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次の日の朝、自衛団長 ギュンター が無残な姿で発見されました。
そして、全てが始まりました。
坂道を転がり落ちるように、もう止まらない、止まれない。
今、ここにいるのは、時空竜 オトフリート、風来坊 ハインリヒ、影輝王の子 フォルカー、夢魔 ベアトリーチェ、影輝の妖精仔犬 ミハエル、未熟影 ブリジット、心魔 クレメンス、機鋼竜 エーリッヒ の全部で 8 人かしら。
─ 何処かの湖畔 ─
[しばし、湖面を見つめた後、右手をす、と差し上げる]
……エターナル・ロンド。
探査の陣。
[低い呟きに応じ、漆黒の光鎖が舞う。
無限鎖、の異名のまま、どこまでも連なる光鎖は眼前の湖の内へと飛び込み、漣を立てた]
目に入らぬ場所、深き場所。
こっちで捉えられなきゃ、後は……。
[言いながら、見上げるのは。
淡い霧に包まれた、揺らめく空。**]
─ 森の中 ─
[添えられた言葉>>1:90は理解を促して、仔犬は更に嬉しそうに尻尾を揺らす。
移動するために意識を集中するフォルカーの傍ら、仔犬は煌く光に飛びついたりしていた]
ぅ? フォルカー?
[ふと、困惑する声が聞こえて、首を傾げながらフォルカーを見上げる。
誰かを探そうとしていない仔犬はその存在にまだ気付けてはいなかった*]
/*
村やってると月一貧血がいらっしゃるの法則…。
いらっしゃる数日前から睡魔が酷くなる傾向があるのがつらい。
おっと投票変更しないと。
デフォはビーチェであった。
影輝の妖精仔犬 ミハエルは、時空竜 オトフリート を心の中で指差しました。
― 草原 ―
むー。
[くつくつ笑い>>1:84に子供扱いのようなものを感じて拗ねながら、性格的なものと言われたらどう文句をつけたらいいのか分からなくて、頬を膨らませたまま唸った。
まったくまったく、というように頷くヴィオレットの翼の根元辺りもツンツン突く。すぐにスルリと逃げられてしまったが]
……いるの?
ううん、やっぱり今はいいや。
[面倒くさそうな表情に、え、と目を丸くしたが。
すぐにブンブンと首を振って続きを聞くのは止めた]
わざわざ呼び出すようなことしなくてもいいかなーって。何にしても好きなようにしかしないだろうけど。
それに、オトさんいるなら、なんとかしてくれるよね。
[最後は酷い丸投げ発言をしつつ。今は今出来ることをしようと周囲を見渡して昏紅色を見つけていた]
未熟影 ブリジットは、時空竜 オトフリート を心の中で指差しました。
つーわけで、だ。
[にぃ、と口端を持ち上げて、ハインリヒは両手を広げる]
下手に刺激すんなとは言われたが、減らした方が良いんであれば、手加減無用だな。
── Wind des Netzes ──
[呪を受けて、広げた両手に現れるのは風で編まれた網。
右手を振り上げ、編み上げた網を頭上で数回振り回した後]
おらよ!
[離れた位置に居る二色の光目掛けて投げつける]
[ゴゥと音を伴った一投は風の流れも生み、白く輝く光はそれを察知し網の下を潜るようにして逃れていく。
残る暗緑色の光は逃げ遅れたものの、その姿を変化させようとしていた]
ちっ!!
[変化し終わる前に閉じ込めてしまおうと網の形を変える]
[ギュン、と網を形作る風が弧を描く。
変化せんとする暗緑色を包み込み、縛り上げるような動き。
風の中で変化し終えた暗緑色は、きゃん!と一声鳴き声を上げた]
うっし、一匹ゲット。
…ってぇか、犬かこれ?
[風でぐるぐる巻きにされた暗緑色は、もじゃもじゃした毛並みの仔犬のような形になっている。
手元へと風を引き戻して少し観察した後、暗緑色は光の粒となって消えていった]
なるほど、これで消滅するってわけか。
[得心しながら、捕獲に使用した風を霧散させた*]
/*
ふと思いついて暗緑色にしたら補足出来てしまったのでクー・シーもどきしてみたのでした。
この後遭遇したりしたら疑ってみる予定w
─ 森の中 ─
ん、ああ。
ごめん、なんか、強い力感じて……覚えがないから、誰なんだろうって。
[名を呼ぶ声>>1に答えつつ、再び光をぶみっとする姿になんとなくほんわかする]
なんていうか……近づいていいか悩むっていうか……うん。
でも、気になるっていうか……。
[すみれ色のふわもこがこの場にいたら、何かしら突っ込みを入れただろうが、生憎不在のこの状況。
未だ幼い影精の視線は気配を感じる方へと向かいつつ]
……っと!
[視線を向けて、力を集めて。
それが形になるより早く、白い光はぴゃっ! と言わんばかりに逃げていく]
んー……先に、用意しといた方がいいのかなぁ。
[なんて呟きながら、緩く腕を組む。
基礎の能力は決して低くはないのだが、発現までに間が空いてしまうのが、少年の欠点で。
そこをどう補うか、は地味に個人的な課題でもあった。*]
─ 森の中 ─
[にくきうアタックした煌く光は、ぶみぶみ捏ねている間に光となって消えていった]
強い力ー?
[問いの答え>>9を聞いて、首がぐりん。
フォルカーが他の光へと意識を向けている>>10間に辺りの匂いを嗅いでみる]
んー、んー……
[フォルカーが言う力を上手く辿れず、何度か唸りながら探してみた]
ぅー、
遠いとよくわかんない……。
けど、ビーチェと似た感じがするー。
[探査方法が方法であるため、強さまでは把握出来なかったが、それらしい存在が放つ属性だけは辛うじて感じ取れて。
同行する少女と似ている気配であることを察知し口に出した]
いってみるー?
[気になるなら見てみる!と言う好奇心から問いかけてみた*]
─ 森の中 ─
うん、強い力。
……そうだね、ビーチェと似た感じがする。
恐らく、同じ属なんだろうな。
[つまりは精神に属するもの、という事。
それが意味するものには、残念ながら思い至らず]
そう……だね。
悩んでても仕方ないし、行ってみようか。
[いってみる、という問いかけには少し悩むものの。
このまま気になる状態が続くのもどうか、というのがあるから、一つ頷いた。
そんなわけで、突っ込み不在の怖いもの知らずは感じた気配の方へ向けて歩き出す。*]
無理しないでって言っても、無理しなかった試しがないんだよねー、時空竜って。
[奇妙に光と影のゆらめく空を滑空しながら、落とした声に、カシャカシャと機械竜が羽ばたきで応じる]
だから、早いとこ、ここを何とかしないとだね。この中じゃ、兄さん達とも接続切れちゃってるし。
[前にもこんなことあったなあ、と、思い出すのは遠く苦い思い出だったが]
あれ?
[ふいに風が変わった気がして視線を巡らせると、前方に暗色の光の渦が見えた]
うっわ、あれ混沌の王の欠片だよね、集まっちゃまずいんじゃ...
うー、仕方ない...
『緊急起動 承認』
[革手袋を外し、メタルの左手を前方に翳すと天青色の光が手の平から溢れ出す]
[天青色の輝く光の糸は、渦を四方八方から絡めとるように動き、その糸に触れた暗色の欠片は、忽ち色を喪って散っていく]
...あれが、核(コア)か?
[最後に残った渦の中心には、羽根の生えた丸い大きな目玉のようなものが浮かんでいた。目玉は器用に天青の糸を避けて、逃げ出そうとしていたが]
逃がさないよ。
[ばさりとメタルの翼を羽ばたかせ、一気に目玉に追いすがると、青く輝くメタルの左手でその羽根を掴む]
...っ!
[瞬時、触れた部分から伝わる混沌の気配に軋むような音が関節部から上がったが、機能に影響が出る前に、実体化した目玉の姿も光となって散った]
― 森の中 ―
[一見、のんびりと散歩でもするように、黒を纏った魔は歩いている。しかし、一足ごとに、周囲をめぐる混沌の欠片が少しずつ増えていっているのは確実で、それは徐々に蠢く不定形の生き物めいた姿をとりつつあった]
ふむ、なかなか面白い。
ここに干渉すれば、魔族の一人くらいは産まれそうですねえ。
[時空竜が聞けば、全力否定を喰らうのが確実な台詞を口にしながら、しかし、今は手出しはせずに、ただ歩く。その歩みの先に感じる気配に笑みが浮かんだ]
これはまた、ずいぶんと可愛らしい。
[似ているようで違う、二つのまだ若い...魔の基準からすれば幼子といっていい影輝の仔等と、より魔に近しい...しかし、ある意味では最も遠い存在でもある小さな夢魔]
さあて、
[恐らく魔の気配に気付いて近付いて来る存在に、愉しげに笑って]
久々に、子供と遊ぶのも悪くありませんねえ。
[魔が何気なく片手を上げ、僅かに空気をかきまぜるように動かすと、まるでその動きに意を得たかのように、不定形だった混沌の欠片が黒光りする鱗を持つ、羽根の生えた大蛇の姿に変わり、鎌首をもたげて、牙の生えた口を大きく開ける。
何も知らなければ、それは混沌の蛇に、今まさに襲われている所...の、ようにも見えたかもしれない*]
/*
ちなみに、こいつに欠片を消そうなんて気があるわけがないwwので、ミニゲームは試みない方針です。
なんならこのままラスボスになってもいいくらいだわwwwwww
─ 森の中 ─
いってみるー。
[問いかけに是が返って来る>>13と、仔犬はぴょーいと飛び上がりその後へと続く。
元々の好奇心も手伝って警戒心は少なく、その先にある人物への警戒も薄い。
だから、進んだ先で見たもの>>19に関しても、何一つ疑問を抱くことはなかった]
─ 森の中 ─
じゃ、行こう。
[返る同意>>20頷き返し、進んだ先で目に入ったのは森の中では異質な黒。>>19]
……えっ!?
[何がどうしてそうなったのか。
そんな過程はわからないから。
ごく素直に、目の前の状況を受け止めた少年がとった行動はといえば]
あぶなっ……!
[上がる上擦った声に重なるのは、咆哮。>>21
その響きは、安定を欠きがちな少年の力の均衡には少なからず作用して]
……っ!
[翳した手に集うのは、紫紺の光。
それはちょっと剣呑というかなんというかなもの──銀の刃を備えた大鎌の形を取って、華奢な印象を与えがちな手に収まる]
……っせい!
[現れたそれを、両手で持って切り下ろす。
当たる当たらないに関わらず、最初のひと振りの後、それは光になって消えてしまうのだけれど。**]
あれらが具現化したもの、って訳ではなさそうか。
兄さん、何か用かい。
[かつて会ったことのある子の記憶を持つなど知る由もなく。
やや警戒の色を見せながら、中折れ帽の鍔の奥から青年を見遣った**]
機鋼竜 エーリッヒは、時空竜 オトフリート を心の中で指差しました。
― 草原の一画 ―
[ほぼ、勢い任せに地上に向かったものの、ハインリヒに何か用か、と問われると>>25少しばかり考えてしまう]
えーと...
[改めて引き込まれた者の時空自体がずれていることを自覚したためだ。ブリジットはともかくハインリヒにとって、恐らく自分は「まだ生まれていない」存在だろう]
はじめまして、俺は、機鋼竜の...セレスティンの兄弟です。
[しかし結局、他に方法も思いつかず、素直に自己紹介から始めることにした]
あなた達のことは、セレスのメモリーで知っていたから、ご挨拶したくて。
あと、さっき上空で具現化しかけてる混沌の王の欠片も見たんで、こちらに異変はなかったかと。
でも大丈夫そうですね。
[降下してくる間に、見事に欠片を捕らえて消滅させたハインリヒの術は目にしていたから、そう言って笑った*]
[現れた影輝王の息子と、妖精仔犬、そして夢魔の少女の姿に、魔はひそりと目を細める。
純粋すぎる子供の魂は、魔の食餌とはならないが、自らと相反する者の存在を愉しむのが心の魔の在り様だった]
おお!
[しかし、そんな内心は表には出さずに、驚いたような声をあげ]
[銀に見事に大蛇は両断されて、空へと散った。普段よりも大きな力が働いた、と、子供等は気付いたかどうか。
しかし、それに頓着はせずに、心の魔はぱちぱちと手を叩く]
御見事!
[にこにこと、満面の笑みを浮かべ、一礼する]
私はクレメンス。1人で迷っていましたが、貴方がたに御会いできて助かりました。ありがとうございます。
[笑顔にも言葉にも嘘は無い。子供等の傍に居れば、恐らく目的の相手にも何れ会えるだろうという、思いっ切り手前勝手な理由ではあるけれど**]
しかしまぁ、似てるっちゃあ似てる、か?
[記憶にある幼いセレスティンを思い出しながら、エーリッヒの顔を見遣る。
大きくなれば近い容姿になるんだろうなぁ、と想像力が働いた]
アイツは元気か?
[様々騒動に巻き込まれた身ではあれど、そこに恨み辛みなどあるわけもなく。
親戚のおじさんよろしくセレスティンの現状をエーリッヒに問うた*]
─ 森の中 ─
[放った咆哮は大蛇の動きを一瞬ではあるが止めて、その一瞬の隙を突きフォルカーが作り為した大鎌が大蛇を刈り取る。
咄嗟の行動は見事な連携となり、襲われていたと見えた人物の安全を確保するに至った]
わぁ! フォルカーすごいすごい!!
[干渉があったことなど気付きもせず、大蛇を散らせたフォルカーの周りを跳ね回る。
クレメンスと名乗る人物から拍手と声が上がる>>29と、仔犬は彼に向き直り、おんっ、と鳴いた]
ぼくミハエル!
だいじょぶ? けがない?
[名乗り返して問いを投げる合間、すん、と嗅いだ匂いにほんの少し喜色が減る。
目の前の男性が人ではないことに気付いて、笑むように口を開けていた状態から口を閉じ、じっと男性を見上げた*]
─ 森の中 ─
[振るった刃は大蛇を捕え、断ち切る手応えが伝わってくる]
で……できた。
[干渉があった事に気づく余裕はなく。
ただ、これまでほとんど成功してこなかった具象化に至れた、という事実に、呆けた声が上がった]
ん、あ、ああ。
あり、がと。
[跳ね回るミハエルの声>>32に、途切れがちに返した後、は、と大きく息を吐いて]
でも、多分。
上手くいったの、ミハエルのおかげ、だから。
[乱れがちな力の流れを、均衡を求める異なる波動が正してくれた、という感覚はあったから。
そう告げて、ほっとしたように笑って見せた]
[ほっとした所に聞こえた拍手と声>>29に、紫紺の瞳を瞬いてから居住まいを正す。
聞きたかった事は既に聞かれていたから、まずは呼吸を整える方を優先して]
……クレメンス……さん?
俺は、フォルカー、っていいます。
あなたも、光の塊に連れてこられたんです、か?
[相手が人ではない事は、何となくだが感じられる。
だが、その本質まで見通すには、あらゆる意味で若い影精は、こんな問いを投げかける。
肩の小鳥は、何やらもの言いたげにぱた、ぱたた、と羽ばたきを繰り返していた。*]
─ 何処かの湖畔 ─
……ん。
[湖水の下へと伸びた光鎖が微かに揺れる。
その感触に、いつからか閉じていた目をゆっくりと開けた]
なんか、いる……な。
[それが何か、どうすれば動くか。
答えを求め、光鎖が揺れる。
その動きに反応したのか、周囲には白と蒼の光球がふわふわふよふよと集まり始めていた]
……ある意味、素直、と言えるがな……。
[それに、そんな呟きを漏らした後]
[不意を打って跳ね上げた光鎖は、水面近くで変化しようとしていた白の光球を捕らえ、下から上へとくるり、巻きつくように動く。
翼のある魚に転じようとしていたそれは、変化した直後に光の粒子となって散った]
……地形にあわせて変わる、って訳かっ!?
[言いつつ、巡る先端は蒼の光球を追いかけて]
[光球の変化と、光鎖が到達するのはほぼ同時。
僅かに先んじた漆黒の光鎖は巨大なそれを強かに打ち据え、湖面へと落とす。
蒼の魚は、同じ色の粒子となって散っていくが、それが完全に消え去る前に、一片、無限の輪へと乗せて手元に引き寄せた]
……ったく。
確かに、混沌は進化を促す要素だが。
極端すぎるだろ。
[引き寄せた粒子を手に落とし。
感じる力に零れ落ちるのはこんな愚痴。
今の一連の動きを警戒してか、集まって来た光たちはまた少し遠のいていた]
ま、取りあえず、ここに何かいるのは間違いない、と。
だとしたら……。
[動き始めた思考は、ふと感じた気配に止まる。
気のせいにしたいけどできないんだろうなあ、なんて。
ちょっとした達観を覚えつつ、一先ず光鎖を手繰り寄せ、周囲に揺らめかせた。*]
心魔 クレメンスは、時空竜 オトフリート を心の中で指差しました。
― 草原の一画 ―
[弟ではなく兄弟と言ったのは一応の自重だった。とりあえずそこに突っ込みが入らなかった事には、少しだけほっとして、似てる、という呟きを聞くと>>31あはは、と笑った]
さっき時空竜殿にも言われました。
俺達は、兄弟のメモリーを受け継いでるし、同じ部分も多いですから。
[セレスティンの事を問われると、はい、と嬉しそうに頷いた]
セレスは、今は竜郷に居る事が多いですけど、皆さんの事は忘れていませんよ。
[セレスティンにとっては、人間であるハインリヒは会いたくても二度と会う事のできない筈の人だ。だから、この思わぬ再会を大事にメモリーに刻んで、彼に届けようと機竜の末子は考えていた*]
─ 回想・森の中 ─
[同属だから同じことが出来るんだという納得は、>>1:60フォルカーから頷きを返されたことでビーチェの中では確定となった。
それがあったから>>1:61フォルカーがこちらの属を判じられたのも不思議じゃないと受け止められて]
うん。
さっきの、明るいのはちがった、けど。
こっちの、黒くてあおいのは、お姉ちゃんのと、にてる。
[こちらの返答を聞いたフォルカーが推測した怖さに思い至れる程にはまだ育っていないから、首を振る様子を不思議に見上げた]
やっぱり、そうなんだ。
なんでここ、つれてこられたんだろ、ね?
[>>1:52続いてミハエルから返った肯定で浮かんだ疑問を口にして、ちりりと音を立てながら首を傾げる。
その疑問に気を取られている間に、明るい色と昏い色、二種の光にミハエルとフォルカー双方が動いて]
…フォルカーお兄さん、あぶないっ
[>>1:64鳥の姿に変わった昏い光がフォルカーへと向かっていくのに思わず声をあげて。
手から微かな紅が散ったのが見えると、自分が怪我したみたいに眉を下げた]
[鳥に変じた光はそのまま飛んで逃げていって。
フォルカーを案じるように鳴く小鳥の声に、自分もそちらへ駆け寄ろうとしたのだが。
フォルカーの周りをぐるぐるまわっていたミハエルが他の光に駆け出していくのに気付いて、咄嗟足を止めた]
ミハエルちゃん!
ミハエルちゃんも、けが、しないでね?
[さっきの光は急に形を変えたから、気をつけてと心配して。
無事に捕らえたのを見るとほっと息を落とした後、改めてフォルカーの側までやってきて]
お兄さん、おてて、ばんそーこ、はらなきゃ。
[浄化とか、他の人も捜しにとか話すのは聞いてはいつつも、手当てしようと服の裾を引っ張って。
リュックの外ポケットから出した絆創膏を傷に貼った後]
ミハエルちゃんも、おつかれさま。
がんばった、ね。
[いいこ、とミハエルの毛並みをよしよし撫でて。
>>9>>12>>13自分と似ている強い力を感じるという双方に、ぱちりと瞬いた]
私と、にてる。
…もしかして、お姉ちゃんも、こっち、きた?
[まだ自分達以外の同属とは会った事が無いから、強い同属=姉の誰か、しか思い浮かばなくて。
お姉ちゃんたちだったら元の場所に戻れるかな、とちょっとだけ安心したような嬉しそうな笑顔になって]
私も、いっしょ、行く。
[移動しようというフォルカーとミハエルについて歩いていった**]
夢魔 ベアトリーチェは、時空竜 オトフリート を心の中で指差しました。
─ 森の中 ─
ぅ? ぼく?
[仔犬のお陰だと言うフォルカー>>33に、きょと、としながら首を傾ぐ。
『均衡』の力の発現は意図して行ったが、フォルカーにまで作用していたとは気付けず終い。
けれどフォルカーの力になれたのだと理解すると、笑う彼に合わせてかぱーと口を開けた]
[感じたことのない気配を宿すクレメンス>>40を仔犬はじっと見遣る。
フォルカーが言っていた強い力はこの人物で間違いなさそうだ。
妖精でもなく、フォルカーのような精霊でもない。
無意識の警戒と同時に抱くのは、この人物が何者なのかと言う好奇心]
おじさん、強い力もってる。
おそわれてたのは、そのせいなのかな?
[逆にパワーを与えてしまうと聞いて、それが原因なのだろうかと首を傾いだ]
ぼくなんでここに来たのかわかんないー。
[引き寄せられた>>41としても、幼い仔犬にはその原因等を推測することは出来ず。
そんな風に言いながら、落ち着かない様子で後足で耳の後ろを掻いたり、ぶるぶる身震いしたりした*]
しっかし、竜が2人に精霊が2人、妖精が2人に人間と魔が1人ずつ、か。
属性も偏ってっし、そもそもこの空間が安定してねぇみてぇだし。
駄弁るのも良いが、やることやった方が良さそうだな。
俺はあちこち飛んでみる心算だが、2人はどうする?
[ここらはひとまず良いだろうと判じ、他の欠片をどうにかするために移動を示唆する。
同行するというなら断らないし、ブリジットも飛べるように風を繰る心算だ*]
─ 森の中 ─
[きょと、と首傾ぐ様子>>50には、一つ頷いて]
それと、ちゃんと手当してもらえたから。
だから、真っ直ぐ振れたもあるだろうし……ビーチェも、ありがと。
[次に感謝を向けるのは、先に>>45ばんそーこ、と主張して手当てしてくれた少女の方。
それから、交わされるやり取りに紫紺を一つ瞬いた]
……それって、結構な大事だよね……。
[混沌の欠片に力与えるって、ちょっと半端ないんじゃ、なんて。>>40
思った事をぽつり、と呟く。
その後に返された問いの答え>>41にまた瞬いて]
引き寄せられた……のは。
『均衡』を求める力の作用……とか?
[自分とミハエルがそうだ、というのなら、考えられるのはそこ。
影輝は様々な力の間で均衡を保つものである、というのは本能的に刷り込まれているから、そこに思い至るのは早くて]
んー……やっぱり、ここで悩んでてもどうにもなんないかな。
多分、そこらわかってる人がいるから、会いに行こう。
[悩んでいても答えは得られないだろうから、と。
最初に動き出した時の目的に向かおう、と改めて提案する。
どちらにしても行かないと始まらないから、湖に向けて歩き出す事になるのだけれど。*]
─ 森の中 ─
[事情を知る人に会いに行く、と。
当初の予定通りに移動を開始するフォルカー>>55に気付くと、ピンッと耳を立ててその後に続く]
ぼくもいくー。
[ててて、と後ろに続いたり隣を歩いたり、ベアトリーチェとフォルカーの間を行ったり来たりしたりと。
歩いたり走ったり散歩したりすることを好むため、道中は忙しないながらも楽しげに歩き回っていた*]
― 森の中 ―
そうですね、私の力は確かに、貴方がたよりは大分強い。ですが強い力というのは、時によっては危険を呼ぶものでもあるということです。
[仔犬の言葉には、魔は、もっともらしく、そんな風に返す。それはフォルカーの呟きに対する答えにもなっていたか>>54]
影輝の属の方は他にもおいでのようですし、混沌と秩序という両極端な王の欠片が飛び交うような状況です、世界そのものが均衡を欲したとしても不思議ではないでしょう。
[影輝の精霊王の子として、フォルカーが予測した事象には本心から肯定の意を示す。
ただし、本来為されるべき均衡の作用を、己の存在ひとつで微妙に崩しているのは、無論口にしない]
─ 森の中 ─
[強い力が危険を呼ぶ、というのは幼い頃からよく聞かされていた事。
だからこそ、律する術を身に着ける、というのは大事な事で。
そのための修行なんだよなあ、なんて、ふっと、意識は遠くを彷徨う]
……世界そのものが、か。
まあ、確かに。
俺たち以外にも、ヴィオとかお姉さんとかも来てるわけだし……それ、ありそうだよね。
[告げられぬ意は知る由もなく、示された肯定>>59からこんな結論に達した後。
同意を得て、時空の属を感じる方へと向かう事になる……のだが]
……なんか。
嬉しそうですね。
[やたらにこにこして見える様子>>60に、思わず飛ぶのはこんな突っ込み。
ともあれ、楽し気なミハエルの様子>>56にほんわかしつつ、力を感じる方へと向かって]
……あ。
[道の先、広がる湖。
その畔に佇むひとの姿>>38に、は、と息を吐いて]
……ときりゅーさん、やっぱりいた。
[ぽつ、と小さく呟いた後、そちらへと歩み寄った。*]
─ 湖畔 ─
……ん。
[光鎖揺らめかせ、さてどうするか、と。
思案巡らせていたら、こちらに近づく気配が感じられた]
影輝の気……この感触は、やっぱり坊ちゃんか。
[小さく呟き、右手を軽く回す。
その動作に伴い、漆黒の光鎖はその長さを縮めて右腕の周囲をくるりと取り巻く程度になる。
完全に解除しないのはまあ。察してくれ、という所で。
ともあれ、近づいてくる姿が見えたならは、と小さく息を吐き]
やれやれ。
なぁんで、ここで君にまで会いますかねぇ……。
[紫紺の瞳の少年に向けて、ぼやくように呼びかけた後]
ついでにそっちも。
なんでいやがるかな。
[ついで扱いと共に、この中では一番の旧知に向けるのは半眼ジト目。*]
時空竜 オトフリートは、心魔 クレメンス を心の中で指差しました。
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