です。
大丈夫…ですか…?少し元気がないような気がして。
[ライヒアルトが朝食を運んできて一息をつく様子に声をかけてから]
はい、さきほどいくと森の方へ。
[ユリアンの疑問にそう答えてからローザには気遣わしげな視線を向けた]
/*
あ!そっちで会うのか!!
ならエーリッヒは追いかけないことにしようk
あとローザが赤い。
エーリッヒは狼かなあ。ユリアンが守護?
ライヒアルトも能力くさい。霊か。
―広間―
嗚呼、つい先程出て行ったな。
[屋敷の居候について問う声>>315に反応し、そちらを見]
……如何かしたかね。
[己が変という自覚は男には無かった様子で、首を傾げる>>316のに訝しげな顔をする]
/*
アーベル占いでいいかなあああ
発言少ないところを占って動かす…も、ありだが…
今のところはアーベルで!
死亡フラグのぷれぜんt
そう…、ですか…。
[ふつり、ふつりと、沸いたもの、徐々に大きくなる意識]
難しいときは……
[一度コエを途切れさせ]
くずしかないと、思いますよ。
[コエが、意識を超えて、そう応えていた]
/*
アベが蒼花確認。
んで、ローザは狼か?これ。
ライヒの博識っぷりはやっぱり狂かもね。
さて、アベたんは一人で橋まで行った想定のようだしエリりんが合流しそうだから、おじさんは別行動するべきかの。
…。
[結局、エーリッヒのあとをその場で追うことはしなかった。
けれども視線は思わず、彼の背を追ってしまった。
雪嵐に、彼が表情を曇らせていたことを知っている。
12年前の、あの出来事。
彼の両親の遺体をこの目にしたわけではない。
けれど密やかに大人たちの間に囁かれた、
尋常ならざる事態のあったことは幾分か耳にしている。
結局、彼がいなくなる前に詳しく話は出来なかったし、
彼が村に戻ってから、敢えて口にすることもなかったけれど]
/*
ライさんが守護だったら、多分、あたし外されたかm
あと、多分、ベアトの最初の薔薇(?)は
http://www.roseraie.jp/collection/database/database.cgi?cmd=s&S_7_Key_Color=%94%92&HyojiSu=%32%30&Tfile=%44%61%74%61&TrColor=%23%66%66%66%66%66%66%2C%23%46%35%46%46%46%41&Reverse=%31&page=1
のエーデルワイスか、銀世界でs
─ 広間 ─
全部食うたら突っついたるわ。
[リアん言葉>>316聞いて、やっと普通に笑えた気ぃする。
誰かと話しとるだけでもやっぱちゃうな]
汗流してくるだけやさかい、直ぐ戻って来るで。
[飯前に流石に長湯はせぇへん。
やからカルメンさんのちっさい声>>319にそうゆぅた]
おおきにベス。
ほなちょっと行ってくるわ。
[ベスん快諾>>322に礼ゆぅて、うちはソファーから立ち上がってん。
ナティの視線>>323にも、大丈夫やー、て笑い返しといた。
リネン室行ってタオルも借りんとな。
そないなわけでちょっと1階ちょろついてからお風呂行くことんなった]
……はっきり、言うなあ。
[聞こえてきたコエに、ふ、とわらう]
ああ、でも。
その時は、そうするしかないんだろう、な。
……気づかれたら、その時は……。
[割り切るしかない、と。
死を望まぬならばそれしかない、と。
わかっているから、小さく呟いて、それから]
そういえば。
……あんたが『誰』なのか、聞いてない。
[意識で交わすコエからは、相手の姿まで見えない。
何となくの予感はあれど、誰と特定はできないままでいたから。
投げかけたのは、こんな問いかけ]
― 広間 ―
[旅人は、言葉通りにオートミールを鍋一杯分作り上げた。そんなに美味しいものではないが、消化が良くて暖かいから病人食や食欲が無い時にはおすすめだ。旅人自身も味見を兼ねて皿一杯分を食べ、他にも並べられた卵料理やスープも遠慮なく口にした]
ふあ…
[旅人の不覚は、腹一杯になると眠くなるという法則を忘れていたことだ。気付けばうとうとと舟をこいでいて、その間に、エーリッヒとアーベルがそれぞれ森と橋の様子を見に出かけてしまったらしい事には、目覚めてから気付いた]
─ 広間 ─
[落ち着いたのは、ローザと入れ違う頃になったか。
その場の面々を見て、ない顔のあることに少し眉を下げる。
黙って、その分を脇に取り分けておくことにした]
ベアトリーチェ。さめないうちに。
[そうして、おさない少女へ和らげた声を掛けた]
― 広間 ―
[ライやナタに頷いて、自分はサッサと腹ごしらえしてしまうためパンやオムレツに手を伸ばした。
エリがいても同じ感想を口にしただろうが、また子供っぽいとかいわれる反応をして拗ねたかもしれない]
眠れなかった?
[息をついたのは疲れてるからか、それは昨夜の嵐で眠りが浅かったのかと、短い問を投げた]
あれ。
[ユリアンの指摘>>315で、ようやくエーリッヒの姿が見えない事に気がついて。]
エリお兄ちゃん、大丈夫かなぁ。
[へんにょりと眉を下げて、オロオロとしだして。
先ほどユリアンから受けた注意を受けたばかりで、森には行けないから。
少女は、兄と慕う気持ちに潜む感情を理解していない。]
―広間―
はい、ローザさんもお気をつけて。
[微笑んで見送ってから、一度窓の外へと視線を向け]
エーリッヒさん大丈夫でしょうか?
そういえばアーベルさんの姿も?
[二人が無事でありますようにと小さく祈りの言葉を心で紡ぐ、気休め程度に]
―広間―
む……そう見えたか。
気を遣わせてすまないな、問題ないよ。
[シスターの声>>323に僅かに瞬き、微かに苦笑を浮かべる。
今広間にいる者が食事に手をつけ始めるまで、男はいつも通り手を伸ばそうとはしない]
嗚呼、少し考え事をしていてな。
長い滞在になると思わなかったから、色々と遣り残してきてしまったのだ。
[続く言葉は先の続きでもあり、他方からの問い>>330への返答でもある。
実際睡眠時間はいつもより短かったのだ。ある意味では嵐の所為とも言えた]
─ →大浴場 ─
[いやぁ。
なんもせんでも温かい風呂てええね。
湯ぅ沸かす手間無いっちゅーんはホンマ楽やわ]
エイリとベスええなぁ、毎日こないな風呂入れるんや。
[羨ましいわぁ、温泉てええね。
…はっ、やからここに屋敷建てたんやろか。
ギュンターさん侮れん。
妙な憶測は置いといて、服脱いで温かい湯でさっぱり汗流してん。
そーいや服、着替えあらへんなぁ…。
着た切りすずめんなってまうけど、しゃーないか。
汗流してからちゃっかり湯にも浸かって身体も温めた。
ほっかほかやー。
風呂から上がって服着た後でもほかほかしとる。
温泉て偉大やった]
― 広間 ―
こりゃあ、寝過ごしたな…いびきかいてなかったろうなあ…
[的外れな心配をしつつ、旅人は寝落ちていた椅子から腰を上げる]
ギュンターさん、私も外を見て来ますよ。
[若者達の会話には頓着せず、屋敷の主にだけそう断って、旅人は部屋にマントを取りに行くために広間を出ようとする]
うん、いってらっしゃい。
寒いから、ちゃんと着込んでね!
[少女も時折冬の寒さに負けて寝込むことがあるのだが。
その時は厳重に着込んだ上で、暖かい食べ物などを口にしていたために、
お風呂場へと向かうローザ>>327へと言葉がついて出た。]
……う?
いいの?先食べても。
[クロエの柔らかな声>>329に、そちらへと近づいて。
了承が得られれば、いただきます、と声を出して食べ始める。]
二人とも大丈夫だとは、思うけど…。
[二人の名が挙がるのに、少し眉根を寄せる。
けれど敢えてそれ以上顔を曇らせることはせずに、]
昨夜の風は酷かったですからね。
寝不足も仕方がない。
[修道士へと顔を向けた。
実際、クロエも睡眠を十分にとれたとは言い難いのだ]
はい…。
[返事を返してから改めて自分が返したコエに気づき、はっとして…]
私は、ナターリエです。シスターの。
[返事のコエは驚きながらで警戒もせずに自分の正体を明かしてしまい。
それと同時に相手の正体を自分も知らないことに気づき]
えっと、あなたは、誰でしょうか?
[あれこれ悩む思いは徐々に薄れていく、いろいろ自覚するものが増えていく]
同じ仲間ということですね。
[続けてかけるのは、自分の正体をしっかりと自覚した、コエ]
/*
しかしなんだ、時間の進みがゆっくりだなー。
まあ、仕方ないか、過去村とちごて、最初の一番大きな事件が『隔離』なわけだし。
……シスター?
は……それもなんていうか……。
[どういう組み合わせ、とは思いつつ。
名を問われたなら、小さく嘆息する気配を響きにのせて]
俺は……エーリッヒ……って言えば、早いか。
でも、それと同時に、ラファール、でもある。
こっちの名前は、ずっと……12年前から、忘れてたけど。
[12年前、が意味するところは伝わるか、否か。
ともあれ、『仲間』という言葉を否定することはなく]
ああ……そういうこと、だな。
[短く、そう返していた]
─橋の跡─
森を見てきたのか。
[少しだけ驚いたように目を瞠る。
エーリッヒの言葉を聞き、思案げに俯いた]
嵐のせいかな。
これほど酷いのはなかなか無い事だし。
[橋が落ちたなんて話も聞かなかったから
酷い嵐のせいで狼も餌を探して下りてきたのかと思う]
―――…
[言葉が止み、僅かな、我慢するよな間の後
ちいさなクシャミをして鼻先を軽く擦る]
と、そろそろ戻ろうかな。
キミはどうする?
/*
うーらなーいは いいかなー。
聖痕占いのままでいいですか…!
まあ、そんなに悪くもないかな?どうかな?
狂信者に白出したいけd
― 広間 ―
あの、ギュンターさん?一体…
[旅人は、一度だけその背に声をかけたが、老人は首を振り『調べなければいけないことがある』とだけ言い置いて、そのまま立ち去っていった]
─ 橋の跡 ─
森の中は、俺にとっては仕事場ですからね。
ずっと観察して、レポート書いてる植物がどうなってるかは、やっぱり気になりますよ。
[亡き父に習って植物学を学んでいる事は、伝えていたかどうか。
驚いたような反応>>346に、軽く肩を竦めて返す]
冷静に考えれば、食べるものも少ない季節ですし。
嵐で、それが更に減ったと思えば、不自然でもない……のか、な。
[そんな推測を述べて。
空白の後に聞こえたクシャミに翠をひとつ、瞬かせる]
……俺も、戻りますよ。
飯作っただけで、食べずに出てきてますからね。
それに……風邪引く趣味はないですし。
[投げかけられた問いに返すのは、常と変わらぬ軽い口調]
―広間―
ベアトリーチェ君はきちんと眠れたというのに、我ながら情けのない事だよ。
しかしあの嵐だ。村の方も無事だと良いのだがな。
[細工師>>339には先に会話した少女の名を上げつつ頷いてみせる]
嗚呼、私も……
[食事中は殆ど無言だった為、終えるまでにも然程時間は掛からなかった。
広間を出て行こうとする旅人に反応し、椅子から腰を浮かせ。
窓の開く音>>340と、その向こうから微かに聞こえた声に、眉を寄せて振り返った]
途中で怪我、しないといいんだけど。
[さすがに、そんなことはないと思ってはいるが。
ユリアン>>340と旅のおじさん>>342に、きゅーん、としながら言葉を紡いだ。
遠吠えらしき音に、少女は眼を瞬かせる。
狼とは完全に縁遠い、とは言えないかもしれないが。
あまり馴染みがないのも確かで。
クロエの了承と笑み>>343に、こちらも笑顔になって食べ始めたのだが。
カルメンの言葉>>344に、少女は少々むくれた表情になり。]
森は危ないって。
[と、言葉少なく。
それでも、ユリアンから聞いた事を口にした。]
─ →広間 ─
[風呂でバシャバシャやっとったから、森の方からの声にはなんも気付かんかった。
聞こえても、よぅ解らん顔したやろから、今と大して変わらんかったと思う。
使用済みタオル片して向かうんは、皆が集まっとる広間]
戻ったでー。
ご飯もらうな、作ってくれた人おおきに。
[ちゃちゃっと自分の分取り分けて席んつく。
完全に本調子て訳や無かったさかい、オートミールとオニオンスープだけ貰うことにした。
めっちゃ動くとかゆーわけやないし、軽めでも何とかなるやろ]
―広間―
それならばいいのですが……
[少し納得はいかない様子でいたが、本人がそう言う以上は言及するつもりはなく、
遣り残したこと、いろいろと自分も思い起こしながら戻った後のことを整理していく]
すぐにとはいかないでしょうが、復旧が済めば戻れますし、それからですね。
[過ぎたことを悔やんでもという意味をコメそうライヒアルトに返してから、
ご飯に手をつけるのは自分もライヒアルトと同じくらいのタイミングになるだろう]
そうですか……。
[森は危ないというベアトリーチェ。つまり、行かなくてよいということかなと思い引き下がる。
少女の内心は、知らず。]
/*
エリりんとアベくんは、ギュン爺に会えないタイミングでごめんね。
でも、今のうちにやっとかないとぐだぐだになりそうだし、狼さんも動き辛いかと思うんだ。
[RP的には役立たずーなので、生きてる間は時間や場面回しを請け負う気である]
─橋の跡─
森が仕事場、か。
観察対象がどうなっているかは気になるだろうね。
そちらも被害がなければ良いけど。
[エーリッヒの学ぶ植物学はアーベルとは少し縁遠い。
ただ得心がいったように頷く仕草を見せた。
狼の鳴き声に対して自然か不自然かは考えなかった。
だから彼の言葉にぴくと片眉が上がる]
何か気にかかる事でもあったかい?
[軽い尋ねを向けて、彼の返事に苦笑を漏らした]
朝食の支度、お疲れさま。
冷めぬうちに頂きたいものだ。
[冷えきった身体をうちからあたためたいと思い
エーリッヒと共に屋敷の方へ足を向ける]
ああ、なるほど、たしかに?そういわれると?
[名前を聞けば納得がいったような感覚と、その感覚を疑問に思う思考とで混じったコエを返す]
12年、長いですね。
[自分は…特別な名はなかったはず。
記憶を呼び起こしていき、同じ仲間であるというを示すものは…]
5年前から、思い出すのは2年ぶり…ですかね…
[おぼろげながら、教会にちょうど行った頃、同時に教会を出るときに意識の奥に封じられたもの]
―広間―
いえ、あれは恐らく狼のものかと。
[立ち去る家主>>349の背に視線を向け]
しかし、この辺りではそう見かけることもなかったのですが……
何にせよ、外に向かうなら早い方が良さそうですね。
[如何するかというように、旅人を見た]
風邪で仕事やすんだあと、久々の出勤は、予想通りに仕事山積みでした。
しかも節電のせいで事務所内でも手がかじかんではかどらなさすぎて残業とか……
たまに手を温めるためのお茶タイムに覗いたけど、全然把握できねぇ。
……?
[周りの反応に首を傾げる。何か聞こえたような気もしたが、一体どうしたというのだろう。
ギュンターに至っては、調べ物をしてくると言い置いてどこかに行ってしまった。]
あ、お帰りなさい、ロズお姉ちゃん。
[そろそろ食べ終わるか、というところで、ローザが戻り。
祖父が、入れ違うように広間の外へと向かっていった。]
なんか、遠吠えみたいな音がしたのー。
[と、ローザの質問>>356に答えた。]
― 広間 ―
クロ、一人は。
[駄目だと窓から離れる]
……ライさんの言う通りだから。
でもまだ声遠かった。
二人ともちゃんと戻ってくる。
[森に向かったというエリだって奥まで踏み込むようなことはしてないと、そこはちゃんと幼馴染を信じている]
はい、わかりました。
[ユリアンが、森は危ないというのに素直に頷く。]
あ……。先程のは、狼の声だったのですか。
なるほど、森はかなり危険そうですね。夜は……特に。
[森の危険さは、何も狼だけではないのだろうが。周りが言っている話を総合して、そういう結論に落ち着いた。]
/*
もう撤回できなかったΣ
アーベルのこと心配してるってのはト書きだけでしたね。
心読んじゃったよう。クロさんごめんなさいorz
[名乗りに返されるコエには諸々の感情が浮かんでいるようで。
向こうもこの感覚に慣れていないのかな、などとふと、思う]
ああ……できれば、ずっと忘れていたかったけど。
[親を殺して喰らった記憶と共に、とは、告げずに。
ただ、苦笑する気配をコエに帯びさせて]
そっちもそっちで、色々複雑……なのかな。
ま、無理に聞こうとは思わない、けど、さ。
でも、ひょっとしたらエーリッヒの方が一人だ。
[ユリアンの静止に、彼を見返す。
そうして、修道士の言葉に顔を少し強張らせた]
…、うん。
[とはいえ、闇雲に外へ出ても仕方ないのも分かっている。
さりとて何もせずにいるのも落ち着かなくて]
それじゃ、玄関から見てくる。
外には出ない。
[約束を告げて、足を玄関へと向けた]
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