情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
集会場は不信と不安がない交ぜになった奇妙な空気に満たされていた。
人狼なんて本当にいるのだろうか。
もしいるとすれば、あの旅のよそ者か。まさか、以前からの住人であるあいつが……
どうやらこの中には、村人が5人、人狼が2人、占い師が1人含まれているようだ。
あー、諸君、聞いてくれ。もう噂になっているようだが、まずいことになった。
この間の旅人が殺された件、やはり人狼の仕業のようだ。
当日、現場に出入り出来たのは今ここにいる者で全部だ。
とにかく十分に注意してくれ。
自警団長 アーヴァインが「時間を進める」を選択しました
……橋になんかあってヘタに孤立とかするとめんどーだから。
できれば、早めに、戻りたいとこなんだがなー。
[荒れる風の気配。
ぼやくような意思は密やかな囁きとして、ほろり、とおちる]
─ 台所 ─
?
もちろん料理長の料理もおいしいわ?
[褒めたのに何がいけなかったのだろう、と。
ネリーの言葉>>0:141に首を傾ぐ。
そんな疑問も差し出された袋を前にどこかへと消えてしまった]
ありがとう、ネリー。
[受け取ってもう一度礼を言う。
可愛らしい装飾にヘンリエッタの表情が綻んだ]
ネリーが居ればいつでも食べれるから、がまんできるわ。
楽しみにしてるわね。
[菓子はお預け>>0:143されたが、そこで駄々を捏ねることはない。
夕食時間が近いのもそうだが、ネリーが居るならいつだってお願いすることが出来るのだから、急ぐことなんてないのだ。
挙げられる夕食メニューにも文句はなく、提示されたなら、うん、と一つ頷いておく]
これ?
そうよ、お父様からもらったの。
きれいでしょ。
[ネリーからの指摘>>0:145に、ヘンリエッタは至極嬉しそうな笑みを返した。
不釣合いだとか言うことは全く考えていない。
父からの贈り物、それだけで嬉しいのだ]
/*
さて。
またおまかせ赤ですよちきしょこんにゃろwwwwww
ベルの時と同じで、フットワーク軽めだから動けはするだろうけど。
更新ぎりぎりまでオンになれねー状態での赤はきっついんだぞこらwwwww
つか、そこまでして、黒ハーヴェイの法則を続けたかったんか、ラ神……!
― 広間 ―
こういう姿で移動していると、たちの悪い者に絡まれたりもしますしね……
非暴力を通すのも、それはそれで大変で……たまに、天罰、とか言ってやってしまいますけど。
ええ、たまーに、ね。
[何処までが冗談かわからない言葉をさらりと言って]
お見合い、ですか……
本当に、どうしてかそういうのに熱心な方はいますよね。
[実際、旅の途中でその様な件で引き止められた事もあってか、声にはどこか実感が篭っていた]
無理はしない方がいいでしょうね。
あの橋から落ちたらどうにもなりません。
/*
覚醒タイミングいつにしよう。
母の死が切欠でも良いんだけど。
出来れば”今”が良いよなぁ…。
そうする場合、それまで赤ログをどうするかが、問題。
/*
さて、どうしたものかな。
早々に吊られない為にも能力者臭を出すべきだけれど。
明日…いや2日目からでもいいか。道具を出して明示しよう。
しかし占い師だとアーヴァインの遺体発見に躊躇うな。
やってもいいのかどうかとこう、二の足を踏むと言うか。
/*
さて。
ここまで俺の独り言っぽいのを除いて、赤はなし。
……今オンになってるとこに相方さんはおらん、て事かしら(' ' )
つか俺がおまかせで引いてるから、またおまかせコンビの可能性は高いんよねぇ……。
んでもって、ノーガード霊なし編成。
やっぱ、4dには赤一個落ちんとあかんよな、これ。
……占い飛んでこねーかなー(マテ
[そよりとささめくコエ。
それに反応するように、いつもは眠っている”もう一つの意識”が浮上する]
……みゅう……
[寝ぼけているようなコエ、未だ完全には目覚めていない曖昧な気配。
1年前──ヘンリエッタの母がこの世を去った頃から時折目覚めるそれは、ヘンリエッタとは別の意識として存在していた。
それは一種の防御行動から起きたもの]
/*
そ こ か よ !
……灰に芝の大海できとるんかしら、これ。
しかし、そこが相方さんとなると、狼勝ちor俺途中落ちの方が綺麗かなー。
さすがにこれは、庇護に走らん、てのが難しいわw
― 広間 ―
どうにも、教会の人間は非力だと思われているようで…
実際は、力仕事とかも自分たちでやることが多いし、旅歩きで体力もつきますし。見た目より頑丈なんですけど、ね。
[軽く笑い声も交えて語るのに、多少の誇張はあるかもしれないがほぼ事実。
真面目な顔で返されるのには、一つ溜息混じりに]
そうですね…
「神に仕える身だから」と言っても、「そこが潔癖そうでいい」とか言われますし。
そういう意味で、ハーヴェイさんも信用されているのでは?
[まだ、人となりをよく知らない青年に対して向けるのは憶測でしかないけれど。
呼びかけから「様」が取れたことは自身では気付いていないようで]
やはり、天寿は全うしたいですし、ね。
そういうわけで、ゆっくり本を楽しむことにしますよ、私は。
[元々急ぐ旅ではないから、焦る様子もなく。
それでも、どこか不安げに窓の外に目を向ける]
─ 台所 ─
??
[料理長とネリーのやり取り>>8は、ヘンリエッタには良く分からなかった。
どうして拗ねていたのだろう、などという思考は一瞬巡るものの、直ぐに別へと意識が向いて、菓子の袋を大事に抱える]
わたし、赤い色が大好きだから、とってもうれしいわ。
ありがとう、ネリー。
[ネリーに褒められて>>9、ヘンリエッタの頬に朱が差した。
しばらくご機嫌だったけれど、続く言葉にきょとんとして瞳が瞬く]
泥棒されないように?
[そんなことをする人が居るだろうか、としばし思案。
今日来ているのは判っている範囲でユージーンにラッセルにヒューバート。
ヒューバートがそんなことをするはずがないし、ラッセルは苦手だがあまりそんなことをするようには見えなかった。
ユージーンについてはどんな人物なのかまだはっきりと分からないが、ヘンリエッタ視点では物腰柔らかな人であるため、そんなことをするイメージに無い]
そんなことする人、きっといないわ。
でも失くすのはいやだから、気をつけるわね。
[ネックレスについているものの価値を知らない上に子供らしい素直さを発揮して、盗られることなど露ほども考えなかった。
辛うじて、失くすことに対する危機感は得られたため、それについてを口にしてネリーへと頷く]
それじゃ、これ、渡してくるね。
[腕に抱えた菓子の袋を示して言い、ヘンリエッタは台所の出入り口へと]
/*
更新直前に来たオードリーさんが発言しないのは様子見かな?
それとも赤でも引いたかn
それは置いといて、役職少ないからうまく初回吊り襲撃要員にならないとなぁ(やっぱりそこなのか)
─ 広間 ─
ああ、確かに教会のひとらって、自給自足で大抵の事自分でこなすし。
……非力って事は、ないよなぁ。
[村の教会の人々の事をちょっと思い出しつつ、相槌を打つ。
ため息まじりに語られた話>>10には、苦労してんだなあ、と妙にしみじみしつつ]
信用されてる……のかねぇ。
近くにいない孫の代わり、みたいな感じなんだけど。
ウチのじい様がそこら放置してる分、妙に入れ込んじゃってる感じ?
[肩を竦めて、軽く笑う。
様が取れている事には気づいていたが特に指摘はせず、楽しげないろを浮かべるだけ]
だねぇ……無理するよりは、本を楽しむ時間が増えた、と考えてのんびりするのが吉、か。
/*
ハーヴェイから「様」を取ったのを切っ掛けに、ヘンリエッタとアーヴ以外は「さん」に変えるつもり。
ネリーをどう呼ぶか悩んで「様」付けやめようと思ったとかは内緒。
オードリーはまだ面識ないから最初は「様」で。
[吊り橋を渡る間にも、風の強さは増してきて。
崩れそうな天気に目を細め、息を吐く]
…今日は頼まれ物届けるだけで帰るつもりだったけれど、
泊まらせてもらった方が良さそうねぇ。
[店に残したままの仕事が気になるから、長居はしないつもりだったのだが。
強まる風が湿り気を帯び始めたのに気付いて、無理に帰るのはよろしくなさそうだと独りごちて]
─ →館 ─
[吊り橋を渡りきって、一つ息を吐いた後。
館の玄関扉前まで移動すると、呼び鈴を鳴らし]
グレイヴズさんはご在宅かしら。
タッカーが依頼の品を持ってきたと伝えて頂ける?
[出迎えた使用人に、二つのトランクの内の片方へ視線を落とした後笑顔を向けて]
あとね、今夜一晩泊まらせて欲しいのだけれど、良いかしら?
[申し訳ないと苦笑しながら、首を傾げ。
了承を得ると、案内されるままに屋敷の中へと入っていった**]
[くわ、と犬が欠伸をするような気配。
それを息遣いに含ませながら、久々に聞くコエに意識を徐々に覚醒させていく]
……… お にぃ ちゃ ?
[目覚めた意識はヘンリエッタ同様幼い。
ハーノと呼ばれるそれがコエ伝う相手と会話したことは、この1年でも極稀なこと。
数少ない目覚めの時でさえ、何も伝えず眠ることは多々あった]
なに か あった ?
[久々に聞いたコエに問いを投げかける]
ああ、お客さんが泥棒するって意味じゃありませんよ。
だけど世の中、どこに悪い人がいるかは解りませんからねぇ。
知らない人が館に入ってきて、ばーっと盗んで行っちゃう事だって。
[と言ってもきっと疑う事を知らないだろうから理解できないだろうと、にこりと笑いながらの警告は軽い。]
ま、そんな変な人が入ってきたら退治してあげますけど。
[言って、ぽんと太腿を叩く。
ヘンリエッタが知っているかどうか、スカートの中にはメイドには不釣合いのナイフが仕込まれている。武器の携帯を許されているのは、護衛としての自分の価値を、夫人が生前口利きしてくれたからだった。]
[なくさないようにと、それでも忠告の一部を受け入れた彼女には柔らかく笑んで。]
はい、常々お気をつけて。
お食事の準備が出来たら、皆様および致しますので。
[台所から出て行く小さな淑女を、バトラー風の礼で見送った。]
― 広間 ―
教会の人間なら抵抗しない、と思われてるところもあるようですし、ね。
[色々思い出したか、はふ、と小さく息を吐いて。
見合い話の件には少し首を傾げ]
いい孫が欲しい、って言う事じゃないでしょうか?
[そこだけをしっかり真顔で返してから表情を崩し]
世話を焼かれているうちが花、かもしれませんよ?
[とは、冗句かどうかわからぬ物言いで]
そういう事です。
そうだ、よろしければ、後でお勧めの本などあれば教えていただけますか?
[楽しげなのは本を読めるからだろうかと考え、何度も訪れているという彼にそう頼んで]
/*
狼の内訳が読めなくて占い先が決まらないね…。
今日は外したいけど2日目には引いておきたいんだが。
冷静になる為に考えるのは明日にしようか、此処の人たちならちゃんと匂いを出してくれてるだろうし。
─ 台所 ─
[ネリーに撫でられて>>17、ヘンリエッタは嬉しそうに微笑む。
他の使用人達はまずやらない仕草。
それが使用人として問題ある行動であることを、幼いヘンリエッタはまだ認識していなかった]
???
[その後の泥棒される可能性>>18については全く以て理解出来なかったため、やはり首を傾げてしまう。
訪れる来客は礼節を守る者達ばかりであるため、”悪い人”の認識が限りなく薄かった]
良く分からないけど、ネリーがいれば安心なのね。
[とりあえずそこは理解出来て、太腿を叩くネリーに信頼を寄せる。
尤も、叩かれた太腿に何があるかなど、知りもしないのだが]
分かったわ。
[食事の準備について>>19返答し、他のメイドとはまた異なる仕草をするネリーに見送られ、ヘンリエッタは台所を出て行った]
か ぜ ?
……うん、 そ っか。
おそと でられ ない のね。
[出たところで何かするわけでもないのだが、風が強くなって困ることといえば、そのくらいしか思い浮かばない。
相手>>*4が危惧していることには全く気付くことはなかった]
うぅん、だいじょう ぶ。
たぶん また、 そのうち ねむく……。
[謝罪に返答しつつ、また欠伸が出て一旦言葉が途切れる]
…ふぁ
ぅん、 ねむくなる と おもうから。
[途切れた言葉を言い直して、相手──フォイユに、ほわ、と笑う気配を伝えた]
― 広間 ―
[ふと視線を逸らせば、ヒューバートが何かを描き始めていて
気ままに動かしているかの手が、白と黒のただ二つで小さな世界を描き出すのに、ほう、と溜息一つ]
……見事、ですね。
[絵の事はよくはわからない。
だけど、自身に絵心という物が皆無であったから、素直に感動を言葉に落とした]
─ 広間 ─
……そーいうもの、ですか。
[年下に対して意地を張りたい気持ち自体はわからなくもないが。
じい様は度が過ぎる、との言葉は、スケッチブックの上に描かれていく世界にどこかに飛んで]
……いつ見ても、凄いというかなんと言うか。
[代わりに零れるのは、素直な感想]
─ →広間 ─
[台所を出て目指すのは広間。
来客が通されるといえば大体この場所であるため、一番に広間を確認しにいく]
え、と。
イザード、さん、いる?
[菓子袋を抱えているため片手だけでドアノブを掴んで、扉の隙間から広間の中へと顔を覗きこませてラッセルの所在を問うた。
広間には来客のほとんどが集まっており、先程は見なかった姿にヘンリエッタは数度瞬く]
あっ、ハーヴェイさんもいらしてたのね。
いらっしゃいませ。
[来客の多さに驚いた表情を見せたが、それは直ぐに笑みへと転じた。
広間の中に入り、ぺこりと頭を下げると揺れる、左右の結い髪。
下げた頭を戻すと、これまでは無かった胸元の銀と赤が微かに揺れた]
― 広間 ―
そういうもの、だよ。
私もそういうところはあるし、自覚もしているからね。
[くつくつ笑いながら、ハーヴェイから零された言葉>>26に返す。
その間も鉛筆は白に灰を、そして黒を刻み付けていく]
[それがふと動きを止めたのは、ユージーン>>25とハーヴェイの双方から零された感想が要因。
少しの間を置いてから小さく笑い、肩を竦めてから再び滑り出す]
一応は絵で食っている者だからね。
当然、と言いたいところだけれど、……そう言って貰えるのは嬉しいし、少し気恥ずかしいね。
[軽口混じりの本心を紡いで、手は更に影を落とす。
次第に浮き上がるのは森の中に不自然な程にはっきりと開かれた泉。
けれど泉の手前側の輪郭は未だぼんやりと不明瞭に]
― 広間 ―
[色々思い出したことは、ここでは不似合いとさくっと蓋をして。
苦笑と共に返る言葉に、少し悪い事を言ったかな、などと思いつつ]
なんにしても、気に掛けてくれる人がいることは素敵なことだと思います。
[ふ、っと軽い笑みにはからかいの色は混じってはいない。
代わりに僅かに滲んだのは切なげな、だけどそれは一瞬で消えて]
それでは、ぜひ。
私は結構雑食ですし、普段読まないようなものを読むのも面白そうですし。
[そう言って、笑った]
― 台所 ―
かーわいいよねぇお嬢様。
林檎みたいな。
[ヘンリエッタが出て行ってから、料理長にそんな風に言いながら手は手伝いに動く。
林檎が可愛いって変だと言われるも、そう?と首を傾げた。]
つるつるつやつやで、
手のひらに乗るくらいに小さくて、
まあるくって真っ赤でかわいいでしょ?
齧ると甘いし。
[愛い要素を並べるも、よくわからんと一蹴された。]
そーかなぁ?
そ っか
[冗談めかした口調>>*6にも、素直な返事をして]
ぅん、 ねる ね。
[そう答える間にもハーノの意識はうつらうつらとしてきて。
しばらく後、すぅ、と寝息がひとつ、聞こえて*きた*]
─ 広間 ─
[礼を返すハーヴェイ>>30に、にっこりと笑い返す]
お父様にご用事ですか?
ゆっくりしていってくださいね。
[口調は丁寧、初対面の人と話すような緊張感は無い。
淀みなく紡がれる声は、慣れた相手である証]
あ、と。
イザード、さん。
これ、さっき、お約束したお菓子、です。
[広間にラッセルが居ることに気付いて、そちらへと歩み寄って抱えていた菓子袋を差し出す。
袋の中には薔薇蕾のような形のラングドシャ。
一般的な薄黄のものに加えて、赤や緑のものがいくつか混じっていた。
色つきのものには問題がある>>0:132が、ヘンリエッタはそれを知らない]
味は、問題ないですから。
わたしも味見、しましたし。
[そう言って向けた微笑に硬さは無かった]
─ 広間 ─
[ラッセルの所在を教えてくれたユージーン>>35に礼を向けて用を済ませた後。
ヒューバート>>32やユージーンがこちらに意識を向けていることに首を傾げる]
???
[声は発することなく、仕草で疑問を示していた]
[ところで赤と緑は何だったんだと、先ほどのランドグシャをしっかり見ていた料理長に尋ねられると。]
チリペッパーとビターメロン。
[すぱっと言って、にんまり笑った。]
― 広間 ―
[自身の描く手遊びに近いスケッチが思考までをも奪う等とは思いもしない。
口調の軽さに反して瞳に宿る色合い>>33を受け止めて、気恥ずかしさが先に立ったが故の苦笑が零れて落ちる]
それは、とてもありがたいことだね。
[そのまま視線はスケッチブックへと落ちる。
正面から受け止め続けるには少しばかり純粋さが足りなかった]
何も無い訳では無いよ。
沢山の物を見て、聞いて、それらを材料に調理しているようなものさ。
……とはいえ、人には向き不向きがある。
きっと君は、私にはできないとても素敵なことができるんだろうね。
[濁され消え入る言葉>>35に緩く笑む。
視線は落としたままだけれど、柔らかな其れを浮かべたままで首を傾いで]
それじゃあ夕飯、食堂に運びますか。
旦那様のは部屋?それともお客と一緒?
[多分部屋じゃないかと言われるも、他のメイドが用向きに書斎へ向かう。]
お客のは先に運んじゃおう。
誰かー、夕飯できたって伝えてきてー。
[言って運び出す最中、呼び鈴の音が聞こえると、またかーと思いながら、途中で玄関まで走るのだが。]
……私には、何もありませんから。
[その言葉は心の中だけに留め、できるだけ平静を装うと決めた。
昔、故郷で起きた事件の際、教会に身を寄せた後で聞いた話で、両親がそこを離れたと知った]
あんな事の後では、それまでどおり、とは行かないでしょうけど……
[行き先は、男にすら知らされず。
つまりは、そういう事なのだと悟ったから]
─ 広間 ─
[ヒューバートの仕草>>43に視線は一度鉛筆の背が叩く部分へ。
次いで向けられた言葉にヘンリエッタの瞳は自分の胸元へと落ちた。
なだらかな胸元に佇む銀と赤の色。
ヒューバートだけでなくユージーン>>44からも褒められて、ヘンリエッタの頬に再び朱が差した]
ありがとう。
お父様からもらったの。
[幼さの残る言葉遣いで嬉しそうに言い、二人に対して満面の笑みを向ける。
両手でネックレスを大事そうに掬うと、胸元にあった時よりも間近に見ることが出来て。
銀も赤も、室内を照らす光をキラキラと反射しているのが分かった]
― 広間 ―
[少女の手が飾りを掬ったなら、それは今まで以上にきらめきを映して。
それにも似た輝きが少女の目に宿るのに、微笑ましげに視線を投げて]
アーヴァイン様からでしたか。
やはり親子なのですね…似合う物をお選びになる。
[他人事とはいえ、喜ぶ姿を見れば心は和んで]
大事にしてくださいね。
[そう付け加えて、笑った**]
─ 広間 ─
はいっ!
[大事に、そう言われて>>47、元気な声で嬉しそうに返事をする。
見るからに高価そうなものだったが、嬉しくてしばらくは身につけ続けることになろう。
失くさないように、と注意は受けているし、何より父からの贈り物であるため、ぞんざいに扱うことなどない*はずだ*]
/*
ネリーが男の娘である可能性が頭を過ぎっているが特に問題は無い(
赤だなぁ…。
役職あとは占い師だけか。
どこから出てくるだろ。
[寝る、と告げたコエ>>*7の通り、伝わってくるのは寝入る気配]
……やれやれ。
[一年前から、時折接触しているコエ。
何故そのタイミングからなのか、とか、細かい事は考えてはいない。それは、自分が考えても詮無いことと思うから。
むしろ、問題なのは]
……このままずーっと寝たまんま……で。
いた方がいいのかねぇ。
[意識が眠っているのならば、喰らう衝動も抑えられるのか。
今ひとつはっきりとはしないものの、そうであるならこのままでもいいのか。
それとも、在り方をはきと認識させるべきなのか。
そこの判断つかぬまま、曖昧なやり取りだけを繰り返しているのが現状だった]
ま、自覚したらしたで面倒だけど。
[主に糧を得る、という点で。
自分はどうにか自制しているが、時折押さえが効かなくなっているのもまた、事実だから]
─ 広間 ─
や、主殿への用事は一段落したよ。
後は、例の如く本をお借りしようか、というところ。
[淀みなく綴られる言葉>>36にさらり、返す。
胸元揺れる真紅にはお、と短く声を上げるが、なされた説明>>45に、さっき納品したヤツか、と一人納得していた]
[苦笑零すヒューバート>>40には、それ以上言葉を継ぐ事もなく。
ユージーンの冗句>>44に、は大げさにため息をついた]
……そうできればいいんだろうけど、生憎そんなアテないからねぇ。
[返す言葉はやはり冗談めかした軽いもの。
諾の返事に返された礼と笑みには、に、と薄く笑って]
うん、ここの料理を食べ損ねるのは勿体無いからな。
[そう告げるのと、夕食の支度が出来たと使用人が知らせに訪れる>>42のは、ほぼ同時]
/*
詰め込み長文を落としてから、二重表現に気づいて削除するせつなさ(とおいめ
さて、アーヴのひと襲撃はどうなるかねー。
つか、分裂型で一年前から……って。
やっぱりだったりするのかしら(^ ^;
なお、言うまでもなく俺はのーぷらんです。
おまかせしたらくるかな、とは思ったんだが、ほんとに引くかあ……。
─ 広間 ─
そうなんですか。
ふふ、いつも熱心ですね。
[用向きは終えたと、ハーヴェイが紡ぐ声>>49に笑みを向ける。
いつも本を借りていくことは知っていたから、それに対しても小さく笑った]
──あ、夕食、できたみたいですね。
[使用人からの知らせにヘンリエッタの意識はそちらへと]
……外、あれてるの?
じゃあおちつくまでは出ない方が良いのね、わかったわ。
そうなると───
[視線は広間の中に居る者達へ。
ヒューバートとユージーンは宿泊予定なので、当然食堂へ案内することになる。
これまでの流れからハーヴェイも食べていくことだろう]
[そしてもう一人]
イザードさん、も、食べていって、ください。
いつ、お天気よくなるか、わかりませんから。
[今日中に戻る予定だったろうけど、とラッセルにそう声をかけた。
天候が回復しないようなら宿泊して行くのも提案する。
同様の話はハーヴェイにも伝えた]
― 広間 ―
[少女がとても嬉しそうに返事を返すのに>>48自然と表情が柔らかくなる。
こういう屋敷の子供にありがちな様子は、目の前の少女からは感じられなくて、
とても大事に育てられたのだな、と思う。言葉にはしないけれど。
そうして]
あー……そういった縁ばかりは、確かに、ですね。
神のみぞ、と言いたいですが、実際は神様にもわからないでしょうし。
[ハーヴェイの言葉>>49にはそう返す。
例えがそう繋がるのは所属ゆえか、だけど言葉は軽く。
食事についての評が落ちるのと、使用人が声を掛けるのが重なるのに視線を動かして]
どうやら、お楽しみの時間が来たようですね。
[どこか楽しげにそう言って。
……食卓に並ぶ物を見れば、少しその評が変わるかもしれない、が]
― 広間 ―
[茶の給仕をするのが誰かの予想通りであるとはつゆ知らず。望まれれば誰にでも茶を振る舞った。
他人の話には口を挟まなかったが、天候の事が話題に上れば眉根を寄せ。
そんな折、自分の名を含むやりとり>>27>>35に反応してそちらを見て]
ほう、ラングドシャか。
子の機嫌取りには良かろう。
……しかし、緑や赤のものもあるのか。初めて見たな。
[菓子袋を受け取る。
緑やら赤は多分某人のオリジナルなのだろうが、そういう種類もあるのだと思ったらしい]
うむ、そうか。
礼を言うぞ。
[それ>>37が色つきを含めない保障だとも知らないまま、少し表情を和らげて、微笑に返した]
……ピジョンブラッドか。
[ヘンリエッタの胸に飾られたそれに気づくのは、周りの声を聞いてからの事。
表立って褒める言葉は向かないが、輝きに僅かに目を細め]
[そのうちに入って来た使用人から、夕食の知らせと共に]
やはりか。
[天候が良くない事を知り、腕を組む]
そうした方が賢明なようだな。
頂いて行くとしよう。
[宿泊の件も含め、ヘンリエッタの提案>>51に頷いた**]
― 玄関 ―
お久しぶり、ネリー。
元気そうで何よりだわ、皆さんお変わりないかしら?
[>>42明るく出迎えてくれる声に笑みを深めて首を傾げ。
こちらの問いに快諾を返されたのには、安堵の息を落として]
ごめんなさいね、今日は泊まる予定じゃなかったんだけど。
ちょっと無理して帰るには不安になってきちゃって。
[そう言いながら空を見上げて。
部屋へと案内してくれる彼女の後についていった。
部屋に着くと、ネリーにありがとうと礼を言ってから中に入ろうとして]
そうそう、後で良いのだけれどグレイヴスさんとヘンリエッタちゃんの時間を頂けるように伝えてもらえるかしら?
デザインの確認もだけれど、ヘンリエッタちゃんは前に採寸した時より背も伸びてるでしょうから。
着心地もみておいてもらいたいの。
[こんな頼みをしてからネリーと別れ、部屋の中へと入っていった]
─ 広間 ─
あっ、本当だ。
とくべつに、作ったのかも、しれないです。
[ラッセルに色つきラングドシャについてを指摘され>>53、少し考えてそんな風に言う。
実際特別に作られた物だったが、良い意味ではなかった。
いつもより表情が和らいだのが見えると、思わずホッと息を漏らす]
はいっ、ぜひどうぞ。
[提案の受諾>>55にも安堵したように微笑んだ]
えぇ、えんりょなく。
[ハーヴェイの返答にも微笑んで頷き返して]
それじゃあ食堂へどうぞ。
[夕食について伝えに来た使用人の傍に立って、皆を先導するように歩き始めた]
/*
よし、ようやく伝承一本仕込めた。
ガチで物語形式にする必要なかったと思うけどまあいいy
使わないままで墓に行ったら独り言に仕込もう、うん。
画家 ヒューバートは、某家の下働き ラッセル を能力(占う)の対象に選びました。
/*
変え忘れが怖いから先に変えておく。
まあまだ暫定だけれどね。
ちなみにデフォはネリーだったよ。
…先のを素直に受け止めて、外すべきだと判断したんだ。
― 広間 ―
[使用人とヘンリエッタの後に続いて歩き出す。
芯に僅かに染まった手を緩く撫でながら、一度窓に視線を投げた]
[外に広がる光景は、確かに]
……もう随分危ない状態だな。
すぐに過ぎると良いのだけどね。
[風が時折、吊り橋を酷く揺らす。
あの時に渡ろうとすれば、恐らく待ち受けるのは。
――けれど、もしかしたら]
[ゆるり、首を左右に振って]
……こういう天気の時って、ロクな事起きねぇんだよなぁ……。
[ぽつ、とコエに落ちるのは、小さな懸念。
本能的な直感──とでも言えばいいか。
自身の覚醒がこんな天気の時だったから、という経験則も少なからずあるのだが]
まー、考えすぎても仕方ねーけど。
― 玄関 ―
ええ、旦那様もお嬢様も、メイドも執事も相変わらずですよー。
[>>59オードリーには明るく頷いて、彼女の荷は運ぼうと手を伸ばす。
強く断わられれば手は出さないが、荷は軽々と運ぶだろう。
空を見上げながら、不安そうに言う様子に、こちらも少し空を見上げる。続いて視線は遠く橋の方へ。]
あーあの吊り橋は怖いですもんね。
慣れても駄目な人もいるくらいですし。
うっかり落ちても、ですしねー。
[かくいうメイドは、口にするほど恐ろしいとは思っていない調子で言う。
そんな世間話をしながら、二階客室へ案内した。
余分に部屋を整えておいて、良かったとはこのことだ。]
はい、承りました。
お嬢様の身長は…どーでしょうねぇ。
かわいいまんまだからなー。
[館の主人と娘への、言伝には短く返す。軽口も付け加えつつ。]
丁度お食事が出来てますから、お疲れでなかったら食堂の方にどうぞ。
あれだったらお部屋に運びますけど?
[そう言って、礼一つとるとこちらは部屋の前から離れていった。]
─ →食堂 ─
[扉は使用人が開き、食堂への道が開かれた。
長テーブルが設置されたその場所では、既に食器などの配膳がなされていて。
各人が席につけば順番に食事が運ばれてくることとなる。
アルコールを望むならば、ワインが用意されることだろう]
ねぇ、わたしもここで食べていい?
[強請るような声でヘンリエッタは使用人に問いかける。
使用人は、またか、と言ったように困った表情をしたが、メイド長に聞いてくると言って一旦その場を辞した]
[幼い仔の眠り。
眠ることで本来の糧を得ずに居られるというのはある。
ただしそれは一時的なこと。
長らく糧を得ずに居れば、いずれ限界は訪れる。
前回、限界が訪れたのは、1年前]
[母は人間だった。
父であるアーヴァインも人間である。
ハーノは、隔世遺伝で生まれた人狼だった]
[幼い頃は糧を必要としなかった。
けれど時が経つにつれ、表現し難い感覚がハーノの中に生まれ始める。
訳が分からないまま更に時が経ち、1年前のあの日、遂に限界が訪れた]
[その時のことを、ヘンリエッタは覚えていない。
ハーノと意識を切り離し、母を喰らった記憶を封じた。
その防御行動により、人狼として覚醒したはずのハーノの意識は眠ることとなり。
長期間、糧を得ずに過ごすことが出来るようになった。
そんな経緯を経て今に至る]
[父はヘンリエッタが、ハーノが人狼であることを知っている。
知っていて尚、娘を手元に置いた。
しばらく様子を見て、糧を得ようとする行動が見られなかったこともあるが、やはり実の子であるため、殺すことは出来なかったらしい。
またハーノが誰かを喰らうようであれば覚悟しているようだが……果たして]
そうね、ヘンリエッタちゃんの可愛さは変わらないわね。
[>>65ネリーの言葉にクスクスと笑みを溢す。
トランクを持つと言う言葉には、ありがたく甘えさせてもらった。
案内された部屋に入り、持ってきた二つのトランクを床に置き。
広げる程の荷物は無いし、依頼の品物は依頼主の前に行く時に出せば良いしと、ひとまず腰を落ち着けようとしたが。
ネリーから夕食の支度が出来ていると聞くと、あら、と瞬き]
ありがとう、食堂まで伺うわ。
化粧を直してから行くから、ネリーはお仕事に戻ってちょうだいな。
[返した声を聞いて使用人が部屋から離れた後、軽く化粧を直してから部屋を出て食堂へと向かった]
― →書斎 ―
[>>68ねー、と、同意には同意を楽しそうに返す。
食堂でとの返事を賜ると、それではまた、とその足で早速館の主の元へ行く。
伝言を伝えると、何時でも良いとの返事を受け取り、これも何時も通りだなと思いながら、くるりと回れば娘を探そうとして、一度主人に呼び止められた。]
はい?何でしょう。
[もう一度、くるっと回るとみつあみが縄のように横に跳ねる。
嵐が来るので、館の中の明かりを増やしておくようにとの用件と、珍しく日頃の労いを受け取った。こりゃ珍しい、と緑の瞳をまあるくした後、にこりといつもの笑みを浮かべて。]
いえいえ、こちらこそ、
奥様のつてでこちらに働かせて頂いて、ずいぶん助かりましたから。
[お陰で追われずにすみましたしねー、とは胸中のみ。
持つべきものは友達だ、とも、これまた胸にしまったまま。
ふふふと明るい笑みのまま、深く腰折り退出した。]
/*
エッタんの設定は予想通りじゃった。
ふむ……俺の存在は、アーヴのひとには気づかれてない、の方向でよいじゃろか。
どっち転がしても面白いんだよなあ……とりあえず、俺が真っ黒になって諸々引っかぶるるーとは視野にいれとこう。
ていうか、占いはどこやw
─ 食堂 ─
[しばらくして先程の使用人が戻って来て、ヘンリエッタに済まなそうな表情をした]
む〜〜〜〜
[駄目だったらしいと知り、ヘンリエッタは分かりやすくむくれる]
メイド長のいしあたまーーー!
[癇癪に任せてそう言い放ち、ヘンリエッタは食堂を飛び出した。
二つに結った赤と、胸元の銀と赤が走る勢いによって大きく揺れる。
取り残された使用人は客人へヘンリエッタの非礼を侘び、気にせず食事を進めて欲しい旨を伝えて食堂を去った]
― 廊下 ―
ねーお嬢様知らない?食堂?
ああ…そりゃメイド長がまた溜息ついてるわ。
別にいいんじゃない?とは思うんだけどねー。
お客と一緒に食事ってのも、たしなみになるでしょ。
[食堂と調理場を往復していた使用人を捕まえると、そんな事を聞きだして笑う。実際はお堅いメイド長に断わられていたのだが、それもまた予想の範囲内。]
オードリーさんと顔あわせてたら言伝聞いたかしら?
まいっか。じゃこっちを手伝いますか。
そうそう、お客様が一人増えたのよ、オードリーさん。
なんで食器もう1つ増やしといてって伝えてー。
[配膳の方に手を貸す事に決めると、食堂と調理場を往復し始めた。
その間に料理長にまで、来客が一人増えた事は伝わり、赤毛の淑女が訪れるまでテーブルにはひとつ空席が出来るだろう。]
― →食堂 ―
早く回復してくれるといいですが。
[滞在を決めているとはいえ、天気が悪いのはあまりいい気はしない。
それに、早く戻りたい物もいるだろう、そんな願いを口にして。
案内された席について、食卓を眺め、一つ瞬いてから真顔になって]
……今の時期は、季節ではないはずですけど……
温室物、でしょうか……
[じー、っと見つめるのはサラダ……の中のある一つの野菜。
視線をちらちら動かして、先の緑の髪の使用人が目に入ったなら
にーっこりと、とてもいい笑顔を向けるだろう……目が笑っているかは置いといて]
[時折意識を澄ませてみる。
果たして幼き同胞はいつまで眠りの内にあるか──もし願えるなら]
……この風が過ぎるまでは寝ててくれよー。
[天候が荒れれば、ここは陸の孤島と化す。
そんな状況でもし覚醒して糧を求めるような事になると……色々と、厄介だ]
ま、俺もちゃんと自制しねぇと、だけど。
[閉ざされた環境では、死者を秘匿するのは難しい。
外に出るのも難しい、という状況では特に、だ。
何より、ここではあまり騒ぎを起こしたくない、というのもあった]
/*
そう言えばこう言うお屋敷って他にどんな部屋があるだろう。
娯楽部屋までは無いと思うけど、ピアノ置いてる部屋とか作ろうかなぁ。
お母様が昔弾いてくれたの。
わたし弾けないけど(
[部屋を出たのは化粧直しが済んでからだった為、食堂に入るのは来客中でも後の方だったろう。
先に席に着いている方々に会釈をしてから自分も勧められた席に着き。
見知った相手が居ても声をかけるのは食事が済んだ後にしようと、微笑みを向けるだけに留めた。
屋敷の主への挨拶も後にするつもり**]
─ 広間 ─
[食堂を飛び出して向かった先は、広間の片隅にひっそりと置かれたピアノの傍。
今はもう弾く者も居らず、置かれるだけとなっているそれ。
それは幼いヘンリエッタにとって想い出を紡ぎ出す一つ]
…せっかくみんながいるのにぃ…。
[こうも賑やかな食卓を囲める機会はそうそうない。
だからこそ、一緒に食事をしたかったのだが、メイド長はそれを良く思っていないらしい。
カバーがかかったままのピアノの傍、椅子に腰掛けて浮いた足をゆらゆら揺らす。
以前は母が弾く音を同じように椅子に腰掛けて聞いたものだが、今はその音が紡がれることは無い]
[しばらくして広間にメイド長が現れた。
それを見るや否や、ヘンリエッタは頬を膨らませてむくれる。
その様子にメイド長は大きく溜息をつき、駄目な理由を訥々と話した]
だってぇ……みんなといっしょの方が、楽しいじゃない。
[理由を聞かされても納得し得ない子供の感情。
お作法をきちんと身に付けてからです、と言い聞かせた後、メイド長は自室での食事を促した。
下へと落としたヘンリエッタの視線の先で、銀と赤が淡く煌いた]
……… ぁ かぃ の ………
……… ぉさ ほ ぅ ………
[ぽつりと零れた寝言めいたコエ。
極々小さなものだったが、聞くことが可能な者には届いたのかどうか。
それ以上は眠る気配だけが伝えられ、しばし平穏な時が過ぎていく]
[しばらく黙っていると、メイド長が夕食を食べるかどうかを問うて来た]
……おなかすいたから、たべる。
[流石に空腹には勝てず、自室での食事を受け入れる。
椅子から飛び降りると、自室へ戻るために階段へと向かった]
― →食堂 ―
[ハーヴェイがこちらを見る>>76のに気が付いて、僅かに表情を緩めて]
このような場所なのに新鮮だな、と思いまして……
いただきましょうか。
[にっこりと、ある意味意を決したようにテーブルに向き直る。
緑の髪の使用人がこちらに向けて言葉を掛ける>>78のには、やはりにっこりと]
なるほど、そうでしたか。
ありがたくいただきますね……「神からの賜り物」ですし。
[彼女が内心何を思うかまでは知らぬまま、それを教えたのは自分だからと思えばそれ以上は言えず]
……主よ、我に本日の糧を与え賜うこと、感謝いたします。
[そう言って、力いっぱい胸元で十字を切ってフォークを手に取った]
─ →自室 ─
[メイド長は自室までついてきた。
逃げやしない、と言うか逃げようがないのだが、その辺りはきちんとしている。
自室へと戻るとメイド長は辞し、階下へと降りていった。
一人になると、外の風と雨が窓を叩く音が耳に届いて、ヘンリエッタの視線も自然、そちらへと向かう]
…すごい音。
しばらくは、あれたままなのかな。
[これでは外に出るのは難しいだろう。
ラッセルとハーヴェイも泊まっていくことになりそうだった]
[しばらく後、扉がノックされ食事が部屋へと運ばれた]
ありがとう。
おわったら呼ぶね。
[運んでくれた使用人に礼を言い、部屋を辞すのを見届けてから椅子へと座る]
……………
[じっと見詰める視線の先。
苦手な色とりどりの野菜たち。
ここに居るのはヘンリエッタだけなので残すことも可能なのだが]
……ぅー
[残せば後が怖いため、涙目になりながらそれらを咀嚼して*いった*]
― 食堂 ―
[食事を始めようとしたその視界に、先の少女とは違う赤い髪>>75。
客人、との声>>83に、少女との縁者ではないと気付き会釈だけを返して]
………うむ
[小さく、自分に気合を入れるかに声を零してサラダを、それも件のそれを一口。
ヒューバートの視線>>82を感じて、それを飲み込んで]
新鮮な物は、くせが少ない、ですね。
[と、言って、何とか笑顔をつくって見せて。
サラダを攻略しつつ、スープで追い討ちを受けるけれど、
幸い全てに「それ」が入っているわけではなかったから
何か声を掛けられたとき以外は、無表情で黙々と、
それでも何とか、セロリは攻略できるだろう**]
/*
しょーじき、帰りの時間読めんからなあ……箱前オン、22時と見といた方がいいだろし。
シフト変更が思わぬ所に思わぬ形で響いたなー(^ ^;
さて、占いはどこからどう飛ぶか……こっち来てくれるといいんだけどなー。
7>5>3>1だから、4d時点で俺落ちてるとちょーどいいんだけど。
多分、俺の方が落としやすいだろし(
─ 自室 ─
[あれからどれだけ経ったか。
苦手な野菜は涙目になりながらもどうにか食べ切った。
これ以上何か言われないための意地だったかもしれない。
ともあれ夕食を終え、食器を下げてもらってヘンリエッタは一息つく]
……お天気、よくならないね。
[語りかけるのは窓際の鳥篭に居る白いカナリア。
相変わらず、鳴く気配は見せず、沈黙し続けている]
おと、こわい?
[窓の外では風が荒れ狂い、雨粒が窓を強く叩く。
それに怯えているのだろうかと問うも、カナリアからの反応は無かった]
― 食堂 ―
[密かに注目されているなどとは当人は気付かない。
普段苦手なそれが、それでも確実に減っていくのは、やはり料理が美味しいせい]
……なるほど、こうして食べると意外にもこれが他の味を引き立てるわけですね。
[感心したように頷きながら、気付けば完食していた。
もっとも、好きになるまでにはまだ長い道のりがありそうだけど]
ごちそうさまでした。
とても美味しかった、と、そうお伝え願えますか?
[食堂で給仕やらを手伝う、例の使用人に、今度は素直な笑顔でそう頼んで]
[そうして、時を過ごしながら、時折窓の外に目を向ける。
風は止むどころか酷くなる一方で、葉擦れの音に紛れて聞こえるのは吊り橋が軋む音だろうか。
それについては敢えて口に出さず、皆が食事を終えた頃を見計らってハーヴェイに声を掛ける。
食事の前に話していた一件について触れれば、快く了承を得られて
食後のお茶まで済ませてから、書庫へと向かう。
同行を願う者があれば、共に]
― 食堂→書庫 ―
― →書庫 ―
[書庫に着けば、互いの好みなどを話し合いつつ、薦められた幾つかの本を手に取り、確かめて]
確かに、読書家を自任されるだけありますね。
[そんな感想をハーヴェイに。
選ばれた本はどれも興味を引いたけれど、全てを運ぶわけに行かないから]
今日は、この本にしましょう。アドバイスありがとうございます。
[一冊を選んで礼を言うと、いつもの調子で答えが返るだろう。
もう少し、本を選ぶと言う彼にもう一度礼を言って]
では、先に戻りますね。
ここは冷えますから、風邪など引きませんよう。
[そう言って、1人で書庫を後にする。
客室に戻るにはまだ時間があったから、広間へと足を運んで。
そうして、使用人にお茶を頼んで、誰かが来るまでは本の世界へと**]
[びゅう、と一際大きい凶風が駆け抜けた時。
幼仔の眠る気配が不意に、途切れた]
…………………
[目覚めた意識はしばし無言のまま、何かを確認するような気配を見せる]
おにぃちゃ
おなかすいた
[長い沈黙の後に紡がれたコエ。
それは明らかな衝動《目覚め》の言葉。
物欲しげに強請るコエが同胞へと向けられた]
─ 自室 ─
………つまんない。
[外は荒れる一方、カナリアは鳴いてくれない。
折角来客が居るのに食事を共に取れなかったことも手伝って、ヘンリエッタの不機嫌さは増していた。
ぷぅ、と分かりやすく頬を膨らませている]
みんな、食べおわったかなぁ。
[ヘンリエッタ自身時間をかけて食べていたため、遅くに食堂へ入ったオードリーと同じくらいか、それよりも遅く食べ終わっているはずだ。
階下へ降りれば誰かしら広間に居るかも知れない]
…お話、聞きに行こっと。
[まだ寝るには早い時間。
流石にメイド長もとやかく言うまい。
ヘンリエッタは鳴かぬカナリアを一度見上げてから自室を出て行った]
― 食堂 ―
[重なった視線の片方が、何処か悪戯気にも見える様子で閉じられる>>85。
軽く肩を竦めた苦笑。近付く事があれば小さく]
……適度にしておいておあげよ?
[と向けたりもしただろう]
[ユージーンには時折視線を送り様子を伺ったが、少し時間を要しているようではあるけれど中身を減らしていくのに密かな安堵の笑み。
それはムニエルを口に運んだ途端に何処か幸福そうなものへと移り変わり]
……本当に、此処に来る度に舌が肥えていく気がするね。
[複数の前菜にサラダ、スープ。無論パンも柔かに胡桃を包んで。
ナイフとフォークが忽ちにそれらを片付けてしまった]
[暫しの歓談もあっただろう。
やがて三々五々に離れ始めるのに自身も席を立ち上がる]
今日も美味しかったよ、ご馳走様。
[最後に一言残して、ひらりと手を振った]
― 食堂 → ―
[食堂を離れ向かうのは広間。
広げたままのスケッチブックの回収に、と歩む廊下の途中]
――……、
[窓の向こう。揺れる吊り橋と弄られる林檎の枝葉]
……落ちないと、いいのだけれどね。
[呟きはひとつ。落とすだけ落として足を再びに運んで]
― → 広間 ―
[開いた扉の先にはユージーンが一人、本を繰っていた。
邪魔をするものでもないだろうか。
僅かばかり首を傾げるに留め、けれど特に足音も潜めずに食堂に向かう前まで座っていた場まで歩みを寄せる。
スケッチブックを手に取り直し、転がり掛けた鉛筆を手に掬い取って]
[さらり。黒が輪郭を、影を、更に色深く染めていく]
/*
ユジに声掛けようかと思ったけどヒューが邪魔をする気がしなかった…絡みに行きたい気持ちだけで積極性が足りない。
しかし占い先どうしよう、ラセ占ったら万一のバファリンし辛くなるなあ。PC視点で。
ま、昔から本の虫で通ってたからなー。
ありがとう、はこちらこそ。
……正直、この話題に付き合ってくれる相手は稀少なんでね。
[楽しかった、と笑って言って。
一足先に戻るというユージーンを見送ると、は、と一つ息を吐いた]
─ →広間 ─
[とん、とん、と階段を降りる音が響く。
階段を降りる度に赤いフレアスカートがふわりと揺れた。
広間の扉までやってくると、いつものように扉の隙間から顔を覗かせる]
………
[瞳はしばし広間の中を見回した]
― →書庫 ―
[食事の後、改めて新しい客人に名乗る時にはやはりいつもの調子だった。
そのまま暫しの歓談の後、席を立つ。目指す先は書庫。
先に向かっていたユージーンとは入れ違う形になるか、ハーヴェイの方は如何だったか]
……相変わらずだな。
[蔵書の数に目を細める]
─ 書庫 ─
……さて、と。
[一人残った書庫で僅か、物思うように目を伏せた後、ゆっくりと書架の間を巡り始める。
指先で本の背に書かれた文字を辿りながらの思案。
物言わぬものとの対話は、青年が何よりも好む時間]
ここらは大体読んだから……こないだ、増やしたって言ってたのはどれだっけ。
[一人呟きながら辿っていく様子は、酷く楽しげだが。
それと共に、どこか何か、落ち着かぬ様子もまた帯びていた]
やぁ おなかすいたぁ
[駄々を捏ねるようなコエで諌めるコエ>>*17へと返す]
おなかすいたの
たべたいの あかいの
いっぱい
[むー、と膨れる気配。
けれどそう主張したところで、今、身体の主導権はハーノに無い。
いきなりその場で他に襲い掛かることは無かった]
画家 ヒューバートは、巡礼者 ユージーン を能力(占う)の対象に選びました。
/*
とこ、ろで。
さっき、から。
キーボードに向かって突っ伏しそうなくらい、ねむいっ……!
が、明日はゆるっと寝てても赦されるから、気合入れて、がん、ばるっ……!
しかし、なんというか。
時間の進みが遅いのはどーしよーもないよなー、これ(^ ^;
─ 広間 ─
[いくらか見回したところでユージーン>>104と目が合った。
声をかけられて、そろりと広間の中に入る]
みんなと、お話したいなって、思って。
忙しいなら、戻る、けど。
[両手を背の方で組んで、相手の顔色を窺うように上目遣いで見た。
まだ少し言葉遣いが硬いのは、遠慮もあってのこと]
─ 広間 ─
[窺う視線は絵を描いていたヒューバート>>105にも向かう。
隣の席を叩く様子を見ると、遠慮がちだった表情がぱぁっと明るくなった。
たたた、と部屋の中を駆けて、示された場所へぴょいと座る]
うふふ。
[嬉しそうに笑って、床から浮いた両足をゆらゆらと揺らした]
ぅー……
[宥められて>>*19尚、納得いかないようなコエ。
しかし自分の意思で身体が動かないことに気付くと、ぷぅと膨れたまま大人しくなった]
みんなが ねちゃったら いい?
[約束だよ、と言わんばかりに問いかける]
― 広間 ―
[遠慮がちに向けたれた言葉に]
大丈夫ですよ、一人では退屈でしょう?
[と返して。
少女の視線が向かう先へと、こちらも視線で促して。
嬉しそうにその隣に納まるのを見て、一つ笑みを返した]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新